投稿日:2014年06月19日 (木) 19時13分
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みなさん、グッド・イブニング。 ここ数日は、一時の暑さも鳴りを潜め、しのぎやすい気候が続いています。
世間はすっかりW杯モード、おかげでしばらくは、ドラのイライラから解放されます。(笑) 大野の完投だけは、取り上げてほしかったけどね。(笑) 昨日は、吉見が二軍で400日振りに登板しました。 足がつって、HRを2発浴びたみたいですけど、まずは一安心です。
W杯といえば、青い袋を膨らませて応援していた日本人サポーターが、終了後、その袋に周辺のごみを拾って帰ったことが、世界中で称賛されています。 やっぱり、日本人はすごい、私も少しは見習わなくては。 ウニ丼の空き容器を、北鉄の車内に置きっ放しにした忠兵衛さんもね。(笑) さぁ、明日は、ギリシャ戦ですね。 そうそう、椎名林檎さんと絢香さんの紅白も確実ですね。
さて、『花子とアン』、今週から東京編に戻りました。 2度目の甲府編なんて、あってもなくてもよかったような気が。(笑) その甲府編の最後を振り返ると、亡くなった周造の位牌に、吉平が正式に百姓となることを誓いました。 これは、前にも書きましたが、徳丸さんのおかげです。 ふじは、吉平に連れて行けと、表富士にすっかり魅入られたようです。(笑)
はなは、本を作るという夢を追いかけるために、東京行きの許しを両親に求めました。 はなの夢は、編集者と作家がごっちゃになっていますね。(笑) 梶原のところで働いてちゃ、満足に本を書けないぞ。
そして、大正8年3月、はなにとって最後の卒業式の日を迎えました。 早耳のリンも、さすがに朝市の気持ちは、はなには伝えないのね。(笑) 餞別の腹巻きでも、持ってきただけなのかな。
学校での子供たちとの別れは、あまりにもあっけないものでした。 卒業生じゃないし、野草を贈るネタもやっちゃったし、どうでもいいって感じでした。(笑)
その代わり、先生たちとの別れの場面が主でした。 教室には、校長の他に、緑川、はな、朝市、そして男性教師2名と小使いの寅次さん。 蓮様から詩集が届いたときは、確かその他の男性教師が3人いたので、都合により1人欠席なんですね。 そうじゃないと、校長先生も、複式学級じゃない限り、いずれかの学年を持たなきゃならないものね。 いずれにしても、音楽や体育などの専任教師もいないので、各担任が全教科を教えなきゃならないのね。 尋常小学校じゃ裁縫の時間とかって、ないのかな。(笑) 緑川先生は、そんなの上手そうだけど。(笑) 朝市は、裁縫ができるのに、はなが袖口を縫ってくれるというので、甘えちゃったということなのかも。(笑) いずれにしても、このお別れのシーンも、取り立てて感動や感心するところはありませんでした。(笑) そうそう、白鳥様に続き、またしても校長の、おまんは、この小学校の誇りじゃん発言、この手のヒロイン持ち上げは、鼻に付くなぁ。 これで緑川先生も見納め!?この役に相島さんは必要なかったよね!?(笑)
最後に、安東家の伝家のほうとうを食べて、はなは、甲府を後にしました。 吉平も無理せず、駅まで送ってあげればいいのに。(笑) はなは、お地蔵さんに手を合わせ、例の場所で振り返ることもなく、新しい曲がり角を曲がっていきました。
そして、舞台は、大正8年春の銀座に移りました。 銀座って、関東大震災で壊滅的な被害を受けるんですよね。 それがいずれ、運命を大きく変える転機になりそうなシチュエーションですね。
まず映ったのが路面電車と、時計を頭上にいただいた白い建物。 時計の下には、服部時計店の文字。 もしかして、これが今の和光、と思っていると主題歌が流れ、タイトルバックに資料提供セイコーホールディングスの文字。 いくら昔の社名とはいえ、NHKが使用して大丈夫、といらぬ心配からスタートしました。(笑)
はなが、かよからのハガキの住所を訪ねると、そこはCAFE・ドミンゴ。 入店すると、そこには、白いエプロンをした女給姿のかよ。 つまり、かよは自宅じゃなく、わざわざ勤め先のカフェの住所を書いて寄越したわけですね、肩書きも書かずに、何か不自然。(笑) しかも、女給になったことは、家族にも内緒にしていたみたいだし、自宅に呼んだ方がばれないような気がしますが、その辺りも中途半端。 いかがわしくないんなら、理由はともかく結果的に自分のせいでこしらえた借金を返済してくれる家族に、堂々と報告すればいいのに。 だいたい、いつでも里帰りできるのにしてないし、かよの中での甲府との距離感が今一つ掴めません。
茂木先生に紹介してもらった洋服店をやめるのに、ちゃんと仁義は切ったのかな。(笑) 茂木先生なら、かよがやめたことを店主から聞いて心配して、はなにハガキくらい出してくれそうなものですけどね。
転職の動機も、お金はともかく、きれいな着物を着た女給に憧れていた、というのが、かよのキャラには似合いません。 もし、そんなに都会の絵の具に染まりたいなら、もう方言は捨てて、すっかり東京言葉になっているはず。(笑) とにかく、東京編冒頭から、違和感に包まれています。(笑) それはともかく、とりあえず、かよの部屋に転がり込むことになりました。
そして、入社初日、はなが聡文堂の事務室に入ると、梶原や醍醐さんを含め、社員の多くが忙しく働いています。 てぇー、初日から重役出勤かい!(笑) 新入りなら早めに来て、何もできないんだから、せめてみんなの机くらい拭けし。 最新のおリボンやお帽子の記事なんて夢見がちの醍醐さんと、子供の作文の投稿なんていってるはなを抱えて、梶原さんも大変。(笑)
その梶原も、まだ児童雑誌を刊行していなかったのね。(笑) はなを誘いに甲府まで来たのは、10月だったじゃんね。 その時は既に、創刊第1作目『たんぽぽの目』は出版されていました。 てことは、その後の半年間、この人たち、何して生活しているんでしょ。 本は出し続けているけど、雑誌の企画がまとまらないだけなのかな。 あと、みんな梶原のこと編集長って呼んでるけど、社長じゃないの。(笑) 聡文堂の「聡」は、梶原の名前から取ったんですよね、きっと。
その晩ドミンゴで、豪勢な歓迎会が開かれました。 ブラジル・コーヒーは苦かったはなも、ウイスキーはおいしいのね。(笑) こいつは、相当なうわばみになる器でっせ。(笑) 吉高さんの酔っ払った演技の可愛さ、半端ないですね。 醍醐さんも、3杯で酔っちゃうなんて、はなさんって、そもそもお酒が強くなかったのね、ってストレート3杯一気飲みなら酔うでしょ、あんたは大うわばみか。(笑) 先輩発言、きらきらぼし、壁かと思ったら村岡印刷さん、高い本棚の上の書籍、この番組の演出家さんは、過去のエピソードを重ねるのがお好きなようですね。(笑)
酔っ払ったはなをかよが自宅まで連れ帰ることになりましたが、まだ営業中なのに、かよちゃん、勝手に帰って大丈夫?(笑) 村岡は、結果的に、はなをおぶっていく役回りで、歓迎会に遅刻してきたわけですね。 てっきり、聡文堂の社員になったのかと思いましたよ。(笑) そこで、自分が贈った辞書が漬け物石になっていてショックを受けました。 でも、業界にいたら、はなが翻訳の仕事をしていないことくらい分かりますよね。 はなは、結局、思い出の辞書を枕に寝入ってしまいました。
翌日、二日酔いに苦しみながらも出勤して、一応しおらしくみんなに謝罪。 無理やり飲ませた僕たちも悪かったよって、梶原さんも大人だね。(笑) 村岡も、昨夜のことは何も覚えていないというはなに、えっ、 そんなに酔ってたんですか、はないよね。 正体のほとんどないはなを背負って連れて帰れば、それくらい分かるじゃんね。 はなが村岡の行為を負担に思わないように、気を遣っただけなのかもね。(笑)
はなは、聡文堂の雑誌に連載するよう、宇田川に交渉することになりました。 宇田川の執筆場所が、これまたドミンゴと出来過ぎの設定。(笑) まだ、旅館で書けるだけの地位を文壇では築けていないようです。 あんな文学青年たちが、熱く語り合う場で、よく書けるなぁ。(笑) まあ、今の子たちもファミレスなんかで勉強しているけど、そんな感覚なのかな。
はなは、宇田川から、みみずの女王と呼ばれました。 花子と呼んでくりょ、といわないところをみると、意外に気に入ってたりして。(笑) はなは宇田川からいきなり、編集者に向いていないから田舎に帰れ、と先制攻撃を受けてしまいました。 宇田川は、『逢引』という題名の小説を執筆中、もう子供向けの話なんて書かないと、はなの申し出を一蹴、なぜか梶原に代金を付けて去って行きました。 このどうでもいいやりとりの中で、宇田川の受賞作が『つむじ風の乙女』だったことが判明したことだけが、唯一の収穫でした。(笑) 授賞式会場の垂れ幕は、列席者の陰になって、つむじ風までしか見えなかったんですよね。 おかげで、すっきりしました。
宇田川を嫌うが、はなが編集者に向かないという意見にだけは賛同する男性は、運転手の神蔵さんじゃないですか。 あ痛たたたたぁー、また堂々たる大根役者振りを発揮してほしいなぁ。(笑)
はなは、村岡から歓迎会のやり直しを提案され、逢い引きの誘いと勘違い。 私は、てっきり、前日のメンバーで行くのかと思いきや、村岡の抜け駆けでした。 そこに臆面もなく乱入する醍醐さん、無敵ですね。(笑) その醍醐さん、医者には感じなかったパルピテーションを村岡に感じたのかと思いきや、ただの占いでした。(笑) 勘の鋭い彼女は、村岡の気持ちを察し、はなに応援してくれ、と先制攻撃、この辺り本田選手の初戦先制弾をほうふつとさせるような見事な攻めでした。(笑) これをやられちゃ、応援するしかないですからね。(笑)
二人が待つドミンゴに現れたのが、村岡兄弟。 弟は、ロンドン留学帰り、かよの甲府弁に興味津々です。 逢い引きを誘う村岡弟に、ピシャリと断るかよ、よかったですね。 村岡は、はなに英語を思い出してもらいたくて、この歓迎会を企画したのでした。 ここでも、英治さんと呼びかける積極的な醍醐さん、鈍感ガールより、はるかにすがすがしさを感じます。(笑)
村岡弟が、はなにマーク・トウェインの『王子と乞食』の洋書をあげました。 それに夢中になったはなは、知らない英単語perplexityを調べるために、歓迎会を中座し、家に帰ってしまいました。 村岡は、こんな失礼なはなの、どこがいいんでしょうね。(笑) でも、醍醐にとっては、願ったり叶ったりの展開になりました。(笑) 醍醐としては、弟をかよに押しつけ、2ショットに持ち込みたいところですよね。(笑)
翌日、はなは、梶原に『王子と乞食』の翻訳を新雑誌に連載することを提案しました。 当時はまだ、著作権なんて概念は持ち合わせていないんでしょうか。 とりあえず、はなの翻訳を読んで、決めることにしました。
2度目の宇田川訪問も不発に終わったはな、出版社に戻って電話を取ると蓮様でした。 もう、すっかり、電話は使いこなせるようになってるのね。(笑) はなは蓮様に、上京して聡文堂に勤めたことを知らせていたってことですね。 でも、蓮様は、『たんぽぽの目』を贈ってもらったときのお礼しかいってなかったのよね。(笑)
用件は、上京する、というものでした。 でも、冬子は銀行頭取の息子との縁談を受けたみたいですね。 修和女学校への入学という蓮様の夢は、叶いませんでした。 中園さん、理由を考えるのが面倒くさくて、割愛しちゃいましたね。(笑) ごきげんよう、には、テレビ電話か、と突っ込んじゃいました。 金を使うため、ネクタイをプレゼントする蓮様が、お静さんに見えましたよ。(笑)
ドミンゴではなを待つ蓮様と、宇田川先生の来社に帰るに帰れないはな。 これは、すれ違いというバターンかもしれませんね。
神蔵さんをはじめ、村岡弟や文学青年がどう絡んでくるのか楽しみです。 トッパさん、ネタバレ厳禁ということで、よろしくお願いします。(笑)
さて、第11週の関東地区の最高視聴率は、本の部屋で吉平に怒りを爆発させるはなに朝市が、吉平を生徒に例え、過ちを犯した生徒を受け入れ、いい方に導けるかどうかで教師の器が決まる、となだめた11日(水)の24.3%と高視聴率をたたき出しましたが、無念の第3位です。 W杯は46.6%と、やっぱり異次元の強さを見せつけました。 すごいのは、直後のNHKニュースが26.3%で第2位、その後の『花子とアン一週間』までが14.7%で第13位と初のランクイン、その波及効果も絶大でした。
久し振りに月曜から土曜まで紹介しますと、23.2%、22.7%、24.3%、23.8%、24.0%、21.7%で、第11週の週平均は23.28%と過去最高を記録、しかし『ごちそうさん』も第11週の平均は24.03%と全25週中、最高視聴率でした。 和枝さんが自殺未遂をして、め以子に追い出される週ですね。 第11週までの全平均は花子22.26%、ごち22.13%とがっぷり四つで渡り合っています。
関西地区の最高視聴率は、ももの旅立ちの日に、周造はわらじを、ふじはうぶすな様のお守りを、リンは相変わらず使い古しの腹巻きを手渡した9日(金) の22.5%で、W杯の45.0%に続き第2位でした。 名古屋地区の最高視聴率は、サダが、吉平さんのぬくもりが恋しくなって、こっちから迎えに来ちゃいました、とふじを挑発した10日(火)の22.6%で、こちらもW杯の45.2%の後塵を拝しました。
『軍師官兵衛』の第24回は、関東地区で17.5%で第7位といずれも大躍進です。 ちなみに八重の第24回は、関東地区で14.8%でした。 第24回までの全平均は、官兵衛15.69%、八重15.45%と差が広がりました。 名古屋地区も関東地区と同じ17.5%で第10位でした。 関西地区は19.3%で、第5位でした。 やっと、関東の人も官兵衛のおもしろさが分かってきたみたいです。
そうか、藤の花を家紋にしたのね。 このことは、みんな初耳って顔で聞いていましたね。 ということは、あのデザインも自分がして、こっそり職人に発注していたってことですね。(笑) 日頃から、黒田家はみんなで力を合わせて支え合うとかいっちゃって、結局、誰にも相談せずに、独断専行しちゃったのね。 側近は、そこをいさめなきゃ。(笑)
予告編にもありましたが、だしが、登場してくれました。 信長の前に現れたところが、ポイントですよね。 だって、信長は、だしの顔を知らないんですから。 つまり、あれは明らかに、だしの亡霊ということですよね。
だしといえばポアソン、なんちゃって。 鯛の身を味噌漬けにして、骨でだしをとる、なんて話になると、どうしても『ごちそうさん』の始末の料理を思い出してしまいます。 播磨の鯛も、船場言葉をしゃべるのかな。(笑)
政職は、あっさり捕まっちゃいましたね。 逃がしてもらった恩を忘れ、毛利方に転がり込んで、悪あがきしてほしいなぁ。(笑) そうそう、家臣に逃げられた政職に嫡子の斎が、いかがなさいましょう、と尋ねたけど、 いかがなされますか、か、いかがいたしましょう、が正しいような気が。 それにしても政職を見限った小河に江田、今の価値観ならともかく、封建制度の中であの物言い、武士の風上にもおけん。(笑)
別所では、ベンガルさんの最後があっけなかったのが、残念。 『功名が辻』では、まさみちゃん演じる小りんが三木城に忍び込んで、兵糧攻めのために失明しちゃったんですよね。 あの時の方が、悲惨に描かれていましたね。
そういえば、7月からの東海テレビ水曜10時枠のドラマ『若者たち2014』に、そのまさみちゃんが出演しますね。 育子も出ますので、機会があれば観てね。 ご指摘のとおり、再来年の大河の主役は、下馬評どおり堺雅人さんでしたね。
それでは来週も、半兵衛の代わりにと気負うことなく自分は自分と心得、あきらめることなく最後まで手立てを探り、苦労した経験をおのが切れ味に変え、憎い仇を切らずして逃がす、そんな度量の広さで、こぴっと仕事がんばれし。 「生きようと思った。必ず生きて帰ろうと。我らは多くの死を見てきた。友人、家臣、そして恩人。死があればこそ命は重く、そして尊い。黒田の者はみな命の重みを噛みしめ、共に力強く生き抜いていくのだ。その思いを、この家紋に込める」 ごきげんよう さようなら |
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