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[7370]涙も溢れるけど 投稿者:まっくん

投稿日:2015年11月06日 (金) 18時34分

みなさん、こんばんは。
早いもので、もう11月ですね。
お歳暮やクリスマスや年賀状など、年の瀬のキーワードを、よく見かけるようになりました。

さて、今週の『あさが来た』は、あさが、新次郎の妻としての立場と、お家を守る加野屋の嫁としての立場の間で揺れ動く様子が、うまく描かれていましたね。
それを取り巻く人々も、生き生きと描かれて、高視聴率もむべなるかな、ですね。

では今回も、土曜日から振り返っていきましょう。
びっくりぽんなカッパは、大方の視聴者の予想どおり、ビッグなカンパニーでした。
正吉は、才助に、その手伝いを申し出ました。
今度は、正吉さん、しっかり才助さんと握手しましたね。
もしかして、前回は、正吉さんも、知らない振りをしたのかな。(笑)
親子揃って、食えませんなぁ、さすがは大店。(笑)

でも、正吉のおかげで、大阪の商人たちが、才助の話を聞いてくれるようになりました。
みんな、東京に負けないように、と気持ちが一つになりました。
この場面、商人の一人が、大阪はじり貧、といったんですけど、じり貧という言葉は、この時代、まだなかったんじゃないの。(笑)

一方、はつは、借りている農家の前で、肩の傷を気にしています。
このセットが、妙にショボイのよね。(笑)
せっかくの高視聴率ドラマなので、もっと、お金を掛けてほしいなぁ。
惣兵衛が、薬を買ってきて、はつの傷口に塗りました。
もう、傷跡も盛り上がって、薬、必要じゃなさそうでしたね。(笑)

一方、あさは、石炭に興味津々、黒い文鎮に魅入り、漬け物石を眺め、自らも、石を拾ってきました。
これだけ石炭、石炭といってたら、誰かが、その一つくらい手に入れて、あさに見せてくれそうなものですけどね。(笑)
大阪という大都会にいながら、明治4年に、山屋が、石炭を持ってくるまで、誰も、実物を見ない、というのも、ちょっとねぇ。(笑)

で、はつの畑では、何とあさとうめが、お手伝いをしています。
すっかり、施しを受ける身になっちゃったのね。(笑)
九州の炭鉱を買ってみたい、とあさにいわれたはつは、旦那様のご意見だけは、ちゃぁーんと聞くんやで、と忠告しました。
続けて、はつは、炭鉱の話も、新次郎から教わったものだ、遊んでばかりというが、謡やお茶に通っている旦那衆は、大きい商いしている人ばかりで、そこで、大切な話を耳にすることもある、と彼をかばいました。
さらに、はつは、うちもな、お家にお嫁に来た思てたけど、そのお家いう大きい縛りがのうなって、これから一番大事にせなあかんのは、旦那様や思てますのや、といいました。
いい話ですね。

あさは、家族に、九州に行ってみたい、といいました。
炭鉱以上にピンとくる、お商売はあらしまへん、ほんなら、論より証拠、いっぺん、石炭とか炭鉱いうのを、見に行ったらええ思うんだす、と力説します。
ぎょうさん儲けて、もういっぺん加野屋に、浪花一ののれん、取り戻したいんだす、それに、まだ人のやってへん新しい商いやるやなんて、そない考えただけでも、心が踊ります、と必死に説得しました。

しかし、新次郎は、あかん、炭鉱に行くのんの、どこが嫁の役目だす、そないな危ないとこ、あんたを行かせる訳にいくかいな、と強硬に反対しました。
よのも、うちもだす、どうしてもそないなとこ行く言うんやったら、新次郎と、離縁してからにしなはれ、と許しません。

翌日、寄合所を訪ねたあさは、才助が、横浜に異動になることを耳にしました。
あさは、そのことを、商人たちの前で、才助に問いただしました。
大阪になくてはならんお人、西洋やお商売に詳しい五代様をおいて、大阪を導いてくれはるお人はいてはらしまへん、と大絶賛です。
クソ食らえ、とまで、酷評していたのにね。(笑)
才助は、必ず、大阪に戻ってくる、と約束しました。
お手を拝借、打ちましょ、もひとつせ、祝うて三度、めでたいな、ほんぎまり、というのを聞くと、大阪市役所の小さな巨人、天神祭に命を賭ける大村さんを思い出します。(笑)

一方、はつは、借りている納屋で、しゃがみ込んでしまいました。
置物と化した菊が、ちょっと見ただけで、妊娠、と見抜きましたよ。(笑)
助産婦の仕事、できるんちゃう。(笑)
でも、廃人みたいになっていなくて、ほっとしました。(笑)

はつは、様子を見に来たあさと惣兵衛を探しますが、見つかりません。
やがて、河原で、惣兵衛の棒手振りと、しなびた野菜を見つけました。
はつは、お腹を押さえて、しゃがみ込んでしまいました。

そんなはつを、あさは、納屋に連れ帰りました。
はつを心配する栄達の言葉から、あさは、はつの妊娠を知り、おめでたいことや、と喜びました。
しかし、菊は、家も何もかもがなくなった今とは、どこまで折が悪い嫁や、こんな狭い所に、ややこまで増えたら、迷惑なだけだ、と置物になっても毒は吐くのね。(笑)
そんな菊に栄達は、どないなとこにいてたかて、めでたいもんは、めでたいんや、そない、いけずばっかり、もうやめなはれ、こないな時やからこそ、もっと明るう前見て生きな、と諭しました。
家がなくなって、栄達さんは、思ったことを口にできるようになったんですね。(笑)

その頃、新次郎は、連日、師匠の家で宴会し、朝帰りです。
舞を舞った新次郎が、転んで、美和に倒れかかりました。
お静さんが、捨蔵さんの様子を見に行ったとき、彼が奴さんを踊って転び、世話している女に倒れかかったことを、思い出しました。(笑)
心配する男衆を尻目に、よのは、やれ商いや、燃える石やとか言うてばかりでは、誰かてうちに帰りとのうなっても、しょうがあらへんのと違いますか、と新次郎を擁護します。
かのが、よのが作った犬の張り子が、商いの本に押され、隅に追いやられている、とチクッちゃいました。(笑)

うちは、いけずな姑だすやろか、いいや、うちは、いけずな姑やあらへんはずや、あのあささんが、どないに変わり者やろうと、新次郎のため、お家のために、耐えて耐えて耐えてやな、手厚うしてきたつもりだす、そやのにもう、と、よのさん、被害者になっちゃいました。(笑)
手のひらを返すように、番頭二人に、美和の調査を依頼しちゃいましたよ。(笑)

あさは、はつのもとに柑橘類や着物を運びました。
ここでも、栄達が菊に、おい、お前さん、そんな置物みたいにチーンと座ってんと、ちょっとは手伝いなはれ、と優しく声を掛けました。
これも、かつては、考えられないことですね。
つわりがひどいはつは、あさが持ってきた柑橘類を一つ、もらいました。
そんなはつも、あさが新次郎と、燃える石のことでケンカしていることは、知っていました。
新次郎も、相変わらず、納屋に足繁く通っているようです。
惣兵衛探しも、手伝ってくれているようです。

あさは、はつから旦那と話し合うよう諭され、朝帰りの新次郎を店先で、待っていました。
新次郎と話したいという、あさへの第一声が、石炭やったらあかん、でした。(笑)
あさは、石炭の値は、この10年で6倍になり、掘れば高値で売れる、と力説しますが、新次郎は、ボロ儲けの商売なら、みんなが手を出すはず、と取り合いません。
しかし、あさは、そこは勇気があるかどうかだ、誰もしないことに、勇気を出して早いうちに乗り出したら、ほかと争わずにすむ、とあきらめません。
九州の方が北海道より近い、家のためなら、どちらでも行く、というあさの言葉に、新次郎は、嫁さんやのうて、男の衆と話してるみたいやわ、とあきれてしまいました。

東京では、才助が、官を辞め、大阪に行く、と大久保に宣言しました。
加野屋では、あさが、聞き慣れた、大きいがに股の足音を耳にしました。
懐かしい、父忠興の姿が、目の前にありました。
あさのがに股は、父親譲りだったのね。(笑)

その忠興は、新政府に尽くした功績を買われ、今や、日本経済の中心を担う、実業家となっていました、びっくりぽんですね。(笑)
どうやら、東京に居を移す決心をしたようで、なかなか来られなくなる大阪へ足を運んだとのことです。

あさは、忠興に、石炭採る山を買うため、九州へ行きたい、炭鉱のことをどう思う、と聞きました。
正吉たちの、あちゃあ、ゆうてもた、という表情が、よかったですね。(笑)
旦那さんのお世話もせんと余計なことばっかり考えて、相変わらずのこのアホ娘が、と忠興は怒り、逃げるあさをつかまえて、おいどを叩きました。
昔のように、あさを肩に担ぎ上げたのかな。(笑)
その様子を見て、うめは懐かしみ、新次郎は昔のように、おいどはご無事だすかと声を掛け、あさも、昔のように逃げていきました。

その後、正吉と忠興は、縁側トークに興じました。
正吉は、あさは度胸と商才がある、両替屋が成り行かない今、この店を変えようとしてくれている、と絶賛しました。
正吉は、今の新次郎が、昔の自分に似ている、といってましたね。
ということは、新次郎も、いずれは、しっかりするのかも。(笑)
正吉は、どんなことがあっても、うわ、びっくりぽんや、ゆうて、ほうと受け止めはる、あの柔らかい力こそが、この今の加野屋にはもう、絶対に欠かせんことだすのやなぁ、と続けました。
ええ所に、嫁がせていただきました、と頭を下げる忠興、こっちこそ、ええお嬢さんをいただいておおきに、と頭を下げ返す正吉、いい場面でしたね。
ちょっと頭を下げるだけの忠興と、深々と縁側に額が付きそうになるほど頭を下げる正吉の姿に、今の二人の勢いの違いを見ました。

畑では、栄達とはつ、そしてふゆが、働いていました。
ふゆが、元気そうで、何よりでした。
栄達は、はつに、彼女には末の望みが懸かっている、今の生活にも張りができた、どんな時であれ、おなかの中の子は、大事な山王寺屋の跡取り、自分がちゃんと育てる、といいました。
そして、はつとふゆに、自分のことをこれから、おとうちゃんと呼ぶように、といいました。

本当に、畑仕事の栄達は、生き生きしていますね。
人は、逆境にこそ、本当の姿が現われますからね。
惣兵衛のように最初から大店の跡取りとして生まれたわけじゃなく、おそらくは丁稚奉公からはじめ、苦労して番頭に上り詰め、婿養子となったんでしょうからね。
若いときの苦労は買ってでもしろ、とはよくいったもんですね。(笑)

あさと忠興、そしてうめは、そんな三人の姿を眺めていました。
うめも、複雑でしょうね。
本当なら山王子屋へ、はつに付いて行っていたわけですからね。
自分の姿を、ふゆに重ねたんじゃないでしょうか。

そんな三人に気づいた栄達に、忠興は、頭を下げました。
蔑むわけでも、哀れむわけでもない、父親として、栄達に娘を託す、そんな思いからでしょうね。
なかなか、いい場面でした。
頭を下げ返す栄達の様子に、はつもふゆも気づかないのは、ちょっと納得いきませんけど。(笑)

帰り道、あさは、栄達に、自分とはつは、まるで生き方が違ってしまったけど、何がいいのか分からない、といいました。
栄達は、あさに、石炭の将来性を認めつつも、しっかりした男の頭領じゃないと難しい、といいました。
さらに、いっぺん立ちどまって、ほんまにできるかよう考えてみぃ、それでもできる思うんやったら、助けはせんが、勝手に頑張れ、お前にとって、お家を守るいうんは、そういうことなんやろ、と言い残しました。

その年も明けて、明治3年、両替屋が時代に取り残される商いとなる中、今日も、あさはお家のため、炭坑へ行くことを考え、店先で、お金お金、と連呼しています。
そして、ついに、婚礼道具の目録を取り出しました。
箪笥が21竿って、そんなん、置く場所が、よくありましたね。(笑)
今井家は、はつと二人分、あんなにすごい婚礼道具を準備したんですね。
やっぱり、本物のお嬢様だったのね。
その割に、はつは、うまく百姓生活にも順応して、生活能力が、高いのね、すごいなぁ。
あさは、それらをすべて売って、持参金とともに、炭鉱購入の資金にしようと目論みました。

その様子を見ていた新次郎は、師匠宅で、何で、あっこまでできんねやろなぁ、と驚いています。
そんな新次郎に、美和が、モーションをかけてきました。
新次郎の手を握る美和の手、爪が、ものすごくきれいでした。(笑)
その美和さん、視聴者には、誘惑しているように見せかけて、実は、新次郎を別のことに誘っているのかと思いきや、まんまでした。(笑)

あさが縫った目の大きい縫い目のある新次郎の着物の袂が、床に手をついた拍子に裂けました。
それで、新次郎は、我に返り、何してますのや、わては、といいつつ、師匠のお宅を後にしました。
師匠宅の近くで様子を探っていた亀助が、新次郎を追って出てきた美和に見つかり、お茶に誘われました。
亀助は、新次郎の代役を果たしたんでしょうかね。(笑)

翌朝、新次郎は、朝帰りでしたけど、師匠宅を出た後、どこかに寄り道したんでしょうかね。(笑)
あさのほっぺたをツンツンしたり、つまんだりしたところが、愛情が感じられ、よかったです。
納屋では、ふゆが、野菜を全部売り切り、元気に行商から戻ってきました。
はつのお腹は、随分と大きくなりました。
惣兵衛は、相変わらず、行方不明です。

大阪に戻った才助は、友厚と名を改め、大阪に、時代の先端を行く様々な会社を設立するなどして、大阪商人たちから慕われるようになっていました。
寄合所では、あさが嫁入り道具を売りに出して、加野屋も苦しいのでは、という噂話がささやかれました。
山屋が、それは、鉱山を買うため、あさが、独断でしていることだ、と説明しました。
かわいらしい顔して男みたいな、おなごはんやで、という山屋の感想、的を射ていますね。(笑)

いつも、商人の集まりに参加し、よくも悪くも目立っていたあさは、大阪中の噂の的だそうです。
それなら、あさが鉱山購入を目論んでいる、という話も広まっていてしかるべきで、本来は、嫁入り道具を売却してまで金を工面するなん加野屋も苦しい、なんて話題には、ならないはずなんですけどね。(笑)

加野屋では、縁側で新次郎が、猫にかつ節を与えています。
そこへ、よのがやってきて、妾持ちなはれ、といいました。
美和を囲い、三味線を辞めさせて手当を与え、家も準備する、とやる気満々です。(笑)
よのが放った、跡取りつくるより大事なことなんておますかいな、には、新次郎もぐうの音も出ません。(笑)
よのは、今日明日中に、美和に会いに行く、と告げました。

このやりとりの一部始終を聞いていたあさは、ショックのあまり、部屋で膝から崩れ落ちました。
そこへクマが、大きいおなかの物売りが、若奥さんに頼まれた青物を届けに来た、と告げました。
あさが駆けつけると、お腹の大きいはつが、待っていました。
大きい声でお姉ちゃんというあさに、はつは、大きい声で言うたらあかん、こないな者があんたのお姉ちゃんやいうたら、恥かかしてしまうさかい、とたしなめました。
しかし、あさは、姉ちゃんはうちの自慢のお姉ちゃんや、と一向に悪びれません。
この言葉、はつは嬉しかったでしょうね。

青物売りなんか、奥に通したんやて、と尋ねるよのに、クマは、せやけど、青物売りいうても、えらい品のええお顔したはって、といいました。
クマちゃん、人を見る目があるね。(笑)

あさは、ためらうはつを、座敷に上げました。
はつは、嫁入り前に訪れた時のことを思い出し、あの時も、新次郎は三味線の師匠の所に、と出て行った、という話を、懐かしそうにしました。

はつがやってきた目的は、ふゆを加野屋で雇って欲しい、というものでした。
加野屋に置いてもらって、いずれ、いいご縁を見つけてあげて欲しい、というはつに、あさは、よのに話してみる、と約束しました。
はつもあさも、本当は、はつのそばにふゆにいてもらいたい、そう思っているんですよね。
でも、自分たちのことよりも、ふゆのことを優先的に考えてあげることが、二人ともできるようになったんですね。
二人とも、目には見えませんが、少しずつ大人になっていっているのね。

あさは、はつに、お姉ちゃんが来てくれたおかげで笑えた、と礼をいいました。
何かあったのか、と聞くはつに、あさは、新次郎の妾話をすることができませんでした。
あさは、何やろう、今は、お姉ちゃんにいいたないねん、何や、お姉ちゃんがまぶしいて、堪忍、何でもあれへんねん、心配せんといて、とだけいいました。

はつは、よのとかののいる部屋の前を通って、帰ろうとしました。
はつのことに気づかないよのは、確かに、うちのあささんより、よほど品がええこと、と感想を述べ、かのも、ほんにほんに、と同意しました。
ところが、縁側の角を曲がったところで、はつは、陣痛に襲われました。
お姉ちゃん、大丈夫、というあさの声を聞いて、よのは、ようやく、はつを認識しました。
えらいこっちゃ、えらいことです、ややこが出てきてしまう、といううめの言葉に、ほんま、びっくりぽんや、って、あさは、事の重大さを認識していないんだから。(笑)
こちらとしては、はつが初産なのに、産み月まで青物の商売をやっていたことに、びっくりぽんです。(笑)

で、加野屋の女性陣の頑張りで、あっさり男の子が、生まれました。
あさと新次郎が、互いに、かいらしいやろなぁ、と口にする場面、よかったです。
でも、どことなく他人事、そんな様子に、よのは、いらついているんでしょうね。(笑)

出産10日後、元気になったはつに、ちょっと、旦那様に似てるやろか、なんてつぶやかせるとは、心憎い脚本だこと。(笑)
礼をいうはつに、久しぶりに私らも、こう、めでたいっていう気分を味わわせていただきまして、おおきに、と正吉がいい、またいつでも、遊びに来てな、と新次郎が声を掛けました。
なんてできた、心温かい人たちなんでしょ、思わず、涙腺が緩んじゃいましたよ。
そして、はつは、迎えに来たふゆとともに、納屋に帰っていきました。

浮かない顔のよのは、あれがうちの孫やったら、とずっと思っていたんですね。
はつのことを快く思っていなかったわけじゃなく、ほっとしました。(笑)
そして、つい、やっぱり、おはつさんが、うちらの嫁やったらよかったのになぁ、とぽろりと漏らしてしまいました。
それを、はつの青物の籠を取りに戻ってきたあさに、聞かれてしまいました。
うちは、いけず言うた訳やあらしまへん、正直な心が口から出てしもただけだす、って、いやいや、こんなふうに悪気なく人を傷つけるのも、十分にいけずだす。(笑)
案外、よのの方が、菊より、たちが悪いかも。(笑)

納屋では、その、もう一人のいけず、菊が、はつに赤子を抱いてといわれても、そっぽを向き、惣兵衛は、もう生きているか分からない、とはつが嫌がることを、わざといいます。
本当は抱きたいのに無理している様子が、ビンビン伝わってきますね。(笑)
栄達みたいに、素直に喜べばいいのにね。(笑)

納屋の外に出たはつは、空に向かって、惣兵衛に、子供が生まれたから、早く帰ってきて、と願いました。
あさは、慣れない針仕事で、はつの赤子の産着を縫っています。

そして、明治4年が、やってきました。
明治政府は、大名に肩入れして、古い借金は棒引き、新しい借金は、50年かけて無利息での返済を決定しました。
この、借金の新旧は、どこで、線が引かれるんでしょうね。(笑)
この政策で、両替商は、ますます時代に取り残されていきました。

弥七は、あー、という雁助と、うーん、というあさを見て、東大寺の仁王に例えました。(笑)
あうん、という奴ですな。(笑)
そんな加野屋のお店を掃除するふゆ、無事に雇ってもらえたんですね、よかった、よかった。
亀助は、前に、宇奈山藩の蔵屋敷前でふゆに会ったときから、一目惚れ状態でしたからね、うれしいでしょうね。(笑)

そんなある日、山屋の与平さんが、石炭を持って、加野屋を訪れました。
山屋は、あさを、加野屋の四男坊、と呼ぶようになっていました。(笑)
そして、あさの目の前で、石炭を実際に、燃やしてみてくれました。
でも、これだけじゃ、蒸気機関の仕組みは、分かりませんね。(笑)
ただ、大八車に乗せた石ころが燃える、あさの想像とは、全く違っていたことだけは、理解したんでしょうね。(笑)

山屋は、この石炭の採れた鉱山の持ち主、櫛田さんが亡くなり、跡継ぎもなく、奥さんが、早々に売りたいと思っている、という、あさにとって、ありがたい話を、持ってきてくれました。
この山屋って、いったい何者なんでしょうね。(笑)
あさは正吉に、初めに半金入れて、残りは3回払いに分できないか、直談判に行きたい、といいました。
正吉は、嫁が家を長いこと空けることは、あってはならない、それをよく考えた上で、まだそれでもやるなら、私はもう止めない、と、あさの覚悟を確かめました。

寝所では、地図を眺めていたあさが、入ってきた新次郎に、九州に行けば一か月以上、世話ができない、お家の繁栄のため一番大事な仕事ができなかった、だから妾を囲って欲しい、と頭を下げました。
なんと、新次郎は、分かった、あさがええのやったら、そないするわ、と、あっさりと了承しました。

頭では分かっていても、気持ちが付いていかないあさは、前を向かねば、と泣きながら、旅支度を始めました。
東京で鉄道の普請も始まり、もうじき誰もが石炭の値打ちに気付く、一刻も早く事起こして、手を打つことが大事、と自分に言い聞かせます。
笠を手に持ち、こんなんかぶってたら、男みたいやわ、うちにぴったりやわ、と自虐的になっています。(笑)
そんな、あさを、うめが、温かく見守ってくれました。

加野屋では、妾候補として、美和が呼ばれました。
三味線嫌いの正吉は、その師匠ということに抵抗を示しますが、本人を見たとたん、悪ないなぁ、と了承しちゃいました。(笑)

はつは、長男の藍之助をおぶって、青物の行商を行っていました。
この姿を見ると、長男を連れて魚の行商をしていた、おしんのことを思い出します。(笑)
あさは、そんなはつに、新次郎の妾のことを話しました。
はつは、新次郎のことは、妾に一任したらいい、それに、向こうには男前の力自慢の炭坑夫が、ぎょうさんいてはる、と励ましました。
あさがはつに再婚を奨めると、目の大きい人を探したろうか、と笑いながら答えました。
あさも、うちももっと男らしいキリッとした人探しまひょ、と返しました。
この姉妹の会話を聞いていると、本当に朝からほっこりとします。

寄合所では、あさが、鉱山を購入している友厚に、話を聞こうとしました。
そうなんだ、友厚も炭鉱持ちなんですね。
しかし、友厚は、ラブの話をしようといい、新次郎のことを愛しているか、惚れているか、あんな芸事三昧のフラフラした優男は、あさが惚れる価値がない、と断言しました。
あさは、芸事をこなすのは、大阪商人の粋だ、それに、男前の力自慢より、フラフラしている、か弱い旦那様が好きなんだす、と言い返しながら、自分の本心に気付きました。
よくぞいった、と茶の間では、女性陣の拍手が、鳴り止まなかったことでしょうね。(笑)

あさが、店に戻ると、正吉とよのの姿が見えません。
弥七が、妾が近くに引っ越してくるので出掛けた、と口を滑らしました。
あさは、ショックのあまり、外の風に当たってくる、と再び往来に出ました。
すると、ちょうど雨が、降ってきました。
新次郎は、楽しみなことがあるといつも雨が降る、といっていたことを思い出し、妾が来る今日は楽しみな日なんだ、と落ち込みました。
あさの頬に、雨が涙のように落ちる場面、絶品でした。
もう、すばらしいの一言、最高です。

雨の中、一番女らしく見える着物がびしょぬれになりながら、神社の境内で、下を向いて、しょぼくれていました。
そこへ、新次郎が駆けつけ、妾は囲わない、と伝えました。
あさも、妾は囲って欲しくない、自分だけを嫁にしてくれ、と本心を伝えました。
新次郎は、あんたの代わりになるようなおなごが、おりますかいな、あさほど心の中が、女らしいおなご、わては知らん、と殺し文句を立て続けに放ち、あさを抱きしめました。
世の女性陣は、玉木様に、こんなこといってもらいたいですよね。(笑)
それにしても、今日は、なんと濃密な15分だったことか。
もう、参りました、ぐうの音も出ません。
完璧でがんす。

加野屋に戻ると、なんと櫛田そえが、訪れていました。
いよいよ、石炭業に進出でしょうかね。
ますます目が離せません。
毎日、朝が来るのが、待ち遠しいです。(笑)

さて、第5週の関東地区の最高視聴率は、あさが、彼女は骨があると思っていたが、がっかりした、という才助に、明治の世やなんて誰が作りはったんや、くそ食らえだす、と悪態を吐いた28日(水)の23.7%で第1位でした。

月曜から土曜までの詳細は、22.8%、22.6%、23.7%、23.1%、23.4%、21.4%で、第5週の週平均は22.83%、『ごちそうさん』の第5週の平均は21.92%、『花子とアン』の第5週の平均は21.92%、『マッサン』の第5週の平均は19.98%、『まれ』の第5週の平均は18.40%、でした。
ドラマの全平均は21.42%、『ごちそうさん』は21.54%、『花子とアン』は21.79%、『マッサン』は20.66%、『まれ』は19.90%でした。

関西地区の最高視聴率は、谷町で落ちぶれたはつに会ったあさが、その異変に気づかなかったことに後悔し、うんとか、すんとかいうだけでいいからそばに居て欲しい、と新次郎に懇願した27日(火)の22.6%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、新次郎に連れられ、畑で再会したあさとはつが再会し、惣兵衛が、白蛇から黒蛇になった、など久し振りに姉妹水入らずの時を過ごした30日(金)の22.7%で第1位でした。

『花燃ゆ』の第44回は、関東地区が11.1%でした。
ちなみに、八重の第44回は10.0%、官兵衛の第44回は15.0%でした。
第44回までの全平均は、花燃ゆ11.93%、官兵衛15.72%、八重14.57%です。
関西地区は、12.8%でした。

てぇー、西南の役、木戸たちの会話の中だけで、終わりそうですよ。(笑)
まぁ、萩の乱のように、中途半端に描かれても、困るんですけどね。
これは、壮大なドラマですからね。
八重で、会津の戦いを数週かけて描いたように、かなり時間を掛けて描く価値があります。
こんな感じの方が、イライラせずに済むので、安心して観られます。
しかし、油断は禁物、最後に、西郷が自害する場面だけが差し込まれる可能性が、ありますからね。(笑)

ここ、何回かに渡って指摘してきた木戸の健康問題、いきなり咳き込みかよ。(笑)
もっと前から、周到に描いていれば、こんな唐突な場面にならなかったんですけどね。
危惧していたことが、現実に起こってしまいました。
どーせ、史実なんて、ほとんど無視してるんですから、元気なまま退場させてもよかったんじゃないでしょうか。(笑)

ドラマでは、教育問題と生糸による地域振興、そして不倫が描かれています。
冒頭から、伊之助と美和の目配せは、義兄と義妹という関係を遙かに超えていましたね。(笑)
やっぱり、真央ちゃんは、演技がうまいわ。(笑)

そんなストーリー展開の中に、いきなり留魂録が、野村の手によって、美和たちの元に戻ってきました。
島流しから戻った沼崎吉五郎が、塾生の野村に返却したのね。
罪人上がりが、神奈川県令とアポを取って、差しで会うなんて、考えられないんですけどね。
しかも、本物の塾生か確認させろ、と迫り、野村が、留魂録に書かれた辞世の句をそらんじて、信じるって、なんじゃそりゃ。
塾生じゃない、伊之助でも、きっとそらんじられるんじゃないかな。

だいたい、伊之助は、塾生でもないのに、まるで顧問か何かのような態度で、野村にせっしていましたよね。
このストーリー展開の中に、このエピソードは、全く溶け込まないし、なんで、こんな話を取り上げたのか、理解に苦しみます。
これで寅次郎の思いを再確認し、教育への情熱をさらにかきたてた、とでもいいたいのかな、全く伝わって来ないけど。(笑)

教育といえば、トメの亭主が、バクチにはまり、娘のキクを差し出すことに。
これって、トメが、再び、証文に判を捺したってことなのか。
それなら、愚かすぎるでしょ。
普通は、判を捺す前に、せいに相談するんじゃないの。
私がせいなら、トメをしかりとばしますけどね。(笑)
これは、確かに教育の問題と言えばそうかもしれませんけど、読み書きとは、異次元の話ですよね。
亭主にばくちをやめさせ、トメには、意味の分からない証文に判を捺すな、と諭すのが、まずはやるべき教育なんじゃないでしょうか。

辰路も、秀次郎の教育に燃えているようですね。(笑)
遠く離れていても美和さんは一緒に育ててくれている、もうどうしようもないお人好しですね。
単に、金を送っているだけで、美和は、何もしてないじゃん。
もう、こういう無理なヒロイン持ち上げは、やめてほしいものです。

県令の公舎では、正月の宴席が設けられましたが、美和がお酌するだけで、せいも県役人の婦人たちも、全く出てきません。
こういうときに、働かないで、いつ働くんでしょうね。(笑)
その公舎から、なんと、寿を体よく東京にやっかい払いしちゃいましたよ。(笑)
しかも、ヒロインが悪者にならないように、寿が望んだ、という形で。
で、次回は、『二人の夜』ですか。
こういうのは、二人が力を入れる教育上、よろしくないのでは。(笑)

それでは来週も、教育にも力を入れ、命を賭けた皆の心を継ぎ、自分の足で見て回ることが大事と知り、寝る間も惜しんで一家を支え、まずは始めることが大事と肝に銘じ、自分たちには無理とあきらめず、知りたいという気持ちを持ち、上からものをいわず、頑張りすぎて回りを見失うことなく、志を遂げられるようお手伝いをし、自分から苦労を買って出、自ら何かを考えようとし、自分の人生を好きに生き、学んで考えることが生きる力となり、その気になれば何だってできる、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、皆の近くに学校をつくるという、子供たちとの約束を果たすことができるじゃんね。

「あなたを信じるしかないといわれたそうです。先生の真心が、通じたのでしょう」
CATCH A DREAM!!



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