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少年トッパの掲示板だぜ。

素直な気持ちで書いてごらん。さあ、目を閉じて。閉じたら書けんがな。

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[7318]新しい「大好き」を 投稿者:まっくん

投稿日:2015年01月30日 (金) 19時01分

みなさん、こんばんは。
『あまちゃん』ファンの皆様、お待たせしました。
この4月から、BSプレミアムで、午前7時15分から再放送が始まります。
土曜の午後6時から、6本まとめての再放送もあるよん。
観られる環境にある方は、お見逃しなく。
本当は、『純と愛』の順番だったんですけどね。(笑)
でも、遊川さんの『○◯妻』は、今のところ、なかなかおもしろいのよ。
この人は、民放向きだね。

さて、『マッサン』、今週は、こひのぼりが復活、キャサリンや春さんが観られてよかったです。
でも、余市から大阪まで、当時なら、函館、青森、仙台、上野と4泊くらいしないといけないんじゃないかな。
そこまでして大阪に行かなくても、あの内容なら電話で十分だよね。(笑)

では今回も、先週の土曜日から振り返っていきましょう。
大方の予想どおり、政春は、熊さんの申し出を受けました。
政春は、熊さんに、ここを第二のふるさとにすると誓いました。
進さんにも、ここをニシンやりんごだけじゃない、ウイスキーの里にしたいと、政春は、大風呂敷を広げました。(笑)
エリーも、とうとう土下座しちゃいましたね。(笑)
なんか、このドラマじゃ、土下座が安っぽいなぁ。
おまけに、あっさり家族の絆が取り戻され、森野家の親子3人は、政春のところで働くことになりました。

そして、1年の時が、あっという間に流れ、北海道果汁株式会社が完成しました。
この時間の流れも、予想どおりでした。(笑)
熊さんのニシン御殿は、壊さずにそのまま食堂として利用、その隣の敷地には、エリーたちの新しい家、エリーハウスが建てられました。
エリーハウスって、ちょっとどうなのよ。(笑)
広いリビングに洋風キッチン、エマの部屋も設け、夫婦の寝室は布団を敷いて寝たいから和室、って、もう、好きにして。(笑)

それにしても、今、言及したことって、大きな問題が山ほどあるのよ。(笑)
まず、工場や家を建てた土地、これらも熊さんの土地っていうことですよね。
そもそも、今回は、熊さんの借金を返すために、熊さんの不動産を購入してあげたんだから、もし、他人の土地なら、返済できないことになっちゃうもんね。

ということは、熊さんは、ニシン御殿に隣接する広大な土地を持っていた、ということじゃん。
それなら、妻の幸せのため、子供たちのふるさとづくりのため、御殿を手放せない、としても、周辺の土地なら影響がないから、借金返済のために、まずは売り払うべきだったんじゃないの。

もっとも、広大すぎて、買い手がつかないか、土地が安すぎて、売れても、借金完済にはほど遠い、という可能性はあるよね。
そうなると、今度は別の問題が生じるのよね。
政春が、熊さんから買った不動産の元手は、野々村さんと渡さんが各20万円、欣次郎からもらった退職金相当の10万円の計50万円なのよね。
政春がもらった10万円にしても、事業費として彼が出資することが、他の出資者がお金を出すための条件なので、いわば、出資者の共有資産であり、自由に使えるお金では、ないはずなのよ。

不動産の価格にしても、周辺の取引事例とかを参考にした、適正なものじゃないといけないのよね。
もし、それを無視して、熊さんの借金返済のために、不当に高い金額で購入したら、他の出資者に損害を与えることになるからね。
そのあたり、いくらで購入したかは、その手続きを含め、大変重要なのよ。

また、御殿を食堂として利用するのも、それが資産の有効活用として適切なものかどうかは、はなはだ疑問。(笑)
今の時代なら、福利厚生も大事だろうけど、当時じゃ、そんな発想もないだろうから、わざわざそんなものを購入することについて、出資者の理解は得られないんじゃないかな。

さらに、エリーハウスについても、大きな疑念があるのよ。(笑)
政春の私邸なんだから、その土地や家屋は、50万円とは別の、亀山家の個人的資産を使って購入しなけりゃいけないんだけど、どんぶり勘定で、50万円の中から出してそう。(笑)

ついでにいうと、熊さんたち三人は、従業員として機能しているかも、はなはだ疑問。
だって、他に8人も雇って、彼女たちだけが働いているもんね。
少なくとも、熊さんなんて、なんとなく営業職員ぽいけど、戦力0どころか、マイナスじゃん。(笑)
昼日中から、のんきに、床屋で将棋を指してるもんね。
公私混同、政春が出資者から背任罪で訴えられないことを祈るよ。(笑)
ハナだって、教員としての資質を持っているんだから、その知識や能力を活用しない手はないよね。
お手伝いさんみたいに、エリーに漬け物のつくり方を教えたり、従業員の賄いをつくったりって、あまりにも、もったいないよね。
経理の勉強を、させるべきだと思うなぁ。(笑)

ところで、新しく雇った従業員の中に、室井文士の長女、文女ちゃんがいますね。(笑)
おのみっちゃんの常連客で、魚島季節のとき、め以子が最初に鯛を届けたときに、受け取りを拒否した、おかみさんだか、おなごしさんだかだった女性もいます。
この方は、常連といっていいんじゃないでしょうか。

俊夫は、多くの方の予想どおり、エリーのラブレターに誘い出されちゃいましたよ。
懲りないねぇ。(笑)
前にも書いたけど、これは、内助の功を超えたエリーの越権行為だよね。
しかも、当面は、りんご汁づくりだってことも、隠したままだし、悪質だよね。
また、あっさり送り出す亀山酒造も、なんだかなぁ。(笑)
結局、俊夫は、出戻りの亀山酒造に居場所がなかったんだね、きっと。

その俊夫さん、ドアにぶつかる癖は、あいかわらずだね。(笑)
ハナの笑顔に、心臓を撃ち抜かれちゃいましたね。(笑)
ロマンスが生まれたら、その時は、エリーの行動を許しちゃう。(笑)

ところで、政春の事業形態は、これでいいのかなぁ。
このままだと、とりあえず、りんご汁を作って、資金を貯めて、それからウイスキー工場を建てて、5年間熟成させて、商品化するってことなんだよね。
それじゃ、意味ないじゃん。
ウイスキー工場も同時に建てて、熟成を開始しないとね。
商品化するまでの5年間を、りんご汁で食いつなぐ、って発想じゃないと、うまくいかないんじゃないかな。

もちろん、ウイスキーが商品化されても、りんご汁も生産を続けて、工場の建物や設備の経費を回収しないとね。
そのために必要なお金が、50万円なんじゃないの。
もっとも、りんご汁がうまくいかなきゃ、どうしようもないんだけどね。
とにかく、納得いかないことばかり、盛り下がる一方の週末でした。

やがて、工場が操業して1か月、昭和8年秋を迎えました。
政春は、毎朝、ベルを持って、一番に工場に行き、工員を迎え、始業の鐘を鳴らす、それが日課とのこと。
この日課は、やっぱりニッカと掛けたんだろうな。(笑)
それにしても、なんで、あのベルを大切に、箱に入れて持ち歩いているんでしょうかね。(笑)
欣次郎から託されたとか、強い思い入れがあるかとか、後に、そのあたりの説明があるのかな。

その工場ですが、りんご汁は、売れずに在庫がたまる一方、床屋のチエさんによると一本30銭は高すぎるとのこと。
当時の物価は分からないけど、確かにりんご1個が5銭といわれれば、高いよね。
りんごの個体にはないけど、汁にはある価値のようなものを宣伝しないと難しそう。
とはいえ、ラムネが6銭、伝助さんが夢の飲み物と絶賛したサイダーが20銭だもん、厳しいよね。

値段は、政春がつけたという熊さんに、床屋の三郎さんがいった、裏で操られてるんじゃないですかね、には、もう何回もガッテンを押しちゃいましたよ。(笑)
しかし、エリーをかばうチエさんは、もう、彼女のことを、べた褒めです。
べっぴん同盟と同じように、すっかり取り込まれちゃいましたね。(笑)
娘同士が同級生で、お隣だもん、親も仲よくなるよね。
ところで、BARBERナカジマって、当時にしては、ハイカラな名前ですよね。(笑)

エマは、登校時に、俊夫から、笑い方がエリーにそっくりといわれ、いずれ髪の毛も金色になるのか、と聞き返しました。
なるんじゃなぁですか、と答えてしまう俊夫の気持ち、よく分かります。(笑)
本当のこと、いわなくてよかったです。(笑)

そのエマは、小学校3年生。
大正13年11月11日、山崎のウイスキー工場のお披露目の直後に生まれた子をもらったのかと思いましたが、どうやら大正14年生まれだったようです。
でも、概ね前回の書き込みの予想どおりでした。(笑)

担任の先生は、諸岡くんのお母さんでしたね。
課題の作文のタイトルが、『わたしのかぞく』って、いやらしいところを狙ってきましたね。(笑)
先生なら、エマの事情は、知っているだろうに、もう少し配慮できなかったのかな。

おまけに、あまりにも見事なタイミングでエマが弁当を忘れ、エリーが教室まで届けました。(笑)
おかげで、教室は、大騒動に。
先生が、注意しないといけないのに、ただ、おろおろするばかり。
このクラス、エマに比べて、他の同級生の方が、あきらかに一回り大きいよね。
同じ年齢の子供を集めればよかったのに、エマを小さく見せる演出上の意図でも、働いているのかな。

エマをいじめた二人の子供は、ミツルが子供時代の活男、タケシが、泰介の友達で、しょぼ焼きをめ以子のところに食べに来ていた子供の一人でしたね。
ミツル、ごちでは、あんなに母親思いのいい子だったのにねぇ。(笑)
タケシという名前は、2作続けて、好きな子に対するいじめっ子だね。(笑)

それにしても、子供たちが、誰もエマの母親を知らないってどうよ。
エリーは、深窓の麗人じゃあるまいし、工場敷地から一歩も出ないなんてことはないよね。
床屋のチエさんとも、親しいみたいだしね。
買い物などで街に出歩けば、金髪だもん、目立つし、北海道果汁の奥さんだ、ということが街中の噂になって、必然的に、同級生の親なら、エマの母親だって分かるはず。
そうすれば、深い考えもなしに、あるいは、もしかしたらある種の悪意を持って、子供にそんな話をする家族もいるんじゃないかな。
前回も書いたけど、そもそも、大阪の小学校で発生すべき問題だし、北海道に来てからでも、既に1年経つんだから、転校したときに、そんな話題になって当然でしょ。
今でしょ、じゃなくて、今じゃないでしょ。(笑)

学校でいじめられたことを話さず、明るく振る舞うエマ、健気だねぇ。
政春は、そんな彼女に、正直に事情を打ち明けるのかと思ったら、親が外国人じゃいうてバカにするような子供は相手にせんでええ、ってそれは違うじゃん。(笑)
みんな同じ人間だ、ということを分かってもらうために、同級生を家に招いて、交流を深めるとか、問題が問題なんだから、親としても、子供をフォローしてあげないとね。

エマは、とうとう、本当の子じゃない、拾われた子だ、といじめるタケシを突き飛ばして、ケガをさせてしまいました。
タケシの父親は、タケシを連れ、じゃがいもを手土産に、謝罪に来ました。
でも、どうみても、文句をいいにきた態度と口振りでしたよね。(笑)

エリーは、タケシと親が帰ったあと、手を上げちゃだめ、としかりましたけど、本当は、タケシに対して、ちゃんと頭を下げさせないとね。
森野家の人間なんて関係ないのに、、当然のように、いもを受け取ってたじゃん。(笑)
ちゃんと、エマをかばうだけでなく、指導もしてあげないと。
あとから、いもむしや漢字の親の成り立ちを話して励ましても、そのミスは消えません。(笑)
ならぬものはならぬ、会津の什の掟を、熊さん、こぴっと思い出せし。(笑)

そのタケシは、父子家庭だったんですね。
父親が栽培するじゃがいもの収穫を手伝ったり、朝ドラだもん、やっぱり、本当はいい子だったね。
エマの母親が外国人だからいじめたんじゃなくて、きっと、お弁当を届けてくれる優しい母親がいて、うらやましかったんですね。
でも、それを、父親の前でいえば、傷つけちゃうからね。

政春が、大阪出張から帰った後、エリーと相談をし、エマに出生の秘密を伝えることになりました。
この決め方が、雑というか拙速。
こんなんなら、何も悩まず、もっと前に本当のことを告げられたはず。
もっともっと、エマの立場に立って、深く考えてあげないと。

そして、話すにしても、どういうタイミングで、どういう言葉を選ぶか、慎重に検討したうえじゃないとね。
それなのに、エマはのう、養女なんじゃ、って、これはないんじゃないの。
みんな、きっと、この言葉を口にできないからこそ、いろいろ悩むんだよね。
もともと、デリカシーが著しく欠けたキャラだけど、無神経もここまでくると、コメントのしようがありません。
エリーも、ここは、しっかりと日本語で伝えないと。

そして、なによりもひどかったのは、そんなエマを一人で寝かせたこと。
何のために、夫婦の寝室を和室にしたのか、って話だよね。
こんな日のこんな晩だからこそ、親子三人で、こぴっと川の字になって寝てあげろし。
エマはこの世でたった一人の、わしらの大事な娘じゃ、ってそんな言葉をいくつ重ねてもだめ、ちゃんと、心に寄り添ってあげないとね。

エマは、作文に本当のことを書くとしかられる、というよしえの言葉に反応。
亡くなった両親のことは、書けないよね。
とうとう、熱が出ちゃいました。
失恋や終戦で知恵熱を出した、陽子みたいですね。(笑)
こういうときこそ、ホットトディをつくらないと。(笑)
タケシを連れて来たよしえ、グッジョブでしたね。
タケシが謝ったんだから、エマもこぴっと謝罪しろし。
明日からの展開が、読めないなぁ。

さて、第16週の関東地区の最高視聴率は、熊さんの家を訪ねた政春たちが、三平汁や巨大大福で歓待され、泊めてもらった20日(火)の22.1%でで第2位、第1位は、イッテQ!の22.3%でした。

月曜から土曜までの詳細は、19.4%、22.1%、21.7%、20.5%、21.5%、18.8%で、第16週の週平均は20.67%、『ごちそうさん』の第16週の平均は23.53%、『花子とアン』の第16週の平均は23.53%でした。
第16週までの全平均は20.28%、『ごちそうさん』は22.29%、『花子とアン』は22.57%でした。

関西地区の最高視聴率は、政春が、熊さんは、みんなから裏切り者呼ばわりをされ、ニシンの不漁で借金まみれだと知った21日(木)の23.31%で第2位、第1位は、ケンミンショーの24.4%でした。
名古屋地区の最高視聴率は、政春への出資を決めた渡さんが、野々村さんに、スッテキガールみたいな後添えをもらった、と暴言を吐いた24日(土)の24.1%で第2位、第1位は、イッテQ!の25.8%でした。

『花燃ゆ』の第4回は、関東地区が14.4%でした。
ちなみに、八重の第4回は18.2%、官兵衛の第4回は16.5%でした。
第4回までの全平均は、花燃ゆ15.08%、官兵衛17.58%、八重19.13%です。
名古屋地区は、19.3%で、第9位でした。
関西地区は16.9%で、第11位でした。

『花燃ゆ』の第4回は、脚本が、大島里美さんから宮村優子さんに代わりました。
どうやら、二人で担当するみたいですね。
今回は、なかなかよかったんじゃないでしょうか。
特に、寅次郎が国禁を犯したことを巡る男たちの葛藤と、それを支える女性たちが、うまく描かれていたんじゃないでしょうか。
とはいえ、史実は紀行任せのフィクションだけじゃ、大河ファンは、納得しませんわな。
その分、ハードルが低いので、大河初心者の方は、取っつきやすいんじゃないかな。

江戸で寅次郎と接触しながら、密航を止められなかった梅太郎は、文之進から、わしなら牢屋に乗り込み、寅次郎を討ってから、腹を切る、と厳しく責められました。
泰造さん、苦悩する様子を、うまく演じていました。
それを支える妻の亀さん、いい仕事しましたね。
「おかえりなさいませ」と優しく語りかけ、間接的に夫の切腹を阻止しました。
今回、一番好きな場面でした。

一方、育(はぐくみ)役として、寅次郎を監督すべき百合之助の責任は、重大です。
殿に働きかけて、10年間の遊学を認めてもらったことが、引き金となっていますから、本来なら、切腹、必至ですよね。
夜、眠れずに布団の上に座り込む百合之助に、微笑みながら、そっと羽織をかけてあげる滝、妻としての優しさに満ちあふれていました。

その後、滝が寝たあと、硯に向かい墨をする百合之助の何ともいえない表情が、魅せてくれました。
とにかく、今回は、百合之助の演技が、俊逸でした。
この時、切腹願いを書いていたのが、番組の後半で明らかになりました。
このあたりは、うまかったなぁ。

文も、父親の決意を察し、寿の赤ん坊のために、籠をつくってくれと頼みました。
少しでも、父親の意識を死から遠ざけたかったんですね。
寿のところは、下女のトメさんがやめちゃったんだね。
お茶会を断られるくらい、せわあないけど(笑)、これは辛いよね。
でも、杉家の女性の頑張りもあって、無事、長男の篤太郎が生まれました。

あっ、そうだ、この後21時からの『流星ワゴン』では、政春の故郷、広島県福山市が舞台になってて、その中で、幼少時の主人公が、せわあない、といっていました。
中国地方じゃ、わりとよく使われるのかも。

今回の騒動の元凶、寅次郎は、弟子の金子重輔を連れて、黒船に乗り込みました。
金子重輔は、本当に行きたかったわけじゃなさそうなのに、気の毒でした。
艪杭が途中で折れたのに、ふんどしで縛って艪を漕ぐなんて、執念を感じます。
ドラマでは、せせらぎプールに毛が生えた程度の波でしたけど、外海ですから、実際は、かなり大きなうねりがあったんじゃないでしょうか。
よく、辿り着いたなぁ。
重輔って、船を操るのが、うまかったのかな。

それにしても、黒船に乗り込む場面を、これほど詳しくやってくれるとは思いませんでした。
しかも、ミシシッピ号からやってくれましたもんね。
普通なら、省略ですよね。(笑)
そこからさらに、ペリーの旗艦ポーハタン号に移動し、縄ばしごを降ろしてもらい、なんとか乗り込むことができました。
あんな小舟で、ペリーのいる黒船に乗り込めたんだから、これは歴史に残る快挙といっていいでしょう。

実際は、1時間くらい乗船していたみたいだね。
その後、寅次郎たちの小舟は流されたので、米国の船で浜辺まで送り届けられました。
浜辺に佇む二人の背景に、沖に停泊する黒船2隻と、寅次郎たちを送り届けた小舟が沖に向かって帰っていく様子が、CGで描かれていました。
こういう細かいところまで描写するって、心憎い演出だねぇ。

このように、黒船に関する一連の描写は、とても素晴らしかったんですけど、一つだけ、通訳のウイリアムズが、日本語をあまりにも上手にしゃべっちゃったのだけは、失敗でした。(笑)
実は、後に、寅次郎は、この時のペリー側の通訳の日本語がひどかった、と記録に残しているのよ。
その後、ペリーから恫喝する書簡が幕府に届いたときに、この時の経験から、寅次郎は、通訳の乏しい日本語力からして、このような日本語古文を書けるはずがない、と偽書だと看破しているのよ。
百聞は一見にしかず、経験というのは、貴重なものなのよね。

この、一連の密航騒動を、伝馬町牢屋敷の平六との会話を通して、浮かび上がらせました。
なかなか、凝ったストーリー展開でしたね。
私としては、どうして囚人と会話させたのかが、今一つ分からないのよね。
平六が、あそこまで執拗に問い質す必要性が、全く感じられないもんね。
取り調べの中で、明らかにしていく、というのなら分かるけど、それじゃ、ありきたりだから、あえて変化球を投じたのかな。

それにしても、昇太師匠はないんじゃないの。
官兵衛のラス前で、家康に西軍の実勢を伝え、褒美にまんじゅうをもらったばかりじゃんね。
いくらなんでも、間隔が狭すぎ。(笑)

結局、ペリーからの寛大な処分を、という申し入れもあり、罰せられることなく、萩に移送されました。
この頃は、まだ、長州も幕府に気を遣っているんですね。(笑)
ご公儀への忠義心を示すため、寅次郎を独自に処分しました。
その結果、寅次郎は、野山獄に入れられることになりました。
百合之助の育役も、そのまま継続、切腹願いは、差し戻されました。
このあたりの、畑での文との会話は、よかったなぁ。
まっすぐで不器用な百合之助を、実に見事に演じていました。
この場面だけでも、観た甲斐がありました。

野山獄は、寿によると、生きて出たものはいないという噂があるとのこと。
それは、ないでしょ。(笑)
寅次郎を劇的に描くための前振りなんでしょうけど、誇張しすぎ。
NHKのデータ放送で、用語解説というのを放送時にやってくれているんですけど、それによると、武士が収監されるのが野山獄で、農民や商人、下級武士が投獄されるのが、岩倉獄なんだそうです。

重輔は、下級武士として、後者に入れられたのね。
野山獄は、それなりの格を持った武士用の監獄だし、見る限り、独房だし、そんなひどい扱いは受けないんじゃないかな。
重輔は、自分より身分の低い者たちと一緒くたに放り込まれるんだから、たまらないよね。
母親が、『カーネーション』の千代さんだけに、彼についても、今後、詳しく描いてくれるんだろうな。

最後は、女性の手が映って、終わりましたね。
タイトルバックによると、高須久子さんのようです。
これから、寅次郎と絡んでいくんだろうな。
そういえば、今回、予告編がなかったんですよね。
その分、本編が長かった訳ではなく、ラスト30秒は、番宣だったのが、がっかり。(笑)
過去三話は、予告編を入れて、きっちり45分(初回は60分)やってくれたのにね。
予告編をやらないということは、あっと驚く展開が待っているのかも。
楽しみに待ちたいと思います。

それでは来週も、のめるように先を急ぐことなく、いずれ自由に米国に行けるようになるまで待ち、己のつまずきを知り、自分のできることをやり、自分の身体をいたわり、夷狄の情けを受けてでも生き抜き、今こそ五大州を探索し、敵を、異国を学ぶ気概で、HOPEを求め続け、殿から長州の宝ぞ、といわれるように、こぴっと仕事がんばれば、天明開運し、全くいつもどおりの夕餉も、とてもおいしく感じられるじゃんね。

「国禁を犯し、密航を企てたからには、もとより死罪は覚悟のうえ。死罪となって、この企てが天下に露見すれば、それで本望。それこそが、義の始まりである」
CATCH A DREAM!!

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[7319]投稿者:トッパ
投稿日:2015年02月06日 (金) 18時02分
まっくん、ゴメン、今週は返事を書く時間がまったくなくなっちまった。

『マッサン』、ハナとトシオのベタな恋愛劇はなかなか楽しかった。しかし、英一郎が急に亡くなったのには、ちょっと驚いた。

『花燃ゆ』、視聴率は低迷してるみたいだけど、僕は面白かった。
それにしても、あの牢、自由度が高すぎ。あれだけ好きな本を読めるなんて、すげー恵まれてるじゃん。

じゃ、また!



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