投稿日:2014年11月14日 (金) 19時01分
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みなさん、こんばんは。 こちらでは、あられが降り出し、冬が近づいてきました。
そんな寒さを吹き飛ばしてくれるのが、錦織くんの活躍ですね。 ご存じのとおり「にしきおり」じゃなくて「にしこり」と読むのよね。 平仮名にすると、全然違いますね。(笑) でも、ローマ字にすると、読み方の謎が解けるのよ。 「NISHIKIORI」と「NISHIKORI」、ねえ、「I」が一つ取れただけなのよ。
『龍馬伝』の武市半平太が、「たけいち」と書いて「たけち」と読むのも、同じ理屈というか、法則なのよね。 鶴間公園も「つるまい」と書いて「つるま」と読みますけど、これはなんか、この法則とは違いそう。(笑) だって、鶴舞駅や鶴舞線は、「つるまい」だもんね。
それにしても、朝ドラと大河しか観ないって、国民の鑑ですね、エライ!(笑) 個人的には、国民栄誉賞を授けたいところですね。 『SONGS』、椎名林檎さんの回も観なかったのかな。 明日は明菜なのよね、スタジオで歌うのなら観たいなぁ。 でも、話題になっていないので、映像を流すだけなんでしょうね。 そういえば、『亀田音楽専門学校』も10月から再開していますね。 NHKは、お金を払っているから、しっかり観て、元を取ってね。(笑)
さて、『マッサン』、今週に入ってから、なんか毛色が少し変わりましたね。 それでは、先週の土曜日から振り返っていきましょう。 大日本国防婦人会は、氷を取りに行っていたのね。 なるほど、め以子も猫娘に教わって氷を作っていたし、そう簡単に手に入れられるものじゃないよね。 ナイス・アシストでした。
春さんと秋は、お鍋用に野菜を持ってきてくれました。 ミナミの信ちゃんは、しし肉の差し入れです。 ここは、息子を助けてもらった恩義がありますからね。 みんなで、わいわいと料理を作る場面はよかったですね、エリーには気の毒だったけど。 情けは人のためならず、というわけでエリーがまわりにかけた情けが、回り回って自分に戻ってきた、というお話でした。
でも、エリーは、別に周りに情けをかけたわけじゃないよね。 異国で一所懸命生きるエリーの姿に感動して、応援しているだけだよね。 だから、こんな打算的なタイトルは、合わないと思うなぁ。 もっと、さわやかなサブタイトルのほうがいいと思います。(笑)
さわやかといえば、エリーの息が止まってるという、キャサリンのいたずらもどうかと思うぞ。 『あまちゃん』のときもそうだけど、人の生き死にを笑いにしちゃあかんがな。 あの時も、蟹江さんが亡くなって、後味が悪いもんね。 今回は、あれほどは悪質じゃないかもしれないけど、あんなにだめな政春でも、エリーのことを心から心配しているのが手に取るように分かるしね、人の不安な気持ちを弄んじゃいかんよ。 家族を装う詐欺と、根っこは同じだからね。 政春も、これを機会に、格好付けずに、エリーへの本心を口に出した方がいいぞ。(笑)
エリーは、病気になって、日本人の心根の優しさ、互助の精神を学びました。 それで、日本のことが、今まで以上に好きになってくれたことだけが、幸いです。 別に、日本一お節介なおばちゃんは目指さなくてもいいけどね。(笑) このままいけば、スコットランド一には、なれそう。(笑)
そんなある日、好子さんが、すみれさんからのエリーあての手紙を、持ってきてくれました。 住吉酒造を離れても、好子さんが顔を出してくれるのが、いいですね。 手紙は、単に、すみれが、自分の英語能力を試すためのものでした。(笑) でも、エリーにとっては日本で初めての手紙、うれしかったでしょうね。 自分のことを覚えていてくれた、ということですしね。
そこへ、大日本国防婦人会が、家賃の催促に現れました。 そうか、管理人であって、家主じゃなかったのね、勘違いしていました。 政春とエリーは、家賃を待ってもらうため、家主の所に、直談判に行くことになりました。
家主の野々村さん、土曜日の第一印象はあまりよくなかったけど、思ったよりは、よさそうな人で、安心しました。 お金持ちだし、わざわざ登場させるということは、いずれパトロンになっていくのかな。 とにかく政春とエリーは、土下座して家賃の支払期限を延ばしてくれと、懇願しました。 政春の土下座、軽いねぇ。(笑) エリーは、政春の真似をしているだけで、本当の意味は分かってないんでしょうね。
そこへ、見事なタイミングで、現れた娘の幸子とナツ。(笑) 幸子の人形がほしいナツが、それを取り上げたことから、ケンカになっていました。 どうも、夏ばっぱを思い出してしまって、ナツって呼び捨てにするのには、抵抗があるなぁ。(笑) 二人ともキャサリンの歌声教室の生徒だったので、エリーのことを覚えていてくれました。 二人の間に入ったエリーは、ナツに人形を一緒に作ろうと持ちかけ一件落着。
広島での法事を、思い出すよね。 あのときは、政春の姉、千加子の子供たちが、ハンカチーフを取り合ったんですよね。 意図的に、重ねてきましたね。 そのときのエリーのさばきを見た和尚が、あんたにゃ心がある、と絶賛したんでしたね。
野々村も、エリーの子供たちへの接し方を見て、和尚同様、心を感じたんじゃないでしょうか。 結局、エリーが、子供たちの英語の家庭教師をするという条件で、家賃を待ってくれました。 おまけに船場の有名なパンまで、お土産にもらっちゃいました。(笑) これが、政春のパン作りのための布石だったのよね。(笑)
政春とエリーは、『こひのぼり』で、大日本国防婦人会とキャサリンから、野々村家の事情を聞きました。 3年前に母親が亡くなって、女中だった由起子さんと再婚したけど、幸子とは折り合いが悪いとのこと。 でも由起子さんも、とてもいい人のようで、ほっとしました。 旦那さんも、懐かなければ離婚って、それはないよね。 継母といえば、やっぱり、我らがあかりちゃんのことを、思わないわけにはいきませんよね。 村上家を見習って、家族みんなで、こぴっと努力しろし。
やがて野々村家で、エリーによる英語のレッスンが始まりました。 ABCの歌、エリーは、HIJKLMNO PQRSTUVとOとPの間でブレスを入れていました。 私は、ずぅーとNとOの間でブレスを入れていたのよ。 だって、その方が字数は合うもんね。(笑) それだけに、この衝撃は大きかったです。 これまでずっと、間違えていたということだもんね。 人前で歌わんで、よかったです。(笑)
ピアノの音を聞くと、母親を思い出してしまう幸子は、英語の勉強に身が入りません。 そこで、エリーは、環境を変えるため、幸子とナツを自宅に呼ぶことにしました。 エリー自ら教材を手作り、カルタのようなカードに、絵と英語を書きました。 これって、日曜学校で、はながミニーちゃんのために作ったものと、発想は同じですね。 でも、家族という言葉を聞くと、幸子は、うつむいてしまいました。
そこへ帰ってきた政春は、ナツの遊び相手をさせられました。 紙を折ってコップを作る政春、なんか昔の検尿を思い出しちゃいました。(笑) それにしても、一瞬にして、ナツの心を掴んじゃいましたね。 ウイスキー造りよりも、保父さんが似合いそう。(笑)
その横で、エリーは幸子に、家族写真を見せながら、自分も長女なのでよくしかられた、という話をしました。 それで心を開いた幸子は、由起子さんのことは好きだが、おかあさんと呼ぶと、亡くなった母親が悲しむから、と本心を打ち明けました。 そして、お互いに悲しいことや泣きたいことがあれば、言い合おうと誓い、フレンドになりました。 エリーにとっては、優子に続いて二人目の友達ですね。
その夜、エリーは、亡くなった父親エドワードとの思い出に浸りました。 往診に娘を連れて行くのは、よくないよね。 患者や家族にとっては迷惑だし、エリーに病気が移るかもしれないしね。 心を鬼にして、留守番させとかないと。 でも、人生は冒険旅行、悔いなく生きるんだよ、という父の言葉を胸に刻んで、エリーは日本に来たのね。 エドワードさんの思いは、しっかりとエリーに引き継がれています。
歌声教室では、ようやく幸子もみんなに馴染んできました。 そこへ黒沢さんがやってきて、エリーは、欣次郎さんのところへ連れて行かれました。 欣次郎に頼まれたのが、イギリスの貿易会社の香港支店長との会談の際の通訳でした。 「の」ばっかりの文章になっちゃいました。(笑)
支店長のスミスさんは、スコットランド人なんだそうで。 前にも書いたけど、イギリスとスコットランドを並列的に論じるのはおかしいのよね。 日本人と道産子みたいな関係になっちゃうからね。 対比するなら、イングランドとじゃないとね。
スミスさんはエジンバラ、エリーはグラスゴーだそうで、札幌と函館みたいなものかな。(笑) 同郷ということで、すぐに打ち解けましたけど、これも、欣次郎の計算だったのかもね。 用件は、日本初の国産ウイスキーを造るため、製造の知識と技術を持ったスコットランド人を、是非紹介してもらいたい、ということでした。 もちろん、欣次郎は、この話がエリー経由で政春の耳に入り、発奮することを望んでいるんでしょうね。 年俸4,000円も、欣次郎を釣るための餌なんでしょう。
早速、エリーは、その話を政春に報告しました。 接待のときのように、逆立ちして『カチューシャの唄』を歌う政春は、自分は自分の道を行くと我を張り、欣次郎に頭を下げることを潔しとはしませんでした。 仕方なく、エリーは、単身、鴨居商店に向かいました。 久し振りに欣次郎とのハグが、出ましたね。(笑) エリーちゃんのパパになったろか、にはドキッとしますよね。(笑) 官兵衛の影響か、すぐに妾という言葉が、浮かんじゃいました。(笑)
しかし、欣次郎も、人生は冒険旅行だと、エドワードと同じことをいいましたね。 ドラマだから仕方ないんでしょうけど、冒険旅行という言葉に違和感があるのよね。 普通は、冒険といえば旅行的要素も含まれるわけだし、人生は冒険だ、というんじゃないでしょうか。
一方、政春は、行列ができる船場のパン屋さんで、1時間並んで買い求めた、キャサリンの差し入れのパンに反応、『こひのぼり』でアンケート調査を行いました。 調査項目はただ一つ、パンが好きかどうかです。 政春は、全員が好きという回答結果に大満足、自宅でパンを焼き、それを売ってウイスキーの製造に必要な費用を工面する決意を固めました。 アンケートのサンプル、少なすぎ。(笑) 春さん、秋、好子さんのたった三人からしか、意向を聞いていないもんね。(笑)
そんな亀山家に、プチ家出をした幸子、そして、それを追って由起子さんとナツがやってきました。 由起子は、ついに野々村から、離婚を告げられました。 幸子は、その原因となった罪悪感と、実母への思いとの板挟みになって、苦しんでいました。 そんな幸子にやさしく語りかける政春、ホント子供に相対するときは、別人だよね。(笑) ついには、笑顔にさせちゃったもんね。
幸子を迎えにきた野々村が、いつもの政春のように感じ悪く見えるおかげで、相対的に政春が、いい人に見えてきます。(笑) もう半年もたつのに、いまだに、お母さんと呼べないでいる、これが野々村が離婚を決意した理由のようです。 まだ、半年じゃんね。 すぐに打ち解ける人もいるし、時間をかけて、ゆっくりと解り合っていく人もいるし、まだ半年なんだから、結論を急がなくてもいいのにね。
結局その晩、幸子は、亀山家にお泊まりすることになりました。 そして何たる偶然、由起子さんの誕生日があさって、ということが分かり、亀山家でバースデーパーチ―を行うことにしました。 そこで、仲直りさせる、という目論見です。 政春がパンを焼くと聞いて、3丁目べっぴん同盟は一同仰天。(笑)
こっちは、前日にまだ釜を作っている政春にびっくり。(笑) セメントを乾かすだけでも、時間がかかると思うけどね。 そうそう、大阪高等工業学校出身だったのね。 その頃には、もう、大阪にいたんだ。 ところで、釜やパンの材料代、どうやって工面したのか心配。(笑)
そして、パーチー当日、大正9年11月10日がやってきました。 パン作りを熱く語る政春、こういうの大好きなんだね。 理屈をこねずにパンをこねろ、という桃子さんの突っ込み、ナイスでした。
パン作りは、失敗しそうな気がするな。 野々村さんは、何のひねりもなく、パーチーに顔を出すんでしょうね。 幸子も由起子さんを、おかあさんと呼ぶんだろうな。 有働さんじゃないけど、ママとか、別の呼び方にすればいいのにね。 そして来週は、どんな展開が待っているのか、楽しみです。
さて、第6週の関東地区の最高視聴率は、政春が我が輩はウヰスキーであるを書き始め、エリーが歌声教室で幸子やナツと出会った5日(水)の22.5%で、『Doctor-X』の22.2%を振り切り、第1位でした。 船越さんのドラマは、6.4%でがす。
月曜から土曜までの詳細は、18.1%、20.4%、22.5%、20.4%、20.9%、19.3%で、第6週の週平均は20.26%、『ごちそうさん』の第6週の平均は21.00%、『花子とアン』の第6週の平均は23.13%でした。 トッパさんの予想どおり、少し持ち直しました。 第6週までの全平均は20.60%、『ごちそうさん』は21.45%、『花子とアン』は22.02%でした。
関西地区の最高視聴率は、エリーがマーマレードを作り、政春が翻訳の仕事を断り、久し振りの早苗さんたちが秋茄子談義に花を咲かせた4日(火)の21.9%で、第1位の座を死守しました。 名古屋地区の最高視聴率は、エリーが風邪で倒れた一大事に、3丁目べっぴん同盟が集結し、お鍋を作った8日(土)の23.73%で、余裕の第1位でした。
『軍師官兵衛』の第45回は、関東地区が16.8%で第11位でした。 ちなみに八重の第45回は、関東地区で12.8%でした。 第45回までの全平均は、官兵衛15.76%、八重14.59%です。 名古屋地区は、19.8%で第7位でした。 関西地区は18.4%で第5位でした。 今回は、秀吉の最期ということで、視聴率が上がりました。 そのせいか、イノシシの親子を扱った『ダーウィンが来た!』も、関東が14.8%で第17位、名古屋が16.6%で第15位と大健闘をみせました。
いやあ、見応えありましたね、秀吉と官兵衛の別れのシーン。 両雄相譲らず、がっぷり四つの大相撲でした。 12、3分といったところでしょうか、じーっと見入ってしまいましたよ。
秀頼を、豊臣を頼むと懇願する秀吉が握った手を、官兵衛がそっと引き抜くところが、山場でした。 表向き、分かったといえば済むのに、あえて秀吉に自分の意思を見せつけた官兵衛、いつ決断したんでしょうか。 やっぱり、謹慎させられたときなのかな。 秀吉の元に向かうとき、杖を手に持ち、しっかり自分の足で力強く歩いていたもんね。 決別への強い意志を、感じ取りました。 その点、家康は、本当に腹黒いし、本心を見せないよね。(笑)
そういえば、官兵衛紀行は、豊国神社でした。 私も、訪ねたことがあります。 番組で紹介された秀吉の歯は、私が行ったときは、展示されていなかったように思います。 当時の記憶として、陳列ケースに、秀吉が枕元に飾って愛用した、バクの置物があったのよ。 悪夢を食べてもらい、いい夢が見られるように、との思いからですよね。 それだけに、いろんな悪夢にうなされたのかな、と感じたことを思い出しました。 今回、秀吉が、利休や秀次など自分が殺した人間が、毎晩のように夢に出てくる、と官兵衛に語る場面がありましたけど、本当にそうだったのかもしれないな、と思いました。
もう一つの軸は、熊之助の死でしたね。 でもまさか、テーマソングの前に消えちゃうとは思いませんでした。(笑) 糸も、小六の娘なんですからね、遠乗りかどうかくらい、荷物を見れば分かりそうなものですけどね。(笑)
ここでは、太兵衛の土下座が、印象的でした。 母里家の嫡男を失った衝撃は大きいでしょうに、まずは主君にわびを入れる、まさに封建時代ならではの悲劇ですね。 このときの太兵衛は、どんな思いだったのかな。 なんか胸が締め付けられちゃいます。 それはそうと、槍の日本号、とうとう正則には返さなかったのね。(笑)
現実逃避を図る光と、それを引き戻す官兵衛。 光の涙も、辛かったですね。 官兵衛も北政所も、秀吉との別れに涙しましたし、糸も頬を濡らしましたし、今回は、涙のオンパレードでした。 そんななか、秀頼のことだけしか見えていない淀の乾いた表情が、また印象的でした。
さて、熊之助を失った黒田家でしたが、その数か月後、糸に姫が生まれました。 先週、朝鮮出兵の前に、取って付けたように暗闇の寝所で、夜着の長政に糸が寄り添う場面がありましたが、あのときに身ごもった子、ということなんでしょうね。 出産後、糸は、気鬱で寝込んでしまいました。
これは、どういう心境なんでしょうね。 嫡男をあげられなかった悔しさか、熊之助を止められなかった懺悔か。 いずれにしても、これまであれほど天真爛漫に描いておいて、急にふさぎ込まれても、視聴者は戸惑うばかりですよね。 そんな玉か、と思わず突っ込んじゃいました。(笑)
ついに家康が、勝負に出るときがやってきました。 これまで、このドラマでは、家康は、天下を狙う素振りはほとんど見せず、隠忍自重していましたよね。 なのに、急に秀吉も、淀も三成も、家康を警戒しはじめましたね。 どうも、これから先のことと、混同している感じがします。 本性を現すのは、ここからですからね。(笑) 五大老・五奉行の誓詞など何のその、傍若無人な振る舞いを、寺尾家康が、どう演じるのか楽しみです。
予告編を観る限り、もう三成襲撃事件が描かれるのかな。 このときに取った行動が、ある意味、三成にとっての最高の見せ場なんじゃないかと思っています。 来週かどうかは分かりませんが、きっと描いてくれるんじゃないかな、ご期待ください。
それでは来週も、信長公にこだわりすぎず、無謀な心意気は示さず、部下を巻き添えにせず、勝負に出るときを見極め、天下とはその器たるべき者が治めるものと心得、世の乱れを治めるため、できる限りのことはいたす所存、お任せくださいという気概で、こぴっと仕事がんばれば、太平の世が続くじゃんね。
「すまなかった。お主の思うような天下人には、なれなかった。すまなかった」 「殿下、長らく軍師としてお使いいただき、ありがとうございました」 CATCH A DREAM!! |
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