投稿日:2014年10月31日 (金) 18時00分
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みなさん、こんばんは。 今日はハロウィン、おそらくは大人たちの思惑で、ここ数年、一気にメジャーになりましたね。 私は、どうでもいいんですけど、時候のあいさつ代りということで。(笑)
甲斐さんのドラマ、いいなぁ、うらやましい。 そうだ、時差ぼけコメントだけど、『アオイホノオ』おもしろいねぇ、毎週楽しんでいます。(笑)
タクシーのドラマ、観たのね。 安田顕さんと小西真奈美さんの第一話が、初回で新鮮ということもあってか、めちゃめちゃよかったのよ。 でも、第二話、第三話もテイストは同じだし、毎回こんな感じで10話くらいまでいったら、さすがに飽きられるだろうな、私は好きだけど。 で、途中で、トーンを変えてくるんじゃないかと思っていて、どう出てくるか楽しみにしています。
そういえば、木村文乃さんの回、東海地方は放送事故で10分間ほど映らなかったみたいね。 明日、11/1(土)の12:30〜13:24に再放送されるそうなので、官兵衛の再放送とかぶるけど(笑)、時間があれば観てみて。
だいたい、火曜の22時からドラマが3本もあるのよ。 仕方ないから、タクシーはオンタイム、岡田さんのドラマは月曜深夜の再放送、そして本命、深キョンの弁護士ドラマは、録画してじっくり観て、癒やされているのよ。(笑) ケースワーカーでも弁護士でも淀君でも清盛の妻でも、どんな役をやっても、いい意味でも悪い意味でも、深キョンは深キョンなのよね。(笑) そんな深キョンが、好き。(笑) 次クールは、梅ちゃんが髪をばっさり切って挑むみたいで、私の注目枠です。
月9も一話完結みたいなものだし、ノリも今のクドカンのドラマっぽいので、機会があれば観てみて。 西田敏行さん演じる斎藤道三も、高校生だった40年前に、タイムスリップして戦国時代に来ていた、という設定だったのよ。 で、こっそり当時の学生服を着て、主人公の前に現れたことがあるのよ。 それが身体にピッタリで、つまり、高校生の頃から体型は西田敏行さんだったってことよね、そんな高校生、嫌だよね。(笑)
そうそう、少し前になりますが、『まれ』のロケ現場に行ってきました。 常盤さん、きれいでしたよ、って、私にいわれなくても分かってるよね。(笑) 太鳳も、そこそこ可愛かったけど、まあ、そんなもんでした。(笑) 思ったよりも、ずいぶん小柄だったなぁ。 29日で、能登でのロケ第一弾は終了、これからは東京でのスタジオ撮影ですね。
さて、『マッサン』、ようやく二人のラブラブが戻り、ほっとしました。 でも、何かあるたび、政春の暴言を蒸し返されるんだろうな。(笑) それでは、先週の土曜日から振り返っていきましょう。 欣次郎に鴨居商店に誘われていると直感した社長は、政春を誘い、久し振りに『こひのぼり』で飲みました。 社長によると、欣次郎は、もうこの人材やと思たら、片っ端から引っ張りに来るんだそうです。 あの役員たちも、みんなヘッドハンティングされてきたのかな。 社長は、わしが、お前やったら、鴨居商店へ行く、わしに遠慮せんでもええ、お前はお前の夢を追っかけていったらええねん、と背中を押してくれました。
そして、あのポスターが出来上がり、感激する政春に、欣次郎は先日の返事を求めました。 政春の答えはノー、これからも、住吉酒造で、世話になった社長と一緒にウイスキー造りを目指す、と宣言しました。 もったいないなぁ。(笑)
その返答を織り込み済みの欣次郎は、エリーにポスターのモデルになってほしい、と頼みました。 日本のおなごは、西洋に憧れと同時に劣等感も持っとる、その乙女心を刺激したるんやそうです。 いいとこ突いてるなぁ、なかなかの野心家ですね。
先日の撮影現場を見ていた政春は、一肌脱いでくれ、という欣次郎の発言を勘違いし、激怒して帰ってしまいました。 『つばさ』でも、一肌脱ぐ、を勘違いする場面がありました。(笑) この辺り、なんか、政春だけがレベルの低い人間に描かれ、気の毒だなぁ。 リンダの幻影のせいか、欣次郎と政春には、商売を超えた関係を感じ取ってしまい、どうしても、欣次郎じゃなくエリーに嫉妬しているように見えちゃうのよね。(笑)
エリーは、政春が移籍問題で悩んでいたことを知り、自分に相談なく断ったことを怒りました。 あーあ、政春はまたしても、日本人は義理と人情を大事にするんじゃ、外国人のエリーには、なんぼ話しても分からんわ、といってはいけない台詞を口にしました。 エリーは、背水の陣だし、簡単に別れることはできないのよね。 当時の日本人はどうなんだろ、やはり旦那さんには逆らえず、泣き寝入りなんだろうな。 こんな理不尽な男についていくエリーは、大変だね、同情するよ。 一番、私のことバカにしてるのはマッサン、マッサンのアホ、ドアホ、って、もっともっといってやれし。(笑)
翌朝、食卓の上には、政春の食後の食器と、手のつけられていないエリーの夕食が、残されていました。 当時の男なら、自分が食べた食器を片付けたり、エリーの夕食の上に何かかけておくなんて、するわけないよね。 ただ、怒ったエリーが、何も食べずにふて寝したことは、見て取れます。 まだ怒りが収まらないエリーは、朝食づくりを拒否、一夜明けて冷静さを取り戻した政春は、機嫌を取り損ね、逆ギレ。(笑)
エリーは、欣次郎のところに、政春の就職をお願いしにやってきました。 しかし、欣次郎は、政春の選択を尊重し、力いっぱい走るしか能がない夫を陰で支えるんが、内助の功や、といって聞かせました。 猪突猛進の猪って、猪武者の長政と一緒だね。(笑) 内助の功といえば蓮様、一豊の妻の千代さんだよね。(笑)
政春も社長に、鴨居商店の話を断ったと伝え、ウイスキー造りを促しました。 社長のドアホの声、嬉しそうでしたね。(笑) しかし、長五郎がやってきて、株式会議を中止にした、と社長に申し伝えました。 ウイスキーのこと、内緒にしていたのね。(笑) でも、専務から情報は筒抜けだったようです。 その専務、佐渡商店にも手を回し、ポットスチルの製作も中止に追い込みました。 見事な寝業師振りですね、官兵衛もこぴっとみならえし。(笑)
あわてて会社に戻ってきて文句をいう政春に、専務は、昼寝の時間は終わり、いつまで夢みたいなこというてんねん、とピシャリ。 専務にとっては、昼寝のようなものだったのね。(笑) ただ、会社は大変なときだし、すぐに利益を生むわけじゃないけど、基礎研究も発展のためには必要だからね。 でも、経理を預かる立場だと、政春は、ごくつぶしに見えちゃうよね。 とはいえ、いくら政春が気に入らないからって、ウイスキーは絶対潰したるからな、は、ちょっといいすぎ。(笑) 会社のためになるかどうか、私情を捨てて冷静に判断できないと、ウイスキーじゃなくて会社を潰しちゃうぞ。(笑)
優子は、エリーに気持ちの整理がついたことを、話しました。 お相手が、優子が背負ってる荷物、家のことや会社のこと、僕が半分持ちますからって、いってくれたそうで、言葉どおりのいい人ならいいね。 この流れをみても、スコッチブロスのエピソードは、やっぱり大失敗でした、ってしつこいか。(笑)
そして、エリーは、キャサリン&梅・桃に愚痴を聞いてもらいます。 なんか、布美枝さんの親身な相談相手になってあげていた、すずらん商店街の三人娘(笑)を思い出します。 今思い出しても、あの三人は、最強だね。(笑) エリーは、みんな自分と同じような不満を抱え、生きていることを知って、安心しました。 桃子さんは、内助の功を、隠しごとされたん分かっても知らんふりして、旦那をうまいこと操るんが、嫁はんの腕の見せどころ、と説いて聞かせました。
その頃、住吉酒造はさらなる大ピンチ、鴨居商店が築港に自前の工場を建てて、太陽ワインの生産に乗り出す、という話が伝わってきました。 好子さんたちも、潰れるんじゃないかと、噂話に花を咲かせています。 けんかしているエリーたちを見て、もめごとの多い会社やで、と吐き捨てる好子さんが好き。(笑)
社長は、自社工場建設の噂の真偽を確かめに、鴨居商店に駆けつけました。 太陽ワインだけは住吉酒造で造らせてほしいという社長、悔しさを飲み込み、欣次郎に頭を下げました。 欣次郎は、自分を越えるために頭を下げたという社長の言葉に感じ入り、ワイン造りを継続して住吉酒造にお願いすることにしました。 この辺りは、同じ酒の商いを行う者同士、心を通じ合わせていました。 政春はまだまだ、この域には到達できませんね。
会社に戻った社長は、おそらくはワイン騒動で自宅待機にさせていた従業員を集めるよう、好子に指示を出しました。 活気づく工場っていいよね。 政春も、大喜びでエリーの元に帰ってきました。 しかし、内助の功を示すため、ワインに浮かれる政春に、本来の目的であるウイスキー造りを思い出させました。
そんな政春は、社長と二人で、ウイスキー造りを始めるため、株主回りを始めました。 社長と政春が説得に行った株主の呉服屋、中村屋の主人は、大坂放送局制作の朝ドラには欠かせない顔の一人ですね。 木岡のおっちゃん、木之元電器店と善作最後の温泉旅行に行った奥中さんが、一番印象に残る役ですよね。 ごちでは、希子ちゃんのお見合い相手、紙問屋の三島屋のご主人として、め以子の妨害工作に遭い、お茶に虫を入れられたよね。 純愛では、ホテル従業員見習い中の純が、喫茶コーナーで勝手にお客の肩を揉んであげて桐野さんにしかられた、そのお客さんでした。 『てっぱん』では、初音さんのお好み焼きを待ち望んでいたお客の一人でしたし、『ウェルかめ』でも漁師さんだったのよ。 今回は、株主会議にも出ていたし、久し振りに多くの出番がありそう。(笑)
しかし、どの株主も、浪華銀行も、大株主の顔色を窺うばかり、その長五郎はウイスキー事業に反対、ということで壁にぶちあたりました。 『こひのぼり』で酔いつぶれる政春を迎えにきたエリー。 政春の帽子、エリーに似合っていましたね。 ああいうボーイッシュガールな感じ、いいんじゃないでしょうか。
エリーは、政春のために役立とうと、彼を連れ、長五郎に直談判しにやってきました。 わしは博打はせん、という長五郎に、せめて株主会議を開いてくれ、と政春は懇願しました。 そこは渋い顔でしたが、さすがに可愛い孫の優子にせがまれては、開くしかありませんね。(笑) エリーは、この件では、役には立てませんでした。(笑)
エリーは、株主会議開催イコールウイスキー造り開始と受け取ったのか、赤飯を炊きました。 まさか、優子が赤飯を炊く様子を見ていた、それだけで、あんなにうまく炊けたわけじゃないよね。(笑) 政春はエリーから頭にキスまで、プレゼントしてもらいました。
ところで、台所から居間に上がる段差部分に渡してある板が蓋になっていて、中に調味料とかを収納できるようになっているのね。 日本人の知恵だねぇ。 政春に教えてもらったのかな、それともキャサリン、あるいは梅・桃さんかな。
そのキャサリン、さも当然のように、赤飯のご相伴に預かっていました。 このあたりの図々しさは、チャーリーの影響かな。 もっとも、岩手の天野家じゃ、ウニ丼作りを終えた弥生さん、眼鏡会計ばばぁ、美寿々さん、フレディ、おまけにその娘、鈴・琴ちゃんまで、当然のように朝食を食べていたよね。(笑)
そのキャサリンから、ウイスキーは煙臭いと聞いたといわれてしまいましたが、政春は自信満々、それが民意だとは気づいていません。 でも、佐渡さんも、まずいとはいいませんでしたが、おいしそうじゃなかったですもんね。(笑) ちなみに優子からも、薬臭いと聞いたといわれ、エリーは不安になりました。 政春のようにのめり込んでいない分、冷静に他人の意見に耳を傾けられるのよね。 そのウイスキーの香りを決めるのがピート(泥炭)なんだそうで、これを使って麦芽を乾燥させるときに、そのにおいというか香りが移るというわけなのね。 燻製みたいなものなんだろうね、きっと、違うかな。
不安を抱えたエリーは、優子が作るアジのたたきを見て、生姜とネギでアジの臭みを隠すと説明を受けて、母親が作っていたウイスキーと合う料理を思い出しました。 私は、スコッチエッグを期待したんだけど、ハギスとかいうものだったんだね。(笑) それにしても、一時はめざしの干物になっていたのに、ワイン生産再開で、食材の質も上がってよかったですね。(笑)
臨時株主会議には、藤岡父も、立会人として参加しました。 ナレーションでは、まだ株主じゃないといってましたね。 結婚したら、長五郎が株を一部譲るということなのかな。 そもそも、立会人という位置づけがよく分かりませんが、自由に意見をいっていたところをみると、議決権はないけど、それ以外は同じ立場のようですね。
政春の役職は、技師長だ、ということが分かりました。 でもなんか一匹オオカミ的で、直属の部下がいないような感じがします。 ところが、資料は、予想外に緻密でした。(笑) ウイスキー1本を5円で1か月9,360本売れれば、初期投資は80か月で回収できる、なんて経理的なことまで一人でやっちゃいましたよ。(笑) だから、初期投資額は、三つの数字を乗じればいいわけで、374万4千円になります。 この中には、9,360本分の原材料費や光熱水費、輸送費に販売促進費なんかも含まれているんでしょうね。
ちなみに、速攻ダメ出しされた最初の計画書は、総額4万5千円だったのよね。 その内訳はポットスチルが2万円で、原料の大麦が、確か1万円だか1万5千円だかだったのよ、はっきりとは覚えてないけど。 それで、1本5円で、何本売るのかはいってませんでしたが、回収に120か月もかかると専務に怒られたのよね。 だから、4万5千円には原材料費も入っているのに、それ以外に370万円も掛かるって納得できないな。 単純に、販売目標本数を同じと仮定すると、回収期間が2/3に短縮されているので、4万5千円×2/3で3万円に事業費を圧縮したことになります。
もし、商品化されるまでの準備期間の5年、つまり60か月が80か月の中に含まれていて、事実上、残りの20か月だけで販売・回収するとしても、93万6千円になっちゃうのよね。 というわけで、いずれにしても、初期投資額と回収期間の整合性が、全く取れないのよね。(笑)
問題は、あの時代に、月に1万本近くも売れるか、ですよね。 政春は、西洋化が進むから、いけると力説しました。 第一次世界大戦後、貿易海運業が盛んになり、外国との交流が進む、というところまでは、納得です。 とはいえ、多くの日本人がウイスキーの魅力に気づく、と短絡的に結びつけるのはどうだろ。 藤岡父が指摘するように、ごく一部の金持ちとハイカラ紳士の趣味に留まるのでは、という見方の方が一般的だと思うな。 だからこそ、その強引な読みを当てて、後世に名を残すことになるんですがね。
この好機に先を見越して、投資をして勝負に出るんです、それが将来、会社の発展に繋がると信じとります、という社長の見通しは、当たるのかな。 この時期、どうしても、3年後の関東大震災を意識せざるを得ませんよね。
そして、政春が勝負を掛けた12年ものの原酒試飲会が始まりました。 私は、根っからの貧乏性なのか、もったいない、貴重なものを何もあんなになみなみと注がなくても、と思っちゃいました。(笑) 株主たちの反応は、予想どおりひどいものでした。 本物にこだわるから、水や氷で飲みやすくするなんていう発想は、ないんでしょうね。
そこへ現れた救世主、エリー。 ハギスに加え、ローストビーフにフィッシュ・アンド・チップスを皿に盛って、運んできました。 ハギスって、作ってるときはハンバーグみたいでおいしそう、と思ったけど、完成すると、ウイスキーより抵抗ありそう。(笑)
和食に合わん酒では商売にならへん、という長五郎の言葉を待っていたかのように、好子さんが、アンズ干しに豆腐の味噌漬け、そしてアジの開きを運んできました。 チーズに似せた豆腐の味噌漬けは、優子作ということで、長五郎の心を揺さぶります。 要は、ウイスキー単体じゃ、臭くて飲めないけど、料理とだったら味とにおいを誤魔化せる、ということよね、邪道なような気が。 やっぱり、ウイスキー自体がおいしいと思ってもらわないと、普及は難しいんじゃないかな。
浪華銀行の笹塚さんの一言、ハーモニーや、で空気は一気にウイスキー容認に傾きます。 そこで、得意げに語る政春、自分に酔ってたねぇ。(笑) ウイスキーには、その土地の力が味と香りになって宿ります、といって、ヘザーの花咲く大地を通った水にはヘザーの香りが宿るというくだり、映像も美しく、聞き応えもありました。
わしらはこの日本で、日本の魅力がギュッと詰まったウイスキーを造ってみたいと思うとります、と締めたのはいいけど、本当にそれでいいの。 本場のウイスキーを日本で造りたい、というのは、日本の大麦と水で、スコッチウイスキーの本場、スコットランドと同じ味のウイスキーを造りたい、ということじゃないんだ。 製造方法が本場と同じ、ただそれだけのウイスキーということだったんだ。 それは、本場のウイスキーとはいわないんじゃないの。(笑)
例えが悪いかもしれないけど、タイ式マッサージは本格的なものだけどタイ風マッサージは偽物、なんてよくいうよね。 このままだと、本場スコッチ風ウイスキーになっちゃうよ。(笑) それなら、最初から本場なんて名乗らずに、正々堂々、日本のウイスキーを造る、と胸を張ってればいいのになぁ。 なにはともあれ、何の権限もないはずの藤岡父につられ、株主一同、拍手で賛意を示しました。
『こひのぼり』での打ち上げで、スコッチブロス以来のエリーのパーフェクトが出ましたよ、嫌な予感がしたんだよね。(笑) 社長のみんなにおごる騒動では、無頼鮨での鈴鹿さんを思い出さずにはいられないよね。 鈴鹿さんはプライドを守るためしぶしぶ支払ったけど、社長は、器がこまいなぁ。(笑)
数日後、長五郎と、またまた権限なしの藤岡父が、株主会議の結論を携えて、住吉酒造にやってきました。 渋い顔をしていると思ったら、やっぱり全会一致で承認されませんでした。 しかし、株主でもない藤岡父が、賛成する株主を翻意させたって、納得いかないなぁ。 よっぽど、プレゼンテーション能力に長けているのよね。 夢と商売は別、現実を重視すべき、という考えのようです。 いつの間にか、政春が退社しないと破談にする、という条件が、追加されちゃったよ。(笑)
今日は、向かいの表札が映って、梅子さんの姓は、篠田だと分かりました。 エリーは、外出するときも、鍵は掛けない、ということも分かりました。(笑) さあ、政春は、どんな決断を下すんだろ。 来週も、楽しみです。
さて、第4週の関東地区の最高視聴率は、ワインのビンが爆発し、政春が欣次郎から調査を命じられ、エリーとのお祝いの夕食をキャンセルした20日(月)と、欣次郎が政春を連れ、半纏姿で酒屋を回った22日(水)の21.3%で、ようやく第1位を獲得できました。 ちなみに船越さんのドラマ、甲斐さんが出演したらしい(笑)第2回は、6.4%でした。 クドカンのドラマが6.7%だから、そんなに悲観しなくてもいい数字です。
月曜から土曜までの詳細は、21.3%、21.2%、21.3%、20.6%、20.4%、20.4%で、第4週の週平均は20.87%、『ごちそうさん』の第4週の平均は21.85%、『花子とアン』の第4週の平均は21.93%でした。 ようやく、6日間すべて20%超えを果たしました。 第4週までの全平均は20.83%、『ごちそうさん』は21.45%、『花子とアン』は21.76%でした。
関西地区の最高視聴率は、エリーがお見合いを望んでいない優子のために口出しし、優子も英文タイピストになりたかったと本心を明かした22日(水)の23.3%ででしたが、阪神が勝った日本S初戦の25.7%に敗れ、第2位でした。 名古屋地区の最高視聴率は、エリーが優子に日本で初めての友達になってほしいとお願いした22日(水)の22.7%と、第4週目にして初の第1位獲得です。 どの地区もすべて、22日が、最高視聴率だったのね。
『軍師官兵衛』の第43回は、関東地区が15.3%で第12位でした。 ちなみに八重の第43回は、関東地区で11.5%でした。 第43回までの全平均は、官兵衛15.75%、八重14.74%です。 名古屋地区は、17.1%で第10位でした。 関西地区は15.7%で第8位でした。
官兵衛、三成の罠に掛かったと、あっさり認めちゃいましたよ。 もー、プライドないんだから。(笑) 最後は、淀の手紙というか、おねに救われましたね。 私は、てっきり、棄(捨)が死んだとき、秀吉が、利休を死なせたことは誤りだった、と官兵衛に泣きついたことが伏線になって、今回、お拾のために、殺生をこらえると思っていたんですけどね。 この展開では、せっかくのあの号泣が、活かされませんでした。
そういえば官兵衛の坊主頭、えらいもったいぶっていましたけど、それなら予告編で出さなきゃよかったのにね。(笑) 熊之助に頭を撫でさせたりして、多分、本当に坊主になったんだぞ、ということをアピールしていたんじゃないかな。 特殊メイク担当もいなかったしね。(笑)
秀吉が助ける、といったときの三成のがっくりした表情が、官兵衛の隠居宣言で一変、本当に嬉しそうでした。(笑) とにかく、増田長盛と二人、徹底的に悪役で押し通すみたいですね。 確かに、歴史的背景に興味がなくて、純粋にストーリーを楽しんでいる人にとっては、敵役がいるほうが、観ていても分かりやすいし、おもしろいのかもしれませんね。
それでも、文禄の役での恩賞がないことまで、三成のせいにするのは酷だなぁ。 結局、領土は増えなかったわけだから、分け与えるものがないのよね。 骨折り損のくたびれ儲け、その元凶は、子供の死で自暴自棄になって始め、嫡男が生まれて興味をなくした秀吉にあるのよね。
けっこう批判的に書きましたけど、文禄の役を正面から描いたのは、お見事です。 対中、対韓のいろいろ難しい問題がありそうだし、相手の兵士を出すわけにはいかないということも、十分理解できます。 そうした中で、大陸に渡っただけでも、大したものです。 普通は、びびっちゃって、国内側だけで終わらしちゃうのにね。 この意気込みは、称賛に値します。
ところで余談ですけど、大河ドラマを観ていると、主君を守るため、自ら盾となって命を投げ出す忠臣が、よく出てきますよね。 いつも、封建制度の時代の話だから、と距離を置いて観ていたんですけど、今でもあるんですね。 親子二代にわたって仕えていた家老が、若い主君をかばって、すべての罪を自ら引き受けちゃいましたよ。 いろんな意味で、すごいものを見せられたような気がします。
話を本筋に戻しましょう、拾が天下人となることだけが望み、と得意の流し目で三成を籠絡する淀、女って本当にこわいね。 三成は、自分の子じゃないことは知っているわけだけど、純粋に淀が好きなのね、このドラマでは。(笑) ところで、淀は、身ごもったのは名護屋だけど、大坂で出産したということは、妊婦なのに長距離を移動したということなのね、よく秀吉が許したなぁ。(笑)
しかし、秀次をいきなり登場させて、謀反といわれても、観ている人は、よくわかんないんじゃないかな。 確かに、酒や女、歌舞音曲に溺れた、どうしようもない面もあった人ではあったようですけど、秀吉の気まぐれに翻弄されたところは、割り引いてあげないとね。 事実を曲げ、秀次をわざと貶めた記録を、後世に残したという説もあるくらいだしね。 ただ、側室の数はごまかせないだろうし、少なくとも好色ではあったんじゃないかな。
官兵衛紀行に、秀次が治めた近江八幡市が出ていましたよね。 私も行ったことありますが、本当に整備された、素晴らしい街でした。 ブレーンが優れていたのはもちろんですが、彼の徳もあると思うなぁ。 だから、官兵衛も蟄居時の遺書に、上様、関白様一大事と書いたんでしょう。 酒色に溺れた暴君としてよく描かれるんですけど、このドラマは、普通の悩める人間として扱ってくれそうで、よかったです。
そういえば、お拾と秀次の娘の婚約を、官兵衛が取り持っていましたね。 これは、実際は、我らが前田利家が、仲立ちしてるのよ。 このドラマを観てる人は、みんな官兵衛の入れ知恵だと思うよね。 横取りされちゃったよ、ひどい話よね。(笑) だから、とりあえず今日は、本当は利家さんということだけでも覚えて帰って。(笑)
三成が、この話を聞いて、2歳と2か月、ひな人形じゃあるまいし、と吐き捨てるようにいいましたけど、当時は、当たり前のことですよね。 だから、三成がこんなこというはずないのよ、悪意に満ちているんだから。(笑)
ところで、清正の虎退治の逸話も、なぜか長政にすり替わっちゃいました。 それにしても、虎の皮が、ちゃちすぎましたね。(笑) その長政と正則を招いた家康、秀吉の衰えをみて、多数派工作に動き出しましたね。 長政、しっかり家康にごまをすって、当主としての自覚が出てきたんじゃないでしょうか。 それにしても、正則、酒弱すぎ。(笑)
そういえば、ようやく吉太夫が、太兵衛の息子だと、明らかになりました。 最初に登場したときに、明かしてほしかったなぁ。 おかげで、妾の子か、とか、いろいろ想像の翼を広げちゃったじゃん。(笑) 熊之助も、ようやく大きくなりました。 いきなり、マギー審司さんの耳のように、でっかくなっちゃったね。 今週も、広山さんに台詞があってよかったです。 来週は、隆景が亡くなりそうですね、残念。
それでは来週も、仕える者の顔色を窺うことなく、また、己のありすぎる知恵で自分の首を絞めることなく、意気地がないといわれようと、這いつくばって詫びを入れてでも生き延び、器に合わせて、いかような形にでもなれる水のごとく、こぴっと仕事がんばれば、人にどう思われようと澄み切った水のように心を静かに保てるじゃんね。
「我が命、尽きるか、永らえるか、すべては明日決まる」 TRICK OR TREAT!! |
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