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[7373]ずっと見てる夢は 投稿者:まっくん

投稿日:2015年11月27日 (金) 21時57分

みなさん、こんばんは。
ここ数日、急激に気温が下がってきました。
そろそろ、初雪も降りそうな気配です。
もう、こんなに寒く感じるなんて、冬本番には耐えられないかも。(笑)

さて、今週の『あさが来た』は、炭坑がメインでしたね。
最近、はつの登場シーンが少ないような気が、もっと出しとくんなはれ。(笑)
そうそう、今日の、各登場人物の夜の過ごし方を背景に、その夜は、誰もが何か寂しさを抱えて、それをそっと抱き締めて眠るような、そんな、静かな夜でした、というナレが被さった場面、絵本のように、メルヘンな雰囲気でしたね。

では今回も、土曜日から振り返っていきましょう。
あさの相談したいことは、やはり銀行でした。
二人が、話し終わった頃に、よのが、ところてんを持ってきました。
ところてんといえば、『まれ』の文さんですよね。(笑)
よのの問いに、正吉は、榮三郎の年齢を聞いて、ごまかしました。

正太郎が亡くなって8年なので、榮三郎は16歳って、おいおい。
梨江が、あさが嫁いで10年といって、大阪に来たばっかりじゃん。
正太郎の死で、嫁入りが半年延期になったのよね。
多くの視聴者はだませても、時系列に厳しい人たちの目は、ごまかされまへんで。(笑)

表では、雁助が、炭坑業務に不満を抱いています。
炭坑を説明する亀助、最高でしたね。(笑)
大番頭、と弥七におだてられて、かいらしい嫁さんもらはな、と嬉しそうに掃除する姿、最高でした。
このお店に誇りを持っている、といううめに、雁助は、この店の大番頭任されて、誇り持    たへんはずがあれへん、時の流れで多少ぐらついても、加野屋のまま必ずやっていけたはず、と矜持を見せました。
うめを見て、若奥さんを悪う言うつもりはあれへんのやで、とフォローしてましたね。(笑)
うめに、さらっと、天子様が断髪したことをいわせるところが、心憎い脚本なのよね。

寄合所では、友厚が、アメリカの銀行を模範に作られた国立銀行条例の話をしています。
あさが、熱心に聞いているところに、新次郎が、やってきます。
あないな話長いこと聞いてて、よう退屈せぇへんなぁ、という新次郎に、あさは、一緒に聞いてくれるだけで、不思議と力が湧いてくる、と答えました。

新次郎が、わて、いっこも聞いてまへんけどな、といっているところに、うめが、散切り頭になった忠興と久太郎を連れてきました。
二人は、東京に発つあいさつに訪れたのでした。
久太郎は、今井忠嗣と名を変えていました。
あさは、えらい立派な名前もろて、あんたに似合わへんわ、と辛口です。(笑)
でも、身体に気をつけ、異国の食べ物を何でも口に入れるな、と姉の顔でいいました。
忠嗣は、そんなことするかいな、ドント ウォーリー アイム ファインや、と英語混じりで答えました。

忠興は、散切り頭を奨めますが、新次郎は、気乗りしない返事をしました。
忠興は、はつに、漬物うまかったで、ゆうて伝えといてくれ、とあさに頼みました。
すっかり、父親の顔でしたね。
そして、今井家の人々は皆、東京へと旅立っていきました。

納屋では、眉山家の人々が、朝食を食べています。
栄達が、今井屋さん、お江戸へ行きはりましたんか、といい、惣兵衛に、もう東京や、と突っ込まれています。
こんな家庭的な会話、山王子屋の時には、考えられませんでしたね。(笑)
はつは、藍之助に、落ちたもん拾たらあかん、と卑しい真似を諫めます。
私なんか、今でも、多少のことなら、落ちた物を拾って食べますけどね。(笑)
菊も、世が世なら、浪花一の山王寺屋の長男坊や、と同調します。
あの菊とはつが、心を一つにするなんて、これまた、びっくりぽんです。

はつが、惣兵衛に和歌山の土地の話をしようとして躊躇すると、菊が、ややこやろ、と推測したため、その話は、立ち消えになりました。
栄達も、藍之助に、お前、お兄ちゃんになるんやて、と大喜びです。
いい家族になりましたね。

九州では、サトシの組だけ、採炭量が、少なくなっていました。
親分に、これまでそんなことは一度もなかったのに、と問われたサトシは、根っから大阪者が好かないので、新しい持ち主のために、働く気がしない、といいました。

大阪では、正吉が、まだ、銀行に手を出す時期ではない、時を見極める勘どころというのが、大阪の商人には大事だ、といいました。
そして、炭坑の話を聞いた聞いた時には、ピンと来るものがあったが、銀行にはそれがない、御一新で、東京に出て大成功した今井屋と、加野屋とでは、時の見極め方が違うのかもしれない、といいました。
おいおい、ピンと来る、という言葉も、当時はなかったんちゃう。(笑)
あさも、正吉のいう通りだ、と突っ走りすぎたことを、反省しました。
こういう素直なところが、視聴者に好感を持たれる所以なのよね。

正吉は、お父様に相談して、ほんまによかった、というあさに、私がおらんようになっても、あささんの話を聞いて相談に乗ってくれるというような人があったら、よろしいのやけどなぁ、と不吉なことをいいました。
これって、もうすぐ、亡くなるってことなんでしょうね、やっぱり。
捨蔵さんは、1月まで持ったんですけどね。(笑)
もっとも、捨蔵さんは11月からでしたから、期間的には、似たようなものなのかな。
とにかく、少しでも長生きしてほしいです。

そんな会話をしているところに、友厚が、ビールを持ってやってきました。
鴨居商店のものかと思いましたが、どうやら堂島の渋谷さんが作ったそうです。
確かに、鴨居商店よりは、少し早い時期ですもんね。
それに、鴨居商店は、横浜のビール工場を買収したんでしたね。(笑)
あさが、コルク栓を抜くと、炭酸が吹き出しました。
友厚、どんな持ち方してきたねん。(笑)

あさは、九州に行く前日に、はつのところを訪ねました。
あさは、嬉しそうに笛で、藍之助の相手をしています。
この後、うめに、漬け物を運ばせて、あさは、寄合所によることになっています。
あさは、はつに、和歌山のことを家族にいったのか、確認しようとしますが、惣兵衛が帰ってきました。

あさは、大股で去ろうとして、うめに注意されました。(笑)
惣兵衛は、そんなあさを見て、そのうちヒゲでも生えてきそうな勢いやなぁ、といいました。
うめによると、寄合所でも、加野屋の嫁はヒゲが生えてる、心臓に毛が生えてる、といわれて、気にしているそうです。
はつは、納得という感じで、そやの、とつぶやきました。

確かに、寄合所で、男衆に、こんにちは、ご機嫌さんだす、とあいさつする様は、組の親分、といった感じです。(笑)
友厚は、多くの鉱山を手中に収め、鉱山王と呼ばれる大阪の名物男になっておりました。
この資金、どこから出ているんでしょうかね。(笑)
あさの鉱山は、飯場が五つに増えましたが、飯場によって不公平が出ており、あさが、明日から、九州に行くことになっています。
他の両替屋からは、加野屋の四男坊はん、とか、勇ましいおヒゲの若奥さん、と何と面と向かっていわれてます。
女性の地位なんて、こんなもんなんでしょうね。

友厚に、ああいう嫌みは気になるか、と聞かれたあさは、子供の頃は気にならなかったが、大人になると、感じが違う、といいました。
友厚は、もっと大きな目で見たら、男も女も、そう大した違いはないのに、私がハズバンドやったら、こんな肩身の狭い思いはさせない、とあさへの思いを、思わず吐露してしまいました。
でも、予想どおり、あさは、ハズバンドの意味を知らなかったのよね。(笑)

加野屋の厨房では、ふゆと弥七が、大阪にも、じきに陸蒸気が走る、という話をしています。
弥七が、加野炭礦の商いで、借金が、少しずつ減ってきている、という話をし、クマが、石炭さまさま、と述べました。
それを聞いた雁助が、おもしろくなさそうに、席を立ちました。

よのの部屋では、正吉が、犬の張り子に彩色している彼女を、眺めています。
よのは、犬の張り子を作っても、報われない、と拗ねました。
新次郎が、頑固に妾を拒む、というよのに、正吉は、あさの九州行きを認めた時点で、新次郎の子供は、あきらめた、といいました。
そりゃそうですよね、今、妊娠したら、九州の炭坑は、誰も面倒が見られなくなるって、大概は、そう思いますよね。

よのは、加野屋は四男坊をもらったと思え、ということか、と抵抗を示しますが、正吉は、榮三郎に期待している、といいました。
それを聞いたよのは、新次郎があんまりにもかわいそう、あの子かて人並みに、女らしい嫁さんもろて、人並みに、幸せになってもええはずや、とあくまで新次郎の子供にこだわります。
二人は仲がよく幸せだ、という正吉に、よのは、ほんま、仲が悪かったらよかったんなぁ、と大声で、天然いけずパワーを発揮します。
そんな二人の会話を、新次郎は、微笑みながら、眺めていました。

その晩、新次郎は、浴衣の会で、三味線を弾かしてもらうことになりました。
それを聞いたあさは、三味線を弾く新次郎を見たいので、九州から早く帰ってくる、といいました。
よのの期待に反し、お熱いことですね。(笑)
新次郎が、九州に行くたび、肩も脚もパンパンになる、というあさの肩を揉みます。
あさは、くすぐったりながらも、炭坑の人は、一度、心を開いてくれたら、おなごだと馬鹿にしないから気楽な面もある、といいました。
ヒゲとか四男坊とか、大阪じゃ、嫌みをいわれてますもんね。(笑)
そんなあさは、『学問のすゝめ』を一気読みして、疲れて、新次郎にもたれかかるようにして、眠ってしまいました。

そのころ、はつは、惣兵衛に、和歌山の土地の話をしました。
惣兵衛は、今井のお母さんは、わしら一家に、もいっぺん前に踏み出す機会くれはったんや、と素直に喜び、おおきに、お母さん、ほんまおおきに、と証文に額づきました。
そして、はつにも、これ受け取るのつらかったやろ、お前は優しそうに見えて、ほんまは、えらい意地と誇り持ってる女やさかいなぁ、といいつつ、感謝の言葉を述べました。
うちの誇りやなんて、お母様に比べたら、というはつに、惣兵衛も、気がかりなんは、お母ちゃんや、と心配しました。

あさが、炭坑に到着すると、なんと亀助が、飛び出してきました。
現地に、詰めていたのね。
ふゆに会えず、かわいそう。(笑)
大番頭への道のりは、平坦じゃないね。(笑)

その亀助は、一人、いけ好かん納屋頭が、おりますのや、といいました。
それは、大方の予想どおり、サトシでした。
亀助が、採炭量を増やすよう、注意しようと話しかけて、睨みつけられたそうで、それですごすご引き下がったのね。(笑)
亀助と宮部の話によると、サトシは、鉱夫たちの上前をはねたり、彼の組だけ楽していると苦情が来ているそうです。

また、これは納屋頭の役得なんでしょうけど、道具などの値段を決めて売り、売り上げをピンハネしているとのことです。
ピンハネって言葉も違和感があるけど、既に、この頃の賭場でも、使われていたのかな。
鉱夫はみんな、親分か納屋頭から、仕事を斡旋され、ずっと面倒をみてもらうので、他の人のいうことは聞かない、と宮部が、説明しました。

そこであさは、親分と宮部に、炭坑の改革案を提示しました。
目的は、働いた分だけいい暮らしができるという夢と希望を持ってもらうことでした。
具体的には、採炭量の多い組の鉱夫に、直に褒美をやり、道具類は加野屋で大量に仕入れ安く売る、という納屋頭の存在を、結果的に否定するものでした。
生糸の生産組合を作って直に売る、という仲買人否定とよく似ていますね。(笑)
宮部は、昔からのやり方を変えると大変な騒動になる、とあさを諭しました。
でも、なぜか親分は、楽しそうに笑っていました。

あさに感想を尋ねられたカズは、お金に困っているのでありがたいが、鉱夫たちに睨みの利く者ばかりなので、誰も逆らえない、といいました。
それに、夢は、将来を考える余裕のある人が持つもので、いつ死ぬか分からない危険な仕事に従事していると、その日が暮らせればいいと思ってしまう、そんな鉱夫に、夢や希望という言葉はまぶしすぎる、といいました。

納屋では、とうとう、はつと惣兵衛が、和歌山の話を栄達と菊にしました。
惣兵衛は、百姓は、世の移り変わりに振り回されることもない、みんなで地に足をつけて、もう一度、働こう、と説得しました。
栄達は、土地が持てるなんてありがたい、と素直に喜びます。
しかし菊は、栄達と惣兵衛を、男連中が、こんな情けない者ばかりだから、山王子屋が潰れるのは当たり前だだ、と見下しました。
さらに、惣兵衛に、いつかきっと、山王寺屋を生き返らせてくれると思い、こんな情けない暮らしに耐えてきた、といいました。

惣兵衛は、山王寺屋は、もう潰れた、生き返らせるなんてかなわない夢や、頼むさかい、もう前向いとくなはれ、と菊にいいました。
春子がユイちゃんママにいった、逆回転できないもんね、人生は、って言葉を思い出しましたよ。(笑)
どんなに辛くても、現実を受け入れ、前を向いて歩いて行くしかないのよね。
惣兵衛も、出奔する前に、このことに気づいていたら、はつを悲しませなかったのにね。(笑)

そんな惣兵衛に言い放った、私が、この大阪で、どんな思いで、この山王寺屋の暖簾を守ってきたか、どれだけ今悔しい思いをしてんのか、という気持ちも、よく分かりますけどね。
これくらいの気概がないと、大店の奥は、しきれないよね。
でも、悲しいかな、時代が、大きく転換し、いつの間にか、取り残されちゃったのよね。
菊も、頭では、和歌山行きしかないって、分かっているんでしょうね。
でも、菊の最後の矜持が、私は、大阪一の山王寺屋の内儀だす、和歌山になんか金輪際、行かしまへん、知らん土地に流れて落ちぶれて死ぬよりは、よっぽどその方が、ご先祖さんに顔向けできますわ、という言葉となって、こぼれ落ちました。
菊は、あんたらがどないしても和歌山に行きたいいうんやったら、親子の縁切ったらよろし、といい、席を離れ、床に向かいました。
惣兵衛も、これまで、何でも、母の言いなりだった自分の生き方を反省しつつも、決意は、揺らぎませんでした。

その頃、新次郎は、美和の家にいました。
あさがいなくても寂しくない、という新次郎に、美和は、気持ちを顔に出さなくても、音に出る、と指摘しました。
ドキリとした新次郎が、三味線に、しっかりしろ、という場面、笑えました。
美和は、大事な客が来るからと、ひいき筋に頼まれ、お座敷に上がることになった、といいました。

炭坑では、あさの体調が、よくありません。
夜も、寝てしまい、新次郎に手紙も書けないとのことです。
大阪に早く帰れそうにない、というあさに、亀助も、嫁探しできない、とぼやきます。(笑)
いつヒゲが生えてもおかしくない、と自嘲気味に話すあさは、赤ん坊の泣き声を聞いて、亀助に、打ち明け話を始めました。

ほんまは、うちな、ややこが、おなかにおるんだす、てっきり、そういうのかと思いましたよ。(笑)
考えてみれば、そんな状態で、坑道に入って、石炭を運ぶなんてこと、するわけありませんよね。(笑)
亀助に告げたのは、新次郎への思いでした。
本当は、人並みに、そばでお世話をしたり、ややこを育ててみたい、と思うことがある、といいました。
そして、今は、仕事に気張れば気張るほど、新次郎から離れてしまう、このままやったら嫁失格や、と心の内を、さらけ出しました。
池畑大悟も希にいってましたよね、何かを得たいなら、何かを捨てろ、って。
真剣に、物事に向き合えば向き合うほど、双子に味噌汁飲ませながら、世界一のパティシエを目指す、なんて甘っちょろいこと、いっていられないのよね。(笑)
いつの時代も、仕事と家庭のバランスをどう調和させていくか、人は悩むのよね。
あさの打ち明け話を聞いた亀助は、若奥さんかて、人の子だすがな、と優しくフォローしました。

そんなあさを遠くから眺めていた親分は、微笑みながら、そっとカズの肩に手を回しました。
正吉も、よのの肩を抱いていましたし、新次郎のフェミニスト振りが、伝染していってますね。(笑)
そうそう、あさが亀助に打ち明け話をしているとき、鉱夫の一人が、やたら重そうに、ザルを運んでいましたね。(笑)

未明、亀助は、ふゆに、丸っこい、かいらしい文字で、手紙を書いています。
炭坑は、何百尺もの地の底で働く男の世界で、自分も、キリリと気の引き締まる覚悟で、と書き進めていると、あさが起き出してきました。
あさが、早速、山に入ろうと外に出ると、サトシのところで、騒ぎが起こっていました。
休みたい、という鉱夫に、仮病を使うなと、どやしつけています。
あさが、あわてて、二人の間に割って入り、鉱夫を庇おうとしますが、親分に、止められました。

親分は、あさに、あの鉱夫は、怠け癖がついている、とサトシの肩を持ちました。
そして、サトシは、ピンハネもするが、納屋頭としては優れている、山には山のやり方があり、うかつには変えられない、といいました。
親分は、あさの改革しない方がいいかという問いに、いつかはしないといけないかもしれないが、それが今かどうかは分からない、と答えました。

しかし、それが未だと思うあさは、考えを実行に移しました。
あさは、鉱夫たちを集め、改革案を発表します。
宮部の渋い顔が、何ともいえません。(笑)
あさは、より多く採炭した組の鉱夫には、褒美を差し上げる、といいました。
木下藤吉郎が、清洲城の石垣修復工事で使った手法でがんすな。
工区を分け、各組に一つずつ工区を任せ、早くできた組には、報奨金を与える、というものでがんす。
あさも、勉強して、この話を知っていたのかもしれません。
インセンティブ(動機付け)を与え、モチベーションを上げさせる、という作戦なんでがんすな。

ただ、あさがやろうとしていることは、一過性の修復工事と違い、恒常的な炭坑の業務に対してなのが、まずいのよね。
結局、変な連帯感が働いて、生産調整をして、組が持ち回りでトップに立つようになっちゃうのよね。
つまり、裏目に出て、採炭量が、何もしないときより、落ち込む可能性が高いのよね。
だから、これは、やらないほうが、いいんじゃないでしょうか。

あさの、みんな平等にいい思いして、生きていくことに夢が持てる新制度、という説明に、鉱夫は、最初、賛意を示しますが、サトシが、立ちはだかります。
サトシは、この世に平等なんてない、立場が強いのは、銭を持っている加野屋だ、だまされるな、少ない銭で働かせて、ぼろ儲けしようとしているだけだ、と訴えかけました。
それで、鉱夫たちは、一斉に反対に回りました。

サトシのいうとおり、というか、あさの手法は、機会の平等を与えるもので、あさがいうように、みんなが等しくいい思いをするには、生産調整による持ち回りしかない、という矛盾を内包しているのよね。
だから、しつこいけど、この制度は、やめた方が、いいと思うぞ。(笑)

大阪では、正吉たちが、亀助からの手紙で、炭坑での事の次第を知りました。
新次郎は、わざわざ、ふゆ宛に手紙を書いた亀助の思いに気づきますが、当のふゆは、新次郎しか、眼中にありません。(笑)
新次郎に熱い視線を送るふゆを、うめは、ねめつけました。(笑)

表に出た新次郎が、仲のよいカップルを、少し寂しそうに眺めている姿を、よのが目撃しちゃいました。
また、よからぬことを企んでいるようです。(笑)

美和のなじみの客は、なんと大久保で、大事な客というのは、予想どおり友厚でした。
美和は、かつては、大阪で一番といわれた芸子、だったのね。
大久保には、水揚げされなかったのね。(笑)
大久保は、友厚に、東京に戻り、大蔵卿になってくれ、と頼みました。
しかし、友厚は、日本を外国と対等に貿易できる国にしたい、と固辞しました。
大久保は、美和に、友厚が大阪にこだわるのは、おなごのせいだ、と暴露しました。
鶴か白鷺のような優美な女性を想像する美和に、友厚は、ファースト・ペンギンのようなおなごだ、といいました。

美和は、まさか新次郎の嫁のことだなんて、思いもよらないでしょうね。(笑)
ちなみに、ファースト・ペンギンとは、餌を取るため、最初に海に飛び込む勇気のあるペンギンのことでがんすな。
正吉や新次郎も、カツオは泳いでいないと死んでしまうことを知っていましたし、なんか、このドラマの登場人物は、この時代の人間としては異常なくらい、海の生物の生態に詳しいのよね。(笑)
大森さんの趣味なのかな。(笑)

あさは、学問だけではどうにもならない現実の壁に、突き当たっていました。
しかし、みんなの気持ちに近づくため、山のみんなと一緒に働くことによって、少しずつ信頼を取り戻します。
飯場が五つに増えたのに、いつも、あさが、ここにいるのが、気になります。(笑)
そうそう、山にも、亀助の手によるものと思われる加野炭礦の看板が、掛かっていましたね。(笑)

あさは、納屋頭たち、一人ひとりを説得してまわりました。
福太郎は、絵が好きで、母から絵描きになれ、といわれたことを思い出し、あさを信じる、といってくれました。
そうやって、切り崩していき、とうとう、サトシ以外の納屋頭の賛同を取り付けました。
そして、改革の一つ、加野屋直営の販売所をつくることができ、大盛況です。

納屋の畑では、惣兵衛が、ちょっとの間、家を空けるといって、引き留めるはつを振り切って、出て行きました。
はつの漬け物を売りに行く、といっていたそうですが、和歌山の土地を見に行ったんでしょうね。
でも、はつは、かつてのトラウマから、また、いなくなると思い、必死に止めたんでしょうね。
菊にも、もう帰ってこないかも、といわれたはつは、自分の思いを吹っ切るように、きっとすぐに帰ってきはります、といいました。
菊は、そんなきつい顔してたらあかん、おなかのややこに障るさかい、なんぼ、ちっちゃいからゆうてもなぁ、その子には、あんたの声ぜんぶ聞こえてますのやで、と母親らしくしかりました。
たまに、まともなことをいうのよね。(笑)

畑に出た菊が、あのアホ息子が、といいつつ、きゅうりを生かじりしているところへ、よのが、やってきました。
家の中では真っ白な足袋だった菊、畑に出た途端、汚れたものに変わってたぞ。(笑)
山王子屋が潰れてから、これが、二人のファースト・コンタクトのようです。
よのも、たびたび、藍之助に会いに来ているでしょうに、そのたび、隠れていたのかな。(笑)

菊は、藍之助は渡さない、といい、和歌山行きを目論む惣兵衛のことを愚痴ると、よのは、どこも同じ、とため息を吐きました。
菊は、今も立派にお家を守って、商売している加野屋とは同じじゃない、といいますが、よのは、親の心子知らず、ということが同じだ、といいました。
相変わらず仕事もろくにせんと、好き勝手やってます、というよのに、菊は、まだ、ふらふらしてはりますのか、あんさんの息子、と驚きました。
どうやら、新次郎は、最近は、藍之助にも会いに来ていないみたいですね。

それにしても、よのは、何のためらいもなく、きゅうりをかじりましたね。(笑)
新次郎は、惣兵衛から手渡されたきゅうり、かじられなかったのにね。(笑)
よのが、加野屋の看板を守っているのは、旦さんと、番頭さんと、あさだ、というと、菊は、あささんて、あの凧で飛んでた、と驚きました。(笑)
よのが、あさは、菊が押しつけたじゃじゃ馬だ、といい、はつは、孫の顔を見せてくれる、ええお嫁さんだ、と持ち上げました。
菊は、商売の戦力となっているあさを、儲けもん、とうらやましがりつつも、もうじき二人目の孫が生まれる、と自慢しました。

一人ほしい、というよのに、菊は、ええ着物も家も持ったはるのに、ややこまで取るやなんて、厚かましい、と断ります。
よのは、ケチンボさんやこと、といい、菊は、あんさんがなぁ、欲張りなんだす、という、この応酬は、よかったですね。
よのと菊は、あさと惣兵衛を、それぞれ愚痴り合い、子供なんか、親がどんなに思っているのか、一向に分かってくれない、ということで、意気投合しちゃいました。
このいけずな二人が、タッグを組むと、やっかいなことになりますね。(笑)

そんなふたりを眺める栄達とはつ、前者は、ぼそりと、母親いうのも、なかなか面倒くさいもんだすな、とつぶやきました。
はつは、微笑みますが、きっといつか、彼女も、面倒くさくなるんでしょうね。(笑)
そうそう、最後、畑にしゃがむ菊の背中に、ナスの苗木が、倒れかかってきましたね。(笑)
でも、NGにせず、カットでごまかしちゃいました。(笑)

加野屋では、榮三郎が、18歳になりました。
年寄りの旦那衆が、道楽者とか、ヒゲの奥さんに尻敷かれてるとか、悪口をいわれる新次郎の人脈に、嫉妬しているようです。

その新次郎は、そらびっくりぽんやわ、という声を聞き、あさが帰ってきたと厨房に駆け寄りますが、そこにいたのは、はつでした。
はつも、びっくりぽんということが、びっくりぽんですわ。(笑)
二人は久し振りの対面、やはり、新次郎は、藍之助のところには、行っていないようです。

帰り道、はつの荷物を新次郎が持ってあげました。
新次郎さん、本当にやさしいね。
第二子のことも、知っていましたね。
とてもいい雰囲気です。(笑)
やっぱり荷物を持つというはつと、大丈夫という新次郎が、荷物を取り合い、手が触れあいました。
で、驚いた新次郎さん、崖を転がり、川に落ちてしまいました。(笑)

もしかして、死んじゃうのかと思いましたが、けがもなく、無事に納屋に到着し、破れた着物を、はつに縫ってもらいました。
新次郎の着物の汚れを払おうとするはつの姿を見た女性が、仲がええこって、と声を掛けていきました。
新次郎は、夫婦と思われたのかも、といい、そうなっても、おかしいことはなかった、といいました。
はつは、新次郎を見つめ、もし、自分が新次郎の嫁になっていたら、どうなっていただろう、とつぶやきました。
新次郎はそれに答えず、二人して、あさと惣兵衛が早く戻ってくるよう、お地蔵さんにお参りをしました。

浴衣の会当日、榮三郎が、やってきました。
家にいると、嫁をもらえ、とうるさくいわれるので、大人の勉強に来た、とのことでした。
新次郎の人脈を頼って、顔を広げたい、と思っているんでしょうね。(笑)
榮三郎は、三味線を弾く新次郎の真剣な顔に、びっくりぽんです。(笑)

炭坑では、10日間もろくに眠らず働くあさを、カズが気遣い、大阪に帰るよう促しました。
あさは、改革は緒に就いたばかりで、みんな頑張っているのに、自分だけわがままはいえない、と固辞しました。
それを聞いた親分が、わがままは自分勝手な奴のことで、あさは、その逆、自分のことをほったらかしにしている、ばか、といいました。
カズは、親分のばかは、これ以上ない褒め言葉だ、とフォローしました。

カズは、さらに、親分も鉱夫もあさを好いているのに、九州男は口に出さない、ちゃんと感謝の言葉を素直に口にしろ、と親分をしかりました。
それを聞いた親分は、あさに元気がないと、自分たちも元気が出ない、働くのが嫌いだった者たちも、みんな楽しそうに働いている、感謝しているし、あさの気持ちは、ちゃんと伝わっている、といいました。
他の鉱夫たちも、口々に、おおきに姉御、わしも姉御んこと好いとうと、と口々に感謝の言葉を伝えました。
とうとう、サトシ以外のみんなと、気持ちが通じ合いました。
ずっと報われへん思てたもんで、よろしおましたなぁ若奥さん、と亀助も泣いていましたが、私も涙腺が緩んじゃいました。(笑)

亀助は、親分と宮部に、サトシが、大阪にいたことがあるか、と尋ねました。
北から南の鉱山を歩き渡った、とのことですが、二人とも大阪のことは知りませんでした。
まだ、子供の時だからね。(笑)
亀助によると、サトシのしゃべっている雰囲気が大阪の人みたい感じだし、加野屋のことも知っていた、とのことです。
いつ、どうやって聞いたんでしょうね。
睨み付けられて、逃げたくらいだから(笑)、誰かと話すのを、近くで聞いていたのかな。

あさは、鉱夫たちと心が通じ合ったことにほっとし、眠りにつきました。
新次郎の夢を見ていると、ペンギンの絵が書かれた布をかざす友厚が、目の前にいました。
これは、幻じゃなく、本物なんでしょうね。
鉱山王だから、山を見に来たんじゃないでしょうか。

そろそろ、サトシの正体も、明らかになるかも知れませんね。
ふゆと新次郎の微妙な関係に進展がないまま、はつも絡んできそうな展開ですね。(笑)
いつもの台詞ですが、明日以降も目が離せません。

さて、第8週の関東地区の最高視聴率は、梨江が、これからどう生きるのか見届けたい、母の最後のお願い、とはつに和歌山の土地の証文を託した20日(金)の25.0%で第2位、第1位は、プレミア12韓国戦の25.2%でした。

月曜から土曜までの詳細は、23.7%、23.0%、24.3%、23.7%、25.0%、24.5%で、第8週の週平均は24.03%、『ごちそうさん』の第8週の平均は22.35%、『花子とアン』の第8週の平均は22.58%、『マッサン』の第8週の平均は19.33%、『まれ』の第8週の平均は18.33%、でした。
ドラマの全平均は22.28%、『ごちそうさん』は21.60%、『花子とアン』は22.07%、『マッサン』は20.41%、『まれ』は19.74%でした。

関西地区の最高視聴率は、あさが月の半分いないことを愚痴ったよのが、梨江からの着物のプレゼントで、態度をがらりと変え、ご機嫌になった20日(金)の23.8%で第2位、第1位は、プレミア12韓国戦でした。
名古屋地区の最高視聴率は、あさが、銀行のことを正吉に相談するが、今の加野屋にとっては時期尚早だ、と婉曲に断られた21日(土)の22.5%で第2位、第1位は、プレミア12韓国戦の25.5%でした。

『花燃ゆ』の第47回は、関東地区が11.1%でした。
ちなみに、八重の第47回は13.7%、官兵衛の第47回は15.4%でした。
第47回までの全平均は、花燃ゆ11.91%、官兵衛15.75%、八重14.49%です。
関西地区は、13.6%でした。

明治14年1月30日、寿が、43歳でなくなりました。
紀行によると、仏法の教えを説く説教所を開き、人身の安定に一役買ったそうです。
でも、そうした寿の功績は、ドラマでは、全く描かれませんでした。
前半は、気の強い跳ね返り娘、後半は、妙に美和に理解を示す病人、ただそれだけでしたね。(笑)

話を戻すと、いつの間にか不倫の噂が完全に消え失せた前橋で、美和が、せいに久米次郎の手紙の中身をしゃべっちゃったのよね。(笑)
こんなこと、他の人にいうかなぁ。
いくら、誰も白い目で見なくなったからって、それをいっちゃだめでしょう。
そして、せいにも後押しされ、寿に、その思いを確かめに行く、という展開でした。

寿が、あれだけ毛嫌いしていた寅兄ぃや松下村塾のことを懐かしく思い出します。
美和の塾の思い出は、どれだけたくさんの握り飯をこしらえたか、だけなのよね。(笑)
で、姉に改めて伊之助を、そしてついでに母親学級を託された美和は、目的を達成、安子の元を訪れ、興丸と再会して、とっとと群馬に帰りました。(笑)
ところで、毛利家は、シャンデリアが、ろうそくでしたね。
電気は、まだないのね。

美和は、伊之助と篤太郎夫婦、久米次郎に看取られ、静かに息を引き取りました。
久米次郎は、伊之助に、寿からの文を渡しました。
そこには、なんと、美和と一緒になってほしい、と書かれていました。
てぇー、そこまでして、美和の思いを、みんなに祝福させようとするとは、びっくりぽんです。
エリーの手紙のように、感動的なことが書いてあるかと期待した私が、ばかでした。
そして、その電報が、なぜか美和あてではなく、県庁に届いていました。
伊之助か久米次郎が出したんでしょうし、美和あてで出すのが、当然なのにね。(笑)

この回の、もう一つの柱が、生糸の生産でした。
囚人たちは、みんな善人になって働いています。(笑)
美和の噂同様、生糸の品質悪化は、既になかったことになっています。
おいおい、なら、揚げ返し場は、いらないじゃん。(笑)
粗悪品が混入しないように、と品質保持のため、組合で集約することにしたはずなのにね。
ところが、今度は、世界的な不況で価格が暴落、品質は、全く問われませんでした。

アメリカでは、新井がリチャードソンに群馬生糸を見せ、大量の納品契約を結びました。
それがなんと、納期までに間に合わないって、そんな契約、まずは変更を求めるべきなのに、信用、信用、と伊之助は、無理な製品集めに走ります。
そんなことすれば、粗悪品が混じって大変なことになるはずなのに、そんな問題はなかったことになっているから、気にする必要ありません。(笑)

で、伊之助が、組合に加盟していない工場に行って、納品をお願いしちゃってますよ。
これって、組合にこだわる自分を否定することになるのに、納期の方が優先されちゃうのよね。
とどめは、ばくちの言葉に誘われた阿久沢が、知り合いの製糸工場から運んできた生糸で、何とか必要量を確保できました。
阿久沢は、品質は折り紙付き、と口でいってるけど、検査しなくていいのか。(笑)
それどころか、県内の工場には、伊之助が、すべて声を掛けているでしょうし、ということは、そもそも、これらは、群馬産じゃない可能性もあるのよね。
仮に群馬産だとしたら、伊之助は、県内の工場を掌握していないことになるし、そんな状態で組合を結成しても、それに加入せず、揚げ返し場を通さない生糸が流通することになり、効果も半減しちゃいますよね。

何はともあれ、阿久沢の生産農家からも人手を集め、県の職員も手伝っていましたけど、そんな状態で、今後、恒常的な注文に応じられるはずないのにね。
リチャードソンは、一度できたら、これからもできるはず、と思いますよね。
10年後どころか、完全に目先しか見ていない、そんな伊之助でした。(笑)

そうそう、美和は、伊之助の代わりに囚人たちの様子を見て回るって、何様のつもりなんでしょうね。
明らかに、国から託された県の仕事じゃん。(笑)
その美和は、明治14年学びの場、をつくりました。
経費は、伊之助のポケットマネーかな。(笑)
そこで、なんと美和が、教師になっています。
おいおい、ちゃんとした先生を雇わなくていいのか。(笑)
で、その学びの場では、母親の娘たちも一緒に学んでいます。
伊之助の学校づくりはどうなったんだ。(笑)

それでは来週も、皆の賛同を得て進め、なそうとすることを一つひとつ形にし、自分を無用と思わず、心配なことや辛い気持ちを打ち明けられ、仕事でどれだけ苦労しているか人の心の内を少しでも分かっている者をそばに置き、誰よりも大切に思い、まず母親が学ぶことが大事と心得、金儲けの匂いを嗅ぎ付け、住めば都と思い、何としても期限に間に合わせて信用を勝ち取り、時には、すぐには結果が見えない大ばくちを打ち、何もないところからつくりあげる、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、日本の未来が開けるじゃんね。

「我々は、10年後、20年後、いや100年後のことを考えねばならんのです」
CATCH A DREAM!!



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