投稿日:2014年12月12日 (金) 19時05分
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みなさん、こんばんは。 また、明日から来週にかけて雪の予報、本当に暖冬なのかな。 今日は、石川五右衛門さんが、釜ゆでにされた、とされている日でがす。 で、12月12日と書いた紙をさかさまにして玄関に貼ると、泥棒除けになるんだそうな。 是非、お試しあれ。(笑)
さて、『マッサン』、せっかくウイスキー造りが始まったのに、なんか周辺でもたもたしているなぁ。 では今回も、先週の土曜日から振り返っていきましょう。 突然の俊夫の来訪に、事情が飲み込めない政春。 政春が自分の来訪を知らなかったことに驚く俊夫。 大阪にやってきたのは、エリーからの手紙がきっかけでした。 罪つくりだねぇ。
エリーは、内助の功だと、胸を張りましたけど、全然違うよね。 政春が、俊夫を呼びたいけど断られた、というようなバックボーンでもあれば、それでいいんですけどね。 そんなこと、おくびにも出していないのに、勝手に先読みして、そんな手紙を出すなんて、おせっかい以外のなにものでもありません。
政志からすれば、政春のための人的支援は惜しまない、ということなんでしょうね。 でも、広島の水と米を使った広島の酒造りに全力を尽くしている彼に、大阪行きを薦めるってどうなの、という気がします。 亀山酒造としては、大事な杜氏を失うことになるわけですしね。 俊夫からすれば、自分は、亀山酒造には必要とされていないんだ、という気になりますよね。
俊夫は、失意にまみれて、大阪に来たんでしょうね。 なのに、大阪でも必要とされていないと知っちゃ、そりゃ、落ち込みますわな。 本当に、気の毒な展開でした。 俊夫の心を弄んだ、エリーと政春は、許されるものじゃないでしょう。
俊夫は、かまどのガス器具に興味を持ち、なんとかその日は、泊まることになりました。 俊夫は、メガネをかけたまま眠っていましたね。 政春は、融通の利かないあまのじゃくと欣次郎は合わない、と言い張りますが、エリーの助言で、二人を会わせることになりました。
何やかやいって、技師長候補として紹介する政春、本心は来てほしいんだね。 しかし、なんで、俊夫にドロップをネコババさせるかねぇ。 これで、俊夫は手癖の悪い人間ということになっちゃいましたよ。 そんな人間にさせる脚本家の意図が、分かりません。 め以子が、藤井元課長の知人である軍幹部の家に、防空法違反で捕まった通天閣を助けてもらおうと、お願いに行ったときに、砂糖をくすねてきたことを思い出しちゃいましたよ。 今回は、未遂だから、あれよりはましだけど、そんな問題じゃないしね。
洋酒に興味があるか、という欣次郎の問いに、特に興味はないと答える俊夫。 ウイスキーを飲んだこともないし、飲みたいとも思わない、でも、酒造りには誰にも負けない自信があるという回答が、欣次郎に気に入ってもらえたみたいね。(笑) 芸を求められ、帰るという俊夫に、癖が強くて口が減らないところが気に入った、と欣次郎に雇ってもらえました。 やってみなはれ、が合い言葉になってきましたね。
広島への帰り際に、しっかりハグを求める俊夫、やっぱりエリーのそれで落ちちゃったのね。(笑) その俊夫が、すみれさんから預かっていた手紙を置いていきました。 嘘の内容を書いた手紙を、政志はありがたがって、読めないのに何度も見ていた、と文面にありましたけど、エリーは胸が痛まないのかな。(笑) 早苗さんが、長い間、仏壇に手を合わせていた、というのはよかったですね。 やっぱり、母親になりきっていますね。 しかし、政春がドジで間抜けって、すみれさん、日本全国からあなたの文面に、『スチュワーデス物語』の松本千秋か、というツッコミが入ってますよ。(笑)
二人仲よく縁側で、このすみれさんからの手紙を読んで、キスをしようとしたところに、べっぴん同盟が乱入、というベタな展開になりました。(笑) キャサリンは、すっかり自分の手で改築をしたかのように振る舞ってますね。 信ちゃんのおかげだと、梅子さん、怒らなきゃ。(笑) そういえば、襖の絵柄、ペガサスなのね、ハイカラなんだから、やるね信ちゃん。(笑)
そして、3年半の時は流れ、大正13年10月を迎えました。 てぇー、完全に関東大震災をスルーしちゃいましたね。(笑) 欣次郎は、支援物資を送ったりしたんでしょうね。 その震災の影響もあって、決断してから工場完成までに、こんなに時間がかかったのかもしれませんね。
蒸留塔では、ポットスチルの設置工事が、無事に終わりました。 そういえば、ポットスチルといえばミスチル、と連想する人はいないよね。(笑) なんか、ミスチルの口パク騒動が、盛り上がってるみたいね。
それはともかく、このポットスチル、ドラマでは、重ね合わせただけですけど、この後、ボルトを締めて、溶接するんでしょうね。 佐渡さん、よく政春を信じて、この日まで待ってくれましたね。 やはり、欣次郎とのタッグを組んだことが、信用を勝ち得たんでしょうね。
でも、これでお役御免だとしたら、ちょっと気の毒。 ポットスチルがいかに緻密で精巧な、佐渡さんの職人技に裏打ちされた製品か、ということを、もう少し、アピールしてあげてほしかったなぁ。 とにもかくにも、これでウイスキー造りが、大きく進みますね。
おまけに、エリーも、赤ちゃんを身ごもりました。 妊娠したエリーを、急に腫れ物に触るように扱う政春、酒断ちまでして、極端なんだから。(笑) エリーは、工場完成のお祝いにバラ寿司を作ってくれました。 要は、ちらし寿司のことなのね、多分。 マグロの赤身を、バラの花びらに見立てたお寿司かと思っちゃいました。(笑) 母親にも手紙を出そうというエリー、はなとおんなじ、やっぱり、家族がいつも心の片隅にいるんだね。
山崎工場では、準備があわただしく進んでいました。 住吉酒造時代の研究室から勝手に持ってきた看板が、掲げられていましたね。(笑) 俊夫は、あきらめきれないのか、亀山酒造の法被を着ています。(笑) そうそう、俊夫さんの名字は、八嶋ならぬ八澤さんだったのね。(笑) 壁に、そう書かれた名札が、掛かっていました。 メガネを捜すやっさんのものまね、アドリブなんだろうな。 住吉酒造の社長へのリスペクトかも。 効果は今一つ、といったところでしょうか。(笑)
神戸港から運ばれてきた樽を見て、ゆりかごに例える政春。 同じ蔵で育てても、樽一つ一つに違いが出てくる、それぞれの持ち味を組み合わせて初めて、いいウイスキーができる、という政春の言葉を聞いて、欣次郎は、なるほど、よっしゃ、と叫びました。 組織も、一緒だよね。 そのために、芸を披露させて、いろんな持ち味の社員を集めてきたんだよね。 欣次郎のウイスキー造りは、会社づくりそのものなんだね。
政春とエリーに相談があるという欣次郎、それは息子の英一郎のことでした。 KBじゃなくて、あ〜るの田中一郎似の、色男でがんすな。(笑) 梅子さんのハートも、一瞬にして撃ち抜いちゃいましたもんね。(笑)
ろくすっぽ学校も行かんと、やれカフェーだ芝居やゆうて、うつつ抜かしてんのや、これって明らかに宮本龍一を意識していますよね。(笑) 欣次郎は、息子を政春の弟子にしてほしい、そして、エリーに英語の先生になってほしい、と頼みました。 しかも、住み込みで。(笑) 費用負担の話は出ませんでしたけど、ある程度の必要経費を入れてもらわないと、やってられませんよね。
英一郎が、2階に住むことになったということは、俊夫は、どこか別の場所を借りたんだね。 そういえば、俊夫は、独身なのかな。 住吉酒造からこんなひどい仕打ちを受けて、おまけに単身赴任だったら、目も当てられませんよね。
エリーは、大事な時期なのに、すべてを引き受けました。 内助の功ですね。 でも、私も日本語はしゃべれるけど、人には教えられないな。 子供相手の家庭教師とはレベルが違うけど、教えるスキルを、ちゃんと持っているのかな。 もっとも、英一郎は、日常会話くらいはできそうなので、教えることは、なさそうですけどね。(笑) とはいえ、この英語を他人に教える、ということに対して、どうして、エリーは、こんなに自信を持っているのか、不思議です。
英一郎は、父親がいなくなると、急に饒舌になりました。 よっぽど、欣次郎から抑圧されているみたいですね。 一緒にいると、息が詰まるんだろうな。 自分のことは自分でする、必要以上に干渉しないでほしい、と欣次郎の狙いとは違った同居生活になりました。
エリーにも、英語は独学するので、西洋の自由主義について、教えてほしいと、頼みました。 父親への反感から、当時の家父長制を否定し、男女同権の自由な世の中を求めているのね。 日本に来たばかりの頃のエリーも、妻は家政婦じゃない、との思いを強くしていたので、気が合いそう。
翌朝、台所を物色していた英一郎、自分の弁当を作るために、米を見つけようとしていました。 食材は、亀山家のものを、ちゃっかり使うのね。(笑) 洗米する手つきはお見事、相当、練習したんだろうな。(笑)
会社では、英一郎のことを何と呼んでいいのか分からない俊夫。 次期社長だからって、このあたりに必要以上に気を遣うところが、俊夫なのよね。 でも、英一郎は、自分は社長にはならない、鴨居と呼ばれるのも不愉快だと吐き捨てました。 政春から夢を聞かれても、進路も仕事も結婚相手も、全て父が決める、と諦念した感じです。 とにかく、父親のことが大嫌い、といっていますが、いずれ分かり合い、後を継ぐんでしょうね。(笑) 家族写真を眺めて、育て方をどこで間違えたのか悩む父親と、エリーの後ろ姿に母親を重ねる息子、なんか切ないねぇ。
仕事にもやる気を見せない彼に、政春は、日本初のウイスキーを造るためには、皆で一丸となって取り組まなければならず、一致団結できなければ、やめてもらう、と言い放ちました。 この一言で、政春さん、英一郎の心を動かしちゃいましたよ。 政春さんは、どちらかというとマイペースで、住吉酒造でも、他の従業員と一丸となって、ことに当たったことはないんじゃないでしょうかね。(笑) どの口が、という気がしないでもありません。(笑)
その頃、エリーは、べっぴん同盟の追求をかわしていましたが、つわりが襲ってきてしまい、ばれてしまいました。 あんなに元気だったのに、見事なタイミングで、おえっ、ときちゃいましたね。(笑) もう、つわりのシーンは、ないんだろうな。
蒸留塔では、英一郎が、休んでもいいか、と政春に尋ねました。 本を読んで理解したから、と、大麦を発芽させるには、水分含有率を44%に高める、とスラスラ答えました。 水分を吸わせた大麦を指先で壁に押し当て、すーっと線を引くようになぞる政春。 壁に線ができるくらいの硬さがちょうどいい、実際にやってみることで、数字では分から んことがいっぱい見えてくる、と身体で覚えることの大切さを説きました。 どーしたのマッサン、英一郎がきてから、急にまともな人間になったじゃんね。(笑)
その夜、英一郎が、エリーを手伝い、魚を焼いていると、こひのぼりがたいへんだ、とキャサリンが駆け込んできました。 駆けつけてみると、エリーの懐妊祝いのサプライズ・パーティーでした。 あの魚、無駄になっちゃったね、もったいない。
パーティーの参加者は、べっぴん同盟と春さん、秋、おひさの好子さん、ものまね芸人の巡査です。 好子さんの旦那は、来なかったのね、分かる、分かる。(笑) 巡査は、最近、仕事している姿、とんと見かけないねぇ。(笑)
その巡査、やたらと、生まれてくる子供の髪や肌の色が、気になるようで。 何気なく口にした子供の国籍に関する疑問から、いじめ問題に話が発展。 子供は残酷だから、必ず自分たちと外見が違う子をいじめる、と断言する英一郎。 彼も、いじめられてきたんだね、きっと。
英一郎の意見に同意したエリーは、日本人は思ったことをいわないのに、彼はいうと誉めました。 分かってないねぇ。 思ったことをいわないからこそ、争いが起きにくいのよ。 外国人の子供をいじめる、というのも、思ったことを口に出すからなのにね。 外国じゃ誤解されることも多いみたいですけど、思ったことをいわないのは、やっぱり日本人の美徳というか、生活の知恵だからね。 だいたい、お祝いの席でする話じゃないよね。(笑)
英一郎は、泣き出してしまいました。 翌朝、英一郎はエリーに、周りの人たちが本気でエリーの子供のことを心配して、みんなで守ろうとしたことや、僕という人間を褒めてくれたことに感激したからだ、と答えました。 英一郎は、政春の猪のように真っ直ぐなところが苦手だと、エリーに話しました。 猪といえば、黒田長政だよね、ツッコミを入れた人、どれくらいいるかなぁ。(笑) それにしても、趣味悪いです、はいいすぎ。(笑) いくら打ち解けたからって、何でもいえといわれたからといって、相手の気持ちも考えないとね。
でも、ゆりかご作りで、猪のフランクでフレンドリーな一面に触れた英一郎は、政春への先入観を解きました。 政春は、英一郎に、父親を超えろ、自分を探しとる、求めてくれとる人が、この世の中には必ずおるから自信を持て、と励ましました。 本当に、いいこというよ、素晴らしい。
英一郎は、母親の話もしました。 入院して、死の間際になっても、顔を出さなかった欣次郎が、許せませんでした。 これって、『ちりとてちん』の草若師匠と小草若の関係と同じじゃん。(笑) そのパターンからいくと、英一郎の母親の夢が太陽ワインの完成で、それを叶えるために、欣次郎が、東奔西走していたってところですかね。
そんな亀山家に、エリー懐妊の報を聞きつけた欣次郎が、でんでん太鼓と風車を祝いに持ってきました。 急に、空気が凍り付き、そそくさと部屋に戻ろうとする英一郎。 欣次郎も、自分の息子には、うまく言葉をかけられません。 もどかしいねぇ。 欣次郎は、エリーが懐妊した以上、英一郎を預かってもらう訳にはいかない、との思いを抱いていました。 しかし、ぎくしゃくしたまま、英一郎は、2階に引きこもってしまいました。
2階に行くエリー、ほとんどの視聴者が、転がり落ちることを予測して、固唾を飲んで見守ったことでしょうね。 ロングスカートで、両手がふさがってちゃ、誰でも危ないよね。 広島じゃ、父親の横で妊婦をたくさん見てきた、と自信満々だったのに、それなら気をつけるはずなのに、油断しちゃったね。
病室に入るとき、笑顔を作った政春が辛かったなぁ。 自分のことのように泣いてくれるべっぴん同盟も、いい人たちだね。 こんな人たちに囲まれていたら、少しずつ、心の傷も癒えていくんじゃないでしょうか。 英一郎も、責任感じちゃうんだろうな。
明日のドラマ、観るのが辛いなぁ。 来週は、幸せが戻ってきますように。
さて、第10週の関東地区の最高視聴率は、山崎の地が、線路脇で広告効果が高いという、あるいは、通路を広くしてポットスチルを見学してもらうという発想をした欣次郎を、政春が、まるで火星人じゃ、と評した5日(金)の20.4%で第2位、第1位は『Doctor-X』の21.6%と、今回は完敗でした。 船越さんのドラマは、6.4%でした。 今日が最終回らしいので、甲斐さん、オファーは前向きに断っちゃったんだね。
月曜から土曜までの詳細は、19.2%、20.1%、19.5%、19.9%、20.4%、18.8%で、第10週の週平均は19.65%、『ごちそうさん』の第10週の平均は23.40%、『花子とアン』の第10週の平均は21.98%でした。 第10週までの全平均は20.28%、『ごちそうさん』は21.94%、『花子とアン』は22.16%でした。
関西地区の最高視聴率は、ついに鴨居商店に出社した政春が、欣次郎に北海道行きを直訴し、断られた1日(月)の23.5%で第1位、21.5%の第2位『Doctor-X』に2ポイントの差をつけ圧勝です。 名古屋地区の最高視聴率は、欣次郎が、俊夫の減らず口を気に入り、鴨居商店への就職が決まった6日(土)の23.0%で第2位、第1位は『Doctor-X』の24.0%とハイレベルな争いでした。
『軍師官兵衛』の第49回は、関東地区が15.8%で第9位でした。 ちなみに八重の第49回は、関東地区で12.2%でした。 第49回までの全平均は、官兵衛15.78%、八重14.53%です。 名古屋地区は、19.5%で第7位でした。 関西地区は21.3%で第3位でした。 関西の視聴率は右肩上がり、盛り上がっています。
いやぁ、今週は、おもしろかった。 固唾を飲んで、見入ってしまいましたよ。 ディス・イズ・大河ですね。 こうやって、じっくりと中央と九州の動きを見せてくれると、実に分かりやすいです。
特に、よかったのが、九郎右衛門と吉弘統幸(むねゆき)との一騎討ちです。 こういうのが、大河の醍醐味なのよね。 歌舞伎などと一緒で、一種の様式美ですね。
唯一、残念だったのが、統幸の登場が唐突だったことです。 官兵衛と村重のように、二人仲よく、九郎右衛門の母親の味噌汁をすすりながら、目を輝かせ、互いに将来の出世を夢見る場面でも、布石として流しておいてくれればよかったのに。 そうすれば、この一騎打ちの話の奥行きが、広がったんですけどね。
それにしても、岡田官兵衛、ここにきてやりたい放題ですね。(笑) 大友吉統(よしむね)の朝鮮でのへたりぶりをこき下ろして、家臣の士気を高める場面は、最高でした。 惜しむらくは、九州全土を平らげる戦じゃぁー、じゃなくて、天下取りのための戦じゃぁー、まずは九州全土を平らげる、と大望を前面に出してほしかったですけど。 目標は、あくまで天下なんですからねぇ。 とはいえ、あのアジテーションは、お見事でした。
岡田くん、素晴らしい役者になったねぇ。 竹中重義と不破三太夫を恫喝する場面なんか、健さんや文太さん顔負けの迫力でした。(笑) もっとも、二人の任侠映画を観たことがないので、本来は比較のしようもありませんが、勢いでつい指が滑った、ということでお許しください。 大友軍を打ち破り、勝ち鬨をあげるときの得意げな表情も、よかったです。
ただ、九郎右衛門が、官兵衛の九州討伐の策を、兵が兵を呼ぶという軍略と評していましたが、誉めすぎです。(笑) はっきりいって、策略じゃなくて、妄想、画餅、捕らぬ狸の皮算用、そんな形容の仕方しか思いつきません。(笑) 家康が、この動きを知って、天下を狙っているのでは、とビビっていましたけど、実際は、歯牙にもかけていなかったんじゃないかな。
あれだけ、平和主義者だった光も、官兵衛の動きを黙認しちゃいましたね。 そうそう、いつの間にやら、お福さん、無事に中津に戻っていましたね。 最終回も登場しそうだし、本当に生命力が、強いなぁ。(笑) お道は、どうなったんでしょうね。
このドラマでは、長政が西軍をすべて調略したヒーローになっちゃいましたね。(笑) 浅利くんは、小早川秀秋、ハマリ役ですね。 最終回、彼がビビリまくる姿は、見物ですね。(笑) 大久保猪之助くん、秀秋に念を押しに来た三成を斬っていれば、彼も長政もヒーローになれたのにね。(笑) 北政所は、正則、長政、秀秋が兄弟のように育った、といってましたけど、最近、いつの間にか、加藤清正が、このドラマから消えちゃったのよね。 本来、彼なくしてこのシチュエーションは、成立しないはずなのになぁ。
三成の致命傷は、やはり、秀頼を担ぎ上げられなかったことですね。 秀頼が陣頭指揮に立てば、正則や清正は、弓を引けませんしね。 やっぱり、淀が、元凶でした。 大坂の陣で、同じ過ちを犯しちゃうのよね。
家康側にも、誤算はあったのよね。 「八万か、勝てる」、この三成の台詞がすべてですね。 本当は、12万の大軍勢だったのよね。 ところが、中山道を進んだ秀忠の軍、4万が、遅刻しちゃったのよね。(笑) ここらあたりは、『真田丸』の見せ場の一つでしょうし、今から楽しみです。 とにかく、当初想定していた東軍の兵数の2/3しか集まっていない、と知って、三成、喜んだでしょうね。
西軍の見せ場といえば、何といっても、死中に活を求めた島津義弘の雄姿なんですけど、全然出てきませんね。 省略されちゃうのかな。 そうだ、三成の右腕、島左近も登場しない感じだし、残念だなぁ。
とはいえ、泣いても笑ってもあと1話、もう、今からわくわくしています。(笑)
それでは来週も、奥の手に頼らず、己の知略を頼みすぎず、敵か味方か分からぬ者を打ち捨てることなく、得意の野戦に持ち込み、家臣・領民を守り生き残るため、心のまま、思うがままの境涯を得て、水を得た魚のように、水の流れのように自在に、こぴっと仕事がんばれば、御仏もご加護くださるじゃんね。
「黒田の当主は、わしじゃ。父上が、どう動こうが、黒田は徳川に賭けたのじゃ」 CATCH A DREAM!! |
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