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[7299]あなたを見つめたい 投稿者:まっくん

投稿日:2014年11月21日 (金) 19時02分

みなさん、こんばんは。
今週のビッグニュースは、何といっても高倉健さんが亡くなったことですね。
目立たないように、解散発表の日に合わせて公表したのかな。
昔、『野生の証明』のロケを、観に行ったことがあるのよ。
もちろん、鈴鹿ひろ美さんが目当てでしたけど。(笑)

流行語大賞に、「こぴっと」と「ごきげんよう」がノミネートされました。
でも、どちらも大賞には、インパクトに欠けますよね。
やっぱり、「ありのままで」かな。

そういえば、アンの放送が終わってから、白蓮や花子に関する本を何冊か読みました。
はなは、8人兄弟だったり、5歳から東京に住んでいたり、ドラマとの違いが、いろいろと分かりました。
一番、驚いたのが、はなと徳冨蘆花の妻、愛子さんが、女学校で同級生だったこと。
年齢は、愛子さんの方が、はるかに上だけど、仲がよく、二人の写真も残っているのよね。
大河と朝ドラが、結びついた瞬間でした。(笑)

覚馬と時栄の娘、久栄、門脇麦が演じていたといえば思い出しますかね、その彼女は、蘆花と恋に落ちましたけど、結局、結ばれなかったのよね。
愛子さんは、その後に出会った女性なのかな。
覚馬といえば、16歳年下の女性と結婚、うらやましすぎる。(笑)
ゲゲゲの村井茂と『ちゅらさん』の古波蔵恵里との結婚も、びっくりしました。
きっかけとなった『ハングリー』というドラマ、ヒロインは『てっぱん』の村上あかりだったのになぁ。(笑)

さて、『マッサン』、広島編は、安心して観られますね。
それにしても、政春のお昼寝期間は、長すぎ。(笑)
それでは、先週の土曜日から振り返っていきましょう。
由起子さんのバースデー・パーチィーには、やはり野々村は参加しませんでした。
その代わり、なぜか縁もゆかりもない3丁目べっぴん同盟の面々が、メンバーに入ってます。(笑)

エリーは、野々村家まで出向き、野々村に直談判に及びました。
東京出張の野々村に、いつも幸子とナツのこと一番に考えてるっていったでしょ、嘘だったの、と詰め寄りました。
これは、無謀ですよね。
二日前になって、急遽、パーチィーを企画したエリーの方が、後からですからね。

一番に考えることと、すべてに優先させることは違いますからね。
仕事をして、幸子たちの生活を経済的に支えるのも、立派な子供たちのためを考えてのことです。
これで、信用なくしたら、商売をやっていけないもんね。

当然のごとく説得に失敗したエリーは、お詫びに『蛍の光』原曲バージョンを披露しました。
これが、どうしてお詫びになるのか、ちと疑問。(笑)
それにしても、懐かしい人、と、懐かしい日々、しかない歌詞なのね。(笑)
なぜか泣けてきたって、桃子さんは、感受性が豊かなのね。(笑)
その点、梅子さんは、ほんまやな、さぁ、腹減ったし食べようか、って、彼女らしいですよね。
ほんまやな、って、絶対に泣けてませんよね。(笑)

でも、その梅子さんが作ってきた料理が、イカ大根というのは納得です。
ミナミの信ちゃんの好物だったのね。
自分の家の鶏が産んだ卵って、キャサリンしつこい。(笑)

そして、自分が摘んできた花を手渡しながら、お誕生日おめでとう、おかあさん、と勇気を出して伝える幸子。
ほとんどの視聴者は、この結末を予想していたんじゃないでしょうか。
それでも、やっぱり、うるっときちゃいました。
それを垣根越しに見ていた野々村が、幸子を抱きしめ、堪忍な、を繰り返しました。
まあ、この辺りも、大方の予想どおりだったんじゃないでしょうか。

野々村さんは、汽車を1本、遅らせたのかな。
終戦後しばらくして、糸子が、東京の百貨店に直子が出したブティックを訪ねたとき、こだまで7時間かかったんですよね。
ということは、大正時代なら一日もんですよね。

そもそも、直通がなくて、名古屋で乗り換えなきゃいけなかったんじゃないでしょうか。
『三四郎』なんかはそうでしたけど、あれは明治の終わり頃のことだから、大正時代には、直通があるのかな。
要するに、いずれにしても今日は移動日ということなんでしょうけど、今と違って頻繁にはないでしょうし、ちゃんとうまい具合に汽車があって、乗れたのか心配。(笑)

その頃、広島の亀山酒造では、すみれが、エリーの手紙を翻訳していました。
そこに、身重の千加子が、仕込みの手伝いで呼び出され、しぶしぶやってきました。
二人が、エリーの手紙について話すのに、そっと聞き耳を立てる早苗さん、かわいい。(笑)

その早苗さんから、父親が危篤だと電報が届きました。
『こひのぼり』から給料の前借りをしたり、3丁目べっぴん同盟からの寸志などをかき集めて、政春とエリーは、広島に向かいました。

これまた大方の予想どおり、早苗さんが政春を呼び戻すための嘘でした。
住吉酒造に新米を贈ったら、三か月も前にやめたのにご丁寧に、という礼状が、社長夫人の佳代さんから届き、事情を知ったようです。
政春には、新米を送らなかったのね。(笑)
政志が育てていたのは、酒米だよね。
お米も育てていたのか、頂き物なのか、どっちなんでしょうか、どうでもいいことですが、興味があります。(笑)

でも、先週も書いたけど、やっぱり、人の生き死には、笑いにしたり、軽んじたりしないでほしいなぁ。
仏壇ネタは、蟹江さんを思い出して、ちょっとねぇ。
今回は、写真を飾ってあったわけじゃなく、政春の早とちりでしたから、そんなに不快感はないけど、早苗さんの行為はねぇ。
嘘も方便だけど、ついていい嘘とそうじゃないものがあるぞ。(笑)

父親が生きていることを知って、政春が強く抱きしめたため、政志は、腰を痛め、寝込んでしまいました。
おかげで、政春は、嫌みメガネこと俊夫と試験醸造を行うことになりました。

先輩の俊夫との関係が、ビミョーですね。(笑)
かつては先輩だったのに、今では、社長のバカ息子と、その下で働く従業員のような関係ですしね。
おまけに、俊夫からみれば、家出していた放蕩息子が戻ってきて、一時の気まぐれで、神聖な酒造りにちょっかいを出す、みたいな状況ですからね、頭にきますよね。
はよう大阪に帰って、思う存分、西洋にかぶれてつかぁさい、という俊夫の気持ち、痛いほどよく分かります。

それにしても、子供の頃、寺の屋根で相撲を取ったって、どんな悪ガキやねん。(笑)
負けた俊夫が、屋根から転がり落ちて、7針も縫う大けがって、よくそれだけですんだよね。
タエの代わりに上った屋根から転がり落ちて、朝市に受け止めてもらったはなを思い出すでごいす。

一方、エリーは、早苗に手伝いを申し入れ、女中の身分で、という条件で、住まわせてもらえることになりました。
早速、炊事を行うエリー、上がり框のところの板の間をまくって、勝手に調味料を取り出します。
大阪の借家で、日本家屋の構造を熟知しちゃったのね。(笑)

しかし、作った味噌汁は、味が薄い、亀山の味とは違う、と早苗さんからは、酷評さゆりでした。
おまけに、女中は、家族と同じ場所で食べるな、とピシッと釘を刺されてしまいました。
ただ、寝室は、政春と一緒でした、このあたりが、早苗さんの優しいところなんですよね。

従業員たちの食事部屋で、島爺たちと食事をするエリー、こちらの方が、いろんな話を聞くことができて、ためになりそうです。
そこへ、杜氏の歌声が、聞こえてきました。
魂を込めて、米と麹を摺り込み、酒母を生み出す、もと摺りのときに歌う『もと摺り唄』でした。
島爺から、酒造りのことを教わるエリー、嬉しそうでしたね。

結局、早苗さんは、ダメ出しをしながらも完食してくれ、政志さんにも、その味を受け入れてもらえたようです。
政春も、おいしいおいしいといって食べますが、こちらは食べ慣れている味ですからね。

その席で、政春は、自分は皿洗いなんかより、麹とか、発酵とか、そがな匂いがするところが好き、とエリーに話しました。
皿洗いなんか、の「なんか」はだめだよね、職業に貴賎なんてないんだから。
気持ちよく食事をするために必要不可欠なものだし、大事な仕事なのよ。
おまけに、『こひのぼり』から、給料の前借りというか、旅費の一部を貸してもらったんだから、バチが当たるぞ。

翌朝、エリーは寝坊して、早苗に起こされました。
これは、女中だろうと、妻だろうと、だめだよね。
畳の目に沿って掃く、敷居や畳の縁を踏まない、こんな習慣は、教えてもらわないとね、エリーが分からないのもむべなるかな、ですね。

でも、ぞうきんを絞るのは、外国でも一緒でしょ。
あんな柔らかく絞っただけじゃ、カビが生える、という千加子の突っ込みは当然ですね。
ちょっと考えれば、分かりそうなものですけどね。(笑)

その千加子は、大量の足袋の繕い物を、手縫いで行うよう、エリーに指示しました。
これは、いじめというより、エリーのためを思って、はやくあきらめてスコットランドに戻るように、との願いを込めて、心を鬼にして頼んだんでしょうね。
でも、こういうことが、エリーの日本力を鍛えることになりそうですね。

政春は、試験醸造の目的は、岡山の備前米ではなく、広島の米と水で、名実ともに広島の酒を造ることだと、俊夫から教えられました。
政春は、そがいに力まんでも、と、ウイスキー造りで自分がいつもいわれている言葉を口にしました。
本人は、広島の酒造りと国産のウイスキー造りにかける夢が同じだということに気付いていないのよね。
どこまでも、自己中心的なんだから。(笑)
鼻がきく俊夫は、本当にブレンダーとして、政春の右腕になっていくのかもしれませんね。

政春は、早苗さんと千加子さんに呼び出され、住吉酒造をやめた理由や、これからの身の処し方について、詰問されました。
早苗さん、とうとうエリーのことを魔女だといっちゃいました。
忠兵衛さんも、ホイ、ホイ、と鈴鹿スペシャルを飲ませようとするひろ美さんに、あんたは魔女か、といっていましたよね。
この年代の人は、魔女って言葉、好きなのよね。(笑)

でも、さすがは早苗さん、どがな人と一緒になるかで、人生はガラッと変わる、っていってましたけど、本当ですよね。
ただ、政春じゃなくて、エリーに聞かせてあげたい台詞でした。(笑)

政春は、親父の腰が治ったら、わしゃすぐこの家出ていく、と捨て台詞を吐きました。
この声が、床に伏せっている政志にも、聞こえたんでしょうね。
実はもう、ずいぶんよくなっているけど、政春を帰さないために、痛いふりをすることにしました。
政志は、政春のため、蒸し上がった試験米を持ってきた俊夫に、息子にきつい作業をさせるよう頼みました。
何とか立ち直らせて、ウイスキー造りをさせてやりたい親心だねぇ。

エリーは、夜中に一人で、亀山の味を研究していました。
西門のおついの味を探求しため以子と同じですね。
西門の味は、お酒を塗って、火で軽く炙った昆布を使うのが、決め手でした。
亀山の味は、昆布ではなくイリコ出汁に、自家製の味噌とひしお味噌を組み合わせたものでした。
そりゃ、分かりませんわな。(笑)
エリーの熱意に打たれ、一度だけ、といって千加子が教えてくれました。
このあたり、はじめちょろちょろ、なかぱっぱ、優子さんに米炊きを習う場面と重ねてきましたね。(笑)

エリーと千加子が並んで座っているところに流れてくる、『もと摺り唄』。
おかあさんの歌と形容し、千加子のお腹を触るエリー。
その姿を後方から眺め、マッサンもきっと、お母さんのお腹の中で聞いてた、というエリーの言葉に思わず頬をゆるめてしまう早苗さん。
ほのぼのとする、とてもいい場面でした。

一方、相変わらずのダメダメ政春、蔵を手伝っても、あかん、もう限界じゃ、とすぐに弱音を吐きます。
実家なのに、なんか手伝ってやってる感が漂っているよね。
こんな態度じゃ、何やったって無理だよね。
まさに画餅、俊夫のいうとおりだと思うぞ。(笑)

そんなダメ亭主を支えるため、あかぎれをつくりながらも、女中業に勤しむエリー、だんだん雑巾がけのスタイルが、様になってきましたね。
おかあさんのところに帰れと早苗さんに説得されても、政春の夢を信じる、とキッパリと言い返すエリー、本当に健気だね。
ようやく、亀山家の味も、体得しました。

そんなときに、千加子が陣痛。
なんと、エリーが、看護婦よろしく仕切りはじめました。
門前の小僧なんとかっていいますけど、これは違うよね。
健太の病気のときも書いたけど、生兵法はなんとかといって、資格のない人間が知ったかぶりするのは、一番危険なことなのよ、特に、人の命に関わる分野については。

それより、意外に早苗さん、役に立ちませんでしたね。(笑)
少なくとも子供を3人は産んでいるんだから、もう少してきぱきと差配してほしかったなぁ。(笑)
そして、キター、政春が連れてきた産婆さんは、予想どおりあの方でした。(笑)
諸岡家では空襲の最中に、猫娘の子供、大吉くんを取り上げ、小原家では、長時間の格闘の末、糸子の次女、直子を取り上げた、大坂放送局制作朝ドラにおける産婆のスペシャリストでがんす。
明らかにスタッフ、狙ってますよね。(笑)
ちなみに純愛では、足の悪い振りをして、おぶってくれた純から財布をスリ取った老女でがした。

その産婆さんのおかげで、千加子は、無事に男の子を出産しました。
喜びのあまり、思わず立ち上がってしまう政志、予想を裏切りませんね、このドラマは。(笑)
赤ん坊を抱きたいというエリーに、早苗さんが笑顔で手渡ししてあげましたね。
すぐに、硬い表情に戻して、疲れたといって立ち去りましたが。(笑)
本当は、もうとっくに政春の嫁として、認めているんだね。
千加子さんも、エリーのことが好きになり、彼女のため、二人の子供のために、このまま広島に住むよう薦めました。

悩む政春と広島に住んでもいいというエリー、二人はとうとうある決意を固めました。
ドラマの流れからいって、ウイスキー造りをあきらめるんじゃないかな。
でも、政志がそれを許さず、またウイスキー造りに情熱を固めるんじゃないでしょうか。
そろそろ昼寝から目覚めてもらわないとね。

さて、第7週の関東地区の最高視聴率は、エリーが、幸子とナツに英語を教えることを条件に、家賃を待ってもらった10日(月)の20.8%で第3位、第1位は『Doctor-X』の23.6%でした。
船越さんのドラマは、6.3%でがんす。
甲斐さんは、ご自身の出演を振り返って、「次は頑張ります」と、苦笑いしながら、おっしゃっていました。(笑)
甲斐友の一人は、どアップが不自然、と話していました。(笑)
最終回も、オファーがきているそうです。
「前向きにお断りする」とおっしゃっていましたが、チェックしてみてください。

そうだ、甲斐バンドの楽曲をモチーフにした短編映画作品『破れたハートを売り物に』が、2月頃に上映されるとおっしゃってました。
会場でもらったチラシによると、青山真治、榊英雄、長澤雅彦、橋本一、三島有紀子 の5人の競演だそうです。
甲斐さんによると、キーワードは、「生きることをすばらしいと思いたい」とのこと。
名古屋なら上映されるでしょうし、是非、ご覧ください。

朝ドラに話を戻して、月曜から土曜までの詳細は、20.8%、20.4%、20.7%、20.4%、20.3%、19.7%で、第7週の週平均は20.38%、『ごちそうさん』の第7週の平均は21.72%、『花子とアン』の第7週の平均は21.90%でした。
第7週までの全平均は20.57%、『ごちそうさん』は21.49%、『花子とアン』は22.00%でした。
1週間、同じような数字が並んで、視聴者が固定してきたようです。

関西地区の最高視聴率は、幸子が由起子さんをおかあさんと呼び、政春がパン焼きに失敗した15日(土)の23.2%で、貫禄の第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、プチ家出した幸子が、亀山家でエリー、政春と川の字になって眠った13日(木)の24.0%で、第1位でした。

『軍師官兵衛』の第46回は、関東地区が16.4%で第8位でした。
ちなみに八重の第46回は、関東地区で13.7%でした。
第46回までの全平均は、官兵衛15.77%、八重14.55%です。
名古屋地区は、19.5%で第5位でした。
関西地区は19.6%で第5位でした。

てぇー、利家さん、この期に及んで登場しちゃいましたよ。
予告編で、格さんを観たときから、そうじゃないかなぁ、とは思っていたのよね。
なかなか、風格があって、いい配役だったと思います。
若い頃から登場させると、老けメイクさせなきゃいけないので、晩年の利家として、それなりの雰囲気のある俳優を当てたんでしょうね。

しかし、冒頭、いきなり咳き込みからですからね。
北政所から体調を心配されて、もう、今週だけの登場なんだろうな、と確信しましたよ。(笑)
でも、その咳も、視聴者に体調不良を印象づける最初だけで、あとは一度もなく、健康そのものでしたね。(笑)
その我らが利家さんに、官兵衛のあの物言いは、許せん。(笑)
医者でもないあんたに、寿命を言い当てられる覚えなんてないぞ。(笑)
天下人にはなれない、なんていわれた瞬間、切り捨ててやればよかったのに。(笑)

亡くなったときも、なぜか三成が、図々しく息子の利長と並んで座っていたね。(笑)
本当は、病床の利家さんが、見舞いに訪れた家康とあわや刺し違えるか、という一触即発の見せ場があるんですけど、本筋とは関係ないので、オミットされても仕方ないですね。

そして、三成襲撃事件、これは、政春のウイスキー造りやパンづくりのように、熱く語らせていただきますよ。(笑)
とにかく、竹元教授の一番嫌いな言葉、がっかりでした。

この事件は、清正、正則、長政らが兵を挙げ、進退窮まった三成が、死中に活を求めた、という話なのよ。
なのに、このドラマでは、単に、清正の屋敷にみんなが集まるだけで、三成に対する急迫不正な侵害が、全く描かれていないのよ。
なんか三成が、静かな庭で、悠長に駕籠に乗って去る、これじゃ、視聴者に三成の行動の必死さが、全く伝わらないのよね。

このとき、このドラマを観た一般の視聴者は、三成は宇喜多秀家の屋敷にいて、秀家と小西行長に見送られて伏見に向かった、そう理解するよね。
この場面の肝となるのが、「これで敵の目をごまかせる」という行長の言葉なのよ。
実は、三成は、女人用の駕籠に乗って、虎口を脱するのよ。
だからこそ、敵の目をごまかせるのよ。

つまり、ドラマで映ったあの駕籠は、女性用だったのよね。
でも、そんなこと、説明してもらわないと分からないよね。
私も、たまたま女人用の駕籠に乗った、という知識があったので、あれがそうなんだろうな、と思っただけで、男性用か女性用かなんて見ただけじゃ分からないよね。

この事件の前に、家康が大坂から伏見に脱出したときは、又兵衛の口を借りて、家来衆を駕籠に乗せ、家臣に紛れて馬で逃げた、と視聴者に説明してくれましたよね。
こんな説明をするくらいなら、三成が女人用の駕籠で逃げた、という情報こそ、流すべきだと思うなぁ。

もう一つ不満なのが、距離と時間の感覚が、滅茶苦茶なことなのよね。
さっきも書いたけど、夜、大坂を脱出して、駕籠に揺られて京都の伏見に、その日の夜のうちに到着したことになるのよね。
でも駕籠じゃ、その日の夜のうちに移動できないのよ。
ドラマを観ている人は、大坂から京都伏見までの距離感を全く感じられず、ご近所に住む家康のところに逃げ込んだとしか思えなかったんじゃないかな。

実は、その感覚こそが、大正解なのよ。
本当は、危険を察知した三成が、宇喜多秀家の屋敷まで、もっと正確にいうと秀家が居候していた屋敷まで、女人用の駕籠で逃げただけなのよ。
だから、このドラマのように、秀家の屋敷を駕籠で出るのは、間違いなのよ。
秀家の屋敷からは、馬で駆けたからこそ、その夜のうちに伏見に到着できた、というわけなのよ。
そして、その後を追って、清正たちも伏見に駆けつけた、という流れなら、腑に落ちますよね。

この伏見城に逃げ込んだ、というのは、今では通説となっているのよ。
これまでの大河なんかでは、家康の屋敷に逃げ込む、という話が多かったのよ。
実は、宇喜多秀家の居候宅から、内々に、家康に助けを求めているのよね。
それで、了承が得られたからこそ、家康の元に駆けているのよ。
このあたりは、さすが三成、冷静さを失っていないのよね。
だからといって、家康の屋敷に逃げ込んじゃうと、裏切られたときに逃げ場がないよね。

そんな冷静な三成だからこそ、このドラマのように、伏見城内の治部少丸、つまり自分の部屋に逃げ込んだのは、当然といえば当然よね。
というわけで、この点は、史実を踏まえてしっかりと描かれていたんじゃないでしょうか。
それだけに、そこへ至るまでの話のお粗末さが、際立ちました。(笑)

とにかく、奉行職を奪われ、隠居させられてでも、三成は家康を頼らざるを得なかった、それぼどの、生命の危機を感じるくらいの崖っぷちまで追い込まれた、それがこの襲撃事件だったということだけでも、今日は覚えて帰ってね。(笑)

いよいよ、官兵衛が、我が道を行く決意を固めましたね。
次回、どう動くのか、楽しみですね。

そういえば、12月14日に総選挙、と聞いた瞬間、官兵衛の放送はどうなるんだろ、ということが脳裏をよぎりました。(笑)
通常回なら、19時15分から20時までで放送できますけど、なんとなく最終回っぽいじゃないですか。
ロングバージョンなら、枠に収まらないし、翌週に延期するのかな。
その方が、楽しみが長続きして、嬉しいかも。(笑)

野党は、アベちゃんを吉良上野介に、自らを四十七士になぞらえ、悪政を討ち取る、なんてやるんだろうな。(笑)
ちなみに、討ち入りの12月14日は、あくまでも旧暦であって、今の暦でいうと1月30日の深夜なのよ。
以上、忠臣蔵一口メモでした。(笑)

それでは来週も、使い捨ての道具にされることなく、むやみに争いに巻き込まれず、今は形勢を見極め、理不尽な振る舞いは黙殺せず、憎しみに目を曇らせることなく天下万民のため和睦を図り、生き残ることはむろん大事、しかし、わしは我が道を行く、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、天下を狙えるじゃんね。

「徳川殿は、わしを引き渡したりは、せぬ。もし、わしが殺されれば、引き渡した徳川殿も、豊臣家に弓引く逆賊の一味、天下を狙う大悪人であることが、世に知れ渡ってしまうからのお」
CATCH A DREAM!!



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