投稿日:2014年03月28日 (金) 20時13分
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みなさん、こんばんは。 今夜、登場しました。(笑) 春本番、気温も急上昇し、通りを歩いていると、庭に咲く木々が、つぼみを膨らませたり、花を咲かせたりしています。 プロ野球も開幕、2点リードしています。
『LEADERS』は、期待を上回るおもしろさでした。 見応え十分、このテイストは、NHKでは出せないんですよね。 ドラマの舞台名古屋では、20.3%、22.2%と『ごちそうさん』に次ぐ高視聴率でした。 ちなみに関東は、13.7%、15.4%、関西は16.2%、16.8%とまずまずでした。
さて、『ごちそうさん』とうとう最終週を迎えてしまいました。 藤井さんから、通天閣がシベリアに抑留されたとの情報がもたらされました。 これは、前にも書いたとおり、珍しく予想どおりでした。 誰でも分かるわい、と突っ込まれそうですけどね。(笑) でも、自分で予想しておきながら何ですが、通天閣は軍属、あくまでも軍に属する民間人であって、軍人ではないんですけど、そんな人も抑留されたのかな。
そして、昭和22年3月を迎えました。 通天閣は、まだ戻ってきません。 「悪いけど、うちは8年待ったで」 お静さんの思いやりの言葉、よかったですね。
め以子は、いつの間にやら、うまいもん横丁で商売を再開していました。 蔵座敷も、予約簿を付けているところをみると、貸し出しをしているみたいですね。 一見さんは、お断りなのかな。 泰介も、4月から京都帝大に復学が決定。 お静さんは、『イン ザ ムード』を銀座と聞き違え、ラジオのボリュームのつまみを逆に回すなど、相変わらずで一安心。 このラジオの声は、希子でしたね。
猫娘は、すっかり母親になりきったと思いきや、捨蔵さんを思い出し、再生可能エネルギーの研究をすることになりました。 この分野じゃ、竹元教授は、教えられませんね。 大吉も大きくなり、さすがお腹の中で投げていただけあって、キャッチボールも器用にこなしていました。(笑)
室井文士は、め以子をネタに、『阿呆の佛』を新聞連載中。 新聞に連載を持つ作家って、すごい出世ですよね。 「来ない人を待って待って人生棒に振るってのも、もったいない話じゃない。明日に向かわなきゃね」 これは、め以子に、というより自分に言い聞かせたんでしょうね。 まあ、すぐに撤回されることになる訳ですが。(笑) 「やる気が服を着ているみたい」 めかし込んだ室井文士が、ファンと蔵座敷で逢うことに。
「女やろ。あんた逢い引きする気ぃやろ」 さすがはお静さん、かつて、あんた男でけたやろ、とわずか1分で和枝さんの恋心を見抜いた眼力は不滅です。(笑) 「すけべぇが、ほとばしっとるで、あれ」 「今日は蔵座敷が、連れ込みになる日ぃかもしれん」 この辺りは、お静さんワールド全開でした。(笑) 蔵屋敷を覗き込む泰介の後ろ姿が、室井文士に見えちゃいました。(笑)
私は、やってきた女性は写真の人の孫で、室井文士ファンの祖母に随行してきただけ、なんてオチだと思ったのですが、いつものごとくはずれました。 結局、彼女は、民ちゃんの姪っ子で、桜子が室井文士に集大成となるような文学を書かせるための刺客でした。 最終週にこんな中途半端な新キャラを出すくらいなら、民ちゃんに登場してほしかったと思う視聴者が、私だけではなくて安心しました。(笑) 桜子が室井文士を追い出したのは、過酷な状況に追い込み、焼け跡で書く物語を読んでみたいからでした。 この場面のために、わざと室井文士を追い出した理由に触れずにきた訳ね。
元のさやに収まった二人が抱き合うのを見て、もらい泣きするめ以子が切なかったです。 泣くことないがな、とお静さんが突っ込んだように、感動する場面じゃないんですけどね。 でも、め以子は、きっと、自分と通天閣の再会をそこに重ね合わせて、感極まったんでしょうね。
うま介では、いつの間にか、桜子がウエイトレスに復帰。 また、室井文士と二人、居候を決め込んだみたいですね。 それを許す馬介さんも、アホの仏ですね。(笑) それにしても、文学少女だった桜子も、いつの間にか、英語が話せるようになっていたのね。(笑) 文女ちゃんを呼び戻さないのは、もう、嫁いじゃったからなんでしょうか。
一方、一度は決めた甲子園の部分解除の決定を撤回したことに、川久保さん、泰介、諸岡くんは、大激怒。 理由は、所管する民間教育情報局の上層部に話を通していなかったから。 め以子は、それだけのことで、と怒っていましたけど、いつの世も、それが一番大事なのよ。 決定権のある部署に話を通さなかったことから、うまくことが運ばなかった事例は、今のこの国でも、枚挙にいとまがありません。
それより、いきなり川久保さんが野球フリークになってますけど、唐突感が否めません。 泰介にあげたグローブが、自分が昔使っていたものだったとか、何かそういうエピソードを振っておいてもらわないとね。(笑) この川久保さんの怒りに同調した西門ファミリーを中心に、署名活動をすることに。
さらには、強引な街頭インタビュー。 この時の相手が、『カーネーション』では末松商店にきて、後にオハラ洋装店の常連になった女性客を演じた春やす子さんでしたね。 『カーネーション』のときより、やせましたね。(笑)
GHQへの直訴の場面は、笑わせていただきました。 一番のツボは、川久保さんが標準語なのに、米国の通訳が大阪弁ってとこでした。 腕立てしながら数式を解くのは、お愛敬ですけどね。 パッと見、Xの3乗があったような気がしたんですけど、もしそうなら、あの数式は、猫娘でも解けませんよね。(笑) あと、みんなの着ていたユニホームのTが何の略なのか、気になりました。(笑) タイガース、それとも泰介たちが通ってた天満南中学校かな!?
ヤミーという名前も、何の説明もなく出てきましたよね。 モリス大尉のファーストネームか愛称みたいですね。 その彼が、旧知のカーチス民間教育情報局長に甲子園再開の口ききをする条件として、最高の日本料理でのもてなしを要求。 これって、明らかな公私混同、贈収賄事件といいたいところですが、モリス大尉には職務権限がないんですよね。(笑) 逆にいうと、いくらハイスクールで面識があるといっても、そんな人に頼まれたくらいで、カーチスが決定を翻すのか、疑念を持つのが普通ですが、他に頼る術がなかったんでしょうね。 いくら、かつて息子が目指した甲子園とはいえ、活男の仇の国の人間にひれ伏し、もてなしてまで勝ち取ろうとするには、動機が弱過ぎです。
「また、あほなくせして難しいこと考えようとしてからに」 銀次さんのめ以子への厳しい突っ込みは、戦後も健在、安心しました。(笑) とはいえ、一所懸命考え、モリス持参の肉の塊をローストビーフにして供応することにしました。 桜子に負けじと、希子ちゃんも、英語がペラペラになっていてびっくり。(笑) ぬか床さんまで、アイ アム ジャパニーズピクルスって、英語をしゃべっちゃいましたよ。(笑) 「スコシ オジカン イタダク ユウテマスンデ」 お静さんだけは英語とは無縁、安心しました。(笑) そうそう、あぐらをかくモリス、なかなかよかったですね。(笑)
それにしても、醤油というのは確かにいわれてみれば、すごい調味料ですね。 その効果もあって、モリス大尉は、大満足。 彼は、料理好きの息子さんを無理やり軍人にさせ、真珠湾で死なせたことを後悔していたんですね。 その割に、ロケットの中の写真は、幼児のときのものでしたね。(笑)
「私はアメリカを許すことができません」 め以子も、ついに本心をモリスに明かしました。 ただ、希子は、私はアメリカ人を許せない、と通訳しちゃいました。 アメリカとアメリカ人じゃ、ニュアンスが全然違いますよね。(笑) それを聞いたモリスが、私も日本人は許さない、と発言しましたが、ここは、希子は日本語に訳しませんでした。 失敗したとという思いを、引きずったのかな。(笑) 要するに、モリスと希子の英会話を聞き取ったぞ、と自慢してる訳でがす。(笑)
それはともかく、ここから先は、お互い通訳抜きの心と心の会話でしたね。 モリスは、憎むのも苦しいが、憎まないこともできない、息子ならめ以子のおむすびを食べてみるだろうと思い、食べたらおいしかった、みたいなことをいいました。 め以子は、おいしい顔は、日本人もアメリカ人も同じ、みんな食べなければ生きていけない、命を懸けて争うほどの違いはない、と宮本先生の言葉を引用しました。 結局、言葉は分からなくても、お互いに心を通じ合わせることができました。
で、紅子をもらって、カーチスが野球少年だったことと、アイスクリンが好きなことを教えただけでドロン。 結局、詐欺に引っかかっちゃいましたね。 でも、泰介の英語力で、甲子園復活が決定しました。 これが最終週に何日にも渡ってするエピソードなんでしょうかね。(笑)
先週は、ついに蔵座敷が、完成しました。 諸岡くん家のガラスは、天窓として使われたんですね。 たしかに、夜空はきれいそうだけど、夏は暑いし、掃除も大変そう。(笑) 昔、希子のお見合いをぶち壊そうとして蔵に閉じ込められたとき、上方の明かり取りから脱出しようと試みて、結果的に捨蔵さんとお静さんの結婚写真を見つけたことがありました。 あの窓も、しっかり残されていましたね。(笑)
倉田さんたちは、蔵座敷のことを『ごちそうさん』と呼ぶことに。 「名前が知れて、混むのも嫌やしな」 別に、お店として一般客に公開している訳じゃなし、あくまでもめ以子の家なんですから、混むことなんてありえないのに。(笑) そうそう、倉田さんのお友達のうち、やせてる方は『カーネーション』では、病後の勘助を働かせてくれた和菓子屋欄干堂のご主人でしたね。
「コードネーム ゴチソウサン」 それなのに、モリス大尉の耳に入っちゃいましたよ。 これは、ありえんでしょう。(笑) これがご都合主義じゃなければ、会員がそこらじゅうでいいふらす以外にありえませんが、それなら暗号なんて、はなから作らないでしょうし。
一方、うま介も復活しましたが、こちらは竹元さんの思い入れで、昔の雰囲気を踏襲しています。 オンリミットだと、材料の仕入れにも便宜が図ってもらえるんでしょうか。 でも、め以子は、活男の仇の国の人には、コーヒーは入れられないと、うま介拒否宣言。 この気持ちは、よく分かります。
そして、活男の戦友が現れ、死亡が確実になりました。 そこで、お葬式、といいながら、結局は、活男が食べたいと戦地で残したメモに書かれた料理を食べることで、故人を偲ぶ会が開かれました。 料理の非現実性には、目をつむりますが、ただ食べるだけ。 ゲゲゲの最終回のように、みんなで活男の思い出話にでも花を咲かせてくれたら、もう少し、お葬式らしくなったんですけど、残念でした。 ただ、カレーの菩薩像の代わりに、活男が階段の上からみんなを見守るシーンは、よかったです。
さあ、明日は最終回です。 和枝さんは、明日も出てくれるのかな。 あの美中年の正体はいかに。 おそらく、竹元教授にカレーを作ったら、そのにおいに誘われるように通天閣が帰ってくるんでしょうね。 明日は、タイトルバックは最後でしょうし、通天閣が出るかどうか、最後まで引っ張るんじゃないでしょうか。 通天閣の復員がクライマックスという私の予想、当たりそうじゃないですか。(笑)
さて、第24週の関東地区の最高視聴率は、ランプ作りを勧めるめ以子に、電力不足やったら電力作らんと、と猫娘が冷静に返した21日(金)の23.0%で第1位でした。 第24週の平均は22.2%と前々週のレベルまで激落、全話平均は22.41%と小数点第2位まででは変わりませんでした。
関西地区の最高視聴率は、竹元教授が、自分はデパートの大食堂並みの、そばの付け合わせにハンバーグステーキを食せる男だと、相変わらず訳の分からない比喩を連発した19日(水)の24.5%と前週よりまたまた0.7ポイントアップし、余裕の第1位でした。 名古屋地区の最高視聴率は、通天閣の手掛ける建築物は、安全で頑丈なだけで、個性も華もないパッとしない娘だということが判明した、やはり19日(水)の23.0%で第1位でした。 確かに、19日の密室劇は、見応えがありました。 ちなみに、この日の関東地区は22.8%でした。
『軍師官兵衛』の第12回は、関東地区で15.8%と前週と同率、順位も第8位と前週と同じでした。 ちなみに八重の第12回は、関東地区で13.9%、こちらも好きだったんですけど、低かったんだなぁ。 そういえば、覚馬と時栄の娘、久栄が大胆な映画に出演しているみたいでショックでがす。 やっぱり、奔放な愛に生きた時栄の血を引いているのね。(笑) 名古屋地区は、19.0%で第7位と、視聴率は上がりましたが、順位は同じでした。 関西地区は、17.9%で第4位と、先週の落ち込みを一気に回復させました。
今週は、松寿丸が主人公でした。 人質として、秀吉のところで生活できたのは、結果的には幸運でした。 斎は、仮病を続けるうち、本当の病気になったみたいですね。 ただし、仮病の証拠はないので、軽々に決めつけるわけにはいきませんが、病床の姿を途中から、これみよがしに見せたのは、それを疑うに十分ですね。 そうそう、親子が双六に興じる姿は、清盛を思い出させられました。
お道は、懐妊しました。 来週は、また、一向宗門徒を殺しそうなので、お道の立場は、微妙です。 善助の幸せが逃げませんように。
それにしても、茶器が、領地よりも価値があるなんて、なんとなく、日本のバブル期における歪んだ価値観を思い起こさせます。 松永久秀も、領地は渡しても平蜘蛛の茶器は渡さない、と信長への意地を見せていましたが、これも異常な時代の考え方に取り憑かれたとしかいえません。
さて、政職は、この恩は忘れない、と官兵衛にすがっていましたが、予告を観る限り、あっさり忘れそうですね。(笑) 来週も楽しみです。
あらら、ドラ同点に追いつかれてるじゃん。
それでは来週も、どれほど値打ちのある道具でも使えなくなったら捨てるまでと心得、それがしの命に代えましても小寺家を織田様に従わせまする、そんな気概で仕事がんばれば、きっと2年越しの秀吉の播磨出兵のように、念願が叶うっぺ。 「昔、父上が子供の頃、黒田の家を救ったことがあると、おじじさまからお聞きしました。松寿も黒田の家を救いとうございます」 CATCH A DREAM!! |
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