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少年トッパの掲示板だぜ。

素直な気持ちで書いてごらん。さあ、目を閉じて。閉じたら書けんがな。

ここからオレ様のブログに飛べます。レッツフライっ。

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[7338]今は遠くても 投稿者:まっくん

投稿日:2015年04月24日 (金) 21時54分

みなさん、こんばんは。
晴天の予報が続いて、すがすがしいですね。

明日で、いよいよ角田光代さんの『拳の先』が、完結します。
なかなか、おもしろい小説だっただけに、ちょっと残念です。

小説といえば、船戸さんが、亡くなられました。
この2月に『満州国演義』の完結編が出たばかりなのにね。
西木正明さんの話によると、5年ほど前に余命半年の宣告を受けていたそうで、それを思うと長生きできて、全9巻、7,500枚の大作も脱稿できて、よかったんじゃないでしょうか。

次の朝ドラに、桜子こと、あおいちゃんが出演するそうで、楽しみです。

さて、今週の『まれ』は、公務員として、社会に一歩を踏み出しました。
そして、とうとう、慣れ親しんだ桶作邸を離れることになりました。
なんか、今一つ、ストーリーが、こなれていないのよね。
いろんなエピソードを食い散らかした挙げ句、散漫な失敗ドラマに終わった例を、数多く見てきているだけに、ちょっと、心配です。
そうそう、『まれ』効果で、能登のキリコ祭りが、日本遺産に選ばれました、パチパチ。

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
根性なしで、すいませんでした、と土下座する徹に、もう安っぽい土下座は禁止、という藍子さん。
藍子さん、その言葉を政春にこそ、いってほしかったよ。(笑)
なんと、その藍子さんの口から、もう一度、家族になりましょう、という言葉が、飛び出しました。
本当は、徹からいってほしかったけど、土下座する姿を見て、あきらめたんでしょうね。(笑)
こんなだめ男を好きになった自分を、恨むしかないし、辛いよね。

藍子さんを抱きしめる徹、圭太といい、すぐに抱きつくのは、輪島の土地柄なのかな。(笑)
こういう徹の、すぐ調子に乗るところが、だめなんだよね。
でも、藍子さんは、そこがいいんだよね。
親が抱き合う姿に狼狽し、思わず右腕で一徹の顔を隠す希が、かわいかったなぁ。
もう、高校生なんだから、あれくらい、いいじゃんね。(笑)

そして、年度末、2002年(平成14年)3月になりました。
希周辺の、この半年間での動きが、ザァーっと紹介されました。

洋一郎は漁師、みのりは地元の農協、ここは予定どおりでしたね。
みんなが驚いたのが、高志のロックミュージシャンだよね。
役者さんは、もともと歌手だそうで、それを知っている人は、読めたかもしれないね。
そういえば、高志の両親のことはいずれ、みたいに、もったいつけて引っ張っていたけど、実は、音楽家なのかな。

あのはじけっぷりは、意図的なんでしょうね。(笑)
卒業したらバイクに乗ろうと、学校に内緒でバイトした、と歌っていましたね。
本当に、バイトしていたのかな。(笑)
東京の大学に行ってプロを目指すそうなので、もしかすると、ミズタクの『バースデイ・オブ・エレファント』に加入する、なんて夢のコラボが、実現するかもしれませんね。(笑)

一方、一子は、オフィス・ハートフルのオーディションに落ちてしまいました。
GMTのメンバーになることは、とりあえずは、なくなりました、残念。
モデルは、あきらめていないけど、東京行きは、とりあえずは、断念したようです。
で、やっぱり餅は餅屋、美容師の勉強をしているんですね。

圭太は、やっぱり高校を卒業して、弥太郎のもとで、漆塗りの修行をはじめました。
その圭太と一子が、いつの間にか付き合っていて、希はびっくり。
あたしゃ、洋一郎の方が、心配だよ。(笑)
圭太は、何とかしようと、ジタバタする希が、好きだったんだもんね。
夢をあきらめて、落ち着いちゃったら、魅力がなくなるのも無理ないよね。
その点、モデルの夢にすがりついて、ジタバタしている一子の方に、惹かれるのも、仕方ありませんね。
そういえば、大吉さんもいってましたよね、くっついたり、別れたりするのは、田舎の若者の特権だって。(笑)

希たちは、うみねこ座の合唱などによって、高校卒業を祝ってもらいました。
そして、2002年4月、希は、輪島市役所に就職しました。
輪島塗の名札は、本当に太鳳ちゃんに、プレゼントされました。
このニュースのおかげで、市役所就職のネタバレ情報に触れてしまった、私なのでした、悲しすぎる。

役所の制服にスタジャンを羽織って、自転車で通勤する希。
まず、制服で出勤、というのが、もう、公務員というより社会人として、なってません。
こぴっと、職場で着替えろし。
後に、文さん作の桜もちを職場に持ってきた希に、博之が、学生気分で職場に来るな、と怒っていましたけど、結局、そういうことなんだよね。
それを一方的に怒るだけじゃなく、ちゃんと、教え、諭してあげないとね。
それが、上司の仕事じゃんね。

希の配属は、産業振興課、そこの課長が、圭太の父、博之で、徹が就職した清掃会社の派遣先が、輪島市役所という、出来過ぎの展開でした。(笑)
希の担当は、移住定住班。
前回、一子の日帰り大作戦で検証したときに触れた、能登空港が出てきて驚きました。
ちなみに、現在は、のと里山空港という名前になってますけど、やっぱり、私のまわりでは、能登空港といっている人が多いです。(笑)

机の上に置かれた文房具一式を見て、感動する希。
あくまでも、業務用の貸与であって、私的に使っちゃだめなんだけど、完全にただでもらった、と思っているよね。(笑)
博之もいってましたよね、しちゃいけないことは、規則違反と公私混同だって。
そういうことを、周りの人間が、しっかりと正してやらないとね。

そこへ東京から一か月前に引っ越してきた本名、山田典子、芸名、京極ミズハから、家の前にゴミが捨ててあるという苦情電話。
あえて、産業振興課にかけてきたところを見ると、移住定住班が、アフターケアをしているみたいですね。
坂を上っていくと、彼女の家の前には、みんなで分け合う野菜の山。

確かに、一人暮らしの人間に、あれだけの量の野菜を置かれてもね、ありがた迷惑だよね。
一方、輪島の人から見れば、それが生活習慣だし、藍子さんからの電話を受けた文さんじゃないけど、しっかりとその土地の人間になる覚悟のない者には、来てもらいたくないんだよね。
希や直属の上司の新谷さんからすると、よそ者でもいいから、とにかく住む人に増えてほしいところだし、板挟みの辛い立場ですね。
この野菜騒動は、胸襟を開いて話し合って、互いに歩み寄るしかないよね。

いずれにしても、輪島は、孤独に音楽と向き合う環境にない、ということだけは、確かですよ、ミズハさん。(笑)
都会の方が、よっぽど、人と関わることなく、孤独に音楽と向き合えると思うぞ。
シタールは、思い切り弾けないかもしれないけどね。

結局、希が、頼まれもしないのに、家の前に置かれた野菜で料理を作ろうと、ミズハの家に上がり込み、警察を呼ぶぞ、と怒られちゃいました。
新人の頃は、気合いで肩に力が入っているんだけど、何をしていいか分からなくて、だから、自分でもできそうなものに飛びついちゃうんだよね。
希みたいな経験をした人、たくさんいるんじゃないかな。

徹に掃除を教えるキミ子さん、松子の義母でがんすな、いい味出していますね。
市長ですら、近所の洟垂れ坊主の頃から知っているなんて無敵、まさに裏市長だね。
それにしても、博之が、何も弱点のない、実力、政治力ともにナンバーワンって、完全に、輪島市役所の生え抜き職員みたいに語られていますね。
最初、県庁に勤めていて、金沢に転勤した、という話と、どう整合性を取るつもりなのかな。
やっぱり、県から出向してきた腰掛け的な話にしないと、難しいんじゃないかな。

それにしても、気になるのが、徹が、清掃の仕事を卑下していること。
職業に貴賎はないんだし、掃除して、職場環境を整えてくれて、初めて、希たちも、能率的に仕事ができるんだしね。
確かに、清掃業務を一段低く見るきらいがあることは、否めない事実だけど、だからって、テレビで、そんな風に描いちゃ、だめだと思うなぁ。
だって、テレビドラマじゃ、必ず、後部座席のシートベルトを締めているもんね。
そういった、建前的な部分も、テレビには、大事だと思うなぁ。
そうそう、徹が、藍子さんから腰に湿布を貼ってもらうときの、ズボン下ろしちゃって、はアドリブだよね、きっと。(笑)

そんなある日、文と元治の息子夫婦が、突然、戻ってきました。
ちなみに次女麻美を演じるのは、浜辺美波、地元石川県出身のタレントなので、方言は、ほぼネイティブなんでがんす。
でも、東京出身の役だからね、いずれ希みたいに方言をしゃべってくれるかな。
ちなみに、私は、長女友美の方が、タイプです。(笑)

家族で能登に戻りたい、一緒に住もう、といわれた時の、文さんと元治さんの嬉しそうな顔、見事な演技でした。
この二人、本当にお似合いの夫婦に見えますもんね。
プロの役者って感じが、します。
この二人のおかげで、このドラマが、ぐずぐずにならず、締まって見えるのよね。
そして、この名演技で、その後の悲しみが、落胆が、引き立つのよね。

息子の哲也は、塩田を潰して、そこにカフェを開きたい、と提案しました。
孫の顔見せて、同居ちらつかせて、それじゃジジババ詐欺じゃないの、と徹にしては、いいこというじゃん。
そんな徹に、哲也が、あなたに家族語れるんですか、聞いてますよ、好き勝手して、と反撃しますが、この台詞は、明らかに不自然。
徹のことを聞く相手が、いないじゃんね。
文さんとも、元治さんとも、ほとんど口も聞かない様子だしね。
周囲に、密かに裏で糸を引く者がいる、というなら別だけど、少なくとも、はるさんの店に集まる人に、そんな役回りは、させられないでしょうしね。

文さんは、孫のために、と見せかけて、実は息子の哲也のために、桜もちを作ってあげたんだね。
でも、色の濃い、いかにも合成着色料をふんだんに使用してます的な、まずそうな、しろものでした。
こちらにも、あんなに濃い色の桜もちは、ないからね、多分、少なくとも私は、見たことがありません。(笑)

でも、希の職場では、思いがけず、大好評でした。
ミズハも、葉っぱごとパクついていましたね。
そういえば、葉っぱごと食べる人って、多いんですよね、意外に。
藍子さんも、そうでしたね。
私は、香り付けだけで、いつもはずして食べるので、そんな人の気持ちが、分かりません。(笑)
そういえば、エビフライも、しっぽまで食べる人が、とても多いのにびっくり。(笑)

雨の中、橋の上で、圭太に駆け寄る一子の姿を見かけた希は、『まいもん』で、みのりと合流しました。
まいもんのテーブルには、プラットホームに立つ、そこの駅名と、下に前と次の駅名が書かれた、あの白い看板の内容が、描かれていましたね。
大きく輪島と描かれ、その下に、次の駅名シベリア、も書かれていましたね。(笑)
これは、しゃれなのよ。
輪島が終着駅なんだけど、次は、ロシアのシベリアに続いている、という遊び心が反映されているのよ。
このテーブルの模様は、地元民か、鉄道好きの人じゃないと、伝わらないだろうな。

希も、すっかりお客として、ココアを注文しています。
公務員はバイト禁止だからね、もう、ここでは働いていないのよね。
でも、本当なら、代わりのバイトの娘がいそうなものだけど、そこは、ドラマだからね。
それよりマスター、ココア作れるかな、はないっしょ。(笑)
それはともかく、名刺交換するまれとみのり、社会人になって、この時期に、やっと初めて会ったんかい。(笑)
希の移住定住班は、誰かと誰かが出会える懸け橋になる素敵な仕事、そんなことをいってくれるみのりちゃん、いい娘だ。(笑)

希が家に帰ると、一徹が、人間は業が深い生き物だ、と悟っていました。(笑)
二人は、友美と麻美は、母親に頼まれて、文と元治の前で、演技をしていることを知ってしまいました。
麻美は、チャンネルがこれだけしかない、みたいなことをいってましたけど、一応、当時でも、テレ東系以外は、全部映るから、そんなに不満じゃないと思うんだけど。
もっとも、富山は、日テレ系とフジ系しか映らないから、以前書いたように、富山の放送局を見ていたら、そうかもしれませんけどね。
でも、石川県の放送も入るから、逆に、ものすごいチャンネル数じゃないの。(笑)
携帯だって、ちゃんと電波が、当時から届いたし、そんな地域のデジタル・ディバイドみたいなことを、強調せんでもねぇ。
このあたりに、都会人の上から目線を感じるのは、被害妄想かな。(笑)
でも、確かに制服は、ださいかも。(笑)

この時、藍子も部屋にいて、彼女たちの会話を聞いていたんですね。
その晩の食卓では、その発言に怒る藍子、希、一徹、そして、その様子を不審に思う、一人蚊帳の外の徹。(笑)
昼食後、制服がださくないところを見せつけようとする、怒りMAXの希。
ここは素直に、怒るところは、そこじゃないだろ、と突っ込んであげるのが、制作者の意図に叶っているんですよね。(笑)

そこへ、哲也の妻、しおりさんが、やってきました。
藍子さんが、すべて聞いたと告げると、本当、邪魔よね、あなたたちと、しおりさん、開き直っちゃいました。
家族気取りで、何を目当てに居座ってるんだか、赤の他人のくせに、って、しおりさんいってましたけど、その通りだから、藍子たちの胸に、この言葉が、突き刺さりました。
結局、哲也も入ってきて、大声での言い争いとなり、文の知れるところとなりました。

他人には、きつく聞こえる言葉でも、家族にしか通じない、別の意味を帯びていて、分かり合える、許し合える、ということがあるからね。
こういうことには、他人は、口を出さない方が、いいんだよね。

息子夫婦が帰った後、アルバムで、息子や孫の写真を眺めながら、文さんが、麻美と友美に、あんなこと言わしてしもたね、かわいそげなこと、してしもた、とつぶやいたのが、印象的でした。
文さんには、息子夫婦のことが、お見通しだったんですね。

胸襟を開いて、生活が苦しいので助けてほしい、輪島で一緒に生活させてほしい、と素直に、哲也にいってほしかったんですよね。
でも、そんなことができないような、何か口実がなくっちゃ、実家に戻って来ることが許されないような、そんな関係を築いてしまったのは、文さんや元治さんにも、その責任の一端があるからね。
だから、自分のせいで、孫にあんなことをいわせてしまった、と落ち込んじゃったんですね。
本当、一方的に哲也たちが悪い、と言い切れないところが、切なくしているよね。

しおりさんの言葉が胸に響いた徹と藍子さんは、8年前の尾羽打ち枯らして、能登に流れ着いた自分たちの姿を、哲也たちに重ねていました。
そして、桶作家を出る決心をしました。
8年目のチェックアウト、徹も、きざなこというじゃんけ。
でも考えてみたら、彼だけは、途中で姿を消して契約を打ち切られ、その後、正式なチェックインの手続きをせずに、出戻りとして居座っているのよね。(笑)

産業振興課では、ミズハのコンサートの話題で盛り上がっています。
協力に否定的な新谷たちを不満に思う希に、裏市長キミ子が、春祭りのイベントの中に組み込めば、市も後援という立場で協力ができる、と知恵を授けました。

なんと、希の一存で、市が協力する流れになったじゃんね。
でも、組織なんだから、ちゃんと資料を作って、上司とヒアリングして、方針が認められたら稟議書を回して決裁を受ける、こうして初めて、輪島市としての政策が決定されるはずだからね。
これは、どこの会社でも、一緒だよね。

でも、博之が、それを教える前に、ミズハが、希に個人的に手伝うよう、リクエストしました。
彼女のCD売りまで頼まれましたね。(笑)
責任を取らなくてよくなった新谷、喜んでいましたね。(笑)
しかし、和風サロンコンサートで、桜もちやお茶を出す、といってますけど、ここでもやはり、給仕をする人件費も含め経費の問題は、避けて通れないはずですが、いつも通り避けまくっています。(笑)
それに、個人の立場で、といっても、希の姿を見た市民は、市として協力していると思う可能性が高いですから、そのあたりをクリアしない限り無理なはずなので、実際は協力できないだろうな。(笑)

こうと決めたら、メチャメチャ早い津村家の面々、速攻で引っ越しちゃいました。
でも、文さんたちが気になる藍子に、番犬代わりに徹を置いていくことを提案する希、タイミングよく犬が遠吠えをしましたね。(笑)
元治さん一人が見送る中、近所に配る野菜の仕分けに精を出す文さんが、ウニ丼を作る夏ばっぱの姿と重なりました。

結局、家族4人が引っ越したのが、8年前、引っ越しの候補に上がっていた高田のばあちゃんのところでした。
あのときは、大阪から息子夫婦が来るかも、みたいな話をしていましたが、結局、高田のばあちゃんの方が、大阪の息子夫婦のところにいったようです。

でも、大阪の生活になじめずに、帰ってくるんじゃないかな。
この5年後、平成19年の能登半島地震の時、多くの年寄りが、金沢にいる子供のところに引き取られたんですけど、孤独感にさいなまれ、結局、大半が能登に戻っていったのよね。
この地震は、描かれるのかな。

希たち、一応、引っ越しそばを食べていましたね。(笑)
一方、居間だけ電気を点けた桶作家では、文と元治が、二人だけで漬け物をおかずに夕食をとっていました。
このときの孤独感も、お見事でした。

そういえば、希の産業振興課、節電の張り紙をしながら、こうこうと電気を点けまくっているよね。
桶作家を、こぴっと見習えし。
文さんたちを励ましにやってきたはるさんたち、こういうところが、田舎のコミュニティなんだよね。
でも、迷惑そうな表情の文さんと元治さんが、笑えました。

圭太の元に、一子を連れてやってきた洋一郎、二人が付き合っていることを知らなかったんだね。(笑)
つまり、あまり知られていない、ということだよね。
希との時は、村中が、賭けをするまでの盛り上がりをみせたのに、脇役だと、露骨にトーンダウンさせるわけね。(笑)
そういえば、このときの一子ちゃんの前髪留め、×じゃなくて、―だったね。(笑)

希は、文さんの桜もちを再現しようとしますが、隠し味が、何か分かりません。
そんなの、勿体つけなくても、塩田の塩に決まってるじゃんね。(笑)
それ以外じゃ、ドラマになんないっしょ。(笑)
それで、哲也が、塩田の大切さに気づき、跡を継ぐ、というパターンかな。

希が、風呂の温度を元治さんに合わせていた、というのは、よかったです。
でも、裏を返せば、文さんは、自分好みの温度に設定した、ということだよね。(笑)

希の職場にやってきた哲也は、1年前にリストラに遭い、無職だ、と告白しました。
そして、桜もちの思い出を語りました。
そんな彼に、希は、安く借りられる不動産を探す、と協力を申し出ました。
それを聞いた博之が、公私混同だ、この仕事に向いてない、やめろ、と希をしかりました。

まあ、哲也は市民じゃないけど、これから市民になることを希望しているわけだし、そして、そんな移住希望者の役に立つのが、希の仕事だからね。
そのために、親身になってあげることは、決して悪いことじゃないと思うけどな。
補助金を出すだけの仕事なら、誰でも、できるわけだしね。
ただ、誰に対しても、同じように親身になれるかどうかだね。
知り合いの息子だから、特別に、安いところを探してあげるじゃ、えこひいき、不公平になるからね。
いずれにしても、さっきも書いたけど、博之は、頭から怒るんじゃなくて、ちゃんと指導してあげないと、上司失格じゃんね。

さあ、明日は、予告編にも会った文さんクイズですね。
どんな展開になるか、楽しみです。

さて、第3週の関東地区の最高視聴率は、カリスマ・スカウトマンが逮捕された一子に、高志が、スカウト雑誌『NEW FACE』を差し出した14日(火)の20.5%でした。

月曜から土曜までの詳細は、19.7%、20.5%、19.2%、20.4%、19.3%、19.0%で、第3週の週平均は19.68%と20%を下回る体たらく、『ごちそうさん』の第3週の平均は21.65%、『花子とアン』の第3週の平均は22.07%、『マッサン』の第3週の平均は20.60%でした。
第3週までの全平均は20.42%、『ごちそうさん』は21.31%、『花子とアン』は21.71%、『マッサン』は20.82%でした。

関西地区の最高視聴率は、圭太が、漆塗りの修行のお願いに行ったら、弥太郎が、『スナック崖っぷち』のママさんを連れ込んでいた14日(火)の21.6%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、希が、辞書を借りに来た一徹くんに、手芸ケーキのエア試食をさせた15日(水)の21.1%と、行列の22.8%に破れ、第2位でした。

『花燃ゆ』の第16回は、関東地区が10.7%と二桁に回復しました。
ちなみに、八重の第16回は13.8%、官兵衛の第16回は16.2%でした。
第16回までの全平均は、花燃ゆ12.95%、官兵衛15.89%、八重15.81%です。
関西地区は12.1%と、微増です。

今回は、寅次郎の江戸幕府からの召喚という、太い幹が全体を貫き通していたので、見やすかったですし、緊張感もあって、よかったんじゃないでしょうか。
ただ、今回のタイトル、『最後の食卓』も、表題に偽りあり、その様子は、描かれませんでした。
まさか、寅次郎が護送される、その日の暢気な杉家の朝食を指している訳じゃないですよね。(笑)
最後、泪松から萩の城下を眺めたときに、杉家の食卓の様子を眼裏(まなうら)に浮かべていましたけど、それが、寅次郎が空想の中で体験した、萩での最後の食卓という意味だったのかな。
正直、よく分かりませんでした。

玄瑞が、帰宅しましたけど、文がはしゃぐばかりで、杉家の人たちは、つれなかったですね。(笑)
医者坊主の玄瑞は、もう俺は武士だ、といわんばかりに、堂々と大小を腰に差しての凱旋でしたね。(笑)
この二人、すぐにも新居を探すようなことをいいながら、結局、ずっと居座っているんですね。
梅太郎や亀さんは、いいかげんにしろ、早く出て行け、と思っていることでしょう。(笑)
こぴっと、希に安い物件を探してもらえし。(笑)
有隣さんも、いつの間にか、どこかに行っちゃったみたいですけど、食卓も別で、家の隅っこで、今でも、寝泊まりしているのかな。

長井雅楽の元に、江戸幕府からの寅次郎の召喚状が届きました。
暗殺の企みがばれたんじゃないのか、幕府を逆賊と決めつけた書簡が入手されたんじゃないか、と、動揺のあまり口走る伊之助。
長井雅楽が、伊之助と敵対していたら、この不用意な発言でもって、寅次郎の共謀者として、野山獄に送られかねなかったですね。
こんなに脇の甘い伊之助さん、よく、この幕末を生き抜けたなぁ。(笑)
周布さんも、いつも酔っ払っている場面にしか出ないけど、本当にこれでいいのか。(笑)

召喚のことを知った寅次郎は、謹んで受ける覚悟を披瀝したのち、肖像画を描いてほしい、と頼みました。
なるほど、ここで亀太郎が、活躍するわけね。
暗殺の実行犯になるのを一番最初に拒否した割には、まだ、松下村塾と繋がっていたのね。(笑)
でも、師匠の目を、死にかけの魚のそれに例えるのは、あんまりじゃないの。(笑)
一誠や利助や地雷火の為八は、姿が見えないけど、師匠を見限ったわけじゃないよね。(笑)
九一と靖兄弟の岩倉獄は、描写してもらえないのね。(笑)

令子さん、ご指摘ありがとうございました。
いつの間にか、私、一九だと思い込んでいました。
変換ミスなどのケアレスミスじゃない分、よけいに恥ずかしいでがんす。
これから登場が、減りそうな感じで、残念ですね。

文は、なんとか召喚前に、寅次郎を出獄できるよう、伊之助に頼みますが、彼をおとなしくさせる、と断言できずに、断られました。
次に、野山獄に行った文は、犀之助にもいい返事をもらえず、久子と面会しました。
犀之助は、実在する人物だったのね、知りませんでした。

至誠にして動かざるは未だこれ有らざるなり、そう書かれた布に、糸を刺してほしい、と寅次郎から頼まれた、と久子は、語りました。
千人針、みたいなもの、というよりも、その文字を長持ちさせたかったのかな。
それとも、紀行によると、久子から布をもらって、箱根で汗を拭いたみたいなので、彼女に手を加えてもらうことにより、二人同行じゃないけど、彼女の思い出の品としたかったのかな。
その久子は、文に、御公儀の面前で、己の志を、思いのたけを述べるのとができる、あのお方にとって、それ以上の幸せがありますか、といって聞かせました。

結局、なんやかやいいながら、犀之助の一存で、一晩だけ、一時帰宅が認められました。
本当に、いい人だったんだね。
でも、だからずっと出世できずに、野山獄に勤めさせられたのかな。(笑)
もしかすると、福川家は、代々、野山獄の管理を担当していたのかもしれないね。

外で、出迎えたのは、なんと寿でした。
意外なところを、持ってきましたね。
真っ直ぐに、杉家に帰ってくるか分からないし、文が、じっと家で待っていられるとは思えませんけどね。(笑)
寿が、寅次郎への複雑な思いを、素直に語る場面は、よかったです。
ただ、篤太郎と久米次郎が、途中で走り寄ってきたけど、あの演出は過剰でしたね。(笑)
あんな小さい子供が、二人だけで、母親から離れてじっとしていられる訳ないじゃんね。
実は伊之助も、子供たちと一緒に来ていて、物陰に隠れて様子を見守っていた、という演出だったのかな。
それなら、ほとんど、視聴者に伝わらなかったし、無理があるよね。(笑)

実家に戻った寅次郎を待ち受けていたのは、泥んこ地獄でした。(笑)
水樽が倒れて、畑が水浸し、畝も分からなくなったとのことでしたが、畑というには、あまりにも、しょぼすぎっしょ。(笑)
こんなもののために、ロケはできないし、スタジオじゃ仕方ないけどね。
しかし、これじゃ、戦後、下村家の前に作った畑と、ちょぽちょぼでしたね。(笑)

お風呂場での、滝さんと寅次郎の会話、よかったです。
芝居や火消し、おなごの話を聞かせてほしい、と、わざとどうでもいいことを例示したんですよね。
お互い、これが、今生の別れとなることを、知っているだけに、いつもは、いらつくくらい暢気な滝さんの笑顔が、痛々しく感じられました。

文は、寅次郎に、風呂の焚き口の脇に、わらじと笠と路銀を隠してある、と逃走を勧めました。
路銀て、あなた、文がどうやって準備できるじゃんね、このあたり、作者は、深く考えていないよね。
寅次郎は、ボタオを見せて、必ず、ご公儀を説き伏せて戻ってくる、と文に誓いました。
そこへ、のこのこ現れたのが、空気が読めない玄瑞。
文と探していた、寅次郎を変えられる本として、彼が最初に記した『学は人たるゆえんを学ぶなり』を見つけたので、文と二人して、これからもずっと伝えていく、と、寅次郎の死を前提とした話をしちゃいましたよ。
せっかく、兄妹が、無理と分かっていても、再会を誓う劇的な場面を台無しにしちゃいました。(笑)
それにしても、ボタオを最後まで引っ張るつもりなのね。(笑)

その深夜、まじめに野山獄に戻った寅次郎に、刺繍した布を渡し、そっと手を重ねました。
そして、ただこれさえ覚えておれば、寂しさも、慰めも、悲しみも、喜びも、何も怖くはない、と伝えました。
紀行によると、久子が一方的に、布を贈ったみたいですね。
やっぱり、そういう関係だったのかな。
久子が登場したときに、後の寅次郎の人生に大きく関わっていく、とナレーションしてましたけど、正直、これだけなの、と拍子抜けしちゃいました。
艶っぽい関係があったのなら、分からないでもないんですけどね。
これからも、文通くらいするのかな、でも、テロの容疑者だし、そう簡単には許してもらえないだろうな。

結局、寅次郎を見送ったのは、空気が読めない玄瑞だけでした。
塾生たちは、見送らなかったのかな。
紀行によると、戸の陰から見送る文らしい女性が、描かれていましたね。
駕籠も、絵だと、もっと立派なものだったみたいね。

しかし、召喚されるその朝に、あんなに暢気に、杉家の面々が、朝食を摂るなんて、ありえないと思うなぁ。
最後の最後に、玄瑞を相手に、味噌汁の具材が、芋と青菜だ、と推理する余裕をみせました。
単に、タイトルの食卓に絡めたかっただけじゃんね。(笑)
そして、寅次郎は、玄瑞に、文の手を離すなよ、といい残しました。
ここで、『マッサン』を思い出した人は、私だけじゃないはず。(笑)

寅次郎は、大義を実現するために江戸に乗り込むのだから、泪松では、食卓なんてぬるいものじゃなくて、塾生との議論の日々を思い出してもらいたかったなぁ。
寅次郎が主役ならそうしたかもしれないけど、今回は、あくまでも文がヒロインだから、絡めないといけなかったんでしょうね。
次回は、いよいよ、井伊直弼と直接対決ですね、楽しみです。

それでは来週も、標(しるべ)を、道を照らすかけがえのない灯りを、そして、己の拠り所を見失うことなく、民の輝きこそが自由であると知り、すべてを飲み込み、ひたすら耐え、己を偽って、思うところを語らぬようにはならず、無防備に己を投げ出すことなく、様々な人と結び、分かち合い、力を、叱咤を、人をもらい、最後の最後まで見苦しくなく自分らしくあり、動けなくなっても、このままじゃ終わらんとあきらめず、大勢の灯りとなって生き、命の限りできるだけのことをする、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、姿は見えなくとも、匂いだけで、花が咲いたことを知ることができるじゃんね。

「すなわち草莽(そうもう)こそが、この国にとっての真の武士(もののふ)。世の中を変えることのできるただ一つの力なんです」
CATCH A DREAM!!



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