投稿日:2015年06月05日 (金) 18時24分
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みなさん、こんばんは。 6月らしい天気になってきましたね。
さて、今週の『まれ』は、なにやら完全にコメディーになっちゃいましたね。 でも、笑えないのが、悲し過ぎる。 特に、今日は、いらないよね。 再放送中の『あまちゃん』のすばらしさを、こんなことで再認識させられるとは思いませんでした。(笑)
それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。 藍子さんは、自分は輪島に残る、徹は東京で夢を追いかけろ、と突き放しました。
そして、1月4日に一徹とみのりの婚約パーティーが行われました。 大輔が村を去ってから数日後、という魔女姫のナレがありましたけど、これは違うよね。 大輔が、桶作家を辞したのは、彼の言葉のとおりなら、1月3日ということになるからね。
しかし、みんな正装しているから、てっきり結婚披露宴かと思っちゃいましたよ。(笑) 婚約というか、結納は、もっと厳粛な儀式だと思うけど、それは1月3日にやっちゃった、ってことなのかな。 それとも、パーティーだけを先走ってやっちゃった、ということなのかな。 とにもかくにも、よく分からないパーティーです。(笑)
また、希だけは、相変わらず、カジュアルなのよね。 彼女が正装したのって、輪島市役所の面接と採用の日くらいじゃんね。(笑) その希のつくったケーキは、フランス菓子じゃ使用しない、と浅井に教えてもらったマジパンのオンパレード。 本当に、大悟をリスペクトしているのかな。(笑)
そうそう、この婚約ケーキも、前の大悟のクリスマスケーキも、苺にヘタが付いたままなのよね。 辻口さんのケーキって、そうなのかな? みんな、希をさすがプロ、と持ち上げてるけど、まだケーキづくりを教えてもらっていないから、はっきりいって、ド素人なのよね。(笑) それにしては、見事な出来だよね。(笑)
一子は、何をトチ狂ったか、大阪のおばさんのところに行く、と宣言しました。 どこへ行くか、じゃなくて、何をやるか、だと思うけど、せっかくの美容学校はやめるってことだよね、きっと。 まじめに通っているふうには見えないけど、でも、もったいないなぁ。
そして、圭太に別れを告げました。 一子が好きだ、と抱き寄せる圭太、みんなの前でこんなことをいい、するなんて、全く誠意が、感じられません。(笑) まじめそうで、ただのいい加減な男、ってことになっちゃうけど、それでいいのかな。 何か2回失恋した気がする、という希も、救いようもないね。(笑)
徹は、藍子さんに離婚届を渡しました。 このあたりも、完全に正宗さんだね。(笑) 藍子さんは、そのまま、箪笥の引き出しにでも、入れておくんじゃないでしょうか。 でも、徹は、後悔していましたね。 徹も、周りの人も、みんな離婚したとおもっているみたいけど、実は、って展開なんだろうな。
希が、不合格になったことは、藍子さんも、文さんも分かっていたようです。 そりゃそうだよね、荷物をまとめて戻ってきて、何もない方が、おかしいよね。 大悟に、何かを得たいなら、何かを捨てろ、といわれたことを藍子さんに話しました。 それは、覚悟をしろ、ということなのかもしれない、と希は、感じ取ったようです。 前に進むための覚悟を決めて、希は、再び、横浜に行く決意を固めました。 希らしさは忘れるな、夢を応援する気持ちは捨てるな、と藍子さんは、励ましてくれました。 この言葉は、とってもよかったです。
で、結局、桶作家に掛かってきた無言電話は、誰だったんでしょうね。 高志だったのかな? でも、もしそうなら、これまでの展開からしても、みのりの携帯電話にだよね。 ということは、大輔なのか。 でも、電話番号を知っているとは思えないし、無言電話ってタイプじゃないしね。 ストレートにライブゲイツの社長だった、という線もあるけど、こちらの方が、もっと無言のまま切ったり、しないだろうしね。 よく分かんなかったな。
そして、やってきました山下公園。 背景の、よこはまコスモワールドの観覧車の時計は、7:27と表示しています。 金沢から、横浜行きの夜行バスで来た、という設定ね。 この後、マ・シェリ・シュ・シュの厨房でメレンゲ対決をするとき、右手の白板には、1月6日と書かれていました。 従って、婚約パーティーの翌日、1月5日に金沢に出て、夜行バスに乗った、というのが、時の流れのようです。
で、覚悟を決めた希の格好は、じぇじぇ、前と全然変わってないじゃん。(笑) 前に、黄色いリュックを抱えて、背中には巨大な荷物、左肩からは、あいかわらず、ほうきが伸びています。 明らかに、ため撮りと分かっちゃうじゃんね。(笑) 大切な魔女姫人形は、前に抱えたリュックにひもでつり下げられて、ぶらぶら揺れてるけど大丈夫なのか。 人混みを歩いていたら、すぐに何かに引っかかって、ちぎれてなくなっちゃいそう。(笑) 赤い靴はいてた女の子像を相手に、再修行のお願いの練習をして、子供に気味悪がられるところは、笑えないし、いらないよね。
で、お店に行くと閉店の貼り紙、中から、信用金庫の職員が、もう融資できない、と出てきました。 理由は、クリスマスケーキが、採算割れしたからって、そんな訳ないじゃんね。 能登大納言も、元治さんの塩も、おそらくは好意で、ただなんだろうしね。 気が向いた時しか、お店を開けないからだよね。 それにしても、何の伏線もなく、よく、唐突に借金ネタに持って行けるよね。(笑)
天中殺に行った希たち、珍さんの賄い料理、激辛えび餃子をずうずうしく要求する希。 店が傾いているときに、人を雇うところなんてあるはずないのにね、輪子のいうとおり、別の店を探すのが筋だと思うけど、でも、抵当に入っている建物の部屋は、また貸してもらえることになっちゃいましたよ。(笑) ていうか、天中殺、もうお店開けてるのに、高志は、のんびり輪島にいて大丈夫なのか。(笑)
能登では、寺岡家と津村家が、家族ぐるみのお付き合い。(笑) 希は、今度は、ちゃんと連絡先を電話してきましたね。(笑) そして、一子は、明日、つまりは1月7日だね、大阪に発つことになりました。 反対しつつも、旅立つ娘のために、髪を切ってあげ、いつの間にか大人になった鏡の中の娘に向かって、いつのまにか、こんな娘さんになってしもて、という場面は、よかったです。 そう、これが、共感してくれる母親像なんだよね。 突き放す藍子さんと、愛情をストレートに表現するはるさん、この対比は絶妙、このあたりの脚本は、すばらしいのに、なんでヒロインが絡むとだめになっちゃうのかな。
図々しくマ・シェリ・シュ・シュに入り込んだ希は、練習中の陶子と浅井に、試作づくりを宣言。 百億年早い、という陶子に、ナッペ・しぼり・メレンゲは、子供の頃からやってきたから、陶子よりキャリアが長い、とのたまわっちゃいましたよ、こやつは。 どうしよう、怒りのあまり手が震える、この陶子の台詞、お茶のほとんどの人が、共感したことでしょう。 朝ドラで、ヒロインを視聴者の敵役にするって、その神経が分からん。 私が辞めたらシェフが困るけど、あなたはお荷物になるだけよ、さっさとよそに行きなさい、陶子さん、よくぞいってくれました。 脚本家は、陶子を敵役に設定したつもりなんでしょうけど、ヒロイン級の賞賛を浴びてますよ。 嘉納伝助さんと、一緒だね。
天中殺に戻ると、徹が、国士無双を輪子に振り込んでいました。 輪子は、再チャレンジで横浜に来た希が天中殺を訪ねた時には、滅多に出来ない役満、緑一色(リューイーソー)を上がっていたし、次に来る牌を、透視しているんだね、きっと。(笑) 国士無双も緑一色と同じ役満、点数は同じなんだけど、これは意外に作りやすいのよ。 私も、二度、振り込んだことがあるのよね、って、それじゃだめじゃん。(笑)
徹は、希を待ち構えていた、といっていたけど、いつ来たんだろ。 もしかして、1月4日、婚約パーティーの日に金沢に出て、夜行バスで1月5日、希の一日前に、東京に着いたのかな。 しかし、激辛五目チャーハンをごちそうになったり、すっかり溶け込んでいるところが、徹のすばらしいところだよね。 彼なら、どこに行っても、生きていけるよ。(笑)
そこへ大悟が、戻ってきました。 美南といった銀行回りは、失敗に終わったようです。 事業の力になるという徹に、大悟は、金を貸せ、と言い放ちました。 初対面の人に、金貸せ、と命令調でいう人間は、ほとんどいないっしょ。 ケーキ馬鹿イコール社会的常識ゼロって、あまりにもステレオタイプすぎるじゃんね。
希は、店員でもないのに、天中殺の部屋を、3万円で借り続けようとしました。 確かに、希はずうずうしいと思うけど、あの部屋を6万5千円も払って借りる人は、いないと思うなぁ。 夕食も付いてないんだし、3万ですらボッタクリって気がするよ。 徹の部屋代半分払ってやるよ、は、同居してやるよ、という意味だったのね。(笑) それなら親だもん、全額払ってやれし。(笑)
ところで、徹の会社、東京のどこなんだろ。 中華街からだと交通費がかさむけど、大丈夫なのかな。 企画開発担当だから、自宅でもできるのかな。 ホームページを作ったり、そうしたIT関連の知識は、6年間の東京での生活で身につけたのかな。
桶作家では、藍子さんが、文さんに、文さん反対け? 徹さんと別れたこと、と尋ねました。 でも、さっきも書いたとおり、私は、出さずに引き出しにでも入れていると思うなぁ。 徹にそう思わせるため、自分も、そう思い込もうとしているんだね。 文さんの、私なら、もっと早よ縁切っとるわ、ほんでも、いっぺん切ったもんをちゃ、またつなぐがは、案外難しいもんやさけ、という意見、いい味を出していますね。
私、土の人になりたい、という藍子さんに、根っこなんか、いくらでも引っこ抜いて運べる、気張らんと、それくらいに思っているのが一番いい、と諭しました。 そこへ、漆塗りの修繕の御用聞きに来た圭太は、文さんから、輪島の二股男、輪島塗の箸、女に配りまくっとる、といわれ放題。 核心を突いているよね。(笑)
徹の話を聞いて、マ・シェリ・シュ・シュをグルメ雑誌で紹介してもらうことに。 固定客が、あれだけいるんだから、毎日地道に商売を続ければ、何とかやっていけると思うけどね。(笑) 大悟はおろか、陶子までもが、部外者希の持ち込み企画に乗るとは、信じられません。(笑) 取材に合わせるように常連客が現れたのは、輪子あたりの仕込みかな。(笑)
取材にやってきたのは、坂本さん。 この後、彼から徹に電話が掛かってきたときに、携帯電話のディスプレイの表示から、マガジンホームという雑誌社と判明しました。 パッとしない名前だね。(笑)
陶子さんは、取材に、この店のケーキの売りは、伝統的なフランス菓子、日本の洋菓子との違いに、徹底的にこだわったお菓子作りをしている、と答えました。 載せてやる感満載の上から目線記者に、フランス菓子と洋菓子の区別もつかんやつに、うちの記事など一行たりとも書かせん、と大悟はキレちゃいました。
ケーキを食べることもせず、記事用の資料を求める居丈高な記者も記者だけど、私だって、フランス菓子と洋菓子なんてつかないよ。(笑) そういうところを丁寧に答えることによって、フランス菓子へのこだわりが、読者に実感を伴って伝わるのにね。 分かる奴だけ分かればいい、といった花巻さん的な発想じゃ、客商売で大きく当てることは難しいぞ。
それにしても、フランス菓子と洋菓子の区別がつかない希に出て行けといわれて、記者は、かわいそうだったね。(笑) ところが、何やいね、あの男、ケーキの話ろくに聞かんと、と怒る希を、大悟が、お前、初めていいこといったな、と褒めちゃいましたよ。(笑)
その後、雑誌の代替案として、希は、お店のホームページ作成を提案。 なんとあの陶子さんが、希の企画にノリノリじゃんね。(笑) 大悟の経歴を作成するための協力依頼にも、二つ返事。 そこまではよかったけど、その希が、マ・シェリ・シュ・シュの意味を聞いて、陶子さんと浅井は唖然。(笑)
店名は、能登の言葉で、まんで愛しい人、という意味なんですね、知らんかった。 みんな、天中殺で賄いを食べているのに、希と徹だけは、自炊なのよね。(笑) さっき、夕食なしなので3万円でも高い、と書いたけど、この場面で、食事が付いていないことが分かるのよね。
大悟の経歴、すごかったですね。 その場面での、学生服姿やジーンズをはいてのジャンプ姿の写真の方が、もっとすごかったんですけどね。(笑) 46才の時、クープデュモンドで優勝していたのね。 希の解説によると、パティシエのワールドカップみたいなもんやそうでして、ワールドカップではないんやね。(笑)
そこに、これまたさっきも書いたけど、マガジンホームの坂本さんから電話が。 あら徹さん、輪島市役所では、公衆電話を掛けていたのに、携帯電話を買ったのね。(笑) MHKテレビ『料理の巨人』のプロデューサーが、大悟のことを、マジ痛くて笑えるね、っておもしろがってくれて、出演をオファーしてきたとのこと。 この動機を知ったら、大悟は、怒って出ないだろうね。(笑) まぁ、予告編を見たときから、パロってるとは思いましたけど、これほどストレートなタイトルとは、、、(笑)
対戦相手は、若手パティシエの西園寺一真。 希の持っている『KANAKO』という、これまたまんまの雑誌にも載っているイケメンでがんす。 『あまちゃん』の『週刊マスト』や、梅ちゃんの『週刊明日』を思い出します。(笑) もう、番組的に、西園寺一真のスケジュールは押さえてあって、対戦相手を探していたときに、大悟にヒットしちゃったんでしょうね。(笑)
で、予想どおり、大悟は、出演を断ります。 料理通を気取った素人審査員の舌なんか信用できん、って、岸朝子さんのこと!?(笑) きっと、ゲスト審査員のことだね。 でも、こんなこと知ってるってことは、大悟も、この番組観たことあるんじゃん。(笑) 家族を路頭に迷わす気か、と説得する徹に、あんたがいうな、と一徹なら突っ込む、と大輔が、ナイス・ツッコミ。(笑) ようやく、高志も戻ってきたけど、賄い食べてる場合か。(笑)
天中殺の厨房では、希が、メレンゲの練習中。 勝手に、電気・ガス・水道使ってるけど、その後、輪子が、黙認していたし、まあいいっか。(笑) メレンゲの材料、玉子の白身は、てっきりお店の玉子を勝手に拝借したんだと思ったら、とんかつ屋からもらっていたのね。(笑) とんかつって、白身は使わないんだ、知らんかった。 そこへやってくる大輔、もうすっかりキス騒動は、なかったことになってるね。(笑) 一子と圭太は、ラブラブになっちゃったんだね。 それを聞いて安心する大輔、見え見えの伏線でがんすな。(笑)
信用金庫からは、返済計画が立てられなければ、一か月以内に全額を返済しろ、と最後通牒。 貸しはがしだ、と怒る陶子さん。 ところが、全額って、たったの300万円。 土地・家屋を抵当に入れて借りるには、いくらなんでも、少なすぎでしょ。(笑) まぁ、高額すぎると、巨人の賞金200万円を獲得しても焼け石に水、ってことになっちゃうし、お店がなくなっちゃ希も修行できないし、ドラマが続かないもんね。(笑)
そこへ、徹が、マガジンホームの雑誌を持ってきました。 大悟のケーキを食べた西園寺一真の感想が、載っていました。 過去の栄光、生きた化石、8,000万年前の琥珀、最後のは違うけど、番組を盛り上げるための挑発企画だね。 プロレスで、対戦相手の試合に殴り込みをかけて、因縁を煽る、という定番のやつですね。(笑) で、大悟さんも、一真を叩きつぶすと、すっかり、その気になっちゃいました。 勝負服を身にまとい、厨房に駆け込みました。 ケーキの材料、この前の雑誌取材用の分だけ、かろうじてかき集めたんじゃなかったっけ。(笑)
お題は、ゆずに決まりました。 事前に教えて当たるんだ。 道場六三郎さんは、テーマの食材は、教えてもらえないけど、打ち合わせをしているうちに、なんとなく読めてくる、というようなことをおっしゃっていたような気がします。 事前に教えてもらったら、ルセットは準備できるから、本番は、作るだけなんだね。 確かに、持ち時間1時間でルセットから考えるのは、きついよね。
必死に試作品を作る大悟を見て、希は、プロっちゃ、こんだけ苦しむもんねんね、と感心しました。 あなたも、たまには苦しんだら、陶子さん、ナイス・ツッコミでがんす。 浅井が、自分にいわれたと思い、首をすくめましたけど、明らかに、まれにいってますよね。(笑)
天中殺で、希が、徹にお礼をいうと、役に立ったことを藍子さんに電話で話すよう、催促されました。 じぇじぇ、希まで、携帯電話持ってるじゃん。(笑) これは、徹と家族割りじゃないよね。 横浜に出てくるとき、148,148円の通帳を藍子さんからもらったけど、ケーキ食べ歩きして、 天中殺の宿代、2か月分6万円払って、輪島まで帰って、もう、残金が少ない状態で、携帯電話料金なんて、払えないっしょ。(笑)
藍子さんは、弥太郎さんのところでアルバイトをしていました。 弥太郎さんは、スナック崖っぷちのママから乗り換えたのか、もう藍子さんにデレデレ状態。(笑) 藍子さんファンもやってきて、アイドルかマドンナ状態です。 藍子さんも、そんな状況を、めいっぱい楽しんでいます。
対決の前夜、メレンゲ練習中の希のところに、美南ちゃん、陶子さんが現れ、女子会トークに。 陶子さんが、ホームページの原稿を渡すとき、希さん、と敬称をつけていたのにびっくり。 店とは関係ない人だから、社会人としての常識的な対応をした、というところね。(笑)
そして、対決の日、テレビ局廊下に貼られた模造紙のスケジュール表には、1月16日(木)と書かれていました。 ナイツに手を振る陶子さん、いやーん、またキャラブレが、始まるんじゃないでしょうね。 陶子さんは、いつまでも陶子さんのままでいて。(笑) 陶子さんと浅井は、助手として帯同するのは当然だけど、なんで希まで、くっついてくんの。(笑) あいかわらず、代わり映えのしないカジュアルな服装だしね。(笑)
桶作家では、みんなが集まり、クラッカーを配っています。 部屋の目覚まし時計は、16:30あたりをを指し示していました。 収録は19時からになっていました。 結果を知らない様子からすると、生放送でやるんですね、すごすぎる。 藍子さんを抱きしめる元治さん、すっかりただの祭り好きじじいになってるじゃんね。 それを見ても、微動だにせず、余裕のほほえみを浮かべる文さん、さすがです。(笑)
スタジオでは、手を差し伸べる一真に、叩きのめしてやる、と言い放ちました。 ここまではよかったのに、カメリハで、いきなり固まる大悟。 あがり症だったんだね。 ボウルを取ろうとしますが手に付かず、とっちらかしちゃいました。
大悟は、控え室に閉じこもってしまいました。 部屋の前には、眠れる巨匠と書かれていましたね。 失礼な、私ならその時点で、帰っちゃうぞ。(笑)
そして、大悟の過去が、明らかになりました。 輪子とは再婚同士、大輔は大悟の、美南は輪子の連れ子だったんですね。 それなら、池畑家が家族揃ってクリスマスパーティーをすることを夢見ていた、という設定の意味合いが、大きく変わっちゃいますね。(笑)
トイレに籠もる大悟を追いかけて、ズカズカと男子トイレに入る希って、なんだかなぁ。 急遽、大悟の代役が立てられたり、希の覚悟を見せろという説得に、30秒前に出演を決意したりするのも、不自然だしね。 しかし、急に呼ばれて、30秒前にマントをはぎ取られた代役シェフが、気の毒でした。 『あまちゃん』の再放送で、今、お座敷列車のところをやっているので、アキの代役に呼ばれたトシちゃん似の男と、重なっちゃいましたよ。(笑)
桶作家では、みんなが、テレビの前に集まりました。 二時間半も宴会していたら、対決が放送される時には、みんな酔いつぶれていると思ったけど、意外にちゃんとしていましたね。(笑) 慎一郎は、しっかり、ビールの入ったコップを手にしていましたね。(笑) 明日は、やっぱり、大悟が勝って、借金を返すのかなぁ。
さて、第9週の関東地区の最高視聴率は、徹が希に、夢を追っても、あきらめても、藍子さんに叱られることを愚痴った26日(火)の19.6%で第3位でした。
月曜から土曜までの詳細は、17.2%、19.6%、18.4%、18.9%、17.6%、18.3%で、第9週の週平均は18.33%、『ごちそうさん』の第9週の平均は23.18%、『花子とアン』の第9週の平均は23.02%、『マッサン』の第8週の平均は19.88%でした。 第9週までの全平均は19.58%、『ごちそうさん』は21.77%、『花子とアン』は22.18%、『マッサン』は20.35%でした。
関西地区の最高視聴率は、一徹が、高校を卒業したら大学に行かずデイトレードを行い、みのりと結婚する旨を宣言した27日(水)の20.1%で第1位でした。 名古屋地区の最高視聴率は、祭り好きの元治さんが、アマメハギの装束を風呂敷に包み、嬉しそうに桶作家を飛び出した26日(火)の20.3%で第2位でした。
『花燃ゆ』の第22回は、関東地区が11.0%でした。 ちなみに、八重の第22回は13.3%、官兵衛の第22回は16.6%でした。 第22回までの全平均は、花燃ゆ12.38%、官兵衛15.55%、八重15.38%です。 関西地区は12.2%でした。
今回は、大島さんの脚本、まあまあよかったんじゃないでしょうか。 何といっても、美鶴さんを登場させてくれた、それだけで感謝感謝でがんす。
しかし、たったこれだけで外国を打ち破ったかのような周囲のもてはやしぶりと、玄瑞たちの大いなる勘違いが、滑稽に描かれていました。 全くの予告なし、しかも相手は、軍艦じゃなくて、丸腰の商船ですからね、勝って当然の戦いだったんですよね。 浮かれた玄瑞は、お月さんがきれい、お文もきれい、って完全に頭のネジが、吹っ飛んじゃってますね。(笑) 嬉しそうに、膝枕までさせちゃってますよ。(笑)
稔麿なんて、玄瑞のことを称え、もう誰も医者坊主なんて呼ばん、とかいってましたけど、そもそも最初に、医者坊主と侮蔑していたのは、稔麿だからね。(笑) どの口が、って感じです。
そして、翌6月、あぶらぜみが鳴いて、真夏のような演出の中(笑)、汗まみれの文が、にぎりめしをつくっています。 汚い、不潔、と思うのは、今の感覚、当時は、そんなこと当たり前、全く気にしていなかったことでしょうね。(笑)
その時、米・仏艦が、報復攻撃を仕掛け、下関は、壊滅的な被害を受けました。 砲台の周りに、外国の兵がうろつくだけ、被害の様子は描かれず、光明寺に運ばれた兵が一人死ぬだけ、八重のときのような野戦病院的な描写もなく、物足りませんでした。 もう少し、CGを駆使して、壊滅する場面を描いてほしかったなぁ。 後の薩摩もそうですけど、この壊滅的被害が、軍備の近代化へと舵を切るきっかけとなる、重要なシーンなんだけどなぁ。
下関にいた文は、危ないからと、萩へ帰されました。 今度は、正真正銘の一人旅、よく無事に戻って来られたなぁ。(笑) で、いきなり杉家のみんなに、軍艦が全滅した、と最高軍事機密を、そうとも認識しないまま、あっさり口にしちゃいましたよ。 誰も口止め、しなかったんかい。(笑)
長州藩のお歴々が、攘夷失敗の責任を、玄瑞一人に押しつける場面は、生々しかったなぁ。 いつの世でも、こうした場面が、毎日、日本中で、繰り広げられているんでしょうね。 みんな、権力や権限は、ほしいけど、責任は取りたくないもんね。(笑)
そして、自分たちもお台場づくりに参加したい、と百合之助に直訴、亀さんに滝さんまで、その気になりました。 百合之助の答えは、主君の口癖、そうせい、かと思いきや、好きにせい、でした。(笑) かくして、文が発起人となって、女(おなご)台場が作られる、という歴史のねじ曲げが、行われちゃいました。(笑)
雅の参加は想定内でしたが、寿は想定外、これまでに描かれたキャラなら、絶対にやらないところですよね。(笑) 美鶴さんに、萩の瀧山殿こと?園山殿まで、参加しちゃいましたよ。 梅ちゃんで、下村医院の看護婦をしていた相沢さんでがんすな。
最初は取り締まらなかったくせに、美鶴さんたちが参加したところで、取って付けたように、役人が登場。(笑) ある程度の役職にある役人なら、美鶴さんを見たら、そんなこといえないだろうし、きっと、向こう見ずの下級役人、という設定なんでしょうね。 文が突き飛ばされて、切れた美鶴が、寿と文を連れて、小忠太のところへ直談判。 夫のところじゃなかったのは、今は、権力の中枢にいないからなのかな。
で、おなごの普請も認めろ、という要求までは、まともでしたが、着物はおなごの好きなものを、とすごい展開になりました。 紀行によると、着飾る機会があまりなかったおなごに、そういう機会を与えたんでがんすな。 要は、みんなが、絹の着物を身にまとった、ファッションショーみたいなものだったのね。 それじゃ、ふさの母親が、着物がないから、と尻込みするのも、よく分かります。
でも、この感覚は、確かに、男には分かりません。 せっかくのきれいな着物が、汚れちゃうんだからね。 美鶴さんのいった、おなごの性(さが)、この一言に尽きますね。 まあ、そんな動機ですから、実際は、ほとんど役に立たなかったんでしょうね。(笑)
奇兵隊も、ようやく産声を上げました。 自分にだけは銃口を向けるな、と相変わらずわがままの晋様に、うまくまとめられるのかな。(笑) 次回は、辰路との仲が文にしられちゃうのか、それともミスリードで別の告白がなされるのか、どちらにしても、あまり期待できません。(笑)
それでは来週も、沿岸防備を強化し、付け焼き刃の戦いを避け、戦う志のある者を集めて決起させ、一人で急くことなく今できることをなし、誰に何を言われようと、できることがたかがしれていようと、前代未聞で型破りであろうと、それを成し遂げ、志をともにし、お家のため、公のためにつくし、自分の力を何かに使うことにうずうずしている者たちを鼓舞し、上の者の命令で人形のように戦うのではなく、一人ひとりが隊長となって、すぐさま指揮を続け、己の頭で考え、己の志で戦い、現実を見、無謀じゃろうと、見込みがなかろうと、捨て駒になろうと、この命なげうって国をうごかさにゃならん、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、みんな安心して幸せに暮らして、働いて、一人ひとり、どう命を使うか考える、そねな世の中をつくれるじゃんね。
「正面から勝てぬ相手ならば、奇策をもって戦う兵を作ります。名付けて、奇兵隊」 CATCH A DREAM!! |
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