投稿日:2014年05月30日 (金) 19時21分
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みなさん、グッド・イブニング。 いい天気が続きますが、暑いですね。 もう、夏が来たみたいです。 こちらも、昨日、真夏日でした。
維新の会が、分党することになりましたね。 石原さんと橋下さんがいつも会談していたのが、名駅のマリオットアソシアホテルでがす。 私は、もちろん宿泊したことはありませんが、できて間もない頃、一度だけお昼に上の方の中華のお店に入ったことがあるでがす。 で、何でいつもここかというと、東京行きも新大阪行きも、いずれも新幹線が22時台まであるそうで、二人の会合には、うってつけの立地条件なんだそうでがす。 何やら、名古屋の存在感が世間に示されたようで、よかったでがすな。
さて、『花子とアン』、お見合い騒動に明け暮れるのかと思いきや、あんまり関係ありませんでした。(笑) 安東花子をはなに代えたのは、じぇじぇ、亜矢子でした。 ちくしょう、そのインパクトを高めるため、わざと金曜日には登場させなかったのね。 まんまと、中園さんにしてやられました。 でも、彼女が最終校正者じゃないとできない大技ですよね。(笑)
同時に受賞した宇田川さん、自信満々というか、はなとの同時受賞が不満そう。(笑) しかし、はな、花袋の『蒲団』が硬い蒲団って、、、 読書がしたくて女学校に通わせてもらったのに、興味が英語に移っちゃったのね。(笑) 英文学について熱く語って、宇田川さんを圧倒してやればよかったのに。(笑)
村岡がはなにワインを持って行ったところに、亜矢子登場。 本当に、女優のような素敵な洋服でした。 はなの葡萄酒事件を亜矢子が話してくれたおかげで、はなが怒っていると思っていた村岡の誤解が解けました。 ワインを飲む亜矢子、すっかり社会人になってますね。 それに比べ、はなは、、、
そこに、ピンクの着物で着飾ったかよが登場。 すっかり垢抜けて東京言葉を使っているかと思いましたが、しっかり甲府弁で話しかけてくれました。 自然体のかよちゃん、好印象持続中です。(笑) 西洋人相手の洋服屋の女将さんなのに、ちゃんとかよに和服を貸してくれました。 考えてみれば、糸子も、ずっと和服でしたし、まして女将さんですから、洋服へのこだわりはないのかもしれません。 いいところを紹介してもらって、茂木先生に感謝しないとね。
はなは、小説家になる夢を密かに抱いているようですが、梶原さんに、小説家になるには人間として普通すぎる、と全く根拠も説得力のないダメ出し。 よっぽど、ひどい作家連中にやられてきたんでしょうね。(笑) でも、意外にダメージを受けたのか、あいさつでは、1回きりのいい思い出として、甲府に帰って、真面目に教師を続けたい、と弱気になりました。
その後、亜矢子が犯人と知って、村岡に謝るはな。 「花子という名前に、どうしてそこまで、こだわってたんですか?」 「私、子供のころから花子と呼ばれたかったんです」 何なんだ、このかみ合わない会話は。 はなのは、全然答えになってないし。(笑) これからも書き続け、また、翻訳し続けるよう村岡から励まされながら、甲府に帰っていきました。
東京から戻ってきたはなを待っていたのは、お見合いでした。 お相手は、徳丸が世話をした徳丸家と肩を並べる大地主の跡取り息子、望月啓太郎でした。 『児童の友賞』受賞を聞いて、興味を持ったそうです。 あれれ、はなが最初に帰郷したとき、電車の中で見初めた武が、どこのお嬢様か使用人に見つけ出すよう命じていましたよね。 それを聞きつけた徳丸さん、ここいらにうちより大地主なんかいる訳ねえずら、とかなんとかいってたずら。 いったい、どっちが正しいんだ。(笑)
小作のくせに、お父様が持ってきた縁談を断るだけ?って、相変わらず武は、根性がねじれています。(笑) で、もちろん、こんなおいしい話、早耳のリンが、逃すはずはありません。(笑) 安東家と周囲は大盛り上がり、おっと、朝市だけは反対ですが(笑)、速攻お見合いと相成りました。 母子とも、徳丸家の妻の形見の着物を借りておめかし。 しかし、ふじにあの白っぽい着物はないよね。 顔の黒さが、際立っちゃうじゃん。(笑)
このお見合い、望月家の両親は不在で、徳丸が父親代わりなんですね。(笑) 啓太郎は、望月家の葡萄酒造りを任されていて、外国に勉強に行くことも考えているから、その時は、はなの語学力が役に立つそうです。 確かに、英語が話せれば、ある程度のコミュニケーションは取れるかもしれませんが、でも、葡萄酒は、やっぱりおフランスざますわよね。(笑)
『みみずの女王』を読んだ啓太郎から、いい趣味ですねといわれ、とまどうはな。 はなにとっては、趣味じゃないんですけれども、ってじゃあ何?まさか仕事!? しかし、甲府に住んで、近くに安東家の家を建ててくれて、借金肩代わりしてくれて、使用人を雇ってくれて小説書き放題、てぇー、吉太郎じゃなくても、即答ずら。(笑)
その数日後、教室の外に吉平が現れました。 昔と違って、誰でも自由に学校に入れたんですよね、つい最近までそうだったのに、世知辛い世の中になってしまいました。 グッド・アフタヌーンはな、に教室の子供たちは、答えてくれませんでしたね。(笑) この自由人振り、そしてはなへの溺愛振り、好感を持つ人とそうじゃない人、大きく二つに分かれそうです。 私は、正直、好きになれません。
はなは、4年振りにおとうが戻ってきた、といっていましたが、検証してみましょう。(笑) 大正2年1月、ふらふらになったかよが女学校に辿り着いたとき、東京行きの旅費を徳丸さんから借りるふじは、この時点で2年10か月戻っていないといっていました。 この年の7月に受賞が決まり、授賞祝賀会が開かれて、それからすぐに見合いして、数日後に吉平が戻ってきました。 その後で、終業式をやっていたので、大正2年7月に吉平は戻ってきたとみていいでしょう。 すると、3年4か月振りに戻ってきたことになります。
一方、吉平の話によると、社労新聞社に手入れが入ってから、一度も戻ってきていないようです。 吉平が、はなにガス燈の下で別れを告げたのは、蓮様の婚約騒動の時ですから、明治42年11月のことです。 おそらく、このあとは自宅に戻っていないので、大正2年7月現在、少なくとも3年8か月は家に寄りついていないことになります。 従って、少なくともふじが徳丸さんに語った2年10か月は、勘違いだったことが分かります。 はなはずっと寄宿舎にいたので、最後に吉平が自宅を出た時期は知らないはずですが(笑)、はなの4年振りにおとうが戻ってきたというコメントの方が正解のようです。 あー、すっきりした。(笑)
それはともかく、吉平は、まっすぐ家に帰れずに、はなに仲介を依頼します。 ところが、校長から見合いの話を聞いて、まっすぐ家に戻ってきてしまいました。 「はな、見合いなん断れ」 もう、はなのこととなったら、見境がないんだから。(笑) 理由は、はなを東京の学校で勉強さしたのは、広い世界で英語を使って活躍してほしかったからじゃん、地主に嫁がせるためなんかじゃねえ、からだそうです。 英語を勉強させるために、修和女学校にやったわけじゃないですよね。 読書が好きなはなに思いっきり勉強してほしかったからで、たまたまミッチョンスクール(笑)だったから、英語も勉強させられただけのこと。
ついでに父親の自覚がない吉平をしかりつける吉太郎も、怒りのためいうことがでたらめ。 はなが見合いしたのは、家族のためじゃんか、結婚したら、望月さんがこのうちの借金肩代わりして、家族の面倒まで見てくれるちゅうでほれではなは見合いしただ、なんていってるけど、周りが盛り上がって断り切れなかっただけのこと。 はなが甲府に戻ってきたんだって、 帰ってこねえおとうの代わりに、金稼いで借金返すためじゃん、といってますが、いやいや、ふじの書いたハガキを見て、彼女のそばにいてやりたいと思っただけじゃん。(笑)
でも、吉平にこれまでの怒りをぶつける吉太郎の気持ちが、私にはよく分かるよ。 とにかく、戸主としての自覚がなさすぎるもん。 でも、ももちゃんは、吉平の帰りを素直に喜んでくれて、よかったですね。 「おとうは、このうちのこと何にも知らなんだから、大急ぎで勉強してもろうさ。宿題だって出すよ」 はなも、自分が人一倍愛されていることを分かっているんでしょうね、優しい声を掛けてあげました。
おとうは、まんじゅう屋さんと、その郷里、新潟の山奥に逃げていたのね。(笑) でも、たまたま出所した浅野と遭遇し、影響力を持たない吉平が、警察に追われることはない、と教えられました。 山奥を逃げ回る小心者が、東京に戻ることに説得力がないので、浅野との邂逅がご都合主義としか映りません。 社会主義思想を巡るエピソードそのものが、このドラマから浮きまくっているような気がします。 そもそも、吉平のような性格の人間は、そんな思想にかぶれないような気がします。 もっと、別の話の方が、よかったんじゃないでしょうか。 それとも、今後も、この話が絡んでくるのかな。
吉平の告白を一部始終、耳にしたふじは、結局、許してくれました。 何やかやいって、ふじは、吉平が好きなのね。 ふじが吉平の手を握りしめ、彼がそっと握り返す、このシーンだけはよかったじゃんね。
吉平と吉太郎が同席した朝食は、硬いというか気まずい雰囲気が漂ってますね。 その空気を打ち破ろうとしたはなは、ええ加減見合いの返事しねえでいいだけ、と突っ込まれ、墓穴を掘ってしまいました。(笑) おまけに終業式にもらった、校長がつけたはなの通信簿は、オール丙でした。(笑)
それからまもなく、吉太郎の入営の祝賀会が開かれていました。 親族席は、中央に周造、向かってその右に吉平、左にふじ、ここまではいいんですけど、ももが吉平の右隣、はながふじの左隣の末席というのは、本当は逆じゃないとね。 日本人にとって、席次は大切ですからね、ついつい目がいっちゃうのよ。(笑) その席で、吉太郎は職業軍人を目指すと宣言し、吉平はそれに反対。 ここまで対立させるということは、何かのきっかけで、気持ちが通じ合うことになるんだろうな。
徳丸さんは、じれてとうとう、ももにまで見合いの返事を催促しました。(笑) はなは、両親の会話を聞いて、やっぱり、結婚にはパルピテーションが必要だ、と気付きました。 私は、吉平が出会いの時の櫛以外、何もプレゼントしていなかったことにびっくり。(笑)
はなは、返事を聞きにきた望月に断るかと思いきや、もう少し時間をくれ、とずうずうしい申し出をしました。 「ほれは考えるものではなく、感じるものではねえでしょうか?はなさん この話は白紙に戻さしてくりょうし」 自分への愛情がないことを悟った望月は、自ら身を引きました。 最後まで、本当にいい人でした。 というわけで、初恋同様、初めてのお見合いもあっさり終わってしまいました。
福岡では、蓮様の伝助・冬子改造計画が、進行中。 なんと、金にあかせて、有名演奏家による弦楽コンサートを開催。 せんべいをボリボリ食べる伝助にブチ切れる蓮様と、それを公然と批判する女中頭のタミ。 いやあ、すごいことになってきましたね。 羽織を伝助に着せるタミ、やっぱりこの二人、明らかにできてますね。(笑) ドラマは、夫婦より女同士の対決の方が、何倍も盛り上がります。(笑) でも、今のところ、嘉納家におけるマウンティング・ランキングは、タミがぶっちぎりの第1位です。(笑) 「寂しさのありのすさびに唯ひとり 狂乱を舞う冷たき部屋に」 結婚式の写真を見る蓮様、離婚を決意したようにみえましたが、、、
そんな嘉納家に、葉山伯爵がやってきました。 お中元という名のお金を無心にきたんですね。 金をもらうや否や、脱兎のごとく嘉納家を辞する姿に、ある種の潔さを感じました。(笑) やっぱり、葉山家の財産がなくなった、というのは嘘でしたね。 結納金で貴族院議員になって、事業も手広く展開したけど、どれもうまくいっていないって、蓮様が身売り同然に結婚して作り出した金は、すべて灰燼に帰しちゃったんですね、可哀想。 それなのに、今度離縁されたら、二度と葉山家の敷居はまたがせないって、こういうのこそが、傲慢な発言というのよね。
それにしても、お前のために払う金と思うたら惜しいこたない、なんて一度でいいから、いってみたいなぁ。(笑) そんな伝助に当てつけるかのように、自宅の座敷でサロンを開くようになりました。 蓮様、本当にお金使い放題なんですね、うらやましい。 新聞記者の黒沢と道ならぬ恋に落ちていくのかな。
今週は、本当によく分からない展開でした。 来週こそ、パルピテーションを感じられる話を期待しています。
さて、第8週の関東地区の最高視聴率は、周造がはなに、失敗にも一つだけいいことがある、同じ間違えを繰り返さねえことだ、と励ましてくれた22日(木)の24.0%と第1位でした。 第8週の平均視聴率も、22.6%と第6週に次いで2番目の高視聴率でした。 ドラマが曲がり角を迎えるどころか、私の予想が曲がり角を迎えちゃいました。
関西地区の最高視聴率は、たえを連れ出したはなに緑川が、こんな落第教師いんほうが生徒たちもおとなしくするら、とここぞとばかりに攻め立てた21日(水) と甲種合格した吉太郎が、ももに好きな人はいるかと聞かれ、いたけんど、もう遠くに行っちまった、と寂しげに語った23日(金)の22.6%で、第1位をキープしました。 名古屋地区の最高視聴率は、はなが、大丈夫、今日は新しい日だ、今日はまだ何一つ、失敗していない、新しい日だと思うと少しだけ救われる、と自らを奮い立たせた22日(木)の23.3%で第1位と、定位置に返り咲きました。
『軍師官兵衛』の第21回は、関東地区で14.8%で第13位と、いずれも前週とほぼ同じでした。 ちなみに八重の第21回は、関東地区で14.1%でした。 第21回までの全平均は、官兵衛15.54%、八重15.61%です。 名古屋地区は、17.9%で第5位と、順位を1つ上げました。 関西地区は19.1%で第3位、関西の人は分かってるね。(笑)
土牢の窓から見える藤の花、ちょっと今風というか西洋風でしたけど、よかったですね。 この花が、後々、意味を持ってくる、そんな意味深なエピソードっぽく描かれていましたね。 来週は、ようやく助け出されそうで、よかったです。
善助と九郎右衛門のキャラが、入れ替わっちゃいましたね。 これまでは、善助が走り出そうとして、九郎右衛門が冷静に押さえ込む、という展開でした。 主を捕らえられて、頭に血が上ってしまったのかもしれませんね。 それにしても、大の男3人よりも、お道の方が、よっぽど役立っているのが、笑えました。(笑)
それでは来週も、松寿を人質にした時からこのような日が来ることは覚悟し、これも武家に生まれた者の定め、致し方ありませぬと、ままならぬ現実を受け入れ、されど殿が裏切るはずがござりませぬと信ずる心を大切に、織田家とともに歩むことそれが黒田の生き残る道と覚悟を定め、こぴっと仕事がんばれし。 「銃声が四方からする。有岡ほどの要害を落とすには、攻め口を一つに絞るべきだ。織田勢はこの城の弱みを見極めてはおらぬ。これではいたずらに兵を失うばかりだ」 ごきげんよう さようなら |
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