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[7324]一本の麦になる 投稿者:まっくん

投稿日:2015年03月06日 (金) 18時58分

みなさん、こんばんは。
今日は、啓蟄、ようやく春が来た、という感じがしてきました。

さて、『マッサン』、今週は、熊さんと一馬が主役の一週間でした。
昨日の放送なんて、主役の政春が、一言もしゃべっていないじゃん、こんなドラマ、ほかでは、ありえんでしょ。(笑)
私は、どうやってウイスキー事業を立ち上げ、軌道に乗せたかを観たいのに、肝心の亀山家が、ラストスパートのこの時期に脇役ってのはないんじゃないでしょうか。

それでは、今回も、先週の土曜日から振り返っていきましょう。
エリーは、初恋の相手ジョージと結婚の約束をしたけど、彼が戦死し、そのことをクリスマスの日に知ったとのこと。
それで、エマに同じような思いをさせたくなくて、頑なに反対をしたとのことでした。
わざわざ二日間にわたってエリーの初恋話をしなくても、金曜日の最後で、ほとんどの視聴者は、そのことを推測できたんじゃないでしょうか。

これまでも、クリスマスの日にエリーが沈鬱な表情を浮かべるとか、伏線があってもよかったんじゃないかな。
政春のプロポーズに、先に死なないで、とエリーが条件を付けるシーンも、初登場ですよね。
この場面も、しっかり伏線として、流しておいてほしかったなぁ。
ちなみに、エリーが、ジョージからあざみの花をもらう場面と、彼の死を知って嘆くところは、強く吹く風の具合や、高く打ち寄せる波の様子なんかから、同じ日に撮影したのが、見え見えでしたね。(笑)

この告白を聞いたエマは、死に別れを恐れて生きるより、今を精一杯、自由に、自分の気持ちに従って生きるべき、冒険に危険はつきものだけど、それを恐れていては、前に進めない、とエリーから教わった、と伝えました。
それでエリーは、改心し、日記の盗み見も謝罪して、一件落着、あっさり和解しちゃいました。
この一週間は、何だったんでしょうね。(笑)

エマは、エリーが許してくれたと、喜び勇んで一馬に報告しました。
一馬は、エマにはまだ、自分の気持ちを告げていないよね。
でも、一馬は、許してくれた?本当に?と、交際を反対されている彼氏のような態度でしたね。
俊夫とハナのとき以上に、まどろっこしいなぁ。(笑)

エリーはエリーで、ジョージのことをエマと二人だけの秘密にしておけばよかったのに、正直に政春に告げてしまいました。
罪つくりだね。(笑)
ハナが熊さんの耳掃除をしていたと知った俊夫よりも、はるかに衝撃は大きいですよね。(笑)
日本に来てから、優子さんのことで、エリーを心配させたから、おあいこだね。(笑)

今は政春だけを愛しているというエリーの言葉に、政春はあっさり陥落、二人は、愛を確かめるべく、抱き合いました。
そんなところへ走り込んできた俊夫が、エリーをニシン御殿に連れて行きました。
そこへやってくる一馬、なんでエリーが先に到着するねん。(笑)

ニシン御殿を訪れたのは、兵事係の人でした。
進さんの予想は当たり、エマの初恋が認められたタイミングで、一馬に赤紙が届きました。
赤紙を届ける人は、兵事係っていうんですね、勉強になりました。

この日が、昭和18年10月18日で、22日に札幌に召集されるとのことですから、あと4日間しかありません。
札幌までいかなければいけないので、正味3日しかないという俊夫。
そうなんですよ、前々からしつこいくらい説明していますけど、函館よりはるかに近い札幌ですらそうなのよ。
それを分かっていて、どうして、函館まで、日帰りの行商に行かせるかなぁ。(笑)

熊さんの万歳が、痛々しかったですね。
涙を隠すには、明るく振る舞うしかないんでしょうね。
あの素振りをする姿が、なんともいえませんでした。
ハナも悲しみを胸の奥に隠している様子が伝わりますが、政春にとっては、しょせん人ごとという感じしか伝わってきません。
進さんなんて、待ち望んでいたと、本当に喜んでいますもんね。(笑)
辛い気持ちを紛らわせるため、熊さんは、身内だけの壮行会を企画しました。

その予行演習か、窓を開け、大声で蛍の光を英語で歌うエリーとエマ、あんたらはアホなのか。(笑)
特高に、捕まろうとしているとしか思えません。
この時局を、完全になめてますよね。(笑)

残された時間を使って、政春は、一馬にブレンドのやり方を教えることにしました。
政春は、時間がないから、基本的なことしか教えられないっていってますけど、たった3日間で基本を学べちゃうほど、簡単なものの訳ないよね。
初歩的、の間違いなんだろうね。(笑)
それにしても、召集準備に忙しいときにそんなこと教えても、身につくどころか覚えているわけもないし、あくまでも政春の自己満足のためのものだね。
付き合わされる一馬が、かわいそう。(笑)

ハナは、工員に千人針をお願いしに行きました。
寅年の人は、虎は千里を行って千里を帰ると、縁起がいいから、年齢分縫えるんですね。
恥ずかしながら、初めて知りました。
アンでは、国防婦人会の内紛で、かよや壇蜜演じる雪乃の下町水商売軍団と、山の手上流階級軍団が、出征の見送り場所を巡って、はなの家の前で衝突したときに、虎の絵が描かれた布に縫われた千人針が、登場していましたね。(笑)

朝ドラといえば、このとき、私は寅年だから、と申し出てくれた久美さんは、純愛では、里やの2階に閉じこもっていた天野巌さんの娘さん役でしたね。
ビジネスホテルの受付をしていましたよね。
『ごちそうさん』の最終回では、駅前でカレーを売りながら通天閣の帰りを待つめ以子に、復員してきた夫に食べさせたいから安くしてくれないか、とお願いをして、ただでもらった女の人を演じていましたね。

エリーは、この戦争は誰のためにするの、と問いかけてくるエマに、一馬のためにできることを、一所懸命にやりなさい、とアドバイスしました。
政春は、一馬にウイスキーの香りのかぎ分け方を伝授。
そこへ終業の鐘が、鳴りました。
あれれ、政春は、始業の鐘には、あれだけこだわっていたのに、終業時は、他人に任せているのね。(笑)

そこへ、熊さんが、映写機が動かない、といいながら、入ってきました。
てっきり、一馬が直すと思いきや、なんと政春が修理しちゃいましたよ。
さすがは、大阪高等工業学校卒だね。(笑)
映写機が直ったところで、ニシン御殿に、久美・マツ・チカが現れ、一馬に久美さんがこしらえた大豆とくるみと松を渡しました。

てぇー、久美さんも会津出身だったんですね。
これって、『八重の桜』でも、出陣祝いの儀式として、やっていましたよね。
あの時は、勝栗も並べられていました。
勝って(勝栗)、マメ(豆)で、来る身(くるみ)を待つ(松葉)、と風吹ジュンさん演じる佐久が、松重さん演じる夫の権八さんのために用意して、その意味を説明してくれていましたよね。

じぇじぇじぇ、ところが、久美さんが一馬に縁起物を渡した直後に、あの兵事係がやってきて、彼女の夫の戦死公報を届けました。
なんで、こんな展開にするかなぁ。
縁起物が一転して不吉なものに、久美さんの好意を踏みにじるような脚本、よく書けるなぁ。
とはいえ、権八さんも、佐久さんの出陣祝いも虚しく、それからすぐに、若松(会津)城で、爆弾に倒れ、亡くなっちゃったもんね。
あんまり、縁起がよくないものなのかも。(笑)

そんなこんなのできごとがあったあと、身内だけの壮行会が、行われました。
中島夫妻も出席しているのに、よしえちゃんはいないのね。(笑)
勤労奉仕をやめるときに、仲違いでもしたのかな。
明るく振る舞う熊さんは、ソーラン節を熱唱、場は盛り上がりますが、エマだけは浮かぬ顔。
初めて、ニシン御殿を訪れたときは、あんなに喜んで、大きな声で歌っていたのにね。
そうそう、熊さん、昔取った杵柄で、梯子段から転げ落ちるんじゃないかと、心配しちゃいましたよ。(笑)

そして、フィルム上映会、ハナと一馬の小さい頃の映像が、映されました。
さすが、かつての大財閥、持っている物のレベルが違いますね。(笑)
タイトルバックによると、ハナが10歳、一馬が2歳とのこと。
母親のシノさんも写ってますけど、このあと、しばらくして亡くなるんですよね。
熊さん、よく正視できるなぁ、自分がかけた苦労や、ニシン御殿を見せてあげられなかった後悔などがこみ上げてきて、辛くならないのかなぁ。

そうそう、話は前後するけど、思い出したときに書いておきますね。
昨日、ニシン御殿で、熊さん、一人で一馬の子ども時代の映像を観ていましたよね。
ゲゲゲでの、映画館の客席に座って、自分の来し方を振り返える、イトツの最後の場面が、ありありと脳裏に浮かんできました。(笑)

さて、話を戻して、上映会の後の熊さんには、泣かされました。
とにかく勝て、何が何でも勝て、勝つためなら、何をやったって構わねえ、と力説しました。
本当は、とにかく生きろ、何が何でも生きろ、生きるためなら、何をやったって構わねえ、といいたかったんでしょうね。
後に、エリーに対して、熊さんは、一馬が迷わないように、腹をくくれるように、背中を押す言葉を言い続けた、といってましたけど、本当は引き止めたい、そんな、もっともっと深い思い、愛情があったんでしょうね。
とにかく、ここのところは、これまでの中でも、屈指の名場面だったんじゃないでしょうか。

熊さんは、この戦争が正しいと思ってるの、と、そんな、いい場面をだいなしにした、エマの青臭い発言には、げんなり。
一馬を心配しているのは、お前だけじゃないんだ、と誰か、こぴっと言い聞かせろし。
熊さんの、深い父親としての愛情が理解できないなら、せめて、おとなしく黙ってろし。

そして、出征の2日前、政春は、一馬にテイスティングを教えています。
なんか、これくらいのことなら、これまでにも、教えていても、おかしくないよね。
詳しいことは、もちろん分かりませんが、出征前のやっつけ仕事なんだし、入門編にも至らないような初歩の初歩といったところでしょうしね。

それから、みんなで一馬の出征を祝い、集合写真を撮ることになりました。
政春は、せっかくの家族写真だから、と遠慮するそぶりを、一応はみせていますが、エリーもエマもめかし込んで、写る気まんまんじゃん。(笑)
写真屋の主人は、海原はるかさんでした。
相方のかなたさんは、政春たちが住吉酒造をやめたあと、パンも焼ける瀟洒な洋館を借りようとした、その時の家主さんでしたね。

ここでもエマは、笑わず、さすがの熊さんも、笑わなくていい、と突き放しました。
現像するまで分かるはずないのに、いい写真が撮れた、きれいに撮れた、と自画自賛、本当にいいかげんな奴なんだから。(笑)
出征までの2日間で、現像できるのかな。
一馬が、持って行かないと、意味がないしね。

その後、エマは、一馬に、一緒に戦争のない国に逃げよう、と誘います。
一馬に、戦争のないところはない、と断られると、エマは、自分への思いをしつこく聞き出そうとします。
悲しい思い出を残さないよう、エマを気遣ってなにもいわないのにね。
そんな気持ちが分かりさえすれば、エマも、本心を隠して笑顔で、写真に写ることができるのにね。
戦地で、仏頂面のエマの顔を見る、一馬の辛い気持ちが、まだ想像できないお子ちゃまなんだね。

そのエマは、泣きながらオルガンを弾いています。
手の動きというか肩の動きが、音が合ってなかったぞ、こぴっと練習しろし。(笑)
ていうか、ふてくされてオルガン弾いてる場合じゃないっしょ。
こぴっと、工場の仕事を手伝えし。

ハナは、意を決して、エリーにも、千人針を頼みました。
エリーは日本人だし、敵を殺すためのものじゃなく、銃弾から身を守るためのものだから、それさえ説明すれば、一馬のために引き受けてくれますよね。

その夜、政春が、始業の鐘を、今度は、箱に入れず、手にぶら下げて帰ってきましたよ。(笑)
どうでもいいアイテムなので、演出家によって扱いが、バラバラなのかな。(笑)
エリーは、ソファーに座って千人針に勤しんでいます。
それくらい、ハナに頼まれたときに、ちゃちゃって、やってしまえばよかったのに。
それとも、寅年生まれなので、年齢分を縫っているのかな。
その時、エマは、自室に籠もったまま、出てきません。

一馬も、自室で遺書を書こうとペンを取りますが、筆先は動きません。
そこへやってきた俊夫は、よかったね。
死んでも生きて帰ってこい、熊さんと違い、俊夫は、少し本音で語りかけました。
おそらくは、俊夫も、一馬も、これで会えないんじゃないか、と思っているんですよね。
それでも、互いに心配をかけぬよう、気を遣っていて、素晴らしいシーンになりました。

ちなみに、私も、一馬が、当然に戦死すると思っているのよ。
で、彼が出征するときに渡した大麦の種を政春が育て、それが、一馬に由来するウイスキーの原酒になるんじゃないかと。
これで、生きて戻ってきたりした日には、恥ずかしくて、啓蟄に逆行して、穴に入っちゃいます。(笑)

俊夫が、外に出ると、熊さんが、外で星空を見つめていました。
そういえば、ハナがお見合いをする、といったときも、櫓に上って、星を眺めながら、酒を飲んでいましたね。
重要な考え事をするときには、星を見上げるのね。(笑)

エリーは、エマに千人針を頼み、反抗するエマに、ようやく、みんな辛いのを我慢している、大人になれ、としかりました。
これを、もっと早く、せめて写真を撮るときに、しからなきゃいけないと思うけど、そうしたら、一週間、持ちこたえられないのよね。(笑)
それはともかく、子どもの頃、タケシを突き飛ばしてけがをさせたときもそうだったけど、怒るタイミングが、遅すぎ。
でも、まあ、朝ドラだから、たったこれだけのことで、エマは、改心しちゃいました。(笑)

そして、出征前夜、みんなで壮行式を開きました。
一馬のために、蛍の光の英語版『オールド・ラング・ザイン』を歌い、涙を流す熊さんにびっくり。
歌詞の主旨は知っていても、細かい意味は分からないのに、よく泣けるなぁ。(笑)
歌詞を書いた横断幕も準備していたし、みんなも歌っていたので、事前に練習していたんでしょうね。
ということは、熊さんが、自発的に歌わなくても、みんなで歌って、彼にも歌わせるつもりだったのかな。
それなら、最初から、扉を閉めとかないと。(笑)
途中から、演奏が変わったのは、ご愛嬌ですかね。

明日、出征するのかな。
エマが、アザミの花が描かれた髪飾りを一馬に託すんじゃないかと、ずっと予想しているんですけど、当たるかな。

さて、第21週の関東地区の最高視聴率は、エマが、一馬の工場に入り浸り、帰り道に二人で、じゃれあった25日(水)の23.1%で第2位、第1位は、笑点の24.2%でした。

月曜から土曜までの詳細は、21.4%、22.1%、23.1%、21.4%、22.5%、20.8%で、第21週の週平均は21.88%、『ごちそうさん』の第21週の平均は22.23%、『花子とアン』の第21週の平均は22.30%でした。
第21週までの全平均は20.73%、『ごちそうさん』は22.37%、『花子とアン』は22.58%でした。

関西地区の最高視聴率は、政春が、海軍から、潜水艦の音波探知機に使う酒石酸を抽出するため、ぶどう酒造りを依頼され、それを一馬に任せた23日(月)の24.2%で、第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、エリーが、エマの恋愛に猛反対し、彼女の日記を勝手に読んだ27日(金)の22.6%で第3位、第1位は行列の25.1%、第2位はイッテQ!の23.9%でした。

『花燃ゆ』の第9回は、関東地区が12.9%でした。
ちなみに、八重の第9回は15.1%、官兵衛の第9回は15.4%でした。
第9回までの全平均は、花燃ゆ13.77%、官兵衛16.44%、八重17.57%です。
関西地区は15.3%で、第14位でした。
名古屋地区は16.2%で、第17位でした。

今回の『花燃ゆ』も、大島さんの脚本、まとまりがあって、とてもよかったです。
ちょっと軽いですけど、これは彼女のせいじゃありませんしね。(笑)
今回のキーワードは、「志」と「つまらん」でしょうかね。(笑)
キーアイテムは、お菓子でしたね。

高杉晋作と敏三郎をうまく絡めて、立場は違いますが、それぞれ家族から期待された姿を見せようと無理をし、苦悩する男たちを描きました。
お互いに、守られるだけの立場が、苦しいんですよね。
相撲での勝敗に物言いをつけたことが、二人の出会いでしたね。
あんなに積極的に、軍配に文句をつける敏三郎は、これまでの彼からは想像できません。
キャラ変というよりも、男へ成長していく過程なんでしょうね。
そのせいか、これまでは文が視聴者のために通訳してくれていましたけど、今回から、字幕に変わりましたね。(笑)
それにしても、土俵のまわりの者たちは、先に足がついたのに気付かなかったとは、何を見ていたんでしょうね。(笑)

晋作が、反則技で力士を倒し、敏三郎と会場から逃げました。
力士たちが彼らを追いかける途中、晋作にぶつかられ、起き上がったばかりの伊藤利助に激突しました。
利助は、その力士に吹き飛ばされ、土塀に衝突しました。
番組の最後に現れた利助が、右腕にキブスをしていたのは、この時のケガなんですね。(笑)
初代総理大臣って、二度もいう必要はないような気もしますが、こんなドジで頼りない男が、と言外にいいたかったのかな。(笑)

それはともかく、晋作と敏三郎が、力士を振り切り、杉家まで逃げ、そこで寅次郎と出会うという、連続したストーリーになっていました。
こういうの、好きです。(笑)
寅次郎に合う前に、待望の陽子と和さんの出会いが、ありました。(笑)

寅次郎の塾には、ぞくぞくと人が集まり、食費や光熱費などで火の車状態。
確かに、文は、お安くしておきます、と勧誘したのに、寅次郎が、教えを請うのは自分だから、謝礼を払うのは自分の方だ、と言い張るので、請求できません。
そこで、金持ちの晋作に取り入って、塾の運営費を引き出そうと目論む文、経営者としては、当然の判断ですよね。

寅次郎は、晋作に彼が得意とする詩を吟じさせ、玄瑞の方がうまいと、鼻っ柱をへし折りました。
斜に構える晋作を本気にさせる、見事な攻撃でした。(笑)
こうして、二人を互いにライバルとして認識させ、競わせ、切磋琢磨させて、資質を向上させていくんでしょうね。
百姓・商人・医者を束ねる役割を担う武士が必要、と晋作が力説していましたけど、これが奇兵隊結成の伏線となるわけですね。(笑)

ここで、晋作の詩を誉める経営者としての文、彼にだけおまんじゅう3つとお茶をお盆にのせて、特別待遇。
晋作も、玄瑞の文への思いを悟り、彼女に急接近し、嫉妬させる作戦に出ました。
玄瑞は、自宅でも、この時の様子を思い出して集中力を欠くし、野菜を寄附したり、泣かせた晋作に詰め寄ったり、文へのスキスキ光線を出しまくっています。
いつから、恋に落ちちゃったんでしょうね。(笑)
それにしても、予告編にもあったと思いますが、文の「ばかったれぇ〜」が、最高でした。

高杉家に出向き、おまんじゅうを晋作の妹に提供して、取り入ろうとする文ですが、こちらは、高杉父に出入りを禁止されてしまいます。
高杉父も、文のことを知りませんでしたね。
彼女、ドラマの初期と違って、あまり知名度がない、という設定になっちゃいました。(笑)

結局、晋作は、寅次郎に、今の高杉家を守っていくだけの志では小さすぎる、と心内を看破されたため、父から離反、入塾を決意しました。
確かに、伊勢谷寅次郎は、包容力や説得力があり、みんなが惹きつけられていくのも、よく分かります。
『龍馬伝』の高杉晋作役に続き、適役ですね。

敏三郎は、文から独り立ちして、強い男になろうと、晋作に入門し、ついでに男にしてもらいました。(笑)
しかし、色街の近くを晋作と歩いていた、という情報だけで、店を特定し、座敷の検討までつけられるものでしょうかね。(笑)

お金に苦労している姉を見て、写本してお金を稼ごうとした、という話でしたが、これは無理がありすぎ。
どんな理由であれ、勝手に生活費を持ち出すことは許されないし、秘密にする理由もないよね。
別に、彼のせいで、窮乏しているわけじゃないからね。
それに、自宅で写本すればお金がかからないけど、お店の部屋を借りれば、いろいろ経費が必要ですしね。
せっかく、全体的にいい流れだったので、ここも、もう少し現実味のある設定にしてほしかったなぁ。

現実味といえば、敏三郎は、完全に読唇術で言葉を理解している感じで、晋作は当然ながら、文もほとんど手話を使わず、普通に話していましたよね。
色街の座敷で、文と晋作が言い合う中、敏三郎は、涙ぐんでいましたよね。
いくら読唇術に長けていても、自分の後ろに立つ晋作と、目前の文の口の動きを読み解くのは、不可能ですよね。(笑)
敏三郎の聾唖者としての扱いが、ご都合主義というか、あまりにもぞんざいなのよね。

ちなみに、敏三郎が、内緒でお金をつくろうとした場面は、『おひさま』で、居候している丸山家のために、路上で絵を描いて、小遣いを稼ごうとして警察に連行された杏子ちゃんを思い出しました。(笑)

敏三郎が、外出したまま夜になっても戻らず、文が戸口で心配していた時、亀さんの食事が準備されていなかったのも、ちょっとねぇ。
おそらく、スケジュールが合わなかったんだと思いますけど、食事だけは、彼女の分も、準備しておいてほしかったです。(笑)

そういえば、伊之助の助言で、野山獄の獄囚は、全員、釈放され、空っぽになってしまいました。
福川犀之助さん、失業しちゃいましたね。(笑)
そこで、行く当てのない富永有隣は、杉家に居候にやってきました。
本当なら、すぐに寅次郎や塾生たちと交流するはずなのに、その後、全く画面に現れませんでしたね。
これも、ちょっと、不自然でした。
来客といえば、梅田雲浜が登場、これから先が、楽しみです。

それでは来週も、人生がつまらぬのは己がつまらぬと知り、罪人はしょせん罪人と皆に思わせて世間知らずの若者たちをあおることなく、付き合う相手を考え、わざわざ道を踏み外すようなことはせず、皆を束ね、この国を変えようと本気で思い、やる気が尽きることなく、面白そうな匂いを感じ取り、強い男になりたいと願い、自分の頭で、国のため、家のために役立つことを考え、敵の戦い方に翻弄されることなく、己の戦い方を貫いて、こぴっと仕事がんばれば、自分の眼を開かせてくれ、志を自分自身で見つけ、それを掲げることができるじゃんね。

「暴れ牛のような眼をしとった」
「暴れ牛?高杉さんが?」
「溢れんばかりの力が、外に出とうて、出とうて、もがいとる」
CATCH A DREAM!!



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