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少年トッパの掲示板だぜ。

素直な気持ちで書いてごらん。さあ、目を閉じて。閉じたら書けんがな。

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[7376]好きなように 投稿者:まっくん

投稿日:2015年12月18日 (金) 18時46分

みなさん、こんばんは。
今週は、夫婦別姓を巡る最高裁判決が話題となりました。
その関係の記事によると、明治の前半は、妻は実家の姓を名乗ることになっていたんでがんすね。
明治9年の太政官布達で決められたそうです。
で、同姓か別姓か議論の末、明治31年公布の当時の民法で初めて、同姓にすることに決まったんだそうでがんすな。
ということは、明治10年は、白岡あさではなくて、今井あさと名乗っていたことになるんでがんす。
タイトルバック修正しなくちゃ。(笑)
意外なところに、盲点が潜んでいるもんでがんすな。

さて、今週の『あさが来た』は、ついに、引っ張りに引っ張ってきたサトシの正体が、明らかになりました。
特にひねりのないまま、ここまで引っ張らなくてもね。(笑)

では今回も、土曜日から振り返っていきましょう。
親分、側道に逃げ込んで、危機一髪、無事でしたね。
しかも、戸板に乗せられているのかと思いきや、自分の足で歩いていますよ。(笑)
何日、側道にいたんでしょ。
やっぱり、自力では立ち上がれなかった、ということなんでしょうね。
ていうか、そもそもあのタイミングじゃ、側道にも爆風がまわって、なんて野暮なことを書いちゃだめなのよね。(笑)
親分は、あさに、任せとけといいながら事故を起こしたことを詫び、けがは、唾を付けておけば治る、と強がりました。

サトシが、親分から目をそらして、自白したようなものよね、やっぱり根はいい人なのよね。(笑)
友厚は、犯人捜しを主張しますが、あさは、一日でも早く復旧させ、鉱夫に安心してもらうことが必要だ、といいました。
もう、火薬のことは鉱夫も知っている訳ですし、安心して働いてもらうためには、原因究明も必要なんですけどね。(笑)
友厚は、あさに一つ貸しだ、大阪で返してもらう、グッバイ、といって去って行きました。
何が貸しなんでしょうね。
みんな、犯人がサトシと気付いていて、それを見逃すことなのかな。
落盤事故の調査では、報奨制度が大阪商人らしいあくどい商法、と警察に見られてしまい、厳しく追及されました。
親分も、サトシ一派のことは、この時点では、口外しなかったのね。

そして、あさは大阪に戻ってきました。
榮三郎は、落盤事故の処理、親方への見舞金、鉱夫たちへの補償金、全部払ったら大変な額になる、といいますが、新次郎は、その額を削ることは人の道に外れる、と抵抗します。
雁助は、事故の後始末に時間がかかる、また、事故があったらおしまいだ、といい、今度は自分が坑道で監督するというあさに、炭坑は手放すべき、と進言しました。

よのが、折り鶴を持って、あさと千代を訪ねると、うなだれていました。
久し振りにお乳をあげようとしたら出なかった、九州で張って張って痛かったから、無理矢理絞ってしまったから、とあさはよのにいいました。
よのは、もうお乳がなくても十分育つ、といったあと、痛かったやろなぁ、一人でよう我慢しましたなぁ、と慰めてくれました。
ここが、ただの天然いけずと違うのよね。(笑)
全盛期の菊なら、九州に行ったことを責め続けたでしょうけどね。(笑)
憎まれそうで憎まれない、微妙なさじ加減、お見事です。

あさ一人に任せて苦労をかけた、という新次郎に、あさは、借金地獄に戻ったことを謝罪しました。
やっとちょっとずつ、うまいこと行き始めたと思ってたのに、というあさに、新次郎は、負けたことあれへん人生やなんて面白いことなんかあらしまへん、と慰めました。
さらに、勝ってばかりいたら人の心は分からなくなる、これは神様がくれた試練、七転び八起きだ、と続けました。
まだ、ご一新と今回の事故、七回転んでいない、というあさに、新次郎は、つわりを付け加えました。(笑)
あさは千代に、九(ここのつ)転び十(とお)起きと思って負けない、と誓いました。
まだそない転ぶつもりなんかいな、千代ちゃん、あんたのお母ちゃんな、こないなお人だすわ、と新次郎は、あきれました。(笑)

その頃、正吉は、雁助に、九州の炭坑に行って欲しい、と頼みました。
石炭は、この先きっと、この家を次の代まで守ってくれる礎になる、炭坑だけは何があっても手放したら駄目だ、と正吉はいいました。
そして、あの山を守れるのは、立て直せるのは雁助だけだ、と続けました。
雁助は、加野屋を離れることはできない、と抵抗を示しますが、正吉に、最後の頼みや、わしの死に目に会えなくても行って欲しい、と懇願されました。
承諾した雁助は、うめに、正吉に何かあったら、すぐに文を送って欲しい、と頼みました。

雁助は、不安がる榮三郎に教えられることは全て教えた、と言い置き、うめに熱い視線を送って、旅立ちました。
九州では、雁助を見た亀助が、これで大阪に帰れると大喜びです。
果たして大番頭さんに、わての代わりが務まるかどうか分からしまへんけど、と大はしゃぎです。
雁助は、サトシに、あんた松造やな、昔話でもしまひょか、と毅然といいました。
雁助、凜々しかったですね。(笑)

大阪では、あさが、うめに、雁助の旅立ちの時泣いていなかったか、と聞きますが、この30年、泣いた覚えなどない、とシラを切ります。
そこへ、正吉のうめき声が聞こえ、駆けつけると、倒れていました。

結局、正吉は、三日間も眠りに落ちていました。
よのが、寝ずに看病していたのね、泣かせるなぁ。
とうとう、新次郎や榮三郎の知れるところになってしまいました。
病状を隠していたことを責める息子たちに、正吉は、本来ならご一新の時の10万両騒動で死んでいたかも知れない、あれから10年、よく生き延びてきた、と感慨深げに語りました。
新次郎は、加野屋もよく生き延びた、といい、正吉も同意しました。

そのころ、あさは、千代をおんぶして、川口まで、心臓によく効く舶来の新薬を買いに出掛けました。
あたしゃ、川口と聞いて埼玉を連想しちゃいましたけど、大阪だもん、いくらなんでも、そんな遠くに行くはずありませんよね。(笑)
舶来というからには、港の方なのかな。
あさは、滋養がありそうな人参を買おうと、千代に話しかけます。
できる限り、一緒に過ごそうとしています。

寄合所へ行くと、山屋が、炭坑が爆発したのに子守をしていていいのか、と尋ねました。
おいおい、落盤事故から1か月も経っているのに、山屋とはそれまで一度も会っていなかったんかい。(笑)
山屋が、加野屋が潰れるという噂がある、とあさに伝えると、千代が泣き出しました。
見事なタイミングでしたね。(笑)

そこへ、これまた見事なタイミングで、友厚がやってきました。
友厚も、千代のことが好きみたいで、ほっとしました。
その友厚が、本当は犯人の見当がついているのではないか、と尋ねますが、あさは、人を疑うことはしない、ときっぱりと答えました。
友厚は、人の上に立つ者は、時に非情にならねばならんこともある、偽善者ではあかん、とあさに忠告しました。
時は明治10年、西南戦争が勃発、大久保も友厚も、郷里、薩摩の人々と政府が戦う状況に胸を痛めていました。

あさが、友厚の言葉を噛みしめながら店の前に来ると、亀助が帰ってきました。
亀助も、散切り頭になっていました。
落盤事故当時は髷だったので、1か月であそこまで生えそろったってことになりますね、それはありえないっしょ。(笑)
亀助は、早くも千代にメロメロです。
大きくなったら嫁にしよう、とか考えていたりしてね。(笑)

亀助が店に入ると、みんな歓待してくれました。
そこへ、お目当てのふゆが登場。(笑)
亀助は、髪型を褒めてもらおうと思いますが、まずは九州の話を聞かせろ、とあさと榮三郎に奥へと連れ去られました。(笑)
新次郎は、不粋なやつらやことなぁ、といい笑みを浮かべます。
さすがにふゆも亀助の気持ちには気付いていると思いますが、戸惑った様子で、はぁ、と答えるだけでした。(笑)

あさが、亀助に親分の様子を尋ねると、医者もびっくりぽんな回復力、もう杖をついて動いている、とのことで、安心しました。
そこへ、正吉が現われ、雁助のことを尋ねました。
亀助は、あの強面が功を奏し、鉱夫のみんなも納屋頭も、雁助のいうことをよく聞く、と語りました。
宮部も、亀助から乗り換え、今ではすっかり雁助を頼りにしているようです。
亀助の宮部の物まね、絶品でしたね。
あさや新次郎だけじゃなく、視聴者の目にも、宮部が浮かんだんじゃないでしょうか。(笑)
出演者の間で、宮部の物まねが流行ってそうな気が。(笑)

榮三郎が、そんな日和見男で大丈夫か、というと、新次郎が、心配ない、あさに相撲で投げ飛ばされているから、といい、そのことがみんなにばれてしまいました。
なんで、あさに相撲で投げられると、その支配人が信頼できるのか、このあたりのロジックは、理解できませんでした。(笑)
結局、うめもあきれるだけで、この話は、みんなの笑い話となりました。

正吉の部屋では、よのが、若い者に店を任せて、安心して休んでくれ、といいました。
正吉は、もう一度、よのとお伊勢参りに行きたい、あの道をもう一回歩けたら、心残りはない、と心の内を見せました。
よのも、いつ行きまひょ、と話を合わせますが、叶わないことが分かっており、正吉に気付かれぬよう、そっと背を向け涙ぐみました。
くぅー、ここにきて、こんな場面を持ってこられたら、泣くしかおまへんがな。(笑)

あさと新次郎は、亀助が榮三郎に内緒話をしている場に居合わせました。
亀助は、サトシが、炭坑から逃げ出した、と語りました。
雁助が、あんた松造やな、とサトシに声を掛けた後、何べんも話し込み、何日かしたら荷物をまとめて逐電した、とのことです。
信じられないあさは、何でだす、何でサトシさん、という疑問が口をついて出ました。

亀助は、炭坑の後始末が手間取っている、雁助と親分と納屋頭が坑道に入って厳しく取り締まっているが、やり直すにはかなりの年月がかかる、といいました。
お金も想定以上にかかる、と聞いた榮三郎は、店の蓄えを全部切り崩しても足りない、事故の後始末が付いたら売ろう、と提案しました。
さらに、炭坑のおかげで一時的に潤ったが、両替商が畑違いの炭坑を営むのは所詮無理だ、と加えました。
かつての花形部門が、時代の変化に取り残されお荷物になっていく、よくある話なのよね。
あさは、櫛田に宝の山にすると約束した、石炭を売って金を貯めない限り銀行になれない、と抵抗しますが、榮三郎は、もう銀行どころではない、加野屋は一から出直しだ、と断言しました。
くぅー、榮三郎も立派になったねぇ、地位が人を育てるんだね。

そしてなんと、翌日から亀助が、念願の番頭台に座っちゃいましたよ。(笑)
せっかくのポストですが、お金の種類の多さと、あさと榮三郎の険悪な雰囲気に戸惑うばかり。(笑)
西南戦争の話をしていると、クマが、鍋を叩きながらお昼を告げにきて、そこから、亀助とうめが、去年から日曜は休み土曜は半休と決めたこと、ちょっと前に暦が変わったことなどについて話しています。
お金の種類の話もそうですけど、ちょっと説明調の台詞が続いちゃいましたね。
このあたりは、ナレーションでさらりと触れた方がよかったんじゃないでしょうか。

その時、ふゆがあさの前にやってきて、表に見たことのない男の人がいて、じっとこちらを見ていた、と告げました。
亀助には、サトシだとピンと来たんでしょうね、彼を探して街中を駆けましたが、見つかりませんでした。
もしかすると、ふゆを怖がらせた男をつかまえて、ハートをゲットしたかったのかもしれませんね。(笑)

それから数日後、雁助から正吉と新次郎宛に手紙が届きました。
手紙には、サトシが松造だったこと、加野屋が炭坑を買うことに不満だったこと、坑道に爆薬を仕掛けたのも松造の組の手下だったこと、などが書かれていました。
これって、松造の組の手下が警察に捕まったってことかな。
だとすると、サトシは、今でいうところの指名手配犯になったということなのよね。
親分も、サトシは、根は悪い男じゃない、許してやってくれ、といっているってことは、事故に遭遇する前に見たことを、警察に話したんでしょうね。
このあたりが整理不足というか、論理的に詰め切れられていないまま、感覚的に書いている感じがしますね、残念。

その親分は、自力ではまだ歩けませんが、口の悪さは、復活しました。(笑)
鉱夫は、みんな雁助の指示に従っているみたいですね。
このあたりの人心掌握術は、さすがは大店の大番頭ですね。
宮部は、すっかり雁助の腰巾着と化し、大番頭さんと呼び、好みの濃いお茶をカズに淹れさせています。(笑)

まだこっちの水は合いまへんが、どうにか店のお役に立つため性根を入れて頑張る所存です、って炭坑事業には反対でも、組織の一員として正吉の命に従い全力を尽す、サラリーマンの鑑ですね。(笑)
正吉のお眼鏡に叶うだけのことはありますし、その雁助を九州に差し向けた彼の慧眼には脱帽です。
手紙は、さらに、カズからの、ややこを連れて炭坑に来るように、という伝言も書かれ、修復にかかる費用と工程の見積もりと予定表が、同封されていました。
あさによると、この資料も素晴らしいもののようです。

正吉と新次郎は、あの松造とこんなふうに出会うやなんてなぁ、とサトシのことが気になるようです。
新次郎は、あさと二人きりになったときに、幼なじみの松造の話をしました。
松造は、街を出る時、すっかり人が変わってしまい、新次郎に人殺しといった、とあさに話しました。
正吉は金の亡者、人でなし、と父親をけなされた新次郎少年は、松造少年につかみかかり、取っ組み合いのけんかになりました。
その翌日、松造は母親と姿を消しました。

新次郎は、炭坑でサトシの目に、松造を見ていました。
その時、生きててくれてよかった、背も伸び立派な男になっていたことを喜び、次に会ったら声でも掛けようかと思っていた、そんな自分の暢気さ、甘さが事故を引き起こした原因だ、自分のせいだ、とあさに謝りました。
あさにもっと早くいっていれば事故は防げたかも知れないが、加野屋が松造の家を殺したという負い目があった、堪忍だす、と頭を下げる新次郎を、あさは優しく抱きしめました。

同じ頃、正吉も、新次郎と松造の子供時代の取っ組み合いの話を、榮三郎に聞かせました。
正吉は、深い傷を負い、両替商を毛嫌いする新次郎を気遣って分家に出した、と話しました。
そして、新次郎を甘やかしすぎたが、今はあさがついている、だから襲名披露の時、彼女も並ばせた、と続けました。
女だてらによく働くあさを見て、目の上のたんこぶと思うときもあるかもしれないが、と正吉がいうと、榮三郎は、そこまでは思っていない、と苦笑いしながら答えました。
どうやら、正鵠を射ていたみたいですね。(笑)

そんな二人の会話を縁側で聞いていたよのは、こぶやて、と嬉しそうに笑いました。
正吉は、この先どんなことがあっても、三人が手を携えたら、乗り越えられる、と榮三郎を励ましました。
そして、しっかりした男だが、気の小さいところがいけない、と諭しました。
正吉が、香りに気付いて障子を開けると、外によのが置いていった香炉が置かれていました。

翌朝、加野屋では、不審な男がうろつくのを弥七やツタも見た、という話題で騒然としていました。
かのとクマは、それは橋の向こうで働いている男の色気たっぷりの大工の八っちゃんで、ふゆを見初めた、という話をして、亀助を動揺させます。
その亀助、うめからうまいことやれ、と叱咤されちゃいました。(笑)

ふゆは、その人じゃない、店を睨み付けていた、それに自分が見初められるなんて、と亀助の気を引きます。
期待どおりに餌に食いついた亀助が、嫁に行きたいと思うことはないのか、と聞いてくると、おはつの嫁入りを見たときから、誰かのお嫁さんになりたいと思っていた、と一気に釣り上げます。
ここで、脳裏にはしっかりと新次郎を思い浮かべています、悪よのお。(笑)

釣り上げておいて、自分にはお嫁さんなんて大変なこと務めきれない、とじらしてみせ、期待どおり、亀助から、ふゆはまじめだ、しっかりしたおなごだ、という言葉を引き出しました。

とどめは、番頭さんは、ほんま、うめさんのゆうてはったとおり、お優しいお人だすなぁ、という殺し文句です。
こうして、完全にメロメロにさせておいて、うち、ほんまはずっと、お兄ちゃんが欲しいて思てたんだす、この台詞で完全に籠絡してしまいました。
もう、完全なる悪女ですな。(笑)
男を手玉に取る、というのは、こういうことなのよね。
亀助の横に座り、身を寄せる仕草なんて、あたしゃ戦慄を覚えましたよ。(笑)

そしてとうとう、それやったら、お兄ちゃん思たらええわ、困ったことあったら、何でも相談しなはれ、と自らの意志でお兄ちゃんにさせちゃいましたよ。
振る手間が省け、しかも本人に振られたと気付かせない、高等テクニックでがんすな。
最後の最後、ほんまだすか、そんなこと言わはったら、うち、つい番頭さんに甘えてしまいそうだす、この一言で、昇天させちゃいました。(笑)
小悪魔ふゆ、恐るべし。(笑)
世の男性方、亀助を他山の石としましょうね。(笑)

番頭台に座った亀助は、にやけっぱなしです。
あさは、怪しい男は、松造ではないか、といい、榮三郎も、加野屋に恨みを持つ男がうろついていたら、火をつけられるかもしれない、警察に、と提案しますが、新次郎は、自分に任せて欲しい、と申し出ました。

夜、千代を店の外であやしているあさに、うめが、赤ん坊の頃はすぐ寝る手のかからない子だったが、育ってから大変だった、といっていると、新次郎が、松造を連れて戻ってきました。
松造は、どこにいて、新次郎は、どうやって彼をあっさりと見つけられ、反感を抱く彼をいかに連れ出すのに成功したのか、そのあたりは、全く語られませんでした、残念。

店に入るのかと思いきや、近くのうどん屋の屋台に、二人腰を下ろしました。
今度は、文珍さんじゃありませんでしたね。(笑)
そこにいるもう一人の男性、予告編の時から気になっていたんですが、何と大工の八っちゃんこと八五郎でした。(笑)
うめも、しっかりチェックして、顔を覚えていたんですね。(笑)

うどん屋での最初の台詞が、やっぱりお前やったんやな、に、久しぶりやなぁ新次郎坊ちゃん、はないよね。
そんな会話、新次郎が松造を連れ出すときに、とっくにしているはずだもんね。(笑)
それはともかく、新次郎は、聞きたいことが三つある、といいました。
まず、松造の両親の様子ですが、母親は、大坂を離れてすぐ、父親も、流浪暮らしの末、それぞれ亡くなった、とのことです。
その時、陰から様子を見ていたあさが、くしゃみをしてしまい、それがきっかけで、同席することになりました。

松造は、自ら二つ目の問いを口にし、加野屋に手を引かせるため、炭坑に爆薬を仕掛けたことを認めました
三つ目の問い、大阪へ来た目的については、加野屋に火をつけ、吹き飛ばそうと思ったが、正吉の死が近いことを知りやめた、と答えました。
正吉の病状に関する噂は、加野屋の予想を遙かに超えて、駆け巡っているみたいですね。
ついでに、正吉が亡くなったら加野屋は潰れるという噂まで、それを聞いたら、榮三郎は、ショックを受けるでしょうね。(笑)

新次郎は、松造がひねくれた考えをするようになったのは自分のせいだ、堪忍な、と謝罪し、お金を渡そうとして、あさに止められました。
あさは、店はどんなに恨んでもいいが、事故を起こすことだけはしてはいけない、自分を包丁で刺してくれた方がましだった、と松造を諫めました。
続けて、多くの死人が出てもおかしくなかった、親分のけが、鉱夫への生活補償、それらは、加野屋の蓄えを全部出しても足りない、それだけ大きなこと、取り返しのつかないことをしたんだ、と責めました。
さらに、松造を信じてくれる親分や慕ってくれる鉱夫がいるのに、みんなに申し訳ないと思わないのか、罪を償ってくれ、と迫りました。

取りなす新次郎に、あさは、自分は家を守る立場として、偽善者ではだめだ、優しいことだけをいっている訳にはいかない、ときっぱり言い切りました。
松造は、あさに、あんたもやっぱり人でなしだ、といいました。
続けて、正吉から暖簾分けの時に金の貸し借りはできないと父親が聞いていたことは知っていたが、両親の苦しむ姿に耐えかね、新次郎が優しいと知って、無茶をいった、と告白しました。

そして今、自分を助けようとする新次郎のお人好し振りに腹が立つ、あさは大嫌いだが、その言い分の方に道理がある、といい、すまなかった、と素直に頭を下げました。
そんな松造に顔を上げて、という新次郎、本当にお人好しですね。(笑)
あさも、最初は事故を揉み消そうとして、友厚の言葉で目が覚め翻意する、という流れでしたけど、最初から、毅然として対応してほしかったなぁ。
でも、松造がいうような人でなしではないよね。
松造が、なんでこういったのか、理解できませんでした。

新次郎とあさは、松造の最後の頼みを聞き入れ、加野屋に招き入れ、正吉と対面させました。
正吉は、父親を助けられずすまなかった、金の貸し借り以外に助ける手立てがあったかもしれない、自分の力不足だ、堪忍してくれ、と謝罪しました。
そして、松造の父親が書いた大福帳を見せ、頼りがいのある人だった、と褒めました。

さらに、父親が大好きだった船橋屋の黒糖まんじゅうをお茶請けに準備し、松造に勧めました。
大福帳にまんじゅう、正吉の心憎い演出ですね。
ところで、船橋屋といえば、『花燃ゆ』で、寿が椋梨家での茶話会に持って行くお菓子を文に頼んだ時、彼女がレシピを取り寄せて羊羹を作った、そのお店よね、懐かしい。

まんじゅうを食べて泣く松造に、正吉は、会えて父親の話ができてありがたい、これも父親のお導きかもしれない、といいました。
泣き崩れる松造の背中をさすりながら、新次郎も涙を流し、彼をしっかりと抱きしめました。
そして、幼なじみの新次郎に連れられ、警察へと出頭しました。

店では、謎の男が松造と分かり、ほっとした雰囲気が流れています。
しかし、弥七は、自分が見た男は彼じゃない、もっと年上で、背は高くなく、へへへ、と笑いながら店の中を覗いていたといいました。

榮三郎は、松造が捕まっても償い金をもらえるわけじゃない、立て直しにお金もかかることから、やはり炭坑事業から手を引くべきだ、と主張しようとします。
あさが、その機先を制し、自分が始めた事業だ、事故が起きたからといって途中で放り出すことは決してできない、と譲りません。
こればっかりは引けない、とにらみ合いになってしまいました。(笑)
そこへ、飄々と新次郎が割って入り、あさのほっぺたをつまんだことから、やっと緊張感がほぐれました。

榮三郎は、ひとまず今はあさの意見を聞く、と炭坑存続を受け入れました。
雁助が送ってきた見積もりを見たら、なんとかなるかも、と思ったのが、その理由でした。
同じことを思っていたあさは、雁助の見積もりどおり立て直しが半年ででき、そこから採炭がうまくいけば、二年半でまた儲けが出る、といいました。
榮三郎とあさは、実際は三年はかかる、鉱夫も集め直す必要がある、今すぐ当面のお金を借りなければならない、と懸案を口にしました。
榮三郎は、あさの蓄えもなくなる、銀行の夢も叶わなくなる、と念を押しますが、銀行もあきらめたわけじゃないが、ひとまず今は置いておこう、と決心は揺らぎません。

大股で蔵に向かうあさの後ろ姿を見て、榮三郎は、馬車馬のような人や、自分一人では到底止められない、雁助が早く帰ってきて欲しい、とぼやきました。
新次郎が榮三郎に礼を言うと、これからは私の味方をしてくれ、と返し、二人して笑いました。
いい兄弟になりましたね。

その頃、新次郎は、病床の正吉に、松造がすっきりした顔で警察に行った、と話しました。
正吉は、あの頃つらい思いをさせた、私のことを恨んだだろう、と新次郎にいいました。
新次郎は、最初、正吉をただのケチだと思ったが、今では、お家を守るのは、そんなつらい決断の積み重ねだと分かる、といいました。
正吉は、商いは、何かもうどうしようもないことが起こるが、その時にすぐに人からお金を借りたら駄目になる、といいました。
新次郎は、しんどい時こそ、人に頼らず自分の足で乗り越えていかなあかん、ということをあさから学んだ、自分も、ちょっとはあさの仕事の手伝いでもしてみよかな、といい正吉を喜ばせました。

その後、正吉がよのに、今日は伽羅の匂いはきつ過ぎる、といい、彼女は、マナカに変更しました。
体調が悪いことを表わしていたのね。
千代の泣き声が聞こえた正吉が、彼女の顔を見たいといったんでしょうね。
表で、あさがふゆと千代をあやしていると、深刻そうな表情をした新次郎が、呼びに来ました。

正吉の寝室に入ると、枕元には榮三郎も座っていました。
正吉は、千代の顔を見て、この子が大きくなったらどんなべっぴんさんになるか、もうちょっと見ていたい、といいました。
自分の運命を悟っているのね。
新次郎が、大阪一のべっぴんさんになる、というと、正吉が、それはそれで困る、と返しました。
なんで困るんでしょうね。(笑)

正吉が榮三郎に早く嫁をもらうようにいうと、彼は、お母ちゃんみたいな、かわいらしいお嫁さんもろて、きっと、お父ちゃんみたいな、ええお父ちゃんになります、ときっぱりといいました。
それを聞いて喜んだ正吉は、あさに、男の子ばかりだったから、あさが来てくれて、うちの中が明るくなった、と感謝しました。
正吉は、あさの耳元で、うちのことよろしく頼みまっせ、と念を押すようにいいました。
そしてみんなに、よのと二人にしてくれ、と頼みました。

二人きりになると、正吉は、よのの膝枕で横になっています。
正吉が、お伊勢さんに行けないことを詫びると、よのは、またきっと行ける、といいました。
正吉は、かつてのお伊勢参りを思い出しながら、頭の中で、その道中を思い描きました。
よのも、人がぎょうさんいてる、はぐれんように、などと話を合わせます。

正吉は、よのの、はぐれんように、という言葉に反応し、その手を求め、彼女がしっかりとその手を握りました。
亡くなる間際まで、やさしい夫でしたね。
そして、神さん頼んまっせ、加野屋と私の一家をどうぞ、あんばいよういけますように、よのさんがうまいこと生きていけますように、よろしゅう頼んまっせ、と言い置き、この世に別れを告げました。
よのは、お前様、あー置いてかんといとくれやす、お前様、と絶叫しました。
もう、今朝も号泣、目を腫らして通勤しちゃいましたよ。

店のみんなも、悲しみを胸に湛え、涙を浮かべながらうなだれていました。
よのは、正吉の髪を整えてあげました。
最後まで、ちょんまげで通したのね。
本来なら、くしけずる場面で涙の二の矢が継がれるところなんですが、私の場合、ぴたりと止まっちゃいました。(笑)
まずは、医者に診せなきゃ、と思っちゃったのよね。(笑)
多分、もうだめ、といわれていたんでしょうけど、亡くなったかどうか、確認しないとね。

さらに、こんな状況で、どうして店のみんなが、正吉の死を知ったのかが、気になっちゃったのよね。(笑)
かのは、障子越しに様子をうかがっていたので分かると思うけど、店内にいる人たちには、分からないんじゃないかな。
亡くなったかどうかは分からないけど、もう駄目だと知って悲しんでいたということなのかな。
それとも、よのの絶叫が、店内にも聞こえた、ということなのかな。
そんなこんなの疑問が次々に浮かび、感動しそこねちゃいました。
もっと、素直な性格に生まれたかったです。(笑)

何はともあれ、加賀屋の一つの時代が終わり、正吉のいない朝がやってきました。
店内もしーんとしていますけど、お通夜の準備とかで忙しいんじゃないのかな、線香の不寝番もいるし、ってそういうことを考えるから駄目なのよね。(笑)
静かな店内の様子に、大黒柱を失った喪失感を感じなきゃいけないのよね。(笑)
明日から、どういう展開が待っているのか、全く読めません。
炭坑の再開を巡る話なのかな。
とにかく、明日からも目が離せません。

さて、第11週の関東地区の最高視聴率は、つわりに苦しんでいるあさの元に、新次郎とうめが連れ戻しにやってきた7日(月)の25.0%で第1位でした。

月曜から土曜までの詳細は、25.0%、24.2%、24.9%、24.5%、22.5%、24.3%で、第11週の週平均は24.23%、『ごちそうさん』の第11週の平均は24.03%、『花子とアン』の第11週の平均は23.28%、『マッサン』の第11週の平均は19.13%、『まれ』の第11週の平均は19.50%、でした。
ドラマの全平均は22.86%、『ごちそうさん』は22.13%、『花子とアン』は22.26%、『マッサン』は20.18%、『まれ』は19.53%でした。

関西地区の最高視聴率は、あさが千代を産み、新次郎がうれし涙の雨を降らせ、よのが、女の子ならできのいい婿養子をもらう手がある、とほくそ笑んだた10日(木)の23.0%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、つわりのひどいあさが、新次郎の鬢付け油のにおいで吐き気を催すも、はつからもらったみかんを食べて人心地がついた7日(月)の22.8%で第3位、フィギュアが25.0%、24.0%で1、2フィニッシュでした。

『花燃ゆ』の第50回は、関東地区が12.4%でした。
ちなみに、八重の第50回は16.6%、官兵衛の第50回は17.6%でした。
全平均は、花燃ゆ11.97%、官兵衛15.80%、八重14.48%です。
関西地区は、12.8%でした。
名古屋地区は、12.9%でした。

やりました、無事に完走を果たしました。
ドラマでも小説でも映画でも、完走した人間にしか、その作品を語る資格がありませんからね。
そんな意味で、最低限のノルマは達成できました。
何はともあれ、真央さん、お疲れ様でした。
途中で何度も心が折れたと思いますが、よくぞ最後まで投げ出さず、やり遂げました。
プロだから当然と言えば当然なんですけど、演技に捨てたところがなかったのは、立派でした。
早く、素晴らしい脚本の作品と巡り会えることを願っております。

それほど、最後の最後まで、このドラマの脚本はひどかった。
招待状を忘れるって、そんな馬鹿なこと、ありえないっしょ。(笑)
なんで、こんな意味不明な場面を入れたのか、理解に苦しみます。
そこへ、伊藤がやってきて、結局、招待状なしに鹿鳴館に入っちゃう訳よね、なんじゃそりゃ。(笑)

そこへ井上と山県がやってきて、旧交を温めます。
おいおい、伊之助は、何度も明治政府に足を運んで、木戸や西郷弟などと談判を繰り返しているのに、そこでは一度も会っていないという設定、理解できません。(笑)
華族夫人のみなさまも、お下品極まりなく、たった一人の外国人が、群馬の生糸が西欧で貴族のドレスに使われている、と聞いただけで態度を急変。
でも、これはありそうな気がしないでもありませんけど。(笑)

そして、見せ場のダンスタイム、たった一晩、しかも美和だけ安子のところで習ったからといって、何になるんでしょうか。
夫婦揃って習わないと、全く意味がないのにね。
でも、それなりに格好がついちゃうのが、このドラマなのよね。(笑)
いずれにしても、西欧に文明化を見せつけるなら、あんなド素人を踊らせちゃ駄目。(笑)

伊藤が、津田梅子にダンスを断られるところは楽しめましたけど、その直後にナレーションで、後の初代総理大臣になる、というコメントが流れました。
まだ、番組の初期、伊藤が塾に来た頃、二度もこのナレーションをしておいて、またやりますか。(笑)
もっともっと教えて欲しい史実が、山ほどあったのに、それは紀行でって、本末転倒よね。(笑)

で、前橋に帰って、美和は、寝込んでしまいました。
そうそう、陽子も、失恋したり、終戦になったりしたときに、知恵熱を出してたもんね。(笑)
そこへ、群馬が就学率1位になったと伊之助が駆け込んできます。
おいおい、県令の仕事は、会議会議の連続で時間が全く取れない、と描いていたのは、ついこの前じゃん。(笑)

で、結局、鹿鳴館でのロビー活動が功を奏し、鉄道が敷かれることになり、伊之助は、県令を辞めようと思う、と美和に切り出し、彼女の意見が聞きたい、委ねちゃいました。
そんな重大機密事項を、美和は、あっさりと、せいに話してしまいます。(笑)
で、せいに、自分たちが信用できないのか、といわれ、群馬を離れる決意をするわけですな。
伊之助は、意見を聞きたい、といっただけなのに、いつの間にか、美和にその決定権が委ねられたみたいになったところは、美和らしいといえばらしいですね。(笑)

そして、なんと、伊之助辞職の話を最後に知るのが県庁職員って、そりゃないんじゃないの。
せめて、きちっと引き継ぎ体制を整えるのが、県令の仕事じゃないの。
阿久沢がいるから、じゃ、前任者と一緒になっちゃうじゃん。
自分もそれで苦労したんだからね。
そういう責任感が、全く感じられませんでした。

ところが、そんな県庁職員も、あっという間に阿久沢に説き伏せられ、みんなに送別会を開いてもらいました。
寄せ書きの文字、みんな立派できれいでしたね。
それも、美和の教育の成果ということなんでしょうね。
全部、同じ人の手によるものに見えたけど、これも嘆願書と同じく代筆なのかな。(笑)
久し振りに登場のキクちゃん、そのままでしたね。
鉄道が開通するまでには、それなりの期間もかかるでしょうし、キクも成長しているはずなんですけどね。(笑)

そういえば、鉄道は、複線になっていましたね。
それだと、工期も単線の倍近くかかっちゃうんじゃないの。
その割に、ドラマでは、完成まで、あっという間に感じられちゃいましたよ。(笑)
美和と伊之助は、馬車で来て、汽車で山口に帰っていきました。
汽車の中で見せた涙袖帖、まっさらでしわ一つないってどうよ。(笑)
直後の回想シーンでは、しわくちゃな文を火にくべようとしているのに。
ちょっと、嘘っぽ過ぎました。(笑)

萩では、せわあない、の滝さんが風呂を沸かしています。
いったい、おいくつなんでしょうね。(笑)
教えの場の花壇で取れた花の種が、萩で芽吹いて、美和が、『どうか一粒の籾として、次の春の種となれますよう』と寅次郎の言葉を反芻して光の中に消え、ドラマは終わりました。
このラストシーンは、私好みでした。(笑)
でも総じて、やはり美和がおると楽しいのぉ、という安子の心境には、最後まで到達できませんでした。(笑)

さっきも書きましたけど、史実は紀行だけ、という大河は、勘弁してほしいなぁ。
それにしても、美和の写真、あんなに鮮明なのが残っているとは、びっくりぽんでした。
紀行があるから救われた、そんなドラマでした。
『真田丸』期待しています。
半兵衛とのコラボ、実現しないかな。

それでは来週も、学ぶに身分は関係ないと肝に銘じ、日本もまだまだ捨てたものではないと知り、世界のことを学びたいという思いが生きる力となり、女性の教養とやる気にこの国の未来が懸かっていることを悟り、教え子が一つひとつどんな花を咲かせるか楽しみにし、今までつくりあげたものを後に託して種を新しい場所に植え、未来を思う力がこの国を新しく作っていくと信じ、二人で次の新しい人生に行き、新しい場所で実がなり次の種となる、またここから繋がっていく、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、就学率が一位となり、鉄道も開通した今、土地の人に未来を託すことができるじゃんね。

「寅次郎や久坂、高杉、一つの命も無駄にせぬよう仲間に託された思いが、私を生かしてきた。じゃから、これからも信じて託し、その思いを繋げていかねばならん」
CATCH A DREAM!!



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