投稿日:2015年08月28日 (金) 18時23分
 |
みなさん、こんばんは。 次々作の朝ドラ『とと姉ちゃん』のヒロインに、うま介印の焼氷でお馴染み、西門希子こと高畑充希さんに、内定したそうです。 最後は、10代の女優とのマッチレースだったようですが、40代まで演じなければならないので、希子ちゃんになったようです。 涙をのんだ女優は誰なんでしょ、黒島結菜ちゃんかな、広瀬すずちゃんかな。
そして、大河の次々作は、『おんな城主 直虎』、主演は、柴咲コウさんです。 戦国ものが、続きますね。 幕末ものは、今回で懲りたのかも。(笑) 脚本は、『ごちそうさん』の森下佳子さんでがんす。 最近では、『天皇の料理番』が大ヒット、今、乗っている作家さんなので、楽しみでがんす。
さて、今週の『まれ』は、予想どおりサクサクと話が進み、無事に赤ちゃんが誕生しました。 一徹が、デイトレードをやめたので、もう関係ないといえばないんですけど、リーマンショックは、完全スルーでした。 絡めてくるんじゃないかという私の予想は、完全に外れてしまいました。 この流れで行くと、東日本大震災も、軽く飛び越えちゃうんだろうな。
それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。 2007年12月7日、新しいメニューが、誕生しました。
能登カボチャのプリン 250円 イチゴのショートケーキ 300円 シュークリーム 180円 マルジョレーヌ 450円
スポンジケーキは、フランス菓子じゃなかったんですよね、大丈夫なのか。(笑) 値段は、お手頃になったけど、個数は、各10個のままなんですね。 全部売れても、11,800円と4,200円も売上額が下がっちゃうけど、その分、原価を落とさないと、儲けが、出ないのよね。 PCの画面では、採算ラインが、8,720円のままだけど、大丈夫か。(笑) まさか、売れればいい、お客さんが喜んでくれればいい、という趣味の世界に入ってないよね。(笑)
一徹が、希のお菓子ノートを読み上げたところによると、マルジョレーヌは、あったかいバターと冷たい生クリームという、温度の違う材料を混ぜ合わせるため、高度なテクニックが問われる、お菓子なんだそうです。 だから、作るとき、最初は分離した、と苦戦していたんですね。 このお菓子が作れる者は、一流の料理人なんだそうです、希のお菓子ノートでは。(笑) そういえば、一徹は、料理人をいっちょまえに、シェフと読んでいましたね。(笑) 確かに、マルジョレーヌは、これまでで、一番おいしそうです。
でも、値段が高すぎて、誰も買ってくれません。 マルジョレーヌは、いらない、とプリンを買う客を睨み付けていましたけど、これは、客商売に携わる者として、決して、やっちゃいけない行為ですよね。 橋本朝子さん親子も、マルジョレーヌを試食しますが、おいしいけど、高くて手が出ないと、帰って行きました。 この朝子さんも、試食のケーキ、てっきり娘にあげるものだと思いきや、自分でパクリ、能登には、こんな薄情な親子ばかりいるわけじゃありませんからね。(笑)
一子も、様子を見にやってきました。 もう、給仕の仕事は、していないみたいですね。 希は、一子に、朝市っちゃ、お土産買う人も多いさけ、焼き菓子は正解やったわいね、といいました。 焼き菓子は、やっぱり売り物だったんですね。(笑) しかも、一子の助言を受けてのこと、って、また、後出し新情報じゃん。(笑)
桶作家には、藍子さんに会いに、高志が、やってきました。 文さん、また、ところてんでもてなすのかと思いましたが、今回は、お茶だけでした。(笑) あなたに会いに来ました、といった高志は、変顔をして、藍子さんを笑わせました。 そして、幸せでいてください、と言い残し、去って行きました。 藍子さんを笑顔にする、幸せにするために戻ってきたんでしょうけど、ちょっと、意味が、違うような気がします。(笑) このときのBGM『涙のふたり』の歌詞は、横浜のライブハウスと同じでしたね。(笑)
それにしても、タイミングが悪いのよね。 ちょうど『あまちゃん』で、失踪した母親が戻って動揺するユイちゃんを元気づけるために、アキと種市先輩が、変顔のメールを送る場面が、放送されたばかりなのよね。 ユイちゃんも、変顔メールを返すわけですけど、そうした場面のパクリにしか、見えないのよね。
高志は、その夜、希の店を訪れました。 メジャーデビューした歌手の割に、自由なのよね。 バンド、仕事ないんとちゃう。(笑) 自由といえば、いつの間にかルールが変更され、日曜日は、塗師屋が休みで、女将修行がないため、夜まで、店を開いているんだそうです。(笑) ショーケースを見る限り、プリン6個、ショートケーキ7個、シュークリーム8個、マルジョレーヌ2個が売れていました。 全部で23個、5,940円の売り上げでがんす。
希は、高志に、赤字が続いている、高いから売れないのではなく、お金を出して食べたいケーキを作れないからかもしれない、と弱音を吐きました。 高志は、自分は、たった一人に届けばいい、と音楽を始めた、希のケーキも、そうすればいい、といって、雪の中、去って行きました。 前も書きましたけど、北陸の雪は、水分をたっぷりと含んでいるから、ドラマみたいに、きれいに降らないのよね。(笑) そうそう、一人に届けばいい、も、アキが、春子みたいな歌手を志すときの台詞なのよね。 これも、パクリと思われても仕方ないよね。
2007年12月20日、お店は、クリスマス仕様になっています。 クリスマスケーキは、作らないみたいね。(笑) 朝子さんが、マルジョレーヌを4個、買ってくれました。 感激の涙を流す希。 能登の人が、みんな、せこいみたいに描かれるのは、ちょっと不満。(笑) ケーキも、商品変更後、3、5、6、13個と少しずつ売り上げが、伸びています。 でも、さっきも書いたとおり、採算ラインが、8,720円のままじゃね。(笑) 何のために、スーシェフとして、原価計算してきたんだ。(笑)
そして、年内営業の最終日、朝子が、娘ではなく友達をプチソル(笑)に連れてきて、マジョレーヌとプリンを三個ずつ、買わせました。 自分は、買わないのね。(笑)
年が明け、2008年1月1日午前8時半、希が、お雑煮を作っています。 丸餅を使っているけど、のし餅を四角に切るのが、石川の主流なのよ。 鏡餅も白を重ねていたけど、こちらは紅白餅なのよ、スタッフ、こぴっと勉強しろし。(笑) 朝の8時半に、直美さんが台所にいないってことは、博之の家で、雑煮を準備しているってことなんでしょうね。 直美は、自宅で食べて、さらに、嫁の雑煮もチェックするってことなのかな。 希は、2日から、店を開けるつもりです。 そこに、弥太郎が起きてきて、かなえさんと初詣に出かけました。(笑)
桶作家では、なんと、みのりと一徹の長男、徹志ちゃんが、2007年12月18日に生まれていました。 おいおい、それじゃ、高志がやってきたのは、まさに生まれる頃じゃん。 なのに、全く触れないって、それはありえないんじゃないの。(笑)
徹志は、みのりが、実家で育てているみたいですね。 真人も、うれしそうに徹志の顔を眺めていますけど、おい、年賀状の配達は、終わったのか。(笑) このツッコミ、みのりと一徹が、結婚するといって、桶作家に籠城したときにも、したような気が。(笑) あれだけ、一徹は、徹という漢字を嫌っていたのに、自分の息子に付けたことを知ったら、徹は、喜ぶでしょうね。
出産の痛みを和らげる効用があるというゴルフボール、どこに当てるんだろ。 そんなことより、と、みのりは、一子のブログを紹介しました。 『両方選べばツケが来る!?』というタイトルで、人生は、優先順位をつけないと駄目な時が来る、という内容のようです。 心の姉貴ことマキちゃんにいわれた、男と東京、両方は無理、という言葉から、きているみたいです。 そこへ、あまめはぎの元治さんたちが乱入、そのタイミングで、まれが倒れますが、じゃがいもを食べて回復、って、そんな、みのりと同じ体質なんかい。(笑)
で、無事、双子を妊娠していました。 予定は、希と同じ8月とのこと。 てことは、開店準備の最中に仕込んだってことよね、なんたる無計画ぶり。(笑) 借金や店が潰れることを心配する希に、可愛さも倍、喜びも倍、幸せも倍、全部、倍、って、これまた圭太も脳天気ですな。(笑) 金は何とかするって、養育費も倍だぞ。 貯金を店につぎ込んで、よく、そんなに楽観的でいられるなぁ。(笑)
希は、産前産後、3か月ずつ休んで、あとは店をやる、といいますが、藍子さんも直美も、無理するな、と反対しました。 でも、多胎でも、労働基準法上の産前休暇は、3か月くらいだし、産後休暇は、2か月くらいだから、期間だけなら、決して無理じゃないですけどね。 ただ、3時間睡眠で、パティシエと女将修行の両立は、論外ですね。(笑)
しかし、圭太は、嬉しそうにエコー写真をみんなに見せているけど、妻としては、自分のお腹の写真を、他人に、しかも男性に見られて恥ずかしくないものかな。 ちょっと、デリカシーに欠けるような気がするなぁ。 その圭太は、希のお腹にほおずりして、変態丸出しです。 夏美さんとのお見合いも、変態の振りじゃなくて、本性をさらけ出しただけなんじゃないの。(笑) 名前も、男なら沈金って、NHK的には、大丈夫なのか。(笑)
その圭太の、仕事中の、にやけは、スルーさせていただきます。(笑) それに比べて、赤の他人なのに、あれこれ世話を焼こうとする元治さん、なんていい人なんだ。 文さんから、余計な口出しせんとくまや、といわれて、しょげる元治さん、かわいかったです。(笑)
その頃、一子が、金沢のスイーツ特集第2弾の取材のついでに、塗師屋を訪ねました。 一応、まだ、東京に住んでいる設定なんですよね、多分。 一子は、ようやく、心から希と圭太の結婚と、おめでたを祝福しました。 あんまり、そんな風には感じられませんでしたけど。(笑)
希が、母子手帳を取りにいっている間に圭太が帰ってきて、一子と二人きりになりました。 一子は、昔の野心は真っ黒だったけど、今の野心は、真っ白で形も見えとる、と圭太にいい、黒かった時代に、いろいろ振り回してしまったことを、謝りました。 これで、三人のわだかまりは、すべてとけたということなんでしょうね。 希への気持ちにふたをして、一子に言い寄り、振り回したのは、圭太の方だし、謝罪するなら、彼の方だと思うけどなぁ。
希は、妊娠後も店の前に立ち、マルジョレーヌの試食品を配りました。 この試食品も、経費の内なのよね。 見本の完成品と、試食用に薄く切ったもの、最低、2個は必要ですけど、これは、店頭に並べる10個とは、別物なんでしょうね。 売れ行きを見る限り、この試食作戦は、費用に見合う効果が、得られていないような気が。(笑)
それでも、妊娠6か月、妊娠6か月半、妊娠7か月、と月日は流れ、経営は相変わらず低空飛行のままながら、潰れもせず、産前休暇まえの、最後の営業日を迎えました。 2008年5月、といったところでしょうか。 結局、材料代とか光熱水費とかは、なんとか工面し続けられた、ということなのよね。(笑) あのタイムスケジュールをこなし、パティシエと女将修行の両立も、果たしたってことでいいのよね。 そうした苦労が、全く伝わってこないのも、このドラマの大きな特徴なのよね。(笑)
その最終日に、波多野都さんが、店内を訪れました。 妊婦の観光客、かなり無理のある設定でがんす。(笑) マルジョレーヌを食した都は、何か、このケーキだけ本格的じゃない、と希に、質問とも感想ともつかぬ台詞を吐きました。 それは、見た目が、ってことなんでしょうね。 味は、他のも食してみないと分からないですしね。
希も、それを聞いて、我が意を得たり、と喜びました。 そこが、根本的に、だめなところなのよね。 他のものだって、ありふれた種類だけど、味は本格的で、よその店のものとは全然違う、そう言い切って、胸を張るくらいの気概を持ってほしいなぁ。 だから、売れないんじゃないの。
都は、女性は、仕事が乗ってくる時期と出産の時期が重なりがちだ、自分は、仕事をどうするか、まだ決めきれない、といって、買ったケーキを提げて、帰って行きました。 ケーキは、宿で、一人でパクつくのかな、それとも別行動の旦那にでもあげるのかな。
で、また3か月が経ち、8月9日に陣痛が起こり、翌10日、希と徹と同じ日に、男女の双子が、無事に生まれました。 二卵性双生児ってことですね。 双子と聞いた時点で、子役再登場という私の予想は、はずれた、とあきらめましたが、まだ、可能性ありますね。(笑) 二卵性だから似ていないのに、直美が、間違えて、歩実を匠と呼んだのは、変だぞ。(笑) 純愛でも、純と愛は二卵性なのに、そっくりだったしね、NHKこぴっとしろし。(笑)
赤ん坊は、生まれるとき、タイムラグがありましたね。 ベットに書かれた出生時刻は、それぞれ5時28分と5時32分でした。 つまり、4分の差があったわけで、自然分娩だった、ということですね。 その方が、やっぱり安いのかな。(笑) とはいえ、貧乏夫婦が、出産費用を払うのは、大変だろうな。(笑)
藍子さんから、よう頑張ったね二人も、大変やったやろ、と声を掛けられた希が、もう忘れてしもた、この子らちの顔見たら、と答えた場面は、なかなかよかったです。 でも、ゲゲゲで、布美枝が藍子を生んだ時の、ご苦労さん、おかあちゃん、だんだん、おとうちゃん、という夫婦の会話に比べたら、ぐっと落ちますけどね。(笑) このゲゲゲのシーンは、私の中では、出産関係のベストテイクですね。 夫と妻から父親と母親に、二人の関係が変わったことを、簡潔に、そして見事に表現しているのよね。
偶然を装って孫に会いに来た博之は、相変わらずですね。(笑) 赤ん坊の枕元には、市立輪島総合病院と書かれていたので、輪島市役所の博之が、仕事で立ち寄っただけ、といっても、不自然とまでは、いえないのよね。(笑) その博之は、圭太に、お前は今日から父親や、と声を掛けましたが、真意は伝わらなかったみたいね。(笑)
退院後、なぜか塗師屋で、命名式が、行われました。 名前は、匠くんと歩実ちゃん、キラキラネームじゃありませんでした。 匠くんが兄貴なので、5時28分の方ですね。(笑) しかし、なんで井田と亜美ちゃんが、名前の書かれた紙を披露する大役を任されたんでしょうね。 やっぱり、六代目弥太郎だからかな。(笑) それは認めても、博之と直美が来る前に、名前を披露しちゃうのは、いただけませんね。
みのりは、徹志のお下がりの服を、持ってきました。 そうか、半年経つと、もう着られなくなるものなのね。 文さんは、赤ん坊のエキスを吸い取り、どんどん若返っているそうです。(笑) 横浜からは、靴が一足ずつ届いただけ、ちょっと、しょぼ過ぎます。(笑) 今は、もう、商売敵だからかな。(笑) 関係ないけど、美南ちゃん、司法書士の試験、受かったかな。(笑)
圭太は、写真を撮りまくり、親ばか振りを発揮しています。 希は、子育てに奮戦中、布のおむつを使っていましたね、エライ。 貧乏なんだから、これからも紙おむつを使わず、こぴっと節約しろし。
その夜、漆器組合主催の、六代目弥太郎の誕生を祝う会、が開かれました。 どうでもいいけど、圭太が、いつも同じネクタイなのは、一本しか持っていない、ってことなのよね。(笑) ところで、博之が生まれたときは、五代目弥太郎の誕生を祝う会、は開いてもらえなかったのかな。(笑) 圭太が生まれたときは、開いてもらえなかったんでしょうね、きっと。 開いてたら、あんなに、もめないもんね。
ベロンベロンに酔わされた圭太は、ご機嫌で帰宅、赤ん坊を起こしてしまいました。 おかげで、このとき撮った写真の裏に、反省してください、と希に書かれてしまいました。 一徹からは、全力で子育てに協力することで記憶の上塗りをしろ、とアドバイスされました。
希は、藍子さんから、みのりが、子育てに集中するため、農協をやめることを聞かされました。 藍子さんは、希にも、そうしてほしいんでしょうね。 でも、みのりは、希と違って組織の一員だし、融資の鬼として、しっかり戦力になっているみたいなので、辞められると農協にとっては、痛手ですよね。 みのりのように、結局、育児のために簡単に仕事を投げ出す女子社員がいると、会社も、警戒するし、次に妊娠する女性社員にとっても、風当たりが強くなるでしょうし、迷惑な話なのよね。 変に気を持たせるくらいなら、出産を機に、素直に、退職するのが、みんなのためなんだけど、そんなこと考えないよね。(笑)
希は、借金の返済計画表を眺めて、ため息をついています。 元利均等の60回払い、月々、63,514円の返済です。 結局、利息は5年間で30万円ちょっと、年率に直すと1%強って、これって安すぎませんか。 まさか、みのりの社員割引じゃないよね。(笑)
そんな希のところに、朝子がやってきました。 実家の話をするくらい、打ち解けていたんですね。 朝子は、なんと、希にケーキ作りをお願いしました。 出産祝いも手土産も持たずにやってきて、なんて、ずうずうしい奴なんだ。 自分も、子供がいるなら、子育ての大変さくらい、分かるはずだけどね。 それに、どうしても希のケーキでなきゃ、というほど、彼女のケーキ、食べてないよね。(笑)
ところが、それを聞いた圭太は、一徹直伝、上塗り作戦を展開、子供の面倒はみるから、と、希にケーキ作りを引き受けさせちゃいました。 ミルクを飲ませたらゲップさせてね、って台詞で思い出しましたよ、陽子先生。(笑) お昼に、いつも和さんが日向子を学校に連れてきて、陽子が、母乳を飲ませてたのよね。 で、一度、日向子が、見事にゲップを決めてくれたのよね、懐かしい。
そして、希は、久し振りにプチソルにやってきました。 定期的に清掃しているのか、ケーキ作りを決めて、あわてて、前日にでも掃除したのか、店内には、ほこり一つありません。 そこで、マルジョレーヌを作っていると、圭太から、歩実が、熱を出したので、病院に連れて行く、と電話がありました。
作りかけのケーキを放り出し、店を飛び出す希。 あまりにも、無責任ですよね。 頼まれた以上は、何があっても、商品は届けないと。 せめて、朝子に連絡して、事情を説明しないとね。 この対応一つで、プロ失格、ということが、よく分かります。
病院へ行くと、直美がやってきて、子供を放り出し、ケーキ作りに没頭していた希を、なじりました。 そりゃ、何かあるたび、横からやってきて、失敗した相手をなじることは、簡単よね。 でも、直美も、祖母なんだからね、孫の面倒くらい、みてあげればいいじゃん。 希も希だから、直美に対して、そんなに怒りも湧かないけど、でも、人としては、いかがなものか、と思いますけどね。(笑)
ウミネコ一座も、祭りだとか、壮行会だとか、テレビ出演だとか、イベントの時には、みんなで集まるのに、子育てとか、こういう、日々の地道な生活の積み重ねには、ノータッチなのよね。 双子なんだから、こういうときにこそ、日頃のお節介を焼いてあげても、バチは当たらないと思いますけどね。(笑) なんか、若夫婦に任せっきり、というのが、薄情な土地柄に思われそうで、嫌だなぁ。
歩実は、入院したものの、治って無事に、退院しました。 また、お金が、掛かっちゃいましたね。(笑) 希は、歩実が死んでしまうかと思った、怖かった、と藍子さんに語りました。 日向子も、一度、高熱を出して、生死の境をさまよったのよね。 あの時、陽子さんは、最初で最後、の思いで、和さんと日向子の三人で、家族写真を撮ったのよね。 それに比べると、上っ面の言葉だけで、今回は、その悲しみや恐怖が、全く伝わって来ないのよね。
藍子さんは、小さな命を預かる怖さ、ちょっとの失敗で、なくしてしもうかもしれない恐ろしさを、親は、皆、経験し、そういう恐怖と戦っている、と希に語りました。 そして、そういうことを全部考えて、店をやろうと思ったんじゃないのか、その程度の覚悟しかないなら、やめなさい、お母さん、絶対反対や、と厳しい口調で、いいました。 だから、孫なんだから、ちょっとは、藍子さんも、面倒みてやれし。
桶作家の二階では、圭太が、ケーキ作りさせたことを後悔しています。 メンバーは、一徹と徹志、洋一郎に高志です。 高志は、出産祝いにきたみたいですけど、仕事ないのか。(笑) もう、藍子さんのことは、変顔で吹っ切れたようです。(笑) 一徹は、夫婦はシーソー、片一方が深刻なときは、もう片一方は、笑わせるくらいでちょうどいい、と大人の発言です。
階下では、みのり、一子、マキのガールズトークに、なぜか、元治さんが入っています。 一子は、出産祝いを持ってきたけど、落ち込む希に渡せず、みのりに託しました。 今頃お祝いって、高志なら分かるけど、一子は、親友の割に、ちょっと、遅すぎるんじゃないの。(笑) もしかして、二人一緒に、輪島に来たのかな。(笑) マキちゃん、自分のことをブログに書いてもらって、まんざらでもなさそうですね。 一子の人生の師匠なのね。(笑) みのりは、希は全部に全力投球、と過大評価、いつも結果を伴わないのよね。(笑)
その頃、文さんは、希のところに、野菜などを持参しました。 希に、悩むポイントが違う、子供たちが、仕事の犠牲になっていると、感じさせない生き方を、どうしたらできるか、それを考えろ、と諭しました。
その後、圭太は、希を1階に連れ出し、新しく作った連絡掲示板と役割分担表を見せました。 分担表によると、なんと、亜美さんに井田まで、手伝う羽目に。 ちょっと、ちょっと、元はといえば、塗師屋のお手伝いをするために、輪島に行ったんですよね。 それなのに、圭太どころか二人の手を煩わせるなんて、本末転倒ですよね。(笑)
でも、それに感激した希は、店を再開することにしました。 明日から営業、という紙を貼っていると、試食ばばぁが、通りかかりました。 隙あらば試食しようと、毎日、通ってたんじゃないの。(笑) めっちゃ、嬉しそうに立ち去っていきましたね。(笑) 一徹に、ホームページも更新してもらわないとね。
前回も書きましたけど、きっと、子供、すぐに大きくなるんだろうな。 子役の再登場なるか、注目です。
さて、第21週の関東地区の最高視聴率は、徹が残した企画書を元に、希が、パティシエと女将の両立を決意するが、ケーキ屋の設備投資に1,000万円以上掛かると分かり、ショックを受けた17日(月)の20.3%で第5位、第1位は、24HTVの26.7%でした。
月曜から土曜までの詳細は、20.3%、18.8%、19.7%、19.0%、18.1%、18.8%で、第21週の週平均は19.12%、『ごちそうさん』の第21週の平均は22.23%、『花子とアン』の第21週の平均は22.30%、『マッサン』の第21週の平均は21.88%でした。 第21週までの全平均は19.32%、『ごちそうさん』は22.37%、『花子とアン』は22.58%、『マッサン』は20.73%でした。
関西地区の最高視聴率は、希が、一子から、イチゴならイチゴのケーキでいい、と、浅井から、別にフランス語じゃなくてもいいんじゃないですかね、と、それぞれネーミングの問題を指摘された21日(金)の19.4%で第5位、第1位は、中学生の事件が大きく動いた21日の『報道ステーション』の26.7%でした。 名古屋地区の最高視聴率は、浅井が応援にやってきて、何もしないまま、希が、マルジョレーヌを完成させるのを見届けて、横浜に帰っていった21日(金)の19.1%で第6位、第1位は、24HTVの27.8%でした。
『花燃ゆ』の第34回は、関東地区が9.8%でした。 ちなみに、八重の第34回は13.4%、官兵衛の第34回は13.0%でした。 第34回までの全平均は、花燃ゆ11.93%、官兵衛15.89%、八重15.01%です。 関西地区は12.1%でした。
美和が、なんか春日局に見えてきちゃいましたよ。(笑) 自分が生んだ子でもないのに、今では、園山や潮をしのぐ権勢振りですね。 国島の前で、出世したい、と叫びまくっていましたけど、実現しちゃいましたね。(笑)
ところで、最近、このドラマが観やすくなったと思っていたんですけど、今回、理由が分かりました。 滑舌の悪い玄瑞の台詞が、流れなくなったからなのよね。(笑) 回想シーンで、久し振りに聞きましたけど、相変わらず、イラッとさせられますね。(笑)
さて、今週は、金子さんでした。 テーマは、どうやら、許す、ということだったみたいですね。 美和も伊之助も許した、ということなんでしょうね、きっと。(笑)
美和も、銀姫も、潮たち側近も、御半下までもが、孟子を大合唱するところから、ドラマが始まりました。 庠序(しょうじょ)学校を設け為して、以てこれを教う、庠は養なり、校は教なり、序は射なり、って、孟子のフレーズは、これしか知らんのか。(笑) しかも、昔、学校では、こんなこと教えてたよ、というだけの意味よね。 全く、人生訓を含んでいない、このセンテンスだけを切り取って、暗唱する意味なんて、本来なら、全くないのよね。 でも、このドラマでは、これが興丸の子守歌、このフレーズを聞くとよく眠れる、ってだけのことだから、その意味なんてどうでもいいのよね。(笑)
そこへ都美姫がやってきて、銀姫と美和に頼みごとをします。 都美姫にして、美和をナンバー2待遇、これまでの彼女の不始末は、許した、ということなんでしょうね。(笑) 依頼されたのは、興丸の小姓を推挙するように、ということでした。 それにしても、都美姫は、あちこち動き回って、落ち着きがない、もとい、フットワークが、軽いですね。(笑)
申し出を素直に聞き入れ、都美姫を驚かせた銀姫は、征長軍を恐れていました。 この後、桂も、龍馬と伊之助との会談で、征長軍という言葉を口にしました。 長州サイドが、征長軍なんて言葉、使わないと思いますけどね。(笑) もっとひどいのが薩長同盟、当時、こんな単語は、使わないっしょ。
ところで、小姓って、奥が勝手に決められるものなんでしょうかね。 このドラマでも、最後には、そうせい、と許可をもらっていましたけど、いずれ、側近として、興丸を支えるわけですからね。 いわば、藩の大計に関わる重要事項ですよね。 この人選は、やっぱり、表の仕事なんじゃないでしょうか。
しばらくして、敷居の低い奥には、晋様が、やってきました。 スターを一目見ようと集まる奥勤めの者たち、って、相変わらず、現代目線の描き方ですね。(笑) 公務中に、そんなことしたら、厳しいお叱りを受けるはずですが、美和が、もっと、とんでもないことをしても、とがめられないので、たがが緩んでいるのね。(笑) 鞠は、今、長州で一番、名高いお方、と美和に教えていましたけど、これも、高杉様、といえばいいわけで、台詞が、不自然すぎました。(笑) 二人で下関まで、晋様に、英国との交渉に着用するための、高杉家に伝わる儀礼の装束を届けにいっているから、美和と彼が知り合いだ、ということは、当然知っているはずですもんね。(笑)
晋様の顔見知りだからか、春日局状態だからか、美和も、興丸を連れて、元徳と銀姫に同席しちゃいましたよ。(笑) しかも、お文と呼びかける晋様に、すねながら、美和です、を連呼、若殿と姫の前だろうと、無敵です。(笑) おまけに、薩摩と手を組む、という晋様の提案に、あからさまに反抗的な態度を、示しちゃいましたよ。(笑) あの時、京でみんな逝ってしまったというのに。もうきれいさっぱり忘れて次の一手でございますか、さすが長州一の英雄、と、元徳と銀姫の存在を忘れたかのような、不遜な態度です。 最後に、やっと、晋様は、美和、とその名前で呼びましたね。(笑)
杉家では、梅太郎が、美和が小姓の人選を任され、苦労している、という情報を、どこからか仕入れてきました。 山口と萩は離れているし、奥の、それも機密事項なのに、どうやって、入手したんでしょうね。(笑) ここで、百合之助の死を、暗示しました。 こんな中途半端な扱いなら、前回、死なせてあげればよかったのになぁ。
太宰府で、伊之助と会った龍馬は、薩長同盟を勧めました。 そして、下関で、桂を含め、三人で、再度、話し合いました。 龍馬は、ミニエー銃と蒸気船を、亀山社中を通じて、薩摩名義で入手できる、と薩長同盟の利点を説きました。 大村益次郎と亀山車中が、台詞で、それも一言で、サラリと片付けられちゃいましたね。(笑)
しかし、その薩長同盟の前に立ちはだかった、一番多きな壁が、なんと美和でした。(笑) 伊之助に、夫、玄瑞の無念を思うと、絶対に許せない、と語りました。 そこで、伊之助は、野山獄に捕らわれた椋梨の話をしました。 椋梨は、あとの11人は無罪、自分一人を斬首せよ、と、伊之助に頼みました。 で、リクエストどおりに、椋梨は、歩の駒に自らを託して牢獄に残し、一人斬首となりました。
一歩違えば、伊之助が、その立場になっていた訳ですしね。 己の政敵の首を刎ねるのが、当時の常識ですからね。 まさに、勝てば官軍なのよね。 椋梨の命を助けるとか、せめて、切腹とし、武士としての尊厳を守ってあげるとかすれば、許す、と結びつくんですけどね。 椋梨を斬首したんじゃ、何をいっても、唇寒し、でがんすね。(笑)
でも、伊之助は、許して、最後の願いを叶えてあげた、と思ってるのよね。 そして、その言葉に、美和も動かされちゃうのよね。 そりゃ、初恋の人の言葉ですからね。(笑) ちなみに、この斬首という処刑方法は、明治15年に、ようやく廃止されるんでがんすな。 明治になって近代化、といいながらも、政敵の斬首や暗殺という考え方は、しばらく続くことになるんでがんす。
奥では、美和が、でんでん太鼓で興丸をあやしていると、鞠が、寿の手紙を持ってきました。 でんでん太鼓といえば、欣次郎が、エリーの懐妊祝いに、風車と一緒に持ってきたのを思い出します。(笑) 篤姫が、電撃結婚したホマキこと和宮の懐妊を聞いて贈ったのも、でんでん太鼓でしたね。 エリーは流産、和宮は勘違い、あんまり縁起がよくないのよね。(笑)
話がそれましたが、手紙の内容は、百合之助の死を伝えるものでした。 なんと、野辺送りまで済ませたとのこと。 いくら、萩と山口が離れているからって、萩の時は、体調がすぐれなかっただけで、亀さんが、奥まで、知らせに来てたのにね。 今回は、野辺送りするまで誰も知らせないって、どうなのよ。 前回の流れからすると、危篤状態で、とりあえず、手紙を出さないものかな。(笑)
その後、桂と伊之助が、元徳と銀姫を訪れ、興丸とも対面しました。 桂は、感激しました。 もちろん、この場に、美和も鎮座しています。(笑) そして、なんと、元徳が、美和に、薩長同盟の意見を求めちゃいましたよ。(笑) 美和は、伊之助との会話や、父の死に接し、気持ちが変わった、玄瑞も、天から、許せ、憎むなといっているだろう、とゴーサインを出しました。
美和の許しを得たおかげで(笑)、無事、薩長同盟は、成立しました。 ドラマでは、西郷と桂が、シェークハンドをしただけでしたけどね。(笑) 芸妓うの、のところで血を吐いた晋様、次回は、主役のようですね。 うのさん、花子では、修和女学校の同級生、畠山さん役でしたし、『美女と男子』でもディレクター役で活躍するなど、これから注目の脇役でがんす。
それでは来週も、導き役となり、万一の時には身辺を守り、志ある者は、この国をよくしたい、皆同じ、皆一つになって日本を今一度洗濯し、すべてを捨てて次の一手を打ち、抜けとるようで抜け目なく、腹ん中に熱くたぎるものを持ち、許すことで相手の道が見え、明日へと一歩前に踏み出し、自分の足で自ら道を開き、歩き出し、国の行く末と藩の誇りを天秤にかけ、この国のために一つになる、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、将来、歩む道のその先に、新しい国があり、目にする景色が、晴れやかな眺めとなり、無事に道を切り開くことができるじゃんね。
「何しにここまで来たがぜ。もっと必死にならんと、死んでしもうた若い藩士らぁを、根っこにしちゃらんと。新しゅう生まれ変わる、この国の根っこに。のお、薩摩、のお、長州。ええかげん、肝据えんかえ」 CATCH A DREAM!! |
|