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少年トッパの掲示板だぜ。

素直な気持ちで書いてごらん。さあ、目を閉じて。閉じたら書けんがな。

ここからオレ様のブログに飛べます。レッツフライっ。

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[7389]それが一番 投稿者:まっくん

投稿日:2016年03月18日 (金) 18時22分

みなさん、こんばんは。
春の陽気に包まれ、空気も埃っぽくなってきました。
春本番を迎えましたね。

さて、今週の『あさが来た』は、よのさんと栄達さんが亡くなりましたね。
それにしても、よのさんはみんなに囲まれての大往生なのに、栄達さんは一瞬のナレーションで終わりって、あまりにもの格差、ちょっとかわいそうじゃんね。(笑)

では今回も、先週の土曜日から振り返っていきましょう。
榮三郎から生命保険事業に参入することを聞いた雁助は、素直におめでとうといいました。
どうやら、快気報告と正吉の仏前に線香を上げるために来たようです。
あさと雁助が互いに、もう大概にせなあきまへんで、へぇ、そちらさんもな、といいつつにらめっこのように顔を見つめ合い、いたずらっ子のような表情を見せる場面、最高でした。(笑)

あさが、入院して意識がないときに、正吉たちに会ったことを話すと、雁助は、それは半分死んでいた、といいましたけど、そのとおりなのよね。
雁助は、正吉と会ったことをうらやましがり、自分は暗闇に光が差したと思ったら、あさとうめが手を揉んでいた、と語りました。

そこへやってきた新次郎が、工場もなんとかなってよかった、といいました。
持ち直したということは、雁助の信用だけで、工場がまわっているということなのよね。
それは、決して健全な形じゃないし、雁助も年なんだから、彼がいなくてもやっていける経営体質にしないとね。
雁助が、生きているということはまだやらなければならないことがある、というと、あさも、残された自分たちは、次の世代に残さなければならないものがある、と語りました。

うめがお茶を運んでくると、あさと新次郎は気を利かし、席を立ちました。
雁助は、見舞いのお礼をいい、妻とよりを戻したわけではない、と話しました。
うめは、雁助にシェーハンを求めました。
二人は立ち上がり、ぎこちなく握手したあと、抱きしめ合いました。
うめは、どうかお元気出、無理はやめてくれ、というと、雁助も、あんたも、お互いいつ死んでもおかしくない年だ、と告げ、互いにさよならを言い合いました。
これが、今生の別れなんでしょうね。

その翌日、有田には、栄達と藍之助が帰ってきました。
養之助が謝ると、藍之助は、嫁をもらったばかりなのに気を落とすな、と励ましました。

加野屋では、よのが、新次郎とあさに、千代と啓介の見合いを提案しました。
かのと宜が、啓介の素性を調べ上げたって、あんたらは興信所か。(笑)
しかし、かのにそんな特技があったとは驚きです、ほんにほんに。(笑)
千代はまだお嫁に行かず花嫁修業をしたがっている、というあさに、よのは、一度、二人きりでいるときの千代の顔を見てみろ、と語りました。

晴花亭は、完全に白岡家のダイニングルームと化しています。
千代の縁談というナイーブな話、なんでこんなところでするんでしょうね、デリケシーがないんだから。(笑)
宜調査員によると、父親が元は王子藩一万石のお殿様、本人は次男で今は帝大の法科なんだそうです。(笑)
亀助は、次男だから婿に来てくれそう、と指摘しました。
新次郎があさに、千代と一緒に大学に通いたくないのか、と最後の抵抗を試みますが、好きな相手がいるなら自分の夢はどうでもいい、と一蹴されました。(笑)

榮三郎は、家業を思えば、偶然の出会いより、素性の分かる相手を探す手もある、と新次郎をフォローしますが、啓介は悔しいけど男として悪くなかったようです。
その横では、泉が、ガツガツとライスカレーを掻き込んでいました。
もう、ほとんど食客ですね。(笑)

有田では、家族やすすり泣く節を残し、養之助が、新兵訓練のため旅立っていきました。
文句も言わずよく働く藍之助を見た栄達は、帰る時を見計らっていたのではないか、と惣兵衛にいいました。
惣兵衛は否定し、自分たちはたまたまこの暮らしが合っていただけだ、と語りました。

加野屋の前では、あさが自転車の練習に励んでいました。
いつか乗りこなすことが、あさと友厚の夢ですからね。

加野屋では、よのが千代に啓介との見合いの話を切り出しました。
新次郎は、あさと二人で大隈にお願いしようと思っている、とその算段を口にしました。
突然の話に驚く千代に、よのは、わがまま過ぎるのを承知で自分が頼んだ、といい、張り子の招き猫を正吉に見立て、この最後のわがままだけは叶えてくれ、とお願いしました。

その後、千代はあさを訪ねました。
新次郎は亀助と飲みに行き、宜は、新聞の連載小説『金色夜叉』に夢中、千代が出会った時の状態なんでしょうね。(笑)
千代は、あさが自分のために動いてくれたことを感謝し、大学校に入れたがっていたのに、見合いさせていいのか、と尋ねました。
あさが、大学校に行きたいのか、と確認すると、千代は、勉強が好きじゃない、それは宜のような熱心な者に任せ、自分の道を行きたい、と伝えました。

あさは、啓介は頭がよく品があって自分とは釣り合わない、と気後れする千代に、大丈夫、よの似なのできっと日本一のお嫁さんになれる、と言葉を掛けました。
あさが、すてきなお方やて、と尋ねると、千代は、はにかみながら背が高くて見上げてしまう、と答えました。
背が高いのはいいというあさに、千代は、宜は、地に根が生えて貫禄がある、背が低い人が好きだ、と話しました。

もう、すっかりわだかまりもなく、打ち解けていますね。
宜は、背が低い人が好きなわけじゃなく、好きな泉の背が低かっただけなのよね。(笑)
母子の会話中、ふすまに巾着袋がぐるぐる回る影が映り、やがて新次郎が、酒の匂いをさせながら、部屋に入ってきました。
新次郎は、金輪際、千代を嫁に行かせない、といい、あさは、はいはい、と軽くいなしました。

数日後、あさと新次郎は、大隈邸を訪れました。
泉は綾子に、寄付金が目標の10万円に届かない中、発起人大会を開き、女子の大学校建設を公言することで、安心して寄付してもらおうと思っている、と力説しました。
あさも、渋沢からお金は信用のあるところに集まると教わった、漠然としたものより、具体的にこういうものができる、と示した方が応援してもらいやすい、と述べました。
綾子は、大風呂敷を広げる策に理解を示すも、あさがそんな冒険に手を出すことに驚きますが、新次郎の笑顔を見て、あさの人となりを再認識し、大隈と相談し、その算段を手伝う、と申し出ました。

路地を歩く泉を、あさは彼の靴下を手に追いかけ、人様の家で靴下を脱ぐ泉の性癖について本人に尋ねました。
彼は夢中になってそれをはきながら質問を完全スルーし、発起人大会の後に国会議員、教育者、有力者、新聞記者を集めた創立披露会の開催を提案し、あさも賛同、東京と大阪で開こう、といいました。

綾子は新次郎に、泉が長州生まれと知り、自らの欲望や邪心が一切なく、大義のために身を投げ出す姿は武士そのものと得心した、と述べました。
新次郎は、泉は武器じゃなく教育で人を育て世界を変えようと本気で動いている、と語りました。
さらに、今の日本は戦勝の勢いで軍事に金を使い国を大きくしようとしているが、中身のない張りぼてではすぐに潰される、目を向けるべきは内側だ、ということを、あさから聞いた話として伝えました。
綾子は、あさの旦那はどういう人か楽しみにしていた、と新次郎の顔を見つめ、意味ありげな笑みを浮かべました。

そこへあさが戻って来て、綾子にもう一つ頼みがある、と切り出しました。
しかし綾子は、やりがいのある仕事を抱え、女子の大学校という夢を追い、可愛らしい娘に麗しい旦那まで持ってぜいたくだ、その上もう一つのお願いなんて聞けない、とあさにいいました。
新次郎は、麗しいという形容詞に気をよくし、あさは、自分がぜいたくなことに気付きました。
あさと新次郎が必死にお願いすると、綾子は、あさとの勝負を提案し、自分が負けたら願い事を聞く、といいました。

有田では、はつが、藍之助はよく働いてくれるが、銀行にいた時の顔を思い出す度、本当によかったのだろうかと思う、と惣兵衛に語りました。
惣兵衛は、あの時、栄達が藍之助を連れて帰ってくれなかったら、多くのみかんを捨てていたといい、自分は山を売った方がいいと思っている、と口にしました。
倉持が、困ったら買い手を探してやると申し出ているそうです。

半分残して半分売るという惣兵衛に、はつは、あと二回冬を越えれば養之助も戻ってくる、そうすれば藍之助が大阪に帰っても今まで見たいに、と翻意を促しました。
しかし惣兵衛は、昔は何人分もの仕事ができたが、今は年を取り、どう頑張ってもあの頃みたいには動けない、と弱音を吐きました。

綾子は、あさに囲碁で勝負を挑みました。
予告編まで使って、相撲対決のように思わせましたけど、私を含め、囲碁だと思った方、多かったんじゃないでしょうか。(笑)
綾子と相撲は、結びつきませんもんね。
人間と人工知能の対決が話題を呼んでいるときだけに、思いがけずタイムリーなネタになりました。(笑)
それにしても、大隈が囲碁仲間とは、忠嗣も偉くなったものですね。(笑)

結果は、あさの辛勝でした。
5手前までは勝てると思ったのに、と綾子は悔しがりますが、新次郎は、わざと負けたのでは、と疑いました。
綾子は否定しつつも、自分が内助の功で負けるかもしれないと思ったのはあなたが初めて、と新次郎の献身ぶりを褒め称え、千代の縁談の件は快諾しました。

創立披露会は、宣伝効果を考え、ホテルの一番大きい部屋で催すこととなりました。
宜は、手際よくまとめた参加者名簿で泉に褒められ、大喜びです。
席札を書く亀助は、思わず力が入り、あさの名前だけ字が大きくなっています。(笑)
あさは、宜に何度注意されても、案内状をきちんと折り畳めません。(笑)
演説原稿を考える泉は、猫に小判から、猫に学校というフレーズを考え出しました。
アキが渡りに船を思い出せず、Tシャツにジーパン、寝る前に洗顔、といった場面を思い出します。(笑)
それを受けた忠兵衛さんの、ビールに枝豆も懐かしいなぁ。(笑)

加野屋では、嫌な咳をするよのを千代が心配していると、大きな足音を立ててあさがやってきて、大隈から手紙が来たことを知らせました。
お見合いの日取りは、啓介の講義が落ち着く年末でどうか、というものでした。

翌日、東京で、女子大学校の発起人大会が開かれました。
泉は演説で、かつては英米でも女子高等教育は猫に学校という反対論があったが、今は一等国ではそれは当然のものとなっている、と力説しました。
そして、日本では時期尚早という意見もあるが、本当に必要になってから慌ててつくっても手遅れだ、今こそ、国民の半分を占める女子の教育を進行させるべき時だ、と訴えました。

あさは、創立委員の一人となり、翌日には、創立披露会がホテルで盛大に開かれ、華々しく発表された大学校の創立や財界の有名人が数多く顔をそろえたことは多くの新聞に取り上げられ、世間で反響を呼びました。
しかし、反対の声はすさまじく、泉たちの事務室にも石が投げ込まれました。

晴花亭では、泉の悪口を耳にして、平十郎が怒っています。
あらら、へぇさんはとうとう一人で来るようになったのね。(笑)
美和が、平十郎の傍らにある新聞に目を留めると、泉、大隈、渋沢の風刺画が載っていました。
これが、メチャメチャ似ているのよね。(笑)
泉はマフラーのように根布を首に巻いていたけど、このニックネームは、全国区になっちゃったのね。(笑)

事務所の前には、嫌がらせの紙も貼られるようになりました。
宜は、卑怯な真似に怒りをあらわにしました。
亀助は、華々しい披露会の様子から、残りの寄付金はすぐに集まると思った、と肩を落とします。
あさは、戦争景気の揺り戻しのせいだ、銀行も内閣も危ういことになってきている、といいました。

絹田は、泉から届いた自分を責める落ち込んだ手紙を見せました。
宜が、泉は日本のため、これからのおなごのために考えてくれているのに、何で分かってもらえないのか、と悔しがりました。
あさは、招き猫に色を付けているよのを見ている千代に手伝いを頼みました。

東京では、啓介父子が大隈家を訪ねました。
啓介は綾子に、すみませんと頭を下げました。

一方、泉の部屋を訪ねたあさは、千代やさえと作ったお重を差し出し、お腹を満たしてこそ、新たな活力が生まれると説きました。
泉は、自分の信条は、真の楽しみは苦しみの中にこそある、だが、逆境に強いと思っていた私でさえ、ねたみやそねみに傷つけられ、潰されそうだ、と嘆きました。

それを聞いたあさは、めでたい、叩かれるのは目立っている証拠、今までの女子教育を真っ向からひっくり返した泉が注目され始めた、存分に叩かれてくれ、といいました。
続けて、出る杭は打たれる、肝心なのは打たれてもへこたれない頑丈な心を持つことだ、と励まし、景気回復を待っていたら機を逃す、と寄付金集めにより精を出すことを誓いました。
さらに、本気で学びたがっているおなごがそばにいれば、また活力が出るだろうと、大学ができるまで、宜を泉の秘書として付けました。
宜には、願ったり叶ったりですね。(笑)

泉が、その前向きな姿勢に驚くと、あさは、家で悩むより、外で叩かれる方が性に合っている、どんなに暗い夜でも信じて進んだら、必ず新しい朝が来る、と励ましました。
そして、自分で自分道を選んだのだから前を向かなければいけない、泉も自分で選んだいばらの道だから九転び十起き、と元気づけ、持ってきた食事を勧めました。
泉は、再び前を向いて歩き出しました。

加野屋では、泉が、どんなに暗い夜も信じて進めば必ず日は昇り、新しい朝が来る、そんな思いを込めて日の出女子大学校という名前を提案し、あさや新次郎の賛同を得ました。
ここでも、泉は、しっかりごちそうになっています。(笑)

加野銀行では、あさが、今年の採炭量が一万トンを超えそう、と喜ぶと、亀助は、運搬の仕方について、問題提起をしました。
亀助さんも、たまにはまじめなこともいうのね。(笑)
平十郎が、一気に不景気が進む中、炭坑の再開発がうまくいったことを喜び、榮三郎も、保険の加入者が増えず、苦しんでいる、と炭坑以外の事業がうまくいってないことを話しました。

そこへ、かのがやってきて、大隈から手紙が届いていることを告げました。
それには、啓介が縁談を辞退したことが、書かれていました。
何でも、婿養子になる気がなく、また、恩師が政府で働けるよう、内務省の参事官に紹介状を書いてもらい、本人もそこで働きたいという意向を持っている、とのことです。

千代は、ショックを隠し、さちに次の縁談を探してもらう、と席を立ちました。
よのは、追いかけようと立ち上がりますが、よろめいてしまいました。
あさが後を追うと、千代は、ほっといて、といいつつも、お母ちゃん、と泣きながら抱きついてきました。

千代は、部屋で宜に、泣いたらすっきりした、と伝えました。
宜は、でくのぼうの憎むべきエリートのことは忘れるべきだが、諦められないなら、凌雲閣の上から吊るして、脅かしてもいい、と励ましました。
どこに吊すか相談しながら二人が笑い声を上げるのを聞いて、あさとかのは、安心しました。
本当にいいコンビになりましたね、この二人、姉妹よりも仲がよさそう。
あさも、友達は本当にありがたい、としみじみといいました。

あさは、上京して啓介たちに会う、といいますが、新次郎は、仕事と大学で手一杯、そんな余裕はない、と認めません。
啓介が来たときに泉を叱咤激励したことが理由かも、と気に病むあさに、新次郎は、出しゃばってもいいようには転がらない、本人が政府で働きたいという以上、諦めるしかない、と諭しました。
叱咤激励って、あさ、自分のことを美化し過ぎじゃんね。(笑)

しかし、本当は、あさも新次郎も諦めていませんでした。
そしてよのも、正吉に見立てた張り子の招き猫に、寝込んでいる場合じゃない、と自分の決意を語りました。
その決意を形に表わすべく、なんと朝が苦手なよのが、奇跡の早起きを見せ(笑)、東京行きを新次郎に告げますが、思惑ありげな彼に引き留められました。

千代は、榮三郎とさちから、実家や保険会社繋がりの次男、三男の写真を見せられました。
いくら婿養子可といっても、見てくれはイマイチばかり、着物姿のおっさんまでおりましたがな。(笑)
千代の、ゆっくり見さしてもらえゆうたかて、という言葉がすべてを表わしていましたね。(笑)

あさは、榮三郎と亀助に炭坑を売る決意を語りました。
不景気が進み、御一新以来の大きな波がくるかもしれない、その前に資金を作る、というのが、その理由でした。
政府の製鉄所が原料確保のため炭坑を欲しがっている今こそ、高く売れる、ここまで育てたら、きっとうまくやっていける、とあさはその算段を説明しました。

晴花亭では、新次郎と啓介が向かい合っていました。
新次郎が手紙を出していて、それを受けて、啓介が大阪まで足を運んだようです。
啓介は、謝罪するため殴られる覚悟できた、一度快諾しておきながら失礼なことをした、男親なら殴りたいと思って当然だ、と語りました。
新次郎は、直に話を聞かせてもらい納得したかった、と述べ、あさのことをとんでもないおなごだと思ったことが理由なのか、尋ねました。

その時、控えていたよのが、かのとともに思わず立ち上がり、千代はあさと違い、おとなしくて控えめでおしとやかだ、と啓介にいいました。
新次郎とは口出ししない約束になっていたのね、唇をつまむよのさん、かいらしかったです。(笑)

啓介は、国を改良するのに大事なのはよき母である、というナポレオンの言葉を引用して、女性が自分の考えを持つことは悪いことだとは思わない、と語りました。
そして、父親はこの話を喜んでいたし、自分も千代を好まない訳ではない、でも、官吏として日本を動かすという夢を諦めきれない、とその本心を語りました。
新次郎は、千代を憎からず思う啓介の気持ちを聞いて、胸のつかえを下ろしました。
諦めきれないよのは、千代を嫁としてもらってもらう訳にはいかないか、と迫りましたが、色よい返事はもらえませんでした。

よのたちと入れ替わるように、晴花亭にあさがやってきて、啓介と初めてあいさつを交わしました。
新次郎は啓介に、新政府で働いていたがしがらみに嫌気が差し、権判事をやめ大阪で商売を始め、商いの力で日本を変えた友厚の話をして聞かせました。
そして、自分たちには、江戸、御一新、明治と世の中が変わっても、270年間変わることなく守り続け、日本を裏から支えた暖簾がある、一家みんなでそれを守っていくのは、厳しくも幸せなことだ、と続けました。

あさも、大隈のような実力者に頼んでしまい迷惑を掛けた、娘の気持ちを思うと、つい突っ走ってしまった、と親ばかぶりを謝りました。
それから笑顔で、どうかいい役人になってほしい、と付け加えました。

あさは、加野屋に戻ると、嫌みの一つもいいたかったがいえなかった、でも真面目そうな人だった、と新次郎に告げました。
そして、二人して、惜しかった、と千代の恋が実らなかったことを嘆きました。

それから半年の時が流れ、加野銀行では、すず以外の三人、サカエ、ハト、ツルが、縁談がまとまった、などの理由で退職することになりました。
平十郎は、せっかく仕事を教えても、おなごは長く働けない、もったいない話だ、と嘆きました。
だいたい、何年もこの四人以外を雇っていない、というのが、計画性がないのよね。
段階的な退職に備え、年齢層の違う職員を集めとかなきゃね。(笑)

同じ頃、おなごの大学校は、初代校長に泉が選ばれました。

そして夏となり、有田では、冒頭に触れたとおり、栄達が亡くなって一か月が経とうとしていました。
はつは、藍之助に惣兵衛から話がある、と告げました。
藍之助も、実は話がある、といい、殺虫剤の効能があるボルドー液を両親に見せ、説明しました。

これまでは、家族総出で、葉を一枚ずつ調べて、虫を見つけては殺していたそうで、それがかなりの労働になっていたようです。
藍之助は、これを使えばかなり仕事がはかどるので、山は売らないでほしい、と頼みました。
はつも、実は虫捕りが苦手だったので助かる、と感謝すると、惣兵衛は、効くかどうか分からない、といいつつも、穏やかな笑顔を見せました。

加野屋では、さちが、見合い写真をカルタのように並べています。(笑)
あさと新次郎が、千代がなかなかいい返事をしないことを詫びると、さちは、千代の初恋の相手があんな方なので、最初からなかなか難しいと思っていた、といいました。
そして、初恋の相手が啓介だと思っているあさに、さちは、千代はおませで、初恋は友厚だ、と告げました。
まさに隔世遺伝、よのと同じく面食いなのね。(笑)
しんちゃん、大ショックです。(笑)

その頃、千代は、寝込んでいるよのに、花嫁姿を見せられないことを謝りました。
よのは、千代が嬉しいのが一番、焦らなくていい、と伝えました。

千代は、だんだん弱っていくよのの姿を見て、自分がお嫁さんになれなくても、おなごの大学校に行った方が、祖母も喜ぶかもしれない、といいました。
それを聞いた宜は、大学校は本当に勉強したい人が、学んだことを身に付けて何かの役に立つ覚悟を持って入る場所だ、そんな中途半端な気持ちで入ることは許さない、と怒りました。
大学設立に奔走する宜のこの気持ち、よく分かります。

そんな宜は、泉から日の出大学校の1期生になってくれ、と頼まれ、感激してよろめきました。
泉は宜に、献身的に働き、自分の考えをよく理解してくれ、また理解しようと学んでくれた、君のような女性が内側に入って学生たちを精神的に先導してくれたら心強いほしい、とラブコールを送りました。
あさも、宜にその気があるなら、泉の手紙を持って自分から両親を説得する、と申し出ました。
千代は、うれし泣きする宜を祝福し、抱きつきました。

千代は、宜の東京行きをよのに報告し、ずっと一緒に寝ていたので寂しくなる、今度はおばあちゃんと一緒に寝たい、といいましたが、反応がありません。
よのは、ますます弱り、大好きなおはぎにも手を出さなくなりました。
心配する千代に、かのが今は、甘いものは、りんごをすりおろしたものしか口にしない、というと、彼女は、りんごを買いに出掛けました。
もう、ここで、次の展開が、だいたい読めちゃいましたよね。(笑)

りんごを買ってきた千代が、その一つを落とすと、拾った啓介がそれを差し出しながら、もしかして、君がまだ独り身だなんて、そんな奇跡はあるだろうか、と尋ねました。
千代は、はにかみながら、うなずきました。
それを見たあさは、彼女に初めて会った宜のように、あわわわわとなってしまいました。(笑)

千代は、すりおろしたりんごをよのの傍らに置くと、その匂いに気付いた彼女は、目を覚ましました。
目の前には、千代と啓介が並んで座っていました。
目覚めると誰かいるという展開、この作者は大好きみたいですね。(笑)
よのは、旦那様が正吉が自分のわがままを聞き届けてくれた、と手を合わせました。
千代は、よののおかげだ、といいましたけど、これって、婿に来なくていいから嫁にもらってくれ、と懇願したことなのかな。
よのは、もうお嫁さんみたいだ、と目を細め、啓介に両手をついて、どうぞ、幸せにしたって、とお願いしました。

それから2週間後、冒頭に触れたように、みんなに囲まれ、静かに息を引き取りました。
新次郎は、おおきにな、と礼をいい、榮三郎は、お父ちゃんによろしゅうな、と声を掛けました。
あさは、至らぬ嫁で堪忍だっせ、許しとくなはれな、ほんま、おおきにありがとうございました、と別れを告げました。

主立ったお年寄りは、みんな亡くなっちゃいましたね。
次は、不況で銀行がピンチになる展開かな。
あと2週、目が離せません。

さて、第23週の関東地区の最高視聴率は、啓介からあいさつを受けた新次郎が、落ち込んで三味線に話しかけ、養之助の結婚式の日に新兵証書が届いた10日(木)の24.9%で、第1位でした。

関西地区の最高視聴率は、寄付が集まらず、大学設立を一度断念すると口にする泉を、あさがあほ呼ばわりし、自分の目の黒いうちに大学校を見せてほしいといった10日(木)の23.7%で第1位でした。

名古屋地区の最高視聴率は、手まりを踏んで倒れた千代に啓介がそっと手を差し出し、それを見た宜が小説のような出来事と驚いた10日(木)の25.3%で第1位でした。
三地区とも、同じ回が最高視聴率でしたね。(笑)

『真田丸』の第10回は、関東地区が16.2%で第3位でした。
ちなみに、八重の第10回は12.6%、官兵衛の第10回は15.7%、花燃ゆの第10回は12.7%でした。
全平均は、真田丸17.93%、花燃ゆ13.66%、官兵衛16.37%、八重17.07%です。
関西地区は、17.4%で第4位でした。
名古屋地区は、16.9%で第7位でした。

今週は、上野のパレスチナ問題、沼田城を巡る駆け引きでしたね、おもしろかったです。
じゃがではござらん、と言い放つ信幸、見せ場をつくりましたね。
その後、ぐったりする気持ちがよく分かります。(笑)
でも、信尹と信繁だけが、虚空蔵山城に対峙する城を築く昌幸の真意に気付き、信幸が蚊帳の外というのはちょっとね。
もう少し、知的な面も出してあげてほしいなぁ。(笑)

でも、ドラマでは軽く触れられただけですけど、徳川攻めの城を徳川につくらせるって、前代未聞の凄ワザなのよ。
まさに、昌幸の面目躍如たるところなのよね。
このあたりは、もう少し、丁寧に描いてほしかったなぁ。
楽しみにしていただけに残念です。

それはともかく、虚勢を張るのにいっぱいいっぱい信幸とは対照的なのがとり、家康相手でも全くひるみません。
信幸の発言が聞こえないふりのおとぼけも健在です。(笑)
しかし、木曽義昌も、人質を駆け引きに使わないととりに誓ったのに、あっさり手放しちゃったのね。(笑)
やっぱり、信玄の前でおもらしする小心者は変わらないのね。(笑)

そんなとりたちに、あっけらかんと自説を展開するきり、相変わらず空気が読めないのよね。(笑)
でも、人質のための嫁取りを否定するという、今回は、珍しくまともな意見でしたね。(笑)
でも、うめが身ごもり、大ピンチです。
次回は、かんしゃくが炸裂しそうで、ちょっと楽しみです。

信繁と対峙した景勝の涙もよかったですね。
命を捨て、単身乗り込んだ信繁の心情に共感したのよね。
さすがは、義の男だけのことはあります。
兼続の愛の兜、久し振りに見て懐かしかったです。
思わず妻夫木くんを思い出してしまいました。

そうそう、上杉家の現状を表わす3Dの地図、佐々成政の領地が加賀と能登になってたぞ、こぴっとしろし。(笑)
今回は、黙れこわっぱ、が聞けず残念でした。
次回は室賀さん、家康の意を受け、真田を裏切りそうですね。

それでは来週も、先を読めぬのは皆同じと知り、猛毒を隠し持ってあくまでも強気で行き、非常なときに何ができるかを考え、誠があるかないかを試し、ここを死に場所と心得、知恵を働かせて策を用い、何としてもこの大仕事を成し遂げる、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、戦わずして敵を退け、いただきじゃあ、と勝ちどきをあげることができるじゃんね。

「真田には真田の意地がございます。武士としての誇りを守りたいと存じます」
CATCH A DREAM!!



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