投稿日:2015年06月19日 (金) 18時22分
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みなさん、こんばんは。 こちらも、今日、ようやく梅雨に入いりました。 でも、週間予報は、お日様マークが並んでいるのよね。 今日を逃したら、梅雨なしの年になると思ったのかも。(笑)
さて、今週の『まれ』は、相変わらずの、どーでもいい恋愛話が続いていますが、大悟が、クレーム・パティシエールの作り方を披露してくれて、ちょっと得した気分。(笑) 早く、ドラマの本筋で、お得感を味わいたいなぁ。
ところで、先週の土曜日は、総集編の前編が、放映されましたが、バレンタインのくだりは、完全カット、このエピソード、放送する意味、あったのかな。(笑)
とはいえ、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。 希は、美南ちゃんに、自分は恋なんかしたくない、ケーキの修行だけしていたい、といいました。
輪子も、希に、無理に恋なんかしなくていい、といいました。 恋は、コントロール不能だと。 そんな、当たり前のことを、今さらいわれてもね。(笑) 輪子が、大悟のお菓子作りに付き合って、途中で寝てしまい、朝、目覚めたら、おはようといわれたとのこと。 その刹那、この人と結婚して、毎朝、このおはようを聞く、ってピンときたのね。 この時に、占い師としての自分の才能に開眼したのかな。(笑)
その後、美南ちゃんが、希のところに、塩チョコの作り方を教えてもらいにきて、わだかまりは、チョコよりあっさり溶けちゃいました。(笑) こんな簡単に仲直りできたら、この世に殺人事件なんて起きないかも。(笑) 世界平和を説く人間が、ゴミ出しのトラブルで近所の人を憎んでる、なんて皮肉な例が、そこら中に落ちてるもんね。(笑)
そして、運命のバレンタイン・デー、お店には、お客が殺到します。 でも、実際は、バレンタイン前の土日がピークなんじゃないかな。(笑) 当日は、だいたいOLが、義理チョコをまとめ買いする日だと思っています。(笑) とはいえ、テレビ効果か、お客が、殺到しました。
能登では、その日、何のひねりもなく、一子は、やってきませんでした。 結局、調子っぱずれで歌う圭太が、道化役となって、落ち込んでいたウミネコ座の合唱も、無事に行われました。 正論じゃ人が動かない場合も、正論じゃないと人が動かない場合もありますしね。 だから、人間関係は、難しいのよね。(笑)
バレンタインが終わった夜、来年の私がんばれ、という陶子さん、よかったですね。 応援したくなりました。(笑) それに比べ、図々しく浅井にテンパリングをやらせろと頼む希が、鼻につきます。(笑) で、さらにエスカレートして、食事中の師匠、大悟にまで、テンパリングを見て欲しいと直訴です。 いつか、すてきな恋をして、シェフのように愛でお菓子を作る、といった希は、菓子は技術だ、徹底した反復練習だ、と大悟に一喝されました。 確かに、愛も必要だけど、まずは技術だからね。 両立させろ、とはいったけど、愛で菓子を作れ、とは、いってないもんね。(笑)
で、徹底した反復練習を行う希。 ちゃんと、基本は、教えてもらったのかな。 自己流じゃ、どれだけやっても、悪い癖がつくだけなんだけどね。 そのうち、いつの間にか眠ってしまった希。 目を覚ますと、大輔がおはよう。 それで、希は、右脳が動かされたのよね。 大輔は、希の訛りに右脳を動かされたんだったよね。 その割に、無理矢理キスする前からすきだった、なんて、よくもいけしゃあしゃあと。(笑) それはともかく、大悟と大輔、親子二代で、おはようで口説き落とすのかな。(笑)
で、バレンタインも終わり、店は通常運転に、希も少しずつ仕事を覚え、任せてもらえる作業も増えてきました。 ということは、バレンタインから、しばらく経過した、という設定だよね。 なのに、浅井は、お客からもらった手作りチョコを持っているってことは、食べずに、毎日、持ち歩いている、ということなんだね。(笑) 恋愛ボケしているから、高級アーモンド当てクイズで、希に負けちゃうんだよね。
それにしても、パティシエに手作りチョコを渡す浅井の彼女って、なかなかのチャレンジャーだね。(笑) もっとも、既製品をあげるといっても、他店のものをあげるわけにはいかないし、マ・シェリ・シュ・シュのものってわけにもいかないでしょうから、やっぱ、オリジナル作品って結論になっちゃうのかも。
美南ちゃんは、ちゃんと大輔に気持ちを伝えたので、すっかり吹っ切れたみたいです。 自分に遠慮しなくてもいいから、なんて希にいったりして、そんな簡単にわだかまりがなくなるものかな。(笑) その美南ちゃん、とうとう、希を真似て、ライフプランを作っちゃいましたよ。(笑)
店の厨房では、なんと、あの色ボケの浅井が、モンブラン作りを任されていることが判明。 えー、スーシェフの陶子さんを差し置き、そんなことが許されるのか。(笑) これが意味するものって、あの大悟の手が、全く入らないまま、商品として、ショーケースに並ぶってことだよね。 他店ならいざ知らず、あのこだわりの男、大悟が、そんな恐ろしいことするわけないじゃんね。 何があろうと、自分の店で出す商品は、自分が手がけて責任を持つ、それが、大悟のキャラなんじゃないの。
なんてことを考えた刹那、さらなる衝撃が、待ち受けていました。(笑) なんと、大悟が、希に、ケーキ作りを託しちゃいましたよ。(笑) しかも、「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」を。
で、早速、なんとお店の電話を使って、能登の藍子さんに報告。(笑) 輪島市役所で、博之から、あれだけ公私混同は慎め、と注意されてきたのにね。(笑) ケーキの意味は、愛してる、俺も愛してない、ということなんだそうです。 それにしても、希さは、最近は、分業ばかりで物足りないと感じていた、と、よくもまぁ、そんな図々しいことが、例え藍子さんが相手でも、いえるもんだわね(笑)
その希は、輪子から、ケーキの名前の由来を教えてもらいました。 なんと、シャンソンのタイトルでした。 ブリジットバルドーが、ある日、恋人の作曲家に、最高の愛の歌を私に書いて、とおねだりして、できたのが、この曲なんだとか。 つまりは、映画の劇中歌ってことなのかな。 輪子の解説によると、愛してるよなんていわれたら、そこで女は満足しちゃう、愛してないって言われるからこそ、執着するんだとか。 愛はね、支配した方が勝ちなの、さすがは輪子さん、大人だねぇ。
ケーキ作りを任され、張り切る希でしたが、陶子さんからは、クレーム・パティシエールすら作れないんじゃないの、と挑発されます。 クレーム・パティシエールとは、カスタードクリームのことなんだそうです。 ここで、出ました、陶子と視聴者をいらつかせる脳天気な一言が。 カスタードクリームなら作れますけど。
そりゃそうでしょうよ、チャーハン作れる人は、多いと思うけど、プロが作るさらさらごはんにふんわり玉子、といった絶妙な食感が、出せないのと同じだよね。 カスタードクリームだって、自分や友達・家族で食べるのと、お店に商品として出すとじゃ全然違うのと、一緒だよね。 あのメレンゲ作りから、何一つ教訓を学んでいなかったのね。(笑)
で、案の定、大悟からは、速攻ダメ出しでがんす。 その師匠のありがたいお言葉に対し、希は、本に書いてあるとおりにやった、と子供のような反論を口にしちゃいましたよ。(笑) それなのに、優しい大悟は、自分で感じろ×3、と、わざわざ3回も極意を伝えてくれました。
そして、にゃんと、大悟流、クレーム・パティシエールの実演まで、やってくれました。(笑) 大悟によると、クレーム・パティシエールは、菓子職人のクリームという意味の、基本のクリームなんだそうで、これで、職人の上手・下手が、一発で分かるんだとか。 希には難しすぎる、という陶子さんに、大悟は、俺の店に簡単なケーキなどない、と希を擁護してくれました。 陶子さんは、どんなケーキを任されてるんだろうね。(笑)
1000回練習します、出ました、希の根性論。 だから、基本を教えてもらわないと、何千回やっても、だめなものはだめなのよね。 まだ、テンパリングもできてないのに、次々に新しいことをやらせても大丈夫か。 そもそも、メレンゲだって、偶然うまくいっただけで、コツも掴んでいないかもしれないのにね。(笑) それにしても、いきなり高級な玉子で練習する気が知れん。 できたクリームは、また、近所のトンカツ屋さんにあげるのかな。(笑)
部屋で、希は、見れば見るほど難しいわ、って、陶子さんからもらったルセットかと思えば、ジュテーム・モワ・ノン・プリュの訳詞のことでした。(笑) そこへ、徹が帰ってきました。 時間は、朝の4時。 仕事帰りってことは、タクシーで都内から戻ったということね。 何万円もするじゃん。(笑) それとも、近所で飲んでたのかな、それにしては、素面だけど。 その徹が作ってくれたホットミルクは、クリーム作りのヒントとは、無関係でした。(笑)
その徹に、愚痴る希。 自分は小さいときから、ケーキを作ってきたから自信があったし、メレンゲもカスタードクリームもできる気になってたけど、プロは、全然違った、と。 やっと気づいたか、という世間の声が聞こえます。(笑) ところが、ケーキの名前にフランスの歌の名前付けるとか、想像したこともなかった、自分は、何も知らないし、何もできなかった、って、これは違うでしょ。(笑) ケーキの名前にフランスの歌の題名を付けなくても、おいしいものは、おいしいですから。(笑)
次の休みの日、店の厨房に大輔が現れ、練習しようとする希を連れ出しました。 赤いオープンカーで、運転は、高志。 これって、誰の車なんだろ、会計士をしている友人かな、それともレストランのオーナーなのかな。 希の部屋に飾られたカレンダーによると、まだ3月という設定なのに、ドライブする山道には、桜が咲いていましたね。(笑) まあ、桜といっても、ソメイヨシノとは限らないし、早咲きの品種だった、ってことにしておきましょう。(笑)
最初は嫌がる希も、いつの間にかノリノリに。 これって、キス事件と同じ流れじゃんね。(笑) カーラジオから、偶然に『ジュテーム・モワ・ノン・プリュ』が流れてきたのは、上野駅から再び春子を乗せた、正宗が運転するタクシーのそれから、転校生はつらいよさんからのリクエストで、『潮騒のメモリーズ』が流れてきた、あの場面へのオマージュだね。
到着したのは、養鶏場『花鳥風月』、オーナーの浜田さんは、泉谷さんでした。 ゲゲゲで、妖怪小豆洗いの声をやって以来だね。 何か、重要な役回りがあるんだろうな。 ただ、養鶏場が似合うから、選ばれた訳じゃないよね。(笑)
この養鶏場は、鶏がストレスをためないよう、放し飼いなんですね。 うらやましい、と思った人も多いでしょうね。(笑) 大悟も、ときおりやってきて、小一時間ぼーっとして、生気を取り戻して帰って行くとのこと、それも分かるなぁ。(笑) 希は、久しぶりに空を見た、といったけど、ホント、仕事に追われると、うつむいて足下を見ることが多くて、上の方を仰ぎ見たりしないもんね。 目線を上げろ、だよね。
で、翌朝、希は、徹と二人で、浜田さんとこの玉子を、玉子かけご飯にして食べました。 1個100円という玉子が、高いのか安いのか、普通は1個あたりいくらくらいなのか、全く検討が付かない自分が情けないです。(笑) で、この玉子、昨日、養鶏場でもらってきたものだよね。 まさか、お店の玉子、ちょろまかしたわけじゃないよね。(笑)
なんか、急に勉強がしたい、と燃え出す希。 そういうことも大切だけど、今は、テンパリングとクレーム・パティシエール作りをマスターするのが、先決だと思うけどなぁ。 大悟も陶子も珍さんも、みんな日頃から、自分の仕事に役立つことをいろいろしているんだね。 輪子さんは、一番勉強になるのは、おいしいものを食べに行くことだ、といいました。 浅井が、彼女と高級フレンチにいったのは、ちょっと違うけどね。(笑)
と、そこへ大輔が来て、希を高級フレンチに誘います。 だいたい、高級フレンチなんて言葉、日常会話で使うかな。 なんか、成金趣味的な感じがして、そんなこといわれたら、女性は引いちゃうんじゃないでしょうか。 おいしいとか、おしゃれな雰囲気とか、ちょっとオブラートに包めばいいのに。 もっとも、これは、高級フレンチをごちそうするなんて、とてもできない私の、ひがみ根性がいわせるのかもしれませんが。(笑)
で、結局、行っちゃうんだよね。 高級という言葉に、つられちゃうんだよね。(笑) 朝から、服装に力入れてましたけど、あれで出勤したんだよね。 どーせ着替えるのに、ばっかじゃないの。(笑) 近くなんだから、仕事が終わってから着替えればいいじゃん。 休みの日に、夜が待ちきれずに朝から出かけた、といえないこともないけど、それなら、完全に恋だね。
その頃、能登では、青年団の集まりって、あれ、みんなそのメンバーなのかな。(笑) 元治さんも青年団なら、旧外浦村には、青年しかいないじゃん。(笑) そこで、圭太は、夏の成人式を発案し、賛同が得られました。
一子は、大阪で、すっかりスポイルされていました。(笑) 店の仲間たちと、青春を謳歌しているね、うらやましい。 六甲の有名人がお忍びで行く店には、三瓶がいました。 全然、お忍びじゃないじゃん。(笑) そして、その後、初めて里帰りした一子と圭太は、ギクシャク模様。
横浜の高級フレンチレストランで、コースを堪能する希。 感想は、まんでうまい、だけ、これじゃグルメリポーターには、なれないぞ。(笑) デザートの苺に反応、能登の苺だ、と断言しちゃいましたよ。 アーモンド対決で浅井に勝って、自信をつけたのかな。 確かに、能登といえば、赤崎いちごが有名だけど、味で見分けることは、難しいんじゃないかな。 結局、この希の舌が、正しかったか否かは、最後まで、明かされませんでした。 つーか、苺って、ケーキの付け合わせじゃん。 ケーキ職人なら、ケーキの味を、一番初めに確かめんかい。(笑)
そのケーキを食べる場面は、映ることなく天中殺に帰ってきた二人、自室に入ろうとする希を、大輔が、自分の部屋に誘いました。 希は、うまく逃げましたが、大輔が、言い訳しないところをみると、まんま、そういう意図だったのかな。 それなら、レストランを出たところでやれし。(笑)
希は、徹以外の男性に、初めてかわいいといわれたとのこと。 嘘でしょ。 元治さんも、慎一郎さんも、真人さんも、浩一さんも、きっと、いってくれていると思うぞ。(笑) 本人が、ときめくかどうかは、別問題だけどね。(笑)
その頃、能登では、一子とみのりとマキが、女子会トーク。 BGMは、『木綿のハンカチーフ』、一子のことを象徴しているんだよね、きっと。(笑) 一子は、あれだけ好きだった圭太の真面目さ、一途さ、が、つまらんものに思えてきました。 一方、圭太は、年下の一徹から、女性への接し方を教えてもらいました。 小さいことはどれだけでも聞いてやればいいけど、ここという時に、これは譲らんという姿勢を見せることが大事、女性には、厳しい言葉と甘い言葉の両方が必要、圭太に足りないのは、ときめきだ、といった具合です。(笑) さすがは、一徹だね。
圭太は、あの箸置きじゃなくてペンダントを、まだ渡せませんでした。 バレンタイン、バレンタインとスキップしていた圭太に戻って、早く渡せばいいのに。(笑) 一子から、バレンタイン用に圭太に似合うセーター見つけた、といってたけど、それを渡してくれるのを待っているのかな。
希は、大輔ショックで、地に足が付いていません。 洗い物を手に持ってぼーっとしたり、砂糖か小麦粉か分からないけど、ぼっーとして入れすぎたりするのはいいにしても、シロップを煮詰め過ぎて、浅井に向けて投げつけたのは、どうかと思うぞ。 一歩間違えば大けがだしね、こういう描写は、視聴者に不快感を与えるだけで、笑わないと思うけどなぁ。
天中殺では、大輔を見る度、パブロフの犬状態で、手に持っている物を落としまくる希。 輪子もいるのに、高級フレンチに行った話や、かわいいねという言葉にやられた話、おまけに部屋に誘われた話までしちゃいましたよ。 みんなと一緒に話を聞いて楽しんでる輪子、血が繋がってないと、こんなもんなのかな。 美南ちゃんが、男に部屋に誘われた、といったら、さすがの輪子さんも、やっぱり、冷静じゃいられないだろうな。 嫌いな人にかわいい、といわれても気持ち悪いだけ、と珍さんはいってたけど、恋愛初心者の希にとっては、誰にいわれても嬉しいんじゃないかな。
徹が、大悟に大輔のことでクレームをつけたり、浅井が、厨房で、彼女に頼まれ、自撮りしている、って話は、どうでもいいですね。(笑) 浅井に悲劇が待ち受けていることだけは、間違いないでしょう。(笑) 浅井の振り見て、我が振りを直した希は、クレーム・パティシエールの練習にひたすら励み続け、とうとう、大悟から、合格をもらいました。 ほんまかいな。(笑)
これで、もう色ボケとはいわせない、そう思った希でしたが、歯ブラシが持てなくなってしまいました。 練習のし過ぎで、腱鞘炎になってしまいました。 それでも、大悟からクレーム・パティシエールの仕込みを頼まれ、左手で作りますが、あえなく失敗、帰されました。 だから、さっきも書いたけど、浅井に煮詰まったシロップの入った鍋を投げつけた時点で、自宅謹慎でしょ。
大阪では、不器用な圭太が、おそらくは考え抜いたんでしょうね、サプライズ企画として、アポなしで、一子の職場を訪ねました。 驚きながらも喜ぶ一子を想像しながら、あれをいおう、これをいおう、と想定問答を重ねてきたんでしょうね。 ところが、一子の反応は、芳しくなく、それらはすべて吹き飛んじゃったんだろうな。 同僚が、ドリフを口ずさみながら階段を降りてくるので、何かと思えば、温泉に行くところでした。(笑)
圭太は、俺と別れたくなかったら、夏の成人式に帰ってこい、と一子に言い放って、帰って行きました。 不器用だけど、こんな男が好き、という人もいるんでしょうね。 きっと、一子は、圭太や帰るんだろうな。(笑)
落ち込んだ希は、桶作家に電話しました。 今度は、公衆電話でしたね。(笑) ジュテーム・モワ・ノン・プリュを巡る解釈が、よかったですね。 文さんは、女の求める愛と男の愛は違う、女は確かめたがるし、男は、肝心なことは口にしない、と。 藍子さんは、言葉だけじゃダメ、行動がすべて、と。 大輔の口先に惑わされるな、ということかな。
よく、分かりませんが、この電話で、希は、何かを掴みました。 希が作ったジュテーム・モワ・ノン・プリュは、小学生の初恋の味、と大悟にダメ出しされながらも、半額で、店に出すことを許されちゃいましたよ。 あの、こだわりのシェフが、信じられん。(笑) だいたい、クレーム・パティシエールは、基礎の基礎で、ジュテーム・モワ・ノン・プリュを作るまでには、まだまだ覚える技術があるんじゃないのか。 こんな、あっさり、ケーキが作れるようになるって、辻口さんも、忸怩たる思いなんだろうな。
個人的には、初恋の味と指摘されたのを聞いて喜び、半額で店頭に出せという指示を聞いて、がかっりした、人間らしい陶子さんが、好きです。(笑) 来週以降、もっと、もっと、わくわくさせる展開を待ってます。
さて、第11週の関東地区の最高視聴率は、天中殺に電話した藍子さんが、電話に出た美南ちゃんにキス事件のことをしゃべってしまった11日(木)とせっかく美南ちゃんの誤解が解けた希のところに、大輔が告白の答えを聞きに来た12日(金)の20.1%で第2位、第1位は、イッテQ!の20.3%でした。
月曜から土曜までの詳細は、19.9%、20.0%、17.8%、20.1%、20.1%、19.1%で、第11週の週平均は19.50%、『ごちそうさん』の第11週の平均は24.03%、『花子とアン』の第11週の平均は23.28%、『マッサン』の第11週の平均は19.13%でした。 第11週までの全平均は19.53%、『ごちそうさん』は22.13%、『花子とアン』は22.26%、『マッサン』は20.18%でした。
関西地区の最高視聴率は、徹から美南が自分のことを好きだ、と聞かされ、正念場だ、傷つけないようにうまくやれ、とアドバイスを受けた大輔が、姿を隠そうとした12日(金)の19.6%で第1位でした。 名古屋地区の最高視聴率は、大輔のおはように、希の右脳が動かされた13日(土)の19.1%で第3位、第1位はイッテQ!の22.0%、第2位は行列の19.7%でした。
『花燃ゆ』の第24回は、関東地区が10.7%でした。 ちなみに、八重の第24回は14.8%、官兵衛の第24回は17.5%でした。 第24回までの全平均は、花燃ゆ12.23%、官兵衛15.65%、八重15.34%です。 関西地区は12.8%でした。
前々回でしたか、下関(馬関)での外国商船打ち払いの時に、最初に砲撃したのは、史実は米国船なのにフランス船になっていたと書いたら、今週の週刊ポストが、そのことを指摘していますね。 といっても、記事を読んだわけじゃなく広告の見出しだけなので、詳細は不明ですけど。 でも、ポストの記者も、私の文章を読んで、勉強したのね、感心、感心。(笑)
今回も、またまた大島さんの脚本でした。 もしかして宮村さん、周布のようなプロデューサーに、視聴率低迷の責任を押しつけられちゃったのかな。(笑) それにしても、今回は、タイトルバックまでの時間が長かったですね。 10分近くあったような。 これも視聴率対策なのかな、効果はないと思うけど。(笑)
そういえば、今回、百合之助、滝、梅太郎、亀の杉ファミリーが、登場しませんでしたね。 おそらく、開始以来、はじめてなんじゃないかな。 百合之助も、敬親も登場しないので、タイトルバックの最後を飾ったのは、なんと椋梨さんでした。 内藤さんも、出世したもんだねぇ。(笑)
今回のメインは、久米次郎の養子取り、ということになるんでしょうね。 この風雲急を告げる、ピリピリした社会情勢の中、ちょっと、暢気すぎるぞ。(笑)
玄瑞に会うため三田尻を訪れた文は、衝撃の告白を聞いても、そこに留まったのね。 当時は、側室も公認だった世の中だし、女もある程度の覚悟は出来ていたでしょうし、多少気まずくはなっても、こんなことで、女房がそっぽ向くなんて、なんとなく現代的な視線を感じます。 もっとも、NHKで、そんなこといえるはずないし、この描き方は、仕方ないよね。
で、奇兵隊の飯炊きを頼まれます。 適材適所だね。(笑) そこへ、ふさとすみが、タイミングよく、やってきました。(笑) すみが、勝手気ままにうろついているということは、利助は、まだ、イギリスに留学中なんだね。 そこで、三人で、奇兵隊の賄いをすることになりました。 いくらなんでも、あの人数を相手に、三人だけで料理を作るって、相当、きついよね。(笑) もう、どうせはちゃめちゃなんだから、雅も、暇つぶしでやってきて、賄いを手伝って欲しかったなぁ。(笑)
文は、京菓子である八つ橋のルセット(笑)、レシピでがんすな、それを受け取りました。 といっても、材料と分量が記載されているだけ、それで未知の八つ橋を作り上げちゃいましたよ。 寿が、まだ、美鶴さんに取り入っているときに、香の会で出すお菓子を請け負って、文に作らせたことがありました。 あのときも、文は、江戸で有名な船橋屋の本を読んだだけで、そのまんじゅうを再現しちゃったのよね。 希と違って、お菓子作りの才能、半端ないよね。(笑) 伊之助は、どうしてそれを実美に食べさせなかったんでしょうね。 不味いと思ったのかな、こぴっと義妹を信用しろし。(笑)
三田尻では、稔麿が、ふさに別れを告げます。 どう見ても、今生の別れなんですけど、今回は、文之進父子の場合と違って、そういったナレーションは、ありませんでした。 次回は、池田屋で、風になる友だもんね。 風になって情報を集める、と語ったのも稔麿だしね。
長州藩では、進発派と割拠派が対立、進発派の晋様が、進発派の来島を説得することになりました。 毒を以て毒を制す、という奴でがんすな。 でも、結局、晋様は、来島から、一方的に文句を言われまくりました。 よく、耐えたよね。(笑) 今までの晋様なら、ぶち切れてたよね。 紀行では、必死に説得を試みた、みたいなことをいってましたが、ドラマでは、全然、来島に、なされるがままでした。(笑)
その紀行によると、船で京に向かった晋様の行動が、脱藩行為と認定されたとのことで、それは、彼の本意ではなかったようです。 ところが、ドラマでは、自らの意志で脱藩してやったぜ、みたいなことになっています。 史実と違うと、紀行に正されるシナリオって、いかがなもんなんでしょうかね。(笑)
それにしても、玄瑞と沖田が出会う場面は、ひどかった。 新撰組が、あんな馬鹿丁寧に誰何するわけないじゃんね。 疑わしきは斬る、だからね。(笑) どうしても、沖田とアンの憲兵がダブっちゃうのよね。 どーも、どちらも、甘っちょろいのよね。
ところで、ひときわ逃げ足の速い桂小五郎は分かるけど、玄瑞が、ひときわ背の高い美男子って。(笑) 美男子も、相手を特定するための条件なんだね。(笑) それを、美男子剣士として名高い沖田にいわせると、普通は皮肉になるんだけど、今回は、どうもね。 なんか、人選ミスなんじゃないの。(笑)
で、玄瑞と沖田が対峙していると、偶然、晋様、そして九一に稔麿まで通りかかっちゃいましたよ。 九一の弟、野村は、いないのね。(笑) 玄瑞の後をつけていたとしか思えない展開ですね。 晋様は、なんで、空に向けてピストルを放ったんでしょうかね。 どうせなら、沖田の頭をぶち抜いて、逃走すればよかったのに。 その方が、他のメンバーは、沖田の介抱を選ぶだろうし、たやすく逃げられたんじゃないかな。(笑)
そして、メインの養子のお話。 これは、玄瑞と伊之助との間で、すでに成立したのよね。 でも、それに納得できなかった、寿と文の杉シスターズ。 結局、文が、納得して、小田村家に、改めて養子のお願いに行き、寿も、それに同意して、やっと養子縁組が、正式に決まりました。
これって、すごいことですよね。 自分の夫が決めた行為を、覆しはしなかったけど、認めなかったんですからね。 妻の私たちの了解なしの養子縁組は、絶対に認めない、そういったも同然ですからね。 夫たちの立場が、ないじゃん。(笑) いくら、自立した女性を描きたいからって、これはどうかと思いますぞ。(笑)
どうかと思うといえば、周布さん、酔っ払って、伊之助に長崎行きを命じるって、それはないんじゃないの。 人の運命を左右する命令を酔っ払って伝えるって、しかも、自分が取るべき責任の身代わりとしてって、どうなのよ。 これ自体が、散々批判している現代目線なのかな。(笑)
玄瑞とは、なぜか、和解したみたいですね。 手紙が届きましたが、今回は、日付けがありませんでした。(笑) 希と美南ちゃんと一緒、そんなに簡単には、元の鞘に収まらないと思うぞ。
次回は、池田屋事件で、視聴率を稼ごうというのが見え見えの予告編でした。 どーせ、中途半端にしか、描かないのにね。 次回も、期待せずに観ます。(笑)
それでは来週も、生きるか死ぬかの瀬戸際に、猟や湯治やキノコ狩りにうつつを抜かさず、周りをよく見、感情のままに動かず、抱えていることは何でも話し、ふがいない自分を恥じ、仲間の助けを求め、決死の覚悟で敵の謀略を見抜き、志を分かち合える相手を選び、進発派をもって進発派を制し、上っ面だけの行動は無意味であると、また、菓子で政は動かないと悟り、命の重さを知り、家族を守り、自分が必要とされていると信じ、居場所を見つけ、母として父として強くなり、殺せずとも稽古に役立つ木刀として人を育て、表舞台に立たなくても風のように情報を集め、暴れ牛のように世の中は俺が動かすという気概を持って、こぴっと仕事がんばれば、生きるため、父としての務めを果たすことができるじゃんね。
「松陰先生が果たさんとした志を、我らで」 「猛々しく」 「猛々しく」 「乗った」 CATCH A DREAM!! |
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