投稿日:2015年07月03日 (金) 19時08分
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みなさん、こんばんは。 なんか、来週にかけて台風が、近づいてくるみたいですね、やだなぁ。
さて、今週の『まれ』は、大輔が圭太に変わっただけで、相変わらず、恋愛話がぐだぐだ進んでいます。 時の流れだけは、ものすごく速いのにね。(笑)
それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。 浅井が、やっちゃいましたよ、大河で観られなかった階段落ちを。(笑) よもやのフィエルテ全滅。 それなのに、全くの人事(ひとごと)状態、そんなことだから希にまで抜かれちゃうんだよ。(笑) おっと、つい、先走ってしまいました。 これは、もうしばらく後のお話。(笑)
で、作り直そうにもカカオ64%のチョコが、もうないとのこと。 そんな馬鹿な。(笑) フィエルテは、毎日出している定番商品だし、その材料が、底を突くって、ありえないっしょ。 これって、スーシェフの陶子さんの責任になっちゃうじゃんね。(笑) で、77%で代用しようとしますが、人事浅井が、大悟に電話して、あっさり却下されちゃいました。 そこで、カカオ77%と48%のチョコを混ぜ合わせて、64%のものを作ることにしました。
これって、本当にありなの。 辻口さんが、監修しているってことは、ありなのよね、信じられんけど。 だって、問題は、カカオの含有率だけの話じゃないよね。 含有率だけなら、お湯でも足して、量を増やせば、相対的にカカオの率が下がって、64%にできるよね。 そうじゃなくて、大事なのは、残り36%の他の成分なんじゃないの。 すべての成分の比率がイコールにならないと、フィエルテに使うカカオ64%のチョコとはいえないんじゃないかな。
一番問題なのは、結局、カカオの含有率の違う2種類のチョコを混ぜて、感覚的にフィエルテと似た味のケーキを作って客に出した、ということだよね。 輪島塗は、上から漆を塗って仕上げるから、途中の工程は、手を抜ける。 でも、それをしないのが、輪島塗職人の誇りなのよね。 フィエルテも、キャラメルを焦がしたり、砂糖が溶けきらなくても、混ぜたら、外見は分からない。 でも、分かる人には分かる。 だから、プライドという意味の名前が付けられ、圭太の蒔地にふさわしいケーキだ、と希が、わざわざ選んだのよね。 輪島塗もケーキも、だませるけど、だましちゃだめなんだよね。
それなのに、結局、フィエルテもどきを作って、客をだましたのよね。 どうしてもフィエルテを出品したいという欲が、職人としてのプライドを捨てさせたのよね。 大悟の舌なら、当然、違いは分かるだろうし、番組当初の彼なら、こんな商品は、絶対に客に出さなかったはずだよね。 あたしゃ、それが一番悲しいよ。
展示会場では、燃え尽き、疲れ果てた陶子を横目に、張本人の浅井が、彼女とイチャイチャ。 この浅井の彼女ネタ、オチもなんにもない話だったのね。(笑)
で、高志のライブ会場。 よく分からんけど、圭太が遅れてやってくる展開。 そして、希に捧げる歌を歌うなか、歌も聴かず、観客も無視して、愛の告白、さらに抱擁&キス。 2度目は、希の方から、いっちゃったよ。 希は、大輔とが最初で、これが2回目だよね。 きゃー、それなのに、なんて大胆な。(笑) じんましんが、出なくてよかったね。
そうそう、会場に並んだ大悟が作ったケーキのなかに、『いろは橋の恋人たち』というのがありました。 いろは橋というのが、学生時代の希が自転車を押しながら、圭太とよく歩いていた赤い橋なんでがんすな。 ちなみに、希が圭太に抱きしめられ、じんましんが出たのは、みなと橋でがんす。 大悟は、北陸ロール選手権の審査員として金沢までは行ったけど、帰りは急いでいたし、輪島に行ったことはないんじゃないかな。 それなのに、なんで、地元民しか知らないような、いろは橋をモチーフにしたケーキを作れたんだろ。(笑) 輪島塗とのコラボなので、輪島のいろんなところの写真を見て、いろは橋が気に入って、作ったということなのかな。(笑)
それはともかく、ラブラブの二人は、ライブ帰りに天中殺の前までやってきました。 なんか、手をつないだ二人、初々しかったなぁ。 悔しいけど、なかなか好きな場面でした。(笑) なのに、寄ってくけ、うちの部屋、はないよね。(笑) 事実上のファーストキスを済ませたばかりだというのに、この盛りのついた小娘は、大胆なんだから。(笑) 心の準備のできてない?圭太は、翌日、訪ねることにしました。
この様子を見ていた美南ちゃんから希は、ちゃんと引導渡してね、お兄ちゃんに、といわれちゃいましたよ。 引導を渡すって言葉、美南ちゃんのキャラからすると違和感があるのよね。(笑) それはともかく、そこで、無防備に大輔の部屋に行く希が、許せん。(笑) 希と大輔もそうだけど、圭太も一子ときっちり、けじめをつけるべきだよね。 もっとも、一子の方は、とっくに踏ん切りがついているみたいだけど。(笑) でも、けじめはけじめだからね。
輪島では、文さんが、弥太郎さんより先に戻ってきて、元治さんは一安心。(笑) 文さんは、希と徹の様子を見に行ったみたいね。 それより、息子の哲也のところには、行かなくてよかったのか。(笑) 哲也一家は、ちゃんと、やりなおしているんだろうね、きっと。(笑) 盆と正月には、輪島に戻って、文さんクイズ大会で、盛り上がってくれてるといいんですけど。(笑)
文さんは、藍子さんが、離婚届を出していないことを知っていましたね。 ていうか、こんなに狭いまちだもん、藍子さんが、離婚届を出したら、個人情報もなんのその、裏市長のキミ子さんから、あっという間に広まるんじゃないの。(笑)
そういえば、離婚届から、いろんなことが分かりました。 藍子さんは、昭和32年6月9日生まれ、同年8月10日生まれの徹より、2か月お姉さんなのね。 幸枝さんと別れ、再婚した藍子の父は、和昌さんという名前でした。 母親の欄が、幸枝さんということは、父が再婚した人とは、養子縁組をしなかったということなのね。(笑)
徹も一所懸命、ホームページを作っていましたね。 それにしても、真っ暗な事務所、節電のし過ぎっしょ。(笑) 輪島市役所と足して二で割ればいいのにね。(笑)
希の部屋に入った圭太は、自分の箸を見つけて大喜び。 ところが、その圭太から、一人前になるまで会うのをやめよう、と誓約書を出されました。 それによると、2年半後の2006年3月25日(土)に会うんだそうです。 誓約書の日付けは9月16日、高志のライブの二日後でがんすな。 だから、大輔の帰国予定日9月15日との整合性が、ってもういいですよね。(笑) それにしても、後ろから希を抱きしめた時、圭太の左腕は、しっかりおっぱいの上だったね。(笑)
で、なんと、なんと、2年半も時が流れちゃいました。 希は、22才、ビリーズブートキャンプもどきで、シェープアップに余念がありません。(笑) ケーキ職人としても、中堅として頑張っています。 浅井は、あいかわらずモンブランづくり。(笑) 美南ちゃんは、司法書士をめざしながら、マシェリでバイトをすることに。 茂兄ぃちゃんの医師免許取得なみの気長な計画ね。(笑) 大輔は、今度は、サハラ砂漠を旅していたみたいね。 徹の「まいもんネット」も、好調のようです。
そんななか、陶子さんが、ステータスホテルのデザート部門にシェフとして、ヘッドハンティングされました。 大悟に心酔して、マシェリに来た、というわけじゃなかったんだ。(笑) 案外ドライなのか、最近の大悟のブレについて行けなくなったのか、真相は、藪の中ですね。(笑)
そこで、希が、スーシェフに抜擢されました。 スーシェフって、月ごとの売り上げと仕入れ原価の管理までやらされるのね、大変。(笑) それじゃあ、浅井には任せられないね。(笑)
希に追い抜かされたくなくて頑張った、という陶子の言葉は、最後の置き土産だね。 意識していたのは事実だろうけど、いくらなんでも、技術的に追いつかれる恐れは、全くなかったでしょうし、外交辞令だったんでしょう。 そんな、マシェリを支えてくれた陶子さんに、大悟からのサプライズケーキ。 この演出は、よかったです。 陶子さんとのお別れに感傷的になっていた私の心に、響きましたよ。(笑) ただ、ホール状態のまま、みんなでスプーンで食べるのは、いかがなものでしょうか。
輪島では、一徹のデイトレードが快調、かなりの金額が通帳に記載されているようです。 2年後にリーマン・ショックが訪れることを、まだ、誰も知らないからね。 一子は、とうとう東京に進出して、ブログも出して、大活躍の様子。 でも、両親は、高級ホテルに泊まらされ、一子の部屋は、訪ねられなかったのよね。 これは、育子パターンなんじゃないの。 東京で、大成功を収めているのは嘘、見栄を張ってるだけじゃないかな。(笑)
マシェリでは、なんと陶子さんの代わりの職人の採用面接。 何で、ド素人ばかりなの。(笑) どこかの店から、引き抜いてくるとか、製菓学校で学んだ学生から選ぶとか、普通は、そうするもんでしょ。(笑) そして、なんと採用面接も、採用の決定も希の独断って、それはないんじゃないの。(笑)
で、植村弥生さんが、採用されました。 理由は、最初は夢をあきらめて区役所に入ったけど、やはりパティシエになりたくて、夢を追いかける決意をした経歴が、思いが、希と同じだから。(笑) ドジッ子ぶりも、希と同じでしたね。
その希は、徹にいわれるまで、輪島行きを失念、急遽、バスに飛び乗ります。 その割に、横浜土産は、しっかり、手に持っているんだけどね。(笑) そして、2年半振りの再会です。 抱き合う背後の荒海は、かつて、駆け落ちを決意した圭太と一子がそうした時と同じでしたね。 あの時は、雪が舞っていましたけど。
で、二人は、塗師屋に向かいました。 長崎みかんの他に、しずおかレタスの箱もありましたね、ってそんなことに興味があるのは、私だけですね。(笑) それより、二人とも服はさっきのままだけど、浜辺で砂まみれになったまま、家に上がったんじゃないでしょうね。(笑) 塗師屋は、浜茶屋じゃないぞ。(笑) あっ、浜茶屋というのは、海の家のことでがんす。
塗師屋の座敷で、圭太が、弥太郎さんと藍子さんに、希と結婚したいと切り出しました。 なんと、横浜での、2年半待ってくれんか、が圭太のプロポーズでした。(笑) 輪島と横浜、遠距離結婚をするとのこと。 希は、スーシェフになりたてなので、結婚どころじゃないと即、却下。 弥太郎さんは、圭太に、四代目紺谷弥太郎の孫として、塗師屋を継がせるつもりだったのね。(笑) 確かに、その女将とパティシエとの両立は無理、弥太郎さんが、反対するのも、もっともだね。
藍子さんの取りなしで、とりあえず、希と圭太、二人で話し合うことになりました。 弥太郎さんは、スナック『崖っぷち』のママかなえさんとランデブ。 藍子さんと井田さんと亜美も、部屋を出て行きますが、中庭を挟んだ向かいの部屋で、しっかり二人の行動を観察。(笑)
そうとも知らず、二人とも、この2年半、会えずにずっと不安だった、と本音を語り合い、抱き合い、キスしようとした瞬間、希のケータイが鳴りました。 ようやく、希も、ケータイ買ったんだね。(笑) ギャラリー三人組は、すんでのところで肩すかしを食らい、がっくり。(笑)
電話は浅井からで、内容は、弥生が不器用すぎて、仕事にならないから、すぐに戻って来い、というものでした。 で、速攻、横浜に戻ってきました。 速攻といっても、またまた深夜バスだったみたいですけどね。(笑) マシェリにいる希と電話で話した藍子さんは、遠距離結婚という形態をとるという、この結婚話には反対だ、と告げました。
はるでは、とと楽三人組が、徹に電話して、圭太が希にプロポーズしたことを知らせました。 もう、みんな知ってるんだね、外浦村の情報網、恐るべし。(笑) 一子は、またもやブログを更新、ピンクの服で、微笑んでいます。
塗師屋では、再び、圭太と弥太郎さんが、テーブルを挟んで、対峙しました。 弥太郎さんの足袋、派手でしたね。(笑) その弥太郎さんは、希との結婚を認めさせようとする圭太に、何枚ものお見合い写真を見せました。 私なら、2枚目の写真の娘を、選ぶかな。(笑)
マシェリでは、弥生の暴走が止まりません。 ケーキを壊し、箱を組み立てることもできません。 希も、最初は、ケーキをトングで掴むこともできなかったもんね。 でも、弥生も社会人経験者なのよね、経歴詐称でないなら。 区役所というところは、こんな人間でも務まる、天国のような場所なのか。(笑) 自分のケーキを台無しにされ、ぶち切れた大悟は、希に、役に立たないなら、弥生をやめさせろ、と命じました。
希は、みのりに人生相談。 このあたりは、『ちりとてちん』だね。 できることを一つずつ、うん、そのとおりですね。 みのりたちの部屋の隣に、なぜか洋一郎が。(笑) 完全に、お泊まり体制になっていましたね。(笑) まだ、彼女できないんだね、かわいそうに。
希が、早朝4時半に店に行くと、弥生が、箱を組み立てる練習をしていました。 弥生も、天中殺に住んでいるのかな。 東京からの通いじゃ、この時間じゃ無理だしね。 それとも、徹夜したのかな。 辞表を提出する弥生にほだされて、希は一緒に10万回練習することに。 陶子の一番嫌いな根性論だね。(笑)
塗師屋では、弥太郎の見合い写真攻撃が。(笑) こういう、おちゃめな弥太郎さん、好きです。(笑) おそらく、自ら、漆器組合の会合をさぼって病院に行ったと、噂を立てさせたんだよね。(笑) で、心臓病を装っての同情作戦を展開、相手が圭太だからか、何か憎めないのよね。(笑) でも、せっかくの作戦も、かなえちゃんの登場で、水泡に帰してしまいました。 でも、ちゃんと亜美と圭太の年季明け式の次第を書いている姿は、師匠のそれだったね。
マシェリの厨房では、時計の針が9時43分頃をさしています。 そこに、掃除が終わったと、弥生がやってきて、練習開始。 えー、まだやってなかったの。 4時半から5時間、二人は何してたの?(笑) 普通は、逆でしょ。 通常の仕込みや清掃の時間が来るまでの間、特訓するもんでしょ、このあたりの希の感覚、私には分かりません。(笑)
で、チョコプレートに入学おめでとうとクリームで書く練習を始めますが、これが下手っぴ。 これは、字がうまいかどうか、が決め手だから、一朝一夕には上達しないっしょ。 もっと、努力の成果が、目に見えやすいものにすればいいのにね。(笑) この特訓も、なんと11時45分までの、たった2時間でした。 ここで、時間に気づき、忘れとったと、希が慌てるということは、やっぱり、早朝の5時間で、仕込みをやったわけじゃないのよね。 単に、くっちゃべってただけだったりして。(笑)
その夜、希が圭太に電話すると、どうして早くかけてこなかったと激怒されました。 何度も何度も電話する圭太、ストーカー体質だね、気持ち悪。 そして、とうとう、圭太は、仕事と俺、どっちや大事ねん、と究極の選択を迫りました。 これって、女の人の台詞じゃないの。(笑) 一子に、俺との関係を続けたければ夏の成人式に帰って来い、といった頃から、全く成長が見受けられません。(笑) その言葉にぶち切れた希は、仕事・仕事・仕事と連呼しました。 電話のあとにも、圭太の突っ走りについていけんとブチ切れる希に、徹が、お前だってそうじゃん、と見事な突っ込み。(笑)
弥太郎さんは、孫じゃない、輪島塗に対する真っ直ぐな思いを持つ圭太が、5代目として必要だ、と彼に伝えました。 博之には、結婚のこと、知らされていなかったのね。 母親は寝込んだって、どういう意味なんでしょうね。 希のことが、よっぽど嫌だったのかな。(笑)
いつの間にか、博之も、ベタベタの能登弁になってましたね。(笑) 希の性格から、圭太と結婚したら、女将の仕事を無視できない、希の夢をつぶすな、といわれ、見合いを決意しました。 見合い相手は、『どんど晴れ』加賀美屋の若女将、夏美さんじゃないですか。(笑) そりゃあ、こっちを選びますわな。(笑)
弥太郎さんの奥さん、つまり圭太の祖母、やす子さんの話が出てきましたね。 仏壇で、大福をおいしそうにほおばる弥太郎さん、まずいといいながらも幸せそうだったな。(笑) 元治さんにとっては、ああいうタイプが、べっぴんなんですね。(笑) 2回もべっぴんというと、初めて文さんが、元治さんに嫉妬しちゃいましたよ。 文さん、かわいい。(笑)
亜美から土曜日に圭太が見合いすることを聞いた希は、深夜バスで、輪島に向かうことにしました。 そのため、入学祝いのケーキを前日までに仕上げることになりました。 入学おめでとうのチョコプレートを、弥生が、うまくできないとクビになることに。 見合いまで、あと34時間、弥生を仕込み、無事に輪島に向かえるのか。 ハラハラドキドキ、明日が待ちきれない、なんて、一度でいいから、いってみたい。(笑)
さて、第13週の関東地区の最高視聴率は、ケーキを台無しにした浅井が、人事のように振る舞い、仕事中に彼女といちゃついた27日(土)の21.2%で第1位 でした。
月曜から土曜までの詳細は、19.8%、20.4%、19.4%、19.4%、20.2%、21.2%で、第13週の週平均は20.07%、『ごちそうさん』の第13週の平均は22.35%、『花子とアン』の第13週の平均は23.17%、『マッサン』の第13週の平均は20.47%でした。 第13週までの全平均は19.58%、『ごちそうさん』は22.25%、『花子とアン』は22.28%、『マッサン』は20.24%でした。
関西地区の最高視聴率は、浜田の花鳥風月で、希が、産みたての玉子と5日目の玉子を食べて、その味の違いに気がついた22日(月)の19.6%で第2位、ついに首位の座から、滑り落ちました。 名古屋地区の最高視聴率は、自分の中にもう一人の最低の自分を見つけた希に付き合いを断られた大輔が、女の子は2番目に好きな人と一緒になったほうがいい、といった26日(金)の19.7%で第2位、第1位は行列の20.0%でした。
『花燃ゆ』の第25回は、関東地区が9.9%でした。 ちなみに、八重の第25回は14.0%、官兵衛の第25回は14.9%でした。 第25回までの全平均は、花燃ゆ12.09%、官兵衛15.65%、八重15.20%です。 関西地区は11.4%でした。
今週も、大島さんの脚本でした。 宮村さんは、やっぱり、視聴率低迷の責任を背負わされて、切られちゃったのかなぁ。 宮村さんの脚本、よかったと思うけどなぁ。 このドラマでは、長州が孤立し、外国からも敵視される状況をつくった全責任を玄瑞に負わせているけど、同じことがスタッフ内でも起こっているとしたら、やりきれないなぁ。
何度もいうけど、根本的な原因は、結果的に受け入れられなかった制作方針だからね。 確かに、長州からの目線だけで、この時代を描くのも、主人公に市井の代表たる文を据えるのも、その意欲は買います。 でも、視聴者の期待に応えられなかった以上、この試みは失敗だったのよね。 その象徴が、青春熱血ドラマ、みたいなキャッチコピーだったんじゃないかな。
大河を観る人は、これまで、散々描かれた場面を、このドラマではどう描いてくれるのか、それを期待するわけよ。 それなのに、新しいファンを、特に女性ファンの獲得に力を入れ、これまでのコアな大河ファンをないがしろにした結果、どちらの支持も得られなかった、という話なのよね。(笑)
少なくとも、この複雑な力学が働く幕末から、薩摩・土佐・水戸・幕府内などの多角的な視点を一切排除したら、長州の独りよがりのドラマになっちゃうのよね。 このことが、今回の蛤御門の変に至る過程を描く今回、はっきりと表れていたんじゃないでしょうか。 くどいけど、真央ちゃんはじめ、役者は、よくやっていると思います。 ドラマとして、何とか形を保っているのは、役者陣のおかげだからね、制作スタッフは、感謝しないと。
さて、今回のアイテムは、玄瑞の割れた茶碗でしたね。 これって、やっぱり、『おひさま』のパロディーなのかな。(笑) 和さんが、最初に登場した場面が、夜、店仕舞いした丸庵の中でしたよね。 割れたどんぶりを、和さんが、丁寧に貼り合わせていたんですよね。 なんか、そんなことを思い出して、胸のあたりが、キュンとなりましたよ。(笑)
野山獄では、晋様が、五七五の言葉を読んでいます。 俳句でもないのに、寅次郎との句会を懐かしむ久子さん。 まるで、昨日のことのよう、って、久子さんの衰えぬ美貌を見ていると、こちらもそう思っちゃいますよ。(笑)
抜刀して、野山獄に乱入した周布、もう、どうしようもないね。(笑) 稔麿の死を聞いて、悲しみのあまり、ってことなんだろうけど、周布は、これまで、彼に対して冷たかったからね。 だから、なんで、こんなに悲しむのか、視聴者の胸には、全く響かないのよね。 晋様の代わりに3年間、獄に入って、断酒した方がいいんちゃう。(笑)
その稔麿の死から、一週明けてから、ふさのところに、文とすみが、訪ねていきました。 おかげで、間延びして、全然、遺族の悲しみが、伝わってこなかったよ。 前回も書いたけど、あそこは、前週の稔麿の死に絡めて、描ききらなきゃね。
玄瑞の元には、幾松が、辰路の情報を運んできました。 幾松さんについて、何の情報も流さなかったけど、雛形さんが演じるということは、やっぱり、これからも出てくるんだよね。 この時代に暗い人には、彼女が、どういう役回りを演じることになるのか、分からないでしょうに、入江の死をバラしちゃうくらいなら、彼女のヒントを出しても、バチは当たらないと思うぞ。(笑)
その辰路、近づいてきた相手が、玄瑞と分かった途端、そこに置いて、と、ため口。(笑) それは、ないんじゃないの、辰路さん。(笑) お人好しの玄瑞は、自分から、俺の子か、と認知発言。(笑) 辰路さんの、思うつぼじゃんね。(笑) そういえば、芸妓はお役御免になって、置屋の下働きをしているといってましたね。 人使いが荒い、と愚痴ってましたけど、ごはんを三杯もお替わりさせてくれるなんて、いいところじゃん。(笑)
しかし、文は、なんで、急にマイホームに目覚めたんでしょうかね。 このドラマでは、久米次郎を養子にもらったことに、強いインセンティブが働いたようですね。 でも、普通は、やっぱり、結婚したときに、久坂家を構えるのが、筋だと思うけどな。
で、元徳と公家が、三田尻から出立したことを聞き、玄瑞の嘆願が受け入れられたと早とちりした杉家の面々に乗せられて、家を借りるため、美鶴さんのところを訪ねました。 そこで、外国船の襲撃と、元徳たちの見切り発車の事実を告げられます。 この、美鶴の口から、真相を聞く、という流れ、私は好きです。(笑) このあたりは、とてもよかったんじゃないでしょうか。 文は、ちょっと、大人げなかったけどね。(笑)
この密室劇の顛末が、なぜか、寿を通じて、杉家の面々に伝えられていました。 恐るべき伝達力ですね。(笑) ところが、文は、松本市(いち)で、あっさりと借家を見つけてきちゃいましたよ。(笑)
情報力といえば、入江も薩摩の兵を見て、その数2万と看破しちゃいましたよ。(笑) 長崎からの小田村の手紙も、速攻で、京に届いちゃいますしね。(笑) なぜ、薩摩兵や会津兵が、御所を守ることになったのかも、全く触れられません。 八重を観ていた人にとっては、このあたりのずさんさは、目に余りますよね。 でも、長州視点のドラマだから、致し方ないのよね。 一橋慶喜の優柔不断さの一端が、台詞のみで語られていましたね。 小泉くんが、懐かしいなぁ。(笑)
さぁ、いよいよ蛤御門の変ですね。 これも、期待外れに終わるんだろうな。 山本覚馬さんの鉄砲隊、出てきてほしいなぁ。(笑)
それでは来週も、しっかり舵を取り、時には後ろ盾となり、この国の未来をつくるため時を見極め共に戦い、友との誓いは必ず果たす覚悟で、立派に務めを果たし、一人で先走る真似はせず、何のために戦うのかを忘れず、どないなことがあっても生き抜き、万民の困窮を救い、戦を避け長州長州が生きる道を共に探し、どねぇな窮地に立とうと心はいつだって国を思い、落ち込むくらいなら行動し、どんな大変なときも大きく、優しく、暖かく、純で真っ直ぐな志を持ち、危機に瀕するこの国を守り、一つにする気概で、こぴっと仕事がんばれば、武士になって、この国を救うことができるじゃんね。
「皆の者、鷹司様は天子様への嘆願を取り次ぐと約束された。我らを阻む者があろうと必ず辿り着き、約束を果たしていただく」 「おう」 「生きて鷹司邸に入り、生きて天子様へ嘆願する。ただ、真っ直ぐに御所を目指す」 CATCH A DREAM!! |
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