投稿日:2014年09月19日 (金) 14時01分
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みなさん、グッド・アフタヌーン。 前回は、トッパさんと同時書き込みだったんですね。 3回続けば、偶然じゃなく、運命ですよね。(笑) しかし、蓮様と村重の結婚、びっくりしましたね。 これも運命なんでしょうね。 だしが、かわいそう。(笑)
園さんの映画、外国プレス向け記者会見の模様が、ぴったんこで流れたのよ。 いやぁ、英治さん、いきなり流暢な英語で答え始めて、英語かよ、とびびる監督の姿が、笑えました。 英治さんの金髪って、想像しにくいですね。
舞妓〜では、秀吉が監督からオーバーアクションを求められたのに、全部カットされたと、何かのバラエティでくどいていました。 柘榴坂〜は、浅田次郎さんの短編が原作でしたよね。 それは読んでいませんが、好きな作家なので、映画になるとうれしいですね。 ところで、紅一点の紅とは、柘榴の花のことなのよ。 この映画でも、トッパさんを惹きつける紅一点と出会えるといいですね。
さて、『花子とアン』、中園さんが美輪さんとの対談で、残り2週間が最も見てほしいところだ、といってましたが、宣伝ぽい気もして、眉唾ものです。(笑) でも、アンファンにとっては、たまらない場面なんでしょうね。 私は、リトルはなちゃんに会えて感激、リトルももちゃんも出てこないかなぁ。
先週の土曜日から振り返っていきましょう。 昭和20年1月、純平が、実家に戻ってきました。 純平は、やはり学徒出陣で陸軍に入り、訓練を受けていたようで、いよいよ実戦に向かう感じがしましたけど、どうやら国内にいたみたいですね。
お母様の作るものであれば何でも、という純平のために、かよに鍋の食材を分けてもらいました。 はなと決別してから、かよにも会っていなかったみたいなのに、いきなり訪ねて行ってのこの所業、かなり図々しいですよね。(笑) まぁ、軍関係者から回してもらっているものでしょうし、かよも、むげには断れなかったのね。(笑)
その頃、純平は、はなを訪ね、蓮様のことをよろしくと、お願いしました。 はなと母親の気まずい関係にも気付いていたし、頭がよくて優しい、泰介のようないい子ですね。 そんな純平に、はなは、吉平からもらったぶどう酒を渡しました。 てぇー、やっぱり帰りの車中じゃ飲んでなかったのね、って、ジフテリアになった時点で私のこの説は崩壊していましたけど。(笑)
その晩、鍋での家族による純平壮行会が行われました。 無理してるって明らかに分かるごちそうだし、純平は、母の思いに胸が詰まったんじゃないでしょうか。 お鍋なんて何年ぶりかしら、もっと見たいわ、とか、後に宮本が戻ってきたときの、何でもいいからお腹一杯食べたい、という富士子の言葉に胸が締め付けられました。
その晩、純平は、友人からもらったとぶどう酒を出しますが、蓮様は、はなからだと気付きました。 母様や富士子のために戦って死ぬなら悔いはない、という純平と、親より先に死ぬくらい親不孝なことはない、という蓮様。 どうか明日は笑顔で送り出してください、という純平を、翌朝、 武運長久を祈っています、と送り出す蓮様。 この場面は、ぐっときました。
そして、昭和20年4月15日、このドラマの冒頭の場面を迎えました。 泰介に赤紙が来て、屈原の故事にちなみ、いぐさで巻いた笹寿司を食して出征した日に、活男の戦死公報が届いたのが、ちょうどこの頃でした。 育子が襲われた3月10日の空襲では、大森辺りは無事だったんですね。 糸子は、娘や母・祖母を山中に疎開させた頃です。 梅ちゃんは、登場目前、もう少しの辛抱でがす。
原稿用紙に火がついたり、B29や空襲の様子は使い回しっぽいですけど、第1話と一つ大きく異なっているところがあります。 それは、はなの容姿。 全然、老けメイクになってないじゃん。(笑) 途中から、いやな予感がしていたのよ。 急に老けるって、あんまりないもんね。 蓮様くらいか。(笑) 普通は、どこか時が流れたタイミングで、やるよね。
第1話、ドラマの冒頭では、顔にはしわがあるし、手や首筋も完全に老けメイクでしたよね、絶対。 どう考えても、撮影の途中で、吉高の気が変わったのよね。 テレビ映りが、不満だったのかな。(笑) せっかく、ドラマの冒頭で、吉高の心意気を買ったのに、すっかり台無しになっちゃいました。
それにしても、はなは自分たちだけでさっさと逃げて、ももと直子のことは、ほったらかしだったのね。 ついでに、はなや英治が養父母だと知らされた美里の気持ちも、完全に置き去りですね。(笑) 第1話で逃げる途中に遭った、親とはぐれた兄妹を、空襲が花火のようだと励まし、防空壕まで走ろうと元気付けていたけど、あれもそれだけだったのね。 いかに、その場しのぎでやっているか、というのがよく分かります。(笑)
それはともかく、英治も絵描きさんも無事、青凜社は壊れましたが、本宅は大丈夫でした。 これも、ご都合主義っぽいなぁ。(笑) そこへ、タイムが焼かれたかよが、身を寄せにやってきました。 郁弥くんの写真や腕時計も、焼かれてしまったのかな。
一方、蓮様のところは無事で、空襲を聞いて、宮本が家に戻ってきました。 ということは、国内に潜伏していたのね。 ワイシャツが白いのが、意外でした。 散髪もしていたし、実は、壇蜜のところに転がり込んで、ヒモとして、結構、いい暮らしをしていたりしてね。(笑)
はなは、再び、翻訳を始めました。 本当はアン・シャーリーだけどコーデリアと呼んで、というところを翻訳していた場面は、確か、第2週の冒頭じゃなかったでしたっけ。 あの時、はなは左耳にイヤリングをしていたのよね、もちろん老けメイクで。 今度は、何もしていないし、この辺りの整合性は、完全に放棄しちゃったのね。(笑)
ここで、リトルはなが登場。 二人の会話の中で、アンとはなの類似点に触れたり、『赤毛のアン』のあらすじを紹介したり、はなのアンにかける思いを引き出したり、このあたりは、さすがプロよね。 周造の、そうさな、もアンからのパクリだったのね。(笑)
やがて、日本に原爆が落とされました。 夏子先生の彼氏も亡くなっちゃったのよね。 そして終戦。 陽子が知恵熱を出し、糸子がけだるく昼食の準備を始め、梅ちゃんが信郎とがれきの中から時計と勘違いして書き割りを掘り出し、め以子が和枝の畑で自ら栽培した茄子を片手に玉音放送を聴いた、あの8月15日がやってきました。 陽子や梅ちゃんは、夜の灯りを見て、終戦を実感したんでしたよね。
読売新聞の昭和天皇実録に関する解説によると、陛下が灯火管制の即時中止についてご沙汰を下され、それを受けた政府が、8月19日にその解除を決め、翌20日から日本の夜に灯りが戻ったそうです。 陽子なんか、終戦当日に松本の夜が明るくなって驚いていましたけど、あれは誤りなのかな。 それとも本当は、みんながてんで勝手に電気を点けていたのかな。
村岡家も、はな家族、かよ、もも家族が、横一線に並び、ラジオを聴いていましたね。(笑) 開戦のときは、近所の人も集まったけど、誰もいないのは、焼け出されちゃったのかな。 安東家のように、購入していたりして。(笑) 絵描きさん、あんな難しい日本語が分かるのね。(笑) あれ聴いても、分からない人、多いですよね。 岸和田では、木岡のおっちゃんが、日本は負けたんやぁー、と触れ回ってくれたので、近所の人も分かりましたけど。(笑) 今回は、その役割を絵描きさんが務めた感じですね。
村岡家では、木箱を開けて、本を取り出しました。 この前、英治が本を木箱に詰めていたけど、防空壕に隠しておいてくれたのね。 おかげで、無事でした。 でも、いま取り出したということは、空襲直後にはなの文机に並んでいた『王子と乞食』や『ニジイロ』は、焼け残ったということなのかな。 それとも、一旦、防空壕から取り出したけど、再び、木箱に詰めて戻したのかな。 歩や神蔵さんの写真も残っているということは、当然、木箱に詰めていたんですよね。(笑)
はなは、かよに郁弥からもらった『王子と乞食』の原書を渡しました。 腕時計の代わりなのかな、やっぱり。 でも、本当は、英治の本を郁弥が渡しただけなのよね。(笑) とはいえ、郁弥の思い出が染みこんだ貴重なものですし、もっと早くあげててもよかったような気もしますが、そうしたら焼けていたかもしれないし、微妙ですね。
絵描きさんは、買い出しに行きますが、大したものはなく、ヤミ市のものは高くて買えないとのこと。 そこで、ももの発案で、甲府の実家に買い出しに行くことになりました。 汽車賃は、あったのね。(笑) 汽車に揺られるももたちを見ると、梅ちゃんが兄の竹夫と買い出しに行った場面を思い出します。 でも、確かにヤミで使うくらいなら、実家でもらえる野菜のことを考えると、汽車賃の方がはるかに有効ですよね。
そんな下働きには一切、手を染めることなく、はなはあっけなく『赤毛のアン』の翻訳を終えました。(笑) 明暗を分けるのはドラマの常ですが、一方の蓮様のもとには、純平の死亡公報が届きました。 8月11日に鹿児島で爆撃を受けたとのこと。 松子の婚約者で梅ちゃんの初恋の人、智司さんも、九州の病院で爆撃を受けたんですよね。 純平を迎える準備をしていた蓮様の姿、切なかったなぁ。
そして、蓮様は一晩にして、白髪になってしまいました。 『あしたのジョー』を思い出した人も多いでしょうね。 でも、顔が若いので、何か異様ですね。(笑) 純平の戦死を聞きつけ、7年振りに駆けつけたはなに、訃報は、はなのラジオのせいだとなじりましたが、宮本の取りなしで事なきを得ました。
意気消沈して帰宅したはなは、自宅前で吉太郎に会いました。 口では心配していたといいながら、あの空襲以降、消息のつかめていなかった兄の無事が確認できたのに無反応って、何という薄情な女。(笑) 吉太郎も、かよの消息は尋ねないのよね、一番被害が大きかったのに。 醍醐さんの消息も尋ねましたが、何と、はなもあれ以来会っていないとのこと。 心が弱っている友人をあっさり見捨てるなんて、本当に薄情な女。(笑) その後、吉太郎の消息を求めて来訪した醍醐さんを抱きしめるはなの姿は、あまりにもの偽善者振りに、不快ですらありました。 それはともかく、悲しき戦争の結末に、抜け殻のように傷ついた吉太郎は、はながドロップを取りに行っている間に帰ってしまいました。
美里と直子は、9月から始まった学校に通っているとのこと。 梅ちゃんたちも、野外で授業を受けていましたよね。 雨が降ってきたら、木の下に逃げたりして大変そうでした。 そのときの先生が、英治の前妻なんですよね。(笑)
醍醐さんは、ヤミ市で吉太郎を見かけ、声を掛けました。 醍醐さん、ますます若返りましたが、さすがに洋服も地味で、リボンも結んでいません。 吉太郎は、まだ、醍醐さんと呼んでいるのね。 亜矢子さんって、呼べばいいのに。(笑) 吉太郎は醍醐さんに、幸せになってください、といい残して、去って行きました。
ここだけ観ると、青春ドラマのようにさわやかなんですよね。 でも、二人とも50を過ぎたおっさん、おばちゃんなのよね。(笑) ヤミ市で出会ったとき、背後を隆景こと陽造さんや竹夫が歩いてくれると嬉しかったんですけどね。 二人で、だるま食堂に入って、あかねさんが水を出してくれるとか。 もっとも、だるま食堂は、竹夫の家出先の近くなので、ヤミ市じゃないかもね。
蓮様は、ショックのあまり、食事も摂っていません。 物音に純平が帰ってきたと、通りに飛び出す蓮様、胸が苦しくなります。 活男が戦死したとき、和枝さんがいってましたよね、子供を亡くした悲しみは、1年やそこら泣き暮らしたくらいじゃ癒えないって。 早く、立ち直ることを願うばかりです。
村岡家では、梶原さんが小鳩書房の小泉さんを連れてきました。 梶原さんは、妻の実家に身を寄せているとのことで、そのお相手は、やはり富山先生だったのね。(笑) 小泉さんは、『ニジイロ』ファンで、『王子と乞食』の熱心な読者だったとのこと。 いずれ、はなが読み聞かせをした子供たちの中からも、作家や編集者が現れるといいですね。 翻訳物を出版したいとのことで、はなは、戦前に訳した『アンクル・トムの小屋』と、訳したてほやほやの『赤毛のアン』の原稿を取り出しました。 邦題は、付けないんだね。 『王子と乞食』のときは、もうその邦題を書いていたのにね。
後日、村岡家を訪ねた小泉さん、アンは作者がマイナーで売れない、との判断から、出版は見送られました。 美輪さんのナレーションからして、多分こうなるだろうと思った方、多いと思います。 そう簡単に出版されたんじゃ、盛り上がりませんもんね。(笑)
意気消沈するはなの元に、黒沢からラジオ復帰を促す電話が掛かってきました。 しかし、はながラジオで、命を差し出せと呼びかけたせいで純平が戦死した、と蓮様からなじられたことが、脳裏に蘇り、即答できませんでした。 でも、予告編でもう出ちゃってますからね。(笑)
数日後、甲府への買い出しから、かよとももが戻ってきました。 頻繁に行き来する割に、吉平の体調の変化には気付かなかったのね。(笑) かよは、ヤミ市で、お店を開くと宣言、陽造さんに仕切ってもらえればいいね。(笑) め以子も、馬の餌用のジャガイモで作った、うまいもんを勝手に売り出して、ショバ代を取り立てられたんでしたね。 怯えた室井文士が、勝手に差し出したんでした。 かよも、結構、簡単に店を開いちゃうんだろうな。(笑) 何を売ってもいいけど、カエルもんだけは、ちょっと勘弁してほしいなぁ。(笑)
そこに現れた醍醐さん、ヤミ市で吉太郎に会ったことを伝え、彼は命を絶つつもりじゃないか、と不安を口にしました。 三姉妹とも心配はしますが、探したりはしないのね。(笑) 終戦後、兄の消息を全く探していないんだから、当然といえば当然ですかね。
ところが、朝市から吉平が倒れた、との電話を受け、三姉妹は取るものも取りあえず、甲府に向かいました。 この辺りの安東家の関係、最後までよく分かりませんでした。 工場を逃げ出した後、頑なに帰郷を拒否していたかよが、生活のためとはいえ、こんなあっさり、しょっちゅう買い出しで実家を訪れるのも何だかなぁ。
三姉妹が実家に戻ると、ふとんの上で半身を起こした吉平と、その傍らにふじ、リン、朝市が控えていました。 朝市の妻は、いないのね。(笑) 実は、木場家に関わるネタバレ情報に触れてしまい、落ち込んでいるのよ。 なので、この辺りは、スルーさせていただきます。
意外に元気そうな吉平、心臓の病で倒れたと聞くと、やっぱり捨蔵師匠を思い出さない訳にはいきませんよね。 ほうとうと柿の葉寿司が、重なっちゃいましたよ。 ももが、目ざとくラジオを見つけました。 はなの放送を楽しみにしている、という吉平の言葉にはなの心が揺れます。
そこへ、タイミングよく吉太郎が、戻ってきました。 安東家が揃うって、かよが奉公に出るとき以来ですよね、感激です。 周造さんも亡霊で現れてくれると、嬉しかったんですけどね。 いろりは、本物の火でしたね。(笑)
夜、吉平と吉太郎が、胸襟を開いて語り合いました。 父親に逆らったことを後悔する息子と、自分の力で自分の人生を切り開いた息子を誇りに思う父親。 周造と吉平もそうでしたね。 あの時は、『タンポポの目』を読んであげてましたね。
そして、翌朝、吉太郎は吉平にぶどう酒作りの跡継ぎになる決意を伝えました。 スコットランドがイギリスの一員を選んだように、安東家の一員となりました。
一方、はなの背中を押すのは、やはり朝市でした。 朝市も、悩んでいるのね。 陽子のように、涙を流しながら、教科書の墨塗りを命じているのかな。
明日は、ラジオ出演と吉平の不幸かな。 最終週、どんな結末が待っているのか楽しみです。
さて、第24週の関東地区の最高視聴率は、疎開した甲府で、吉平が敵性語のグッドアフタヌーンを連発し、美里のひんしゅくを買った11日(木)の23.7%でした。 そうそう、吉高さんがゲスト出演した12日(金)の『あさイチ』は、17.8%をたたき出し、第5位でした。 伝助がゲスト出演した『ぴったんこカンカン』は14.0%で、第15位でした。 甲斐さんもライブを行った嘉穂劇場、伝助と深い関係にあったのね。
関西地区の最高視聴率は、大日本国防婦人会の山の手奥様グループと下町水商売グループが、村岡家の前で陣取り合戦を繰り広げた8日(月)の22.2%と、第1位ながら視聴率は低落傾向です。 でも、吉高の『あさイチ』は15.9%で第4位と、感心が高かったのよね。 名古屋地区の最高視聴率は、4月15日に空襲が始まり、はなが、戦火の中をアンの原書と英治からもらった辞書だけをむき出しにしたまま抱えて逃げた13日(土)の23.5%でした。 吉高の『あさイチ』は、15.2%で第16位、伝助の『ぴったんこカンカン』は、15.1%で第19位でした。
『軍師官兵衛』の第37回は、関東地区が14.6%で第10位でした。 ちなみに八重の第37回は、関東地区で15.0%でした。 第37回までの全平均は、官兵衛15.82%、八重15.07%です。 名古屋地区は、16.7%と下落し、第9位でした。 関西地区は16.1%で第3位と、高順位でした。
今週はおもしろかったですね。 鎮房と長政の対決は、スリリングでした。 特に、盃からしたたり落ちる酒が、効果的でした。
長政は、官兵衛から城井谷攻略の策を立てよ、と命じられて、独断で鎮房を斬ってしまいました。 でもね、策を考えろ、といわれただけで、実行しろとは命じられていませんしね。 あれだけ、痛い目に遭ったのに、全く学習していませんよね。 しかも、正則と清正にいわれただけで、それを鵜呑みにしての、軽挙妄動ですよね。
本当に秀吉の命令なのか、官兵衛に確認したうえで行動をとらないとね。 結果オーライかもしれませんが、もし、ガセネタに踊らされていたら、切腹ものですよね。 まあ、長政としては、黒田家のためというより、煮え湯を飲まされた宇都宮家への復讐、私怨による行動という側面も大きいんでしょうけど。
そういえば、長政の出城を築いて兵糧攻めにするという献策が、隆景や恵瓊にほめられました。 でもこれって、前回、長政がいきり立っているときに、又兵衛が引き止めるため提案した策のパクリですよね。 結局、だめ男のままなのよね。 松寿丸のときの利発さは、どこにいったんでしょうね。(笑)
ところで、鎮房に、この春も城井谷で迎えられたのは黒田のおかげ、ってよくそんな発言をさせますよね。(笑) 本来、城主として過ごせると思っていたんだから、主人公をヒーローにするためとはいえ、これはあんまり、ものには限度がありますよね。
そうそう、今度は、本当に鶴が登場しましたね。(笑) あんまり好きじゃない役者さんだったんですけど、今回はよかったなぁ。 でも、あんなにすぐに心を開かないで、復讐の機会を狙い続けてほしかったです。 なんか、最近の映画で、全裸になったそうですね。
お福は、完全に引っ越し仕切りばばぁになっちゃいましたね。(笑) 一方、いかにも現代劇という糸には、私は、ちょっとついていけないのよ。 やっと、倹約の心を学んだのは、進歩ですけどね。(笑)
安国寺恵瓊は、いいですね。 いつの間にか、ちゃっかり、三成とともに秀吉の茶会に招かれていました。 本当に世渡り上手ですね。 彼にとっちゃ、豊前がどう転んでも、影響はありませんからね。 秀吉の黄金の足袋、すごかったですね。(笑)
このとき、秀吉は、佐々成政のことを統治能力はないと切り捨てましたけど、検地は秀吉のためですし、それを強行したことは、評価されてもいいと思います。 ただ、一揆が起こり、それを押さえられなかったのが、致命傷でしたね。 三成に、あること、ないことをいいふらされたと官兵衛に愚痴っていましたが、あることなら、いわれても仕方ないよね。(笑)
秀吉が、利休の問いかけに、宇都宮家の本領安堵を約束したことを認めちゃいましたね。 そうなると、官兵衛を遠ざけたのだろうというおねに、夢のためだ、と大陸進出の橋頭堡を築くための配置替え、と示唆した秀吉の発言と矛盾するんですよね。 おそらく、三成が官兵衛を遠ざける方便として、大陸進出のためには官兵衛が必要と、秀吉に吹き込んで翻意させたんじゃないですかね。
せめて、それくらいしないと、このドラマじゃ秀吉の施策を伝言するだけで、自分じゃ何にも献策しませんもんね。(笑) 三成のもっと腹黒い面を押し出してもらわないと、終盤に繋がりませんよね。 その気になった秀吉が、自分の考えのように得意げにおねに語った、ということなら、説明はつきますよね、って作家の言い訳をする筋合いじゃないですけどね。(笑)
そういえば、よく善助も秀吉と差しで会えましたよね。(笑) 官兵衛の威光は、まだ健在のようです。 官兵衛が黒田家のために決断したのも、宇都宮家を滅ぼすことだったのかな。 鶴と朝房の運命やいかに。 次回も注目です。 注目といえぱ『聖女』、近年まれにみる傑作の予感、来週も楽しみです。
それでは来週も、座して待つより万に一つの望みをかける前に、不利なときは焦らず動かず待ち、いつまでもくよくよせず、なぜ負けたのか頭を冷やしよく考え、辛くとも前を向くのが上に立つ者の定めと心得、こぴっと仕事がんばれば、お福にしかられながらも黒田が生き残る道はただ一つと気付くじゃんね。
「黒田の宝は、その家臣たちじゃ。官兵衛がいつまでも意地を張っておると、その家臣たちが、路頭に迷うことになる。官兵衛にそう伝えよ」 ごきげんよう さようなら |
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