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少年トッパの掲示板だぜ。

素直な気持ちで書いてごらん。さあ、目を閉じて。閉じたら書けんがな。

ここからオレ様のブログに飛べます。レッツフライっ。

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[7363]一人じゃないことを 投稿者:まっくん

投稿日:2015年09月25日 (金) 18時31分

みなさん、こんばんは。
さぁ、いよいよ来週から、『あさが来た』ですね。
今度は、落ち着いて観られそうな気がします。(笑)

とか何とかいいながら、散々批判しまくりながら、シルバーウィーク中、金沢で開かれた『まれ』のファンミーティングに行ってしまいました。
何て節操がないんでしょ。(笑)

さて、今週の『まれ』は、最終週にしては、やはり中途半端な展開が続いています。
コンクールも、一徹の父親探しも、なんか中途半端でしたね。
新鮮というか、最終週、タイトルバックのうち、家族があぜ道を走る場面が、ぐるぐる踊りに変わっていましたね。(笑)

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
じゃーん、ついに、希のコンクールでのテーマが決まりました。
世界征服ではなく、夢でした。
希は、自分の人生をケーキに込めてみたいと考え、夢が、能登で会わせてくれたもの4つをモチーフに、作ることにしました。
輪島塗、能登の塩、キリコ、家族の4つでがんす。
そのことを、希は、店内で、圭太に説明しました。

同じ頃、桶作家では、魔女姫のお城からblogを開きながら、一徹が、文さんと藍子さんに、説明します。
ここで、希が世界一をめざしているという記事を書けば、必ず、コメントが帰ってくるはずと。
文さんと藍子さんは、そのために開設していた、と納得してますけど、それって、以前に圭太が、指摘していましたよね。
作家さん、忘れちゃったのかな、それとも二人にも納得してほしかったのかな。(笑)

店では、希が、ルセットづくりに励んでいます。
圭太が、食材として、うるしの実を持ってきてくれました。
魔女姫が、能登の風土と、大悟のもとで培った味覚と強みに、より深い味を探ります、とナレーションしてますよ。
横浜では、生卵の違いを言い当てたりして、希の味覚は、最初から開花してて、大悟は、子供の頃から、能登のおいしい食材を食べてきたからだ、といってましたよね。(笑)
もう、これくらいの矛盾じゃ、全く驚きませんけどね。(笑)

試行錯誤の末、ルセットが完成し、今度は、5時間15分以内に、ケーキを作り上げる練習です。
一徹も、徹からメッセージが届くまで、情報を発信し続けます。
工程を見直したり、工夫を重ね、そして、ついに大会の7日前に、時間内で完成することができました。
一方、一徹も、気になる書き込みを見つけました。

別に、沙那がタイムキーパーやらなくても、自動タイマーで十分なのにね。
19時が閉店時間だから、仮に、その直後から練習を始めても、5時間15分後は、夜中、0時15分だからね。
一子は取材だからいいけど、沙那は、仕事じゃなくて好意で付き合っているとしても、尋常じゃありませんよね。
沙那の体調も、こぴっと考えてやれし。

一子は、早速、圭太に、希が時間の壁を破ったことを携帯電話で伝えました。
深夜、帰宅した希に、圭太は、徹から連絡があったことを伝えました。
何も、へとへとで帰ってきた、このタイミングでいわなくてもね。
ここまで、隠し通してきたんだから。(笑)

圭太は、貝殻おじさんの、でっかい夢を叶えて、世界一を目指してください、というコメントを、希に見せました。
そして、大輔の目撃情報や一徹の捜索について、話して聞かせました。
希は、びっくりしてましたけど、一徹がいないことは、気になっていなかったのかな。
選挙中だったし、それどころじゃなかったかもしれませんね。(笑)

お店は、7月26日から8月3日まで、臨時休業になりました。
そんな中、最初は安堵しましたが、だんだん腹が立ってきた希は、徹への怒りをパワーに変えて、5時間10分の最短記録を達成しました。(笑)
サロンはるでも、徹が無事だった、という情報に、うみねこ座や、とと楽チームも大喜びです。
元治は、徹の歓迎のため、祭りの準備、と張り切りますが、女性陣に却下されちゃいました。(笑)
塗師屋では、圭太と一徹が、希には父親の存在が大きい、ということを語り合いました。
会場に来たら徹を連れて帰るという一徹の言葉に、山口と徹のトラブルのことを胸に、圭太も上京を決意しました。

大会前日の8月1日、ようやく希は、上京します。
えらく余裕が、ありますね。(笑)
旅立ちをみんなで、祝福してくれ、ツインズからは、魔女姫のミニチュア人形をプレゼントされました。
ものすごくよくできていましたけど、誰が、作ったんでしょうね。(笑)
ついでに、一子用のネックレスも、歩実は、希に手渡しました。

そして、8月2日、とうとう日本予選の日が、やってきました。
会場では、圭太が、神南法律事務所と連絡を取っています。
山口とのトラブルを解決するためですが、遅すぎるし、石川の弁護士でもいいんじゃないの。
それとも、その道の権威なのかな。
もしそうなら、お金、高そうだし、簡単に予約取れないと思うけど、11時からアポが取れました。
日曜日でも、事務所やってるんだね。(笑)
それより、ついに圭太のネクタイが、変わりました。(笑)

控え室では、一子が、希を密着取材、魔女姫を家族のお守りとして、写真に撮りますが、圭太が一子に贈ろうとしたネックレスは、邪魔、ださい、と脇へよけられました。(笑)
そこへTOKOと浅井がやってきました。
弥生は、いないのね。(笑)
やっぱりクビになっちゃったのかな。(笑)
スーシェフは、ついに浅井ってことなのかな。(笑)
美南ちゃんくらい、応援にきてもいいのにね。

ところで、TOKOさんの顔の吹き出物、おさまっていてよかったです。
でも、酷ですけど、体調管理ができなかった、ということで、俳優としては、失格なんでしょうね。
希は、自分を応援しに来たと勘違いしましたが、実際は、大悟の応援でした。
パティシエ服を着た大悟が、希にたたきのめしてやる、と宣言しました。
私、ずっと作業着と書いてきましたが、そんな名前があったんですね、失礼しました。

TOKOいや陶子として、わざわざリスクを背負うことないのに、そうやって世界に問い続けるのがシェフなのよ、意地見せなさいよ、女だって、子供がいたって、世界一のパティシエになれるって、と希を励ましました。

結局、世界的な権威の大会の、しかも日本予選なのに、たった8人しか参加しないのね。(笑)
地方予選もないのに、これだけしか日本には、世界を目指すパティシエはいない、ということなのか。(笑)
それとも書類選考があって、希が通った、ということなのか、理解に苦しみます。
ママさんパティシエの大会の方が、参加者多かったですよね。(笑)
その割に、主催者と思われる外国人さんのほかにも、パティシエ服を着た外国人さんが3人もいたりして、なんか、人数の割り当て方が、違うような気がします。(笑)

それはともかく、希は3番、大悟は5番でした。
一緒に申し込んだら、連番になりそうですけど、希の申し込みをした後に、大悟は、闘争本能が目覚めて、自分も申し込んだのかな。
大輔のいうところの、パッションの赴くままだったんでしょうか。(笑)
その大悟は、トイレで、清掃業務をしている徹と遭遇しました。
テレビ対決のように、大悟が、トイレに閉じこもるのかと思いましたよ。(笑)

そして、ついに、大会が始まりました。
始め、という合図の時、すでに、希の台には、炙るための杏が、並べられていたぞ。
フライングじゃないのか。(笑)
一子は、我が物顔で、会場内で、取材をしています。(笑)
客席には、陶子も幸枝の姿も、全く見えません。(笑)
そして、ドラマでは、予想どおり、希の調理だけをクローズアップしていきます。

同じ頃、桶作家では、ツインズが、一徹とみのりの婚約パーティーの写真を見ながら、ウエディングケーキを作っています。
子供たちは、結婚式とはしゃいでいますけど、婚約パーティーですからね。
結婚式は、ドラマでは、完全スルーでしたもんね。(笑)
作者も、そのことを忘れて、勘違いしてるんじゃないの。(笑)

15時、焼き菓子ができたところで、大悟が、声を掛けました。
妨害ですか、と希がいいましたけど、まさにその通りですよね。(笑)
それだけで、大悟は、反則負けを取られても仕方ないんちゃう。(笑)
大会が終わったら、すぐ逃げるから、というのが、このタイミングなんでしょうけど、それなら、一徹にでも、そのことを伝えておけばいいだけですし、理由になりません。

大悟は、希に、トイレで父親と会ったこと、大会のために、わざとこの建物の清掃業務を入れたこと、そして、絶対に能登には戻らないといっていたこと、などを伝えました。
そして、希の誕生日ケーキを作ったのは自分だ、と大悟は、希に語りました。
店が以前の場所にあったときに、徹が、スポンジケーキを作れ、妙な人形をのせろ、と勝手な注文ばかりしてきたそうで、当時の大悟なら、絶対に断りそうなのにね。(笑)
それにしても、幸枝さんのキッチンウィッチを妙な人形だなんて。(笑)
フランスで弟子だったときに、見ていないのかな。(笑)
ついでに、徹がバースデーケーキを注文する場面、背景は、今のマシェリの入り口でしたね。(笑)

残り10分、希は、マジパンで、魔女姫人形を作り、アントルメの家族ケーキの上に載せました。
あれを10分で作り上げるって、すごいですね。(笑)
でも、マジパンを使った時点で、失格とまではいかなくても、減点ですよね。
出場者の原点なんて、審査員にとっちゃ、どうでもいいことですからね。
残り1分というところで、圭太が、弁護士事務所から、会場に戻ってきました。
そして、タイムアップです。

審査は、各自が、作品のテーマなどを語り、それを聞きながら、審査員が、試食して、点数を付けていくようです。
審査委員長は、予想どおり辻口さんでした。
希が、プチガトーで、うるしの実から作ったムースが入れてある、といったとき、審査委員長、驚いていましたね。(笑)

アントルメは家族、素材のバラ、杏、アーモンド、梅は、同じバラ科なので、家族の食材なんだとか。
さらに、梅のコンフィチュールに、昆布のだし汁を混ぜ、郷愁を誘う、家族の味に仕上げたんだそうです。
審査委員長、聞いてて、気恥ずかしかったでしょうね。(笑)

魔女姫人形について聞かれ、昔、父が、買ってくれたバースデーケーキに載っていた人形です、そのケーキが、私の原点なんです、と胸を張ったとき、徹は、会場の外から見ていましたね。
一徹、必ず見つけ出す、と宣言していた割には、見逃すなんて、もろかったですね。(笑)

結局、優勝は、大方の予想どおり大悟、希は、5位でした。
ちなみに4位は、陸奥五郎、つまりムツゴロウさん、ここは、スタッフが突っ込んでほしがっていると思うので、あえて書いときますね。(笑)
控え室では、なぜか、試食大会が始まりました。
希のケーキを食べ、微笑む大悟を見て、同じく得意げに微笑む希に、ムカッとしちゃいました。(笑)
大悟は、まだまだだな、といったあと、頬を緩め、早く俺を引退させろ、といいました。

次に、希が、大悟の作品を試食することになりました。
希は、まんでうまい、といいますが、私には、パサパサしてそうで、おいしく感じられません。(笑)
希が、二口目を食べようとすると、幸枝が、ガバッとすくって、口に入れました。
突然の登場に驚く二人。
さっきも書きましたけど、場外の観覧席には、彼女は、いませんでしたよね。(笑)

幸枝は、うん、なかなかね、と大悟のケーキを評価しました。
大悟、嬉しそうでしたね。
でも、幸枝さん、あまりにも、がばっとケーキを口に入れたので、口の中に残って、台詞が、聞き取れませんでしたね。
とうとう、途中で、思わず水を飲んでいましたもんね。(笑)
重鎮なので、誰もダメだしできなかったのね。(笑)

幸枝は、次に、希のケーキを試食しました。
一緒に並んでいる三体の魔女姫人形に、やあ元気、と声を掛けました。
圭太が作ったネックレスは、どこにもありませんでしたね。(笑)

幸枝の希のケーキの評価は、55点でした。
以前より、15点も上がりました。
希は、どんなパティシエになるか決めていない、と悩みを語りました。
幸枝は、あなたこのケーキを、誰を喜ばせようと思って作ったのか、と聞きました。
誰でもないでしょ、ただ、自分を表現した、それでいい、食材を生かすために全力を尽くす、そして、自分と誠実に向き合ってケーキを作る、パティシエにできるのはそこまで、と幸枝は語りました。
さらに、あとは食べた人が、どう感じてくれるか、険しい道よ、でも、素晴らしい道、大悟も迷いながら、この道を歩いてる、あなたも行きなさい、まだまだ、これからよ、と励ましてくれました。

そして、翌日、希と圭太と一徹が、帰ってきました。
そうか、洋一郎は、結局、一子の言いつけを守って、上京しなかったのね。(笑)
子供たちが作ったケーキが、出迎えてくれました。
あらら、前日に作って、一晩寝かせておいたのね、カレーみたいに。(笑)
希は、匠の負けたのかという問いに、応援してくれたのにごめん、と謝りますが、文さんから、ほんでも、悔いはねえげんろ、ほんな顔しとるわいね、といわれ、うなずきました。

冒頭にも書きましたけど、一徹探しは、派遣会社への登録住所が嘘、ということであっさり、挫折しちゃいました。
そりゃそうですよね、山本って偽名を使っているんだから、住所も、でたらめに決まっていますよね。
住所が嘘、と分かったということは、トイレで山本さん、と声を掛けられていたことを大悟が覚えていて、希たちに教えた、ということですよね。

あるいは、津村徹という名前の登録がなくて、今日、あの会場に派遣されていた人、ということで、山本に行き当たったのかもしれませんが、いずれにせよ、その時点で、住所は、当てにできませんよね。
でも、派遣会社から仕事の依頼の連絡をしなきゃいけないから、電話番号だけは、本当だと思うけどな。
そこから、もう少し、粘ってみればよかったのに。

そんな桶作家に、打ち合わせと称して、とと楽メンバーが、やってきました。
元治さんが、横断幕を広げ、今年の祭りは、希と圭太の結婚式や、8月10日や、と発表しました。
無責任な浩一は、会場は、ここでいいがいね、とよそ様の家を勝手にリクエスト。
ドラマ的には、ここしかありませんよね。(笑)
しかし、この日は、8月3日、一週間後って、相変わらず、無計画な人たちですね。(笑)

希たちは、海の見える丘でピクニック、でかいクーラーボックスには、スイカが入っていたのね。
四人で、一切れずつスイカを食べました。
スイカを四分の一に割って、それをスライスした大きさでしたよね。
たったそんだけのために、丸ごと、圭太は、運んできたのかな。(笑)
そして、また、ほとんど、同じ重量を担いで帰るのかな。(笑)

歩実は、世界一のお相撲さんになるって、もう、輪島塗はいいのかな。(笑)
そんな子供たちと圭太に、希は、結婚式でケーキを作ると宣言、ノリノリです。(笑)
夫婦での日本一の親方発言を巡るバカップル振りは、カッツアイさせていただきます。(笑)

同じ8月3日、そんな能登に、一子も別行動で、帰ってきました。
一子のコンクールの記事が、アップされ、607いいぜ!をゲットしました。
これって多いの、少ないの。(笑)
個人的には、希が、最果ての地で店を開いた、という文面が、引っかかりました。(笑)
朝子も、友達を連れ、休業中の店を訪れますが、全く、意味不明です。(笑)
一子と希の、土の人、風の人、のやりとりも、同じく、意味不明です。(笑)

一徹が、ホームページに、希たちの結婚式の記事を書いているところに、圭太が来ました。
一徹の、姉ちゃんの花嫁姿で、釣れんかなと思って、と、圭太の、でけえ餌やな、には笑っちゃいました。
なんちゅう腹黒い弟と夫やねん。(笑)
山口の話は、決着したようです。
店では、希は、一所懸命、ウエディングケーキのルセットを考えています。

で、あっという間に、8月10日がやってきました。
元治さんと一徹は、早朝から、塩田で、海水を撒いています。
ツインズは、午前中、徹志たちの元に行き、遊ぶようです。
歩実のペンダント、いつの間にか、胸に戻っています。(笑)

希は、桶作家の居間で、出席者の座布団を並べながら、ここに転がり込んでから、何遍も何遍も助けてもろた、ありがとえ、と文さんにお礼をいいました。
文さんは、だんだん大事になったわいね、どんどん、光になった、そういいました。
希が、元治さん、文さん、大好きや、大好き、というと、元治さんと、何とあの文さんまでが、涙を流しました。
文さんの涙は、初めてですよね、違いましたっけ。

サロンはるでは、真人が、小顔マッサージを受けています。
洋一郎は、日焼けした顔を、おちゃめなパックで、冷やしています。
浩一が、次は、一子の結婚式だ、というと、一子は、まだまだ、と応えました。
そして、洋一郎に話がある、といいます。
気を遣う浩一、真人、はるは、二階に上がりました。

一子は、思わせぶりな様子ながら、男としては好きになれない、と断言しました。
でも、最高の仲間だから、幸せになって欲しい、と洋一郎に伝え、一子は、その肩を組みました。
洋一郎にとっては、一子の、私の人生、あんた以上に私のこと考えてれる人はおらんかったさけ、という言葉だけで、十分なんじゃないでしょうか。
ところで、まだ、高志のフライングポスターが、店内に貼ってありましたね。(笑)

プチソルでは、希が、ウエディングケーキの仕上げに取りかかっていました。
そこに、元気?と徹がやってきました。
浩一の夢枕話は、本当にそれだけのエピソードだったみたいですね。(笑)
徹は、コンクールのあと、再び姿を消すつもりだったが、希のケーキと、そのケーキが、私の原点なんです、という言葉を聞いて、翻意し、やっぱり家族や希の花嫁姿も見たかったから帰ってきた、といいました。
でけえ餌に、あっさり食いついちゃいましたね。(笑)

希は、最初から出ていかんでよかってんよ、迷惑かけて、よかってんよ、家族っちゃ、きっと何もできんでも、おるだけでいいげんさけ、と徹に語りました。
ちょうど、そんなタイミングで、プチソルに、一徹が、ケーキできたけ、とやってきました。
一徹のいきなりの右ストレートが、徹の顔面をとらえました。
以前、塩田をやりたいと言い出した頃は、へなちょこパンチというかネコパンチで、全然、徹に当たらなかったのにね。(笑)
塩田の作業で、たくましくなりましたね、って感心している場合じゃないね。
ドラマとはいえ、親に手を上げちゃ、いかんでしょ。

一徹は、徹が出て行った時も、こうやって引き留めなくてごめん、と謝罪しました。
徹は、お前、強くなったね、と薄笑いを浮かべました。
希と三人、手を取り合うと、一徹は、徹と抱き合いました。
ついに、二人のわだかまりが、解消されました。

そして、桶作家を訪ねた徹は、藍子さんと対面しました。
藍子さんは、平手打ちを繰り返しました。
ボクシング仕込みのパンチは、封印しちゃいましたね。

もう、予告編で、ウエディングケーキを並べ、徹も含めて家族が並んでいる姿が、映っていましたしね。
結婚式をやって、再び世界を目指して一歩を踏み出して、めでたし、めでたしですかね。
何とか、完走できそうです。

さて、第25週の関東地区の最高視聴率は、所沢に徹を探しにいった一徹の姿勢に触発され、市長選に当選した博之に、向き合っておめでとうといった18日(金)の21.1%でした。

月曜から土曜までの詳細は、19.1%、18.5%、19.2%、20.2%、21.1%、20.2%で、第25週の週平均は19.72%、『ごちそうさん』のラスト1週前の平均は22.22%、『花子とアン』の第25週の平均は22.62%、『マッサン』のラスト1週前の平均は23.47%でした。
ラスト1週前までの全平均は19.42%、『ごちそうさん』は22.40%、『花子とアン』は22.64%、『マッサン』は20.98%でした。

『花燃ゆ』の第38回は、関東地区が10.7%でした。
ちなみに、八重の第38回は11.9%、官兵衛の第38回は15.0%でした。
第38回までの全平均は、花燃ゆ11.83%、官兵衛15.77%、八重14.92%です。

今週も、小松さんの脚本でした。
明治2年、銀姫のもくろみどおり、都美姫も敬親とともに隠居してしまいました。
ついに、銀姫が、奥の実権を掌握しました。
で、美和も、奥御殿総取締役に就任しました、多分。(笑)
前回、打診されたときは、何のためらいもなく了承したのに、今回、急に遠慮する振りをしちゃってますよ、嫌な奴。(笑)
でも、園山は、どういう役職で、奥に留まっているんでしょうね。(笑)
普通は、都美姫の隠居とともに、暇をもらって、城から退くものなんじゃないでしょうか。

興丸の子役が、また変わりましたね。
そんな頻繁に、入れ替えなくてもいいのにね。(笑)
興丸の座布団の方が、銀姫より厚くてふかふかなんですね。(笑)
やっぱり、嫡男ですもんね。

中庭では、美和が、敬親が育てたナスなどの収穫を行っています。
隣では、鞠が、美和の出世を称え、けれど少しも変わらない、と褒めています。
その通り、さすがは鞠ちゃん、その少しも変わっていないのが、問題なのよ。(笑)
謙虚ならいいんだけど、御半下の頃から、態度や発言は、奥御殿総取締役級だったのよね。(笑)

都美姫と廊下で差しで話をする美和、本来はこれだけで大胆な振る舞いなんですけど、もう、このドラマでは、すっかり慣らされました。(笑)
都美姫が、敬親が最近、気弱だ、と愚痴りました。
美和は、敬親のことを褒めちぎります。
松蔭をはじめ久坂も、大殿に一方ならぬご恩が、とまで、いっちゃいましたよ。(笑)

おいおい、奥に入ったのは、なんで、玄瑞たちが死ななければならなかったのか、直接、敬親に問いただすためじゃなかったんかい。(笑)
これだから、複数の脚本家の作品は、嫌いなのよね。
小松さんなんて、オファーされるまで、このドラマ自体、観ていなかったかもしれませんしね。(笑)

美和は、奥が閉じられた場合のことも想定しておくべきだと、銀姫に説きますが、聞き入れてもらえません。
美和は、江戸城の大奥が閉じられたときに、お女中たちの身の振り方には、大変な苦労があった、と述べました。
小松さん、『篤姫』は観てたのかな。(笑)
そうそう、あの時は、あおいちゃんが、最後の一人まで、責任を持って世話する、と宣言して、動揺を沈めたのよね。
動揺を煽ってばかりの都美姫とは、雲泥の差でした。(笑)
本当に、あのドラマは、おもしろかったなぁ。(笑)

表では、元徳が、側近に乗せられて、財政再建のため、百姓や町人出身の兵2千人の解雇を、伊之助、小忠太たち重臣の意に反して、決めました。
それで怒った彼らは、雲仙をリーダーに、脱隊兵として立ち上がりました。
小松さんは、脱走兵と見下した表現ですけど、紀行で述べられたように、脱隊という言葉が、適切です。
彼らは、2千人の兵で、山口藩公館を包囲しました。
それを聞いた木戸は、鎮圧軍の派遣を決定、自ら率いて、山口に出兵しました。

包囲された奥では、美和の軍師としての血が、騒ぎます。(笑)
さっそく、みんなに、得意げに指示を出します。
でも、一番おいしい、最後の指令を、園山に取られてしまいました。(笑)
それぞれの配置に着くのじゃあ、には、元奥御殿総取締役としての矜持をみました。(笑)

美和が、興丸の不寝番をしていると、物音が。
外に出ると、奇兵隊の脱隊兵が、食料を探して迷い込んでいました。
おいおい、そんな簡単に、城の中に入られるって、美和、軍師失格じゃんね。(笑)
おまけに、大事なお城のお米を使って、みんなの予想どおり、握り飯を作っちゃいましたよ。(笑)

テロリストに、総取締役が、食事を与えるなんて、ありえないっしよ。
一気に、奥に入り込んで、興丸の命を狙うかもしれないんだからね。
まずは、人を呼んで男を捕まえさせ、自分は、興丸の元に走らなきゃ。
いざというときは、命を賭けて興丸を守るって言葉、信じられなくなりました。(笑)

つーか、脱隊兵なら、お米を炊いて握り飯を作ってもらっている間に、奥に入って、大暴れしなきゃいけない立場なんじゃないの。(笑)
お互い、夢を語ったりして、いい人同士で何よりでしたね。(笑)
みんな、こんな人たちなら、争いにならないんでしょうけどね。

鎮圧軍が向かっていると知った伊之助は、敬親の元を訪れました。
美和たち奥の者は、この鎮圧軍の動きを知らないかのような対応でしたね。
その前に、義兄妹で、散々、鎮圧軍の話をしていたのにね。(笑)
伊之助の願いを聞き入れ、敬親は、雲仙たちと直談判することになりました。
元徳も、急に、伊之助のいうことを、もっと早く聞いておくべきであった、と彼を持ち上げます。(笑)

そして、直談判の会場、てぇー、そんな場所に、表の世界に、なんで、奥の美和がいるのよ。(笑)
奥御殿総取締役になったんだから、これまで以上に、ありえないっしょ。(笑)
雲仙たちは、敬親の顔を知っていましたね。(笑)
敬親が、理解を示し、頭を下げ、話を聞く、と約束したことにより、まとまりかけますが、カラスの鳴き声に驚いた脱隊兵の発砲に、木戸が反応し、戦いが始まりました。
そして、鎮圧軍が、勝利し、脱隊兵たちは処刑されます。
前にも書いたけど、斬首刑が廃止されるのは、明治15年なのよね。
連行された脱隊兵の中に、おにぎりくんもいました。
それには驚きませんでしたが、そんな場所にまで現われた美和にびっくり。(笑)
どんだけ自由な奥御殿総取締役やねん。(笑)
今回も、明治維新のダイナミックなうねりは、全く感じられませんでしたね。(笑)

それでは来週も、苦労をかけた百姓・町人ら、皆が新しい世になって幸せになってくれることを願い、財政を立て直し、一挙両得と急くことなく相手を納得させ、強引に推し進めると必ず不満が出ると知り、公明正大な人格を保ちながら経験を積み、お耳に入れるべき事は申し上げ、まず頭を下げ、部下の今後を考え、今我らにできることはすべて為し、大殿にご安心いただくため速く成果を挙げ、維新は民の力でなしえたと知り、秩序を乱した者は見過ごさず、命に代えても皆を守るとの決意で、何としても自分たちの力で解決し、この日本も夢のような国になればよいと願い、これ以上、一人の命も無駄に散らさぬよう民の声を聞き、一刻も速く新しい世にふさわしい策を講じる、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、争うことなく事を収め、維新の戦いを起こした者としての最後の務めを果たすことができるじゃんね。

「おぬしら、百姓・町人とて長州のために命を賭けて戦うてきた者たちじゃ。ここは、誠実に向き合わねば」
CATCH A DREAM!!

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[7364]大切な仲間たちは あなたを待っているよ投稿者:まっくん
投稿日:2015年09月28日 (月) 18時39分
みなさん、こんばんは。
とうとう、『まれ』、終わっちゃいました。
おかげさまで、無事に完走できました。

というわけで、最終回を、振り返りましょう。
徹を叩いた藍子さんは、そのまま徹を抱きしめました。
普通は、こうなりますわね。(笑)

縁側で、一徹に殴られた左頬を冷やしている徹の元に、圭太がやってきました。
そして、あの、山口さんや、会いたいっていうとるそうです、気持ち、伝わっとるんじゃないですか、と圭太が、徹に語りました。
はぁー、この前、もう大丈夫、っていっていたのは、こんな希望的観測に基づく不確かなものだったわけ。
山口に会って、もういい、という言質でも取ってきたのかと思いましたよ。

だいたい、圭太は、お父さんの自己破産担当の弁護士さんに会うて、山口さんのこと、聞いたんです、ほこから何べんかやり取りしとって、毎月、金、振り込んどるみたいですね、なんていってますよ。
徹が、会社潰したの何年前だと思ってるの。
その時の担当弁護士を、圭太が何で知っていたのかは置いといても、弁護士というのは、自己破産させたら、それで、業務完了ですから。
無報酬で、お人好しのように、何年もその人と連絡取って、アフターケアするなんてありえませんから。

コメディーだからって、あまりにも非常識な描写は、許容範囲外だと思うぞ。
作者も、制作者も、社会で、他の仕事をしたことがないから、こんな当たり前のことも、見えないのね。
ついでにいうと、徹が、お金を送っていたのが、山口だけなのか、他の元社員にもなのか、ここが、重要ですよね。
最後まで、中途半端で断片的にしか、描けませんでしたね。
もっと、最初に、しっかりと登場人物像を作り上げないから、こんなことになるのよね。

ビデオレターでは、高志が、ドラマの収録があって残念だ、能登で会おう、と語っています。
一部は、みのりの通訳でお伝えしました。(笑)
そりゃそうですよね、一週間前に決めるんじゃ、地元民しか参加できませんよね。

いよいよ、結婚式と誕生会が、始まりました。
圭太は羽織袴、希は、ウエディングドレスです。
それは、それぞれが、和洋を象徴していると解釈できないこともないけど、畳の上を、いくら緋毛氈が敷かれているからって、希が、ハイヒールをはいているのは、どうよ。
これまた、非常識すぎませんか。
どうでもいいけど、せっかく、希が敷いた座布団、よけられていましたね。(笑)

で、ケーキのお披露目、ろうそく消しと進み、希と圭太が、あいさつしました。
希は、これまでに周りの人からもらった言葉を連ねますが、心を打つ言葉は、ありませんでした。
もっと、いい言葉も、それなりに、たくさんあったのにね、もったいない。
で、私は夢が大好きです、で締めました。

そして、みんなで、マキちゃんの応援歌、希空を、歌詞も変えずにみんなで、大合唱です。
亜美ちゃんが、嬉しそうに、積極的に歌っている姿を見て、安心しました。
圭太も、あれだけ音痴だったのに、ちゃんと歌っています。
まさか、ここも、鈴鹿さんのパクリなんでしょうか。(笑)

最後は、プチソル店内でした。
新作のプチ・ソルシエールは、500円で、魔女姫のマジパン付き。
マジパンはいらないけど、あれ作るのには、相当な手間が掛かりそう。
やめて、シンプルにして、値段下げた方が、お互い様じゃないでしょうか。(笑)
最後は、メレンゲでしたね。
『料理の巨人』で、希が、大悟から合格をもらった、それと同じ形のものができて、ドラマは、終わりました。
世界を目指すのか、これだけじゃ分かりませんでしたね。

来月のスピンオフも、やっぱり観ちゃうだろうな。
CATCH A DREAM!!

[7362]どうかおぼえていてね 投稿者:まっくん

投稿日:2015年09月18日 (金) 18時17分

みなさん、こんばんは。
すっかり秋めいてきましたね。
明日からシルバーウイーク、大勢の人が、移動するんでしょうね。

さて、今週の『まれ』は、久し振りに大輔が、登場しました。
髪を短くして、精悍な感じになりましたね。
あんな犯罪者として描かなければ、今頃、女性視聴者の心をわしづかみにできたのにね。(笑)

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
コンクールと相撲大会が、重なってしまいました。
前夜、匠と歩実は、お母さん、コンクール行っていいげんよ、と伝えました。
しかし、翌朝、希が出かけようとすると、縁側で泣く歩実の姿が、目に入ってしまいました。

そのことが、気になりながらも、希は店に来て、コンテストに出品するドゥ・ヴィの土台を、作り上げました。
おいおい、このコンテストって、出来合いのものを持参してやるんかい、そんな馬鹿な。(笑)
それなら、一流のシェフに作ってもらったケーキを持って行けば、私のようなド素人でも、優勝できるんとちゃう。
この脚本家、どこかズレてますよね。(笑)

でも、子供たちのことが気になった希は、そのまま店を飛び出し、相撲大会に行ってしまいました。
朝子さんからの注文を放り出して、歩実の病院に駆けつけたときと同じですね。
この、社会人としての責任感のなさ、なんとかなりませんかね。(笑)

結果、歩実は、低学年の部、優勝でした。
徹志と匠は、負けたようです。
元治さんは、庭で、きのこを焼いていましたね。(笑)
酒でも、飲んで、孫の活躍に酔いしれているんでしょうね。
人生で、一番、幸せな時じゃないでしょうか。

希と圭太が、夕方、店に行くと、沙那が、やってきました。
なんと、沙那が、希になりすまして、コンクールに参加したとのこと。
ということは、希は、欠席の連絡もせず、ドタキャンするつもりだったんですね。
もう、あきれて、ものがいえません。

で、結果は、失格。
会場で、最後の飾り付け、赤崎イチゴなどを載せようとして、ばれちゃったみたいです。
でも、コンブとチョコの組み合わせが好評で、点数が一番高かったとのこと。
従って、なりすましがバレなかったら優勝、と希と圭太は、大喜びです。

でも、この話も、何かズレてない。
沙那の話どおりだとすると、審査員が試食して、点数を付けたあとに、最後の飾り付けをしたことになりますよね。
さぁ、みなさんご一緒に、そんな馬鹿な。(笑)
ありえない、ありえない。
百歩も二百歩も譲って、ベースを仕上げたケーキの持ち込みを許すコンテストがあったとしても、完成前に試食を済ませて採点し、それから仕上げるなんて、物理的にも、論理的にもありえないっしょ。
デザインも、当然、審査の対象となるでしょうしね。

こんなことに、この作家が、気づかない訳ありませんよね。
知ってて、自分の台本の進行のため、矛盾点から目を背けた、ということなんでしょうけど、このドラマには、そういう場面が、多すぎます。
この数々の常識のなさは、もしかして、社会に出た経験がなくて、いろんな人からの話を聞きかじっては、本を書いているのかな。
でも、なんか知らないけど、レベルも分からないコンテストの、たかが、北陸地区大会で、高得点を取ったからといって、世界一は、ないんじゃないの。(笑)

その夜、なぜか、サロンはるではなく、桶作家の居間で、マキへの応援歌が、披露されました。
別に、部屋の電気を消してあるんだから、マキに目隠しなんて、させる必要ないのにね。(笑)
歌詞まで、オープニングテーマのまんまでしたね。
こんな歌詞で、マキが、感激するなんてね。(笑)

そこに、高志から、みのりに電話がありました。
今、母の日コンクールでの、うみねこ座による応援歌の映像が、ネットで人気になっているとのこと。
みると、『美しすぎる合唱団』として、コメントが、殺到していました。
別に、マキだけが美しいわけじゃないと思いますが、桶作家では、そういう結論になりました。(笑)
私は、藍子さんだと思うぞ。(笑)

一子は、マキに、マキちゃんの歌や先に東京、行ってしもたわいね、といいました。
別に、東京の人だけしか観られない動画じゃないし、なんで、これがみんな、東京のことになるのか、ちょっと理解できません。(笑)
それよりなにより、『料理の巨人』のときにも指摘しましたけど、明らかに違法映像と疑われるようなものを、肯定するような描き方は、だめだと思うなぁ。

話を本筋に戻して、青森ことば指導がいると思ったら、取って付けたように、マキが、青森弁で語り始めました。
青森弁は、梅ちゃんの光男くん以来ですかね。
でも、あの時とは、指導者が別の方でしたし、方言も、少し違うような気がします。
それよりなにより、あまりにも唐突で、ついて行けません。(笑)

祭りの男とも、急転直下、結婚を決めて、津軽海峡冬景色を歌って、これでてっきり、このドラマを退場するもんだと思いましたよ。(笑)
どっちにしても、正直、どうでもいいエピソードでした。
そういうのが、多すぎるのよね。(笑)
ただ、祭りで出会った男というのが、以前出てきた、アンガールズの田中のことなのかどうかだけが、気に掛かっています。(笑)

翌日かな、希たちが、家族4人でドゥ・ヴィを食べていると、大悟が、やってきました。
足元を映して、浅井を意識させたのかな。
でも、タイトルバックに、もう名前が、出ちゃってましたからね。(笑)

大悟は、いきなり歩実のケーキを取り上げ、試食します。
大悟は、希に、何を入れた、どうやってこの味を出した、どっから思いついた、大本の発想だ、早くいえ、と矢継ぎ早に質問、横浜で能登の食材を使ったケーキを無理矢理食べさせたときと、似たリアクションです。
発想の大本が、子供たちの失敗おっぱい、と知った大悟は、希を促し、桶作家へ向かいました。

大悟が、先に、お店に来たのは、理にかなってますね。
一徹が作ったHPに、住所や地図が、載っているでしょうしね。
一方、桶作家の住所のことは、藍子さんと年賀状のやりとりをしていたとしても、輪子だけでしょうし、知っていたとしても彼女だけじゃないでしょうか。
双子に靴を贈ったのも、輪子さんでしょうし、あの時は、塗師屋あてでしたからね。
大悟が、桶作家の住所を知らない、という確率は、かなり高いんじゃないでしょうか。

サロンはるでは、マキが、作業着を脱ぎ、椅子の上に置いて、はると浩一に別れを告げました。
この作業着は、百恵ちゃんの金マイクを意識しているのかな。(笑)
でも、これはだめでしょ。
最後は、きちっと、クリーニングに出してから、返すべきだよね。(笑)
でも、家族や、マキちゃんはおらちの家族や、とか、救われとったがは、私らちの方ねんよ、という浩一とはるの言葉は、とってもよかったです。

桶作家に着いた大悟は、自分のケーキのヒントを得るため、何か気に入っている言葉はないか、出し惜しみするな、とツインズに迫ります。
大悟は、希のケーキが失格になったけど、事実上の1位だったと、陶子さんから聞いたとのこと。
おいおい、陶子さんは、なんで、そんなこと知っとんねん。(笑)
TOKOとして、審査員を務めていたってこと、それとも、希が、得意げに自慢したってことかな。
失格だからね、失格、そんなもん、あの陶子さんが、認めるわけないじゃんね。(笑)

それにしても、見ず知らずの大悟に暴力を振るうツインズ、かわいらしさを超越しちゃってるんですけど。
怒るときは、しっかり怒ってやらないと、ろくな大人にならないぞ。

で、桶作家の夕飯、大悟は、ししっぽを初体験、そのうまさに驚きます。
そこへ、元治と一徹が、帰ってきます。
まだ、外が明るいんだから、二人の帰り、待っててあげようよ。(笑)
大悟は、同じ職人として、元治さんを認め、敬意を払います。

元治さんが、8年前、塩の味が落ちている、と引退を表明したのは、何だったんでしょうね。(笑)
一徹の加入で、味を持ち直した、ということなのかな。
でも、二人でやっても、塩田の広さは同じだし、収穫量も収入も、以前とそんなに変わりませんよね。
以前は、その収入は、元治さんだけだったから、生活できたとしても、単純にいうと半分の収入で、桶作家も津村家も、やっていかなきゃいけないのよね。
これって、相当、苦しいんじゃないかな。
まあ、大きなお世話ですけどね。(笑)

その夜、わがまま大悟は、桶作家の厨房を借りて、能登の食材を並べて、味の研究に没頭します。
真夜中かと思えば、時計の音が7つ、まだ、午後7時じゃん。(笑)
もう、食卓の後片付けも終わったから、大悟が、厨房を使っているんでしょうし、いったい、何時から夕食を食べてるの、この家族たちは。(笑)

そこへ、希が、やってきました。
大悟は、いっておくが、あれはアイデアだけだからな、あんなセンスのないデザインで、俺に勝ったと思うなよ、と希にいいました。
そして、勉強したいならなおさらだ、もっと腕を磨け、本場の空気を吸え、世界一になりたいなら、自分のケーキを世界に問い続けろ、と叱咤激励しました。
いい師匠ですね。

希と入れ替わりにやってきた圭太は、8年前、希がフランス修行を取りやめたことを謝罪しました。
これは、希が決断したことなのに、圭太も、優しいね。
大悟は、8年間のブランクを指摘した上で、唯一の進歩は、ケーキが豊かになったことだ、ここでの家族との暮らしが、あいつを成長させ、それが、味の深みになってる、と評価しました。
大悟も、圭太の気持ちを汲んで、フォローしてあげたんだね。

そして、圭太と入れ替わりに文さんがやってきました。
文さんは、珍しい野菜を持ってきた、と加賀野菜の一つ、打木赤皮甘栗かぼちゃ、を厨房の台に置き、パシッ、と大悟の肩を叩き、ありがとえ、といって去って行きました。
大悟の笑みが、何ともいえませんでしたね。

翌日、大悟が店に来る、と慌てた希は、沙那に、ケーキをショーケースに並べるよう指示しました。
沙那は、大悟が来ると大興奮、希の指示を無視して、自分のルセットを取りに帰ろうとします。
シェフとしての威厳、全くありません。(笑)
そこに、大悟が登場。
沙那は、弟子入りを申し出、速攻、断られてしまいました。(笑)

沙那も沙那ですが、希も、師匠への尊敬の念が、全く感じられないのよね。
大悟が、幸枝さんの前では、身をこわばらせ、ウイ、シェフを連呼していたのとは、大違いなのよね。
大悟は、売れるのか、これで、楽な商売だな、と厳しい評価を下しました。
そして、自分が世界一を目指したのも、妻の死後、ブランクのあとだった、家族が、自分を世界一だと信じてくれたからだ、とエールを送ってくれました。
最後に、世界を目指してみろ、何が見えるか自分で確かめろ、と言い置いて、輪島を後にしました。

塗師屋では、何と、輪島市長選に立候補した博之の激励会が、開かれていました。
漆器組合の人々は、弥太郎を継ぐ、といったときは、市長選に利用するな、と激怒したくせに、親方にならなかったら、後援会をつくって応援するって、一貫性が、ないんじゃないの。
親方になってから立候補してくれた方が、よっぽど組合のためじゃんね。(笑)
この立候補が面白くない圭太は、ネクタイをはずし、早々に中座、漆塗りの作業に戻りました。
8年経っても、圭太は、まだ、あのネクタイなんだね。(笑)
双子ちゃんに、お金が掛かるからね。(笑)

希も博之の選挙ポスターを店内に貼りますが、そもそも、義父の激励会に出なくていいのか。(笑)
うさんくさい、目が笑っていない、何も伝わって来ない、と沙那は、博之の写真を酷評さゆりです。(笑)
そこへ、一子が、世界パティシエコンクールに出場する希の取材のために、やってきました。
そのコンクールは、世界中のパティシエの憧れ、フランスが誇るパティシエコンクールの 最高峰、なんだそうです。
出場するのは、その日本代表を決める大会になります。
身に覚えのない何も知らされていなかった希は、大悟が、適当に見繕って応募しておく、といっていたことを思い出しました。

いくら何でも、赤の他人が、勝手に応募できるものなんでしょうか。
しかも、そんなにすごい大会なのに、応募したら、誰でも出場できるのかな。
それとも、有名シェフの推薦が条件になっていて、大悟に推薦された希は、出場資格を満たすのかな。
もし、そうなら、希を推薦した大悟の業界内での評価が、下がるだけなのにね。(笑)
一子も、そんな話を聞いた時点で、まず、希に電話するはずだよね。(笑)

桶作家に戻った希は、大悟に携帯電話で苦情をいいますが、つべこべいうな、挑戦しろ、といわれ、切られてしまいました。
おいおい、8年前でも、パソコン通信で、テレビ電話してたじゃん。
なんで、ケータイに戻るのよ。(笑)

コンクールでは、アントルメ、プチガトー、焼き菓子、ピエスモンテの4品を会場で、5時間半で作るんだそうです。
ちなみに、ドタキャンしたJAPAN洋菓子コンクール北陸地区大会では、出場通知にアントルメ部門と書かれていました。
そんな大がかりな大会、しかも、日本の超一流パティシエが集まる大会、とても、辻口さんだけで、出場者全員のケーキを監修することは、できないでしょう。
というわけで、おそらく、この大会は、映像としては、描かれないんじゃないでしょうか。(笑)
もしかすると、希がケーキを作る場面と、最後の結果発表だけは、放送するかもしれませんけどね。(笑)

サロンはるでは、はると浩一が、店をいつ閉めるか話をしているところに、一子が、能登町の酒蔵で買った日本酒、梅菊を持って、やってきました。
久し振りに親子三人、わだかまりもなく語り合う姿は、とてもよかったです。

同じ夜、桶作家では、希が、家族に、コンクール出場の決意を述べました。
そして、ツインズに、1日に必ず1時間は一緒に過ごす、毎日一回は、お味噌汁を作る、と、どうでもいい、というか、母親として当たり前のことを、約束しました。(笑)
子供の寝顔を見ながら、希は、子供を置いて出て行く徹の気持ちが分からない、と圭太に告げました。

コンクールまであと2か月となったこの日の深夜、希は、世界に向かって動き出しました。
朝、店のテーブルで目覚めると、大輔が、おはよう、と声を掛けました。
てっきり、戸締まりせずに寝り込んでいたと思いましたが、沙那に鍵を開けてもらったのね。
何で、こんなに朝早く出勤してきたかは、謎ですけど。(笑)
つーか、いかんでしよ、見ず知らずの男を、元カレだという自己紹介だけで信じて店に入れちゃ、前日の売上金や釣り銭準備金、かっさらわれちゃうぞ。(笑)

それにしても、大輔は、まだファーストキスの話をしていますけど、本当に罪悪感のない大馬鹿者だね。(笑)
大悟の話を聞いて、遊びに来た、という大輔、そこに圭太がやってきました。
今晩、泊めてくれ、という大輔に、ふとんが足りない、とそれを拒もうとする圭太、修羅場、と興奮する沙那、私にとっては、どうでもいい場面です。(笑)

その頃、文さんと藍子さんは、博之のポスターを貼りに、サロンはるにやってきました。
その時、浩一は、徹が夢枕に立ったと、震えていました。
夢枕といえば、『カーネーション』での木岡のおばちゃんですよね。
石川県のヤマギワ温泉で善作が亡くなった、という電報を受け取った糸子が外に出ると、夢枕に立った、と青ざめた木岡のおばちゃんも、外に出てきたのよね。
懐かしいなぁ、そして、おもしろかったなぁ。(笑)
でも、今回のは、おそらく徹が、戻ってきていて、また、神社にでも身を隠しつつ、夜、こっそりと浩一の様子を見に来た、というオチなんじゃないでしょうか。
それはともかく、つい、徹が残した離婚届を見つめてしまう藍子さん、気持ちは、よく分かります。

その晩、桶作家では、大輔が、すっかり歩実たちと仲良くなっていました。
圭太は不満そうですが、なんか、大輔の方が、本当の父親に見えちゃいます。(笑)
輪子さんも美南ちゃんも珍さんも、元気、の一言で片付けられちゃいました。
美南ちゃん、司法書士になれたのかな。
珍さん、高志は歌手になってバイトやめたでしょうから、お店たいへんだろうな。
弥生さんは、まだ、マシェリにいるのかな。
スーシェフは、誰が、やってるんだろ、浅井じゃないよね。(笑)
そうそう、希が世界一のパティシエになれるか、輪子さんに占ってもらえばいいのにね。

みんなで、夕食を食べていると、大輔がやってきた、という情報を聞きつけ、一子と洋一郎が、偵察にやってきました。(笑)
一子は、希が大輔から、おはようといわれた、という情報、どこから手に入れたんでしょうね。(笑)
一子も、大輔のおはようの効果を試してみることに。
一子の耳を手で塞いだ洋一郎の耳に、大輔のおはようが、飛び込んだ瞬間、思わず、あはん、と反応しちゃいました。(笑)
大輔は、泊めてもらった部屋で、とおるのいっしょう、という紙芝居を見つけました。

店では、希が沙那と、コンクールに向けて作戦会議をしているところに、一子が、取材にやってきました。
出品するケーキのテーマを考えている、という希に、一子は冗談で、世界征服、というアイデアを出したところ、採用されてしまいました。
大輔に目を付けた一子は、希から38歳と聞かされ、サンパチか、いける、と不敵な笑みを漏らしました。
希や一子は、誕生日が来て33歳ですからね、ちょうどいいんじゃないでしょうか。

その夜、大輔も、店にやってきました。
大輔によると、最近、元気がなかった大悟が、能登から戻ったら、パッションがすごかった、とのこと。
それは、希に、じゃなくて、能登の食材に刺激を受けたんじゃないのかな。

桶作家に戻った大輔は、圭太と対峙しました。
互いに、相手に話したいことがある、という二人。
そこに、一徹が、けんかと勘違いして、はだしのまま、あわてて仲裁に入りました。
大輔は、窓を閉めろ、ともったいぶります。
予告編で、徹を見かけた、という言葉が、既に流れていたじゃんね。
翌日またぎで、もったいぶるくらいなら、予告編で流さなきゃいいのにね。(笑)

要は、所沢でビルの清掃をしている徹を見かけたけど、声を掛けたら逃げられた、徹が登録している派遣会社を見つけたけど、その日のうちに辞めていた、ってことでがんすな。
この情報を家族にひた隠しにする意味が、分からないのよね。
元気でいたことに安心するだけで、デメリットなんてないと思いますけどね。
でも、大輔は、圭太に、この情報の取り扱いを一任しました。
一徹が、藍子さんには、自分の口から、話させて欲しい、といって、部屋に戻りました。

残された大輔と圭太は、縁側で、酒を酌み交わしました。
大輔は、輪島塗の文久椀に目を付けました。
圭太は、江戸時代の文久期に作られた器で、100年以上も昔の技術が、今もここにある、と熱く語りました。
おいおい、今から100年前は、まだ大正なんですけどね。(笑)
150年前とか200年前とか、そういう感じじゃないんでしょうかね。(笑)

結婚談義では、大輔が、結婚するよ、待たせちゃってる子もいるしね、といいました。
キャー、これって美南ちゃんのことですよね。
大輔のキャラは嫌いだけど、こういう純愛話は、好きかも。(笑)
大輔は、徹が勤めていた派遣会社の所在地等が書かれたメモを指さし、それ頼むね、と言い残し、能登を後にしました。

その頃、部屋に戻った一徹は、右目から一筋の涙を流しながら、みのりに、徹が生きていた、と早くも情報を漏らしちゃいました。
早速、高志経由で、この情報、拡散しそう。(笑)

圭太が、大輔メモを見ていると希が戻ってきたので、あわてて、座布団の下に隠しました。
希は、大輔が帰った、と聞いても、全然、寂しそうじゃなかったですね。(笑)
一方、藍子さんは、ゴン太さん、朝ご飯ぐらい食べて行けばいいがにねえ、と残念がりました。
大輔から、あれだけ褒めてもらえば、藍子さん、悪い気は、しないもんね。(笑)

店では、希が、ピエスモンテの練習を始めました。
引き飴という技法のことまで、得意げに語っちゃっていますよ。
いったいいつ、どこで、誰から、学んだんでしょうね。(笑)

藍子さんが、桶作家に戻ると、子供たちが、キリコの模型を手に、駆け寄ってきました。
子供たちは、元治さんに、キリコ会館に連れて行ってもらったとのこと。
あの模型、結構、高いんじゃないかな。
年金で、買ってあげたのかな。(笑)
一徹は、ちょっと話がある、と藍子さんを2階へと誘いました。

そして、一徹は、大輔が徹を見かけたことを藍子さんに伝えました。
すぐに探しに行くという藍子さんに、一徹は、自分が行く、と主張しました。
一徹は、自分は、徹が出て行くことを知っていて止めなかった、これまで向き合おうとしなかった、これが最後のチャンスだ、と藍子さんに訴え、納得してもらえました。
藍子さんは、やかんに水を満たしながら、徹が生きていた安堵感から、涙を流しました。
一徹は、希への口止めをしなかったけど、藍子さんも、そのことを彼女には、伝えなかったみたいですね。(笑)

そして、なんとなんと、ろくに選挙運動もしないで、博之、市長に当選しちゃいましたよ。(笑)
希は、店にポスター貼っただけじゃん。(笑)
しかし、このドラマは、パティシエも市長も塩作り職人も、何の苦労もなく、なっちゃいますよね。(笑)
圭太は、みのりから、一徹が、徹と向き合うために探しに行ったと知り、自分も父とのスタンスについて、考えを巡らしました。
そして、博之の前に座り、素直に当選のお祝いを述べました。
少し、二人のわだかまりが、解消されました。

だらふわ男の圭太は、櫓の上で、いい器には作り手の中身が、反映されるといいました。
自分をさらけ出して器に込める、と語る圭太の言葉を聞いた希は、これまでの生い立ちを思い浮かべ、自分の作るべきケーキが見えた、といいました。

派遣会社でも、安い定食屋でも、手がかりが得られなかった一徹ですが、また別の手を考えました。
いよいよ、あと1週、どうやって話をまとめるのか、興味津々です。
きっと、ものすごい力業を使うんだろうな。(笑)

さて、第24週の関東地区の最高視聴率は、希が、子供たちのために、JAPAN洋菓子コンクール北陸地区大会をドタキャンして、相撲大会の応援に行った12日(土)の22.6%で第2位、第1位は早朝、地震が関東を襲った12日(土)のおはよう日本で、22.9%でした。

月曜から土曜までの詳細は、18.6%、19.0%、19.3%、20.7%、20.8%、22.6%で、第24週の週平均は20.17%、『ごちそうさん』の第24週の平均は22.22%、『花子とアン』の第24週の平均は22.73%、『マッサン』の第24週の平均は23.47%でした。
第24週までの全平均は19.41%、『ごちそうさん』は22.40%、『花子とアン』は22.64%、『マッサン』は20.98%でした。

関西地区の最高視聴率は、TOKOの指摘に衝撃を受けた希が、不意に、自分が作ったケーキは、干からびているから売れない、と客にいった9日(水)の20.7%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、プチソルを訪れたTOKOが、オリジナルのマルジョレーヌを作り、希に衝撃を与えた9日(水)の23.3%で第1位でした。

『花燃ゆ』の第37回は、関東地区が11.8%でした。
ちなみに、八重の第37回は15.0%、官兵衛の第37回は14.6%でした。
第37回までの全平均は、花燃ゆ11.86%、官兵衛15.79%、八重15.00%です。
関西地区は12.8%でした。

はぁー、どうコメントしてよいやら、言葉が出てきません。
大河ドラマですよね、大河ドラマ。
こう書くと、大河ドラマとは、人間の生き様などを長期間にわたって描くドラマであって、必ずしも歴史的な出来事を描いたものではないと、おしかりを受けそうですが。
でも、NHKの大河ドラマのコアな視聴者のほとんどは、それを望んでいるのよ。
よく知られたエピソードを、作家や演出家が、どう描くのかが、楽しみなのよ。

史実を拡大解釈したり、史実にない部分を、ある意味好き勝手に描いて、史実とうまく結びつけて、一本のドラマを作る、それが、NHKの大河じゃないのかな。
史実まで、好き勝手に、全く違うものに塗り替えるのは、ちょっと違うと思うぞ。

まぁ、それこそ史実をすべて取り上げていたら、話が見えなくなるから、取捨選択するのは、当然だけど、あまりにも捨てすぎじゃないですかね。
美和と伊之助の会話をずっと観ていたい人が、あまりいないことは、視聴率が、表わしているじゃんね。(笑)

ふぅー、気を静めて、ドラマは、なんと、慶応4年、つまり1868年から始まりました。
前年に起こった出来事は、すべてカットです。
前回、龍馬が暗殺された近江屋事件は、描かれないだろうと指摘しましたが、ここまでとは。(笑)
大政奉還も描かれないどころか、ナレーションすらありませんでした。
これを描かないで、国の一大転機を表現できるとは、とても思えませんけどね。
このあたりの歴史に詳しくない人は、何がなんやら、訳が分からないんじゃないでしょうか。

鳥羽・伏見の戦いといっても、出てきたのは、錦の御旗だけ。
これも、ナレーションを聞いた人は、本物だと思っちゃいますよね。
岩倉具視と西郷どんらがでっちあげた偽物だってことくらい、説明してあげないと。
新選組も、このままフェードアウトですね。
西郷どんは、新政府で、まだ、登場する余地がありますね。
でも、大久保利通を描いていないので、これも、可能性は低いかも。

そんな鳥羽・伏見の戦い前夜の京のまちに、美和が、やってきました。
なんと、ここまで、ひた隠しにしてきた玄瑞の忘れ形見のことを、品川が、美和に話してしまいました。
奥で身につけた、必殺の色仕掛けかな。(笑)
早速、美和が、置屋を訪ねて、辰路の所在を確かめたところからして、品川は、辰路の名前まで、伝えちゃったのね。(笑)
そうなら当然、秀次郎の名前も、聞いているんでしょうね。
辰路は、戦火を免れるため、姿を隠してしまっていました。

で、失意の美和は、路上で強盗を働く脱藩浪士2名を果敢に注意、すごい、と思いきや、ちょっとすごまれて、さっさと逃げ出します。
なら、最初から、誰か腕の立つ人を探しに行けば、よかったのにね。(笑)
おまけに、美和に助けてもらった女性は、荷物を置いて、とっとと姿をくらませてしまいました。(笑)
逃げる美和を、辰路が助けるという、ある意味、新鮮な展開でした。(笑)

ひもじい思いをしている秀次郎に、美和は、干し柿を与えました。
塾生の人たちも、玄瑞のことをあれだけ尊敬しているのに、その遺児の存在を知っていて、何の援助もしないなんて、薄情すぎますよね。
辰路と秀次郎をかくまって、あれこれ面倒をみてあげても、バチがあたらないと思うけど、それじゃ、ドラマにならないのよね。(笑)

美和の、せわぁない、という言葉から、辰路は、長州の人と推察しました。
美和は、亡き夫の忘れ形見を探している、と伝えました。
辰路に名前を聞かれ、久坂、と告げますが、辰路は、意識的に反応しません。
美和も、ここで、おかしいなぁ、と思いませんかね。
長州の久坂、と聞いたら、ほとんどの人が、もしかして久坂玄瑞様、と聞き返しそうなものです。
夫の知名度のなさにショックを受けて、ぼーっとしてしまったんでしょうか。(笑)
ぼーっとしたからこそ、命の恩人と、その息子の名前すらも尋ねずに、辞しちゃったのよね。(笑)

京の長州藩邸では、伊之助と木戸の元に、幾松がやってきました。
見張りの者が、ご婦人がおいでに、といってましたけど、しょっちゅう出入りしているでしょうから、幾松だって、分かってるはずですけどね。(笑)
伊之助が、美和が、忘れ形見を探している、という話をしても、幾松は、彼女のことを知っている前提で、話に加わっています。
幾松は、美和のこと、いつ、どうやって知ったんでしょうね。(笑)

山口では、敬親が倒れ、彼から伊之助に、帰ってくるよう、直々に手紙が届きました。
すごいねぇ。(笑)
で、戻った伊之助は、敬親に版籍奉還を迫ります。
いやぁ、このドラマを観た人は、長州が版籍奉還したのは、伊之助の手柄だと思っちゃいますよね。(笑)
結局、伊之助の根回しが功を奏し、版籍奉還と知藩事の件を、敬親は受諾し、元徳に家督を譲りました。
そういえば、ナレーションの版籍奉還、アクセントがおかしかったように思えましたが、気のせいかな。

銀姫は、敬親が倒れて大喜び、都美姫の隠居にまで、言及しちゃいました。
こういうことは、何が起こるか分からないから、自分の胸に仕舞っておかないとね。
おまけに、美和にも、奥御殿総取締役の内示を、出しちゃいました。
美和もまた、それを何のためらいもなく、受けちゃいましたよ。(笑)
その、さすがの脳天気な銀姫も、版籍奉還と知藩事の件では、大激怒。
銀姫には、国の将来より、奥の今後と、何より、興丸が、知藩事のポストを継承できるかが、気になっているようです。
それが、健全な女子の発想だと思うぞ。(笑)

そして、このことを巡って、城内では、奥でも、表でも、騒然とし始めました。
日出の、大変でございます、は、全く大変そうじゃありませんでしたね。(笑)
次回も、よく分かりませんが、美和が、城内で、大活躍しそうですね。(笑)

それでは来週も、異国から学び、すべてが変わることを理解し、ご恩には何としても応え、さすが忠義の者と評価されて自ら手本となり、身を辞すことで部下に不満な結果を受け入れさせ、威勢よく、怖い物知らずで、錦の御旗を押し立て、日本の政治を牽引し、新しい日本をつくる先頭に立ち、上司の信任を厚く受けて頼りにされ、政を中央から固めるため存分に働き、激高せず様子を見ながら、今、改革を進めるという決意で、新しい日本国を一刻も早くつくり上げ、大事に抱え込んで生きてきたものを大切にし、みんなが夢を見られる世をつくるため、そばにいて支え、まずは目の前のことに対処し、奥が変われば城が変わり、女が変われば男が変わる、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、老いぼれた身体でも、あとしばらく日本のため、全身全霊で働くことができるじゃんね。

「確かに中央も大事じゃが、その中央を支える諸藩も大事じゃ。これからは、諸藩にも新たな時代を受け入れるための地固めをする人間がいる」
CATCH A DREAM!!

[7361]ふるさとのあたたかさを 投稿者:まっくん

投稿日:2015年09月11日 (金) 14時45分

みなさん、こんにちは。
台風、こちらは、すぐ近くを通りながら、風も雨もなく、拍子抜けでした。
それなのに、遠く離れた関東や東北で、あんな大きな被害が出るなんて、驚きです。

さて、今週の『まれ』は、久し振りに、陶子さんが出てくれました。
顔のお肌が、かなり荒れてましたけど、大丈夫なんでしょうか。
そのことばかり、気になりました。
役作り、なんてことはないでしょうしね。(笑)

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
桶作家の2階で、洋服をたたむ希。
なんか、前に圭太に教えてもらったたたみ方と違って、自分のやり方でやってるね。(笑)
そこで、希は、歩実のポケットから、輪島塗のペンダントを見つけました。
で、結局、圭太は、かつて一子に贈ろうとして作ったものだと、白状しました。

歩実は、圭太に、漆塗りをやりたい、といいました。
学校にペンダントを持って行ったら、みんなから、うらやましがられたとのこと。
それで舞い上がった圭太は、おう、教えてくれるぞ、と、訳の分からない日本語で、歩実に答えました。(笑)
けがの巧妙、という言葉を思いついた希は、そんなケーキがあることを思い出しました。

テングアマメハギの真似をして、店の外で、匠と歩実を追いかける圭太。
お客が出て行くと、みんなで、店内に入りました。
これって、営業が終わった、ということでいいんですよね。(笑)
しかし、普通は、店のレシートと売上金を合わせたりするもんじゃないのかな。
それはともかく、家族4人で、リンゴのタルトづくりを始めました。

じゃんけんで、勝った人が、リンゴを敷き詰め、砂糖を掛けていきます。
で、圭太が、タルト生地を敷き忘れたまま、リンゴを焼いてしまう、という茶番でした。
あわてて、タルト生地を載せて焼き直しましたが、そのお披露目は、なぜか翌日の午後、桶作家の居間で、でした。
子供たち、よく我慢できましたね。(笑)

そして、茶番劇は、文さん、元治さん、藍子さん、みのり、一徹の協力も得て、行われました。
ぎこちない展開は、アンで、吉太郎と亜矢子をくっつけるため、宮本龍一が台本を書いた、武が亜矢子にプロポーズする茶番劇を思い出しました。(笑)
タルトタタンは、タタン姉妹が、間違えてリンゴだけを先に焼いたら、よけいにおいしくなった、という予想どおりのものでした。

これで、失敗することによって、よりよいものができる、失敗は成功のもと、ということを、匠が分かってくれればいいけどね。
みんなで、変顔したり、しっぱいおっぱいって叫ぶのは、違うような気がしますけどね。

希は、能登に戻って8年、ケーキにはブランクがあったと思っていたけど、この8年を経験した自分にしかできないケーキがある、と気づきました。
それは、そのとおりですよね。
でも、それが、世界に繋がるかは、希がその8年をどう生きたか、にかかっているんですけどね。(笑)

店には、沙那さんがやってきて、理容学校はやめて、パティシエを目指す、修行させてほしい、といいました。
親を説得したのかと思いきや、予告編というか、意気込みを希に伝えに来ただけでした。(笑)
別人を採用するな、という牽制なのよね、きっと。(笑)
でも、希は、見習いを雇うんじゃなくて、フロアスタッフを雇って、ケーキづくりに集中して、品数を増やす、というのが、そもそもの目的だったのよね。
人件費払って、見習い雇って、それに手を取られてケーキづくりに専念できない、これ、経営者としては、失格ですよね。(笑)

沙那は、希から基礎の基礎を学んで、世界に行くと宣言しました。
だから、能登から出られない家庭の事情は、クリアできたのかな。
もし、できたなら、大悟のところに、修行に行くべきよね。

文さんは、ゆめぎらいのまれ、という新作の紙芝居を作成しました。
その頃、徹は、定食屋にいました。
貧乏そうな割にはスマホを手に持ち(笑)、プチソルのホームページで、『失敗は成功のもと』というタルトタタンの記事と、家族4人の写真を眺めながら、食事をしています。

一子は、電話で希に、本当に世界一を目指していたのか、と驚きます。
これは、ほとんどの視聴者の思い、じゃないでしょうか。(笑)
希は、最初は勢いで、いっていた言葉だけだったが、大悟のもとで修業しているうちに、今歩いている道が、世界に繋がっていると、思い始めたとのことです。
横浜で、そんな素振りは、全くありませんでしたけどね。(笑)
一子に、現在のパティシエとしてのレベルは、と尋ねられますが、答えられませんでした。

桶作家の居間で、みんなが食事をしていると、石川毎朝テレビの『まんでマンデー』が、始まりました。
司会は、ダンディ坂野さん、石川県出身、我らが誇るスーパースターなんでがんす、ナッツ!(笑)

ゲストが、陶子さん改めTOKOです。
ステータスホテルでシェフを務めたあとフランス修行を経て、今では、スター・パティシエになっていました。
なぁーめぇーすぅーぎぃー、が、決めぜりふのようで、流行っているみたいですね。
流行語大賞候補なんじゃないの。(笑)

桶作家の人も、みんな真似をしていました。
文さんなんて、あの子は、こんなに、えれえがになっとったんけ、なんていってましたから、TOKOをテレビで見るのは初めてなんでしょうけど、なぁーめぇーすぅーぎぃーは、真似をしていましたもんね。
歩実たちが、よく口にしていて、それで覚えていたんでしょうね。(笑)

テレビでは、毎年恒例、『まんでマンデー』主催、母の日記念イベント、ママさんパティシエ洋菓子コンクールの告知が、行われました。
なんと、今年は、TOKOが、審査員の一人に選ばれたとのこと。
希は、一徹から、出てみろ、今のレベルを分かっておいた方がいい、といわれました。
藍子さんも、同意し、なんと、匠からは、失敗するのがこわいのか、といわれちゃいました。
文さんから、子供に嘘はだめだ、という、とどめの一発をもらいました。

この番組は、毎年恒例なのよね。
今までは、出演という話題は、おこらなかったのかな。
世界を目指す、と口にしたから、みんなが、希の現在の実力を知りたくなったのかもしれませんね。

翌朝、沙那が、ようやく母親を説得し、一筆書かせた、と店にやってきました。
で、無事に、採用されました。
そこへ、『まんでマンデー』から、コンクールへの出場依頼の電話が、掛かってきました。
電話を取った沙那は、希になりすまし、出演を承諾しました。
そうですよね、表向きは自主的な参加、といっても数が集まらなかったり、レベルが低すぎると格好がつかないから、裏では、めぼしい人に、小当たりしちゃいますよね。
なんか、業界の裏が、透けて見えちゃいましたね。(笑)
毎年恒例の割に、初めてのお誘いだったのね。(笑)

しかし、沙那も、修行したての身で、よく、師匠になりすまして、出演を承諾できるなぁ。(笑)
おまけに、悪びれるどころか、石川県のママさんパティシエ・コンクールに尻込みしとって、何で世界に行かれますか、と喝を入れられちゃいましたよ。(笑)
だいたい、この脚本家は、幸枝に希の退職願を書かせたり、なりすましのパターンが多いのよね。
本当は、こういうの、なりすまし詐欺に繋がるから、あんまりドラマでは、取り上げない方がいいと思うんですけどね。

圭太は、希に、女将の仕事は、しなくていい、といいました。
身の回りは、まさえさんが世話をしているし、仕事のことも、田中さんも入ったし、みんなで少しずつ負担すれば大丈夫、と圭太は、希を説得します。
おいおい、それは違うんじゃないの。
いままで、散々、亜美さんたちに、双子の面倒を、みてもらってきたじゃん。
その負担がなくなっただけで、随分、みんな楽になってるぞ。(笑)

弥太郎も、希が好き勝手しても何も問題なかった、思いっきり、うまいケーキを作れ、と応援してくれました。
つまり、希は、いてもいなくても一緒、むしろ邪魔だった、ということよね。(笑)

歩実は、相撲大会の練習に、余念がありません。
でも、徹志も匠も、どうせ負けるから、と大会に出たがりません。
そこで、希は、自分もコンクールに出るから、みんな一緒に頑張ろう、といいました。

女将修行を卒業し、って別に大したことしてませんでしたけど(笑)、ともかく、プチソルに専念することになりました。
平日も10時から19時まで営業、定休日は、第1、第3水曜日とのこと。
コンクールは、店に売られているケーキが条件、ってよく分かりませんね。
とにかく、お客の人気投票の結果、レゾリュシオンとマルジョレーヌが、多くの票を獲得しました。
マルジョレーヌ、いつの間にか、500円と、50円値上がりしていましたね。(笑)

過去の優勝作品を研究すると、みんな地元の食材が使われていました。
これまでの傾向を把握するのは、大切な対策の一つですよね。
次に、スポンサーを確認、これも、しっかりやっておかないとね。(笑)
そのスポンサーは、安元製菓、チョコやキャラメルのメーカー、ということで、マルジョレーヌに決定しました。
沙那ちゃんから、マルジョレーヌへのゲッツポーズ、いただきました。(笑)
でも、そのマルジョレーヌに、季節の食材、いちごでアレンジするのは、店に出されていないから、失格になっちゃうんじゃないの。(笑)

桶作家では、匠たちが、失敗、おっぱい、世界一、と希の応援に余念がありません。
元治まで、武士風の振り付けを考えて、子供たちに披露しました。
おっぱい、と大きな声でいうのは恥ずかしいことだ、と誰か、教えてやってくれー。(笑)

そして、コンテストの日、5月10日が、やってきました。
GWは過ぎちゃったけど、結局、この連休に、哲也たちは、帰ってきたのかな。(笑)
パティスリーTOKOのロゴが入った作業着を着たTOKOさんが、会場に入ってきました。
希は、彼女に声を掛けますが、無視されてしまいます。
当然といえば当然ですよね。
番組も、一緒に働いていたことは、調査していないのかな。

圭太や子供たちも、応援にやってきました。
沙那は、圭太をイケメンといってましたけど、まさかの不倫騒動、って展開はないでしょうね。(笑)
希は、子供たちの、失敗、おっぱい、の応援を受けて、感激しています。
ちょっと、ズレてますよね。(笑)

で、番組は、審査員が、出来合のケーキを、ただ試食して、順位を付けるだけ、というものでした。
試食中に、参加者の応援メッセージが流れる、それがメインみたいで、なんか、視聴率、低そう。(笑)
前田千里さんの両親が、前田百万と前田百子って、前田家と百万石を意識した名前にしてあるけど、伝わらなかっただろうし、伝わっても、特に感慨は、ありません。(笑)

で、大方の予想どおり、前田千里が優勝、希は、入賞できませんでした。
そりゃそうですよね。
一緒に働いていたんだし、選んだら、選んだで、えこひいきといわれちゃうもんね。
TOKOは、オリジナリティがない、と希のケーキを一刀両断にしました。
私は、マシェリの作業着を着ていたのが、許せなかったんだ、と思います。(笑)
いずれにしても、優勝賞品が、安元製菓のチョコ1年分なんで、負けても悔いなし、じゃないでしょうか。(笑)

番組終了後、希は、かつてのロールケーキ選手権のときのように、審査員のTOKOに、自分のケーキの評価を、再確認しました。
TOKOは、個別のアドバイスはしない、といいつつ、店の場所を聞き、希と一緒にやってきました。
夜は、テレビ局関係者との会食が、入っているんじゃないのかな。(笑)

過去の受賞作のルセットを確認しただけで、実際に作っていない、と希から聞いたTOKOは、厨房を借りるといって、ずかずかと入っていきました。
初めての割に、下の方の分かりにくいところにある電灯のスイッチを難なく入れ、ケーキ作りの道具も、何ら迷うことなく、テキパキと、取り出しました。(笑)
そして、百聞は一見にしかず、とばかりに、TOKOは、オリジナルのマジョレーヌを作り上げました。
よく、材料が揃っていたなぁ。(笑)
もしかして、TOKOは、大悟のイニシャルDの入ったナイフも、使ったんでしょうかね。
そうなら、心穏やかじゃなかったでしょうね。

TOKOは、試食する希に、オリジナリティを乗せなきゃ、新しい味は生まれない、何してたの8年間、と叱責しました。
さらに、私を焦らせたあなたはどこ行ったのよ、何、干からびちゃってんのよ、新しい味    への好奇心も向上心もなくしたら、発想は生まれないのよ、そんなのパティシエじゃない、    今のあなたは、全然怖くない、と叱咤激励してくれました。

とどめは、私はずっとケーキよ、フランス行って修業して、人生全部お菓子につぎ込んでんの、女の幸せ満喫して、余裕が出たから今度はキャリアを目指します、簡単にね、両方手に入れようなんて甘いのよ、なめんな、と愛のムチです。
TOKOから陶子さんに戻ったこの場面、久し振りによかったなぁ。
素直にいいなぁ、と思えたのは、キャバクラで、一子と希が対峙したとき、以来かも。(笑)

桶作家では、圭太が、子供たちに、負けて一番悔しいのは希だから、落ち込まずに笑おう、とアドバイスしました。
たまには、いいこと、いうのよね。(笑)

マキは、祭りで知り合った男性から、プロポーズされますが、東京に転勤となり、ついてきてほしいといわれたので断る、と久美とはるに告白しました。
その情報が、早速、一子に伝わり、彼女から、マキに電話が入りました。
マキちゃん、結婚の最後のチャンスじゃないがけ、という一子に、マキは、二度と東京に行かない、と決意した、いきさつを語りました。

翌朝、希は、歩実から、お母さん、お店行かんが、と聞かれ、今日は、お昼からやよ、と答えました。
ちょいちょい、沙那を雇って、平日も10時から19時まで、営業時間を延ばしたじゃん。
まさか、午前中は、お店を沙那に任せっきりにするつもりなのか。(笑)

希は、コンクールで、今のレベルが分かったから、それでいい、いとしい家族がいて、おいしいと食べてくれる地元の人がいて、それでいい、と自分に言い聞かせようとしました。
ところが、それを受け入れることはできず、希は、突然、シュークリームを客に渡そうとする沙那の手を掴むと、売れません、すいません、売れません、ケーキ、と客に断りを入れました。
理由は、干からびたケーキを、食べてもらう訳には、いかないからだそうです。(笑)

そんな、さっきまで自信を持って売っていたケーキが、干からびているって、それはないっしょ。(笑)
これまで、おいしい、おいしい、といってくれた客の味覚を、否定するようなものだからね。
こんなんなら、客商売、やめたほうがいいね、お客さんに失礼だよ。

その後、店がどんな状態になったかは知りませんが、店の外には、都合によりしばらくお休みさせて頂きます、という紙が、貼り出されました。
桶作家に戻ると、子供たちが、洋一郎を相手に、相撲の稽古です。
強く突き放したりして、洋一郎、大人げないね。(笑)
そして、勢いよく突っ込んだ歩実の頭が、洋一郎の股間に。
もう、この手の話題、勘弁してもらえませんかね。
希は、そんな子供たちに、もう一度コンクールに出る、と宣言しました。

新たなるコンクールに向け、赤崎イチゴを使って、新しい味の研究を始めました。
そこへ、沙那が自分のアイデアを持ち込みました。
それは、昔の希と同じようなものでした。
スポンジと生クリームの組み合わせは、フランス菓子にはない、ショートケーキは、日本人の好みにアレンジされた洋菓子って、それをプチソルで、出してたじゃん。(笑)

桶作家で、試作のフィナンシェとタルトを、みんなに食べてもらいました。
そこへ、風呂上がりの圭太とツインズ。
歩実は、水中めがねを付け、圭太は、浮き輪を持って、って風呂をプール代わりに使ってるのかな。(笑)
文さんに、次のコンクールのことを聞かれた希は、JAPAN洋菓子コンクールの北陸地区大会に出る、と宣言しました。

開催日は5月31日、もう、3週間もないけど、まだ、エントリーを受け付けているんですね。(笑)
ちなみに、相撲大会の翌日だそうで。
でも、ポスターには、雨天順延となっているけど、その日が記載されていないのよね。(笑)
伏線、ってことなんでしょうね、やっぱり。(笑)

でも、希には、新しいアイデアが、浮かびません。
イライラしているところに、母親を応援する絵を描いた歩実が、それを見てもらおうと、やってきたので、希は、つい、怒鳴ってしまいました。

翌日の夜、プチソルに、祭りの男と別れたてのマキが、やってきました。
希は、アイデアが湧かない、とマキに愚痴りました。
マキは、かつて東京で、彼の実家に行く途中に逃げ出し、歌手の夢と結婚、両方ともダメにしてしまった、と過去を語りました。
そして、両方手に入れようとして、両方失うこともあるので、無責任には、希のことを励ませない、と伝えました。

希が、帰宅すると、歩実は、彼女から逃げて、藍子さんにしがみつきました。
老眼鏡なんか掛けちゃったりして、藍子さんも、年を取ったのね。(笑)
圭太が、希に、歩実の絵を見せ、子供の気持ちも考えろ、と説教しました。
希、よく一目で、味噌汁とケーキって、分かったなぁ。(笑)
そうそう、これは、圭太のいうとおりだね。
マキの話を聞いて、両立に自信をなくし、弱音を吐く希に、圭太は、それならどちらかやめろ、パティシエを選ぶなら、子供は、俺が一人で育てる、と啖呵を切りました。
続けて、子供といた時間はブランクじゃない、その経験をした自分しかできないケーキがあるといっていただろ、どっちか一つなんてえらべないんだろ、と希をフォローしてくれました。

そこで、希は、翌日、庭にいる歩実に、謝りました。
そして、一緒に相撲を取ろうと誘い、ようやく仲直りできました。
それにしても、元治や洋一郎も参加して、大人数のものになりましたね。
畳、いっぺんにだめになってしまうんじゃないでしょうか。
いくら、元治や文さんも参加しているからといって、少しは、居候として遠慮しろし。(笑)

で、希は、沙那に、パティシエと母親を両立させたケーキを作ると宣言しました。
それぞれを表わす食材を、使用するとのこと。
紺谷家での母親の象徴は、おっぱいなんだそうで、あきれる沙那の気持ち、よーく分かります。(笑)

そこへ、一子が、高志が作曲した楽譜を持参して、店に現われました。
マキの応援歌を作る、その歌詞をみんなで作るので、希にも、という依頼をしにきたのでした。
その時、沙那が、母乳の成分を検索し、報告しました。
グルタミン酸が含まれていると知った希は、歩実の絵を思い出し、味噌汁と連想を広げ、食材は、一番グルタミン酸が含まれているコンブに決まりました。
コンブといろんな食材の組み合わせを試す希。
め以子が、おむすびや納豆、西門家のおついの味や柿の葉ずしなどで、研究したのと同じパターン、またまたパクリでがんす。

サロンはるでは、みんなで、作詞に盛り上がっています。
マキは、従業員なのに、こんなところで作詞して、大丈夫なのか。(笑)
メロディーは、オープニング・テーマでしたね。(笑)
角父子の、魚や、文さんの、希望はいつも秘密のキノコとともに、は、一子に却下されていましたね。(笑)
固有名詞と食べ物は、禁止だそうです。

そして、ついに、ドゥ・ヴィ(二つの人生)が、完成しました。
加賀棒茶の生地に、桃とホワイトチョコのムースとベリーのジュレという組み合わせです。
ムースに、コンブのだしが、含まれているとのことです。
コンブのだしが、ムースの味を引き立てるみたいですね。
コンブのだしって、ほんだしでも混ぜてあるんじゃないですよね。(笑)
試食した圭太から、希は、太鼓判をもらいました。

5月30日、相撲大会は、雨天のため、延期されることになりました。
なんと、翌日、つまりJAPAN洋菓子コンクール北陸地区大会と被っちゃいました。
元治さん、文さん、弥太郎にトト楽メンバーがいれば、相撲大会の日なんて、思いのままに決められるんじゃないの。
日を変えてもらえば、いいのにね。
さぁ、明日、優勝するのかな、やっぱり。

さて、第23週の関東地区の最高視聴率は、弥太郎さんが再婚したのを契機に、希一家も、桶作家に引っ越すことになった31日(月)と、歩実が、圭太の机の引き出しからペンダントを見つけ出し、首から下げるようになった2日(水)の20.2%で第1位でした。

月曜から土曜までの詳細は、20.2%、20.0%、20.2%、19.9%、18.8%、18.3%で、第23週の週平均は19.57%、『ごちそうさん』の第23週の平均は23.93%、『花子とアン』の第23週の平均は23.05%、『マッサン』の第23週の平均は22.60%でした。
第23週までの全平均は19.38%、『ごちそうさん』は22.41%、『花子とアン』は22.63%、『マッサン』は20.87%でした。

関西地区の最高視聴率は、ワイルドになった洋一郎が、プチソルで漁協の差し入れを買い、圭太が、子供たちのためにドリルを買ってきた31日(月)の18.5%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、高志が、パイロット役でドラマに出演し、常連客として沙那が、初めて登場した31日(月)の19.5%で第5位、第1位はイッテQ!の20.2%でした。

『花燃ゆ』の第36回は、関東地区が9.3%でした。
ちなみに、八重の第36回は15.4%、官兵衛の第36回は15.1%でした。
第36回までの全平均は、花燃ゆ11.86%、官兵衛15.83%、八重15.00%です。
関西地区は11.9%でした。

今回のテーマは、母親としての気持ちでしょうかね。
美和が、銀姫から、母になったことがないくせに、みたいなことをいわれ、落ち込みました。
都美姫も、興丸を囲んで仲睦まじい養子の元徳、銀姫の姿を見て、母親となれなかった悲しみにくれました。
だから、京に玄瑞の娘を探しに行く、という美和の希望を許したのよね。
都美姫には、母親となれなかった女の、美和の悔しかろう気持ちが、よく分かったのよね。

冒頭、いきなり興丸が大きくなっていたのにびっくり。(笑)
まだ、ひまわりも飾られていたし、慶応2年(1866年)の晩夏といったところでしょうか。
先週から、長く見積もっても数か月しか経っていないはずのに、思い切ったタイミングで、成長させましたね。(笑)

そして、タイトルバックが、秋バージョンに変わりましたね。
じょじょ、脚本が、小松江里子さんになっていますよ。
てこ入れ策なのかもしれないけど、『まれ』じゃありませんが、時すでに遅し、の感は否めませんよね。(笑)
作家のせいというより、Pの制作方針の誤りが、この結果を生んだと思いますけどね。
最初から、宮村さんと大島さんの二人で行くべきだったと思いますけどね。

山口城内の畑には、野菜がたわわに実っています。
美和が、世話をした結果なんでしょうね。
他に、御半下の中から、百姓出の娘でも、駆り出したのかな。
ふつう、素人が、あんな立派に、野菜を育てられませんよね。(笑)

しかし、興丸は野菜嫌い、銀姫も潮も、嫌いなものは食べなくてよい、と甘やかします。
せっかく取れたての野菜で作ったナスとカボチャと里芋、それぞれの煮物、そして青菜のおひたしにも、全く手を付けていませんでしたね。
カボチャって、冬至に食べるというイメージが強いけど、こうして夏にも獲れるものなのね。

美和は、自分が、小さい時から畑仕事を手伝ったので、自然に野菜を食べられるようになっていたことに気づき、興丸と、野菜づくりをはじめました。
これは、グッド・アイデアですね。
植物の成長の仕組みも分かるし、民の暮らしぶりも少しは理解できる、さらに身体も鍛えられますもんね。
美和も、たまには、役立つことするのね。(笑)

園山は、あの守り役がつけあがるばかり、と釘を刺そうとしますが、もう、つけあがりきっているから、誰も止められないのよね。(笑)
気づくのが、遅すぎました。(笑)
銀姫は面白がり、美和と、野菜を食べられるようになるか、賭けをしました。
都美姫と園山は、反対しますが、そうせい親父まで、畑を手伝っています。(笑)
潮は、興丸に百姓の真似を、と目くじらを立てますが、敬親は、どうみても、畑仕事に慣れていましたよね。(笑)
それはともかく、美和には、絶好のチャンス到来、この機会をとらえて、殿に、玄瑞たちが、なぜ死ななければならなかったのか、聞いたのかな。(笑)
そのために、奥に入ったんですもんね。

時が流れ、その年の暮れも押し迫った頃、伊之助が、美和を訪ね、晋様からの手紙を渡しました。
そこには、一度、下関に来てほしい、と書かれていました。
晋様は元徳の小姓だったから、その口添えいただくので是非、と伊之助は、美和を誘いました。
そうか、晋様は、元徳のお小姓だったのね。
だから、あんなに晋様情報に熟知していたわけね。(笑)
ただ、晋様の死は、伊之助から聞くまで知りませんでしたけど。(笑)

しかし、当時は、結核は、伝染病という認識は、なかったんでしょうかね。
そんなところに、義理の妹を送り込むなんてね。(笑)
美和が、保菌者になって、その菌が、興丸に感染するかも、と考えそうなものですけどね。
現代医学の知識を身につけた人の、今日的な目線なのかな、やっぱり。
でも、奇兵隊の中には、伝染した人が、何人も出たんじゃないでしょうか。
そしたら、危ない、移るかも、と隊員たちも警戒したんじゃないでしょうかね。

宿下がりを許された美和は、雅と梅之進を連れて、下関の晋様を訪ねました。
桜のつぼみが膨らんでいたので、翌年、慶応3年(1867年)の早春といったところでしょうか。
雅は、実家に戻るといっていたので、美和が、わざわざ手紙でも書いて、呼び出したんでしょうね。
梅之進は、いったい、誰に育てられていたんでしょうね。(笑)
実家だったのかな。
いずれにしても、雅も、美和も、侍女などを帯同させそうなものですけどね。(笑)

下関のすまいを訪ねると、なぜか、晋様が一人きりでした。
つるは、おらず、修羅場にはなりませんでした。(笑)
NHK的な配慮ですかね。(笑)
それにしても、誰も、看病する人がいなかったなんて、不便な環境で、晋様は、暮らしていたのよね。
ところで、さっきも述べましたが、雅はともかく、抵抗力の弱い梅之進は、肺病に罹っちゃいそうで、心配になりますね。(笑)
晋様の膝の上で、抱かれていましたからね。

晋様は、玄瑞の子が、京にいる、と美和に告げました。
美和は、そのことを知らなかったのね。
このあたりの、塾生たちの情報管理は、お見事でしたね。(笑)

辰路は、芸妓に復職していました。
芸妓衆が、さらっと、暮れに孝明天皇がお隠れになったことに触れていましたね。(笑)
こんな大事な事柄が、こんな扱いでいいんでしょうか。(笑)
その頃、伊之助は、敬親から、幕府に追われて身が危なくなる、と楫取素彦に改名するよう、命じられました。

下関から杉家に送られた文の手紙は、4月3日付けでした。
そして、桜吹雪が、雪のように降る中、4月14日付けで、晋様が、29歳で、この世を去りました。
杉家に手紙が届いた頃には、もう、亡くなっていたのかな。
ところで、美和と晋様が二人っきりで話し込んでいましたけど、雅は、嫉妬しないのかな。
つるの存在を知ってから、心離れた、といっていましたが、今は、晋様のそばにいたいといっていますしね。
雅を差し置いて、二人でしっぽりとおしゃべりするのはまだしも、死に際に晋様が伸ばした手を、いきなり美和が握るのは、まずいんじゃないの。(笑)

美和が山口城に戻ると、興丸が、大きな里芋を抜いていました。
そして、調理されたそれを、おいしそうに食べました。
畑仕事をしていると、鞠が、京で戦が始まる、という情報を美和に伝えました。
元徳は、いつの間にか、出陣していました。(笑)
本当は、出兵を決めるところが、ものすごく盛り上がるのにね。(笑)

元徳に持病の薬を届けることに便乗して、美和は、京にいる玄瑞の息子を探すことにしました。
持病の薬を、わずかしか持って行かないなんて、ありえないっしょ。(笑)
先週、何のために、奥で、薬袋を作っていたのよ。(笑)
危機管理上、薬を大量に持って行くでしょうし、兵糧や武器弾薬などと同じように、足りなくなっても、ちゃんと補充するための兵站のルートは、確保してあるはず。
だから、美和の出番なんて、本当は、ありえないんだけどね。(笑)
でも、京に行って、戦争を目の当たりにしないと、ドラマとして、成立しませんしね。(笑)
それにしても、百歩譲って、薬を誰かが届けることになったとしても、危機管理上、美和が一人っ切りというのは、ありえませんけどね。(笑)

次回は、もう錦の御旗が映っていましたね。
慶応4年になっちゃうのね。
この時には、龍馬はもう、暗殺されちゃってるんだけど、予告編に出ないということは、ほとんどスルーなのね。(笑)
だいたい、中岡慎太郎も登場してこないから、近江屋を描きようもないしね。(笑)
表面的に、歴史的事実が、さらさらと語られ、あとは、美和の子供探しなんでしょうね。

それでは来週も、好き嫌いをいわず丈夫な身体をつくり、家族揃って仲睦まじく暮らし、土に触れてほっとし、人一倍、情が深くしぶとく、敵の足並みを乱し、命を賭けて戦ってくれた部下をねぎらい、右腕と呼ばれてこれからの日本を託され、気合いで相手に勝り、この手で友の無念を晴らし、志を教え伝えていく者を育て、自らの天命を知り、ええと思うことがあれば、どんどん、そうせい、そうせい、という心構えで、こぴっと仕事がんばれば、おもしろきこともなき世におもしろく、この命を使い切った、そう言い切ることができるじゃんね。

「久坂の子だけではない。お前には、わしの子の梅之進、塾生たちの子らも、みんな育ててもらいたいんじゃ。新しい日本を創れ、新しい日本人を」
CATCH A DREAM!!

[7360]空が広く青いほど 伝えてくれる 投稿者:まっくん

投稿日:2015年09月04日 (金) 18時35分

みなさん、こんばんは。
次々作の朝ドラ『とと姉ちゃん』のヒロインが、西門希子ちゃんに、正式決定しましたね。
ごちでの、『焼氷の歌』や『蘇州夜曲』の歌声は、見事でした。
今度は、どんな歌を聴かせてくれるのか、楽しみです。

さて、今週の『まれ』は、予想どおり、といいたいところですが、それを遙かに超えるスピードで、いきなり今年になってしまいました。
すっ飛ぶとは思っていましたが、ここまでとは、いやはや。
もう、最終回まで、すっ飛んだほうが、喜ばれたりして。(笑)

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
出産から3か月、営業再開の朝を迎えました。
なんと、朝食当番の圭太が、エプロン姿で、弥太郎に朝食を出しています。(笑)

希は、子供たちに後ろ髪引かれる思いを残しつつ、プチソルに向かいました。
で、しつこく塗師屋に子供の様子を尋ねる電話をして、店、暇なら帰ってくるけ、と藍子さんに怒られました。
そうだよね、そんなに気になるなら、仕事やらなきゃいいじゃん。
一応、希が働かなくても生活していける、という恵まれた設定なんだからね。

そこへ、例の試食ばばあ(失礼!)が、連れを伴って、やってきました。
再開後の、入店第1号ですね。
ここの店のケーキが、おいしいから、と常連ぶって勧めていましたけど、試食しかしていないもんね。(笑)
きっと、連れに買わせるだけで、自分は買わず、あわよくばご相伴にあずかろうという腹づもりよね。(笑)

やがて、朝子も、子供を連れてやってきました。
希は、朝子に、先日は本当にすみませんでした、せっかくご注文いただいてたのに、と謝りました。
じぇじぇ、子供が熱を出したとき、注文のケーキを放り出して、約束を反故、しかも、今の今まで、何のフォローもしなかったのね。
ただただ、あきれるばかりですが、朝子も朝子、そんな店に、よく、また顔を出すなぁ。(笑)
気の張るお客への対応は、他店のもので、うまくいった、ということなんでしょうね。
子供が、マルジョレーヌ早く買おう、と正確にケーキの名前をいえたのには、驚きました。
ブティック今野の弥生さんなら、絶対にいえませんね。(笑)

店を終えて帰宅した希は、連絡掲示板で、子供たちの生理現象の状況を確認します。
朝食時に、尾籠な話題は、やめてほしいなぁ。
その様子を見ていた直美は、至らない子で、と頭を下げる藍子さんに、自分もかつて、圭太の熱を見逃し、けいれんを起こさせたことを悔やんでおり、同じ思いを息子の嫁には、させたくない、と語りました。

『おひさま』で、自分の不注意で日向子を火傷させた陽子が、自分の手を煮立ったお湯に入れようとして、和さんに止められた場面を思い出しましたよ。
和さんも、不注意で包丁を落とし、足にけがをしたことがあり、徳子さんが、その傷に目をやるたび、悲しそうな表情をされ、辛かったのよね。
だから、子供は、親には笑ってて欲しい、自分を見て、悲しい顔をされるの嫌なんだ、というようなことを、和さんは、陽子にいったのよね。
申し訳ないけど、このエピソードを前にすると、あまりにも薄っぺらなのよね。

話がそれましたが、直美は、続けて、弥太郎も圭太も甘いので、自分が貧乏くじを引く、と嫌われ役を演じていくことを藍子さんに告げました。
そんな、急にいい人になられてもね、当初は、明らかに希を嫌っていましたよね。(笑)

その夜、希は、圭太に試作品のクッサン・ド・リヨンを食べさせました。
希は、店が軌道に乗り、ほかにもフランス菓子を出せるようになったら、最初に、これを出したい、といいました。
理由は、このお菓子には、人々の健康を祈る気持ちが込められており、子供たちと、圭太と、家族みんなが健康で、幸せでありますように、という願いからなんだとか。
お客さんの幸せは、祈らないのよね。(笑)
自分たちだけ、という利己的なところが、本当に希らしいのよね。(笑)

プチソルを文さんが訪ねますが、暇な店内に、金沢、富山、名古屋から、お客がやってきました。
みんな、波多野都のブログ『みやこのスイーツ探訪記』を見て、やってきたのでした。
一子は、自分のブログに書いてくれなかったのかな。
それはともかく、都のおかげで、客足は、増えました。

で、冒頭に書きましたとおり、予想を遙かに超えて、2014年、そして2015年へと時は、あっという間に流れました。
ついでに、子役の使い回し、という私の予想は、完全に砕け散りました。(笑)
結局、一番大変な子育ての時期は、すっ飛ばされました。
もしかして、ずっと、井田や亜美さんの助けを借りて、店を切り盛りし続けたのだろうか。
それでも、塗師屋もプチソルも、傾かなかったのね。(笑)

2014年秋、弥太郎さんは、スナック『崖っぷち』のママ、かなえさんの母親、まさえと再婚しちゃいました。
弥太郎に本名があるはず、と以前、こちらで問題提起しましたが、それを読んだのか(笑)、今になって、かおるという名前が、明らかになりました。
その時に指摘しましたが、文さんや元治さん、といった幼なじみは、弥太郎じゃなくて、かおるちゃんと本名を、プライベートでは、呼ぶはずなのよね。
あまりにもの取って付けた感に、あきれてしまいました。(笑)

で、このエピソードは、要は、希たちが新婚生活の邪魔になるから、と桶作家に住むことになるためのものでした。
真人や久美さんまで一緒に夕食を食べて、大家族になりましたね。

そして、2015年4月、プチソルは、大繁盛、ケーキの種類も増え、北陸新幹線開通記念のデパールなど、ややこしいカタカナ名のものも、復活しています。(笑)
営業を始めてから8年も経つのに、まだ、マシェリの刺繍が入った作業着を着ていますよ。(笑)
クッサン・ド・リヨンは、150円って、あの細切れの一つが、そんなにするのかな。
もしそうならボッタクリもいいところ、誰も買わないし、誰も幸せにならないよね。(笑)

洋一郎は、すっかりイメチェン、おしゃれになっていました。
匠と歩実は、徹志と同じ外浦小学校に通っています。
歩実は活発、匠はおとなしいながらも、歩実の面倒をよくみています。
徹志は、父親の一徹に似て、クールです。
みのりは、二人目を身ごもっています。
高志は、俳優デビュー、台詞なら、大きな声で話せるのね。(笑)

で、圭太は、五代目弥太郎を襲名しました。
でも、タイトルバックは、紺谷圭太のままなのよね。
弥太郎さんの方は、紺谷弥太郎(かおる)なのにね。(笑)
紺谷弥太郎(圭太)じゃ、視聴者に分かりにくいのかな。

その圭太は、いい絵がつきましたね、と蒔絵師の葛西に、上から目線です。(笑)
葛西は、圭太のことを、弥太郎さん、と敬意を払って、呼んでいるのにね。
本音じゃ、きっと、圭太、と呼び捨てにしたいところなのよね。
けど、葛西は、大人というか、社会人としての常識を持ち合わせているのよね。

塗師屋には、千葉県出身で脱サラした田中さんが、弟子になっていました。
いくら弟弟子といっても、父親ほどの年齢の人を、お前呼ばわりはないんじゃないの、亜美さんよぉ。
こんなことで、私の好きなキャラを、汚さないでほしいなぁ。
そしてそして、一番驚いたのが、まだ、希が、女将をやっていることよね。(笑)

文さんは、子供たちに、ふみさん劇場、『徹物語」という紙芝居を語って聞かせました。
紙芝居といえば、ゲゲゲを思い出しちゃいますね。
徹を貶めるというか、おちょくるというか、こういうネガティブなネタは、好きになれないなぁ。
結末を、付け足しても、ほとんど効果なし。
文さんまで、いやしい人間に見えるし、喜んで話を聞いている人たちも、同じに見えちゃうのよね。
こういうのが、いじめの温床になっちゃうのよね。
だから、せめて子供には、もっと、明るい話を聞かせてあげてほしいなぁ。
文さん、ボスと呼ばれるにふさわしい紙芝居を見せてあげろし。

店では、いつもケーキを一所懸命に選ぶ常連の沢沙耶が、一徹がブログ用に写真を撮っている新作ケーキを注文しました。
ブログ名は、『魔女姫のお城からblog』というのね。
でも、プチ・ソルシエールにした時点で、店名は、魔女姫じゃなくなっているんですけどね。(笑)
一徹は、営業時間を延ばしたい、という希に、従業員を雇えばどうか、と提案しました。

夕方、親ばか圭太は、子供たちのためにドリルなどを買ってきました。
歩実は、宿題で、将来の夢をノートに書いていました。
ぱていしえ、の文字を見て喜ぶ希。
ところが、そこには、いくつもの職業が、書かれていました。
あいどる、はいいけど、れーすくいーん、はないんちゃう。(笑)

一方、匠は、何も書いていませんでした。
まあ、この時期は、無理に夢なんて持たなくてもいいと思いますけどね。
でも、漆職人と書いて欲しかった圭太は、落ち込み、文さんの紙芝居のせいだと八つ当たりします。
そして、圭太は、寝室に忍び込み、輪島塗は楽しいと、何度も何度も、子供たちの深層心理に語りかけました。

一徹は、子供がみんな、親の職業に興味を持つとは限らない、と冷めていますが、徹志が、塩田をやりたいとという夢を持っているから、余裕だったのね。(笑)
ちなみに、文さんの夢は、フランス人になることだったみたいね。(笑)

美容室はるには、お母さんその振り込みは、フライング、という高志がモデルになった振り込め詐欺防止ポスターが、貼られています。
フライングは、ドラマの機長役と掛けているのかな。
さらに、一子の著作、『すべての女は性格ブスである』、『肉を切らせて骨を断つ』が、並べられています。
洋一郎も、一子も、まだ、独身のようです。
真人は、夢を持っていない匠に、郵便局員を継がせようと考えます。
しかし、その真人は、じいちゃん、子供の夢っちゃ、大人のためにあるがじゃないげんよ、気ぃ付けてや、と匠に、しかられてしまいました。

プチソルには、アルバイト募集のチラシが、貼られていました。
時給850円って、一般的には高くはないんでしょうけど、プチソルからすると、かなりの出費になりますね、大丈夫か。(笑)
勤務時間は、平日・土曜日は、9時から15時、日曜日は、9時から20時までです。
もちろん、準備も必要ですから、営業時間よりは、長いのよね。
老婆心ながら、休日をあげないと、労基法違反になっちゃうよ。(笑)

店内では、希が、子供たちとホットケーキ作りを行っています。
歩実は、お約束、顔にクリームがついています。(笑)
お母さんの子供の頃より上手やわ、という言葉、親の欲目というか、きっと本心なんでしょうね。(笑)

藍子さんは、厨房で、徹のために日記を付けています。
『ごちそうさん』の、完全パクリじゃん。(笑)
め以子は、通天閣が、満州から戻ってきた時のために、嬉しかった出来事を、彼からの手紙の余白に書きためていたのよね。

店内で『魔女姫のお城からblog』を見ていた希は、藍子さんの日記のことを思い出し、一徹がブログに家族写真をアップし続けたのも、徹のためだと、気づきました。
そこへ、常連客の沢沙耶が、やってきました。
いきなり、お客に、もしかして、お小遣いなくなってしもた、はないよね。
今日は、店のおごりです、とか、完全に客を見下しているもんね。
その沙耶ちゃんは、なんとパティシエ志望、プチソルで修行させてくれ、と申し出ました。

さすがの希も、自分も修行中の身だから、と一度は断ります。
でも、日頃の態度を見る限り、そんな謙虚な姿は、みじんも感じられないぞ。(笑)
もっと、一流のシェフのケーキを食べ歩いて、よく考えろ、といわれた紗那は、納得して、帰って行きました。
希は、自分のケーキが評価されたことに、喜びを隠せません。

圭太は、子供たちに輪島漆塗りのよさを分かってもらおうと、漆塗りを体験させました。
歩実が、飽きた、前にもやったもん、というところをみると、何度かやらせているようです。
簡単に、漆を塗らしてみる、というけど、かぶれる、ってこと忘れちゃってるよね。
遊び半分に、やらせられることじゃないんだから。
博之も、漆にかぶれて、公務員になったんだもんね。(笑)
ホットケーキ作りのクリームのように、歩実の左頬に、漆の飛沫が、付いているのかと思ったら、ただのほくろでした。(笑)
匠は、筋がいいようで、圭太が、大人になったら漆職人になるか、と聞くと、うん、と答えました。

その晩、竹とんぼを作る元治さん、匠たちのために頑張ってるね。
漆の話を聞いて、塩をやらせてみるかって、一徹が後継者になる、といったとき、彼のことを思って、あんなに反対してたじゃん。(笑)
で、なんと、5月に哲也が帰ってくる、なんて話をしていますよ。
娘たち、つまり、文さんたちの孫は、もうとっくに成人して、嫁に行っていてもおかしくない年齢だから、夫婦二人で来るんだろうな。
とはいえ、いくら元民宿でも、もう、さすがに、哲也の泊まる部屋は、ないんじゃないの。
まあ、どうせ、このあたりは、時が流れて、スルーされるんでしょうけどね。(笑)

その頃、塗師屋では、歩実が、ペンダントを首から提げていました。
かつて、大阪にいる一子に贈ろうとした奴ですよね。
まだ、持っていたんだ、女々しいなぁ。(笑)
独身時代に、すっとぼけて、希にプレゼントすればよかったのにね。(笑)
箸置きと間違えただけあって、藍子は、覚えていましたね。(笑)

翌朝、早朝5時、店の前に、紗那が待ち構えていました。
能登の店を食べ歩いた結果、やはり、希の元で修行したい、といいました。
金沢とか東京の都会の店を食べ歩け、という意味だ、という希に、都会は無理、家の事情で能登から出られない、と紗那は、答えました。

あのぉー、東京と金沢を都会という単語で一括りにするのは、いくらなんでも無謀というか、都会の方に失礼なんですけど。(笑)
家庭の事情、と聞いて、すぐに早合点して、自分の境遇と重ねる希、このパターン、さんざん見せつけられて、腹一杯だし、不快感しか残らないんですけど、何とかなりませんかね。

紗那は、スマホで、『料理の巨人』の放送を再生し、希に見せました。
おいおい、これって著作権を無視した違法投稿を、ダウンロードしたもんでしょ。
まさか、ケーキを1個買うのにも苦労している子が、お金を払って、放送局から、正規のルートで入手した、なんていうつもりじゃありませんよね。(笑)
こんなの放送して、大丈夫なのか。(笑)

で、結局、紗那は、この番組でパティシエになろうと思い、能登で、その番組に出ていた希と出会い、大悟仕込みのケーキ作りを学びたいと思った、ということなのよね。
なら、最初に、パティシエになりたい、と申し出たときにそういえばいいのにね。
要するに、大悟のケーキに憧れているけど横浜には行けない、そんなときに能登で、その弟子、希のケーキに出会った、他店じゃだめだ、ってそういえば一度で済んだのにね。(笑)

世界一のパティシエになりたい、という紗那に、昔の自分を重ねた希は、基礎の基礎だけ、という条件で弟子にすることにしました。
紗那は、名前を伝えますが、さんずいの沢、と名字だけしか、漢字を説明しませんでしたね。(笑)
希も、知ったかぶりして、名前の漢字は、聞かないし。(笑)
せめて、履歴書くらい、提出させろし。(笑)

その晩、夕食の席で、希は、みんなに、世界一のパティシエになりたい、という紗那の話をしました。
希みたいだという、みのり。
歩実は、希が、いつ世界一のパティシエになるのか、と何度も尋ねました。

翌朝、店内では、歩実の質問が気になり、希が、ぼーっとしていると、紗那にシェフと声を掛けられました。
希は、いやいや、無理無理無理、シェフは無理、と名前で呼ぶようにいいました。
シェフと一流のパティシエとは、イコールじゃありませんよね。
どんなに下手でも、店を構えさえすれば、シェフなんですよね、きっと。(笑)

紗那は、客に、ジャン・ドゥ・ラ・テールについて説明しました。
中島菜とピスタチオのケーキで、中島菜には、酵素の働きを抑える成分が含まれ、ビタミンCとカルシウムも豊富で、血圧を調整する作用が、あるんだそうです。
でも、いくら身体によくても、葉っぱのケーキは、食べたくないかも。(笑)

紗那は、勉強家だし、器用だし、謙虚だし、希とは大違いですね。(笑)
さすがの希も、陶子に、自分の方がメレンゲ歴が長い、と暴言を吐くなど、かつては思い上がっていたことに、やっと気づきました。(笑)
圭太は、歩実の胸のペンダントに、罪悪感を感じているようです。(笑)
匠は、弥太郎からも、漆塗りを褒められますが、元気がありません。

店の厨房では、紗那が、絶対フランスに行きたい、フランス菓子の本場で勉強して、コンクールにも出て、池畑シェフみたいに、世界で通用するパティシエになりたい、と夢を語りました。
おいおい、家庭の事情で、能登から出られないんじゃなかったんかい。(笑)

そんなある日、紗那の母親、葉子が、店の外にやってきて、彼女を連れ戻そうとしました。
店内で事情を聞くと、4月から、輪島の理容学校に通っており、実家の美容院を継ぐ約束   になっているとのことでした。
葉子は、世界一のパティシエになる、という紗那の目標を、夢物語と一蹴しました。

葉子は、希が、世界的コンクールに出品したことがなく、フランス修行の経験もなく、横浜修行がたったの4年、プチソルを始めて7年、と聞いて、それで世界一を目指すのか、とあきれました。
確かに、葉子のいったとおりだと思いますよ。
私だって、何が世界一だ、とは思いますよ。
でも、だからといって、他人の夢を、その人の目の前で馬鹿にするのは、ないんじゃないの。
葉子だって、これまでの美容師としての履歴を聞いた第三者から、その腕前について、目の前でさげすまれたら、頭に来るばずだよね。
本当に、この作家って、底意地が悪いよね。

その夜、希は、藍子さんに、何か、ざわっとする、私のフランス菓子は、本物になる前に、いつかいつかで終わってしまうんじゃないか、と不安を口にしました。
そこに、みのりから、匠が、行方不明になった、と電話が掛かってきました。

早速、みんなで探し回るウミネコ座の人たち。
何なんでしょうね、この結束振りは。(笑)
はるの人たちなんて、お客を放り出して、探しに行っちゃいましたよ。(笑)
いざというときは、こんなに親身になるのに、子育てだけは、ノータッチなのよね。(笑)
そういえば、はるの店内に高志の色紙が、飾られていましたね。
サインといっても、楷書で名前が書いてあるだけですけどね、というか、だから彼の色紙だと分かるんですけどね。(笑)

警察に行く、と希がいいますが、文さんは、徹志と歩実は知っている、と踏んで、問い詰めました。
結局、匠は、桶作家の室内の小さな押し入れに隠れていました。
閉所・暗所恐怖症では、ないみたいですね。(笑)
洋一郎は、匠をかばおうと、押し入れの前に立ち尽くす歩実に、顔を叩かれてしまいました。
重傷のようです。(笑)
希も圭太も、親なんだから、例え幼なじみとはいえ、叩いたことは、歩実にちゃんと謝らせるのが、教育だと思うぞ。

浩一は、子供って、いっぺんは家出するものだ、と匠をかばいました。
すかさず、マキが、一子なんか2年半も家出しとったわいね、と見事なツッコミです。(笑)
匠は、学校で、巨匠とか弥太郎とかいわれ、からかわれていたとのこと。
能登に、そんな悪いガキは、いないと信じたいなぁ。
そして、家出した訳は、本当は、漆塗りをやりたくなかった、という、ベタなオチで、終わりました。

店で、希は、匠と歩実と、クッキーを作りました。
生地を、星形に、くり抜く匠。
希は、学生時代、丸い形だと、縁の部分の生地が余る、と四角いクッキーを焼いていたのにね。(笑)
やっぱり、子供には、味より形だもんね。

ところが、匠は、生地の材料の入っていたボウルを落としてしまいました。
匠は、失敗するから嫌だ、とクッキー作りをやめてしまいました。
匠は、失敗を恐れて、やりたいことが、見つからないようです。
桶作家で相談する希たちの横で、文さんが、元治さんに王手をかけました。(笑)

タルトタタンってお菓子ですよね。
多分、それを失敗しながら作るか、何かを作ろうとして失敗したものが、それなのか分かりませんけど、きっと、それで、匠が、失敗してもいいんだ、と学ぶんでしょうね。

さて、第22週の関東地区の最高視聴率は、双子が無事に生まれ、匠と歩実と命名され、横浜から靴のお祝いが届いた26日(水)の22.0%で第1位でした。

月曜から土曜までの詳細は、20.5%、19.1%、22.0%、20.6%、19.4%、20.4%で、第22週の週平均は20.33%、『ごちそうさん』の第22週の平均は21.85%、『花子とアン』の第22週の平均は23.40%、『マッサン』の第22週の平均は22.15%でした。
第22週までの全平均は19.37%、『ごちそうさん』は22.34%、『花子とアン』は22.61%、『マッサン』は20.79%でした。

関西地区の最高視聴率は、8月9日、希が、自分の誕生日前日に陣痛に襲われ、圭太が、井田に、ゴルフボールを持ってくるように頼んだ25日(火)の18.4%で第2位、第1位は行列の19.4%でした。
名古屋地区の最高視聴率は、一子が圭太に、自分の野心は真っ黒だったと告白し、希の店を、妊婦の波多野都が訪れた25日(火)の20.2%で第1位でした。

『花燃ゆ』の第35回は、関東地区が12.2%でした。
ちなみに、八重の第35回は14.2%、官兵衛の第35回は14.5%でした。
第35回までの全平均は、花燃ゆ11.93%、官兵衛15.85%、八重14.99%です。
関西地区は13.7%でした。

今回も、金子さんの脚本でした。
なんと、美和が中臈(ちゅうろう)に取り立てられました。(笑)
大出世ですね。
普通は、これで、ある程度の権力も手に入り、これまでやりたくても、できなかったことをやれる、と力が入るところですよね。
でも、美和の場合は、これまでも、階級や立場を無視して、やりたい放題でしたからね。(笑)
そんなに、ありがたくないんじゃないでしょうか。(笑)

でも、久坂家再興は、嬉しいでしょうね。
前にも指摘しましたけど、だから、タイトルバックが、ずっと久坂美和になっているのは、おかしいような気がするのよね。
ここで、ようやく、久坂家の美和に戻れるんだから。

さて、ドラマを振り返ると、冒頭、第二次長州征伐が、始まろうとしていました。
長州サイドとしては、新型銃に慣れさせたり、士官を養成する必要があるなど、もう少し、時間を稼ぐ必要がありました。
そこで、伊之助が、広島の幕府軍の元に行き、申し開きで時間を稼ことになりました。

奥では、戦に備え、都美姫が、甲冑を横に置き、戦う意志を皆に伝えました。
この甲冑は、紀行で、以前、取り上げられましたね。
潮、園山、鞠も、戦うことに同意しました。

ところが、美和だけは、自分は逃げる、といいました。
興丸を連れて逃げさえすれば、いついかなるときでも、長州藩を再興できる、というのが、その理由でした。
でも、そのために、危急の際は、身を挺して興丸を守る、ということは、結局は、美和も、そうなれば戦うということなのよね。(笑)

そうそう、紀行によると、伊之助が、広島の国泰寺に向かったのが、5月なのよね。
なのに、都美姫の背後には、何本ものひまわりが、飾られているのよね。
しかも、今回は、この都美姫のシーンすべてに、同じひまわりが飾られているのよね。
最後、美和を中臈にすると告げたときは、家茂の死後なので、早くても7月の終わり、おそらくは8月の場面なのよね。
2〜3か月も、さすがにひまわりは、持ちませんよね。
最後の場面は、ひまわりが似合うので、このためのセットを使い回したんでしょうね。
視聴率が上がらないと、こんなところまで、節約させられちゃうのかな。(笑)

それはともかく、その後、予告編を見たときから危惧していた、美和の軍事指南が、始まりました。(笑)
山口城の見取り図を広げて、完全に軍師気取りです。(笑)
寅次郎の兵学を聞きかじった、といっても、握り飯ばかり作ってたみたいだけど、門前の小僧、とはよくいったものですね。(笑)
でも、偉そうに語る割には、大した作戦じゃありませんでしたね。(笑)
敵が正面からだけ攻めてくることを前提に、長局(ながつぼね)にかくまった興丸を、隙を見て近くの城門から逃がす、というものです。
でも実際は、城を取り囲むでしょうから、そこにも敵が詰めている可能性が大なんですけどね。(笑)

その美和は、完全なる上から目線で、日出に、長局の差配を命じちゃいましたよ。(笑)
その理由が、ひるまず、騒がず、一杯食わせる気骨を持っているからなんだそうで、これって、自分をいびったことに対する完全な嫌みですよね。(笑)
その日出さん、二杯も三杯も食らわす、と、姫の御前で軽口を叩いちゃいましたよ。(笑)
そんなキャラじゃ、ないのにね。

広島の伊之助は、これまた義妹と同じく、不遜な態度で幕府との交渉に及び、結局その場で、捕らえられてしまいました。
あの態度と口調なら、当然よね。(笑)
その情報が、美和の手紙を読んだ梅太郎から、寿や滝たちに伝えられました。

滝は、『長防臣民合議書』を完読したんですね、ただの、せわあないおばさんとは、違うのね。(笑)
そこへ、雅が、旅装で訪れ、下関の晋様の元に行く、と暇乞いに現われました。
息子の梅之進くんは、どうするんでしょうね。(笑)
小忠太さんが、育てるのか。(笑)

その話が伝わり、弱った表情の晋様、その気持ち、よく分かります。(笑)
普通、女子供は、戦場には、来ないですもんね、油断しますよね。(笑)
その頃、薩摩が出兵を取りやめる、という知らせが、幕府軍の元にもたらされました。
そして、慶応2(1866)年6月12日、丙寅丸に乗り込んでいる晋様が、幕府軍の軍艦赤城に発砲、戦端が開かれました。

そのころ、山口城には、雅が、美和を訪ねてきました。
雅は、滝から預かった、百合之助の遺品、畑の種を美和に渡しました。
美和が、お礼に、杉家を真似、奥で作り始めた薬袋を雅にあげようとしました。
そんなもの、いりませんよね。(笑)
それにしても、美和の一言で、奥が一斉に、薬袋を作り出すって、すごい影響力ですよね。(笑)
だから、中臈になんてなる必要ないと思うぞ。(笑)
袋より、中身の薬の調達の方が、大事だと思いますけどね。(笑)

しかし、雅は、もじもじしながら下を向き、薬袋を受け取ろうとしません。
下関に行って、晋様が芸妓を囲っている、という噂に打ちのめされて、美和の元を訪ねた、と語りました。
おいおい、萩からは、下関の方が、遠いのよ。
ということは、もし、無事に、晋様と会えていたら、この滝に頼まれた用事は、反故にするつもりだったのね。(笑)

雅は、美和も同じ境遇だから、分かり合える、と思いましたが、美和は、見栄を張り、一旦は、京の女のことは、否定しました。
それを聞いた雅の、それはよかった、という言葉、全く心がこもっていませんでしたね。(笑)
それにしても、雅ともあろうものが、噂話だけで、退くとは思えないけどなぁ。
あのキャラなら、晋様の元を訪れ、事の真偽を確認するはず、ですよね。(笑)

ところで、雅も、かつては、奥で働いていたのよね。
今をときめく晋様の嫁だし、都美姫も銀姫も、懐かしい、よく訪ねてくれた、と自室に招き入れてくれそうなものですけどね。(笑)
他にも、当時、一緒に働いた者がいて、懐かしがって、会いに来てもよさそうなものですけどね。
きっと、高飛車な態度で不興を買っていて、奥に導いてくれた美和くらいしか、心を開いてくれる人が、いないのよね。(笑)

ここで、久し振りの辰路姐さんが登場、着物をひったくるように持って行った芸妓、態度が悪すぎますね、姐さん、こぴっと、しばいてやれし。(笑)
秀次郎も、タイトルバックでは子役となっていたので、後に登場してきそうですね。
そして、なんとなんと、関州口には、大村益次郎さんが、登場しちゃいましたよ。
てっきり、名前だけで、本人は登場しないと思い、油断していました。

丙寅丸では、晋様が血を吐き、その情報が、すぐさま、元徳を通じて、美和にも伝えられました。
元徳さんは、晋様の下関での決起の情報も、敬親や椋梨の元に持ってきたんでしたよね。
晋様と、太いパイプで結ばれていたりして。(笑)

元徳に負けじと、潮も、晋様たちが、小舟で、富士山丸に砲撃したが、破壊できなかった、という情報を持ってきました。(笑)
奥では、美和が、不安を忘れるため働こうと、父の遺品である種で、城内に畑を作りました。
なんと、あのツンデレ日出さんまでが、種を蒔いているじゃありませんか。(笑)
変われば変わるものですね。(笑)
蒔く時期が、夏で大丈夫なものばかりだったんでしょうかね。(笑)

戦は、幕府軍が、家茂の死で戦意喪失、長州の大勝利に終わりました。
小倉の奇襲は、紀行で語られただけでしたね。
『龍馬伝』での、このシーンは、かっこよかったです。
着流しに散切り頭の寅次郎(笑)が、三味線を弾きながら、砲撃の中を進んでいったのよね。
今回は、女性陣の着物に予算を取られてか、戦闘シーンを省略するケースが、多いですね。(笑)
もっとも、これは、近年の大河に共通した流れですけどね。

来週は、晋様が、わざわざ、美和に遺言を託すみたいですね。(笑)
タイトルに、わざわざ遺言と付けるということは、まだ、死なないのかも知れませんね。
いよいよ、鳥羽伏見に向けて、長州の大逆転のドラマが、始まります。
佳境に入ってきますけど、ドラマも盛り上がってほしいなぁ。

それでは来週も、人を育てるために時間を稼ぎ、賭けがいのあるものに命を賭け、応じては和平、拒めば戦となれば、戦を選び、危急の際には自らの身を挺して守り、兵の数が劣る時は、まず一点に敵の兵を集め、その裏をかき、速やかに退却し、ひるまず、騒がず、一杯食わせる気骨を持ち、先手必勝、自ら流れを作り、心配で気に病むことがあっても、せわあない、と唱えて働き、命を散らすように戦う、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、長州男児の腕前を日本中に知らしめ、長州一の英雄と、みんなに語り継がれ、その名は輝いて、後の人をも照らすことができるじゃんね。

「たった一藩で、幕府軍を打ち砕くか否か、天下分け目の今、例え骸(むくろ)となって帰ろうとも、いささかの悔いもございません」
CATCH A DREAM!!

[7359]そして花がさくよ この夢のように 投稿者:まっくん

投稿日:2015年08月28日 (金) 18時23分

みなさん、こんばんは。
次々作の朝ドラ『とと姉ちゃん』のヒロインに、うま介印の焼氷でお馴染み、西門希子こと高畑充希さんに、内定したそうです。
最後は、10代の女優とのマッチレースだったようですが、40代まで演じなければならないので、希子ちゃんになったようです。
涙をのんだ女優は誰なんでしょ、黒島結菜ちゃんかな、広瀬すずちゃんかな。

そして、大河の次々作は、『おんな城主 直虎』、主演は、柴咲コウさんです。
戦国ものが、続きますね。
幕末ものは、今回で懲りたのかも。(笑)
脚本は、『ごちそうさん』の森下佳子さんでがんす。
最近では、『天皇の料理番』が大ヒット、今、乗っている作家さんなので、楽しみでがんす。

さて、今週の『まれ』は、予想どおりサクサクと話が進み、無事に赤ちゃんが誕生しました。
一徹が、デイトレードをやめたので、もう関係ないといえばないんですけど、リーマンショックは、完全スルーでした。
絡めてくるんじゃないかという私の予想は、完全に外れてしまいました。
この流れで行くと、東日本大震災も、軽く飛び越えちゃうんだろうな。

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
2007年12月7日、新しいメニューが、誕生しました。

能登カボチャのプリン 250円
イチゴのショートケーキ 300円
シュークリーム 180円
マルジョレーヌ 450円

スポンジケーキは、フランス菓子じゃなかったんですよね、大丈夫なのか。(笑)
値段は、お手頃になったけど、個数は、各10個のままなんですね。
全部売れても、11,800円と4,200円も売上額が下がっちゃうけど、その分、原価を落とさないと、儲けが、出ないのよね。
PCの画面では、採算ラインが、8,720円のままだけど、大丈夫か。(笑)
まさか、売れればいい、お客さんが喜んでくれればいい、という趣味の世界に入ってないよね。(笑)

一徹が、希のお菓子ノートを読み上げたところによると、マルジョレーヌは、あったかいバターと冷たい生クリームという、温度の違う材料を混ぜ合わせるため、高度なテクニックが問われる、お菓子なんだそうです。
だから、作るとき、最初は分離した、と苦戦していたんですね。
このお菓子が作れる者は、一流の料理人なんだそうです、希のお菓子ノートでは。(笑)
そういえば、一徹は、料理人をいっちょまえに、シェフと読んでいましたね。(笑)
確かに、マルジョレーヌは、これまでで、一番おいしそうです。

でも、値段が高すぎて、誰も買ってくれません。
マルジョレーヌは、いらない、とプリンを買う客を睨み付けていましたけど、これは、客商売に携わる者として、決して、やっちゃいけない行為ですよね。
橋本朝子さん親子も、マルジョレーヌを試食しますが、おいしいけど、高くて手が出ないと、帰って行きました。
この朝子さんも、試食のケーキ、てっきり娘にあげるものだと思いきや、自分でパクリ、能登には、こんな薄情な親子ばかりいるわけじゃありませんからね。(笑)

一子も、様子を見にやってきました。
もう、給仕の仕事は、していないみたいですね。
希は、一子に、朝市っちゃ、お土産買う人も多いさけ、焼き菓子は正解やったわいね、といいました。
焼き菓子は、やっぱり売り物だったんですね。(笑)
しかも、一子の助言を受けてのこと、って、また、後出し新情報じゃん。(笑)

桶作家には、藍子さんに会いに、高志が、やってきました。
文さん、また、ところてんでもてなすのかと思いましたが、今回は、お茶だけでした。(笑)
あなたに会いに来ました、といった高志は、変顔をして、藍子さんを笑わせました。
そして、幸せでいてください、と言い残し、去って行きました。
藍子さんを笑顔にする、幸せにするために戻ってきたんでしょうけど、ちょっと、意味が、違うような気がします。(笑)
このときのBGM『涙のふたり』の歌詞は、横浜のライブハウスと同じでしたね。(笑)

それにしても、タイミングが悪いのよね。
ちょうど『あまちゃん』で、失踪した母親が戻って動揺するユイちゃんを元気づけるために、アキと種市先輩が、変顔のメールを送る場面が、放送されたばかりなのよね。
ユイちゃんも、変顔メールを返すわけですけど、そうした場面のパクリにしか、見えないのよね。

高志は、その夜、希の店を訪れました。
メジャーデビューした歌手の割に、自由なのよね。
バンド、仕事ないんとちゃう。(笑)
自由といえば、いつの間にかルールが変更され、日曜日は、塗師屋が休みで、女将修行がないため、夜まで、店を開いているんだそうです。(笑)
ショーケースを見る限り、プリン6個、ショートケーキ7個、シュークリーム8個、マルジョレーヌ2個が売れていました。
全部で23個、5,940円の売り上げでがんす。

希は、高志に、赤字が続いている、高いから売れないのではなく、お金を出して食べたいケーキを作れないからかもしれない、と弱音を吐きました。
高志は、自分は、たった一人に届けばいい、と音楽を始めた、希のケーキも、そうすればいい、といって、雪の中、去って行きました。
前も書きましたけど、北陸の雪は、水分をたっぷりと含んでいるから、ドラマみたいに、きれいに降らないのよね。(笑)
そうそう、一人に届けばいい、も、アキが、春子みたいな歌手を志すときの台詞なのよね。
これも、パクリと思われても仕方ないよね。

2007年12月20日、お店は、クリスマス仕様になっています。
クリスマスケーキは、作らないみたいね。(笑)
朝子さんが、マルジョレーヌを4個、買ってくれました。
感激の涙を流す希。
能登の人が、みんな、せこいみたいに描かれるのは、ちょっと不満。(笑)
ケーキも、商品変更後、3、5、6、13個と少しずつ売り上げが、伸びています。
でも、さっきも書いたとおり、採算ラインが、8,720円のままじゃね。(笑)
何のために、スーシェフとして、原価計算してきたんだ。(笑)

そして、年内営業の最終日、朝子が、娘ではなく友達をプチソル(笑)に連れてきて、マジョレーヌとプリンを三個ずつ、買わせました。
自分は、買わないのね。(笑)

年が明け、2008年1月1日午前8時半、希が、お雑煮を作っています。
丸餅を使っているけど、のし餅を四角に切るのが、石川の主流なのよ。
鏡餅も白を重ねていたけど、こちらは紅白餅なのよ、スタッフ、こぴっと勉強しろし。(笑)
朝の8時半に、直美さんが台所にいないってことは、博之の家で、雑煮を準備しているってことなんでしょうね。
直美は、自宅で食べて、さらに、嫁の雑煮もチェックするってことなのかな。
希は、2日から、店を開けるつもりです。
そこに、弥太郎が起きてきて、かなえさんと初詣に出かけました。(笑)

桶作家では、なんと、みのりと一徹の長男、徹志ちゃんが、2007年12月18日に生まれていました。
おいおい、それじゃ、高志がやってきたのは、まさに生まれる頃じゃん。
なのに、全く触れないって、それはありえないんじゃないの。(笑)

徹志は、みのりが、実家で育てているみたいですね。
真人も、うれしそうに徹志の顔を眺めていますけど、おい、年賀状の配達は、終わったのか。(笑)
このツッコミ、みのりと一徹が、結婚するといって、桶作家に籠城したときにも、したような気が。(笑)
あれだけ、一徹は、徹という漢字を嫌っていたのに、自分の息子に付けたことを知ったら、徹は、喜ぶでしょうね。

出産の痛みを和らげる効用があるというゴルフボール、どこに当てるんだろ。
そんなことより、と、みのりは、一子のブログを紹介しました。
『両方選べばツケが来る!?』というタイトルで、人生は、優先順位をつけないと駄目な時が来る、という内容のようです。
心の姉貴ことマキちゃんにいわれた、男と東京、両方は無理、という言葉から、きているみたいです。
そこへ、あまめはぎの元治さんたちが乱入、そのタイミングで、まれが倒れますが、じゃがいもを食べて回復、って、そんな、みのりと同じ体質なんかい。(笑)

で、無事、双子を妊娠していました。
予定は、希と同じ8月とのこと。
てことは、開店準備の最中に仕込んだってことよね、なんたる無計画ぶり。(笑)
借金や店が潰れることを心配する希に、可愛さも倍、喜びも倍、幸せも倍、全部、倍、って、これまた圭太も脳天気ですな。(笑)
金は何とかするって、養育費も倍だぞ。
貯金を店につぎ込んで、よく、そんなに楽観的でいられるなぁ。(笑)

希は、産前産後、3か月ずつ休んで、あとは店をやる、といいますが、藍子さんも直美も、無理するな、と反対しました。
でも、多胎でも、労働基準法上の産前休暇は、3か月くらいだし、産後休暇は、2か月くらいだから、期間だけなら、決して無理じゃないですけどね。
ただ、3時間睡眠で、パティシエと女将修行の両立は、論外ですね。(笑)

しかし、圭太は、嬉しそうにエコー写真をみんなに見せているけど、妻としては、自分のお腹の写真を、他人に、しかも男性に見られて恥ずかしくないものかな。
ちょっと、デリカシーに欠けるような気がするなぁ。
その圭太は、希のお腹にほおずりして、変態丸出しです。
夏美さんとのお見合いも、変態の振りじゃなくて、本性をさらけ出しただけなんじゃないの。(笑)
名前も、男なら沈金って、NHK的には、大丈夫なのか。(笑)

その圭太の、仕事中の、にやけは、スルーさせていただきます。(笑)
それに比べて、赤の他人なのに、あれこれ世話を焼こうとする元治さん、なんていい人なんだ。
文さんから、余計な口出しせんとくまや、といわれて、しょげる元治さん、かわいかったです。(笑)

その頃、一子が、金沢のスイーツ特集第2弾の取材のついでに、塗師屋を訪ねました。
一応、まだ、東京に住んでいる設定なんですよね、多分。
一子は、ようやく、心から希と圭太の結婚と、おめでたを祝福しました。
あんまり、そんな風には感じられませんでしたけど。(笑)

希が、母子手帳を取りにいっている間に圭太が帰ってきて、一子と二人きりになりました。
一子は、昔の野心は真っ黒だったけど、今の野心は、真っ白で形も見えとる、と圭太にいい、黒かった時代に、いろいろ振り回してしまったことを、謝りました。
これで、三人のわだかまりは、すべてとけたということなんでしょうね。
希への気持ちにふたをして、一子に言い寄り、振り回したのは、圭太の方だし、謝罪するなら、彼の方だと思うけどなぁ。

希は、妊娠後も店の前に立ち、マルジョレーヌの試食品を配りました。
この試食品も、経費の内なのよね。
見本の完成品と、試食用に薄く切ったもの、最低、2個は必要ですけど、これは、店頭に並べる10個とは、別物なんでしょうね。
売れ行きを見る限り、この試食作戦は、費用に見合う効果が、得られていないような気が。(笑)

それでも、妊娠6か月、妊娠6か月半、妊娠7か月、と月日は流れ、経営は相変わらず低空飛行のままながら、潰れもせず、産前休暇まえの、最後の営業日を迎えました。
2008年5月、といったところでしょうか。
結局、材料代とか光熱水費とかは、なんとか工面し続けられた、ということなのよね。(笑)
あのタイムスケジュールをこなし、パティシエと女将修行の両立も、果たしたってことでいいのよね。
そうした苦労が、全く伝わってこないのも、このドラマの大きな特徴なのよね。(笑)

その最終日に、波多野都さんが、店内を訪れました。
妊婦の観光客、かなり無理のある設定でがんす。(笑)
マルジョレーヌを食した都は、何か、このケーキだけ本格的じゃない、と希に、質問とも感想ともつかぬ台詞を吐きました。
それは、見た目が、ってことなんでしょうね。
味は、他のも食してみないと分からないですしね。

希も、それを聞いて、我が意を得たり、と喜びました。
そこが、根本的に、だめなところなのよね。
他のものだって、ありふれた種類だけど、味は本格的で、よその店のものとは全然違う、そう言い切って、胸を張るくらいの気概を持ってほしいなぁ。
だから、売れないんじゃないの。

都は、女性は、仕事が乗ってくる時期と出産の時期が重なりがちだ、自分は、仕事をどうするか、まだ決めきれない、といって、買ったケーキを提げて、帰って行きました。
ケーキは、宿で、一人でパクつくのかな、それとも別行動の旦那にでもあげるのかな。

で、また3か月が経ち、8月9日に陣痛が起こり、翌10日、希と徹と同じ日に、男女の双子が、無事に生まれました。
二卵性双生児ってことですね。
双子と聞いた時点で、子役再登場という私の予想は、はずれた、とあきらめましたが、まだ、可能性ありますね。(笑)
二卵性だから似ていないのに、直美が、間違えて、歩実を匠と呼んだのは、変だぞ。(笑)
純愛でも、純と愛は二卵性なのに、そっくりだったしね、NHKこぴっとしろし。(笑)

赤ん坊は、生まれるとき、タイムラグがありましたね。
ベットに書かれた出生時刻は、それぞれ5時28分と5時32分でした。
つまり、4分の差があったわけで、自然分娩だった、ということですね。
その方が、やっぱり安いのかな。(笑)
とはいえ、貧乏夫婦が、出産費用を払うのは、大変だろうな。(笑)

藍子さんから、よう頑張ったね二人も、大変やったやろ、と声を掛けられた希が、もう忘れてしもた、この子らちの顔見たら、と答えた場面は、なかなかよかったです。
でも、ゲゲゲで、布美枝が藍子を生んだ時の、ご苦労さん、おかあちゃん、だんだん、おとうちゃん、という夫婦の会話に比べたら、ぐっと落ちますけどね。(笑)
このゲゲゲのシーンは、私の中では、出産関係のベストテイクですね。
夫と妻から父親と母親に、二人の関係が変わったことを、簡潔に、そして見事に表現しているのよね。

偶然を装って孫に会いに来た博之は、相変わらずですね。(笑)
赤ん坊の枕元には、市立輪島総合病院と書かれていたので、輪島市役所の博之が、仕事で立ち寄っただけ、といっても、不自然とまでは、いえないのよね。(笑)
その博之は、圭太に、お前は今日から父親や、と声を掛けましたが、真意は伝わらなかったみたいね。(笑)

退院後、なぜか塗師屋で、命名式が、行われました。
名前は、匠くんと歩実ちゃん、キラキラネームじゃありませんでした。
匠くんが兄貴なので、5時28分の方ですね。(笑)
しかし、なんで井田と亜美ちゃんが、名前の書かれた紙を披露する大役を任されたんでしょうね。
やっぱり、六代目弥太郎だからかな。(笑)
それは認めても、博之と直美が来る前に、名前を披露しちゃうのは、いただけませんね。

みのりは、徹志のお下がりの服を、持ってきました。
そうか、半年経つと、もう着られなくなるものなのね。
文さんは、赤ん坊のエキスを吸い取り、どんどん若返っているそうです。(笑)
横浜からは、靴が一足ずつ届いただけ、ちょっと、しょぼ過ぎます。(笑)
今は、もう、商売敵だからかな。(笑)
関係ないけど、美南ちゃん、司法書士の試験、受かったかな。(笑)

圭太は、写真を撮りまくり、親ばか振りを発揮しています。
希は、子育てに奮戦中、布のおむつを使っていましたね、エライ。
貧乏なんだから、これからも紙おむつを使わず、こぴっと節約しろし。

その夜、漆器組合主催の、六代目弥太郎の誕生を祝う会、が開かれました。
どうでもいいけど、圭太が、いつも同じネクタイなのは、一本しか持っていない、ってことなのよね。(笑)
ところで、博之が生まれたときは、五代目弥太郎の誕生を祝う会、は開いてもらえなかったのかな。(笑)
圭太が生まれたときは、開いてもらえなかったんでしょうね、きっと。
開いてたら、あんなに、もめないもんね。

ベロンベロンに酔わされた圭太は、ご機嫌で帰宅、赤ん坊を起こしてしまいました。
おかげで、このとき撮った写真の裏に、反省してください、と希に書かれてしまいました。
一徹からは、全力で子育てに協力することで記憶の上塗りをしろ、とアドバイスされました。

希は、藍子さんから、みのりが、子育てに集中するため、農協をやめることを聞かされました。
藍子さんは、希にも、そうしてほしいんでしょうね。
でも、みのりは、希と違って組織の一員だし、融資の鬼として、しっかり戦力になっているみたいなので、辞められると農協にとっては、痛手ですよね。
みのりのように、結局、育児のために簡単に仕事を投げ出す女子社員がいると、会社も、警戒するし、次に妊娠する女性社員にとっても、風当たりが強くなるでしょうし、迷惑な話なのよね。
変に気を持たせるくらいなら、出産を機に、素直に、退職するのが、みんなのためなんだけど、そんなこと考えないよね。(笑)

希は、借金の返済計画表を眺めて、ため息をついています。
元利均等の60回払い、月々、63,514円の返済です。
結局、利息は5年間で30万円ちょっと、年率に直すと1%強って、これって安すぎませんか。
まさか、みのりの社員割引じゃないよね。(笑)

そんな希のところに、朝子がやってきました。
実家の話をするくらい、打ち解けていたんですね。
朝子は、なんと、希にケーキ作りをお願いしました。
出産祝いも手土産も持たずにやってきて、なんて、ずうずうしい奴なんだ。
自分も、子供がいるなら、子育ての大変さくらい、分かるはずだけどね。
それに、どうしても希のケーキでなきゃ、というほど、彼女のケーキ、食べてないよね。(笑)

ところが、それを聞いた圭太は、一徹直伝、上塗り作戦を展開、子供の面倒はみるから、と、希にケーキ作りを引き受けさせちゃいました。
ミルクを飲ませたらゲップさせてね、って台詞で思い出しましたよ、陽子先生。(笑)
お昼に、いつも和さんが日向子を学校に連れてきて、陽子が、母乳を飲ませてたのよね。
で、一度、日向子が、見事にゲップを決めてくれたのよね、懐かしい。

そして、希は、久し振りにプチソルにやってきました。
定期的に清掃しているのか、ケーキ作りを決めて、あわてて、前日にでも掃除したのか、店内には、ほこり一つありません。
そこで、マルジョレーヌを作っていると、圭太から、歩実が、熱を出したので、病院に連れて行く、と電話がありました。

作りかけのケーキを放り出し、店を飛び出す希。
あまりにも、無責任ですよね。
頼まれた以上は、何があっても、商品は届けないと。
せめて、朝子に連絡して、事情を説明しないとね。
この対応一つで、プロ失格、ということが、よく分かります。

病院へ行くと、直美がやってきて、子供を放り出し、ケーキ作りに没頭していた希を、なじりました。
そりゃ、何かあるたび、横からやってきて、失敗した相手をなじることは、簡単よね。
でも、直美も、祖母なんだからね、孫の面倒くらい、みてあげればいいじゃん。
希も希だから、直美に対して、そんなに怒りも湧かないけど、でも、人としては、いかがなものか、と思いますけどね。(笑)

ウミネコ一座も、祭りだとか、壮行会だとか、テレビ出演だとか、イベントの時には、みんなで集まるのに、子育てとか、こういう、日々の地道な生活の積み重ねには、ノータッチなのよね。
双子なんだから、こういうときにこそ、日頃のお節介を焼いてあげても、バチは当たらないと思いますけどね。(笑)
なんか、若夫婦に任せっきり、というのが、薄情な土地柄に思われそうで、嫌だなぁ。

歩実は、入院したものの、治って無事に、退院しました。
また、お金が、掛かっちゃいましたね。(笑)
希は、歩実が死んでしまうかと思った、怖かった、と藍子さんに語りました。
日向子も、一度、高熱を出して、生死の境をさまよったのよね。
あの時、陽子さんは、最初で最後、の思いで、和さんと日向子の三人で、家族写真を撮ったのよね。
それに比べると、上っ面の言葉だけで、今回は、その悲しみや恐怖が、全く伝わって来ないのよね。

藍子さんは、小さな命を預かる怖さ、ちょっとの失敗で、なくしてしもうかもしれない恐ろしさを、親は、皆、経験し、そういう恐怖と戦っている、と希に語りました。
そして、そういうことを全部考えて、店をやろうと思ったんじゃないのか、その程度の覚悟しかないなら、やめなさい、お母さん、絶対反対や、と厳しい口調で、いいました。
だから、孫なんだから、ちょっとは、藍子さんも、面倒みてやれし。

桶作家の二階では、圭太が、ケーキ作りさせたことを後悔しています。
メンバーは、一徹と徹志、洋一郎に高志です。
高志は、出産祝いにきたみたいですけど、仕事ないのか。(笑)
もう、藍子さんのことは、変顔で吹っ切れたようです。(笑)
一徹は、夫婦はシーソー、片一方が深刻なときは、もう片一方は、笑わせるくらいでちょうどいい、と大人の発言です。

階下では、みのり、一子、マキのガールズトークに、なぜか、元治さんが入っています。
一子は、出産祝いを持ってきたけど、落ち込む希に渡せず、みのりに託しました。
今頃お祝いって、高志なら分かるけど、一子は、親友の割に、ちょっと、遅すぎるんじゃないの。(笑)
もしかして、二人一緒に、輪島に来たのかな。(笑)
マキちゃん、自分のことをブログに書いてもらって、まんざらでもなさそうですね。
一子の人生の師匠なのね。(笑)
みのりは、希は全部に全力投球、と過大評価、いつも結果を伴わないのよね。(笑)

その頃、文さんは、希のところに、野菜などを持参しました。
希に、悩むポイントが違う、子供たちが、仕事の犠牲になっていると、感じさせない生き方を、どうしたらできるか、それを考えろ、と諭しました。

その後、圭太は、希を1階に連れ出し、新しく作った連絡掲示板と役割分担表を見せました。
分担表によると、なんと、亜美さんに井田まで、手伝う羽目に。
ちょっと、ちょっと、元はといえば、塗師屋のお手伝いをするために、輪島に行ったんですよね。
それなのに、圭太どころか二人の手を煩わせるなんて、本末転倒ですよね。(笑)

でも、それに感激した希は、店を再開することにしました。
明日から営業、という紙を貼っていると、試食ばばぁが、通りかかりました。
隙あらば試食しようと、毎日、通ってたんじゃないの。(笑)
めっちゃ、嬉しそうに立ち去っていきましたね。(笑)
一徹に、ホームページも更新してもらわないとね。

前回も書きましたけど、きっと、子供、すぐに大きくなるんだろうな。
子役の再登場なるか、注目です。

さて、第21週の関東地区の最高視聴率は、徹が残した企画書を元に、希が、パティシエと女将の両立を決意するが、ケーキ屋の設備投資に1,000万円以上掛かると分かり、ショックを受けた17日(月)の20.3%で第5位、第1位は、24HTVの26.7%でした。

月曜から土曜までの詳細は、20.3%、18.8%、19.7%、19.0%、18.1%、18.8%で、第21週の週平均は19.12%、『ごちそうさん』の第21週の平均は22.23%、『花子とアン』の第21週の平均は22.30%、『マッサン』の第21週の平均は21.88%でした。
第21週までの全平均は19.32%、『ごちそうさん』は22.37%、『花子とアン』は22.58%、『マッサン』は20.73%でした。

関西地区の最高視聴率は、希が、一子から、イチゴならイチゴのケーキでいい、と、浅井から、別にフランス語じゃなくてもいいんじゃないですかね、と、それぞれネーミングの問題を指摘された21日(金)の19.4%で第5位、第1位は、中学生の事件が大きく動いた21日の『報道ステーション』の26.7%でした。
名古屋地区の最高視聴率は、浅井が応援にやってきて、何もしないまま、希が、マルジョレーヌを完成させるのを見届けて、横浜に帰っていった21日(金)の19.1%で第6位、第1位は、24HTVの27.8%でした。

『花燃ゆ』の第34回は、関東地区が9.8%でした。
ちなみに、八重の第34回は13.4%、官兵衛の第34回は13.0%でした。
第34回までの全平均は、花燃ゆ11.93%、官兵衛15.89%、八重15.01%です。
関西地区は12.1%でした。

美和が、なんか春日局に見えてきちゃいましたよ。(笑)
自分が生んだ子でもないのに、今では、園山や潮をしのぐ権勢振りですね。
国島の前で、出世したい、と叫びまくっていましたけど、実現しちゃいましたね。(笑)

ところで、最近、このドラマが観やすくなったと思っていたんですけど、今回、理由が分かりました。
滑舌の悪い玄瑞の台詞が、流れなくなったからなのよね。(笑)
回想シーンで、久し振りに聞きましたけど、相変わらず、イラッとさせられますね。(笑)

さて、今週は、金子さんでした。
テーマは、どうやら、許す、ということだったみたいですね。
美和も伊之助も許した、ということなんでしょうね、きっと。(笑)

美和も、銀姫も、潮たち側近も、御半下までもが、孟子を大合唱するところから、ドラマが始まりました。
庠序(しょうじょ)学校を設け為して、以てこれを教う、庠は養なり、校は教なり、序は射なり、って、孟子のフレーズは、これしか知らんのか。(笑)
しかも、昔、学校では、こんなこと教えてたよ、というだけの意味よね。
全く、人生訓を含んでいない、このセンテンスだけを切り取って、暗唱する意味なんて、本来なら、全くないのよね。
でも、このドラマでは、これが興丸の子守歌、このフレーズを聞くとよく眠れる、ってだけのことだから、その意味なんてどうでもいいのよね。(笑)

そこへ都美姫がやってきて、銀姫と美和に頼みごとをします。
都美姫にして、美和をナンバー2待遇、これまでの彼女の不始末は、許した、ということなんでしょうね。(笑)
依頼されたのは、興丸の小姓を推挙するように、ということでした。
それにしても、都美姫は、あちこち動き回って、落ち着きがない、もとい、フットワークが、軽いですね。(笑)

申し出を素直に聞き入れ、都美姫を驚かせた銀姫は、征長軍を恐れていました。
この後、桂も、龍馬と伊之助との会談で、征長軍という言葉を口にしました。
長州サイドが、征長軍なんて言葉、使わないと思いますけどね。(笑)
もっとひどいのが薩長同盟、当時、こんな単語は、使わないっしょ。

ところで、小姓って、奥が勝手に決められるものなんでしょうかね。
このドラマでも、最後には、そうせい、と許可をもらっていましたけど、いずれ、側近として、興丸を支えるわけですからね。
いわば、藩の大計に関わる重要事項ですよね。
この人選は、やっぱり、表の仕事なんじゃないでしょうか。

しばらくして、敷居の低い奥には、晋様が、やってきました。
スターを一目見ようと集まる奥勤めの者たち、って、相変わらず、現代目線の描き方ですね。(笑)
公務中に、そんなことしたら、厳しいお叱りを受けるはずですが、美和が、もっと、とんでもないことをしても、とがめられないので、たがが緩んでいるのね。(笑)
鞠は、今、長州で一番、名高いお方、と美和に教えていましたけど、これも、高杉様、といえばいいわけで、台詞が、不自然すぎました。(笑)
二人で下関まで、晋様に、英国との交渉に着用するための、高杉家に伝わる儀礼の装束を届けにいっているから、美和と彼が知り合いだ、ということは、当然知っているはずですもんね。(笑)

晋様の顔見知りだからか、春日局状態だからか、美和も、興丸を連れて、元徳と銀姫に同席しちゃいましたよ。(笑)
しかも、お文と呼びかける晋様に、すねながら、美和です、を連呼、若殿と姫の前だろうと、無敵です。(笑)
おまけに、薩摩と手を組む、という晋様の提案に、あからさまに反抗的な態度を、示しちゃいましたよ。(笑)
あの時、京でみんな逝ってしまったというのに。もうきれいさっぱり忘れて次の一手でございますか、さすが長州一の英雄、と、元徳と銀姫の存在を忘れたかのような、不遜な態度です。
最後に、やっと、晋様は、美和、とその名前で呼びましたね。(笑)

杉家では、梅太郎が、美和が小姓の人選を任され、苦労している、という情報を、どこからか仕入れてきました。
山口と萩は離れているし、奥の、それも機密事項なのに、どうやって、入手したんでしょうね。(笑)
ここで、百合之助の死を、暗示しました。
こんな中途半端な扱いなら、前回、死なせてあげればよかったのになぁ。

太宰府で、伊之助と会った龍馬は、薩長同盟を勧めました。
そして、下関で、桂を含め、三人で、再度、話し合いました。
龍馬は、ミニエー銃と蒸気船を、亀山社中を通じて、薩摩名義で入手できる、と薩長同盟の利点を説きました。
大村益次郎と亀山車中が、台詞で、それも一言で、サラリと片付けられちゃいましたね。(笑)

しかし、その薩長同盟の前に立ちはだかった、一番多きな壁が、なんと美和でした。(笑)
伊之助に、夫、玄瑞の無念を思うと、絶対に許せない、と語りました。
そこで、伊之助は、野山獄に捕らわれた椋梨の話をしました。
椋梨は、あとの11人は無罪、自分一人を斬首せよ、と、伊之助に頼みました。
で、リクエストどおりに、椋梨は、歩の駒に自らを託して牢獄に残し、一人斬首となりました。

一歩違えば、伊之助が、その立場になっていた訳ですしね。
己の政敵の首を刎ねるのが、当時の常識ですからね。
まさに、勝てば官軍なのよね。
椋梨の命を助けるとか、せめて、切腹とし、武士としての尊厳を守ってあげるとかすれば、許す、と結びつくんですけどね。
椋梨を斬首したんじゃ、何をいっても、唇寒し、でがんすね。(笑)

でも、伊之助は、許して、最後の願いを叶えてあげた、と思ってるのよね。
そして、その言葉に、美和も動かされちゃうのよね。
そりゃ、初恋の人の言葉ですからね。(笑)
ちなみに、この斬首という処刑方法は、明治15年に、ようやく廃止されるんでがんすな。
明治になって近代化、といいながらも、政敵の斬首や暗殺という考え方は、しばらく続くことになるんでがんす。

奥では、美和が、でんでん太鼓で興丸をあやしていると、鞠が、寿の手紙を持ってきました。
でんでん太鼓といえば、欣次郎が、エリーの懐妊祝いに、風車と一緒に持ってきたのを思い出します。(笑)
篤姫が、電撃結婚したホマキこと和宮の懐妊を聞いて贈ったのも、でんでん太鼓でしたね。
エリーは流産、和宮は勘違い、あんまり縁起がよくないのよね。(笑)

話がそれましたが、手紙の内容は、百合之助の死を伝えるものでした。
なんと、野辺送りまで済ませたとのこと。
いくら、萩と山口が離れているからって、萩の時は、体調がすぐれなかっただけで、亀さんが、奥まで、知らせに来てたのにね。
今回は、野辺送りするまで誰も知らせないって、どうなのよ。
前回の流れからすると、危篤状態で、とりあえず、手紙を出さないものかな。(笑)

その後、桂と伊之助が、元徳と銀姫を訪れ、興丸とも対面しました。
桂は、感激しました。
もちろん、この場に、美和も鎮座しています。(笑)
そして、なんと、元徳が、美和に、薩長同盟の意見を求めちゃいましたよ。(笑)
美和は、伊之助との会話や、父の死に接し、気持ちが変わった、玄瑞も、天から、許せ、憎むなといっているだろう、とゴーサインを出しました。

美和の許しを得たおかげで(笑)、無事、薩長同盟は、成立しました。
ドラマでは、西郷と桂が、シェークハンドをしただけでしたけどね。(笑)
芸妓うの、のところで血を吐いた晋様、次回は、主役のようですね。
うのさん、花子では、修和女学校の同級生、畠山さん役でしたし、『美女と男子』でもディレクター役で活躍するなど、これから注目の脇役でがんす。

それでは来週も、導き役となり、万一の時には身辺を守り、志ある者は、この国をよくしたい、皆同じ、皆一つになって日本を今一度洗濯し、すべてを捨てて次の一手を打ち、抜けとるようで抜け目なく、腹ん中に熱くたぎるものを持ち、許すことで相手の道が見え、明日へと一歩前に踏み出し、自分の足で自ら道を開き、歩き出し、国の行く末と藩の誇りを天秤にかけ、この国のために一つになる、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、将来、歩む道のその先に、新しい国があり、目にする景色が、晴れやかな眺めとなり、無事に道を切り開くことができるじゃんね。

「何しにここまで来たがぜ。もっと必死にならんと、死んでしもうた若い藩士らぁを、根っこにしちゃらんと。新しゅう生まれ変わる、この国の根っこに。のお、薩摩、のお、長州。ええかげん、肝据えんかえ」
CATCH A DREAM!!

[7357]暑い 投稿者:たか

投稿日:2015年08月21日 (金) 22時24分


残暑も久しぶりに来て見た書き込みも。

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[7358]投稿者:トッパ
投稿日:2015年08月28日 (金) 13時36分
んんん? たかさんって、あのたかさん? 電子ドラムの達人で歌唱力も抜群でメール職人としてのスキルも半端ない、あのたかさん? 褒めすぎかな(笑)。

[7356]すこしずつひらいて 投稿者:まっくん

投稿日:2015年08月21日 (金) 18時12分

みなさん、こんばんは。
昨日で、『まれ』は、クランクアップしたみたいですね。
おそらく、ネタバレが書かれているので、全く読んでません。(笑)
そして、次作『あさが来た』のテーマソングは、なんとAKBだそうですね。
そこまでして、視聴率が欲しいか、NHK!(笑)

さて、今週の『まれ』は、早くもパティシエに戻っちゃいました。
というか、女将修行なんて、やってないじゃん。(笑)
もう、どーでもいいから、早く終わってくれ。(笑)

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
徹が、失踪前に、手紙を書きながら泣くところから、始まりました。
自分が、たくさんの人から家族を奪い、人生を壊してきたことに気付けなかった、ってホントお気楽なんだから。(笑)
でも、債権者集会で、東京に行った時に、連絡を取った、ということは、少しは気に掛けていたんですよね、多分。

離婚届を手に、大げさに泣き崩れる希は、スルーさせていただきます。(笑)
桶作家には、徹の失踪を聞いて、仕事を放りだし、蔵本家や寺岡家の面々も、集まってきました。
みのりによると、山口のことも、書いてあったみたいですね。
なんか、山口の単独犯みたいになってるけど、そうなのかな。
一人で、あれだけのいたずらを、誰にも見とがめられず、一晩でやるって、難しいと思うけどなぁ。

それはともかく、徹が残したその手紙と、離婚届を、藍子さんは、くしゃくしゃにして、投げ捨てました。
ケータイも、畳に叩きつけましたね。(笑)
畳の方が傷むと思うけど、ここ、桶作家であって、自分の家じゃないんだからね。(笑)

その日の夕方、元治さんが、徹から預かった、ケーキ屋の企画書などが入った紙袋二つを、希に渡しました。
それを知って、元治さんに、三度目の腹を立てる文さん。(笑)
一度目は、大事な着物を祭りの法被に仕立て直したこと、二度目は、それを隣組の若奥さんにあげたこと、そして、今回、徹を引き留めなかったこと、です。(笑)

元治さんは、文さんに、徹が、希のケーキの話をし出すと、止まらない、と、その時の様子を語りました。
おそらく、失踪する日の早朝のこと、だったんですね。
徹は、自分こそが、希のケーキのファン第1号だと、元治さんに語りました。
ストーブさんが、俺がアキちゃんのファン第1号っすから、といった場面の、パクリでがんすな。

自転車でやってきた一徹は、そっと、徹の背中を見送りました。
前かごに弁当と水筒を入れていたから、出勤してきところだったんですね。
師匠の元治さんが、朝早くから、オチョケの手入れをしているのに、弟子の一徹が、のうのうと、重役出勤とはね。(笑)

企画書を読んだ圭太は、徹にとっては、希自身が自分の夢であり、それを邪魔されたくないから、姿を消したのではないか、と思い、希にも、読むようにいいました。
ものすごい量の企画書でしたね。(笑)
いつの間に、あんだけのものを作ったんでしょ。
だてに、会社を立ち上げないね。
ちゃんと、ビジネスマンとしての、潜在能力は、持っているんですね。

企画書の中に、希、世界一のパティシエになれよ、という、手書きのメモが、残されていました。
さすがの徹も、まだ、希は、世界一ではないと、認識しているのね、安心しました。(笑)
希は、ある決意を固め、自転車を、漕ぎ出しました。
いろは橋を渡り、まいもんに向かいました。

徹のうっとーしいナレーションが、被されます。(笑)
ふらりと入った裏通りのひなびた店、そこであなたを待つのは、伝統的なフランス菓子の修業を積んだ魔法のパティシエ、って、修行、ほとんど積んでないじゃん。(笑)
とろける舌触り、奇跡のようなおいしさ、パリのパティスリーに迷い込んだような空間、はいはい、まいもんのどこに、パリの雰囲気があるのよ。(笑)
だいたい、徹は、パリの店を輪島に再現したいわけじゃないもんね。
人材と場所のマッチングって、いってたもんね。
輪島の風土に根ざしたお店が、コンセプトな、はずだけどな。

この暑苦しいナレーションの中、希は、想像を膨らませます。
なぜか、マシェリの作業着を着て、昔の津村家にケーキを出してますよ。(笑)
そこへ、圭太がやってきて、希にパティシエに戻れ、といいました。

徹の企画書の中には、販売個数や営業時間を限った営業形態が、書かれていました。
それを見た希は、夢も夫婦も、どっちもやってみろ、という徹からの応援だと、いつもの自分に都合のいい解釈をして、できるかもしれん、夫婦も夢も、どっちも、とやる気になっちゃいました。(笑)
販売個数や営業時間を限定するってことは、その中で利益を上げるってことだからね。
それだけ利益率の高いものを、毎日、完売させなきゃいけないんだからね。
希のケーキで、それができるとは、思えませんけどね。(笑)

塩田では、弁当を持ってきたみのりが、生まれる前に徹が戻ればいい、と一徹にいいました。
一徹は、徹の背中を見たら、何か止めたら駄目な気がして、出て行く父親を見送ったことを、告白し、みのりの、お腹に手を当てました。

希は、さっそく、パティシエと女将を両立させるタイムスケジュールを完成させました。
午前3時に起床して、午前0時に就寝、もうこれだけで、無理無理、とても長続きできません。(笑)
最初は、余裕があるくらいでなきゃね。
やりはじめたら、必ず、想定外の事態が起きて、時間を取られるんだからね。
おまけに、10時開店、13時閉店の3時間営業は、あんまりだよね。(笑)
圭太に、輪島塗の皿が、30個必要だ、といってましたけど、この時点で、店内でも食べてもらうことを、考えていたのね。(笑)
弥太郎が、両方ともだめになるんじゃないか、と心配するのも、当然ですね。

桶作家では、文さんが、私なら、日本中、一生かけても捜しだして、目の前で、離婚届にハンコ捺してやるわいね、と、藍子さん相手に息巻いています。
文さんは、一人の人間として自由に動ける、いろんな道を、じっくり考えてみろ、と、希と一徹の存在を理由に、尻込みする藍子さんの、背中を押しました。

そんな中、久し振りに、両立の噂を聞きつけた、直美さんが、登場しました。
パティシエの仕事を辞めて、こっち戻ってきてくれたがは、まんで感謝しとるげんよ、なんて、希にいってますよ。(笑)
あらら、このドラマ得意のキャラ変が、出ちゃいましたね。
これまで、そんな感情、おくびにも出したことがなかったのにね。(笑)

直美は、店にいくらかかるか、希に尋ねました。
バッグを開けながらいうから、てっきり出してくれるのかと思いきや、ただの思わせぶりでした。(笑)
希が、あわてて見積もると、1千万円と3千円でした。
このあたりも、あまcafe建築費のパクリなのか。(笑)

削りに削って、それでも、600万円も掛かります。
そんなあっさり、半分近くに削れるものなのかな。(笑)
圭太と希の貯金を合わせても、100万円にしか、なりません。
てことは、希は、50万円ほどしか持ってないのかな。
パティシエになるため、初めて横浜に出るとき、藍子さんから渡された通帳には15万円ほど入っていたけど、ほとんど増えていないのね。(笑)
以前、東京で、キャバ嬢になった一子に、借金返せ、と自分の通帳を渡していたけど、いくら入っていたんでしょうね。
もし、一子が、本当に借金返済のために働いていたとしたら、焼け石に水だったのね。(笑)

圭太は、銀行からの借金を提案しますが、希は、借金は人生を狂わす、自己破産して、破滅への人生や、と及び腰です。
一徹は、600万円なら貸す、といいますが、藍子さんは、反対しました。
慎重な希が、借金すると聞いたみのりは、その本気度を実感しました。
希が慎重って、友達の欲目だね。(笑)
悩みに悩んだ希は、結局、500万円に切り詰め、二人の貯金を除く、400万円を借金する決意を固めました。

桶作家には、希を探す、輪島のロックスター高志が、登場しました。
文さんは、とにかく、誰が来ても、ところてんで、もてなすんですね。(笑)
ところてんを手に、庭におりて高志の名を呼ぶ文さん、犬か猫に餌をあげるみたいな雰囲気でしたね。(笑)
にわとりは、もう、影も形もないのね。(笑)

その夜、まいもんに集まった同級生プラス一徹。
ケーキ片手に、銀行をまわった希でしたが、全滅でした。
ケータイに出ない高志、ケータイに出る洋一郎。(笑)
電話は、一子からでした。
ここで、希じゃなく洋一郎に電話するところが、罪作りなのよね。
こんなことされたら、いつまでも忘れらず、変な期待を抱いちゃいますよね。(笑)

電話の内容は、高志が、失踪した、というものでした。
能登は、高志の生まれ故郷だし、事務所サイドも、一番に、探しに来そうなものですけどね。(笑)
結局、同級生たちの間で勝手に、メジャーデビューのプレッシャーとストレスに潰れそうになって、逃げてきたことになりました。
そこで、マスコミから匿って、静かに見守ることを申し合わせました。 

その後、塗師屋で、リストを見ていた一徹が、農協が入っていないことに気づきました。
希って、農協の会員じゃないよね、そんな人でも、借りられるのかな。
それはともかく、みのりは、農協には、融資の鬼がいる、と忠告しました。

で、大方の予想どおり、その鬼は、みのりでした。
義理の姉妹なんだから、そんな人間を担当にするわけないよね。
でも、みのりが、多くの視聴者の代弁をしてくれたから、すっきり、許しちゃう。(笑)
妄想は、そこまでで結構、夢物語に、お金は出せません、具体的なプランを、経営プランの説明を、ここまでたたみかけてくれると、感激です。
だいたい、事業計画が、甘すぎるんだよね。
安岡工務店の新築工事のため、梅ちゃんと信郎が立てた事業計画の方が、まだ、ましかも。(笑)

朝市に合わせ午前中だけの営業を提案する希を、ベーカリーならともかく、パティスリーに朝から需要があるか、とバッサリ。(笑)
みのりの上司の福島さんには、おいしいと好評の能登栗モンブランも、480円は高い、原価率を10%下げろ、材料も高級すぎる、と一刀両断。
希が、高級材料にこだわるのは、大悟譲りですね。(笑)
焼き菓子の方が、利益率は、高いのね。
生菓子は、材料をごまかせないからかな。
とどめに、移動販売やネットショップなど、少ない資金で開業できる道はほかにもある、店舗にこだわるなら、それなりの根拠を提示しろ、とガツッといわれちゃいました。

そこで、設備を中古品にするなどして、経費節減を図り、融資希望額を400万円まで、引き下げました。
あとはお決まり、いつものパターンで、ガッツだけを前面に出して、ただひたすら何度も体当たりして、突破口を開こうとします。
でも、冷静なみのりに、赤ペンを入れられ、見事に撃沈です。(笑)

その夜、希は、パソコンを使って、大悟とテレビ電話をします。
なんと、希が、横浜を離れてから、初めて大悟と言葉を交わす、という設定です。
それなのに、パソコンって、ありえないでしょ。
これは、ドラマなので、視聴者への説明上、仕方ありませんが、最初は、電話やメールで連絡を取り合って、じゃあ今度から、パソコン使ってテレビ電話で話そう、となるのが、自然だと思うけどなぁ。

希が、パティシエに戻って店を出す、と伝え、大悟に、速攻、通信を切断されちゃいました。(笑)
で、次の場面、塗師屋では、希が、高志の質問に、許してはくれんけど、何べんも電話切られて、やっと了解してもろたっちゅう感じ、と答えています。
なら、大悟さんの場面、挿入する必要なかったんじゃないの。
高志との会話だけで、十分に伝わると思うけどなぁ。
なんか、こんな小ネタに付き合わされる大悟さんが、気の毒になります。(笑)

希は、高志に徹のことを聞かれ、藍子さんは、ショックを受けている、と伝えました。
そんな高志に、マネージャーから、明日、急遽、ミュージック・パレードの収録が入ったので、至急、帰って来い、とのメールが、届きました。
明日までには帰る、と返信する高志、あの無口な彼が、独り言をいいながらメールを打つと、気持ち悪いね。(笑)

桶作家では、藍子さんが、しわくちゃの離婚届を伸ばしながら眺めていると、無言電話が。
藍子さんは、徹だと思い、受話器に向かって、必死に呼びかけます。
そこへ、携帯電話を握りしめ、やってきた高志。
高志は、藍子さんが心配になり電話したら、徹からと勘違いしているので、あわてて、桶作家にやってきた、というストーリーのようです。

高志は、藍子さんの携帯電話の番号を知らない、ってことなのよね。
でも、桶作家の番号は、知ってたのね。(笑)
徹に嫉妬した高志は、思わず、藍子さんを抱きしめました。
大輔みたいに、ひと思いに、唇を奪っちゃえば、よかったのに。(笑)
で、庭から、その様子を見ていた久美さんが、驚きのあまり、フリーズしちゃいました。
おまるを抱えた久美さんの姿の方が、よっぽど驚愕ですよね。(笑)
高志は、結局、そのまま、東京に戻ったようです。

希は、18回目の挑戦で、ようやく、みのりに350万円の融資を認めてもらいました。
塗師屋の二階では、希が、契約書に、なかなかハンコを捺せません。
実印じゃないとだめだけど、あれがそうなのかな。(笑)
連帯保証人は圭太って、夫婦は、事実上、同一生計のことが多いし、貸し手にとってリスクが大きすぎるので、ありえないんちゃう。
だいたい、契約書は、農協で、双方が、同時に捺印するのが、一般的だと思うぞ。

まいもんでは、削られた経費を、同級生が、労働力を無償提供して、補います。
一子までもが加わって、本当に、いい同級生たちだね。
高校生の時、みんなで祭りの法被を作ったり、キリコを補修したりしていた頃を、思い出しました。
あの頃は、まだ、このドラマに期待していたのよね。(笑)

店名は、プティットゥ・ソルシエール(魔女姫)に決まりました。
ところが、一子が、プティットゥは発音しにくいと、勝手に、プチ・ソルシエール(小さな魔法使い)に変えちゃいました。
オープンは、2007年11月11日(日)の大安に決まりました。

お店に出すケーキは、4種類です。
レーヌ・デ・フレーズ 「いちごの女王」 能登産いちご 350円
ジャン・ドゥ・ラ・テール 「土の人」 中島茶 420円
モンブラン・ドゥ・ノト 「能登のモンブラン」 能登栗 450円
レゾリュシオン 「覚悟」 能登産ブルーベリー 380円
うーん、正直、どれも、おいしそうには見えません。
マシェリの方が、断然、上のような気がします。
やっぱり、能登だから、地味な感じのものにしたのかなぁ。
もっと、季節ごとに、旬の能登産食材を使ったものを、提供すればいいのに。

で、開店の日を迎えました。
朝日の中、希が、店にやってきます。
おいおい、タイムスケジュールだと、3時起床、4時出勤になってたぞ。
朝の4時なんて、夏でも真っ暗だぞ、まして11月だぞ。(笑)
店先に開店を祝う花輪は、ありません。
大悟も、贈ってくれなかったのね。(笑)

作業着は、なんと、マシェリのものに、プティットゥ・ソルシエールの名前を刺繍しちゃってますよ。
これも、大悟は、許していないんじゃないの。(笑)
でも、希は、しっかり、大悟からもらったナイフを使っています。(笑)
時計は5時15分、だから11月の朝は、その時間は真っ暗で、ってもういいですね。(笑)

タイムスケジュールでは、7時に朝食、7時30分から、仕込み再開になってました。
そして、限定4種類、10個ずつを並べ終わりました。
そこへ、ご近所のうみねこ座軍団が現われ、10時前に、文さんが、勝手にオープンさせちゃいました。(笑)

さっきも書きましたけど、輪島塗とのコラボで、圭太の皿にケーキを載せ、珠洲のコーヒーもセットにして、店内で食べられるようになっています。
そんなん、事業計画に書いてなかったじゃん。(笑)
しかも、給仕は一子と、みのりって、毎日手伝えるわけじゃないのに、まさか、日替わりで、洋一郎とかにも、ただで、手伝わせる気なのか。(笑)
おまけに、ちゃっかり、輪島市から、補助金もせしめていたのね。
こんな、知り合いばかりで賑わう店、他人は、入りづらいよね。
ていうか、見ず知らずの多くの人たちに来てもらわないと、成り立たないのにね。

そこへ、弥太郎さんがやってきて、開店祝いに、輪島塗の盆をくれました。
せっかくなら、開店前に、くれればいいのにね。(笑)
そうすれば、最初から、そのお盆に載せて、ケーキを運べたのにね。
ついでに、一徹のホームページも、開店前から、立ち上げて欲しかったですね。(笑)
そこへ高志もやってきて、藍子さんにアイコンタクト。
それを目ざとく見つけた久美さんが、藍子さんに、二人の恋愛に反対しない、いつでも相談してね、と不敵な笑みを残して、去って行きました。(笑)

そして、日が傾く頃、希の口から、完売宣言が、出ました。
タイムスケジュールでは、13時閉店、14時から女将修行でしたけど、初日からサボった、ということなのか。(笑)
売り上げは、26,520円でした。
4種類のケーキを1個ずつ買うと、1,600円、外税としたら1,680円になります。
希は、各種10個ずつ作ったから、完売すると、16,000円、外税なら16,800円なのよね。
ということは、後の1万円ほどは、珠洲のコーヒーで、稼いだ、ということなのね。
売り上げの内訳を見る限り、ケーキ屋、というより、喫茶店って感じですよね。(笑)
テーブルの上にあった焼き菓子も売り物で、その金額も入っているかもしれませんね。

店の外では、高志が、圭太と洋一郎に、名前を伏せて、藍子さんへの思いを語りました。
結局、高志の失踪事件は、徹がいなくなった藍子さんを心配してのことだった、ということで、このエピソードは、終わりってことでいいんでしょうね。(笑)

ソルシエールは、2週間で、客足が止まってしまいました。
値段が高いのと、能登の人の舌が肥えていて、素材の味を大切にするから、希のケーキは、馴染まない、ということのようです、後段は、全く意味不明ですけど。(笑)

そこへ、一人の男が、やってきました。
浅井さんでした。
そうか、それで、驚いた真人の表情をインサートさせたのね。(笑)
ドラマでは、二人、初対面ですよね。
お前、何か、むかつく、がよかったですね。(笑)
そして、一瞬にして、浅井は応援要員じゃなく、やっかい払いされただけだ、と見抜きました。(笑)
スーシェフなら、こんなところに出されないでしょうけどね。
もしかして、あの弥生にも抜かれたのか。(笑)
いきなり、朝市といっても裏通り、全然人もいないし、これは無理でしょう、と浅井節炸裂です。(笑)

浅井は、早速、弥太郎宅で、夕飯をごちそうになっています。
希は、売れ残りのケーキを責任払いで、食べています。
胃もたれで苦しむ場面がありましたけど、もしかして、妊娠しちゃったのか。(笑)
もし、そうなら、出産後、すぐに時が流れて、子供と一緒にケーキを作る展開になるんじゃないの。(笑)
そしたら、また、あの子役が復活するんでしょうね。(笑)
それにしても、開店と同時に妊娠ってことなら、無計画すぎるぞ。
35才じゃなかったのか。(笑)

浅井は、一応、マシェリの作業着は、持ってきていたのね。
ケーキは、とうとう、赤字ラインの8,720円を割り込みました。
一日に4個じゃねぇ。(笑)
ケーキが、全部売れたら、儲けは、8千円ってことですよね。
3時間だし、希が、一人だけなら、なんとかやっていけるけど、一子にお金は、出せませんね。(笑)
一子は、妥協して、材料の質を落とし、安くて買いやすいケーキを作るよう進言しますが、希は、聞く耳を持ちません。
名前が悪い、という一子の指摘は、最もだと思うぞ。(笑)

作りたいケーキと、お客が食べたいケーキのジレンマに悩む希は、圭太と海岸で、いちゃついて、妥協を決意しました。
でも、一つだけは、妥せず、徹底的に、こだわったケーキを作ると決心して、ケーキづくりに励みました。
浅井は、ただ、見守るだけ。(笑)
昔、天中殺の希の部屋でも、こんなことが、ありましたね。

でも、それがよかったのか、ようやく、これは、という一品を完成させました。
それが、マルジョレーヌというケーキなんでしょうね。(笑)
浅井は、大悟から、そろそろ煮詰まる頃だから行ってこい、といわれたこと、腹をくくったら帰って来い、と指示されたことを伝え、作業着姿のまま、去って行きました。(笑)
見事に、煮詰まることを読んだ大悟もさすがですが、たった2週間で煮詰まるお店って、どうなんでしょ。(笑)
方向転換が、見事に決まって、お店が息を吹き返すのかな。(笑)

さて、第20週の関東地区の最高視聴率は、徹が、希にケーキ屋をやらせるため、塗師屋の女将になった11日(火)の19.3%で第2位、第1位は、イッテQの21.0%でした。

月曜から土曜までの詳細は、18.4%、19.3%、17.5%、18.8%、18.0%、18.9%で、第20週の週平均は18.48%、『ごちそうさん』の第20週の平均は22.55%、『花子とアン』の第20週の平均は22.02%、『マッサン』の第20週の平均は22.15%でした。
第20週までの全平均は19.33%、『ごちそうさん』は22.37%、『花子とアン』は22.59%、『マッサン』は20.67%でした。

関西地区の最高視聴率は、まいもんで、古川麻由子と見合いした洋一郎が、一子のことを語りまくってしまった11日(火)の18.9%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、徹からケーキ屋開業の企画書を預かった元治さんが、文さんから、彼女にとって人生三度目の本気の怒りを買ってしまった15日(土)の19.1%で第4位、第1位は、イッテQの21.9%、第2位と第3位は、高校野球でした。

『花燃ゆ』の第33回は、関東地区が12.6%でした。
ちなみに、八重の第33回は15.9%、官兵衛の第33回は16.7%でした。
第33回までの全平均は、花燃ゆ11.99%、官兵衛15.98%、八重15.06%です。
関西地区は12.8%でした。
名古屋地区は、15.2%でした。

今週も、宮村さんでした。
父と娘が再会するシーンは、とってもよかったんじゃないでしょうか。
でも、椋梨さんを完全なヒール役にしたのは、ちと、いただけませんけどね。(笑)
椋梨さんも、長州のためを思って行動したんですからね。
美和は、寅次郎や玄瑞の敵役のように憎んでいましたけど、二人とも、彼のせいで亡くなったわけじゃありませんからね。
寅次郎や玄瑞も、自らの大義とやらを果たすために、障害となる人の命を奪ってきたんだから、決して、椋梨を責められませんよね。
結局、椋梨さんは、ドラマを分かりやすくし、盛り上げるためのスケープゴートにされちゃったのよね。(笑)

ドラマは、元治2年から、始まりました。
なんとなんと、梅太郎が、一対一で、そうせい親父と対面しちゃいましたよ。(笑)
あれだけ反対していた都美姫が、美和のいうことを聞いて、差配した、という設定のようです。(笑)
梅太郎が、敬親と会うのは、黒船に乗ろうとした寅次郎の処遇を巡って以来、二度目ですね。
あの時は、迷路のように入り組んだところにある、奥の庭で面会したんでしたね。

梅太郎は、都美姫の顔も知っていたのね。(笑)
いくらなんでも、姫の御前で、ありがとあんした、は、いわないっしょ。(笑)
ともあれ、梅太郎の直談判を敬親が受け入れ、長州藩の内戦は、終結しました。
紀行によると、もっと、徒党を組んで、殿に直談判したみたいですね。

奥では、表で殿に会えなかった椋梨が、殿との対面を求めて、座敷に居座ります。
会わぬ、と殿が覚悟を見せ、日出が、七つ時だから、お引き取りを、というと、乱心した椋梨は、殿のところへ行こうとしました。
都美姫から、「ならぬ、殿のご意思である」と拒絶された椋梨を、美和が、送っていくことになりました。

要は、美和と椋梨を二人きりにする、そのための設定だったのね。(笑)
美和は、私の兄を貶め、夫を追い詰め、多くの方のお命を奪った、それほどまでして椋梨様が守らねばならぬものとは何だったのか、と詰問しました。
だから、さっきも書いたけど、これは美和の独りよがりなのよね。
結局、椋梨が、権力者として、最後にまみえたのが、美和というお話でした。(笑)

それからしばらくして、奥では、お世継ぎの興丸が、誕生しました。
出産指導がいないなぁ、と思っていたら、そのシーンはなく、既に生まれた赤子を銀姫が、抱いていましたね。(笑)

その頃、亀まで奥にやってきて、百合之助の体調不良を伝えました。
もう、こんなに、奥の敷居が、低くていいのか。(笑)
まだ、奥から外に出られる立場じゃない、と美和は亀にいいましたけど、この前、伊之助に会いに、しっかり、外出してたじゃん。(笑)

こんなやりとりを、また、日出が、しっかり聞いているのよね。(笑)
志乃情報によると、この日出は、守り役の有力候補だったのね。(笑)
ところが、自ら産湯につけている姿を都美姫に見られた銀姫は、守り役に美和を指名しちゃいました。
子供を育てたこともないのに、大丈夫か。
雅にすればいいのに、と思いきや、もう先週で、奥でのお役はご免なのか、影も形もありません。(笑)
日出は、何とか美和を宿下がりにして、自分が、守り役になろうと画策します。
日出は、本当に分かりやすいキャラですね。(笑)

そもそも、お守り役なんて、お世継ぎが生まれてから決めるものなのか。
本来、事前に人選して、しっかりとしたお守り役を決めておくのが、普通じゃないのかな。
もっとも、そんなことしたら、このドラマが、成立しなくなっちゃいますけどね。(笑)

野山獄では、久子と犀之助に見送られ、伊之助が、出獄していきました。
久子は、もう13年もいるのね。
変わらぬ美貌、うらやましい。(笑)
久子の娘は、今は、どうなっているんでしょうね。
富永有隣とか、かつての住人たちも、全く登場しませんね。
この人たち、ドラマ的には、ほとんど活躍できませんでしたね。(笑)

久子に別れを告げる伊之助の様子では、これが、野山獄の最後っぽい感じがします。
紀行では、椋梨も野山獄に入れられるみたいだし、せっかくなら、寅次郎が至誠と刻んだ、あの獄に入れてあげればいいのにね。(笑)
鞠は、早速、伊之助出獄情報を美和に伝えました。
しつこいけど、毎週書いてるけど、コヤツ何者。(笑)

大広間では、敬親が、和戦両面の構えで行くことを、皆に宣言しました。
梅太郎も、しっかり座ってましたね。
世渡り上手の小忠太はいましたが、晋様は、いませんでしたね。(笑)
一誠は、太宰府の五卿へのお墨付きをもらうことを、伊之助は、山口への城移りをそれぞれ提案し、そうせい、をいただきました。(笑)

そこで、またまた、引っ越しと、あいなりました。
例の側室10人衆は、全く姿を現しません。
嫡子を得て、お役御免なんでしょうか。(笑)
奥の奥を牛耳る国島も、守っていた嫁入り道具を売り払ったので、用なしになっちゃったんでしょうか。(笑)
彼女は、そもそも萩に来なかったのかもしれませんね。

椋梨家では、寿が、美鶴に、椋梨が津和野で捕縛されたことを告げました。
盤上に置かれた最後の歩が、椋梨だったんでしょうか。
これが、寿が見た美鶴の最後の笑み、というナレーションが、よく分かりません。
このあと、笑わない美鶴の姿は、見かけるということなんでしょうかね。(笑)
でも、ドラマの流れからすると、これで、美鶴さんとも、お別れっぽいですね。
これまた、中途半端な役柄でしたね。(笑)

美和は、銀姫から、半日のお宿下がりを許されました。
杉家に行くと、亀さんが、笑顔で迎えてくれました。
美和と亀さん、何のわだかまりもなく、言葉を交わしています。
でも、二度目に亀さんが訪ねた時は、美和が、会うのを拒んだんでしたよね。
普通は、あの時はごめん、とか、その時の用件はなんだったのか、とかなんとか、美和の方から、お詫びや質問をしても、バチが当たらないと思いますけどね。
亀さんも、いくらお人好しだからといって、わざわざ会いに行って拒まれたんだから、美和に含むところがあって、当然なんじゃないでしょうか。(笑)

考えてみれば、だいたい、亀さん、どんな用事で、奥を訪ねたんでしょうね。
百合之助の容体が急変したとか、やむにやまれぬ事情なら分かりますが、年を取ったとはいえ、いつもどおり普通に生活できる状態ですからね。
そもそも、亀が訪ねてきた、ということ自体が、日出の嘘だったのか。
あのとき、美和は銀姫に呼ばれたので、やむなく亀と会うのを拒んだんでしたよね。
本当は、その前に美和に席を立たせて、代わりに日出が、銀姫の元に向かい、宿下がりを希望して、お守り役に身が入っていないから、自分を是非、と売り込むための、遠回しの作戦だったりして。(笑)

それはともかく、かぶを抜くため、百合之助と美和が、裸足で畑を踏み、土が温かい、といったシーンは、よかったです。
文、と呼びかける場面では、『篤姫』で、城内において家族が、再会したときに、お一(かつ)、と娘の本名を口にしたシーンを思い出しましたよ。
最後、娘を見送る百合之助の表情は、『篤姫』で、嫁に出した晩、庭のクロガネモチの木に語りかける姿を、思い出しました。
『篤姫』は、本当に、すばらしいドラマでした。(笑)
ところで、功労者の梅太郎は、すっかり、ただの農家の親父になってましたね。(笑)

翌朝、美和を大声で探す都美姫、これ自体がありえない設定ですけど、そこへ、どこからどう入ったのか、興丸を抱いた美和が、やってきます。
もう、出て行くからいいかもしれないけど、誰にも見とがめられず、嫡子に近づけるって、萩城の奥の危機管理は、大丈夫なのか。(笑)
そこへ、鞠が、出立の刻限を伝えました。
くどいけど、ホント、何者なんでしょうね。

来週は、いよいよ薩長同盟、きっと、ぬるい展開なんだろうな。
美和を、どう絡めていくのか、というか、美和に、どう、薩長同盟を絡めていくのか、注目です。

それでは来週も、政とは変わらぬ営みを守ることと知り、民情を鑑みた新しい政に改め、古いしきたりにとらわれることなく、闊達に、自在に、臆せず物事に向き合い、命を賭けてつくりなおそうという世の中を見届け、ひとたび事あらば、武力を以て決然と抗うことも辞さず、私情を捨て、奥と興丸のために尽す覚悟を持ち、ただ夫を信じて支え、生きてこの世を見届け、どんなに心細くても弱音を吐かず、懐かしく温かいものを何より大事にし、男は、こまいことをいわず、大切な人たちの思いと共に歩み、何も持たぬことが力と知り、おごらず、ただ目の前のものを敬い、出会う人たちから学ぶ、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、新しき政を始める長州の、皆の心を一つにまとめる希望となることができるじゃんね。

「散っちゃおらん。解き放たれとるんじゃ。人も花とおんなじじゃ。放たれて、旅立つ。己を惜しみなく、降り注ぐことができる場所へのお」
CATCH A DREAM!!

[7355]今はまだ小さなつぼみでも 投稿者:まっくん

投稿日:2015年08月14日 (金) 18時35分

みなさん、こんばんは。
『little voice』が、今週CDデビューしたそうですね、びっくり。
『美女と男子』の、たどころ晋也も来月CD出すっていうし、最近のNHKは、みさかいないね。(笑)
そうそう、イカ大王も、マッキーの作った歌を出すし、自前で、紅白の曲を確保しようと、躍起になってるみたいですね。(笑)

さて、今週の『まれ』は、徹の自己破産後遺症と角父子のお見合い話、正直、どーでもいいエピソードばっかりでした。
これなら別に、希が、横浜にいても、支障ないじゃんね。(笑)
こんな、その場しのぎのネタを繋がないで、ビシッと、一本、筋の通った物語を、こぴっとつくれし。

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
一徹が、塩田を継ぎたいのは、子どもができたからでした。
どういう生き方をしている親父の背中を見せたいか、それは、元治さんの背中なんだそうです。
元治さんみたいな父親になりたい、だから塩田を継がせてくれ、と一徹は、頼み込みました。
徹も希も、一緒に頼んでくれました。

元治さんが、口を開きかけたときに、真人ちゃんと久美が、駆け込んできました。
やっぱり、二人とも、みのりのおめでたを知らなかったのね。
実の母親にも相談しないって、みのり、不安じゃなかったのかな。
真人は、デイトレードも成功して、みのりを守ってくれて、お前は、徹ちゃんとは全然同じじゃない、と一徹を褒めてくれました。(笑)
ところが、塩田を継ぐ、と聞いた瞬間、無理やろー。(笑)

それを聞いた希は、今ちょうど、一徹の本当の気持ちを話して、お願いしとったとこねん、元治さんも、とうとう許してくれそうな雰囲気で、と思い込みいっぱいの発言。
しかし、もちろん、元治さんには、許すつもりなし。(笑)
この既視感はなに、と思ったら、大悟さんから出された卒業課題のロールケーキのときね。(笑)
あの時も、希は、勝手に、自分を送り出してくれる儀式の一環だと思ってたのよね。(笑)

文さんは、元治さんの気持ちを代弁して、本当は嬉しいが、人の親になる人間に、塩田という難しい仕事を一からやらせられない、しかも、今、安定した仕事を持ってるのに、と語りました。
デイトレードの、どこが安定した仕事かは分かりませんが(笑)、今から、一からはねぇ、お奨めできませんよね。
孫じゃないから、塩田より、一徹たちのことが大事、っていう文さんの理屈は、よく分かりませんけど。(笑)
哲也たちよりは、塩田が大事ってこと、それとも、哲也になら継がせたい、ということなのかな。

一徹は、一徹で、本当の孫じゃないから気が引けていえないけど、本当に、元治さんと文さんが守ってきた塩田を継ぎたい、守らしてくれ、と必死に訴えました。

塩田騒動も、このドラマの特色である、全く伏線がない、いきなり、というパターンですよね。
能登に来たときから、興味を持ってたんなら分かるけど、素振りもなかったですしね。
それに、今の元治さんがあるのは、塩田だけでそうなったわけじゃなく、祭りとか、様々な人生経験を踏まえてのことなので、形だけ塩田を継いだって、そんな背中になれないぞ。(笑)
でも、文さんは、守ってやるつもりが、守られとったわいね、と感動してましたね。
元治も、海水の撒き方を、一徹に教えてあげました。

徹は、ようやく立ち直りました。
わざわざ、あんなとこに呼び出さんでも、桶作家で、いえばいいのにね。(笑)
一徹も、東京で頑張っていた三年間、徹の背中は、まんでかっこよかった、とフォローしました。
一度も、東京や横浜に、顔を出さなかったくせにね。(笑)

まいもんでは、希とみのり、高志が、おめでたのお祝いをしました。
なんと、高志も、いとしの藍子さんにほだされて、メジャーデビューを決めちゃいましたよ。(笑)
『little voice』は、高志のワンマンバンドなのか。
高志の意向で、バンドの将来が決まるんだね。(笑)

希は、まいもんに、ガレットを持ち込んじゃいましたね。(笑)
みのりは、釜炊き小屋のケーキ屋さんが、見てみたかった、といいました。
希は、ケーキ考えて、原価計算して、作って売って、経理もやって、まんで大変、第一、お金も場所もない、といいました。
それを聞いたマスターの小野さんが、この店閉めようと思うとるさけ、ケーキ屋を、ここでやらんけ、と誘いました。
ははーん、それで、急にマスターに小野さんていう名前が付いたわけね。(笑)

まいもんは、朝市食堂とは名ばかりで、料理を作っていなかったって、そんな馬鹿な。(笑)
でも、前回、指摘したように、寿司桶が、どーんと置かれていたり、希が、ガレットを持ち込んだり、マスターのやる気のなさは、十分に伝わりましたよ。(笑)
でも、それらと、バーベキューを同列に論ずるのは、いかがかと思いますが。(笑)
ちゃんと、すぐに焼けるように、いろいろ手を加えるわけですからね。
そんなこんなで、希は、ケーキ屋の話を断りました。

塗師屋では、希が、茶碗の袋詰めに挑戦。
圭太に、やり方を教えてもらいました。
最後、どさくさに紛れて、圭太、希のお尻をさわっていきましたね。(笑)

一徹は、塩田で、元治さんの弟子として、修行を続けています。
海水を運ぶ腰が、全然決まっていませんね。(笑)

桶作家では、孫の誕生を待ちわびる真人が、毎日のように、桶作家を訪ねています。
赤ん坊は、おなかの中での出来事を覚えている、という藍子さんの言葉に、徹は、敏感に反応し、真人と張り合い、売り込み合戦になりました。(笑)
今が、一番、幸せなときかもしれないですね。
そんなときに、男か女か、きのこを賭けよう、なんて、そんな台詞を文さんに、吐かせないでほしいなぁ。(笑)
そんなこんなのところへ、慎一郎が、やってきて、藍子さんにお願いごとがある、といいました。

場面は、塗師屋の工房に変わり、藍子さんが頼まれたのが、洋一郎にお見合い話があり、それを受けるよう、説得することだ、と判明しました。
洋一郎は、一子一筋、聞く耳を持ちません。
藍子さんは、何と、そのお見合い写真を預かっており、それをみんなに見せました。

こういうところに、この作家のデリカシーのなさを感じちゃうのよね。
そういうことが、お見合い相手にとって失礼だ、という感覚がないのよね。
だから、この前も、圭太に、お見合いの席で、平気で、変態の真似をさせちゃうのよね。
自分の写真が、そんな風に扱われたら、どう感じるか、なんて、思いを巡らせるわけないか。(笑)
後先になるけど、洋一郎のお見合いを、勝手に録画して、みんなで見ながら、あれこれいう、なんてのは、論外です。

話を戻して、お見合い写真に、一番敏感に反応したのは、圭太でした。(笑)
夏美さん(笑)には、全然、反応しなかったのにね。
なんと、その写真の主は、洋一郎に一目惚れした、ってホントかな。(笑)
井田さんは、洋一郎の拒否で、繰り上げ当選したかのように、やる気まんまんです。(笑)
自分に一目惚れした、と聞いた洋一郎は、写真を見て、お見合いを決めました。
現金な奴だね。(笑)

ダイニングでは、弥太郎さんが、希と圭太に、子供の予定を聞きました。
まだまだ、という希に、もうそろそろ、と答える圭太。
夫婦なのに、そういう話は、しないのね。(笑)

二人が部屋に戻ると、出ました、希の人生設計図。
29才で、貯金300万円って、ビミョーな金額ですね。(笑)
圭太が、弥太郎を継ぐのが30才って、それまで、弥太郎さんを引退させない気か。(笑)
同級生だから、この時、希も、30才なのよね。
その時には、弟子もとって余裕ができ、パティシエに戻るんだそうです。

31才で結婚式を挙げる、って意味不明なんですけど。
せっかく貯めた300万円の貯金を、全部吐き出しちゃうぞ。(笑)
で、33才からフランス修行だそうですが、結婚式でお金を使い、蓄えが、ほとんどないけど大丈夫か。
もっとも、お金だけの問題じゃ、ありませんけどね。(笑)
35才で、ようやく一人前のパティシエとなり、出産費用も貯まって、無事、出産、とあいなります。
自分が、まだ、一人前のパティシエじゃないと、自覚してくれていて、ほっとしましたよ。(笑)
希は、圭太の肩を叩き、五代目の襲名が早ければ、この計画も早まる、といいました。
この上から目線、勘弁してくれー。(笑)

一子は、雑誌に、『幸せの形』というテーマのコラム記事を書いていました。
その一子は、希に、『家族の幸せの形』について、問いかけました。
しかし、希は、答えられませんでした。

桶作家では、真人が、徹に、まいもんのマスターが、希に、ここでケーキ屋を開いたら、と投げかけたことを、話してしまいました。
幸枝さんのときにも、能登の食材によるレストランを企画した経験を持つ徹は、マスターに連絡し、勝手に、話を付けてしまいました。
幸枝が、輪島市役所の退職願を勝手に送ったりしましたけど、この作家、本当に、こういう当事者の意向無視の展開が、好きなんですねぇ。(笑)

自分が帰ってきたのは、塗師屋を手伝うためで、ケーキ屋をしている余裕はない、と拒む希に、徹は、名店で修行した本格フランス菓子のパティシエが、この能登でケーキ屋をすることに希少価値がある、と説得を試みます。
必死に雑巾がけをしながら、希は、断り続けます。
一徹の体力づくりを兼ねた雑用修行は、弟子入りが認められた今、もう終わったんですね。(笑)
人材と場所のマッチングは、徹のいうとおり、確かに大切なポイントなのよね。
いいアイデアは出すけど結果がついてこない、そういう気の毒なタイプですね。(笑)

台所では、藍子さんが、希の質問に答え、黙って3年間頑張って、迎えに来てくれた徹に、惚れ直してしまった、もう何があっても、彼を信じて、ついていける、と話しました。
あの藍子さんをそこまで惚れさせた徹は、罪な男だねぇ。(笑)
高志が聞いたら、ショックだろうね。

工房では、圭太のそばで、見合いに思い悩む洋一郎が、唸り声を上げていました。
悩みの種は、もちろん、見合い結婚したら、一子が悲しむのでは、という、ひとりよがりの妄想です。(笑)
そこへ、タイミングよく、希がやってきて、通話中の一子が話したがっている、と、携帯電話を洋一郎に渡しました。
一子は、洋一郎のことは眼中にない、といった様子で、お見合いを応援しました。

そのお見合いは、なんと、まいもんで行われました。
もー、先週から、取って付けたように、何かあれば、まいもんだもんね。
慎一郎は、完全な普段着じゃん。(笑)
洋一郎は、ピチピチのスーツで、緊張しています。

そこに現われた、見合い相手の古川母娘、おかあさんの方は、藤あや子さんじゃないですか。
あたしゃてっきり、慎一郎が、おかあさんにぞっこん、という展開になるんだ、と思っちゃいましたよ。(笑)
まさか、逆の展開が、待っていようとは。(笑)
見合い相手は、やっぱり圭太の時の夏美さんの方が、数段上ですね。(笑)

興奮した洋一郎は、よかったら食べてほしいと、テーブルの上に、獲れたての魚介類を広げちゃいました。
昔は、魚の目が怖かった、という洋一郎に、見合い相手の麻由子は、おもしろいと笑ってくれました。
その様子を眺めていた圭太が、思わず、洋一郎祭りだ、と口ずさんでしまいました。(笑)
魚の目の恐怖と一緒に戦ってくれた、という話を皮切りに、洋一郎は、一子の話を、し続けてしまいました。

見合い後、まいもんに残った希と圭太は、今さらながら、洋一郎は、どこまでいっても一子なんだね、と確認し合い、無理は駄目だなぁ、と実感しました。
マスターの小野さんは、希がケーキ屋をやってくれると大喜び。
徹は、断りの連絡を入れていませんでした。
あの徹が、そんなことするわけないじゃんね、何年、親子をやってるんだ。(笑)

希が、そのことを電話で藍子さんに愚痴りながら、家に戻ると、小保方さんか、と見まがう、割烹着姿の徹が、台所で、洗い物をしていました。(笑)
徹は、住み込みで働いて、女将の役を引き受けるから、希に、ケーキ屋になるよう、説得しました。
直美の厳しい指導に、耐えられるかな。(笑)

なんと、この姿に、圭太は、心を打たれてしまいました。
その圭太は、あんな生き生きとした徹を見たのは、久しぶりだ、もうしばらくリハビリだと思って、夢を見させてやろう、と希に話しました。
この時、圭太は、どうせ店は断ったんだから、といってました。
見合いの後、きっぱりと断ったんですね。
最初から、そうしていればよかったのに、楽しようと人に頼むから、こじれかけちゃうんですよね。
もっとも、希にとっては、父親の暴走による災難だったんですけどね。(笑)

一徹が、徹は二度も破産しており、多くの人に迷惑をかけている、というと、文さんは、恨まれているということか、と尋ねました。
その言葉を裏打ちするかのように、四人の男が、やってきました。
しずるとパンクブーブーでしたね。(笑)
彼らは、徹が3年でだめにした『アットマイドリーム』の社員たちでした。
これまた、唐突な登場ですけど、もう、慣れました。(笑)

徹と彼らが飲んでいる、まいもんに、希と藍子さんは、向かいました。
若者4人は、徹が、債権者集会で東京に行ったときに、連絡して、罪滅ぼしに、能登へ呼んだ、とのこと。
てことは、旅費は、徹持ちなんだよね、きっと。(笑)
今は、全員、仕事も決まって幸せ、とのことですが、結婚している、と話を振られた山口の曇った表情、分かりやすい伏線でしたね。

藍子さんと希が、塗師屋に戻ると、洋一郎の落ち込んだ姿が。
先ほども触れましたが、なんと、見合い相手、麻由子の母親の千佳子が、慎一郎にぞっこん、もう一度会いたいと連絡してきたとのこと。
麻由子も、洋一郎に一目惚れしていたんですよね、惚れっぽい親子だなぁ。(笑)
洋一郎の方は、その麻由子に断られたんだね。(笑)

桶作家では、いつものメンバーが、慎一郎のスプリング・ハズ・カムを祝って、宴会しています。
文さんによると、慎一郎が、男手一つで洋一郎を育ててきた姿を、ずっと見てきたから、みんな、自分のことのように嬉しいとのことです。
慎一郎さんの亡くなった奥さん、和歌子さんは、広い海みたいな人で、器用じゃなく、掃除も料理も下手だけど、いつも笑っていた、と文さんは、語りました。
これって、褒め言葉なのかな。(笑)
広い海みたい、と表現するとき、文さんは、おでぶちゃん、みたいに両手を軽く広げましたね。(笑)

はるさんは、慎一郎に、見合いの日に、必ず店に来い、まんでイケとる漁師さんにしてあげる、といってましたけど、髪の毛が、あそこまで短いと、もう、いじりようがないんちゃう。(笑)
マキちゃんに、ネイルしてもらえばいいかも。(笑)

塗師屋では、希と圭太が、輪島塗の茶碗を袋詰めしています。
気晴らしに金沢に行こう、と話をしていると、茶碗を落としてしまい、痴話げんかから変顔対決に、って、このあたりは、スルーでいいですよね。(笑)

台所では、希が、頼まれもしないのに、慎一郎の見合いのために、ケーキを作ろうと、品定め中です。
それなら、洋一郎のときに、作ってあげればよかったのに。(笑)
今回は、相手方が惚れているので、後は、慎一郎の気持ち次第なんだから、応援する必要、ないと思うけどなぁ。
ところで、ティラミスには、私を幸せにして、という意味が、あるんですね。

まだ、まいもんケーキ屋改造計画をあきらめていない徹は、マスターの小野から、図面を借りました。
そこへ、慎一郎の話を聞いて徹に会いたくなった、と文さんから車を借りて、やってきました。
ドライブするのか、と思いきや、まいもんのカウンターに並んで、二人で飲んでいます。
徹はビール、藍子さんのは、カクテル系に見えないこともないけど、車で来てるし、NHKだし、やっぱ、ソフトドリンクなんでしょうね。(笑)
徹の肩に頭を乗せたりして、二人は、いい感じになってます。

和倉温泉に行くか、という徹に、藍子さんは、お金が貯まったら教えてね、と笑顔で答えました。
和倉といえば、加賀屋ですからね。
雪月花という一番立派な建物なら、一泊二食で、6万はするんじゃないでしょうか。
それにお酒を頼んだりしてたら、あー恐ろしや、とても、庶民には手が出せません。
一徹に、デイトレードで、当ててもらうしかないね。(笑)

いちゃつく二人を尻目に、まいもんに、FAXが送られてきました。
そして、翌朝、まちのいたるところで、いたずらが、行われていました。
元治さんのおちょけには穴が開けられ、間垣には赤く5つの「ぺ」が落書きされ、狛犬は飾り立てられ、6箇所の落とし穴が掘られ、真人が自転車ごと落ちちゃいました。
どんだけ、大きな落とし穴やねん。(笑)
そして、弥太郎さんのところには、輪島塗はニセモノ、などと書かれたビラが、貼られていました。

怒った元治さんは、すりこぎ棒を3本抱えて、犯人を待ち伏せしようとし、文さんに止められました。
すごすごと外に出た元治さん、そのあと、庭で何をするのか、と思いきや、石を抱えて出て行こうとしました。(笑)
よっぽど、頭にきてたんだね。(笑)
でも、文さんに見つかり、ジ・エンドでした。(笑)

そして、慎一郎のお見合いの日が、やってきました。
カメラをセッティングする浩一と真人、全く罪悪感はないんですね。(笑)
今回は、慎一郎が正装、洋一郎は、カジュアルです。
で、慎一郎が、洋一郎と同じように、魚を千佳子にプレゼントしました。

その千佳子さん、浩一や真人を見ても、応援団の方?と全く動じません。(笑)
麻由子は、一子さんには勝てそうにないから、私は身を退きます、いつか一子さんに想いが届くといいですね、と洋一郎に、優しい言葉を贈りました。
なんて、いい子なんでしょうね。

そこへ、希が、自作のケーキ、『ウィークエンド』を運んできました。
そんなケーキの名前、初めて聞きましたよ。
今回のサブタイトル『男たちのウィークエンド』に、ケーキの名前が入ってない、と思っていた私、恥ずかしい限りです。
これは、希によると、フランスでは、週末は家族で過ごすことが多く、週末にのんびりと家族でお茶をする時に食べられるケーキ、なんだそうです。
フランスのケーキなのに、英語の名前って、納得できないなぁ。(笑)

そんな話を聞いた慎一郎は、愛妻、和歌子さんと過ごした日々を思いだし、フリーズしてしまいました。
再婚するには、妻との思い出を整理する時間が、もう少し必要だ、と慎一郎は、伝えました。
それを聞いて、親子そろって真っ直ぐだ、と感動した千佳子は、だったら友達として、時々お茶でもしませんか、と提案、慎一郎も速攻、同意しました。
千佳子さん、本当にいい人ですね。
この親にして、この子、麻由子あり、なんでしょうね。
ますます、角親子とシンクロしますね。(笑)

でも、結局、このお見合いは、失敗なんですよね。
しかも、希のケーキのせいで。
それなのに、全く悪びれない希は、その自覚が、全くないのね。(笑)

その晩、慎一郎のお見合い顛末から、希がいなくなったら、圭太なら、どうするか、という話になり、二人がいちゃつく話は、スルーさせていただきます。(笑)
ただ、いつの間にか、ふとんをぴったりとくっつけてましたよね。(笑)
希が、部屋の蛍光灯の紐を引っ張ったら、すぐ、真っ暗になったのは疑問。
普通は、何段階かの明るさに切り替わり、小さい灯りの後に真っ暗になるよね。(笑)

雨の中、まいもんでは、パソコンで、食堂の改装費用を見積もったメールを眺めています。
全部で、400万円でしたね。
そこへ、報いを受けてください、というメールが、何通も送られてきました。
マスターの小野さんは、送られてきたFAXを見せました。
それは、まいもんのカウンターに並んでいる徹と藍子さんの写真でした。

徹は、慌てて、一徹に電話し、家族の無事を確かめました。
やっぱり、こういうときに、頼りになるのは、一徹なんだね。
一徹が、元社員の仕業じゃないか、と話していると、まいもんの窓ガラスが、何者かに、割られてしまいました。
徹は、家族や元治さん、文さんの姿を脳裏に浮かべながら、恐怖の中、立ちすくみました。
まいもんに駆けつけた一徹に、徹は、直接会いたい、と返信したことを告げました。

希は、みのりからの電話で、高志のテレビ出演を知らされました。
桶作家に集まる、いつもの面々。
料理の巨人、以来ですね。(笑)
だから、もっと大きいテレビの所に集まればいいのにね。(笑)
一子まで、里帰りしてきちゃいましたよ。

『little voice』が出演するテレビは、『mp』でしたね。
Mステのパクリなんだろうか。
『涙のふたり』を歌いました。
希と圭太が、ライブハウスでキスしたときと、歌詞が変わっていましたね。(笑)

一子は、みんなに、幸せの家族の形について、尋ねました。
母親はるさんは、金沢にマキちゃんが2号店を出して、一子が、ライターとして独り立ちすることだそうです。
すねる浩一に、あなたは私より一日だけ長生きしてくれればいい、と泣かせました。
みのりは、丸くなるおなかの形。
希は、人生設計図をシンプルに、大切なものだけにすればよいと気づいた、一緒にいる、それだけでいいと語りました。
確かに、おもしろくない答えですね。(笑)

その頃、まいもんに現われたのは、山口でした。
本当は、妻子が出て行ってしまった、とのこと。
最初は、同じ被害者だと思っていたが、幸せそうに、娘の店をプロデュースする姿を見て、徹が、許せなくなったそうです。
ああいった、陰湿ないたずらというか、いじめをする人は、直接、相手に会ったりしないものだと思うけど、よく一人で、のこのこやってきましたね。
警察が、待ち構えている、とか思わなかったのかな。

桶作家では、みんなで『上を向いて歩こう』を歌いました。
梅ちゃんの最終回、のど自慢に出た建造さんのことを思い出しましたよ。(笑)
そこへ戻ってきた徹に、一子は家族の幸せの形を聞きました。
徹は、涙ぐんで、何も答えられませんでした。
そして翌日、手紙を残し、姿を消しました。

いたずらの犯人は、山口の単独犯じゃなくて、四人の共犯なんでしょうね。
まさか、一人で、あんな大きな穴を掘れるわけないしね。
それにしても、元社員が犯人って、まんまじゃん。
ひねりが効いてないし、後味も悪いなぁ。

さて、第19週の関東地区の最高視聴率は、希が、じゃがいものガレットを作り、みのりが、妊娠したことをみんなに明かした7日(金)の19.4%で第1位 でした。

月曜から土曜までの詳細は、18.4%、18.4%、18.2%、15.8%、19.4%、18.1%で、第19週の週平均は18.05%、『ごちそうさん』の第19週の平均は22.98%、『花子とアン』の第19週の平均は23.47%、『マッサン』の第19週の平均は22.17%でした。
第19週までの全平均は19.38%、『ごちそうさん』は22.36%、『花子とアン』は22.62%、『マッサン』は20.59%でした。

関西地区の最高視聴率は、ゆっくり歌いたいとメジャーデビューを断ったと聞いた藍子さんが、久し振りに能登に戻った高志に、歌のファンなので、テレビで見られないのが残念、と告げた7日(金)の19.3%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、元治さんが、塩作りの引退を宣言し、希に釜炊き小屋でケーキ屋をやるように、と勧めた3日(月)の19.8%で、第1位でした。

『花燃ゆ』の第32回は、関東地区が12.2%でした。
ちなみに、八重の第32回は13.9%、官兵衛の第32回は16.1%でした。
第32回までの全平均は、花燃ゆ11.98%、官兵衛15.95%、八重15.03%です。
関西地区は13.1%でした。

今週は、中一週で、宮村さんが、復活しました。
ドラマは、元治元(1864)年12月15日、晋様の功山寺での挙兵から、始まりました。
前週の最後には、挙兵して、萩の新地会所を襲撃していたので、遡って、描かれたことになります。
これは、官兵衛で、よく用いられた手法ですよね。
本能寺の変の直後、官兵衛が、安国寺恵瓊に信長の死を明かし、協力を求めたシーンを、思い出しましたよ。(笑)

晋様の部隊に、利助や一誠も、諸隊を率いて、合流しました。
利助が率いたのが、力士隊です。
これって、かつて、晋様が、ゲタで力士をKOしたあと、逃げる彼と敏三郎を追いかける力士が、路地の角で、荷車で野菜を運ぶ利助とぶつかる場面がありましたけど、あれが、伏線だったんですかね。(笑)
あの時、利助は、腕を骨折してましたもんね。(笑)

で、晋様は前週のとおり出陣、それを聞いた山県狂介、野村靖、品川弥二郎らは、喜びました。
品川は、晋様と刃を交えたのに、そんなにあっさり、喜べるものなんでしょうかね。(笑)
高杉は、下関から三田尻へ行き、藩に召し上げられるくらいなら、と軍艦の入手に成功しました。

奥では、なぜか美和が、座敷牢から出され、表のことには口出しするな、と都美姫から釘を刺された上で、無罪放免になりました。(笑)
銀姫からは、伊之助の処刑が、殿によって差し戻された、と聞かされ、美和は一安心。
結局、伊之助が、一旦、引き立てられかけたのは、殿の裁断を仰いでいなかった、ということなのかな。
前回も書きましたけど、このあたりの筋立ては、あやふやなのよね。

園山は、お側の女どもの数を増やせ、と命じました。
で、なぜか、その大役が、前科者の美和のところに回ってくるのよね。(笑)
そんなに、あっさり、女中を増やせるものなの。(笑)
いつぞやの、萩への引っ越しの時のリストラの話は、なんだったのよ。(笑)
あれは、元徳の側室を招き入れるための方便ってことで、片付いているのかな。
そういえば、あの10人の側室は、顔見せだけで、終わりなのかな。(笑)

表では、今になって、小忠太が、椋梨から、責められます。
だから、遅いっていうのよね。(笑)
逃亡したときに、そうしとかなきゃ。
雅を人質に、と椋梨は提案しますが、小忠太は、縁を切った、と拒否しました。

その雅は、杉家経由で、美和の差配の元、奥女中として萩城に入り込みました。
着物からすると、美和と同じ御次のようですね。
美和は、降格されなかったことをいいことに、銀姫に取り入り、やりたい放題ですね。(笑)
雅の子供は、梅之進という名前なんですね。
これは、やっぱり史実どおりなんでしょうね。
なんか、梅太郎さんと文之進を併せたような名前ですね。(笑)

都美姫は、200人の奥の人間が心を一つにしている、と熱く語りますけど、美和は、奥のことなんて、考えてませんもんね。
殿と対面して、なぜ、夫たちが死なねばならなかったのかを聞きたい、ただ、それだけですからね。(笑)

椋梨の兵糧攻めに遭った諸隊は、農家などをまわって、食料を調達しました。
敏三郎と彦介は、黄色い手ぬぐいを手でこねる木久扇師匠のところへ。(笑)
あまりの演技のわざとらしさに、座布団を取りたくなりました。(笑)
急に彦介が登場した、と思ったら、後の伏線だったわけね。(笑)
その奇兵隊は、絵堂にある萩政府軍の本陣を奇襲、緒戦は勝利しますが、その後は、一進一退の攻防を繰り広げました。

美和は、その様子を相変わらず、鞠から教えてもらいます。
しつこいけど、この鞠って何者。(笑)

苦戦する奇兵隊の元に、晋様が、米俵を届けました。
街道筋の庄屋を、味方につけたようです。
この時点では、晋様は、まだゲリラの頭目なんですが、庄屋たちは、先見の明がありましたね。(笑)

兵糧を得て、正規軍と戦う奇兵隊たち。
敏三郎も、戦っているのね。
ちょっと、これは、無理があるんじゃないの。(笑)
この戦いで、彦介が、落命しました。
最初、狂介と聞こえて、山県が、けがをしたのかと思いました。
よく聞くと、彦介でした。(笑)

大田・絵堂の戦いは、晋様軍の勝利に終わりました。
三味線を弾く晋様を、遠くから冷たい目で見つめる利助と一誠が、印象的でした。(笑)

父親の文之進が登場したとき、彦介の父、と表示されましたね。(笑)
かつては、寅次郎のおじでしたが、最近は活躍の場もなく、みんなに忘れ去られていると思ったんでしょうね。
こういう気配りは、できるのにね。(笑)

正規軍が敗れ、晋様が、萩に攻めてくる、という噂が、奥にも流れます。
で、ようやく、雅の正体が、都美姫たちに、知れるところとなりました。
怒る都美姫は、奥を何と心得る、逆賊の頭の妻を城に招き入れるとは、これ以上、危ういことがあるか、と絶叫します。(笑)
でもね、あんたに、それをいう資格は、ないからね。
玄瑞の妻、と知りながら、美和の奥勤めを黙認したんだからね。(笑)

野山獄を訪れた小忠太は、最終的に、殿の処刑まかりならん、との仰せで、命が助かったことを伊之助に伝えました。
そうせい、とはいわなかったのね。(笑)
そこに、取って付けたように久子さんが、登場。
やっぱり、きれいだね。(笑)
小忠太は、晋様から、彼女に励まされたと聞き、礼を述べました。

そして、久し振りに梅太郎が、活躍しました。
これまで、ずっと、亀の夫役に、甘んじていましたからね。(笑)
幕府と晋様の和議の仲介をする、と立ち上がりましたが、椋梨の刺客に襲われます。
よく、助かりましたね。(笑)
助けを呼んでいたけど、誰か、来てくれたのかな。

寿は、その時のことや、それを聞いて晋様が激怒、ただちに萩城を攻める、といっていることなどを美和に知らせました。
まるで、晋様の目の前にいたかのように、寿は、語りましたけど、誰から、どうやって聞いたんだろ。(笑)

そのことを聞いた美和は、なぜか、梅太郎と会ってくれ、と殿に直談判しようとします。(笑)
なんで、そんな発想になるんでしょうね。
それを見とがめた都美姫の、お前ごときが口をはさむことではない、という発言、すっきりしましたよ。(笑)
そんな感想を持った人、多かったんじゃないでしょうか。(笑)

晋様は、海上から萩のまちを、空砲で撃ちました。
三田尻で、軍艦を入手したときは、幕府の海軍がいて船を出せない、といってましたよね。
幕府の船が、移動して動けるようになった、ということなのかな。
あわてふためく奥では、防火桶に水を満たせ、との指示が、飛びました。
えー、この状況で、防火桶を満たしていなかったって、危機管理がなされていませんね。(笑)
そもそも、当時は、ろうそくだから、防火桶は、常に満たされているはずなのにね。
美和の奥での最初の仕事も、これでしたよね。(笑)

来週は、百合之助さんが、危うしですね。
椋梨も、失脚しそう。

それでは来週も、志あるものは功山寺に集結し、義のない出世は断り、己の分をわきまえ、母とは、このように強うなれると知り、人には五倫あり、しかして君臣父子を最も大なりと為すと心得、貧しくとも心から藩の安泰を願い、お家の権威を揺るがすような振る舞いは許さず、名もなき者らの知恵と力を信じ、己の暮らしを、己の幸せを自分たちの手で掴みとろうと立ち上がり、名もなき者の力を得、長州すべての民、草莽の力で、我らが一丸となって戦う、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、すべての者が安心して、その身を委ねることができる大きな力となり、お世継ぎを、この身に代えて守ることができるじゃんね。

「これより、長州男児の肝っ玉を、お目にかけもうす。出陣じゃあ」
CATCH A DREAM!!

[7354]大きな花を咲かせよう 投稿者:まっくん

投稿日:2015年08月07日 (金) 18時20分

みなさん、こんばんは。
今週も、暑い日が、続きますね。
こんな猛暑の中、能登では、今週『まれ』のロケが、行われたようです。
お疲れ様です。

さて、今週の『まれ』は、塩田の後継者問題、ほとんど、パティシエの要素は、ありません。
博之もあっさりフェードアウト、直美も、今日ちょっと顔を見せたけど、女将修行は名ばかり、ほとんど描かれません。
このドラマ、この先、どこへ向かっていくんでしょうね。(笑)

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
藍子さんと希の、博之が自分を犠牲にして、圭太のやる気を引き出した、ということに関する会話から、始まりました。
男前やねえ、と博之を褒める藍子さん。
今は、圭太にいわない方がいいけど、いわないと父子の溝が埋まらない、と悩む希。

しかし、いつの間にか、市長にも協力してもらい、市役所を辞めるふりをしていた、というオチになってるのね。(笑)
市長を巻き込んでまでやることか、というか、こんな話に市長が、ホイホイ乗るか。(笑)

漆器組合の会議室Aに再び乱入して、自分の絵を見て欲しい、という圭太。
散々馬鹿にされながら、陶胎漆器は親方の悲願やさけ、成功させんまま引退させるわけにいかんげ、という圭太の言葉で、なぜか、みんなが、突然、協力的になっちゃいました。(笑)
そんなん、最初っから分かっていたのにね。(笑)

それにしても、圭太の絵は、ひどかったね。(笑)
歌も絵もダメで、でも、漆器の才能だけはあるのね。(笑)
蒔絵師の葛西さんが、デザインを引き受けてくれることになり、組合員みんなが、弥太郎さんのところに集まっちゃいました。
弥太郎さんも、輪島中の職人 味方につけてしもたわいえ、と驚いていましたけど、この人たち、極端から極端に振れちゃうのね。(笑)

でも、もともとは、葛西さんが何度描いても、そのデザインが、アンドレに認められなかったことから、こじれはじめたんですよね。
それが、似たようなデザインなのに、あっさり、アンドレが、オッケーを出すなんて、納得できないなぁ。
おまけに、内側をプラチナの蒔絵を施したといってましたけど、あの色じゃ、紅茶とか映えないんじゃないの。(笑)
いくら、漆で白は出せないからって、あの色はね。(笑)
でも、圭太は、長く使える輪島塗の丈夫さと、飲みもんをうまそうに見せる磁器、両方の良さを引き立てるデザインに仕上げた、と自信満々です。

そして、あっさり、契約が、締結されました。(笑)
アンドレって、アートディレクターですよね。
彼が、オッケーを出せば、契約できるほどの権限を持っていた、ということなのよね。(笑)

そこへ、葛西が、博之が後継者になるのは、市長選のためだ、という情報を持ってきました。
悪びれずに、それを認める博之。
塗師屋出身の市長なら、ほっちも損はせんやろいね、って、その通りですよね。
業界から、市長を出せれば、こんなに心強いことは、ないんじゃないの。(笑)

でも、この極端な組合の人たちは、みんな、大激怒です。
おらち職人はな、損得で動かんげぞ、計算できん漆バカや集まって、輪島塗っちゃできとるげ、って、おいおい、陶胎漆器が失敗したら、大きな損失や、と損得勘定で、圭太に反対してたじゃん。(笑)
一緒に気持ち動かして、涙流してくれる塗師屋とじゃなけりゃ、とってもやっていかれんげ、って、おいおい、塗師屋は、見る目とプロデュース力さえありゃいいげんさけ、っていってたじゃん。(笑)
輪島塗は、漆は、絶対に俺や守る、と圭太が宣言して、跡継ぎ問題に、けりがつきました。

希は、弥太郎家を去る博之に、お礼をいいました。
圭太が尊敬するお父さんは、きっと、悪もんのまま去っていく、カッコイイお父さんやさけ、って、そんなことないような気が。(笑)
博之も、希に、すっかり塗師屋の女将やな、って、語りかけました。
これには、日本中のお茶の間から、どこが、ってツッコミが、入ったことでしょう。(笑)

直美も、あっさり、なかなか根性座っとるわいね、と希を認めました。(笑)
本気であんたを、完璧な塗師屋の女将に仕込んでやるさけね、って、どうして、このドラマの登場人物は、みんな、キャラ変しちゃうんでしょうね。
で、魔女姫のナレによると、しばらくは女将修行編で、パティシエは、お休みなのね。(笑)

そして、週が明けて月曜日は、元治さんの塩田での海水撒きから、スタートしました。
これが、めちゃくちゃ、かっこいいのよね。
かつて、室伏選手のハンマー投げに例えましたけど、ホント、体幹がしっかりして、軸がぶれないスタイルは、なかなかできるもんじゃありません。
その身体能力たるや、恐るべし。

ところが、弥太郎さんの座敷での紺谷家の会談に移るやいなや、せっかくの感動が、上書きされちゃいました。(笑)
直美を、和枝さんを彷彿とさせる鬼のような姑として登場させながら、あっさり、希たちと仲よくさせちゃいましたよ。
どうせコントに近いドラマなんだから、現実と妥協せずに、開き直って突き抜ければいいのにね。
もう、すべてが、中途半端というか、行き当たりばったりな感じなのよね。

それはともかく、圭太の親方修行と、希の女将修行が、始まりました。
圭太は、まず、お得意さんと、その漆器を覚えることからスタートです。
これは、帳面だけじゃ、無理なんじゃないでしょうか。
まずは、お得意様のところに足を運んで、五代目就任のあいさつをして、漆器を実際に見せてもらう、そこからスタートしないとね。

希は、相変わらず、女将ノートを作成する、という形から入りました。(笑)
パティシエへの未練を口にしつつ、直美に指導をお願いしちゃいましたよ。(笑)
希は、藍子さんに、塗師屋の女将は、スーシェフと似ている、と語りました。
おまけに、輪島塗とケーキ作りも似ているところがあって楽しい、って、これは似てないんじゃないの。(笑)

希は、一子とは、すっかり仲直りしたようです。
その一子、記事が編集者に認められ、新しい仕事も、もらえたようです。
安くて、うまくて、素早い仕事、フリーライターの一子でぇーす、が、キャッチフレーズみたいですね。
わんこという名前は、もう、使わないのね。(笑)

サロンはるでは、敗残者には故郷だって冷たいと、いじける徹と、それを励ますトト楽組との三文芝居が、毎日のように繰り広げられているようです。
バナナをかじる慎一郎を見ていると、三文芝居というより、猿芝居という気がします。(笑)
とうとう、はるさんに、たち悪いとまでいわれちゃいましたね。(笑)

その頃、元治さんは、手のひらに乗せた塩をじっとみつめ、物思いにふけっていました。
その元治さん、希たちのたまり場だった、まいもんに、弥太郎さんを呼び出しました。
まいもんのマスターは、小野さんという名前だったのね。(笑)
熟慮の末、引退を表明し、穏やかな表情になった弥太郎さんと、引退を決意しつつある厳しい表情の元治さん、この二人が、酒を酌み交わすシーンは、絵になりましたね。
でも、まいもんって、朝市食堂だからね。
本来、酒を飲みに来る店じゃ、ないと思うのよね。
できれば、居酒屋か屋台で、話してほしかったなぁ。
桶作家での、文さんを交えての一杯でも、見応えがあったでしょうね。

その桶作家の居間では、藍子さんが、元治さんの塩田の釜で茹でた、じゃがいもを出しました。
塩田での、茹でたてのじゃがいもは、おいしそうでしたね。(笑)
桶作家じゃ、もう冷めて、あまりおいしそうには、見えませんでした。(笑)
そこには、藍子さんの他に、希、圭太、文、元治、みのり、一徹が、集っていました。
となりの部屋には、圭太に、日本一の親方を目指すから、一緒にがんばろう、といわれて、いじける徹が一人。(笑)

そこで、元治さんが、年内での引退を宣言しました。
そして、なんと、希に、釜炊き小屋でケーキ屋をするように、いいました。
もしかすると、このドラマを観ていて、元治さんと文さんが、希の祖父母だ、と勘違いしている人もいるんじゃないでしょうか。
もう、完全に、そんな描き方ですもんね。
この二人は、津村家とは全く関係ない、赤の他人ですから。(笑)

みんなは、他にやりたいことがあるのか、身体が悪いのか、と引退の理由を詮索しました。
去年と今年の塩をなめてみますが、誰も、違いが分かりません。
味が落ちている、という元治さんに、徹が、大丈夫、ちゃんと、どっちもしょっぱいから、って、どんな慰め方やねん。(笑)
みんな、塩の味見をしているときに、みのりは、一人で、じゃがいもを食べていましたね。(笑)

みのりは、塗師屋でも、なぜか、職人たちとランチを食べています。(笑)
じゃがいもをパクパク食べまくるのは、おめでたのサイン、ってことでしたね。
きっとそうだろ、と思った人、多いでしょうね。
柑橘類は、よくあるパターンだけど、じゃがいもってのは、私にとっては、初めてでした。
こういうケースの妊婦さんって、巷には、いるのかな。

桶作家では、中庭にいる文さんに、一徹が、家賃を渡しています。
徹の分も払ってあげるって、偉いじゃないの。
藍子さんは、自分の分しか、払ってないってことね。(笑)
ところで、中庭に、しょぼくれた徹が餌をあげていた鶏の姿は、もうありません。
すでに、水炊きの具にでも、なってしまったんでしょうか。(笑)

まいもんでは、またもや元治さんと弥太郎さんが、希と酒を飲んでいます。
今度は、寿司桶が、置いてありますよ。
これは、マスターの小野さんの料理じゃないでしょ。(笑)
まさか、近所の寿司屋から、出前を取ったということなのかな。(笑)

潮時っちゅうことか、と尋ねる弥太郎さんに、ほうや、と答える元治さん。
弥太郎さんが帰った後、元治さんは、希に、潮時っちゅうがは、ものの終わりっちゅう意味じゃねえげぞ、何かをちゃするがに、ちょうどいい時やっちゅう、前向きな言葉ねん、と語りました。
さらに、うまいと思てもろとる間に、やめるがや、ものづくりや、気付かれてしもうてからでは遅えげ、駄目にせんうちに引くがも、職人の仕事や、と続けました。
元治さんがいうと、説得力がありますね。
圭太がいうと、薄っぺらで、軽薄にしか聞こえませんけどね。(笑)
元治さんの職人の美学を、幸枝さんにも聞かせてあげたいね。(笑)

希が、心配になり、桶作家に元治さんの様子を見に行くと、雨で塩田作業がお休みのため、いつものメンバーを呼んでの送別会になりました。
この人たちは、年中、仕事がないのか。(笑)
何かを振り払うように、太鼓に合わせて踊る元治さん、どう見ても無理しているとしか、思えませんね。(笑)

相変わらず、じゃがいもをパクつくみのり、それに対抗して、何本もバナナを目の前において、むさぼり食う慎一郎。(笑)
いつまでも事業失敗を引きずり、マイナスオーラを放ち続ける徹は、マキに悪霊退散、と悪魔払いされちゃいました。(笑)

厨房で、希が、料理を準備しているところに、水を飲みに元治さんが、やってきました。
今はやっぱり無理やさけ、と釜炊き小屋でのケーキ屋を断る希に、元治さんは、何と、哲也にも断られたわいえ、と答えましたよ。
何、この取って付けた感は。(笑)
たった今、希が断った、ということは、先に哲也に打診して断られたから、次に、希に声を掛けた、ということなのかな。

確かに、東京での事業が順調なら、一度断られた、塩田を潰して駐車場にして、釜炊き小屋を改装して、カフェをやる、なんて決断できませんよね。
だからといって、大切な塩田を潰して、赤の他人に使わせるってのは、それとは、次元が違う問題ですからね。

将来、哲也が、塩田の土地を相続するときに、他人の店が、建っているってことだからね。
ずっと、東京にいて、能登の土地は、運用してお金にする、というなら、それでもいいかもしれませんけど、それでも、その時には、賃料で、もめますよね。
だって、きっと、ただ同然で希に貸すのは、見えているしね。(笑)
だから、近い将来の、もめ事を考えたら、希としても、断ったのは、正解じゃないでしょうか。
でも、これが伏線となって、いずれ、塩田に店を構えそうな気がします。(笑)

希は、弥太郎さんに、元治さんの様子を伝えました。
これから第2の人生やっちゅうて、こう、吹っ切った感じやった、って、希にだけは、あの無理している様子が、伝わらなかったみたいね。(笑)

塩田で、文さんと元治さんが、今年で最後やね、このジャガイモ、と話している様子は、味わい深いものがありました。
欲をいえば、背景の一徹は、いらなかったです。(笑)
この会話、もしかすると、明日以降の伏線になるかもしれませんね。

弥太郎さんに、そうとう無理をしている、と聞かされた希は、桶作家に戻り、元治さんに、後継者を探そう、と提案しました。
元治さんが、塩作りは一日一日、自然との真剣勝負、風を読み間違えると塩が薄くなり、お天道さんの気まぐれで全部やり直しにもなる、と希にいい聞かせました。
そこに、なんと、真剣勝負の対極にいる徹が、立候補しました。(笑)

徹の言動にキレた一徹が、彼に殴りかかりますが、空振りばかり、挙げ句の果てに、肩をつっちゃいました。(笑)
野球部でも、頭脳担当だったからね。
怒りにまかせて、一徹は、自分が塩田を継ぐと宣言しました。
この体力じゃ、とてもじゃないけど、80kgの海水を運ぶことは、できそうにありません。(笑)

ところが、一徹は、頭を使えば何とでもなる、と啖呵を切りました。
そこで、文さん主催のクイズ大会ならぬ腕相撲大会が、開かれました。
で、予想どおり、一徹は全敗。(笑)
なんと、文さんに、一徹の得意技、頭脳プレーで負けちゃいましたよ。(笑)
業を煮やした元治さんが、 徹への意地で後継ぐなら迷惑や、下手なもん作るがなら、やめた方やええわい、とキレちゃいました。

パソコンで、塩作りの勉強をする一徹に、徹が、お前は俺とおんなじで頭脳派なんだから、と声を掛けた途端、みのりが、希、藍子さん、徹を別室に連れて行きました。
みのりによると、お父さんとおんなし、は、一徹には禁句とのこと。
希は、驚いてましたけど、あれだけ父親に反発していたら、普通は、気づきますよね。(笑)
一徹にとっては、徹から一文字もらったことが、ずっと恐怖だったんだね。(笑)

その一徹は、洋一郎を使って、海水を撒くスタイルの研究に余念がありません。
こんなことに付き合ってあげる洋一郎は、いい奴なのか、ばかなのか?(笑)
この様子を見た文さんは、一言、自分でやれま、と吐き捨てました。(笑)
海に入り、海水を汲む元治さんは、もうじき風がやむ、と予測し、25分後、南南西から3メートルの風や吹く、という一徹のデータを粉砕しました。

徹は、サロンはる、そして、弥太郎さんの作業場で、あいかわらず、愚痴ってます。
いろんなものに手を出すな、とアドバイスする圭太の話を聞いて、彼も希や一子に手を出した、と突っ込む井田さん、思いっきり亜美に、頭をはたかれました。
亜美は、圭太に、自分が先輩だから、と敬意を払うよう求めましたけど、自分は、大先輩の井田さんに、おかまいなしなのね。(笑)

桶作家では、希が徹に、お父さん、本当に駄目になっとるよ、と説教です。
藍子さんも、徹を見て、残念そうに、ため息をついています。
その横で、バクバクじゃがいもを頬張る、みのり。
赤ちゃんの前掛けのようなものを、編んでいましたね。
これも、伏線だったんでしょうね。

一徹が塩田にこだわるのは、徹への反抗心以外にもあるのでは、と考えた圭太は、希とともに、彼をまいもんに呼び出しました。
ここに来て、急に、まいもんのシーンが増えましたね。
せっかく、セットを作ったので、活用しようということなのかな。
そういえば、画面の奥、店の出入り口の外にある電柱の広告に、寄道旅館って書かれていましたね。(笑)

圭太は、デイトレードがうまくいっていないのでは、と推測しますが、一徹に否定されました。
助けや必要なときは、絶対に一人で抱え込むなや、俺はお前の兄貴ねんさけ、と一徹に声を掛ける圭太に、希はベタ惚れ。
さすがの一徹も、あきれてましたね。(笑)
一徹は、父親以外にも、塩田にこだわる理由があるが、心配はいらん、今は好きにさせてくれ、といいました。

そこで、一徹を応援することに決めた希は、特訓と称して、塗師屋での雑用を押しつけますが、直美に見抜かれちゃいましたね。(笑)
頑張る一徹を見て、だめな自分に気づかされ、さらに落ち込む徹。
とうとう、みんなの目に付かないよう、物置場で座り込んでしまいました。
そんな徹を慰める、優しい藍子さん。
落ち込んで、リハビリして、また夢を追えばいい、徹さんは夢でできているから、って夫思いですね。

笑え、と徹のほっぺたをひっぱる藍子さん、和枝さんを思い出しましたよ。(笑)
倒れた捨蔵さんのために、母親直伝、柿の葉ずしの作り方を習いに来た、め以子のほっぺたを引っ張ったのよね。
め以子のほっぺたを、のびーる、のびーる、と引っ張って、面の皮の厚さを測る和枝さんが、印象的でしたよね。(笑)

そんな中、久し振りに高志が登場。
『little voice』が、メジャーデビューに誘われたけど、断ったのね。
のんびり歌いたいって、贅沢な。(笑)
高志は、メジャーデビューすれば、いつもテレビで歌が聞けたのに、私は彼の歌のファン、と藍子にいわれて、いつでも呼んでくれれば、と嬉しそうでしたね。(笑)

塩田では、一徹が、海水撒きに挑戦しますが、おちょけごと投げ飛ばしちゃいました。
特訓で、筋肉、付きすぎたんちゃう。(笑)
そんなダメダメ一徹を後押しするため、希は、文さんの茹でたじゃがいもに、元治さんの塩を加えて、ガレットを作りました。
久し振りに、お菓子を作る場面が、映りましたね。(笑)
そういえば、マシェリとは、連絡を取っているのかな。
せめて、高志に、横浜の様子を聞いても、バチは当たらないと思うぞ。(笑)

翌日、桶作家の居間では、一徹が、真剣に、元治さんに跡継ぎのお願いをしました。
元治さんクイズ、見たかったなぁ。(笑)
希と徹は、毎年、じゃがいもを食べたいよね、と文さんに、婉曲に後方支援を依頼しますが、一徹以外の後継者なら、と冷たくあしらわれます。
そこへ、病院帰りのみのりが現われ、安定期に入ったと、妊娠の事実を告げました。
母親の久美さんや、藍子さんにも相談しないなんて、ありえるかな。
まして能登だもん、産婦人科に行けば、そんな情報、一瞬で町内を駆け巡ると思うけどね。(笑)

この流れは、一徹が、跡を継ぐのかな。
今、デイトレードをやめれば、リーマンショックの直撃は受けずにすむけど、収入は、当分、見込めないよね。
少なくとも、元治さんの元で、何年か、修行しないとね。
また、あっという間に時が流れて、一徹が、いっぱしの塩づくり職人になってたりして。(笑)

さて、第18週の関東地区の最高視聴率は、漆器組合の遠藤組合長たちが、弥太郎の家にやってきて、圭太の五代目に反対、それを受け、博之が、五代目に名乗りを上げた30日(木)の19.5%で第1位 でした。

月曜から土曜までの詳細は、19.0%、18.7%、19.3%、19.5%、19.1%、18.7%で、第18週の週平均は19.05%、『ごちそうさん』の第18週の平均は22.62%、『花子とアン』の第18週の平均は22.60%、『マッサン』の第18週の平均は22.77%でした。
第18週までの全平均は19.45%、『ごちそうさん』は22.33%、『花子とアン』は22.57%、『マッサン』は20.50%でした。

関西地区の最高視聴率は、大悟にロールケーキがまずいといわれ、落ち込む希の元を、魚の干物を手土産に、一子が訪ねてきた27日(月)の19.3%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、輪島市役所で、博之とアンドレが立ち話する姿を見て熱くなった希に、キミ子が、市役所を辞めるのは芝居だ、といってきかせた31日(金)の20.7%で、第1位でした。

『花燃ゆ』の第31回は、関東地区が10.5%でした。
ちなみに、八重の第31回は15.4%、官兵衛の第31回は18.2%でした。
第31回までの全平均は、花燃ゆ11.97%、官兵衛15.95%、八重15.07%です。
関西地区は11.7%でした。

今週は、久し振りの助っ人、金子ありささんの脚本でした。
山場は二つ、美和による椋梨暗殺と、伊之助の処刑でしょうか。

前者は、美和が殺鼠剤を入れた酒を、椋梨に飲めといわれ絶体絶命、といったところでしょうか。
でも、みんな主役の美和が、死ぬことはないと知っていますから、サスペンスタッチで描いても、空回りするばかりです。(笑)

後者も、随分前の紀行で、伊之助は、維新後も生きる、と紹介しちゃってますから、このドラマを見続けている人にとっては、ただ、距離を取りつつ傍観するだけ、緊張感が高まりません。
やっぱり、あの紀行は、早過ぎたんじゃないでしょうか。
そして、金子さんは、その紀行は、観てないんじゃないの、そう思ってしまうような、そんな、ちぐはぐな様子に、ドラマの末期を感じとってしまいます。(笑)

ドラマは、元治元年、1864年から始まりました。
幕府に恭順の意を示すため、三家老が切腹し、四人参謀が打首となりました。
これは、二週前に登場した吉川経幹さんの決断によるものと、いわれております。
それはともかく、さらに、伊之助も、その兄、松島剛蔵も、野山獄に入れられています。

そんな中、城内では、暢気に祝いの品をチェックしたり、都美姫が銀姫に医者を紹介したり、相変わらず、お気楽なムードが漂っています。
岩国の殿様から昆布が届いていましたけど、この長州存亡の危機に、そんな贈り物をしている場合じゃないと思いますけどね。(笑)
園山は、自ら、美和を引き入れておきながら、あの者が来てから、どうも騒々しい、この先、何かよからぬことを謀りそう、不穏な芽は早めに摘んでおかなければ、と完全敵視。(笑)
園山は、奥の保守派からすれば、あんなとんでもない女を採用して、戦犯ものですよね。(笑)

長府の奇兵隊駐屯地では、諸隊が集まり、赤禰を中心に、今後について話し合いました。
あらら、いつの間にか、山縣有朋が、最前列に陣取って、存在感を示し始めましたよ。(笑)
これまで、影も形もなかったのにね。
紺谷家の直美状態です。(笑)
もっとも、この時点では、山県狂介という名前になっていましたね。
金子さんが、どうしても彼を描きたかったのかな。(笑)

そのころ、晋様は、筑前の平尾山荘、野村望東尼の元に、いました。
真行寺君枝さん、懐かしいなぁ。(笑)
長州藩と戦う覚悟を決めた晋様を見送る、これだけの登場なのかな。

野山獄では、松島剛蔵が、処刑されてしまいました。
そのことを知った寿は、なんと、またまた奥の美和に面談しちゃいましたよ。(笑)
美和に、伊之助を助ける力なんて、あるわけないじゃんね。
ここは、やっぱり、美鶴さんのところに、お願いに行くべきでしょ。(笑)

長府の奇兵隊駐屯地では、雪の中、全く濡れていない、髪に雪もかかっていない晋様が登場しました。(笑)
つい、先週まで、夷狄と和議を結び、攘夷を捨てた裏切り者として、奇兵隊の面々が、血眼になって、彼を捜していたのにね。(笑)
普通なら、飛んで火に入る夏の虫、とばかりに、みんな一斉に、晋様に斬りかかるところじゃないの。(笑)
それなのに、赤禰とディベートし、主戦論を展開する晋様を、みんな、ただ、見守るばかり。
なんで、諸隊の晋様へのスタンスが、こんなに変わってしまったのか、説明してもらわないと分かりませんよね。(笑)

それはともかく、山県狂介と語った晋様は、また算段か、見えんか、この程度の明かりじゃ、俺には見える、また会おう、といい、去って行きました。
本来なら、かっこいいシーンなんでしょうけど、ちょっとイマイチでした。(笑)

奥では、伊之助の斬首が決まった、という寿からの手紙を読んで、落ち込む美和。
志乃は、手紙の内容を、事細かに知っていましたね。(笑)
日出が、検閲していて、教えてくれたのかな。(笑)

都美姫は、毛利伊勢から、出産に関するお祝いを自粛するよういわれ、ブチ切れて、椋梨を呼びました。
ちょいちょい、これも数週前の紀行で、都美姫が、質素倹約の旨を、奥の隅々にまで徹底させていた、といってたじゃん。(笑)
藩の存亡の危機に、贅沢してる場合じゃないっしょ。
しかも、お祝いの存続を椋梨に迫るのに、なぜか、奥の人間を集めた席で、彼に酒肴を供しましたよ。(笑)
この都美姫の金銭感覚、なんとかなりませんかね。(笑)

そこで、美和に酒を飲め、と突然勧める椋梨。
これはありえないっしょ、と思っていたら、なんと、園山や都美姫までが、飲めと指示。
てぇー、美和は、堂々と飲み干しちゃいましたよ。(笑)
もう、三者三様、はちゃめちゃな展開に閉口していたら、酔いに任せてか、この席で、美和が、椋梨に伊之助の助命嘆願ですよ、いやはや。(笑)

これだけのことを、しでかしながら、美和は、座敷牢に入れられただけ、しかも、銀姫に逃がしてもらいました。
このあたり、とにかく、ただすごい、としかいいようがありません。(笑)
とどめは、美和の、伊之助は初恋の人発言でしたね。(笑)

ところで、銀姫が、美和のいる座敷牢に入ってきたのは、夕暮れ時でした。
ここで、寿が、美和を訪ね、伊之助の助命を嘆願した場面を、振り返ってみましょう。
日出がやってきて、もう七つ時、閉門の時間だから戻れ、と美和にいい、土下座する寿の目の前で、門が、閉じられたんでしたよね。
七つ時は、午後4時ですから、その時間に、城の門が、閉ざされる、ということよね。
ということは、夕暮れ時に、銀姫に伊之助に会ってこい、といわれても、門が閉まっていた可能性が、あったのよね。
無事に、伊之助に会えた、ということは、なんとか、閉門前に、すり抜けることができた、ということですね。
このあたりを描いた方が、スリリングだったんじゃないの。(笑)

ところで、椋梨の酒に、殺鼠剤が入っていた、というのはガセだったんですよね、結果として。
椋梨としても、恥をかかされたわけですし、本来なら、吹き込んだ日出も、処分されるんとちゃう。(笑)

さて、城を抜け出した美和は、奥の人間なのに、堂々とまちに出、野山獄へと向かい、伊之助と対面しました。
延々と、別れのあいさつを交わしてますけど、死なないことを知っている、このドラマを見続けてきた人にとっては、退屈きわまりない場面でした。(笑)
こういうときに、なんで、久子が出てきて、目の保養をさせてくれないかな。(笑)

この、美和が、伊之助を野山獄に訪ねた時には、もう既に、夜になっていましたよね。
当然、城の門は、閉じられているし、美和は、朝までは、戻れないのよね。
まさか、ずっと野山獄にもいられないでしょうから、どこかで、野宿したってことかな。
それとも、実家の杉家に泊めてもらったのかな。(笑)

表では、椋梨が、敬親に、伊之助らの即刻処刑を申し入れます。
あれ、その前に、松原長次、ダンカンでがんすな、彼が来て、伊之助を刑場に、引っ立てようとしていましたよね。
あれは、藩から既に、処刑の断が下った、ということですよね。
なんか、時系列が、おかしいんちゃう。(笑)

さすがの、そうせい親父も、この時ばかりは、そう、までしかいえませんでしたね。(笑)
そこへ、元徳が、あわてて走り込んできました。
晋様が、下関で挙兵し、役所を攻めた、とのこと。
おいおい、この藩の連絡体制は、どうなってるんだ。
みんな知らない情報を、誰が、どのようにして、元徳に知らせたんだ。(笑)
こういう、ご都合主義は、昔からの、大河の伝統なのよね。
こんな悪いところだけ、真似せんでもいいのにね。

ていうか、さっきも書きましたけど、あれだけ奇兵隊から命を狙われていた晋様が、諸隊を率いて挙兵って、どうやって、みんなを懐柔したんだ。(笑)
翌日の夕暮れ、座敷牢にいる美和を訪ねた鞠が、晋様挙兵のニュースを教えてくれました。
おいおい、しれーっと、美和が、座敷牢に戻ってるじゃん。(笑)
一晩、座敷牢にいなければ、見回りの者が気づいて、大騒ぎになるんとちゃうん。
少なくとも、朝、戻るときに、門番にチェックされるっしょ。
美和って、忍者の素質が、あるのかも。(笑)

次回は、大逆転って、それをいっちゃ、おしまいでしょ。(笑)
視聴率のためには、仕方ないっか。

それでは来週も、不穏な芽は早めに摘み取り、内輪もめすることなく、八方ふさがりを突き破り、魂の滅亡を避け、この身は既に大海原の心境で、胸を張って生き、我々が最後の砦となって幕府という国の足かせを叩き壊し、新しい時代を開き、戦うべき時を知り、愚行ではなく忠義を行い、必ず助かると信じて待ち、算段なくして軍事は成り立たぬと知り、私事で動かず、最後まで気高く強く、友情・温情・家族という美しいものを知り、空のように広く暖かく皆をいたわり、皆の思いを背に、一里行けば一里の忠を尽し、二里行けば、二里の義を示す、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、この国が変わり、皆にまた笑顔が戻る日を見届けることができるじゃんね。

「幾多の波を乗り越えてきた。今は、その先へ行く」
CATCH A DREAM!!

[7353]あなたを待っている 投稿者:まっくん

投稿日:2015年07月31日 (金) 18時28分

みなさん、こんばんは。
暑い日が、続きますね。
そんななか、小原糸子さんが、ご結婚されました。
おめでとうございます、パチパチ。

さて、今週の『まれ』は、横浜編の最後でしたね。
せっかく、横浜でパティシエになったのに、修行の様子は、ほとんど描かれず、消化不良でした。
そして、水曜日からは輪島編、タイトルバックも歌詞も変わりましたね。
でも内容は、、、(笑)

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
輪島からマシェリに戻ってきた希は、大悟に、能登に戻って塗師屋を手伝う決意を伝えました。
パティシエの修行は、一旦休むだけという希に、そんな甘い世界じゃない、感性やセンスは、若いうちにしか身につかない、今、しばらく休むということは、パティシエ人生を棒に振るということだ、と大悟はお怒りモードです。
私は、大悟は、希を買いかぶりすぎだとしか思えませんけどね。(笑)

その大悟は、オリジナルのロールケーキを作れ、うまかったら辞めさせてやると、卒業試験を課しました。
好きだねぇ、こういう展開。(笑)
で、それまでは、久し振りの閉店になっちゃいました。

漆職人なんかとの結婚を何で許した、と大悟は、徹にも八つ当たりです。(笑)
そこからは、完全な子供の口げんかです。(笑)
俺はな、3年間、大事に育てた会社失って、夢も希望もなくした気の毒な男なんだぞ。
たかが3年でギャアギャア騒ぐな、俺はパティシエになって40年だ。
俺だって、夢追い続けて40年だ、俺は4歳の頃から夢追ってたからな。
お前と俺じゃ1年の重みが違う。
何だ、人も猫もラクダもその辺の雑草だって、1年は1年だろ。
てな具合で、大悟は、完全に徹を見下していますね。
もっとも、幸枝さん以外、全員に対してそうかもしれませんけど。(笑)

徹は、藍子さんに、何かもうどうでもよくなってきたな、帰るか、能登、といいました。
徹さんがいいなら、って、藍子さん、なんでこんなに、しおらしくなってしまったのかな。(笑)
ていうか、そもそも、実家でもなんでもないもんね、桶作家は。(笑)
一徹とみのり、彼らの息子夫婦が、住んでることは住んでるけど。
でも、まずは、元治さんと文さんに相談するのが、筋なんじゃないの。(笑)
そんなこと、お構いなしに、津村家の三人が、円陣を組んで、ふんばるぞー、おー、と掛け声をかけて、徹と藍子さんは、能登に戻っていきました。
まだ、日が高かったので、リッチに電車か飛行機で帰るんだね、自己破産したくせに。(笑)

希は、これまで、大悟に教えてもらったことの集大成としての、横浜ロールケーキを作りました。
大悟は、一言、まずい。(笑)
希は、これがはなむけ、つまり、マシェリ卒業の儀式だと思っていたみたいね、甘いんだから。(笑)
大悟の評価に不満の希、自作のロールケーキに、かなりの自信をもっているようです。

希は、何度も新しいロールケーキを作って挑戦しますが、ことごとく大悟に跳ね返されました。
作るたびに、どんどん、まずそうになっていきましたね。(笑)
そりゃそうですよね、第一作に、大悟に教えられたことをすべて込めちゃったんだから、本来、それ以上のものを作れるはずないもんね。
かつて、大悟が渾身の力をふりしぼって作ったオリジナル・クリスマスケーキのルセットが盗まれ、というか浅井のせいで流出して、ミニョン・ミニョンに真似されましたよね。
あの時、大悟は、ベストな食材を使ったベストなルセットなので、代わりは作れん、と閉店しちゃったのよね。
やっぱ、卒業試験なら、希も、それくらいの覚悟で作らなきゃね。

天中殺では、みんなで、希が作った4種類のロールケーキの試食会です。
みんな、おいしいといってくれましたが、輪子だけは、お茶のお代わりをいれるね、と、評価を口にしませんでした。(笑)
その頃、厨房では大輔が大悟に、人生の優先順位は人それぞれで、誰もが、あんたみたいに仕事第一って訳じゃない、そんなに許せない?自分の期待に応ない人間が、気持ちよく辞めさせてやればいいじゃん、と希をフォローしてくれました。

藍子さんは、弥太郎さんの塗師屋に戻れたみたいですね。
圭太は、陶胎漆器のデザインが決まらず、苦しんでいるようです。
これって、弥太郎さんが、何年もかかって実現にこぎつけ、あとはサンプルを作るだけ、ってところで入院しちゃったんですよね。
なら、素直に弥太郎さんに相談すればいいのに。
その方が、弥太郎さんの夢の実現に繋がって、いいんじゃないでしょうか。
再発の心配があって負担はかけられなくても、アイデアを出してもらうくらいは、できるでしょうしね。

それより、徹は、心配ですね。
でも、ホームページ関連なら、パソコンがあれば、能登でもどこでもできますしね。
家族に心配かけないためにも、はやく、元気を取り戻さなきゃ。
とと楽組は、何してるんでしょうね。
昔は、神社にかくまったりして、あれこれ世話を焼いてくれたのにね。
逆に、今の徹にとっては、そういうのが、うざったいのかな。(笑)

そんなある日、天中殺の希の部屋を、一子が訪ねました。
彼女は、再び、東京で暮らすようになりました。
これも、はるさんのおかげだね。
一子まで、土産に魚の干物を、むき出しで持って来ちゃいましたよ。(笑)
洋一郎の時もいったけど、周りの乗客の迷惑だって。(笑)
希は、それをいきなりあぶり始めましたけど、どうするつもりなんだろ。
まさか、一子と一緒に食べるつもりなのかな。
としたら、お持たせ、ってことになるのよね、やっぱり。(笑)

一子は、ブログで、正直に謝ったところ、応援や面白いというコメントをたくさんもらって、フリーライターを目指すことにしたとのこと。
育子も結局、編集者になれたし、一子もきっとなれるよ。(笑)
それにしても、何か仕事くださいと、出版社に売り込みに行ったところが、すごいよね。
横浜に来た頃の希も、そうだったよね。
今は、あのがむしゃらさが、感じられないのよね。

そういえば、一子の謝罪文の中に、レシピを自分で考えたというのは嘘でした、広告代理店のSの言いなりでした、みたいなことが、書かれていました。
Sは、仙道のことですよね。
でも、レシピを考えていたのは、本当は、料理研究家の岡島だったんですよね。
それを伏せて、こんな風に書くということは、デキレース騒動で、相当、仙道に悪感情を抱いているんですね。(笑)

しかし、時々、一子は、いいことをいいますね。
ほりゃあまあ、頭には来るわいね、弟子にしてくださいちゅうて、いきなり押しかけてきて、やっとものになりそうになったら、旦那の世話で休みますやろ、誰かって怒るわいね。
そうなのよ、その誰でも怒ることが、希には分からないのよね。
一子、よくぞいってくれました。
おかげで、すっきりしちゃいましたよ。(笑)

それで、ちょっとは反省したのか、希は、大悟に頭を下げますが、クビを言い渡されました。
そんな大悟に、輪子は、希にも大輔にも、自分の気持ちを素直に伝えるように諭しました。
希と、ずっと一緒にやりたい、将来は、マシェリを継いで欲しいと思ってるんでしょ、と輪子はいいましたけど、それはどうよ。
そんなこと、思っていないんじゃないかな。
愛する妻のために作った店だから、自分一代限り、と思っているんじゃないでしょうか。
そもそも、希のパティシエとしての成長過程が、全く描かれていないから、誰が、どんなに彼女の腕を褒めても、上っ滑りになっちゃうのよね。
全く、響いてこないのよ。

で、マシェリでは、常連さんたちが、希の退職を聞いて、駆けつけました。
閉店中にも関わらず、正面のドア、鍵がかかってないのね。(笑)
そして、彼女たちの口から衝撃の事実が。
レ・キャトル・サン・クーを買って帰ると、大悟から電話が掛かってきて、そのケーキについて、あれこれしつこく聞いてきたとのこと。
はぁー、そんなばかな、そういうキャラじゃないでしょ。(笑)
店先に出るわけじゃないから、常連の顔くらい記憶にあっても、名前や連絡先なんて知ってるわけないし、いつ、誰が、それを買ったかも知らないっしょ。(笑)
そういえば、やっぱりまだ、レ・キャトル・サン・クーは、400円のままでしたね。
一子、450円なんて、誇張しちゃだめだぞ。(笑)

天中殺では、希の送別会が、開かれました。
久し振りの陶子さん、登場。
横浜編も最後ということで、とってつけたような登場でしたね。(笑)
陶子さんも、当然ながら、浅井のスーシェフには反対みたい。(笑)
そういえば弥生さん、どさくさにまぎれて、陶子さんのおっぱい触ってたよね。(笑)
珍さんは、奥さんと娘たちを中国に残しての単身赴任だったのね。
珍さんの笑顔、ちょっと切なかったなぁ。

希の部屋では、高志が荷造りを手伝っています。
もう、しゃべっても驚きません。(笑)
そこへ大輔が登場、大悟は、一番希ことを思っている、怒ってるんじゃなくて、泣きたいんだよ、と父親の気持ちを代弁しました。

その言葉に触発され、再び、横浜ロールケーキを作って、マシェリの大悟の元に走りました。
厨房で落ち込んでいた大悟が、何事もなかったかのように希の前に登場。(笑)
ロールケーキを食べた大悟は、うん、うん、と納得したようにうなずくと、一言、まずい。(笑)
幸枝さんも、この前、大悟を指導していたもんね。
すべてに合格点を与えちゃうと、成長しなくなっちゃうから、いわば、愛の鞭ってやつでがんすな。(笑)
師匠にとって、弟子は、いつまでも弟子なんだよね。

大悟は、彼のイニシャル「D」が刻まれたペティナイフを、希に与えました。
そして、これで、いつか世界一のケーキを作れ、俺が食いに行ってやる、と伝えました。
『天皇の料理番』で、徳蔵がパリに立つとき、師匠の宇佐美さんが、バンザイ軒で彼に牛刀を託した時のことを思い出しました。
同じようなシチュエーションなのに、今回は、全く感動しないのは、なぜ。(笑)

大輔は、おそらく、希の後を付け、二人の会話を立ち聞きしていたんでしょうね。
希が、店を出た後、大悟のケーキが食べたい、作ってくれ、とリクエストしました。
ガラス越しの二人、なかなかよかったですね。
最後に、わだかまりが解けたようです。
そんな二人のやりとりを知らずに、希は、横浜を後にしました。

そして、希は、塗師屋での雑用と家事をはじめました。
圭太と二人、塗師屋で暮らすみたいね。
祖父の家なんだから、ただなのかな。
二人は、一度も夜を経験していなかったのかな。
新婚旅行も何もなく、ただ、籍を入れただけだったのかな。
藍子さん、すごいあおり方でしたね。(笑)

希は、夜、寝ながら笑ってしまうって、どうして分かるんだろ。
藍子さんにでも、いわれたのかな。
でも、これまで、そんなシーンはなかったし、作家の思いつきっぽいね。(笑)
二人して手をつないで就寝、圭太も幸せそうに笑いながら眠っています。
つないだ手を見て気づいたんですけど、希は、右手の甲にほくろが、あるのね。(笑)
圭太が、希の布団を自分の方に寄せたり、希が、圭太の洋服のたたみ方を真似たり、どうでもいいシーンでしたね。(笑)

希は、翌日の夕方、修理した輪島塗のお重を届けるため、文さんを訪ねました。
数年前も修理に出していたけど、そんなに頻繁に傷つくものかな。(笑)
文さんは、希に、人間、時には、わがままになり切ることも必要、希は、優等生すぎる、といってましたけど、十分にわがままだし、決して優等生なんかじゃないと思うぞ。
孫のような感じだし、さすがの文さんも、欲目には勝てないのね。(笑)

桶作家の中庭では、いつの間にか鶏が飼育され、肩を落とした徹が、えさをあげています。
やり直せばいいと、希に励まされますが、すっかり自信喪失状態に陥っています。

で、希が塗師屋に戻ると、今さらながら、圭太の母親、直美が登場。
タイトルバックで、出るんだ、とは思いましたけど、こんなに強烈なキャラだとは。
とてもじゃないけど、圭太と希の結婚話を聞いて、寝込むタマじゃないっしょ。(笑)
『ちりとてちん』ファンとしては、あの優しかった草若師匠の女将さん、志保さんとのギャップに、ただただ、戸惑うばかり。(笑)

突然、登場して、いきなり鬼のような姑を演じられてもね、視聴者は、ついて行けませんよね。
やっぱ、『ごちそうさん』の和枝さんを意識してるんだろうな。(笑)
この直美さんは、藍子さんとも、文さんとも、絶対に合いませんね。(笑)

しかも、順番は後先になりますが、実は、塗師屋の娘だった、とまで言い出しましたからね。
ここまで、正面切って後出しじゃんけんをやられると、開き直りを超えた、ある種の潔さを感じちゃいますよ。(笑)

座敷に、みんなを集めた弥太郎さんは、引退宣言をしました。
そして、後継の五代目紺谷弥太郎に、圭太を指名しました。
博之は、この時点では、まだ、敷居をまたいでいませんでしたね。(笑)
いままで、いけすかない奴だと思っていましたが、あんな嫁さんじゃ、いじけた性格になっちゃいますよね。(笑)
しかも、公衆の面前で、あれだけ態度を変えられたら、いくら鼻声を出されても、引いちゃいますもんね。
ちょっと、同情しちゃいました。(笑)

直美は、その話を聞いて、私が責任を持って、きっちり仕込みます宣言をしました。
塗師屋の女将が、こんな体たらくじゃ、恥かきますさけね、とか、好き放題いってますけど、別に希は、女将になるために戻ってきたわけじゃないからね。
ここで、そのことをきっちりと説明して、妻をかばえない圭太の方が、よっぽど体たらくだよ。
圭太ちゃん、なんてちゃん付けで呼ぶ母親にして、このダメ息子あり、でがんすな。(笑)

希を仕込む気まんまんの直美は、まわりが女将になるつもりはない、と取りなしても、聞く耳を持ちません。
逆に、藍子さんに、いっぺん嫁に出したら、死んだと思てもらわな困るげよ、と説教をかまします。
自分は、塗師屋の娘から博之の妻になって、別に女将修行をさせられるわけじゃなく、別居して、義父の面倒も一切みず、楽をしまくっているのにね。(笑)
返す刀で、結納もなし、結婚式もなし、顔合せすらなしで、あいさつに、いっぺん来たっきりやげね、普通、親が、何とか意見するもんじゃねえけ、といいたい放題です。(笑)
自分が、寝込んでただけじゃん。(笑)

圭太は、蒔絵師の葛西に、もう一度、話を聞いてもらえることになり、張り切っています。
ところが、その日、やってきたのは、漆器組合の組合長、遠藤忠雄ご一行。
弥太郎さんに、若いし、経験も足りない、陶胎漆器もうまいこといってない、そんな圭太に五代目を継がせることを、考え直すように迫りました。
葛西も、圭太に具体的なデザインを提示するよう求めますが、圭太には、プランがなく、応えられません。

そんな、ある日、博之が、敷居をまたいで、弥太郎さんの居間に上がり込みました。
なんと、五代目紺谷弥太郎は、自分が継ぐ、と宣言しました。
漆アレルギーが直っていた、とこれまた強引な前提覆しです。(笑)
あれだけ、希の中途退職を非難しておきながら、自分も役場の仕事を、無責任に放り出すわけね。(笑)

博之の言い分は、圭太が、輪島中の塗師屋から総スカンを食っている現状で、五代目の仕事を全うすることは困難であり、成長するまで、自分が中継ぎとして、五代目を引き受けると。
えー、博之の方こそ、輪島中の塗師屋から総スカンを食っているんじゃないの。
塗師屋の長男として生まれながら、跡継ぎを拒否して、役場の人間になったんだからね。
輪島の塗師屋なら、絶対に許さないと思うな。
それを満場一致で認めちゃう漆器組合も、大したことないね。(笑)

それよりは、輪島塗の職人として、年季も明け、一人前になった圭太の方が、よっぽど信頼が厚いはずっしょ、普通は。
組合長たちが、圭太のことをあれこれいうのは、彼が嫌いだからじゃなく、弥太郎さんに現役を続けて欲しい、そういう気持ちの裏返しから出ただけなのよね、きっと。(笑)

ところが、弥太郎さんは、博之の五代目襲名を、あっさり認めちゃいました。
博之は、早速、陶胎漆器の仕事はキャンセルする、と宣言しました。

その後、希の元に、裏市長のキミ子が、やってきました。
博之の狙いは、市長選挙を勝ち抜くことだ、と五代目襲名の目的を語りました。
そうそう、前にも書いたと思うけど、実際に、漆器屋の方が、市長になるケースが多いのよね。(笑)
圭太には内緒に、と懇願する希に、さっきもういっちゃった、というキミ子さん。(笑)

真っ直ぐな圭太は、当然、博之にぶつかります。
自分が五代目を継ぐ、一度でいいから尊敬させろ、と熱く語りました。
そんな二人を見て、おろおろする家族好きの直美さん、目に涙を浮かべちゃいましたよ、似合わないね。(笑)
そんな直美を見て、父子が仲直りすることを願っている、と看破した藍子さん、見かけのわりに、と褒められちゃいました。
褒められたことより、見かけのわりに、に反応した藍子さん、かわいい。(笑)
ついに、直美は、希をばか嫁呼ばわりしちゃいましたね。(笑)

博之は、弥太郎を伴い、漆器組合で、五代目就任を表明し、さっきも書きましたが、組合員から、歓迎されました。
そういえば、紺谷家に『不退転 紺谷弥太郎』という書が、掲げられていましたね。
弥太郎さんも、四代目だから、本名じゃないんだよね。
先代と区別するために、四代目紺谷弥太郎と書くもんじゃないのかな。
それとも、あれは、初代の書なのかな。

いずれにしても、弥太郎さんにも、本名があるんですよね。
小さい頃は、本名で呼ばれていたでしょうし、元治さんや文さんが、弥太郎というのは、本来は違和感があるはずなのよね。
幼なじみなので、今でも、本名で呼ぶのが、一般的ですよね。
今さらながら、引っかかりました。(笑)

その組合の会合に、圭太が乱入、組合員みんなで、陶胎漆器をやろう、と呼びかけました。
最終的には、そうなるという伏線ですね。(笑)
必ず輪島塗の将来のためになる、と語ってましたけど、どういう理由でそうなるのかを説明しないと、分からないよね。
圭太は、自分でデザイン画を描いた、と見てもらおうとしますが、相手にされません。
そりゃ、そうですよね。
完全分業制のプロ集団相手に、ド素人のデザインが、通用するわけないもんね。
もっとも、希のケーキは、プロの世界で、通用しちゃいましたけどね。(笑)

論理構成もなく、ただ、情熱だけで、組合長はじめ組合員にぶつかる圭太を見た希が、感動して、後方支援に乗り出しました。
希が、役場に行くと、博之が、アンドレと立ち話している現場に遭遇しました。
立ち話って失礼な、ちゃんと応接室で話すもんでしょ。(笑)
ところで、フランスから呼び寄せたのは、博之なんでしょうね、おそらく。
圭太と希、そして同席した亜美と井田しか、アンドレとコラボの話をしていないと思うけど、博之は、どうやってこのコラボの話を聞きつけ、どうやって、アンドレの連絡先を手に入れたんでしょ。(笑)
これが、能登のネットワークの、なせるわざなのか。(笑)

それを見た希は、陶胎漆器のコラボ企画をキャンセルされたと早合点しましたが、キミ子から、逆に、市として全面支援するという約束をしたことを聞かされました。
キミ子は、市長選の話はダミーで、わざと芝居をして、圭太を本気にさせたんじゃないか、と希に話しました。

そのことを聞いた希が、博之を直撃、その真意をただしますが、要領を得ません。
夕食時に戻ってきて、弥太郎の姿を見た圭太は、親子の縁を切る、といって、飛び出しました。
三世代にわたる紺谷家の確執が、終わりを告げることになりそうですね。

さて、第17週の関東地区の最高視聴率は、希のパリ・ブレストのおかげで、ディニテと弥太郎の塗師屋とのコラボがまとまった24日(金)の20.1%で第1位 でした。

月曜から土曜までの詳細は、19.0%、17.7%、19.6%、20.0%、20.1%、18.8%で、第17週の週平均は19.20%、『ごちそうさん』の第17週の平均は22.67%、『花子とアン』の第17週の平均は22.53%、『マッサン』の第17週の平均は21.82%でした。
第17週までの全平均は19.47%、『ごちそうさん』は22.31%、『花子とアン』は22.57%、『マッサン』は20.37%でした。

関西地区の最高視聴率は、藍子さんが、見晴台で、高志に横浜の家探しができなくなったことを伝え、なぐさめてもらった23日(木)の20.2%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、安西が逮捕されたというニュースがきっかけで、徹が起業資金5千万円の融資を受ける保証人を彼に頼んでいたことが判明した21日(火)の19.8%で、第3位、第1位は27時間テレビの21.0%、第2位は、花咲舞の20.1%でした。

『花燃ゆ』の第30回は、関東地区が11.5%でした。
ちなみに、八重の第30回は12.6%、官兵衛の第30回は15.6%でした。
第30回までの全平均は、花燃ゆ12.02%、官兵衛15.87%、八重15.06%です。
関西地区は12.6%でした。

今週も、宮村さんでしたね。
宮村さんは、前回といい、伏線を張り、どんでん返しの展開に持って行くのが、好きなんでしょうか。
そんな意味では、今作もよくできていました。

兄の墓前に捧げる羊羹を意識させ、赤子が生まれた家臣への祝いの品を活用するところなど、お見事でした。
ただ、残念なのは、これが大河だ、ということなのよね。
長州が朝敵となり、家老三人の首が捧げられた状況で、暢気におはぎ作りはないんじゃないでしょうか。
椋梨の粛正が始まり、伊之助の兄、松嶋剛蔵も、野山獄に入れられてしまいましたしね。

別に、萩藩だから、おはぎって訳じゃないですよね。(笑)
でも、ここで、お菓子づくりに自信を持つ美和が、クローズアップされました。
元徳からも、おいしいといってもらい、ますます図に乗っています。(笑)

表では、椋梨たちが、伊之助に晋様の行方を尋ねました。
晋様の父、小忠太も、椋梨派の一員になっていました。
そんな馬鹿な、普通なら、連座して罪を問われるんじゃないでしょうか。
例えば、晋様が出頭しなければ、彼をかくまった罪により、父親を死罪にする、と触れ回って、おびきだしを計るとかね。
もっとも、晋様なら、父親を見殺しにしてでも、自らの大義のために生きようとするでしょうけどね。
それはともかく、椋梨は、寅次郎の命日、10月27日に晋様が戻ってくると踏み、待ち構えることにしました。

そして、なんと伊之助が取り調べを受けた表の様子が、鞠から美和に伝えられました。
その後の、伊之助の投獄情報も、鞠が持ってきたのよね。
どこから、どうやって仕入れたんだろ。(笑)
ていうか、いったい何者?(笑)

鞠情報により、美和は、晋様の危機を手紙に書いて、雅に知らせようとしますが、日出は、許してくれません。
美和が、晋様の知り合いだ、ということは、奥に広まっているのね。
私が日出なら、その手紙を預かって、中を読んじゃうけどなぁ。(笑)
蓮様の宮本宛の手紙をこっそりと読んだ、タミさんみたいにね。(笑)

そこへ何と美鶴が登場し、10月27日まで関係者は見張られる、と美和に教えちゃいましたよ。
先週の寿といい、なんで、自由に奥に出入りできるんでしょうね。(笑)
それはともかく、これは、美鶴が椋梨に語ったところによると、美和を動かし、晋様の居場所を見つける作戦のようでした。
けど、機密情報を漏らしたことになるし、この結果、美和の機転で晋様が死地を脱する、というストーリー展開なのよね。
美鶴が、一番悪いなんて、椋梨は、夢にも思っていないのよね。
椋梨こそ、砦のほころびに気をつけろし。(笑)

で、なんと美和は、銀姫に晋様のことを相談しちゃいましたよ。
テロリストが捕まりそうなの、何とか助けて、といっているようなものなのよね。(笑)
これを助ける銀姫も、銀姫だけどね。(笑)
まあ、このドラマの銀姫としては、そんな天下国家のことなんか知っちゃいないでしょうし、自分をだまして側室を入れた恨みから、椋梨をやりこめたかったんでしょうね。

で、潮を巻き込んで、銀姫のラブラブ手作り羊羹大作戦が、展開されました。(笑)
そんな、姫様が、自ら、調理するなんてありえないとは思いますが、そこはスルーさせていただきます。
まずは、美和さん、あんな昔の船橋屋のルセット(笑)を、よく覚えていましたね。
御半下頭の志乃も、美和を嫌っているくせに、銀姫の前では、卑屈な笑みを浮かべて、羊羹作りを積極的にサポートしてましたね。(笑)

で、10月27日、銀姫は、さっきも書いたとおり、赤子が生まれた家臣のための祝いの品として作った羊羹を、都美姫に試食してもらいます。
都美姫も、赤子が生まれた家臣とは誰のことか、聞けばよかったのにね。(笑)
そもそも、銀姫の家臣なんて、奥の女性陣しかいないでしょうに、よくばれませんでしたね。

で、杉家では、届いた羊羹を汚い手で改める役人たち。
晋様はどこにいる、どこに行ったと、ただ、おろおろするばかり、情けなかったですね。
羊羹をめくるときに、ちょっとスローになって、ためたのは、視聴者に、手紙が見つかるんじゃないかと、ドキドキしてほしかったんでしょうね。
でも、あそこにあると思った人は、あまりいなかったんじゃないでしょうか。
そもそも、あんなところに入れたら、手紙がふやけて、羊羹にくっついて、読めなくなるから、その機能を果たせませんもんね。(笑)

その頃、晋様は、なんと野山獄の伊之助のところにいました。
これは、捕まっちゃうでしょ。
犀之助さんは、非番だったのかな。(笑)
この日は、寅次郎ゆかりの場所は、すべて見張らなきゃ。(笑)
小忠太でも、気づいたくらいだからね。(笑)
その小忠太から、晋様は、縁を切られてしまいました。
松下村塾の塾生となるとき以来、二度目ですかね。

そういえば、晋様が、野山獄で伊之助に、今朝、雅から美和の手紙を受け取った、といってましたね。
都美姫に羊羹を試食させ、それを家臣へのお祝いや、寅次郎の墓前に手向けることを了承してもらったのが、10月27日だったのよね。
それから、銀姫名義の羊羹が、雅の元に届き、彼女は、なぜか夫の居場所あるいは連絡ルートを知っていて、美和の手紙を届けるか、託すかしたのよね。
そして、晋様の手元に届いたのが、10月27日の朝。

ということはですよ、都美姫が試食したのは、かなりの早朝だったということよね。(笑)
おそらく、朝食前じゃないと、間に合いませんよね。
『篤姫』にあったように、姫様は、朝目覚めてから髪梳きや朝食、殿との顔合わせ、祖先へのお参りなど、きっちりスケジュールや作法が、決められているはず。
早朝に、羊羹の試食なんて、そんなこと、できるわけないのよね。
長州は、そのあたり、かなりルーズだったということなのかな。(笑)

銀姫は、元徳に羊羹を食べさせることは、忘れてしまいましたが(普通はありえないけど)、お渡りがあって、無事に仲むつまじくなることができました。
鈴がなってのお成りは、江戸城と同じなのね。(笑)

奥では、晋様を逃がす手伝いをしたものがいる、とのことで犯人捜しに。
そんなん、晋様と関係がある美和しかいませんよね。
それと知りつつ雇った園山や、御次への昇格や、名前に便宜を図った都美姫も、責任重大だと思うぞ。(笑)

美和危うし、のところに現われた銀姫が、懐妊を報告しました。
喜んだ都美姫は、おはぎの成果に大満足。
でも、お渡りがあってから、まだ、間もないでしょうし、あの時の懐妊なら、発覚が速すぎますよね。
その前から、ご懐妊していたのよね。
そうした体調不良もあって、おはぎづくりを欠席したのかも。
とにかく、美和は、銀姫の懐妊で解任を免れたのね。(笑)

今回は、とにかく花がきれいでしたね。
そこら中に生けられていて、目の保養になりました。(笑)

それでは来週も、御次という分をわきまえ、懸命になれば思いは必ず通じると信じ、離れていても仲間と通じ合い、好物があれば話が弾み互いに心開くと知り、今生の願いと聞き届けを願い、仲間の命を守り、皆の思いを抱えて事をなし、父のことを誇りに思い、一人では何もできなくても周りを巻き込み、まだ、希望はあると信じ、目の届かぬところで砦にほころびがないよう気を配り、奥向きのことは外に漏らさず、どのような思いも貫けば外を動かすと信じ、危うきを知れば必ず動き出す者がおる、その先を探り、次の一手をどうするか考えながら、こぴっと仕事がんばれば、子孫繁栄を願うおはぎを味わい、お世継ぎに恵まれるじゃんね。

「椋梨に惑わされ、大事なものを見失うてはいかん」
「大事なもの」
「幕府は、遠からず崩れ落ちる。その後、この日本を誰が率いる。我らじゃ。我らの手で、徳川の世に幕を引く」
「長州の手で」
「そして、雄藩を結び、日本を動かす」
「おもしろい、日本を狂わせよと」
CATCH A DREAM!!




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