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少年トッパの掲示板だぜ。

素直な気持ちで書いてごらん。さあ、目を閉じて。閉じたら書けんがな。

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[7323]いつか信じる日を経て 投稿者:まっくん

投稿日:2015年02月27日 (金) 18時57分

みなさん、こんばんは。
今日は、久し振りの寒の戻りでしたが、春の足音が、はっきりと聞こえてきました。

さて、『マッサン』、今週は、優希美青ちゃんが体調不良で休養、というショッキングなニュースが流れました。
おかけで、エマと一馬の恋の行方も、何となく上の空、という感じになってしまいました。
最後まで、出演できたのかな、心配です。

それでは気を取り直して、今回も、先週の土曜日から振り返っていきましょう。
先週の金曜日は、エリーが連行されるところで終わりました。
あわや、というところに正義の味方、岩崎先生が登場。
そうか、そのために、前日は、スローモーションで引っ張ったのね。(笑)
まさか、ヒーロー物のような、こんなあざとい、またぎを朝ドラが演出しようとは。(笑)
収監されてから、ドラマが展開すると思っていただけに、不意打ちでした。
考えてみれば、これなら新しいセットが、いらないもんね。(笑)

やっぱり、海軍の方が、特高よりも偉いんだね。
ここで、ひるむくらいなら、海軍指定工場に手出しなんてしなければよかったのに。(笑)
岩崎さんたち、工場の方からやってきて、特に用事もなく去って行きましたね。
騒ぎが起こったときから工場にいれば、もっと早く駆けつけますよね。
ということは、わざわざエリーを助けに来たということですね。
ハナか誰かが、機転を利かせて、岩崎に連絡したということなんでしょうね。
おかげで、命拾いをしましたね。

連行される直前のエリーの力説に心を動かされた政春は、離婚届を破り捨てました。
ということは、特高は、離婚届を押収しなかったんですね、もったいない。(笑)
離縁されるということは、イギリス(スコットランド)人に戻るということですから、スパイ容疑をかけやすくなるのにね。(笑)
ここには、私の家族がいます、ここは、私のふるさとです、というせっかくの力説も、灰燼に帰しちゃいますからね。
政春の、この手離すなよ、という台詞はよかったですね、スコットランド時代を思い出しちゃいました。

翌日、政春は、ニシン御殿に、すべての社員、工員に集まってもらいました。
今回は、部屋全体を俯瞰した映像の時間が長かったので、しっかり人数が、チェックできました。(笑)
エリーとエマを入れて、33人でした。
当初の30人に追加採用の12人を加えて、42人の職員がいるはずなんですけどね。(笑)
一度、馘首をいい渡されたことに頭にきて、ウイスキー事業の存続が決定したあとも、戻ることを拒否したの人が、多かったのかな。(笑)

政春は、従業員たちに、エリーをこのまま日本に置く旨を伝えました。
美紀さん以外は、拍手で応えました。
彼女は、特高に手紙の場所をチクったことを、告白しました。
美紀さんの旦那は、マレーでイギリス人に殺されましたが、理由はそれじゃありませんでした。

贅沢三昧のエリーに、頭にきていたのね。
私も、同感でしたけど、作者は、この伏線として、意図的に金持ちの鼻に付く、いやらしい振る舞いを強調していたのね。
まんまと、引っかかってしまいました。(笑)
でも、エリーの力説に心打たれ、美紀は、改心しました。
そして、許しを得た中村母子は、工場を去って行きました。
てぇー、デコちゃん、もう終わりなのね、私にとっては、これが一番悲しすぎる結末でした。(笑)

そして、それから1年数か月の時は流れ、昭和18年秋を迎えました。
まだ、特高の刑事は、張り込んでいるのね。(笑)
岩崎先生に頼んで、疑念が払拭されたんなら、排除してもらえばいいのに。
組織が違うから、難しいのかな。
そして、エリーもエマも、もんぺ姿になってしまいました。
ちょっと、スタイリッシュすぎますよね。(笑)

エマは、女学校を卒業して、軍需工場で、軍服の縫製をしています。
教室と同じセットなので、きっと、女学校が軍需工場として接収されちゃったのね。
エマの作業速度が、梅ちゃんのように遅いのか、先輩工員にいじめられています。(笑)
でも、この人たち、どうしてエマが、戦争は愚かな行為だと陰でいっていったと、知っているんでしょうかね。(笑)
まさか、またまた、美紀さんのチクリだったりして。(笑)
きっと、あのエマの三つ編みの髪が、時流に合わないと反感を買ったんじゃないでしょうかね。(笑)

エマは、一馬に、戦争で使う服を作るなんて嫌だ、といいました。
海軍にウイスキーを納めて生活しているってことが、分からないのかな。
吉太郎が、青凜社に軍の印刷物の話を持ってきたとき、英治は、そんなものは作れないと断って、軍事工場に働きに行く、という支離滅裂な行動に出たのを思い出しました。(笑)

『花子とアン』といえば、またまた出ましたね、ぶどう酒を潜水艦の音波探知機に使用する話。
アンでは、徳丸さんが吉平のぶどう酒を接収にきたんですよね。
それを拒んだ吉平が、徳丸の前でわざとラッパ飲みして、子どものケンカになったんでした、懐かしい。

こちらでは、岩崎先生が、政春にぶどう酒造りを依頼しました。
そんな簡単には、造れないよね。
目的は、酒石酸であって味じゃないので、製品化のハードルは低いけど、それでも生産ラインを確保しないと、大量生産は、できませんよね。
もっとも、事業を廃止したアップルワインの生産施設をまだ残してあれば、それが使えるかもしれませんね。

ぶどう酒と音波探知機については、アンよりも、はるかに詳しい説明がありましたけど、それでも、やっぱり理解することはできませんでした。(笑)
結局、立候補した一馬が、ぶどう酒の製造を担当することになりました。
本で読んだ知識がある、と得意げですけど、理屈だけで、ぶどう酒が造れれば、世話ないんですけどね。(笑)
でも、試行錯誤のうえ上、酒石酸を取り出すことに成功しちゃうところが、ドラマですよね。(笑)

亀山家では、勝手にエマの机の中を掃除して嫌われるエリー。
でも、取りあえずは、エマが謝罪をして、事なきを得ました。
ただ、ほとんどの視聴者は、予告編を観ていますからね、今後の展開が見えちゃうのよね。(笑)
ところで、エマのカーディガンの袖が長すぎ、今時の女子高生か、というツッコミが、お茶の間の、あちらこちらから入ったことでしょうね。(笑)

勤労奉仕に向かうエマの自転車には、籠が付いていないのね。
お弁当を左のハンドルに掛けるようにして漕いでいったけど、それじゃ揺れて、ごはんやおかずが、ずれて片寄っちゃうね。(笑)
そのお弁当が、白米に卵焼きにサラダという非常識な豪華さ。
よしえちゃんなんて、芋とカボチャなのにね。
徳丸家の御曹司、武のお弁当を思い出しました。(笑)
これじゃ、先輩工員に目を付けられ、いじめられるのも、かわいそうだけど、この時代じゃ仕方ないんでしょうね。
それで、美青ちゃん、体調を崩しちゃったのかな。(笑)

亀山家の応接セットでは、政春がエリーに後継者の相談。
ブレンダーの候補として、千加子の次男、悟くんの名前を挙げます。
北海道にやってくるんですね。
ところが、一馬を推薦するエリーに、なるほど灯台下暗しじゃ、とあっさり翻意する政春。(笑)
灯台下暗しってことは、政春は、これっぽっちも一馬を後継者やブレンダーとして考えたことがなかったわけ?信じられません。(笑)
ちなみに灯台下暗しは、政春が鴨居ウイスキーの工場建設地として、山崎を見つけた週のサブタイトルでもありました。

エマは、一馬に、私は弱いから、自分の意見もはっきりいえない、といってましたけど、竹槍の訓練の意味がわからないとか、十二分に自己主張しているから。(笑)
自分の考え方が、他の日本人と違うことは、ちゃんと自覚しているのね。
さわやか一馬くんには、一体、私は何人なの、というエマの問いに、君は美人だよ、と返してもらって、お茶の間から一斉にブーイングを浴びてもらいたかったな。(笑)

その一馬くん、ぐずぐず銃後で仕事しているのが恥ずかしくて、早く赤紙が来てほしいけど、死ぬのもいやだ、といってましたけど、当時なら、口に出せないまでも、こういう考えの人が、大勢いたんじゃないでしょうか。
エマと一馬が、政春には、こうした発言を内緒にするという、約束の指切りをした瞬間に、時代は、一瞬にして、平成の時代にワープしちゃいました。(笑)

一方、夜、工場から自宅までわざわざエマを送る一馬くん。
ばかっ、やったな、とじゃれ合う二人の寸劇は、平成じゃ、もう滅多に見られない光景でしたね。(笑)
いいものを、見せてもらいました。(笑)
この時、エマは、政春の命の次に大事な(笑)箱に入った始業の鐘を、なぜか持っていて、ころんだ拍子に落としてしまいました。
抱き起こす一馬に愛を告白する17歳の大胆エマ、そして、鐘がたてた音を聞いて、顔を出す政春とエリー。
何ともいえない展開でしたね。(笑)

実は、その晩、ニシン御殿での夕食で、エマが一馬の研究室に入り浸りということが、話題になっていました。
いつまでも子どもじゃない、それは恋だ、と断言する熊さん。
熊さんは、ハナに耳掃除をしてもらっていたのね。(笑)
それに敏感に反応し、嫉妬心むき出しの俊夫には、笑いました。

一馬がエマと結婚すれば、工場の後継ぎ問題も解決し一石二鳥、まさにTシャツにジーパン、寝る前に洗顔、ビールに枝豆、渡りに船でがんすね。
ところが、そうと頭では分かっていても、政春と親戚になることを必死に拒む俊夫。(笑)
そうか、俊夫は、政春の義理の息子になっちゃうんだね、それは嫌だよね。
それと、柔道で投げ飛ばされたこと、まだ、根に持っていたのね。(笑)
二人のことが信じられない政春に、この際、二人に、はっきり聞いてみたらどうでがんす、とアドバイスする俊夫。
ハナとの結婚問題では、最後まで煮え切らなかった俊夫の、どの口から、はっきりさせろなんて言葉が、出てくるんじゃ。(笑)

とまぁ、こういうやりとりがあっても、まだ信じられない政春とエリーは、エマはまだ子ども、みんなが考え過ぎなだけ、と意思統一をしました。
その直後に目にしたエマと一馬のツーショットだっただけに、さすがのエリーも驚きました。

贅沢三昧で育った恋に夢中のエマは、勤労奉仕をやめて、軍需工場であるドウカウイスキーで働きたい、と両親に願い出ました。
あれだけ、戦争を憎むと、偉そうに御託を並べていたエマも、恋の成就のためなら、軍の仕事までも利用しちゃうのね。(笑)
この辺りは、やっぱり17歳の娘だね、安心しました。(笑)
そして、あっさりと一馬への恋心を両親にも打ち明けました。
前日、一馬にいっていた、私は弱いから、自分の意見もはっきりいえない、あれはどういう意味なんざんしょ。(笑)
結局、勤労奉仕はやめちゃったのね、わがままというか親バカというか、いやはや、何ともコメントのしようもありません。(笑)

翌日も、軍需工場で、エマはよしえに、早くいい人見つけて、恋をするといいわ、きっと生きてることが楽しくなるから、って、よもやの上から目線。(笑)
もう、両想いを確信しているって感じですね。(笑)

同じく翌朝、今度は、しっかりと命の次に大事な始業の鐘の入った箱を持った政春が、研究室に行くと、徹夜での作業の結果、酒石酸を取り出すことに成功した一馬が、駆け寄ってきました。
マッサン、来てください、早く、って、一馬さんよう、社長にその口の聞き方は、ちいと馴れ馴れしすぎるんじゃございませんか。(笑)
思わず、さすがわしの後継ぎ候補じゃ、と口走ってしまう政春も、政春だけどね。(笑)

そんな社長からの問いに、一馬も、エマが好きだと、告白しました。
そんなことを知らないエリーは、恋愛なんてまだ早い、と猛反対し、エマとの直接対決に持ち込みました。
お母さんは、誰よりもあなたのことをよく分かってる、と、もう子どもじゃない、と訴えかけるエマのことを、頭ごなしに否定しちゃいました。

どこの馬の骨とも知れない男が好き、というなら反対するのも理解できなくもないけど、よく知っている一馬のことを、ここまで否定する意味が、分かりません。
つい先日は、後継ぎ候補として、自ら名前を挙げていたのにね。
床屋の主人、三郎さんのいった、ちょっと病んじまってる、というのが、正解のような気がします。
進さんは、言外に、一馬にも赤紙が来るから、この問題は長引かない、と論評しました。

エリーは、部屋の花瓶に挿されたあざみの花を見つめています。
初恋の人との、思い出の花なんですね。
戦死して、エリーは、悲しい思いをしたんだ。
この恋をしたことをエリーは、後悔したのかな。
もしそうなら、恋に恋していただけで、彼のことは、本当に好きじゃなかったんだね。
エマは、一馬が戦死しても、後悔しないかもしれないしね。
エリーに引き離されたほうが、よっぽど悲しいよ。

エマの髪飾りに描かれた花も、あざみでしたね。
このことも、何かの伏線なのかな。

さて、第20週の関東地区の最高視聴率は、昭和17年になり、エリーは石をぶつけられ、エマは、ノートに落書きされた16日(月)の23.6%で第1位、第2位の笑点はの22.7%でした。
ちなみに、甲斐さんの出た行列は、19.2%で第6位でした。

月曜から土曜までの詳細は、23.6%、21.2%、20.8%、22.8%、23.1%、21.4%で、第20週の週平均は22.15%、『ごちそうさん』の第20週の平均は22.55%、『花子とアン』の第20週の平均は22.02%でした。
第20週までの全平均は20.67%、『ごちそうさん』は22.37%、『花子とアン』は22.59%でした。

関西地区の最高視聴率は、戦争が始まっても、相変わらず、熊さんと進さんが、名前の変わった中島理髪店で油を売りながら、ラジオから流れる日本軍活躍の報に接し、万歳をして喜んでいた16日(月)の24.4%で、第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、あわやエリーが連行される寸前に、岩崎先生が登場し、危機一髪、絶体絶命のピンチを救ってくれた21日(土)の24.2%で、第1位でした。

『花燃ゆ』の第8回は、関東地区が13.0%でした。
ちなみに、八重の第8回は15.6%、官兵衛の第8回は16.1%でした。
第8回までの全平均は、花燃ゆ13.88%、官兵衛16.58%、八重17.88%です。
関西地区は13.1%でした。

今回の『花燃ゆ』は、大島さんの脚本に戻りました。
前回恐れていた、文が塾立ち上げを仕掛け、塾生をリクルートする、という不安が、的中しちゃいました。(笑)
キーアイテムというか、キーワードは、医者坊主と握り飯でしたね。
握り飯は、第1話の冒頭に繋がりましたね。
塾の草創期から、握り飯が付いていたのね。(笑)
そして、メインは、寅次郎と玄瑞の文通でしたね、可愛いなぁ。(笑)

玄瑞は、肥後の宮部鼎蔵のもとを訪れ、寅次郎の存在を聞かされました。
この訪問は、史実なんだろうか、気になりました。
それはともかく、玄瑞は、寅次郎の名前を知らなかったということは、当然、黒船騒動の時点では、文のことも知らなかったのね。
文も彼の名前を知らなかった、ということは、あの二人、名乗り合わなかったのね。
金子ツルさんとは、すぐに自己紹介し合ったのにね。(笑)

玄瑞は、鼎蔵から寅次郎の住所を聞いたんですね、きっと。
そこで、弘安の役の時、皇帝からの失礼な国書を持参した使者を即座に斬り捨てたように、今回も、異人を斬るべきと書いた手紙を寅次郎に送りました。
しゃしゃり出て、その手紙を勝手に読んでしまう文、もう真央ちゃんじゃなきゃ、張り倒したいところですよ。(笑)

また、返事を文に託す寅次郎、信頼しきっているね。(笑)
ここで気になるのが、当時の手紙は、差出人も住所を書いていたのか、ってことなんですよね。
そもそも、宛先の住所も書かれていなかったような気もしますが、どうでしょ。(笑)
庶民は、手紙なんて滅多に書かなかったでしょうし、武家や商家、庄屋や名主なら、名前だけで、飛脚は配達できたでしょうしね。
他藩の場合は、国くらいは書かないと、さすがに届かないような気はします。

話がそれましたが、要は、文は、どうして玄瑞の家の場所が分かったのか、ってことなのよ。(笑)
文は、玄瑞が黒船の時の男だ、という認識はないわけですし、寅次郎も、手紙をもらって初めて、その名前を知ったんですしね。
玄瑞が、住所を書かないことには、文が辿り着けるはずがないんですよね。

2回目の寅次郎からの手紙は、男性の声が、文が届いている、と玄瑞に伝えたので、文じゃなくて、おそらくは飛脚が届けたってことなんでしょうね、多分。
ということで、寅次郎は玄瑞の住所を知っていたということなのよね、きっと。
つまり、玄瑞が手紙の本文の後ろに、住所を書いていた、ということにしておきましょう。(笑)

その後、文は、二人の直接対決を画策し、握り飯の持参を口実に、玄瑞の家を訪ねました。
プロレスやボクシングの世界のプロモーターみたいなものですね。(笑)
もう、寅次郎には関わらないといい、自室に籠もる玄瑞を、医者坊主と挑発する文。
この時の表情は、酔っ払って和さんに結婚を迫る陽子そのものでしたね、懐かしかったなぁ。(笑)
あっさり陽子の挑発に乗り、寅次郎の家に向かう玄瑞、彼も迷わずに杉家に辿り着いたけど、こっそり、下見に訪れていたのかな。(笑)

玄瑞が抜き放ったのが、久坂家代々に伝わる真剣ではなく、木刀というよりも丸太だった、というのがオチでした。
面白いけど、わざわざ、真剣と同じ袋に丸太を入れて、同じ所に置いておくって、ちょっとありえないよね。(笑)
でも、私の中では、許容範囲でした。

刀といえば、玄瑞が、貸本屋の帰り道に、女郎屋に誘われた場面で、高杉晋作の腰の刀を思わず見つめる場面があったんですけど、これは意外に深い意味を持ったシーンでした。
玄瑞は、先に書いたように、兄から、久坂家代々に伝わる刀を譲り受けましたけど、このように、武士じゃなくても、刀を所有することは、許されました。
でも、長刀を差して歩くことは、武士しか許されない、一種のステイタスだったんですね。
ただ、一般的には、大小の二本差しで歩くのが、主流でしたので、それが武士の象徴といわれることも多いようです。

そんな訳で、剣の修行も勉学もせず、女遊びに耽る高杉の、武士の特権である腰の物を見て、なんでこんな奴が武士で、おれは武士になれないんだ、と玄瑞の嘆く思いを、このワンシーンに集約してみせたわけなんででがんすね。
このとき、玄瑞は、腰に丸太を挟んでいたんですよね。
自分は、こんなに努力を重ねているのにもかかわらず、武士になりたいのになれない、そんな玄瑞の劣等感というか、焦燥感を見事に表現した場面でした。
こんなに素晴らしいスタッフが創っているドラマなんだから、なんとか多くの人に観てもらいたいなぁ。

話を戻して、玄瑞が寅次郎を斬りに杉家に押しかけたとき、軽卒を理由に明倫館の入学を断られた吉田稔麿、魚屋の亀太郎、そして玉木文之進の息子、玉木彦介も駆けつけ、結局、握り飯に釣られ、門弟になっちゃいました。(笑)
亀太郎は、『龍馬伝』の饅頭屋長次郎、後の近藤長次郎のように武士になっていくのかな。
彦介は、初登場ですよね、違いましたっけ。
ドラマの最初の頃は、他の登場人物との続柄が、名前の上に出ていましたよね。
最近は、名前だけなのよね、不親切だなぁ。

そうそう、大河でも、台詞を分かりやすく現代の言葉で伝えるのは、いいと思うのよね。
でも、明らかに、当時は使っていないような、現代的な言葉遣いは、これまでもほとんど使われてきませんでした。
官兵衛での、秀吉の、げげげっ、くらいですかね。(笑)
だから、いくらポップな大河でも、時代考証の人がいるんだから、親しみやすさを前面に押し出すあまり、くだけ過ぎた言い方だけは、やめてほしいのよね。

何のことかというと、そう、今回の梅太郎と亀の、父上でちゅ、べろべろばぁー、女の子でちゅ、のことなんでがんす。(笑)
当時、使われていなかったという証拠はない、と開き直るのかな。(笑)
余談ですけど、大昔、竹中直人の『秀吉』のタイトルバックで、神社か山寺の石段のところで、少年役の秀吉が、パグ犬と触れあう、という場面がありました。
当時、そんな犬は、日本にいなかったという投書が多く寄せられましたけど、番組の冒頭で、わざわざ、当時、いなかったことを証明できる事実はないとして、パグ犬はいたかもしれない、という検証コーナーを挟んだのよ。(笑)
別の意味で、文が寅次郎にいった、ごめんなさいの手紙、これもアウトに近いんじゃないかな。(笑)

椋梨美鶴さん、期待どおりのヒール振りでした。(笑)
小田村志乃さんの後継者として、大いに暴れ回ってほしいなぁ。
それに比べて、伊之助さんは、すっかり椋梨に丸め込まれちゃいましたね。
取り込まれた振りをして、どこかで、寝返るんでしょうね。
仲間だと信じて椋梨の悪口をいっていた周布さん、ショックだったでしょうね。(笑)

高杉晋作は、ただの傾き者みたいだけど、大丈夫なのかな。
玄瑞も、直情径行型というか浅薄な単細胞って感じだけど、それでいいのかな。(笑)
そのほうが、ドラマとしてはおもしろいんですけど、できれば、若いときから、何かキラッと輝く面も描いてほしいなぁ。
番組の最後に、高杉が訪れたところは、寅次郎のところと思わせておいて、実は、違うんでしょうね。
次回こそ、陽子と和さんのツーショットが見られるかな。

それでは来週も、自分の置かれている立場から事を論じ、時には長いものに巻かれ、しらじらしいタヌキじじいとなり、結びつきを乱すため疑心暗鬼の種を撒き、立場を超えて国を思い、空論ではなく自らの実践から出た意見を述べ、口先ばかりでなにもしない人間にはならず、言葉と行いを一致させ、後ろ盾がなくても精進を重ね、こぴっと仕事がんばれば、医者坊主でも、武士とともに、握り飯付きで、友人として人たるゆえんを学ぶことができるじゃんね。

「僕は、あなたほど優秀な若者を知りません。その歳で昔の書物に驚くほど通じ、実に賢明です。何より、自分の身を犠牲にしても、この国のため働こうという心意気を持っている。純で真っ直ぐな誠がある。これだけの才を持っている若者は、他にはおらんでしょう」
CATCH A DREAM!!



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