投稿日:2014年05月23日 (金) 19時55分
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みなさん、グッド・イブニング。 こちらは、今日は過ごしやすいですが、汗ばむ日が多くなってきました。
いやぁ、ASKA捕まっちゃいましたね。 私は、富士急ハイランドで、一度だけ観たことがあります。 今回は、週刊誌の力を見せつけられた気がします。 それにしても、本名って、ああだったのね。(笑)
これより大事件なのが、トッパさんのレスが水曜日だったことですね。(笑) 仕事が暇なんじゃないか、とか逆に心配になっちゃいます。 仕事が順調で、かつ、映画を観る時間がしっかり確保されることを願っています。
『ロング・グッドバイ』終わりました。 原作も読んだことがありますが、なかなかうまく、終戦後の日本に置き換えられていたと思います。 脚本、映像、俳優、音楽、すべてに優れた、上質のドラマでした。 柄本明が、憎たらしかったです。(笑) ちなみに視聴率は、7.6%、5.6%、4.0%、3.6%、3.7%とじり貧、平均は4.90%と超低空飛行に終わりました、残念。
さて、『花子とアン』、甲府編に戻ったみたいですが、やばいです。 あまりにも非現実的な展開が続いて、みんなの心が離れていきそう。(笑)
時は大正2年3月、卒業式のシーズンを迎えました。 朝市が、はなのために甲府で代用教員の仕事を見つけてくれましたよ。 本人が面接にも行かず決まるって、修和女学校に入る時と一緒じゃんね。 ここんとこ、ご都合主義も目立つのよね。
畠山さんは花嫁修業、亜矢子はなんと婚約解消。 一緒にいてもパルピテーションを感じないのね。(笑) 桜子も、箱根の別荘で毎晩見合いを重ねたけど、条件はいいがおもしろさを感じない、といって断り続け、結局、室井文士と駆け落ちしちゃったんですよね。 お嬢様は、みんな気まぐれなんだから。(笑)
で、後足で砂をかけるように就職をやめたはなが、亜矢子を連れて出版社にやってきましたよ。 今曲がり角にいるから、自分の代わりに働かせてほしいって、図々しいにもほどがありますね。 どの面下げて、と思いきや、採用されちゃいましたよ。(笑) ていうか、今、ドラマそのものが、曲がり角だっちゅうの。(笑)
蓮様は、みんなの卒業を思い、歌を詠みました。 「夏盛り 吠える親父は 蝉の声 7日の後の 定めを知らず」 おっと、これは開明軒のタマちゃんでしたね。 「キリストの 娘と呼ばれ 誇り持て 学びの庭に ありし幾歳(いくとせ)」 国語の授業を抜け出して、礼拝堂で神様の存在に疑念を抱いてたのに、よくいうなぁ。(笑)
その卒業式、はなは、校長の通訳を富山先生から頼まれました。 これはもちろん、生徒じゃなくて父兄のためのものですよね。(笑) はなの訳した校長のスピーチは、次のようなものでした。 「今から何十年後かに、あなた方が、この学校生活を思い出して、あの時代が一番幸せだった、楽しかったと、心の底から感じるのなら、私はこの学校の教育が失敗だったといわなければなりません」 「人生は進歩です。若い時代は準備の時であり、最上なものは過去にあるのではなく、 将来にあります」 「旅路の最後まで、希望と理想を持ち続け、進んでいく者でありますように」 いいこといっている、と思った人も多かったことでしょう。 しかし、これは私にいわせれば、何の配慮もない、ダメスピーチでがす。(笑)
だって、畠山さんの答辞を完全否定じゃん。 彼女は、大体こんなようなことをいったのよ。 「ここで過ごした女学生時代ほど楽しい時代は、二度と来ないと思います。私たちの生涯のうちで一番幸せな時代は、この学校で過ごした日々です」 これじゃ、彼女の立つ瀬がないじゃん。(笑) 教育者としての細かい配慮が、この校長からは最後まで感じられませんでした。 これなら、清明高等女学校の卒業式で、宮本先生がいった、人間食べないと生きていけない、それはみんな同じ、というコメントの方が、まだましかも。(笑)
しかし校長は、最後まで日本語しゃべりませんでしたね。 普通は無意識に、日本語が口をついて出るはずなのにね。 よく、茂木先生と校長、二人で歩いていましたけど、茂木先生は英語をしゃべれないので、日本語でコミュニケーションをとっていたはずなんですけどね。(笑)
それにしても、言語矯正会の会長は、山梨の勝沼出身だったんですね。 最後に、いい人で終われてよかったですね。 欲をいえば、おまんは山梨の誇りじゃん、ていう言葉はいらなかったなぁ。
そして、舞台は甲府に戻りました。 「私は、ちっともいい先生にはなれなかった。でも、最高のものが返ってきたわ」 子供たちと収まった白黒写真、『おひさま』の世界ですね。
学校初日、朝市が迎えに来てくれました。 朝市は、もう先生になっているのかと思ったら、はなと同じ新人代用教員でした。 師範学校を出ているのに、はなと同じ身分じゃ、普通は不満なのでしょうが、朝市にとっては、幸せいっぱいなのでしょうね。(笑) いくら緊張するからといって、わらじを持って行こうとする場面は不要でした。
二人の母校、阿母尋常小学校では担任の本多先生が、じぇじぇ、校長になっていました。 緑川先生は、たたき込む! たたき込む! たたき込む!のピエールさんみたいな役まわりになっていくのかな。 はなは、6年生の担任になりました。 今回は、花子と呼んで、がなくてほっとしました。(笑) でも、ごきげんよう、のあいさつが通じず、クラスは騒然、早くも学級崩壊。(笑) 遅刻してきた子守のたえちゃん、いいですね。 ももちゃんが去ってポッカリ空いた穴を、埋めてくれました。(笑) 彼女は、はなと同じように想像の翼を広げることが好きなようです。
そんな彼女の綴り方を無理矢理取り上げてみんなの前で披露する悪ガキのキヨシ。 じぇじぇ、こいつは、和さんの先輩と啓子さんの子供じゃんけ。 つまり、子供時代の武が、また別の役で出てるわけですよね。 こんな使い回しって、あるのかな。 武の子供なら分からないでもないけど、蓮様と甲府に戻った明治42年当時は独身だったので、今、小6の子供がいるわけないしね。 まあ、貧乏を馬鹿にするところは、一緒ですけどね。(笑) それに、こんなにそっくりなのに、完全スルーを決め込むはなにも疑問符が付いちゃいます。
それはともかく、みんなでたえちゃんの友達、双子のカッパを探しに行きました。 みんなで野の花を摘んだり、バッタを捕まえたり、英語を習ったりして、はな先生、みんなに受け入れられました。 夏子先生の野外授業で、みんな楽しそうに鬼ごっこしていたのを思い出しました。 できれば、みんなが目を輝かせてはな先生の英語に聞き入り、心を開く様子を描いてほしかったなぁ。 しかし校長、もう大人なんだから、はな、朝市、立っちょれぇ、はないよね。 このドラマに描かれる校長は、みんな自覚が足りないなぁ。(笑)
一方、さすがは早耳のリン、ほぼオンタイムで情報を仕入れて、周造にチクってましたね。(笑) 朝市も巻き込まれたと知ったももちゃんの攻撃的な、姉は先生に向いてない発言、恋心は姉妹愛より強かったのね。(笑) 「たった一日やっただけで、何いってるだ。たった一日で、あんだけ生徒と仲良くなれただから、結構向いてるかもしれんじゃんけ」 でも朝市の心は、、、三角関係になっちゃいましたね。
はなは、野外授業をせがむ子供たちに、富山先生や白鳥様になりきってお説教。 言葉の乱れは精神の乱れ、は白鳥様が方言を否定したときのものでしたが、敬語について述べた、この場合のはなの使い方は正解ですね。(笑) しかし、当時の6年生は、通分や仮分数を使って、帯分数の計算もしっかりできるのね、すごい。(笑)
昼休み、貧乏で弁当を持参できないたえに、おむすびをあげるはな。 校長からは、えこひいきするな、一時の恵みは彼女を余計不幸にする、みたいな小言をもらいました。 でも、母を亡くし、父親が出稼ぎで弟と二人暮らしなんですよね。 ありえない設定ですけど、もしそうなら、放置するんじゃなくて、先生や地域の人たちで、救いの手を差し伸べるべきでしょう。 もっとも、校長や近所の人たちが距離感を考えながら、手を差し伸べ見守っているのに、何も知らないはなが、土足で踏み荒らしたので、怒っただけかもしれませんが。 それとは別に、いつの間にか白米のおむすびが食べられるようになった安東家に、一安心しちゃいましたよ。(笑)
ちなみに、陽子もハナちゃんのためにおむすびを作り、机の中に入れてあげました。 それを知った級友が全員わざと弁当を忘れて、結局、野草を摘んでみんなで雑炊を作ったんでしたよね。 本当に印象的な、よいシーンでした。
たえやはなが屋根に上るシーンは、本家『赤毛のアン』を意識したんでしょうけど、非現実的でいらなかったような気がします。 その後の落下シーンも。(笑) 相合い傘って、当時からあったんですね、懐かしいなぁ。 今の子も、あんなの書くのかな。 ガキンチョたち、アイ・ラブ・ユーとはやし立ててたけど、そんな言葉も教えちゃったのか、はなは。 これこそ、校長先生からお仕置きだべぇ。(笑)
それから1か月後、たえの弟はよそにもらわれ、彼女自身も親戚に引き取られることになりました。 杏子ちゃんと妹みたいな感じですね。 しかし、このことを校長は知っていてはなは知らない、ということは、その親戚の人が連絡してきたのかな。 家庭環境を知っていながら、欠席するたえを1週間も放置したはなもはななら、そんな大事なことを担任にいわない校長も校長、どうしようもないですね。
たえは、もらわれていく前日に、自分のことを分かってくれたはなにお礼をいうため、安東家を訪ねてきました。 安東家と揃って夕食、娘のかわいい教え子のために、ふじは、来客スペシャルのほうとうを作ってくれました。
『おやゆび姫』を読むたえに昔の自分を見たはなは、彼女を教会の図書室に連れ出します。 子供なら許されても、大人のはなは、あきらかに不法侵入でしょ。 ていうか、教会も不用心にもほどがあります。(笑) はなと同じ妖怪の本を読んだり、はなからミミズのフトコさんについての創作童話を聞いたりしているうち、朝市と寅次がやってきて、たえの父親や、校長、近所の人たちが彼女を探して大騒ぎになっていることを聞かされました。 はながたえを連れ出すとき、吉太郎は、また騒ぎになるじゃねえだけ、とこのことを予期していましたね。(笑)
はなは、朝市からは、ふんとはこんな田舎の学校の教師になんかなりたくなかった、と本心を見透かされ、校長からは、教師に向いていないから、案にやめろ、といわれました。 そこで、辞表を出しますが、校長預かりとなりました。 子供たちの助命嘆願があったと聞いて、喜ぶはな。 そんなしおらしい奴らには、見えませんけどね。(笑) 案外、校長と朝市が、はなを励ますために口裏を合わせただけかもしれません。(笑)
英語の勉強と同じで、ここから一念発起、自覚を持って精進したのか、先生らしくなりました。 そんなある日、人づてに、たえからの手紙が届きました。 ひもじい思いはしていないと書かれていましたが、切手やハガキはもらえないのね。 知らない人ばかりで、ひとりぼっちって、甲府でも同じ状況だったじゃんね。(笑) 先生が作ったお話の続きを、いつか、おせえてくりょう、この言葉が、花子を誕生させたのね。 はなにとって、たえは大恩人なんですね。 いずれ、再会するのかな。
はなは、たえのために、先日のミミズのフトコさんについての話を『みみずの女王』として紙にまとめました。 でも、住所の知らないはなに、朝市が、雑誌に投稿すれば、たえもどこかで読んでくれるかもと提案、美輪さんからグッドアイデアとお褒めにあずかりました。(笑) 手紙もままならない今は、とても目にする機会はないでしょうけどね。 それにしても、はなは急に字がうまくなりましたね。 ふじにハガキを書いていた頃と、全然違います。(笑)
投稿して、7月を迎えたとき、雑誌『児童の友』が送られてきました。 『みみずの女王』が、『児童の友』賞を受賞しました。 フトコは、小鳥に食べられちゃうのね、えぐすぎ。(笑) おそらく、甲府の店頭には、まだ並んでいないでしょうし、安東家以外、誰も知らないはずなのに、早耳のリンは、しっかり情報を掴んでいました。 こりゃもう、盗聴しているとしか、考えられません。(笑)
福岡では、冬子が、『児童の友』を愛読しているようです。 はなの作品が掲載されたページを開いたまま、お風呂に入って、蓮様が、それを偶然見つけるという、回りくどい展開で、蓮様の知るところとなりました。(笑) 手紙を書くけど、出せずに捨てるところが、切なかったですね。 徴兵検査に甲種合格した坊主頭の吉太郎の片思いも、やっぱり切ないです。
せっかく入賞したのに、本名になっていることに落胆するはな。 村岡印刷が印刷したと市って、村岡のせいと決め付けました。 授賞式で、言い合う村岡とはな。 でも、作者名を差し替えたのは、梶原さんなんでしょうね。 入賞も、コネっぽいですね。(笑) 亜矢子ちゃんは、会社で留守番なのかな。 同級生の晴れ姿に、嫉妬しちゃったのかもね。
いつ、教師に見切りをつけ、作家に転進するんでしょうか。 来週も、楽しみです。
さて、第7週の関東地区の最高視聴率は、想像の中で髭を生やしたはな編集長が、読んだ人が思いっきり想像の翼を広げられるような、もっとワクワクした素敵な本を作りたい、とくるくる回転した14日(水)の23.4%と第1位でした。 月曜から土曜まで紹介しますと、22.4%、22.2%、23.4%、23.2%、21.3%、18.9%で、第7週の週平均は21.90%とこれまたぶっちぎりの過去最高で、『ごちそうさん』の第7週の平均21.72%と差が縮まってきました。 土曜日の数字は、初の10%台ということで、スタッフの心肝を寒からしめたことでしょう。 第7週までの全平均は花子22.00%、ごち21.49%です。
関西地区の最高視聴率は、はなが小さい人たちに、本を作るお仕事は、好きな本を読む時と同じぐらいワクワクして、時間があっという間に経つ、とその魅力を紹介した14日(水)の23.3%と今週も第1位をしっかり確保しました。 名古屋地区の最高視聴率は、面接試験に関する梶原の電話に富山が出てしまった16日(火)の22.2%で、なんと世界の果てと行列の後塵を拝し、屈辱の第3位でした。
『軍師官兵衛』の第20回は、関東地区で15.0%で第12位と、やや持ち直しました。 ちなみに八重の第20回は、関東地区で13.7%でした。 第20回までの全平均は、官兵衛15.58%、八重15.69%です。 名古屋地区は、18.0%で第6位と、いずれも急伸しました。 関西地区は17.3%で第5位と、なんとか持ち直しました。
高山右近は、キリスト教信者を人質に取られ、あっさりと織田方に下りました。 これは心情的には理解できますけど、中川清秀の裏切りはないですよね。(笑) 自分の家来が本願寺に兵糧を運び込み、捕らえられたのに、人ごとのように謀反を村重に勧め、その気にさせちゃったのよね。 これは、村重にはショックだったでしょうね。 とどめが、だしの裏切りでしたね。 村重は、だしを愛しているので、手にかけることはできませんでした。 あと、官兵衛の死を知らせる手紙を読んだ政職の表情が、よかったですね。
それでは来週も、何があっても断じて揺らぐことなく、いざという時が来たら官兵衛を捨て松寿を生かす決意で、その方らが待ち望む新しき世をつくれるのは日の本ではこの信長だけであると自信を持ち、村重討伐はわし自らが采配をふるう気概で、こぴっと仕事がんばれし。 「有岡の様子が分からぬ以上、あせって動いても何にもならん。今は家中が力を合わせ騒ぎ立てぬことだ。肝心なのはこの黒田の家を、姫路を守り抜くことだ。よいな」 ごきげんよう さようなら |
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