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[7291]あなたと歩きたい 投稿者:まっくん

投稿日:2014年10月24日 (金) 19時09分

みなさん、こんばんは。
今日は、いよいよ甲斐さんのドラマデビューですね。
今期のドラマも、だいたい出そろいました。
前期よりは、観られるドラマが多いような気がします。
X、F、N、アルファベット1文字がキーの番組がおもしろそう。
一番楽しみにしていたクドカンのドラマが、私にとっては期待外れだったのが誤算です。
柴咲コウさんも、現代劇で観たかったなぁ。
あっ、この月9、タイムスリップものなので、興味があれば観てみて。

岡田さんのドラマが、まさか入れ替わり物だとは思わなかったなぁ。(笑)
このテーマ、私はだめなのよね。
私の外見がトッパさんになっても、同じように仕事できるわけじゃないし、人間関係も知らないから話合わせられないし、絶対ドラマのように、その人になりきれないもんね。
でも、もちろん最後まで観ますけど。(笑)

週刊誌の広告によると、みゆきさんの紅白出演を働きかけているとのこと。
本当なら、NHKこぴっと頑張れし。

さて、『マッサン』、トラブルが発生しても引っ張らず、あっさり解決するところが斬新ですね。
そこが物足りない、という人も多いんでしょうね。

では、先週の土曜日から振り返っていきましょう。
接待帰りの政春が、自宅の玄関先で、鴨居とエリーがハグしているのを目撃するところから始まりました。
なぜか、醍醐さんを思い出してしまう私。(笑)
今晩21時から日テレ系で、梅ちゃん主演のドラマがあるんですけど醍醐さんが出るのよ、甲斐さんを観られない傷を、彼女で癒やします。(笑)

政春の嫉妬から、エリーとの夫婦げんかに発展しました。
仕事と私どっちが大事、ウイスキーと私どっちが好き、ついに究極の選択を口にしてしまいました。
政春も、ゴマスリ大臣なんだから、速攻エリーといってほしかったなぁ。(笑)

マッサン、王様、私、女中、スコットランド人、ファミリー一番大事、ついにたまっていたエリーの不満が、爆発しました。
だったらスコットランド帰って、スコットランド人と結婚すりゃいいじゃろうが、と売り言葉に買い言葉、一番いってはいけない台詞を、政春は口にしてしまいました。
いやぁ、今の時代なら、この言葉で、大半のカップルは、不仲になっちゃいますね。(笑)

大声でいい合う二人の夫婦げんかに、近所のミナミの信ちゃんが、切れちゃいました。(笑)
梅子さんの亭主なんですね、お似合いだなぁ。(笑)
我を忘れて、そのケンカを買う政春。
政春は、柔道黒帯なんだね、ちっともみえないけど。(笑)

そこへ騒ぎを聞きつけやってくるキャサリン、好子さんばりの地獄耳なのね。(笑)
キャサリンを見て、こそこそ逃げ出す政春が、笑えました。
そんな男とはもう別れ、よう考えて自分で決めや、誰に押しつけられた訳でもなく、自分で選んだんやからな、と突き放すように意見するキャサリン、いいねぇ。
下手に優しく慰めるんじゃないところが、エリーには効果的なんじゃないでしょうか。
欣次郎なら、ハグして、甘い言葉を並べまくるんだろうけど、それじゃ立ち直れないのよね。
自分で考え、自分で結論を出させようとしたキャサリン、近所の世話役として、みんなから慕われる理由の一端が、わかりました。

その頃、政春は、社長の家に逃げ込み、晩ご飯を食ごちそうになっていました。
よく、田中家の敷居がまたげるよね。(笑)
日本人のお前と、スコットランド人のエリーちゃんが夫婦として、これからずっとやっていくのは、ほんまに難しいと思うわって、きよし師匠がいうと説得力あるなぁ。(笑)

そこへエリーの援護射撃に現れたのが、優子。
エリーさんがどんな覚悟で日本に来たか、二人ともよう分かってるでしょ、 今のエリーさんが、どんなに不安か、どんなに心細いか、一番よう分かるん違うの、と優子は政春の留学時のことを引き合いに出して、責めました。
いいこといってるんだけどね、優子のあまりの変わりように、正直ついて行けず、心に響きませんでした。(笑)
朝ドラを意識しすぎて、優子のキャラ設定に失敗したんちゃう。(笑)

自分のいたらなさに気付いた政春は、エリーを探し回り、キャサリンの教会で、一人オルガンを弾き、『埴生の宿』を歌う彼女を見つけました。
謝った政春は、エリーが作った飯、腹いっぱい食わせてくれ、と何やら通天閣とめ以子のような台詞を吐きますが、これが功を奏して、仲直りできました。
人間て、分からんもんやね。
こんなんで修復できたら、この世に離婚なんて存在しないよね。(笑)

そして2か月後、エリーにとって、初めての夏がやってきました。
もうすっかり、近所の人とは、打ち解けたようです。
しかし、井戸端会議にキャサリンも来ているのね。
もしかして、教会には住んでなくて、ご近所さんなのかも。

ぼちぼち、とか、日本語も上達したみたいです。
千里の道も一歩から、とか、七転び八起き、とかことわざも勉強中。
しかし、キャサリンも政春も、読み方というか発音を教えているだけだもんね。
もっと具体的に言葉の意味を教えてあげないとね、千里の道というのは、4,000kmもある長い道のことだ、とかね。
七転び八起きという言葉、政春と同じように女難の相が出ている今の安倍ちゃんなら、心に響くだろうなぁ。(笑)

ウイスキー造りでは、佐渡さんが、ポットスチルの設計図面を作ってくれました。
予算的には、微妙なようです。
相変わらず、設置場所も決めていない、行き当たりばったりぶり。(笑)
ポットスチルって、やかんをヒントにしていたけど、ただの空洞な入れ物だったりして。
蒸留するには火が必要だけど、釜のような仕組みもついていて、それ単体で機能するのかな。
なんとなく、コンクリで基礎とか作って、火を燃やしたりする設備も必要な気がするなぁ。
もしそうなら、設置場所も決めておかないと、入れ物だけ作っても、役に立たないよね。

ポットスチルの製造計画書完成のお祝いをすることにしたエリーは、キャサリンに相談、お祝いといえば鯛、と教えてもらいました。
鯛なら、大阪に来た日に、欣次郎からの差し入れの鯛を食べているはずだから、ピンとくるよね。
捨蔵師匠は、いわしのことを七たび洗えば鯛の味、といっていたので、お金がなければ、代用できるかも。(笑)
キャサリンも、ここまでは本当にいい人なのに、仕事がうまくまわっているときは、浮気に気を付けろ、と忠告、エリーを不安にさせちゃったのは、いただけないよね。

そんなとき、ぶどう酒のビンが、残留酵母の発酵により、爆発する事故が、続発しました。
そのあおりで、鴨居商店の太陽ワインまで注文見合わせが相次ぎ、政春は、太陽ワインだけは、絶対安心な品質だと実証することになりました。
この世に絶対なんてないからね。
絶対当たる、とか、絶対儲かる、とか、今じゃ、うさんくさいことを表す修飾語になっちゃいましたよね。(笑)
おかげで、政春は、泊まりがけで品質検査をすることになりました。
それより、ビンの品質を検査する方が先だと思うけどな。(笑)

その結果、お祝いの食卓は、ふっとんじゃいました。
そこに浮気だと、さらに煽るキャサリン、折角の好感度が急降下。(笑)
エリーがお弁当を持っていくと、政春が顔を優子のそれに近づけて、エリーにはキスしているように見えるという、古典的な展開。(笑)

でも、おそらくエリーは、優子にキスしていたのか、と直接聞いたんでしょうね。
日本人じゃ、そんなこと、おそらくできないよね。
エリーを信じているから、素の自分をさらけだすことができる、と優子に慰められ、元気を取り戻しました。

そこに優子の見合いの日が決まったと、社長がやってきました。
それを見ていたエリーは、早速、ご近所さんとの井戸端会議で、見合いの仕組みを教えてもらいました。
やっぱりラブが一番や、といっていたキャサリンも、相手が浪華銀行勤務と聞いて、旦那の稼ぎは、多いにこしたこたぁない、と本音と建て前の使い分けも、エリーに教えてあげました。(笑)

その頃、政春は、太陽ワインの安全を証明する実験に取りかかりました。
てっきり、残留酵母が検出されるかどうか、されたときには、酵母の量から発酵したときに発生が予測される炭酸ガスの量を算出し、それによってビンにかかる圧力を計算して、ビンの耐久性とを比較するもんだと思ったのになぁ。
ただ、太陽ワインと他のぶどう酒を同じビンに詰め、窓辺に並べるだけでした。
そんなん、私でも、できまんがな。(笑)

それで爆発しなかったからといって、他の条件でも割れないことの証明にはならないもんね。
そもそも、今回の実験、ビンが割れる前に、あのビールの栓みたいなのが吹き飛ぶんじゃないかな。
それもこれも昔の話、今ではワインが爆発することはないと思っていたけど違うのね。
優子は優子でも、群馬の優子さんのワイン、もう爆発寸前ですね。(笑)

しかし、なぜか自信満々の政春の言葉を信じた欣次郎は、彼を車に乗せました。
帝大生の青山くん、10歳のお静さんがハモニカを落とし、泣いているところに現れた若き日の捨蔵師匠でがす。
あえて名前がテロップで表示されるということは、いずれ、政春の右腕にでもなっていくのかな。

目的は、太陽ワインの注文を断ってきた酒屋まわりでした。
誠心誠意は当たり前、その気持ちを伝えるためにも、向こうさんの立場でもの考えなあかん、欣次郎いいこというねぇ、官兵衛に教えてあげたいよ。
一方の政春は、根っからの技術屋、酒を造ることにしか興味がなく、営業への関心は、全くなし。
商売人と技術屋という二人の違いを、うまく表していました。

それにしても、2軒目にまわった酒屋、スタッフの遊び心に満ちあふれていました。
奥の壁、左側に貼られていたのは、『カーネーション』の、岸和田のまちでよく見かけた、空色を背景に和服美人が描かれた『蛸酒造』のチラシでした。
左手の出入り口に貼られた2枚の白い短冊状の紙に書かれていたのは天馬ビール、『ごちそうさん』の開明軒の店内にあったのも天馬ビールでした。
ただ、残念ながら、その時のチラシじゃありませんでした。
こちらの番組の方が新しいのに、現物やデータをなくしちゃったのね。(笑)

エリーは、なんと優子に料理を習うため、住吉酒造の賄い料理づくりを手伝っていました。
かよが、蓮様に料理を教えていたようなものね。
しかし、めざしというチープな賄い料理に、社員の不満は募るばかり、優子の結婚相手に期待を寄せています。
きっと読んでるで『みだれ髪』、女は結婚前が一番揺れるんよ、さすが好子さん、含蓄のあるお言葉、ちょうだいしました。(笑)
しかも、実際読んでるし。(笑)
これまた、本の表紙まで、蓮様のものと一緒でしたね。
当時の本の表紙を復刻は大げさか、再現したんでしょう。

優子は、お見合い用の着物を着てみました。
あんまり好きな柄じゃないし、そんなに高くも見えなかったのは、私に見る目がないからかな。(笑)
どうも襟元の青色と、全体の桃色とが、合わないように思えました。
確かに、帯はいい色でした。

ここで一番のポイントは、うわぁー、わしの娘とは思えへんな、という社長に、私もそう思います、ときっぱりいったエリーのこの一言ですね。(笑)
旦那の会社の社長や、ということを今一つ理解していませんね。(笑)
この一言が許されるのは、好子さんだけ。(笑)

洗濯物を干す優子が歌う『ゴンドラの唄』に、エリーは興味を持ち、教えてくれるよう、お願いしました。
糸子の結婚の噂を聞いた勘助と平吉が、この歌を歌いながら、冷やかしにきたのよね。
希子も歌ってましたね。
この歌のメロディーを思い出せない桜子とめ以子が、いいかげんに歌うのを聴いて、希子がお手本を示したのよね。
これが、『焼氷の歌』に繋がる、今にして思えば、重要なシーンでした。(笑)

優子は、この歌を歌うと涙が出てくると、不本意な結婚であることをエリーに打ち明けました。
本当は、英文タイピストになりたかったって、なんか取って付けたようで不自然だなぁ。
今さら、英語ができるって嘘っぽいけど、ザ・ヒート・イズ・ザ・シークレットが伏線だったってことなのかな。(笑)

そして、見合いの7日前、その話を持ってきた優子の祖父が、やってきました。
家族団らんで、お見合い話が進む中、優子の本心を知るエリーは、政春から止められていた口出しをしてしまい、佳代から疫病神といわれてしまいました。

その後、一人で賄いの準備をしたエリーの元に、優子がやってきました。
あれだけの料理ができれば、免許皆伝じゃないでしょうか。(笑)
もしかしたら、いつの間にか自分の心に蓋をしてきたんやないかって、何で、どうしてって思わんように、うち、エリーさんと出会えてよかった、いつの間にか、優子はすっかりエリーに感化されちゃってますよ。

そんな優子に、エリーは、日本で初めての友達、なってください、とエリーは頼みました。
まだ、友達、一人もいなかったのね。
沖縄で新生サザンアイランドの開店準備中、寝具の手入れをする純にチュルチュルちゃんが親友になってほしい、といった場面を思い出しました。
純も友達がいなかったのよね、優子もあんまりいなさそう。(笑)
あのチュルチュルちゃんは、今はもういないのよね。

好子さん、あじの塩焼きくらいで、すごく喜んでいましたね。(笑)
しょっちゅうベタベタしとる割に、肝心なこと何も聞いてへんねやな、と鴨居商店に行っていることを知らず政春の所在を尋ねるエリーに言い放った専務のこの一言、受けました。(笑)

欣次郎は、金魚占いの末、ミーティングを招集しました。
何気なくミーティングなんて言葉使ってるけど、当時じゃ斬新だよね。
鴨居商店によって、創業以来最大の危機、役員を集め、太陽ワインの存続か、撤退か、について話し合いました。
なぜか、末席を汚す政春は、欣次郎にいいように利用されましたね。(笑)
じゃったら、いっそイミテーションワインなんかやめて、欧米のワイン造りを目指しゃあええじゃないですか、って自分の首を絞めちゃいました。
ほしたら、住吉さんに製造してもらう必要ありまへんがな、専務の寸鉄人を刺すツッコミ、これからも楽しみです。
ここでも政春は、会社のことなんかまったく考えていない、自分が好きなことをする場所だ、としか思っていないことを如実に表してくれました。

そんな政春の何気ない一言、世間の見る目を180度変えんと、に欣次郎が食いつき、役員たちも肯きました。
理解できないのは、政春張本人だけ。(笑)
結局、広告戦略で、中身は同じまま、世間の印象を変える、というのが当初から欣次郎が抱いていた案になったのよね。
それを押しつけるんじゃなく、みんなに自由に意見をいわせ、最終的にみんなで決めたかのように持っていく見事な戦略でした。
これで政春は、ハグ事件以来、悪感情を抱いていた欣次郎のことを、認めるようになりました。
わしもいつか驚かしてやるけんのう、大将が思いつかんアイデア、ズバァァッと出したる、そうそう、こうした向上心が大事なのよね。

ものを突き動かすのは、切り替えの速さや、とか、この手の話し合いは、事務方だけが騒いでもあかん、あらゆる方向からの物差しが必要なんや、とか、実にいいことをいいますね。
このエピソード、実話なのかな。
もし創作なら、羽原すごすぎる。

そして、広告の案がいくつか出されますが、どれも納得いかない欣次郎は、切り札、センス抜群のエリーを呼びました。
自分に会いに来たものだと思い、喜ぶ政春。(笑)
そうか、あの香水のビンは、このための伏線だったのね。
鴨居商店で香水なんて、全然売り出されないじゃん、と自分に突っ込んでみました。(笑)
政春は、マッサン、もっと遊び心を持って、とエリーに突っ込まれていました。
この辛気くさい、まじめくさった、女っぽい政春、こういう人も自分の周りには必要だと、欣次郎は見抜いているのよね。
今でいう、ダイバーシティってやつですね。
もちろん、お台場のことじゃないよん。(笑)

住吉酒造では、浪華銀行からの融資が、打ち切られてしまいました。
見かねた祖父が縁談を復活させ、優子も見合いする覚悟を決めました。
お見合い相手の父親は国広さん、『ウェルかめ』以来かな。
こんな有名どころが出てくるということは、波乱もなく結婚しちゃうんでしょうね。
家から逃れたエリーと心に蓋をし家のために生きる優子、対照的な人生を歩ませるみたいですね。

欣次郎が勝負を賭けたチラシは、女性の肌でした。
朝からって、クレームの投稿もくるだろうな。
展覧会に出品された全裸の絵画が騒動を起こした『マー姉ちゃん』を思い出しましたよ、我ながら古いなぁ。(笑)

そして、欣次郎は、政春をヘッドハンティング。
特に愛社精神もないので、ウイスキーといわれれば、沈みかけた船から逃げ出すよね、多分。
最後は、社長が、背中を押してくれるんでしょうね。
そんなことより、どんなチラシになったのか、それが一番気になります。(笑)
来週も、楽しみです。

さて、第3週の関東地区の最高視聴率は、政春が社長の接待に付き合わされ、逆立ちしてカチューシャの唄を歌った16日(木)の22.3%と、ようやく第1位を獲得できました。
ちなみに船越さんのドラマは、初回7.6%、野球中継と重なりましたが、そちらは10.4%だったので、低視聴率の言い訳にはなりませんでした。

月曜から土曜までの詳細は、21.8%、20.2%、18.9%、22.3%、21.7%、18.7%で、第3週の週平均は20.60%、『ごちそうさん』の第3週の平均は21.65%、『花子とアン』の第3週の平均は22.07%でした。
第3週までの全平均は20.82%、『ごちそうさん』は21.31%、『花子とアン』は21.71%でした。

アンのスピンオフ、よかったですよ。
ごちのスピンオフの時にも思ったんですけど、登場人物は、みんな魅力的なのよね。
これにおもしろい脚本が加われば、いい作品になる、ということがこの2作を観る限り、実感できます。
総合テレビでも放送すると思いますので、見逃した方も、是非ご覧ください。
BSでの総集編は、延期になっていました。

関西地区の最高視聴率は、政春が借りる約束をした洋館が、外国人には貸せないと断られ、「こひのぼり」に辿り着いた13日(月)の26.2%で、今週も第1位でした。
まあ、台風のおかげなんですけどね。
名古屋地区の最高視聴率は、借家の前でキャサリンと出会い、引っ越しをあれこれ仕切られた13日(月)の25.7%で、台風関連のニュースに惜敗、おしくも第3位でした。

『軍師官兵衛』の第42回は、関東地区が15.6%で第12位でした。
ちなみに八重の第42回は、関東地区で14.8%でした。
第42回までの全平均は、官兵衛15.76%、八重14.82%です。
名古屋地区は、17.8%で第15位でした。
関西地区は17.9%で第11位でした。

官兵衛、あっさり三成に騙されちゃいましたね。
稀代の軍師の名が泣きますね。(笑)
ここまで、主人公を貶めていいのか。(笑)
碁に夢中で五里霧中になっちゃいました。
蟄居を命じられた官兵衛、窓から雨が降る庭を眺めると藤の花が、有岡城と重ねてきましたね。

でも、三成も大したもんだよね。
16万人の軍勢を運ぶ船と兵糧を調達し、段取りを整えたんですもんね。
ただの、お追従男じゃ、務まりません。
そういえば、ドラマでは、後半は水軍に阻まれて、兵糧を全く運び込めなかった、といってましたけど、官兵衛は、何度も自在に往復していましたよね。(笑)
そのあたりの矛盾について、何の説明もありませんでした。
船が大きく揺れているのに、官兵衛が朝鮮の地図の上に置いた碁石が、微動だにしなかったのが、笑えました。
船酔いの場面は、将軍家に輿入れする篤姫を想起させてくれました。

名護屋城内の暗がりでの三成と淀の密会も、なかなかよかったです。
三成に子種をくれ、と迫る淀の目つきが最高でした。(笑)
でも、お拾いは、逆算すると三成が朝鮮に行っているときにできた子どもなので、その父親ということは、ありえないのよ。
通説は、大野修理(治長)なのよね。
淀の乳母の息子でがす。
あっさり、お拾いが誕生しちゃったので、出てこないのかな。

出てこないといえば、今になって、秀次が登場しちゃいましたよ。(笑)
なんで、こんなに押し迫ってから、取って付けたように登場させたんだろ。
お拾いも生まれちゃったので、もう出番はほとんどないのにね。(笑)
まあ、竹中秀吉の狂気の引き立て役、といったところなんでしょうね。

それにしても秀吉は、どんどん狂気の度を増していますね。
大政所を亡くして大変な悲しみようだ、と家康はいってましたけど、全くそんな感じはしませんでしたね。(笑)
今は舞えないという淀に、なにゆえじゃ、なにゆえじゃ、なにゆえじゃ、と迫るところは、可愛かったなぁ。(笑)

可愛くないのが、小西行長。
朝鮮との交渉では、官兵衛と利休に泣きついたくせに、さんざん官兵衛に噛み付いて、何様って感じですね。
そして、全く主体性のない宇喜多秀家くん。
あの陣内孝則さんが演じた直家の息子なのに、何なんだ、このひ弱さは。(笑)
母親は、直家が死ぬ直前に秀吉に差し出したお鮮さんなのよね。
笛木さん、色っぽかったなぁ。(笑)
これくらいの情報は、ナレーションしてくれないと、つながりが見えてこないよね。

今週は、広山さん、鏡の中だけで残念でした。
次回の注目ポイントは、欣次郎のように得意げに虎退治の話をする清正ですかね、。(笑)

それでは来週も、味方同士いがみ合うことなく、胸が潰れるような思いは腹に収め、相手の巻き返しに備えて陣容を整え、本心から部下が働くか否かをしかと見極め、現場を自らの目で見、手探りで道を見つけながら進み、バラバラの心を一つにまとめ、日限どおりに、こぴっと仕事がんばれば、殿下を欺き和睦できるじゃんね。

「福島殿、かくゆうわしも目薬屋の出だ。今は、内輪でもめているときではない。どうであろうか、ここは小西殿、加藤殿が、一日交替で先手を務めることにしてはいかがか」
CATCH A DREAM!!

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[7292]投稿者:トッパ
投稿日:2014年10月30日 (木) 11時46分
まっくん、お待たせ!

>今日は、いよいよ甲斐さんのドラマデビューですね。

見たよ。感想は……あ、まっくんは見てないだろうから、以下の数行は読まないで。

はっきり言ってガッカリ。こんな役でこんな扱いなら出なかった方が良かったんじゃない? 演技がどうこうと言う以前の問題。甲斐さんに非があるわけじゃない、というのが不幸中の幸い。って言い方は大げさ? チンピラ連中の元締めとか、そういうワルの役柄にした方が断然良かったんじゃないかな。
そもそもドラマ自体、すごく平坦。それに、準主役っぽい山田純大の演技がわざとらしくて、見ていてイライラしちまった。まあ、自分の好みに合ってないだけかもしれないけど。
というわけで、もう次回以降は見ないだろうなぁ。でも、主題歌はやっぱりカッコいいと思うけどね。

まっくん、ここからはもう読んでもいいよ〜(笑)。

>一番楽しみにしていたクドカンのドラマが、私にとっては期待外れだったのが誤算です。

あ、そうなんだ。僕はなかなか面白いと思ったけどなぁ。でも3回目は見るのを忘れてた!(笑)

>あっ、この月9、タイムスリップものなので、興味があれば観てみて。

それ、気になってたけど、1回目を見そびれちゃったのよ。不覚。
そういえば『素敵な選TAXI』もタイムスリップものだよね。これも1回目は見そびれたんだけど、一話完結方式みたいだから2回目は見てみたのよ。なかなか面白かった。竹之内豊、こういうコメディーにけっこう向いてるんじゃないかな。
あと、タイムスリップものと言えば、ちょっと前に観たアメリカ映画『アバウト・タイム 愛おしい時間について』が、すんごく良かったのよ。とりあえず今日はタイトルだけでも覚えて帰って(笑)。

>岡田さんのドラマが、まさか入れ替わり物だとは思わなかったなぁ。(笑)

へーっ、『転校生』パターンなんだ。そういうの、僕は大好き。見とけば良かったなぁ。

>週刊誌の広告によると、みゆきさんの紅白出演を働きかけているとのこと。

明後日の『SONGS』に出るよね。この流れなら紅白も大いに可能性アリじゃないかな。
http://www.nhk.or.jp/songs/index.html

>さて、『マッサン』、トラブルが発生しても引っ張らず、あっさり解決するところが斬新ですね。
>そこが物足りない、という人も多いんでしょうね。

同感。僕としては好感を持ってるけど、ヒットするためには少々やりすぎな面があった方がいいかもね。

というわけで、好感は持ってるものの特に語り合いたいようなネタもないので、『マッサン』の話題は以上!(笑)

>『軍師官兵衛』

官兵衛、剃ったねぇ。これをきっかけに短髪ブームが来るかも(笑)。

>三成に子種をくれ、と迫る淀の目つきが最高でした。(笑)

二階堂ふみ、絶好調だよね。来月公開の『日々ロック』も楽しみ。
http://hibirock.jp/

>出てこないといえば、今になって、秀次が登場しちゃいましたよ。(笑)

しかも演じてるのが中尾明慶。どうしても軽薄っぽい人物に見えちゃうよね(笑)。

というわけで、すごく面白い割にはなぜか官兵衛についても特に語り合いたいことはないなぁ(笑)。ゴメン。

じゃ、また!

[7289]その総てと離れても 投稿者:まっくん

投稿日:2014年10月17日 (金) 22時18分

みなさん、こんばんは。
今日は、船越さんのドラマでしたね。
観られないけど、話題になるといいなぁ。

ところで先日、以前同じ職場で働いていた朝ドラ大好きおばさんと久し振りに話す機会がありました。
今作はおもしろくないと、ばっさり斬り捨てられてしまいました。
彼女によると、前作がおもしろすぎた、とのこと。
これが一般的なおばちゃんの感覚、いわゆる民意ってやつね(笑)、それが、あの高視聴率に繋がっていたのね。
民意によると、今作の視聴率は、厳しそうです。(笑)

さて、その『マッサン』、ほのぼのとした新婚生活に癒やされています。
では、今週も土曜日から振り返っていきましょう。
エリーが作った夕食はスコッチブロス、社長いわくスコットランド版、肉じゃがでした。
できばえは、パーフェクト。(笑)

そこに大量の塩をぶち込む優子さん、これはだめじゃんね。
料理も塩も無駄になっちゃうもんね。
こんな悪質ないけず、このドラマにゃ似合わん。(笑)
エリーも、とうとうイジワルと受け取ってしまいました。
いくら後からいい人になっても、覆水盆に返らず、だよね。

エリーも悪いよね、温めたら、もう一度味見しないと。
パーフェクトだったのが、災いしちゃったのね。
梅子が戦後、ドングリの粉ですいとんのようなものを作ったときも、全然味見しなかったのよね。(笑)

社長もいけずに気付き、異国に一人でやってきたエリーの気持ちを考えろ、と叱責しました。
それに逆ギレする母娘。
親捨てて、駆け落ちして日本に来たんやろ、親の思い踏みにじって、自分勝手に生きてるだけやん、ってこの優子の一言は効きましたね。
エリーの急所だもんね。
あんないけずしなくても、あんたは所詮、親を裏切っても何ともない親不孝もんや、この攻撃だけで十分だったのに。(笑)

泣いて家を飛び出すエリーと、お約束でコケながら後を追う政春。
もしエリーが帰りたいいうんじゃったら、わしも一緒にスコットランドに帰るけん、この台詞には、竹元教授の一番嫌いな言葉、がっかりです。
これじゃ、何のために大見得切って、広島を出てきたか分からんじゃん。
これっぽっちの覚悟かと思うと、情けないの一言ですね。
だから、あんたはリンダから抜けきれないんだよ。(笑)

エリーにも、マッサンの夢かなえるため二人で日本に来た、私、そのために、国、家族全部捨てた、いまさら帰れるわけないじゃない、といわれ目が覚めました。
こんな根性なしじゃ、先が思いやられるよね。

政春とエリーは、大阪に来てわずか1週間で会社を離れ、二人だけで暮らすことにしました。
『故郷の空』を原曲で歌いながら、荷車を押す二人。
いい曲なんでしょうけど、どうしてもドリフを思い浮かべちゃうのよね。(笑)
横断歩道の信号機を、思い出す人もいるかも。
それほど、日本人の身近にある音楽ともいえるのよね。

二人が辿り着いたのは、瀟洒な洋館。
これはないよね。
だいたい、家賃いくらするんだろ。(笑)
外国人に貸すのはお断り、という家主も、当時じゃ当たり前の感覚だったのかも。
近所のアパートじゃ、留学生がごみ出しルールを守らないって、ブーブーいわれてるもん。(笑)
家主さんが犬の頭にふぅーっと息を吹きかけたのは、相方への見立てだよね。(笑)

途方に暮れた二人が食事に立ち寄ったところが、広島出身の春さんが経営する『こひのぼり』。
広島東洋カープというわけね。
娘の秋も安芸と掛けているのかも。(笑)
カレイの塩焼き、本当においしそうでした。(笑)
わずか一週間で、エリーは箸が使えるようになっていましたね。
早苗さんのホームワークを続けてきた成果ですね、えらい。
そんな店内に、偶然にも貸し家ありますの貼り紙。

その貸し家を訪ねると現れたのが、本名タネ子、自称キャサリン。
玉枝さん、お久しぶりです。(笑)
小気味よい大阪弁は、健在ですね。
誰でも、家主だと思いますよね。(笑)
なぜか、エリーに優しく、政春に厳しいキャサリン。
ミスター辛気くさいって、欣次郎にもいわれていたので、本当に辛気くさいんでしょうね。(笑)
ハリーアップハリーアップ、ノースピロウ、と英単語を並べて、去って行きました。

代わりにやってきた本当の家主さん、糸子の天敵、大日本国防婦人会のリーダーでがす。
今度は、いい人っぽいですね。(笑)
そして、ごはんをおかゆにしながらも、二人の生活は始まりました。

そこへ優子が訪ねてきて、引越祝いに夫婦茶碗を置いていきました。
国際カップルだから、茶碗の大きさは、一緒なのよね。(笑)
政春のことはきっぱりあきらめる、といって、謝罪して帰っていきました。
父親にエリーの覚悟を聞いてあっさり翻意するのは合点いかないけど、謝ったことは認めましょう。
それだけに、料理をだいなしにするエピソードは、不要だったな。

この時炊いていたお米は、多少焦げていたけど、おいしそうでした。
よりによって、焦げた部分をおにぎりにしなくてもね。(笑)
うまくいったところは、夕食用に残しておいたのかな。
お昼のお弁当を食べる政春と寄り添うエリーを見る優子、どんな気持ちだったんだろ。
その優子は、お米の炊き方を聞くエリーの頼みを断りながらも、ザ・ヒート・イズ・ザ・シークレット、初めチョロチョロ中パッパ、赤子泣いても蓋取るな、と判じ物のようなヒントを与えてくれました。

そんなある日、亀山家に巡査がやってきました。
あらら、寄席で村岡花子のラジオ番組のものまねをしていた人じゃありませんか。
おっと、こっちの方が年代は古いので、この後、芸人になる訳ね。(笑)
その巡査から、ご主人、妻といった未知の言葉を聞かされました。

そんな巡査に勧められ、キャサリンに会いに、まちの教会を訪ねました。
そこにいたのが、なぜか教会で『茶摘み』を歌うタネ子と子供たち。
エリーはそこで、タネ子がキャサリンと同一人物であることを知りました。
タネ子は、ここの牧師、イギリスのチャーリーさんと結婚した、いわば国際結婚の先達でした。
チャーリーの嫁の名前がタネ子というわけにもいかず、キャサリンと称しているとのこと。
冬美さんが、ジェシカといっているようなものね。(笑)

ところで、ここでは、イングランドとかじゃなくイギリスという言葉を使っているのよね。
最近の独立騒動でほんのちょびっと勉強したんですけど、18世紀にはスコットランドとイングランドは一緒になっているのよね。
だから、ここでイギリスって使うってことは、スコットランドを一つの地方のように描いている、ってことなのかな。

それはともかく、そのキャサリンから、ご主人はキング、奥さんはハウスメイドといわれ、ショックを受けました。
そうそう、スコットランドじゃ考えられないよね。
その日、夜遅く帰宅した政春に、キャサリンは、彼が王様で自分は女中か、と尋ねました。
夫婦は人生のパートナーじゃ、それぞれ仕事の分担があるだけで、常に対等、フィフティー・フィフティーじゃ、といってもらい、エリーは安心しました。
アイ・ラブ・ユーを催促して両足で政春を蹴るエリー、可愛かったなぁ。
こうしているときのこの夫婦は、本当にほのぼのとして癒やされるのよね。

その翌朝かな、飯炊き中、突然の来訪者に柄杓で対応しようとするエリー(笑)、客は欣次郎でした。
こいつ、絶対エリーへのハグが目的でやってきてるよね。(笑)
自分の干支にちなんだ虎の置物を、引っ越し祝いに持参しました。
黄色いものを西に置くと、金運がアップするんだとか。
そういえば、風水にはまっている人が、黄色いものをどちらかの方角に置くのがよい、とかいってたなぁ、方角も効能も忘れましたけど。(笑)

欣次郎は、エリーへのプレゼントとして、二種類の香水も携えていました。
どちらか好みの方をあげるという欣次郎に、二つ合わせる一番好き、と答えるエリー、もうしっかりしてるんだから。(笑)
もっとも、欣次郎にしてもプレゼントは口実、この香水を売り出そうとしてて、ちゃっかり、そのモニターに仕立てた感が、ありありですけどね。(笑)
一つだけと恩を着せておいて、最初から、二つとも置いていくつもりだったんでしょう、大阪の商売人だもん。
虎の置物も、誰かからのプレゼントを横流ししただけでしょうしね。(笑)
早速、フルーツシロップのボトルにエリーの意見を反映して、元を取っちゃいましたね。(笑)

欣次郎は、困ったことがあったらいつでもおいで、わてにできることは、何でもしたる、と連絡先が書かれたマッチを渡して立ち去りました。
あの人も、かなりネジ飛んどるわ、と嫉妬する政春。(笑)
おかげで、またもやお焦げになってしまいました。

お出かけのハグを見守る、近所のおばはん二人。
片方の梅子さんは、オオサキプラザホテルの池内さんじゃないですか。(笑)
木岡のおばちゃん、といった方が分かりやすい方もいるでしょうね。
二人とも、エリーに話しかけられて尻込み、これからあれこれ面倒をみてくれそうです。

エリーは、米の炊き方を教えてもらうため、またしても優子を訪ねました。
根負けした優子は、ついに、初めチョロチョロ中パッパ、赤子泣いても蓋取るな、の極意を伝授しました。
あたしゃ、背景で忙しそうに掃除している数人の女中が、気になって仕方ありませんでした。
こんな大きな家に育ったお嬢さんなのに、花嫁修業の一環か、飯炊きは完璧なのね。
醍醐さん同様、掃除をするキャラじゃなさそう。(笑)

今回、してやられたのは、優子さんが、飯炊きは身体で覚えるしかない、目ぇで見て、鼻で嗅いで、耳で聞いて、五感を研ぎ澄ませる、と指導した場面でした。
はい、と返事するエリーに、五感を研ぎ澄ませる、なんて日本語、分かる訳ないやろ、と突っ込んだ瞬間、優子さんの口から飛び出した、分かってへんのに返事しない、の一言。
すっかり、見透かされてしまいました、羽原おそるべし。(笑)

少し打ち解けた二人、優子は、うちもエリーさんみたいに生きてみたい、親の反対押し切って、家飛び出して、何もかも新しい暮らし始めて、とつぶやきました。
女が男に従属する今の世の中への不満を述べたりして、親の決めた政春のために、子供を9人作るための体力づくりをしていた、これまでのキャラとなんか一貫性がないのよね。
エリーに触れて、初めて、そんな風に思った、ということなんでしょうね。
このあたりの発言は、銀行員とのお見合い話とも絡んで、将来の伏線になっていくのかな。

エリーは、スコットランドは好きだけど、日本は大好き、と答えました。
前者では辛い戦争を経験したけど、日本は平和、ふるさとのような国だから。
第一次世界大戦のことだよね。
スコットさんの彼氏も、この戦争で亡くなっちゃったのよね。

そんなこんなの話を二人がしているうちに、お米が炊きあがりました。
喜ぶエリーと、彼女に抱きつかれ、目を丸くして驚く優子、二人の表情は、絶品だったなぁ。
朝から、いいものを見せてもらいました。

そして、新婚生活5日目、ついにエリーは、うまくご飯を炊きあげました。
できたできた、おいしいおいしい、と日本語で喜ぶエリー、パーフェクトといわないのは、スコッチブロス事件が、尾を引いているからかも。(笑)

そこへ、船場のベーカリーでパンを買ってきたキャサリン登場。
パン、マッサンも大好き、とキャサリンがあげるともなんともいっていないのに、当然のごとく差し入れとして受け取るエリー、このあたりは外国人よね。
日本人なら、わざと、えーそんなの申し訳ないです、あらそんな、そうですか、じゃ今回だけ、今度からは気を使わないでくださいね、なんて茶番をくりひろげるところですね。(笑)
でも、私は、そういう文化の方が、好きだなぁ。

エリーは、キャサリンを招き入れ、彼女は、エリーと仲よくするよう脅した近所の梅子さんたちを誘い込みました。
エリーの目的は、炊きあげたご飯の試食でした。
デリシャス、おいしい、ベリーハッピー、ほっぺた落ちる、と大絶賛。
エリーも、また一つ、新しい日本語を覚えました。
それにしても、二人しかいないのに、毎朝、あんないっぱい炊くのかなぁ。(笑)

その頃、政春は、ウイスキーの事業計画書を書き上げ、提出しますが、経費が掛かりすぎ却下、作り直しを命じられました。
でも、一応、締切りの2日前に提出するってすごいなぁ、私なら締切日に提出してダメ出しされ、時間がなくて途方に暮れそう。(笑)

再検討している政春を、銀行の接待に連れ出す社長、資金繰りが大変のようです。
政春は、さすがはゴマスリ大臣、なんやかや抵抗の意を示しながらも、お銚子の酒を一気飲みし、逆立ちして、カチューシャの唄を熱唱。
その歌を聞きつけてやってきた欣次郎、女遊びしていたと、エリーにチクると思ったのに、ちゃんと政春をフォローしてくれましたね。
見かけによらず、根はまじめなのね。(笑)

早く帰るという言葉を信じ、スコッチブロスを作って帰りを待つエリー。
きっと、早く政春にごはんを食べてもらって、ほめてもらいたかったんでしょうけどね。
エリーの気持ちを思うと切ないなぁ。
接待なんて慣習も、こうして覚えていくのかな。
早く帰りたいけど、そうもいかなかった政春も辛いよね。

朝も政春は、寝坊して、ご飯を食べてくれないので、欣次郎を訪ね、おにぎりを食べてもらいました。
布美枝のお気に入りソング『埴生の宿』を教えてもらったり、二人は急接近ですね。(笑)
欣次郎って、独身なのかな。

政春は、銅製品の老舗、佐渡製作所にポットスチル作りを依頼しました。
さすが職人、日本で初めて、を意気に感じ、引き受けてくれました。
普通のドラマなら、最初は断られて、粘って粘って、やっと心を開いてもらえるんでしょうけど、このドラマの登場人物は、本当にいい人ばかりなので、物足りない人もいるでしょうね。

明日は、政春が嫉妬するんだろうな。
住吉酒造の借金、後々の伏線なのかな。
とにかく来週も楽しみです。、

さて、第2週の関東地区の最高視聴率は、汽車に乗って大阪に到着、住吉酒造の人々と出会った7日(火)のうち月曜日からの振替分の21.7%で第2位、第1位は6日(月)のNHKお昼のニュースで、22.4%と台風関連で伸ばしました。

月(火)曜から土曜までの詳細は、21.7%、20.7%、20.5%、20.5%、21.1%、18.9%で、第2週の週平均は20.57%、『ごちそうさん』の第2週の平均は21.22%、『花子とアン』の第2週の平均は21.47%でした。
第2週までの全平均は20.93%、『ごちそうさん』は21.14%、『花子とアン』は21.53%でした。
今のところ、意外に健闘しています。

そういえば、台風でアンの総集編、飛んじゃいました。
明日のスピンオフは、石橋杏奈さんが登場するので楽しみです。
明日は、BSで総集編の後編も放送されるので、チェックせねば。

関西地区の最高視聴率は、政春が好子さんたちを相手に、ウイスキー造りについて図を使って熱く語り、欣次郎が興味を抱いた8日(水)の20.4%で、見事に第1位でした。
さすが、地元関西、視聴率は高くないけどやるじゃんね。
名古屋地区の最高視聴率は、政春と優子の婚約騒動が勃発、野球チームができるくらい子供が欲しいと彼女にいってしまった8日(水)の21.4%で、台風関連のニュースと行列に破れ、第6位でした。

『軍師官兵衛』の第41回は、関東地区が14.1%で第17位と悲惨な結果でした。
ちなみに八重の第41回は、関東地区で12.4%でした。
第41回までの全平均は、官兵衛15.77%、八重14.82%です。
名古屋地区は、16.4%で第19位と、台風に根こそぎ持って行かれました。
関西地区は16.6%で第8位とまずまずでした。

利休、あっさり死んじゃいましたね。
結果的に、小西行長の罪をかぶった、みたいな形になっちゃいました。
朝鮮との第一の窓口になっていたのは、本当は対馬の宗氏だったんですけど、そこは、いつもの省略のようです。
朝鮮も敵情視察に来ただけなので、お互い様なんですけどね。(笑)

このドラマでは、山上宗二を殺された利休の恨みや、政治に口出ししたり、茶器を法外な値で売買したり、大徳寺の山門に自分の像を飾ったりしたことを三成に難癖をつけられたことが、利休切腹の原因になっていました。
実はこのほかに、利休の娘を見初めた秀吉が妾にしようとして、嫌がる彼女が自害したことを恨んでいた、というのがあるのよ。
これって秀吉らしいし、利休も頭にくるんじゃないかな。
というわけで、できれば、だし級の可愛い女優が出てきて、そんなシーンを演じてほしかったなぁ。(笑)
竹中秀吉にはぴったりのシーンだと思うんだけどね。

それにしてもこのドラマ、三成を悪く描きすぎですよね。
ただの嫉妬深い、秀吉の提灯持ちになりさがってるじゃん。
明らかに、敵役としての役割を押しつけられているのよね。
本当は、いいところもいっぱいあるのに、こんな勧善懲悪的に描かれて、子孫が気の毒だなぁ。

とはいえ、官兵衛紀行によると、利休と官兵衛は、隣どおしだったのね。
そりゃぁ、こねこねになって、三成の嫉妬を買うのもむべなるかな、ですね。(笑)
しかも、晴明神社のところが、利休の住居だったのね。
ここは、安倍晴明が祀ってある神社ですよね、利休との意外な取り合わせにびっくり。

おまけに、ここの最寄りのバス停が、一条戻橋となっているじゃありませんか。
ドラマでは言及されませんでしたが、この橋は、利休の首が、さらされた場所なんですよ。
自宅のすぐそばにさらされたのね、三成も残酷なことするなぁ。
その利休、白装束での最後のお手前は、黒い茶碗でしたね。
あえて秀吉が嫌った茶碗を使い、後を官兵衛に託したんでしょうね。
そうそう、紀行によると、官兵衛は達筆なのね、びっくりしましたよ。

鶴松の死んで官兵衛にすがりつく秀吉の顔、すごかったなぁ。(笑)
このドラマでは、父親が三成だと、におわせていましたけど、鶴松の死に際しての三成の感情は、特に描かれませんでした。
淀が、和枝さんのように亡き子供の着物を手にして、泣いているくらいでしたね。
この時、砂時計の砂が落ちていなかったように見えたんですけど、気のせいかな。
あたしゃてっきり、淀が、小田原征伐中、おねが預かったときに、何か不始末があって、それが原因で鶴松が死んだ、と難癖をつけるものと思っていたのに、見事にはずれました。

いよいよ、朝鮮出兵ですね。
名護屋に城を建てる評定のときの長政、官兵衛を脇に従え、偉そうでしたね。(笑)
それに比べ、熊之助は、全く成長せず、どうなっているんだ。(笑)
名護屋では、前田家もドラマがあるんだけど、描いてくれないよなぁ。(笑)
秀次も、登場させる気はなさそうですね。

今回、官兵衛と秀吉や家康との距離感がぶれちゃって、ドラマに一貫性がないように見えちゃったのが残念。
これじゃ、どちらにもいい顔を見せる、内股膏薬だよね。
一貫性といえば、官兵衛さん、しばらく杖をついていなかったのに、家康の陣所を訪ねたときと、蟄居になった利休を訪ねたときは、杖をついていたのよね。
このあたりも、整合性がとれていないような気がするのよね。(笑)

それでは来週も、人の心に汚れがつきやすいと心得、おのが面目にこだわることなく、決して使い捨て・飲み捨てにせず、静かに、油断なく、滞らぬよう天下の静謐を心掛け、天下万民、皆が得心いくものとなるよう、こぴっと仕事がんばれば、無謀、無謀、無謀といわれないじゃんね。

「徳川様、こたびの国替え、天下のためになるかどうかは徳川様次第」
「天下のため関東で力を養っておくとしよう。黒田殿、殿下の手綱を頼みますぞ」
CATCH A DREAM!!

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[7290]投稿者:トッパ
投稿日:2014年10月24日 (金) 13時48分
まっくん、お待たせ!

>彼女によると、前作がおもしろすぎた、とのこと。
>これが一般的なおばちゃんの感覚、いわゆる民意ってやつね(笑)

いや、それは単に、その人の個人的な好みだと思うよ(笑)。僕としては、『ごちそうさん』『花子とアン』よりも『マッサン』の方が面白いと思ってる。
そもそも『花子とアン』は、面白くなりそうな素材を活かさないままに終わっちゃったのが、すごく不満なのよ。白蓮の社会的な運動とか、そういうことにほとんど触れていないもんね。もうひとつ、後半では吉高由里子の魅力を活かせていないのも不満だった。
ただ、『ごちそうさん』にはキムラ緑子や高畑充希、『花子とアン』には仲間由紀恵や吉田鋼太郎など、主人公以上に魅力的なキャラクターがいたんだよね。その点、現時点での『マッサン』は弱いかも。
堤真一も充分に面白いけど、高畑充希や吉田鋼太郎みたいに一般的な知名度が低かった役者が頭角を現した時のインパクトに比べると、どうしても新鮮味には欠けちゃうからね。

で、『マッサン』は面白いことは面白いんだけど特に語り合いたいこともないので、この話題は以上!(笑)

>『軍師官兵衛』

視聴率は振るわないみたいだけど、ここ数回はホントに面白いと思うよ。

>それにしてもこのドラマ、三成を悪く描きすぎですよね。

確かに。まあ、官兵衛の凄さを際立たせるために三成を悪く描きすぎ、と思う人は多いだろうね。でも、だからこそ面白くなってる、とも言えるよね(笑)。

>本当は、いいところもいっぱいあるのに、こんな勧善懲悪的に描かれて、子孫が気の毒だなぁ。

それを言うなら、鶴太郎が演じた小寺政職の子孫も気の毒すぎ(笑)。でも、あれも最後には「ひどいヤツというより弱い人間だった」という感じに描かれたから、三成もそうなるんじゃないかな。

>このドラマでは、父親が三成だと、におわせていましたけど、

実際どうなんだろ。タイムスリップしてDNA鑑定を受ける、という展開にしたら面白くなるかも(笑)。

>いよいよ、朝鮮出兵ですね。

あの時代、海を渡って朝鮮半島へ行くだけでも途轍もなく大変だろうにねぇ。行くだけで映画1本分の話になりそう。

じゃ、また!

[7287]なつかしい風景 投稿者:まっくん

投稿日:2014年10月10日 (金) 19時00分

みなさん、こんばんは。
紅白の司会、はなに決まりましたね。
蓮様との腹心の友コンビは、実現しませんでした。
はな一人で大丈夫かな、心配。(笑)

そして次回の朝ドラ『まれ』が、正式にクランクインしました。パチパチ。
太鳳のブログによると、お祝いのお弁当が配られたようです。
ネタバレ防止を意識した書き込みをしてくれているので、助かります。(笑)
それに比べ、こちらの新聞は、第3週目のこんなシーンを撮影したとか、詳しく書きすぎ。
放映される頃には、ストーリーが全部分かって、腹いっぱいになってるかも。(笑)
ロケは、29日まで続くそうです。
ちなみに、以前書いたように、夏のシーンを撮るため、先行して撮影はスタートしています。
地元の期待は、募る一方です。

ところで、またまた、台風がやってきます。
今週は、台風で月曜日の総合テレビでの朝ドラが、火曜日に回されちゃいました。
私は、7時30分からのBSで観られたので、助かりました。
こんなこと、東日本大震災以来ですよね。
日本海側を進んでいたりして、東京に影響がなければ、普段どおり放送したんだろうな。

おかげで、火曜日の8時15分からの放送を観ていると仕事に間に合わないので、この日も朝は、BSでしか観られませんでした。
月・火と夜11時からのBSも観て、1日2回のノルマは、かろうじて達成できました。(笑)
台風の進路と時間帯によっては、また延期になっちゃうかもしれませんね。

さて、その『マッサン』、とにかく脚本が素晴らしい。
善か悪か、白か黒か、って極端に対立する人間関係を描いていないもんね。
衝突しても、それぞれの立場が理解できるし、また、そうさせる脚本なのよね。
正直、ごち、アンとも、出演者は好きだったんですけど、脚本がひどくて感情移入できなかったのよ。
今回は、すんなりと主人公夫妻にも、周囲の人たちにも入り込んでいけるので、楽しんで観ることができます。
ただ、最近、政春が徐々にリンダ化しているのが気掛かりなのよね。(笑)

では、土曜日から振り返っていきましょう。
早苗さんの泣き落とし、見事に功を奏しました。
腹ん中じゃ、こんな小娘ちょろいちょろい、とほくそ笑んでいたんでしょうね。
それにしても、出産にまで遡るとは、おみそれいたしました。
おかげで、政春は26歳、はなの1歳年下だということが分かりました。

しかし、26年前、苦しんで苦しんで、雪の日にあの子を産みました、ってほんまかいな。
広島ですよ、広島。
おしんの故郷、山形じゃないんだから、雪なんて滅多に降らないっしょ。(笑)
結婚許さじ、の思いが強く、かなり尾ひれを付けているんじゃないでしょうか。(笑)

みんなに祝福されん結婚は幸せにはなれん、3年先、5年先、政春もあんたもきっと後悔する、うちは母親ですけん、許すわけにはいかんのです、この言葉が効きましたね。
エリーは、自分が、結婚を許してくれない母親を置いて家を出たことに、今でも引っかかっていたんですね。
政春に、自分と同じ後悔をさせたくない、と身を引く決意をしました。
このあたりの展開は、絶品です。
決して、早苗さんを恨むという展開にならないもんね、お見事としかいいようがありません。

父親との本気の相撲で、ウイスキー造りに進みたいという自分の気持ちが本物だ、と自覚した政春が、ウイスキー片手に部屋に戻ると箸と豆が入った皿が残されていました。
エリーを探す政春、これみよがしに木魚を叩く、してやったり感全開の早苗さん。(笑)
でも、老舗の酒屋の妻が、外国人じゃとても務まらないことを視聴者も分かっているので、早苗さんを憎めないんですよね。
このあたり、いい意味で、脚本家の手のひらの上で、ころがされています。

帰国するためバスに乗り込むエリーと、それを追いかける政春。
絶対追いつけない距離だけど、視聴者は追いつけると思っちゃうし、そのとおり追いついちゃうのよね。(笑)
このあたり、学校をやめて奉公に行くユキちゃんを乗せた車を追いかける陽子を、思い起こさせます。
バスのナンバーは、758じゃなくて、廣562でしたけどね。(笑)

許さん、日本は亭主関白の国じゃ、嫁は黙って夫のいうこと聞くもんじゃ、なんて、くうー、あのリンダがねぇ、こんなこといえるまでに成長して、あたしゃ嬉しいよ。(笑)
ここでも、蛍の光が、二人の心を呼び寄せました。
かつて、家を出たエリーが、政春の部屋の下で歌ったのが、蛍の光でした。
この時、エリーの周囲に彼女の鞄がなかったことが、ちょっと残念でしたけど、許しちゃいます。(笑)
そのあと、初回の回想シーン、手に手を取って森を駆け抜け、ころんだエリーに手を差し伸べた政春の一言、この手、離すなよ。

そしてまた、政春は、エリーの手を握り、同じ言葉を贈りました。
抱き合う二人、それを目の当たりにし、微笑んだり、動揺するバスの乗客。
この人たち、ずっと二人を見守ってくれていたんですよね。
今なら、さっさと置いて、目的地に向かっているところです。
昔の、そして田舎の人々の人のよさまで、さりげなく描いたりして、心憎いなぁ。
こんな風土で育った亀山家の人々に、悪い人がいないのもうなずけます。

そして再び、亀山家の嫁として認められるよう努力するのかと思いきや、結局、政春の職場がある大阪に行くことになりました。
お母さん、私、頑張ります、日本の言葉、料理、正座、お箸の使い方、一所懸命頑張って、いつか日本人になって、政春さんのいい嫁になって、またお母さんに会いにきます、ふつつか者でございますが、これからもよろしくお願いします、くぅー泣かせるねぇ、なんていい子なんだ。
さすがの早苗さんも落涙、まさか、翌週に本当の鬼の目にも涙、が仕込まれているとは、羽原おそるべし。(笑)

お母ちゃんのことは、わしに任しといたらいいけん、いつか、わしが心からうまいと思えるようなウイスキー造ったら、帰ってこい、それまでは、この家の敷居はまたがせんけぇ、ええの、って政志さん本当にいい人すぎ。(笑)

大阪へ向かう二人を追いかけて、すみれが駅までやってきました。
早苗から、といって差し出されたものを受け取ると、それは一組の箸でした。
エリーは、それを箸が上手に使えるようになれ、というホームワークだと受け取りました。
実は、ただの餞別、というか、忘れ物だぞ的な感覚だったりしてね。(笑)
まぁ、息子を頼む、という思いが込められていたのは、間違いないでしょうね。
エリーは、頑張って日本人になる、と誓いました。
政志さんが政春に課したホームワークが、心からうまいと思えるウイスキー造り、なんですね。

汽車の中、といえば、修和に向かうはなと吉平、里帰りするはなと蓮様とついでに武なんかを思い出しますね。
大阪へ向かうといえば、め以子と通天閣、弁当の空き箱を積み重ね、満足そうにみかんを食べる彼女の姿が印象的でした。

汽車の中でのいちゃつきから、政春さんを略したマッサンという呼び名が誕生しました。
早苗さんのいいつけを守って、政春さんとさん付けで呼ぶようになりました。
こういう素直さが、好感度アップに繋がるんですよね。
でも、言いにくいので、マッサンと呼ぶことにしました。

スラスラときれいな発音で政春さんと呼んでたじゃん、とツッコミを入れた人、多かったでしょうね。(笑)
英治さんのように何度もかんでくれると、説得力があったんでしょうけどね。(笑)
そういえば、エリーの日本語、ものすごくきれいだけど、誰に習ったんでしょ。
もし、先生が政春だったら、もっと広島弁とか大阪弁が混じった政春と似たような言葉遣いになるはずなんですけどね。(笑)
このあたり、前作なら厳しく突っ込みたいところですが、今作は好感度満点なので、スルーしちゃいます。(笑)

大阪到着後、最初に渡った橋は、糸子が女学校時代よく渡っていた橋なので、トッパさんも見覚えありますよね。
そういえば、賑わう大阪のまちを歩く政春とエリーの姿は、大阪に着いため以子たちの姿と重なりました。
あの時は、ガイドブック片手にめ以子が、ご飯にカレーをまぶした明星亭のカレーが食べたいとただをこね、結局西門家到着が遅くなり、和枝さんとのファーストコンタクトが、夜にずれこんだんでした。
竹原では、通行人はみんなエリーを見ていましたけど、大阪では誰も見向きもしない、細かいところですけど、都会と田舎の外国人事情をうまく表していました。
エリーは、まいど、おおきに、が気に入ったみたいですね。(笑)

そして、大阪の政春が勤める住吉酒造にやってきました。
この会社の外観も、『カーネーション』の土手沿いに建つ倉庫と同じでしたよね。
酒造会社といっても、日本で数少ない洋酒を造る会社で、ぶどう酒やリキュールなどハイカラなお酒を扱っています。
いずれ、吉平や吉太郎のぶどう酒も扱うのかな。(笑)
そこの社長の大作さんは、なんと西川きよし師匠じゃないですか。
だから、エリーの妹の名前が、ヘレンだったのね、納得。(笑)

社員や社長の妻の佳代や、その娘の優子が集まり、2年振りの政春を歓迎、胴上げが始まりました。
ところが、エリーを見つけた社長の中止命令で、お約束どおり政春は落とされました。(笑)
エリーは、胴上げなんて初めて見たんでしょうね。
そんな彼女を嫁さんだと紹介する政春の言葉に、社内は騒然、優子は逃げるように家に駆け込みました。

そんな社内では、政春の歓迎会が開かれました。
まだ事の重大さに気付いていない社長の暢気な表情が、笑えました。
スコットランドのウイスキー造りを熱く語る政春には誰も関心はなく、エリーに興味津々。(笑)
本場の英語をリクエストする社員に、エリーは、日本語であいさつしました。
政春と社員のやりとりの中で、アホに興味を持つエリー、よう、とか、おう、とかいうあいさつみたいなものと教えられました。

そこへやってきたのが、鴨居商店の社長、鴨居欣次郎。
さすがは堤さん、存在感が違いますね。
空気を一変させるオーラ、格の違いを見せつけてくれました。

堺で取れた桜鯛を、差し入れに持ってきてくれました。
大阪で桜鯛といえば魚島季節、和枝さんが脳裏をよぎりました。
欣次郎は、今、大阪では飛ぶ鳥を落とす勢い、きっと三羽落としちゃうんでしょうね。(笑)
欣次郎のダーンという銃声を真似た声に、驚いて椅子から転げ落ちる政春、だんだん鼻に付いてきました。(笑)
ごまスリ大臣、というあだな、よく分かる気がします。

エリーは、英語であいさつする欣次郎に、アホとあいさつを返しました。(笑)
ハグする欣次郎とエリー、エリーにハグした男性は、他人では初めてですよね。
政春は、エリーに香水を贈っていたのね。
欣次郎は、政春が持参した本場のスコッチウイスキーの原酒をなめ、さわやかに去って行きました。

一方、ドロドロなのが田中家。(笑)
佳代に険しい口調で家まで連れてこられた政春と社長は、まだ事の重大さに気付いていません。
田中家では、政春が田中家に婿養子に入ることを条件に、2年間の留学に出したつもりでした。
確かに当時なら、莫大な経費がかかるでしょうし、帰国後、他社に行かれたら大損害ですから、婿養子にして会社に縛るのは当然ですよね。
帰ってきたら頼むど、全部任せたど、には会社の将来も含まれていたのね。(笑)
エリーは、恋人にもなっていないのに、結婚の話が決まる、という日本のしきたりに目を白黒。(笑)
結局、優子は怒って2階へ上がり、社長は、優子に話して聞かせる、と約束してくれました。
その夜、安心した政春は、寝室で、エリーに日本の大麦と水を使ってのウイスキーづくりの夢を語りました。

翌朝、優子の部屋に謝罪に行く政春とエリー。
しかし、社長から何も聞かされていない母子。
それもそのはず、昨夜、社長は二人にびびって、何も言い出せないまま、シーユートゥモローと去って行ったんでした。(笑)

謝罪する政春に、優子は、スコットランドに旅立つ1週間ほど前に二人で寄席に行ったことを覚えているか、と問い質しました。
なんと、その切符は、佳代が買ったものでした。
そうとは知らない政春は、子供は何人くらい欲しいかと聞かれ、野球チームが作れるくらい欲しいと、ゴロをさばくジェスチャー付きで答えました。
最近では、ばかっちょ郁弥がかよに、フットボールチームが作れるくらい、と答えていましたよね。
こういう質問は、当時から、結婚と密接に関係しているようで、この空気を読めなかった政春もばかっちょですよね。(笑)

こうした前段階があって、すべて任せたど、と優子の前でいわれたら、そりゃぁ、そういうことか、と思いますわな。
エリーにまで、この家の人、みんなマッサンが優子さんと結婚すると思ってた、どうしてマッサンだけ気付かなかったの、と指摘されました。(笑)
社長も優子には、2年経って亀山が戻ってきたら、お前の婿にしよう思てる、とはっきり結婚の二文字を口にしているんだから、政春にもちゃんと伝えないとね。
やはり、この社長が、一番のばかっちょですね。(笑)

政春は工場の一角に「ウヰスキー研究室」の看板を掲げました。
そこに興味津々、昨夜の顛末を聞きに、地獄耳の好子さんたちが登場。(笑)
この三人、なかなか味があって、楽しませてくれそうです。
創文堂の社員は、全然魅力がありませんでしたからね。
こない分厚い本、うわぁー全部英語や、って好子さん、英語って分かるだけすごい。(笑)

彼らを前にウイスキー造りの工程を説明する政春、生き生きしていましたね。
あの変な形のものが、高さ9尺の銅製の蒸留釜、ポットスチルというものなのね。
二度も蒸留するんだぁ、反響音で進み具合を確認するのね、いろいろ勉強になるなぁ。

そこにまたまた、欣次郎が登場。
最低5・6年は樽に入れて寝かせる必要がある、と聞かされた欣次郎、気の長い商いやなぁ、と無関心を装っていましたけど、本当は興味津々、ワインの味見にかこつけて、様子を見に来ました。

政春は、人間関係はだめだめなのに、舌は本物なのね。
結局、ウイスキーばか、なんですよね。
こういう人じゃないとノーベル賞を取ったりして、後世に名を残せないんでしょうね。

欣次郎さんは、占いに凝っていて、自分もやるみたいですね。
政春の女難の相を見抜いちゃいましたよ。(笑)
社長とか、政治家とか、最後は一人で大きな決断をしなければならない人は、よく占いに頼るって聞きますしね、なんとなく理解できるなぁ。
金魚占いは、ないけどね。(笑)

もはやイミテーションの模造品なんぞ造っとる場合じゃない、世界に笑われる、って政春さん、馬から落馬、あなたが笑われますよ。(笑)
後で書けばいいんでしょうけど、忘れるかもしれないので、ここで書いておきますけど、官兵衛のナレーションでの、小田原城が落城した、も落馬ものですね。(笑)

本物って何や、日本で造って日本人が喜んで飲んでくれたら、それが日本の本物ちゃうか、って欣次郎さんのいうこともよく分かるなぁ。
私は、本場のインドカレーって食べたことないけど、日本のカレーの方がおいしいのは間違いないしね。(笑)
でも、やっぱりスコットランドのウイスキーの味を広めたい、という政春の気持ちも分かるのよね。
このドラマって、みんな一理あるから悩ましいのよね。(笑)

エリーの複雑な表情は、優子の気持ちを慮ってのことでした。
なんて、いい子なんだ。
豆を箸でつまむことに成功したエリーは、優子の元を訪ねました。
自分たちは愛し合って結婚した、このことで傷つけたのならごめんなさいと、優子にエリーの本心を伝えました。

そういわれても、こればっかりは許せないよね。
優子は、政春のことは好きでも嫌いでもない、二人が愛し合ったことも、政春の夢が、住吉酒造でウイスキーを造ることだということも分かった、と答えました。
それを聞いたエリーは、自分たちの結婚を許してくれたものと思い、喜んで研究所にいる政春のもとに駆け込みました。
優子さん、エリーのいってることは分かった、といっただけで、それ以上のことは、何もいってないもんね。
この子も、なかなか頭がよさそうです。

それを聞いた政春と社長は、エリーとともに優子の元を訪れました。
優子は、政春との結婚はあきらめるが、政春も自分の一番大事なものをあきらめろ、と訴えました。
ここでのウイスキー造りをあきらめ、会社をやめろとのこと。
確かに、普通は社長令嬢との結婚を断ったら、会社にいられないですよね。
でも、この場合、ばかっちょ社長が、留学の条件を明確に提示していた訳じゃないし、政春も、婚約の認識がなかったから、話がややこしいのよね。
法的に、留学費用を返す必要がないことは、明白ですけどね。
だいたい、受け入れ先の工場も、確保していなかったもんね。(笑)

やってみなはれ、欣次郎さんが、手を貸してくれそうですね。
明日、エリーが夕食を作るのね。
優子が、和枝さんみたいになっちゃうのかな。
来週も、楽しみです。

さて、第1週の関東地区の最高視聴率は、法事でのドタバタ劇が繰り広げられた2日(木)の22.3%で、第3位でした。
第1位は5日(日)のNHK19時のニュースで24.7%でした。
高円宮家の次女、典子さまの結婚式に台風とくれば、強いのもうなずけます。
ちなみに第2位は、『笑点』の23.3%でした。

月曜から土曜までの詳細は、21.8%、21.8%、21.8%、22.3%、20.6%、19.5%で、第1週の週平均は21.30%、『ごちそうさん』の第1週の平均は21.07%、『花子とアン』の第1週の平均は21.58%でした。
ごちもアンも、第1週はすべて20%台、第2週以降が勝負ですが、視聴率的には厳しいかも。

関西地区の最高視聴率は、朝食の席を設けてもらえなかったエリーが、和尚さんに認めてもらうため、あいさつの練習をした1日(水)の21.6%で第2位でした。
5日(日)のNHK19時のニュースが、22.0%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、政志さんが登場、エリーに水をかけられた1日(水)の22.3%で第4位でした。
5日(日)のNHK19時と12時のニュースが、25.6%、23.1%で1・2フィニッシュ、第3位は『笑点』の22.6%でした。
結局、地元関西が、最も視聴率が低いようです、もうちぃと、きばれし。

『軍師官兵衛』の第40回は、関東地区が17.6%で第5位とジャンプアップ、台風の影響による大雨で、在宅率が上がったんでしょうね。
ちなみに八重の第40回は、関東地区で12.4%でした。
第40回までの全平均は、官兵衛15.81%、八重14.88%です。
名古屋地区は、19.3%で第7位と挽回しました。
関西地区は18.9%で第3位と復活しました。

今週は、広山さんに台詞があって、感激しました。
淀が鶴松の名前を呼んだら、声を出して笑ったと秀吉に報告しました。
鶴松がしゃべったと喜ぶ秀吉の気持ち、広山さんがしゃべったと喜ぶ私には、よく分かります。(笑)

予想どおり、あっけなく小田原城が陥落してしまいました。
伊吹吾郎さん、思いの外、見せ場がつくれませんでした。(笑)
小田原城攻略の策を請う秀吉に、官兵衛は北条に味方する武蔵にある城を落として孤立させる案を提示しました。
そして、その役目を、三成を指名しました。
白い茶碗を、ほれと三成に差し出す官兵衛、底意地悪い顔をしていましたね。(笑)
この官兵衛の挑発や、いくさは苦手かという秀吉の言葉に反発して、三成は、その役を引き受けました。

そして、一夜城。
石垣山の頂上の森の中に城を建て、完成後にその木を伐採、北条家からすると一夜にして城が現れた、となる仕掛けですが、これも官兵衛の献策だったんですね。
でも、このドラマでは、忍びの者を送り込んだのか、秀吉が毎夜、遊び女や猿楽などを集め、連日、酒宴を催しているという情報が、北条側に筒抜けになっていました。
なら、城を築造しているという情報も、簡単につかめそうですけどね。(笑)

それはともかく、北条が戦意を喪失しているこの機を逃さず和睦交渉を行うよう、官兵衛は秀吉に献策、使者に家康を推挙しますが固辞され、官兵衛が向かうことに。
実は、このやりとりの前後に、秀吉が家康を連れ小便に誘い、関東を与えると約束した、というエピソードがあるんですけど、食事時につき配慮したのか、描かれませんでしたね。(笑)

そして、このドラマ初回の冒頭のシーンに繋がりました。
これは、撮り直しではなく、初回放送分をそのまま流していました。
右のこめかみの傷跡が、当時と今とじゃ、全然違うもんね。
今の方が、色が黒くて面積も広がっています。
途中で、その方が凄みが出るとかなんとかで、変更されたんでしょう。
おかげで、小田原城の内外で、官兵衛の傷跡が違うという、珍妙な結果になってしまいました。(笑)
でも、はなの老けメイクよりは、ましですけどね。(笑)
昔、『義経』では、冒頭のシーンを、後半、わざわざ取り直したのよね。
今は、予算が厳しいんだろうな。

それはともかく、意外にあっさり、入城が許されましたね。(笑)
北条に味方する城は、もはや忍(おし)城ただ一つ、我らは兵糧がなくなり、みんなが飢えるのを待つだけ、といわれ氏政は、開城を決意しました。

この官兵衛の手柄を誉めた秀吉は、返す刀で、城攻めに失敗した三成を叱責しました。
と、長々と書いてきましたが、このドラマの向こう側を描いたのが『のぼうの城』、小説を読んだり、映画を観た方は、お分かりですよね。
官兵衛が、氏政説得の際に言及した、唯一残った城、忍城を三成の攻撃から守り抜いた成田家の話です。
この話を知っていると、なぜ忍城だけが残ったのかも、なぜ三成が秀吉に叱責されたのかも、よく分かります。

前にも書いたと思いますが、歴史は、一冊の小説を読んだり、一つのドラマを観たりしただけじゃ、十分に理解できないのよね。
複数のドラマや小説などを結びつけて、補完していかないと全体像がみえてこないのよね。
常に、時代背景を考えながら、複眼的な視点で理解していかないとね。
これがなかなか難しくて、だからこそ歴史ドラマは奥が深く、裏を返すと同じテーマでも何度でも楽しめる訳なのよね。
そんなわけで、大河ドラマも存続していけるのよね。(笑)
私の場合、朝ドラも、同じように複眼的な視点になっちゃうのが、悪い癖なのよね。(笑)

今回は、そんなこんなを強く感じた回でした、っていうか、このドラマ省略しすぎ。(笑)
22万の大軍が、まったくイメージできませんでしたよね。(笑)
主立った武将が、誰も出てこなかったからかな。
それにしても、官兵衛も城井谷に続いて二度も、煮え湯を飲まされてしまいました。
これは、城攻めなどで恥をかかされた三成の逆襲ですよね。
今回は、官兵衛も、あまり苦悩せずこの結果を受け入れそう、というか北条家が滅んだ前提で、次回は話が進んでいきそう。(笑)

今回は、いろんな人間関係の伏線が張られましたよね。
おねが鶴松を預かったことが、おねと淀を決定的に引き裂きそうな感じですね。
城の修築をアドバイスして家康に恩を返した官兵衛、二人の関係が深まっています。
家康と氏政が裏で通じ、秀吉を亡き者にしようという噂がある、と駿府城に入ることに難色を示す三成、彼を一喝する官兵衛とそれを聞いて即座に賛同した福島正則、徐々に三成包囲網が築かれていきます。

わびさびの世界に突き進む利休と、贅をこらしたもの好きの秀吉との関係も危ういですよね。
秀吉の最後の防波堤、小一郎こと秀長は、病気で小田原に行けなかったのに、官兵衛の屋敷で酒を飲んでいましたので、先は短そう。(笑)
次回は、おそらくある悲劇によって、こうしたひずみから、マグマが一気に吹き出すんじゃないでしょうか。
朝鮮出兵にも、突き進んでいくことになりそうです。
竹中秀吉の台本無視の暴走も、楽しみです。

そうそう、期待していた『聖女』、最後はご都合主義が目立って、今一つでした。
来週からは、岡田恵和さんのドラマが始まりますので、こちらに期待です。
BSで始まった木皿泉さんの作品、細かい感情のひだが描かれていて、こちらも楽しみ。
そうそう、13日は、アンの総集編ですよ、ってきっと観ませんよね。(笑)

それでは来週も、我が子可愛さにまわりが見えなくなることなく、真偽も定かでない噂に惑わされず、我慢比べで負けることなく、約束を違えて信用を失わないよう人の意見に耳を傾けながら寛大さを見せつけ、ご政道にひびが入らないよう取り返しがつかなくなる前に見事先手を打つ、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、鶴松も笑ってくれるじゃんね。

「官兵衛、おぬしの策を聞こう」
「古来、大軍に策なし、と申します。これだけの軍勢を揃えられることが最大の策。それがしから申すことは、何もございません」
CATCH A DREAM!!

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[7288]投稿者:トッパ
投稿日:2014年10月17日 (金) 10時36分
まっくん、お待たせ!

>紅白の司会、はなに決まりましたね。

ちょっと意外だった。突然ヘンなことを言い出す暴走キャラ、みたいに思われてる節があるからね。NHK、ちょっと冒険心を発揮したのかな(笑)。

>そして次回の朝ドラ『まれ』が、正式にクランクインしました。パチパチ。

順調に進んでほしいよね。こっちのメディアではほとんど報じられてないので、ネタバレに怯える必要はなさそう(笑)。

>さて、その『マッサン』、とにかく脚本が素晴らしい。

うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん、そうかなぁ。ほどほどに良い、ぐらいにしか思えないなぁ。

>善か悪か、白か黒か、って極端に対立する人間関係を描いていないもんね。

そういう観点で言うなら、どちらも善でも悪でもないのに対立を深めていく2つの集団を描いた『猿の惑星 新世紀』は、すげー傑作だったよ。機会があれば観てみて。

>大阪到着後、最初に渡った橋は、糸子が女学校時代よく渡っていた橋なので、トッパさんも見覚えありますよね。

ああ、どっかで見たことがあると思ったら、そうだったんだ。こっちはまっくんと違って1回しか見ないので、細かい部分までは気付かないのよ(笑)。

>さすがは堤さん、存在感が違いますね。

いつの間にか、ああいうキャラが板に付いたよね。『三丁目の夕日』あたりからかな? それ以前はけっこう繊細な役柄も演じていた気がするけど、今はすっかりお祭り男っぽいイメージだよね。
それはそれでいいけど、『地獄でなぜ悪い』や『土竜の唄』では少々やりすぎの気もした(笑)。

>そこに興味津々、昨夜の顛末を聞きに、地獄耳の好子さんたちが登場。(笑)
>この三人、なかなか味があって、楽しませてくれそうです。

好子は江口のりこだよね。この人の独特の存在感、いいよねぇ。
コメディーリリーフ的な存在の池田を演じてる前野朋哉は、かなりいろんな映画に出てる売れっ子なのよ。最近僕が観た中では『銀の匙』『大人ドロップ』『青天の霹靂』『鬼灯さん家のアネキ』とかね。あと、監督としても何本か撮ってるみたい。

というわけで『マッサン』の話題は以上……かな。ゴメン、あんまり熱くなれないや。たぶん、見続けるとは思うけど。

>『軍師官兵衛』

いやぁ、ここ最近はホントに面白い。信長が死んでから秀吉と一緒にイケイケドンドンだった頃も面白かったけど、秀吉がトチ狂い始めてからはさらに面白いじゃん。やっぱり主人公が不幸な方が面白い、ってことかな(笑)。

>この官兵衛の挑発や、いくさは苦手かという秀吉の言葉に反発して、三成は、その役を引き受けました。

このあたりの田中圭の表情もいいねぇ。すごく役柄に合ってる。映画にせよドラマにせよ、やっぱりキャスティングが大事なんだよね。

>そして、このドラマ初回の冒頭のシーンに繋がりました。

冒頭があの場面だってこと、直前まで忘れてた(笑)。

>このドラマの向こう側を描いたのが『のぼうの城』、小説を読んだり、映画を観た方は、お分かりですよね。

メジャーな映画で描かれた出来事はまったく描かない、という姿勢は『清洲会議』の時と同じだね(笑)。

>22万の大軍が、まったくイメージできませんでしたよね。(笑)

それはさすがに予算的に無理だって(笑)。

>わびさびの世界に突き進む利休と、贅をこらしたもの好きの秀吉との関係も危ういですよね。

利休が切腹に至るまでの描き方が性急すぎる気がしたけど、それはまあ、海老蔵の映画で確認しろ、ということかな(笑)。
しかし、同じ利休でも海老蔵と伊武雅刀じゃ全然イメージが違うよね(笑)。

>次回は、おそらくある悲劇によって、こうしたひずみから、マグマが一気に吹き出すんじゃないでしょうか。

噴出してきたねぇ。まあ、さすがに息子を失ったら我を忘れても仕方ない、とは思う。とにかく次回も楽しみ。

>そうそう、期待していた『聖女』、最後はご都合主義が目立って、今一つでした。

あ、そうなんだ。再放送とかがあれば見たいと思ってる。

>来週からは、岡田恵和さんのドラマが始まりますので、こちらに期待です。

『さよなら私』だよね。谷村美月も出てるので見ようと思ってたんだけど、用事が入って無理だった。
『ごめんね青春!』の1回目は見たよ。面白かった。小ネタが満載で冴えない連中がたくさん出ている、という典型的クドカンの世界だね。満島ひかりの高飛車っぷりは最高!(笑)

>そうそう、13日は、アンの総集編ですよ、ってきっと観ませんよね。(笑)

台風で延期になったみたいだね。まあ、どっちみち見ない……かな。
スピンオフは18日オンエアみたいだね。でもBSだけってのは、貧乏人に対して冷たすぎじゃないか?(笑)

で、『新・刑事吉永誠一』はいよいよ今夜から……だけど、北陸じゃオンエアされないみたいだね。残念。
http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshinaga2/

かくいう僕も、映画を観に行きたいので1回目はパスする予定(笑)。甲斐さんがゲスト出演するらしい2回目は見ようと思ってるけどね。

じゃ、また!

[7285]なつかしい人々 投稿者:まっくん

投稿日:2014年10月03日 (金) 19時11分

みなさん、こんばんは。
また、台風がやってきますね。
地下鉄の駅が、水没しないといいですね。
竹元教授の設計なら、こんなことにはならないのにね。(笑)

ところで、今週から始まった臨時国会の所信表明演説に、三河の稲橋村に生まれた、明治時代の農業指導者、古橋源六郎暉皃(てるのり)という、文字化け必至の名前の方が登場しましたね。(笑)
こうした素晴らしい人間を輩出した愛知県はさすがですけど、安倍ちゃんかブレーンか分かりませんが、よくこんな人を見つけ出してきたなぁ。
悲観して立ち止まるのではなく、可能性を信じて前に進もう、というメッセージは、朝ドラに通じますよね。

さて、『マッサン』、始まりましたね。
気持ちは『まれ』に向かっていて、全然期待していなかっただけに、掘り出し物って感じです。
梅ちゃんに期待して、ノーマークだった『カーネーション』にやられたことを思い出しましたよ。(笑)
そして、個人的な一番の興味は、みゆきさんが紅白に出場してくれるかどうかです。
NHKホールには行かないと思うので、番組ゆかりの地からの中継で歌ってほしいなぁ。

まず、ドラマは、昭和46年、北海道の余市から始まりました。
スーパーエリーのベスト・スコッチ・スタイル・ウイスキー賞の受賞式が行われました。
これを観ると、ますますアンの出版記念会が、しょぼく見えてしまいます。(笑)
最前列には、いきなり老けメイクの政春、また本編の最後には普通の姿になっていたりして。(笑)

受賞したウイスキーの横に飾られたエリーの写真、若かったですね。
そんなに早く亡くなってしまう、ということなのかな。
それとも、最も輝いていた頃の写真、ということなんだろうか。
おっと、知ってても、ネタバレしないでね。(笑)

そして、政春が2年間、スコットランドでウイスキーの修行をし、エリーと出会って、結婚して、日本行きを決意して、という場面がフラッシュバックのように流れ、二人が『あまちゃん』の最終回のように光にとけて、タイトルバックへ。

いつものように、ほとんど情報なしで観るので、まず驚いたのが、最初に名前が出てくるのが、エリーじゃなくて政春ってこと。
このドラマって、玉山さんが主役だったのね。
エリーは、ヒロインだけど、主役じゃないんだ。

そして、なんと大正9年5月、結婚した二人が、日本に戻ってきたところから、本編がスタートしちゃいましたよ。
あっ、はなが歩を産むのが、この年の9月になります。
蓮様の絶縁状騒動が起こるのが、同じく10月でがす。
め以子の女学生時代は、大正11年からでしたので、その少し前の話になります。
てっきり、出会いからじっくり描くもんだと思っていました。

日本に到着した二人は、広島県の竹原に住む政春の両親に結婚の報告をするために、三原駅に降り立ちました。
エリーに、両親が私に会うの、楽しみにしてくれてるでしょ、と聞かれた政春は、荷物を落とし、口に手を当てて、ベタな動揺振り。
この場面で、なんか、このドラマのテイストをつかんだような気がします。(笑)
大阪放送局制作だしね。(笑)

バスというか、トラックの荷台のようなものに乗り込み、人の迷惑顧みず、こだまが返ってくるくらい大声で、早うウイスキー造りたいのうー、と叫ぶ政春。
これを、素直でまっすぐ、なんて誉めていいのか、エリーさん。(笑)

政春の実家、亀山酒造の前を通りかかると、うっかり八兵衛こと島爺が出てきて、思わず顔を隠す政春。
そこへ妹のすみれが帰ってきて、覚悟を決めました。
とにかく、親族から逃げ回る政春、そんなら戻ってこなきゃいいのに。(笑)
会えばエリーのよさが分かってもらえる、と自分に言い聞かせながらも、自信が持てなかったのね、きっと。
ハグをしたり、このあたりのエリーの演技、なかなか好感が持てます。

母親に会いたくない政春は、酒蔵にエリーを案内します。
そうそう、女人禁制なんですよね。
それだけじゃなく、男でも他人が入ると雑菌で酒の味が変わる、といいますしね。
昔の朝ドラ、『甘辛しゃん』を思い出しちゃいましたよ。

エリーが、首を長く、という言葉に興味を持ったり、土足で畳に上がったり、花瓶を倒したり、ドタバタがあって、ついに母親早苗さんが登場。
もう、すっかり貫禄がつきましたね。
ハグしたエリー、ビンタされなくてよかったです。(笑)

政春は、エリーを早苗さんに紹介しますが、外国人の嫁は絶対認めまへん、と取り付く島もありません。
老舗の造り酒屋だもんね、亀山の跡取りの嫁が、外国人に務まる訳ないじゃろうが、という早苗さんの意見、しごくまっとうですよね。
でも、政春も次男だからこそ自由奔放に生きて、ウイスキー造りという夢を見つけたのに、いまさら跡を継げといわれてもね。
長男に何があったのか、後々語られるんでしょうね。

正座をしていたエリー、けなげでした。
それを正座もろくにできない外国人とけなした早苗さん、なにも彼女の写真を破らなくてもね。(笑)
和枝さんとはまた違ったタイプながら、強敵になりそうですね。
でも、いずれ心を通い合わせるんだろうな、朝ドラなので。(笑)

島爺や妹のすみれは、よき協力者になってくれそうですね。
政春、全部好き、というエリーに、両手で顔を隠し照れる政春、『素直になれなくて』のリンダが垣間見えてしまいます。(笑)
すみれになれそめを聞かれたエリーは、初めて会った2年前のクリスマスパーティーと語ると、時は初回のスコットランド時代へと戻り、初回のダイジェストが詳しく語られました。

大正7年といえば、はなは教師5年目、ももが朝市に振られ、森田くんのところに嫁いだ年ですね。
そのころ、スコットランドは、あんなに華やいでいたのね。
急に、映画の吹き替え版のようになりましたね。
なんか、猫娘を思い出し、諸岡くんの顔が浮かんでしまいました。(笑)
でも、分かりやすいし、家事をしながら音だけでも話が理解できるし、朝ドラにはいいんじゃないでしょうか。

二人の出会いは、6ペンス銀貨と指ぬきだったのね。
でも、日本人はクリスマス・プディングの風習を知らないでしょうし、最初からそんなものが入っているかもしれないと教えてくれないと、かぶりついて歯を折っちゃうかもしれませんよね。
豊かさでは負けても、気配りは日本の方が上だと胸を張りたい気分です、早苗さんさえいなければね。(笑)

その後の政春とエリー、みずみずしくてよかったです。
日本に行く、政春と一緒に私が日本に行く、この一番肝心な台詞を日本語で伝えたエリー、なかなかやるねぇ。

しかし、エリーの母親も、親子の縁を切ると反対しました。
パーティーを見る限り、父親はいないみたいですし、これまた、しごくまっとうな意見です。
外国で生きていくのは簡単じゃない、文化・習慣も全く違う国で、差別されたり、いじめを受けるかもしれない、すべてごもっとも、親の愛情ってありがたいよね。

翌朝、エリーが苦労して座布団に正座すると、目の前は空っぽ。
家族でない者と食べる道理はない、後で女中らと一緒に食べてもらいんさい、って、これを聞いて和枝さんを思い出さない人は、もぐりよね。(笑)
でも、お膳は用意していないのに、座布団を敷いて座る場所だけ準備してあげてるって矛盾。
早苗さんも寝床で、エリーのことであれこれ悩んだでしょうし、一晩かけて出した、自分なりに折り合いをつけることができるギリギリの答えが、これだったのかもしれません。

鼻歌まじりで表を掃くエリー、かわいいね。
朝食は、結局食べられなかったのかな。
島爺の打ち水に興味を持ちトライ、予想どおり通行人に、しかも政春の父、政志さんにぶっかけちゃいました。
後ろに水をぶちまけるところは、銀座のカフェHIVERで、め以子がクリームを、後ろに座っている通天閣の学生服の肩に放り投げたのと、同じパターンですね。(笑)

この政志さん、絶対いい人ですよね。(笑)
早苗さんも政志さんって他人行儀な呼び方をするのは、やはり婿養子だからでしょうね。
もしかすると、政志さんの方が年下なのかもしれませんね。

政春とも仲がよさそうで、前作のぎすぎすした感じがなくて、ほっとしました。
何でウイスキーなんね、何で日本酒じゃいけんのじゃ、って視聴者の疑問を代わりに聞いてくれました。
わしも親父みたいに、新しいことに挑戦してみたいんじゃ、と20歳の時に口にしたウイスキーに魅せられたことを話しました。
命を懸けるんか、ウイスキー造りに命を懸ける覚悟があるか、と聞いとるんじゃ、いいこといいますね政志さん。

その頃、たわしの利便性に感動するエリーに、姉の千加子は、早苗さんも意地悪して反対しとるんじゃない、この家の嫁がどがいに苦労するかよう分かっとるけん、とフォローしていました。
千加子は、早苗さんにうまく寄り添いながらも、エリーのことも理解してくれる、バランス感覚にすぐれた人のようです。
今回は、好感が持てる人が多くて、嬉しいなぁ。

法事前夜、エリーは、眠る政春の横で、彼の子供時代の家族写真を眺めています。
問題の!?兄も写っていましたね。(笑)
そして、法事の朝、政春は、早苗さんも頭が上がらない町の長老、和尚さんにエリーを認めてもらう作戦に出ました。
和尚さんのことは理解しているみたいですけど、法事とか仏教とか分かってるのかな。

まずは、すみれに着物を着せてもらいました。
すみれの帯の位置、めちゃくちゃ高いような気が。(笑)
次に、ふつつか者でございますが、どうぞよろしくお願いいたします、というあいさつの練習。
ノリツッコミが、大阪放送局らしいですよね。(笑)
お焼香など法事のしきたりも、ちゃんと教えておけばよかったのに。

そして、法事当日、開明軒のクマさんや末松の縫い子さんたちが並ぶ座敷にエリーが登場。
西洋人は獣の肉を食らっているから気が荒いとか、急に訳の分からん奇声を上げるとか、言いたい放題。
エリーが、これらの日本語を理解できないことを願うばかりです。(笑)
もっとも、エリーの叔父もウイスキーを野蛮な東洋人に造れるか、と政春に怒鳴っていたので、おあいこですね。
文化の壁、情報の壁というやつですよね。

正座をしようとするエリーに肩を貸す政春、ジェントルマンだねぇ。
早苗さんと和尚が入ってきて、読経が始まりました。
足がしびれるエリー、後ろの千加子ジュニアたちが、足の裏をツンツンするのかと思いました。(笑)

そしてお焼香、サンコンさんが初めて通夜に出た話を思い出しました。
サンコンさん、食べちゃったんですよね。
後ろから見ていると、額に手を掲げる仕草が口元に持って行っているように見えて、終えた後、皆がご愁傷様というのが、ごちそうさまに聞こえちゃったのね。
キャッチ・アンド・リリースを無事終えたエリーは、しびれのため、和尚のひざの上に乗ってしまいました。
本当に、ふつつか者でした。(笑)

その後の宴席では、和尚に練習の成果を見せましたが、底の浅さを見抜かれてしまい、箸で豆をつかむようにいわれましたけど、できませんでした。
この時の嬉しそうな早苗さん、かわいい。(笑)
今日の妾なら、と迫る笑顔もかわいかった。(笑)

ところが、千加子ジュニアの姉弟けんかがもとで、お銚子を落としてしまうすみれ。
畳と敷居しかなかったのに、見事に割れちゃいました。(笑)
かけらを拾おうとして指を切る、姉の寛子と逃げる弟の勝。
エリーは、火傷しため以子の手当をした亜貴子さんのように手早く止血し、勝に姉とすみれに謝罪させました。

これを見た和尚の好感度は急上昇、政春の目論見どおり、嫁として認めてもらいました。
あんたにゃ心がある、それで十分じゃ、あんたのままでおったらそれでええ、形じゃのうて心を大事にしんさい、さすがは和尚さん、いいこというねぇ。
しかし、ここから先が政春の大誤算、内政干渉を毅然と拒否した早苗さん、あんたは出てってつかぁさい、とエリーの受け入れを拒絶しました。

体育座りのような格好で落ち込むエリーと部屋で一人泣く早苗さん、切ないねぇ。
エリーの口ずさんだ歌に寛子が反応、勝も加わってスコットランド民謡の日本語版、蛍の光を歌いました。
お母ちゃん、蛍の光、スコットランドの歌じゃいうて、知っとった?、どうやらこの歌が、両国の、エリーと亀山家との架け橋になりそうですね。

法事の翌日かな、早苗さんに、自分とエリーのどちらを取ると迫られた政春は、家を捨て、大阪に行く決意を固めました。

政志さんの許しを得るため、ウイスキーを飲ませ、自分の決意を語りました。
相撲を取って、自分の思いを伝える政志さん、このシーンは、絶品ですね。
エリーじゃなくても、感動します。
さっきも書いたけど、前作とは正反対の父子関係にほっとします。

エリーも、箸を借り、豆をつまむ練習をします。
そこに現れた早苗さん、箸づかいの手本を示した後、政春のことを思うなら、身を引いてくれ、と外国人相手に泣き落とし作戦に出ました。
硬軟交えての老獪な攻撃ですね。(笑)

鬼の目にも涙、鬼は早苗さんなんでしょうけど、その涙は明日流れるのかな。
久し振りに、翌週が心待ち、そんな朝ドラになりそうです。

さて、最終週の関東地区の最高視聴率は、あの棒読み社長が登場し、その台詞や奇行にただただ圧倒され、本筋をほとんど覚えていない25日(木)の24.4%でした。
月曜から土曜までの詳細は、23.8%、22.9%、21.6%、24.4%、22.4%、22.3%で、最終週の週平均は22.90%、『ごちそうさん』の最終週の平均は22.25%でした。
全平均は花子22.65%、ごち22.40%と、花子が逃げ切りました。
これは新聞などでも報じられましたのでご存じでしょうが、こちらはきっちり小数点第2位まで算出しました、意味ないけど。(笑)

関西地区の最高視聴率は、我らが笹井画伯がかよの屋台に登場しながら、客以上の役割が何も与えられず拍子抜け、スピンオフ出演に一縷の望みを残した22日(月)の23.6%でした。
名古屋地区の最高視聴率は、吉平のグッドモーニングポーズの遺影が、その写真を撮影しているところを想像して笑えた最終回27日(土)の25.6%と『HERO』の26.7%に破れました。
ちなみに23日(火)に放送されたマッサンの直前スペシャルは、関東が18.9%で第6位、関東が17.5%で同じく第6位、名古屋が16.9%で第14位と、期待の高さがうかがわれます。

『軍師官兵衛』の第39回は、関東地区が14.6%で第19位と、じり貧の予感。
ちなみに八重の第39回は、関東地区で13.3%でした。
第39回までの全平均は、官兵衛15.76%、八重14.94%です。
名古屋地区は、16.3%で第16位まで落ちちゃいました。
関西地区は15.1%で第13位と激落です。

今週も視聴率はともかく、ドラマとしてまとまりがあって、とてもよかったです。
特に、官兵衛が、おねの依頼で秀吉を諫める場面は、見応えがありました。
よくぞいった、このすっきり感は、水戸黄門以来だったりして。(笑)
しかし、秀吉52歳、官兵衛43歳って、制作スタッフの自虐的な突っ込みですよね。(笑)
この番組に限らず、大河では、晩年の秀吉は、いつも80歳近くと思えるような、極端な老けメイクをしますよね。
スタート時点で一定の年齢になっているので、差をつけようとすると、こうならざるを得ないんでしょうね。

秀吉の演技カットに大爆笑、全く同感です。
しかも、あえてそれが分かるような編集に、スタッフの悪意を感じました。(笑)
あのあとも延々とアドリブを続けられて、頭にきたんでしょうね。

秀吉の茶々へのメロメロ振りと、家臣への強圧振りが、どんどん激しくなっていますね。
こんな状態で、よく官兵衛の諫言を聞き入れたなぁ。
小田原征伐が終わったら、そんな訳にはいかないんでしょうね。
そうそう、茶々の侍女役で、私のお気に入り、広山詞葉さんが出ていたので、嬉しくなりました。
茶々の子供は、棄になっていましたね。
私は、捨という印象が強いので、意外でした。
今は、棄が学会の主流なのかな。

おねは、茶々が嫡男を産んでも、心が広いですね。
これから、反目し合っていくことになる心情の変化に注目です。
そうそう、あれでこれまで気を使っていたつもりか、と突っ込んだ真子ちゃん、よかったです。
できれば、茶々の前で、かましてほしかったなぁ。(笑)

それにしても、長政とうとう家督を継いじゃいました。
しかも秀吉の尽力で、従五位下、甲斐守だって。
大丈夫なのかな、黒田家は。
黒田家を長政に引き継ぐ、とみんなの前でいったとき、初陣から6年、場数を踏んだ、の場数がバカに聞こえましたし、その後の家臣の若、若、もバカ、バカと呼んでいるように思えて仕方ありませんでした。(笑)

さあ、次は小田原征伐ですね。
伊吹吾郎さん、貫禄があって、完全に寺尾家康を食っていました。
ただ、予告編を観る限り、これもあっさり終わりそうな気がします。
何とか、盛り上げてほしいなぁ。

それでは来週も、何とかなると、誰に気兼ねすることもなく気ままに先手を打ち、すべては生き残るためと疑いの芽を摘み取り、一度口にしたことは引っ込めず、人を殺さず味方に取り込み、険しい山を登る道しるべを示して、自ら道を探させる気概で、こぴっと仕事がんばれば、高き壁を乗り越えて、世の中パッと明るくなるじゃんね。

「あやつは、上に立つ器量を持っておる。しかも、あやつには、黒田のそうそうたる勇士がついておる。官兵衛に12万石しか与えなかったのは、このわしが生きているうちに、あやつに天下を奪われると思ったからじゃ」
CATCH A DREAM!!

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[7286]投稿者:トッパ
投稿日:2014年10月09日 (木) 19時06分
まっくん、お待たせ!

>また、台風がやってきますね。

こっちは特に被害はなかった。しかし、この週末にもまた大きいのが来るんだよねぇ。困ったもんだ。

>ところで、今週から始まった臨時国会の所信表明演説に、

演説の内容をチェックしてるとはスゴいなぁ。こっちは安倍の言うことにまったく興味を持てないのでスルーしちゃってる。

>さて、『マッサン』、始まりましたね。

とりあえず一週間分を見た感想は……まずまず(笑)。新味はないけど、安心して見られそう。

>そして、個人的な一番の興味は、みゆきさんが紅白に出場してくれるかどうかです。

うーん、どうだろ。絢香も出すだろうから、朝ドラ枠が2つになっちゃうよね。まあ、別にいいけど。

>このドラマって、玉山さんが主役だったのね。

というか、そもそも玉山の名前がタイトルじゃん(笑)。でもまあ、どっちも主役と呼んでいいんじゃないかな。

>急に、映画の吹き替え版のようになりましたね。

あのシーンは字幕にした方が良かったと思う。まあ、分量が多いから吹替にしたんだろうけどね。

>相撲を取って、自分の思いを伝える政志さん、このシーンは、絶品ですね。

しかし、神聖な酒蔵で相撲をする、っていうのはいかがなもんだろ(笑)。樽にぶつかって倒したりしないかとヒヤヒヤしちまった。

というわけで『マッサン』の話題は以上! ゴメン、あんまり熱く語り合いたくなる箇所がなかった(笑)。

>『軍師官兵衛』

いやぁ、今回も見応えあった。三成の悔しそうな表情が最高!(笑)

>茶々の侍女役で、私のお気に入り、広山詞葉さんが出ていたので、嬉しくなりました。

へーっ。その女優さん、まったく知らなかった。と思って検索したら、長澤つぐみが名前を変えてたんだ。かなり前だけど、何本か映画で観たことはあるのよ。『東京残酷警察』という超グロい映画とか(笑)。

今回も短いレスでゴメン。じゃ、また!

[7282]なのに時が流れ 冷たい水となり 投稿者:まっくん

投稿日:2014年09月26日 (金) 14時04分

みなさん、グッド・アフタヌーン。
先日、福井で泉谷さんを観てきました。
とにかく凄かった。
初めて、客席にダイブする歌手を目の当たりにしました。(笑)
サポートが、元アナーキーのギタリストだそうで、この人もよかったです。
泉谷さんと甲斐さんの『春のからっ風』最高でしたよ。

さて、『花子とアン』、残すところ、あと1日になりましたね。
こうして、半年間見続けてくると、最終回は、感慨深いものがあります。
また今週は、久し振りに、笹井画伯のお元気そうな姿に接し、私は感激しました。(笑)
しかも、役者名が出なかったということは、本当のサプライズ出演なんですよね。
まさか、落ちぶれて名前も出してもらえなくなった、なんてことはないですよね。(笑)

いつものように、先週の土曜日から振り返っていきましょう。
吉平と吉太郎が畑から戻ってくると、醍醐さんが待っていました。
はなが居場所を教えた、と信じたいけど、かよかもね。(笑)
ヨボヨボのおばあちゃんになってしまうので、これ以上はもう待てない、吉太郎さんと一緒に、ぶどう酒を造ります、とプロポーズ、醍醐さんらしいですね。
あの落ち込みからどう立ち直って、こんな積極的な醍醐さんに戻れたのか、いつもどおりそうした心の動きは省略されてしまっていますが、おめでたいことですからね、許しちゃいます。

憲兵をやめて、ようやく吉太郎を縛るものがなくなり、素直に結婚に踏み切れたんでしょうね。
でも、ぶどう酒造りといっても、なんかドラマを観る限り、それ用のぶどうを栽培しているだけのように思えちゃうんですよね。
ぶどう酒はまだ、そんなに需要もないでしょうし、年寄り二人なら何とかなっても、吉太郎が生計を立てるには、ちょっと苦しいかもしれませんね。
愛の力で二人、こぴっと試練を乗り越えろし。

昭和21年1月、はながJOAKのラジオに出演する日がやってきました。
黒沢はいますが、漆原、有馬はいません。
葉山伯爵と漆原は、最後まで嫌な奴で終わっちゃいそうです。(笑)
放送局は、GHQに統制下に置かれていました。

しかし、検閲する米兵さんに、よりによって嫌なキャラを持ってきましたね。(笑)
へいママさん、今日の原稿だ、検閲済みだから勝手に変更するなよって、はなの原稿改ざん情報も、すっかり把握されていますね。(笑)
でも、番組はインタビュー形式で、はなは原稿も見ずに、すっかり自分の言葉で話していましたよね。(笑)
原稿は、放送局で用意したものっぽいので、事前に取材はあったんでしょうけど、吉平の話なんか、そこまで詳しくは話さなかったでしょうし、トラブルにならなくてよかったですね。(笑)

希子ちゃんの大阪ラヂオ放送も、放送内容が検閲され、落語のくしゃみ講釈では、仇討ちの部分を削られていましたよね。
でも、検閲担当の米兵は、こんなに悪いキャラじゃなかったですよね。
結局、上官に諭され、米兵さんは、はなに自らの非をわびました。
Be quiet!どうか進駐軍として品位ある行動をしてください、というはなは、毅然としていて、よかったです。
Be quietは、阿母尋常小学校での最初の授業以来ですね。
確か、富山先生のパクリでしたよね、懐かしい。(笑)
上官は、はなに、あなたはまるでポーシャみたいだ、と称えました。

ヤミ市では、予想どおり、あっさりとかよは、店を出していました。(笑)
てぇー、そこでコップ酒をあおる宇田川。(笑)
またラジオに出るなんて、みみずの女王も懲りないわね、って宇田川も懲りないよね。

蓮様も、純平の遺骨の前で聴いています。
あれだけ不満をぶつけたんだから、聴かなきゃいいのにね。(笑)
やっぱり、腹心の友が、気になるのよね。

甲府では、吉平がふじとはなの番組を聴いています。
いいえ、私に最初に英語を教えてくれたのは父です、というはなの声を聴いて、満足そうに、おだやかに、座ったまま旅立ちました。
周造も、縁側に座って雪を眺めながらでしたね。
ここにきて、いろいろ、二人を重ねてきました。
エンディングの、吉平の帽子と『王子と乞食』はよかったですね。
『親指姫』だったなら、あたしゃ、泣いていただろうな。(笑)

週が明けて、吉平の葬儀が営まれました。
朝市の嫁がいないことはもういいけど、絵描きさんも直子もいないってどうよ。
今度は、旅費がかかるから、なんて言い訳は通用しないぞ。(笑)

そこへ、我らが武が登場。
徳丸さんからの酒や料理を届けてくれました。
喧嘩するのも楽しみな面白え奴だったから、せいぜい賑やかにあの世に送ってやってくりょう、この徳丸さんからの伝言、泣かせますね。
この親子、最後までいい人でした。
でも武、醍醐さんの姿を見て、ショックを受けていましたね。(笑)
リンから、聞いていなかったのね。(笑)

はなは、ふじに、一緒に東京で暮らさないか、と誘いますが、おらのうちゃあ、ここじゃん、と断られました。
陽子の父、良一さんも富士子お祖母さまに、安曇野で一緒に住まないか、と東京まで誘いに行って、フランス料理を食べただけで、あっさり断られて戻ってきたんでしたね。(笑)

その頃、宮本家では、相変わらず心を閉ざす蓮様を励まそうと、宮本が、ヤミ市で砂糖を買ってきました。
ちょっと、待ったぁー。
宮本さんよぉ、ヤミ市なんかに行ってもいいのか。(笑)
生活に必要なものでもお金のある人しか買えないその場所は、まさに持つ者のためのものじゃんね。
宮本なら、そういうものを否定し、みんなが等しく食料を手に入れられる、そんな世の中を目指して、活動すべきじゃないのか。(笑)
餓死した判事に共感し、思いつきとはいえ、一度はヤミ市の食べ物を拒否した建造さんの方が、信念を持っているぞ。(笑)
ヤミ市を摘発し、倉田さんから借金して買った米俵を運び去ろうとする警察に、あほんだらぁ、米食わせぇー、と叫んだめ以子の方が、よっぽど覚悟があるぞ。(笑)
それはともかく、宮本はヤミ市で短冊も買ってきていて、蓮様に歌を詠むよう促しますが、反応しませんでした。

時を同じく、英治もはなのために、梶原からアンの続編『アヴォンリーのアン』を古本ながら入手しました。
しかし、前作が出版されるまで、この本は読まない、とはなにいわれてしまいました。
妻の喜ぶ顔が見たかったんでしょうけど、残念でした。
はなも、もう少し、英治の気持ちを汲んであげればいいのになぁ。
英治さん、図書館なんか建てる金があれば、ちゃっちゃと青凜社を再興して、自分のところで出版すればよかったのにね。(笑)

結局、そうもいかず、はなは、出版社に売り込みをかけていましたが、うまくいかないようです。
かよの屋台で愚痴っていると、なんと警察に追われて、少女時代のかよが屋台へ逃げてくるじゃありませんか。
てっきり、また、想像の世界かと思っちゃいましたよ。(笑)
かよにしがみつく、少女時代のかよと妹、名前は、幸子と育子でした。
小もももももももものうち、育子も、少女時代のももちゃんにしてくれればいいのに。
だって、あの子、一番かわいかったんだもん。(笑)

このシーンは、終戦直後に東京にパーマ機を買いに行き、宿で少年窃盗団を巡る騒ぎに巻き込まれたとき、ふとんの中に隠れていた一味の少女が、糸子にしがみついた場面を想起させます。
あの時は、朝目覚めると、お腹にくくりつけていたお金を盗まれてしまっていました。(笑)

かよは、姉妹に、食事を与えました。
はなが、その話を自宅の庭で英治と美里にしていると、たいへんだぁ、とももが駆けつけてきました。
かよが、姉妹を引き取ると聞いて、あわてて飛んできたのでした。
驚くのは、そこなのね。
小さい頃のかよとうり二つ、というところに驚いてほしかったなぁ。(笑)
それなら、情がわいて二人を引き取った、ということで、すんなりと話に入れるんですけどね。
迷い犬や迷い猫じゃないんだし、かわいそうだけじゃ、なぜあの二人を、の理由にならないもんね。

でも、はなは、My time has come at last. ついに番が来た、とアンの文章を引用して、かよを応援することにしました。
それを聞いて、ももも追随しました。
この所詮人ごと、みたいな安易な賛同、せめてふじと相談すればいいのにね。
養子縁組ってことは、正式に安東家の一員になるってことだしね。
まあ、ふじも、かよのしたいように、というんでしょうけどね。(笑)

はなは、帰宅するなり、美里にこの顛末を報告しました。
二人とも、とってもいい子なのよ、って、一目見ただけで分かる訳ないじゃんね。(笑)
本当に、無責任なんだから。(笑)

そこへ、宮本がやってきました。
ちゃぶ台代わりのこたつにぽつんと置かれた、宮本用の湯飲み茶碗一つ。
なんか、素っ気ないなぁ。
吉太郎のときみたいに、ドロップを出したりはしないのね。(笑)
宮本も、手ぶらでしたけどね。(笑)

用向きは、未だ立ち直れない蓮様のために、はなが彼女に会ってくれ、というものでした。
蓮様が一度だけ感情を取り戻したのが、はなのラジオを聴いたときって、はなちゃんってつぶやいた、あのことをいっているのかな。
子供を失った悲しみは、時間が癒してくれるものじゃない、自分で乗り越えなきゃ、いつまでたっても前に進めない、って英治さん、いいこというじゃんね。
そのための支えに、ということなんでしょうね、英治の言葉に後押しされて、はなは宮本家に向かいました。

あれだけ、はなを拒絶していたのに、純平に手を合わせることを許してくれました。
この辺は、なんだかなぁ、という感じがしますけど、進行上、仕方ないんでしょうね。
遺骨箱を振ったときの、カラカラいう音が切なかったですね。
爆死ですもんね、遺骨といってもほんのひとかけら、それも純平のものかどうか、分かりませんもんね。

はなは、蓮様に、戦時中ラジオで、大勢の子供たちを戦場に駆り立てたことを、わびました。
蓮様も、純平を笑顔で送り出したことを後悔している、と苦しい胸の内を吐露しました。
蓮様の髪、根元が黒くなっていましたね。
これって、白髪になったのは、ショックを受けた一瞬だけで、また、黒い髪に戻りつつあるという、細かい演出なんでしょうね。
でも、中庭一面に散らばった赤い椿の花は、やり過ぎですよね。(笑)
龍馬が暗殺されるときの、紅葉の葉を思い出しました。
それにしても、こんなにあっさり、心を開くとは、あの二人の諍いは何だったんでしょうね。(笑)

帰宅したはなは、蓮様がラジオで、戦争で子供を亡くした母親たちに語りかける企画を思いつきました。
それにしても英治、賛同するの早過ぎ。(笑)
三成以上のイエスマンですね。(笑)
黒沢もあっさり了承し、蓮様もラジオに出ることになりました。
これまでの宮本の苦悩は、何だったんでしょうね。(笑)
蓮様が、人前に出るなんて、とてもできない心理状態だったからこそ、宮本も思いあぐねて、はなにすがったのにね。
これが、腹心の友の力なのね。(笑)

しかし、いつも思うけど、JOAKは、リハなしの一発勝負なのね。(笑)
生放送だし、尺も決まっているでしょうから、制作スタッフとしては、その辺の調整をしたいところでしょうけどね。

蓮様はラジオで、切々と平和への思いを訴えました。
なかなか、よかったですね。
でも、もしも、女ばかりに政治を任されたならば、戦争は決してしないでしょう、可愛い息子を殺しに出す母親が一人だってありましょうか、は、ちと疑問。
まず、日本語がおかしいよね。
女が任された、か、女に任せた、のいずれかですよね。(笑)
台本ミスか、蓮様の言い間違いか、何ともいえませんが、プロの作家がこんなこと書くとは思えないし、後者っぽいですよね。

この世には、母親が子供を愛するが故に、戦争することもありうるのよ。
だって、他国が侵略し、我が子の命を奪おうとしたら、当然、戦いますよね。
蓮様の考えは、当時の日本のみが悪で、他国は善という前提に立っているのよね。
ついでに放送の中で、先の戦争、といったけど、蓮様の中ではまだ過去になっていないでしょうから、こたびの戦争という方が合うと思いますが、検閲を受けたのかもしれませんね。(笑)
とにかく、蓮様は、また、歌を詠むようになりました。

そして、昭和27年を迎えました。
日向子が小学校にあがる前年、優子や直子が大きくなって、糸子が店でファッションショーを開催する2年前、梅ちゃんが医師免許を取得する年でがす。
なんと、青凜社のあったところに、図書館を建てちゃいましたよ。
会社の復興は、あきらめたのね。
はなは、誕生日が来て59歳ですから、英治は還暦超えですよね。
二人とも、蓮様と結婚した頃の伝助よりも、年長になったんですよね。
並べて、見てみたいなぁ。(笑)
ちなみに太鳳のブログによると、ももは53歳なんだそうです。

村岡家は、結局、はなの稼ぎと英治の農作業で、戦後、生計を立ててきた、ということなんですよね。
よく、図書館を建てられたなぁ。
慈善事業でしょうし、館長や副館長といっても収入はないでしょうから、美里も英治も、はなに食べさせてもらってるのよね。(笑)
まぁ、このドラマに経済性を持ち込んじゃいけないと分かっていても、ついつい、考えてしまいます。
ところで、館長の後ろに飾られたはなと歩の写真、とっても微笑ましくていいんですけど、いつ撮ったんだろ。(笑)

そして、小鳩書房の小泉さんが社長とやってきました。
最後の最後に、とんでもないのが、出てきましたね。(笑)
しかし、なんで最終週にあんな、ど素人を出演させたんだろ。
中園枠なのかなぁ。
冬という季節を加味しても、あまりにも寒すぎるお遊戯に背筋が凍りましたよ。(笑)
宮本は、やっぱり俳優なんだ、ど素人とは違うと、妙に納得させられましたよ。(笑)
中島さん、これまでの酷評さゆりをお許しください。

あの蓮様との和解から6年経って、小泉たちにはソーサー付きのティーカップでコーヒーが出されました。
宮本への湯飲み一つの終戦直後よりも、時代が豊かになったことを表現しているんだろうな。
もっとも、商売になるという下心が、はなにあったのかもしれませんが。(笑)
だって、商談が成立したあとの今日の放送では、緑茶だったもんね。(笑)

女性読者をつかむ新たな作品を求める彼らに、はなは、再度アンの原稿を差し出しました。
棒読み社長は、当時、その原稿を読まず、門前払いをしていたことが判明。
美里が、はなの代わりに怒りました。
棒読み社長は、今度こそ読む、といって立ち去りました。

怒ったことを反省する美里に、ももは謝るよう諭すとともに、はなの彼女への愛情の深さを説明しました。
あんなにあなたのことを思ってる人は、世界中で2人だけよ、というから、てっきりはなともものことだと思ったのに、英治のことでした。
ももちゃん、実母としてそれでいいのか。(笑)

その夜、遅くなってから、英治は、図書館に人の気配を感じました。
中に入ると、棒読み社長が、はなの原稿を読んでいました。
まず、なんで夜遅くまで気付かなかったのか、ってことですよね。
遅くとも、戸締まりするときに、図書館の灯りに気付くでしょ。(笑)
しかも、自由に中に入れるということは、図書館は、無施錠という不用心な状態でほったらかしにされている、ということですよね。

そもそもあの二人、休館日の札が下がっているのに、どうして入り口の戸を開けてみよう、などと考えたんでしょうね。
すぐにでも読みたいという社長の気持ちを、不法侵入で表すなんて、考えられません。
しかも、まだ、最後まで原稿を読んでいないのに、一家言を偉そうにぶちまけ、すぐに出版の準備にかかる、といって去って行きました。
これらはおそらく、視聴者のほとんどが感じたことだと思いますが、このあまりにも不自然な状況には、もの申さずにはおられません。
不自然といえば、青凜社は空襲で大破したのに、絵描きさんのももの肖像画が、無傷で図書館に飾られているってどうよ。(笑)

で、めでたく出版かと思いきや、推敲をはじめちゃいましたよ。(笑)
そんなの、この6年間でやっといてほしかったなぁ。(笑)
題名は、一度は『窓辺に倚る少女』に決まりました。
しかし、小泉の発案で、『赤毛のアン』に変更されました。

はなと美里の意見が対立すると、さすがのイエスマン英治も、困り果てていましたね。
若い人の意見を尊重したら、とうまくはなの思いを否定することなくまとめました。
このさばき方は、お見事でした。
やれば、できるじゃん。
このあたりの経緯というのは、史実に基づいているのかな。
少なくとも、『赤毛のアン』は、はながつけたものじゃないんでしょうね。

そして、昭和27年5月10日、ついに発売されました。
それからしばらくして、眉毛がぶっとくなった宇田川が、アンを携えてやってきました。
きっと、褒めるんじゃないかな。
そうしたら、宇田川も最後、好印象で終われますもんね。(笑)

さあ、泣いても笑っても明日は最終回。
確実にいえることは、最後の親友の写真が、はなと蓮様ということだけですよね。
ただ、どの年代のものを持ってくるのか、興味があります。
最後の年老いた姿で、女学校以来40年間の腹心の友です、なんて出るのかな。
それとも、修和時代の懐かしい姿で締めるのかな。
そしてそして、視聴者一番のお目当ては、白鳥様ですよね。
修和の校長にまで、上りつめていたりしてね。(笑)
最後まで、見逃せません。

さて、第25週の関東地区の最高視聴率は、久し振りに会った吉太郎に、老けたといったり、ふじを岡晴夫のコンサートに誘ったり、リンさんが健在振りを発揮した19日(金)の24.5%でした。
そういえば、最近、前作との比較をさぼっていましたね。
月曜から土曜までの詳細は、21.3%、21.4%、23.3%、23.3%、24.5%、21.9%で、第25週の週平均は22.62%、放送期間が1週短い『ごちそうさん』の最終週の1週間前、第24週の平均22.22%と、ほとんど同じでした。
最終週1週間前までの全平均は花子22.64%、ごち22.40%と、がっぷり四つの戦いを続けていますが、どうやら花子が逃げ切りそうです。

関西地区の最高視聴率は、醍醐さんと吉太郎がヤミ市で、私とトッバさんの書き込みのように、運命の出会い!?を果たした17日(水)の23.0%でした。
名古屋地区の最高視聴率は、梶原さんとはなの何気ない会話のなかで、梶原と富山先生の結婚を視聴者に知らしめた17日(水)の23.8%でした。

『軍師官兵衛』の第38回は、関東地区が15.0%で第13位でした。
ちなみに八重の第38回は、関東地区で11.9%とワースト3位でした。
第38回までの全平均は、官兵衛15.79%、八重14.99%です。
名古屋地区は、17.7%と1ポイント上昇し、第6位でした。
関西地区は名古屋と全く同じ17.7%で第3位をキープしました。

今週もまとまってて、よかったですね。
登場人物それぞれの表情が、魅せてくれました。
朝房に切腹を求める官兵衛の鬼気迫る表情が、最高でした。
北条の上洛工作を家康に促す、秀吉のそれもよかったですね。
秀吉が築城に言及したとき、鏡の中の三成に、してやったりの表情を浮かべた茶々も、なかなかでした。

結局、官兵衛が見出した、黒田家が生き残るためのただ一つの道は、何だったのか明らかにされませんでした。
やはり、秀吉の命令に従うしか、なかったんでしょうね。
官兵衛自らが朝房を手を掛けたことが、せめてもの罪滅ぼしのつもりなのかもしれません。
半兵衛の軍配に、自分の行いの是非を問いかけていたんでしょうね。

しかし、窓が閉められ、幔幕が下げられたら、朝房も、もう少し危険を察知してほしいですよね。(笑)
この作家は、二世には厳しいみたいですね。(笑)
長政も、これみよがしに、鎮房を討ったことを秀吉に注進したりして、功名心だけは一人前なんだから。(笑)

家康と官兵衛の対談も、なかなかのものでした。
家康は、官兵衛が京にいると知って、上洛したのかな。
しかし、大政所は、いつの間にか、秀吉の元に返されていましたね。(笑)
確か家康が、無事に秀吉と対面を果たし、戻ることができたので、それからすぐに返したはずです。
年寄りを抱えていても、邪魔なだけですもんね。(笑)

せめて、ナレーションで、既に秀吉の元に返されていた大政所の見舞いに、くらいいってもいいような気がしますけどね。
岡田ファンなど、初めて大河を観てる人もいるでしょうし、不親切だなぁ。
こんなことなら最初から、秀吉が母を人質に出す決断をして嘆く、あんな中途半端な場面を入れなきゃよかったのに。(笑)
もっとも岡田ファンなら、そんなこと気にとめないでしょうけどね。(笑)
秀吉が、次の天下人は官兵衛、といったということは、最大級の警戒をしているってことでしょうね。
そのときAMEMIYAは、利家の名前をあげてくれました、偉い。(笑)

そうそう、右近の加賀藩時代の話はマイナーだけど、郷土史として、いやでもたたき込まれるのよ。
その点、愛知の郷土史は、そのまま日本の戦国史といっていいくらいのものですし、最強ですよね。

ところで真子ちゃんは、堂々と十字架を下げていましたね。
自らの信仰は許されてるとはいえ、秀吉の目の前でのこの振る舞い、すごすぎる。(笑)
官兵衛も、こぴっと見習えし。(笑)
そうそう、月が映った水たまり、ひょうたんの形をしていましたね。(笑)
スタッフの遊び心が、うかがえました。

次回は、ついに子供が生まれますね。
小田原征伐の前なので、映った赤ん坊は、捨の方ですね。
秀次は、本人は出そうにないし、ナレーションで名前が出れば、いい方なんでしょうね。(笑)

これからの秀吉の変貌振りは、楽しみですよね。
私は、『独眼竜政宗』での勝新太郎が演じた秀吉が、一番印象に残っています。
失禁まで、やらかしてくれたんですよ。(笑)
竹中秀吉、どこまで狂気を帯びていくのか、注目です。

それでは来週も、人を駒として見下すことなくしかと民の姿を見、耳の痛いことをいってくれる人がいるうちが花と、奥向きの女性を敵に回すことなく、生きてさえいれば光が見えてくると信じ、助けたのではなく逃げたと上司をいいくるめる覚悟と、好きな者のためなら城の一つや二つ与える気概で、こぴっと仕事がんばれば、百万の大軍を率い、英知と器量を持つ者として、黒茶碗のよさを分かってもらえるじゃんね。

「いったい、これまで黒田がやってきたことは何だったのです。人を生かして使うのが、黒田家の信条ではなかったのですか」
ごきげんよう さようなら

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[7283]やがて消えてしまう朝露のように投稿者:まっくん
投稿日:2014年09月29日 (月) 18時49分
ついに、『花子とアン』終わっちゃいましたね。
朝、美輪さんのごきげんようが聴かれないのは、残念です。
ついつい、けなしてばっかりの感想になりましたが、半年間、本当に楽しませていただきました。
重なっていくエピソードは、半年間と名付けられたネックレスに連ねられた黄金の玉のように思われました。(笑)
こうして、朝ドラが高視聴率を獲得できるのが、朝ドラファンとして嬉しく思います。

さて、最終回を軽く振り返ってみましょう。
かよの屋台でやさぐれていた宇田川は、ペンを折っていたのね。
『赤毛のアン』を読んで、創作意欲が復活しました。
『つむじ風の乙女』や『銀河の乙女』のような、児童文学に回帰していくのかな。

アンを読んでいる姿で、レギュラー陣それぞれの今を見せるところは、お見事でした。
吉太郎は、やっぱりぶどう酒の製品化、出荷までやってるんですね。
従業員や工場、資金などの問題は、最後まで解決されませんでした。(笑)
蓮様夫妻の前に置かれたさつまいもが、よかったですね。

かよの養女、幸子と育子が、6年経ってもそのまま、というのは無理ありすぎ。(笑)
もう少し大きくして、名前のテロップだけ入れておけばよかったのに。
そして白鳥様、ご結婚されて勅使河原様になられたのね。
元華族のお家柄かな。
ただ、ルビーの指輪やエメラルドのイヤリング、あまりにも安物で、ガラス玉にしか見えなかったぞ。(笑)

そして、あまりにもしょぼい、出版記念会。(笑)
身内を入れて20人ほどって、水木プロ20周年記念パーティーの規模じゃないにしても、もうちょっと、予算をかけてもいいような気が、最終回なんだし。
会場の入り口で平積みにされたアンの本、これじゃ売れるわけないよね。(笑)
新聞や雑誌の取材が殺到って、カメラ1台だけ、記者らしい姿は、どこにも見えなかったぞ。(笑)

梶原が、『たんぽぽの目』の原稿を読んだ時と同じ感想を話しているのも、いかがとは思いますが、はなは続編の読書に夢中で不在、って失礼すぎるよね。(笑)
おかげで、醍醐さんも腹心の友だと話した、おそらくは最終回のクライマックスでも、感動しきれませんでした、残念。
醍醐さん、というかスタッフ、完全に開き直って、もう高梨さんの等身大に近い年齢になっちゃってるよね。(笑)

終了後、未知の単語の意味を調べるため、自宅に駆け戻るはな。
鍵を掛けてなかった、というのはお愛敬ですね。(笑)
庭には、まだ防空壕がそのままになっているのね。(笑)
想像の翼から羽根が落ちてくる中、はなが遠く夕陽を眺めて、ドラマは終わりました。

そして、ベストフレンズ。
この世に確実なものなんて、何もないのね。
はなと蓮様だと確信していたのに、吉高と仲間さんでした。
某新聞社と違い、過ちをほおかむりしてやり過ごさず、潔く間違いを認めます。
でも、負け惜しみですけど、最終回の展開なら、高梨さんも入れるべき、って全く潔くないか。(笑)
とにかく、私が、このドラマを最後まで楽しんで観られたのも、醍醐さんのおかげだしね。
関東大震災のとき、リボンの差し入れで心を鷲づかみにされちゃいましたよ。(笑)
というわけで、これからも高梨さんを応援しつづけます。

「アンの心は、はるか彼方の素晴らしい世界へ、飛び去っていた」
ごきげんよう さようなら

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[7284]投稿者:トッパ
投稿日:2014年10月02日 (木) 19時16分
まっくん、お待たせ!

>先日、福井で泉谷さんを観てきました。

いいなぁ。僕も何度かライブを見てるし、サイン会で握手してもらったこともあるのよ。しかし、甲斐さんと同じステージってのはホントに超うらやましい!

>サポートが、元アナーキーのギタリストだそうで、この人もよかったです。

藤沼伸一だよね。最近は二人で全国を回ってるみたい。

>泉谷さんと甲斐さんの『春のからっ風』最高でしたよ。

ラジオで聴いた。息が合ってないところが良かった(笑)。
ちなみに、この曲、中2か中3の頃はほぼ毎日聴いていたので、歌詞は完璧に覚えてるのよ。

>さて、『花子とアン』

終わっちゃったねぇ。ただ、はっきり言って、特に感慨深いものはなかった(笑)。
いや、良いところも多かったし、それなりに楽しませてもらったけど、終盤はひたすら物足りない印象しか残ってないのよ。
で、その理由の最たるものは、吉高由里子の魅力が活かされてなかった、ってことに尽きるんじゃないかな。
仲間由紀恵、黒木華、土屋太鳳はそれぞれ持ち味を大いに発揮できていたと思うけど、吉高は主役であるが故の制約に縛られて、すごく窮屈な想いをしているように見えて仕方なかったのよ。
あと、詳しいことは知らないけど、実際の白蓮は戦後に平和運動の活動家として飛び回っていたそうじゃん。そのあたりがまったく描かれないのも物足りなかった。

というわけなので、まっくんには悪いけど『花子とアン』に関しては、これ以上語り合いたいこともないなぁ。悪くないドラマではあったけどね。

あ、そうだ。茂木健一郎の件に関して。狙いは分からなくもないけど、やっぱりドラマの中では浮いてたよね。しかも、ドラマが大詰めを迎えた時期なので、熱心なファンほど「余計なヤツ出しやがって」と思ったろうね。

>というわけで、これからも高梨さんを応援しつづけます。

じゃ、彼女のことは任せた!(笑)
機会があれば、アッバス・キアロスタミ監督の『ライク・サムワン・イン・ラブ』という映画を観てみて。僕にとっては、ホラー映画以上に怖い映画だった。

>『軍師官兵衛』

官兵衛が秀吉に苦言を呈するシーンの緊張感、すごく良かった。文字通り苦虫を噛み潰したような表情の三成も味わい深いよねぇ。
あと、秀吉のセリフの途中でカットする、と演出には大笑いしそうになった。竹中直人が暴走する寸前で切った、ってことなのかな(笑)。

さて、『マッサン』が始まったね。主演のシャーロット・ケイト・フォックスは、けっこう好きなタイプ(笑)。

今週も短い返事でゴメン。じゃ、また〜。

[7280]愛の始まり それは輝く宝石 投稿者:まっくん

投稿日:2014年09月19日 (金) 14時01分

みなさん、グッド・アフタヌーン。
前回は、トッパさんと同時書き込みだったんですね。
3回続けば、偶然じゃなく、運命ですよね。(笑)
しかし、蓮様と村重の結婚、びっくりしましたね。
これも運命なんでしょうね。
だしが、かわいそう。(笑)

園さんの映画、外国プレス向け記者会見の模様が、ぴったんこで流れたのよ。
いやぁ、英治さん、いきなり流暢な英語で答え始めて、英語かよ、とびびる監督の姿が、笑えました。
英治さんの金髪って、想像しにくいですね。

舞妓〜では、秀吉が監督からオーバーアクションを求められたのに、全部カットされたと、何かのバラエティでくどいていました。
柘榴坂〜は、浅田次郎さんの短編が原作でしたよね。
それは読んでいませんが、好きな作家なので、映画になるとうれしいですね。
ところで、紅一点の紅とは、柘榴の花のことなのよ。
この映画でも、トッパさんを惹きつける紅一点と出会えるといいですね。

さて、『花子とアン』、中園さんが美輪さんとの対談で、残り2週間が最も見てほしいところだ、といってましたが、宣伝ぽい気もして、眉唾ものです。(笑)
でも、アンファンにとっては、たまらない場面なんでしょうね。
私は、リトルはなちゃんに会えて感激、リトルももちゃんも出てこないかなぁ。

先週の土曜日から振り返っていきましょう。
昭和20年1月、純平が、実家に戻ってきました。
純平は、やはり学徒出陣で陸軍に入り、訓練を受けていたようで、いよいよ実戦に向かう感じがしましたけど、どうやら国内にいたみたいですね。

お母様の作るものであれば何でも、という純平のために、かよに鍋の食材を分けてもらいました。
はなと決別してから、かよにも会っていなかったみたいなのに、いきなり訪ねて行ってのこの所業、かなり図々しいですよね。(笑)
まぁ、軍関係者から回してもらっているものでしょうし、かよも、むげには断れなかったのね。(笑)

その頃、純平は、はなを訪ね、蓮様のことをよろしくと、お願いしました。
はなと母親の気まずい関係にも気付いていたし、頭がよくて優しい、泰介のようないい子ですね。
そんな純平に、はなは、吉平からもらったぶどう酒を渡しました。
てぇー、やっぱり帰りの車中じゃ飲んでなかったのね、って、ジフテリアになった時点で私のこの説は崩壊していましたけど。(笑)

その晩、鍋での家族による純平壮行会が行われました。
無理してるって明らかに分かるごちそうだし、純平は、母の思いに胸が詰まったんじゃないでしょうか。
お鍋なんて何年ぶりかしら、もっと見たいわ、とか、後に宮本が戻ってきたときの、何でもいいからお腹一杯食べたい、という富士子の言葉に胸が締め付けられました。

その晩、純平は、友人からもらったとぶどう酒を出しますが、蓮様は、はなからだと気付きました。
母様や富士子のために戦って死ぬなら悔いはない、という純平と、親より先に死ぬくらい親不孝なことはない、という蓮様。
どうか明日は笑顔で送り出してください、という純平を、翌朝、 武運長久を祈っています、と送り出す蓮様。
この場面は、ぐっときました。

そして、昭和20年4月15日、このドラマの冒頭の場面を迎えました。
泰介に赤紙が来て、屈原の故事にちなみ、いぐさで巻いた笹寿司を食して出征した日に、活男の戦死公報が届いたのが、ちょうどこの頃でした。
育子が襲われた3月10日の空襲では、大森辺りは無事だったんですね。
糸子は、娘や母・祖母を山中に疎開させた頃です。
梅ちゃんは、登場目前、もう少しの辛抱でがす。

原稿用紙に火がついたり、B29や空襲の様子は使い回しっぽいですけど、第1話と一つ大きく異なっているところがあります。
それは、はなの容姿。
全然、老けメイクになってないじゃん。(笑)
途中から、いやな予感がしていたのよ。
急に老けるって、あんまりないもんね。
蓮様くらいか。(笑)
普通は、どこか時が流れたタイミングで、やるよね。

第1話、ドラマの冒頭では、顔にはしわがあるし、手や首筋も完全に老けメイクでしたよね、絶対。
どう考えても、撮影の途中で、吉高の気が変わったのよね。
テレビ映りが、不満だったのかな。(笑)
せっかく、ドラマの冒頭で、吉高の心意気を買ったのに、すっかり台無しになっちゃいました。

それにしても、はなは自分たちだけでさっさと逃げて、ももと直子のことは、ほったらかしだったのね。
ついでに、はなや英治が養父母だと知らされた美里の気持ちも、完全に置き去りですね。(笑)
第1話で逃げる途中に遭った、親とはぐれた兄妹を、空襲が花火のようだと励まし、防空壕まで走ろうと元気付けていたけど、あれもそれだけだったのね。
いかに、その場しのぎでやっているか、というのがよく分かります。(笑)

それはともかく、英治も絵描きさんも無事、青凜社は壊れましたが、本宅は大丈夫でした。
これも、ご都合主義っぽいなぁ。(笑)
そこへ、タイムが焼かれたかよが、身を寄せにやってきました。
郁弥くんの写真や腕時計も、焼かれてしまったのかな。

一方、蓮様のところは無事で、空襲を聞いて、宮本が家に戻ってきました。
ということは、国内に潜伏していたのね。
ワイシャツが白いのが、意外でした。
散髪もしていたし、実は、壇蜜のところに転がり込んで、ヒモとして、結構、いい暮らしをしていたりしてね。(笑)

はなは、再び、翻訳を始めました。
本当はアン・シャーリーだけどコーデリアと呼んで、というところを翻訳していた場面は、確か、第2週の冒頭じゃなかったでしたっけ。
あの時、はなは左耳にイヤリングをしていたのよね、もちろん老けメイクで。
今度は、何もしていないし、この辺りの整合性は、完全に放棄しちゃったのね。(笑)

ここで、リトルはなが登場。
二人の会話の中で、アンとはなの類似点に触れたり、『赤毛のアン』のあらすじを紹介したり、はなのアンにかける思いを引き出したり、このあたりは、さすがプロよね。
周造の、そうさな、もアンからのパクリだったのね。(笑)

やがて、日本に原爆が落とされました。
夏子先生の彼氏も亡くなっちゃったのよね。
そして終戦。
陽子が知恵熱を出し、糸子がけだるく昼食の準備を始め、梅ちゃんが信郎とがれきの中から時計と勘違いして書き割りを掘り出し、め以子が和枝の畑で自ら栽培した茄子を片手に玉音放送を聴いた、あの8月15日がやってきました。
陽子や梅ちゃんは、夜の灯りを見て、終戦を実感したんでしたよね。

読売新聞の昭和天皇実録に関する解説によると、陛下が灯火管制の即時中止についてご沙汰を下され、それを受けた政府が、8月19日にその解除を決め、翌20日から日本の夜に灯りが戻ったそうです。
陽子なんか、終戦当日に松本の夜が明るくなって驚いていましたけど、あれは誤りなのかな。
それとも本当は、みんながてんで勝手に電気を点けていたのかな。

村岡家も、はな家族、かよ、もも家族が、横一線に並び、ラジオを聴いていましたね。(笑)
開戦のときは、近所の人も集まったけど、誰もいないのは、焼け出されちゃったのかな。
安東家のように、購入していたりして。(笑)
絵描きさん、あんな難しい日本語が分かるのね。(笑)
あれ聴いても、分からない人、多いですよね。
岸和田では、木岡のおっちゃんが、日本は負けたんやぁー、と触れ回ってくれたので、近所の人も分かりましたけど。(笑)
今回は、その役割を絵描きさんが務めた感じですね。

村岡家では、木箱を開けて、本を取り出しました。
この前、英治が本を木箱に詰めていたけど、防空壕に隠しておいてくれたのね。
おかげで、無事でした。
でも、いま取り出したということは、空襲直後にはなの文机に並んでいた『王子と乞食』や『ニジイロ』は、焼け残ったということなのかな。
それとも、一旦、防空壕から取り出したけど、再び、木箱に詰めて戻したのかな。
歩や神蔵さんの写真も残っているということは、当然、木箱に詰めていたんですよね。(笑)

はなは、かよに郁弥からもらった『王子と乞食』の原書を渡しました。
腕時計の代わりなのかな、やっぱり。
でも、本当は、英治の本を郁弥が渡しただけなのよね。(笑)
とはいえ、郁弥の思い出が染みこんだ貴重なものですし、もっと早くあげててもよかったような気もしますが、そうしたら焼けていたかもしれないし、微妙ですね。

絵描きさんは、買い出しに行きますが、大したものはなく、ヤミ市のものは高くて買えないとのこと。
そこで、ももの発案で、甲府の実家に買い出しに行くことになりました。
汽車賃は、あったのね。(笑)
汽車に揺られるももたちを見ると、梅ちゃんが兄の竹夫と買い出しに行った場面を思い出します。
でも、確かにヤミで使うくらいなら、実家でもらえる野菜のことを考えると、汽車賃の方がはるかに有効ですよね。

そんな下働きには一切、手を染めることなく、はなはあっけなく『赤毛のアン』の翻訳を終えました。(笑)
明暗を分けるのはドラマの常ですが、一方の蓮様のもとには、純平の死亡公報が届きました。
8月11日に鹿児島で爆撃を受けたとのこと。
松子の婚約者で梅ちゃんの初恋の人、智司さんも、九州の病院で爆撃を受けたんですよね。
純平を迎える準備をしていた蓮様の姿、切なかったなぁ。

そして、蓮様は一晩にして、白髪になってしまいました。
『あしたのジョー』を思い出した人も多いでしょうね。
でも、顔が若いので、何か異様ですね。(笑)
純平の戦死を聞きつけ、7年振りに駆けつけたはなに、訃報は、はなのラジオのせいだとなじりましたが、宮本の取りなしで事なきを得ました。

意気消沈して帰宅したはなは、自宅前で吉太郎に会いました。
口では心配していたといいながら、あの空襲以降、消息のつかめていなかった兄の無事が確認できたのに無反応って、何という薄情な女。(笑)
吉太郎も、かよの消息は尋ねないのよね、一番被害が大きかったのに。
醍醐さんの消息も尋ねましたが、何と、はなもあれ以来会っていないとのこと。
心が弱っている友人をあっさり見捨てるなんて、本当に薄情な女。(笑)
その後、吉太郎の消息を求めて来訪した醍醐さんを抱きしめるはなの姿は、あまりにもの偽善者振りに、不快ですらありました。
それはともかく、悲しき戦争の結末に、抜け殻のように傷ついた吉太郎は、はながドロップを取りに行っている間に帰ってしまいました。

美里と直子は、9月から始まった学校に通っているとのこと。
梅ちゃんたちも、野外で授業を受けていましたよね。
雨が降ってきたら、木の下に逃げたりして大変そうでした。
そのときの先生が、英治の前妻なんですよね。(笑)

醍醐さんは、ヤミ市で吉太郎を見かけ、声を掛けました。
醍醐さん、ますます若返りましたが、さすがに洋服も地味で、リボンも結んでいません。
吉太郎は、まだ、醍醐さんと呼んでいるのね。
亜矢子さんって、呼べばいいのに。(笑)
吉太郎は醍醐さんに、幸せになってください、といい残して、去って行きました。

ここだけ観ると、青春ドラマのようにさわやかなんですよね。
でも、二人とも50を過ぎたおっさん、おばちゃんなのよね。(笑)
ヤミ市で出会ったとき、背後を隆景こと陽造さんや竹夫が歩いてくれると嬉しかったんですけどね。
二人で、だるま食堂に入って、あかねさんが水を出してくれるとか。
もっとも、だるま食堂は、竹夫の家出先の近くなので、ヤミ市じゃないかもね。

蓮様は、ショックのあまり、食事も摂っていません。
物音に純平が帰ってきたと、通りに飛び出す蓮様、胸が苦しくなります。
活男が戦死したとき、和枝さんがいってましたよね、子供を亡くした悲しみは、1年やそこら泣き暮らしたくらいじゃ癒えないって。
早く、立ち直ることを願うばかりです。

村岡家では、梶原さんが小鳩書房の小泉さんを連れてきました。
梶原さんは、妻の実家に身を寄せているとのことで、そのお相手は、やはり富山先生だったのね。(笑)
小泉さんは、『ニジイロ』ファンで、『王子と乞食』の熱心な読者だったとのこと。
いずれ、はなが読み聞かせをした子供たちの中からも、作家や編集者が現れるといいですね。
翻訳物を出版したいとのことで、はなは、戦前に訳した『アンクル・トムの小屋』と、訳したてほやほやの『赤毛のアン』の原稿を取り出しました。
邦題は、付けないんだね。
『王子と乞食』のときは、もうその邦題を書いていたのにね。

後日、村岡家を訪ねた小泉さん、アンは作者がマイナーで売れない、との判断から、出版は見送られました。
美輪さんのナレーションからして、多分こうなるだろうと思った方、多いと思います。
そう簡単に出版されたんじゃ、盛り上がりませんもんね。(笑)

意気消沈するはなの元に、黒沢からラジオ復帰を促す電話が掛かってきました。
しかし、はながラジオで、命を差し出せと呼びかけたせいで純平が戦死した、と蓮様からなじられたことが、脳裏に蘇り、即答できませんでした。
でも、予告編でもう出ちゃってますからね。(笑)

数日後、甲府への買い出しから、かよとももが戻ってきました。
頻繁に行き来する割に、吉平の体調の変化には気付かなかったのね。(笑)
かよは、ヤミ市で、お店を開くと宣言、陽造さんに仕切ってもらえればいいね。(笑)
め以子も、馬の餌用のジャガイモで作った、うまいもんを勝手に売り出して、ショバ代を取り立てられたんでしたね。
怯えた室井文士が、勝手に差し出したんでした。
かよも、結構、簡単に店を開いちゃうんだろうな。(笑)
何を売ってもいいけど、カエルもんだけは、ちょっと勘弁してほしいなぁ。(笑)

そこに現れた醍醐さん、ヤミ市で吉太郎に会ったことを伝え、彼は命を絶つつもりじゃないか、と不安を口にしました。
三姉妹とも心配はしますが、探したりはしないのね。(笑)
終戦後、兄の消息を全く探していないんだから、当然といえば当然ですかね。

ところが、朝市から吉平が倒れた、との電話を受け、三姉妹は取るものも取りあえず、甲府に向かいました。
この辺りの安東家の関係、最後までよく分かりませんでした。
工場を逃げ出した後、頑なに帰郷を拒否していたかよが、生活のためとはいえ、こんなあっさり、しょっちゅう買い出しで実家を訪れるのも何だかなぁ。

三姉妹が実家に戻ると、ふとんの上で半身を起こした吉平と、その傍らにふじ、リン、朝市が控えていました。
朝市の妻は、いないのね。(笑)
実は、木場家に関わるネタバレ情報に触れてしまい、落ち込んでいるのよ。
なので、この辺りは、スルーさせていただきます。

意外に元気そうな吉平、心臓の病で倒れたと聞くと、やっぱり捨蔵師匠を思い出さない訳にはいきませんよね。
ほうとうと柿の葉寿司が、重なっちゃいましたよ。
ももが、目ざとくラジオを見つけました。
はなの放送を楽しみにしている、という吉平の言葉にはなの心が揺れます。

そこへ、タイミングよく吉太郎が、戻ってきました。
安東家が揃うって、かよが奉公に出るとき以来ですよね、感激です。
周造さんも亡霊で現れてくれると、嬉しかったんですけどね。
いろりは、本物の火でしたね。(笑)

夜、吉平と吉太郎が、胸襟を開いて語り合いました。
父親に逆らったことを後悔する息子と、自分の力で自分の人生を切り開いた息子を誇りに思う父親。
周造と吉平もそうでしたね。
あの時は、『タンポポの目』を読んであげてましたね。

そして、翌朝、吉太郎は吉平にぶどう酒作りの跡継ぎになる決意を伝えました。
スコットランドがイギリスの一員を選んだように、安東家の一員となりました。

一方、はなの背中を押すのは、やはり朝市でした。
朝市も、悩んでいるのね。
陽子のように、涙を流しながら、教科書の墨塗りを命じているのかな。

明日は、ラジオ出演と吉平の不幸かな。
最終週、どんな結末が待っているのか楽しみです。

さて、第24週の関東地区の最高視聴率は、疎開した甲府で、吉平が敵性語のグッドアフタヌーンを連発し、美里のひんしゅくを買った11日(木)の23.7%でした。
そうそう、吉高さんがゲスト出演した12日(金)の『あさイチ』は、17.8%をたたき出し、第5位でした。
伝助がゲスト出演した『ぴったんこカンカン』は14.0%で、第15位でした。
甲斐さんもライブを行った嘉穂劇場、伝助と深い関係にあったのね。

関西地区の最高視聴率は、大日本国防婦人会の山の手奥様グループと下町水商売グループが、村岡家の前で陣取り合戦を繰り広げた8日(月)の22.2%と、第1位ながら視聴率は低落傾向です。
でも、吉高の『あさイチ』は15.9%で第4位と、感心が高かったのよね。
名古屋地区の最高視聴率は、4月15日に空襲が始まり、はなが、戦火の中をアンの原書と英治からもらった辞書だけをむき出しにしたまま抱えて逃げた13日(土)の23.5%でした。
吉高の『あさイチ』は、15.2%で第16位、伝助の『ぴったんこカンカン』は、15.1%で第19位でした。

『軍師官兵衛』の第37回は、関東地区が14.6%で第10位でした。
ちなみに八重の第37回は、関東地区で15.0%でした。
第37回までの全平均は、官兵衛15.82%、八重15.07%です。
名古屋地区は、16.7%と下落し、第9位でした。
関西地区は16.1%で第3位と、高順位でした。

今週はおもしろかったですね。
鎮房と長政の対決は、スリリングでした。
特に、盃からしたたり落ちる酒が、効果的でした。

長政は、官兵衛から城井谷攻略の策を立てよ、と命じられて、独断で鎮房を斬ってしまいました。
でもね、策を考えろ、といわれただけで、実行しろとは命じられていませんしね。
あれだけ、痛い目に遭ったのに、全く学習していませんよね。
しかも、正則と清正にいわれただけで、それを鵜呑みにしての、軽挙妄動ですよね。

本当に秀吉の命令なのか、官兵衛に確認したうえで行動をとらないとね。
結果オーライかもしれませんが、もし、ガセネタに踊らされていたら、切腹ものですよね。
まあ、長政としては、黒田家のためというより、煮え湯を飲まされた宇都宮家への復讐、私怨による行動という側面も大きいんでしょうけど。

そういえば、長政の出城を築いて兵糧攻めにするという献策が、隆景や恵瓊にほめられました。
でもこれって、前回、長政がいきり立っているときに、又兵衛が引き止めるため提案した策のパクリですよね。
結局、だめ男のままなのよね。
松寿丸のときの利発さは、どこにいったんでしょうね。(笑)

ところで、鎮房に、この春も城井谷で迎えられたのは黒田のおかげ、ってよくそんな発言をさせますよね。(笑)
本来、城主として過ごせると思っていたんだから、主人公をヒーローにするためとはいえ、これはあんまり、ものには限度がありますよね。

そうそう、今度は、本当に鶴が登場しましたね。(笑)
あんまり好きじゃない役者さんだったんですけど、今回はよかったなぁ。
でも、あんなにすぐに心を開かないで、復讐の機会を狙い続けてほしかったです。
なんか、最近の映画で、全裸になったそうですね。

お福は、完全に引っ越し仕切りばばぁになっちゃいましたね。(笑)
一方、いかにも現代劇という糸には、私は、ちょっとついていけないのよ。
やっと、倹約の心を学んだのは、進歩ですけどね。(笑)

安国寺恵瓊は、いいですね。
いつの間にか、ちゃっかり、三成とともに秀吉の茶会に招かれていました。
本当に世渡り上手ですね。
彼にとっちゃ、豊前がどう転んでも、影響はありませんからね。
秀吉の黄金の足袋、すごかったですね。(笑)

このとき、秀吉は、佐々成政のことを統治能力はないと切り捨てましたけど、検地は秀吉のためですし、それを強行したことは、評価されてもいいと思います。
ただ、一揆が起こり、それを押さえられなかったのが、致命傷でしたね。
三成に、あること、ないことをいいふらされたと官兵衛に愚痴っていましたが、あることなら、いわれても仕方ないよね。(笑)

秀吉が、利休の問いかけに、宇都宮家の本領安堵を約束したことを認めちゃいましたね。
そうなると、官兵衛を遠ざけたのだろうというおねに、夢のためだ、と大陸進出の橋頭堡を築くための配置替え、と示唆した秀吉の発言と矛盾するんですよね。
おそらく、三成が官兵衛を遠ざける方便として、大陸進出のためには官兵衛が必要と、秀吉に吹き込んで翻意させたんじゃないですかね。

せめて、それくらいしないと、このドラマじゃ秀吉の施策を伝言するだけで、自分じゃ何にも献策しませんもんね。(笑)
三成のもっと腹黒い面を押し出してもらわないと、終盤に繋がりませんよね。
その気になった秀吉が、自分の考えのように得意げにおねに語った、ということなら、説明はつきますよね、って作家の言い訳をする筋合いじゃないですけどね。(笑)

そういえば、よく善助も秀吉と差しで会えましたよね。(笑)
官兵衛の威光は、まだ健在のようです。
官兵衛が黒田家のために決断したのも、宇都宮家を滅ぼすことだったのかな。
鶴と朝房の運命やいかに。
次回も注目です。
注目といえぱ『聖女』、近年まれにみる傑作の予感、来週も楽しみです。

それでは来週も、座して待つより万に一つの望みをかける前に、不利なときは焦らず動かず待ち、いつまでもくよくよせず、なぜ負けたのか頭を冷やしよく考え、辛くとも前を向くのが上に立つ者の定めと心得、こぴっと仕事がんばれば、お福にしかられながらも黒田が生き残る道はただ一つと気付くじゃんね。

「黒田の宝は、その家臣たちじゃ。官兵衛がいつまでも意地を張っておると、その家臣たちが、路頭に迷うことになる。官兵衛にそう伝えよ」
ごきげんよう さようなら

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[7281]投稿者:トッパ
投稿日:2014年09月25日 (木) 19時56分
まっくん、お待たせ!

>しかし、蓮様と村重の結婚、びっくりしましたね。

交際してたことは何年か前に報道されたよね。何はともあれ、良かった良かった。

で、ゴメン。今週はやけにバタバタしてるので、ゆっくり返事を書くのは無理そう。映画を観る時間は頑張って確保したんだけど(笑)。

>さて、『花子とアン』

いよいよ残り2回だね。どんな終わり方になるんだろ。炭鉱王にはまた出てきてほしいなぁ。

>『軍師官兵衛』

僕としては今回も面白かった。しかし、鶴はどこへ逃げてったんだろうね。いずれまた登場するのかな。

>なんか、最近の映画で、全裸になったそうですね。

『海を感じる時』だよね。ちょっと前に観てきた。映画としては少々弱いけど、市川由衣は好演してたよ。脱ぎ惜しみしない姿勢もアッパレ(笑)。

>注目といえぱ『聖女』、近年まれにみる傑作の予感、来週も楽しみです。

あ、そうなんだ。気になってたけど見そびれた。

そうそう、例の船越英一郎主演ドラマの公式サイトがオープンしてたよ。そっちでも流れるといいねぇ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshinaga2/

あと、今日のTBS「たまむすび」に高畑充希が出たよ。
http://www.tbsradio.jp/tama954/2014/09/925-10.html

じゃ、また!

[7269]遅れてきた昭和歌謡歌手 投稿者:大ちゃん0721

投稿日:2014年09月09日 (火) 22時48分

自分も大好きな町あかりさんというちょっと風変わりな
シンガーソングライターさんが安奈をカバーしてます…
8月末の更新なので肝だめしな甲斐談も語っておりますよ!
この人のライブも行きましたがお色気歌声がタイプでして
バカヤロウなナンセンスさ加減に自分も撃られましたよ…
もぐたたたきのような人という残念なオリジナル曲をあるので
良かったらこちらは検索して聴いてあげて下さいよろしく!
https://www.youtube.com/watch?v=8CwqGpdgihw

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[7271]投稿者:トッパ
投稿日:2014年09月11日 (木) 14時11分
町あかり、知ってる知ってる。実はツイッターでフォローしてる(笑)。
とは言いつつも、アルバムを一枚通して聴いたことはないんだけどね、ツタヤに置いてないので(笑)。

で、その『安奈』、いいじゃん。できればフルコーラスで聴きたかったな。
怪談っぽい語り口も……まあ、いいんじゃないかな(笑)。

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[7277]投稿者:大ちゃん0721
投稿日:2014年09月12日 (金) 20時54分
この人の更新は今のところ楽曲披露ワンコーラスですよ!
忍耐ない自分はこれくらいで丁度良かったりします…
CDは2000円です…名古屋でインストアライブがあったら
行って聴いて終わったら帰っても良いと思いますよ!
なんでも先日は電気グルーヴワンマンの前座を務めたとか!

ところでとうとう見つけました!コレ自分も聴きたくて
渋谷陽一のサウンドストリートでゲストが虜をリリース
したばかりの甲斐よしひろでRCサクセションの要の2人や
矢沢永吉にインタビューするときのお互いの言葉の
キャッチボールがほとんど出来てなくて甲斐が一方的に
喋っていて渋谷が挟む余地がないのでこっちもハラハラ…
https://www.youtube.com/watch?v=NBZ7M-GOqWs

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[7279]投稿者:トッパ
投稿日:2014年09月19日 (金) 13時45分
インストアライブと言えば、先週の金曜日、大森靖子が名古屋のタワレコに来たのよ。でも、時間的に無理だったので行けなかった。残念。
そういえば、ちょっと前にコレクターズの加藤ひさし&古市コータローもタワレコに来たので見に行ったんだけど、完全にトークだけだった。喋り芸だけで全国を回ったみたい(笑)。

そのサウンドストリート、リアルタイムで聴いた! 改めて聴くと、甲斐さんの声がやっぱり若いねぇ。渋谷陽一の方はあんまり変わってないんじゃないかな。

>お互いの言葉のキャッチボールがほとんど出来てなくて

まあ、根本的な部分で相性が良くないんだろうね。甲斐さんの性格に問題があるのかも(笑)。
ちょっと前に、渋谷陽一の番組に吉井和哉がゲスト出演したのよ。その時は、ものすごく和気あいあいとした雰囲気で微笑ましかった。

[7272]とても優しい 投稿者:まっくん

投稿日:2014年09月12日 (金) 14時55分

みなさん、グッド・アフタヌーン。
9日(火)から次々回の朝ドラ『まれ』の輪島ロケが、スタートしました。
やっぱり、大安の日を選びましたね。(笑)
ショートカットになった太鳳、頑張ってますよ。
母親役が常盤貴子さん、これが嬉しいのよ。
あと、最近気になっている清水富美加も楽しみです。
久栄こと門脇麦さんも、出るみたいですね。

とにかく、この段階から早くも、新聞やNHKから発信される情報が、桁違いなのよ。
もう、人物相関図まで掲載されています。
今なら、読んでも放送日までに忘れるだろうな、とは思いつつも、自重しました。(笑)
こんな状態じゃ、放送中、ネタバレの嵐に翻弄されることになりそうです。

さて、『花子とアン』、今週は何といっても、ぶどう酒が、潜水艦を探査する機械の一部に利用されていた、という衝撃の事実ですね。
そんな、凄いことになっていたのね。
あのはなの泥酔も、このための伏線だったとは。
前作の防空法といい、朝ドラ勉強になるなぁ。(笑)

昭和16年12月8日、ついに日本は太平洋戦争に突入しました。
その歴史的な放送を伝えたのが、有馬さんでしたね。(笑)
この日、教師になっていた陽子は、倉田さんじゃなくて校長から、校庭での全校集会で、日本大勝利を聞かされたんでしたよね。
万歳をしながら、青空を見上げて、みんなに会いたい、と暢気に思っていたのが、印象的でした。
糸子は、まだ洋服作りができないことを嘆き、男どもの将棋と一緒、面子のためだけや、と吠えていました。
め以子は、段階式カツ制度で泰介たちの甲子園を応援したり、食べ物が死体に見える源ちゃんにミルクを飲ませて立ち直らせた、その少し後のことになりますかね。
梅ちゃんは、12歳でがす。

しかし、わざわざ『こどもの新聞』は休止という電話をもらったのに、あえて出掛けていくはなには、ただただ、あきれるばかりですね。(笑)
はっきりいって迷惑、邪魔でしかないもんね。

そこへ情報局情報課長が、乗り込んできました。
あいかわらず、ペコペコする漆原、サラリーマンの鏡ですよね。(笑)
なんと、そんなお偉い役人さんが、自らマイクの前に座りましたよ。
こんなこと、ありえるのかなぁ。

しかも、馬鹿丁寧な言葉で、国民に語りかけます。
有馬の開戦を告げる放送とのあまりもの落差に、違和感を覚えます。
当時の役人が、自ら、あんなにへりくだって国民に話しかけるなんて、想像できません。
特に、政府と国民が、がっちりと一つになり、なんていってたけど、がっちりはないんじゃないの。(笑)
そんな俗的な言葉を使うなんて、考えられません。(笑)

この放送を、甲府のみんなも徳丸家で聞いていました。
武は、いっちょまえに、ひげを生やしていましたね。
なんか、はなのラジオ放送と同じ時に撮影したって感じがしました。(笑)
朝市の妻を期待していたのですが、もものところの直子のように、映りませんでした。
はなが美里と直子を疎開させるため帰省したときも、いなかったよね。
まさか、もう、離婚したなんてことないよね。(笑)
武の横にも女性はいなかったけど、未だに独身なのかな。
あれだけの家なら、簡単に嫁が見つかりそうですけど、武はまだ、醍醐さんを引きずっているのかも。(笑)

ここにきて有馬さんは、プロ意識に徹した男として、いい印象を与えようとしていますね。
もう、姿は見せないってことなのかな。(笑)

情報課長から、放送を通じて、子供たちをよき少国民へと導くことを期待する、といわれたはなは、ラジオ番組を降りる決心をし、それを漆原と黒沢に告げました。
黒沢から、番組あての手紙などを受け取り、はなは昭和7年から9年間通い続けた放送局を後にしました。

そうか、漆原は、9年間も放送部長を続けているのね。(笑)
有馬の後任も育っていないし、黒沢なんて本来なら放送部長になっていてもおかしくないんじゃないでしょうか。
戦争で、若い人材を採用できないのかな。
人材育成や新陳代謝を図れなかったからこそ、今、JOAKは存在していないのね。(笑)

こうして、はなの声が流れなくなったラジオを寂しがる美里は、辞めた理由を尋ねました。
戦争のニュースを子供たちに伝えたくなかったから、と答えました。
どうして、と重ねて問う美里に、敵方の国には、お母様の大切な先生や、お友達がたくさんいるの、と説明しました。
ちょっと、待ったぁー。
海外に友達、全然いないじゃんね。(笑)
大切な先生はブラックバーン校長として、友達というか知り合いは、スコットさんしかいないじゃんね。
他に、しいていえば、日曜学校で、初恋の人北澤さんと一緒に親指姫の紙芝居を見せた、ミニーちゃんくらいじゃんね。
想像の翼を広げるのはいいけど、子供に嘘はだめよーん。(笑)

そして、時は流れ、昭和17年秋を迎えました。
糸子の夫、勝さんが出征した頃ですね。
直前に二人で歌舞伎を観に行って、浮気相手と遭遇したあたりですかね。
そうとも知らず、帰りに百貨店でストールを買ってもらった糸子、嬉しそうでしたよね。
陽子は、この翌年、徳子さんと閉店した村上堂の前で再会し、とんとん拍子に見合い、結婚へと進んで行くんですよね。
め以子の場合は、開戦したと思ったら、すぐ昭和19年の日本苦戦中にワープしちゃったので、この当たりの描写はなかったはず。
梅ちゃんは、13歳でがす。

はなが帰宅すると、家の前で、出征兵士を見送る場所取りを巡って、大日本国防婦人会同士がもめていました。
山の手の奥様たちグループと、水商売の女の人たちグループの諍いでした。(笑)
『カーネーション』でも『ごちそうさん』でも、婦人会関係で、こんな人間味溢れる場面は、なかったですよね。
これが、東京と大阪の違いなのかな。

で、かよも壇蜜も水商売Gなのね。(笑)
壇蜜は、私たちだって日本の女、お国のために尽くしたい、命を捧げて戦う兵隊を思う気持ちは、奥様たちには負けませんわ、って、いいこというじゃんね。
その彼女、蓮様宅はおそらく出たんでしょうけど、その後も、水商売で身を立てているのね。
小料理屋の女将だったら、もう、常連になっちゃう。(笑)
あのかよも、女性の怖さの片鱗を見せつけましたよね、お見事。
しかし、はなも、まさかこの水商売Gに家に踏み込まれるとは、夢にも思わなかったでしょうね。(笑)

かよがこちらの活動に参加したおかげで、ももがタイムの給仕を務めることになりました。
もう、姉たちから、いいようにこき使われているよね。(笑)
姉妹ってことで、給金、もらえないんだろうな。(笑)
醍醐さんとの待ち合わせで来たはなも、店の手伝いをさせられました。
これは、日頃、ももの労働力を搾取しているんだから、当然だよね。(笑)
で、結局、かよだけが、おいしい目にあう訳ね。(笑)
客は、連戦連勝の戦況に興奮して、昼間からお銚子を空にしているけど、そんなこと、この当時はまだ許されたのかな。

客が帰った後、ようやくはなと醍醐さんは、話をすることができました。
醍醐さんはなんと、シンガポールへ戦況取材に行くことになりました。
しかも、長谷部先生のペン部隊じゃなく、貿易会社をやっている父のつてで。
まだ、社長をやってるんだ。
吉平なんか、完全なお年寄りですけどね。(笑)
ちなみに、見えませんけど、はなも醍醐さんも48歳、醍醐さんが20歳のときの子としても、68歳ですか。
まあ、伝助が蓮様と最後に屋台で別れたときが64歳ですから、まだ現役で頑張れる歳かもしれません。

長谷部先生は、やっぱりお嬢様育ちの醍醐さんじゃ無理だと思ったんでしょうね。(笑)
それにしても、吉太郎に相談して、無理矢理認めさせちゃったんですね。
この二人、いったい何してんだろ、じれったい。(笑)
吉太郎の襟章から星が取れ、金筋になりましたよね。
階級は分かりませんが、随分偉くなったでしょうし、もう、上官をいいくるめられる地位にまで、上り詰めたんじゃないでしょうか。
だって、軍の印刷物を青凜社に回せるだけの権限を持っているわけですしね。
はなのサイン本と引き替えに、上司に結婚を認めてもらえば、よかったのに。(笑)
ともかく、醍醐さんは、その夜、神戸に向かい、そこから船で渡ることになりました。

一方、宮本家でも、宮本が、おそらくは大陸に渡ることになりました。
タケオ母、いい人になったと思ったら、亡くなっちゃいましたね。
葉山伯爵と漆原に改心する機会は、訪れるんでしょうか。(笑)
自らの手で繕った靴下を渡した蓮様の、待ってあなた、転ばないように気をつけて、はよかったですね。
軍属として満州に渡る通天閣にめ以子がいった、悠太郎さんの手料理が食べたい、より余程気が利いていました。(笑)
昭和18年12月の学徒出陣が、ナレーションで語られていましたけど、純平も行ったのかな。

村岡家では、絵描きさんが、軍需工場に働きに行くことになりました。
受注が、全くないので、仕方ありませんね。
英治も、吉太郎が斡旋した軍の仕事を断り、軍需工場に自らの意志で、働きに行くことになりました。
丸庵を閉め、工場に働きに出た丸山父を思い出すなぁ。
はなも、青凛社は、女性と子供たちのために作ったものだから、と英治の判断を支持しました。
はなは、蓮様には、家族のために時代の波に逆らうな、と決別を覚悟してまでいさめたのに、自分は抗うって、どうなんでしょ。

英治も、軍需工場で働くくらいなら、軍の印刷物を受注した方が、戦争が終わってすぐに、子供向けの本が印刷できるから、夢に近いんじゃないかな。
工場を閉めたら、工作機械を供出させられるんじゃないでしょうか。
糸子も、勝さんのミシンを供出させられそうになり、隣の木岡のおっちゃんの弟から軍服の縫製を受注して、難を逃れたことがありました。
こっちの方が、よっぽど現実的だし、意地を張るところが、違っていると思うな。
とにかく、この夫婦の考えていることは、分かりません。

そういえばこの前、英治さんが『ぴったんこカンカン』に出ていたんですけど、東京外語大卒で英検1級、英語がペラペラなのよ。
あたしゃ準1級ですら、あまりのレベルの高さに受検する気すら起きなかったくらいなのよ。
今思うと、ブラックバーン校長相手のカタコト英語は、ものすごい嫌みだった訳ね。(笑)

それはともかく、村岡家に、男児2人から非国民と石を投げ込まれました。
タイムで愚痴るはなに、かよは現実を見ろと諭しました。
村岡家を外国人が訪ねたのは3回だけなのですが、当時は珍しいから印象的でしょうし、翻訳の仕事をしていることは知られていますから、そんな目で見られますよね。
おまけに、ラジオも降板しちゃったので、政府の広告塔としてのポジションも失いましたからね。
でも、はなにかよの忠告は、響いていないようですね。
せっかくいいことをいったかよですが、どさくさに紛れてももを働かせてるじゃんね。(笑)
ももが、かわいそう。(笑)

帰りに、かよははなに砂糖を渡しました。
軍人さんのご用が多いから、いろいろ都合してもらってるの、ってなるほど、そういうことだったのね。
おかしいと思ったのよ。
前作では、源ちゃんが出征する昭和15年にはもう、うま介でのコーヒーは、代用品のたんぽぽコーヒーになってたもんね。
防火訓練で、防空本部の通達と正反対の指示をした通天閣が逮捕され、藤井の知人の軍関係者のところに寛大な処分を陳情したときも、め以子は、一晩中ドーナッツなどを作りながら、あるところにはあると、砂糖をこっそり失敬してきたんでしたよね。
三姉妹の中では、かよが一番の世渡り上手ですね。(笑)

そして、昭和19年7月になりました。
勘助が、再度、出征して、帰らぬ人となった頃ですね。
猫娘が、諸岡くんの複製がほしいといって、結婚した年でもありますね。
陽子と結婚した和さんが出征した翌年にあたり、この9か月後には、育子が東京大空襲に遭い、恋人を失うことになりますね。
そして、さらにその後、真知子さんが春樹兄さんの戦死を伝えるハガキを配達することになります。
梅ちゃんは15歳、もうすぐ登場でがす。

村岡家を、昭南市から帰国した醍醐さんが、訪ねてきました。
いつの間にか、若返っているじゃんね。(笑)
これって、通天閣のときと同じですね。(笑)
戦闘が終わっており、戦地は見なかったが、死が隣にあると感じたとのこと。
梶原の話では、帰りの船団が、米国の潜水艦の魚雷攻撃を受け、海上に投げ出された多くの人を見捨てて帰国した罪悪感に襲われているようでした。
表情を失った顔は、勘助や茂樹兄ちゃん、源ちゃんたちと同じですね。

勘助だけは、その悩みから解放されなかったのよね。
醍醐さん、早く立ち直ってほしいなぁ。
そういえば、今週の文春の『悩むが花』おもしろかったです。
伊集院さんが、弾けていました。(笑)
奥さんが、変身しないことを願うばかりです。(笑)

さて、そんなある日、吉平が白米、味噌、自家製のぶどう酒を携えて、村岡家にやってきました。
こちらは、一段と老けましたね。(笑)
ついに、作り始めたのね。
いくらなんでも、ぶどう畑から醸造所まで、生産ラインすべてに携わっているわけじゃないよね。(笑)
その一部としても、若い者に手伝ってもらわないと、老夫婦だけじゃ無理ですよね。
これまでの展開からして、必要なのはぶどう酒を作ったという結果だけで、そこに至る過程は、この作者にとっては、どうでもいいんでしょうね。(笑)

吉平は、甲府への疎開を勧めました。
で、結局、はなが美里と直子を連れて、安東家を訪れました。
英治との結婚式以来ですかね。
すでに安東家で迎撃態勢を整えていた木場母子、早耳のリンは、健在でしたね。
朝市も、なんか中途半端に老けましたね。(笑)

そこへ、ぶどう酒を全部供出しろと、徳丸親子がやってきました。
それを拒否し、これみよがしに二人の前でラッパ飲みする吉平。
武が出てくるだけで、場がなごむのよね。

9月に入り、国民学校に編入した美里と直子は、朝市に送られて帰宅しました。
出征で男手のなくなった農家の手伝いを、していたとのこと。
陽子のクラスも、そうでしたよね。
お見合いを断られ、落ち込みながらでしたけど、和さんが、そばまんじゅうを農家まで持ってきてくれたんですよね。
陽子は、そこで和さんへの思いを再認識し、和さんは、後々まで生徒たちから、おそばの兵隊さんと呼ばれ親しまれた、そんな重要な場面でした。

直子は、早速、学校に馴染み、お友達を作りました。
美里は、クラスにうまくとけ込めません。
『王子と乞食』じゃないけど、姉妹でありながら、暮らし向きが違いましたからね。
何不自由なく、甘やかされて育ってきた美里には、田舎暮らしは、耐えられませんよね。
放任主義で、そんなに恵まれたわけじゃない家で育った直子には、生活力があったということですね。

結局、耐え切れずに東京に戻ってきてしまいました。
空襲のとき、美里は大森にいたから、この展開は、ほとんどの方が読んでいましたよね。(笑)
直子は、一人で大丈夫なのかな。
もものビンタ、よかったですね。
美里は、実の母親を知らなかったんですね。
ついに、はなと英治は、真実を伝えました。

話が前後しましたが、美里たちを編入させた数日後、帰宅したはなは、夕食時に高熱を発し、倒れてしまいました。
あたしゃてっきり、顔が赤いのは、おとうに持たされたぶどう酒が重すぎて、途中で3杯以上、飲んじゃったからなのかと思いましたよ。(笑)

病名は、ジフテリアでした。
どこで感染したんでしょうね。
潜伏期間もあるだろうし、帰りの汽車ということはないですよね。
甲府でも、そんな気配はなかったし、行きの車内で保菌者か、保菌者を刺した蚊に移されたのかな。
あんなにも献身的な英治さん、なんていい夫なんでしょう。(笑)
村岡家も安東家も、感染者が出なくてよかったですね。

そんなはなの病も癒えかけた11月、ついに東京が空襲されました。
青空を埋めるように飛ぶB29、『カーネーション』の機影と数が圧倒的に違いましたね。(笑)
いつの間にか、庭に防空壕を掘っていたのね。(笑)
防空壕を出たはなとももは、立ち上る黒煙を呆然と見上げました。
『ごちそうさん』でも、お静さんが確かめ以子に話していました。
11月についに東京で空襲があった、襲われたのは武蔵野の飛行機工場だったので、宇野の家は大丈夫だろうと。
でも、今日の放送によると、杉並とかもっと広範囲に爆弾が落とされていたのね。
宇野家、本当に無事でよかったですね。
この空襲を経験したはなも、醍醐さん同様、死を隣に感じたようで、翻訳に邁進しはじめました。

ついに、昭和20年になりましたね。
ここにきて順平くんが蓮様を訪ねるって、嫌な展開ですね。
そろそろ、終戦になってもらわないと、翻訳がいつまでたっても、終わりませんよね。
そんなことより、はなは、いつ老けメイクになるんだろう、ということが気になって、ストーリーが頭に入りません。(笑)

さて、第23週の関東地区の最高視聴率は、宇田川のペン部隊参加の壮行式を、醍醐さんが結婚発表のための会だと勘違いした1日(月)の23.7%でした。
そうそう、中園さんがゲスト出演した5日(金)の『あさイチ』は、14.3%で第18位でした。

関西地区の最高視聴率は、宇田川がラジオ局に来たとき、はなが、84歳のおばあさんが大阪から飛行機に乗って東京に行った、と生ぬるい話をしていた4日(木)の23.48%でした。
名古屋地区の最高視聴率は、はなが少女時代に耳コピで覚えた歌の詩を、いつの間にか完璧に覚えていて、スコット先生と見事に合唱した5日(金)の22.9%でした。
三地区とも、首位奪還です。

『軍師官兵衛』の第36回は、関東地区が15.1%で第13位でした。
ちなみに八重の第36回は、関東地区で15.4%でした。
第36回までの全平均は、官兵衛15.85%、八重15.07%です。
名古屋地区は、19.5%と回復し、第5位と躍進しました。
関西地区は17.4%で第4位と、こちらも以前の水準に近づいてきました。

正直、今週はイマイチでした。
お福との別れのシーンにうるうるしていたのに、よもやのどんでん返しでした。
あんなにあっさり、翻意します!?(笑)
おそらく、引き止めた光自身が、一番びっくりしたんじゃないでしょうか。(笑)

あれだけ長年奉公してきて、誰からも引き止められない、おゆうも気の毒でした。
官兵衛も、おゆうがいないことに、全く言及しませんでしたもんね。
一向宗の門徒として、一度は黒田家を離れたことを、まだ根に持っていたのかな。(笑)
逆に、官兵衛がキリシタン大名になったことが、おゆう夫妻には不満だったのかも。(笑)

高山右近は、信長のために自分自身を裏切ったことを後悔して、二度と再び過ちは繰り返しませぬ、と叫びました。
二度と、再び、繰り返す、って、馬から落馬どころじゃないよね。(笑)
プロの作家が書く文章やおまへんで。(笑)

その高山右近、秀吉に追放され、キリシタンとして生き抜き、ついにはその信仰ゆえに日本を追放され、ルソン島マニラでその生涯を閉じた、とナレーションで軽く片付けられてしまいました。
これって、もう、出てこないってことですよね。
なので、その後について触れさせてください。

実は、この後、前田利家に拾われ、30年近くにわたって、加賀藩で暮らしました。
最初は、たいした身分ではなかったようですが、ドラマでは全く触れられませんでしたが、築城の名手らしく、その才能を買われ、ブレーンとして、最終的には家老並みの待遇を得ました。
ちなみに前田利家軍の一員として、小田原征伐にも同行しているのよ。
このドラマの冒頭が、小田原征伐でしたよね。
矢玉が全部、官兵衛を避けたのよね。(笑)
でも、ここではもう、官兵衛と右近との再会は、描かれないのね。
利家も、このドラマでは描かれないまま終わりそうですね。

金沢城の修築や、富山県の高岡城の建築を行ったのも、彼なのよ。
てなわけで、こちらのほうでは、キリシタン大名としてよりも、城づくりなどに才を発揮した優秀な土木技師として知られています。
最後は、家康のキリスト教禁止の処置を受け、やむなく海外に逃亡するのよね。
それらをすっ飛ばして、一言で片付けられると、このあと、ただ信仰に生きて亡くなったように受け取られちゃいますよね。
加賀藩の恩人にこの仕打ち、失礼しちゃうわ。(笑)

ついでに、佐々成政は、信長の元、前田利家のライバルとして競い、越中(富山県)を与えられていたのよ。
でも、小牧・長久手で家康側に付き、前田利家と戦って破れたのよ。
最後は、秀吉軍に滅ぼされたんですけど、命だけは助けてもらったのよね。
なので、なんで、肥後が与えられるまでに復活したのか、不思議でならないのよ。(笑)
ドラマでは、いくさ上手だから、となっていますけど、北陸では負けてばかりのイメージしかないのよね。(笑)
とにかく、石川県人は、富山県人を富山もん、と侮蔑して嫌っている人が多いんですが(笑)、その根源の一つが、佐々成政なんじゃないかと思っています。

それにしても、このドラマ、徹底的に長政をだめ人間として描く気なのね。(笑)
あの、盛りのついた猫みたいな側近二人も、悲惨な描かれ方ですね。
どちらかが、有岡城の牢番の息子、竹松なのかな。
そういえば、熊之助といつも遊んでいる吉太夫、若と呼びながら後について走っていたので、家臣の子供ですよね。
太兵衛が、吉太夫静かにしろ、といいながら抱き留めていたので、彼の子供なのかな。
太の字が、共通しますしね。

宇都宮鎮守は、伊予への国替えを命じられましたね。
なるほど、それじゃ、センチメンタル・ジャーニーになっちゃいますもんね。
簡単には、従えませんよね。
あさっての官兵衛との対決が、楽しみですね。

それでは来週も、急ぐがよいときと、時をかけるがよいときを見極め、信心のためにすべてを捨てられなくても、人にはそれぞれにデウスから与えられた使命があると心得、殿下の命であっても従えぬものは従えぬとの気概で、時をかけ、条理を尽くして、こぴっと仕事がんばれし。

「その茶碗、一度は割れてしまったものですが、こうして継いだら、かえって趣が出て、よい景色になりました。以前にも増して、立派に役に立っておりまする」
「何よりの餞別でございました」
ごきげんよう さようなら

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[7274]投稿者:トッパ
投稿日:2014年09月12日 (金) 15時18分
あらら、まっくん、こっちの返事と同時刻に書き込みするとは……。バイオリズムが合ってるのか?(笑)

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[7278]投稿者:トッパ
投稿日:2014年09月19日 (金) 13時32分
まっくん、お待たせ!

>9日(火)から次々回の朝ドラ『まれ』の輪島ロケが、スタートしました。

へーっ、そうなんだ。次回作よりも次々回作の方が圧倒的に盛り上がりそうだね(笑)。

>とにかく、この段階から早くも、新聞やNHKから発信される情報が、桁違いなのよ。

それは、たぶん北陸地方だけだろうね。こっちの新聞には、ほとんど載ってないので。

>さて、『花子とアン』

戦争が終わって、いよいよ新しい時代が始まったね。それはともかく、やっぱりあの3姉妹のキャスティングは素晴らしい、と改めて思った。3人が並ぶと、すごく絵になるもん。

>朝市の妻を期待していたのですが、もものところの直子のように、映りませんでした。

スピンオフが作られるらしいじゃん。しかし、またしてもBSだけとは……。

>今、JOAKは存在していないのね。(笑)

いや、これがNHKになったんじゃないかな、確か。

というわけで『花子とアン』の話題は以上! ゴメン、今週は妙にバタバタしてて時間がないのよ。
それにしても、もう来週で終わりなんだよね。早いもんだ。

>『軍師官兵衛』

後半の展開、すげー見応えあった。あのあたりの史実に詳しくないので、まさかあの場で殺すとは思ってなかったのよ。

>二度と、再び、繰り返す、って、馬から落馬どころじゃないよね。(笑)

でもまあ、みんな日常生活で「一番最初」とか使うじゃん。大目に見よまい(笑)。

右近ウンチク、ありがとさん。よく知ってるなぁ。尊敬の念が高まった(笑)。

じゃ、また!

[7268]愛は力強く 投稿者:まっくん

投稿日:2014年09月05日 (金) 14時16分

みなさん、グッド・アフタヌーン。
いやぁ、デング熱の話題で盛り上がっていますね。
私、テング熱だと勘違いしていて、鼻が赤く腫れる病気だと思っていました。
恥ずかしくて、しばらく沈黙していたんですけど、私の周りにも、症状はともかく、テングだと思っていた人が結構いて、胸をなで下ろしています。

船越さんのドラマも、ごくごく狭いところで、もしかすると代々木公園よりも狭い範囲で、ものすごく盛り上がっていますね。
テレ東なので、私にとっては、縁のない話題なんですけどね。(笑)
でも、船越さんて、義理堅いというか、本当にいい方ですよね。

『ルパン三世』ストーリーがおもしろければ、実写版でも抵抗ないと思っていたんですけど、だめでしたか、残念ですね。
メイサは、今週から始まったNHKのBSドラマにも主演しているんですけど、『時をかける少女』っぽくて、期待しています。
ここにきて彼女、露出度が高いですよね。(笑)

さて、『花子とアン』、今週は何といっても、ブラックバーン校長とスコット先生の「ごきげんよう」ですね。
特に校長のそれは、『できるかな』の最終回、ノッポさんが、しゃべったのに匹敵する衝撃でした。(笑)
わざとらしく、たどたどしかったのが、印象的でした。

いつものように遡って、土曜日から、みていきましょう。
功労賞をもらう軍用犬の名前を勝手にテルにしてしまい、さすがの黒沢も怒っていました。
社会の公器たるべき放送局が、意図的に間違った情報を伝えたのですから、当然ですよね。
漆原に、ご婦人というものは、家のことや子供のことで頭がいっぱいで、他のことは何にも見ない、と皮肉られたはなが、女性の関心は確実に社会に向いている、と反論しましたが、虚しかったですね。
だって、漆原のいうとおり、自分の子供のことしか考えずに放送してしまったんですから。

軍用犬に功労賞を授与するのは、当然、時の政府、おそらくは内務省の管轄じゃないでしょうか。
その情報が、間違って放送されたのですから、しかも意図的で、利己的かつ恣意的に、流されたのですから、当然、クレームが放送局にくるはず。
謝って済む問題じゃないことは、あきらかじゃん。
これが、何の経緯も視聴者に示されないまま、いつの間にか、なし崩し的に、はなが放送を続けているなんて、ひどいにもほどがあるよね。
NHKとして、それでいいのか。(笑)

そして、昭和13年夏、村岡家の茶の間の電話が鳴りました。
青凜社です、と名乗って、はなが受話器を取りました。
今日、黒沢からの電話は、村岡と名乗りましたよね。(笑)
当時は、一家に2台も引けないだろうし、仕事のために設置したんだから、会社名義でしょうけど、いつでも取れるように、茶の間に置いているんだよね、きっと。
はなは、蓮様にきんつば食べに来い電話をしていましたけど、そんな電話代も、当然、会社の必要経費として控除しているんでしょうね。(笑)

そうそう、昨日、蓮様がこっちに来ていたらしいのよ。
JR西日本のイメージタレントだそうで、北陸新幹線のポスター撮りだったそうです。
会いたかったなぁ。(笑)

その電話は宇田川からで、15時にかよの店に来い、という内容でした。
電話を切ったところに、いつもながら、おめかしした醍醐がやってきました。
醍醐さんの家とはなのところは、そんなに近くないはずですよね。
ということは、醍醐さんとはなへの電話には、タイムラグがあったということですね。

おまけに、かよの店にいくと、もうみんなが、正装して集まっていました。
蓮様には、何と電報で知らせが来たとのこと。
この辺りの統一感のなさは、宇田川らしいね。(笑)
村岡家とタイムは、すぐ近くなので、醍醐さんとはな以外には、ずっと前に連絡が行っていたということですよね。
取って付けたような招待、逆の立場なら、宇田川は怒って帰るところでしょうね。(笑)

で、その宇田川の招集目的は、長谷部先生などの推薦で、ペン部隊として、大陸の戦場へ向かうお披露目でした。
銀座のカフェでやればいいのにね。
長谷部先生の心を掴んじゃったのかな。(笑)
だって、この後も、おそらくは長谷部先生主催の宇田川の帰国を祝う会をここで開いていますしね。(笑)

なんと、醍醐さんも、ペン部隊として戦地に赴きたい、という希望を抱いていました。
これは、はっきりいって、時流に流されているだけですよね。
全然、深く考えていない様は、釣り鐘の供出にも万歳をして送り出した浅はかめ以子と、レベルは変わらなさそう。(笑)
帰国後の宇田川もいっていたけど、あのお嬢様育ちの醍醐さんが、風呂もシャワーもない、満足な食事も期待できない戦場で、生きていけるわけないじゃんね。(笑)
宇田川の、においが我慢できない、という感想が、生々しかったですね。
人の命が燃え尽きるにおい、ってつまり死体のにおいってことですよね。
無理、醍醐さんには絶対無理。(笑)

でも、醍醐さんのその決意は、宇田川には、この戦時下において表現者なら当然のことよ、と評価され、長谷部先生からは、次のペン部隊に推薦する、とのお言葉をちょうだいしました。

返す刀で、宇田川は、相変わらず、恋愛や家族愛をたたえる歌を詠んでいる蓮様を、今は色恋なんかよりも、お国のために作家として何ができるかを考えるべきだ、と切り捨てました。
分かる分かる、そんなご時世だからね。
室井文士の『おでん皇国戦記』も、ページをめくるたびにお国のためという言葉が出てくる、と桜子に突っ込まれてたもんね。
その桜子が太鼓判を捺した名作、室井文士の『塩と砂糖』は、砂糖が贅沢すぎる、と検閲に引っかかったんでした。
『塩と水』ならいいといわれたと聞いため以子が、思わず、それじゃ海水になっちゃう、と珍しくいい反応をみせてくれたんでしたよね。(笑)

長谷部先生に、子供たちを立派な国民に育てるため、どんな考えを持っているか聞かれたはなは、子供たちの夢を守りたいと答えました。
気持ちは分かるけど、この時代、飛行機に乗りたいとか、軍隊で活躍したいとか、子供の夢自体が、もう、はなが思っているような、平時のそれじゃなくなってきているからね。
長谷部先生は、子供の未来のためには、日本がより強い国になるよう、大人も子供も、お国のために一致協力することだ、と発言し、宇田川も即座に賛同しました。

宮本の影響か、その発言を不快に感じた蓮様は、他の出席者と一色になれず、そのまま帰ってしまいました。
そうそう、人間だもん、人それぞれにいろんな考えや意見、感想を持つのは健全なことだし、いつまでもそうあってほしいよね。
でも今は、往々にして、人権派を標榜する人たちが、自分の価値観と違う意見や考えを排除しようとするのよね。
放送局の会長や経営委員の発言を徹底糾弾した新聞社が、ヘイトスピーチを非難し、思想や言論の自由を声高に訴えてるもんね。(笑)
何かあるたびごとに、国民の知る権利を錦の御旗のように掲げながら、自分たちの考えに合わない、あるいは自分たちにとって都合が悪い情報は報道しない、という体質が、つい最近も顕在化していますよね。(笑)

話を本筋に戻して、はなは英治に、蓮様が途中で帰ったことを話し、子供の夢を守ることがどういうことなのか分からなくなった、と訴えました。
それを聞いた英治は、じぇじぇ、いきなりレコードをかけて、はなをダンスに誘っちゃいましたよ。(笑)
毎回書いているような気がするけど、ホント空気が読めないのよね。
テルの話を放送した日、英治がはなに、花子さんは、今日は美里に素敵な贈り物をしたんだよ、と話したときも、何を暢気な、とは思いましたけどね。
しかし、ここまで、おめでたいと、掛ける言葉もないよね。(笑)
美里も入れて3人でくるくる回り出したときにゃ、どうなることかと思っちゃいましたよ。(笑)

それからしばらくして、ブラックバーンとスコットが村岡家を再度、訪ねてきました。
二人とも、外見は全然変わらないよね。(笑)
ブラックバーンは、案外腹黒いというか、寝業師というか、まだ校長の座を守り通していましたよ。(笑)
英治のことを覚えているって、どんな記憶力やねん。(笑)
そのブラックバーン校長が、ついにカナダに帰ることになりました。

気になったのは、あなたの翻訳は二つの国の友情のシンボル、とはなが校長の言葉を訳したことです。
この時代、シンボルという言葉が、外来語として定着していたとは思えないし、やっぱり、象徴と訳すのが、一般的だと思うんですけどね。

その夜、吉太郎が、はなを訪ねてきて、しばらく蓮様の家に近づくな、と強い口調で命じました。
ところが、先にもちらりと書きましたが、ことの重大さの分かっていないはなは、蓮様に遊びに来るよう、電話をしました。
行くなといわれたけど、呼ぶなとはいわれていないって、確かにそうですけどね。
普通は、接触するな、という意味にとりますよね。(笑)

はなから電話を受けた蓮様は、富士子と出掛ける準備をします。
富士子は、宮本も誘いますが、仕事のため遠慮しました。
そこへ、吉太郎を先頭に憲兵隊が、やってきました。
富士子の持つべっこう飴を見て、村上堂を思い出した朝ドラファンも多いんじゃないでしょうか。
その飴が、家の中に踏み込んだ憲兵とぶつかり、落ちて砕けてしまいました。

宮本は、妻と娘の眼前で、中国との和平工作の件で話を聞きたい、と身柄を拘束されました。
和平工作って、何なんでしょうね。
純平は、敵と妙な取り引きを企てたりするから、と宮本をなじっていましたよね。
要は、中国側のスパイとして、日本軍の情報を流していた、ということなのかな。
でも、そんな機密情報を手に入れる術なんて、全くないよね。
それぞれの国のトップに働きかけて、戦争をやめさせる以外に、和平工作なんてないと思うけどな。
いずれにしても、実効性のある行動を起こせるとは、とても思えないけどね。(笑)
まずは妻と子供のことを考えろという吉太郎、ホントそのとおりだと思うぞ。

宮本は、近所の人たちから、国賊、非国民、売国奴という罵声を浴びて、連行されていきました。
妻や娘がいても、この辺は、容赦ないよね。
かといって、この時代を思うと、罵声を浴びせる彼らを、責めることはできません。

蓮様は、吉太郎が先頭に立ってやってきたことから、はなが告げ口をしたと思いました。
連行の最中で、電話が繋がらなかったはなは、美里をももに預けて、英治とともに宮本家に向かいました。
このあたり、美里が本当に自分の子で、ももを家政婦か何かのように扱っていますよね。
ももの気持ちを思うと、やりきれないなぁ。
はなと英治は、結局、タケオ母に閉め出されてしまいました。
その宮本家では、純平が父親への反感を募らせていきます。
吉平と吉太郎の関係と同じですね。

ラジオ局では、子供たちがわくわくする話を読ませてもらえないはなが、このまま続けるべきか黒沢に相談しました。
黒沢は、子供たちは村岡先生のごきげんようを待っている、と励ましてくれました。
希子も、自分が担当する『少国民の時間』に流した肉弾三勇士の放送劇を聞いた息子が、少年兵を志願してくれた、というその母親からの感謝のハガキを読んで悩んでましたよね。
みんな、悩みながらも、時代の荒波に飲み込まれていくのよね。

そんなある日、蓮様に呼び出されたはなは、タイムで彼女と向き合いました。
はなが密告した、という自分の発言を謝り、吉太郎に着替えやランボーの詩集、家族からの手紙を宮本に届けてもらい、その様子を聞かせてほしい、と頼みました。
家族を大切にしない宮本を批判するはなと、子供の未来を守るためにも、国策を変える必要があると夫を擁護する蓮様。
二人のめざすところは同じなんでしょうけど、そのための手段を巡っての見解が、大きく分かれてしまいました。

はなが読む戦争のニュースが、子供たちを感化し、戦争礼賛の思いを植え付ける、と蓮様は、『こどもの時間』まで、やり玉にあげました。
時代の波に逆らったら今の暮らしも何もかも失ってしまう、大切な家族さえ守れなくなる、と蓮様をいさめるはな。
理想と現実の狭間で、多くの人が悩み苦しみながら、結局は、波に流されていったんでしょうね。

私は、生きるため、と割り切って、書きたくもない軍国歌謡で生活の糧を得ていた室井文士の生き方が、この時代におけるベストチョイスだと思うなぁ。(笑)
このときも、お嬢様育ちの桜子は、室井文士の生き方を非難していましたよね。
蓮様もお嬢様だから、きっと本当の意味での生きていく大変さを知らないのよね。
だから、理想主義に走れるのよね。
はなは、やっぱり小作の苦しさを体感しているから、最優先課題は、とにかく生きていくこと、食べていくこと、になるんでしょうね。

私を誰だと思っているの、華族の身分も、何もかも捨てて駆け落ちした宮本蓮子よ、という啖呵はよかったですね。(笑)
腹心の友だもん、はなは、いわれなくてもそんなこと、分かっていますよね。(笑)
私は、時代の波に平伏したりしない、世の中がどこへ向かおうと、いいたいことをいい、書きたいことを書く、あなたのように卑怯な生き方はしたくないの、と蓮様ははなに言い放ちました。
さすがのはなも、私たち生きる道が違ってしまったわね、これまでの友情には感謝します、と決別の言葉を口にしました。

そして、音信不通のまま、昭和14年初夏を迎えました。
相変わらず生ぬるいはなの放送を耳にしながら、戦地から戻ったばかりの宇田川が、JOAKにやってきました。
早速、はなの悪口に便乗して、宇田川をよいしょする漆原。(笑)
今日も、軍部に必要以上にペコペコしていましたよね。(笑)
あなた方の慈しんだ人たちは今、破竹の勢いで、猛進撃を続けております、という宇田川の放送、勇ましかったですね。
相変わらず、着飾った衣装や細く剃って描いている眉毛と放送内容のギャップがたまりません。(笑)

一方、宮本家では、富士子が泣きながら帰ってきました。
お父様は悪いことしてないわよね、国賊なんかじゃないわよね、って宮本が連行されてから、9か月も経って、何を今さら、って感じですよね。(笑)
宮本は釈放されましたが、世間からは白い目で見られ、後ろ指を指されていました。
中傷ビラが玄関に貼られていましたけど、白い、とてもきれいな紙に書かれていましたよね、もったいない。(笑)
こうした騒動の影響か、純平は、士官学校の受験をあきらめていました。
このことが、後に吉と出るのか、凶と出るのか、注目ですね。
そして、タケオ母は、息子を支えてくれることを、蓮様に感謝しました。
朝ドラ必殺、いい人に変貌パターンですね。(笑)

その頃、戦争の波の影響を受け、梶原も、翻訳物の出版はやめ、童話も近々、やめざるをえないかもしれない、と嘆きました。。
最近は、戦争漫画や戦記物、それに実用書ばかりが売れると聞いたはなは、夢のある物語は贅沢品なんでしょうか、と絶句せざるをえませんでした。

そんな時代背景の中、ついにはなは、『赤毛のアン』とようやく出会うことができました。
それは、昭和14年9月、ついにカナダへの帰国を決意し、いとまごいにやってきたスコットによって、もたらされました。
最初、恋文を教室でばらされるだけの役かと思っていた、あのスコット先生が、まさか、ここにきて、こんなに重要な役割を担っていたとは、正直、驚きました。

スコット先生にとって、この本は、日本にいる間の心の友とのこと。
その割に手垢はついていないし、ページに折り目もありませんでしたね。
鑑定士のように、手袋をして、折り目をつけないように読んでいたのかな。(笑)

スコット先生の国に残した彼は、第一次世界大戦で亡くなったのね。
先生は、LAST WARといいましたが、字幕は先の大戦になっていました。
まだこの時点では、大戦とは呼ばれていないでしょうね。(笑)
そうそう、原題を直訳すると緑の切妻屋根のアン、と美里に説明して、彼女も納得していましたけど、切妻屋根は分からないはずよね。(笑)

昭和16年冬、出征兵士を見送る場面で、ついに美里の横にももの次女が映りましたね。
タイトルバックによると、名前は直子のようです。
なんで、紹介してくれないんでしょうね。
今日、スコット先生とはなが歌を歌ったときも、ももと絵描きさんが茶の間にいたのに、直子はいなかったもんね。

出征のとき、英治とはなだけ、万歳をしていませんでしたよね。
宮本のように、非国民と指弾されるぞ。(笑)
ついに、太平洋戦争が、始まりましたね。
明日からどうなるんでしょ、楽しみです。

さて、第22週の関東地区の最高視聴率は、朝市が結婚報告をし、ももが美里を出産した26日(火)の24.1%で、マラソンに敗れ第3位でした。
24HTVは31.5%、行列は24.5%でした。
そうそう、太鳳がゲスト出演した29日(金)の『あさイチ』は、15.8%で第8位、ここんとこ彼女に、いい風が吹いてますよね。

関西地区の最高視聴率は、絵描きさんがももの絵を描いているうちに、周囲に才能を評価されるよりも、描く対象をちゃんと愛することが大切だと分かった、とプロポーズした26日(火)の22.8%で第3位でした。
24HTVは30.6%、行列は28.7%でした。
名古屋地区の最高視聴率は、英治が拾ってきた犬が、泣いてた美里の涙が、あっという間まに晴れたから、という理由で、てるてる坊主のテルと名付けられた27日(水)の24.6%で第3位でした。
24HTVは31.2%、行列は26.0%でした。

『軍師官兵衛』の第35回は、関東地区が14.3%で第10位と、マラソンの逆風の中、持ち直しました。
ちなみに八重の第35回は、関東地区で14.2%でした。
第35回までの全平均は、官兵衛15.87%、八重15.06%です。
名古屋地区は、15.7%と2ポイントも下がり、順位も第15位と大幅ダウンです。
関西地区は14.0%で第13位と、いずれも激減よう、さようなら状態でした。

今回も、なかなかよかったんじゃないでしょうか。
糸の侍女お富が、いつまで待たせる気か、と秀吉の家臣に噛み付いたところは、完全に『カーネーション』の昌ちゃんでしたね。(笑)
茶々も、小悪魔振りを発揮し始めたので、これからが楽しみです。
ただ、勝家はともかく、父、浅井長政まで弱い男と切り捨てたのは、残念でした。
このドラマでは、秀吉は、あこがれのお市の方の娘、ではなく崇敬する信長の血を引く女性、ということで茶々に執心している、という設定のようですね。
そうそう、つるが光のことだと理解するのに時間がかかっちゃいましたよ。(笑)
でも、ピエール情報は、嬉しかったです。

陣羽織の下賜は、なんと回想シーンでした。
前回、家康が秀吉に頭を下げた場面が、公式の謁見の場だったのね。
でも、これじゃだめなのよね。
予算の関係か、列席した家臣の数は少ないし、秀吉シンパの者ばかりでした。
これじゃ、このパフォーマンスの意味はないのよね。
表面上は秀吉に従っているが、内心では他の選択肢と天秤にかけている、そんな大名たちの前で、家康がひれ伏して初めて、この謁見が意味を持つのよね。

おまけに、前日、秀吉が家康の元を訪ねたのは、あくまで官兵衛の想像、ということで片付けられちゃいましたよ。
あの映像は、あくまで官兵衛の頭の中でのものであり、実際はどうだったかは、視聴者に委ねられちゃいました。
つまり、官兵衛の予想が外れ、家康の方から積極的に頭を下げた可能性も、残されているのよね。(笑)
なんか、すっきりしなかったなぁ。

すっきりしないといえば前回、家康は、謁見を終えた直後に廊下で長政と会って、官兵衛に是非会いたい、との伝言を託しました。
この時、家康は陣羽織を羽織っていないし、引き連れた家臣も、誰も持っていなかったんですよね。
もし、羽織ったり、持ってたりすれば、今回、わざわざ回想シーンにした意味がなくなるので、当然といえば当然ですけどね。(笑)
おかげで、あの場面が、ものすごく不自然なものになってしまったんですよね。
正直、回想シーンにする効果はなかったと思うし、策に溺れた感は、否めません。
描き尽くされた場面を、何とか斬新なものにしたいという、スタッフの意欲は買いますけどね。

そしてついに、宇都宮鎮房が登場しましたね。
秀吉から豊前のうち6郡を与えると聞いた官兵衛が、即座に、お待ちください、宇都宮鎮房は?本領安堵を約束なさったはず、と噛み付きました。
豊前全部ならまだしも、6郡だけなんだから、まずは、鎮房の領地は除いてある、と考えるのが普通ですよね。
そこを確認しないで、いきなり上司に食ってかかるなんて考えられません。(笑)

それはともかく、このドラマでは、勝手に本領安堵まで約束してしまった官兵衛に非がありますよね。
虎の威を借るじゃないですけど、自分の下した決断に秀吉は異を唱えないはず、という過信が招いた災いですね。
三成が、島津家の仕置きへの意趣返しで、鎮房の領地を召し上げた、という筋書きなんでしょうね。

でも、冷静に考えれば、しごく当然の処置じゃないでしょうか。
『官兵衛紀行』によれば、城井谷は細長く、岩に囲まれた天然の要害とのこと。
そんな領地を、いつ寝返るか分からない宇都宮一族のままにしておく方が、危険ですよね。
ここは、数が圧倒的有利な今こそ召し上げて信頼できる家臣に任せ、国替えで容易に攻略可能な地に宇都宮一族を追いやり、力を削ぐのが、危機管理上、妥当な策だと思います。
官兵衛も、そんな約束したっけ、というくらい平然と国替えを求めてほしいなぁ。(笑)
とにかく、あさっての両者激突、楽しみですね。
でも、光の侍女お福さんと、お別れになりそうで、寂しいなぁ。
昌ちゃんじゃねぇ。(笑)

それでは来週も、コエリョのような自慢は慎み、つまらぬ噂に左右されることなく、人にはそれぞれお役目があると心得、後ろ指を指され、そしられようとも、自分が矢面に立ち戦う気概で、こぴっと仕事がんばれば、茶々から強い男と認めてもらえるじゃんね。

「信心はひとまず心の中に収め、殿下と折り合いをつけたらいかがか」
「身内や家臣、領民のことを思うと胸が張り裂ける思い。されど、我が心を偽ることはできませぬ」
ごきげんよう さようなら

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[7273]投稿者:トッパ
投稿日:2014年09月12日 (金) 14時55分
まっくん、お待たせ!

>いやぁ、デング熱の話題で盛り上がっていますね。

別の大きなニュースから国民の目を逸らせるため、という陰謀論も流行ってるみたいだね(笑)。

>テレ東なので、私にとっては、縁のない話題なんですけどね。(笑)

今からテレビ局に投書すべし! 脅迫状はアカンけどね(笑)。

>さて、『花子とアン』

壇蜜、また出てきたね。まっくんの願いが届いた!(笑)

>あのお嬢様育ちの醍醐さんが、風呂もシャワーもない、満足な食事も期待できない戦場で、生きていけるわけないじゃんね。(笑)

とりあえず戻ってきたね。でも、かなり心に闇を抱えていそう。

>でも今は、往々にして、人権派を標榜する人たちが、自分の価値観と違う意見や考えを排除しようとするのよね。

おっ、まっくん、いいこと言うじゃん!

>放送局の会長や経営委員の発言を徹底糾弾した新聞社が、

あの新聞社のことは昔から信用してなかったけどね。やっぱり新聞は中日だぎゃあ(笑)。

>あるいは自分たちにとって都合が悪い情報は報道しない、

例の吉田調書に関しても……ねぇ。もう朝日は一旦休刊しちゃった方がいいんじゃないかな、マジな話。まあ、記者や印刷所が食いっぱぐれることになるのは気の毒だけど。

>二人とも、外見は全然変わらないよね。(笑)

というか、このドラマ、外見が変わってるのは、はなの両親だけじゃん(笑)。

>この時代、シンボルという言葉が、外来語として定着していたとは思えないし、

うん、それは僕も思った。で、その後、昭和30年代か40年代あたりから、ちょっといやらしい意味を持つことになるんだよね(笑)。

>私を誰だと思っているの、華族の身分も、何もかも捨てて駆け落ちした宮本蓮子よ、という啖呵はよかったですね。(笑)

うんうん、あそこは見せ場だった。ああいうこと、一生に一度は言ってみたい(笑)。

>朝ドラ必殺、いい人に変貌パターンですね。(笑)

そんな中、壇蜜が悪い奴キャラに変貌したのには驚いた。しかも、けっこう演技が上手いじゃん。過去に観た映画では台詞がたどたどしくて、先行き不安だったのよ。人間、成長するもんだね(笑)。

そうそう、鈴木亮平、『ホットロード』に続いて『TOKYO TRIBE』でもワルの役だった。しかも、脱ぎまくり。見事な筋肉だった。『花子とアン』でも脱げばいいのにねぇ。視聴率が10%ぐらい上がるはず(笑)。
ちなみに『TOKYO TRIBE』の監督は『みんな!エスパーだよ!』の園子温なのよ。よくぞここまで作り込んだ、というぐらい密度の濃い映画だった。あと、メインキャストの一人である清野菜名という新人女優が、すっごくいいのよ。
とは言いながらも、実は映画そのものは、あんまりオススメでもない(笑)。

>『軍師官兵衛』

秀吉、ダークサイドに堕ちちゃったねぇ。でも、試写で観た『舞妓はレディ』では竹中直人が楽しそうに歌ったり躍ったりしてたので、ちょっと混乱した(笑)。
『舞妓はレディ』、すごく楽しい映画なので、まっくんも時間があれば観てみて。主演は上白石萌音っていう新人の女の子なんだけど、この子が何とも素朴で可愛らしいのよ。まっくん好みのはず(笑)。

で、『軍師官兵衛』は相変わらず面白いわけだけど、あんまり語り合いたいことはないなぁ(笑)。

あ、そうだ。これまた試写なんだけど『柘榴坂の仇討』という映画を観たのよ。
http://zakurozaka.com/

主君である井伊直弼の仇を討つためだけに生き続ける男の話ね。これもなかなか良かったよ。中井貴一、やっぱり時代劇が似合うわ。まっくんも時間があれば観てみて。ただ、『舞妓はレディ』の方がオススメ度は上(笑)。

あと『イン・ザ・ヒーロー』も観たよ。裏方的な存在にスポットを当てるという方向性は大好きなんだけど、物語としては説得力が薄かったりしてイマイチだった。でも時間があれば観てみて。

>コエリョのような自慢は慎み、

あいつのことを思い出すたびにイライラする!(笑)

じゃ、また〜。

[7245]なぜ『カーテン』? 投稿者:トッパ

投稿日:2014年08月07日 (木) 18時25分

NHK-FMの「歌謡スクランブル」という番組、今日からの3日間は「ロック・ヒストリー」という特集です。
http://www4.nhk.or.jp/kayou/

で、3日間の曲目がこちらに載っているわけですが……

http://www4.nhk.or.jp/kayou/x/2014-08-07/07/91254/
http://www4.nhk.or.jp/kayou/x/2014-08-08/07/90638/
http://www4.nhk.or.jp/kayou/x/2014-08-09/07/89455/

なぜ甲斐バンドは『カーテン』? いや、いい曲だとは思うけどね。僕だったら、70年代なら『港からやってきた女』、80年代なら『冷血』を選ぶ……かな。

他にもいろいろな曲が選ばれてるわけだけど、佐野元春もイエローモンキーもミッシェルも入れずにどこが「ロック・ヒストリー」じゃい、ともチラッと思いました(笑)。

というわけで「俺ならコレを選ぶ」「あたいならアレは外せん」という意見のある方、ジャンジャン書き込みしてくださいませ。やけ天、大ちゃんはもちろん、一見さんも大歓迎!

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[7247]投稿者:やけ天
投稿日:2014年08月10日 (日) 06時19分
いまの気分なら甲斐バンドは「暁の終列車」

エレファントカシマシ「赤い薔薇」

曽我部恵一BAND「恋人たちのロック」

椎名林檎「茜さす 帰路照らされど…」

CHARA With THE 99 1/2 「チャラのブギー・シューズ」

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[7248]投稿者:大ちゃん0721
投稿日:2014年08月10日 (日) 10時48分
BUCK-TICKの割りとライブ定番曲のiconoclasm
この2010年のツアーは自分も行きましたが
B-Tさんにしては明るく元気で楽しいライブでした。
曲そのものは1990年ですが全く懐メロになってないです。
今年のツアーもニューアルバム全曲やっていて現役です!
https://www.youtube.com/watch?v=r8SKnZ3m0_E

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[7249]投稿者:トッパ
投稿日:2014年08月14日 (木) 10時02分
ゴメン、話題を振っといたくせに返事が遅くなっちまいました。

●やけ天

おっ、林檎のファーストアルバムを持ってくるとは。
こっちは『警告』という曲が大好きで、当時は聴くたびに泣けて仕方なかった。

そういえば、ソウルフラワーが入ってないじゃん。
カバーだけど『ジャングル・ブギ』には、すげーロック魂を感じる。

●大ちゃん

へー、ファンはバクチクを「B-Tさん」と呼ぶんだ。
そういえば昔、ミッシェル・ガン・エレファントも女性ファンから「ミッシェルさん」と呼ばれていたけど、そういうのは誰が言い始めるんだろうねぇ。
一郎が甲斐バンドのことを「KB」と書くのには、どうも馴染めん(笑)。

>今年のツアーもニューアルバム全曲やっていて現役です!

その姿勢は素晴らしい!

*     *     *     *     *

ところで、いわゆる「日本のロック」が語られる場合、ほぼ間違いなく『風をあつめて』が先駆け的な楽曲として挙げられるわけだけど、僕にはどうもあれが「ロック」とは思えないのよ。楽曲として優れているのは確かだけどね。
要するに自分にとっては、ロック=やかましい音楽、という固定観念があるからかな(笑)。

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[7251]投稿者:大ちゃん0721
投稿日:2014年08月14日 (木) 15時34分
>『風をあつめて』が「ロック」とは思えないのよ。

ああ…良いところ突きましたね…自分ロック苦手なんですよ…
自分の知り合いに三上寛などが好きな知り合いだった人が
アンチはっぴいえんどでその人が口癖のようにはっぴいえんどが
日本のロックをダメにしたと言っていたのは未だ引っ掛かって
いるんですよ…要はロックは危険なニオイがしないとダメって
いうことなんでしょうが確かに自分もはぴいえんどよりも
頭脳警察派だったので…佐野元春も前にインタビューで
はっぴいえんどは音楽としてはロックだけどスピリチュアルな
意味ではロックではなかったなんてことは言ってましたよ…
あと四ツ谷のジャズ喫茶でそのはっぴいえんど系のスタッフ
やっていた長門芳郎さん界隈のロック特集でその手の音楽を
掛けていてとある聴講者の電化されたフォークミュージック
だという言い方も頷けるトコあれど長門さんはツェッペリン
パープルにサバスといったハードロック系があまり好きではなく
その手の音楽を指針にしてるのは騒がしいだけがロックじゃない
という長門さんなりのアンチテーゼもあるんじゃないかという
感じもあって自分もAORフュージョンという生温いとされてる
音楽に洗礼受けちゃったので長門さんも気持ちも分かるんですよ。

B-Tさん「さんづけ」ではなくファンの間ではB-Tと言われてます。
自分が2007年にファンになってからオリジナルアルバムが5枚目
なんですよ…先日ニューアルバムのツアーも参加して5枚も全曲
聴かされて…でもあそこのファンは新譜を期待してるんですよ…
というかメンバーが過去の曲ばかりを求めていないという風潮も
あってアルバムのツアーが終わったころにアルバムが完成する
という意識で臨んでいて今度の或いはアナーキーというアルバムは
GREAT3の愛の関係と並んで日本のロック史上に残る名盤ですよ…

あと日本のロックと呼ばれるもので究極の頂点は自分は
下の動画のフリクションというバンドのクレイジードリーム
という曲だと思います…ただバンドは精神的に日本だなんだと
カテゴライズされるのを嫌ってるのはココでも出ていますが…
https://www.youtube.com/watch?v=IwHDD2DRZo4

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[7252]投稿者:やけ天
投稿日:2014年08月15日 (金) 10時42分
ソウル・フラワーの曲なら「もののけと遊ぶ庭」、「海行かば 山行かば 踊るかばね」あたりだと思うけど最近のウチの四歳園児のお気に入りは「月光ファンファーレ」。
基本的に子どもは誰でもロック好きだと思う。

椎名林檎のファーストは書き込みしてから改めて聴きかえしてみたけどやっぱ名盤だった。


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[7255]投稿者:トッパ
投稿日:2014年08月19日 (火) 14時57分
●大ちゃん

>今度の或いはアナーキーというアルバムは

じゃ、ツタヤで借りてみようかな。と思ってたけど、近所の店には置いてなかった……。
近所のツタヤ、佐野元春やコレクターズなんかも入荷してくれんのよ。まあ、それくらい買えばいいじゃん、という話なんだけど(笑)。


>フリクションというバンド

ゴメン、あんまりしっかり聴いてこなかったので、やたらメンバー交代の多いバンド、という印象ぐらいしかなかった。その曲は確かにカッコいいねぇ。

●やけ天

>基本的に子どもは誰でもロック好きだと思う。

そういえばウチの子が3歳ぐらいの時にズボンズを聴かせたら、尋常じゃない勢いで踊りまくったのよ。危険なので、放送禁止にした(笑)。
あと、ゆずや山崎まさよしが早口で歌う曲でも大喜びしてた。つまり、テンポが速い曲が好きだってことかな。

>椎名林檎のファースト

あれはホントに名盤だよねぇ。
ちょっと前に出たセルフカバー集も聴いてみたのよ。PUFFY、TOKIO、SMAP、広末涼子とかに提供した曲を林檎が歌ったアルバムね。音楽的には高度なんだろうけど、どうもピンと来なかった。なんでだろ。

*     *     *     *     *

そうそう、今夜はNHK-FMで21:10から甲斐よしひろの生放送があるじゃん。お聞き逃しなく! ……この時間に書いても遅いかな?
http://www4.nhk.or.jp/radio80/

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[7256]投稿者:トッパ
投稿日:2014年08月21日 (木) 18時46分
甲斐さんのラジオの感想、ちょっとだけ。

亀和田さんが出るとは知らなかったので、ちょっと感激。しかし、このタイミングなら『嵐の季節』の著者を呼んでも良かったんじゃない?
で、亀和田さん、話は面白かったんだけど、以前と比べると声に張りがないように思えたのは気のせい? 風邪気味だったのかな? 甲斐さんがやたら元気だったので、余計に気になりました。

甲斐さんによるナマ歌は、やっぱり見事。特に『夏の日の想い出』は絶品。こういう古い歌謡曲を歌わせたらホントに上手いよねぇ。松藤さんによるウクレレも味わい深かったです。

トークはまあ、大半が無駄話(笑)。でも、あの勢いのある口調で楽しそうに話すので、ついつい聞き入っちゃいます。
印象に残ったのは、未だにコーヒーが苦手だという話。確かに昔、喫茶店ではオレンジジュースを飲むことが多いとか言ってましたよね。でも、コーヒーより紅茶の方が好きだとは知りませんでした。

ライブ会場限定シングルの曲も流れました。カッコいいじゃん! 秋に始まる船越英一郎主演ドラマの主題歌になる、というようなことも言ってました。ってことはシングルでも出すのかな?
あと、甲斐バンドの曲をモチーフにしたオムニバス映画が作られる、というようなことも言ってました。どの曲が選ばれてるんだろ。楽しみです。

というわけで、なんだかんだと話題を提供してくれるし、やっぱりまだまだ甲斐バンド及び甲斐さんは気になる存在である、と再認識させられた生放送でした。
しかし2時間50分は長い! というか、MDだと倍速で2時間40分までしか録音できないので、どこで一時停止すべきか、すげー悩んだ(笑)。

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[7259]投稿者:やけ天
投稿日:2014年08月24日 (日) 15時24分
ラジオ聴かなかったなぁ〜。
ここ何年間ラジオを聴く習慣がなくなった。

音楽も通勤の車内と寝る前にスマホにヘッドフォンでしか聴かなくなった(聴けなくなった)書斎がほしい(笑)

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[7260]投稿者:トッパ
投稿日:2014年08月28日 (木) 14時41分
こっちは毎日ラジオを聴いてる。もしくはポッドキャスト。
ただ、ラジオをリアルタイムで聴くことは少ないなぁ。タイマー録音したのを寝る前もしくは起きた直後に聴くことが多いかな。録音を失敗して地団太踏むことも未だに多い(笑)。

前にも書いたような気もするけど、、この2つの番組はオススメよ。

●日曜18:00〜18:50 NHK-FM ソングアプローチ
http://www4.nhk.or.jp/approach/
コレクターズの加藤ひさしがJ-POPの歌詞を分析する番組。相方は近藤サト。

●金曜15:10〜16:55 NHK第一 近田春夫の歌謡曲って何だ
http://www.nhk.or.jp/gogomari/
テーマに沿って、近田春夫が選んだ曲やリクエスト曲をかける生番組。近田センスが炸裂!

あと、ポッドキャストでいつも聴いてるのは、この番組。

●ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル
http://www.tbsradio.jp/utamaru/podcast/index_pod.html
映画好きなら「ムービーウォッチマン」は必聴。

●ジェーン・スー 相談は踊る
http://www.tbsradio.jp/sd/pod.html
とにかくジェーン・スーの喋り口調が大好き!

●東京ポッド許可局
http://www.tbsradio.jp/tokyopod/sample.html
マキタスポーツ、サンキュータツオ、プチ鹿島という三人の芸人による文化批評……なのか?

●池袋交差点24時
http://donut.main.jp/scrap/bukuro24/
コレクターズの加藤ひさし&古市コータローによる雑談。

●たまむすび
http://www.tbsradio.jp/tama954/sample.html
火曜日の町山智浩、月1回の吉田豪など、コメンテーター陣が充実。

●荒川強啓 デイ・キャッチ
http://www.tbs.co.jp/radio/dc/
日々のニュースを掘り下げてくれる番組。

って、ほとんどがTBSじゃん。なんだかんだ言って、TBSラジオのセンスは大したもんじゃないかな。

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[7261]投稿者:トッパ
投稿日:2014年08月28日 (木) 14時51分
あ、そうだ。ライブ会場でも配られた甲斐バンドの新曲『Blood in the Street』、やっぱりドラマの主題歌になるみたいよ。
たぶん、このドラマ。
http://dogatch.jp/news/tx/27617

僕としては、すごく満足できる曲だった。「甲斐さん、やればできるじゃん」と思った(笑)。

もうすでに聴いた方々、ぜひ感想を教えてくださいませ。

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[7264]投稿者:大ちゃん0721
投稿日:2014年08月29日 (金) 22時48分
自分もラジオはココんところ聴きませんね…
2000年代に入ってからの甲斐よしひろのラジオも
2度ほどしか聴いたことがないという体たらくです。
テレビもどちらかと言うとニュースのみですね…
テレビもラジオも疎遠な理由は特になし観たかったら
聴きたかったら聴くただそれだけといういい加減さですよ。
音楽も聴ける環境が作れなかったら最近は専らジャズ喫茶…
そこは最近ジャズに特化しないでいろんな音楽を大音響の
オーディオで聴けるのでいちおう満足もしていますよ!
前にそこで日本のポップミュージック特集でAKB48のPVを
映像で観て自分の大好きな小嶋陽菜を大画面で観たときの
気恥ずかしさといったら…楽しかったですよ(大なきわらい)
http://d.hatena.ne.jp/eaglegoto/20130828

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[7265]投稿者:トッパ
投稿日:2014年09月03日 (水) 17時48分
>聴きたかったら聴くただそれだけといういい加減さですよ。

いやいや、それでいいんじゃないかな。

それにしても、いろんなところに出没してるなぁ。その行動力はすごい!
ジャズ喫茶なんてとこ、怖そうなのでとても行けないや(笑)。

ところで、近田春夫が新しくラジオ番組を始めるって。なんとタイトルが「脱法ラジオ」!
http://dublab.jp/2014/09/01/dublab-jp-presents-dappouradio-perspectives-in-rock-1/

しかも、「比較文化論」としてのロック、というテーマでピーター・バラカンと一緒に語るみたい。面白そう。

しかし、これ、どうやって聴くんだろ? よく分からん(笑)。

*     *     *     *     *

そして、なんと甲斐さんが俳優デビュー!
http://www.sanspo.com/geino/news/20140901/oth14090105060008-n1.html

この前の特番で流した新曲『Blood in the Street』が主題歌のドラマに出演するんだって。
まあ、生放送じゃないのでセリフを間違えないかとか心配する必要はなさそう。生放送で歌う時は、いつもハラハラしちゃうので(笑)。

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[7267]投稿者:大ちゃん0721
投稿日:2014年09月04日 (木) 21時07分
正直遅れてきたドラマ出演だと思った。
船越の息子さんは顔つきがだんだんと
おとうさんに似てきていて熱中時代を
知ってるから余計に笑えてきますね!
しかも多感なころは俗に言う
ニューミュージックのファンだという…
この人はいろんなお宝グッズ持ってそう!
ドラマは多分観ないと思います…
主題歌も聴いたら良い曲なんだろうけれど
また最近の欧米のパクリとかで萎えそうなので
こちらも聴かないと思いますネクラですいません…

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[7270]投稿者:トッパ
投稿日:2014年09月11日 (木) 13時32分
>この人はいろんなお宝グッズ持ってそう!

確かに! 裕福そうなので、いろいろ珍しいものを持ってるだろうねぇ。ヤフオクで儲けてたりして(笑)。

>主題歌も聴いたら良い曲なんだろうけれど

実際、かなり良いのよ。最初に聴いた時、こんなにカッコいい曲を甲斐さんがまだ作れるのかってビックリした。失礼な話だけど(笑)。




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