投稿日:2015年06月26日 (金) 18時55分
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みなさん、こんばんは。 今日も、蒸し暑い一日でした。
伊勢志摩サミットが、5月26・27日に決まりましたね。 テレビや新聞などで、伊勢志摩と聞いたり、読んだりする度、花巻さんのことを思い出しちゃうのよね。(笑) 分かる人だけ、分かればいい。(笑)
さて、今週の『まれ』は、文さんが、存在感を示してくれました。 文さん絡みのシーンだけは、安心して観られるのよね。(笑)
それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。 ドラマは、店頭のショーケースから、希の作ったジュテーム・ノワ・モン・プリュ、手書きで250円と記されていました。 はっきりいって、高過ぎ晋作だよね。 せいぜいが100円とか、もっともっと安くていいと思うぞ。(笑) 消費者には、原価がいくらだからって、関係ないもんね。 岸川節子さんが、気を遣って、二つも買ってくれました、やさしいね。
希が、大悟にケーキの名前の由来を尋ねると、答えは簡単、網タイツでした。 大悟には、網タイツが、大人の男女の愛を象徴していたんだね。(笑)
希は、自作のケーキを持って、花鳥風月を訪ねました。 車もないのに、一人で、どうやって行ったんだろうね。(笑) バスを乗り継いでたら、往復で1日もんだね。 もっとも、大悟も車は持ってそうにないけど、たまに行ってるみたいだし、休みの日に、1日、のんびりするのには、いいのかも。
浜田さんは、本当においしそうに、希のケーキを食べてくれました。 いい人でよかったね。(笑) そこで希は浜田から、先日、大輔が事前に花鳥風月に電話してきて、煮詰まってるみたいだから、いい空気吸わせて、大悟の話をしてくれ、と依頼してきた、と聞かされました。 そんなキャラじゃないと思うけどね。 無理矢理キスした犯罪者なんだから。(笑) でも、このエピが、今度は希の左脳を動かしたみたいね。(笑)
そこで、希は、見晴台に大輔を呼び出し、愛の告白。 傘を投げ出し、抱き合う二人。 あれ、これって、梅ちゃんのパロディーよね。(笑) 興業詐欺で捕まった陽造に会わせてもらえず、降り出す雨の中、悄然とする梅子の前に現れたのが、信郎だったのよね。
そういえば、嵐の晩、パルピテーションを打ち明け、逃げ出したはなを追いかけた英治が、彼女を後ろから抱きしめた時にも、赤い和傘が、舞い落ちたんでしたね。 なんだ、よくある演出なんだ。(笑) でも、今回のは、明らかに梅ちゃんを意識しているね。(笑)
で、なんと、大輔は、パプアニューギニアの民宿を手伝うことになったので、夏まで、日本を離れるとのこと。 なんて、とことん自由なんだ。 ていうか、強引にもほどがあるっしょ。(笑) どういうツテなんだ、夜釣り仲間か。 司法書士として知り合った人なのか。 司法書士は、どうするんだ。
で、なんと、なんと、次の瞬間、夏が訪れていましたよ。(笑) みのりと一徹の結婚式は、完全スルーなんだね。(笑) 成人式の日、希たち以外にも、若者たち、結構いたね。(笑) 彼らとは、全くなんの関係もなく、輪島で、というか外浦村で、今日まで暮らしてきたということなのね。(笑) それにしても、最初、企画書にあった高志のライブも、相撲大会もなかったみたいね。 桶作家では、昔の浜辺を思い出して、相撲していたけど。(笑)
一徹は、デイトレードやってるんだね。 それで、指輪を買ったみたいです。 希は、みのりからお姉ちゃんと声を掛けられ、びっくりしていたけど、結婚から4か月以上経っているんだから、今さら、このリアクションは、ないっしょ。(笑)
で、私の予想に反して、一子は、戻ってきませんでした。(笑) 一徹とみのりは、盛大な披露宴は開けないにしろ、内々で、お祝いの宴くらい開くよね。 その時も、一子は、帰って来なかったということだね。 圭太は、都会に出て、村も、俺も忘れたっていわれて。腹や立って追い詰めてしもた、ちいせえ男やわいえ、俺は、と反省しきりです。 大丈夫、大丈夫、この世の中には、ちいせえ男は、いっぱいいるからね。(笑)
しかし、希たち、桶作家で、つまり、いわば他人の家で、散々、食い散らかし、飲み散らかして、雑魚寝していたけど、これは、大人のやることじゃないっしょ。(笑) 散々騒いで、文さんたち、眠れなかったんじゃないかな。(笑)
朝、目覚めた希は、圭太におはよう、といわれ、なんと、尻軽というか、脳軽というか、またまた、右脳が動いてしまいました。 で、意識しまくりの希。 そして、あっという間に、天中殺に戻っちゃいました。(笑) 美南ちゃんからは、大輔の帰国が1か月延びた、と聞かされ、またまた発作。(笑)
そして、なんと、希の異変に気づいた高志が、何か、あったんけ、としゃべっちゃいましたよ。(笑) これって、高志がすごいんじゃなくて、異変に気づかない周りが鈍感なだけだよね。(笑) 成人式の翌日、圭太のおはように右脳が動いたこと、大輔と付き合うと決めていたこと、圭太のおはように右脳が動いたんじゃなく、二日酔いで頭がズキッとしただけ、などと希は、高志に話しました。 高志が無口だから、魔女姫人形と同じように、すっかり気を許して、本心を明かしていますね。 高志は、全部、みのりに報告するってこと、まだ、学習していないのかな。(笑) 圭太の箸や写真を仕舞うってことは、やっぱり意識していたわけね。(笑)
その圭太は、杉松百貨店での輪島塗の展示会に、自分が修復した蒔地も並べて欲しいと、弥太郎に頼み、認められました。 と、そこへ百貨店から電話があり、賞を獲った焼き物作家の展示スペースを広げることになり、輪島塗は中止に、ってそんなことあるわけないじゃん。 そんなことしたら、百貨店は、損害賠償しないといけなくなるからね。 百貨店から規模の縮小を申し入れられ、切れた弥太郎が撤退を主張した、というのなら分からないでもないけど。(笑)
そして、早くも9月を迎えました。 浜田が、店にやってきました。 希のジュテーム・ノワ・モン・プリュは、レ・キャトル・サン・クー(大人は判ってくれない)と名前を変え、意匠を若干変えただけで、300円に値上げしておりました。 この5か月ほどで、希の技術が、50円分高まったってことなのかな。(笑)
浜田は、大悟に、希の舌が鋭いことを話しました。 なんでも、5日前に産んだ玉子と当日産んだ玉子の違いを感じ取ったとのこと。 そんな、急に持ち上げられてもね。(笑) 少女時代から、味覚が鋭かった、というエピソードなんてなかったじゃん。 小さいときから、おいしい能登の食材を口にしてきたからって、そんなら、能登の人間は、みんな舌が鋭敏なんかい。(笑) 大悟のケーキをおいしい、と認めたのが、その伏線、ってことだったのかな、よく分からないけど。
ところで、産んでから5日から1週間前の玉子が一番おいしい、ってホントなんでしょうね、やっぱり。 産みたてが、一番おいしいように思うけど、気のせいなのね。(笑)
そんなある日、弥太郎と文さん、そして、荷物持ちの圭太がやってきました。 文さんの胸のコサージュが、いいね。 花の都東京に出るとあって、一世一代のおめかしをしたんだろうね。(笑)
弥太郎は、早速、美南ちゃんに目を付けましたね。(笑) その弥太郎、文さんのことを、元婚約者、婚約破棄されてん、と紹介してましたけど、まさか本当だったとはね。(笑) 弥太郎の発言に、全く動ぜず、完全無視、何事もなかったかのように会話を続ける文さん、役者が何枚も違いすぎるね。 なんせ、文さんの醜い部分なんて、みじんも見せないもんね。(笑)
そして、なんと、みんなして、厨房にずかずかと入り込みましたよ。 止めようとする希、あんたも同じことをしたんだからね。(笑) そりゃあ、大悟が怒って、閉店する気持ち、よく分かります。(笑) でも、陶子さんが、圭太に一目惚れって、どうして、そんなキャラになっちゃったんだろうね。
で、天中殺に移動しても、全く悪びれない文さん。(笑) 大悟のケーキは、絶賛しますが、無駄にこねくり回す製造法には、納得していないよう。 シンプル・イズ・ベスト、吊すだけの干し柿が、文さんの、ものさしなんだね。 この発想が、希のケーキ作りのヒントになるわけないか。(笑)
弥太郎さんも、大悟のケーキの、大胆さと繊細さの見事なバランス、に驚嘆し、自分が目指す輪島塗もこうだ、と自分にいい聞かせます。 なんでも、自分の仕事に結びつけるのが、職人だよね。 弥太郎によると、今回の展示会のテーマは、輪島塗の敷居の高さをぶっ壊すことだそうで、和食・洋食・中華、いろんな食文化をアレンジした家庭料理を、輪島塗で食べてもらうんだそうです。
この発言に食いついた大悟は、輪島塗の器を見て大興奮、自分のケーキとのコラボを提案し、展示会の最終日に実現することになりました。 和・洋・中の料理は、誰が作るんだろ。 和は、やっぱり石川県のコネを活かして、道場先生だよね。(笑) 道場先生は、いしるとか、能登の食材も、よく使うからね。 中華は、まさかの珍さんでした。(笑) 陳さんに頼んでいたけど、断られたのかな。(笑)
そうだ、天中殺には、冷やしタンタン麺を始めた、という紙が、貼ってありましたね。 私、冷やしタンタン麺て、食べたことないのよね。 どうしても、おいしいイメージが、湧かないのよ。(笑) それはともかく、予想どおり、主人公の希が、コラボを担当することになりました。
で、なんとその晩、文は、希の部屋に泊まることになりました。 元治さんには、「弥太郎さんと、旅に、出ます」という書き置きを残して、出てきたんだね。 たまには、刺激を与えないとマンネリになるって、ホント、さすがは魔性の女だね。(笑) 暗い部屋で落ち込む元治さん、テレビが砂嵐だったのが、寂寥感を増していましたね。(笑) しかし、文さん、よく、徹と同じ部屋で寝られるなぁ。(笑)
美南ちゃんは、大輔とのことは、すっかり吹っ切れた様子で、希を応援しています。 とはいえ、美南ちゃんは、帰国したら希と付き合うかも知れない、と大輔から聞かされた、といってましたけど、振っといて、義妹の気持ちを知ってて、よく、そんなこといえるなぁ。 こういうところが、大輔のだめなところなんだよね。
大悟と能登組、そして希は、漆器会場に向かいました。 会場は、赤レンガ倉庫なんだね。 でも、建物の中は、全然違ってたけど。(笑) 弥太郎と文さんは、仲良く食事へと消えていきました。 漆器を写真に納める希。 この写真は、すばらしかったね。 もしかしたら、市橋さんが撮影したものなのかな。 蒔地を必死にピーアールする圭太が、かわいかったです。(笑)
で、希が撮った写真を見ながら、大悟が、ケーキに合う器を決めていきます。 はぁー、順番が完全に逆じゃん。 天中殺で輪島塗の現物を手に取った時に、普通、そういうことを決めるもんでしょ。 ただ、天中殺じゃ、全部の器を見られないから、大悟も、わざわざ、会場の赤レンガ倉庫まで、足を運んだんじゃないの。 それなのに、どーして、現物じゃなくて、写真を見て決める必要があるのよ。 私には、脚本家の考えていることが、さっぱり分かりません。
大悟は、箸で食べられるケーキを一品、出すことにし、そのアレンジを陶子に任せました。 相棒は、井田さん、というわけで、陶子は、露骨にテンションが下がってしまいました。 こういう陶子さんを見せられると、こっちも、露骨にテンション下がっちゃうのよね。(笑) 謝る井田さんが、気の毒だったなぁ。
都内のIT企業『LIVE GATES』(ライブ ゲイツ)では、徹が、社員に会社の将来計画について、熱く語っています。 共同経営者的な位置づけなのか、社員を前に語れるって、相当、偉いんだね。 やれば、できるのね、きっと。(笑) 本人も行ってたけど、飽きっぽいだけなのね。
そこへ、文さんが一人で乗り込んできました。 よく、会社の場所、分かったね。(笑) で、二人で、近くの公園に移動しました。 ちなみに、9月の中旬、という設定なんだよね。 希の部屋のカレンダーには、9月15日に赤丸して、大輔帰国、って書いてあったもんね。
でも、画面からは、全く、そんな季節感が伝わってこないのよ。 本来は、まだ残暑で、蝉が鳴き、汗をかいているころだよね。 ところが、桜は咲いているし、カーディガンを羽織った文さんや、しっかりジャケットを着た徹からは、肌寒さしか伝わってこないのよ。 春先にロケしたのが見え見えだし、それをそのまま放送するって、視聴者をなめてるぞ。(笑) それを夏の情景に見せるのが、プロなんじゃないの。(笑)
徹は、夢を見ることが楽しくて、夢が形になるころには、次の夢に興味が移るんだね。 これは、なんとなく分かるなぁ。 文さんが、つまりは、結局、藍子のせい、と総括したのも、うなずけます。 この、公園での二人の会話は、なかなかよかったんじゃないでしょうか。 やれば、できるじゃん。(笑)
その藍子さんは、輪子さんと電話中。 輪子さんは、藍子さんが、どんな人か、興味があるから、一度来て、と話しかけました。 そうか、水晶には、藍子さんの姿が、映し出される訳じゃないのね。(笑) でも、引き出しは、映ったようです。 藍子さんが、引き出しから取り出した缶の入れ物には、未提出の離婚届が、入っていました。 これは、大方の予想どおりだったんじゃないでしょうか。 私も、離婚でもめたときに、そう予想しましたが、覚えている人、いませんよね。(笑)
希は、圭太と蒔時に合うケーキの担当になりました。 希は、最初は、地味な器にやる気が起きませんでしたが、蒔地に自分を重ね合わせる圭太を見て、フィエルテ(誇り)を合わせることを思いつきました。 このケーキも、輪島塗同様、失敗しても見た目はごまかせるけど、味、つまり本質は、ごまかせない、ということでがんすな。
この話題の時に書いたけど、別に輪島塗に限らず、ごまかそうと思えばそうできるものなんて、それこそ、山ほどあるのよね。 でも、みんな、そうせず、真面目に取り組んでいるわけで、そんなもんプライドでもなんでもない、ただのモラル、社会人としての常識の一つに過ぎないのよね。 そんな、社会人にとって、当たり前のことを、さも宝物かなにかのように、どうだ、ありがたがれ、と大上段に振りかざされても、心を打たれないのよね。(笑)
圭太が、希に好きだ、といったところへ、モラルも社会人としての常識もない、大輔が、帰国しました。 みんな、なんでこぎたない服装で、厨房に入ってくるんだろうね。 荷物も、どーんと置いたりして。 こんな場面を目撃したら、もう、そこでは、買う気になれないな。
なぜか、美南ちゃんが兄をアシスト、圭太を天中殺の玄関先まで、引っ張っていきました。 せめて、店に入れてあげればいいのにね。(笑) で、厨房では、希の方から、うちと付き合うてください、と気持ちを伝え、カップル成立。 まだ、一子のことが好きな圭太のため、彼を忘れるために、大輔に告白した、ということなんでしょうね。 このあたり、それぞれの気持ちを丁寧に描いてくれていれば共感できたかもしれないけど、ご都合主義の行き当たりばったりじゃねぇ。(笑)
天中殺では、みんなが能登の食材を前に大興奮。 こんなの見せられると、能登は、美食家にとっては、楽園みたいな場所になっちゃうよね。(笑) 実際は、いしるとか、このわたとか、珍味が多いのよね。 あっ、いしるは魚醤、食べ物じゃなくて、いわば調味料でがんすな。 このわたは、なまこの内臓でがんす。 ちなみに今日のアオサは、海藻ですね、冬が旬じゃないかな。 これは、能登ならでは、というわけじゃないね。 それはともかく、珍味好きの酒飲みには、いいところかもね。
天中殺の2階では、希が、蒔地と合わせるフィエルテを、圭太と高志に試食させています。 二人で一個って、せこ過ぎ。(笑) 高志が、大きい会場でライブするっていってたけど、普通のライブハウスみたいね。 ただ、ワンマンライブなのね。 バンド名は、『little voice』だったね。 高志のことかな。(笑) しかし、ライブの日が、9月14日になってましたけど、大輔の帰国日が、さっきも書いたとおり9月15日だから矛盾しちゃうのよね。(笑)
そういえば、能登に移住したシタール演奏の京極ミズハさん、全然、出てこないね。(笑) 高志と、コラボでやってほしいなぁ。 ケーキの試食中に、大輔が希を迎えに来ました。 希は、二人に、大輔と付き合うと宣言しました。 圭太に聞かせたかったんだろうね。
そして、弥太郎の漆器展が始まりました。 弥太郎さんのところの職人は、みんな、ケーキコラボに、かかりきりになっていたんじゃなかったんだね。(笑) ちゃんと、和・洋・中のシェフとも、メニューや器について、綿密な打ち合わせを行った、ということなんだろうな。 とても、常人には真似できない、スーパープレーですね。(笑)
そこへ、なぜか、一子がやってきました。 一子が肩に提げてるトラか何か獣の顔を象った金ピカのカバン、いかにも大阪らしいね。(笑) 圭太のことを巡って、希と一子は、言い争いに。 そして、出ました、今週の踊るヒット賞は、一子が希に放った、うちは時々、希のこと大っ嫌いやってんわいね、です。 これを聞いて、スッキリした視聴者も、多かったんじゃないでしょうか。(笑)
希は、圭太への思いを口に出し、それを聞いた美南ちゃんの怒りを買ってしまいました。 自分の中の、嫌なもう一人の自分に気づき、部屋で落ち込む希。 どっちの自分も、十分、嫌な奴だと思うぞ。 文は、自分にも汚い心があると、希を慰めました。 で、希は、大輔に、付き合い解消を申し入れました。
そして、コラボ当日、なんと、浅井が、フィエルテを運搬中に落としてしまい全滅。 しかも、もうチョコがない。(笑) どうなる、圭太の蒔地、っていいたいところだけど、どうでもいいや。 もっと、おもしろい話にしておくれ。
さて、第12週の関東地区の最高視聴率は、希が、電話で、文さんや藍子さんから、それぞれのジュテーム・モワ・ノン・プリュの解釈を聞かされた19日(金)の21.1%で第2位、第1位は、サッカーW杯予選の22.0%でした。
月曜から土曜までの詳細は、18.3%、19.0%、18.3%、20.0%、21.1%、20.8%で、第12週の週平均は19.58%、『ごちそうさん』の第12週の平均は23.48%、『花子とアン』の第12週の平均は21.63%、『マッサン』の第12週の平均は20.75%でした。 第12週までの全平均は19.54%、『ごちそうさん』は22.24%、『花子とアン』は22.21%、『マッサン』は20.23%でした。
関西地区の最高視聴率は、サプライズで、一子の職場を訪れ、輪島塗の箸置きペンダントを渡そうとして失敗した圭太が、逆ギレして、俺と付き合いたいなら夏の成人式に戻って来いと言い放った19日(金)の20.0%で第1位でした。 名古屋地区の最高視聴率は、圭太主催の成人式が行われたが、一子は戻ってこなかった20日(土)の19.1%で第5位と撃沈、第1位は行列の23.6%でした。
『花燃ゆ』の第25回は、関東地区が11.0%でした。 ちなみに、八重の第25回は12.9%、官兵衛の第25回は16.4%でした。 第25回までの全平均は、花燃ゆ12.18%、官兵衛15.68%、八重15.24%です。 関西地区は12.0%でした。
♪もしかしてだけどー、もしかしてだけどー、この作品、大河を愚弄してるんじゃないのー(笑) 大島さんに非があるわけじゃない、主人公の文を立てるには、こうならざるを得ないのは、よーく分かります。 きっと、大島さんも辛いんだろうな、と同情もします。 でもね、それでも、もう少し、緊迫感のあるドラマにすることは可能だと思うのよね。 久光と慶喜に、お笑い芸人を起用して、話題性を募るのは、違うと思うぞ。 最後に、文が、玄瑞に見せた、あの笑顔、これがプロの技なんだからね。 素人に、引っかき回してもらいたくない訳よ、私としてはね。
晋様が、野山獄に、それも、寅次郎が収監された獄に入れられました。 福川犀之助さん、まだ勤めているのね、誰か、出世させてあげてぇー。(笑) 高須久子も、相変わらず、元気いっぱい、妖艶さを漂わせています。 そりゃそうだよね、出たり入ったり、ほとんど自由気ままに振る舞えるんだからね、病気になんてならないよね。
ただ、晋様に、お若い方、と話しかけたのは、ちと疑問。 晋様も、何度も、獄中の寅次郎を訪ねていたし、久子が彼を知らないはずが、ないのよね。 見違えるほど、立派になっていた、ということなのかな。 雅は、妊娠していましたね。 晋様、やることはしっかりやってるんだから。(笑)
今回のメインは、久米次郎の養子でしたね。 寿が、親子三人で暮らせるよう、美鶴さんに口をきいてもらい、借家の見取り図を持ってきました。 うーん、なんか、このあたりが、現代目線なんだよね。 この時代は、庶民は、間取りなんて関係なくて、部屋の広さ、とか、場所くらいしか、興味ないんじゃないかな。 実際は、その目で見るわけだし、間取りで四の五のは、いわないと思うぞ。
京では、薩摩が、国に戻ることになりました。 実は、横浜港を閉鎖するかどうかで、慶喜と意見が対立し、すったもんだの末に帰っちゃったんだけど、そんなことは、全く、触れられませんでした。 これで、薩摩の公武合体運動が暗礁に乗り上げ、アンチ幕府へと舵が切られていく契機となった、割と重要な出来事だったんだけどね。(笑)
で、今が、長州復権のチャンスとばかり、玄瑞は、山口に戻り、文に会いたいと手紙を出しました。 長州の命運が掛かってるこの大事な時に、何、暢気に手紙なんて出したんでしょうね。(笑) で、久米次郎と二人で、山口へ向かうわけです。 再三書いてますけど、今みたいに、車でちょっと隣町まで、というのとは訳が違うんだけどね。 でも、簡単に、行き来しちゃうのよね。
杉家の面々は、ここぞとばかり、玄瑞に手紙を書きました。 もしもし亀よ、亀さんよ、二階の押し入れの建付けが悪いから何とかしてって、それは、こんな時に書くことじゃないと思うぞ。(笑) 一方、出立の時、久米次郎が、嫌がった演出は、よかったんじゃないでしょうか。 武家に生まれた者の宿命とはいえ、そんな簡単に割り切って、他家なんて行けないよね。 人間味あふれる、いい場面でした。
長崎に周布の身代わりで飛ばされた伊之助は、玄瑞の兄とグラバーに最新の武器調達を依頼しますが、50万ドルと、軍艦5隻分の値段をふっかけられてしまいます。 これが、龍馬が登場し、活躍する伏線なのよね、おそらくは。
山口では、御前会議が、開かれます。 周布主導の割拠派による会合かと思いきや、進発派の来島もいるのね。(笑) 軍で脅して復権を図ろうとする割拠派と、戦争したい進発派の利害が一致、目的は正反対ながらも、協力して注進しました。 嫡男、元徳は、来島がいるのに、進発を叫ぶ者も今日に向かえば気が晴れる、と大胆発言。(笑) 最後は、敬親のお決まり、そうせい、です。(笑)
そして、池田屋事件を迎えます。 このドラマでは、近藤勇の古高俊太郎への手ぬるい拷問に業を煮やした沖田が、もう何人か、ひっ捕まえてくると、池田屋に向かう、という大胆ストーリーになっていました。(笑) 土方の、常軌を逸した拷問が、この場面の見所だったんですけどね。 で、古高が、祇園祭の前の風の強い晩に、御所に火を放ち、孝明天皇を奪還する、という長州の策をゲロしちゃうのよね。 でも、今回のドラマでは、新選組が流布したデマ、陰謀だ、ということになっています。
この池田屋事件が、またぬるかった。(笑) 階段落ちはないとは思ったけど、ここまで中途半端とは。 よくこれで、今回の売り物にしたなぁ。
近藤、沖田、永倉らは、少人数で斬り込んだんだから、悠長に、御用改めだ、なんていってる余裕ないっしょ。 ちなみに、このとき、土方は、大勢の隊士を率いて、別ルートを探索中なんでやんすな。 合流までには、まだ、時間がかかる状況なのよね。 そのことは、十分に承知していたからこそ、近藤たちは、決死の覚悟で飛び込んだはずなのよ。
ところがなんと、二階では、浪士たちが、部屋の中で、新選組を待ち構えていたもんね。(笑) 奇襲だから、少人数でも新選組が勝てたんで、浪士たちが待ち伏せしてたら、歴史が変わっちゃうじゃんね。(笑)
それはともかく、入り口からは、沖田曰く、ひときわ逃げ足の速い桂小五郎が、その本領を発揮して、見事逃げ出しました。(笑) 稔麿も、逃げ出しましたが、池田屋に戻る途中、会津の者に斬られました。
『新選組!』では、沖田役の藤原竜也さんが、喀血するんですけど、本作では、元気いっぱいでしたね。 あと、近藤勇役の中村昌也さん、香取さんと雰囲気が似ていましたね。(笑) 『龍馬伝』では、土佐藩浪人の望月亀弥太さんが、殺されるというか自害するところが、クローズアップされていましたよね。 神戸の海軍操練所が、閉鎖される原因を作っちゃったのよね。 やっぱり、この両作品は、おもしろかったなぁ。 ちなみに、望月亀弥太役だった音尾琢真さんが、今作では、品川弥二郎を演じているのよね。(笑)
稔麿が死んだ割に、みんな、悲壮感がなかったなぁ。 玄瑞のわざとらしい嘆きだけだったような。 こんな時こそ、妹ふさの悲しみを描かないと、せっかくの前週の今生の別れが、生きないじゃん。
入江兄弟は妹のすみと、文は、玄瑞と久米次郎と、それぞれ川の字になって寝ました。 悲劇の前の、心安らぐ一時、なんですよね。 ところで、入江兄弟の二つに割った鍔のエピソードって、やってませんよね。 誰の刀の鍔なんだろ、池田さん、ナレーションよろしくです。(笑) そして、今生の別れと知ってか知らずか、玄瑞と入江は、京に向かいました。
本来なら、次週に向けて、わくわくするところなんですけどね。 今の楽しみは、7月12日から登場する石橋杏奈さんだけでがんす。(笑) 次回も、期待せずに、観ることにします。
それでは来週も、愚かな私を友と思うてくれる人がおるならば、私の友も同じように大事にしてほしいと願い、すぐれた才能の持ち主は時代を危うくし、巧妙な策略は多くの人をもてあそぶと肝に銘じ、立派な志を貫き、新入りは謙虚に学び、汚名を雪ぐため今この機会を逃さず、一時の情につられず、熱くて、頑固で、誠実で、志高く真っ直ぐに国を思い、最後まで仲間を思い、弱い者と同じ目の高さで国をよくしたいと願いながら、こぴっと仕事がんばれば、親子三人の暖かいマイホームを夢見ることができるじゃんね。
「僕は、先生に背を向けたんです。あれが先生との最後やった。ずっと負い目があった。やから、僕は、表舞台には出んと、皆に見えん風でええと。じゃが、それは、しまいじゃ。僕はもう逃げん」 「待て」 「桂さん、あなたは新しい国をつくる人です。後を頼みます」 CATCH A DREAM!! |
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