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少年トッパの掲示板だぜ。

素直な気持ちで書いてごらん。さあ、目を閉じて。閉じたら書けんがな。

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[7316]大好きな明け暮れ 投稿者:まっくん

投稿日:2015年01月23日 (金) 19時15分

みなさん、こんばんは。
残念ながら、地元の高校は、選抜に選ばれませんでした。

それにしても、ドラOBの大豊さんや柔道の斉藤仁さんの訃報には驚きました。
大豊さんが、ネクスト・バッターズ・サークル内で、肩にバットを掛けて待っている姿が、好きでした。
斉藤さんは、ロスとソウル五輪で金メダルは取ったけど、日本選手権で山下さんには勝てなかったんですよね。
エベレストには登ったけど、富士山には登れなかった、という言葉が印象的です。

さて、『マッサン』、今週は、早速、欣ロス、鴨ロス、堤ロス、どう表現すればいいか分かりませんが、欣次郎の喪失感に打ちのめされている人もいるんだろうな。(笑)
私は、そこまでも、欣次郎には思い入れがなくて、どちらかというと、三丁目べっぴん同盟ロスの方が、大きかったなぁ。(笑)

トッパさんは、ウイスキーそのものに魅力を感じないんですね。
私は、脚本が諸悪の根源だと確信しているんですけど(笑)、ウイスキーに関していえば、アンとのギャップが大きすぎることも要因の一つなんじゃないかな。

アンでは、大正時代から、ウイスキーをおいしそうに飲んでいましたもんね。
ドミンゴで行われた、聡文堂就職の歓迎会では、はなは、初めて口にしたのに、おいしい、おいしいと3杯も飲んでしまい、酔いつぶれて英治におぶられて、家まで送ってもらいましたよね。
梶原さんなんか、なにかというと手土産はウイスキーで、村岡印刷でよく飲んでいましたしね。

本当は、『マッサン』の描写の方が、真実に近いのかも知れないけど、それにしても、みんながみんな、口を揃えてまずいというなんて、あまりにも嘘っぽいので、アンの方に信憑性を感じてしまうんじゃないでしょうか。

それでは、気を取り直して、今回もお待ちかねの、先週の土曜日から振り返っていきましょう。
まずは土曜日、タイトルバックに、えらい早く欣次郎の名前が出るなぁと思ったら、登場人物が、政春、エリー、エマ、欣次郎、英一郎の5人だけでした。
『純と愛』で、純が愛を精神科に連れて行ったときに、純、愛、医者、放射線技師の4人のときがありましたけど、あれ以来の少なさでした。

結局、エリーは、保護者のように、政春の後について鴨居商店に行っちゃいました。(笑)
ここにきて、ようやく、政春は、退職願を欣次郎に提出しました。
一番、厳しいときに辞めるのか、と欣次郎はいいましたけど、これは政春の決意を試したんでしょうね。

政春は、大将より先に、日本人がうまいゆうてくれるウイスキーを造ってみせます、と欣次郎に宣戦布告です。
欣次郎は、政春は所詮は化学者、造ることだけに執着があって、売ること、宣伝することには全く関心がない、と看破しました。
これは、このドラマを観ているほとんどの人が、感じたんじゃないでしょうか。
後に、北海道で、誰が飲んでも、うまいゆうてもらえるウイスキーを造る、という政春に、熊さんがいった、ゆうことだけは一丁前だな、という言葉に、我が意を得たり、と快哉を叫んだ視聴者も多かったでしょうね。(笑)

事業の足りない10万円、出資してくれたのは、熊さんではなく、欣次郎さんでした。
今、冷静に考えるとそうですよね、なんで、筋違いな予想をしちゃったんだろ、反省。
欣次郎が、ポンと退職金代わりに出すのは格好いいんですけど、政春に土下座させたのには興ざめ。
ほかにも、石にかじりついてでも、独立してウイスキー造りをやっていく、という覚悟を確かめる方法は、いくらでもあるでしょう。
土下座はだめよ、土下座は、欣次郎の品性が疑われちゃうよ。

でも、あっさり土下座する政春も、政春だよね。(笑)
だいたい、家賃を待ってもらうときとか、土下座しまくっているからね。
政春の中では、そんなに屈辱的なことじゃないのよね。(笑)
そのハードルの低さを、欣次郎も見誤りましたね。(笑)

小切手の日付けは、昭和6年10月6日でしたね。
ということは、発売後1年経った10月でレッドラベルの見直しをした、といっていたけど、事実上は11か月、9月で見切りをつけていたんですね。
欣次郎としては、後釜として英一郎が育っているし、鴨居商店1社よりも、複数社で競い合う方が、ウイスキーが普及しやすいと算段したんですね。
だから政春を手放した、やっぱり、商売人だわ。
まさか、エリーの色香に惑わされたから、なんていうことはないよね。(笑)

一方、北海道行きに反対していた英一郎も、考え直し、政春の背中を押しに、亀山家にやってきました。
ウイスキー研究所の看板、北海道にも持って行くんだね。(笑)

そして、昭和7年10月、政春とエリー、そしてエマの三人は、北海道の土を踏みました。
いやぁ、羊蹄山を望む風景、きれいでしたね。
思わず、見入っちゃいましたよ。
やっぱり、北海道はいいね。

でも、私は、ごまかされませんよ。(笑)
そもそも、政春が鴨居商店を退職したのが、昭和6年10月ですからね、この1年、何をしていたんだ、って話ですよね。
その辺りの説明は、全くないのね。(笑)

普通なら、住む家を見つけたり、工場用地を選定し、購入あるいは借り入れ手続きをして、工場を建設して、材料の購入先を見つけて、販路を確保して、社員を確保して、などなど、会社立ち上げの準備期間のはずですよね。
それどころか、熊さんにも、政春たちが余市に行くことを知らせていなかったくらいだからね。
あれから、一度も北海道には行っていない、ってことだよね。
一年間無為に過ごして、なんの準備もなく、いきなり転居するって、いくらなんでも、あまりにも非現実的な展開に、ただただ、あきれるばかりです。(笑)

その1週間前、こひのぼりで送別会が、開かれました。
みんな、エリーと別れたくないだけ、政春はどうでもいいのね。(笑)
春さんも、駐在さんも、エリーとがっしりとハグできましたね、この幸せ者が。(笑)
ミナミの信ちゃんや好子さんの旦那の車引きは、いませんでしたね。
この二人、特に好子さんの旦那は、中途半端な描かれ方でしたね。(笑)
政春は、北海道に骨を埋めるつもり、なんてあいさつしていましたけど、あいかわらず、口先だけって感じがして、嘘っぽいのよね。(笑)

住吉酒造の社長は、会いに来てくれましたけど、本来は、政春が、あいさつに行くべきだよね。
鴨居商店にも、きちっと最後のあいさつをすべきなんでしょうけど、この調子じゃ、行ってそうにないよね。(笑)
どうして、こんな軽薄な人間に描かれちゃったんだろ。
モデルとなった方のご親族は、どんな気持ちで、このドラマを観ているのかな。
もう、観てないかもしれないね。(笑)

そういえば、住吉酒造の女将さんや優子さんは、どうなったんでしょうね。
少なくとも、優子さんとエリーは、友達同士になったんだから、連絡を取り合って、たまには会っていてもよさそうなもんですけどね。
そのエリーが、北海道に行くと聞いたら、会いに来ると思うけどな。

広島にも、ちゃんとあいさつに行ったんだろうな。
遠く離れてしまうわけですしね。
もっとも、早苗さんのときのように、その気になれば、すぐに戻って来られるか。(笑)

そういえば、エマの学校は、どうなったんでしょうね。
大正13年11月11日、英一郎の母親の命日に、ウイスキー工場のお披露目をしたんでしたよね。
そして、その直後に、生まれて間もないであろう、エマを引き取ったんでした。

ということは、昭和7年時点で、8歳ということになります。
つまり、尋常小学校の2、3年生のはずですよね。
少なくとも転校の手続きが、必要になりますけど、そのあたりというか、エマの学校生活が全く描かれないのよね。

養子をもらうときに、髪の毛や肌の色が母親とちがうので、自分がエリーの実の子じゃないと分かり、悩んだり、いじめられたりするんじゃないか、という問題提起が、以前なされました。
でも、いざ学校に入る年齢になっても、そのあたりは、完全スルーなのね。(笑)
これまた、場当たり的で中途半端すぎる脚本でしたね。

そんなこんなで、よく分からないことだらけのまま、北海道編がスタートしました。
送別会から1週間の間に、エリーが美容院に行って、髪型を変えたことだけは、確かです。(笑)
エリー、またまた懲りずに独断で、俊夫にウイスキー造りのお誘いの手紙を書いています。(笑)
予告編に俊夫さん出ていたので、間違いないでしょう。
明日、このことが、明らかになるんじゃないかな。

そして、熊さんの家にやってきました。
泊めてくれなかったら、どうするつもりだったんだろうね。(笑)
森野家は、この2年の間に、没落していました。
あの、あごで使っていた武井さんから、借金して返せないのね。
で、熊さんの亡くなった奥さんの弟、つまり熊さんの義弟が、保証人になってくれたようです。
その進さんが、りんご農家の組合長さんなんですね。

進さん行きつけの理髪店の店主は、温水さんじゃありませんか。
『ウェルかめ』でのウミガメ館の館長役以来かな。
これから、どんな風に絡んでくるか、楽しみです。

ハナと一馬は、りんご農家で働いているのね。
ハナは、学校の教師をしていたけど、やめちゃったのね。
家計が苦しいときほど、教師を続けたほうが、安定した収入が得られるのに。
教師なので、英会話ができるところがさすが、このあたりは、優子さんやすみれさんのキャラとかぶりますね。
もう少し、違うキャラ設定にすればいいのに。
一馬は、相変わらず、熊さんに反感を持っています。
熊さんも、息子のことを、勉強しすぎて、少し頭がおかしくなった、はないよね。

森野家の家族構成や事情を、エリーは、全く知りませんでした。
普通、熊さんの話をするときに、娘や息子の話もするでしょ。
政春からしなくても、エリーの性格なら、根掘り葉掘り、聞き出そうとするはずだけどね。(笑)

熊さんは、無理して、政春たちのために、ごちそうを準備してくれました。
いい人なんだけど、一馬からすると破産状態にもかかわらず、大盤振る舞いをする、どうしようもない父親に見えちゃうんだろうな。
三平汁はおいしそうだったし、あのでっかい大福もちも、食べてみたいなぁ。(笑)

翌日、地主に土地を買いたいと申し入れますが、熊さんからの紹介と聞いて、断られました。
もう、まとまった土地ならどこでもいいんかい、って話ですよね。
土地の権利がどうなっているのか、抵当がついていないのか、立地条件を満たしているのか、輸送経路は確保できるのか、などなど、まずは、その土地が工場用地として適しているかを検討しないとね。
もちろん、手放す意思がないと、どうしようもないので、家主の意向確認も、しなきゃいけないけど、だからといって、りんごを八百屋で買うのとは、訳が違うんだからね。(笑)

進さんからも、りんごの販売を断られました。
進さんから出てくる熊さん評は、借金地獄で身内にも迷惑をかけた、もう兄貴とは思えない、と散々です。
ここにきて、政春とエリーは、ようやく、熊さんの経済状況を知りました、って遅すぎ。(笑)

もう、2年間も、海が、くきらないのね。
一発逆転に賭ける熊さんは、政春に借金を申し込みました。
一度くきれば、2週間で1年分稼げるんだから、熊さんが夢を見続けるのも、分かるなぁ。

でも、冷静な一馬は、たとえ来春、海がくきたとしても、船もなく、大勢の漁師や女衆を雇う金もないから、ニシンは獲れない、と状況を冷静に把握していました。
そこで、一馬は、政春に工場用地として、この家を買ってくれ、と頼みました。

翌日、再び、りんご園を訪ねた政春は、進さんから、この土地の歴史を聞かされました。
逆賊の汚名を着せられた会津武士だった彼の親が、この土地に来たのが、明治4年、刀を鍬に持ち替え、そばや豆を植えたが、熊、鹿、きつね、うさぎに食べられてしまったとのこと。
開拓使から配られたリンゴの苗木を育て、4年目にやっと実がなったとのこと。

それが今から35年前で、そのさらに8年前の明治4年に親が北海道に来た、と進さんはいいました。
あれれ?今は、昭和7年10月だよね。
昭和7年は、明治65年だから35年前は、明治30年だよね。
その8年前は、明治22年じゃんね。
なんで、こんなにずれるわけ。
おーい、時代考証の人、何やってんの。(笑)

りんごが実るまでの4年間、どうしてそこまで我慢できたか、それは会津の魂、武士の誇りを捨てなかったからだ。と進さんは語りましたけど、意味不明。(笑)
なんで、そんなもんに誇りをかけるわけ。
それなら、豆やそばの栽培を4年であきらめたことは、どう説明するつもり。(笑)
りんごには誇りをかけられても、豆やそばには、その価値がないなんてことないよね。(笑)

どんなことをしてでも、この地で生き抜き、いつか必ず、逆賊の汚名をすすぐ、それが会津武士としての誇りなんじゃないのかな。
そのためなら、生きていく糧を求めて、そばでも豆でもりんごでも、栽培しやすいものを求めていくべきで、りんごに固執したのは結果オーライかもしれないけど、やっぱり、一つの品種にこだわらず、多くのものを育て、適性を見極めるべきだったんじゃないかな。

熊さんも、エリーに、自分の生い立ちを話しました。
北海道を飛び出して漁師になったから、裏切り者と呼ばれているんですね。
妻を幸せにするために、その笑顔を見るために、必死でニシンを獲って稼ぎ、このニシン御殿を建てたんですね。
でも、結局、その家が建つまえに、流行り病で亡くなってしまいました。
スペイン風邪かな。
なんか聞いた話だと思ったら、欣次郎の太陽ワインの話と似ていますね。
夫婦の夢が、太陽ワインであり、ニシン御殿だったというわけね。
熊さんが、御殿を手放せないのも、うなずけます。
ただ、ふるさとを残したい、という理由は、今ひとつですね。(笑)

一馬が、その家の権利証を武井に渡しました。
刀を取り出して、武井を追いかける熊さん。
武井が階段からころげおちたのは、やっぱり『蒲田行進曲』を意識してるよね。(笑)

ところで、その登記の日は、昭和3年5月9日でした。
築4年じゃんね。
どうみても、何十年も経っているよね。(笑)

それにしても、あれだけ熊さんにお世話になりながら、みんなから裏切り者呼ばわりされていると知って、縁を切ろうとする政春、本当に人間のクズだよね。
そんな政春に、権利証を託す熊さんが、気の毒だなぁ。

政春からすれば、渡りに船、視聴者からすれば、泥棒に追い銭だよね。
熊さんの土地に、工場を建てることになるんだろうな。
さっきも書いたけど、そんな安易に、工場の場所を決めていいのか。(笑)
一気に、工場ができたあとまで時が流れそうな雰囲気だけど、どうなりますやら。

さて、第15週の関東地区の最高視聴率は、熊さんからリンゴが送られ、政春が、ピート臭のないウイスキーを完成させた14日(水)の21.8%で、第1位した。

月曜から土曜までの詳細は、19.3%、20.4%、21.8%、21.1%、20.6%、19.3%で、第15週の週平均は20.42%、『ごちそうさん』の第15週の平均は22.40%、『花子とアン』の第15週の平均は24.17%でした。
第15週までの全平均は20.25%、『ごちそうさん』は22.21%、『花子とアン』は22.51%でした。

関西地区の最高視聴率は、レッドラベルが売れず、心労で倒れた政春に、エリーが、りんごのしぼり汁を飲ませた15日(木)の22.5%で、第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、政春への出資を決めた渡さんが、野々村さんに、スッテキガールみたいな後添えをもらった、と暴言を吐いた16日(金)の22.4%で、第1位でした。

『花燃ゆ』の第3回は、関東地区が15.8%で、第15位でした。
ちなみに、八重の第3回は18.1%、官兵衛の第3回は18.0%でした。
第3回までの全平均は、花燃ゆ15.30%、官兵衛17.93%、八重19.43%です。
名古屋地区は、17.6%で、第10位でした。
関西地区は15.7%で、第10位でした。

『花燃ゆ』の第3回は、これまでに比べると今一つでした。
今回のキーアイテムは、おみくじと黒船でした。

冒頭、神社で合掌する文、お寺じゃないんだから、ちゃんと二礼二拍手一礼をやらせてほしかったなぁ。
真央ちゃんが、礼儀知らずに見えるじゃんね。(笑)

同じ境内に玄瑞もいたという設定、出会いとしてはイマイチだったなぁ。
その玄瑞は、八番のおみくじを引いたら凶、回想シーンでは、三十三番の凶、何でも、凶ばかり引き当ててしまうとのこと。
7回連続で凶を引いた、官兵衛での光秀みたいね。(笑)
私はもちろん、周囲にも凶を引いた経験のある人がいないので、そんなに頻繁に引き当てる、ということ自体が考えられないのよね。

ちなみに、ドラマの神社では、おみくじが入った棚の引き出しが、縦8、横6、計48個ありました。
そのうち八番と三十三番の2つだけが凶だった場合、それを引き当てる確率は4.17%、意外と高い割合になりますね。(笑)
そうそう、玄瑞が最後に十一番大吉を引き当てたとき、『あまちゃん』ファンなら、若き日の大吉さんを思い浮かべた人、多かったでしょうね。(笑)

玄瑞は、このとき、黒船が見られるよう願掛けをしていたとのことですが、意味がよく分からん。(笑)
文は、入江一九の妹すみと、吉田稔麿の妹ふさとお友達らしく、二人に連れられ、秘密のアジトで、玄瑞の姿を見かけました。
この二人は、第1話で、寿に浜に打ち上げられたくじらを見に行こう、と誘った子たちじゃないよね。
あれは、寿の友だちっぽかったもんね。

そういえば、この三人娘、まさか白紙同盟のパロディじゃないよね。(笑)
音を立て、逃げる三人娘、それを見失う、この男たちの危機管理って。(笑)
その程度なら、わざわざ、人目を避けなくてもいいのに。(笑)
ところで、黒船といえば、瓦版のペルリの似顔絵、『篤姫』では、江戸でコロッケさんが売っていましたね。(笑)
同じ絵だったし、きっとそういう瓦版が、残っているんでしょうね。

ところで、玄瑞は、文の兄のことというか、文のことを知っているのかな。
お前は誰だ、みたいなこといってたし、何となく、彼の話のニュアンスからも、彼女も、彼女の兄が寅次郎だということも、知らないように感じましたけど。
第1話では、明倫館に忍び込んだ文のことを、そこの役人たちは知らなかったんですよね。
第2話では、寅次郎が脱藩したときに、萩の人たちは、通りを歩く滝と文に、白い眼を向けながら、よく歩けるなぁ、みたいな陰口を、半ば聞こえるように、ささやき合っていました。
これって、みんな、二人が寅次郎の家族だ、ということを知っていた、ということですよね。
このように、このドラマでは、寅次郎の家族の藩内での知名度に、一貫性がないのよね。
このあたり、行き当たりばったりじゃなくて、しっかりと描いてほしいなぁ。

一貫性といえば、ご指摘のとおり、第1話前半の話し相手は弟だけ、みたいな内向性の文は、もうどこにもいないのよね。(笑)
それにしても、子の刻に、アジトに集まって黒船を見に行くことを知った文が、駆けつけると、来ていたのは玄瑞だけ、ってすごい設定だなぁ。(笑)
二人が黒船を見に行く道中に、赤い椿の花を咲かせたり、散らしたり、ちょっと過剰演出でしたね。
純平の戦死を知った蓮様が、白髪になって悲しむ場面での、宮本家の中庭を思い出しました。(笑)
過剰演出といえば、結婚後、寿が初めてつくった朝食のお吸い物に、ハート型に切った白カブが入ってましたけど、あれは、おちゃめ、というふうに受け取ればいいのかな。(笑)

寿の伊之助への口の聞き方もそうだけど、文の玄瑞へのそれもタメ口で、この時代じゃちょっとありえないよね。
もちろん、分かって、やってるんでしょうけど。
特に、寿は、狂言回しのような役割を担っているので、貞淑な妻というわけにはいかないのよね。(笑)
仮面夫婦かと思えば、ちゃんとご懐妊してるし、やることはやってるのよね。(笑)
でも、文の口の聞き方だけは、改めてほしいなぁ。
子役のおどおどした文が、懐かしい。(笑)

そうだ、伊之助が、朝、もう出掛けるという段になって、しかも寿に聞かれて初めて江戸に行く、と告げていましたけど、これもないよね。
普通、寿か女中のトメさんに支度を頼むでしょうし、トメさんなら、寿にその旨を告げるはずだもんね。
ついでに、文から丸髷が似合う、大人の女性みたいだといわれた寿は、「気楽でいいね、あんたは。お子様だってこと」って返していましたけど、そのとおり、まだお子ちゃまだもんね、よく分からない台詞でした。(笑)

寅次郎の処遇も、よく分からなかったなぁ。
結局、脱藩した罪として、父、百合之助の「育(はぐくみ)」になったとのこと。
武士の身分を剥奪され、父親の保護観察下に置かれたとナレーションでいってましたけど、この制度が、よく理解できないのよね。
蟄居、とかじゃないのよね。
『篤姫』じゃ、百合之助さん、お取り潰しを免れるため、自ら蟄居していましたね。(笑)
百合之助がお殿様の毛利敬親に、寅次郎の10年間の遊学を頼むって、親バカもいいところだよね。
おまけに、それが認められる、ってどういうことなのよ。(笑)
敬親が、寅次郎びいきだった、ってことなんでしょうね。

それをいいことに、藩士でもないのに、『将及私言』を建白しちゃいましたよ。
周防宅で、恐る恐るその現物を見せられた梅太郎と伊之助。
寅次郎のものと確信したときの衝撃と、周防がそれを知って隠したと分かったときの安堵感、梅太郎さんの演技は、絶品でした。

そんな梅太郎に、寅次郎は、遊学中は二度と天下国家を語らない、と嘘をついて、背を向け、江戸に向かったんですよね。
その兄の嘘を、文だけは見抜き、そんな妹をあわてて目で黙らせる寅次郎、それに気付かない梅太郎、この場面は、よかったです。

その後、相模の防備に行った梅太郎が、江戸で寅次郎のところに踏み込み、言い含めながらも、かつて叔父の玉木文之進が、彼に辛く当たったときに、何もしてやれなかったことを悔いていることを告げ、できることなら何でもしてやると語るところなんか、魅せてくれました。
兄弟愛に、満ちあふれていました。
今回、こうした兄弟、兄妹の様々な関わり合いが、一番好きな場面でした。

ところで、寅次郎は、いつも兄と同じふとんで寝ていたと述懐していましたね。
前回、紀行で、寝台の横で他人が寝ていることを毛嫌いしていましたけど、兄弟なら同衾でもいいんだね。(笑)

それなのに、その兄を裏切り、黒船に向かう寅次郎。
この場面も、今回は、あっさりと描かれました。
龍馬の「り」の字も、出るそぶりすら見せてくれませんでした、残念。(笑)
このドラマ、考えてみれば、これまでのところ、長州サイドの人間だけを描いているのよね。
普通は、黒船に揺れる幕府方も描くものなんですけどね。

もしかしたら、このまま、薩摩も土佐も、幕府も朝廷も描かず、長州の中でだけ、この幕末から明治維新を描くつもりなのかなぁ。
それなら、それで画期的なドラマとなりますよね。
登場人物の予備知識を持たずに観ているので、とんちんかんな記述かもしれませんけど、でも、もし、それができたら、ものすごい筆力ですよね。
もう、ここまできたら、そんな歴史に残る大河を描いてほしいなぁ。
これからも、この点に注目しながら、楽しみたいと思います。

それでは来週も、思いとは別に四方から迫ってくる壁を受け入れず、あきらめず、自分の命を、自分の人生を何のために使い、どう生きるかを考え、正しい筋道で、正しいやり方で、富士山が崩落しようと、利根川が涸れようとも、やられる前にやるという決意と、国をつくりたい、未来をつくりたいという思いで、心の内を殿様に理解してもらえるなら死罪でも構わんという覚悟で、こぴっと仕事がんばれば、悪い運を使い切り、これからいいことばかりある、せわあないじゃんね。

「知行合一という言葉がある」
「知行合一?」
「知識だけじゃ意味がない。行いが伴ってこそ、その知識には、意味がある」
CATCH A DREAM!!

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[7317]投稿者:トッパ
投稿日:2015年01月30日 (金) 13時14分
まっくん、まいど! ゴメン、急な仕事が入ってきたりして、今週も時間の余裕がなくなった。
と言いながら、田中康夫の『33年後のなんとなく、クリスタル』を読んだり試写会で『エクソダス 神と王』を観たりと、いろいろ楽しんではいるんだけどね。

『マッサン』、今週はなかなか面白いんじゃないかな。子役も大健闘しているし。ただ、肝心のウイスキーの話は完全に停滞しているよね。

『花燃ゆ』は……うーん、こっちはいまひとつかな。伊勢谷友介、というか吉田松陰の大冒険のくだりを全部回想にしちゃってるのが何とももったいなく思えたのよ。もちろん、妹である井上真央が主役なので仕方ないだろうけどね。
あ、大好きな津田寛治が出てきた時は、ちょっとテンションが上がった。安達祐実主演の映画『花宵道中』でも嫌なヤツを見事に演じてたから、今回も楽しみ。

じゃ、また!



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