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少年トッパの掲示板だぜ。

素直な気持ちで書いてごらん。さあ、目を閉じて。閉じたら書けんがな。

ここからオレ様のブログに飛べます。レッツフライっ。

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[7263]愛する人と私で 投稿者:まっくん

投稿日:2014年08月29日 (金) 19時00分

みなさん、グッド・イヴニング。
急に朝晩、冷え込むようになってきました。
皆様、風邪を召されませんように。

『ホットロード』観たんですね。
アキのキャラを破る、とかって書いてあったけど、難しそう。(笑)
そういえば、バラエティで観たけど、彼女のフリートーク、ひどいはひどいけど、少しだけ、上達したような気がしました。(笑)
柴咲コウさんが出演する映画なら、それだけで、どんな内容でも惹きつける魅力を秘めていますよね。
早く『ガリレオ』シリーズに帰っておいで。(笑)

さて、『花子とアン』、今週は、何といっても、我らが朝市の結婚ですよね。
思わず、朝から拍手しちゃいましたよ。(笑)
ももとだと、もっとよかったんですけど、こればっかりは縁のものだからね。

話を戻して先週の土曜日から、『こどもの時間』は順調なようです。
どうやら、放送直前にはなが手を入れて、逓信省の許可を取りなおしているようです。
毎回続けば、普通、はなが手を入れてから、許可を取るようにするもんですけどね。(笑)
逓信省って、どれくらい強力な権限を持っているんでしょうね。
室井文士のように、いきなり、マグマがどどぉーん、なんてやったら、大変なことになるのかな。(笑)

はな宛の手紙やはがきも、放送局に届くようになりました。
束の中で1枚だけ読めというように、はがきの文面が表になっていましたが、黒沢の計らいかな。(笑)
それは、入院してふさぎ込みがちな息子が、はなの放送を楽しみにしている、というものでした。
こういうはがきは、嬉しいし、励みになりますよね。

一方、ももは、かよのところに住む決意を固め、村岡家に荷物を取りにきました。
英治は、姉妹とケンカができるももがうらやましい、といいますが、今の境遇の彼女にこれはないよね。
励まそうというだけの悪気のない発言でしょうけど、とことん空気が読めないのね。(笑)

はなの新刊を渡そうと書斎に入った英治が、歩の写真が置きっ放しになっていることに気付きました。
よりによって、こんな日に忘れるなんてね。(笑)
それをももに持たせたのは、英治のナイス・アシストでした、やればできるじゃん。(笑)
ところで、この写真、厚紙にでも貼り付けないと、折れ曲がっちゃうよね。

ももが、はなを訪ねると、ちょうど、原稿の訂正を依頼しているところでした。
修正の内容は、最後のあいさつに、ごきげんようを加えることでした。
有馬は、逓信省の承認が取れないからと、拒否しました。
黒沢は、逓信省の許可といっていましたよね。
おそらく、逓信省の権限がより強い、許可が正解じゃないでしょうか。

なんとここにきて、漆原の妻が、修和の出身だ、ということが分かりました。
はなが、給費生だ、ということも知っていました。
これは、履歴書を見た漆原が、妻に聞いたんでしょうね。
修和では、給費生は他の生徒と、厳然と差別とまではいかないにしても、区別はされていたみたいですね。
もしかしたら、毎年、卒業生名簿が送られてきて、給費生の名前の頭には、マル給と書かれていたりしてね。(笑)

いずれにしても、今回の変更は、はなのわがまま以外のなにものでもありません。
逓信省の許可がいることは分かっているんだし、今回の原稿の内容とは直接関係ないんだから、次回の放送からにすればいいだけじゃん。
聴取者の評判がいいからって、ちょっと、図に乗っているよね。(笑)
だからといって、漆原の給費生を見下す発言は、許されるもんじゃないけどね。

それにしても、ごきげんようには、祈りが込められていたのね。
これは、目から鱗ですよね。
美輪さんは、どんな祈りを込めているのかな。(笑)
それにしても、ライオンやひひが逃げるって、京都や大阪の動物園は、何をやってるんでしょうね、こぴっとしろし。(笑)

そうそう、朝市と武が観た演芸会での、はなのものまねは、よかったですね。
笑っている観客はみんな、はなのラジオ番組を聴いたことがあるということですよね。
かなりの人気番組になっていく、ということですよね。

話は戻りますが、ごきげんようのやりとりを聞いたももは、村岡家に住むことに決めました。
ごきげんようが、ももの心にもすぅーっと入ってきて、胸が温かくなったからだそうですが、ほんまかいな。(笑)
ももは、置かせてもらう代わりに家の仕事をすることになりました。
これって、住み込みで無給の家政婦を雇ったということですよね。
まさに、持つ者が、持たざる者から労働力を搾取するという、宮本が最も憤るべき状況じゃんね。(笑)

それから数日後、ももの悲鳴にはなが駆けつけると、絵描きさんが庭に闖入していました。
工場から出てきた英治と揉み合いになります。
この日のアクション指導は、このためのものだったようです。(笑)
決して怪しい者じゃないという絵描きさんに、いやいや、君十分怪しいよ、という英治に笑っちゃいました。
はなが向学館のバイトで、まだ小間使いさんと呼ばれていたときに、翻訳する彼女のために英治が、修和に英和辞典を取りに行って、白鳥様に投げ飛ばされたことを思い出しました。(笑)
あの時の誤解だと言い訳する英治と、絵描きさんが重なりました。
絵描きさんの方が、悪質ですけどね。

絵描きさんから、好きだからモデルになってほしい、といわれたももは家を飛び出し、『カフェータイム』に駆け込みました。
これ、想像以上に、二つの建物は近くにありそうですね。(笑)
逃げ出した理由は、男性から初めて好きだといわれたからでした。
森田くんは、一度もいわなかったのね。
吉平の森田くんへの評価との落差が、どんどん広がるなぁ。

それにしても、かよからまた変な絵を描くんじゃないかと突っ込まれた絵描きさん、今度はちゃんと描きますって答えちゃいましたよ。
変な絵だって、自覚してたんだ。(笑)
そんな絵を、最初はももに売りつけようとしたんだよね。
こいつは、人のよさそうな顔をしているけど、要注意でっせ。(笑)

で、次のシーンでは、いきなりモデルになっていました。(笑)
もものすべてが知りたいから、と好きな色や季節を聞く絵描きさん、気持ち悪う〜。(笑)
太陽に輝く緑色、これがももだ、と描いた絵は、まともな肖像画でした。
甲府時代の着物みたいですね。
気になったのが、描かれたももの黒目のところに浮かんだ白い点です。
これって、カメラの前に立った俳優の目にライトが映っている状態と一緒です。
自然光の中じゃ、あんなに白くはっきりした点は、映り込まないでしょ。
きっと、カメラの前に立つももの画像を、ストップモーションにして描いたんじゃないでしょうか。(笑)

調子こいた絵描きさんは、ももに結婚を申し込みましたが、断られました。
これはもう、お約束ですよね。
はなも最初は断ったし、かよも郁弥の求婚に逃げ出しちゃったからね。
ふじは、あっさり受け入れちゃったけどね。(笑)

でも、ここでめげなかった絵描きさんの勝利でした。
この絵は本当の自分じゃないというももに、過酷な生活の中でも、生きようとする強さを持ち続けたそんな強さに惹かれた、その気持ちをこの絵に込めた、と訴え、あっさり陥落させちゃいました。
しかし、みんなこれでいいのか、会ったばかりの、素性も気性も分からない男との結婚を認めちゃって。(笑)
これじゃ、森田くんとの見合いと変わらないじゃん。
あきらかに、見た目の人のよさに騙されてるよね。(笑)

それから1年後の昭和8年夏、臨月のももは、村岡家の近所に家を借り、相変わらず、家政婦として労働力を搾取されていました。(笑)
宮本は、いったい何をしてるんだ。(笑)
結局、ももの肖像絵は、展覧会に出品され、3等賞だったのね。(笑)
家に飾ればいいのに、青凜社の壁に掛けられています。
なぜなら、絵描きさんは、なんと青凜社で働いていました。
人を雇う余裕があるようには、みえないけどね。(笑)
そうそう、トッパさんは、出版会社じゃなくて印刷会社でしたね、失礼しました。

そんなある日、朝市が村岡家を訪ねてきました。
生徒の綴り方を本にして欲しいという依頼に、英治は快諾。
ちょいちょい、慈善事業じゃないんだからね。
こんなの売れないだろうし、朝市から製作費をもらうしかないんだけど、大丈夫なのか、心配になります。(笑)

で、もう一つの目的が、冒頭にも書きましたが、結婚報告でした。
ももまで呼んで改まって切り出せば、結婚話か、って思うのが普通だけに、はなの大げさな驚きようが鼻に付きました。
あの嬉し涙も、そらぞらしく感じられたなぁ。
腹心の友なら、まず、こんな反応はしないんじゃないかな。
結婚相手の顔が、はなに似ていなくてよかった、と思った朝市ファンは多いはず。(笑)
嬉しさの余り、近所中に触れ回るリンさんの姿が、目に浮かびました。(笑)

そして、歩と同じ9月13日、ももが元気な女の子を出産しました。
名前の候補、女の子なのに桃太郎って、ありえないから笑えないよね。
その右横の緑子の方が、笑えました。
ももには緑色が似合う、ということからの発想だとは思うけど、どうしても和枝さんを思い出してしまいます。

結局、美里と名付けられました。
第1回放送の冒頭、空襲を受け、はなと一緒に防空壕に逃げた娘の名前が、美里でしたよね。
ももちゃんが亡くなって、やむを得ず養女にしたのかとドキリとしましたが、健在でほっとしました。
それにしても、養女にした理由がひどすぎました。
これに関しては、後ほど触れたいと思いますが、忘れたらごめんなさいね。

それから3か月後の昭和8年冬、はなは漆原からの、今でいうパワハラを受けていました。
いつものように、はなが原稿を修正していると、急に別の原稿に差し替えられました。
だから、ニュースの概要だけ見せて、はなに原稿を書かせればいいのに、学習しない人たちですね。
それに、もし、はなが中途半端な状態で原稿を読んで、番組がバタバタになったら、自分だって、責任を取らされるのにね。
もっとも、こういう人種は、黒沢にすべての責任を押しつけるんでしょうけどね。
でも、なんとかはなは、その軍用犬のニュースを手早く直し、逓信省の許可を受けて放送しました。
どうせやるなら、放送の30秒くらい前に、さっとはなの原稿を取り上げ、別の原稿を目の前に置くくらいじゃなきゃね。(笑)

その日の放送を終えて、はなが家に戻ると、何と絵描きさんが結核に罹ったので、しばらく美里を村岡家で預かってほしい、とももにいわれました。
疫痢のときもそうだけど、伝染病なんだから、美里ともも、はなと英治は、病院にいって、感染の有無を確かめないと。
放送局に蔓延させたら、それこそ大変だからね。
そういう危機管理まで描く覚悟がないんなら、もっと、あたりさわりのない病気を持ってこないとね。
転地療養という状況を作りたいがためだけに、安易に結核を持ってきたのが、みえみえですもんね、こぴっとしろし。(笑)

まあ、これも養女のための伏線といえないこともないんでしょうが、この養女問題、割り切れないなぁ。(笑)
とにかく、後に養女となる美里のために、英治が犬を拾ってきました。
わざわざ、コートの中に入れて隠さなくてもね、犬が可哀想。(笑)
それにしても、英治のコートも帽子も高そうでしたね。
はなの稼ぎで、買ったんだろうな。(笑)

そして、またまた5年の時が流れ、昭和13年夏を迎えました。
陽子が16歳、お母さんおはよう、って真央ちゃんに代わったときですね。
この秋、自転車での通学途中に、そば畑で徳子さんと出会うのよね。
糸子は、オハラ洋装店の店主として、この前年に長女優子を出産しています。
め以子は、子役が入れ替わったのが昭和15年なので、3人の母として、まだ創作料理の投稿に燃えている頃ですかね。
ちなみに、梅ちゃんは、まだ9歳でがす。

絵描きさん、もう出ないと思っていたのに、なんと完治して完全復活です。(笑)
ももは、もう一人、赤ちゃんを産んでいました。
名前くらい教えろし。(笑)
愛犬テルも、大きくなりました。

ここまでは許せるけど、美里の養女の件だけは許せん。
はぁーん、ももと絵描きさんのたっての願いで村岡家の養女に、ってありえないでしょ。
お腹を痛めて産んだ子を、喜んで手放す親なんているわけないじゃん。
何の支障もないし、結局、はなの代わりにももが面倒をみているんだしね。
恩を高く売りつけ、ももたちの弱みにつけ込んで、奪い取ったに違いないっしょ。
そうじゃないと、ももが財産目当てで子供を送り込んだ性悪女だと思われかねないじゃん。

はなは、自分のことをお母ちゃまと呼ばせているけど、美里は、実の母親のことを知らないのかな。
ていうか、自分の娘を姪として、しかも自分が家政婦のようにその面倒をみるももの気持ちを考えると、いたたまれません。
庭にも、おしめが干してあるということは、村岡家の家政婦をしながら、美里と赤ん坊の面倒をみているということですもんね。

そんな村岡家に、梶原とスコット先生がやってきました。
二人、結婚したのかと思ったけど、そうでもないみたいね。
梶原は、やはり富山先生と結婚したのかな。
スコット先生は、まだ修和にいて、聡文堂も手伝っているようです。
もうそろそろ、校長になれるんじゃないの。(笑)
しかし、しつこいけど、日本に来て数十年、未だ日本語を語らないこの人たちって、いったいなんなの。(笑)
こんなんで、手伝いできるのかな。

もっとも彼女、数十年前から、全く年を取っていないかのような美貌ですし、いたしかたないのかもね。(笑)
外国人俳優に老けメイクって、御法度なのかな。(笑)
それはともかく、彼女の用向きは、スコット先生推薦、『パレアナ』の翻訳でした。
相変わらず、著作権の認識はゼロでがす。(笑)

その頃、宮本家では、大きくなった純平くんが、少年航空兵を希望しています。
茂樹兄ちゃんも、この頃は、海軍飛行予科練習生の試験勉強に励んでいるのよね。
子供たちが空に憧れる、そういう時代なんですね。
宮本は、戦争を終わらせるために、反政府活動を行っているみたいですね。
そんな根性が、あるようにはみえないけどね。
今度こそ、吉太郎に捕まえられるのかな。

そんなある日、この時代の悪役の定番、大日本国防婦人会が登場。(笑)
テルを軍用犬として、連れて行きました。
この名を聞くと、官兵衛を思い出しますよね。
やたら『こどもの時間』で軍用犬の話をしたのは、このためだったようです。
この、犬が連れて行かれるシーンは、切なかったなぁ。
もう、戻ってこないんだもんね。
珍しく、トッパさんと感想が一致しましたね。(笑)
というか、そう思わない人の方が、珍しいか。(笑)
そうそう、別れを嘆くテルが立ち上がったとき、オスだ、と思った人も多いよね。(笑)

テルがいつ帰ってくるのか聞く美里に、はなは本当のことがいえませんでした。
毎日、テルを待つ美里の気持ちが痛いほど分かるだけに、辛いなぁ。

はなも、嘘をついてしまったことを後悔しています。
そんなときにやってきた吉太郎が、テルが戻ってこないことを美里にいってしまいました。
まっすぐな吉太郎らしいよね。
襟章、星が三つになっていましたね。
はなのサインを照れながらもらうところも、よかったです。

はなは、軍用犬のニュースを思わず、テルの話にすり替えてしまいました。
電波の私物化ですから、厳罰は免れないところですが、まさか、吉太郎の上司に助けられる、なんてことないでしょうね。(笑)
そうそう、功労賞は子供には難しすぎるぞ。(笑)
明日以降の展開が、楽しみです。、

さて、第21週の関東地区の最高視聴率は、ももが作った石狩鍋からは湯気も立たず、『ごちそうさん』と違って、全然おいしそうに見えなかった22日(金)の24.3%と持ち直し、もちろん第1位でした。

関西地区の最高視聴率は、忙しそうだから、自分が一緒に暮らさなくても、はなは寂しがらないというももに、かよが、はながあんなに仕事をするようになったのは、歩が死んでからだ、と話して聞かせた23日(土)の22.7%と持ち直し、余裕の第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、はなが、ごきげんように、全ての人たちが、明日も元気に、無事に、放送を聞けるようにという祈りを込めたい、と漆原たちを説得し、もものかじかんだ心をも融かした23日(土)の25.4%で第1位でした。
名古屋は、好調を持続しています。

『軍師官兵衛』の第34回は、関東地区が13.0%で第20位と激落しました。
ちなみに八重の第34回は、関東地区で13.4%でした。
第34回までの全平均は、官兵衛15.91%、八重15.09%です。
名古屋地区は、17.7%で第8位と、いずれも下がりました。
関西地区は17.4%と若干回復しましたが、第5位と1ランクダウンでした。

今回は、久し振りにドラマって感じがして、おもしろかったです。
主役は、吉川元春でしたね。
ちょっと、格好よく描きすぎじゃない。(笑)
わしの命、役に立ったか、って、くぅー、見事に着地を決めてくれました。

だいたい、元春の軍が参戦するか否かが、九州征伐の成否の鍵ってのが、ないよね。(笑)
輝元なんて、完全無視されちゃったもんね。
元春が参戦したとき、隆景が思わず、どんな手を使った、と官兵衛に向かって叫んじゃいましたよね。
でも、何の策も弄していないのよね。
面と向かって、命の使い道を説き、命をくれといっただけなのよね。
これで、軍師官兵衛っていえる!?(笑)
もっとも、この場面は、迫力があって、見応えがありましたけどね。
ただ、元春が死んで泣くのは、ちょっとねぇ。
そんな、いい奴じゃないでしょう。(笑)
ただの一つの駒、捨て石としか思っていないよね。(笑)

『官兵衛紀行』では、沼や水田に囲まれた宇留津城攻めの際、犬が浅瀬を渡るのを見て、攻め口を発見し、落城させた、といっていましたよね。
こういうのが、軍師としての見せ場なんじゃないかなぁ、と思いますけどね。
ここを描かなきゃ、どこを描くの、って感じがします。(笑)

その官兵衛が、九州征伐に際し、長政をスパイとして、秀吉や三成のそばに送り込みましたけど、これは失敗じゃないでしょうか。
きっと、逆に、黒田の情報を吸い上げられるよね。(笑)
早速、茶室では、頼みの又兵衛を引き離して、長政の孤立化を図ったあたり、お見事としか、いいようがありません。

家康が、ついに上洛しましたね。
このドラマだと、秀吉の母、大政所のなかが人質に送られて、決心したように見えますよね。
もちろん、暗殺を恐れていた家康にとって、それは大きいとは思いますけど、これは多分、振り上げたこぶしをおろすきっかけだったんじゃないでしょうか。
さりげなく語られた、石川数正を調略されたことの方が大きかったんじゃないでしょうか。
でも、このドラマでの軽い扱いは、官兵衛が関わっていないからなんでしょうね。(笑)

まともにぶつかりあえば、多くの兵を失うし勝てる確証もない、年の差を考えて、ここで恩を高く売れるだけ売って上洛し、ナンバー2の座を確実にした上で、機会を待つ決断をしたんでしょう。
とまぁ、私の勝手な想像はともかく、上洛を決意するに至った背景というか、家康の心理描写をしてくれないと、薄っぺらになっちゃいますよね。

次回は、いよいよ家康が、秀吉の陣羽織を賜る場面ですね。
寺尾家康が、どう演じるか、楽しみです。
でもそうなると、今回、家康が秀吉に頭を下げたのは、公式の謁見の場じゃなかったということなのかな。
ちなみに、謁見の前日、秀吉が、家康の宿舎を訪ねて頭を下げ、明日は、みんなの前で横柄な態度をとるが頭を下げてくれ、と頼み込むのが、ドラマの定番なんですけどね。
このシーンは、今回の対面で、意味がなくなったので、描かないのかな。

しかし、朝日姫もなかも、とうとう出ませんでしたね。(笑)
妹を離縁させて家康に嫁がせる非常さも、母に女手一つで育てられたマザコン秀吉が、なかを大坂城に住まわせ、畑を作らせるなどいいなりになるといった溺愛振りも、全く描かれませんでした。
それで、母を人質に出す決断をした秀吉の泣く姿を見せられても、こちらに、その悲しみが全く伝わってきません。
どうも、このドラマは、視聴者がある程度の知識を持っていることを前提にして、それに甘えているような気がしてなりません。
もう少し丁寧に描くか、逆に秀吉の葛藤を完全無視するか、とにかく中途半端な描写はやめてほしいものです。

一方、小六の死に顔に、起きろ、起きろ、とビンタする秀吉は、よかったです。
悲しみが、伝わってきました。
しかし、見舞いに行った光が、まだ顔色がすぐれませぬって、病人にそれはないよね。(笑)
顔色がとてもよくなったけど、病み上がりだから無理をするなとか、いいようがありそうなものですけどね。

この時も、官兵衛は、ドライでしたね。
官兵衛を生涯の友といってくれた小六の死に際して、殿下の天下を目前に、なぜもう少し待てなんだ、と自分のことしか考えていませんでした。
だから、その後の目に浮かぶ涙の嘘っぽいこと。(笑)

ところで、島津の家臣、鋭かったですよね。
宗麟め、性懲りもなくデウスの神にでも祈っているであろう、ってまさにビンゴ、是非とも重用すべし。(笑)

豪華絢爛な大坂城のようなところに一度は住みたいという糸、全く黒田家の倹約の精神が伝わっていませんね。(笑)
その糸に、侍女かと思った、といいながら笑った茶々の表情、よかったですね。
悪女の片鱗を見せてくれました。
その茶々、次回から本領を発揮してくれそうですね。
その演技が、楽しみです。
互いに引かれ合う家康と官兵衛にも、注目ですね。

それでは来週も、天下のために命を使い、何事にも人に教えるほどまで詳しくない、との謙虚な姿勢で度量の大きさを示し、この男には逆らえないと思わせ、戦わずして勝つ、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれし。

「どうかな、裏切りによって家中が乱れるか、それとも、かえって結束が強まるか、それは主君の器次第」

「軍師官兵衛殿の噂は、聞いておる。是非、会いたいものじゃ。そういっていたと、伝えてくれぬか」
ごきげんよう さようなら

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[7266]投稿者:トッパ
投稿日:2014年09月04日 (木) 16時18分
まっくん、お待たせ!

>さて、『花子とアン』、

花子と蓮子、ついに決別しちゃったねぇ。しかし、蓮子の家の玄関先で向かい合った時、いきなり雨が降ってきて稲妻が光ったのには笑った。そんなベタな演出せんでもねぇ(笑)。
あ、そうだ。もう藤真利子の出番はないかと思ったけど、また出てきたね。でも、壇蜜はもう出てきそうにないかな。まっくん、NHKに再登場希望のメールを送るべし!(笑)

>そうそう、朝市と武が観た演芸会での、はなのものまねは、よかったですね。

最近ほとんどお笑い番組を見てなかったので、バッファロー吾郎の木村を見るのは久々だった。元気そうで安心した(笑)。

>それから数日後、ももの悲鳴にはなが駆けつけると、絵描きさんが庭に闖入していました。

ここんとこ、エピソードが串団子状に続くことが多いよね。ひとつの出来事が片付いてから次の出来事が描かれ、2日か3日で終わる、みたいな(笑)。犬の一件にせよ、ももの結婚の話にせよ、もうちょっと時間をかけてゆっくり描いてほしかったな。まあ、残り1ヶ月を切ってるから、そうそう余裕はないわけだけど。

>気になったのが、描かれたももの黒目のところに浮かんだ白い点です。

鋭い! というより細かい!(笑)

>生徒の綴り方を本にして欲しいという依頼に、英治は快諾。

あれ、ただ単に印刷して生徒とかに配りたいという依頼だったのか、商品として売り出したいという依頼だったのか、よく分からなかった。前者なら即決は当然だよね、商売なんだから(笑)。

>疫痢のときもそうだけど、伝染病なんだから、

こういうことに関する描き方は相変わらず雑だよね。

>まあ、これも養女のための伏線といえないこともないんでしょうが、この養女問題、割り切れないなぁ。(笑)

というか、養女になったことを簡潔なナレーションで済ませちゃったのに驚いた(笑)。

>絵描きさん、もう出ないと思っていたのに、なんと完治して完全復活です。(笑)

普通なら死ぬパターンだよね(笑)。

>恩を高く売りつけ、ももたちの弱みにつけ込んで、奪い取ったに違いないっしょ。

そこまで言わんでも(笑)。

>はなは、自分のことをお母ちゃまと呼ばせているけど、美里は、実の母親のことを知らないのかな。

それ、気になるよね。美里が大きくなってから、その件でひと騒動起こるかもね。

>しかし、しつこいけど、日本に来て数十年、未だ日本語を語らないこの人たちって、いったいなんなの。(笑)

同感!(笑)

>テルを軍用犬として、連れて行きました。

一般家庭からの犬の供出、それに金属製品の供出も太平洋戦争が始まって以降のことだと思ってたけど、あの時代にもうやってたんだね。

というわけで『花子とアン』の話題は以上!
あ、今日やっと『赤毛のアン』が出てきたね。おそらく今回の翻訳も著者の了解を得てないはず(笑)。

>『軍師官兵衛』

秀吉、ついに豹変しちゃったねぇ。ただ、つるのところに訪れた時点ではまだ変わってなかった気がする。でも、女の鋭い視線だと、すでに変わってると認識したわけだ(笑)。

>もう少し丁寧に描くか、逆に秀吉の葛藤を完全無視するか、とにかく中途半端な描写はやめてほしいものです。

まあ、あくまでも主役は官兵衛だからねぇ。

>一方、小六の死に顔に、起きろ、起きろ、とビンタする秀吉は、よかったです。

ピエール瀧のラジオでの発言によると、ビンタするとは台本に書かれてなかったんだって。竹中直人のアドリブ芝居らしい(笑)。

>豪華絢爛な大坂城のようなところに一度は住みたいという糸、全く黒田家の倹約の精神が伝わっていませんね。(笑)

高畑充希のキャラ、いいよねぇ。彼女主演のスピンオフを作ってほしい!(笑)

>その糸に、侍女かと思った、といいながら笑った茶々の表情、よかったですね。

二階堂ふみ、あの若さで悪女路線ばかりひた走るのも、いかがなものかという気もしないでもない(笑)。

ところで10月からのドラマが続々と発表されてるけど、やっぱり目玉は甲斐さんが出演する例のドラマだよね(笑)。

それと『ルパン三世』を観てきたよ。映画としての出来栄えはパッとしないけど、小栗旬と黒木メイサは実に良かった。

じゃ、また〜。

[7258]ふたりで漕いでゆきます 投稿者:まっくん

投稿日:2014年08月22日 (金) 19時07分

みなさん、グッド・イヴニング。
今日は、久し振りに雨が降って、心持ち涼しくなりました。
台風とともに夏が去ったと思ったのに、甘かったです。

充実したお盆休みを過ごせたようで、なによりでした。
コーヒー一杯で4時間って、ファミレスのドリンクバーにすればよかったのに。(笑)

奥村愛子さん、やっぱり聴いたことありませんでした。
申し訳ない。

『幕末高校生』って、石原さとみさんが宣伝していたやつですね。
そういえば、トッパさん、タイムスリップものが好きだといってましたよね。
それでも、だめだったんだ。
宣伝では、おもしろそうでしたけど、考えてみたら、宣伝からして、おもしろくなかったら、どうしようもないですもんね。(笑)

ところで、NHKのBSでやっていたテレビ業界内幕ドラマ『おわこんTV』、これがなかなかおもしろかったんですよ。
若干間延びする回もありましたが、十分に楽しませていただきました。
NHKで、民放の下請け番組制作会社のネタをやったところが、すごかったです。
総合テレビでも、やってほしいなぁ。
総合テレビで始まった広末の『聖女』も、第1話を観る限り、期待できそうです。
もっとも、NHKはフェードアウトしていくドラマが多いので、油断できませんけど。(笑)

さて、『花子とアン』、今週は、久し振りにはなが主役でしたね。
先週の土曜日、海で元気を取り戻してから、いつものはなに戻りました。
美輪さん、歩くんは5歳の誕生日を前にしてこの世を去ったといっていました。
8月生まれだと思ったのに、どうやら9月生まれだったようです。
蓮様の絶縁状騒動の時には生まれていたので、10月ということはないはずなので。

文芸東洋社の世界家庭文学全集に、『王子と乞食』を入れてもらえることになりました。
青凜社版より、かなり厚かったですね。
字が大きいのね、きっと。(笑)

『カフェータイム』では、醍醐さんと吉太郎が初デート。
もっとも、9月の葬儀の時に借りたハンカチを、醍醐さんに返す名目でですけど。
本日貸切という貼り紙に、笑ってしまいました。
ちなみに、宇田川たちをまじえての出版記念パーティーのときは、本日休業でした。(笑)

しかし醍醐さん、男性と二人で食事するの、初めてだったんですね。
かつての婚約者のお医者さんとは、二人で食事したことなかったのね。(笑)
あこがれだった英治とも、二人っきりでは、食事していないのね。
これまで男性と手を繋いだことしかない、といっていましたけど、その人ともないんだ。
もしかすると、手を繋いだ、というのがこの婚約者で、それ以来のデートだったりして。(笑)

あの海水浴の日のお弁当、実は畠山さん、あっもちろん旧姓使用ですけど(笑)、彼女にほとんど作ってもらったのね。
でも、あの日は、はなが翻訳に忙しいとかよに聞いて、陣中見舞いに来たようなことをいっていました。
吉太郎のことが気になる前だし、来る可能性も低いし、誰のために、何の目的で、そこまでしておいしい弁当を作ってきたんでしょうね。(笑)
でも、正直に白状してしまう醍醐さん、やっぱりいい子だ。
よく、人の意見とかを、いかにも自分の意見のように得意げに語る人がいるけど、そんなことして、仮に誉められても虚しいだけだもんね。
醍醐さんも、きっとそんな虚しさを感じたんでしょうね。

吉太郎は、醍醐さんが作った卵焼きが一番おいしいといいました。
これは本心でしょうね。
だって、吉太郎が、煮物、おむすびと誉め、さらに、おそらくは卵焼きを誉めようとしたときに、醍醐さん、さえぎって自白しちゃったもんね。(笑)

宮本家では、蓮様が純平に、出生の時のことを話して聞かせました。
しかし、引き裂かれた、って言葉、理解できないでしょうね。(笑)

そして、村岡家では、武まで呼んで、とんだ茶番劇が繰り広げられました。
脚本担当の宮本が、遅れてきた時には、蓮様は席に着いていたので、事務所から来た、ってことでしょうね。
しかし、武は、お人好しだなぁ。
絶対の安全パイとして選ばれたことに、気付いていないんだもんね。(笑)

醍醐さんなんて、大文学会の時は、堂々と台詞を口にしていたのに、急に棒読みになっちゃいましたよ。(笑)
はなは、あの時から、棒読みでしたよね。
英治さんもかみかみでしたが、今週の雑誌創刊のパーティーでは、女流作家たちを前に堂々とあいさつしていたし、かみキャラにしたいのかどうか、中途半端な扱いで終わってしまいましたね。
大根役者たちの台詞に丸庵の神蔵さんを思い出していたら、一人蚊帳の外の彼が登場してきて、笑ってしまいました。
これは、おそらく見納めとしての『おひさま』ファンへのサービスカットですね。

それにしても、吉太郎と宮本が並ぶと、冷や冷やしちゃいますね。
かつて、危険思想人物として嫌疑をかけられていたとは露知らず、持つ者から持たざる者が奪う、なんて挑発するもんだから。(笑)
おまけに、醍醐さんと蓮様が並んでいますもんね。
醍醐さんは、かつての吉太郎の蓮様への思いなんて、全く知りませんもんね。(笑)
いつ、蓮様が、実は、かつては私のことを、なんて得意げに言い出すんじゃないかと、ドキドキさせられました。(笑)

醍醐さんは、吉太郎に告白しますが、いやダメです、といわれ、ショックの余り、外へ飛び出しました。
それを追いかけた吉太郎は、そういうものは、男性からいうものだと、自分も好きであります、と告げました。
これまた、『おひさま』と同じ展開ですよね。
丸庵で、悪酔いした陽子が、和さんに求婚しました。
翌朝、何も覚えていない陽子に、和さんが求婚しました。
やっぱり、こちらの方が、感動したなぁ。
取りまく家族が、温かかったからでしょうね。

そして、またまた時は流れ、昭和7年5月を迎えました。
この年、め以子は、3人の子供の母親として、ふ久が石を落として同級生を傷付けたり、煙の不思議を探求するため学校で物を燃やしたりするのに、手を焼いていました。
一方、陽子は、秋に家族とともに安曇野に引っ越してきます。
そして、年末には、糸子が心斎橋百貨店に洋服の制服を売り込みに行くことになります。
いよいよ、複数のドラマが絡み合う年代を迎えました。
ちなみに、梅ちゃんは、まだ3歳でがす。

この年、青凜社は、なんと英治とはな、二人しかいないのに、『家庭』という雑誌を発行しちゃいましたよ。
出版社OBのトッパさん、これはいくらなんでも無理がありすぎますよね。(笑)
しかも、執筆陣が、きっと豪華な設定なんですよね。(笑)
宇田川に蓮様、そして何の前触れもなしに現れた大先輩の長谷部先生、ついでにページを埋めるためか(笑)、醍醐さんの随筆も掲載されました。
この長谷部先生に関する情報は、視聴者は、もらえないのかな。

宇田川とその天敵蓮様が、同じテーブルにいるなんて、ぞくぞくしますね。(笑)
蓮様が書いた、自分の半生を描いた小説が映画化されたと聞いたときに、赤裸々に書きゃいいってもんじゃないわ、と言下に否定した宇田川、相変わらずでしたね。(笑)
そんな修羅場に、聡文堂を再建した梶原が、同席しています。
怖いもの知らずなんだから。(笑)
女性の地位向上を求めて乾杯する彼女たちの写真を撮ったのは、かよなのかな。
ついでに、従業員はいないようなので、あの料理もかよが一人で作ったのかな。

醍醐さんが、女流作家の評伝を書かせてくれ、と梶原にアピール。
おいおい、青凜社から出してやれよ。(笑)
ていうか、なんではなが、聡文堂で翻訳物を出版しているのか、わけが分かりません。(笑)
出版業界って、こんなに垣根が低いの、教えてトッパさん。(笑)

醍醐さんの話によると、はなは、翻訳の連載が2つに少女小説、さらには随筆も書いているとのこと。
収入の夫婦間格差が、大きそうですね。
私より稼いでんじゃないの、とむっとした宇田川が可愛かったです。(笑)
そういえば、震災時に巡り会った彼とは、離婚したのね。
作家は不幸なほど、いい作品が書けるのよ、ほっといて、という一人ツッコミがよかったです。(笑)
本当に、いい味を出してくれるのよね。

一方、醍醐さんも吉太郎とは、うまくいっていないようです。
もう40歳なんだから、いい加減、幸せにしてあげて。
中園さんは、醍醐さんと朝市が嫌いなのかな。(笑)

翌日、なんと蓮様が、あの新聞記者、黒沢を連れてきました。
いつの間にか、JOAK東京放送局に勤めていました。
『こどもの新聞』という、子供たちにニュースを分かりやすく伝える番組の語り手になってほしいとのこと。
予想どおり、最初は拒否しますが、とりあえず、放送局に見学に行くことになりました。

はなに否定的な人物として、製作部長の漆原と看板アナウンサーの有馬が登場しました。
朝ドラなので、最後はいい人になるんでしょうけどね。(笑)
そういえば、アナウンス指導は、かつてのNHKの看板アナ明石さんなんですね。(笑)
婦人というだけで否定的な二人に、黒沢は、既に局長の承諾を得ている、と告げました。
こやつ、はなが読み原稿を平易なものに改めたときも、部長を飛ばして逓信省の確認を取りましたよね。
さわやかな顔して、嫌な奴だねぇ。(笑)
担当者の頭越しに上司に話を持っていかれると、頭にきますよね。
とはいえ、うまく物事が運ばない時の禁じ手ではあるんですよね。(笑)
しかし、局長の承諾の理由が、孫が『王子と乞食』の愛読者って、強引なんだから。(笑)

有馬のアナウンスを見ているうちに、鉱石ラジオに夢中になっていた歩を思い出して方向転換、ラジオ番組を引き受けることになりました。
まぁ、こうなることは、視聴者は分かっているわけですからね。(笑)
当然断ると思っていた漆原だけが、驚いていましたね。(笑)

早速、有馬アナによる特訓が始まりました。
おかしな抑揚をつけるな、JOAKは無色透明でいい、発音、滑舌、何もかもがなってない、と容赦ありません。(笑)
そりゃそうですよね、素人だもん。
早口言葉を練習させられますが、遅い、と罵声を浴びせられました。
タケオ母にしごかれた蓮様を思い出します。
今なら、蓮様の方が、早くいえるかも。(笑)
特訓を受けたはなが家に戻ると、子供たちに囲まれた英治が、最新型のラジオを得意げに見せました。
いつの間にか、英治も子供たちと仲良くなっていたのね。

一方、その頃、宮本家には、壇蜜がやってきました。
実は、予告編で見たときに、誰だか思い出せず、悶々とした土日を送っていたのよ。
火曜日のタイトルバックを見て、スッキリしました。(笑)
大方の予想どおり、目当ては宮本ではなく蓮様でした。
そりゃ、そうですよね。

女も自らの人生を生きてよい、という蓮様の文章を読んで、吉原から逃げ出してきたのでした。
しかし、ここで、宮本家に住まわせるってどうよ、って感じですけど、ドラマとしては波乱を起こすために、やむを得ないところなんでしょうね。
タケオ母は反対しますが、宮本は賛成、って当たり前ですよね。
この状況を妻がお膳立てしてくれて、それを断る男性なんて皆無でしょう。(笑)

ところで、壇蜜は、そしてももにしても、どうやって蓮様の住所を知ったんでしょうね。
当時だから、雑誌や電話帳などで、普通にオープンになっていたのかな。
思えば、30年くらい前の新聞には、直木賞や芥川賞の候補者が発表されると、名前の後ろに、普通に住所が書かれていたのよ。
しかも、マンションの号室まで。(笑)
で、一度、好きな作家が候補になったとき、ファンレターを出そうと思ったことがあるのよ。
結局、勇気がなくて出せなかったんですけどね。
今思うと、いい時代だったのかも。

そして、はなの『こどもの新聞』が始まる晩、『カフェータイム』でも村岡家でも甲府の徳丸家でも、みんながラジオの前に集まって、今か今かと楽しみに待っています。
この場面は、ゲゲゲで、実写版『悪魔くん』の初回の放送を、近所や境港などで、みんなが待ち望み、楽しんだ場面を思い出します。
特に、落ちぶれた富田書房の社長が、ラーメン屋でブラボーと拍手したところは、名場面の一つですよね。
ついでにリンたちが、こんな箱っから、ふんとにはなちゃんの声が、聞こえるずらかねぇ、などといいながら不思議そうにラジオを眺めているところは、木之元電器店の店頭で、糸子たちが、ラジオを初めて聴いたときのことを想起させてくれます。

一方、ラジオ局では、はなが出がけに英治から手渡された歩の写真を見つめ、歩に新しいお話をするつもりでやってみたら、という英治の言葉を思い出し、原稿を子供に分かりやすいよう、平易な言葉に改めました。
この歩の顔写真を見るたび、日向子が高熱を出して、もうだめかもしれないというときに、陽子と和さんと三人で撮った写真を、ついつい思い出しちゃうのよね。

そして本番、京都の動物園からライオンが逃げた話を分かりやすく伝えました。
このあたりは、さすがですね。
有馬の堅い読み方じゃ、子供たち、離れて行っちゃいますよね。
ただ最後は、皆さん、さようなら、じゃなくて、美輪さんのフレーズで締めて欲しかったなぁ。
いや、今ビビッときたけど、もしかしたら、本当の花子先生の決めぜりふが、ごきげんよう、さようなら、で美輪さんがそれをパクっているのかも。
うん、我ながら、なかなかいい線いってそう、なんちゃって。(笑)

その1週間後、蓮様が、一人の女性を伴って村岡家を訪れました。
私は、てっきり壇蜜だと思ったのですが、なんとももでした。
顔を合わせるのは、英治とはなの結婚式以来。
どさくさに紛れて、当時、はなに高い旅費を出してもらったお礼をさせて、旦那が同席しなかった言い訳をさせちゃってますよ。(笑)

そして、なんとももの旦那が一年前に亡くなっていたことが、分かりました。
吉平は、ももを北海道にやったきり、没交渉、親戚づきあいを全くやっていなかったということね。
いやはや、今さらながら、あまりにもの無責任ぶりに、開いた口がふさがりません。

蓮様のもとには、壇蜜のような人が何人も訪ねてきているようで、そんな噂が、北海道まで伝わったみたいですね。(笑)
で、あの甲府に来た華族のお嬢様とは知らず、はなのラジオを聴いて、居ても立てもいられず、その噂にすがって、上京してきたそうです。
ここは、いくらうらやましいからといって、見ず知らずの作家よりも、最初からはなのもとを訪れる、というのが、素直な感情だと思うけどね。(笑)
まあ、どっちにしても、村岡家の居候になることで、落ち着きました。

ももは、はなたちの生活が、自分のそれとあまりにも違っていることに、愕然としました。
氷の冷蔵庫にガスコンロ。
同じ頃、大阪の西門家でも、め以子が雑誌の創作料理の懸賞での賞金を貯め、氷の冷蔵庫を入手したんでしたよね。
その西門家では、ガスコンロは、め以子が嫁いだ大正12年に設置したんですよね。
お静さんとめ以子が、デモンストレーションをして、コンロの宣伝をすることを条件に、ただでガスを引かせたんでした。
め以子の実家、開明軒は、彼女が物心ついたころから、ガスコンロがありましたよね。
今思うと、すごかったんだなぁ。(笑)

ももが村岡家に来た翌日、はなからの電報を見た吉平とふじがやってきました。
晩には、吉太郎とかよもやってきました。
ももが作った石狩鍋を囲みますが、彼女に笑顔はありません。

『カフェータイム』で、ももは北海道の暮らしやはなへの思いのたけを語りました。
森田家は、畑をやっていたみたいですが、旦那が働けなくなると、相手にしてくれず、お金も貸してくれませんでした。
葬式も出してやれなかった、って実の息子なんだから、それはありえないっしょ。(笑)
その後は、馬小屋で暮らしたって、北海道の厳冬を越せるわけないじゃんね。
雪の上をはだしで、とか、雪を知らない太平洋側の人間の発想なのよね。
それで、上京したって、旅費はどうやって工面したんだろ。
森田家の金を黙って持ち逃げしてきた、ということなんでしょうかね。
中園さん、いつも思うけど、経済感覚なしでこの本を書いているよね。

そんなももに久し振りの笑顔をくれたのが、絵描きさんでした。
かよとどうにかなると思っていたけど、どうやら、ももと関係していきそうですね。
来週は、ももが中心かな。

さて、第20週の関東地区の最高視聴率は、海水浴に上京した吉平が、いっとう甘いスイカを持ってきたというのを聞いて、ブドウ酒はどうなった、と思わず突っ込んでしまいたくなった11日(月)の22.9%と大きく下がりましたが、第1位でした。

関西地区の最高視聴率は、歩が息を引き取り、はなが見舞いに来た蓮様に、お母ちゃま、お母ちゃまって、と泣きながら抱きついた13日(水)の21.9%と、こちらも下がりましたが、第1位を確保しました。
名古屋地区の最高視聴率は、今週の伏線、取って付けたように歩が、あぁ、あぁ、JOAK東京放送局であります、次は村岡歩先生のお歌であります、とラジオ放送に興味を示した12日(火)の24.0%で第1位でした。
名古屋だけ視聴率が、快調でした。

『軍師官兵衛』の第33回は、関東地区が16.7%と微増でしたが、順位は第6位にジャンプアップです。
ちなみに八重の第33回は、関東地区で15.9%でした。
第33回までの全平均は、官兵衛16.00%、八重15.14%です。
名古屋地区は、19.2%と続伸、順位は第4位と跳ね上がりました。
関西地区は16.9%と2ポイント以上も激落しましたが、第4位と順位は上がりました。

ついに、村重と別れのときが、やってきましたね。
秀吉や茶々と対峙する場面は、見応えがありました。
ただ、村重さん、信長に重用されて、をじゅうようされて、と読んじゃいましたね。
まぁ、そういう読み方もあるので、撮り直しにしなかったんでしょうね。(笑)
勝算はあったが、右近の裏切りに目算が狂った、みたいなことをいいましたが、これは、右近もその場にいたからでしょうね。
本当は、中川清秀を一番恨んでいることでしょう。(笑)

最後に、官兵衛と呼びかけた、その一言にすべての思いが凝縮されているようで、こちらも胸が詰まってしまいました。
その前の、息子と抱き合うシーンもよかったです。

その息子は、のちに岩佐又兵衛という有名な画家になるのね。
恥ずかしながら、その名を初めて耳にしました。
そんなに有名だったのかな。
ところで、高山右近は、だしが処刑されたあの時、又兵衛は2歳だったといってましたが、どうみても生まれたばかりの乳飲み子でしたよね。(笑)

一方、隆景は、領地をもらって、すっかり牙をもがれてしまいましたね。
あんな、ごますり隆景なんか、見たくなかったなぁ。(笑)
おねも、すっかり豪華な着物を身にまとうようになっちゃったし、光が黒田の倹約の精神を教えてあげればいいんだけど、大坂にいっちゃったからねぇ。

前回、必要とされる人材が、軍師から政治家に変わりつつあるところを描けばいいのに、と書いたら、早速、秀吉と三成の会話のなかでやってくれました。
さすがは官兵衛スタッフ、やればできるじゃん。(笑)

次は、九州攻めですね。
予告編で、家康が、もらえるものはもらっておくといっていましたけど、これは秀吉の妹、朝日姫のことでしょうね。
彼女も描かれないし、母親のなかもなかなか出てきませんね。
市もそうでしたが、あんまり女性が描かれないんですよね。
三姉妹のうちの初と江も描かれないし、力の娘、花と鈴もどうなったのやら。
もっと、周辺の女性も描いてくれると、いいんですけどね。

それでは来週も皆の心安らかなることを祈り、苦しい時こそ隣人を大切に思い、乾ききった心に潤いを取り戻せるように、こぴっと仕事がんばれば、天下惣無事の門はいつでも開いているじゃんね。

「それがしは、領地が欲しくて働いているわけではございませぬ」
「領地がいらぬと。ならば官兵衛、おぬしは何のために働いておるのじゃ」
「殿下のもと、天下が静まることのみを望んでおりまする」
「無欲な男ほど、怖いものはないのお」
ごきげんよう さようなら

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[7262]投稿者:トッパ
投稿日:2014年08月28日 (木) 19時24分
まっくん、お待たせ!

>『幕末高校生』って、石原さとみさんが宣伝していたやつですね。

というか、彼女が主演なのよ。で、勝海舟を演じたのが玉木宏。

>宣伝では、おもしろそうでしたけど、

いや、予告編の時点で面白くないことは思いっきり予測できた(笑)。それでも、タイムスリップものだから観ておこうと思って観たのよ。

>NHKのBSでやっていたテレビ業界内幕ドラマ『おわこんTV』、

それ、ネットのニュースで評判だけ読んだ。確かに面白そう。

>さて、『花子とアン』、

三姉妹が揃ってからは、さすがに見応えがあるね。見事なキャスティングだと思う。
ただ、これからいよいよ戦争に向かって突き進んでいくわけだから、気が重くなるような展開が続くだろうね。今日の犬との別れのシーン、めちゃめちゃ切なかったし。

>よく、人の意見とかを、いかにも自分の意見のように得意げに語る人がいるけど、

ぎくっっっっ(笑)。

>そして、村岡家では、武まで呼んで、とんだ茶番劇が繰り広げられました。

ああいう展開は朝ドラの定番だよね(笑)。

>出版社OBのトッパさん、

出版社じゃなくて印刷会社だって。しかも、とっくに倒産してるし(笑)。

>宇田川に蓮様、そして何の前触れもなしに現れた大先輩の長谷部先生、

藤真利子、存在感たっぷりに登場したのに、もう出番はなさそうだね。檀蜜ともども贅沢な使い方ではあるよね。

>宇田川とその天敵蓮様が、同じテーブルにいるなんて、ぞくぞくしますね。(笑)

この二人のエピソード、もうちょっと膨らませてほしかったよねぇ。

>出版業界って、こんなに垣根が低いの、教えてトッパさん。(笑)

知らん!(笑)

>当時だから、雑誌や電話帳などで、普通にオープンになっていたのかな。

昔はマンガ雑誌とかにも、マンガ家の住所が書かれていたじゃん。「○○先生に励ましのお便りを出そう」という感じでね。手塚先生のエッセイとかを読むと、それを見てアシスタント志願に来る若者も多かったみたい。

>吉平は、ももを北海道にやったきり、没交渉、親戚づきあいを全くやっていなかったということね。

このあたりの描き方は確かに雑だよね。便りがないのは良い知らせ、とでも思ってたのかも。

>それで、上京したって、旅費はどうやって工面したんだろ。

それは全視聴者が思ったんじゃないかな。このドラマ、そういう細部が丁寧じゃないんだよね。で、それを役者の演技でカバーしてる感じかな。

というわけで『花子とアン』の話題は以上! しかし、なかなか『赤毛のアン』が出てこないよね。

>『軍師官兵衛』

今回も面白かった。高畑充希がますます好きになってきた(笑)。

>最後に、官兵衛と呼びかけた、その一言にすべての思いが凝縮されているようで、こちらも胸が詰まってしまいました。

良かったよねぇ。ただ、やっぱりちょっと田中哲司の顔がふっくらしすぎなのが気になった(笑)。

>その息子は、のちに岩佐又兵衛という有名な画家になるのね。

それをナレーションで説明したってことは、もう出番がないんだろうね(笑)。

>彼女も描かれないし、母親のなかもなかなか出てきませんね。

そうそう、まったく姿を見せないよねぇ。ちょっと不自然な気もする。

ところで、『ホットロード』を観てきたよ。映画自体はいまひとつだったけど、能年玲奈の表情が素晴らしかった。やっぱり大した逸材だね、彼女は。

あと、『喰女』も観たのよ。すげー怖そうなのでイヤだったけど、ちょっとした事情があって。
確かに怖い映画ではあったけど、舞台劇と現実の場面を絶妙に交錯させる手法が見事で、かなり見応えがあった。海老蔵も柴咲コウも演技が達者だし、舞台美術も素晴らしいのよ。

じゃ、また〜。あ、ごきげんよう!(笑)

[7254]小舟をください 投稿者:まっくん

投稿日:2014年08月15日 (金) 19時11分

みなさん、グッド・イヴニング。
お盆、いかがお過ごしでしょうか。
世間もドラも、すっかりお休みモードに入っていますね。
そんなわけで、申し訳ありませんが、書き込みも短縮バージョンにさせていただきます。

さて、『花子とアン』、今週は、はな、蓮様両家族の子供を巡る物語でした。
ドラマは、青凜社ができたと思いきや、あっという間に2年が過ぎ、大正15年の初夏になりました。
初夏が好きですね。(笑)
そういえば、今日、家の前の電柱に、青凜社の広告を出しているのが、映りましたね。
もったいないなぁ。(笑)、

新聞を神蔵さんと英治が分け合って読んでいるのが、微笑ましいですね。
その横で、はなが、自分の子供を歩ちゃんって呼んでますよ。
かよは、歩って呼んでいるのにね。(笑)
それどころか、突然ダーリングボーイって呼び始めましたよ。
ジュリーの歌が、流れてきますね。(笑)
歩の方は、パパ、ママからお父ちゃま、お母ちゃまに変えたんですね。
パパママはないけど、だからってこれもどうよ、って気がしますけどね。(笑)

そして、なんとかよは、自分のお店を持っていました。
必死に働いたからって、わずか2年で持てます?(笑)
食堂と屋台の店員ですからね、給金も知れているでしょ。
当然、借地、借家でしょうけど、それでも無理でしょ。
大阪から、倉田さんでも引っ張ってきたのなら、話は別でしょうけど。(笑)
もっとも、これまでのこのドラマの流れからして、土地や建物の所有形態なんて、この作家先生は、何も考えていないんでしょうね。(笑)
場所は、大森なんでしょうね、今日、英治がはなを探すとき、走っていける距離だもんね。(笑)

店の名前は、『カフェータイム』、郁弥の腕時計から名付けました、多分。
そして、なんとその郁弥の腕時計が動き出しましたよ。
愛くんの腕時計も、新生ホテルサザンアイランドのプレオープンの日、両親と妹の誠ちゃんが愛くんと待田家の絆を取り戻したときに動き出しました。
こちらは、そのすぐ後に糸電話中の愛くんが倒れてしまうんですけど、かよには、いいことがあるといいですね。

『カフェータイム』のプレオープンというか、開店祝いのパーティーが、こじんまりと行われました。
やってきたのは、村岡家の他に、蓮様の家族と醍醐さん。
このドラマの常連というか、はなの知り合いばっかりじゃん。(笑)
かよは、はなが修和女学校の最上級生となった大正2年に工場を脱走して東京にやって来てから、かれこれ13年になりますが、こちらで自分が作った友達は、誰もいないということなのでしょうか。
それとも、そちらは、別の機会に、ってことなのかな。
吉平とふじは、呼んであげてもバチが当たらないと思うぞ。
その意趣返しに、わざわざ歩の海水浴のために、上京したのかも。(笑)

そうそう、蓮様には長女が生まれ、ふじ子と名付けられました。
ふじのような優しい女性になってほしいとの願いを込めたそうで、二人目なので、蓮様が名付けたのね。
これって、タケオ母への当てつけだけど、本人には絶対分からない、見事な仕返しですね。(笑)
もっとも、帰りが遅くなってしまい、夕飯を早く作れ、としかられちゃいましたけど。
蓮様、かよの指導で、タケオ母の口に合う料理が作れるようになったんですね。
そうじゃなきゃ、自分の分だけを自分で作って、勝手に食べてますよね。(笑)

話は戻りますが、パーティーの席には、ビールやワインも出されていました。
純喫茶じゃないのね。(笑)
コーヒーにしても、ドミンゴでは、自分で淹れていたわけじゃないでしょうし、練習したんでしょうね。
そのパーティーの席で、なんと醍醐さんが蓮様のことを書いた記事を本としてまとめて出版したという報告がありました。
その本を配りましたが、全員じゃなく、家族ごとに1冊ずつ、という計算高さに笑いました。(笑)
青凜社からじゃないのは、文芸東洋で連載していたから、そこの出版社から出さざるを得なかったんでしょうね。
はなも英治も、そんなことは全然気にせず、素直に喜んでいましたね。(笑)

そして、ナントその記事がきっかけで、蓮様も小説を出版していました。
しかし、青凜社には編集者もいないし、きっと別の出版社からなんでしょうね。
そういうところにこだわらないのが、はならしいところなんでしょうね。
こういうところから、友情だけじゃ成立しない、社会の厳しさを学べばいいんでしょうけど、きっとできないのよね。
友情といえば、愛のため大胆な事件を起こしてくれたおかげ、という醍醐さんと、女学校時代から結婚結婚とそればかりいっていたわよ、という蓮様の対決は、凄かったですね。(笑)

そして、大正15年の夏を迎えたある日、英治に歩、おまけに神蔵さんまで、海水浴のためのてるてる坊主を作っています。
そこに、吉平とふじが、しつこいですが、意趣返しのために登場。(笑)
で、予想どおり、翌日は、篠突く雨のため、海水浴は中止に。

ふてくされる歩のために、畳の上で泳ぐというか、もがく吉平と英治。
最近、こういう笑えないというか、役者さんが気の毒になるシーンが多すぎ。
その二人を冷ややかに見つめる歩に、ほっとさせられました。
これで、歩も畳の上を転がって海水浴万歳ってなったら、目も当てられませんよね。

その頃、宮本家では、外から帰ってきた純平が、手を洗わずに饅頭を食べようとするのをタケオ母が見つけ、しかりました。
甘い祖母が多い中、さすが、と感心してたら、それにしても愛子はいい子だねぇ、ってよもやの差別発言。
悪気はないんでしょうけど、こうした言葉に子供は敏感だからねぇ。
純平は、自分が生まれた事情がふじ子とは違う、と薄々感じちゃいましたが、これが伏線になっていくんでしょうね。

一方、部屋に閉じこもる歩のために、はなが物語を聞かせ、英治がイラストを描きました。
そうそう、いつもイラストを描く回には、アニメーション指導ってクレジットが、タイトルバックに出るんですけど、動かない絵にアニメーションっていわれてもね。
もう少し、あの表現、なんとかならないかな。

お話は、雲が自らを犠牲にして、人々に雨をプレゼントする、というものでした。
はなは、大正10年の夏に相当お腹が大きくなっていたので、秋までには、歩を出産しているはずです。
少なくとも、絶縁状騒動の10月には生まれていました。
8月生まれくらいじゃないでしょうか。
というわけで、現在は5歳くらいになります。

それで、物語に出てきた、想像の翼とか、下界の人間とか、そんな言葉が理解できるとは思えませんけどね。
いわんや、吉太郎がいった、三度の飯より本が好き、なんて分かるわけないじゃん。
神童だ、と英治が吉平のお株を奪う発言をするのも、むべなるかな、ですね。(笑)
雲が、お別れにお空の虹になる、この歩の発言が、悲劇の伏線だったわけですね。

結局、次の日曜日、海水浴に行く約束をしました。
ところが、梶原から、『VOICES OF THE BIRDS』を10日間で翻訳するよう頼まれ、はなは引き受けてしまいました。
はなは、『小鳥のさえずり』と訳していましたね、お見事。
梶原は、オリンビックの水泳選手だったんですよね。
この、翻訳を依頼するときの、正座をしている太もも、異常に太かったですね。
やっぱりそうだったんだ、と納得させられましたよ。(笑)

ところが、というか、皆さんの予想どおり、海水浴には行けませんでした。
理由は、翻訳中に、はなが居眠りしてしまったこと。
結婚記念日の須藤さんの代わりに校正を安請け合いして、居眠りした場面と重ねてきました。
そんな彼女に、昨夜ほとんど寝てないんだろ、無理するなよって、英治とんちんかんすぎ。
十分に寝てますから。(笑)

海に行かない、と拗ねた歩は、英英辞典に落書きをし、はなを怒らせました。
お父ちゃまからもらった大事な辞書、っていってるけど、本の部屋から捨てようとして、水浸しにしちゃったんだから、どのツラ下げて、って気もしないでもないけど。
まぁ、当時は若気の至り、って奴だったのよね、仕方ないよね。(笑)
それに、辞書に落書きすることは、いけないことだからね。

そこに歩のお気に入り、吉太郎がやってきました。
かよは、かよ叔母ちゃんで、吉太郎は呼び捨てかい。(笑)
二人で鉱石ラジオ作り、これ、ラジオ製作指導の人がついていたので、タイトルバックでネタバレになっちゃいました。
もっとも、詳しい人なら、一目見てラジオだって、分かるんでしょうけど。

そういえば、あの変な歩の歌、歌唱指導がついているのよね。
しかも、『あまちゃん』と同じ人。(笑)
生活のためとはいえ、今回の指導は、気の毒ですね。(笑)
あっ、スコット先生の歌の指導も、もちろん、この方でした。
当然、はなの酩酊『きらきら星』もね。(笑)

そして、またまた醍醐さんが弁当持参で登場。
はなが居眠りしなかったら、海に行っていて留守、お弁当が無駄になるところでしたね。(笑)
みんなで食べてたら、はなまでやってきました。
こうしたところに、仕事に対する真剣みが感じられないのよね。
一区切りつくまで、空腹をこらえて、こぴっと翻訳がんばれし。

卵焼きを食べた吉太郎の表情が、変わりましたね。
醍醐さんも、機械に詳しい人が、好きなようです。
どうやら、二人にも幸せが訪れそうです。(笑)

そんな中、大正15年8月31日、歩が熱で倒れてしまいました。
高熱でお腹も下しており、駆けつけた町医者に疫痢と診断され、翌9月1日払暁、あっけなく帰らぬ人となってしまいました。
シャボン玉を飛ばし、入道雲を見つめてた関東大震災の日から、ちょうど3年後のことでした。

疫痢って、要するに赤痢のことですよね。
伝染病なのに、あの医者、悠長でしたね。
最初から治療をあきらめていたみたいだけど、普通は、大きな病院に搬送するよね。
当然、家族も、隔離すべきですよね。
母親にも移るかも知れないのに抱いてあげて、なんていうかな。
死亡後もそのまま放置、大森で疫痢が大発生したら、あの町医者、切腹ものですよね。

はなたちも、疫痢と診断されたら、取りあえず、病院に連れて行けばよかったのに。
歩の目がきれい、って誉めてましたけど、それが致命的な症状だったんでしょうね。
そこだけ、ちょっとうるっときちゃいました。
はな、というかおそらく英治が、蓮様に電報を打ちました。
走っていける距離なんだから、直接、伝えればいいのに。(笑)
タケオ母が、朝ドラだねぇ、急にいい人になって、蓮様に駆けつけるよう、促しました。
疫痢だと知っていても、同じように行かせたかなぁ。
よけいに、強く勧めていたりして。(笑)

蓮様は、駆けつけましたが、かよや吉太郎の姿がありません。
彼らにも電報、送ったんでしょうね。
吉太郎は、仕事中で受け取れなかったとしても、かよは何をしていたんでしょ。

梶原さんは、偶然、原稿を取りにきただけなんでしょうね。
普通なら、上がって、元部下のはなにお悔やみをいうべきでしょうが、玄関先で帰りました。
疫痢のにおいを嗅ぎつけたのかも。(笑)
危険が去ったのを察知したのか、葬式には図々しく出ていましたね。(笑)

蓮様は、この時のはなのことを歌にして詠みました。
あすよりの 淋しき胸を 思ひやる 心に悲し 夜の雨の音
美輪さん、この歌に続いて、さようなら、とごきげんようを省略しました。
美輪さんも蓮様も、よるのあめのおと、と詠んでいましたが、8音だし、よるのあまのね、の方がいいんじゃないでしょうか。(笑)

そして、葬儀の日、あらら、蓮様が親族席に座ってるじゃん。(笑)
喪主といってもいいくらい、堂々としていました。
一方、村岡家側は、親類・縁者誰一人来ていませんでした。
この不自然さは、この上ありませんが、ドラマだから致し方ないんでしょうね。
葬儀中、ツクツクボウシとミンミンゼミが鳴いていたけど、ミンミンゼミは、もともと山に生息するセミなので、当時、大森のような海岸近くの平地には、ほとんどいなかったんじゃないかな。
アブラゼミにしておけば、無難だったのに。(笑)

吉太郎は、襟に喪章を付けていましたね。
軍服の場合、ああいう風にするのね。
その吉太郎、鉱石ラジオを抱え、大泣きしています。
確かに歩に慕われていたとはいえ、ちょっと泣きすぎと思いきや、醍醐さんと接触させるためだったのね。(笑)
本棚に置かれた吉太郎作の船のおもちゃが、切ないですね。
そういえば、白いダルマの置物が、二つ並んでいますよね。
あれって、こっちじゃ見かけないけど、甲府地方独特のものなのかな。

翌日、蓮様が、はなの心に寄り添った歌を届けてくれました。
これに、元気をもらい、はなは、翻訳を再開し、無事に完成させました。
いつもは最後に、「完」と書くのに、今回は、「終」でした。
この辺りに、歩を亡くした心の変化が表れている、なんて訳ないですよね。(笑)

その原稿を英治が、梶原に届けました。
その中に、かわいいお宝の歩ちゃんへの思いを綴った原稿用紙が、混ざっていました。
普通、紛れ込みまないっしょ、っていいたいけど、尋常じゃない精神状態ですから、あり得るかも。
でも、悲劇のヒロイン振るため、わざと挟み込んだ可能性も捨てきれません。(笑)

翌朝、はなは、村岡家から姿を消しました。
はなは、散歩してきた、といいましたが、神蔵さんは、自殺を疑いました。
そんなはなを慰めるために、蓮様の発案で、海に出掛けました。
自分を責めるはなに、英治が、歩がはなを選んだ、と励ましました。
選択ミスってことも、あるんですけどね。(笑)
そして、青空に架かった虹を見て、これから数多くの物語を子供たちに届けることを決意しました。
砂は乾ききっていたし、虹ができる気象条件じゃなかったけど、まぁ、いいですね。(笑)
ついにというか、やっとというか、はなが本業に邁進しそうですね。
とにかく、今後の推移を見守りたいと思います。

さて、第19週の関東地区の最高視聴率は、出版・印刷会社の設立資金を工面するため、はなが、お静さんのように着物を売り払った7日(木)の25.3%と25%台を回復、もちろん第1位です。
蓮様が、洗濯物を叩くとしわが伸びるとか、拭き掃除用の水にお酢を少し入れるといいとかを、かよから学んで感激した5日(火)も25.2%と高視聴率でした。
ついでに、『思い出のメロディー』は、15.2%で第16位でした。

関西地区の最高視聴率は、伝助が、神戸の博覧会で会うた金髪の踊り子からの手紙を、はなに翻訳してもらった5日(火)の23.1%で、台風関連のニュースを抑え、第1位でした。
『思い出のメロディー』は、16.4%で第13位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、醍醐さんが、カフェータイムで、これからは仕事以外に結婚相手を見つけることにも頑張ると宣言した9日(土)の24.8%で第2位、これは台風の影響でしょうね。
第1位は、10日(日)の『おはよう日本』の26.8%、『思い出のメロディー』は、18.8%で第15位でした。

『軍師官兵衛』の第32回は、関東地区が16.1%で第14位と急降下しました。
ちなみに八重の第32回は、関東地区で13.9%でした。
第32回までの全平均は、官兵衛15.98%、八重15.12%です。
名古屋地区は、18.4%と前週より1ポイント近く上がりましたが、順位は第17位と大きく下がってしまいました。
関西地区は19.2%と前週から1.5ポイントも下がり、第6位に後退しました。

『花子とアン』、あんまり短くならなかったので、官兵衛で、帳尻を合わせよっと。(笑)
しかし、今回も、いろんな出来事が、台風11号のように駆け抜けていきましたね。
小牧長久手は、官兵衛が絡んでないので分からないでもありませんが、大活躍した四国平定まで、速攻でしたね。
おまけに、いつの間にか、大坂城も完成しちゃってるし。(笑)
ところで、官兵衛がもらった宍粟郡、今の宍粟市って名前、生まれて初めて耳にしましたよ。
合併して新たに名前を付けた市ならいざ知らず、こんな歴史のある街の名前を知らなかったなんて、汗顔の至りでがす。

そういえば、みんな小牧長久手といっていましたけど、当時は、そんな風にはいっていませんよね。(笑)
ところで、備中で九郎右衛門が官兵衛と小六に、尾張長久手でお味方大敗、と注進したのに気付きました?
そう、彼だけは、小牧じゃなく尾張といったのよ。
一応、一連の合戦の中で、池田恒興らが討ち死にした長久手の戦いのことを伝えようとした、と受け止めることができます。
しかし、なんで前川さんが、このシーンだけを、わざわざ尾張長久手と表現する必要があるのか、疑問です。
私は、単に九郎右衛門が台詞を間違えたけど、筋が通っていたので流した可能性が高いと睨んでいます。(笑)

そうそう、吉太夫って、まさか官兵衛が妾に産ませた子供じゃないですよね。(笑)
誰の子供なんでしょ、気になって、夜も8時間しか眠れません。(笑)
あの牢番の息子、竹松も登場しませんね。

中国の割譲を巡って、毛利家とあんな葛藤があったとは知りませんでした。
もっと、じっくり観たかったなぁ。
でも、今回は、職隆のおかげで、ほのぼのとした、とてもいいドラマだったと思います。
メインは、長政の成長物語でしたね。
職隆や官兵衛の言葉に触れ、次回からは、しゃきっとするんでしょうね。

職隆は、いつもほんわかとした雰囲気を醸し出しつつも、いいことを沢山いってくれたので、いなくなるのは残念です。
でも、ピンピンコロリ、人間としてこれ以上に贅沢な人生は、ありませんよね。
お福が糸に、ケチじゃなくて倹約、と説いた場面もよかったですね。
もうすっかり、黒田の家風に染まったようです。(笑)

しかし、予想どおり、小牧長久手は、官兵衛がいなかったから負けたという流れでした。
それどころか、今回は、秀吉が再度徳川を攻める、というエピソードまででっちあげて、官兵衛を持ち上げちゃいましたね。(笑)
あの頃の秀吉なら、家臣に自分の非を認めるなんてことは、もうしないんじゃないですかね。
でも、このエピソードで、三成と官兵衛の間に亀裂を生じさせたし、なかなかよかったんじゃないでしょうか。

秀吉は、源氏姓じゃないため征夷大将軍になれない、そこで、近衛前久の養子になって、公家の最高位関白に狙いを変更したのは見事でしたね。
官兵衛は、あくまで戦術家ですから、こうした知恵はありません。
このドラマでは、三成が手掛けたかのように描かれていますね。
実際は、この策を編み出したのが、今出川晴季という人物なんでがす。
公家でありながら、稀代の策略家、秀吉は、いい人をブレーンにつけました。

天下が統一され、戦がなくなれば、官兵衛のような軍師よりも、彼や三成といった政治のためのブレーンが必要になります。
義経が軍隊の大将として平家を滅ぼせても、頼朝のように国を作り上げる政治家としての資質がなかったのと同じですね。
その辺りを描いてくれると、このすきま風の意味が分かりやすくなるんですけどね。

はぁー、結局いつもの週と、あんまし変わんなかったなぁ。(笑)
書き始めると、あれも書こう、これも書こうってなっちゃうのよね。(笑)
次回は、官兵衛が、洗礼を受けるみたいですね。
このネタも、あっさり終わっちゃうのかな。(笑)

それでは来週も、先を見通しつつも警戒されることなく、裏切られても信ずる気概で太刀には手を掛けることなく、時が来るまで育つのを待ち、摘み取る頃合いを見極め、三河衆の結束の強さを見習って心を一つにして、こぴっと仕事がんばれし。

「恐れながら、このまま過ごした日の因縁にとらわれ日陰の道を進まれるか、それとも新たな望みが待ち受ける日の当たる道を歩まれるか、選ぶのは茶々様ご自身でございます」
ごきげんよう さようなら

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[7257]投稿者:トッパ
投稿日:2014年08月21日 (木) 18時51分
まっくん、お待たせ!

>お盆、いかがお過ごしでしょうか。

読書と映画鑑賞に明け暮れた1週間だった。小説だと『東京自叙伝』と『校閲ガール』、評論では塩田明彦の『映画術』マンガでは『ブラック・ジャック創作秘話』の4巻までと萩尾望都の『なのはな』、映画ではジェイソン・ステイサム主演の『バトルフロント』が面白かった。あと、ホドロフスキーのドキュメンタリー映画と自伝映画と……まあ、興味ないよね?(笑)
あと、映画館に行ったら知り合いと1年以上ぶりに会ったので、コーヒー一杯で4時間ぐらい喋りまくった。高校生か!(笑)

>世間もドラも、すっかりお休みモードに入っていますね。

観た観た観た。僕としてはイマイチだったけど、ドラえもん映画史上ナンバーワンの大ヒットみたいじゃん。って、そのドラじゃないか(笑)。

>さて、『花子とアン』

甲斐さんと亀和田さん、すげー熱く語り合ってたよね。あそこまで絶賛できる気持ち、ちょっと羨ましい(笑)。僕としては、確かに面白くはあるものの、退屈に感じたり話の流れが不自然に思えたり箇所がけっこうあるので。

このドラマ、話の進め方に雑な部分が多いよね。前にも書いたけど「たまたま聞いていた」「たまたま見た」というパターン、すごく多いじゃん。で、今週も、壇蜜演じる遊女の告白が終わるや否や宮本が登場する、というシーンで脱力した(笑)。まあ、話のテンポを速めるためには仕方ないのかもしれないけど、どうにも雑に思えちゃうのよ。
ただ、壇蜜の演技は以前に比べると格段に上手くなった気がする。主演映画は確か2本観たけど、どっちも下手だったもん(笑)。

というわけで『花子とアン』に関しては特に熱く語りたいことはないので、今週は以上!
あ、でも、ももが久々に登場してくれたのはうれしかった。できればアクションシーンが見たい!(笑)

>『軍師官兵衛』

こっちは相変わらず面白かった。どうも二階堂ふみは時代劇に合ってないような気もしたけど、もうちょっと見守ることにする(笑)。

>ところで、備中で九郎右衛門が官兵衛と小六に、尾張長久手でお味方大敗、と注進したのに気付きました?

気付いた……気もするけど、もう忘れた(笑)。

>職隆は、いつもほんわかとした雰囲気を醸し出しつつも、いいことを沢山いってくれたので、いなくなるのは残念です。

柴田恭兵、良かったよねぇ。たまに佐野元春のように見えることもあった(笑)。

>お福が糸に、ケチじゃなくて倹約、と説いた場面もよかったですね。

ああいうコテコテの軽妙な芝居を挿入してくるのも、このドラマの魅力だよね。

>書き始めると、あれも書こう、これも書こうってなっちゃうのよね。(笑)

まあ、遠慮せずジャンジャン書いてちょ。反応するかどうかはともかく(笑)。

じゃ、また〜。

[7246]どうか、ふたりが乗れる 投稿者:まっくん

投稿日:2014年08月08日 (金) 19時03分

みなさん、グッド・イヴニング。
西日本に台風が近づいています、お気を付けください。

へぇー、NHKの『謎の転校生』は、伝説的番組なんだ。
相変わらず、カルトQ的というか、トリビア的というか、マニアックな知識が豊富ですね。
今観ると、ちゃちなんでしょうね。(笑)

奥村愛子なんて、初めて名前を聞きましたよ、曲を耳にしたことあるかな。
明日の『思い出のメロディー』は、金井克子さんが出演するので、必見ですよ。
司会も蓮様だしね。

高校野球の大逆転の話は、そちらでも載ったんですね。
当日、逆転勝ちしたチーム側の応援スタンドにいた人に何人か話を聞いたんですけど、負けたチームとその応援団、本当に悲惨だったらしいです。
何が悲しいって、もう試合の途中から祝勝会の準備に大わらわだったそうですよ。(笑)
この負けたチームのその後は、ドラマになるかもしれませんね。
冒頭で逆転サヨナラ負けして、ショックで野球ができなくなった選手が出たり、内紛があったりしながら、最後は一つにまとまって、翌年の夏の大会に挑む、みたいな。

文春の朝ドラ・ランキング、新聞の広告でタイトルだけはチェックしてました。
朝ドラと大河のこういう企画、よく見かけますよね。(笑)
あと、各クールごとに、ドラマを好き放題、斬りまくるやつもね。(笑)
ちなみに、こちらは田舎なので、今日発売のはずなのよ。
FRYDAYなのに、土曜日発売だから。(笑)
そういえば、最近のテレビ欄、映画の番宣で、アキちゃんの名前、よく見かけますね。
少しは、フリートークできるようになったかな。(笑)

さて、『花子とアン』、今週も、蓮様と伝助が印象的でしたね。
まずは、先週の土曜日、震災の5日後に吉平たちがやってきたところから。
ほうとうの炊き出しをする吉平たち。
ふじに、作り方を教えてもらったんでしょうね。(笑)
確か、徳丸さんはお得意様に届ける、といってたけど、まぁいいか。
そんな狭い了見じゃやっていけないって、被災地に来れば、実感させられますよね。

そこにやってきたのが、醍醐さん。
てぇー、相変わらず、けばくて派手な出で立ち。(笑)
昔、阪神・淡路大震災の避難所を、豪華な毛皮のコートをまとって訪れ、ひんしゅくを買ったNC9の宮崎緑キャスターを思い出しましたよ。(笑)
そういえば、昨日のスタパのゲスト、醍醐さんだったんですよね。
しかも、司会が戸田恵子さん、観たかったなぁ。
月曜日の神蔵さんは、どうでもよかったけど。(笑)

醍醐さんが被災者のために持ってきたのは、リボンでした。
終戦直後、おしゃれの血が騒ぐ、そのためなら食事を抜いてもいい、と豪語していた『カーネーション』のサエを思い出しました。
確かに、おしゃれは女性を元気付けてくれますからね。
男からすると、しょーもない、と思ってしまいますが、なかなかいい選択だったんじゃないでしょうか。

落ち込むかよを励ましたのは、やはり、我らが朝市くんでした。
父親が亡くなったときの、早耳のリンのことを語って聞かせました。
あのリンさんでも、二度と笑えないと思った時期があったんですね。
あの笑顔の裏には、涙が隠されていたのね。
それにしても朝市は、本当に、人の背中を押すのがうまいんだから。
早く、朝市にも幸せが来ますように。

その頃、蓮様の家族も、はなを訪ね、元気な姿を見せ、図々しく、ほうとうを食べて帰って行きました。(笑)
家族で炊き出し巡りをして、食費を浮かせていたりして。(笑)
その晩、かよは、はなに郁弥への思いを告げ、泣きました。
思い切り泣くことで、少しは心が落ち着いたようです。
私は、てっきりサンマのハーモニカ食いで、元気を取り戻すのかと思いましたよ。(笑)

一緒に甲府に帰ろう、という吉平の申し出を、かよは断りました。
ところで、大八車は汽車に積めないでしょうし、甲府から2日かけて引いてきたのかな。
すっかり空っぽになってたけど、甲府までの3人の食料は大丈夫か。
ちょっと、心配になりました。
なんか、珍しく心温まる、いい回でした。

そして、時は流れ、大正13年春を迎えました。
ここいらで登場人物の、このドラマでの年齢を確認しておきますね。
はなが31歳、蓮様が39歳、伝助が64歳になります。
比較しやすいように、誕生日を迎えての年齢にしてあります。
はなも伝助も、実年齢より若い気がしますね。(笑)

この頃、英治は、村岡印刷再建のため、工事現場で働いていますが、足場から落ちてケガをしてしまいました。
地下鉄の防水工事を巡り土木技師と言い争いになり、突き飛ばされて、材木の下敷きになった通天閣のことを思い出しました。
あの時は、このケガがきっかけで亜貴子さんと再会したわけですけど、今回は、まったく広がりがありませんでした。(笑)

かよは、村岡家の2階に居候、食堂で働いていますが、まだ、本来の明るさは取り戻せていません。
神蔵さんも、村岡家に身を寄せ、明日は必ず来るもんじゃないと、すっかり自信をなくした様子です。
そんななか、はなは、郁弥のため、との大義名分の元、『王子と乞食』の単行本の出版を夢見ています。

一方、蓮様が身を寄せる宮本家では、美輪さん曰く、次なる苦難が待っていました。(笑)
宮本の母親が、私の予想よりもはるかに早く登場。
柄本家というか、タケオの母親でした。(笑)
タケオの姓も宮本だったので、2作続けて宮本さんですね。(笑)
蓮様も、タイトルバックでは、宮本蓮子と変わりました。
そして、衝撃はなんといっても、いつの間にか弁護士になっていた宮本。
この作者の投げやり感、なんか癖になってきました。(笑)

震災から半年経って、ようやく平民として扱う、家事一切を任せる、と宣言されました。
そして、掃除など蓮様への厳しい指導がはじまりました。
三島屋のボンと見合いが決まった希子に、家事を仕込む和枝さんかと思いましたよ。(笑)

その頃、はなは図々しくも、宇田川に仕事の斡旋を依頼しました。
もちろん、返事はノー。(笑)
なんと、震災で助けてくれた男性と恋に落ち、結婚したんですね。
恥じらう宇田川、ちょっと萌えちゃいましたよ。(笑)
この出会いは、東京大空襲時の育子を想起させてくれました。
あの時は、助けてくれた男性が、亡くなってしまったんでした。
宇田川も、この経験で、何冊か小説が書けますね。(笑)

図々しいといえば、梶原も、後足で砂かけるように出て行った向学館に戻ったんですね。
どのツラ下げて、って感じですが、その梶原に単行本出版を頼むはな、いやはや、コメントのしようもありません。(笑)
その話を聞いた英治が、出版社を兼ねた印刷所をつくることを思いつきました。
神蔵さんは、こんなご時世に物語の本なんて、と否定的ですが、醍醐さんのリボンと一緒、心を慰めてくれるものは、伝助などがいうとおり被災者にとっても大事なものです。

一方、かよは、お金を貯め独立するため、屋台で働くことになりました。
何度も、無理をするなというはな、これは何かの伏線でしょうね。
その屋台に、家出をした蓮様がやってきました。
まあ、文字通り家から出てきただけなんですけどね。(笑)
かよは、はなに今夜から屋台で勤める、と直前にいったくらいだから、その後の数日で、蓮様にその情報が伝わることはないよね、普段は付き合いがないんだから。
ということは、偶然通りかかった屋台に、かよがいたってことなのかな。

ビールの消費が低迷し、女子会ではスパークリング・ワインで乾杯する今日でさえ、根強いとりあえずビール派が幅を利かせているのに、大正時代にとりあえず冷やって、蓮様、男だねぇ。(笑)
「私、今夜は帰りたくない」
くぅー、蓮様にこんなこといわれたら世の男性陣はメロメロでしょうが、残念ながら相手は、かよでした。(笑)

結局、姑のグチから、かよが宮本家で蓮様に家事を教えることになりました。
かよも気が紛れるし、逆に相談にも乗ってもらえました。
姑も、かよの肉じゃがに合格点、宮本家公認の家事指南役となりました。

はなが、庭先で子供たちに『王子と乞食』を読んで聞かせているところに、単行本の表紙のデザインを持った英治が登場。
だから、子供への読み聞かせの最中だっていうに、どうして割り込んでくるかなぁ。
場の状況を読めない人たちばかりで、やんなっちゃいますね。
それにしても、はなの書斎に飲み物を運んで、君も無理するなよ、と声を掛ける英治、大正時代にそんな男性、まずいませんから。(笑)

かよは、単行本の出版に反対しています。
郁弥の止まった時計のように、前に進みたくない、このまま止まっていたい心境のようです。
『純と愛』で、愛くんが母親からもらった腕時計が、双子の弟の純くんが亡くなってから動かなくなったエピソードを思い出しちゃいます。

そして、我らが伝助が、村岡家を訪ねました。
もう出ないと思っていたので、予告編で顔が映ったとき、嬉しかったなぁ。(笑)
外国からの手紙を翻訳してほしいとのこと。
中身は、熱烈なラブレターのようでした。
でも、これはついで、というか口実でした。
ストレートに用件をいえばいいのに、こういうところが、伝助なのよね。
本音は、ほとんどの視聴者の予想どおり、蓮様の様子を尋ねることでした。
家族仲良く暮らし、姑のことで苦労していると聞いて、安心して帰っていきました。

その夜、なんと尋常ではないけばさの醍醐さんが、カバンを引きずるようにして村岡家にやってきました。
蓮様の取材のことで、父親と激突、家を飛び出てきたので、泊めてほしいとのことで、図々しく上がり込みました。(笑)
結婚せず、自由気ままなお嬢様暮らし、今まで親と衝突しなかったことの方が、奇跡です。(笑)

そして、村岡家を前線基地にして、宮本家で蓮様に直撃取材。
てぇー、1年以上も取材してきて、本人へのインタビューは、これが初めてかい。(笑)
これじゃ、お嬢様の道楽とみられて、父親が激怒するのもよく分かります。
本人の口から直接話を聞いて、真実を書きたいという醍醐さん、本人の語ることが真実とは限らないんだから。(笑)
その途中で降雨があり、姑に洗濯物の取り込みを命じられる蓮様。
今さらながら動作が遅い、ってことを見せるためのエピソードなのでしょうが、もうお腹いっぱいだし。(笑)
家族なんだし、気付いた姑が、取り込めばいいだけじゃんけ。(笑)

はなと英治は、『王子と乞食』の単行本の出版を改めて決意。
それを聞いた醍醐さん、素敵だわ、郁弥さんの夢を実現なさるのね、是非、私もお手伝いさせて、と申し出ました。
郁弥の夢って、単に単行本にしたら、と思いついて提案しただけなんだけどね。(笑)

資金難のことを話すと、醍醐さんが、クッキー作りを提案、実行します。
そこにやってきたのが、修和女学校の畠山さんや大倉さんたち4人の同級生。
みんな、懐かしいですね。
こんな時代だからって、何も焦げたのまで出さなくても、家族や醍醐さんで食べればいいのにね。(笑)

畠山さんは、教会の奉仕活動に従事、子供たちが『ニジイロ』の『王子と乞食』をずっと読んでいたとのこと。
大倉さんは、ご主人の衣料品会社が大繁盛中。
大倉さんは、大文学会のとき、背が高いからとロミオ役を打診されたときに、許婚が観にくるから、と拒否したんですよね。
その割に、剣士役ではりきっていましたけど。(笑)
その時の許婚が、その衣料品会社の社長なのかな。
いずれにしても、この二人は結婚しているわけだから、姓は変わっているはずなんですけど、視聴者のために旧姓使用をしてくれたのかな。(笑)

全員が、ブラックバーン校長の卒業式の訓示を、それも即興ではなが訳した言葉で一言一句違わずに唱和するって、違和感ありすぎ。(笑)
女性たちよ、よき人生を、って1フレーズなら分かるけどね。(笑)
このドラマの最上のものも、将来にあると信じたいよ。(笑)

それにしても、同室だった畠山さんはまだしも、後の三人は、ほとんど、繋がりがないのに、海のものとも山のものともつかない話に金を出すなんて、いい人たちだなぁ。(笑)
私には、とても真似できませんよ。
結局、未来への投資で、配当は、今後出版する本を割引価格で優先的に販売することって、お人好しなんだから。
宇田川のように、ただで届けさせても、バチは当たらないと思うよ。(笑)
おまけに、畠山さん、離れを醍醐さんに貸してあげるって、まさか無償じゃないでしょうね。(笑)
しかも、その後も、醍醐さんの呼びかけで、同級生から続々とお金が送られてきましたよ。
この人たちも、本の割引価格優先購入権は、もらえるのかな。(笑)
ていうか醍醐さん、自分の本の出版資金は大丈夫?(笑)

数日後、再び、伝助が、翻訳のお礼にと、大量の衣類や食料品を携えてやってきました。
送ればいいのに、やっぱり蓮様に会いたいから、理由をつけては、上京するのね。
そして、一念岩をも通す、ついに蓮様を引き寄せました。

ここでよもやの展開、なんと声を掛け、飲みに誘ったのは蓮様の方でした。
ちょっと一杯やりませんかって、男だねぇ。(笑)
屋台で、互いに90度の形で向き合ったところが、今の二人の距離感を表していました。
伝助のよいところを見ようとしなかった蓮様と、金で何でも買えると思っていた伝助、
最後は、お互いに素直になり、気持ちが通じ合いました。

ここでやめておけばよかったのに、蓮様がおごるという話が、いい場面にミソをつけちゃいました。
自分で稼いだお金で、ごちそうさせてください、っていったって、働いてないじゃん。
まさか、醍醐さんからインタビュー代をせしめたってこと?(笑)
もう、こういうその場しのぎの台詞、やめてくれないかな。
そのまま、すんなりキスをして、別れてほしかったなぁ。
これで、伝助は、見納めっぽいですね。
最後に、美輪様の台詞をパクった蓮様、楽屋でいじめられませんように。(笑)

その伝助の口利きで、筑前銀行東京支店から出版社を兼ねた印刷会社をつくるための、融資を受けられることになりました。
筑前銀行って、羽柴筑前守から取った官兵衛とのタイアップ企画じゃないよね。(笑)
伝助が、ポンと金を出すのではなくてよかったです。
英治は、いつの間にか事業計画書も、作っていたのね。
安岡製作所の融資を受けるため、梅ちゃんが信郎に、事業計画書の作成指南をしてあげたことを思い出しました。

そして、お金の工面がついただけで、青凛社を設立しちゃいましたよ。
専門の人たちの知恵も借りないといけないし、出版のノウハウを持っている共同事業者として梶原を雇うと思ったのに、ハズレでました。
英治と神蔵さんだけで本を作っちゃいましたよ。(笑)
村岡印刷の従業員だった人たちは、呼び戻さないのね。

初めて引いた電話に掛かってきたのは、朝市と武からでした。
丸庵のときも、真知子さんからの、育子がラジオに出ているという電話でしたね。

梶原と富山先生も復縁しそうですね。
震災時に、会社や学校のことを一番に思い出してほしかったけどね。(笑)
落ち込んでいたかよも、忘れな草で笑顔を取り戻しました。
あとは、葉山伯爵が、改心するのを待つだけですね。(笑)
来週は、ようやくはなが主役になるのかな。
盛り上がりますように。

さて、第18週の関東地区の最高視聴率は、徳丸家で動揺するみんなを、早耳のリンが、便りがねえのはいい知らせ、と励ました1日(金)の23.6%と余裕で首位をキープしました。
この日の『あさイチ』も、13.9%で第15位でした。

関西地区の最高視聴率は、関東大震災が発生、派手な求婚を恥ずかしがって店を飛び出したかよのあとを、なぜか郁弥が追いかけず、被災してしまったという不自然な展開だった31日(木)の24.1%と24%台に回復、第1位を守りました。
名古屋地区の最高視聴率は、救援物資を東京まで運びに行く朝市たちに、ふんじゃあみんな無事でな、と武が人ごとのようにいった1日(金)の23.9%とドラより早く首位奪還です。
『るろうに剣心』が19.1%で第3位、地元武井咲効果ですかね。(笑)
こちらにも太鳳は、出てたのかな。

『軍師官兵衛』の第31回は、関東地区が18.2%で、ナント第3位、乗ってきました。
ちなみに八重の第31回は、関東地区で15.4%でした。
第31回までの全平均は、官兵衛15.97%と16%が目前、八重15.15%です。
名古屋地区は、17.6%と前週より1ポイントも下がり、順位も第7位と、後退しました。
逆に関西地区は20.7%と急伸、第2位を獲得しました。
名古屋だけが、盛り上がっていないのよね。

今回は、タイトルとは裏腹、このドラマの太い縦軸、官兵衛と村重の関係がメインでした。村重、出家して解脱したのかと思いきや、これまで同様、信長に対抗意識を燃やし、生に執着する煩悩の塊でした。(笑)
でも、秀吉が天下を乗っ取ったと見抜いたのは、お見事でした。

信長のためといい続けながら、秀吉が織田家を乗っ取ったのは事実ですからね。
そのクーデターが、清洲会議でした。
しかし、あっさりと終わりましたね。(笑)
せめて、なぜ三法師が信孝に勝ったのか、くらいは説明すればよかったのにね。

結局、信長の目線で見ると、自分の血を引く茶々が豊臣家を乗っ取り返し、滅亡させることになる訳ですけどね。(笑)
浅井長政のそれで見ると、茶々と江、二人の娘が自分が果たせなかった天下を取ることになるのよね。
ついでに毛利家から見ると、事実上秀吉の軍門に降り、さらに江戸幕府では徳川家に外様大名として冷遇されますが、後に長州藩として倒幕を果たし天下を取り、今現在も安倍ちゃんが首相として天下に君臨している訳ですから、歴史っておもしろいですよね。(笑)
隆景の笑い声が、聞こえてきそうですよね。

このドラマでは、お市の方も、ほとんど描かれませんでしたね。
だからか、茶々が秀吉に斬りかかっても、唐突の感は免れないのよね。
秀吉が、お市の方に執着し、勝家との婚儀を悔しがる、というのが定番なんですけど、今回は、その結婚の話を聞いても、悪あがきと切り捨てるだけでした。
慕い続けたお市の方の娘、ということで秀吉が茶々に惹かれていくという前提がないと、単なるロリコンになっちゃいますね。(笑)

勝家とお市の方のラブロマンスの象徴、二人の辞世の歌を紹介してくれるものだ、と思っていたのですが、官兵衛紀行でも、触れませんでした。
賤ヶ岳の戦いは、これが一番の見せ場なのにね。
そうそう、北陸の人間としては、あの時期に残雪がひとつも残っていないことに違和感を覚えました。(笑)

長政と糸の結婚話も、唐突でしたね。
なんとなく糸が長政を意識していて、長政は糸のことは眼中になかった、という感じでしたね。
出会いでは、糸に恥をかかされているわけですし、忘れるわけないと思うんですが、長政は、わざと知らないといったのかな。
出会いの時に、糸が長政を意識するような、ちょっとしたエピソードでも、あればよかったのに。
あの木訥な人柄の太兵衛が、いつの間にか宴会部長のポジションを得ていたことにも、びっくりしました。(笑)
その宴会の時に秀吉が着ていた白い羽織、背中に猿の刺繍が施されていましたね。(笑)

来週は小牧・長久手の戦いのようですね。
昔、小牧に行ったときに戦場跡を見てきたのよ。
主人公を傷付けないように、官兵衛が関与しないか、官兵衛の意図に反する作戦をとる、といった流れになるのかな。(笑)

職隆も、とうとう最後を迎えそうですね。
私は、すぐに亡くなると思っていたので、意外に持ったという感じがします。(笑)
そうそう、井沢元彦さんの本で教わったんですけど、殿から一字もらうときは、下の漢字をもらって、上に付けるのが、原則だそうです。
政職の職の字をもらって、職隆と名付ける、教科書どおりですね。(笑)

それでは来週も、大事なときに間に合わなかった不手際は、評定で覆ることはないと知り、誰もが得心する筋目の正しさでなすべきことをなしていれば、どちらに大義があるか自ずと天下に明らかになると心得、迷いをなくし、こぴっと仕事がんばれば、茶もうまく感じるじゃんけ。

「じゃが、勝家とは犬猿の仲とはいえ、かつての朋輩、何とかおだやかにすませる…」
「例え、朋輩といえども、今や内なる敵、倒さねばこちらが倒されます」
「わかった」
ごきげんよう さようなら

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[7250]投稿者:トッパ
投稿日:2014年08月14日 (木) 10時04分
まっくん、返事はもう少し待っててちょ。まあ、待たずに次の書き込みをしてもいいけど(笑)。
よろしく〜。

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[7253]投稿者:トッパ
投稿日:2014年08月15日 (金) 18時17分
まっくん、お待たせ!

>相変わらず、カルトQ的というか、トリビア的というか、マニアックな知識が豊富ですね。

いやいや、僕なんか、世に数多いるマニアの面々に比べたら、全然大したことないって。知らないことだらけ。
ところで、ちょっと前に『幕末高校生』という映画を観てきたのよ。で、ビックリ。なんと原作者が『謎の転校生』や『ねらわれた学園』と同じく眉村卓だったのよ。映画そのものはさっぱり面白くなかったけど、それは脚色が悪いから、と思う(笑)。ちなみに舞台になったのは、勝海舟による「無血開城」の頃ね。そんでもって、柄本家の親父と次男が出てた。

>奥村愛子なんて、初めて名前を聞きましたよ、曲を耳にしたことあるかな。

それは許せん!(笑) 僕にとっては、この10年来、一番好きな女性シンガーソングライターなのよ。
最近の代表曲はコレ。
https://www.youtube.com/watch?v=hs4NJ1CGul4

ユーミンの『14番目の月』もカバーしていて、それは星野真里&西島秀俊主演の映画『さよなら、みどりちゃん』の主題歌になったのよ。あと、つんくが作詞作曲して奥村愛子が歌った『くちびるセクシー』は昼ドラの主題歌になった。
奥村愛子はアイドルやバラエティ番組への楽曲提供も多いのよ。特に話題になったのが『戦国鍋』。と言いながら、この番組はほとんど見たことないんだけど。

>高校野球の大逆転の話は、そちらでも載ったんですね。

甲子園でも8点差をひっくり返す試合があったし、ホントに野球は筋書きがないドラマ、というか、残酷なゲームだよねぇ。そこが醍醐味でもあるんだけど。

>朝ドラと大河のこういう企画、よく見かけますよね。(笑)

確実にウケる安易な企画、とも言えるよね(笑)。

>あと、各クールごとに、ドラマを好き放題、斬りまくるやつもね。(笑)

今井舞という女性ライターが、よく斬りまくってるよね。ただ、剣の腕はお粗末(笑)。

>そういえば、最近のテレビ欄、映画の番宣で、アキちゃんの名前、よく見かけますね。

『しゃべくり007』は見た。以前に比べたら危うさは減った気もする……けど、上手く編集されただけかも(笑)。

>さて、『花子とアン』、今週も、蓮様と伝助が印象的でしたね。

そうそう、サブキャラの中ではこの二人が圧倒的に存在感があるし、魅力的だよね。逆に言うと、それ以外のキャラは弱い(笑)。かよ、朝市、ももは好きだけど、あとはいまひとつかな。

>早く、朝市にも幸せが来ますように。

僕としては、未だに村岡よりも朝市の方が好き(笑)。

>恥じらう宇田川、ちょっと萌えちゃいましたよ。(笑)

彼女にももっと活躍の機会を与えてほしいなぁ。キャラとしてはいまひとつだけど、演じてる山田真歩は好きなので(笑)。

>一方、かよは、お金を貯め独立するため、屋台で働くことになりました。

その後かよがオープンした店、「小さいけど」とか言ってたけど、あれなら充分に広いよね。今の世の中なら、もっと狭苦しい店はいくらでもあるじゃん(笑)。

>結局、姑のグチから、かよが宮本家で蓮様に家事を教えることになりました。

このあたり、蓮子がかよから睡眠時間を奪っているようにしか見えんかった(笑)。

>そして、我らが伝助が、村岡家を訪ねました。
>もう出ないと思っていたので、予告編で顔が映ったとき、嬉しかったなぁ。(笑)

これは単純に、視聴者からのリクエストに応えて、ってことじゃないかな(笑)。

>本人の語ることが真実とは限らないんだから。(笑)

その通り! 最近の評伝とかは、むしろ意図的に本人からは話を聞かないで書かれるケースも多いみたいだし。

>自分で稼いだお金で、ごちそうさせてください、っていったって、働いてないじゃん。

当時、歌集とか出してなかったのかな? 昔の印税が今でも入ってくる、とか。そのあたりの説明がチラッと入れば、まっくんみたいな視聴者も納得できたかも(笑)。

>これで、伝助は、見納めっぽいですね。

でも、まだまだ視聴者の要望は強いだろうから、出演シーンを無理に作るかもよ(笑)。

>村岡印刷の従業員だった人たちは、呼び戻さないのね。

そうそう、それは気になってた。印刷工だって雇っていただろうにね。ただ、そもそも何人ぐらいの規模の会社かも描かれてないので、こっちが想像の翼を広げるしかないけど(笑)。

>初めて引いた電話に掛かってきたのは、朝市と武からでした。

武は完全にコメディー要員に定着してるよね(笑)。

>梶原と富山先生も復縁しそうですね。

僕としては、ともさかりえよりも浅田美代子を出してほしい(笑)。

それにしても今週は悲しすぎる展開だったよね。ドラマの中の出来事とはいえ幼い子供が亡くなるのは、ちょっと……。

というわけで『花子とアン』の話題は以上!

>『るろうに剣心』が19.1%で第3位、地元武井咲効果ですかね。(笑)
>こちらにも太鳳は、出てたのかな。

太鳳は今やってる2作目からなのよ。なので、そっから観てもいいんじゃないかな。

>『軍師官兵衛』

秀吉の変節というか変容というか、そういうものが描かれ始めたね。蜜月が終わっちゃって秀吉がダークサイドに堕ちていくわけだ。どうなる、アナキン。あ、それは違うか(笑)。

>信長のためといい続けながら、秀吉が織田家を乗っ取ったのは事実ですからね。

まあ、それが戦国時代ってヤツだからね。官兵衛は「戦のない世を作るために天下統一を」という志を持った平和主義者として描かれているわけだけど、実際はどうだったんだろ。まあ、そこを疑い始めるとドラマの根幹が揺るぐから、やめとく(笑)。

>だからか、茶々が秀吉に斬りかかっても、唐突の感は免れないのよね。

うん、あれは二階堂ふみの暴走に見えた(笑)。

>長政と糸の結婚話も、唐突でしたね。

というか、あの宴会の軽いノリは、バブル時代みたいだった(笑)。

>昔、小牧に行ったときに戦場跡を見てきたのよ。

あ、そうなんだ。じゃ、うちの親戚の近所まで来たわけだ(笑)。

>職隆も、とうとう最後を迎えそうですね。

悲壮感のない最期で良かったよね。

じゃ、また〜。

[7243]大空を舞う羽もありません 投稿者:まっくん

投稿日:2014年08月01日 (金) 18時59分

みなさん、グッド・イヴニング。
こちらも、ようやく梅雨明け、夏本番を迎えました。

甲斐さんは、今回はMCを封印、とにかく早く帰りたそう。(笑)
静岡では、ある曲で、マイクを蹴り壊しちゃいましたよ。
あっ、これは純然たるハプニング、機嫌が悪かった訳じゃありません。(笑)
こちらからだと、静岡の方が、東京まで行くより交通費が高いのよ。
東京へはトクトクきっぷがあるからなんですけど、なんか、損した感じ。(笑)

石川県が舞台の朝ドラ『まれ』のヒロインが、土屋太鳳さんに決まりました。
第一印象は、何だかなぁ、でした。(笑)
だって、北陸の女性っぽくないんだもん。
もちろん、これは個人的な感想で、特定の効能を表すものではありません。(笑)
やっぱり、石橋杏奈さんか三根梓さんがよかったなぁ。
でも、太鳳のブログを読んだら、ちょっと胸が熱くなったので、こぴっと応援するじゃんね。
トッパさんも、応援よろしくです。

とにかく、地元紙は1面で大騒ぎ、蓮様の絶縁状より少し小さいくらいの扱いといえば、そのすごさが分かると思います。(笑)
早くも、市民や有識者を巻き込んで、どの方言が流行するか、なんて特集記事が組まれています。
こちらには、「じぇじぇじぇ」や「てっ」といった驚くときに使う言葉がない、と肩を落とす市民、ってのめりこみすぎ。(笑)

『謎の転校生』はBSで観たけど、あんまりおもしろくなかった、というか、SFの知識がないせいか、意味不明の台詞や設定が多すぎ、理解できませんでした。
トッパさんなら、楽しめそう。
本郷奏多くんは、はまり役でしたよ。
私は、本は読んでないけど、昔、NHKで夕方6時頃放送されていた、子供向けのドラマ枠で観ました。
あれは、おもしろかったなぁ。

上戸彩のドラマは、エンディングのテロップによると、映画の『昼顔』をリスペクトしたオリジナル脚本だそうですよ。
昨夜の放送も、すごかったですよ。
これは、癖になりそう。(笑)
主題歌は、一青窈さんが『他人の関係』を歌っているんですけど、これもいい感じです。(笑)

ゴジラは、子どもの頃しか、観ていないですね。
昔は、『巨人の星』とか、アニメが何本も上映されたあと、トリを飾るみたいにゴジラ映画がかかりましたよね。
あの頃は、根気も集中力もあったんだなぁ、と感心します。(笑)

さて、『花子とアン』、今週は、ついに関東大震災が発生しましたね。
さすがに、西門家の台所やうま介の店内が揺れた関西とは、比べものになりませんよね。

電報に誘われて、甲府にやってきた宮本、よりによってリンに道を尋ねちゃったのね。(笑)
そのリンは、あれだけ何でもしゃべるのに、早とちりで電報を送ったことは、はなや蓮様にはいわなかった、というか、いえなかったのね。(笑)
ふじも吉平の早合点が原因だけに、そのことをいえなかったようです。(笑)

宮本が、伝助の番頭から預かった手紙とかばんを蓮様に渡しました。
手紙は、離縁状でした。
**(確認後掲載)通罪で訴えることもなく、これも、伝助の優しさなんでしょうね。
しかし、鍵がかかっているはずのかばん、蓮様、何なく開けちゃいましたよ。(笑)
リンは、カバンの中の宝石に興味津々。
リンにやる必要はないけど、迷惑をかけている安東家には、何らかのお礼をしないとね。
あの小切手が出てこなかったけど、宮本がネコババ?(笑)
弁護士になるための費用として、勝手に使われてたりして。(笑)

その夜、朝市とリンも加わって、宮本の歓迎会が行われました。
朝市くん、特に身辺の変化はなさそうですね。(笑)
宮本の素性が判明、父親は亡くなり、演劇三昧に愛想を尽かされ母親から勘当。
そんな状態で、よく大学に通えるなぁ。
学費も稼がなきゃいけないのに、演劇というかドミンゴに入り浸って、福岡にも2度も行って、何か明らかに矛盾している、というかリアリティなさすぎ。
蓮様も働けないし、いったいどうやって二人生活してきたし、これからしていくの?
偉そうなことをいって、嘉納家から持ち出した蓮様名義の預金を下ろして食いつなぐしかないじゃん。
それで、宝石を送り返すだの、小切手は受け取れないだの、っていわれてもねぇ。
もうちょっとましな設定考えてもらわんと、感情移入できんずら。(笑)

リアリティといえば、こちらの高校野球地方予選の決勝で、0-8から9回裏に一挙9点を取って、9-8で逆転サヨナラ勝ちっていう試合があったのよ。
これなんて、小説や映画、ドラマなんかにしたら、リアリティないって、一蹴されちゃいますよね。(笑)

「生まれてくるボコが、きっとまた、お母さんとの縁をつないでくれるら。ほうしたら、蓮子さんにも東京のおかあができるじゃんね」
このふじの言葉だけが、胸に染み入りました。
いずれ、宮本の母親も出てくるってことですよね、誰だろ、楽しみ。

吉平と宮本は、牧師様のところに安産祈願に出掛けました。
伝助がいないからねぇ。(笑)
そこにやってきた葉山伯爵とその手下たち。(笑)
蓮様を連れて行こうとするところに、リンが村人を引き連れ、助けにやってきました。
この村人たちは、事情を知っているからこそ、助けに来てくれたんですよね。
つまり、リンが、もう蓮様の存在をしゃべっちゃってたってことよね。(笑)
蓮様は、安東家に危害が及ぶのを防ぐため、自分の意思で兄とともに去って行きました。

そして、大正11年夏を迎えました。
振られて落ち込むめ以子を、民ちゃんと桜子が海水浴に誘い出した頃ですね。
タイトルバックも、久し振りに葉山蓮子に戻りましたね、なつかしい。
宮本は、まだ、村岡家にいるのかと一瞬、驚きましたが、どうやら母親の勘当も解け、同居しているようです。
今年、弁護士の試験に受からなかったら、今度こそ家から叩き出す、と母親にいわれた、ということは、そういうことですよね。

そこへ醍醐さんが、あわててやってきました。
なんと、蓮様の男児出産情報を携えてきましたよ。
早耳の亜矢の誕生ですね。(笑)
記事といっていましたけど、おそらく小説を書くための取材なんでしょうね。
何度も足繁く葉山家を訪ね、運転手と懇意になり、入手できた情報だそうです。
このあたりが、醍醐さんの真骨頂ですよね。
はなには、とても真似できません。

その運転手さんは、松本市の助役でしたね。(笑)
終戦後、丸庵に、米兵向けのそばをつくるよう、頼みに来た人でがす。
神蔵さんが運転手から社長に、というわけで、下克上じゃないですけど、お互いに立場が大きく変わりましたね。(笑)

一方、博多では、葉山伯爵が、土下座せんばかりの低姿勢。
本当に安っぽい男ですね。
でも大丈夫、きっと最後には改心するはずです、朝ドラだもん。(笑)
なんと、謝罪の証しとして、蓮様の髪を持参してきましたよ。
そんな気持ちの悪いものをもらってもねぇ。
捨蔵さんを思い出しちゃいますね。

そこへ伝助が登場。
「いいか、よく聞け。蓮子のこつは、これでしまいにする。あいつは、この嘉納伝助が、一度は惚れて嫁にした女やき。手出しする奴がおったら、俺がただじゃおかんぞ。末代まで、一言の弁明も無用」
男だねぇ。
そういえば、昨日の読売に、不倫といった不純なドラマをNHKが流すな、というおしかりの投稿が掲載されていました。
そんなこといわれたら、サスペンスやミステリーも、NHKじゃ流せなくなるよね。(笑)

朝ドラと吉田姓との相性は、抜群ですね。
吉田羊さんも、『純と愛』で大ブレイク、一気に全国区になりました。
吉田鋼太郎さんも、これで、顔と名前が一致した人も多いんじゃないでしょうか。
私も恥ずかしながら、以前、NHKのドラマに吉田さんが出ていて、ずっとリリー・フランキーさんだと思い込んでいたことがあるのよ。
これからは、間違いません、多分。(笑)

『純と愛』といえば、宮本が考えた子供の名前が、純平に愛子、これ、意識していますよね。(笑)
歩くんにしてもそうですけど、名前がいかにも現代風でちょっと変。(笑)

さて、葉山家では、運転手さんが、はなを家の中に入れちゃいましたよ。
醍醐さんの魅力プラス金を握らせて、籠絡しちゃったんでしょうね。(笑)
ここで一緒に入らずに、あっさり身を引く醍醐さんが好き。(笑)
ずうずうしく家の中を探し回るはなが、いつぞやの嘉納家の宮本に見えちゃいましたよ。
ところが、伯爵夫人も、あっさりと蓮様に会わせてくれました。
私は、政略結婚も夫人が陰で糸を引いていた黒幕だと思っていたんですけど、案外いい人かも。(笑)
赤ん坊も、自分の話題が出たところを見計らって大声で泣くなんざ、自己顕示欲が強そう。(笑)

しかし、勝手に純平なんて名付けましたけど、伯爵が認めるとは思いませんけどね。(笑)
運転手に金をつかませて、出生届を勝手に出すしかないよね。(笑)
でも、結果的には、そのあたりの経緯は明らかにされないまま、純平になってしまいました。
当時は、華族の赤ちゃんは、乳母が育てるのが当たり前だったので、赤の他人のはなが、どれだけ暴れても無理ですよね。

はなが、家に戻ると、宮本に醍醐さん、かよに郁弥まで集まっていました。
すっごく大きな声で泣いていた、と聞いた宮本が心配したり、顔におしっこがかかるシーンは、笑うところだったのかな?
Don't worry.とか、英語混じりで話す郁弥が、面倒くさいぞ。
今思うと、純の兄、狩野正くんの方が、はるかにましでした。(笑)
ついでに郁弥のベイビーを聞くたび、愛くんの、俺がついているさ、ベイビーを思い出しちゃいます。

醍醐さんが、かよと郁弥の関係にチェックを入れましたよ。(笑)
当人たちも、ベイビーの話をしたりして、すっかりお付き合いモードです。
送ってもらうところに、吉太郎が現れました。
郁弥は、すかさず、おうちまで送る宣言。
いつぞやのドミンゴでの両親に続き兄にまで、すっかり外堀は埋めました。(笑)
かよの人生にとって、一番幸せな時間だったかもしれません。

吉太郎は、歩のために、木製の船のおもちゃを持ってきました。
なんと、吉太郎のハンドメイド。
船体に、AYUMUと描かれていたのを見て、吉太郎、ローマ字知ってるんだ、と失礼なことを思ってしまいました。(笑)
英治は、お風呂に浮かべて遊ぼう、と喜んでいましたが、あの形じゃ、水の上では、横に倒れてしまいますね。(笑)
でも、震災でも、このおもちゃ、無傷で生き延びていましたね。

吉太郎は、宮本を調べていたことをはなに告白しました。
でも、人違いだったって、これははなへの方便ですよね。(笑)
本当だったら、視聴者はみんな吹っ飛びますよ。(笑)
結局、何も出ず、捜査対象から外した、というところが、無難な落としどころですね。(笑)

一方、はなは、吉太郎に、蓮様が男児を産んだことを告げました。
「ほうか、蓮子さん、お母さんになっただか、ほうか」
月を眺める吉太郎が、切なかったなぁ。
かつて、甲府で、『君死にたまうことなかれ』が掲載された『明星』を蓮様からもらった吉太郎が、それを胸に抱え、安東家の縁側に座って、月を眺めていた場面と重なります。

それから1年の時が流れ、運命の大正12年夏を迎えました。
め以子が、和枝さんを西門家から追い出したころですね。
ようやく、『王子と乞食』の翻訳が完了しました。

そこで、ささやかなパーティーを開催って、ほんとささやか、聡文堂の事務室じゃん。
せめて、ドミンゴでやれし、って、かよが来ているから定休日なのかな。(笑)
魔法の飲み物サイダーからビールやワインに変わっただけ、創刊記念の打ち上げよりは、ちょびっとましになりました。

梶原編集長があいさつの中で、児童文学界に新風を吹き込むべく、聡文堂を設立して4年、というようなことをいいました。
しかし、これは、明らかに脚本家のケアレスミスですね。
『にじいろ』創刊から4年であって、聡文堂が設立したのはその前年、大正7年なのよ。
大正7年にはなが『たんぽぽの目』を書いて、その原稿を向学館に持ち込んだときに、独立するから、と誘われたのよ。
そして、大正7年10月に、聡文堂の創刊第1作目として製本された『たんぽぽの目』を安東家に梶原自ら持参したんですよね。
私は、こういう時系列にはうるさいんだから、誤魔化されないぞ。(笑)

そして、醍醐さんの退社が発表されました。
驚くはな、ってことは、醍醐さん、相談しなかったんだ。
蓮様の方ばかり見ているから、最後にそっぽを向かれてしまいました。(笑)
私、世間がまだ知らない、本当の嘉納蓮子の姿を書いてみたいんです、って、この1年間取材するだけで書いていなかったのね。(笑)
私も、このドラマが終わったら、林真理子さんの蓮様の本を読まねば。

そして、村岡印刷は、英治が社長、郁弥が何にも専務に就くことになりました。
てことは、はなが社長夫人になっちゃったのね。(笑)
甲府での結婚式では、あれだけ大きな声で宣誓していたのに、若輩者で噛んじゃいました。
『ちりとてちん』の草原兄さんを思い出しました。(笑)

そして、郁弥の発案で、『王子と乞食』が単行本になることに、ってこんなのご指摘のとおり出版業界じゃ当然の流れ、得意げにいうことじゃないっしょ。
『にじいろ』は季刊誌なので、年4回掛ける4年で16冊ですか。
新年特別号は、その位置づけがよく分からないので、とりあえずオミット。(笑)
出産の影響もなく、すべて寄稿していれば、1回当たり原稿用紙20枚として320枚、これなら十分に読み応えのある単行本になりますね。

直木賞作家、黒川博行さんが随筆で、生活が苦しい時に、雑誌の連載で助けてもらった、というようなことを書かれていました。
定期的に、それなりの収入が入るので、生活が安定するみたいですね。
林真理子さんの小説の中に、文芸誌はどれも赤字なのに出し続けるのは、作家を養うためだ、みたいなことが書かれていましたけど、あながち嘘でもないようです。
はなは、原稿料、もらっていたのかな。
ちなみに私は、彼のデビュー作だけ単行本で持っていますけど、ストーリーは全く覚えていません。(笑)

その晩、村岡家では、英治がはなにカメオを渡しました。
てぇー、まだ渡してなかったんかい!
あっ、ここで突っ込んだのは、私だけじゃないですよね。(笑)
なんで、このタイミングで?社長になるから?
香澄さんが郁弥に託した思いが、このシーンですべて、だいなしになっちゃいましたよ。

翌日、かよのバースデーに、郁弥がドミンゴに乗り込んで、求婚することに。
12時に挙行する予定が、楽団が10分早くやってきました。
これで、はぁー、関東大震災の日だ、と気付いた人も多かったんじゃないでしょうか。
鈍い私も、ピンと来ました。
で、突然の求婚に、郁弥さんのバカっちょ!と叫んで店から走り逃げたかよ。
戻ろうとしたとき、見たこともないような入道雲が湧き起こっているのを目撃しました。

同じ頃、はなは自宅で、歩とシャボン玉遊びなどをしながら、入道雲を見上げていました。
地震雲ってことなんでしょうけど、普通の入道雲でしたね。(笑)
トッパさんの、もものスピンオフを観たいという書き込みの方が、朝ドラヒロイン誕生の予兆として、よほどすごかったですよ。(笑)
そんな村岡家に神蔵さんがやってきて、食事をしようというときに、地震が起こりました。
家は少し壊れましたが、三人は無事でした。

大森は郊外の田園地帯だったので、被害が少なかったのが幸いでした。
第1回の放送の時、空襲を受けたのが大森の町でしたよね。
ということは、結婚してからずっと大森に住んでいるんですね。
この家を修理して、終戦まで住むことになるんだろうな。

はなはその夜、地震で親とはぐれた子供たちに『ナミダさん』のお話をしてあげました。
その途中に英治が帰ってきました。
これまでのはななら、かよや英治の安否確認のため、銀座に飛んでいくところですが、大人になりましたね。(笑)
しかし、子供たちを元気付けている最中に、英治と抱き合って無事を喜びあったら、また、家族に会えない悲しみを呼び起こすじゃんね。
本当に、配慮に欠けるのよね。
このあたりは、め以子そっくり。(笑)

葉山家では、地震に乗じて、使用人が金目の物を持って逃げちゃいました。
人望なんて、あるはずありませんもんね。
あの運転手も、伯爵の車に金目の物を積み込んで、乗り逃げしちゃったんでしょうね。(笑)
乳母も、赤ん坊を蓮様に返し、去って行きました。
そこへ、ちょうどいいタイミングで、宮本が登場。
もう自由にしてやれ、って伯爵、あんたじゃん、蓮様を幽閉していたのは。(笑)

3日後、放心状態のかよが、英治と帰ってきました。
東京編が始まったときに書いたけど、銀座は被害が大きかったからね。
そして、何度も強調した郁弥の腕時計、この日のための伏線だったんですね。
宮本先生の包丁と一緒でしたね。

甲府では、徳丸さんが、男気を見せてくれました。
伯爵と正反対、ますます男を上げました。
武も、いい意味で変わってなくて、癒されます。
徳丸親子に、救われますね。

かよを笑顔にさせるのは、朝市しかないよね。
いつぞやのパー券が伏線になって、武と、はないだろうな。(笑)
来週にかけて、盛り上がりそうですね。

さて、第17週の関東地区の最高視聴率は、村岡家を訪ねた伝助に英治が、動揺のあまり、どういった用件で?と聞かずもがなのことを聞いてしまった25日(金)の23.8%と前週より1ポイント下がりましたが、首位奪回です。
総集編の前編も、13.7%で第17位と好成績でした。

関西地区の最高視聴率は、甲府の一夜は、東京の一夜よりずっと寒いんだから、とはなが、立ちくらみから回復した蓮様に着物を羽織らせてあげた25日(金)の23.2%と2ポイント近く下落しましたが、第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、ふじと吉平が、生まれてくる蓮様のボコのために、籠を編んであげていた25日(金)の22.7%と、27時間テレビの26.2%に敗れ去りました。
そういえば、27時間テレビは、全く観なかったなぁ。
それにしても、いずれも25日が最高視聴率、みんな伝助と宮本の格闘の行方が気になったのね。(笑)

『軍師官兵衛』の第30回は、関東地区が15.6%と以前に戻ってしまい、順位も第7位と下落しました。
ちなみに八重の第30回は、関東地区で12.6%でした。
第30回までの全平均は、官兵衛15.90%、八重15.15%です。
名古屋地区は、18.6%と前週より1.2ポイントも下がりましたが、順位は第5位と、変わりませんでした。
関西地区は17.7%と激落、順位は第5位とまずまずでした。
みんな、27時間テレビに食われちゃいましたね。

いやぁ、今週は、視聴率同様、内容も従来のレベルに戻っちゃいました。
もちろん、おもしろいんですけど、前回が良すぎたので、ちょっと、見劣りしました。
今朝の読売には、トッパさん同様、本能寺あたりから俄然おもしろくなった、という投稿が載っていたので、こんなふうに思ったのは、私だけかな。
確かに、中国大返し、丁寧に描かれていて、よかったです。
イメージだと、駆けに駆け続けて天王山に臨む、という感じですけど、それじゃ、疲れ切って、戦えませんもんね。
適度に、休養しながら、鋭気を養い、士気を高めていたんですね。

姫路城では、備中から駆け戻った兵が、疲れて横たわっていました。
そこに、息も乱れず、鎧も整った秀吉が登場。(笑)
休息して、身なりを整えて、威厳ある姿をみんなの前に現したのかと思いましたが、すぐに水を所望したところをみると、到着したばかりのようです。
秀吉が、馬で先頭を切って戻ってきたのかと思いきや、そうじゃなかったんですね。

長政は、途中で熊之助の話をして、官兵衛に叱責されちゃいました。
おまけに、姫路城では、希子ちゃんこと糸に、強そうに見えないと小馬鹿にされました。
周囲にいた兵が、糸の言葉を聞いて、一斉に笑い声を上げました。
これは、ないよね。

いくら黒田家の家臣じゃないからといって、一角の武将が、女子供に馬鹿にされて、それを笑うわけないじゃん。
いくら蜂須賀小六の娘だからといって、誰か文句をいいそうだし、百歩譲っても、聞こえないふりをして、やり過ごすはず。
この辺りは、完全に現代劇のノリでした。
毎回書きますけど、本当に松坂くん、軽く扱われ、かわいそう。(笑)

そうそう、希子ちゃん、大河のタイトルバックに単独で名前が載りましたね。
これって、相当にすごいことです。
『ごちそうさん』バブルのなせる技ですね。
『花子とアン』バブルで、紅白の紅組は、はなと蓮様のダブル司会もあり得ますね。
それなら、白組は、官兵衛とイノッチのダブル司会で対抗してほしいなぁ。(笑)

又兵衛の、恥ずかしながら戻ってまいりました、は横井さんのパクリっぽくて、笑っちゃいました。
一方、恥ずかしげもなく、秀吉の前に並んだのが、中川清秀、本当に世渡り上手なんだから。
官兵衛よりも、人生の手本にしたい人です。(笑)

おねの、この勝利は官兵衛のおかげ、や、光秀の、官兵衛にやられた、という主人公持ち上げ発言、この大河の伝統は、まだまだ続きそうです。
でも、決断力と行動力はあるけど、軍師につきものの策士、という点からすると、中国大返しに関しては、大した策略を用いていないんですよね。
ほとんどの場合、直球一本勝負、胸襟を開いて、相手の心情に訴えかけただけでした。
悪い日に出陣するために、あらかじめその噂を打ち消させた秀吉の方が、よっぽど策士です。(笑)

あさっては一気に、清洲会議から賤ヶ岳あたりまでは行きそうですね。
清洲会議は、三谷さんの映画と比較できるので、トッパさんは楽しみが増しますね。
是非、感想を聞かせてくださいね。
歴史物は、どう描くか、その対比が見どころの一つですもんね。
それだけ、奥が深いということでもあるわけですが。
私が、過去の大河と重ね合わせて観る気持ちも、少しは理解してもらえるんじゃないでしょうか。
というか、三谷さんが、どれだけ歴史を弄んだのかが、分かりそう。(笑)
久し振りの村重も、楽しめそうです。
『平清盛』で建礼門院徳子を演じた、二階堂ふみさんも映っていました。
茶々っぽかったけど、どうなんでしょ、楽しみです。

それでは来週の激動の7日間も、主君の仇を討つため、持てる限りの金銀米を家臣に分け与え、最後まで兵がついてくるよう士気を高め、いずれその気になるよう、幾度も幾度も書状を送る、そんな強い思いで、必ず八丁味噌をなめて、こぴっと仕事がんばれし。
それでも、もし、希望を見失いそうになったら、想像の翼を広げてみて。
夢は、あきらめた時に消えてしまうのよ。決して、あきらめないで。

「あれは、狂言でございますか」
「その通りじゃ。じゃが悪い日云々というのは本当じゃ。しかし、そんな噂が広まれば、皆の士気が下がる。そのようなものは、打ち砕くのが一番じゃ。これで士気が上がったであろう」
「大いに高まりました。明日は、全軍、火の玉となっての出陣となりましょう」
ごきげんよう さようなら

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[7244]投稿者:トッパ
投稿日:2014年08月07日 (木) 17時56分
まっくん、お待たせ!

>甲斐さんは、今回はMCを封印、とにかく早く帰りたそう。(笑)

へーっ、そうなんだ。ワールドカップ、とっくに終わったのにねぇ(笑)。
そういえば、オーケストラをバックにしたライブ、やるそうじゃん。どんな選曲になるんだろ。『風が唄った日』、オリジナルに近い雰囲気でやってほしいなぁ。行けないけどね(笑)。

>石川県が舞台の朝ドラ『まれ』のヒロインが、土屋太鳳さんに決まりました。

だよね。『るろうに剣心』最新作でのアクションも期待以上に良かった。まっくんも見るべし。

>でも、太鳳のブログを読んだら、

こら、呼び捨てにするな!(笑)

>とにかく、地元紙は1面で大騒ぎ、

そうなんだ。まあ、大儲けするチャンスだから熱も入るよね。まっくんも何か便乗商法を考えるべし!(笑)

>『謎の転校生』はBSで観たけど、あんまりおもしろくなかった、

レンタルで見ようかと思ったら近所のTSUTAYAには置いてなかった。残念。

>昔、NHKで夕方6時頃放送されていた、子供向けのドラマ枠で観ました。

大人気だったけどNHKにテープが残ってなかった、という伝説的な番組だよね。で、個人で録画していた人が提供して見られるようになったんだよね、確か。

>主題歌は、一青窈さんが『他人の関係』を歌っているんですけど、これもいい感じです。(笑)

これは名曲だもんね。金井克子が無表情に歌う姿、すげー印象に残ってる。
で、この曲はいろんな人がカバーしてるんだけど、僕のイチオシは奥村愛子が歌ってるバージョンなのよ。これは最高。ただ、残念ながらYouTubeでは見つからなかった。

>ゴジラは、子どもの頃しか、観ていないですね。

過去作をほとんど観てなくても、今回のゴジラは楽しめるんじゃないかな。僕もさほど思い入れがあったわけじゃないけど、ゴジラが登場した時には胸が熱くなったもん。

>さて、『花子とアン』

いやぁ、石炭王と蓮子の顔合わせ、見応えあった。役者が揃った、という感じだった。
しかし、これ以降もう二人が顔を合わせることがないかと思うと、見続けたいという気持ちが少し薄くなる(笑)。

>それで、宝石を送り返すだの、小切手は受け取れないだの、っていわれてもねぇ。

あの小切手、結局どうしたんだろ。震災で燃えたり紛失したりしたのかな? あれを使えば簡単に会社を再建させられると思うけど(笑)。

>こちらの高校野球地方予選の決勝で、0-8から9回裏に一挙9点を取って、9-8で逆転サヨナラ勝ちっていう試合があったのよ。

新聞記事で読んだ。すごいよねぇ。ただ、負けた側の選手の気持ちを考えると、いたたまれない。

>いずれ、宮本の母親も出てくるってことですよね、誰だろ、楽しみ。

なんと、柄本家の一員だったね(笑)。

>でも大丈夫、きっと最後には改心するはずです、朝ドラだもん。(笑)

改心したのかどうか、微妙な感じだったね(笑)。震災で使用人も全部いなくなったし、もうどうでもいい、と思ったんだろうね。

>吉田鋼太郎さんも、これで、顔と名前が一致した人も多いんじゃないでしょうか。

僕も全然知らなかったのよ。なので最初はイマイチかと思ってたけど、どんどん味が出てきたよね。

>Don't worry.とか、英語混じりで話す郁弥が、面倒くさいぞ。

少々ウザいキャラと思わせて、でも純真でいいヤツ、というイメージを植え付けたところで、帰らぬ人になっちゃったよね。

>私も、このドラマが終わったら、林真理子さんの蓮様の本を読まねば。

『白蓮れんれん』だよね。この本、初めて蓮子が登場した頃から、かなり話題になっていたよね。図書館で予約して読もうかと思ってたけど、あまり予約数が多いので、やめた(笑)。

>地震雲ってことなんでしょうけど、普通の入道雲でしたね。(笑)

まあ、そこであんまり禍々しい感じの雲を出しても嘘っぽく見えるからねぇ。あれくらいで良かったんじゃないかな。

>甲府では、徳丸さんが、男気を見せてくれました。

カンニング竹山、また好感度が上がっちゃうじゃん(笑)。

というわけで『花子とアン』の話題は以上!

ところで、今週の週刊文春に「読者が選んだ朝ドラ人気ランキング」みたいな記事が載ってるのよ。『カーネーション』についてのコメントは僕が書いたものだから、目を通しといて。まあ、ほんの一部しか使われてないけど。
ちなみに全文はこちら。

安易な自己犠牲に走らず、ひたすら自分の野望に忠実に生きる主人公、糸子のキャラクターが爽快。
道ならぬ恋に溺れそうになるあたりの描き方も秀逸で、綾野剛演じる周防が糸子の手首を掴んで引き寄せるシーンには悶絶しそうになりました。
ただ、尾野真千子が最後まで糸子を演じなかったのは今もって残念。

これ、ベスト3を選ぶという企画だったのよ。『あまちゃん』と『カーネーション』は即座に決まったんだけど、もうひとつを選ぶのに迷った迷った。というか、この2作が突出しすぎだし、そもそも見てないものの方が多いし(笑)。
で、結局『純情きらり』にした。あとから『てっぱん』にすべきだったと少し後悔したけど(笑)。

>『軍師官兵衛』

村重、出てきやがったね。相変わらず田中哲司の演技は良かったんだけど、もうちょいやつれててほしかった。やけに血色がいいもん(笑)。

>おまけに、姫路城では、希子ちゃんこと糸に、強そうに見えないと小馬鹿にされました。

高畑充希、いいキャラだよね。『女子ーズ』での被虐的キャラを経て見ると、すこぶる味わい深い(笑)。

>『花子とアン』バブルで、紅白の紅組は、はなと蓮様のダブル司会もあり得ますね。

それ、やってほしいなぁ。でも今年の一番の目玉は、やはり松たか子&神田沙也加かな(笑)。あ、高畑充希には『蘇州夜曲』を歌ってほしいなぁ。

>それなら、白組は、官兵衛とイノッチのダブル司会で対抗してほしいなぁ。(笑)

それもあり得るかもよ。でも、あとの4人が気の毒(笑)。

>清洲会議は、三谷さんの映画と比較できるので、トッパさんは楽しみが増しますね。

いやぁ、まさかアバンタイトルだけで済ませるとは思わなかった。あまりにあっけなくて大笑いしちまったじゃん。ある意味、三谷幸喜への嫌がらせだよね(笑)。
映画はもうレンタルでも出てるので、まっくんもお盆休みにでも見てみて。たぶん、そのうちテレビでもオンエアするだろうけどね。

>茶々っぽかったけど、どうなんでしょ、楽しみです。

二階堂ふみ、邪悪な女を演じさせたらスゴいからねぇ。『私の男』でも『渇き。』でも大した存在感だったし。

じゃ、また!

[7241]私には渡れません 投稿者:まっくん

投稿日:2014年07月25日 (金) 19時13分

みなさん、グッド・イヴニング。
梅雨明け早々、今日の名古屋は38.2度だそうで、多治見に至っては39.3度、体温を超えるって、きついんでしょうね。
こちらは、関東と一緒に梅雨入りしたのに、すっかり、おいてけぼりをくらってしまいました。
しかし、昨夜のように、東京にちょこっと夕立が降ったくらいでトップニュースにするなんて、いつもながらあきれちゃいます。(笑)

『嵐の季節』おもしろかったです。
名古屋会場で買って、開演前に対談前まで一気に読んじゃいました。
おかげで開場から開演まで、あっという間でした。(笑)
30周年武道館のミラーボールには、強い思い入れがあったんですね。
THE BIG GIGの映像の秘密や、花園の映像が残っていることも分かりました。
対談部分は、私も氷室さんやトシちゃんたちと同世代なので、字が小さすぎて、会場の薄暗がりではきつかったです。(笑)
どこの高校にも、無線クラブのような部が、必ず一つはありますよね。(笑)

戸田会場では、作者の石田さんがサインをしてくれました。
ある女性のを見せてもらうと、この夜に〜の歌詞の一部が添えられていました。
人によって、違ったそうですよ。

『アオイホノオ』、今朝の読売にも、80年代に青春を過ごした方の賛辞の投稿が載っていましたよ。
こちらの放送局では、その2つ前、『謎の転校生』をやっています。(笑)
テレ東のBSチャンネル、BSジャパンでちょうど1クール遅れで放送しているので、私は、そちらの枠で観ています。
今は、新島襄と周造(笑)の探偵の物語なんですけど、これがつまらないのよ。
というか、今クールのドラマひどすぎ。
修和女学校の『ロミオとジュリエット』の方がはるかにまし、という低レベルな演技・脚本のドラマが並んでいます。

ただ『HERO』、これは映画にもなったので知っていると思いますが、さすがは王者の貫禄、圧倒的におもしろいです。
あと、10人の脚本家が一話完結のドラマで競演する『おやじの背中』、これの第二話もおもしろかったです。
坂元さん脚本、役所さんと育子主演だったんですけど、娘の結婚という、普通はしんみりする題材をからっとまとめたところなんか、お見事としかいいようがありません。
関東地区の視聴率が一桁だったのが、信じられません。(笑)
官兵衛から引き続いて、至福の時を過ごさせていただきました。

ついでに幼稚な演技を見せられ続けているので、手練れが揃った『若者たち2014』も楽しませてもらっています。(笑)
あと上戸彩、やっぱりいいっすね。
というわけで、今期も文句をいいつつ、しっかりチェックしています。(笑)

さて、『花子とアン』、今週は、蓮様が主役でしたね。
私は、今週になっても、パルピテーション感じないのよね。
というわけで、特に書くことナシ、ってわけにもいかないのよね。(笑)
総集編を観ましたが、校長が卒業式で何といおうと私は畠山派、やっぱり女学校の頃が一番好きです。(笑)

蓮様が歩のお祝いを置きっ放しにしていたことから、伝助は不審に思い、はなを訪ねました。
家の中を探し回り、蓮子と連呼、、、
そんなに、伝助は蓮様のことが好きだったのね、なんか意外。
顔が好きなだけなら、ここまで取り乱さないよね。
そんなに好きなら、外に女なんかつくらず、尽くせばよかったのに。

最後に、みっともないところを見せた、と伝助は土下座しましたが、帽子を被ったままでしたね。
このあたりに、いい人そうにみえて、石炭王の横柄さが無意識のうちに出ちゃいますね。
でも、伝助のおかげで、村岡英治邸の間取りがよく分かりました。(笑)
めちゃめちゃ広いけど、借家かな、それとも建ててもらったのかな。
いずれにしても、大印刷会社の御曹司ってことは、間違いなさそう。(笑)

その頃、蓮様は宮本の下宿にいました。
それなら、最初から、そこで落ち合えばいいじゃん。
わざと人目につくところで逢わなくても。(笑)
しかし、朝起きがけの蓮様、艶めかしかったなぁ。(笑)

そんな部屋を一晩中見張っていた吉太郎、まだ彼女のこと、吹っ切れてない感じなので、辛いでしょうね。
でも、この段階で少なくとも吉太郎は、蓮様が人妻だと知っているわけですから、当時なら、姦通罪の現行犯として、夜間に踏み込んで二人とも、逮捕できるのにね。(笑)
それなのに、彼女への思いを断ち切れず、このチャンスを逃すどころか、はなに住所を教えちゃいましたよ。(笑)

外で吉太郎に見張られているとも知らず、蓮様が伝助のことを心配する宮本のために、夫への手紙を書くことにしました。
あれれ、駆け落ちでドミンゴに向かうとき、一度つまずいて、札入れか小物入れのような、薄っぺらで四角い物を石畳に落としましたよね。
蓮様は、あれしか持っていなかったはず。
なのに、なんで硯などの毛筆セットや巻紙があるの。(笑)
襦袢姿で書いていたから、買いになんていけないはず。(笑)

結局、その手紙を託された宮本が、田中と荒井に託したために、絶縁状として大きく新聞に取り上げられました。
それを見つけた醍醐さん、はなのところに駆け込んできました。
今日の朝刊、ご覧になった、とわざわざ醍醐さんにいわせるということは、もう当時から夕刊もあったんですね。
醍醐さんも、一緒に読んでいたところをみると、見出しだけみて、わざわざはなに知らせてくれたんですね。
本当に友達思いのいい人じゃん、駆け落ちのだしにする女より、よっぽど腹心の友になれると思うけどなぁ。
はなも、醍醐さんのことも、私、本当に大切な友達だと思ってるわ、なんていってるけど、本当のところ、そのありがたみが分かってないのよね。
でも醍醐さん、記事にある友人て、はなさんのこと、と聞くなんて、かつて一瞬にして蓮様の政略結婚を見抜いたあの眼力はどこへ。(笑)

その頃、博多でも、その新聞記事で大騒ぎになっていました。
当時も、全国紙なら、同じ記事が載るのかなぁ。
載っても、東京と博多じゃ、時差がありそうな気がするけどなぁ。
今でも、たまに一日遅れの記事が載る、ついでにドラマ放映も遅い田舎者のひがみ、ですけどね。(笑)
タミは、あれだけ送られてきた宮本からの手紙を、盗み見していなかったのかなぁ。
それとも、知っていたけど、ここまでするとは想定外だったのかなぁ。
とにかく、字が読めない伝助が、その絶縁状の記事を探し当ててから、読んでくれと紙面を差し出しました。
さすがに、嘉納伝助や嘉納蓮子、白蓮くらいは読めたんでしょうね。

蓮様と宮本は、世間が大騒ぎとは露とも知らず、仲良くお芋を焼いた料理(笑)を食べているところへ、田中と荒井がやってきて、新聞記事のことを知らされました。
これは革命だといっただろう、持たない者が持つ者から奪う、と力が入っていましたけど、帝大生にしては、お粗末過ぎて、突っ込む気にもなりません。(笑)
こういう人間は、どうせ大それたことなんかできないし、1年半も憲兵が追いかけ回す価値なんてないと思いますけどね。(笑)
蓮様と宮本は、その後も、自分たちの境遇を把握しきれず、悲恋の主人公を気取っています。

村岡家やドミンゴにも、マスコミが殺到しました。
はなは吉太郎に、かよは郁弥に助けられました。
郁弥は、すっかりこぴっとにはまっていますね。(笑)
神蔵さんの、道ならぬ恋は短歌の世界だけで成就させればいいものをって、この人、ドミンゴでだけは、なかなかいいこといいますね。(笑)

一方、宇田川は、記者に囲まれ、ここぞとばかり、憎い蓮様を攻撃しました。
「女としてどうこうではなく、人として、いかがなものでしょうか」
もう、完全否定ですよ。(笑)
髪の毛に黄色い飾りを付けたりして、明らかに記者を待ち構えていましたね。(笑)
その割にフラッシュに慣れていないところが、取材慣れしているであろう文豪への道の遠さを感じさせます。

そして、博多では、伝助というかタミの復讐が始まりました。(笑)
東西日報の黒沢さんが、嘉納家を訪ねると、先輩記者が、伝助から既に話を聞いていました。
最初、記者が何で二人も、と思ったんですが、その後の展開に納得しました。(笑)
この先輩記者は、ゲゲゲでは、茂さんに少女漫画を描かせた編集者でしたね。
黒沢さん、年を重ねて、芯が太くなりましたね。
蓮様の愛人になるとばかり思ってました、ごめんなさい。(笑)
伝助は、黒沢の進言で掲載を取りやめますが、タミと先輩記者が組んで載せちゃいました。
蓮様も伝助も、自分の意に添わない形で、手紙や発言が一人歩きを始めてしまいました。

その反論文掲載紙を、今度は、神蔵さんが持ってきてくれました。
はなはいいね、ただ座っているだけで情報が集まって。
そこに、けばい醍醐さん(笑)や吉太郎まで現れました。
さっきも書きましたが、吉太郎は、玄関のドアに蓮様の住所を書いた紙を挟み込みました。
その紙を帰宅した英治が見つけ、はなに渡しました。
ということは、神蔵さんが帰るときに、当然その紙を見つけるはずなので、何もいわず、もう一度、ドアに挟んだか、下駄箱の上に置いたか、したということですね。(笑)

博多では、黒沢が新聞社を辞めた報告に伝助の元を訪れました。
男だねぇ。
そこに現れた葉山伯爵、プライドをかなぐり捨てての土下座です。
蓮様に見せてあげたかったなぁ。(笑)
元はといえば、家が傾いたと嘘をついて、政略結婚させたからこんなことになったんだから。
そして、嘉納家のお中元、お歳暮のおかげで、あんな立派な執事まで雇ったりして、今の生活も蓮様のおかげなのに、蓮様を見捨て、伝助にすがろうなんて、図々しいにもほどがあるよね。
それにしても、みんな、簡単に東京と博多を行き来しすぎ。(笑)
今の新幹線や飛行機でも、そんな簡単に行ったり来たりできないぞ。(笑)

蓮様の住所を知ったはなは、訪ねようとして、英治と初の夫婦げんか。
あら、この日は、ちゃんと新聞が置いてありますね。(笑)
これまでは取っていなかったのに、蓮様騒動を知って購読をはじめたのかな。
で、結局、英治がかよを子守に呼んでいて、二人して出掛けることになりました。
それなら、英治は、あんなに頑なに反対する必要ないじゃんね。
かよも、日曜日のかき入れ時にベビーシッターを引き受けた、ということは、それなりの報酬を英治から、もらえるんでしょうね。(笑)

蓮様のというか宮本の部屋は、アパートの2階の一室でした。
以前、蓮様が宮本に接吻された時は、一戸建てでしたよね。
同じ四谷でも、集合住宅に移ったのね。
声を掛けても出てこないとみるや、なんと勝手に引き戸を開けちゃいましたよ。
ていうか、蓮様も指名手配犯も同じなんだから、戸締まりをしっかりしないと。(笑)
でも、そのおかげで、再会することができました。

蓮様の髪がぼさぼさなのが、リアルですね。
湯屋にも行けないでしょうし、タオルででも身体をふいているのかな。
はなは、英治を愛するようになって、やめなきゃって頭で分かっていても、引き返せない恋愛があることを知りました。
だから、世間が何といおうと、私は、蓮様の味方よ、それなのに、蓮様ったら、もう二度と会えなくてもいいなんてひどいわ、と怒りの理由を語りました。
それを聞いて感激した蓮様は、素直に謝りました。
はなが蓮様に見せたしおり、終戦間近に部屋ではなが眺めていましたから、渡しはしなかったのね。(笑)

はなが、お弁当を広げ、おむすびを蓮様に渡しました。
さすが、はなも主婦になって、料理を覚えたみたいですね。
おいしそうにほおばる蓮様は、2個目にもためらいなく手を伸ばしました。
本当に宮本のこと愛しているなら、もう一つのおむすびは、彼のために取っておくはず。
このあたりは、所詮、自己中心的なお嬢様気質がでちゃうのよね。
それにしても、何で宮本がいないんだ。
彼だって、自由に外出できる身じゃないんだから。(笑)
はな夫妻は、いつの間にか、自由に出入りできる身になったようで、歩を連れ、宮本にまで弁当を作るようになりました。
蓮様の着物も、粗末なものに変わりましたね。
その蓮様、とうとうご懐妊です。

そして、大正11年の初夏を迎えました。
め以子が、漕艇競技の会場でプロポーズを断られた頃ですね。
この年の8月に真知子さんが、翌年1月に陽子が、それぞれ誕生します。
トッパさんお気に入りの歩くん、大きくなっちゃいましたね、残念。

蓮様と宮本は、山川弁護士のもとに身を寄せ、追っ手から逃げ延びていました。
伝助も、はなに見張りを付けておけば、簡単に居場所を探し当てられるのにね。
だって、はなも英治も、無警戒なんだもん。(笑)
蓮様も、病院には行かないわけにいかないけど、足がつかなかったところをみると、この時代なら偽名でも通ったのかな。(笑)
山川の口利きで、口の堅いボイス・トレーナーじゃなくて医者に、通いで来てもらっているのかもしれませんね。

はなが、お弁当を持参したところをみると、蓮様たち、台所を借りての自炊なんでしょうね。
山川弁護士の分まで作ってあげているのかも。
英治が歩に、ママたち仲がいいねぇと話しかけていましたが、この時代にママはないんじゃないの。(笑)
そこへ、誰かにつけられた、といいながら宮本が帰ってきました。
あのね、もう2年以上もつけられているっていうの。(笑)

山川弁護士、自分からここも危なくなった、と水を向けましたよ。
おまけに、英治の誘いに逡巡する宮本に、遠慮するな、甘えさせてもらえ、と説くあたり、出て行ってほしい気持ちが、ありありと透けて見えましたね。(笑)
結局、蓮様は甲府、宮本は英治宅に身を寄せることになりました。

その頃、醍醐さんは、宇田川に勧められ(笑)、作家になり蓮様を題材に小説を書く決意を固めました。
化粧のせいか分かりませんが、宇田川の顔つき、少し変わった感じがしました。

甲府の安東家では、おかあと呼びかけ、ふじを見つめる蓮様の表情、よかったですね。
やっぱり、心の母と思っていたんですね。
視聴者の期待どおり、早耳のリンが登場しました。(笑)
リンに絶対秘密になんて、すぐにみんなに広めてくれ、といっているようなものですからね。(笑)

一方、英治邸では、英治が入浴中に来客、ナント宮本が玄関を開けました。
日本中の茶の間から、おまえは馬鹿か、というツッコミが入ったシーンでした。
もう、ありえない、としかいいようがありません。(笑)
この時、伝助の横にいた番頭を演じていたのが、クラさんだったんですね。
これまで、何度もクラというタイトルバックを見て、どの女性だろうと想像の翼を広げていたんですが、男性というオチでした。(笑)

伝助と宮本は、取っ組み合いになりますが、英治が仲裁に入って、何とかテーブルを挟んで、座るところまできました。
駆け落ちの動機を巡って、石炭王を辱めるためか、蓮様の内面に惚れたかで、意見が対立、結局、また取っ組み合いに。(笑)
ここで、部外者の英治が、蓮様懐妊の事実を口にしちゃいました。
思わず馬鹿と突っ込みましたが、何とそれで伝助あきらめちゃいましたよ。
外に子供を作っているんだから、それくらいじゃめげないと思うけどなぁ。
白紙の小切手を置いて帰る伝助の背中が、悲しげでしたね。
それにしても、演技力の違いすぎるこの二人を絡めたのは、失敗じゃないですかね。

一方、甲府では、部外者の早耳のリンが、英治に産気づくという電報を送っちゃいましたよ。
どうして、住所わかったんでしょうね。(笑)
おまけに、早とちりだったなんて。(笑)

なぜか、また手伝いに英治邸に来ていたかよは、郁弥に蓮様懐妊の事実を告げちゃいましたよ。
何で、部外者ばかりよけいなことするんでしょうね。
この辺りから、漏れちゃうのかな。
でも、かよは、郁弥の涙に心惹かれちゃったみたい。

蓮様の幸せな笑顔で終わったということは、明日は、悲劇が待っているんでしょうね。
はなは、翻訳の仕事しなくて大丈夫なのか。
編集の仕事は、やめたのか。
蓮様に会いに来ない朝市の近況は。
ついでに、武は結婚できたのか。
来週こそ、盛り上げてくれ。(笑)

さて、第16週の関東地区の最高視聴率は、英治とはなの結婚式の集合写真で、武の目線が横を向き、神蔵さんが、怒ったようにふんぞり返っていた15日(火)の24.7%と高視聴率ながら、W杯決勝の26.7%、『HERO』の26.5%に敗れ去りました。
この日の『あさイチ』も、14.5%で第13位と朝ドラ効果が波及しています。

月曜から土曜まで紹介しますと、23.5%、24.7%、23.3%、24.4%、23.6%、21.7%で、第16週の週平均は23.53%と直近2週を下回り、過去第3位にとどまり、なんと『ごちそうさん』の第16週の平均23.53%と全く同じでした。
第16週までの全平均は花子22.57%、ごち22.29%と、どちらも順調に伸びています。

関西地区の最高視聴率は、正月、結婚のあいさつに安東家を訪れた英治より先に、吉平が嫁にもらってくれちゃあ、と逆プロポーズをしてしまった14日(月)の25.0%と大台に乗せ、W杯決勝の25.2%、『HERO』の24.9%と大接戦を演じ、第2位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、久し振りにブラックバーン校長のゴォー・トゥー・ベェーッドが炸裂した17日(木)の23.5%と、『HERO』の25.5%、W杯決勝の24.2%を下回りました。

『軍師官兵衛』の第29回は、関東地区が19.4%と初回の18.9%を抜いて、過去最高を記録、順位も第4位でした。
本能寺の変より高いって、くぅー、関東の人たち目が肥えてきたねぇ。(笑)
ちなみに八重の第29回は、関東地区で14.5%でした。
第29回までの全平均は、官兵衛15.91%、八重15.23%です。

そうそう、この日の『ダーウィンが来た!』も、14.2%で第14位と好調でした。
観ました?ブルーリングオクトパス。
雄と雌の区別が付かないから、取りあえず抱きついてみるのよ。
で、相手が雄と分かったときの嫌そうな態度が、たまんないのよ。(笑)
名古屋地区は、19.8%で第5位と、本能寺の変とほとんど変わりませんでした。
関西地区は20.5%で第4位と健闘、とにかく上位陣が強すぎましたね。

いやぁ、今週は、見応えがありましたね。
官兵衛と隆景の丁々発止のやりとりは、本当に魅せてくれました。
隆景が和議を受け入れたときに官兵衛がほくそ笑むところと、堤の堰を切って追えぬようにしろという人を食ったような隆景の表情、いずれもぞくぞくさせられました。
毛利の旗を借りるのは、英賀の戦いで5千人の毛利勢を破ったときに、農民に旗を持たせ、援軍に見せかけた作戦の応用ですね。

前にも書きましたが、柔軟な隆景と剛直な元春の運命が、この中国大返しでの対応を契機に、明暗別れるわけですが、それをここまで描いてくれるなんて、感動ものです。
いやぁ、期待をはるかに超えてくれました。

しかし、一口に大返しといっても、実際は兵糧の手当から陣形、毛利勢への目配りまで、やるべきことはたくさんあるんですよね。
そのあたりも、しっかりと描いてくれました。
大胆な着想に基づきながら基本に忠実な前川さんの脚本、お見事の一言です。

しかし、恵瓊に変事を明かしたのは、ミスリードだと思いましたが、違っていました。
官兵衛は、秀吉を高く買っている恵瓊に掛けましたね。
恵瓊は、ドラマ当初とイメージが、随分と変わりましたね。(笑)
宗治も、しっかりと存在感を示してくれました。
ちょっと、介錯が雑でしたけど、ご愛敬ですかね。
主な登場人物が、最後の時に、主人公の名前を口にする演出は、まさに大河の王道といっていいんじゃないでしょうか。(笑)

そうそう、前に家康が好きになれないと書きましたが、それは寺尾聰の家康が、という意味なのよ。
でも、今回の伊賀越えの家康は、よかったですね。
前言撤回、期待できそうな気がしてきました。

有利なはずなのに精神的に追い込まれていく光秀も、いいですね。
朝廷のお墨付きをもらうって、当時からお墨付きって言葉があったんですね。
おねの、善は急げ、という言葉も、やっぱり当時からあったのね。

本当に素晴らしいドラマでしたけど、しいていえば、長政の姫路行きと又兵衛との邂逅、あれはない方が、よかったんじゃないでしょうか。
途中、何が起こるかわからないのに、たった一人を派遣するなんて危機管理上、ありえません。
まして、次期当主ですからね、派遣するとしてもそれなりの家臣団をつけるはず。
おまけに、途中でヘロヘロになるって、松坂くんが気の毒な役回りでした。
じゃぁ、どこへでもほとんど手勢を連れずに乗り込んでいく官兵衛はどうなのよ、といわれると辛いですけどね、そこは主人公特権ということで。(笑)

あと、隆景が和解を受諾したとき、信長の死を知ってから、わずか数時間後というナレーションが流れました。
でも、これもありえません。
まず、方策を考え、秀吉に腹黒い笑みを見せ、恵瓊と会談するだけでも、それくらいかかるでしょう。
その後、恵瓊は、高松城に渡った訳ですし、どうやって知ったのか、官兵衛は、宗治が腹を切ることになったことを家臣に告げてから、善助とともに隆景のところに行っています。
隆景のもとに到着した時には、恵瓊は、高松城から戻っているわけですしね。

せめて、恵瓊との会談を終えてから、くらいにすべきだったんじゃないでしょうか。
それだけ、主役の官兵衛がすごい、といいたい気持ちはよく分かりますが、一晩でこれだけのことをやってのけたところを見せるだけで、十分、視聴者はすごいと思いますよ。
とはいえ、これだけ見応えのあるドラマは、そうそう創れません。
いいものを観せてもらいました。
制作に携わった皆様に感謝です。
予告編によると、あさっては、希子ちゃんが出るんですね。
どういう役なのか楽しみです。
もちろん、本筋もね。(笑)

それでは来週も、何よりも先んじてやらねばならぬことを考え、乱世を終わらせるため、天下のため一命をなげうち、今我らの働きで天下の行く末が決まる、そんな気概でこぴっと仕事がんばれし。
「それがしの一世一代の賭けにございます」
「つまり、織田様が亡くなられたことは、この場限りの秘密として、和議を結ぶと」
「おもしろい、その賭け、わしも乗った。我ら二人で天下を動かす、これ以上おもしろいことはない」

「官兵衛、わしを試すか。毛利は天下を望んではならぬ、それが亡き父元就の遺訓だ。元より我らに版図を広げる野心はない。羽柴殿と和議を結び、本領安堵された今、大義なき者につき、世を乱すことは毛利にとって何の利もない」
「では」
「行け、一日も早く明智を討て。わしはお主に賭ける」
「小早川様、この恩、忘れませぬ」
「官兵衛、旗を持って行け。それから引き際には堤の堰を切って、我らが追えぬよう行く手を阻んでおけ」

「殿」
「黒田官兵衛、信長の死から幾日も経たぬうちに、全ての流れを羽柴に乗せ換えおった」
ごきげんよう さようなら

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[7242]投稿者:トッパ
投稿日:2014年07月31日 (木) 19時14分
まっくん、お待たせ!

>『嵐の季節』おもしろかったです。
>名古屋会場で買って、開演前に対談前まで一気に読んじゃいました。

あ、そうなんだ。すごいなぁ。
ライブ、かなり良かったみたいだね。ちょっと地団太踏んだ(笑)。
まっくん、ツアーが終わったら少しでいいので感想を書いてちょ。

>戸田会場では、作者の石田さんがサインをしてくれました。

埼玉にも行ったんだ。相変わらず行動力あるなぁ。

>『アオイホノオ』、今朝の読売にも、80年代に青春を過ごした方の賛辞の投稿が載っていましたよ。

今の若者には意味不明かも、と思えるシーンも多いけどね(笑)。

>こちらの放送局では、その2つ前、『謎の転校生』をやっています。(笑)

それ、すげー見たかったのよ。原作を中学生の頃に読んで大好きだったので。なのに、始まった頃は不覚にもチェックするのを忘れてた。確か亀和田さんも週刊文春で絶賛してたよね。

>ただ『HERO』、これは映画にもなったので知っていると思いますが、さすがは王者の貫禄、圧倒的におもしろいです。

へー、そうなんだ。視聴率も好調だってことは芸能ニュースで読んだ。

>あと、10人の脚本家が一話完結のドラマで競演する『おやじの背中』、

これも気になってたんだけど、当日はすっかり忘れてた。
そういえば、10月から始まるクドカン脚本のドラマに満島ひかりが出るみたいだね。

>あと上戸彩、やっぱりいいっすね。

『昼顔』だよね。これ、カトリーヌ・ドヌーヴ主演の『昼顔』がベースになってるんだってね。それを先に知ってれば1回目だけでも見たのに。

>さて、『花子とアン』

ついに大震災が起きちゃったよね。これからどうなるんだろ。

>そんなに、伝助は蓮様のことが好きだったのね、なんか意外。

それは意外でもないんじゃない? でもまあ、すごく好きだったということを表すエピソードを何かひとつ描くべきだったよね。

>そんなに好きなら、外に女なんかつくらず、尽くせばよかったのに。

いや、それは男の性(さが)の問題だから……(笑)。

>しかし、朝起きがけの蓮様、艶めかしかったなぁ。(笑)

風呂とか入ってないはずなのに、きれいだよねぇ。メイクしたみたいに(笑)。

>そんな部屋を一晩中見張っていた吉太郎、

「人違いだった」にはコケそうになった(笑)。危険人物だと思ってたら見込み違いだった、ってことなら納得できるけど。

>結局、その手紙を託された宮本が、田中と荒井に託したために、絶縁状として大きく新聞に取り上げられました。

あいつら、とんでもない野郎どもだよね。それに、明らかに私信と分かるものを新聞に載せる神経も理解できん。マジで腹が立った(笑)。

>タミは、あれだけ送られてきた宮本からの手紙を、盗み見していなかったのかなぁ。

タミ、もっとあくどい所業をやらかしたりして活躍するかと思ってたけど、あんまり出番がなかったよね。ちょっと残念。

>とにかく、字が読めない伝助が、

あれだけの地位を得たのに未だに全然読めないってのは、ちょっと理解できないなぁ。だって、重要な契約書とかを交わす場合も多いわけじゃん。よっぽど有能なブレーンがいるのかもしれないけど、それらしい人物も登場しないし……これ、前にも言ったかも(笑)。

>そこに、けばい醍醐さん(笑)

衣装やアクセサリー、いつも必要以上に派手すぎるよね(笑)。

>はな夫妻は、いつの間にか、自由に出入りできる身になったようで、

当時のマスコミ、まだそれほどしつこくなかった、ってことかな(笑)。

>トッパさんお気に入りの歩くん、大きくなっちゃいましたね、残念。

でも、今の子も可愛いからオッケー(笑)。

>蓮様と宮本は、山川弁護士のもとに身を寄せ、追っ手から逃げ延びていました。

あの弁護士さん、テロップで名前が出たものの、今後出番がある可能性は低そう(笑)。

>それにしても、演技力の違いすぎるこの二人を絡めたのは、失敗じゃないですかね。

確かに。吉田鋼太郎の存在感は今回のドラマでピカイチじゃないかな。これから引っ張りだこになるだろうね。

>蓮様の幸せな笑顔で終わったということは、明日は、悲劇が待っているんでしょうね。

急転直下だったよね。でも大震災で、またもや急転直下。しかし、今日の宮本の登場シーン、あまりにも軽かった気がする(笑)。

>はなは、翻訳の仕事しなくて大丈夫なのか。

『王子と乞食』、やっと完結したよね。しかし、単行本化は経営者なら最初から視野に入れておかないと……(笑)。

というわけで『花子とアン』の話題は以上! しかし明日以降の展開は見逃せないよね。

>『軍師官兵衛』

ここ数回はハズレなしじゃないかな。今回も見応えあった。

>そうそう、この日の『ダーウィンが来た!』も、14.2%で第14位と好調でした。
>観ました?ブルーリングオクトパス。

ゴメン、いつも官兵衛が始まる直前からしか見ないのよ。

>本当に素晴らしいドラマでしたけど、しいていえば、長政の姫路行きと又兵衛との邂逅、あれはない方が、よかったんじゃないでしょうか。

だよね。あまりにも出来すぎた偶然だもん。まあ、実際にああいうことがあったのかもしれないけどね。

>とはいえ、これだけ見応えのあるドラマは、そうそう創れません。

うんうん、これは大したもんだよね。これからが楽しみ。
そういえば、このあと「清須会議」も描かれるんだよね。三谷映画であれだけ話題になったわけだけど、当然ながら別の視点、というか別の解釈で語られるんだろうね。
映画では秀吉の妻だった中谷美紀がノリノリで踊るシーンがあったけど、今度は黒木瞳が躍るのかな? 中谷美紀のはっちゃけぶりを超えるのは難しそう(笑)。
あと、映画では寺島進が官兵衛を演じてたから、今度も何かサプライズ的な役で出てほしい……けど、さすがに無理かな。

あ、『ゴジラ』を観てきたよ。これは日本人なら、とりあえず観ておくべき作品。女優さんもキレイだから目の保養にもなるはず(笑)。

じゃ、また!

[7239]この海は広すぎて 投稿者:まっくん

投稿日:2014年07月18日 (金) 21時56分

みなさん、グッド・アフタヌーン。
こちらは、すっきりしない梅雨空が続いています。
明日から三連休の方も多いと思います、楽しんでください。

W杯、終わりましたね。
私のまわりは、日本敗退で、一気にしぼんでしまいました。
しかし、最後の最後、決勝点を入れたのが、ドイツのゲッチェ選手でした。
これで、我が郷里が生んだスーパースター、ダンディ坂野さんの往年のギャグが、ドイツでブレイクしそうな気がします。(笑)

氷室京介さんが、引退するそうで、体力の衰え、それとも病気なのかな。
教授も手術するそうで、お互い、体調には気を付けましょうね。

『超高速!参勤交代』のような、無理難題をクリアしていくって話、大好きなんですよ。
きっと、しょーもないオチなんだろうな、と思いつつも、期待してしまいます。(笑)
とはいえ、いつものごとく、テレビ放映を待つ私です。(笑)
週末の興行成績ランキングを見る限り、頑張ってますよね。

さて、『花子とアン』、今週は、はなと英治の結婚狂想曲に明け暮れると思いきや、一気に出産までいっちゃいましたね。
『カーネーション』も、糸子と勝さんとの見合い?から結婚式、優子の出産までを一気に同一週にやっちゃいました。
ただ、おもしろさの度合いは、いうまでもありませんね。
なんか、視聴率に反比例して、私のパルピテーション度は、下がる一方です。(笑)

ついに、カメオの秘密が、って全然たいしたことありませんでした。
英治の母からもらった、村岡家の妻の証しのようなものでした。
『どんど晴れ』で、加賀美屋の女将に代々伝わる玉手箱を思い出しました。
こんな底の浅い話と一緒にされちゃ、どんどスタッフにしかられちゃいますけど。(笑)
その大切なカメオを英治の思い人に渡してほしい、英治はその女性に既に出会っているはずだから、と郁弥に言付けました。

そういうことだったのね。
あたしゃ、すっかり勘違いしていましたよ。
カメオは、二人の結婚が香澄さんからも望まれた、純粋な愛で結ばれた美しいものだ、といわんがための小道具だったわけね。
そして、これで、英治への視聴者の反感を和らげようという、そういう魂胆だったのね。(笑)
だから、離婚した後、亡くなって美しい思い出にする必要があったわけね。

その頃、蓮様の元に宮本から別れの手紙が届きました。
これはもちろん、蓮様の気持ちを煽るための嘘です。
それにまんまと引っかかった蓮様、ついに上京を許さないなら離縁しろ、と伝助に迫っちゃいました。
日頃優しい伝助が、上京を許さなかったということは、蓮様から、ただならぬものを感じたからなんでしょうね。
こちらの方は、盛り上がりを見せてきた、と思ったのに、その後が描かれることないまま、蓮様と伝助二人で上京し、はなの元を訪ねたりして、表面上は、元の鞘に収まってしまいましたね。
どうやって取り繕ったのか、おそらく伝助が懐の深さを見せたんでしょうけど、このあたりをじっくりと描いてほしかったなぁ。

宇田川は、英治の挿絵に納得しました。
ということは、あの絵からは、はなを感じ取れなかったということですよね。
ミミズの女王の気配がする挿絵なんて、許すわけないしね。(笑)

そしてクライマックス、かよの家を訪ねた英治が、はなに愛を告白。
お約束で一旦は断るはなですが、結局、お受けしました。
この二人のプロポーズ中に思ったのは、郁弥がおしゃべりだ、ということくらいでした。(笑)

週明け、ドラマは、甲府に移りました。
大晦日に電報が届き、はなと英治は、正月に安東家を訪ねました。
お正月でも、小さな鏡餅が飾られているくらいで、みんな服装も食事も、普段と変わりませんでした。
そんなふうに、相変わらず生活は苦しそうなのに、はなはカフェーで飲んだくれてて、恥ずかしくないのか!(笑)
修和女学校のときのような、家族にクッキーを食べさせたいとか、そんな家族思いの気持ちは、すっかり消え失せたようです。

吉太郎もかよも、正月には帰省しないのね。
かよなんて、はなの結婚式で戻ってきたのが、奉公以来はじめてだったのね。
借金をこさえてしまったので、合わせる顔がなかったみたいですけど、それにしても不自然。
その吉太郎も、宮本たちの監視に忙しいのか、それとも吉平との間のわだかまりのせいか知りませんが、それにしても、長男として結婚式にも出ないなんて、ありえんでしょ。(笑)
彼も、赤ん坊を見に村岡家を訪れたときが、出征以来はじめて両親と顔を合わせたときでした。

しかし、はなたちが帰省したときに、しっかりと家族のように家内に座り込んでいるリン、さすがです。
雀百まで、ってやつですね。(笑)
でも、梶原が来たときも大騒ぎをしましたし、蓮様や転校のため牧師さんが来たときなんざ、ギャラリーを多数引き連れてきましたけど、今回は、おとなしいですね。(笑)

ところで、あけましておめでとう、と誰も正月のあいさつをしないのね。(笑)
英治が持参した手土産は、ウイスキーでした。
ぶどう酒づくりに燃えているはず(笑)の吉平に、これはいかがなものか。
梶原が、『ニジイロ』創刊号発行のお礼に村岡印刷を訪ねたときの手土産も、ウイスキーでしたね。

さっそく、吉平は、村岡を気に入りました。
しかし、相変わらずの無神経、英語の辞書をくれた男から、はなは、ひでえ目に遭ったらしい、って娘の過去の恋愛話をするか、こんなところで。(笑)
はなも、あの辞書くれた人のこん、もう忘れただね?とふじに聞かれて、肯定しちゃいましたよ。
この話を酔いつぶれたふりをして聞いている英治、なんかこのシーンのおかげで、さわやかさが打ち消され、ただの腹黒い男になっちゃいましたよ。
吉平の、辞書の男発言を受けて、すぐにそれは自分だ、といわせた方が、このドラマのめざす方向性に合っていたような気がします。
それにしても、村岡ブラザーズは、狸寝入りがお得意のようで。(笑)

結局、翌朝、英治が本当のことを伝えました。
そうか、最初に二人が出会ったときは、まだ、英治は独身だったわけね。
なんとなく、その時から、結婚していたと思い込んでいました。
思い返せば、『ニジイロ』創刊号完成を祝ってサイダーで乾杯するときに、梶原が郁弥に香澄さんのことをわざとらしく聞いたんでしたよね。
あの時、郁弥は、二人が結婚してすぐ香澄さんが胸の病気になって入院した、というようなことをいっていましたよね。
3年くらい入院して亡くなっているので、その時に気が付くべきでした、不覚。(笑)

多分、醍醐さんが、英治の結婚のことを知らなかったから、そう思っちゃったのね。
3〜4年前なら醍醐さん、もう向学館で働いていたし、取引先の英治の結婚を知らないはずがない、と思っちゃったわけですね、きっと。(笑)
そういえば、醍醐さんは、神蔵さんのことも知らなかったなぁ。(笑)

話を戻すと、最初は吉平に反対されましたが、周造に反対された自分たちのことを思い出し、結婚を許してもらいました。
「お願いします。必ず、花子さんを幸せにします」
通天閣も、これだけびしっといえれば、大五さんもすぐに許してくれたのにね。(笑)
おう、大五さんと醍醐さんって、音が一緒だ。(笑)

そして、あっさり、本の部屋のある教会で結婚式を挙げることになりました。
ももちゃんも帰省、森田になっていましたね。
しかし、旦那を連れてこないって、どういうことよ。(笑)
蓮様も醍醐さんも梶原も茂木先生も本多校長も、ついでに緑川先生も(笑)招待されませんでした。
英治側にいたっては、父親と弟だけって、甲府での、しかも2度目の結婚式とはいえ少なすぎですよね。
なのに、なんで早耳のリンや徳丸さんが列席しているの?(笑)
仲人も、いない感じですね。
はっきりいって、吉太郎の壮行会のほうが、はるかに豪勢で、にぎやかだったぞ。(笑)

結婚式は、懐かしの牧師さんのもと、行われました。
しかし、神蔵さん、異議ありはないっしょ。
反対なら来なきゃいいのに、ちゃんと礼服着ているし、数少ないまともな人だと思っていたのに、竹元教授の一番嫌いな言葉、がっかりです。(笑)
というわけで、トッパさんの意見に、異議なぁーし。(笑)
武のボケキャラだけが、救いですね。
そうそう、神蔵さんが足がしびれて立ち辛かった場面は、アドリブでしたね。
かよ、本気で笑っていました。(笑)

あと、ももが異議なし、と立ち上がったのも、ちょっと複雑でした。
ももは、朝市にはなへの思いを伝えるよう言い残して、お嫁にいったんですよね。
だから、ももだけは、逆に異議ありって思ってほしかったなぁ、朝市のために。
「朝市くん、あなたにも神の祝福がありますように」
牧師さんが掛けてくれたこの暖かい言葉に感動、本当にそうなってほしいなぁ。
それにしても、悔しいけど、はなの花嫁姿、本当にきれいでした。(笑)
こっそり、カメオを身につけていれば、完璧だったのに。(笑)

それから1年半、時は流れて大正10年の夏を迎えました。
はなは、髪型も変わり、すっかり人妻らしくなりました。
お腹も、大きくなっていました。
村岡英治、花子と書かれた表札の自分の名前を磨くはな。
タイトルバックも、村岡花子になりました。
こんなに自分の名前を否定する娘、ふじはどう思っているのかな。
歩から、自分の名前が嫌いだといわれたら、はなだって、きっと悲しいよね。

それにしても、英治は長男なのに別居させてもらえるって、はなは幸せですね。
しかも、自分の書斎まで持てるなんて。
だから、実はとてつもなく大きい印刷会社なのよ、従業員も映らないだけで、うじゃうじゃいるくらい。(笑)
香澄さんと結婚した当初も、やっぱり別居だったのかな。
おまけに、英治が家事をやってくれるって、まるで現代劇のよう。(笑)
村岡印刷も、確かに、現在のデザイナーを抱えた○○印刷のイメージですよね。
とにかく、このドラマも、現代的視点が多すぎ!(笑)
話を本筋に戻して、毎週日曜日に、息子夫婦を訪ねる神蔵さんに、女の子の名前ばかり考える吉平、どっちもどっちですね。(笑)

はなは、まだ『王子と乞食』の翻訳をやっているのね。
創刊号、秋号、新春特別号のあと、1年半で6冊出していれば、全部で9話書いたことになるわけですね。
創刊号は原稿用紙20枚程度でしたので、増量していなければ180枚、結構、いいところまでいっているんじゃないでしょうか。

福岡では、すべてを捨てる覚悟をした蓮様のもとを宮本が訪れました。
タミに見つからず手引きした女中のすずさん、なかなかやるじゃん。(笑)
ドラマなので、二人はこの1年半、クリパで別れたきり、何の進展もなかったようです。(笑)
しかし、宮本もわざわざ福岡まできて、もう少し待てというくらいなら手紙で十分でしょ、旅費がもったいない。(笑)
吉太郎も1年半かけても、宮本のしっぽを捕まえられなかったのね。
ところで、手紙を盗み見して、伝助には何も伝えなかったタミさんの企みって、まさか何も明かされないまま、このまま尻すぼみじゃないでしょうね。(笑)

で、先ほども書きましたが、蓮様と伝助が、はなの新居を訪ねました。
伝助の安産祈願、タモリさんを思い出した人、多かったんじゃないでしょうか。(笑)
英治がいなくて、よかったですね。
しかし、はなの出産を利用して駆け落ちしようなんて、蓮様も恋の前には友情なんて吹き飛んじゃうのね。(笑)

そして、あっという間に、歩くんが誕生しました。
安産祈願の成果が、ありました。(笑)
吉平とふじも村岡家にやってきて、幾晩か、泊まるようです。
畑は大丈夫なのか心配になりますが、きっと早耳のリンが、こぴっと面倒みてくれているんでしょうね。
それくらい、安東家に尽くしても、まだ借りは返せないぞ。(笑)

それにしても、吉平と吉太郎の晩酌、たどたどしかったですね。
おとう、軍隊は規律が厳しいからな、最初のうちゃあ、こき使われるのは仕方ねえさ、って吉太郎はもう勤続7年、十分に中堅ですよ。(笑)
吉太郎は、『王子と乞食』を読んでくれていたんですね、さすが兄妹。
でも、あの暗い表情、なにかよくないことが吉太郎の身に起きることは、確実ですね。

それから、数日後、醍醐さんが、ブラックバーン校長とスコットさんを連れてきました。
これまで、何の素振りもなかったのに、醍醐さん、彼女たちと連絡を取り合っていたんですね。
白鳥様も連れてきてくれれば、視聴者の醍醐さん人気も急上昇したのに。(笑)
しかし校長、まだ、日本語を分からない振りをし続けるんかい。(笑)
英語の話せない醍醐さんと村岡家に来るまで、会話なしってことはないでしょ。
村岡家の直前まで、三人で楽しく日本語でおしゃべりしていたことくらい、こちとら、すっかりお見通しよ。(笑)

お見通しといえば、三人して帰るとき、醍醐さん、手ぶらじゃんね。
多くの視聴者は騙せても、私はその手に乗りませんよ。
さては、預かった原稿を村岡家に置き忘れてきたな。(笑)
校長もスコットさんも、これから激しくなる戦争の影響で、辛い思いをしながら、日本を追われることになるんでしょうね。

ドミンゴでは、吉平とふじがブラジルコーヒー初体験。
吉平に山ほど砂糖を入れてもらって飲むふじを見て、私も初めの頃そうだったなぁ、懐かしかったです。
そこへ、おそらくはかよに会いに来た郁弥が、二人を見つけ、これみよがしにロンドンで買った時計を自慢しました。
はなが英治との逢い引きと勘違いしていた、郁弥が最初にドミンゴに現れた時に自慢していた時計とは別のものでしたね。
そして、甲府で結婚式を挙げたいと、ちゃっかり、かよとの結婚をアピールしちゃいましたよ。(笑)
将を射んと欲すれば、というか外堀から埋めにきましたね。(笑)

宮本は、ドミンゴで仲間と密談中。
蓮様が東京に来るときに実行に移す、というからテロでも起こすのかと思いましたが、単なる駆け落ちみたいですね。(笑)
持たない者が持つ者から奪う、って、荒井くん、大げさ。(笑)
ていうか、仕事も勉強もせず、カフェーに入り浸って駆け落ち話に興じられる君たちは、十分に持つ者だぞ。(笑)

福岡では、蓮様が三日後の上京を控えていました。
部屋には、はなの出産祝いの贈り物が置かれていました。
その熨斗には、御祝の文字の下に、歩様と書かれていました。
こちらでは、あそこには贈り主の名前を書くんですよ。
実は、『あまちゃん』の時も思ったのよ。
本気獲りのあと、海女をやめてまめぶ大使になる安部ちゃんに、長内組合長が、安部ちゃんの似顔絵が描かれた餞別を渡しましたよね。
あの袋にも、餞別の下に安部ちゃんの名前が書かれていたのよ。
こういうことも、土地柄ってあるんですね。

しかし、これだけ大掛かりな作戦を示唆しながら、ドミンゴで落ち合うって、ありえないでしょ。(笑)
おまけに、ドミンゴの真ん前の路地でしっかり抱き合っちゃったりして。
『愛の賛歌』紅白確実ですね。(笑)
そうそう、今日の放送、初めて「ごきげんよう。さようなら」がなかったですね。
あと、この携帯電話のない時代、誰がどうやって、伝助に延期の連絡をしたんだ。(笑)

蓮様と宮本は、どうなっていくんでしょうね。
だしにされたはなは、どうする。
来週こそ、盛り上げてくれることを願っています。

さて、第15週の関東地区の最高視聴率は、かよに最初で最後のチップを払った武と、かよから、ゆんべはうんとこさかっこよかったよと誉められた朝市が、甲府へと帰っていった11日(金)の25.2%と相変わらず、高視聴率です。
特筆すべきは、9日(水)の『あさイチ』が、18.1%で第3位にランクインしたことです。
これは、台風の影響なのかな。

月曜から土曜まで紹介しますと、24.2%、24.3%、24.1%、23.7%、25.2%、23.5%で、第15週の週平均は24.17%と2週連続で過去最高を記録、『ごちそうさん』の第15週の平均は22.40%でした。
第15週までの全平均は花子22.51%、ごち22.21%でした。

関西地区の最高視聴率は、クリスマス・パーティーで、蓮様と昔の釣りの話で盛り上がり、朝市が、蓮様の釣ったうなぎの大きさを誇張して、蓮様にたしなめられた10日(木)の24.6%でした。
名古屋地区の最高視聴率は、クリスマス・パーティーで、ごきげんようとあいさつを交わす蓮様と醍醐さんの様子に、三田が、ごきげんようの嵐だな、と思わずつぶやいた10日(木)の26.0%と高視聴率でしたが、これも台風の影響ですね。

『軍師官兵衛』の第28回は、関東地区が17.5%で第6位、よもやの低空飛行でした。
見応え十分だったのにね、観ないなんてもったいない。(笑)
ちなみに八重の第28回は、関東地区で16.6%でした。
第28回までの全平均は、官兵衛15.79%、八重15.26%です。
名古屋地区は、20.1%とその前の週とほぼ同じ、順位は第5位と2ランクダウンでした。
関西地区は22.1%と、こちらは期待どおりの高視聴率で、第2位をゲットです。
さすがは、地元関西だけのことはあります。

いやぁ、大胆な解釈による本能寺の変でしたね。
とにかく、官兵衛がすべてを仕切ったという流れにしたい、という制作意図が見え見えでした。
光秀が毛利方に放った使者が、夜分、雨のため秀吉陣営の灯りを、毛利方のそれと見間違えて駆け込んでしまい、秀吉の知れるところになった、というのが一般的ですよね。
今回は、雨は降らないし、織田方の使者から、官兵衛がその知らせを受け、一人で策謀を巡らす、という話になっていました。
そうしないと、官兵衛だけがその情報を入手する、という話になりませんもんね。(笑)
ちなみに、この使者は、『カーネーション』の泰蔵兄ちゃんでしたね。(笑)

泰蔵兄ちゃんの頭の中での回想では、長谷川宗仁は、書状を羽柴様に渡すよう、彼に申し添えていました。
ところが、泰蔵兄ちゃん、官兵衛か秀吉に渡すよういわれた、といきなり拡大解釈しちゃいましたよ。(笑)
そうしないと、官兵衛に渡せないもんね。(笑)
しかも、人払いをして、官兵衛と二人きりで対峙して、はじめて宗仁の使者だと名乗りました。
よく、身元を明かさないまま、官兵衛のところまで来られたなぁ。
これは、官兵衛の家臣の危機管理が甘いのか、泰蔵兄ちゃんの話術が巧みだったからなのか、理解に苦しみます。(笑)
そういえば、庭に面した部屋を寝所にして、かつ誰も見張りを置かない秀吉の危機管理は、甘いを通り越してひどすぎます。(笑)

そして、なんとなんと、官兵衛は恵瓊に光秀謀反を打ち明けちゃいましたよ。
でも、これはおそらくミスリードですよね。
わざと、光秀謀反の情報を流して、まさかそんな大事を打ち明けるはずがない、と恵瓊に否定させることによって、足元を見られず、和議を速攻でまとめる、という流れじゃないでしょうか。

ただ、この前の回で、恵瓊が、秀吉を買っていると発言していたので、官兵衛と恵瓊がタッグを組んで秀吉天下取りプロジェクトを実行するという大胆な展開になっても、それはそれで楽しめます。
いずれにしても、宗治の首をかけた虚々実々の駆け引きから大返しにかけては、本能寺の変の中でも、見せ場の一つだけに、楽しみです。
ところで、『官兵衛紀行』によると、黒田家譜に官兵衛が秀吉に「天下を取る好機」と助言したという記述があるそうですが、黒田家のねつ造のような気がするなぁ。(笑)

本能寺の変に戻りますが、信長、格好よかったですね。
炎の中でのパフォーマンス、決まりました。
自分の肖像画を掛け軸にして飾り、それが燃え上がるところも、彼らしくてよかったです。
ただ、信長の弓は、うますぎましたね。(笑)
あれだけ喉元に命中させるときには、普段から鍛錬していないと無理でしょ。

寝起きのお濃が、完璧な化粧だったのは、ご愛敬ですね。(笑)
お濃が、信長と一緒に戦ったのって、もしかすると『国盗り物語』以来だったりするかも。
少なくとも、最近の大河は、お濃は本能寺にいなかった、という説に基づいているものが多いような気がします。
土田御前の涙の意味が、よく分かりませんでした。
母性本能なのかな。
政職のくだりは、いらなかったよね。

それでは来週も、上司の評判を落とさぬよう万事取り計らい、生きるも死ぬも一度限り、存分に生きたぞ、といえるように、こぴっと仕事がんばれば、運が開けるじゃんね。
「我らはこれより、織田信長を討ち果たす。これは遺恨を晴らすためにあらん。この国を守るための義挙なり。かかれ!」
ごきげんよう さようなら

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[7240]投稿者:トッパ
投稿日:2014年07月24日 (木) 15時17分
まっくん、お待たせ!

>私のまわりは、日本敗退で、一気にしぼんでしまいました。

日本中がそうだったんじゃないかな。マスコミも含め、一気に熱が冷めちゃった感じだったもんね。

>氷室京介さんが、引退するそうで、体力の衰え、それとも病気なのかな。

耳の不調が原因だったみたいだね。ただ、ライブはともかく創作活動は続けるみたいよ。
ちなみに、氷室は自分と同学年なので勝手に親近感を持ってるのよ。あと、コレクターズの加藤ひさしと、真田広之と、中井貴一と、徳永英明と、田原俊彦と……以下略(笑)。

>『超高速!参勤交代』のような、無理難題をクリアしていくって話、大好きなんですよ。

うん、なかなか面白かったよ。現代のサラリーマン社会に通じる部分も多いんじゃないかな。

>さて、『花子とアン』

はなと蓮子が再会してから、また面白くなってきた。久々に対面するシーンは緊張感があって良かったし。
でも、その前週や前々週あたりはあんまり面白くなかったので、特に書くことナシ!(笑)

それにしても、ももの出番、少ないよねぇ。彼女を主演にしたスピンオフを今すぐ作るべし!(笑)

>伝助の安産祈願、タモリさんを思い出した人、多かったんじゃないでしょうか。(笑)

あれはギャグにしか見えないよね(笑)。

>白鳥様も連れてきてくれれば、視聴者の醍醐さん人気も急上昇したのに。(笑)

浅田美代子&ともさかりえもね。……役名を忘れちまった(笑)。

>『愛の賛歌』紅白確実ですね。(笑)

あの演出、ちょっとやりすぎじゃないかなぁ。確かに美輪さんはすごい人だけど、どうもNHKが美輪さんに媚びてるように思えちゃうのよ。

というわけで『花子とアン』の話題は以上!

>『軍師官兵衛』

官兵衛、波に乗りまくってるよね。調子こいてる感がハンパない(笑)。

>とにかく、官兵衛がすべてを仕切ったという流れにしたい、という制作意図が見え見えでした。

ちょっと無理がある気もした。まあ実際にどうだったのかは分からないけどね。

>庭に面した部屋を寝所にして、かつ誰も見張りを置かない秀吉の危機管理は、甘いを通り越してひどすぎます。(笑)

まったく同感(笑)。あれは不用心すぎるよね。

>本能寺の変に戻りますが、信長、格好よかったですね。

カッコつけすぎの気もしたけど、あれはあれでオッケー(笑)。

>炎の中でのパフォーマンス、決まりました。

あの時に言った言葉を誰が書き留めていたのか、という疑問は残るけどね(笑)。

ところで、先週から始まった『アオイホノオ』というドラマが、どえりゃあ面白いのよ。まっくんも見た? と思ったけど、そっちじゃまだオンエアされてなかった。
http://www.tv-tokyo.co.jp/aoihonoo/

舞台は1980年代で、マンガ家を目指して芸術大学に通っている青年が主人公なのよ。つまり、まっくんや僕と同年代。主人公の部屋の本棚に並んでるマンガ、思いっきり僕と同じだった(笑)。
そっちでは8月18日スタートみたいだから、興味があれば一度見てみて。

あと『思い出のマーニー』を観てきたよ。去年のジブリ2巨頭の作品みたいな作家性の強さは感じられなかったけど、内省的な少女の成長を丁寧に描いた秀作だった。有村架純の声もすごく良かったので、まっくんも時間があれば観てちょ。

それと甲斐バンドのついての本『嵐の季節』を読んだよ。予想していたより良かった。まっくんがまだ読んでないかもしれないので、内容には触れないでおく(笑)。

じゃ、また〜。

[7237]光が夢のつぼみになる 投稿者:まっくん

投稿日:2014年07月11日 (金) 19時09分

みなさん、グッドアフタヌーン。
台風、お互いに何事もなくて、よかったですね。
雨のおかげで、ドラは2連勝させていただきました。(笑)

『天地雷動』は、予想どおり長篠の戦いだったんですね。
こちらは、トッパさんが書いたとおり信玄が手塩に掛けて育て上げた、まさに信玄軍ですよね。
それをよりによって甲州征伐と勘違いするなんて、信玄公に怒られちゃいますよ。(笑)
長篠の合戦も、簡単な映像のみだったのは、官兵衛が参加していなかったからでしょうね。

ユイちゃんは、『若者たち2014』でも、ふっきれたように大胆な演技をしていましたよ。(笑)
まさみちゃんは、はすっぱな役みたいですよ。
1シーンしか出なかったので、まだ分かりませんけど。
私としては、(友情出演)枠じゃなかったことが、ショックでした。

さて、『花子とアン』、今週は、いろんな人間がドミンゴで入り乱れる、バトルロイヤルのような展開でした。
まずは、冒頭からツッコミどころ満載の土曜日のおさらいから。
辞書投げ捨て騒動の翌日、雨が上がった縁側で、ふじが辞書の水分を丁寧に拭き取っていました。
確かに強い雨でしたけど、ごく短時間でしたし、あそこまでは濡れないっしょ。(笑)
おまけに母親にそんなことさせるって、これは親ばかなのか、はながズボラなのか、理解に苦しみます。(笑)
で、予想どおり、新品同様、サラサラに乾きました。(笑)

はなは、自分の胸の内を、ふじに正直に話しました。
そこにやってきて、偶然、二人の会話を耳にする吉平。(笑)
いつもは庭を横切って縁側のところに来るのに、こんなときに限って、ぐるっと回って帰ってくるのね。(笑)
「はなは、もう立派な大人じゃん。自分で、こぴっと、けじめつけんきゃいけんよ」
はなは、ふじに励まされたというよりも、胸中を吐露して楽になった感じですね。
気持ちを切り替え、東京に戻りました。

そのころ、東京では、蓮様と宮本が、あんなことになっちゃいましたよ。(笑)
宮本がころんで、笑って、一件落着って、蓮様もまんざらじゃなかったのね。
というか、蓮様の方からリードしてほしかったなぁ。

一方、もう出ないと思っていた香澄さんが、登場しました。
英治が病室に入ったとき、郁弥がベッドサイドに腰掛けていました。
もう、離縁したなら、村岡家とは関係ないじゃん。
香澄さんのご両親が病室にいる、というのが自然な流れなんですけどね。
最初は、離婚じゃなくて死別という設定だった、というのは、うがち過ぎですかね。(笑)
とにかく、離婚か死別か、とあれこれ考えていたのに、まさかの両方とは。
離婚させる必要、あったのかな。
カメオの秘密も明かされそうですね。
そこで、回想シーンのように香澄さんが登場してくれることを期待します。

そんなこんなを知るよしもないはなは、あっさり梶原に許してもらいました。
折しも、醍醐さんが宇田川さんの担当をクビになったところで、『銀河の乙女』の原稿催促の仕事を命じられました。
「何としても書いてもらえ。それさえ揃えば、『ニジイロ』秋号、完成だ」

で、今週は、いきなり12月になっていました。
結局、『ニジイロ』秋号は、無事、完成したようです。(笑)
ドミンゴに、朝市と武がやってきました。
武は、すっかり狂言回しの役どころになっちゃいましたね。(笑)
かよにすぐにアタックするなんて、かつて電車内ではなをそれとは知らずに見初めたときに声をかけられず、従業員に探させようとした頃が懐かしいなぁ。
しかし、かよは誰にでも甲府弁丸出しだけど、銀座のカフェーとしてそれでいいのかな。
なんか、白鳥様に登場願いたい心境です。(笑)

それにしても、朝市までかよを見て驚いたということは、この二人、たまたま入ったカフェーが、偶然にもドミンゴだったという設定ってことですよね。
銀座には、ここしかカフェーはないんかい!(笑)
でも、そのおかげで、銀ぶらの意味が分かったので、よしとしましょう。(笑)

武は、父親のいいつけで、ぶどう酒を東京に売り込みに来ました。
これは、吉平のぶどう酒作りと、後々繋がっていくんでしょうね。
少なくとも、吉平が上京する環境は、整いました。

そこへ、宇田川が執筆にやってきました。
『銀河の乙女』は、新春特別号で早くも最終回でした。
冬号がその前にあるのか分かりませんが、あっても4回で終わっちゃったのね。
そんなんで、単行本にできるのかな。
ところが、意外にも、この餌に宇田川がパクッっと食いついちゃいましたよ。
そのプライドを、くすぐっちゃったのね。(笑)

場所を聡文堂に移して、単行本の打ち合わせをすることに。
な、な、なんと、梶原は何も知らない、はなのスタンドプレイでした。
色恋ボケよりも、こうした仕事の手順こそ、こぴっと指導しろし。(笑)
しかし、梶原は何もとがめず、はなと醍醐さんを担当にしました。

宇田川は、早速、挿絵作家に『王子と乞食』のそれを描いた人物をリクエストしました。
その英治は、まだ、『王子と乞食』の挿絵を描いているんでしょうし、聡文堂と繋がりがあるし、会社も近所にありそうな雰囲気ですよね。
なので、英治からの年賀欠礼のはがきを受け取った醍醐さんが、あれから半年間、一度も会っていないという設定が不自然に感じられます。
その醍醐さん、顔を合わせるのは久し振りね、とはなにいっていたので、はなも同じように逢っていないんでしょう。

欠礼のはがき、村岡英治と名前だけ手書きでしたね。
離婚後に死亡したとはいえ、村岡家全員が欠礼することにして、神蔵さんは神蔵さんで、郁弥は郁弥でそこに手書きで名前を書くのかな。
印刷屋なので、家族それぞれのシチュエーションに合った文面と名前の印刷なんて、朝飯前のはずだけど。
それとも、せめて名前だけでも自書することによって、誠意を表しているのかな。

あと、宇田川が挿絵の作家をリクエストしたとき、三田がこれですねといって『王子と乞食』のページを開いて見せたんですけど、それが創刊号の第1話でした。
三田は、すぐニジイロを手に取っていますし、手近にあるのは普通は最新の秋号または冬号でしょう。
その後も、たまに映るニジイロの表紙はすべて創刊号のものです。
小道具さんは、創刊号しか作っていないのね。(笑)

それはともかく、挿絵の依頼は、はな、醍醐さん、郁弥の思惑とは裏腹に、英治にあっさりと断られました。
この場面、ほとんどの人が、断るぞって分かりますもんね。
それでも、あの長い前振りをしたということは、断られた彼らの反応を楽しめ、ということなんでしょうかね。
『ごちそうさん』で、め以子の逆プロポーズを断ったあの切れ味を見せつけられたので、斜に構えたのかも。(笑)

で、はなたちは、結局あっさり退散しました。
引き受けてくれるまで今日は帰らねえぞ、というあの心の叫びは何だったんでしょうね。(笑)
そこへ、宇田川が、挿絵の相談をしにやってきました。
しょっちゅうきてるし、私、大変忙しいの、といわれても説得力がないですよね。(笑)
聡文堂の事務室の雰囲気が、好きなんでしょうね。
まさか、梶原狙い!?(笑)
私の本に挿絵を描けるのに、こんな光栄なことを断る人がいるの?と、さらりといってのけるところが、宇田川なのよね。(笑)

はなと醍醐さんは、作戦会議のためドミンゴへって、そんなとこわざわざいかんでも、会社の事務室で十分じゃんね。(笑)
でも、それじゃドラマにならないのよね。
おかげで、醍醐さんは、朝市と武に出会いましたが、あまり関心なさそう。(笑)
一方、武は醍醐さんに一目惚れ、ってだれでもいいんかい!(笑)
でも美輪さん、武、その人は無理、無理無理、はちょっと失礼。(笑)
二人は、神蔵さんに愚痴って、挿絵のアシストを約束させちゃいました。

その後、はなはドミンゴで蓮様と再会。
今回は、伝助も上京中というスリリングな状況下で、宮本をはなに会わせるという蓮様。
しかも伝助に、はなとドミンゴで会うと前もって伝えてあったんですよね。
そんな状況でドミンゴを使っちゃ、いかんっしょ。(笑)
もう、蓮様が二人を鉢合わせさせようと、画策したとしか思えません。(笑)

で、その伝助と宮本が相前後してドミンゴにやってきました。
かよが、機転を利かせて宮本を席に案内しましたが、これがよりによって、はなたちのテーブルのすぐそばのカウンター。
もう、悪意はないんでしょうけど、完全に天然の域ですよね。(笑)
そういえば、あの演劇仲間、最近はとんとご無沙汰、すっかり定位置を朝市&武に奪われましたね。(笑)

伝助は、蓮様のために東京中の宝石店と百貨店を探させ、ティアラを買ってくれました。
いい人じゃないですか。
きっと寂しがり屋なので、みんなにお酒を振る舞ったんでしょう。
チップも、きっとそれで自分に関心を持ってもらいたかったんでしょう。
結局、酒も金ももらったかよが、一番得をした形になりました。(笑)

一方、自業自得とはいえ宮本との逢瀬に失敗した蓮様は、宮本宅にはいかず、かよのところに泊まりました。
伝助は、どこで泊まるんでしょうね。
夫婦なんだから、一緒に帝国ホテルに、なんてのが自然なような気が。
でも蓮様に、はなちゃんと夜通し話がしたい、といわれれば、でれぇーとなって許しちゃうんでしょうね。(笑)

その夜、蓮様は、はなに宮本への思いを打ち明けました。
蓮様のこのあたりの心情は、あまり丁寧に描かれていなかったので、いつの間にそんなに好きになっちゃったの、という感じがします。
「村岡さんは、はなちゃんにとって、たった一人の、巡り会うべき人じゃなかったのかしら。私の思い過ごし?」
もう、はなの心に火をつけるんだから。(笑)

その英治は、はなたちの目論見どおり、社長命令で、挿絵を描くことになりました。
しかし、宇田川は、挿絵は英治の感性にお任せ、みたいなことをいっていましたが、試作品を見て、これは『銀河の乙女』と違うとバッサリ。
宇田川のイメージを聞いても、ここに書いてある、と原稿を見せるだけで、けんもほろろ。
でも英治は、もっと具体的にいってくれ、という心の声を飲み込んで、分かりました、もう一度読み直して描いてみます、と優等生発言。
宇田川も、恋に落ちちゃうかも。(笑)

そんな英治をフォローすべく、はなは童話の流れを分かりやすくまとめました。
でも、あんな梗概にもならないようなものを見せられるより、本文を読み込んだ方が、イメージが広がると思うんですけどね。(笑)
でも、英治からすれば自分のために資料をまとめてくれたはなに、悪い気はしませんよね。
それにしても、なんでドミンゴで二人っきりで打ち合わせをしたんでしょ。
はなが、英治に連絡して呼び出した、ということですよね。
朝市に見せつけるためだったのかな。(笑)
朝市も二人を見て、本の部屋でのはなの涙の意味を悟ったようです。
ここにきて、ようやく郁弥も英治の気持ちに気付いたようです。

そんなある日、かよがあわてて家に駆け戻ってきました。
「お姉やん、おらには武が必要なんだ」
これは、鈍感な私でもミスリードだって分かりましたよ。
いくらなんでも、この流れで武を好きになるなんて、ありえないもん。(笑)
ただ、クリスマス・パーティーだとは思いませんでした。
それで、武が必要だなんて言い方しないっしょ。(笑)
てっきり、急にお金が入り用になったんだとばかり思ってました。
朝市だったら、ミスリード効いたかもね。(笑)

女給一人あたり10人のノルマがあるとのことですが、すべてはなに頼りっきり、かよは東京に知り合いはいないのか。
確かに、洋服屋は、きれいな辞め方じゃなかっただろうし、茂木先生にも、頼めた義理じゃないもんね。
そういえば、はなや醍醐さんは、畠山さんたち同級生とは、もう連絡を取っていないのかな。

こんなイベントをやるときって、前売り券を売って、その人だけ店内に入れる仕組みが多いんですけど、今回は違いましたね。
パー券さえ10枚さばけば、正直、後は来店しない方が、店としては助かるはず。
でも、かよは、スロットまで使って(笑)、来店者数を気にしていたので、入店してからお金を払うシステムのようです。
どの女給の客だって、どうやってチェックしてたのかな。(笑)

ちなみに、サンタ帽を被った給仕は、かよを入れ、少なくとも4人いました。
てことは、40人以上の客がいなきゃいけないんですけど、どうみても30人くらいでした。
おまけに、はなが風邪で休んだ女給の代わりをしていたということは、休んだ彼女の客も含めると50人以上いることになります。
もしかするとこの女給、ノルマをこなせず、仮病を使ったのかも。(笑)

それはともかく、なぜか宇田川が会場にいましたが、これは蓮様と対面させるためだったようです。
宇田川は、この世で一番嫌いな女だと、蓮様に敵意をむき出しにしました。
理由は、蓮様が大正三美人の一人だったからだそうで。(笑)
おまけに自分のことを知らないといわれて、プライドも傷付けられたようです。

そこへ、ふらりと宮本が田中と現れ、入店。
後をつける吉太郎と先輩憲兵。
憲兵って、いい男を揃えましたね。
こりゃ、視聴率もうなぎ登りのはずだわ。(笑)
しかし、宮本たちもアプレゲールを気取るなら、こんな退廃したパーティーに行っちゃダメでしょ。
私も先輩憲兵の意見に、心から同意します。(笑)

とにかく女なら誰でもいい武くん、蓮様の記憶にはありませんでしたね。(笑)
吉太郎と朝市は、しっかりと覚えてもらっていました。
吉太郎の勝ち誇ったような、得意げな表情が印象的でした。
宮本は、女給にちょっかいを出し、かよと踊りましたが、これは蓮様の気を惹こうとしたようです。
表に出る宮本とそれを追う蓮様、そして迎えに来た伝助、二度目の遭遇です。
結局、蓮様は、宮本なんか知らないといって、伝助と帰っていきました。
この日の宿は、かよの家ではないようです。(笑)

醍醐さんは、もう英治のことはすっかりあきらめたみたいですね。
こういうところが、醍醐さんらしいところなのよね。
朝市とくっついてほしいなぁ。
その醍醐さん、英治にヒントを授けました。
「宇田川先生は、もしかしたら、英治さんだけの『銀河の乙女』を見たいんじゃないかしら」
「銀河の乙女は、誰の心にもいると思うんです。英治さんの心にも、きっといるはずです」
てっきり、はなそっくりのルカを描いちゃうんじゃないかと思いましたよ。
単に、翼を広げてるだけじゃんね。(笑)
それより、醍醐さん、みんなの前で、この挿絵ははなだ、とばらしちゃいましたよ。
ベネッセみたいにならなきゃいいけど。(笑)

パーティー終了後のドミンゴは、床を掃除するかよ、酔いつぶれて眠るはなと郁弥、そして朝市と英治が残されました。
武は、先に上野の宿に帰っちゃったのね。
かよの店なら閉店後に飲み直す、という展開はわかるけど、ただの従業員なので、これはできないでしょう。(笑)

「あんたもはなのことが好きなら、はなの気持ち、こぴっと受け止めてやってくりょう」
「おらじゃ駄目じゃん。あんたじゃなきゃ駄目どう」
朝市は、英治にはなを譲っちゃいました。
英治には、はなのこと好きっていえるのに、何で本人にはいえないのかな。(笑)
朝市、上野まで歩いて帰ったけど、門限はないところなのかな?(笑)
英治に思いを伝えた朝市は、すっきりして武と甲府に帰って行きました。

今週のタイトルは、最高のクリスマスなので、明日、英治から告白されるんだろうな。
英治への思いを、甲州の山ん中まで拾いにいくんでしょうね。(笑)
来週は、反対を乗り越えて結婚するってバターンかな?

さて、第14週の関東地区の最高視聴率は、はなの前に現れた周左衛門が、はなが捨てようとした辞書を持って帰ろうとした5日(土)の25.9%と過去最高を記録しました。

月曜から土曜まで紹介しますと、22.8%、21.7%、23.2%、25.2%、24.1%、25.9%で、第14週の週平均は23.82%と過去最高を記録、『ごちそうさん』の第14週の平均は21.50%でした。
第14週までの全平均は花子22.39%、ごち22.19%と差が広がりました。
25.9%は直前に北海道で発生した地震の影響もあるんでしょうけど、7月3日にも25.2%を叩き出しましたから、こりゃ大化けしちゃいましたね。

関西地区の最高視聴率は、『ニジイロ』創刊号を贈ってもらえず拗ねている宇田川に、醍醐が気を利かせて『銀河の乙女』を称賛するハガキを読み上げるも無視された3日(木) の23.8%でした。
名古屋地区の最高視聴率は、結婚記念日に奥さんとすき焼きを食べた須藤さんが、翌朝、ルンルンと出勤すると、はなに頼んだ校正がほとんど手つかずだった2日(水)の24.6%と、こちらも絶好調です。

『軍師官兵衛』の第27回は、関東地区が16.7%で第6位、来週20%超えなるか、注目です。
ちなみに八重の第27回は、関東地区で12.9%でした。
第27回までの全平均は、官兵衛15.72%、八重15.21%です。
名古屋地区は、20.0%と大台に乗り、第3位でした。
関西地区は20.3%とこちらも20.0%と大台に乗り、第3位でした。

今回の一番のポイントは、光さんの侍女が、おゆうからふっくらした女性に変わっていたことでした。(笑)
でも、お福さんは健在でしたし、土田御前も登場してくれたので、満足です。

水攻め、始まりましたね。
なかなか素晴らしいCGだったんじゃないでしょうか。
宗治も隆景も、恵瓊までいい人になっちゃいましたね。
次回はまだ、宗治の見せ場までいかないかな、微妙ですけど、楽しみです。

家康も登場しました。
寺尾聰さんだったんですね、知りませんでした。
しかし、三英傑で一番若い家康を、一番年配の寺尾さんが演じるというのが、このドラマを象徴していますね。(笑)
でも、正直好きになれません。
私も、小朝光秀は、なんとなく好きなのよ、最初はイマイチでしたけど。(笑)

いよいよ、明後日は本能寺の変ですね。
『ダーウィンが来た!』をやめてまで、特番を放送するみたいですね。
これって、完全なネタバレ番組ですよね。
私はBSを見終わっているはずなので影響はないと思いますが、翌週以降の内容にも触れる可能性もあるので、正直やめてほしいなぁ。

本筋に戻りますが、なんか、結局、いつものように、光秀の積み重なった恨みが爆発した、という流れだったので、ちょっとガッカリしました。
もうちょっと、愛くんパパが暗躍してくれると思ったのに。(笑)
信長が京風味付けの料理を光秀に投げつけたとき、和枝さんを思い出しちゃいましたよ。(笑)
信長がケチをつけた能は、やっぱりわざと下手に舞ったんでしょうね。
能のことは全然分かりませんが、本気で舞っていたら失礼ですもんね。
そうそう、7本も続けて凶が出るって、いくらなんでもやり過ぎっしょ。(笑)

それでは来週も、金は使うべきときに使い、5か国を譲っても問題解決の道を探り、筋の通らぬ寝返りはせず、命を惜しまず、この国をつくりかえるという気概で、こぴっと仕事がんばって、名実ともに織田家の出世頭になれし。
「毛利程の大敵を我らだけで倒したのでは、手柄の立てすぎじゃ。主君を凌ぐ手柄を立ててはならん。我らがお膳立てをして、一番よいところを上様にお取りいただく。さすれば、上様の面目も大いに立つというものじゃ」
ごきげんよう さようなら

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[7238]投稿者:トッパ
投稿日:2014年07月17日 (木) 18時25分
まっくん、お待たせ!

>ユイちゃんは、『若者たち2014』でも、ふっきれたように大胆な演技をしていましたよ。(笑)

これ、かなり気になってたけど見れんかったのよ。世間の評判はあんまり良くないみたいだね。

>さて、『花子とアン』、今週は、いろんな人間がドミンゴで入り乱れる、バトルロイヤルのような展開でした。

うーーん、ここんこと、あんまり面白くないなぁ。

>そこにやってきて、偶然、二人の会話を耳にする吉平。(笑)

たまたま来て聞いてしまう、もしくは見てしまう、というのがホントに多いドラマだよねぇ(笑)。

>最初は、離婚じゃなくて死別という設定だった、というのは、うがち過ぎですかね。(笑)

実際にはもっとドロドロしてた、という記事を読んだことはある(笑)。ただまあ、『カーネーション』の時と同じく、あくまでも「事実を基にしたフィクション」だからね。

というわけで『花子とアン』の話題はイマイチ気が乗らないので、今回もパス!

それにしても、印刷会社の社長のキャラ、まったく不安定じゃん。得意先の社員であるはな&醍醐に対して急に偉そうな態度を取ったり、婚礼の場では異議を申し立てたかと思ったらすぐに引っ込めたり。行動に一貫性がなさすぎ。演じてる役者さんが気の毒になってくる。
あと、印刷会社という割には印刷工場の現場がまったく出てこないのは、印刷会社勤務の経験者としては大いに不満!(笑) というか、よっぽど大きな印刷会社じゃない限り、あんな豪勢なオフィスは持ってないでしょ。どうにも不自然。
そもそも、最初にニジイロを作る時、確か誌面のレイアウトとかも提案していたよね。そういう意味では、あれは印刷会社ではなくデザイン会社、もしくは製版会社という感じだよね。……まあ、そんな話、みんな興味ないか(笑)。

あ、そうだ。はなの子ども、めちゃくちゃ可愛いじゃん。あの赤ちゃんのおかげで視聴率が3%ぐらい上がるんちゃう?
ただ、赤ちゃん時代があれだけ可愛いと、その次を演じる子役のプレッシャーは大きいかも(笑)。

>『軍師官兵衛』の第27回は、関東地区が16.7%で第6位、来週20%超えなるか、注目です。

いやぁ、さすがに見応えあった。官兵衛が笑みを浮かべながら秀吉を説得する時のあくどそうな顔、実に良かった(笑)。

>家康も登場しました。

やっと、という感じだよね(笑)。今までも信長と何度も会ってたわけだから。

>でも、正直好きになれません。

家康の好感度は低いよねぇ。三英傑の中では一番の平和主義者のように思うけど。

>『ダーウィンが来た!』をやめてまで、特番を放送するみたいですね。

最後の5分ぐらいだけ見た。見ない方が良かったかな。岡田准一の演技プランは、あとから聞きたかった(笑)。

>そうそう、7本も続けて凶が出るって、いくらなんでもやり過ぎっしょ。(笑)

事実だとしたら、明らかに誰かの嫌がらせだよね(笑)。

ところで『超高速!参勤交代』という映画を観てきたよ。陣内孝則、ここでも悪いヤツだった(笑)。あと、石橋蓮司と伊原剛志も出てたよ。

じゃ、また!

[7235]風が運ぶ希望の種 投稿者:まっくん

投稿日:2014年07月04日 (金) 19時18分

みなさん、元気ですかぁー。
こちらは、ようやく梅雨空になってきました。

今朝の新聞をみてびっくり、春一番さんが亡くなられていました。
まだお若いのに。
最後のお仕事は、名古屋でだったそうですね。

新聞小説は、意識して読むことにしています。
本は、当たり前ですけど、どうしても自分が興味あるものしか読みませんもんね。
ですから、ジャンルや考え方が、どうしても偏ってしまいますよね。
そこで、興味のあるなしにかかわらず、強制的に新聞小説を読むことによって、少しはバランスが取れるんじゃないかと思っています。
最も、小説も新聞代のうち、というのが一番の理由ですけどね。(笑)

さて、『花子とアン』、今週は、英治が妻帯者だと知ったはなの揺れる思いが、描かれました。
英治が妻帯者であることを告白するためドミンゴに向かおうとしたその時、病院から妻喀血の電話が、ドラマですね。(笑)
そんなこととは露知らぬはなは、ドミンゴで待ちぼうけ。
かよは、郁弥に電話をして、そのことを知ります。

これは、自分から呼び出した英治が悪い。
郁弥を伝書鳩にすれば、いいだけじゃんね。
かよも、事情は知っていても閉店まで告げないってどうよ。
郁弥から英治が仕事上の急用で行けなくなったと連絡があった、とか嘘の付きようもあったでしょうに。
なんでかよが、郁弥の電話番号を知っているんだ、という話もありますけどね。(笑)
そういえば最近、恋愛ドラマを作れない理由の一つが、携帯電話の普及で男女間のすれ違いがなくなったことだ、とどこかの局のPがいってました。
そんな意味では、新鮮といえば新鮮な演出なんでしょうね。(笑)

で、結局、心配になって英治の様子を見に行こうとするはなに、かよは本当のことを告げました。
はなは、ショックを受けつつも、急に忘れてくれといった英治の事情は、理解できたんでしょうね。
彼のことを忘れようとするはなに、追い打ちをかけるように、郁弥のここに来ての挿絵は英治が描いた宣言。
これじゃ、はなは自分への愛情が垣間見えて、忘れられませんよね。(笑)
それを知った醍醐さんが、英治あきらめ宣言。
私の入る隙なんてないわ、って最初からなかったのよね。(笑)
他に前から知っていて、最近急に親しくなった男性は思いつかないので、占いは外れたということなんでしょうかね。(笑)

その日、はなが帰宅すると家の前に英治が。
こういうところが、ストーカー体質なのよね。(笑)
そこでなんと、はなの翻訳ページは手伝わせてほしい、今の僕にはそれしかできないから、とまたしても愛の告白。
はなの気持ちを思わせぶりで繋ぎ止める、罪作りな男。
いい悪いは別にして、出版された以上、最後まで面倒をみない訳にはいかないことは、理解できるけどね。
それでも、何もいわず、黙って割り付けと挿絵をやってたらいいだけじゃん。

聡文堂では、『ニジイロ』出版に向けてラストスパート、といきたいところですが、梶原が宇田川にこだわり、まだ誌面も埋まっていません。(笑)
『文学東洋』に掲載された宇田川の『逢引』の一節を、突然読み上げる三田さん。
今どき、まだ、こんなベタな演出が残っていたのね。(笑)

そこへ、なんと宇田川からはなに電話、という出来過ぎの展開。
ネタ提供のお礼に、連載の第1話を執筆中とのこと。
宇田川は、ネタがはなの実体験だと、あっさり見透かしていましたね。(笑)
ドミンゴに行くと、宇田川は、一気呵成に書き上げました。
蓮様と同じく、宇田川も推敲はしない主義なのね。(笑)
タイトルは『銀河の乙女』、『つむじ風の乙女』に続く乙女シリーズのようです。
銀河の女王が、見えない翼をルカに授けるって、当時にしては、なかなか斬新じゃんね。
ルカといえば、『ラスト・フレンズ』の上野樹里さんを思い出してしまいます。(笑)

はなは、電話で梶原に素晴らしい出来だと報告すると、時間がないから村岡印刷に直接持参するよう指示を受けました。
半年以上ものんびり編集してきたのに、急に時間がないって、一応、締切りがあったのね。(笑)
てことは何、梶原は、締切り当日にまだ宇田川にこだわって、誌面に穴を空けていたのね。
結果オーライだけど、とても責任者が取る行動じゃありませんね。
もひとついわせていただければ、いくら時間がないからって、編集長が全く目を通していない原稿にゴーサインを出すって、もう職責を放棄しているのと同じじゃんね。(笑)

そんな梶原の他力本願により、『ニジイロ』創刊号が完成しました。
完成を祝っての乾杯は、ドミンゴではしないのね。
しかも、酒じゃなくて夢の飲み物サイダーで、でした。(笑)
そこで取って付けたように、梶原が英治の妻の具合を郁弥に確認しました。(笑)

その頃、英治は、妻の病院を見舞いました。
看護婦さんの白衣を見ると、『八重の桜』の最終回を思い出します。(笑)
妻は、なんと川原さんと満州に渡ったタエさんじゃないですか。
名前は忘れましたけど、梅ちゃんの医専進学に理解を示してくれた担任の先生でもありました。
いかがわしい小説『月と花束』をくれたのも、この先生でしたね。(笑)
ホント、年々、きれいさが増しているような気がします。

英治が持ってきた花束は、かすみ草ですよね、多分。
香澄さんが自分の名前から、かすみ草が好き、という設定なんじゃないでしょうか。(笑)
英治は、郁弥が初めて担当した童話雑誌だと紹介して『ニジイロ』を妻に手渡しました。
はなへの思いを込めて創ったという後ろめたさから、自分の関与を告げられませんでした。
しかし、女の勘は鋭いですね。
英治の描いた挿絵と翻訳者安東花子の名前だけで、ピンときちゃいましたよ。
自分には、もう絵を諦めたといいながら、一所懸命に描かれた挿絵から、英治の作者への思いを感じ取ってしまったんでしょうね。
木箱の中に収められたカメオを見つめていましたけど、ふじにとってのかんざしのようなものなのかな。
でも、この意味するところは、明かされないまま終わりそう。
とうとう、翌日の見舞いでは、面会を拒否されてしまいました。

聡文堂では、梶原がはなに、村岡印刷へのあいさつの同行を命じました。
はなの失恋を知る醍醐さんが、代わりに行くと助け船を出してくれました。
でも、翻訳者じゃないと意味ないもんね。
とはいえ、そんな優しい気配りができる醍醐さんにますますパルピテーション!(笑)
ここでも、わざわざ三田に、安東君を村岡印刷に行かせたくない理由でもあるの、なんていわせる必要ないのに。(笑)

おやおや、雑誌を封筒詰めするはなに、その仕事が終わってからといいながら、結局、仕事が終わる前に連れ出しちゃいましたよ。(笑)
だから、はなが宇田川に雑誌を届け忘れたのは、梶原のせいなのよ、きっと。(笑)
はなは、村岡印刷で、ミスタードミンゴこと神蔵さんがそこの社長で、村岡ブラザーズの父親だと知りました。
梶原は、はなの英治への思いを知りました、って遅すぎ。(笑)
神蔵さんは、あまり編集者として優秀になると女性は生意気になる、なんていってました。
ということは、どこかの出版社に、はなの他にも女性編集者がいるってことなのね。(笑)

聡文堂では、結婚記念日だからといって、はなに仕事を頼んで帰宅する須藤さん、どいつもこいつも、って感じですね。(笑)
ちゃんと段取りしろよ、とキョンキョンに突っ込んでもらいたくなります。
あっこれ、民放のドラマで、そんな男勝りのドラマ制作P役をやってたのよ。

まあ、あんな編集長の下で働いてたら、こうなっちゃいますよね。
「英治君と何があったか知らないが、そういうときこそ、仕事を頑張りなさい。仕事は裏切らないよ」
お前が仕事頑張れよ、と日本中の茶の間でツッコミが入るのが、私確かに聞こえました。(笑)
だいたい、自分が仕事サボって富山先生に求婚して断られたとき、デスクで放心状態、はなにまで、どこかお加減でも悪いんですか、と突っ込まれてたじゃんね。(笑)
はな気を付けろ、仕事は裏切らないが、編集長は裏切るものよ。(笑)

そして、大方の予想どおり、はなは寝入ってしまい、須藤に頼まれた校正を朝までに仕上げられませんでした。
みんな、はなを冷たい目で見ていましたね。
確かに、はなも無責任だけど、一番悪いのは自分の仕事を放りだして帰宅した須藤でしょ。

そんなはなを、醍醐さんがドミンゴで励ましてくれました。
「思い出してみて、修和女学校の先生方は、どんな時も教師という自覚を持って、生徒一人ひとりに真摯に向き合ってくださっていたでしょう」
ちょっと待ったぁ、私情を生徒たちにぶつけていた富山先生には、教師という自覚なかったぞ。(笑)

そこへ神蔵さんがやってきて、かよと醍醐さんにも、その素性が知れることとなりました。
例の学生たちは、蓮様の脚本を巡ってかんかんがくがく。
蓮様の作品を擁護する宮本は、彼女に惚れてるんだろ、といわれても否定しませんでした。
神蔵に『踏絵』を返し、この本と出会わせてくれたお礼を述べました。
なんか急に物わかりがいいというか、牙をもがれたみたいになっちゃいましたね。(笑)

そんな宮本を遠く福岡から慕う蓮様は、手紙をしたため、女中に投函を頼みました。
そんな様子を盗み見るタミ、絶対、インターセプトして中身を読んでますよね。(笑)
そして今度は、宮本からの返事を勝手に読んじゃいました。
その手紙を読むタミの嬉しそうな顔、もう最高でした。

そんなこととは露知らぬ蓮様、手紙を読んですぐ、伝助に上京を願い出ました。
冬子が嫁いで、夫婦差し向かいで食事をするようになっても、テーブルの両端に座るのね。(笑)
なんと、そんな蓮様をタミがアシスト、無事、お許しが出ました。

その頃、英治は、香澄から離婚してください、と書かれた手紙を郁弥から受け取りました。
病室にかけつけた英治に、香澄は、死ぬのを待たれるのは嫌なの、といいました。
この言葉は、きついよね。
いわれた方は、何も返せないもんね。
最終兵器を使ったということは、もう、離婚の決意は変わらないんでしょうね。

自分が預かった手紙の中身を知ってしまった郁弥は、かよに会いにドミンゴへ。
今日は花がない、というからチップを渡すのかと思いましたが、何も渡しませんでした。(笑)
様子が気になりそばを離れられないかよに、郁弥が、義姉が離婚を望んでいる話をしました。
そこにまたまた偶然現れた、はなと醍醐さん。(笑)
離婚の単語に切れた醍醐さん、今度は郁弥とかよの間に強引に割り込んじゃいましたよ。(笑)
郁弥の酒に付き合って、醍醐さんも酔いつぶれちゃいました。
歓迎会のとき、あれだけはなは酒が弱いと馬鹿にしていたのにね。(笑)

かよが電話したんでしょうね、英治が郁弥を連れに来てはなと再会しました。
離婚なんてしないでください、と英治に告げ、はなはドミンゴを走り去って行きました。
てぇー、酔いつぶれた醍醐さんを置いてっちゃったよ。(笑)
なんちゅう自己中な女やねん。(笑)

でも翌日、無事、醍醐さんは出勤していました。
そこになんと、『ニジイロ』創刊号が届いていないと宇田川がやってきました。
これまた、小さい女ですね。(笑)
私なら、次号への掲載の打ち合わせに出版社に呼び出されることの方に、憤慨するけどなぁ。(笑)
業界の中では、自作が掲載された雑誌をいの一番に作家に届けることは、そんなに重要なことなんですかね。
この辺りがピンとこないので、はながとんでもないことをしでかした、という実感がわきません。
というか、さっきも書いたけど、作業を邪魔した梶原のせいなんだから。(笑)

その場は、なんとか梶原が取り繕いましたが、後日、宇田川と編集打ち合わせの後、はなの思い出の傘を借りようとして断られた宇田川が激怒、執筆を拒否しました。
梶原は、はなを宇田川担当からはずすことを決断し、併せて自宅謹慎を命じました。
理由はともあれ、宇田川を怒らせて雑誌の連載を拒否された結果責任はやむを得ませんね。
でも、『王子と乞食』の翻訳者ですからね。
そこいらの社員とは、貢献度が違いますからね。
そんなはなに、編集の仕事までさせる梶原が、間違っていると私は思うぞ。

結局はなは、かよの勧めで甲府に戻ることになりました。
甲府では、吉平がぶどう酒事業に興味を示していました。
甲州の名を日本中に知らしめる事業だと、初めて先見の明があるところを見せ付けました。(笑)
はなが男性問題で戻ってきたとにらんだ早耳のリンも、お見事でした。
まさか、この二人が正鵠を射る日が来るとはね。(笑)
ふじも、はなの異変には気付いたみたいですね。

雨が降るたび英治を思い出すはなは、ついに彼を忘れるため、本の部屋から思い出の辞書を捨てようとして、間一髪、朝市に引き止められました。(笑)
大した思い出でもない和傘は手放せないのに、ふじにとってのかんざしといってよい思い出の辞書は、捨てられるんだね。(笑)
あれだけ濡れたら、乾いてもブヨブヨになっちゃうはずなんですけど、きっとそうはならないんでしょうね。(笑)

しかし、このシチュエーションでは、普通は朝市に抱きつくよね。
こんな状況ですら抱きついてもらえないなんて、はなにとっての朝市の立ち位置って悲惨。(笑)

あっという間に、離婚しちゃってた英治との間に、障害はなくなりましたね。
おそらく、ほとんどの視聴者は、あっけにとられたことでしょうね。(笑)
香澄さんは、もう出てこない流れですよね。
ふじのおかげで、はなは立ち直るのかな。
それよりも、タミの企みが何なのか、目が離せません。

さて、第13週の関東地区の最高視聴率は、英治が手掛けたはなのページを、醍醐さんが、これぐらい遊び心があった方がいいんですよ、と擁護してくれた24日(火)の24.2%とまたまた高視聴率でしたが、W杯の37.4%に破れました。

月曜から土曜まで紹介しますと、23.3%、24.2%、23.7%、22.9%、23.4%、21.5%で、第13週の週平均は23.17%と第11週に続いて2番目の高視聴率、『ごちそうさん』の第13週の平均は22.35%でした。
第13週までの全平均は花子22.28%、ごち22.25%と大接戦です。

関西地区の最高視聴率は、福岡を訪れた宮本に劇団のための脚本を頼まれた蓮様が、三十一文字より多くの文字を綴るすべは知らないわ、と断った24日(火) の22.7%でしたが、W杯の35.2%に続き第2位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、英治に忘れてくれといわれたはなが、とびっきり美味しいお茶いれますね、と無理に明るく振る舞い、三田から、いつものお茶っ葉でしょう、と突っ込まれた28日(土)の23.3%で、こちらもW杯の35.1%には及びませんでした。

『軍師官兵衛』の第26回は、関東地区が14.9%で第11位と落ちちゃいました。
ちなみに八重の第26回は、関東地区で14.0%でした。
第26回までの全平均は、官兵衛15.68%、八重15.30%です。
名古屋地区は、19.3%で第4位と順調です。
関西地区は16.4%と3ポイント近く下がり、第8位でした。
日本人は、本能寺の変が好きだから、再来週あたりは急上昇するんでしょうね。

長政、デビューしましたね。
松寿丸のときは、あれほど才気煥発な感じだったのに、ただの短慮なイノシシ武者になっちゃいましたね。(笑)
大将が闇雲に突っ込んでいって、あわや首を取られそうになって、反省一つしないって、なんだかなぁ。
戦のにおい、といわれて鼻をくんくんさせるのも、馬鹿丸出し、松坂くん可哀想。
ところで松寿は、急に大きくなったのに、玉松は相変わらず小さかったですね。(笑)

14歳離れた松寿の弟、熊之助が誕生しました。
タイトルバックに出産指導とあったので、お産の場面があると思ったんですが、肩すかしでした。
誰が名付けたんでしょうね、官兵衛?職隆?
いずれにしても、後の誰それ、という情報がありませんでしたので、一角の武将にはなれなかったんでしょうね。

清水宗治は、長政と正反対で、めちゃめちゃいい人に描かれていますね。
小早川隆景は、道は一つではない、と和戦両面をにらんだ柔軟な発想の持ち主ですね。
吉川元春の方は、主戦論一本のようです。
これが、後の中国大返しにあたっての二人の異なる対応に繋がり、小早川隆景だけが結果的に秀吉に取り立てられることになっていくんですけど、その辺りも描いてくれそうで楽しみです。

そうそう、今週、さらりと武田軍滅亡がナレーションで触れられましたけど、これは、勝頼が天目山で自害した甲州征伐のことです。
これはもう、残党狩りのようなもので、自業自得とはいえ家臣に次々と裏切られた勝頼の悲劇として描く以外、あまりドラマ性がないので、さらりと流したのではないでしょうか。
『風林火山』ですら、流したくらいですから。(笑)
なお、この時、家康は同行しましたが、秀吉は毛利攻めにかかりきりで参戦していません。

『天地雷動』って読んだことないし、間違ってたら申し訳ないんですが、トッパさんご指摘の武田信玄軍との戦いというのは、長篠の戦いのことではないでしょうか。
これなら、秀吉も参戦しているし、信玄軍という言葉もピタリと当てはまります。
もっとも、この合戦も、今回のドラマでは、やりを持った兵隊が鉄砲で撃たれるシーンが映ったくらいで、あっさり終わっちゃいましたけどね。(笑)

本能寺の変も、なにやら朝廷陰謀説の様相を呈してきましたね。
これから数週間は、目が離せませんね。

それでは来週も、己は一人ではなくみんなに守られて生きていると悟り、備えを怠りなく地固めをしっかりとし、血気にはやることなく、武功をあせった足手まといのイノシシ武者となることなく、生き残る戦い方でこぴっと仕事がんばって、誠の手柄を立てろし。
「初めから死ぬおつもりか」
「羽柴軍の強さは十分に心得ております。今の我らの軍勢では勝てるとは思いませぬ」
「勝てぬと分かっている戦を何故」
「死ぬことがそれがしの役目。捨て石になって1日でも2日でも毛利領への侵攻を食い止められればそれでよい」
「天晴れなご覚悟。貴公のような忠義の士こそ味方にほしい。考え直してはくださらぬか、2か国ですぞ」
「仮に2か国いただいても、裏切りによって得た国など、また裏切りによって失いましょう」
ごきげんよう さようなら
1、2、3、ダァー!

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[7236]投稿者:トッパ
投稿日:2014年07月11日 (金) 13時27分
まっくん、お待たせ!

今週は台風で全国的に大変だったよね。こっちでは特に大きな被害はなかったので一安心。

>今朝の新聞をみてびっくり、春一番さんが亡くなられていました。

自分より年下の人が亡くなるってのは本当に切ないことだよね。合掌。

>最も、小説も新聞代のうち、というのが一番の理由ですけどね。(笑)

同感! とは言いつつ、読んでない記事、すごく多いなぁ。もったいないことしてると日々痛感してる。
いっそ新聞をやめようと思った時もあるけど、ないとすごく淋しい気になるだろうねぇ。休刊日でさえ、身がよじれるぐらい切ないもん(笑)。

で、ゴメン、ちょっと時間がなくなっちゃったので『花子とアン』の話題はパス! 毎日ちゃんと見てるから安心して。
それにしても、中村ゆりの出番、少なすぎ!

『軍師官兵衛』、いよいよ次は本能寺の変が描かれるわけだよね。これは間違いなく視聴率が上がるでしょ。
光秀=小朝というキャスティング、最初はイマイチだと思ってたけど、あの冴えない風貌は確かに合ってるかも、という気がしてきた。華やかなオーラを放ちまくる江口洋介とは対極的な存在だからこそ悲惨さが際立つ、という感じかな。小朝にゃ悪いけど(笑)。

>『天地雷動』って読んだことないし、間違ってたら申し訳ないんですが、トッパさんご指摘の武田信玄軍との戦いというのは、長篠の戦いのことではないでしょうか。

そうそう、その通り。まあ、この時すでに信玄は亡くなっていたんだけどね。
『天地雷動』のサイトの下の方には僕のコメントも載っているので、見てみて。これ、一応ナイショね(笑)。
http://www.kadokawa.co.jp/sp/2014/tenchiraidou/

今日は短いレスで申し訳ない。あ、そうだ、『渇き。』という映画を観てきたよ。橋本愛、やさぐれてた(笑)。露悪趣味に満ちた映画なので好き嫌いは大きく分かれるだろうけど、一見の価値はあり。これ、テレビでそのまま流すのは絶対無理だろうね。
じゃ、また!

[7232]結局DVDBOXは買いません 投稿者:大ちゃん0721

投稿日:2014年06月27日 (金) 20時37分

>5年ぐらい前に言ってくれれば譲ったのに! 

いやいや…でも良い買い物をしましたよ!
聴きたいときに自分の判断で適切な値段で
買えたので今でも1000円で買えて良かったです。

>『金字塔』という5枚組ベスト+ピクチャー盤。

コレもヤフオクで探したら安いので1000円くらいで
買えるのでちょっと頭の中に入れておくようにします。

>なんと、近田春夫による全曲解説付きなのよ。

それだったら自分もマストです!

>『八月の恋人』

その曲は1000円の中に入ってないはずです。
自分は寒い夜明けという楳図かずおの
シュールな歌詞が非常にショックで良く聴いています。

>やっぱりAKBには男を惑わせる魔力があるのかもね。

AKB以上にハロプロに負けん気を発揮した秋元康に
魔力あるんじゃないかと…自分は秋元康には稲垣潤一の
ドラマティックレインから無意識に何らかの形で印税を
落としていることに気づいていて…あの人も歌詞の面では
歌謡曲の論客からは歌詞がつまらないと批判的な人たちが
多いです…昔から仕掛けるのが上手かったですからね。
川の流れのように印税が入ってくるので高井麻巳子も安泰?

>裕也さん、声はいまひとつだったけど、腰の動きが見事(笑)。

あの曲のB面はユーヤさんのソロ曲でitunesの試聴で
聴いてみたら周りが言ってるようにアレはユーヤさんの
マイウェイみたいな歌詞でした…作詞は秋元康…

ところで甲斐のDVDBOX買わないことになりました。
6枚中5枚が最近の活動の映像ばかりなので結局は
例の本のみになりそうです…その前に11月に武道館かな?
自分は行かず例年通り矢沢永吉とBUCK-TICKの武道館へ行きます。

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[7234]投稿者:トッパ
投稿日:2014年07月02日 (水) 18時17分
大ちゃん、お待たせ!

『八月の恋人』は、オリジナルアルバムだと『LOOKIN' FOR TOMORROW』ってのに入ってるみたい。このタイトル、『いつも心に太陽を』のサビの部分だよね。
『いつも心に太陽を』も楽しい曲なんだけど、内容が明朗快活すぎて当時ちょっと苦手だった(笑)。『八月の恋人』をシングルにしてほしかったなぁ。

>自分は寒い夜明けという楳図かずおの
>シュールな歌詞が非常にショックで良く聴いています。

これは名曲中の名曲だよね。何度かカラオケで歌ったこともある。

楳図さん、今は映画を撮ってるんだって。すごいよねぇ。怖そうな映画なので僕は観ないけど(笑)。
http://mother-movie.jp/

>自分は秋元康には稲垣潤一のドラマティックレインから

秋元康といえば、松尾清憲とのコンビでは傑作がたくさんあるじゃん。『愛しのロージー』『5月のSUICIDE』『僕等のハックルベリーフィン』とかね。
あと、郷ひろみなら『アメリカかぶれ』! 当時の郷ひろみの本質を鋭く衝いた歌詞だった。
http://www.uta-net.com/song/21648/

>ところで甲斐のDVDBOX買わないことになりました。

これ、ファンクラブ限定みたいだね。まあ、ライブ会場でも販売するだろうけど。




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