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少年トッパの掲示板だぜ。

素直な気持ちで書いてごらん。さあ、目を閉じて。閉じたら書けんがな。

ここからオレ様のブログに飛べます。レッツフライっ。

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[7387]どう飛んだか 投稿者:まっくん

投稿日:2016年03月04日 (金) 18時01分

みなさん、こんばんは。
ようやく春本番といった陽気になってきましたね。
明日も気温が高そうです。

さて、今週の『あさが来た』は、菊と梨江さんが亡くなっちゃいましたね。
予告編で、何となく梨江の方は予感していましたが、このタイミングでの菊の不幸は、不意打ちでした。
最後は、すっかりいい人になって、はつとも心を通じ合って、朝ドラらしい展開でしたね。(笑)

では今回も、先週の土曜日から振り返っていきましょう。
冒頭は、夢を諦めろ、といわれ、大阪に帰りたかった、よくも私の最後の夢を奪ってくれたな、という菊さんの捨て台詞からでした。

この気持ち、分かるような気がします。
菊も、本当に再興するなんて、まず無理だ、と思っているのよね。
でも、藍之助に、すがる思いで最後の夢を託したのよね。
惣兵衛も藍之助を説得し、このまま、菊に夢を見させてあげればよかったのにね。
気持ちの張りがなくなり、気落ちして死期が早まった可能性が高いよね。

大阪では、週末に、千代が宜を連れ、あさの病室を訪ねました。
宜は、今、男連中の間で流行っている名刺をあさに差し出しました。
彼女は、東京の女学校の学校言葉で、僕とか君とかを使うのが流行っていると雑誌で読み、自分のことを僕と呼んでいました。

その宜は、女子にも大学校が必要だ、完成したら真っ先に入りたい、と述べ、あさを喜ばせます。
宜は、子供の頃から男に負けたくなかった、家ではお嬢さん扱いだったが、一歩外に出ると世間の風は冷たく、上方一といわれる白川女学校でも、男子の愛を受け、こびへつらう女子に囲まれ、浮き上がっている、と話しました。
さらに、こんなことで女子の改革ができるのか、と失望していた矢先に千代と出会い、あさと知り合える僥倖に恵まれた、と続けました。

これからは自立して自分の道を切り開きたい、と決意を語る宜に、あさは、昔の自分を見て取りました。
しかし、あさは、おなごが男みたいになる必要はない、たまには男に頼ってもいい、といい、宜に僕は似合わない、と指摘しますが、彼女は、いい続けると主張しました。

宜が、一文の得にもならないのに、女子教育のために頑張って偉い、というと、あさは、人間は人の間と書く、人のおかげで生きていける、もっと誰かのために役立ちたい、と伝えました。
そして、宜に泉への伝言を頼みました。

千代は、厨房に立ち寄りますが、やってきた清二たちから啓介は東京に帰った、と聞かされました。
啓介は、華族の家柄なのね。
千代が男子生徒たちと話す姿を目にした新次郎は、気を揉みました。

宜は、千代とともに泉を訪ねました。
そして、すぐにでも、女子大学校の話をしたいので、一刻も早く病院に来てもらいたい、とあさの伝言を伝えました。
宜は、顔面のよき男は、女を惑わせる、ろくな男はいないという自分の認識を改めねば、と千代に告げました。

あさの伝言を受けた泉が、ようやくあさの病室を訪ねました。
泉が、自分のせいで刺された、と謝罪すると、あさは、うぬぼれるな、自分はいつも命懸けだから責任は感じるな、死ななかったのは、まだ使命があるからだ、これからの若いおなごのために頑張ろう、といいました。

そして、病院で正月を過ごしたあさは、ようやく退院、店のみんなに迎えられ、万歳の中、店に戻ることができました。
その頃、日本では、神戸広島間に山陽本線が開通、炭坑通いも便利になりました。
そして、亀助も、ふゆ、娘のなつとともに、大阪に戻ってきました。
さすがにふゆは、画面に出せませんわな。
なつは、ふゆの子で夏に生まれたからかな。(笑)

三月には、日清戦争が集結、戦後景気で加野銀行の預金高は67万円となり、関西の銀行として、存在感を増していきました。
榮三郎にも次女の正が、誕生していました。
よのは、千代にさすってもらってから足の具合もいいそうで、何よりです。

榮三郎が、千代の縁談に触れ、その相手は加野屋の商いを守ってもらう重要な人だから、自分も一緒に考えさせてもらう、というと、急に新次郎は、不機嫌になりました。
そこへ、あさが、予後の調子はいい、と通院から戻って来ました。
そんなところに、亀助が、榮三郎宛の雁助からの手紙を持参し、みんなで奪い合うようにして読みました。

そのころ、和歌山では、菊が倒れ込みました。
痛い痛いとうめき声を上げる菊を栄達が抱え上げ、ふとんに運びました。
養之助が、速攻で医者を連れてきましたけど、ご近所さんなんでしょうか。(笑)
明日朝一番で藍之助に電報打てって、はつさん、気をまわしすぎ。(笑)

とはいえ、誰でも、具合が悪くなって倒れ込んだと思いますよね。
ところが、診断は、腰の骨が折れている、とのこと、ただ転んで打ち所が悪かっただけじゃん、人騒がせなんだから。(笑)
さすがのはつも、病名を聞いたら、怒りがこみ上げてきたんじゃないでしょうか。(笑)
惣兵衛は、菊の最後の望みを絶ちきった自分のせいだ、と悩みますが、倉掛に、年を取ると骨がもろくなる、と慰められました。

結局、はつは、菊の看病を優先し、東京行きを諦めました。
養之助は両親に、今日の草刈りは全部自分がやるから、菊の面倒を見てやってほしい、と頼みました。
いやぁ、立派になって、お茶の間の奥様方は、我が子のようにその成長を喜んだんじゃないでしょうか。(笑)

大阪では、あさや亀助、うめが、弥七たち従業員に雁助から届いた手紙の話をしました。
娘の病がよくなり、一家で神戸に出て、マッチ工場を経営しているとのことです。
雁助は元気にやっているけど奥さんと一緒、うめは、複雑でしょうね。
どうしても、自分が雁助とマッチ工場を切り盛りする姿を想像しちゃいますよね。
ところで、工場の建設資金や運営資金、どこの銀行で工面したんでしょうね。(笑)

雁助がマッチ工場経営という大きなことを成し遂げたのとは対称的に、亀助は、平十郎と自分の椅子の大きさを比べて不満に思っています、ちっちゃ。(笑)
千代の縁談話に心がささくれている新次郎は、人の世の幸不幸は、椅子の大きさでは決して測れない、とばっさり切り捨てました。
亀助は、あさが小さい椅子を使い、しかもそのことに無頓着なのに驚き、相変わらず心が広いというか、大ざっぱというか、とあきれました。

最近、平十郎は、給料日前になると、藍之助を連れて晴花亭に行き、お昼を食べさせており、二人は仲がいいという噂が広まっていました。
単に、藍之助をだしにして、美和に会いに行っているだけなのにね。(笑)
へぇさんも、毎日違う行員を連れて行った方が、美和から面倒見のいい大きい男と認めてもらえるのにね。(笑)

京都では、里帰りの準備をする千代が、リンゴを見て啓介のことを想っていると、宜が実家から速攻で戻って来ました。
何でも、これ以上学問はするな、卒業したら嫁に行け、と母親にいわれたそうです。

千代が加野屋に帰ると、すぐに座敷に連れて行かれました。
そこには、よの、榮三郎、さち、さえ、正、あさ、新次郎、うめ、かのが集まっていました。
みんなは、千代の最上級生になるお祝いと、婿取りの話に集まっていました。
一人、不機嫌な新次郎は、まだ子供だから、と抵抗しますが、よのに、あさもさちも千代の年にはお嫁に来ている、と取り合ってくれません。(笑)

新次郎の気持ちも分かるあさは千代に、迷っているなら急ぐことはない、もっといろんなことを学べる機会もある、自分で決めればいい、と伝えました。
千代は、女学校に行って自分の世間知らずさがよく分かった、いいお嫁さんになるためにも卒業から嫁入りまで、もう少し時間をおきたい、と語りました。
これを聞いた新次郎は、瞬く間にご機嫌さんになり、雨まで降り出しました。(笑)

千代は、あさに相談がある、と切り出しました。
初めて千代から相談を受けるあさは、嬉しさのあまり、表情が緩みました。
最近元気がない藍之助を気にしつつも、気持ちは千代へと向かってしまいます。
あさは、千代が考えを改め、もっと勉強したいとか、いずれ働きたいなどと言い出すのでは、と期待しますが、新次郎は懐疑的です。
新次郎にお茶を淹れてもらいながら、あさは、サカエやツルに女学生の相談ごとといえば何かを尋ねつつ、期待に胸を膨らませます。

ところが、千代の相談は、勉強を続けたいのにお嫁に行かされてしまう宜を助けてほしい、というものでした。
あさは、よそ様の家のことにたやすく口は出せない、といいつつ、千代が友達思いになったことを喜び、何かできないか考えてみる、と約束しました。
ここでやめておけばよかったのにね。(笑)

あさは千代に、卒業後は亀助の秘書として家の手伝いをし、大学設立後はそこに入学し、ゆくゆくは一緒に加野屋を盛り立ててほしい、といいました。
それを聞いた千代は激怒し、理解ある母親の顔をして、心の奥底では自分こそ一番正しい、きちんとした人間だと思っていて、人に考えを押しつけるところが嫌いだ、といいました。
結局、そのままいつもの噛み合わない口論となってしまいました。

愚痴るあさに、新次郎は、わがままなところばかりじゃない、といい、よのをマッサージする千代の様子を見せました。
天女のような優しい顔の千代に驚くあさに、新次郎は、あさが入院中、気が付くまで彼女が手足をさすっていた、と告げました。
そして、千代はまだ、さなぎの時期だ、そんな時に親ができることは、どんなに嫌われても悪態をつかれても、太陽のようにさんさんと照らしてやることだけかもしれない、と伝えました。

有田では、菊が、蔵に閉じ込められた夢を見てうなされていました。
蔵に閉じ込められたことを思い出すはつに、菊は、自分も子供の頃よく閉じ込められたし、惣兵衛もよく閉じ込めた、と告白しました。
そして、惣兵衛は、逆らわない方が早く終わると悟り、何もいわなくなったが、対称的に藍之助や養之助は怒られても、へへへと笑っている、と続けました。

はつが、甘やかした自分のせいだ、というと、菊は、あんたは優しい顔して厳しいお母ちゃんだ、でも、子供たちは一目置いている、同じ怖いお母ちゃんなのに何が違っていたのだろうか、と語りました。
はつは、菊の体位を変えつつ、一つだけ言い忘れていたことがある、と告げました。

それは惣兵衛を、山王寺屋の暖簾を背負いながら、優しくて身体もたくましい立派な方に産み育ててくれたことでした。
自分は、菊のおかげで温かい家と明るい息子に恵まれている、とはつは感謝を口にしました。
菊は、涙を流しました。

晴花亭では、傷が癒えたあさが泉と、本の出版や寄付集めのことで打ち合わせをしていました。
美和目当てのへぇさんも、もちろん来ています。(笑)
あさは、今から支援者獲得のため、大隈に教わった人を京都に訪ね、ついでに行きたいところがある、と告げました。
それは、千代の女学校でした。

あさが廊下に亀助を待たせ、千代の部屋に入ると、中にいたのは宜の母フナでした。
この展開も予告編で見せている訳ですし、わざわざ日をまたがなくてもね。(笑)
フナは、千代が飾っている家族写真を見ながら、仲のよろしいことで、美しいご一家で何ともうらやましく思っていた、とあさに告げました。
あさが写真を見ると、彼女の頭に鬼の角の落書きがされており、びっくりぽんです。(笑)
当時の写真は高いでしょうに、あーもったいない。(笑)

フナは、宜は平凡で真面目だけが取り柄、頭はいいけど気は利かないし不器用だから、学を身に付けるよりも、早く嫁に行かせないともらい手がなくなる、だから、学校を辞めさせてでも縁談を進めようと迎えに来た、といいました。
あさは、宜は非凡で、あんなに面白い子はいない、と一番近くにいる母親が気付かないことに驚きつつも、自分の身に当てはめ、千代を自分の思う枠に押し込もうとしていたのかも知れない、と気付きました。

そこに千代と宜が戻ってきて亀助に気付くと、二人は部屋の中にいる、それぞれの母親の姿をこっそり眺めました。
あさは、自分たちは青虫からいきなり成虫になるみたいに、嫁入りして子供から一気に大人になる仕組みだったが、今は、一人前になる前に、これから先の人生について考えるための、さなぎでいる時間をつくれるようになった、といいました。
あさとフナは、誰もがぼーっとしていられない今の時代にこそ、さなぎの時が必要かもしれない、だから自分たちももう少し見守らなければならない、という意見で同意しました。

帰り際、廊下で千代はあさに、おおきに、とお礼を述べました。
あさは、両手の人差し指を頭の上に立て、鬼の角のように見せると、ほなな、といって去って行きました。

この時の波瑠さん、格好よかったです。
廊下に出てフナにお辞儀をするあたりから貫禄十分、去り際に千代に見せた背中なんて、脂ののりきった実業家そのものでした。
高橋さんと年齢はかなり違うのに、同級生の親として全く見劣りすることなく、見事に伍していました。
いい役者になりましたね。

その日の夜遅く、藍之助が不安そうな表情を浮かべていました。
新次郎が、藍之助と菊はずっと手紙のやり取りをしていたが、最近届かず気にしていたら、惣兵衛から、春先に腰の骨を折って寝たきりという知らせが来た、と説明しました。
藍之助は、菊が自分にそのことを隠していることを知り帰省をためらいますが、新次郎は、帰るよう促しました。

有田では、菊が栄達に戸を開けさせ、みかんの花の香りを楽しみました。
栄達は、大阪にいたら、一生この香りを知らなかった、といいました。
それから、栄達は菊を抱きかかえ、縁側に座らせました。
おいおい、あんな運ばれ方して、腰痛くないんかい。(笑)
おまけに、座布団の上に正座しちゃいましたよ。(笑)

菊は、みかん畑のある山を見つめ、あの山が山王寺屋なんだすなぁ、ここが私らの山王寺屋なんや、と自分に言い聞かすようにつぶやきました。
せっかくのいい言葉なんですけど、山王寺屋再興の夢が叶わないと知っての負け惜しみにしか聞こえず、感情移入できませんでした。

その頃、藍之助は、ようやく自分に素直になり、有田の実家へと急ぎ向かいました。
あさも、退院して三か月経ったので、そろそろ動き回りたい、というと、新次郎は、東京だすか、炭坑だすか、とあうんの呼吸で尋ねました。
あさが東京というと、忠興の見舞いに理解を示し、ついでの資金集めをしないよう釘を刺しつつ、快く送り出してくれました。

藍之助が家に戻ると、菊は、その朝、すでに息を引き取っていました。
えー、そんなに悪いなら、電報くらい藍之助に送るでしょ、普通は。
急変した、ということなのかな。
藍之助は、僕は一体何してたんや、と後悔のあまり大泣きしました。

葬式は、家族とごく親しい人たちで、しめやかに行われました。
あさたちも呼ばれなかったのね。
仕事が忙しいだろうと気を遣ったのかな。
養之助は、菊の期待に応えられず泣き濡れている藍之助に、おばあちゃんの最期は、決して惨めなものじゃなかった、床ずれ防止など一家で世話をして、せっちゃんも手伝ってくれた、と伝えました。

てぇー、藍之助は、せっちゃんのことも養之助の結婚のことも全く知りませんでしたね、そんな馬鹿な。(笑)
菊と手紙のやり取りをしていて、そのことについて全く触れないってありえないじゃんね。(笑)
それにしても、養之助もせっちゃんも、本当に人がよさそうで好感が持てます。

さらに、なんとなんと、亡くなる三日前に、菊を抱いてみかん山に連れて行ったって、それもありえないっしょ。
それができるくらいなら、寝たきりで痛みにうめき声を上げる、なんてことあるわけないもんね。
ちょっと、筆を持つ手に力が入りすぎたんじゃないの、大森さん。(笑)
ともかく、みかんの花の香りをいっぱい浴びて嬉しそうに笑っていた、とのことで何よりでした。(笑)

養之助ははつに、家族をたくさんつくって、みかんをたくさんつくって、一生ここで生きていくと誓い、藍之助に安心して大阪に帰るよういいました。
家族とみかんをつくることが同列って、どうなのよ。(笑)
そして、養之助は、天に向かい、山王寺屋は自分がきっと守っていく、おいしいみかんをぎょうさんつくる、ちゃんと見てて、と菊に呼びかけました。

それからすぐに、あさとうめが焼香に訪れ、東京に行ったら、梨江の具合がよくなかった、とはつに告げました。
惣兵衛に促され、はつと養之助、あさとうめの4人で、和歌山から二日がかりで東京に向かいました。
おそらく、最初は船で大阪に出たのよね。
なら、加野屋で一泊すればよかったのにね。(笑)

今井家に着くと、忠嗣は、なんと結婚しておりました、これまたびっくりぽんです。(笑)
妻のとわさんの方が、かなり年上に見えちゃいますね。(笑)
それから程なく、梨江は息を引き取りました。
再登場をしなかったのは、スケジュール上の問題等、つまり大人の事情ってやつなんでしょうね。(笑)
役者としては、最期を演じて、お茶の間を涙で水浸しにしたかったんじゃないかな。

葬儀の準備が進む中、新次郎と千代が駆けつけました。
惣兵衛は、みかんの仕事があるから、来られないのかな。
そういえば、あさもはつも白い葬儀用の着物を着ていますが、当然用意していなかったでしょうし、今井家で作ってもらったんでしょうね、養之助のもね。(笑)

とわはあさに、大隈夫妻が立ち寄り、一度会いに来てほしい、と伝言を残したことを伝えました。
さらに、名士たちがあいさつしたいと待っている、と告げられ、あさは、彼らに会いに行きました。
千代は、こんな時まで商売や女子大学の話をするのか、と顔をしかめますが、新次郎が、それは今井家にとっても加野屋にとっても大事なことだ、といってきかせました。

そこへ養之助が、金持ちのいとこたちに辟易して、逃げるようにやってきました。
養之助は千代とは、初対面なのよね。
千代は、新次郎から養之助の結婚話を聞かされ、同年代なのに、と驚きました。

養之助は、千代を忠興の元に連れて行きました。
千代は、入院中のあさのあきれた行動の数々を、忠興に語って聞かせました。
あさが手を伸ばしたまんじゅうは、忠嗣の見舞いだったのね。(笑)
忠興は、梨江の写真に、おおきに、とつぶやきました。
さすがに、写真に角の落書きはされていませんでしたね。(笑)

はつもあさもそれぞれに、梨江からもらったお守りを握りしめながら、彼女のことを思い出し、おかあはんと口にしました。
ここは、泣けちゃいましたよ。

その翌日、忠興は、寝室に新次郎とはつを呼び寄せました。
あさは、大隈邸に行き、不在でした。
忠興が身体を起こし、今までのことや後悔したことをつくづく考えてしまう、と口にすると、はつは、成功したのに後悔なんて、と驚きました。
忠興は、自分は確かに幕末の乱世を乗り越え、人からは大勝ちといわれてきたが、最初の最初から二つだけ読み違えて失敗したことがあった、御一新の時の山王寺屋のことと、あさのことだ、と話しました。

そして、忠興ははつに、苦労をさせてしまった、と詫びました。
はつは、自分はあのお家に嫁げてよかった、お父はんが選んだ道のおかげで惣兵衛に嫁ぐことができ、藍之助と養之助も生まれ、こんなに幸せなことはない、だから決して後悔だなどとは思わないでくれ、と語りました。
その言葉に納得した忠興は、そんな風に思ったら、あんなに楽しそうにしている孫に失礼だな、と自分に言い聞かせるように話しました。

次に、忠興は新次郎に、あさが迷惑をかけていることを詫びました。
新次郎は、自分があさに助けられた、と答えました。
忠興は、おなごにこだわらずに、あさの思うように学問をさせてやれば、もっともっと偉くなったかもしれない、自分は忠政のようにあさの力を見抜けなかった、といいました。
続けて、あさの一所懸命出ようとする芽を摘んでしまった、でも、自分たちが種を蒔いたまま放っていたものを、新次郎が時々水をやって咲かせてくれた、と語りました。

新次郎は、自分はなにもしていない、あさは、子供の頃ちっとも学ばせてくれないと嘆いていたが、本当は多くのことを学ばせてくれたといっていた、と述べました。
さらに、これ以上あさに偉くなられたら自分が困る、といい、忠興とはつと三人で笑い合いました。

大隈邸では、思わずあさが、くしゃみをしました。(笑)
あさは、大隈家の素晴らしい調度品を見たい、という千代を連れてきていました。
綾子は、千代も泉の大学校ができた暁には入学するつもりか、と尋ねると、あさはそうならいいと、千代はいいや、うちは、と同時に答え、互いに自分の唇をつまみました。

あさは、そうなったらいいと思ったけど、決めるのは千代だ、好きなように決めてもらうつもりだ、と語りました。
さらに続けて、親の思うようにならないのが子だ、自分の親もきっと、何でこの子はこないなんや、と思っていただろうと今は思う、と話しました。
綾子は、もったいない気もするが仕方ない、と述べた後、新しく作った名簿を渡しました。

その日の夕方、あさは忠興を訪ねました。
もう帰るのか、という忠興に、あさは、はつや久太郎と梨江の思い出話をしたいが、商いが待っている、と述べました。
続けて、今は汽車があるからすぐ来られる、炭坑通いで汽車に慣れ、テケツを集めているというと、忠興はおなごのくせに、と驚きました。

あさは、この年になっても父親が思っているようなおなごになれず、母親にも心配をかけっ放しのまま、おまけにおなごの大学校の話までしてしまって、と話しました。
忠興が、おなごの大学校の件はうまくいっているのか、と尋ねると、あさは、賛同者は増えているが、目標の10分の1も集まっていない、と答えました。

あさが、大学は大阪に建てるつもりだというと、忠興は、万一、東京に決まれば、目白の今井家の別荘を建設用地にどうか、と語りました。
売るつもりなのか、と聞くあさに、忠興は、お前の目指しているものに寄付したい、これは梨江と決めたことだ、といいました。

忠興が、梨江とお前がこんなになるとはと話していた、と語ると、あさは、褒められるのはくすぐったくてかなわない、こら、あさ、といわれている方がずっといい、と照れました。
忠興が、嫁行く前にちっともいい娘じゃなかったといっていた、と述懐すると、あさは、その時、これから分かることだといわれた、と懐かしみました。
忠興は、ええ娘だったで、今は自慢の娘になってしまいよった、ときっぱりと述べました。
私はこういうのに弱いのよね、一気に涙腺が崩壊してしまいました。(笑)

さらに、あさの芽を摘もうとしてしまった償いとして受け取ってほしい、お前のような学問好きがよく学べるような日本一の大学校をきっとつくるんやで、と続け、あさは、へぇ、と力強く頷きました。

はつと養之助は和歌山に帰り、あさたちも大阪に戻りました。
大阪まで一緒に帰ればいいのにね。(笑)
加野屋では、同じような年の人がどんどんいなくなって寂しい、とよのがすっかり弱気になり、正吉はいつ迎えに来てくれるのだろう、とつぶやきました。
千代はよのに、長生きしてや、と励ましました。

あさは、忠興との約束を実現するため、大学設立に奔走することになりました。
これからは、泉との大学づくりがメインになりそうです。
きっと、目白に建てるのよね。(笑)
これからも目が離せません。

さて、第21週の関東地区の最高視聴率は、萬谷に刺されたあさが、病室で友厚、正吉の夢を見、忠政の幽霊が現われ、白い歯を見せて楽しそうに笑え、とアドバイスした22日(月)の25.3%で、第1位でした。

月曜から土曜までの詳細は、25.3%、23.3%、24.9%、24.7%、24.1%、24.3%で、第21週の週平均は24.43%、『ごちそうさん』の第21週の平均は22.23%、『花子とアン』の第21週の平均は22.30%、『マッサン』の第21週の平均は21.88%、『まれ』の第21週の平均は19.12%、でした。
ドラマの全平均は23.43%、『ごちそうさん』は22.37%、『花子とアン』は22.58%、『マッサン』は20.73%、『まれ』は19.32%でした。

関西地区の最高視聴率は、新次郎の発案により、あさと千代が、病室のベッドに並んで横になり、二人の間のわだかまりが氷解した24日(水)の24.4%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、萬谷が捕まったという知らせを聞いたあさが、悪いことにならないよう警察に口添えしてほしいと新次郎に頼んだ25日(木)の23.8%で第1位でした。

『真田丸』の第8回は、関東地区が17.1%で第5位でした。
ちなみに、八重の第8回は15.6%、官兵衛の第8回は16.1%、花燃ゆの第8回は13.0%でした。
全平均は、真田丸18.31%、花燃ゆ13.88%、官兵衛16.58%、八重17.88%です。
関西地区は、17.4%で第4位でした。
名古屋地区は、17.4%で第8位でした。

今週も、おもしろかったです。
信繁、そして氏直、父親に翻弄される姿が、哀れでした。
偉大な父親を持つと、子は大変ですね。
それに比べて、上杉の誠実なこと、爪の垢でも煎じて飲ませてやりたいものです。(笑)
ちっちぇー家康も中一週での登場でしたが、相変わらずで安心しました。(笑)

きりのうざったさも健在、あの梅ちゃんがキレて、なたを叩きつけるように刺す場面に萌えました。(笑)
梅の兄、作兵衛に敵は北条と語らせ、梅に上杉と訂正されたのちに、攻めてきた者が敵、とさらに彼にいわしめた場面は秀逸でした。
昌幸が小国の国衆として、国を守り通し生き残るかにいかに苦労し、民も戸惑っていたかを、この一言で語らせた三谷さん、お見事でした。

さて、今回の見所は、昌幸が自分の兵を使わずに、知略で、北条、上杉を信濃から去らせ、北条に徳川を牽制させた、というところです。
確かに、お見事の一言でした。
ただ、最後に、すべては計略の内じゃ、といわせたのは、ちょっとやり過ぎだったような気がします。

このドラマでは、少なくとも二つは、昌幸の思惑だけではどうしようもならない、運に恵まれた部分があったのよね。
一つは、氏政が、氏直の手綱を引きにやってきたこと、このおかげで、昌幸は末席に列せられることを回避し、それなりの位置に席を占めることができたのよね。
だから、氏直を誘導し、甲斐に向かわせることができたのよね。
また、氏政の進言があったからこそ、氏直は、春日信達に海津城を与える文書に花押を書いてくれたのよね。
それがあったからこそ、上杉景勝をだますことができたのよね。

もう一つは、上杉が、春日信達を河原に磔にして、北条への見せしめにしてくれたことよね。
これがなかったら、戦端が開かれていた可能性が高いのよね、このドラマの展開では。
さすがに、これは誰もコントロールできなかったし、ドラマでは直江兼続が指示したことなので、真田は関与できなかったのよね。

というわけで、運にも助けられながら、結果として、もしかすると昌幸の期待以上の結果が得られた、というのが実状ではなかったでしょうか。
とはいえ、おもしろかったことには間違いありませんし、これにケチを付けたらバチが当たりますね。
次回も楽しみです。

それでは来週も、先を急がず、食べる分だけ汁をかけ、少しずつ少しずつゆっくり味わい、人は理屈で固められるとむしろ心を閉ざす、あせりは禁物と知り、天狗にならぬよう手綱を引き、戦は引き際が難しいと悟り、つくづく人の心は分からぬものと覚悟し、父上の面目を立て、国衆が集まり一つの大きな力となり、窮地を楽しむ、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、己の兵を一兵も使わず、信濃から上杉、北条を追い出し、国衆たちの独立国家建設を目指すことができるじゃんね。

「北条がなんじゃ、上杉がなんじゃ、大名などいらん。我らだけの国をつくるのじゃ」
CATCH A DREAM!!



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