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少年トッパの掲示板だぜ。

素直な気持ちで書いてごらん。さあ、目を閉じて。閉じたら書けんがな。

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[7374]私がもう一人いて 投稿者:まっくん

投稿日:2015年12月04日 (金) 18時17分

みなさん、こんばんは。
水木しげるさんが、亡くなられました。
ニュースを聞いた瞬間、♪ありがとうって伝えたくて、というフレーズが頭の中を流れました。
そんな感謝の気持ちを抱いた人、多かったんじゃないでしょうか。

『ゲゲゲの女房』で、その半生の一端を垣間見させていただきました。
それにしても、名作でした。
水木さんの半生が、ベースになっているからこそなんでしょうね。
そのゲゲゲ、明日と12、13日、三回に分けて総集編が放送されます。
お見逃しなく。

さて、今週の『あさが来た』は、はつが登場してくれ、嬉しかったです。
和歌山に行ったら、登場回数が減っちゃうのかな。
大阪で再会するまで、しっかりと、和歌山も描かれますように。

では今回も、土曜日から振り返っていきましょう。
やはり、友厚は、夢ではありませんでした。
友厚のグッド モーニングで、大輔が希にいった、おはよう、を思い出した人は、そんなにいないかな。(笑)
いつから居て、どれくらいの間、あさの寝顔を眺めていたんでしょうね。(笑)
考えようによっては、気色悪いかも。(笑)

友厚は、ファースト・ペンギンの話をしました。
前回、書いたように、海に一番先に飛び込む、勇気あるペンギンのことなんでがんすな。
すぐに潰れると思っていた加野屋に、あさという、恐れを見せず前を進むファースト・ペンギンがいた、と友厚はいいました。
さらに、それでええ、胸張って、堂々と海に飛び込むんや、と言い残し、白馬に跨がり、去って行きました。(笑)
たった一人で、しかも馬でって、凄すぎる。(笑)

あさは、友厚の言葉を聞いて、梨江の、これからのおなごは、あんたのように生きた方が、ええのかもしれへんえ、胸張って堂々と、という言葉を思い出し、精一杯、胸を張ろうと心に決めました。
カズに友厚のことを聞かれたあさは、フレンズ、お友達だす、と答えました。
フレンズって言葉、知ってたんだ。
しかし、友厚や久太郎にならまだしも、カズに英語はないよね。(笑)
でも、あさにとって、友厚は、友というよりフレンドなんでしょうね。(笑)

翌朝、大阪に帰る前に、あさは、サトシに、この改革はみんなのためになると信じている、もう一度、考えて欲しい、と声を掛けました。
サトシは、飯場の中から、新次郎さんは元気ですか、と声を掛けました。
でも、新次郎も、山に来たことがあるので、その時に名前を聞いたのかもしれないし、この一言だけじゃ、幼なじみと断定できませんよね。

亀助に促され、あさは、大阪に戻りました。
亀助は、もちろん、ふゆにあいさつします。(笑)
あさは、新次郎の元に、走りました。
新次郎は、正吉、榮三郎とお昼を食べていました。
あさは、帰るのが遅くなったこと、家を長く空けたこと、三味線の会に行かれなかったことを詫びました。
榮三郎は、あわてて、三味線のことは、正吉に内緒だ、といいました。(笑)
正吉は、仕事の話を、というあさを遮り、今夜だけはチントンシャン弾いてもええで、と言い置き、榮三郎を伴い、気を利かせて席を外しました。

二人きりになると、お寂しい思いさしてしもてたら堪忍、こないな嫁で堪忍、というあさの口を、新次郎は、忠興のようにつまみました。(笑)
ゆっくり顔を見せて欲しい、という新次郎に、あさは、炭もヒゲも、ついてまへんやろか、と返しました。
そして、お帰り、という新次郎に、あさは、ただいま、と抱きつきました。
このあたりは、ほのぼのとして、とてもよかったです。

その晩、新次郎は、あさに三味線を弾いて聞かせました。
表情は、浴衣の会のように、キリリとはしていなかったような気が。(笑)
その三味線の音色に、正吉は、障子を開けたまま、聞き入っていました。
もうとっくの昔に、許していたのね。(笑)
翌朝、あさは、新次郎の寝顔を見ながら、サトシの最後の言葉を思い出していました。
言葉自体は、はっきり聞こえていたのね。(笑)

納屋では、藍之助がまたまた大きくなり、洗濯のお手伝いをしています。
帰ってきた惣兵衛を見て、藍之助は、あっ、お父ちゃんや、と叫びました。
言葉も話せるようになったのね。
藍之助を抱き上げる惣兵衛は、もう、すっかり、子煩悩な父親ですね。(笑)
驚くはつに、惣兵衛はみかんを渡し、和歌山に行っていたことを明かしました。
これまた、大方の予想どおりといったところでしょうか。(笑)

加野屋では、正吉が、よの、新次郎、榮三郎、雁助、亀助、うめ、そしてあさを呼び集めました。
緊張する雁助に、場違いなうめ、てっきり二人の結婚の話かと思いましたよ。(笑)
正吉は、今日限り、加野屋の身代を譲ることを、表明しました。

で、後継者は、気を持たせた割には、既定路線の榮三郎でした。(笑)
そして、新次郎は、榮三郎が18歳になっても、後見人として、手助けするよう頼まれました。
同じく、榮三郎が若い、ということで、雁助が、引き続き大番頭として、店を切り盛りすることになりました。

あさは、思わず、正吉がドーンといてくれるから安心して働ける、と引き留めますが、正吉に、そんな弱音を吐いたら、新次郎と榮三郎が陰で涙を流す、と突っ込まれました。(笑)
そうそう、相手を持ち上げようとした発言が、図らずも、周りの人たちを否定してしまい、びっくりぽんすることありますよね。
優しい新次郎は、そんなことでは泣かない、とフォローしました。
その刹那、少しは泣いてくれはってもええのになぁ、というよのの突っ込み、お見事でした。(笑)
正吉は、あさに、しっかり男どものおいどを叩き、甘やかすな、と声を掛けました。
最後に、みんなで、この加野屋の暖簾、大事にしてな、と全員にお願いしました。

榮三郎は、プレッシャーを感じ、昔の両替屋のようにあぐらをかいた商売ではあかん、生き残るための手立てを、日々考えねば、といいました。
一方の新次郎は、そのとおり、さすが跡取り、お前のいうとおりや、しっかり、頼みまっせ、と人ごとのように茶化します。(笑)

あさは、よのを訪ねました。
障子の開け閉めの所作、ちゃんとできていましたね。(笑)
よのは、榮三郎の紋付きの生地を選んでいますが、感想を求められたあさは、心ここにあらずの状態で、適当に相づちを打ちます。(笑)

あさは、よのに、正吉は身体の調子が悪いのではないか、と尋ねました。
よのは、否定し、本人が休みたいというので、休ませてあげたい、といいました。
45年振りのお披露目ということは、45年間、当主として店を切り盛りしてきたのよね。
そりゃあ、金属疲労も起こしますわな。
あさが、二人は仲睦まじい、というと、よのは、正吉も若い頃は、やんちゃも遊びもし、お茶にお香に謡に、と道楽していたとのことです。

よのは、ふすまを開け、その時の道楽の名残を見せました。
このあたりは、もう、すっかり仲良しの親子といった感じに見えますね。(笑)
あさは、真新しい箱に目を留めますが、よのは、嫁入り道具だ、とさらりとかわしました。
あたしゃてっきり、正吉の三味線でも、入っているのかと思いましたよ。(笑)
本当に、よのの嫁入り時の着物、今でいう勝負服だったんですね。(笑)

よのは、お披露目にいるものは、すべてここに揃っている、といい、日取りを含め、襲名披露の取り仕切りが、あさの仕事だ、といいました。
あさは、責任の重大さを認識し、着物の新調を断り、準備に走り出しました。
女中たちをまとめ上げ、お家の晴れの舞台が滞りなく進むよう裏から支える、って大変ですよね。
よののいう、あさの女の勘とは、正吉の病状のことなんでしょうね。

厨房では、亀助が、大番頭の座が遠のき、落ち込んでいます。(笑)
あさは、引き出物や案内状、当日のお品書きにと、頭を悩ませています。
あさは、金をかけるときにはかける、と鯛を用意することにしました。
鯛といえば、和枝さんがめ以子に仕掛けた、魚島季節(うおじまどき)のいけずを思い出します。(笑)
欣次郎が、政春の帰国祝いに、住吉酒造に駆けつけたときも、鯛を持参でしたね。(笑)
跡継ぎのお披露目ともなると、畳も、すべて新調するんですね。

師匠の家では、なじみのメンバーが宴会中、こいつら、三味線を習いに来ているのか、飲み食いしに来てるのか、分かりませんね。(笑)
美和が目的なのだけは、間違いないですね。
そんななか、美和は、新次郎に、会わせて欲しい人がいる、とお願いしました。
大方の予想どおり、友厚でしたね。
なじみの客、大久保に手紙で頼めばいいのにね。(笑)

その頃、納屋では、菊を除くみんなが、惣兵衛の土産のみかんを食しています。
惣兵衛は、今井家の土地は、田畑には向いていませんが、温暖な気候は、みかんの栽培に適している、そこから始めてみよう、と家族に提案しました。
相変わらず反対する菊に、はつは、お母様、聞いとくなはれ、と語気を強めました。

そして、惣兵衛は、弱いお方やない、ときっぱりといいました。
確かに、昔は、弱いとこも、情けないところもぎょうさんあった、というはつに、惣兵衛は、驚いたように、あったんかい、と突っ込みました。(笑)
自分は、見えないものなのよね。(笑)

さらに、弱いとこはあっても、ずるいとこは一つもない、正直で、性根のあったかいお方だ、それに、今は太陽を浴びて働き、ぴかぴかのみかんのようだ、そんな惣兵衛が、一家のために選んだ道を信じてくれ、と菊に訴えました。
菊は、小屋を出、惣兵衛のことは自分が一番分かっている、というと、後を追ってきた栄達も、本来なら立派な跡取りになっていた息子を信じてみよう、と語りかけました。
うなずいて栄達に抱きつく菊、山王子屋時代とは、すっかり立場が、逆転しちゃいましたね。(笑)
でも、栄達の、こうした菊操縦術は、山王子屋時代に培われたんでしょうね。(笑)

納屋の中では、言い過ぎた、と反省したはつが、唇をつまんでいます。(笑)
惣兵衛が、はつに感謝し、手を握ったところに菊たちが、戻ってきました。(笑)
栄達は、お二人さん、出立は、いつにしますのや、と声を掛けました。
みかんを二つ持って、寝床に上がる菊を見つめるはつの嬉しそうな表情、絶品でした。
さすがは、あおいちゃん、感服いたしました。
はつは、新次郎とのことを吹っ切ったみたいですね。
二人の関係は、ここまでなのかな。

その頃、加野屋では、あさ、うめ、亀助が、案内状を書いており、雁助も加わりました。
雁助には、ダメ出しされましたけど、新次郎に初めて書いた手紙を思えば、格段の進歩ですね。(笑)
あさだけ、亀助の恋心に気づかないところは、恋愛にうとい朝ドラヒロインの王道を行っています。(笑)
いつも書いてますけど、恋愛に積極的だったのは、純愛の純だけですよね。(笑)
そんなあさも、亀助が匂い袋を縫っていたのは知っていたようで、その匂い袋をふゆが持っていたことに、びっくりぽんです。(笑)
こういう、ほのぼのとした場面を挟むところが、心憎いのよね。
ところで、匂い袋といえば、やはり、和枝さんが、亡くなった息子の着物で作ったものを思い出しますよね。(笑)

新次郎は、やはり正吉の身体の調子が気になり、彼を訪ねました。
正吉は、新次郎の勘のよさを褒めつつ、大丈夫だ、と答えました。
そして、新次郎の人好きのいいところと榮三郎のまめなところが、上手に合わさったらうまくいく、といいました。
すかさず、新次郎が、それに、あさの踏ん張り、と付け加えました。(笑)

そして、襲名披露の日を迎えました。
何と、友厚も、お祝いに駆けつけました。
あさ狙いなのは、見え見えですけどね。(笑)

あさは、正吉の計らいで、当日、急遽、襲名披露に出ることになりました。
女性が居並ぶのは、前代未聞なんだそうです。
先ほども触れましたが、あさは、よのが、嫁入りの時に持たされた、ここ一番という時には、これを着て乗り切った、縁起のいい着物を、身にまといました。
あさは、よのの気遣いに感謝しました。
良好な関係が、続いています。(笑)

一方、紋付き羽織姿の雁助と亀助は、クマたちに笑われてしまいました。(笑)
そんな加野屋の前を、はつが通りかかり、そこにいたうめに連れられ、家に上がりました。
雁助の、これより、八代目、加野屋久左衛門、襲名披露の式を、始めさせていただきます、の言葉で、あさが、金屏風前に登場しました。
さすがに、大股じゃありませんでしたね。(笑)
あさ、きれい、と遠くから妹の晴れ姿をまぶしそうに見つめるはつの姿が、よかったです。
友厚も、惚れ直しましたね。(笑)
列席者たちは、あさの姿を見てざわめきますが、友厚が、立派な重役の一人、襲名披露の席にいてもおかしくない、と座を静めました。

正吉は、八代目を継ぐ榮三郎、後見人の新次郎を紹介しました。
加野屋は、三代将軍家光公の時代から、米の商いや両替商をやってきた創業250年の老舗なんですね。
七代で250年ということは、一代平均が約35年、長寿な家系なのね。(笑)
正吉は、嫁のあさの力も借りて石炭商の看板も出した、加野屋は、ええもんは何でも取り入れ、商売繁盛のため一所懸命に励んでいく、と誓いました。
ちゃんと、あさも立てて、いい義父ですね。

帰りに引き出物の風呂敷包み受け取っていましたけど、みなさん、素面で、酒を飲んだ感じがしませんでしたね。(笑)
鯛は出したけど、お酒は出さなかったりして。(笑)
風呂敷包みを抱えた友厚は、正吉に、あさを前に並べたのは英断だった、と評価しました。
正吉は、友厚に、大阪の商人は頭が固い、といわれないように、そうしたと話しました。

あさは、うめから、はつが三日後に和歌山に発つ、と聞いて慌てました。
よのは、はつに、出立前に加野屋に泊まりに来てもらえ、と提案しました。
なんと、よのは正吉と明日から、玉利への借金返済も兼ね、奈良旅行に行くとのこと。
はつより急じゃんね。(笑)

というわけで、はつと藍之助を加野屋に招待しました。
招待を受けたはつは、あさの襲名披露での立派な姿を見て、気が引けていました。
そんなはつに、惣兵衛は、アホ、お前は今の身なりこそ劣ることはあっても、ほかにあの妹に負けてるとこなんか、何一つあらへんわ、ずっと自慢の姉ちゃんやったやろ、胸張って行ってこんかい、とカツを入れました。
惣兵衛さん、カッケー。(笑)

あさの元には、宮部から、ようやくサトシも石を掘り始めた、みんな、あさを待っている、という手紙を寄越しました。
サトシの言葉を思い出すあさを尻目に、新次郎は、外出のため、羽織紐を選んでいます。
新次郎は、髷は切らない、と宣言しますが、あさは、散切り頭が、案外似合うかもしれない、といいました。
あさは、嫁入り道具の琴を取り出して、眺めていました。
あれ、売りに出したんじゃないの、と突っ込んでいたら、これだけは手放せなかった、というあさの発言が。
脚本家の前に、あっさり敗れ去りました。(笑)

新次郎は、惣兵衛と、屋台のうどん屋で、互いの新しい道の始まりを祝し、酒を飲んでいました。
この二人の雰囲気が、本当に仲のよい幼なじみって感じがしました。
新次郎は、そっちの道の方がいいに決まっている、という惣兵衛に、どっちがいいか誰にも分からない、少なくとも、若旦那やった惣兵衛より、今のあんたの方がええ男や、といいました。

惣兵衛は、棒手振りのついでに山王子屋の跡を見に行ったら広くて驚いた、といい、新次郎も、ポツンと井戸の跡が残っているだけだった、といいました。
惣兵衛は、井戸に落ちたはつを助けにいったことを思い出し、あの時あの暗闇から引っ張り上げてもろたんは、ほんまは、わしの方やったんかも分かれへん、とぽつりといいました。

そんな二人の新しい人生に、店主が、紅白のかまぼこを、差し入れてくれました。
文珍さん、太りましたな。(笑)
惣兵衛は、もうじき二人目が生まれる、といい、大阪に一つだけ心残りがある、新次郎なら見つけられるかもしれない、と続けました。
突然、あさが、琴を取り出してましたからね、多くの方が、手放したはつの琴を取り戻すことだ、と思ったんじゃないでしょうか。
それにしても、もうじき生まれる割には、はつのお腹、全然目立ちませんね。(笑)

そして、正吉とよのが奈良に旅立ち、入れ替わるように、はつと藍之助が、加野屋にやってきました。

新次郎は、藍之助に、最後にもう一度だけ、お父ちゃん、といってほしいと頼みますが、断られました。(笑)
そんな藍之助に、新次郎は、しっかり母親を守り、いい男になれ、といったあと、わて男でも、いっこもしっかりしてへんけどな、とボケてみせますが、うん、と返されてしまいました。(笑)
しっかりと自分の考えを持てるようになった藍之助と、誰と話すときでも、そのスタイルを変えない新次郎、なかなか、いい雰囲気でしたね。

そんな新次郎の元に、亀助が、大慌てで駆けつけ、例の、お三味線の、と口走りました。
あわてて口止めする新次郎を見ていたあさは、三味線と聞いて美和を連想し、嫉妬心が湧いてくるのを止められません。
あさは、それをごまかそうとしますが、はつに見抜かれてしまいました。
はつに、正直にやきもちといえ、といわれ、あさは、そうだと認めました。
あさが、自分が、おなごとして劣っているみたいに思える、と弱音を吐くと、はつは、大丈夫、襲名披露の時のあんた、ほんまにきれいやったもん、と励ましてくれました。

その頃、美和は、寄合所で、友厚と対面していました。
美和は、お座敷で友厚が言っていた、大阪商人が、気さくに集まって話し合える場、を自分がつくりたい、と申し出ました。
さらに、うちも誰かさんみたいに、ファースト・ペンギンになってみたいんだす、と付け加えました。
女性の勘は鋭いですからね、ペンギンが、あさのことだと、気付いていそうですね。(笑)

同じ頃、あさとはつは、友厚が置いていった布に描かれたペンギンの絵で、盛り上がっています。
あさは、自分とは似ていないけど、可愛らしいから取ってある、といいました。
はつに、友厚との間柄を聞かれたあさは、最初は敵と思ったが、今では、物知りで広い了見で、大きな会社をどんどんつくる彼に、憧れている、といいました。
ビジネス的な観点からしか、見られないのね、友厚には残念な回答でした。(笑)
でも、二人から男前と見られているから、それで良しとしないとね。(笑)

そんな二人を、うめとふゆは、眺めていました。
うめは、二人とも、それぞれ違う苦労をしたけど、互いに助け合って、それぞれの道を歩んでいる、と今井家に手紙を書かなければ、といいました。
そんな二人も、姉妹と合流し、4人で、おやつを食べながら、語り続けました。

藍之助は、あさのぱちぱちはんで、遊んでいます。
あの手つきは、そろばんを知らないとできませんよね。
はつが、こっそり、教えていたのかな。(笑)
手つきを褒めるあさに、はつは、商売好きなのかも、といいました。

あさは、はつに琴の演奏をせがみますが、百姓の手になってしまった、と断ります。
そこへ、新次郎が、はつの琴を抱えて、駆け込んできました。
新次郎は、惣兵衛に頼まれたことを明かしました。
惣兵衛は、はつの琴がほんまに好きや、と新次郎に告白しました。
あの、能面のような顔で、貧乏揺すりしながら聞いていた白蛇の頃から、本当は、好きだったのね。(笑)

琴を探し始めたら、ちょうど売りに出されるって、ご都合主義過ぎるけど、そこは大目にみまひょ。(笑)
だいたい、はつの琴の特徴をどう説明して、三味線屋などに探してもらったんでしょうね。
惣兵衛は琴本体の知識はなさそうだし、新次郎は、あさの琴をイメージして、伝えたのかな。

新次郎に頼まれ、はつとあさは、琴を弾きました。
二人とも、上手でしたね。(笑)
自転車に乗ることみたいに、からだで覚えているんでしょうね。
店の外では、惣兵衛が聴いていました。
新次郎に呼ばれて、慌てて駆けつけてきたんでしょうね。
亀助が、伝令として走らされてたりしてね。(笑)

新次郎は、琴をはつに渡し、和歌山に持って行くよう、お願いしました。
最初は拒みますが、新次郎に、後生だす、と頼み込まれ、受け取りました。
代金は、新次郎が立て替えて、みかんで成功したら惣兵衛が返す、といったところでしょうかね。
しかし、あんなでかいもん、どうやって、運ぶんでしょうね。
雨に濡れたらだめになりそうなので、大八車には乗せられないし、実際、積まれていませんでしたよね。(笑)

去り際、はつは、新次郎に、何で、あさを選びはったんだすか、と尋ねました。
嫁ぎ先が入れ替わったことを知ってから、はつは、喉に刺さった小骨のように、心にずっと引っ掛かって取れなかったとのこと、やっぱり気になりますよね。

新次郎は、小さい頃、正吉からラクダの話を聞いてから、見たくて仕方なかったとのことです。
ところが、京都に行ったとき、頭の上に蛙を乗せて飛び回っている女の子を見た、それがあさでした。
もう、ラクダを見られなくても、この子を見ていたら、おかしいなぁと思えた、もしあさを選んだのに何か理由があるとしたら、ただそれだけのこと、と新次郎はいいました。
もちろん今は、あさのいろんなところを知って、惚れ直したり、あきれたりして、そのうち、あさに置いて行かれそうで、不安になる、と弱気を見せました。

はつは、あさが、今みたいにしていられるのは、旦那様が新次郎だからだ、他の男の人なら、あさは閉じ込められて人が変わるか、今井家に逃げ帰るかのどちらかだ、といいました。
そして、新次郎が認めてくれるからこそ、あさは自由に羽ばたけるのだ、自分に自信を持つように、と励ましました。
さらに、洋行帰りのお人に負けたらあきません、とささやきました。
もう、新次郎を、はつは自分の手のひらの上で、すっかり転がしていますね。(笑)
そんな二人の会話を、はつを呼びに来たあさが、聞いていました。
新次郎は驚きますが、はつは、全く動じませんでしたね。(笑)

その晩、藍之助は、ふかふかの布団で、熟睡しています。
姉妹は、今井家での子供の頃のことを思い出にふけりました。
はつは、あの泣き虫が立派な女商人になるとは、と驚き、あさも、姉も立派なお母ちゃんになった、と返しました。
そして、あさは、自分はまだまだだ、今もはつが大阪からいなくなったら、と弱音を吐きました。

はつは、布団の上で居住まいを正すと、自分はあさに、ずっとやきもちを焼いていた、と告白しました。
逆じゃないのか、と驚くあさに、忠政に構ってもらえたこと、新次郎から恋文が届いたこと、自分の代わりに加野屋に嫁ぎ、いい布団で寝ていること、などを嫉妬の理由に挙げました。
ところでね新次郎のあの文は、本当に恋文だったのかな。(笑)

あさは、はつばかりいつも褒められ、自慢の子といわれ、やきもちを焼くのは、いつでもあかん子の自分の方だ、といいました。
はつは、もう、あかん子じゃない、私がそばにいなくても十分にやっていける、と励ましました。
そして、自分もようやく心の底から、この道でよかったと思ている、もう、あさに助けてもらわなくても、胸を張って前に歩いていける、人が生きるいうことが、少しだけ分かった気がする、といいました。
あさは、自分が理解できるようになるのはずっと先になりそうだ、といったあと、自分たちはもう子供じゃないんだなぁ、と寂しそうにつぶやきました。
それを聞いたはつは、これからが、うちらのほんまの勝負だす、ええか、 お互い精一杯お家守ろな、お互い精一杯幸せになろな、と力強く語りかけました。
あさは、姉からの独り立ちを決意したかのように、負けへんで、と答えました。

翌早朝、栄達、菊、惣兵衛が、大八車を引いて、はつと藍之助を迎えに来て、和歌山へと旅立っていきました。
あさちゃんほなね、って、藍之助、ませ過ぎ。(笑)
こうやって、文字にするとたいしたことないのに(笑)、姉妹の寝床での場面は、いつも涙腺崩壊、大洪水になっちゃいます。
今朝も、目を腫らして通勤する人、多かっただろうな。(笑)

時は流れ、九州では、サトシも真面目に働いているようです。
あさは、大阪・神戸間に、日本で二番目の陸蒸気が走るようになり、梅田まで見に行った、と絵も見せながら、女子衆に説明しています。
黒い煙を出し石炭で動く陸蒸気の姿を、みんなにも見せたい、と目を輝かせました。

カズは、今のあさの顔が、みんなのおっかちゃんのようだ、ちょっと会わないうちに、優しい顔をするようになった、といい、女子衆も、同意しました。
あさも笑顔でしたが、サトシに呼ばれ坑道に向かおうとした時、急にお腹を抱えるようにして、しゃがみ込んでしまいました。

これはもう、ほぼ全視聴者が、おめでただと思いますよね。(笑)
ただの食あたりだったら、笑えるんですけどね。
サトシと新次郎の関係は、まだまだ引っ張るのね。
ふゆの恋心も、まだ、整理されていないけど、今後、展開されていくのかな。
毎回書いていますけど、明日以降も目が離せません。
今は、このフレーズを書くことができる幸せをかみしめています。

さて、第9週の関東地区の最高視聴率は、藍之助に会いに来たよのが菊と鉢合わせし、親の心子知らず、と息子への愚痴を言い合った26日(木)の24.5%で第2位、第1位は、プレミア12韓国戦の25.2%でした。

月曜から土曜までの詳細は、23.5%、24.1%、23.8%、24.5%、23.4%、23.3%で、第9週の週平均は23.77%、『ごちそうさん』の第9週の平均は23.18%、『花子とアン』の第9週の平均は23.02%、『マッサン』の第9週の平均は19.88%、『まれ』の第9週の平均は18.33%、でした。
ドラマの全平均は22.44%、『ごちそうさん』は21.77%、『花子とアン』は22.18%、『マッサン』は20.35%、『まれ』は19.58%でした。

関西地区の最高視聴率は、カズにカツを入れられた親分が、あさに、あんたに感謝しとる、あんたの気持ち、ちゃーんと伝わっとるけん、と本心を伝えた27日(金)の22.3%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、崖から落ちた新次郎に、その着物を繕ったはつが、彼の嫁になるのが自分だったら、どうなっていただろう、とつぶやいた27日(金)の22.8%で第3位、第1位は、フィギュアスケートの24.8%でした。

『花燃ゆ』の第48回は、関東地区が13.2%でした。
ちなみに、八重の第48回は13.7%、官兵衛の第48回は16.6%でした。
第48回までの全平均は、花燃ゆ11.93%、官兵衛15.77%、八重14.48%です。
関西地区は、13.0%でした。
名古屋地区は、15.7%でした。

いきなり出ました西郷どんの弟、従道さんが。(笑)
それも、いきなり敵役だもんね。
おまけに、民間に見捨てられた採算性のない富岡製糸工場を整理するのは、しごく当然のことで、無理を言っているのは、群馬側ですもんね。

それが、何と、おなごたちの嘆願書のおかげで、工場は、存続されちゃいましたよ。
そこまで、美和と伊之助の手柄にしたいんですかね、このドラマは。
今でもそうですけど、代筆された嘆願書なんて、その人の意志が反映されているか分からないから、無効よね。(笑)

もっと驚いたのは、1年ほどで、あの手紙の代筆を美和に頼んでいたナツさんが、漢字を使ってすらすらと嘆願書を書いていることです。(笑)
日ペンの美子ちゃんより、はるかに上達が早いじゃん。(笑)
あの証文を全く読めなかったトメに至っては、源氏物語を読んで、熱く語ってますよ。(笑)
それにしても54帖もある物語にしては、やたら薄かったですね。(笑)

そうそう、富岡から女工が、学びの場に来てましたけど、前橋と富岡って、結構、距離が離れているし、そんな簡単に来られないよね、しかも日中に。
多くの方が疑問に思っていますよね、女工もおばちゃんたちも、昼間、勉強していて、仕事はどうなっているんだって。(笑)
でも、授業料を野菜で払うのは、糸子の着物をモンペに改造する教室を、アイスクリームは、家族のために作るめ以子を、思い出させてくれました。(笑)
それにしても、冷凍庫のない当時、どうやって、あんなに大量の氷を調達できたんでしょうね。(笑)
安子は、イチゴジャムやマドレーヌ等のルセット(笑)を持っていましたね。

それにしても、阿久沢が機械を導入し、みんな楽になったと女衆は、喜んでいましたね。
でも、機械化されると、省力化が図られ、何人かは、クビを切られちゃうんじゃないの。(笑)

今回も、ご都合主義というか、美和が、女児学校の教科内容をまとめた資料を県庁に持って行く、という意味のない場面がありました。
伊之助が、忙しくしていることと、阿久沢に二人の仲を気づかせるため、だけじゃんね。
他の役人に資料を見せるのかと思ったら、伊之助と二人っきり、それなら、家で、時間が空いたときで、十分よね。(笑)

ついでに、寿が、伊之助に美和との再婚を奨めた手紙は、1月8日付け、亡くなる約2週間前なのよね。
中風で、手もよく動かない状態で、あんなしっかりした字は、書けないっしょ。(笑)
そうそう、秀次郎も、いきなり現われましたね。
今になって、美和と手紙のやりとりをしていたって、それはないんじゃないの。(笑)
しかも、ここまで育って、勉学に励めるのは美和のおかげ、みたいになってるけど、金を送りつけているだけですからね。
辰路がいるから今日がある、って視点が、完全に欠落しています。
萩の帰りにでも、京都に寄る、くらいのことをするなら、可愛いけどね。

その美和、富岡製糸工場の存廃の決定を待つ間、ずうずうしい、県庁の会議室に陣取っていますよ。(笑)
うやうやしく電報を差し出されたりして、完全に義兄の威を借りていますね。
その電報を、私信のようにくしゃくしゃにして、女児学校の開校式会場に、走って行きました。
もう、せっかくの開校式が、めちゃくちゃじゃん。
美和は、いつから学校より製糸工場の方が大切になったんでしょ。(笑)

それもこれも、愛のなせるわざなのでしょうか。
どんなにもったいぶっても、世界遺産だもん、ほとんどの人が、存続していることを知っているし、ここまで引き延ばす必要あったのかな。
こうした積み重ねが、視聴率という結果に表れているのよね。

それでは来週も、生きる力を身につけ、みんなができることをし、みんなで力を合わせ、世界一を目指し、時代の風向きを読み、早く一人前になり、家族の思いはいつでも一つに繋がっていると思い、大事なのは自分の気持ちと自覚し、馬車の両輪として、時には手のひらの上で転がされる振りをし、採算度外視で模範となり、できることをやり、しっかり自分の考えを持ち、先を見据え政治とは未来をつくることと悟り、実状を知り、現場の声を聞き、日本のお手本となるため未来を信じ一人でもとことんやる、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、生活に役立つ実技を学べる女児の学校をつくることができるじゃんね。

「あなたは、わざと負けを認めてくださった。おかげで、従来のやり方にこだわっていた人たちも、協力してくれるようになったんです」
CATCH A DREAM!!



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