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少年トッパの掲示板だぜ。

素直な気持ちで書いてごらん。さあ、目を閉じて。閉じたら書けんがな。

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[7369]時には雨も降って 投稿者:まっくん

投稿日:2015年10月30日 (金) 18時32分

みなさん、こんばんは。
今週は、不安定な天候が、続きました。
この時期、年々、仮装姿でまちを歩く人が、増えていきますね。

さて、今週の『あさが来た』は、ついに、加野屋と山王子屋、あさとはつの明暗が、分かれましたね。
あさは、いよいよ、商人として、表舞台に立つ足掛かりが見えてきました。
玉利さんの予言、当たりそうですね。(笑)

では今回も、土曜日から振り返っていきましょう。
新次郎が、自分が玉利のところに行くべきだったか、と悩みながら表に出ると、大坂府の権判事になった才助が、やってきます。
何か、恋敵の出会いのようで、スリリングでした。

大阪港を開く仕事で、ここに住むことになったので、あさにあいさつに来たとのことです。
なぜ、あさを知っているのか、という新次郎の問いに、才助は、それは運命としか、言いようがありませんな、と挑戦状を叩きつけます。(笑)
その言葉に触発され、新次郎は、酒席を設けました。
才助のルックスを褒めそやすクマたちの会話に、よのが、そら困るがな、新次郎がかすんでしまいますがな、って、さすが母親、顔だけが取り柄、と我が子のことをよくご存じで。(笑)

その頃、あさは、不在の玉利を待つ、と告げると、馬小屋で待て、と案内されました。
そこにいた猿回しの猿に興味を持ったあさは、玉利のために持参した、きんつばをあげちゃいました。
もう、この時点で、内心、立腹なのをうまく表現していますね。
そして、馬小屋の掃除をはじめました。

加野屋では、表の往来で、才助が、なぜ、新次郎が借金の申し込みに行かないのか、と問うと、彼は、自分は、店に笑って座っているのが、仕事だ、と答えました。
握手の手を差し出す才助の仕草が理解できず、新次郎は、提灯を手渡しました。
そんな、魚の回遊の習性を知っているのに、握手を知らないなんて、ありえないでしょ。(笑)
それに、あの薄ら笑い、わざと知らない振りをしたんじゃないでしょうかね。
これが、運命という才助の挑戦状への、新次郎なりの回答だったのだと思います。(笑)

一方、京都の今井屋には、はつと惣兵衛が、借金の申し込みにやってきました。
しかし、忠興に返せる目処はあるのか、と聞かれても、惣兵衛は、答えられません。
忠興は、商売いうんは、先を見る目と、その道を貫く覚悟がのうてはあかん、金は貸せん、と言い放ち、忠政も同意しました。
はつは、旦那様もうちも、喉から手が出るほどお金が欲しいはずやのに、何やどっかで、断っていただきたかったんや、それが、旦那様とうちの、せめてもの誇りだす、と毅然と答えました。

奈良では、馬小屋を掃除した話を聞いた玉利が、あさに興味を示し、会うことにしました。
玉利は、あさに、商いでは危ない橋渡らんのや、瀕死の両替商に金貸して、返済できんのかいな、と聞きました。
あさは、今の世の中には、もうじき、新しい朝が来ます、世の中が変われば、時代に合うた新しい商いが出てきます、加野屋は両替屋だけではのうて、新しい商いで儲けたいて思てます、と答えました。
新しい商い、何や知りたいもんやな、という玉利に、あさは、そら言う訳にはいかしまへん、と拒みました。

さらに、商人はお互いに、しのぎを削って生きてます、加野屋が何やるかは秘密だす、玉利さんかて、商いの手の内は、人に見せとうはござりまへんやろ、とはったりをかましました。
玉利は、目、泳げへんな、いやあ、ええ度胸してるわ、その意気込みやったら、どえらいことできる、よっしゃ、金貸そう、あんた、もうじき日本一の女商人になるで、といいました。
そうなったらな、この玉利のこと、この恩忘れたらあきまへんで、という玉利に、あさは、忘れまへん、昔、お金をお貸しした恩をお忘れになってたことも、馬小屋で待たされたことも、このご恩も、決して一生忘れまへん、と啖呵を切りました。

いやぁ、胸が、スカーッとしました。
溜飲を下げるとは、このことですね。
この対決、見応えが、ありました。
玉利も、あさが、はったりをかましていることには気づいているのよね。
でも、目が泳がない、その肝の据わり方に感服して、お金を貸したのね。
無利子なのは、あさが、昔の加野屋の恩を持ち出したからなんでしょうね。(笑)

奈良からの帰り道、亀助は、ノープランではったりをかました、と知り、あさに一目置くようになりました。
そして、加野屋の近くで、あさは、はつと惣兵衛に遭遇しました。
あさは、無邪気にはつとの再会を喜びますが、はつは、どないなことになっても、お父はんに言われたとおり、お互いに精一杯、お家を守ろな、と言い残し、先を急ぎました。
そんなはつに、惣兵衛は、恨んでるんやろ、わしの家を、加野屋に嫁いでたら、こないなことには、ならへんかったてな、ほんまはなぁ、新次郎がお前の旦那さんやったんや、とバラしてしまいました。

加野屋は、あさの活躍により、どうにか、幕末から明治時代への変わり目の窮地を乗り越えました。
正吉は、みんなに、まだお金を借りられただけで、肝心なことは、片づいてぇしまへんのやで、気を引き締めていかなあきまへんで、と喝を入れました。
大番頭の雁助は、両替商には厳しい時代になった、といいました。
その雁助、亀助が、あさが何か新しい事業を始めようとしているけど、具体的には決めていない、と聞いて、それやったらええけど、何か始めよ思たら、すぐに突っ走ってしまうたちのお人やさかいなぁ、と安堵しました。(笑)

亀助が、玉利屋でのあさを見て、頼もしくなった、というと、雁助が、おなご相手にそない情けないことゆうてるさかい、あんたはいつまでたっても嫁はんの一人ももらわれしまへんのや、と突っ込みました。
それを聞いた亀助が、はぁ、番頭さんがそれ言わはりますか、番頭さんかて40越えて、嫁さんに逃げられて、独りもんだすがな、と売り言葉に買い言葉、二人の子供っぽい口げんかに発展しました。
このあたりのやりとり、本当に、ほほえましかったですね。
この二人が、うまく狂言回しの役をこなしています。
雁助の、嫁はんと娘、今頃どこにおるんやろなぁ、最高でした。(笑)

正吉が、ええか、どんなえらいケンカしてる時でも、相手がズキーッと、こう突き刺されるようなそんなところ、刺したらあかんて、ゆうてますがな、と仲裁に入ったのもよかったです。
あさも、無邪気で、無意識のうちに、はつの傷を突き刺していましたからね。
あさが、この言葉を自覚したら、日本一の女商人に近づくんですけど、残念ながら、その場にいなかったのよね。(笑)

この前のはつの態度を不審に思ったあさは、山王子屋の様子を見ようと、蔵の近くに生えた木に登り、その屋根に伝わろうとしました。
お姉ちゃんが元気や思たら、元気が出るんだす、というあさを連れて、新次郎は、山王子屋に向かいました。
わざわざ、あさのためというより、美和に新しい曲を習いに行く、そのついでのようです。(笑)

ところが、山王子屋の表には、借金取りが、集まっていました。
彼らが中に踏み込むと、夜逃げして、もぬけの殻でした。
てぇー、前回、あさの借金取り立てを見て、子供時代の糸子が、奈津の実家、吉田屋の借金を返してもらったことを思い出した、と書きましたが、まさか、吉田屋と同じ運命になろうとは。
吉田屋の場合は、奈津の父、店主が亡くなり、跡継ぎの婿養子が、全く商売を顧みなかったからなのよね。
加野屋も、正吉にもしものことがあったら、危ないかも。(笑)

大手両替屋、山王寺屋の倒産に続き、大阪では、両替屋が次々と潰れていきました。
つまり、山王寺屋が、最初に潰れたのね。(笑)
町の中では、明日は加野屋かと、悪い噂も立ち、店には換金を求める客らが詰めかけました。
正吉は、うちが潰れてしもうたら、大阪でお金を扱う者がおらへんようになるやない、大阪のためにも、うちは潰れたらあかんのやで、と第一人者としての気概をみせました。
榮三郎も、この加野屋が、上方の意地を見せたりましょ、といいました。
新次郎と違って、しっかりしていますね。(笑)

新しい商いに興味を持った正吉は、あさに、何ぞちゃんとした考えがおますのか、と尋ねますが、はつのことが心配なあさは、心ここにあらずです。
新次郎が、三味線仲間から聞いた、石炭事業という新しい商いのことを話しますが、正吉も、両替商が石を扱うことに、半信半疑です。
あさは、はつのことが気がかりで、店を飛び出しました。

あさは、それから毎日、うめと探し回り、谷町にそれらしい人がいる、との情報を得ました。
そこを訪ねると、貧しい着物に身を包んだはつが、現われました。
あさは、駆け寄りますが、はつは家に閉じこもりました。
ふゆも、一緒に暮らしていました。

あさは、何も気ぃ付かんと堪忍してな、開けて、開けとくれやす、といいながら、戸を叩きました。
はつは、帰っとおくれやす、と懇願しました。
ここで、我らが菊さんが登場、できることは何でもする、というあさに、うるさいなぁ、あんたのお父さんが、助けてくれへんかったさかい、こないなったんやろが、と怒鳴りました。
まだ、あの根性は、健在のようです。(笑)

はつは、なぁ、帰って、頼むからほっといて、あんたの顔なんか見とないの、と心にもないことをいって、あさを追い返しました。
その後、はつは、違う、うちが、会わせる顔あらへんのや、堪忍、堪忍、あさ、と泣きながら謝りました。
切ないけど、いい場面でした。

一方、加野屋に戻ったあさも、布団の上で、泣き崩れています。
なぜ、あの時、はつの様子に気づかなかったのか、と自分を責めました。
新次郎は、何で、その最後に会うた時、おはつさんはあさに、お互いにお家を守ろ、なんてゆうたんやろな、と言い残すと、ふらりと出て行こうとしました。
引き留められた新次郎は、自分は居ても、うんとかすんとか、ゆうてるだけで何もできない、といいますが、あさは、それでもいい、うんとかすんとか、ゆうてるだけでいいから、そばにいてほしい、と頼みました。

ここでなんと、新次郎は、すん、という暴挙にでました。
いくら新次郎のキャラでも、これはいかんでしょ。
相手は、肉親の身を真剣に案じているんですからね。
ここで茶化したら、殴られても、文句はいえないよね。
ちなみに、うん、と、すん、は、カルタからできた言葉でがんす。
一か八か、みたいな、いや、これは違うか(笑)、花札から出た言葉の、ピンとキリ、がニュアンス的に近いかも知れませんね。
ともかく、新次郎は、出て行ってしまいました。

翌日、あさが、うめを伴い、着物や食料を持って、谷町にはつを訪ねると、もぬけの殻でした。
ショックを受けたあさは、加野屋で泣き続けています。
よのが、あさでも気落ちすることがあるのか、と驚いていましたね。(笑)
正吉は、山王寺屋の借金は、相当な額にのぼり、仮に今井屋から金を借りられても、いずれ潰れる運命だった、だから、父親を恨まず、自分を責めるな、とあさを励ましました。

そこに、才助が、やってきました。
才助は、手を差し出し、握手を求めますが、正吉は、意味が分かりません。(笑)
これは、本当に知らないんでしょうね。(笑)
才助は、大阪に馴染もうと、上方の方言を使い始めていました。
才助の話は、大阪の商人が一体となって、大阪全体で一つのカンパニーをつくってほしい、というものでした。
西洋諸国とビッグなトランザクション、即ち、でっかい商取引を行うためには、大阪商人が、団結しなければならない、と力説しました。

そこへ、お茶を運んできたあさを見て、才助は喜びますが、彼女の態度は、そっけないものでした。
正吉は、私ら両替商には、西洋や商工業といわれてもピンと来ない、今の苦境を乗り越えるだけで精一杯だ、まあ、今の話は、また、ちょっと考えさしてもらう、と婉曲に断りました。

あさは、闇雲にはつを探そうと表に飛び出しますが、戻ってきた新次郎に諭され、家に戻りました。
そこで、帰り際の才助と鉢合わせ、才助は、すごい形相で、おい、そこん娘、と薩摩言葉に戻って、声を掛けながら、近づいてきました。

その頃、はつたちは、山間の農家に宿を求めますが、断られました。
その男性は、海原はるかさん、『マッサン』では、犬を抱いた家主役でしたね。
住吉酒造を退社した政春たちが、洋館を借りようとしますが、エリーを見た家主が、外国人のことは聞いていない、と断ったのよね。
その後、こひのほりに入り、みんなと出会っていくのよね。
相方も、一馬が出征するときの写真屋として登場したので、今回は、どんな場面に出てくるのか、楽しみです。

で、予告編のシーン、大八車を押しての逃亡でがんす。
この時も、ふゆは、ちゃんと横を歩いているのね。
予告編の時、気づかなかった、無念。(笑)
で、我らが菊さんが、あんたが、疫病神やったんや、お家、返せ、ご先祖様からいただいた山王寺屋、返してんか、この疫病神がぁー、と、はつに八つ当たりです。
ここで再び予告編の場面、惣兵衛が、疫病神は、お前や、と叫びました。
そして、いつの間にか包丁を持って、菊に斬りかかります。
そうそう、料亭で新次郎に、いつか殺す、と宣言してましたもんね。

ところが、惣兵衛は、誤って、菊をかばおうとしたはつを傷つけてしまいました。
はつは、やっとだす、やっとうちも、お家を守ることができました、といいました。
さらに、こうなったのは誰のせいでもない、時代のせい、新政府のせいや、それに負けて、惣兵衛まで罪を犯すのはおかしい、と続け、今、うちらにできることは、一歩でも前に歩くことだす、とみんなを鼓舞しました。

この場面、ここまではよかったのにね。
惣兵衛が、腰を抜かした菊に背中を貸すのを見て、興ざめしちゃいました。
かねてより殺意を抱き、たった今、殺そうとした相手を、はつの言葉一つで、急に許して、優しくするって、ありえないっしょ。(笑)
とっても、残念でした。

加野屋では、才助が、あさには失望した、この国にしては珍しい骨のある人間やだと思っていたが、大商人の奥方に収まって、おしとやかになってしまい、つまらん、と言い放ちました。
さらに、あんたにも、この店にももう用はない、潰れるんやったら、勝手に潰れたらええ、という一言が、あさの逆鱗に触れました。

あさも、才助は、西洋の言葉を話し物知りで面白い、と思っていたが、憎たらしい新政府の役人になって、がっかりした、と言い返しました。
さらに、今、困っているのは、新政府様への上納金のせいだ、上方の商人に10万両せびっておきながら、勝手に潰れたらいいとは、どの口が言うてはりますのや、と才助を責めました。
とどめは、うちが苦しいのも、山王寺屋さんが潰れてしもたのも、借金返さへんお大名家とあなた方、新政府のせいでございます、明治の世やなんて、誰が作りはったんや、くそ食らえだす、でがんす。(笑)
てぇー、お嬢様が、くそ食らえ、っていっちゃいましたよ。(笑)

あさは、みんなに奥へと連れ去られ、うめが、命乞いをしました。(笑)
才助は、やはり彼女は素晴らしい(She just wonderful. Just right.)と絶賛しました。
わざと、挑発したんですね。
そして、うめに頼みごとをしました。

それは、あさに、大阪商人の寄り合いに出てほしい、というものでした。
新次郎は、あさに、絶対に行くよう、進言しました。
そうすれば、新次郎は、その間、気兼ねなく、美和師匠の元を訪ねられますからね。(笑)そないものすごいこと、言うてしもたん、と聞くよのに、うめが、そりゃもう本当に、と答える場面や、何で、何で、て、おあさ様の口癖が移ってはりますわ、といううめに、よのが、嫌やわ、と答える場面、好きです。(笑)

で、あさは、大阪商人の集まりに参加することになりました。
加野屋の若奥さんや、相変わらず、ええおいどやなぁ、というセクハラ発言おやじの山屋は、開明軒の常連、新井社長やないですか。(笑)
『カーネーション』では、戦時中、糸子に、ご禁制になった金糸入りの布100反を買ってもらい、息を吹き返した河瀬さんでしたな。
『マッサン』では、オール巨人演ずる長越百貨店の澤田さんを鴨居商店に紹介した、島田物産の山之内専務でがんす。

商人たちは、大阪に造幣局ができるのは、才助のおかげと、賞賛します。
さらに、英国では、レイルウエイという鉄の塊が走っている、という話や、幕府がなくなり、大名が当てにならない今、帳面上に、どれだけお金があってもあかん、山王子屋もそれを知っていれば、あないなことには、といった話題が、続きます。

あさは、正吉に、もっと早う来て、いろんなこと聞いて、もっとお姉ちゃんと話したらよかった、やっぱり、お家守るためには、おなごかて知識は必要やったんです、と大河の美和のような台詞を吐きました。(笑)
正吉は、今、あさちゃんがせんならんことは落ち込んでることでもなければ、お姉ちゃんを探すことでもないかしれへんなぁ、こういうとこへ来て、話をするというのが一番ええかもしれへん、と助言しました。

それから、あさは、新次郎の世話もそこそこに、積極的に、商人たちの集まりに参加するようになりました。
また、夜になると、本を読み、独学で商売の勉強を、し続けました。
その結果、正吉は、旦那衆から、あさが、あんまり何で何でと聞くので、見張りをつけてくれ、と頼まれてしまい、雁助に、白羽の矢が立ちました。(笑)
はぁー、そらまたやっかいな仕事だすなぁ、といいつつ、雁助さん、嬉しそうでしたね。(笑)

その頃、新次郎は、あさには内緒で、毎日毎日、はつたちを探して、大阪中を歩き続けていました。
てぇー、あさには、当てもなく闇雲に探し回ってもらちが明かない、といっていたのにね。(笑)
しかし、なんと、新次郎は、はつと栄達にばったりと逢っちゃいましたよ。
これこそ、まさに奇跡ですね。(笑)
思わず、栄達は、逃げ出してしまいました。

新次郎が、大八車を引こうとしますが、びくともしません。
おいおい、肩の傷が痛むはつより力がないって、どういうことよ。(笑)
あさをお姫様だっこできたのは、興奮していたからかな。(笑)
新次郎は、あさが用意していた荷物を持ってくればよかった、といいますが、はつに、施しは要らない、と拒絶されました。

そこへ、すっかり憑き物が落ちた惣兵衛が、現われました。
いやぁ、この落差、きっちり計算して演じていたんでしょうね、菅ちゃん、お見事。(笑)
そういえば、次クールのドラマに、残りのアシスタント二人、倉田(朝市)と小峰が、主演する、というニュースをネットで見ました。
村井茂のアシスタントは、すごいメンバーというか、大化けしたというか、今、ゲゲゲを観たら、あまりの豪華さに、驚いちゃうんでしょうね。(笑)

惣兵衛は、新次郎に、加野屋がまだ存続していることを確かめ、今度、酒でもごちそうしてくれ、と笑顔で言いました。
はつは、新次郎に、このことはあさにいうな、と堅く口止めをしました。

その頃、あさは、才助が開いた寄合所を訪ねました。
ものすごく立派な部屋でしたね。(笑)
調度品は、テーブルに椅子という西洋式、立派なコーヒーセットが置かれています。

そこへ、才助が現われました。
彼は、西洋と伍していくため、大阪商人が結束して、大きなカンパニーをつくるべきだ、と力説しますが、目先の利益に四苦八苦する彼らには、届きませんでした。
才助の演説中、繕い物をしているあさの姿に、びっくりぽんです。(笑)
あさは、雁助に、相変わらず大きい縫い目、と突っ込まれていましたけど、結婚半年後には、使用人の繕い物をして、感謝されてたじゃんね。
あれは、若奥さんに遠慮して、本当のことがいえなかった、ってことかな。(笑)
雁助が、猫のアップリケに感激したのも、小芝居だったのかも。(笑)

寄り合いが終わった後、話に共感を得られず、コーヒーを飲みながら落ち込む才助の元を、あさが訪ねました。
才助は、あさに、大阪商人は、才覚があっても、家のしきたりに縛られて、新しいことに手を出さない、と愚痴りました。
あさは、姉の嫁いだ両替屋が潰れ、夜逃げして、今も行方知れずだ、と語りました。
才助は、あさの指摘どおり、両替屋がこうなったのは、新政府の不手際でもある、と謝罪しました。
何でだす、何で新政府は、と聞こうとするあさに、雁助が、家政婦のように扉の陰から、何で、はもうあきまへんで、と注意されました。(笑)
才助は、その罪滅ぼしのため、この大阪を、世界に知られる町にすることが、これからの自分の使命だ、と力強くいいました。
戻った雁助が、才助の大阪を思う気持ちに嘘はない、と報告すると、正吉は、よその人が一所懸命この町のことを思ってくれるのに、何もしないわけにはいかない、と決意を固めました。

その頃、加野屋に、母の梨江から文が届きました。
わざとらしいひげを蓄えた大久保が、今井屋に出入りしているのね。(笑)
それで、新政府の仕事を正式に請け負うことになり、東京移住を考え始めている、と書かれていました。
しかし、文の本当の目的は、はつの消息を尋ねることでした。
あさは、今井家での幼少の日々を思い出しますが、そのすべてに、はつの姿がありました。

その夜、新次郎は、屋台で、惣兵衛と酒を飲んでいました。
山道での約束を果たしたのね。
でも、いつどうやって、この日時にここで、って、二人で約束したのかな。(笑)
はつも惣兵衛も、山道では、住んでいる場所のことは、新次郎にいってませんでしたもんね。(笑)
うどんをすする惣兵衛を見ると、大阪の味をマスターするため、一週間絶食しため以子が、屋台のうどんを食べる姿を思い出しました。(笑)

新次郎の、色白男前の惣兵衛さんが、ふんどし姿、あない似合うてなぁ、という突っ込みました。
それを、ケンカ売ってはりますのか、けどまあ今は、ケンカすら買うお金、残ってまへんけどな、と切り返す惣兵衛、子供の頃の、おもろうてええ奴が戻ってきましたね。(笑)
惣兵衛は、はつのおかげで、殺せなかった母親のことが、何かすっきりした、といいました。
惣兵衛は、あいつは女々しい女や思てたけど、案外ずぶといのかも分かれへん、といました。
そして、新次郎が、さすが姉妹そろて、今井の娘やなぁ、ということは、おはつさんも頑固なんやろか、と聞くと、惣兵衛は、そら間違いないことだすわ、と声に出して笑いました。
この二人も、お家の事情に巻き込まれ、結婚を、人生を、変えられちゃったのよね。
そんな運命を共有し合う二人だからこその会話と演技、お見事としかいいようがありません。
やっぱり、このドラマは、すごい。

帰宅した新次郎に、あさは、石炭のことを尋ねますが、また今度、と布団に入ってしまいました。
あさは、はつのことを忘れるため、商いに燃えていました。
はつは、百姓から借りた、玉利の馬小屋よりも粗末な家で、傷ついた肩をいたわりながら、繕い物をしていました。
この着物が、新次郎のものだったなんて、心憎い演出ですね。(笑)

あさは、正吉、新次郎、榮三郎に石炭の商いをしたい、と訴えました。
石が、商売の種となることが想像できない彼らに、あさは、寄り合いで聞いた、陸蒸気(おかじょうき)の話をしました。
大きい鉄の車が、馬や牛ではなく、石を燃やして動く、そんなシステムが、近々東京にもできる、という話です。
でも、その仕組みについては、あさにもイメージできませんでした。(笑)

あさは、三味線に出掛けた新次郎を追いかけ、山屋を連れて、師匠美和の元を訪れました。
山屋は、良質の石炭が取れる筑前に行って、話を聞いてこい、といいました。
しかし、山屋自体は、山を買う金はないし、荒くれ者と銭のやりとりをつもりはない、といいました。
ところが、あさは、新次郎に寄り添う美和のことが気になり、心ここにあらずです。
おまけに、寄り合いの時に縫った大きい縫い目が、きれいになっており、ショックを受けました。(笑)

新次郎から、山屋の話を聞いた正吉は、石は座ってできる商売じゃないし、筑前に人も出せないからやめよう、別の新しい商売を考えよう、といいました。
あさは、新次郎に、美和に着物を縫い直してもらったんだろう、と詰め寄りました。
それを否定した新次郎は、あさを、その縫った人の所へ連れて行きました。
それは、山奥で畑を耕すはつでした。
久し振りの姉妹の対面、もう、すばらしい脚本ですね。
ようやく、はつも落ち着いて、他人と話ができる状態になったところを見計らって、あさを連れてきた新次郎、グッジョブです。(笑)

はつは、加野屋の若旦那様ともあろうお方のお着物が、あないな縫い目ではあきまへんな、と姉の顔でいいました。
このお姉ちゃん顔、久し振りに見られて、ほっとしました。
新次郎の気配りで、二人は、筵に座って、久し振りに、姉妹水入らずの会話を楽しむことが、できました。
せっかくの場面なのに、あさの襟元を歩くアリが、気になって、集中できませんでした。(笑)
少し離れたところでたたずんでいた新次郎のところに、はつ曰く黒蛇の惣兵衛(笑)がやってきて、二人で、何話してるんやろうな、といいながら、妻たちの様子を見守りました。

あさは、よのが、買い物ばかりして浮き世離れしている、と愚痴をいいました。
はつは、姑が元気ならいい、菊は置物のように静かになった、とびっくりぽんなことをいいました。
さらに、惣兵衛は、棒手振りして青物を売り、はつは、畑の手伝いや繕い物をして暮らしている、といいました。

はつは、新次郎が、居場所を知ってから、何度も訪ねてきて、惣兵衛にお酒を持ってきたり、彼女に繕い物の仕事を世話してくれた、といいました。
施しは受けない、といっていたくせに、なんて野暮なことを言っちゃダメですね。(笑)
はつは、両親に、自分は元気や、今でも、お家を守ろうと気張ってる、と伝えて欲しい、といいました。

久し振りに、はつとの会話を楽しんだあさは、新次郎の気遣いに感謝し、二人手を繋いで帰りました。
この場面、なかなかよかったですね。

それからまもなく、あさは、正吉と、寄合所に才助を訪ねました。
大阪を助ける、びっくりぽんなカッパのこと、でやってきたのです。

カッパというのは、もう、明らかにカンパニーのことですよね。(笑)
そんなに、もったいぶらなくてもね。(笑)
いよいよ、石炭業に乗り出しそうですね。
はつに笑顔も戻ったし、明日以降も、楽しみです。

さて、第4週の関東地区の最高視聴率は、あさが、宇奈山藩蔵屋敷の加子部屋に泊まり込み、借金の一部を取り立ててきた21日(水)の23.6%で第1位でした。

月曜から土曜までの詳細は、21.0%、21.9%、23.6%、23.4%、22.2%、21.8%で、第4週の週平均は22.32%、『ごちそうさん』の第4週の平均は21.85%、『花子とアン』の第4週の平均は21.93%、『マッサン』の第3週の平均は20.87%、『まれ』の第4週の平均は19.87%、でした。
ドラマの全平均は21.07%、『ごちそうさん』は21.45%、『花子とアン』は21.76%、『マッサン』は20.83%、『まれ』は20.28%でした。

関西地区の最高視聴率は、新政府から倒幕資金として10万両差し出すよういわれた正吉が、腰を揉んでくれているあさの意見を聞いたところ、気持ちとしては一銭も出したくないが、借金してでも払うべき、といわれた22日(月)の21.4%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、古井戸に落ちたはつが、あさが手ぬぐいに書いた、へのへのもへじと、わろてね、というメッセージを見て、声を出して笑った23日(金)の21.8%で第2位、第1位は、イッテQ!の23.9%でした。

『花燃ゆ』の第43回は、関東地区が12.6%でした。
ちなみに、八重の第43回は11.5%、官兵衛の第43回は15.3%でした。
第43回までの全平均は、花燃ゆ11.95%、官兵衛15.73%、八重14.67%です。
関西地区は、12.4%でした。

ドラマは、冒頭、生糸作りの現場からはじまりました。
本物のカイコも出したりして、もう少し、この場面が見たかったなぁ。
でも、そんな期待を打ち壊すかのように、ならず者が、女工トメの夫がこしらえたバクチの借金の利息を取り立てにやってきました。

トメは、利息が掛かるとは、思っていなかったようです。
字が読めないから、中身もよく分からず、証文に判を捺しちゃったのね。(笑)
でも、なんかしごく当然の内容でしたよね。
普通、利息は掛かるでしょ。(笑)
字が読めても、この証文を見て、利息が掛かるなんて納得できない、なんていえるわけありませんよね。(笑)

せいが、取り立て屋の頭に金を渡して一件落着みたいになっちゃいましたね。
でも、利息をすべて肩代わりしてくれたわけじゃないし、また来る、と宣言しているけど、これで、借金問題は、解決ってことでいいのかな。(笑)

結局、この借金問題から、トメが字が読めていたら、と教育の必要性へと話は、進んでいきます。
でも、違うんじゃないでしょうか。
字が読めても、証文を断っても、夫が、借金した、という事実は、消えませんからね。
男衆に博打をやめさせて、真面目に働かせる、その一方で博打を取り締まる、県令様なら、そっちの方に考えを巡らすべきなんじゃないの。(笑)

そんなある日、わざわざ、一誠から、美和に、乱を起こしちゃうよ、申し訳ない、という文が、届きました。
もう、郵便制度が整備されているのか、住所と宛名が書かれ、切手も貼られていましたね。(笑)
そんな馬鹿な、と思いながら観ていると、今度は、伊之助にも、木戸から電報が、届きました。
一誠が蜂起したから鎮圧する所存、というだけの事実報告、普通は、そんなことをわざわざ、電報しないっしょ。(笑)

で、あっけなく、乱は鎮圧されてしまいました。
乱を表わすため、遠くに、黒い煙が幾筋か上っていましたけど、これって、ころりに罹患した死体を焼いた煙と、ほとんど同じでしたね。(笑)
白装束で水を被ったり、文之進が、小太郎の東京行きを許さなかったからだ、と恨み言を言ったりする亀さん、なんか、これまでの脳天気なキャラとミスマッチなのよね。
それだけ、自分の子供のこととなると、母親は、人が変わるってことが、いいたいのかな。
そこへ、まさかの美和が、二度目の里帰り、もう、ありえません。

最後の方で、寝込んだ寿に美和が萩に行った、と聞かされても、せいさんが、全く驚かなかったのも、ちょっとねぇ。(笑)
相変わらず、県庁職員の奥様方は、ただ酒をかっくらっただけで、一向に世話をしに来ません。(笑)
結局、この美和の里帰りのおかげで、亀も滝も、心の安定を取り戻すって、そこまでして、ヒロインを持ち上げたいのか。(笑)
どうでもいいけど、梅太郎は、まだ、ちょんまげでしたね。(笑)

話は、後先になりますが、萩に行こうとする伊之助を、寿が、止めました。
木戸が、萩の乱に巻き込まれないよう配慮して、群馬県令にしてくれたんだ、と見事な推理を披瀝します。(笑)
そして、倒れてしまいました。
病名は、中風だといってましたよね。
素人考えですが、中風で、命に危険が及ぶとは、思えません。
だから、心労で倒れたんじゃないでしょうか。
もう、最後の場面、伊之助が、悲壮な表情で美和を迎えるから、寿が、亡くなったのかと思いましたよ。
まさか、堂々たる不倫の場面だったとはね。(笑)

一方、その木戸は、もうすぐ病気で亡くなるというのに、相変わらず、元気いっぱいです。(笑)
捕らえられた一誠の思いを聞いてくれ、と伊之助に頼まれて、分かったといってましたけど、このドラマを観る限り、行った様子はありませんね。(笑)
四民平等が、士族の不満を招いている、という話が、西南の役の伏線なんでしょうかね。
西郷は、征韓論が認められず、この時点では、既に役職を辞し、野に下っています。
この頃には、不平士族からリーダーに祭り上げられていっているわけですけど、そんな話も、このドラマでは、全く語られていませんし、今後も、ほとんど触れられないんでしょうね。(笑)

ちなみに、木戸は、力に訴えず、話し合いの解決を誰よりも望む、と伊之助が、評していましたけど、これは、極悪非道な大久保のことを念頭に置いているんでしょうね。(笑)
大久保は、政敵を抹殺するのに、手段は、選びませんでしたからね。(笑)
とはいえ、木戸も、諸隊や反乱軍は、結局、話し合いなんてしないで、すぐに鎮圧しているから、伊之助の言葉は、的を射ていませんね。(笑)
それはともかく、西南の役が起こる明治10年は、どう描かれるのか、というか、どう肩をすかしてくれるのか、別な意味で、楽しみです。(笑)

それでは来週も、何かあったときはいつも助け、毎日の暮らしで自分の世界を広げ、自分の目で確かめ、死んでいった者の分も世のために尽し、民のための政をなし、最後まで武士として生き、力に訴えるのではなく話し合いでの解決を誰よりも望み、新しい国家として生まれ変わるため、政府の土台を今こそ揺るぎないものとし、今行かなければ、この先、生きていけない、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、すべての子供たちが、読み書きの手ほどきを受けることができるじゃんね。

「わしは、武士としてどう生きるべきかをいつも考えてきた。武士とは、生まれるものではない、つくられるものである。武士とは信念を貫く者のこと」
CATCH A DREAM!!



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