投稿日:2014年04月25日 (金) 19時13分
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グッド・イブニング、腹心の友のみなさま。 全国的にいい天気が続いているみたいですね。 明日からGWスタートという方もいらっしゃるんでしょうね。
次々回の朝ドラが『まれ』に決まりました。 てぇー、能登半島の突端、輪島市が舞台、ケーキ職人の物語だそうです。 「ん」が付かないタイトルは、『おひさま』以来となりますね。 そんな先の話を気にしている余裕はないと思いますが、とりあえず情報提供ということで。
スタパ録画して観ましたけど、あんまりおもしろくありませんでした。 武内陶子さんのときは、ぐいぐい引きこまれたことを思うと、やっぱり進行役の力量の差ですね。 とにかく、主役というかゲストを大仰に誉めまくる展開に、大河ドラマを連想しちゃいましたよ。(笑)
さて、『花子とアン』なんと仲間由紀恵さんが登場しました。 確かに、最近の彼女のドラマは、視聴率が伸びませんでした。 とはいえ、今でも民放の連ドラ主役が十分に務まる大物が、こんな形で朝ドラに出演するとは、驚きました。 それだけ、今、飛ぶ鳥を落とす勢いの朝ドラは、魅力的なコンテンツなんですね。 そう考えると、朝ドラファンとしては、感慨深いものがあります。 ところで、もしかして、高梨さんとは同じ事務所でセット販売なのかな。(笑)
久し振りの実家から戻ったはなを待っていたのは、白鳥様の不敵な笑みでした。 北澤からの年賀状が、墨で真っ黒になっていました、あしからず。(笑) だいたい、北澤も寄宿舎宛の年賀状にそんなこと書いたら、みんなに読まれるくらい、分かりますよね。 既成事実を作って、周囲から固めようという姑息な作戦とみました。(笑)
じぇじぇ、同室の松平さんは、なんとイノシシのような彼との縁談がまとまり、寿退学することに。 やっぱり、お嬢様のお相手は、見てくれより家柄なんですね。 白鳥様もチャンスありそうですね。(笑) 15で姐やは嫁に行き、というくらいですから、結婚適齢期は、16・7歳というのもうなずけます。 それにしても、寿退学が半数って、大半の人が、花嫁修業に来ているんですね。 この縁談話が、亜矢子の闘争本能に火をつけました。
かよは、クッキーの缶を抱いて、工場に向かいました。 クッキーを食べる安東家の人々、幸せそうでしたね。 前作以上に、ごちそうさん、って感じが伝わってきましたよ。(笑) あっ、スピンオフ、森下さんの作品じゃありませんでしたが、楽しめました。 作家の人は、ごちファンなんだろうな、ということが十分に伝わる、ごち愛にあふれた見事なストーリー展開でした。 工場でも抱いて寝ていましたけど、この缶、これから先も活躍しそうですね。 教会の図書館で読書に励む朝市くんは、クッキー食べられたのかな。(笑)
日曜学校では、ミニーちゃんが、はなと北澤のキューピット役をしっかりと果たして、カナダに帰ることになりました。 はなは、北澤に白鳥様に消された文面を尋ねました。 「会えない時間が、あなたへの想いを育ててくれます」 てぇー、郷ひろみさんの歌が流れた人、私以外にも結構いそう。(笑) これは、年賀状に書くことじゃないでしょ。 そんなこと書くから、行き遅れの白鳥様の悋気に触れちゃうんですよね。(笑)
はなの、子供が好きで笑顔が実に素敵なところに惹かれたんですね。 これって、家柄じゃなくて、人柄を見てくれているはずなんですが、、、 はなは、正直に自分の家柄を告白し、別れを告げました。 北澤は、追いかけていきませんでした。 やはり、家柄の壁は、想像以上に大きいようです。 「はな、16歳の冬でした」 このナレーション、はなの初恋は終わったのかな。
そして今週、2週間振りにインタールードが復活しました。 はなの使っている辞書は、英英辞典でした。 当時はまだ、英和辞典がなかったのか、あっても単語数は限られていたでしょうし、外国製の英英辞典の方が、質も高く、使い勝手がよかったんでしょうね。
明治42年4月、葉山蓮子様が編入してこられました。 別に、私まで敬語を使う必要はないですね。 サブちゃんか、というくらいの、ものすごい桜吹雪でしたね。(笑) しかも、これはどのドラマでも共通ですけど、映ってる桜の木からは、花びらは1枚も落ちないんですよね。(笑)
葉山伯爵の妹って、やっぱりすごいんでしょうね。 門閥家を鼻にかけ、唯我独尊、高飛車な態度で、先生にも生徒にも上から目線。 桐野子爵の娘、陽子の母の紘子さんは駈け落ちしたので比較できないとしても、妻の桐野富士子さんは、とってもいい人だったのになあ。 富士子さんも若い頃は、蓮子様状態だったのかな。 考えてみれば、陽子をはじめ須藤三兄弟も子爵の孫、世が世なら、ブイブイいわせていたんでしょうね。(笑)
英語の授業では、相変わらず、富山にたてつくはな。 「先生は、男女の恋愛を汚らわしいものだと決めつけていらっしゃるようですね。それは、ご自身の恋愛経験が乏しいからでは」 蓮子様が、はなに援護射撃。 確かに、不適切な表現があるなら、そもそもそんなテキスト使わなきゃいいのに。 しかも、ロミオとジュリエットがキスするとこまで訳させておいて、授業の教材としてふさわしくないといわれてもね。(笑)
「出て行きなさい。Go to bed!」 「では、お先に。ごめんあそばせ」 あらら、校長の専売特許を奪っちゃいましたよ。 とはいえ、富山先生を見直しました。 伯爵の妹と知っていても媚びることなく、毅然とした態度で教室内の規律を守るため、退席を命じました。 こういう一本気で生真面目な正義感溢れる性格が、婚期を逃す要因になっちゃったんでしょうね。(笑) 私なら、当たらず障らず、蓮子様をそっとしておくだろうな、きっと。
さらに、みんなと一緒に食事を摂らない蓮子様にブチ切れた白鳥様が、部屋を訪ねて直談判に及びました。 白鳥様は、もしかしたら伯爵の妹だということを知らないのかも。(笑) 「ちょっと、危ないでしょうが。この鼻をドアで挟まれるところでしたよ」 あらあら、食欲がないと軽くあしらわれ、鼻先でドアを閉められた白鳥様、言語矯正会の会長らしからぬ、お言葉がお乱れあそばされましてよ。(笑)
梅ちゃんで建造の患者の母親だった方は、国語の先生でした。 紫式部は意地悪な女性と発言した蓮子様、その先生に無視されて教室を出て行ってしまいました。 自分と違う見解を否定する国語の先生も、ろくなもんじゃありません。 それなら、自分の見解を一方的に押しつけ、生徒の意見など聞かなきゃいいのに。
教室を抜け出た蓮子様は、礼拝堂で十字架を見つめていました。 「ねえ、あなたは神様って本当にいると思う?」 「もしいなかったら、信仰なんてまるで意味のない、無駄なものということになってしまうわね」 誰か、大切な人を亡くすとか、ひどく悲しい体験をして、神の存在がが信じられなくなっているのかな? 「あなた、家族のために勉強しているの?」 この言葉で、家族の愛情と無縁のところで育ったんじゃないか、と思わされました。 案の定、兄の伯爵とは反りが合わず、家を出たか出されたかしたみたいですね。 こうした蓮子様の背景は、これから少しずつ明らかになっていくんでしょうね。 まずは、16歳の時に何があったのか、気になります。
その夜、毛布を届けに行ったはなは、蓮子様の部屋に漂うワインの香りに故郷の甲府を思い出しました。 ぶどうを絞った滋養のお薬、と勧められるまま、がぶ飲みするはな。 辞世の歌を書いた時は、小さじで薬を飲ませてもらっていたのに、薬には適量があるということをすっかり失念しているのね。(笑) まあ、このあたりのエピソードは、『赤毛のアン』がベースになっていますね。(笑)
当時は、禁酒という概念はなかったんですね。 「もっと飲みましょうよ、先輩」 酔っ払ったら、なぜか標準語でくだけちゃいましたよ。 普通、方言が出そうなものですけどね。(笑) 酒癖の悪さに閉口する蓮子様、こんなことも心を通わすきっかけになっていくのかも。 北澤がミニーちゃんのために歌った思い出の歌を放吟するはなの姿に、ちょっと胸が痛みました。
スコット先生は許されても、給費生のはなが許されるはずがありません。 というか、校則に飲酒禁止があるんですね。(笑) 確かに小さい方の人たちばかりでなく、大きい方たちもいるので、必要なのかもしれません。
泥酔のあげく校長室のソファーで爆睡って、後々いい思い出になるかも。(笑) 蓮子様は、はなが勝手に飲んだ、と平然と嘘を。 酔っ払って記憶がないと、あんなことした、こんなことした、といわれても反論できないのが辛いのよ。 だから、抗弁できないはなの気持ち、よぉーく分かります。(笑)
どうしても退学させたい富山先生と、退学を阻止したい亜矢子ちゃんたち、そしてみんなに好かれるはなに嫉妬して、本当のことを言い出せない蓮子様、ここにきて人間関係がすごいことになってきました。(笑)
女学生の飲酒って、当時は世間を揺るがす不祥事なのか、タケオ父が、八百屋ではなのことを聞き込んできましたよ。(笑) 八百屋ってことは、近所の主婦が集まって噂話に興じていたんでしょうね。 もう、絵に描いたような展開で吉平は、はなの元へ。
あーあ、謝り、退学になりそうと告げるはなに、吉平は手を上げちゃいました。 「分かっとる。はなは、嘘なんかいっちゃいんって、おとうが一番よく分かっとる。でも、ほんでも、悪いこんは悪い。 はなは、退学になっても仕方ねえこんしちまっただ」 「本当にごめんなさい。私、みんなの希望の光になれなんだ」 こぴっと、やりすぎちゃいましたね。 娘かわいさのあまり、思わず手が出てしまったんでしょうけど、それでも、やさしく抱きしめてあげてこそのおとうだと、私は思うぞ。 でも、娘のために、恥も外聞もなく土下座する吉平さんは、最高でした。 それを見守る蓮子様、うらやましそうでした。
そして、処分が校長預かりとなり、自室で謹慎するはなのもとに、茂木先生がやってきました。 御一新で没落し、早世した士族の家に8人兄弟の長女として生まれ、家族の面倒を見ながら、苦労して師範の資格を取ったんですね。 だから、はなを自分に重ね合わせ、応援していたとのこと。 いつも、優しい目で見守っていましたもんね。 「この子は、人より苦労した分、この学校で、きっと素晴らしいものを身につけてくれると、そう信じて応援してきたんです。苦しみに耐えた分だけ、人は成長するのですよ」 この言葉に、ただただ感動いたしました。
かよの手紙と茂木先生の言葉に励まされたはなは、夢の国みてえな女学校をやめるわけにはいかないと、蓮子様の部屋に乗り込みました。 待っていたのは、散らかり放題の部屋。 亜矢子といい、お嬢様は、ダメですね。(笑) つい、片付けてしまうはなが、健気です。
「私は止めました。あなたが外に出て騒いだりするから、あんなことになったんです。あなたは酔っていて、覚えていないかもしれませんが」 予想どおり、あっさり返り討ちにあいました。 でも、言葉と裏腹に、告げ口しないはなを評価しているみたいです。 「私から見れば、あなたは自由で幸福な小鳥よ」 「何の苦労もしたことない人に、いわれたくありません」 隣の芝生は、青く見えるものなんですね。
自室に戻ったはなのもとにやってきたのが、白鳥様。 はなとの別れを前に、感傷的になっていましたね。(笑) 翌朝、校長室では、蓮子様がすべてを告白し、退学処分を申し出ました。 みんな、蓮子様がはなに酒を飲ませたことは、最初から分かっているんですけどね。(笑) でも、これではなを救済しやすくなりました。 それより、校長は蓮子様の話を通訳なしで理解していましたね。 やっぱり、とんだ狸でした。(笑)
とにかく、今週は、すべて蓮子様を中心にまわりました。 個人的には、蓮子様、最初からそんなに不快感がないんですよね。 ガリレオの吉高の方が、よっぽどひどかったっす。(笑) はなと蓮子様、普通なら仲良くなっていく流れですよね。(笑) 今後の展開から、ますます目が離せません。
さて、第3週の関東地区の最高視聴率は、かよの奉公話を聞いて、おら、穴があったらへぇりてぇというはなに、朝市が、モグラみてぇじゃんと返した18日(金)の24.6%と24%超えで、第1位に輝きました。 でもこれって、直前に関東で地震が発生したからですよね、きっと。 おかげで画面みづらかったもん。(笑)
月曜から土曜まで紹介しますと、23.1%、20.4%、22.1%、22.0%、24.6%、20.2%で、第3週の週平均は22.07%、『ごちそうさん』の第3週の平均は21.65%と逆転しました。 ごちが、初めて平均22%を超えたのは第8週、希子の見合い騒動と捨蔵の正体が明らかになった週でした。 ついでに第3週までの全平均は花子21.71%、ごち21.31%です。
関西地区の最高視聴率は、朝市から字を習っているふじが、石盤にカヨサマと書いた18日(金)の21.3%で、第1位返り咲きました。 名古屋地区の最高視聴率は、明治42年元旦、天候が荒れず米がうんとこさ取れるよう、周造が願を掛けた富士山の山頂から、ちょうど太陽が昇る映像が見事だった18日(金)の23.1%と2ポイント近くアップして、第1位でした。 どこもかしこも、金曜日の視聴率が一番高かったのね。
『軍師官兵衛』の第16回は、関東地区で16.2%と前週よりアップ、ただ第11位と順位を一つ下げました。 ショックだったのが、直前の『ダーウィンが来た!』の視聴率の方が、16.4%と高かったことです。 確かに、タカとスズメバチの攻防は見応え十分でしたけど、大河が負けたなんて、私の記憶にはありません。
ちなみに八重の第16回は、関東地区で13.8%でした。 第16回までの全平均は、官兵衛15.94%、八重15.98%と大接戦です。 そういえば、『MOZU』というドラマで、覚馬と尚之助さんが共演しています。 お互い雰囲気は、全然違いますけどね。 ただ、両者が、全く無意味に肉体美を誇示するところは、一緒です。(笑) 原作『百舌の叫ぶ夜』は昔読みましたが、メッチャおもしろかったです。 あの切れ味を映像でどう表現するのか、楽しみです。 ちなみに続編の『幻の翼』は、全くの期待はずれでした。(笑)
名古屋地区の官兵衛は、17.4%と若干下がりましたが、順位は第7位をキープしました。 ちなみに『ダーウィンが来た!』は、15.8%で第17位でした。 関西地区は、17.9%と率は若干下げましたが、第3位を守りました。 『ダーウィンが来た!』は、12.7%と、ここだけは低かったんですよね。
今週は、光と左京進の対峙する場面がよかったです。 お互いに決別を覚悟しつつ、静かに語り合う会話一つひとつにしびれちゃいました。 最後に光が駆け寄るシーンは、うるっときちゃいました。 中谷美紀、おそるべし。 これまでの中で、ベストシーンです。
『ロング・グッドバイ』の第1話を観ましたけど、おもしろいです。 脚本が『カーネーション』の渡辺あやさん、演出が『篤姫』の堀切園健太郎さんですから、当たりの確率が高いとは思っていました。 周防さんが出ていましたけど、渡辺さんのリクエストかな。(笑) 梅ちゃんでの食事処みかみの主人のナレーションが、また素晴らしかったです。 で、第1話に出ていた歌姫が、なんとお道さんでした。 歌がうまいので、びっくりしました。 明日の第2話も楽しみです。 機会があればDVD借りて観てちょ。 月9とエリカは、その必要なさそう。(笑)
ついでに、ナレーションといえば、読売新聞に美輪さんのナレーションに賛否両論が寄せられている、という記事が載っていました。 声が小さくて、何をいっているのか分からない、という意見が多いようです。 以前、トッパさんご指摘の藤村志保さんのナレーションへの賛否も引き合いに出されて、俳優とアナウンサーの長短に触れていました。 ナレーションに存在感を持たせるか否か、難しい問題ですね。
そういえば、久栄さんの出ているきわどい映画の予告動画を観たら、お道さんの相方、おゆうさんの顔が映って、ショックでした。(笑) みかみのご主人や村重の顔も、ありましたね。(笑) この二人、あちこちで見かけるけど、小金稼ぎまくっているんでしょうね。(笑)
明日は『SONGS』、楽しみですね。 スタパで、75%もの曲名が、明らかになってしまったことだけが残念。(笑)
それでは来週も、城を守るのは堀や石垣ではなく人であると心得、すべての官職を辞し、今さら泣き言をいってもはじまらぬ、やるだけのこと、との決意で、こうと決めたらやり遂げるまで断じて曲げることなく仕事こぴっと頑張れば、天運に恵まれるでごいす。 「うまいのお。人の心をつかむのがだ。あのように口説かれたら断れるはずがない。さすがは人たらしの秀吉様じゃ。久し振りに腕がなる」 ごきげんよう さようなら |
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