投稿日:2015年09月18日 (金) 18時17分
 |
みなさん、こんばんは。 すっかり秋めいてきましたね。 明日からシルバーウイーク、大勢の人が、移動するんでしょうね。
さて、今週の『まれ』は、久し振りに大輔が、登場しました。 髪を短くして、精悍な感じになりましたね。 あんな犯罪者として描かなければ、今頃、女性視聴者の心をわしづかみにできたのにね。(笑)
それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。 コンクールと相撲大会が、重なってしまいました。 前夜、匠と歩実は、お母さん、コンクール行っていいげんよ、と伝えました。 しかし、翌朝、希が出かけようとすると、縁側で泣く歩実の姿が、目に入ってしまいました。
そのことが、気になりながらも、希は店に来て、コンテストに出品するドゥ・ヴィの土台を、作り上げました。 おいおい、このコンテストって、出来合いのものを持参してやるんかい、そんな馬鹿な。(笑) それなら、一流のシェフに作ってもらったケーキを持って行けば、私のようなド素人でも、優勝できるんとちゃう。 この脚本家、どこかズレてますよね。(笑)
でも、子供たちのことが気になった希は、そのまま店を飛び出し、相撲大会に行ってしまいました。 朝子さんからの注文を放り出して、歩実の病院に駆けつけたときと同じですね。 この、社会人としての責任感のなさ、なんとかなりませんかね。(笑)
結果、歩実は、低学年の部、優勝でした。 徹志と匠は、負けたようです。 元治さんは、庭で、きのこを焼いていましたね。(笑) 酒でも、飲んで、孫の活躍に酔いしれているんでしょうね。 人生で、一番、幸せな時じゃないでしょうか。
希と圭太が、夕方、店に行くと、沙那が、やってきました。 なんと、沙那が、希になりすまして、コンクールに参加したとのこと。 ということは、希は、欠席の連絡もせず、ドタキャンするつもりだったんですね。 もう、あきれて、ものがいえません。
で、結果は、失格。 会場で、最後の飾り付け、赤崎イチゴなどを載せようとして、ばれちゃったみたいです。 でも、コンブとチョコの組み合わせが好評で、点数が一番高かったとのこと。 従って、なりすましがバレなかったら優勝、と希と圭太は、大喜びです。
でも、この話も、何かズレてない。 沙那の話どおりだとすると、審査員が試食して、点数を付けたあとに、最後の飾り付けをしたことになりますよね。 さぁ、みなさんご一緒に、そんな馬鹿な。(笑) ありえない、ありえない。 百歩も二百歩も譲って、ベースを仕上げたケーキの持ち込みを許すコンテストがあったとしても、完成前に試食を済ませて採点し、それから仕上げるなんて、物理的にも、論理的にもありえないっしょ。 デザインも、当然、審査の対象となるでしょうしね。
こんなことに、この作家が、気づかない訳ありませんよね。 知ってて、自分の台本の進行のため、矛盾点から目を背けた、ということなんでしょうけど、このドラマには、そういう場面が、多すぎます。 この数々の常識のなさは、もしかして、社会に出た経験がなくて、いろんな人からの話を聞きかじっては、本を書いているのかな。 でも、なんか知らないけど、レベルも分からないコンテストの、たかが、北陸地区大会で、高得点を取ったからといって、世界一は、ないんじゃないの。(笑)
その夜、なぜか、サロンはるではなく、桶作家の居間で、マキへの応援歌が、披露されました。 別に、部屋の電気を消してあるんだから、マキに目隠しなんて、させる必要ないのにね。(笑) 歌詞まで、オープニングテーマのまんまでしたね。 こんな歌詞で、マキが、感激するなんてね。(笑)
そこに、高志から、みのりに電話がありました。 今、母の日コンクールでの、うみねこ座による応援歌の映像が、ネットで人気になっているとのこと。 みると、『美しすぎる合唱団』として、コメントが、殺到していました。 別に、マキだけが美しいわけじゃないと思いますが、桶作家では、そういう結論になりました。(笑) 私は、藍子さんだと思うぞ。(笑)
一子は、マキに、マキちゃんの歌や先に東京、行ってしもたわいね、といいました。 別に、東京の人だけしか観られない動画じゃないし、なんで、これがみんな、東京のことになるのか、ちょっと理解できません。(笑) それよりなにより、『料理の巨人』のときにも指摘しましたけど、明らかに違法映像と疑われるようなものを、肯定するような描き方は、だめだと思うなぁ。
話を本筋に戻して、青森ことば指導がいると思ったら、取って付けたように、マキが、青森弁で語り始めました。 青森弁は、梅ちゃんの光男くん以来ですかね。 でも、あの時とは、指導者が別の方でしたし、方言も、少し違うような気がします。 それよりなにより、あまりにも唐突で、ついて行けません。(笑)
祭りの男とも、急転直下、結婚を決めて、津軽海峡冬景色を歌って、これでてっきり、このドラマを退場するもんだと思いましたよ。(笑) どっちにしても、正直、どうでもいいエピソードでした。 そういうのが、多すぎるのよね。(笑) ただ、祭りで出会った男というのが、以前出てきた、アンガールズの田中のことなのかどうかだけが、気に掛かっています。(笑)
翌日かな、希たちが、家族4人でドゥ・ヴィを食べていると、大悟が、やってきました。 足元を映して、浅井を意識させたのかな。 でも、タイトルバックに、もう名前が、出ちゃってましたからね。(笑)
大悟は、いきなり歩実のケーキを取り上げ、試食します。 大悟は、希に、何を入れた、どうやってこの味を出した、どっから思いついた、大本の発想だ、早くいえ、と矢継ぎ早に質問、横浜で能登の食材を使ったケーキを無理矢理食べさせたときと、似たリアクションです。 発想の大本が、子供たちの失敗おっぱい、と知った大悟は、希を促し、桶作家へ向かいました。
大悟が、先に、お店に来たのは、理にかなってますね。 一徹が作ったHPに、住所や地図が、載っているでしょうしね。 一方、桶作家の住所のことは、藍子さんと年賀状のやりとりをしていたとしても、輪子だけでしょうし、知っていたとしても彼女だけじゃないでしょうか。 双子に靴を贈ったのも、輪子さんでしょうし、あの時は、塗師屋あてでしたからね。 大悟が、桶作家の住所を知らない、という確率は、かなり高いんじゃないでしょうか。
サロンはるでは、マキが、作業着を脱ぎ、椅子の上に置いて、はると浩一に別れを告げました。 この作業着は、百恵ちゃんの金マイクを意識しているのかな。(笑) でも、これはだめでしょ。 最後は、きちっと、クリーニングに出してから、返すべきだよね。(笑) でも、家族や、マキちゃんはおらちの家族や、とか、救われとったがは、私らちの方ねんよ、という浩一とはるの言葉は、とってもよかったです。
桶作家に着いた大悟は、自分のケーキのヒントを得るため、何か気に入っている言葉はないか、出し惜しみするな、とツインズに迫ります。 大悟は、希のケーキが失格になったけど、事実上の1位だったと、陶子さんから聞いたとのこと。 おいおい、陶子さんは、なんで、そんなこと知っとんねん。(笑) TOKOとして、審査員を務めていたってこと、それとも、希が、得意げに自慢したってことかな。 失格だからね、失格、そんなもん、あの陶子さんが、認めるわけないじゃんね。(笑)
それにしても、見ず知らずの大悟に暴力を振るうツインズ、かわいらしさを超越しちゃってるんですけど。 怒るときは、しっかり怒ってやらないと、ろくな大人にならないぞ。
で、桶作家の夕飯、大悟は、ししっぽを初体験、そのうまさに驚きます。 そこへ、元治と一徹が、帰ってきます。 まだ、外が明るいんだから、二人の帰り、待っててあげようよ。(笑) 大悟は、同じ職人として、元治さんを認め、敬意を払います。
元治さんが、8年前、塩の味が落ちている、と引退を表明したのは、何だったんでしょうね。(笑) 一徹の加入で、味を持ち直した、ということなのかな。 でも、二人でやっても、塩田の広さは同じだし、収穫量も収入も、以前とそんなに変わりませんよね。 以前は、その収入は、元治さんだけだったから、生活できたとしても、単純にいうと半分の収入で、桶作家も津村家も、やっていかなきゃいけないのよね。 これって、相当、苦しいんじゃないかな。 まあ、大きなお世話ですけどね。(笑)
その夜、わがまま大悟は、桶作家の厨房を借りて、能登の食材を並べて、味の研究に没頭します。 真夜中かと思えば、時計の音が7つ、まだ、午後7時じゃん。(笑) もう、食卓の後片付けも終わったから、大悟が、厨房を使っているんでしょうし、いったい、何時から夕食を食べてるの、この家族たちは。(笑)
そこへ、希が、やってきました。 大悟は、いっておくが、あれはアイデアだけだからな、あんなセンスのないデザインで、俺に勝ったと思うなよ、と希にいいました。 そして、勉強したいならなおさらだ、もっと腕を磨け、本場の空気を吸え、世界一になりたいなら、自分のケーキを世界に問い続けろ、と叱咤激励しました。 いい師匠ですね。
希と入れ替わりにやってきた圭太は、8年前、希がフランス修行を取りやめたことを謝罪しました。 これは、希が決断したことなのに、圭太も、優しいね。 大悟は、8年間のブランクを指摘した上で、唯一の進歩は、ケーキが豊かになったことだ、ここでの家族との暮らしが、あいつを成長させ、それが、味の深みになってる、と評価しました。 大悟も、圭太の気持ちを汲んで、フォローしてあげたんだね。
そして、圭太と入れ替わりに文さんがやってきました。 文さんは、珍しい野菜を持ってきた、と加賀野菜の一つ、打木赤皮甘栗かぼちゃ、を厨房の台に置き、パシッ、と大悟の肩を叩き、ありがとえ、といって去って行きました。 大悟の笑みが、何ともいえませんでしたね。
翌日、大悟が店に来る、と慌てた希は、沙那に、ケーキをショーケースに並べるよう指示しました。 沙那は、大悟が来ると大興奮、希の指示を無視して、自分のルセットを取りに帰ろうとします。 シェフとしての威厳、全くありません。(笑) そこに、大悟が登場。 沙那は、弟子入りを申し出、速攻、断られてしまいました。(笑)
沙那も沙那ですが、希も、師匠への尊敬の念が、全く感じられないのよね。 大悟が、幸枝さんの前では、身をこわばらせ、ウイ、シェフを連呼していたのとは、大違いなのよね。 大悟は、売れるのか、これで、楽な商売だな、と厳しい評価を下しました。 そして、自分が世界一を目指したのも、妻の死後、ブランクのあとだった、家族が、自分を世界一だと信じてくれたからだ、とエールを送ってくれました。 最後に、世界を目指してみろ、何が見えるか自分で確かめろ、と言い置いて、輪島を後にしました。
塗師屋では、何と、輪島市長選に立候補した博之の激励会が、開かれていました。 漆器組合の人々は、弥太郎を継ぐ、といったときは、市長選に利用するな、と激怒したくせに、親方にならなかったら、後援会をつくって応援するって、一貫性が、ないんじゃないの。 親方になってから立候補してくれた方が、よっぽど組合のためじゃんね。(笑) この立候補が面白くない圭太は、ネクタイをはずし、早々に中座、漆塗りの作業に戻りました。 8年経っても、圭太は、まだ、あのネクタイなんだね。(笑) 双子ちゃんに、お金が掛かるからね。(笑)
希も博之の選挙ポスターを店内に貼りますが、そもそも、義父の激励会に出なくていいのか。(笑) うさんくさい、目が笑っていない、何も伝わって来ない、と沙那は、博之の写真を酷評さゆりです。(笑) そこへ、一子が、世界パティシエコンクールに出場する希の取材のために、やってきました。 そのコンクールは、世界中のパティシエの憧れ、フランスが誇るパティシエコンクールの 最高峰、なんだそうです。 出場するのは、その日本代表を決める大会になります。 身に覚えのない何も知らされていなかった希は、大悟が、適当に見繕って応募しておく、といっていたことを思い出しました。
いくら何でも、赤の他人が、勝手に応募できるものなんでしょうか。 しかも、そんなにすごい大会なのに、応募したら、誰でも出場できるのかな。 それとも、有名シェフの推薦が条件になっていて、大悟に推薦された希は、出場資格を満たすのかな。 もし、そうなら、希を推薦した大悟の業界内での評価が、下がるだけなのにね。(笑) 一子も、そんな話を聞いた時点で、まず、希に電話するはずだよね。(笑)
桶作家に戻った希は、大悟に携帯電話で苦情をいいますが、つべこべいうな、挑戦しろ、といわれ、切られてしまいました。 おいおい、8年前でも、パソコン通信で、テレビ電話してたじゃん。 なんで、ケータイに戻るのよ。(笑)
コンクールでは、アントルメ、プチガトー、焼き菓子、ピエスモンテの4品を会場で、5時間半で作るんだそうです。 ちなみに、ドタキャンしたJAPAN洋菓子コンクール北陸地区大会では、出場通知にアントルメ部門と書かれていました。 そんな大がかりな大会、しかも、日本の超一流パティシエが集まる大会、とても、辻口さんだけで、出場者全員のケーキを監修することは、できないでしょう。 というわけで、おそらく、この大会は、映像としては、描かれないんじゃないでしょうか。(笑) もしかすると、希がケーキを作る場面と、最後の結果発表だけは、放送するかもしれませんけどね。(笑)
サロンはるでは、はると浩一が、店をいつ閉めるか話をしているところに、一子が、能登町の酒蔵で買った日本酒、梅菊を持って、やってきました。 久し振りに親子三人、わだかまりもなく語り合う姿は、とてもよかったです。
同じ夜、桶作家では、希が、家族に、コンクール出場の決意を述べました。 そして、ツインズに、1日に必ず1時間は一緒に過ごす、毎日一回は、お味噌汁を作る、と、どうでもいい、というか、母親として当たり前のことを、約束しました。(笑) 子供の寝顔を見ながら、希は、子供を置いて出て行く徹の気持ちが分からない、と圭太に告げました。
コンクールまであと2か月となったこの日の深夜、希は、世界に向かって動き出しました。 朝、店のテーブルで目覚めると、大輔が、おはよう、と声を掛けました。 てっきり、戸締まりせずに寝り込んでいたと思いましたが、沙那に鍵を開けてもらったのね。 何で、こんなに朝早く出勤してきたかは、謎ですけど。(笑) つーか、いかんでしよ、見ず知らずの男を、元カレだという自己紹介だけで信じて店に入れちゃ、前日の売上金や釣り銭準備金、かっさらわれちゃうぞ。(笑)
それにしても、大輔は、まだファーストキスの話をしていますけど、本当に罪悪感のない大馬鹿者だね。(笑) 大悟の話を聞いて、遊びに来た、という大輔、そこに圭太がやってきました。 今晩、泊めてくれ、という大輔に、ふとんが足りない、とそれを拒もうとする圭太、修羅場、と興奮する沙那、私にとっては、どうでもいい場面です。(笑)
その頃、文さんと藍子さんは、博之のポスターを貼りに、サロンはるにやってきました。 その時、浩一は、徹が夢枕に立ったと、震えていました。 夢枕といえば、『カーネーション』での木岡のおばちゃんですよね。 石川県のヤマギワ温泉で善作が亡くなった、という電報を受け取った糸子が外に出ると、夢枕に立った、と青ざめた木岡のおばちゃんも、外に出てきたのよね。 懐かしいなぁ、そして、おもしろかったなぁ。(笑) でも、今回のは、おそらく徹が、戻ってきていて、また、神社にでも身を隠しつつ、夜、こっそりと浩一の様子を見に来た、というオチなんじゃないでしょうか。 それはともかく、つい、徹が残した離婚届を見つめてしまう藍子さん、気持ちは、よく分かります。
その晩、桶作家では、大輔が、すっかり歩実たちと仲良くなっていました。 圭太は不満そうですが、なんか、大輔の方が、本当の父親に見えちゃいます。(笑) 輪子さんも美南ちゃんも珍さんも、元気、の一言で片付けられちゃいました。 美南ちゃん、司法書士になれたのかな。 珍さん、高志は歌手になってバイトやめたでしょうから、お店たいへんだろうな。 弥生さんは、まだ、マシェリにいるのかな。 スーシェフは、誰が、やってるんだろ、浅井じゃないよね。(笑) そうそう、希が世界一のパティシエになれるか、輪子さんに占ってもらえばいいのにね。
みんなで、夕食を食べていると、大輔がやってきた、という情報を聞きつけ、一子と洋一郎が、偵察にやってきました。(笑) 一子は、希が大輔から、おはようといわれた、という情報、どこから手に入れたんでしょうね。(笑) 一子も、大輔のおはようの効果を試してみることに。 一子の耳を手で塞いだ洋一郎の耳に、大輔のおはようが、飛び込んだ瞬間、思わず、あはん、と反応しちゃいました。(笑) 大輔は、泊めてもらった部屋で、とおるのいっしょう、という紙芝居を見つけました。
店では、希が沙那と、コンクールに向けて作戦会議をしているところに、一子が、取材にやってきました。 出品するケーキのテーマを考えている、という希に、一子は冗談で、世界征服、というアイデアを出したところ、採用されてしまいました。 大輔に目を付けた一子は、希から38歳と聞かされ、サンパチか、いける、と不敵な笑みを漏らしました。 希や一子は、誕生日が来て33歳ですからね、ちょうどいいんじゃないでしょうか。
その夜、大輔も、店にやってきました。 大輔によると、最近、元気がなかった大悟が、能登から戻ったら、パッションがすごかった、とのこと。 それは、希に、じゃなくて、能登の食材に刺激を受けたんじゃないのかな。
桶作家に戻った大輔は、圭太と対峙しました。 互いに、相手に話したいことがある、という二人。 そこに、一徹が、けんかと勘違いして、はだしのまま、あわてて仲裁に入りました。 大輔は、窓を閉めろ、ともったいぶります。 予告編で、徹を見かけた、という言葉が、既に流れていたじゃんね。 翌日またぎで、もったいぶるくらいなら、予告編で流さなきゃいいのにね。(笑)
要は、所沢でビルの清掃をしている徹を見かけたけど、声を掛けたら逃げられた、徹が登録している派遣会社を見つけたけど、その日のうちに辞めていた、ってことでがんすな。 この情報を家族にひた隠しにする意味が、分からないのよね。 元気でいたことに安心するだけで、デメリットなんてないと思いますけどね。 でも、大輔は、圭太に、この情報の取り扱いを一任しました。 一徹が、藍子さんには、自分の口から、話させて欲しい、といって、部屋に戻りました。
残された大輔と圭太は、縁側で、酒を酌み交わしました。 大輔は、輪島塗の文久椀に目を付けました。 圭太は、江戸時代の文久期に作られた器で、100年以上も昔の技術が、今もここにある、と熱く語りました。 おいおい、今から100年前は、まだ大正なんですけどね。(笑) 150年前とか200年前とか、そういう感じじゃないんでしょうかね。(笑)
結婚談義では、大輔が、結婚するよ、待たせちゃってる子もいるしね、といいました。 キャー、これって美南ちゃんのことですよね。 大輔のキャラは嫌いだけど、こういう純愛話は、好きかも。(笑) 大輔は、徹が勤めていた派遣会社の所在地等が書かれたメモを指さし、それ頼むね、と言い残し、能登を後にしました。
その頃、部屋に戻った一徹は、右目から一筋の涙を流しながら、みのりに、徹が生きていた、と早くも情報を漏らしちゃいました。 早速、高志経由で、この情報、拡散しそう。(笑)
圭太が、大輔メモを見ていると希が戻ってきたので、あわてて、座布団の下に隠しました。 希は、大輔が帰った、と聞いても、全然、寂しそうじゃなかったですね。(笑) 一方、藍子さんは、ゴン太さん、朝ご飯ぐらい食べて行けばいいがにねえ、と残念がりました。 大輔から、あれだけ褒めてもらえば、藍子さん、悪い気は、しないもんね。(笑)
店では、希が、ピエスモンテの練習を始めました。 引き飴という技法のことまで、得意げに語っちゃっていますよ。 いったいいつ、どこで、誰から、学んだんでしょうね。(笑)
藍子さんが、桶作家に戻ると、子供たちが、キリコの模型を手に、駆け寄ってきました。 子供たちは、元治さんに、キリコ会館に連れて行ってもらったとのこと。 あの模型、結構、高いんじゃないかな。 年金で、買ってあげたのかな。(笑) 一徹は、ちょっと話がある、と藍子さんを2階へと誘いました。
そして、一徹は、大輔が徹を見かけたことを藍子さんに伝えました。 すぐに探しに行くという藍子さんに、一徹は、自分が行く、と主張しました。 一徹は、自分は、徹が出て行くことを知っていて止めなかった、これまで向き合おうとしなかった、これが最後のチャンスだ、と藍子さんに訴え、納得してもらえました。 藍子さんは、やかんに水を満たしながら、徹が生きていた安堵感から、涙を流しました。 一徹は、希への口止めをしなかったけど、藍子さんも、そのことを彼女には、伝えなかったみたいですね。(笑)
そして、なんとなんと、ろくに選挙運動もしないで、博之、市長に当選しちゃいましたよ。(笑) 希は、店にポスター貼っただけじゃん。(笑) しかし、このドラマは、パティシエも市長も塩作り職人も、何の苦労もなく、なっちゃいますよね。(笑) 圭太は、みのりから、一徹が、徹と向き合うために探しに行ったと知り、自分も父とのスタンスについて、考えを巡らしました。 そして、博之の前に座り、素直に当選のお祝いを述べました。 少し、二人のわだかまりが、解消されました。
だらふわ男の圭太は、櫓の上で、いい器には作り手の中身が、反映されるといいました。 自分をさらけ出して器に込める、と語る圭太の言葉を聞いた希は、これまでの生い立ちを思い浮かべ、自分の作るべきケーキが見えた、といいました。
派遣会社でも、安い定食屋でも、手がかりが得られなかった一徹ですが、また別の手を考えました。 いよいよ、あと1週、どうやって話をまとめるのか、興味津々です。 きっと、ものすごい力業を使うんだろうな。(笑)
さて、第24週の関東地区の最高視聴率は、希が、子供たちのために、JAPAN洋菓子コンクール北陸地区大会をドタキャンして、相撲大会の応援に行った12日(土)の22.6%で第2位、第1位は早朝、地震が関東を襲った12日(土)のおはよう日本で、22.9%でした。
月曜から土曜までの詳細は、18.6%、19.0%、19.3%、20.7%、20.8%、22.6%で、第24週の週平均は20.17%、『ごちそうさん』の第24週の平均は22.22%、『花子とアン』の第24週の平均は22.73%、『マッサン』の第24週の平均は23.47%でした。 第24週までの全平均は19.41%、『ごちそうさん』は22.40%、『花子とアン』は22.64%、『マッサン』は20.98%でした。
関西地区の最高視聴率は、TOKOの指摘に衝撃を受けた希が、不意に、自分が作ったケーキは、干からびているから売れない、と客にいった9日(水)の20.7%で第1位でした。 名古屋地区の最高視聴率は、プチソルを訪れたTOKOが、オリジナルのマルジョレーヌを作り、希に衝撃を与えた9日(水)の23.3%で第1位でした。
『花燃ゆ』の第37回は、関東地区が11.8%でした。 ちなみに、八重の第37回は15.0%、官兵衛の第37回は14.6%でした。 第37回までの全平均は、花燃ゆ11.86%、官兵衛15.79%、八重15.00%です。 関西地区は12.8%でした。
はぁー、どうコメントしてよいやら、言葉が出てきません。 大河ドラマですよね、大河ドラマ。 こう書くと、大河ドラマとは、人間の生き様などを長期間にわたって描くドラマであって、必ずしも歴史的な出来事を描いたものではないと、おしかりを受けそうですが。 でも、NHKの大河ドラマのコアな視聴者のほとんどは、それを望んでいるのよ。 よく知られたエピソードを、作家や演出家が、どう描くのかが、楽しみなのよ。
史実を拡大解釈したり、史実にない部分を、ある意味好き勝手に描いて、史実とうまく結びつけて、一本のドラマを作る、それが、NHKの大河じゃないのかな。 史実まで、好き勝手に、全く違うものに塗り替えるのは、ちょっと違うと思うぞ。
まぁ、それこそ史実をすべて取り上げていたら、話が見えなくなるから、取捨選択するのは、当然だけど、あまりにも捨てすぎじゃないですかね。 美和と伊之助の会話をずっと観ていたい人が、あまりいないことは、視聴率が、表わしているじゃんね。(笑)
ふぅー、気を静めて、ドラマは、なんと、慶応4年、つまり1868年から始まりました。 前年に起こった出来事は、すべてカットです。 前回、龍馬が暗殺された近江屋事件は、描かれないだろうと指摘しましたが、ここまでとは。(笑) 大政奉還も描かれないどころか、ナレーションすらありませんでした。 これを描かないで、国の一大転機を表現できるとは、とても思えませんけどね。 このあたりの歴史に詳しくない人は、何がなんやら、訳が分からないんじゃないでしょうか。
鳥羽・伏見の戦いといっても、出てきたのは、錦の御旗だけ。 これも、ナレーションを聞いた人は、本物だと思っちゃいますよね。 岩倉具視と西郷どんらがでっちあげた偽物だってことくらい、説明してあげないと。 新選組も、このままフェードアウトですね。 西郷どんは、新政府で、まだ、登場する余地がありますね。 でも、大久保利通を描いていないので、これも、可能性は低いかも。
そんな鳥羽・伏見の戦い前夜の京のまちに、美和が、やってきました。 なんと、ここまで、ひた隠しにしてきた玄瑞の忘れ形見のことを、品川が、美和に話してしまいました。 奥で身につけた、必殺の色仕掛けかな。(笑) 早速、美和が、置屋を訪ねて、辰路の所在を確かめたところからして、品川は、辰路の名前まで、伝えちゃったのね。(笑) そうなら当然、秀次郎の名前も、聞いているんでしょうね。 辰路は、戦火を免れるため、姿を隠してしまっていました。
で、失意の美和は、路上で強盗を働く脱藩浪士2名を果敢に注意、すごい、と思いきや、ちょっとすごまれて、さっさと逃げ出します。 なら、最初から、誰か腕の立つ人を探しに行けば、よかったのにね。(笑) おまけに、美和に助けてもらった女性は、荷物を置いて、とっとと姿をくらませてしまいました。(笑) 逃げる美和を、辰路が助けるという、ある意味、新鮮な展開でした。(笑)
ひもじい思いをしている秀次郎に、美和は、干し柿を与えました。 塾生の人たちも、玄瑞のことをあれだけ尊敬しているのに、その遺児の存在を知っていて、何の援助もしないなんて、薄情すぎますよね。 辰路と秀次郎をかくまって、あれこれ面倒をみてあげても、バチがあたらないと思うけど、それじゃ、ドラマにならないのよね。(笑)
美和の、せわぁない、という言葉から、辰路は、長州の人と推察しました。 美和は、亡き夫の忘れ形見を探している、と伝えました。 辰路に名前を聞かれ、久坂、と告げますが、辰路は、意識的に反応しません。 美和も、ここで、おかしいなぁ、と思いませんかね。 長州の久坂、と聞いたら、ほとんどの人が、もしかして久坂玄瑞様、と聞き返しそうなものです。 夫の知名度のなさにショックを受けて、ぼーっとしてしまったんでしょうか。(笑) ぼーっとしたからこそ、命の恩人と、その息子の名前すらも尋ねずに、辞しちゃったのよね。(笑)
京の長州藩邸では、伊之助と木戸の元に、幾松がやってきました。 見張りの者が、ご婦人がおいでに、といってましたけど、しょっちゅう出入りしているでしょうから、幾松だって、分かってるはずですけどね。(笑) 伊之助が、美和が、忘れ形見を探している、という話をしても、幾松は、彼女のことを知っている前提で、話に加わっています。 幾松は、美和のこと、いつ、どうやって知ったんでしょうね。(笑)
山口では、敬親が倒れ、彼から伊之助に、帰ってくるよう、直々に手紙が届きました。 すごいねぇ。(笑) で、戻った伊之助は、敬親に版籍奉還を迫ります。 いやぁ、このドラマを観た人は、長州が版籍奉還したのは、伊之助の手柄だと思っちゃいますよね。(笑) 結局、伊之助の根回しが功を奏し、版籍奉還と知藩事の件を、敬親は受諾し、元徳に家督を譲りました。 そういえば、ナレーションの版籍奉還、アクセントがおかしかったように思えましたが、気のせいかな。
銀姫は、敬親が倒れて大喜び、都美姫の隠居にまで、言及しちゃいました。 こういうことは、何が起こるか分からないから、自分の胸に仕舞っておかないとね。 おまけに、美和にも、奥御殿総取締役の内示を、出しちゃいました。 美和もまた、それを何のためらいもなく、受けちゃいましたよ。(笑) その、さすがの脳天気な銀姫も、版籍奉還と知藩事の件では、大激怒。 銀姫には、国の将来より、奥の今後と、何より、興丸が、知藩事のポストを継承できるかが、気になっているようです。 それが、健全な女子の発想だと思うぞ。(笑)
そして、このことを巡って、城内では、奥でも、表でも、騒然とし始めました。 日出の、大変でございます、は、全く大変そうじゃありませんでしたね。(笑) 次回も、よく分かりませんが、美和が、城内で、大活躍しそうですね。(笑)
それでは来週も、異国から学び、すべてが変わることを理解し、ご恩には何としても応え、さすが忠義の者と評価されて自ら手本となり、身を辞すことで部下に不満な結果を受け入れさせ、威勢よく、怖い物知らずで、錦の御旗を押し立て、日本の政治を牽引し、新しい日本をつくる先頭に立ち、上司の信任を厚く受けて頼りにされ、政を中央から固めるため存分に働き、激高せず様子を見ながら、今、改革を進めるという決意で、新しい日本国を一刻も早くつくり上げ、大事に抱え込んで生きてきたものを大切にし、みんなが夢を見られる世をつくるため、そばにいて支え、まずは目の前のことに対処し、奥が変われば城が変わり、女が変われば男が変わる、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、老いぼれた身体でも、あとしばらく日本のため、全身全霊で働くことができるじゃんね。
「確かに中央も大事じゃが、その中央を支える諸藩も大事じゃ。これからは、諸藩にも新たな時代を受け入れるための地固めをする人間がいる」 CATCH A DREAM!! |
|