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[7352]出会うはずの人たちが 投稿者:まっくん

投稿日:2015年07月24日 (金) 18時45分

みなさん、こんばんは。
先週も書いたとおり、またもや台風が近づいてきていますね。
被害が出ないことを願っています。

さて、今週の『まれ』は、希のフランス修行の話かと思いきや、徹と圭太の仕事の話でした。
今週も、パティシエとしての希の成長は、みられませんでした。(笑)

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
冒頭で、このメチャクチャな対決のシステムが、明かされました。
なんと、大阪、名古屋、埼玉では、1週間前から、先行販売をしていたとのこと。
えー、じゃ、東京の、この派手派手しいオープニングセレモニーは、何だったの。(笑)
あたしゃ、ここで初めて、カップスイーツが、お披露目になったと思ってましたよ。
全然、意味がなかった、ということなのね。(笑)
おまけに、名古屋だけは、都市だし。(笑)

しかも、売上金額で勝敗が決する、といいながら、この会場では、食べたいと思うスイーツの玉を投げ入れてたしね。
あれは、意味がなかったのかな。(笑)
だいたい、会場の人たちは、みんな、好き勝手に食べ比べてたけど、お金を払ってる様子はなかったよね。
なだぎさんも、ご試食ください、といってましたしね。
ついでにいうと、東京は、この会場だけ、コンビニでは売らなかったのね。
ここまで首尾一貫しない、ひどい脚本、みたことないぞ。(笑)

ついでに、東京では、会場で、希たちが作ってたけど、他府県の会場では、どうしてたの。
機械化して、大量生産しないと間に合わないはずだけど、そうしたのかな。
でも、そうすると、商品化するかどうか分からないものに、生産ラインを作ったってことになっちゃいますよね。
それなら、東京でも、めいっぱい売らなきゃ、元取れないよね。
Cショップとしては、こんな中途半端な状況でいいのか。(笑)

他府県では、希の方が売れていましたが、わんこに勝たせるため、数字を逆にして発表したとのこと。
でも、一子の進言で、もとに戻されました。
その売り上げの結果は、次のとおりです。
私も、暇だなぁ。(笑)

大阪  一 2,953,422円(28,674個)
希 2,953,616円( 8,048個)

名古屋 一 1,549,120円(15,040個)
希 1,556,080円( 4,240個)

埼玉  一 1,419,340円(13,780個) ※1,414,340円
希 1,423,960円( 3,880個)

東京  一  124,630円( 1,210個) ( 121個)
希 106,430円( 290個) ( 29個)

合計 一 6,046,512円(58,704個) (57,615個)
希 6,040,086円(16,458個) (16,197個)

カップスイーツの単価99円や350円では割り切れないから、おかしいなぁと思い、外税方式の103円、367円にしてみたら、やっと割り切れました。(笑)
でもね、大阪・名古屋・埼玉の合計に、東京の売り上げをそのまま加算して、合計を出しているのよね。
東京会場の売り上げは、10倍にして加算する、といっていたのにね。

それとも、10倍にした数字がこれなのかな。
一応、念のため後段に、10分の1にしたときの個数を入れておきました。
あの映像で、いくらなんでも、希の29個は、少なすぎると思うけどなぁ。(笑)
ていうか、これじゃ、なだぎさんのいう、勝敗を左右する数字にならないじゃんね。(笑)
合計欄の前段の個数は、一応、金額を単価で単純に割たものです。
後段は、東京会場の金額が、10倍したあとのものだったと仮定したときのものです。

ちなみに、埼玉の集計は、司会のなだぎさんが読み上げた数字で、入れてあります。
後段に示した※の数字は、その後、スクリーンに映し出された棒グラフのものなんですけど、これじゃ割り切れませんし、合計数には、なだぎさんが読み上げた方の埼玉の数字が、加算されていましたので。(笑)

それにしても、買われた個数だけでも、わんこの場合、6万個だもんね。
とても、わんこが、手作業で作れる個数じゃないよね。
前述のとおり、機械化して製造しないと間に合わないけど、販売するかどうか分からないものに、そんな経費をかける会社は、ないよね。(笑)

それにしても、両者の売り上げ個数の差は何。(笑)
普通、両方買って、食べ比べるんじゃないかな。
少なくとも、東京の会場で、4倍もの差はつかないでしょ。
ほとんどの人が、食べ比べていたもんね。
やっぱり、金額で優劣を決するという脚本そのものが、破綻していますよね。
個数が、均衡して、でも、安いわんこの方が多く売れる、というのが普通じゃないかな。

すいません、ついつい、力が入ってしまいました。(笑)
話は、少し戻りますが、藍子さんが、会場から一子の携帯に電話しました。
あれれ、藍子さんも携帯電話、買ったんだね。
希のを借りたんなら、その名前がディスプレイされるはずだけど、電話番号だったもんね。
でも、一子は、あの取り込んだ状況で、よく、見知らぬ番号の電話に出たなぁ。(笑)
藍子さんは、一子に、お節介を一つだけいうてもいいかな、ふるさとに帰るがに 何かをっちゃ持って帰る必要はないげんよ、と諭しました。

この頃、洋一郎は、対決中に、本来、一子に観せたかったDVDを、会場に流してもらいました。
映像は、みのりと一徹の婚約パーティー、バレンタインでの一子歓迎会で歌う圭太、サロンはるでの、はる・浩一・マキの様子、夏の成人式、その時の相撲大会と高志の歌。
なんか、時系列が、バラバラになってましたね。(笑)
なぜか、高志まで、映像を観て泣いていましたね、ちょっと新鮮。(笑)
しかし、こんな、一子のためのプライベート映像を観せられる、何の関係もない観客の人たち、たまりませんね。(笑)

で、ここで、一子が、仙道に、正々堂々勝負させてください、と頼みました。
仙道は、負ければ当然、本も出ないし、CMの話もなくなる、と翻意させようとしますが、一子の決意は固く、デキレースをばらすと言い切り、数字が、修正されました。
でも、結果は、東京大会での一子の勝利が大きく、逆転勝ち。

なんか、正々堂々と戦った、と、すがすがしさを漂わせています。
でも、実際は、料理研究家の岡島さんが考えたレシピだし、スタート時点からズルだもんね。(笑)
どのみち、ダメだったんじゃないの。(笑)
インチキして勝ったってしょうがないから、という一子の言葉、絶対に勘違いしていますね。(笑)
結局は、仙道さんが、計画をひっくり返された腹いせに、本当のことをバラしたみたいね。
なんか、口コミで、後半は希が、巻き返した、といってましたけど、口コミって、もう、大阪とかでイベントが始まったときから、流れると思うけどね。
当時も、ブログとかは、あるんだしね。

それにしても、これだけのイベントをやって、どちらも商品化しないなんて、Cショップにとっては、大きな痛手ですね。
今回は、善意の第三者的な立場でしたけど、でも、五十嵐さんは、責任を取らされるんでしょうね。(笑)
で、結局、なんやかやいいながら、一子と希が仲直りするためだけに、こんなイベントが開催されたわけね、面倒くさ。(笑)

そして、2007年5月、対決から半年が経ちました。
あの対決は、11月だったわけね。
夏にわぁわぁいってたのに、季節感が、よくわからないなぁ。
Cショップの準備に数か月を費やした、ということみたいね。

一子は、半年かかって、やっと能登に戻る決心をしたのね。
あのイベントのタイミングの方が、帰りやすかったんじゃないの。
希に掛かってきた電話、おばちゃんたちによろしく、といってたので、一子からだよね。
仲直りは、したみたいね。

それより問題は、藍子さんの方。
半年経っても、まだ、横浜に住んでいないんだ。(笑)
おまけに、津村家の新居を、高志に探させてるし。
でも、高志、幸せそうなのよね。
高志の好きな人、かつて、大穴で藍子さん、と当てずっぽうで書いたけど、当たっちゃうかも。(笑)
大阪の鴨居商店をやめてから、北海道に行くまでに1年を要した亀山家を思い出しました。(笑)

そんな時、希は、大悟からフランス行きを命じられました。
知っているお店に、空きができたとのこと。
希は、美的センスがゼロだから、それを磨いてこい、っていうけど、それは資質の問題で、パリでも横浜でも、だめなものはだめなんじゃないかな。(笑)
磨いて光るなら、もう、片鱗を見せているはずだもんね。
このままじゃ、世界に通用する菓子は作れないって、そんなの、夢のまた夢だと思うぞ。(笑)

浅井は、スーシェフになれるって、喜んでいましたね。
浅井と弥生だけじゃ、お店が、まわるはずないけど、誰か雇うつもりなのかな。
もしかして、陶子さんの返り咲きか。(笑)
しかし、希のフランス修行の話を小耳にはさんだ客まで、厨房に入ってこられる構造って、変えた方がいいんじゃない。(笑)

フランスに行く気まんまんの希は、フランス語で、「もう一度、チャンスをください」を勉強中。
もう、ほんなこと考えとるんけ、という藍子さんの言葉は、すでに失敗を前提としている希への皮肉だよね。(笑)
しかし、希は、圭太のことを失念していました。
毎日、電話で話す、という誓約書は、どうなったんだろ。(笑)
圭太も、意図的に希の電話に出ません。
この二人は、メールしないのかな。
そういえば、圭太は、1年のお礼奉公も終わったはずだけど、なんか、変わった感じがしないね。(笑)

能登では、一子が、ようやくサロンはるに戻りました。
やっぱり、マキが、手助けしてくれましたね。
心を鬼にして、キラキラできるまで、東京で粘るまし、というはるさん、よかったです。
それに比べて、男親って、情けないですよね。
ホント、あの年頃の娘には、機嫌を取ることしかできないですもんね。
この場面も、なかなかよかったです。

桶作家では、一子、みのり、洋一郎、一徹が集まって、例のDVDを流しています。
洋一郎は、一子にプロポーズの返事を求めますが、断られてしまいました。
希のフランス行きを聞いても、一子は、口ですねるだけで、もう嫉妬は、していませんでした。
何か、ふっきれたみたいね。

希は、ようやく圭太と電話が繋がりますが、他の電話が掛かってきて、切られてしまいます。
亜美さんも、お礼奉公が終わっても、そのまま弥太郎さんのところに、いるみたいですね。
藍子さんによると、弥太郎さんも、電話に出ない、とのこと。

そんなおり、天中殺のテレビが、安西の逮捕を報じていました。
藍子さんまで悪党呼ばわり、相当、根に持ってますね。(笑)
詐欺師みたいな男なんですよ、頭のてっぺんから、つま先まで一つも信用できん男、と藍子さん、いいたい放題です。(笑)
逮捕容疑は、粉飾決算。
インタードアって、なかなか大胆な会社名ですね。(笑)
それにしても、ものの見事にトーシバと被っちゃいましたね。(笑)
スタッフは、この想定外の事態に、ガッツポーズしているんでしょうね。(笑)

そういえば、トーシバでは、16名いる取締役のうち半数の8名が引責辞任するそうですけど、NHKニュースは、取締役の半数をやめさせ、役員体制を刷新する、といった内容で報じていました。
役員が半数入れ替わるだけじゃ、刷新とはいわないじゃん、NHKしっかりしろし。(笑)

安西逮捕の報に接し、ただ一人、顔色が悪くなる徹。
安西には、徹が起こした会社アットマイドリームの事業資金5千万円を、銀行から借りるときの保証人になってもらったとのこと。
安西が保証人になる代わりに、徹は、株式交換をしたのね。
つまり、アットマイドリームは、インタードアの子会社になっちゃった訳ね。
大輔は、詐欺に近いといい、希や藍子さんも、みえみえの詐欺に引っかかったと、徹を非難しました。

でも、本当にそうなんだろうか。
徹が、5千万円の融資を受けられず、株式だけを巻き上げられたのなら、確かに詐欺ですよね。
ところが、徹は、ちゃんと融資を受けて会社を起こすことができたのよね。
そのために、保証人となってくれた人のために、株式交換するのも、当然だと思うけどなぁ。
保証人の立場とすれば、徹が焦げ付いたときの担保を求めるのは、当然だしね。

もっとも、徹の会社がだめになれば、株も紙切れだし、担保能力は低そうだけど、それは安西サイドが考えるべき問題だからね。
だから、そんな意味では、詐欺とはいえないんじゃないかな。
ただし、保証人としての財務能力、担保能力を有していなかった、という意味では、詐欺と呼ばれても、致し方ないんでしょうね。(笑)

一徹も、会社の書類をもっと確認すればよかったと、悔やんでいます。
一徹が、この時すぐに、デイトレードで当てたお金2千万円を、融資してあげればよかったのにね。
まぁ、もっとも、もうすぐ、リーマンショックが訪れる訳ですけどね。

パスポートを取ったか、と聞く大悟に、希は、実は父の会社が、と口ごもります。
潰れたんだろ、と速攻で言葉を返す大悟。
つい、数年前に、信用金庫の貸しはがしにあって、店を潰しかけた人間とは思えない冷淡さじゃん。(笑)

マシェリでは、大輔が、母親のおつかいを装い、ケーキ購入を口実に、希を励ましました。
希が、フランス行きをやめた方が、徹の負担になるというのは、そのとおりかも。
ところで、大輔は、やっぱり、まだ、司法書士なんだね。(笑)
美南ちゃんも、こぴっとがんばれし。(笑)
大輔のケーキ代が、2,835円、2,700円に5%の消費税なのよね。
マシェリも、外税にしたのかな。(笑)

大悟は、希に味見をさせ、何が悪い、いえ、とその評価を気にしています。
希の舌は、信用しているのね。
そんな大悟を見て、輪子は、大悟が、まだまだパティシエとして進化し続けていることを知って、喜びました。

みんなから、フランス行きを勧められた希は、とうとうその決心を固め、藍子さんに伝えました。
そのとき、亜美さんから、圭太が倒れたと、彼の携帯を使って、希に連絡がありました。
で、希が、輪島に駆けつけると、過労から肺炎なりかけたものの、点滴で落ち着きを取り戻した圭太が、弥太郎さんのところで、横になっていました。
つまり、医者には診せたということよね、普通はこんな症状なら、緊急入院させられて、検査するところじゃないの。(笑)

圭太の過労の理由は、弥太郎さんが、脳梗塞で倒れて入院したため、その代役として、走り回ったためでした。
おしいなぁ、なんで脳梗塞なの、心臓病にしなきゃ。(笑)
圭太のお見合い騒動の時に、弥太郎さんが、組合の会合をさぼって病院に行っていた、という噂が流れた時が、ありましたよね。
あの時、病状を問いただす圭太に、弥太郎さんは、心臓が、といったのよ。
でも、そのあとスナック崖っぷちのママかなえさんがやってきて、スナックの従業員が盲腸で入院していて、その見舞いだった、とばらすオチで終わったのよね。
でも、実は、自分が治療を受けたついでに、見舞いもしていた、というふうに、あの時の話を膨らませられたのに、もったいないんだから。(笑)

目覚めた圭太の額に自分の手を当てた希は、39度2分や、と瞬時に体温を測定しちゃいましたよ。
これも、テンパリングの練習の成果ってことなのかな。(笑)
ていうか、かなりの高熱だし、もっと驚いたり、病院に連れて行こうとしたりするのが、本当じゃないかな。
のんきに、おかゆ食べられるけ、なんていってる場合じゃないよね。

おかゆといえば、何といっても、ゲゲゲで、過労で倒れた茂に、布美枝さんが食べさせるシーンですよね。
持っとれ、持っとれよ、といいながら、茂が、おかゆに顔を近づけていくのよね。
その前に、すれ違いによる夫婦のいざこざがあって、よりを戻すシーンにもなってるのよね。
あれは、名場面でしたな。
それに比べると、今回は、ドラマに深みがないので、ただ食べさせるだけ、になっちゃってるのよね。

希が、弥太郎さんの見舞いに行くと、まさに脱走を企て中。(笑)
あれだけ元気があれば、大丈夫ちゃう。
文さんが、面倒をみてくれたおかげかな。(笑)

で、その間に、圭太が仕事をし始めちゃいましたよ。
あれだけ無理がきくってことは、大丈夫だね。
39度2分ていう、希のテンパリングが間違ってたんじゃないの。(笑)
その圭太と言い合いをしているのが、詐欺師(笑)の北村じゃないですか。
今度は、蒔絵師なんだね。

その圭太に、希が、フランス修行や徹の会社の話をすると、予想どおり、そんな大事なこと早くいえ、とご立腹モード。
自分が、誓約を破って、電話に出なかったくせにね。
本当に、勝手なやつだなぁ。(笑)
おまけに、自分は、フランスのメーカー、ディニテとのコラボ話を得意げに語るしね。
お前こそ、弥太郎の入院といい、そんな大事な話は、もっと早くいえ、とキレてやればよかったのに。(笑)

しかし、いつも情報だだ漏れの輪島で、よく、弥太郎さんの話を隠し通せたね、大したもんだよ。
とと楽組やうみねこ座組も、知らなかったんだよね、きっと。
知ってたら、徹や藍子さんに、絶対に報告しているもんね。(笑)
それにしても、博之は、実の父親や、実の息子が病気のときに看病もせず、何をしてるんだろ。(笑)
博之妻は、まだ、圭太と希の結婚がショックで、寝込んでいるのかな。(笑)

徹は、資金繰りが付かず、藍子さんに、自己破産する決意を伝えました。
おいおい、この期に及んで、自分さえよければいいんかい。(笑)
今は、社長として、従業員やその家族の生活を守る責任があるんだから、そんなにやすやすと自分のことだけ、考えないでほしいなぁ。
まずは、従業員の行く末を考えてあげなきゃ。
これって、政春が独立するときに、欣次郎がいったことだね。(笑)

圭太は、希に、弥太郎さんの夢、陶胎漆器を自分の手でつくりだしたい、という決意を語りました。
そして、希のフランス修行を応援するといいました。

その希は、輪島に居座って、圭太の看病です。
希メモには、亜美のコーヒーは、ミルクと砂糖を入れる、といったことが、書かれていました。
なんか意外、ブラックで飲みそうなんですけどね。(笑)

そこへ文さんが、弥太郎さんの洗濯物を持ち帰ってきました。
文さんも、弥太郎さんの面倒をみてあげているんですね。
婚約破棄の償いなのかな。(笑)
その文さんは、希のフランス語を聞いて、私は人妻です、お気持ちには答えられません、という言葉を覚えるようアドバイスをしました。
希は、ちゃんと言いつけを守って、勉強したのね。(笑)

その文さんから、希は、今日、徹の会社を引き上げることを聞かされました。
藍子さんから電話があったみたいですけど、希には知らせてもらえなかったのね。(笑)
その徹の会社の事務所では、備品が運び出されました。
俺の会社持ってかないでよ、という悲痛な徹の叫び、その気持ちよく分かります。
文字通り、断腸の思いだったんでしょうね。
その徹を抱きしめる藍子さんも、よかったよ。

藍子さんは、天中殺でいえばいいものを、わざわざ見晴台まで呼びつけて(笑)、高志に部屋探しの必要がなくなったことを告げました。
高志は、かつて藍子さんが希にいった、間違うたら、やり直せばいい、お母さん、いぃつも、ついとるさけ、という言葉を引用して、藍子さんを慰めました。
藍子さん、高志の声を聞くの、初めてじゃなかったっけ。
その割に、全く、驚きませんでしたね。(笑)
高志も、こんなにたくさんしゃべったの、初めてですよね、よくがんばった。(笑)

輪島では、なんと、この日の午後にディニテの人が、やってくることになりました。
そこで、はりきってお菓子を作る希。
いきなり、湯煎したクリームの温度を手で計っていましたね。(笑)
そのお菓子が、今週のサブタイトルとなったパリ・ブレストでした。

あたしゃ、そんなお菓子の名前、生まれて初めて聞きましたよ。
てっきり、ドーナッツだとばかり思ってました。
なので、『ごちそうさん』で、め以子が、逮捕された通天閣を助けるため、藤井課長の友達だった軍のお偉いさんのところに、カラメル焼きを持参して、頼みに行った話を思い出していました。
お偉いさんのリクエストで、め以子は、ドーナッツを一晩中作ったあげく、砂糖を盗んできたのよね。(笑)

取引の話はなかったことに、と言い置いて帰ろうとするアートディレクター。
希は、その彼の背中に、ちょっと待ってください、必ずやれます、もう一度だけチャンスをください、とフランス修行用に覚えたフランス語を投げつけました。
なるほど、ここに結びつけてきましたか。
この伏線には、全く気づきませんでした。

そして、希は、自作のパリ・ブレストを彼の前に差し出しました。
フランス菓子と輪島塗の器の調和に感心したアンドレは、もう一度、話を聞くことにしました。
おいしい、とはいいませんでしたね。(笑)
そのアンドレ、あぐらもかけずに、立て膝状態でしたね。
亜美が、けなげに正座していたのに、心打たれちゃいましたよ。
口は悪いけど、礼儀正しい子なんだね。

圭太は、陶胎漆器は、磁器と輪島塗、どちらも引き立てあうことで、新しい可能性が見つかる、世界が開ける、と力説しました。
アンドレは、快く一緒にやろう、といってくれました。
ところが、通訳の渡辺、もう一度だけですよ、と恩着せがましいことを、いかにもアンドレがしゃべったように、いってましたね、嫌な奴。(笑)

マシェリでは、ろくな仕事もできない浅井と弥生相手に、ご機嫌斜めです。
ところが、そんなことを知らない希は、輪島に戻って、圭太を手伝うことにしました。
そうしないと、塗師屋の職人にしわ寄せが来るって、マシェリの職人たちにしわ寄せが来ることには、思いが、至らないのね。(笑)
よく分かりませんが、圭太と希は、しっかり抱き合って、わだかまりも解消されたみたいですね。

予告編だと、家族揃って、輪島に戻りそうな気配でしたけど、どうなることやら。
マシェリは、やめることになるのかな。

さて、第16週の関東地区の最高視聴率は、突然、横浜にやってきた藍子さんが、一子との対決を受けるようアドバイスした16日(木)の21.4%で第1位 でした。

月曜から土曜までの詳細は、18.7%、18.6%、17.0%、21.4%、20.6%、20.5%で、第16週の週平均は19.49%、『ごちそうさん』の第16週の平均は23.53%、『花子とアン』の第16週の平均は23.53%、『マッサン』の第16週の平均は20.67%でした。
第16週までの全平均は19.49%、『ごちそうさん』は22.29%、『花子とアン』は22.57%、『マッサン』は20.28%でした。

関西地区の最高視聴率は、ついにスイーツバトルが開催、わんこが『幸せ貧乏家族』を、希が『ちょっぴりハレの日』をプレゼンした17日(金)の22.4%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、洋一郎が、一子に故郷を思い出してもらうためにかけたDVDが、『ランちゃんと妄想デート』だった17日(金)の22.7%で、第1位でした。

『花燃ゆ』の第29回は、関東地区が12.0%でした。
ちなみに、八重の第29回は14.5%、官兵衛の第29回は19.4%でした。
第29回までの全平均は、花燃ゆ12.03%、官兵衛15.88%、八重15.14%です。
関西地区は13.5%でした。

あーあ、やっちゃいましたね。
この大奥編とやら、幕末という緊迫した日本の一大転換期に、引っ越し騒動を描くとは、世も末ですね。
せっかくの宮村さんの脚本も、方針に不満があるのか、冴えませんでした。
その気持ち、よく分かります。(笑)

冒頭、鈴が鳴らされました。
ここまでは、『篤姫』での家定お成りのシーンを思い出して、わくわくしましたが、そこまででした。(笑)
鈴は、総ぶれの合図でした。
なんと、大奥とやらに、敬親や元徳までもが、鎮座しておられます。
こんな簡単に、男が出入りするだけで、もう、大奥じゃないじゃん。(笑)

そこには、御次の美和も、しっかりと並んでいます。
御半下の姿はなく、美和の出世ぶりが、見て取れます。
美和が、見習いで、しかも無理矢理押しかけた時は、都美姫だけだったので、列席を許された、ということなんですかね、何か、ご都合主義の匂いがします。(笑)
ここでの、お世継ぎを巡る都美姫と銀姫の確執が、ラストのどんでん返し?の伏線となっていました。

タイトルバックには、久坂美和の名前が記されていました。
久坂家は、お取り潰しになったのだから、実家に戻されて、杉姓になっているんじゃないでしょうか。
まあ、視聴者に分かりやすく表示しただけで、奥では、姓なんてなかったんでしょうね。
いつぞやの紀行でも、美和とだけ書かれた文献が、紹介されていましたしね。

椋梨の主導で、というか、このドラマの描き方では彼の陰謀で、幕府に対して戦意がない旨を示すため、萩に移ることになりました。
そこで、部屋数が足りないから、女中を減らすように園山から命じられたのが、なぜか美和なのよね。(笑)
本来なら、一番に切られているところでしょうが、一応、園山の口利きで入っているから、それはないのよね。(笑)
その大役を、なんと鞠と二人でやることになりました。

納得させてやめさせるって、現代目線以外の何ものでもないですよね。
こんなもの、問答無用、ただ切り捨てるだけでしょ。
花嫁修業として上がっている人も多いでしょうし、納得するもしないも、明日から登城不要といわれたら、従うしかないもんね。
こうした、あまりにも非現実的な設定で話が進むから、ドラマに入っていけないのよね。(笑)

御半下頭の志乃も、女中減らしの差配を、なぜ美和様がされるのです、と憤懣やるかたない様子です。
そうそう、ほとんどの人が、そう思っていて、この言葉に溜飲を下げたんじゃないでしょうか。
私も、すっきりしました。
でも、冷静に考えると、今は、美和の方が身分は上だし、しかも、園山の命令なんだから、志乃は、そんなこといえる立場じゃないし、いわないはずなのよね。
なのに、志乃に同調しちゃうのは、きっと、美和も、前回、身分を超えて好き放題言い放ってきたからなのよね、きっと。(笑)

で、話は、なんか、日出にいわれて、奥の奥の主、国島のを訪ねたところ、いきなり倒れるという、ご都合主義全開の展開です。(笑)
そうそう、ここでも、国島との初対面で、美和です、と対等の名乗りをしていましたね、あつかましい。(笑)

表では、恭順派の椋梨と攘夷派の周布が、互いに持論を曲げません。
椋梨の立ち話を聞いた小忠太が、伊之助に対し、身辺に気をつけろと忠告しました。
椋梨の目の前で、敬親に直接、恭順派の案を否定した井上聞多は、その一味に襲われ、九死に一生を得ました。
小忠太は、井上には、忠告しなかったのね。(笑)

周布は、なぜか、椋梨の訪問を受け、長州が生き延びるためには、全ての責めを負い、己をなげうってくれる者が必要、という、彼からのはなむけの言葉で、切腹しちゃいました。
このあたり、全く意味不明でした。
紀行のおかげで、周布は、酒癖が悪かったということだけは、よく分かりました。(笑)

美和は、この切腹の話を、なんと寿から直接聞きました。
おいおい、奥に上がったら、もう家族とは会えなくなると、杉家で、今生の別れをしてたじゃん。
なんで、寿が、こんなにあっさりと奥に入れちゃうのよ。(笑)
おまけに、その寿さん、かつて仕えていた椋梨のことを、悪くいってましたね。
そして、当時、あれだけ嫌っていた寅次郎の味方みたいな口ぶりだし、どうなってんのよ。(笑)

奥では、美和も鞠も、出世したいの大合唱。
そんなあられもないことを、人前じゃいわんでしょ。(笑)
ところが、国島は、この発言を奥で一生を過ごすという覚悟と受け取り、心を開いてくれました。
誰にも使ってもらえない都美姫や銀姫の婚礼の道具が、別の人の手に渡って、新しい命が吹き込まれることを願っていた、と本心を語りました。
えー、そんなこと思うかな。
ずーっと、大切に手入れしてきた、お道具たちなんだから、愛着が湧いて、見ず知らずの他人に乱暴に扱われることの方を嫌うと思うけどなぁ。

緊迫している京では、辰路が玄瑞の子供を出産しました。
これみよがしに、本妻のことをいったりして、なんか、心を通じさせようとしているのよね。
そこまで、いい人に描かなくてもいいのに。(笑)
幾松さんも、こんなところで赤ん坊抱いてないで、桂さんを助けてあげなきゃ。(笑)

そして、今回のメインの場面、美和は、女中減らしの策は、大方整ったと、都美姫と銀姫の前で、婚礼の道具などを処分するよう進言しました。
たしかに、それでスペースもできるし、病人の面倒を看ている人たちも、萩に移動しなければ、ある程度の人員削減にはなりますよね。
でも、それだけじゃ足りないようで、残りの分は、と都美姫に聞かれて絶句、全然、大方整ってないじゃん。(笑)

ここでなんと、銀姫が、自分の女中を減らすと助け船を出してくれました。
女中の中には、江戸から山口に来て、さらに萩へと田舎に移ることをよしとしない者など、奥勤めに満足していない者もいる、と述べました。
そんなら、まず始めに、どうせ現代目線なんだから、希望退職を募ればよかったじゃん。(笑)

で、無事に城移りが、完了しました。
その萩では、西郷が、椋梨と吉川経幹を前に、三人の家老の首の差し出しと、桂や晋様の始末を要求しました。
吉川さんといえば、官兵衛を思い出しますね。(笑)
この経幹さんも、ここで、いい仕事してくれるんですけど、きっと描かれないんだろうな。(笑)

で、そのころ奥では、元徳の側室として、10人の美女が、用意されました。
このために利用されたのか、と愕然となる美和に、側室のために自分の女中を減らした銀姫が、許さん、と吐き捨てました。
元徳さん、いいなぁ、うらやましいよ。(笑)
まあ、当時は、側室は当然だったし、世継ぎをもうけられない正室は、肩身が狭かったでしょうしね。
銀姫の強気の態度の方が、不思議かも。(笑)
次回は、さすがの銀姫も、弱気になっていましたね。
もっともっと、この当時のダイナミックな政治のうねりをみせてくれー。(笑)
この分じゃ、龍馬も、取って付けたような描かれ方しかしないんだろうな。

それでは来週も、日に夜に丁寧な導きを行い、力を合わせて盛り立て、どのみち誰かが負うべき役目なら自ら買って出て、誇りを持って働き、志を貶めることなく、身体をいとい、死を辞さぬ思いを見つめ、我らは何のために命を生きているのかを自ら問い、誠の喜びを知り、権威とは、体面も飾りもいる、欠かせざる城の宝であると肝に銘じ、次の命に活かすも奥で生きた者の誇りと知り、真心を尽し、誠を貫けば必ず人の心は動く、お家の繁栄は至誠の先にあると信じて、こぴっと仕事がんばれば、皆が納得して、城を移る手立てを、きっと見つけることができるじゃんね。

「政とは、ただの酩酊じゃ。人の熱に煽られ、まだ見ぬ景色に憧れて、宴の日々を重ねるが、醒めてみりゃ一人、己の無力だけが身を苛む」
CATCH A DREAM!!

[7351]出会うはずの場所が 投稿者:まっくん

投稿日:2015年07月17日 (金) 18時24分

みなさん、こんばんは。
猛暑の果てに、ついに、台風が、やってきましたね。
次のもやってきそうだし、今年は、何回も来るのかなぁ。
いやだなぁ。

令子さん、婚姻届情報ありがとうございました。
どこでも提出できるんですね、勉強になりました。
これからも、いろいろ教えてくださいね。

さて、今週の『まれ』は、相も変わらぬ対決話でした。
しつこいけど、ケーキ職人としての成長物語が観たいよぉー。(笑)

それでは、めげずに、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
冒頭、駄菓子たちを前にして、あいかわらず、訳の分からん動きをしながら、希が、ケーキのイメージを膨らませます。
お客がおいしいと喜んでくれるケーキ作りを、決意したようです。

能登では、徹の公開プロポーズ。(笑)
どうしても、津村家のイベントでは、このギャラリーが必要なのね。(笑)
徹の立ち上げた会社は、アットマイドリーム(@my dream)という名前でした。
アは藍子さん、トは徹、マは希、イは一徹、というわけで、徹のマイドリームは、家族の夢なんだそうです。
ツは、飛ばされてたけど、津村のツでいいんじゃないの。(笑)

で、徹のプロポーズに、藍子さんは、ごめんなさい、との返事。
そりゃそうですよね、離婚してないんだから。
で、そのことが、みんなの知るところとなり、ハッピーエンド。
二度も、二人の抱擁に割って入り、徹を抱きしめた慎一郎、グッジョブ!(笑)

キャロットケーキは、またまたビスケットバージョンでしたね。
弥生より、上手な絵でしたね。(笑)
みんなで仲良く食べて終わり、って、プロポーズの時に出すために作ったんだと思ったのに、中途半端な結末でした。(笑)

横浜では、なんと駄菓子を使った邪道ケーキを、幸枝さんが手伝ってますよ。
フランス菓子と洋菓子の違いも分からないのか、とグルメ雑誌の記者坂本に大悟が、声を荒げていた頃が、懐かしい。(笑)
そんなこんなで、できあがったケーキは、なんか、結局、最初に榊原から、だめ出しされた、希が書いたものに似ているような。(笑)
もっと、マジパンで夫婦愛を描くのかと思いましたが、大外れでした。
駄菓子を削って、生地に混ぜ込んでいましたので、食感が、サクサクしそうなのは分かりますけど、味も混ざるでしょうし、おいしいとは思えません。
少なくとも、お金を出して、買う気はしませんね。(笑)

そして誕生日当日、マシェリでは、榊原が、妻の美里を連れてきました。
なんと、離婚届は、美里の妹が旦那の誕生日に仕掛けるドッキリのネタでした。
本当に、この脚本家は、底意地が悪いですよね。
誕生日に、こんな悪趣味なドッキリをしかける意味が分かりません。
その後、何か、旦那が喜ぶサプライズを準備していたとしても、許されるもんじゃありませんよね。

前にも何度か書きましたけど、やっていい冗談と悪い冗談がありますからね。
社会人なら、そのあたりの常識をわきまえなきゃ。
作家の創造力のなさに、ただただ、あきれるばかりです。
いずれにしても、榊原夫妻は、ハッピーエンドでしたけど、美里の妹夫妻は、近々破局しちゃんじゃないの。(笑)
ホールでケーキ買ったんだから、美里一人分だけ切り取らないで、榊原にも出せばいいのにね。
もっとも、一口食べた榊原は、まずそうだったので、出しても残しただけだったかもね。(笑)

夜の厨房では、幸枝が、愛弟子の大悟のケーキづくりを眺めています。
プラリネの粒が揃っていない、とやり直しを命じるところに、師匠のプライドと師弟愛が感じられました。
いい場面でした。
ただ、その直後に、幸枝さんが、大悟が、初めて幸枝を訪ねてきた時に、真っ赤な顔で、食べてくれる人を笑顔にしたい、といったというエピソードを、大悟の弟子、希にいっちゃだめよね。
ここは、師匠としての威厳を守ってあげなきゃ。
自分だって、幸枝の若い頃の話を誰かが弟子の大悟にしたら、きっと嫌だったと思うぞ。
どうして、いい場面を、相殺しちゃう悪趣味エピソードを入れちゃうんだろ。(笑)

そして、その年の夏、『わんこのスイーツ工房』というブログで、マシェリのケーキが、正直、お金の無駄だワン、と酷評されました。
そのブログには、安くてうまくて簡単スイーツレシピが、紹介されています。
今回は、マ・シェリ・シュ・シュの500円ケーキにも負けないチーズタルト、原価はなんと1個65円だワン、と挑発、大悟は、無関心を装います。

能登では、一徹が、元の鞘に収まった徹と藍子さんが、一緒に暮らすことを提案しました。
一緒に暮らしたい気持ちを照れながら話す藍子さん、かわいかったっす。(笑)
蔵本家では、浩一は、微塵の疑いもなく、一子のアパレル勤務を信じていますが、はるの疑念は、深まるばかりです。
そこへ、一子の実態を伝えようと洋一郎が、やってきますが、マキに阻止されました。
マキは、知っていたのね。
問い詰めたらしぶしぶ認めたわいね、とマキは、いってましたけど、一子にとっては、何でも相談できる姉貴みたいな存在だったので、嘘が、つけなかったんでしょうね。
そのマキは、洋一郎に、何とかしろと発破をかけました。

希は、わんこのレシピで作った、原価65円のケーキが、とてもおいしくてビックリ。
とはいえ、希もにゃんこを名乗って、反撃のコメントを書き込んだんだニャン。(笑)
この言い争いは、能登でも、一徹の知るところとなりました。
それどころか、わんこの攻撃に耐えきれなくなった希が、うちのシェフのケーキには、500円の価値やあるわいね、と書き込んでしまい、藍子さんにまで、にゃんこの正体を感づかれちゃいました。(笑)

もちろん、わんこにも正体を知られました。
そのため、わんことにゃんこのケーキを店頭に並べて、客はどちらを買うか試そう、と提案され、希は、引けない状況に追い込まれました。
徹は、普通じゃないブログの人気の上がり方から、バックにプロがいる、と看破しました。
徹、やるじゃん。(笑)
ネット検索で、上位にヒットするような仕組みにしてあるみたいですね。
狙いは、ズバリ、どこかの店によるマ・シェリ・シュ・シュ潰し、だと徹は、推測しました。

このワンニャン対決、能登では、すでに盛り上がっていました。
浩一もはるさんも、ワンコを敵視していますね。(笑)
そこで、文さんによる、秘密のきのこの場所をかけての、きのこの大勝負が、展開されていました。
前に、希と圭太がくっつくかどうかを巡っても、秘密のきのこの場所をかけてましたよね。
この場所って、何か所もあるのかな。
それとも、希と圭太のときは、正解者が、いなかったのかな。(笑)
それはともかく、文さんのきのこ勝負、藍子さんが、にゃんこに1きのこ、真人がわんこに3きのこ、を賭けました。
この時点で、賭けは成立、必ず秘密のきのこの場所を教えなきゃいけないけど、文さん大丈夫?(笑)

そこへ、慎一郎がやってきて、洋一郎が、いなくなったと告げました。
その洋一郎は、家出して、東京にいました。
魚を何匹か、ぶら下げてたけど、電車かバスか飛行機か、一緒に乗り合わせた人たちにとっては、迷惑な話ですよね。(笑)
おまけに、その魚、一子からは、散々の扱いをされちゃったしね。(笑)
しばらく、一子の部屋に泊めろ、って図々しいよね。
キスを思いとどまって高めた好感度を、落としちゃったね。(笑)
でも、窓から洋一郎に缶ビールを差し出す一子、なかなかいいとこもあるじゃん。

そして、マシェリでは、わんこと対面する日が、やってきました。
どうやら、午後3時が、約束の時間みたいですね。
犬を連れてやってきたのは、梅ちゃんの医専の同級生、園田さんの相方さんじゃありませんか。(笑)
そして、広告代理店、フューチャー企画の仙道を連れてやってきた一子が、わんこの正体でした。
これは、ほとんどの人が、分かってましたよね。
でも、私は、わんこが、一子の名前をもじったものだとは気づきませんでした、不覚。
文さんも気づいていたのにね。(笑)

しかし、仙道は、やり手だね。
こんなくだらない企画で、コンビニチェーンのCショップを抱き込んじゃいましたよ。
東名阪を中心に、全国で対決して、勝った方のスイーツを店舗で販売するんだそうな。
コンビニで、発売するには、膨大な個数を、同一の品質で、作れなきゃダメだからね。
希も一子も、どっちも、無理ですよね。(笑)
全国で、試食する分を作るだけでも、現実問題として、無理だろうな。(笑)

仙道は、その対決のネット配信を、徹の会社、アットマイドリームに任せる、といって、彼の抱き込みも図りました。
ガッチリ握手する徹と仙道、徹は、本当にこういうの好きだね。(笑)

その晩、天中殺で、希は、イベント話には乗らず、一子と話し合うことを決意し、大悟に、対決騒動になったことを謝りました。
早速、希は、圭太に事の次第を報告しますが、彼は気の利いた話をすることができません。
そんなとき、大輔が高志を引き連れ、希の部屋に乱入、電話越しに圭太を挑発します。
大輔は、今、いったい何をやってるんだろうね。
相変わらず、司法書士の友達を、気が向いたときだけ、手伝ってるのかな。
美南ちゃんも、司法書士の勉強をしている気配が、全く感じられないけど、大丈夫なのか。(笑)

一子の部屋では、虎ロープのようなテープで仕切られた中に、洋一郎が、押し込められていました。
ハウス、といわれて、洋一郎が、すっかり一子のわんこになっています。(笑)
あのスペースが、犬小屋ってことなのかな。
つまり、洋一郎は、一子の部屋で生活することに、成功したってことですかね。
それなら、夢が叶ったってことなのね、パチパチ。
ここまでくれば、少しずつ、領土を広げていけばいいんだもんね。(笑)

一子は、洋一郎に、このワンニャン対決に至るまでの経緯を話しました。
マキがいないから、彼に話すしかないんだろうけど、これも、洋一郎にとっては、心を開いてもらった証だし、やっぱり嬉しいんだろうな。
一子は、マシェリで、小さいのに450円もするケーキを食べたことが契機となり、キャバクラのお客さんだった料理研究家に教えてもらい、安くてうまいスイーツブログを始めたとのこと。

ちょっと、待った。
あの時、一子が食べたケーキは、希が作ったレ・キャトル・サン・クーでしたよね。
あれは、1個400円だったぞ。(笑)
どさくさに紛れて、一子、尾ひれを付けてるね。(笑)
料理研究家は、パンナコッタのレシピを送ってきたメールによると、岡島貞晴さんという名前みたいね。
2006年7月18日付けのメールでしたね。
そっか、ちょうど今くらいの季節の話をやっているのね、全く伝わってこないけど。(笑)

その料理研究家に、広告代理店の仙道を紹介され、人気ブロガーになるため、有名ケーキ店を挑発しよう、と、その彼に乗せられちゃった訳ね。
洋一郎は、一子の目を覚まさせるため、DVDを取り出し、観せようとしますが、取り合ってもらえません。
子供の頃、みんなで作った揃いの法被を着て、太鼓を叩き、不退転と書かれた弥太郎さんのキリコを担いだ、あの祭りのときの映像なのかな。
最初から、『ランちゃんと妄想デート』を観せるつもりだったりして。(笑)

桶作家には、また、みんなが集まっています。
わんこの正体が、一子だと、みんな知っていますね。
圭太から聞いたのかな、それとも、高志からみのりへのホットラインか。
いやいや、徹から藍子さんへのラブコールの中で出た話、ということにしておきましょう。(笑)
文さんが、マキに真相を話すよう、促しました。
さすがは文さん、何でもお見通しだね。

希からの電話に出た一子は、どこへでも行くという言葉を受け、自分が勤めるキャバクラに呼び出しました。
時給2,500円なのね。
相場って、こんなものなのかな。
一般の仕事よりは、はるかに高いけど、私のイメージからすると、そんなに驚くほどでもないんだね。
これに、歩合がついて、膨れあがるんだね、きっと。
ついつい、フルーツとか、頼まされたりするんだろうな。(笑)
イメージといえば、希は、キャバ嬢は、借金している人がなると思っているのね。(笑)

まっすぐ生きてりゃいいって訳じゃないからね、光に当たったら、死んじゃう生き物だっているんだよ、という一子の言葉は、よかったね。
今の希には、そして、みのりにも、分からないだろうな。
希のことがずっと嫌いだった、これも本心じゃないだろうけど、最近の暑苦しい彼女に辟易していたので、一子よくいった、と心の中で、拍手しちゃいましたよ。(笑)

ああいうのが希の目指してたケーキなの、私のブログの方が、よっぽど原点に近いんじゃないの、もよかったね。
そうそう、今の希は、ケーキ作りが、全然楽しそうじゃないもんね。
さんざん、脚本をけなしてきたけど、このキャバクラのシーン、とってもよかったですよ。

その翌日、マシェリに、藍子さんがやってきました。
店先に飛び出してくる大悟とは、初対面なのよね。
それなのに、大悟は、あいさつもせず、能登の食材は、と、がっつきます。(笑)
能登から来る人は、みんな食材を抱えているとでも、思っているのかな。(笑)
で、藍子さんも、その期待に応えて、天中殺に、能登の土産を山積みにしてあります。
つまり、藍子さんは、まず、天中殺を訪れて、輪子と挨拶を交わし、マシェリの場所を教えてもらった、という流れなんでしょうね。

藍子さんも立派な大人だし、希には内緒だけど、事前に輪子に来訪する旨は、伝えてあったんでしょうね、
そこで、大悟も藍子さんと電話であいさつを交わしていて、その時から、お土産を心待ちにしていたので、はやる気持ちが、店先でのぞんざいな態度になって表れたのかも。

その天中殺では、仕事から戻ってきた徹が、藍子さんと再会できて大喜び。
徹さんも、知らなかったみたいね。
藍子の台詞に感激した徹は、うまいものを食べに行こうと提案しました。
天中殺の店内で、よくそんなことが、いえたね。(笑)

で、藍子さんと希をアットマイドリームの事務室に連れて行きました。
がらんどうの時と違って、おしゃれでしたね。
間接照明が、正宗さんの部屋を思い起こさせますね。(笑)
でも、社員が一人もいませんでしたね。(笑)
会社が休みの日で、藍子さんのために、わざわざ照明やパソコンをつけたのかな。(笑)

藍子さんは、横浜で希と徹と一緒に暮らし、徹の夢を一緒に探したい、という言葉を口にしました。
そして、希にも、自分のケーキを探すために、一子と勝負するよう、提案しました。
てぇー、ついに、藍子さんも来ちゃうのね。
文さんは、寂しがるだろうな。

能登では、その文さんと久美さんが、はるさんを慰めるため、手料理と日本酒を持って、はるを訪れました。
弥太郎の工房では、圭太とみのり、一徹が、缶ビールを飲みながら、一子談義。
神聖な作業場に友達を上げて酒を飲むって、弥太郎さんに知られたら、どやされるぞ。(笑)
みのりは、洋一郎が一緒にいてくれると、安心だ、と語りました。
その洋一郎は、帰って来ない一子のために夕食を作り、一人寂しく食べていました。
カレイの干物を焼いたものでしたね。
能登から持ってきたものなのかな。

横浜では、希が、大悟に、コンビニイベントで一子と対決させてほしい、と訴えました。
大悟は、条件付で、承諾しました。
その条件とは、値段が高くなるからといって原価を抑えるな、ということ。
陶子さんが聞いたら、激怒しそう。(笑)

それから数日後、イベントの打ち合わせが行われました。
仙道が連れてきたコンビニチェーンCショップの担当者は、五十嵐さん。
なんとなんと、蓮子様の兄上、葉山伯爵じゃございませんか。(笑)
関東大震災で、すべてを失ってましたけど、今は、コンビニチェーンで、がんばっておられたんですね。(笑)

希と一子が作るスイーツは、カップものに決まりました。
大悟は、例え1万円かかったものだろうと、勝ったスイーツの値段・質を落とすことなく売って欲しいとの要望が出され、五十嵐さんは、それを認めました。
希は、大切な人に、ちょっこり特別な気持ちで食べてもろうケーキ、自分が一番うまいと思うケーキを作ろうと、決心しました。

希は、てっきり文さんの桜餅スイーツを作るのかと思いましたが、違っていました。
一子は、みたらしのブラマンジェでした。
レシピは、料理研究家の岡島さんが、考えているんですよね。
なんか、これまでのパンナコッタとかチーズタルトとかと傾向が違いましたけど、そこは料理研究家だもんね。

それにしても、ド素人のわんこが、よくレシピだけで、あんなにきれいなスイーツ作れましたね。(笑)
ブラマンジェには、は緑茶のジュレが入っていて、その上には生クリームにマーマレード、そしてみたらしのタレがかかっているという手の込みよう、それを99円って、材料代しか計上してないんじゃないの。(笑)
製造工程も複雑そうだし、大量生産するとしても、経費が掛かりそうだけど、コンビニサイドと協議済みの値段なのかな。
このスイーツのテーマは『幸せ貧乏家族』、貧乏なお母さんが材料を工夫して家族のために作る、安くても愛情たっぷりの激うまスイーツ、完全に希のロールケーキをパクってるわん。(笑)

一方、希のスイーツは、テーマは『ちょっぴりハレの日』だとのこと。
仕事を頑張ったお父さんが、ちょっと奮発して買って帰る家族のおみやげ、どんなに辛いことが重なっても一口食べれば、ほんの少し光が射すようなスイーツ、なんだとか。

パティスのムースに、チョコラのムースとバニラのジュレを合わせて、仕上げは太陽王をデザインしたショコラパーツを上にあしらった、とのことですが、本当に、クッキーとかチョコとか、ああいうのを乗っけるの、好きだね。(笑)
辻口さんの好みなのかな。
こちらは、1個350円だそうで、ちょっと高めの、お値段ですね。
私なら、見た目だけなら、絶対に99円に行きますね。(笑)

会場の裏手に行った一子に、仙道が、デキレースであることを告げました。
これって、全然、意味がないよね。
百害あって一利なし、とはこのことですね。

一旦は、わんこが勝つけど、このことを聞いた一子が、販売権を返上する、という展開になるんでしょうね。(笑)
もし、希望どおり有名ブロガーになると、キャバ嬢時代のことを、あれこれいわれて大変だろうし、よかったかも。
洋一郎の優しさに触れ、昔の一子に戻ってくれるといいですね。(笑)

さて、第14週の関東地区の最高視聴率は、徹が、プロに聞いちゃおう! 希のケーキとシェフのケーキ、ホントはどっちが美味しいの、を企画し、審査員としてロベール幸枝さんが、マシェリに現われた9日(木)の21.1%で第1位 でした。

月曜から土曜までの詳細は、14.6%、19.7%、19.6%、21.1%、19.8%、19.7%で、第15週の週平均は19.08%、『ごちそうさん』の第15週の平均は22.40%、『花子とアン』の第15週の平均は24.17%、『マッサン』の第15週の平均は20.42%でした。
第15週までの全平均は19.49%、『ごちそうさん』は22.21%、『花子とアン』は22.51%、『マッサン』は20.25%でした。
月曜日は、なでしこの決勝があったから、低視聴率も仕方ないよね。

関西地区の最高視聴率は、独立を決意した徹が、借りた事務室に希を案内し、二人して絶叫しまくった9日(木)の20.4%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、ウイ、シェフ、緊張の余りぎっくり腰が治った大悟が、フランスで幸枝の弟子だったことが分かった9日(木)の20.0%で、久し振りの第1位でした。
おー、3地区とも首位、おまけに同じ日が、最高視聴率だったのね。(笑)

『花燃ゆ』の第28回は、関東地区が12.4%でした。
ちなみに、八重の第28回は16.6%、官兵衛の第28回は17.5%でした。
第28回までの全平均は、花燃ゆ12.04%、官兵衛15.76%、八重15.16%です。
関西地区は12.4%でした。

ついに始まりました、大奥編。
大奥といえば、普通は江戸城のことですよね。(笑)
少なくとも、山口の仮庁舎(中河原御茶屋)で、大奥は、ないんでないの。(笑)
それはともかく、華やかでよかったです。(笑)
タイトルバックも、変わりましたね。
ひまわりや朝顔といった、夏らしい花が彩りを添え、なかなかいいんじゃないでしょうか。

今週は、久しぶりに宮村さんの脚本でした。
干されたのかと思いましたが、どうやら、まだ、お仕事がもらえたようで何よりでした。

それにしても、銀姫を思いきって、ぶっ飛びにしちゃいましたね。(笑)
田中麗奈さんだから、許されるのよね。
他の人なら、わざとらしすぎて、鼻についただろうな。

奥勤めの初日、文が、奥に行くと、園山から、今日は日が悪いから出直してこいといわれました。
そんな大変なときに、奥御殿総取締役が、わざわざ自ら、見習いに直接会うというのは、やっぱり、主役に敬意を表してのことなんでしょうね。(笑)
だいたい、既に、見習いの着物を着ているし。(笑)
そして、文のまたまた何様発言、今度は、大変な時なら、自分にも手伝わせろ、とねじ込み、どさくさに紛れて、潜り込んでしまいました。(笑)

どうやら、このドラマでは、台場作りで世話になった文に借りを返すべく、その素性を隠したまま、自分の権限で採用した、というスタンスのようです。
でも、それなら、文なんて名乗らず、別の名前にすればいいのにね。
しかも、都美姫には、その事実を明かしているのよね。(笑)
素性を隠したということは、玄瑞の妻、という立場では採用できなかったってことだし、それを奥の主、御前様にいっちゃったら、やめさせられると普通は思うはずなのにね。(笑)

その都美姫は、奥のみんなを集めて、下関が、外国勢の手に落ちたことを伝えます。
動揺させておいて、動揺するな、私に任せろ、はないよね。
そんな情報は、とりあえず伏せておいて、みんなの耳にも、そんな噂が届いた頃に、冷静に、というべきなんだけどね。

御半下の頭、志乃は、外国との戦くらいで、お膳を減らしたら恥、とみんなを鼓舞しました。
ところが、紀行では、都美姫は質素倹約を奥に徹底させた、といっていました。
前から指摘しているけど、この紀行と本編の内容のちぐはぐさ、なんとかなりませんかね。(笑)

で、表では、敬親が、晋様を外国との停戦の講和の交渉役として、下関に送りたいという周布の具申を認めました。
流行語大賞候補(笑)そうせい、のあと、装束など整えさせ、最上の格を与え、毛利家の名に恥じぬように、との条件を付しました。

そこで、高杉家に代々伝わる儀礼に欠かせぬ装束を晋様の元に送り届ける役として、なんと、見習いの文に白羽の矢が立ちました。
理由は、男じゃ危ないから。(笑)
なんとなんと、文を否定し続けた小忠太が、頭を下げて頼みましたよ。(笑)
園山も、低姿勢です。
そんなん、上司からの命令として、強く出ればいいのにね。
相手の低姿勢を逆手に取った文は、なんと、このミッションに成功したら、自分を奥勤めとして正式に認めろ、と交換条件を出してきましたよ、ずうずうしい。(笑)

園山は、武芸の心得がある御次の鞠を、監視役として同行させました。
鞠って、当時、こんなかわいらしい名前の人っていたのかな。
最も、今も、ほとんどいないけどね。
それはともかく、陽子先生とケイコちゃんの珍道中が、始まりました。(笑)

京では、桂が、なぜか幾松じゃなくて、辰路と橋の下でランデブー。
そこへ新選組が登場しますが、弱すぎます。(笑)
だいたい、単独で市中見周りは、しないからね。

下関では、鶏が鳴いていたので、おそらく早朝、文と毬が、奇兵隊の屯所に到着しました。
ところが、晋様は、外国との一回目の講和交渉のあと姿を消し、奇兵隊の面々は、攘夷を叫んでいた男が、外国に頭を下げるとは、と怒り心頭に発しています。
文の荷物に手をかけようとする奇兵隊員の手を、苦もなくひねる毬。
ちょいちょい、いくら武芸の心得があるとはいえ、あんな小娘に、あっさりやりこめられる奇兵隊も、新選組同様、弱すぎです。(笑)

ここでも、強気の文は健在、夜を徹してここまでやってきたんだから、なんとか、晋様に会わせろと訴えます。
直前に、鞠が、今日はそこの宿場で休みましょ、といったばっかりじゃんね。(笑)
近くの宿で休んで、翌日、いかにも夜通し歩いてきたかのように、わざと早朝に訪ねたんですね。(笑)

奇兵隊と揉めているところに、またまた現われました、救世主の伊之助さん。(笑)
なんと、殿と周布くらいしか知らないはずの、荷物の中身を、小忠太から頼まれた直垂と、一瞬にして見抜きました。(笑)
で、晋様と直接、会わせてもらうことができました。
このとき、鞠がいないのよね、何してたんだろ。(笑)
その晋様も、小忠太からの直垂のことは、知りませんでした、伊之助の眼力、恐るべし。(笑)

長州に異国の窓を開きたい、という晋様に、文は、おもしろい、と日頃いわれている言葉で、お返しです。(笑)
でも、一番見たかった交渉場面はなく、ナレーションのみでした。
あの晋様が、そんな交渉上手だなんて、このドラマからは、みじんも感じられません。(笑)

文は、伊之助から、みわという名前をもらいました。
ミッションが成功し、奥勤めを許された文は、それを感謝するどころか、当然という傲岸不遜な態度で、なんと、美和と名乗らせろ、と要求をエスカレート。
都美姫の取りなしで、要求が、認められちゃいました。(笑)
こうして、今度は、文が、奥を改革していく、という展開になっていくんでしょうね。

それでは来週も、不穏な日々となっても万事怠ることなく、なお一層励み、備え、決して逃げずに生き抜き、例え顔を合わせなくても、違う道を歩き始めても通じ合い、自分の足で歩き、自分の目で、耳で自分の生きている場所を確かめ、ひたすら己を貫き、命を賭けて動かそうとしたものを、その先に見たかった景色を同じように見、心のままに生き、取り澄ましたしきたりや建前は気にせず、思う存分狂い、魔王のごとく傲然と構え、お家のため命を賭け、日本を必ず列強に負けぬ国にする、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、名前をいただき、奥勤めとして認められ、御前様のお目見えもかなうじゃんね。

「静まれ。夷狄の襲来ごときで臆して何とする。案ずるでない。表の政は、殿にお任せせよ。奥は、私が守る。この先どのようなことがあろうと、老女から御半下に至るまで、唯の一人も飢えさせず、苦しませたりはせぬ」
CATCH A DREAM!!

[7349]小さな一歩だとしても 投稿者:まっくん

投稿日:2015年07月10日 (金) 21時48分

みなさん、こんばんは。
なんか、台風の動きが不気味ですけど、こちらの週間予報は、お日様マークがならんでいます。
太平洋側より先に梅雨明けしたりして。(笑)

さて、今週の『まれ』は、久しぶりに幸枝さんが、登場しました。
大悟が、フランスで、幸枝と何らかの形で関係があったことは、大方の視聴者が、予測していたんじゃないでしょうか。
この二人のシーンも、文さんと元治さん同様、安心して観られますね。(笑)

そういえば、『真田丸』に、徹さんと幸枝さんが、出演するんですね。(笑)
洋一郎の実母に、純愛の桐野富士子さんや千香ちゃんも出演、楽しみです。

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
いよいよ、希が、輪島に発つ金曜の晩が、やってきました。
パティシエになることをあきらめようという弥生を、希は、一緒に頑張ろうと励ましました。
でもね、前回も書いたけど、10万回書いても、だめなものはだめだよね。
それに、練習に使う材料費、膨大になっちゃうけど、スーシェフとして大丈夫か。(笑)

やっぱり、適材適所ということがあるからね。
とりあえず、別のことをやらせてみて、それでだめなら、申し訳ないけど、やめてもらうしかないよね。
結局、大悟が、あとはやっとく、と引き受けてくれたので、希は、徹の運転するレンタカーで、輪島へと向かいました。
描かれませんでしたけど、大悟か浅井が、メッセージプレートを作ったんでしょうね。
その後、どういう経緯で、弥生がパティシエの制服を身につけられるようになったのかは、永遠の謎かも。(笑)

大輔は、希に未練たらたらなんですね。
あんな小娘を、いつまでも引きずるようには見えないんですけどね。
結局、酒の力を借りないと何もできない小心者なのね。(笑)

希が、輪島に着くと、すでに圭太のお見合いが、終了していました。
夏美さん(笑)、本当にお見合いの席に現われたんだね。
外見だけなら、迷うことなく、夏美さんに行っちゃうけどなぁ。(笑)

しかし、圭太が、そのお見合い相手に変態の真似をして、相手側から断らせようとしたって、こんな失礼なことないよね。
この脚本家、本当に視野が狭いんだから。
もっと、いろんな人の感情を考慮した上で、本を書いてほしいなぁ。
それなら、会う前に断るのが、能登だけじゃない、日本国共通のマナーなんじゃないの。
とはいいつつ、いろは橋を走る圭太、ワイシャツが、脱げてましたけど、変態の真似って、どんなことしたんだろ、興味津々。(笑)

圭太の見合い話に嫉妬した希が、彼との結婚を、弥太郎をはじめ、みんなにお願いしました。
圭太も、一緒に、説得を試みます。
弥太郎は、反対しますが、元治と文さんが、女将がいなくても、弥太郎は塗師屋として、やってこられた、と説き伏せ、結婚が、認められました。
意外にあっさり、結婚が決まった、という印象があります。(笑)

そして、4月の年季明け式が、挙行されました。
なかなか、厳かなものなんですね。
でも、元治と文さんとか、参加資格ないんじゃないの。(笑)
あの列席者の中に、安かろう悪かろうの、八島屋さんも入っているのかな。(笑)
博之も列席していましたが、外に立ったままでした。
敷居はまたがない、という信念を貫いているのね。(笑)
奥さんは、つまり圭太の母親は、まだ、希との結婚がショックで、寝込んでいるのか。(笑)

一子は、予想どおり育子パターンでした。
育子の手紙代筆業より、かなりたちが悪そうですね。
キャバ嬢として、すっかり、やさぐれていました。

そして、おそらくは、年季明け式の日か、その翌日の晩、桶作家の居間では、身内で、希と圭太の結婚祝いが、行われました。
今週から、タイトルバックも紺谷希に、ということは、結婚生活は、少なくとも、しばらくは続くのね。(笑)
お祝いの席に、徹がいないところをみると、一人寂しくレンタカーで、横浜に帰ったのね。(笑)
その代わり、なぜか高志がいるじゃん。(笑)
同級生たちで、圭太の年季明け式を祝おう、という企画に、呼ばれて、わざわざやってきたということなんでしょうね。
で、やさぐれ一子からは、欠席の返事が届いたということなのね。

結婚祝いは、みのりの手作りケーキでした。
めっちゃ、うまいじゃん。
弥生より、絶対にケーキづくりのセンスあるね。
ちゃんと、スポンジの中にもフルーツ層を作って、かなり本格的なものでしたね。
洋一郎のハートマークは、いびつでしたけどね。(笑)
圭太の1年間のお礼奉公って、漆器業界って、やっぱり因習的社会なんだね。

その晩、希は、藍子さんの部屋で、一緒に寝ることになりました。
一徹とみのりの部屋の並びなんですよね。
夜な夜な、いろいろな音が気になるんだろうな。(笑)
大河の文じゃないけど、結婚して、デイトレードで金も貯まったんだから、独立して一家を構えればいいのにね。(笑)

藍子さんは、希のお母さんでよかった、とか、家族と巡り会えた感謝の言葉を並べます。
で、口が滑って、徹さんの奥さんでよかった、といっちゃいましたよ。
離婚届を出していないことは、文さんには、ばれたけど、まだ、内緒なんだよね。
希が鈍感だからよかったけど、藍子さん、言葉はちゃんと選んでね。(笑)

その翌日かな、希と圭太は、輪島市役所に博之を訪ねました。
プライベートなことなんだから、職場じゃなくて、夜、実家を訪ねればいいのにね。
やっぱり、結婚話がショックで寝込んでいる(笑)母親と、顔を合わせるのが、気まずいのかな。
博之も、希に、あれだけ公私混同を慎めと注意してきたんだから、これって昼休みなんだろうね。(笑)

その博之は、部長に昇進していました。(笑)
希が退職するとき以来の、博之のぐるぐるまわりが出ましたね。(笑)
久しぶりの登場、裏市長のキミ子さんが、博之が式場を探していることを暴露しちゃいました。
ちゃんと、結婚の証人にもなってくれたし、心の底では、息子の結婚を祝福しているのかな。

もう一人の証人は、藍子さんの推薦で、徹にお願いすることになりました。
圭太って、まだ、徹には結婚の報告をしていなかったんだっけ。
弥太郎さんのところに同席していたし、遠距離結婚にも賛成してくれたんだから、あれでよかったような気もするけど、けじめをつけたわけね。
それなのに、徹は、手が動かないと、最後の抵抗。(笑)

で、なんと横浜の区役所に、婚姻届を出したのね。
輪島じゃないんだ。
婚姻届って、どこの役場に出しても大丈夫なものなのかな。
まあ、そんなものなのかもしれませんね、同じ日本だし。(笑)

天中殺の店先で、結婚指輪を取り出し、希の指にはめようとする圭太。
だから、もっと雰囲気のある、落ち着いた場所でできないもんかね。
でも、これが、圭太なんだね。(笑)
だから、大輔に横取りされて、希の指に、はめられちゃいましたよ。(笑)
冷静に考えると、これは、やってはいけない悪ふざけだよね。
でも、なぜか、全然、不快感を感じなかったのよね。
だんだん、このドラマにスポイルされていく自分を実感させられました。(笑)

天中殺に入ると、横浜のみんなが、お祝いをしてくれました。
といっても、ただの弥生ものまねショーじゃん。(笑)
滝川クリステルは、よく分かりませんでしたけど、YOUは似ていたね。(笑)
ボビー・オロゴンは、全然似てませんでした。(笑)
でも、ケーキより才能あるから、やめて、ものまねタレントを目指したらいいのにね。(笑)
浅井から常盤貴子を、輪子から田中裕子をやってぇー、という声が掛かりましたね。
にわとりなんかで逃げないで、プロを目指して挑戦してほしかったなぁ。(笑)

マシェリには、離婚されそうな榊原が、やってきました。
離婚解消のためのオリジナルケーキをつくると張り切る大悟。
マシェリでは、希のオリジナルケーキ、レ・キャトル・サン・クーが、一番売れました。
別に、オリジナルじゃないけどね。(笑)
ジュテーム・ノワ・モン・プリュの亜流なんだから。

それに売れたと行っても、4,800って、売上額だよね、多分。
1個400円だから、12個しか、売れていないのよね。(笑)
一番の売れ筋でこの個数、大丈夫か、このお店。(笑)
でも、内税なのは、良心的だね。
いやいや、レ・キャトル・サン・クーと名前を変えて売り出したときは300円だから、いつの間にか100円値上げしてるし、ちっとも良心的じゃないか。(笑)
スーシェフ就任を機に、値上げしたのかな。

その夜、見知らぬ携帯電話番号から着信があり、出ると圭太でした。
ようやく、携帯電話を買ったとのこと。
圭太は、YOUを真似た弥生の言葉に触発され、遠距離結婚のルールを決めました。
これって、真知子さんが、康彦さんと結婚するときに書いた誓約書に似たパターンですね。
真知子さんの場合は、巻物になっていましたけどね。(笑)
白紙同盟は、全てにおいて最優先事項として位置づける、といったことが書かれていて、それに比べると、圭太のは、内容が稚拙ですね。(笑)
一子の育子パターンといい、最近、『おひさま』をリスペクトするエピソードが、目立ちますね。

希のレ・キャトル・サン・クーは、翌週も、その翌週も店内で売り上げが一番でした。
売上額も5,200円、6,000円と右肩上がり、個数に直すと13個、15個だから、そんなに大したことはないね。(笑)
毎日じゃなく毎週だから、特定の曜日に、誰かが、まとめ買いをしてくれているのかとおもいましたけど、はずれました。

で、図に乗った希は、レ・キャトル・サン・クーとジュテーム・ノワ・モン・プリュを食べ比べてもらいます。
これこそ、根っこは一緒なんだから、あんまり意味もないような気が。
で、当然、本家の大悟に軍配があがります。
でも、徹のまいもんネットでは、レ・キャトル・サン・クーの評判が高まっています。
大輔が、希がそんなにうまくなったとは思えないから、大悟の腕が衰えただけ、と言い放ちました。
希が結婚を決めてから、大輔が冴えてきたね。(笑)

そこへ、弦楽四重奏のコンサートを途中退席し、帰ってきた大悟が、胃の調子が悪いから、辛くないものをリクエストしました。
さっそく、みんなで、大悟の衰え談義。(笑)
浅井の、最後は夜の、は、ちょっとお下劣。(笑)
翌日、新作ルセットの、アーモンドパウダーの計算が、間違っていることが判明。
とどめは、紺谷、と結婚後の姓を呼ぶ大悟、美南ちゃんまで、異変に気づきました。

輪島では、慎一郎と洋一郎が、漁業組合主催の二泊三日東京ツアーに参加することになりました。
真人が、大人の東京ガイドブック、ベストナイトを慎一郎に見せますが、すぐに、久美さんに取り上げられました。(笑)
そんなん、東京に行ってから最新号を買わないと、古い情報に惑わされちゃうよ。(笑)

洋一郎は、一子に東京で会おうと誘いますが、あえなく撃沈。
fishマンという、みえみえのハンドルネームで何度もコメントしますが、反応なし。(笑)
はるさんも、ようやく、元気すぎるブログに疑念を抱き始めます。
ゆいちゃんの、大丈夫を連発するメールの文面と一緒だね。(笑)
マキは、既にピンときているみたいですね。

その一子が、マシェリにやってきました。
取引先の社長にプロポーズされたと、一子は、希に虚勢を張りました。
そこへ、榊原さんがやってきて、復縁ケーキを希に作って欲しい、と頼みました。
榊原が絶賛するレ・キャトル・サン・クーを食べた一子は、衝撃を受けました。

その時、大悟が、ぎっくり腰にやられ、動けなくなりました。
みんなで支えて、なんとか天中殺まで連れてきました。
そうとう、痛そうでしたね。
大悟さん、制服から私服に変わってたけど、着替えさせたんだね。
大変だったんだろうな。(笑)
やっぱり、医者に連れて行くために着替えさせたのかな。(笑)
当然、天中殺の前に、医者に寄っているよね。(笑)
あの石段の坂道も、降りてきたんだよね、相当時間が掛かったんじゃないかな。(笑)

店は、希と浅井が作るケーキで、しのぐことになりました。
当初の設定からすると、ここは、確実に閉店なんだけどね。(笑)
そこへやってきた榊原さん、離婚届の証人欄に、義父の署名がされていたとのこと。
妻の誕生日に心から詫びて離婚を撤回してもらうため、絶対に失敗は許されない、と希にケーキを念押し。

そして、夜は、誓約書の実践。(笑)
圭太は、一子の来店を知っていました。
美南→高志→みのり→圭太と、情報が流れていったとのこと。
希は、能登のネットワークに組み込まれた、と感心していますが、横浜に来てからずっと、高志・みのりラインで、情報が筒抜けだったじゃんね。(笑)
圭太は、自分なら、ケーキの味が落ちたといってほしい、裸の大様はいやだ、といってますけど、まだ、腕が落ちたと決まったわけじゃありませんから。(笑)

東京では、漁業組合ご一行が、しっかりと夜の観光中。(笑)
キャバクラでアリサこと一子と遭遇、というお決まりの展開です。
洋一郎の、能登じゃ獲れない鰹のTシャツもよく分からんけど、額の(仮)は、意味不明。(笑)
アリサは、アメ女の高幡アリサから、取ったのかな。(笑)

で、洋一郎は、一子にお持ち帰りされちゃいました。(笑)
洋一郎を、よく、部屋に入れてあげたね。(笑)
一子劇場によると、アパレル会社が潰れ、モデルを目指すも芽が出ず、お金がなくなって、今日に至ったとのこと。
一子は、キスをしてもいいよと目を閉じますが、洋一郎は、手を出しませんでした。
圭太なら、絶対、場に流されてキスしてるよね。(笑)
洋一郎、エライ、ファンが増えたんじゃないの。(笑)

輪島では、更新された一子のブログを、不安そうに見つめています。
写真の外国女性、一緒に写真を撮って、とお願いしたのかな。

天中殺では、大悟に腕が衰えたことを、誰が伝えるかで、一騒動。
徹まで、弥生のYOUに対抗して、土井先生のものまねを披露。
ものまね、なめないでください、と弥生がお怒りモード。
そのものまねにかける情熱を、ケーキづくりに向けんかい。(笑)

で、結局、スーシェフの希が、伝えることになりました。
大輔は、言葉を選ばないから、とメッセンジャーになれませんでしたが、希も、全然、言葉を選んでなかったよね。(笑)
シェフの腕が、衰えているのではないかと、と、ド真ん中の直球を投じました。
何も、みんなの前でいわなくてもね。(笑)
大悟は、反論することなく、すごすごと階段を上っていきました。

腰痛に耐えつつ厨房に立つ大悟を見た徹が、「プロに聞いちゃおう! 希のケーキとシェフのケーキ、ホントはどっちが美味しいの?」という企画をプレゼン。
プレゼンする姿が、板に付いてきたね。
うちの手でシェフに引導渡すなんて、などとのたまう希、この自信は、いったいどこからきているんだろ。(笑)
何かの間違いで、シェフが勝つかも、って浅井も失礼だぞ。(笑)
弥生を使って、西園寺一真にミスリードしようとしますが、もう、予告編に幸枝さんが出てたからね。(笑)

この企画は、どうも、輪子と徹の共同プロデュースのようですね。
夜のマシェリ厨房で、大悟にイベント参加を説得する輪子と、それを外から見守る希。
結局、好きにしろ、という言質を取って帰る輪子。
そして、希まで、一人で帰ってきちゃいましたよ。
腰痛で歩きづらい大悟を、一人残してきていいのか。(笑)
そうか、マシェリに一人でいた、ということは、自力で店まで来られたってことだもんね。
帰りの方が、下りだから、楽かもしれないね。(笑)

その翌日、徹は、希を、今度自分が起こす会社の事務室に連れて行きました。
東京でも横浜でも、あれだけのオフィスなら、賃料、相当するよね。
パソコンがあればいいんだから、天中殺に事務所を構えれば、安いのにね。(笑)
それにしても、父娘のおたけび、うるさすぎっしょ。(笑)
で、希の提案で、プロポーズの日に、徹が、ケーキを作ることになりました。

そして、イベント当日、緊張する大悟に、正々堂々と闘いましょうね、と完全に上から目線の希。(笑)
作るのは、セ・マ・ヴィ(これが俺の人生だ)。
確かに、同じものを作れば、力量の差が、はっきり分かりますね。

そんな二人の前に現われたロベール幸枝さん。
大悟は、幸枝さんの弟子だった経験があり、今回も彼女の来日を知って、緊張していただけでした。
でも、大悟は、希が師匠の孫だとは、知らなかったんですね。
知ってたら、もっと丁寧に扱ってたのかな。(笑)
ていうか、希にケーキ作りを勧めたときに、大悟を紹介してあげればよかったのにね。
ドラマには、ならないけど。(笑)

幸枝さんの前に出されたのは、なんと作者の名前が書かれた立て札とケーキ。
作者の名前を隠さないと意味がないんちゃう。(笑)
食べるまでもないわ、見れば分かる、って幸枝さんいってますけど、作者名を見て分かったわけじゃないですよね。
外観で分かるほど、二人の力量の差は、歴然だったってことね。

幸枝さんは、セ・マ・ヴィが、帰国後に賞を獲ったケーキだと知っていました。
足し算に次ぐ足し算、というのは、師匠としての忠告なのかな。
もう、この年になったら、基本的なスタンスは、変えられないよね。
とはいえ、幸枝さんから、無口だけど、自己主張が強い、まさに、これが俺の人生だ、というケーキだと褒められた大悟は、男泣き。
この場面は、ちょっと感動しちゃいました。
徹のちゃかしが、なければねぇ。(笑)

一方、希のケーキは40点、とにかく未熟、と叱咤激励を込めた激辛評価でした。
希のケーキが売れたのは、本格フレンチよりお茶漬けが好きな人の口に合ったからだ、と幸枝さんと大悟が、解説しました。
でも、それはないよね。
お茶漬けが好きな人は、そもそもマシェリになんて来ないもんね。
ラーメンを食べたい人が、わざわざ中華街の高級店に行かないのと一緒。
ちょっと、説得力がなかったね。

榊原の妻も、庶民的な味が、好きだったので、大悟ではなく希に頼んだ、というオチでした。
そんな馬鹿な。(笑)
榊原は、一流趣味で、それを妻に押しつけていたのが、離婚の原因だとのこと。
離婚届の証人欄、義父と義母が、時間差で署名したんですね。
義父は、離婚に反対だったのかな。

希は、その榊原から、駄菓子のケーキを頼まれました。
徹のプロポーズ用キャロットケーキ作りを手伝った希は、自分の作りたいケーキと、お客が喜ぶケーキの違いに思いを寄せました。
で、明日、駄菓子ケーキを作るわけね。
そのおかげで、離婚話は白紙になるんでしょうね。(笑)
キャロットケーキへの藍子さんの反応、ちょっと楽しみ。

さて、第14週の関東地区の最高視聴率は、ホテルのシェフにヘッドハンティングされた陶子さんがマシェリを卒業し、大悟からサプライズケーキをプレゼントされた30日(火)の20.4%で第1位 でした。

月曜から土曜までの詳細は、18.6%、20.4%、18.9%、17.6%、18.4%、18.9%で、第14週の週平均は18.80%、『ごちそうさん』の第14週の平均は21.50%、『花子とアン』の第14週の平均は23.82%、『マッサン』の第14週の平均は20.22%でした。
第14週までの全平均は19.52%、『ごちそうさん』は22.19%、『花子とアン』は22.39%、『マッサン』は20.24%でした。

関西地区の最高視聴率は、希が、自室で圭太から、年季が明けるまでの2年半会うのをやめよう、といわれた29日(月)の19.4%で第1位に返り咲きました。
名古屋地区の最高視聴率は、圭太のお見合い話を聞いて輪島に駆けつけた希が、その彼との結婚を決めた4日(土)の19.6%で第2位、第1位はイッテQ!の19.8%でした。

『花燃ゆ』の第27回は、関東地区が10.3%でした。
ちなみに、八重の第27回は12.9%、官兵衛の第27回は16.7%でした。
第27回までの全平均は、花燃ゆ12.02%、官兵衛15.69%、八重15.11%です。
関西地区は12.6%でした。

今週も、大島さんの脚本でした。
ドラマにとって、大切なのは、視聴者が、登場人物にどれだけの思い入れを持つことができるのか、ってことなんですね。
今回、多くの塾生が亡くなりましたけど、ほとんど、何の感慨も湧きませんでした。
文の握り飯をほおばる姿だけじゃ、感情移入できませんわな。(笑)

例えば玄瑞、他と群れない孤高の人物として描いているから、他の塾生が、彼を慕うことに、違和感を感じちゃうんですよね。
孤高というと語弊がありますかね、わがままなあまちゃん、といった方が、しっくり来るかも知れませんけどね。(笑)
彼の、長州への思いも、言葉だけの上っ滑りで、全く共感できないし、だから、鷹司様から、朝廷は、御所を戦場にした長州の味方はできない、といわれて絶望する心の動きにも、全く、ついて行けません。

従って、おそらくは、今回のハイライトであろう、玄瑞が自刃する場面にも、全く共感できませんでした。
でも、燃えさかる鷹司邸は、さすがに大河だなぁ、とは思いましたけど。(笑)
だいたい、このドラマの描き方じゃ、京都を火の海にするような戦が起こるわけないんですよね。(笑)
長州を良く描こうとすると、こういうことになっちゃうわけなのね。

今回、長州寄りのこのドラマを観ても、この騒乱は、長州が、悪いと思うなぁ。
武装して、自分の意志を貫こうとする時点で、それは、戦闘行為だもんね。
それを打ち破った会津は、本当に英雄だったのよ。
それが、朝敵に転落しちゃうんだから、この世の中は、理不尽よね。
やっぱり、八重を観ちゃうと、会津びいきになっちゃうのよね。
これこそが、ドラマへの思い入れ、というものなのよね。
このドラマは、ずーっと客観的に、傍観しているだけだもんね、つまらないのも無理ないね。

ドラマでは、来島が、薩摩の鉄砲に撃たれました。
八重のときは、覚馬の鉄砲隊でしたよね。(笑)
一方、このドラマには、長州サイドの首謀者、真木和泉も出てこないし、会津藩の固有名詞も、全く出てきませんでしたね、残念。

鷹司様は、なんと、玄瑞を足蹴にしちゃいましたね。
なんという、無謀なことを。
玄瑞に、斬り殺されなくてよかったですね。

ここにきて、急に寺島がクローズアップ、玄瑞と死を共にすることとなりました。
二人の髪を託された入江と品川でしたが、出口で敵の攻撃に遭い、入江は頸動脈を切られてしまいます。
燃え盛る鷹司邸では、玄瑞と寺島が差し違え、あのボタオが、灰になってしまいました、多分。
この後、まさか、焼け残って文の手に、なんてことはないでしょうね。(笑)

この情報が、一誠から、野山獄の晋様に伝えられます。
今回は、犀之助も久子さんもいないのね。(笑)
晋様が、自分は人望がないと自覚していますけど、このドラマでは、まさにそのとおりなのよね。(笑)
奇兵隊を集めた、あの時だけだもんね、人望らしきものが垣間見えたのは。
それも、藩の重役ポストに目がくらんで、捨てちゃったし。(笑)

ところで、晋様、いつまでザンバラ髪なんだろ。
最初は、出家した後だったので、分からないでもなかったんですけど、野山獄に入っても、ずっとですもんね。
しかも、はさみが入った跡が、くっきり残っているし、散髪するたびに、ザンバラ髪にしていた、ってことなのよね。
結局、この髪型が、気に入った、ということなのかな。
よく見る本人の写真も、似たようなものだし、このまま最後まで、行くのかな。(笑)

文は、庭にナスと大根、そして久米次郎のリクエストイモを植える計画を立てました。
おいしい野菜を玄瑞に食べてもらいたいって、文自身も、長期戦を覚悟していたのね。(笑)
でも、久坂家は、お家断絶になってしまいました。
家宅捜索する役人の手ぬるいこと。(笑)
余市で、エリーの部屋を調べる憲兵を思い出しちゃいましたよ。(笑)

で、なぜか、お家継続を重役に取り次げ、と美鶴の元を訪ねました。
これは、筋が、違いますよね。
だいたい、椋梨の藩内における今の地位が、全く説明されませんもんね。
失脚して以来、どうなっていったのか、少しは説明してくれないとね。
文の行動はともかく、女の分際でできることはただ一つ、己の無力を泣け、と椋梨にいわれたときの悔しがり方は、すばらしかったです。
さすがは真央ちゃん、視聴率が低迷しても、こんな演技を続けていたら、きっと、次にいい役と巡り会えるよ。

で、文は方針転換、紅を引いて、園山のところに行きました。
この紅のシーンは、新婚初夜に、覚馬から贈られた京紅を、尚之助さんが、八重の唇に引いてあげる場面を思い出しましたよ。
今後、大河を観て、この番組の場面を回想することは、ほとんどないんだろうな。

それにしても、お家断絶になった玄瑞の妻が、そんな簡単に奥御殿総取締役に会えるもんなんだろか。
しかも、採用してもらえるもんなんだろうか。
よく分かりませんけど、実際、大奥に上がったんでしょうね。
文は、家族たちの前で、いずれ、のしあがって殿の御前で、自分の大切な人たちが、なぜ、無残に殺されなければならなかったのかを尋ねたい、と宣言。
でも、もう、一対一で対面して、好きなこといってるんだよね。(笑)

次回からは、大奥編のようです。
前にも書いたけど、石橋杏奈さんが出るのよね。
予告編には、私の大好きな田中麗奈さんのお姿も。
ストーリーはともかく、目の保養をさせていただきます。(笑)

それでは来週も、おくれてもおくれても又君たちに誓いし言を吾忘れめや、との思いで友のために狂い、戦を避け、話し合いによる解決を目指し、最後まで一人で行くことを許さず、生きるも死ぬも共にという志を守り、皆が志をつないでくれると信じ、例え聞かせる相手がいなくても孟子をそらんじて見せ、なぜか分かるまで涙を流さず、小間使いでも下働きでも何でもやり、政(まつりごと)の真ん中でのし上がり、いつか殿様の御前に出るという気概と、無力な女の名前は捨てるという覚悟を持って、こぴっと仕事がんばれば、しくじってばかりの人生でも、しっかりと四季があり、最後に、俺は生きたぞ、と言い切ることができるじゃんね。

「朝廷は此度、長州征討の命を」
「幕府は、諸藩の兵と共に長州に攻め入るものと」
「我が藩は、朝敵となったのか」
「殿」
「天子様が、長州を、毛利を討てと」
CATCH A DREAM!!

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[7350]婚姻届投稿者:令子
投稿日:2015年07月11日 (土) 15時41分
全国どこでも出せます。
旅行先で出す方もいらっしゃるし…。
ただ、本籍地以外で出す時は『戸籍謄本』が必要だったと…。

[7348]さあ旅にでよう、おそれずに 投稿者:まっくん

投稿日:2015年07月03日 (金) 19時08分

みなさん、こんばんは。
なんか、来週にかけて台風が、近づいてくるみたいですね、やだなぁ。

さて、今週の『まれ』は、大輔が圭太に変わっただけで、相変わらず、恋愛話がぐだぐだ進んでいます。
時の流れだけは、ものすごく速いのにね。(笑)

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
浅井が、やっちゃいましたよ、大河で観られなかった階段落ちを。(笑)
よもやのフィエルテ全滅。
それなのに、全くの人事(ひとごと)状態、そんなことだから希にまで抜かれちゃうんだよ。(笑)
おっと、つい、先走ってしまいました。
これは、もうしばらく後のお話。(笑)

で、作り直そうにもカカオ64%のチョコが、もうないとのこと。
そんな馬鹿な。(笑)
フィエルテは、毎日出している定番商品だし、その材料が、底を突くって、ありえないっしょ。
これって、スーシェフの陶子さんの責任になっちゃうじゃんね。(笑)
で、77%で代用しようとしますが、人事浅井が、大悟に電話して、あっさり却下されちゃいました。
そこで、カカオ77%と48%のチョコを混ぜ合わせて、64%のものを作ることにしました。

これって、本当にありなの。
辻口さんが、監修しているってことは、ありなのよね、信じられんけど。
だって、問題は、カカオの含有率だけの話じゃないよね。
含有率だけなら、お湯でも足して、量を増やせば、相対的にカカオの率が下がって、64%にできるよね。
そうじゃなくて、大事なのは、残り36%の他の成分なんじゃないの。
すべての成分の比率がイコールにならないと、フィエルテに使うカカオ64%のチョコとはいえないんじゃないかな。

一番問題なのは、結局、カカオの含有率の違う2種類のチョコを混ぜて、感覚的にフィエルテと似た味のケーキを作って客に出した、ということだよね。
輪島塗は、上から漆を塗って仕上げるから、途中の工程は、手を抜ける。
でも、それをしないのが、輪島塗職人の誇りなのよね。
フィエルテも、キャラメルを焦がしたり、砂糖が溶けきらなくても、混ぜたら、外見は分からない。
でも、分かる人には分かる。
だから、プライドという意味の名前が付けられ、圭太の蒔地にふさわしいケーキだ、と希が、わざわざ選んだのよね。
輪島塗もケーキも、だませるけど、だましちゃだめなんだよね。

それなのに、結局、フィエルテもどきを作って、客をだましたのよね。
どうしてもフィエルテを出品したいという欲が、職人としてのプライドを捨てさせたのよね。
大悟の舌なら、当然、違いは分かるだろうし、番組当初の彼なら、こんな商品は、絶対に客に出さなかったはずだよね。
あたしゃ、それが一番悲しいよ。

展示会場では、燃え尽き、疲れ果てた陶子を横目に、張本人の浅井が、彼女とイチャイチャ。
この浅井の彼女ネタ、オチもなんにもない話だったのね。(笑)

で、高志のライブ会場。
よく分からんけど、圭太が遅れてやってくる展開。
そして、希に捧げる歌を歌うなか、歌も聴かず、観客も無視して、愛の告白、さらに抱擁&キス。
2度目は、希の方から、いっちゃったよ。
希は、大輔とが最初で、これが2回目だよね。
きゃー、それなのに、なんて大胆な。(笑)
じんましんが、出なくてよかったね。

そうそう、会場に並んだ大悟が作ったケーキのなかに、『いろは橋の恋人たち』というのがありました。
いろは橋というのが、学生時代の希が自転車を押しながら、圭太とよく歩いていた赤い橋なんでがんすな。
ちなみに、希が圭太に抱きしめられ、じんましんが出たのは、みなと橋でがんす。
大悟は、北陸ロール選手権の審査員として金沢までは行ったけど、帰りは急いでいたし、輪島に行ったことはないんじゃないかな。
それなのに、なんで、地元民しか知らないような、いろは橋をモチーフにしたケーキを作れたんだろ。(笑)
輪島塗とのコラボなので、輪島のいろんなところの写真を見て、いろは橋が気に入って、作ったということなのかな。(笑)

それはともかく、ラブラブの二人は、ライブ帰りに天中殺の前までやってきました。
なんか、手をつないだ二人、初々しかったなぁ。
悔しいけど、なかなか好きな場面でした。(笑)
なのに、寄ってくけ、うちの部屋、はないよね。(笑)
事実上のファーストキスを済ませたばかりだというのに、この盛りのついた小娘は、大胆なんだから。(笑)
心の準備のできてない?圭太は、翌日、訪ねることにしました。

この様子を見ていた美南ちゃんから希は、ちゃんと引導渡してね、お兄ちゃんに、といわれちゃいましたよ。
引導を渡すって言葉、美南ちゃんのキャラからすると違和感があるのよね。(笑)
それはともかく、そこで、無防備に大輔の部屋に行く希が、許せん。(笑)
希と大輔もそうだけど、圭太も一子ときっちり、けじめをつけるべきだよね。
もっとも、一子の方は、とっくに踏ん切りがついているみたいだけど。(笑)
でも、けじめはけじめだからね。

輪島では、文さんが、弥太郎さんより先に戻ってきて、元治さんは一安心。(笑)
文さんは、希と徹の様子を見に行ったみたいね。
それより、息子の哲也のところには、行かなくてよかったのか。(笑)
哲也一家は、ちゃんと、やりなおしているんだろうね、きっと。(笑)
盆と正月には、輪島に戻って、文さんクイズ大会で、盛り上がってくれてるといいんですけど。(笑)

文さんは、藍子さんが、離婚届を出していないことを知っていましたね。
ていうか、こんなに狭いまちだもん、藍子さんが、離婚届を出したら、個人情報もなんのその、裏市長のキミ子さんから、あっという間に広まるんじゃないの。(笑)

そういえば、離婚届から、いろんなことが分かりました。
藍子さんは、昭和32年6月9日生まれ、同年8月10日生まれの徹より、2か月お姉さんなのね。
幸枝さんと別れ、再婚した藍子の父は、和昌さんという名前でした。
母親の欄が、幸枝さんということは、父が再婚した人とは、養子縁組をしなかったということなのね。(笑)

徹も一所懸命、ホームページを作っていましたね。
それにしても、真っ暗な事務所、節電のし過ぎっしょ。(笑)
輪島市役所と足して二で割ればいいのにね。(笑)

希の部屋に入った圭太は、自分の箸を見つけて大喜び。
ところが、その圭太から、一人前になるまで会うのをやめよう、と誓約書を出されました。
それによると、2年半後の2006年3月25日(土)に会うんだそうです。
誓約書の日付けは9月16日、高志のライブの二日後でがんすな。
だから、大輔の帰国予定日9月15日との整合性が、ってもういいですよね。(笑)
それにしても、後ろから希を抱きしめた時、圭太の左腕は、しっかりおっぱいの上だったね。(笑)

で、なんと、なんと、2年半も時が流れちゃいました。
希は、22才、ビリーズブートキャンプもどきで、シェープアップに余念がありません。(笑)
ケーキ職人としても、中堅として頑張っています。
浅井は、あいかわらずモンブランづくり。(笑)
美南ちゃんは、司法書士をめざしながら、マシェリでバイトをすることに。
茂兄ぃちゃんの医師免許取得なみの気長な計画ね。(笑)
大輔は、今度は、サハラ砂漠を旅していたみたいね。
徹の「まいもんネット」も、好調のようです。

そんななか、陶子さんが、ステータスホテルのデザート部門にシェフとして、ヘッドハンティングされました。
大悟に心酔して、マシェリに来た、というわけじゃなかったんだ。(笑)
案外ドライなのか、最近の大悟のブレについて行けなくなったのか、真相は、藪の中ですね。(笑)

そこで、希が、スーシェフに抜擢されました。
スーシェフって、月ごとの売り上げと仕入れ原価の管理までやらされるのね、大変。(笑)
それじゃあ、浅井には任せられないね。(笑)

希に追い抜かされたくなくて頑張った、という陶子の言葉は、最後の置き土産だね。
意識していたのは事実だろうけど、いくらなんでも、技術的に追いつかれる恐れは、全くなかったでしょうし、外交辞令だったんでしょう。
そんな、マシェリを支えてくれた陶子さんに、大悟からのサプライズケーキ。
この演出は、よかったです。
陶子さんとのお別れに感傷的になっていた私の心に、響きましたよ。(笑)
ただ、ホール状態のまま、みんなでスプーンで食べるのは、いかがなものでしょうか。

輪島では、一徹のデイトレードが快調、かなりの金額が通帳に記載されているようです。
2年後にリーマン・ショックが訪れることを、まだ、誰も知らないからね。
一子は、とうとう東京に進出して、ブログも出して、大活躍の様子。
でも、両親は、高級ホテルに泊まらされ、一子の部屋は、訪ねられなかったのよね。
これは、育子パターンなんじゃないの。
東京で、大成功を収めているのは嘘、見栄を張ってるだけじゃないかな。(笑)

マシェリでは、なんと陶子さんの代わりの職人の採用面接。
何で、ド素人ばかりなの。(笑)
どこかの店から、引き抜いてくるとか、製菓学校で学んだ学生から選ぶとか、普通は、そうするもんでしょ。(笑)
そして、なんと採用面接も、採用の決定も希の独断って、それはないんじゃないの。(笑)

で、植村弥生さんが、採用されました。
理由は、最初は夢をあきらめて区役所に入ったけど、やはりパティシエになりたくて、夢を追いかける決意をした経歴が、思いが、希と同じだから。(笑)
ドジッ子ぶりも、希と同じでしたね。

その希は、徹にいわれるまで、輪島行きを失念、急遽、バスに飛び乗ります。
その割に、横浜土産は、しっかり、手に持っているんだけどね。(笑)
そして、2年半振りの再会です。
抱き合う背後の荒海は、かつて、駆け落ちを決意した圭太と一子がそうした時と同じでしたね。
あの時は、雪が舞っていましたけど。

で、二人は、塗師屋に向かいました。
長崎みかんの他に、しずおかレタスの箱もありましたね、ってそんなことに興味があるのは、私だけですね。(笑)
それより、二人とも服はさっきのままだけど、浜辺で砂まみれになったまま、家に上がったんじゃないでしょうね。(笑)
塗師屋は、浜茶屋じゃないぞ。(笑)
あっ、浜茶屋というのは、海の家のことでがんす。

塗師屋の座敷で、圭太が、弥太郎さんと藍子さんに、希と結婚したいと切り出しました。
なんと、横浜での、2年半待ってくれんか、が圭太のプロポーズでした。(笑)
輪島と横浜、遠距離結婚をするとのこと。
希は、スーシェフになりたてなので、結婚どころじゃないと即、却下。
弥太郎さんは、圭太に、四代目紺谷弥太郎の孫として、塗師屋を継がせるつもりだったのね。(笑)
確かに、その女将とパティシエとの両立は無理、弥太郎さんが、反対するのも、もっともだね。

藍子さんの取りなしで、とりあえず、希と圭太、二人で話し合うことになりました。
弥太郎さんは、スナック『崖っぷち』のママかなえさんとランデブ。
藍子さんと井田さんと亜美も、部屋を出て行きますが、中庭を挟んだ向かいの部屋で、しっかり二人の行動を観察。(笑)

そうとも知らず、二人とも、この2年半、会えずにずっと不安だった、と本音を語り合い、抱き合い、キスしようとした瞬間、希のケータイが鳴りました。
ようやく、希も、ケータイ買ったんだね。(笑)
ギャラリー三人組は、すんでのところで肩すかしを食らい、がっくり。(笑)

電話は浅井からで、内容は、弥生が不器用すぎて、仕事にならないから、すぐに戻って来い、というものでした。
で、速攻、横浜に戻ってきました。
速攻といっても、またまた深夜バスだったみたいですけどね。(笑)
マシェリにいる希と電話で話した藍子さんは、遠距離結婚という形態をとるという、この結婚話には反対だ、と告げました。

はるでは、とと楽三人組が、徹に電話して、圭太が希にプロポーズしたことを知らせました。
もう、みんな知ってるんだね、外浦村の情報網、恐るべし。(笑)
一子は、またもやブログを更新、ピンクの服で、微笑んでいます。

塗師屋では、再び、圭太と弥太郎さんが、テーブルを挟んで、対峙しました。
弥太郎さんの足袋、派手でしたね。(笑)
その弥太郎さんは、希との結婚を認めさせようとする圭太に、何枚ものお見合い写真を見せました。
私なら、2枚目の写真の娘を、選ぶかな。(笑)

マシェリでは、弥生の暴走が止まりません。
ケーキを壊し、箱を組み立てることもできません。
希も、最初は、ケーキをトングで掴むこともできなかったもんね。
でも、弥生も社会人経験者なのよね、経歴詐称でないなら。
区役所というところは、こんな人間でも務まる、天国のような場所なのか。(笑)
自分のケーキを台無しにされ、ぶち切れた大悟は、希に、役に立たないなら、弥生をやめさせろ、と命じました。

希は、みのりに人生相談。
このあたりは、『ちりとてちん』だね。
できることを一つずつ、うん、そのとおりですね。
みのりたちの部屋の隣に、なぜか洋一郎が。(笑)
完全に、お泊まり体制になっていましたね。(笑)
まだ、彼女できないんだね、かわいそうに。

希が、早朝4時半に店に行くと、弥生が、箱を組み立てる練習をしていました。
弥生も、天中殺に住んでいるのかな。
東京からの通いじゃ、この時間じゃ無理だしね。
それとも、徹夜したのかな。
辞表を提出する弥生にほだされて、希は一緒に10万回練習することに。
陶子の一番嫌いな根性論だね。(笑)

塗師屋では、弥太郎の見合い写真攻撃が。(笑)
こういう、おちゃめな弥太郎さん、好きです。(笑)
おそらく、自ら、漆器組合の会合をさぼって病院に行ったと、噂を立てさせたんだよね。(笑)
で、心臓病を装っての同情作戦を展開、相手が圭太だからか、何か憎めないのよね。(笑)
でも、せっかくの作戦も、かなえちゃんの登場で、水泡に帰してしまいました。
でも、ちゃんと亜美と圭太の年季明け式の次第を書いている姿は、師匠のそれだったね。

マシェリの厨房では、時計の針が9時43分頃をさしています。
そこに、掃除が終わったと、弥生がやってきて、練習開始。
えー、まだやってなかったの。
4時半から5時間、二人は何してたの?(笑)
普通は、逆でしょ。
通常の仕込みや清掃の時間が来るまでの間、特訓するもんでしょ、このあたりの希の感覚、私には分かりません。(笑)

で、チョコプレートに入学おめでとうとクリームで書く練習を始めますが、これが下手っぴ。
これは、字がうまいかどうか、が決め手だから、一朝一夕には上達しないっしょ。
もっと、努力の成果が、目に見えやすいものにすればいいのにね。(笑)
この特訓も、なんと11時45分までの、たった2時間でした。
ここで、時間に気づき、忘れとったと、希が慌てるということは、やっぱり、早朝の5時間で、仕込みをやったわけじゃないのよね。
単に、くっちゃべってただけだったりして。(笑)

その夜、希が圭太に電話すると、どうして早くかけてこなかったと激怒されました。
何度も何度も電話する圭太、ストーカー体質だね、気持ち悪。
そして、とうとう、圭太は、仕事と俺、どっちや大事ねん、と究極の選択を迫りました。
これって、女の人の台詞じゃないの。(笑)
一子に、俺との関係を続けたければ夏の成人式に帰って来い、といった頃から、全く成長が見受けられません。(笑)
その言葉にぶち切れた希は、仕事・仕事・仕事と連呼しました。
電話のあとにも、圭太の突っ走りについていけんとブチ切れる希に、徹が、お前だってそうじゃん、と見事な突っ込み。(笑)

弥太郎さんは、孫じゃない、輪島塗に対する真っ直ぐな思いを持つ圭太が、5代目として必要だ、と彼に伝えました。
博之には、結婚のこと、知らされていなかったのね。
母親は寝込んだって、どういう意味なんでしょうね。
希のことが、よっぽど嫌だったのかな。(笑)

いつの間にか、博之も、ベタベタの能登弁になってましたね。(笑)
希の性格から、圭太と結婚したら、女将の仕事を無視できない、希の夢をつぶすな、といわれ、見合いを決意しました。
見合い相手は、『どんど晴れ』加賀美屋の若女将、夏美さんじゃないですか。(笑)
そりゃあ、こっちを選びますわな。(笑)

弥太郎さんの奥さん、つまり圭太の祖母、やす子さんの話が出てきましたね。
仏壇で、大福をおいしそうにほおばる弥太郎さん、まずいといいながらも幸せそうだったな。(笑)
元治さんにとっては、ああいうタイプが、べっぴんなんですね。(笑)
2回もべっぴんというと、初めて文さんが、元治さんに嫉妬しちゃいましたよ。
文さん、かわいい。(笑)

亜美から土曜日に圭太が見合いすることを聞いた希は、深夜バスで、輪島に向かうことにしました。
そのため、入学祝いのケーキを前日までに仕上げることになりました。
入学おめでとうのチョコプレートを、弥生が、うまくできないとクビになることに。
見合いまで、あと34時間、弥生を仕込み、無事に輪島に向かえるのか。
ハラハラドキドキ、明日が待ちきれない、なんて、一度でいいから、いってみたい。(笑)

さて、第13週の関東地区の最高視聴率は、ケーキを台無しにした浅井が、人事のように振る舞い、仕事中に彼女といちゃついた27日(土)の21.2%で第1位 でした。

月曜から土曜までの詳細は、19.8%、20.4%、19.4%、19.4%、20.2%、21.2%で、第13週の週平均は20.07%、『ごちそうさん』の第13週の平均は22.35%、『花子とアン』の第13週の平均は23.17%、『マッサン』の第13週の平均は20.47%でした。
第13週までの全平均は19.58%、『ごちそうさん』は22.25%、『花子とアン』は22.28%、『マッサン』は20.24%でした。

関西地区の最高視聴率は、浜田の花鳥風月で、希が、産みたての玉子と5日目の玉子を食べて、その味の違いに気がついた22日(月)の19.6%で第2位、ついに首位の座から、滑り落ちました。
名古屋地区の最高視聴率は、自分の中にもう一人の最低の自分を見つけた希に付き合いを断られた大輔が、女の子は2番目に好きな人と一緒になったほうがいい、といった26日(金)の19.7%で第2位、第1位は行列の20.0%でした。

『花燃ゆ』の第25回は、関東地区が9.9%でした。
ちなみに、八重の第25回は14.0%、官兵衛の第25回は14.9%でした。
第25回までの全平均は、花燃ゆ12.09%、官兵衛15.65%、八重15.20%です。
関西地区は11.4%でした。

今週も、大島さんの脚本でした。
宮村さんは、やっぱり、視聴率低迷の責任を背負わされて、切られちゃったのかなぁ。
宮村さんの脚本、よかったと思うけどなぁ。
このドラマでは、長州が孤立し、外国からも敵視される状況をつくった全責任を玄瑞に負わせているけど、同じことがスタッフ内でも起こっているとしたら、やりきれないなぁ。

何度もいうけど、根本的な原因は、結果的に受け入れられなかった制作方針だからね。
確かに、長州からの目線だけで、この時代を描くのも、主人公に市井の代表たる文を据えるのも、その意欲は買います。
でも、視聴者の期待に応えられなかった以上、この試みは失敗だったのよね。
その象徴が、青春熱血ドラマ、みたいなキャッチコピーだったんじゃないかな。

大河を観る人は、これまで、散々描かれた場面を、このドラマではどう描いてくれるのか、それを期待するわけよ。
それなのに、新しいファンを、特に女性ファンの獲得に力を入れ、これまでのコアな大河ファンをないがしろにした結果、どちらの支持も得られなかった、という話なのよね。(笑)

少なくとも、この複雑な力学が働く幕末から、薩摩・土佐・水戸・幕府内などの多角的な視点を一切排除したら、長州の独りよがりのドラマになっちゃうのよね。
このことが、今回の蛤御門の変に至る過程を描く今回、はっきりと表れていたんじゃないでしょうか。
くどいけど、真央ちゃんはじめ、役者は、よくやっていると思います。
ドラマとして、何とか形を保っているのは、役者陣のおかげだからね、制作スタッフは、感謝しないと。

さて、今回のアイテムは、玄瑞の割れた茶碗でしたね。
これって、やっぱり、『おひさま』のパロディーなのかな。(笑)
和さんが、最初に登場した場面が、夜、店仕舞いした丸庵の中でしたよね。
割れたどんぶりを、和さんが、丁寧に貼り合わせていたんですよね。
なんか、そんなことを思い出して、胸のあたりが、キュンとなりましたよ。(笑)

野山獄では、晋様が、五七五の言葉を読んでいます。
俳句でもないのに、寅次郎との句会を懐かしむ久子さん。
まるで、昨日のことのよう、って、久子さんの衰えぬ美貌を見ていると、こちらもそう思っちゃいますよ。(笑)

抜刀して、野山獄に乱入した周布、もう、どうしようもないね。(笑)
稔麿の死を聞いて、悲しみのあまり、ってことなんだろうけど、周布は、これまで、彼に対して冷たかったからね。
だから、なんで、こんなに悲しむのか、視聴者の胸には、全く響かないのよね。
晋様の代わりに3年間、獄に入って、断酒した方がいいんちゃう。(笑)

その稔麿の死から、一週明けてから、ふさのところに、文とすみが、訪ねていきました。
おかげで、間延びして、全然、遺族の悲しみが、伝わってこなかったよ。
前回も書いたけど、あそこは、前週の稔麿の死に絡めて、描ききらなきゃね。

玄瑞の元には、幾松が、辰路の情報を運んできました。
幾松さんについて、何の情報も流さなかったけど、雛形さんが演じるということは、やっぱり、これからも出てくるんだよね。
この時代に暗い人には、彼女が、どういう役回りを演じることになるのか、分からないでしょうに、入江の死をバラしちゃうくらいなら、彼女のヒントを出しても、バチは当たらないと思うぞ。(笑)

その辰路、近づいてきた相手が、玄瑞と分かった途端、そこに置いて、と、ため口。(笑)
それは、ないんじゃないの、辰路さん。(笑)
お人好しの玄瑞は、自分から、俺の子か、と認知発言。(笑)
辰路さんの、思うつぼじゃんね。(笑)
そういえば、芸妓はお役御免になって、置屋の下働きをしているといってましたね。
人使いが荒い、と愚痴ってましたけど、ごはんを三杯もお替わりさせてくれるなんて、いいところじゃん。(笑)

しかし、文は、なんで、急にマイホームに目覚めたんでしょうかね。
このドラマでは、久米次郎を養子にもらったことに、強いインセンティブが働いたようですね。
でも、普通は、やっぱり、結婚したときに、久坂家を構えるのが、筋だと思うけどな。

で、元徳と公家が、三田尻から出立したことを聞き、玄瑞の嘆願が受け入れられたと早とちりした杉家の面々に乗せられて、家を借りるため、美鶴さんのところを訪ねました。
そこで、外国船の襲撃と、元徳たちの見切り発車の事実を告げられます。
この、美鶴の口から、真相を聞く、という流れ、私は好きです。(笑)
このあたりは、とてもよかったんじゃないでしょうか。
文は、ちょっと、大人げなかったけどね。(笑)

この密室劇の顛末が、なぜか、寿を通じて、杉家の面々に伝えられていました。
恐るべき伝達力ですね。(笑)
ところが、文は、松本市(いち)で、あっさりと借家を見つけてきちゃいましたよ。(笑)

情報力といえば、入江も薩摩の兵を見て、その数2万と看破しちゃいましたよ。(笑)
長崎からの小田村の手紙も、速攻で、京に届いちゃいますしね。(笑)
なぜ、薩摩兵や会津兵が、御所を守ることになったのかも、全く触れられません。
八重を観ていた人にとっては、このあたりのずさんさは、目に余りますよね。
でも、長州視点のドラマだから、致し方ないのよね。
一橋慶喜の優柔不断さの一端が、台詞のみで語られていましたね。
小泉くんが、懐かしいなぁ。(笑)

さぁ、いよいよ蛤御門の変ですね。
これも、期待外れに終わるんだろうな。
山本覚馬さんの鉄砲隊、出てきてほしいなぁ。(笑)

それでは来週も、しっかり舵を取り、時には後ろ盾となり、この国の未来をつくるため時を見極め共に戦い、友との誓いは必ず果たす覚悟で、立派に務めを果たし、一人で先走る真似はせず、何のために戦うのかを忘れず、どないなことがあっても生き抜き、万民の困窮を救い、戦を避け長州長州が生きる道を共に探し、どねぇな窮地に立とうと心はいつだって国を思い、落ち込むくらいなら行動し、どんな大変なときも大きく、優しく、暖かく、純で真っ直ぐな志を持ち、危機に瀕するこの国を守り、一つにする気概で、こぴっと仕事がんばれば、武士になって、この国を救うことができるじゃんね。

「皆の者、鷹司様は天子様への嘆願を取り次ぐと約束された。我らを阻む者があろうと必ず辿り着き、約束を果たしていただく」
「おう」
「生きて鷹司邸に入り、生きて天子様へ嘆願する。ただ、真っ直ぐに御所を目指す」
CATCH A DREAM!!

[7347]僕らを待っているよ 投稿者:まっくん

投稿日:2015年06月26日 (金) 18時55分

みなさん、こんばんは。
今日も、蒸し暑い一日でした。

伊勢志摩サミットが、5月26・27日に決まりましたね。
テレビや新聞などで、伊勢志摩と聞いたり、読んだりする度、花巻さんのことを思い出しちゃうのよね。(笑)
分かる人だけ、分かればいい。(笑)

さて、今週の『まれ』は、文さんが、存在感を示してくれました。
文さん絡みのシーンだけは、安心して観られるのよね。(笑)

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
ドラマは、店頭のショーケースから、希の作ったジュテーム・ノワ・モン・プリュ、手書きで250円と記されていました。
はっきりいって、高過ぎ晋作だよね。
せいぜいが100円とか、もっともっと安くていいと思うぞ。(笑)
消費者には、原価がいくらだからって、関係ないもんね。
岸川節子さんが、気を遣って、二つも買ってくれました、やさしいね。

希が、大悟にケーキの名前の由来を尋ねると、答えは簡単、網タイツでした。
大悟には、網タイツが、大人の男女の愛を象徴していたんだね。(笑)

希は、自作のケーキを持って、花鳥風月を訪ねました。
車もないのに、一人で、どうやって行ったんだろうね。(笑)
バスを乗り継いでたら、往復で1日もんだね。
もっとも、大悟も車は持ってそうにないけど、たまに行ってるみたいだし、休みの日に、1日、のんびりするのには、いいのかも。

浜田さんは、本当においしそうに、希のケーキを食べてくれました。
いい人でよかったね。(笑)
そこで希は浜田から、先日、大輔が事前に花鳥風月に電話してきて、煮詰まってるみたいだから、いい空気吸わせて、大悟の話をしてくれ、と依頼してきた、と聞かされました。
そんなキャラじゃないと思うけどね。
無理矢理キスした犯罪者なんだから。(笑)
でも、このエピが、今度は希の左脳を動かしたみたいね。(笑)

そこで、希は、見晴台に大輔を呼び出し、愛の告白。
傘を投げ出し、抱き合う二人。
あれ、これって、梅ちゃんのパロディーよね。(笑)
興業詐欺で捕まった陽造に会わせてもらえず、降り出す雨の中、悄然とする梅子の前に現れたのが、信郎だったのよね。

そういえば、嵐の晩、パルピテーションを打ち明け、逃げ出したはなを追いかけた英治が、彼女を後ろから抱きしめた時にも、赤い和傘が、舞い落ちたんでしたね。
なんだ、よくある演出なんだ。(笑)
でも、今回のは、明らかに梅ちゃんを意識しているね。(笑)

で、なんと、大輔は、パプアニューギニアの民宿を手伝うことになったので、夏まで、日本を離れるとのこと。
なんて、とことん自由なんだ。
ていうか、強引にもほどがあるっしょ。(笑)
どういうツテなんだ、夜釣り仲間か。
司法書士として知り合った人なのか。
司法書士は、どうするんだ。

で、なんと、なんと、次の瞬間、夏が訪れていましたよ。(笑)
みのりと一徹の結婚式は、完全スルーなんだね。(笑)
成人式の日、希たち以外にも、若者たち、結構いたね。(笑)
彼らとは、全くなんの関係もなく、輪島で、というか外浦村で、今日まで暮らしてきたということなのね。(笑)
それにしても、最初、企画書にあった高志のライブも、相撲大会もなかったみたいね。
桶作家では、昔の浜辺を思い出して、相撲していたけど。(笑)

一徹は、デイトレードやってるんだね。
それで、指輪を買ったみたいです。
希は、みのりからお姉ちゃんと声を掛けられ、びっくりしていたけど、結婚から4か月以上経っているんだから、今さら、このリアクションは、ないっしょ。(笑)

で、私の予想に反して、一子は、戻ってきませんでした。(笑)
一徹とみのりは、盛大な披露宴は開けないにしろ、内々で、お祝いの宴くらい開くよね。
その時も、一子は、帰って来なかったということだね。
圭太は、都会に出て、村も、俺も忘れたっていわれて。腹や立って追い詰めてしもた、ちいせえ男やわいえ、俺は、と反省しきりです。
大丈夫、大丈夫、この世の中には、ちいせえ男は、いっぱいいるからね。(笑)

しかし、希たち、桶作家で、つまり、いわば他人の家で、散々、食い散らかし、飲み散らかして、雑魚寝していたけど、これは、大人のやることじゃないっしょ。(笑)
散々騒いで、文さんたち、眠れなかったんじゃないかな。(笑)

朝、目覚めた希は、圭太におはよう、といわれ、なんと、尻軽というか、脳軽というか、またまた、右脳が動いてしまいました。
で、意識しまくりの希。
そして、あっという間に、天中殺に戻っちゃいました。(笑)
美南ちゃんからは、大輔の帰国が1か月延びた、と聞かされ、またまた発作。(笑)

そして、なんと、希の異変に気づいた高志が、何か、あったんけ、としゃべっちゃいましたよ。(笑)
これって、高志がすごいんじゃなくて、異変に気づかない周りが鈍感なだけだよね。(笑)
成人式の翌日、圭太のおはように右脳が動いたこと、大輔と付き合うと決めていたこと、圭太のおはように右脳が動いたんじゃなく、二日酔いで頭がズキッとしただけ、などと希は、高志に話しました。
高志が無口だから、魔女姫人形と同じように、すっかり気を許して、本心を明かしていますね。
高志は、全部、みのりに報告するってこと、まだ、学習していないのかな。(笑)
圭太の箸や写真を仕舞うってことは、やっぱり意識していたわけね。(笑)

その圭太は、杉松百貨店での輪島塗の展示会に、自分が修復した蒔地も並べて欲しいと、弥太郎に頼み、認められました。
と、そこへ百貨店から電話があり、賞を獲った焼き物作家の展示スペースを広げることになり、輪島塗は中止に、ってそんなことあるわけないじゃん。
そんなことしたら、百貨店は、損害賠償しないといけなくなるからね。
百貨店から規模の縮小を申し入れられ、切れた弥太郎が撤退を主張した、というのなら分からないでもないけど。(笑)

そして、早くも9月を迎えました。
浜田が、店にやってきました。
希のジュテーム・ノワ・モン・プリュは、レ・キャトル・サン・クー(大人は判ってくれない)と名前を変え、意匠を若干変えただけで、300円に値上げしておりました。
この5か月ほどで、希の技術が、50円分高まったってことなのかな。(笑)

浜田は、大悟に、希の舌が鋭いことを話しました。
なんでも、5日前に産んだ玉子と当日産んだ玉子の違いを感じ取ったとのこと。
そんな、急に持ち上げられてもね。(笑)
少女時代から、味覚が鋭かった、というエピソードなんてなかったじゃん。
小さいときから、おいしい能登の食材を口にしてきたからって、そんなら、能登の人間は、みんな舌が鋭敏なんかい。(笑)
大悟のケーキをおいしい、と認めたのが、その伏線、ってことだったのかな、よく分からないけど。

ところで、産んでから5日から1週間前の玉子が一番おいしい、ってホントなんでしょうね、やっぱり。
産みたてが、一番おいしいように思うけど、気のせいなのね。(笑)

そんなある日、弥太郎と文さん、そして、荷物持ちの圭太がやってきました。
文さんの胸のコサージュが、いいね。
花の都東京に出るとあって、一世一代のおめかしをしたんだろうね。(笑)

弥太郎は、早速、美南ちゃんに目を付けましたね。(笑)
その弥太郎、文さんのことを、元婚約者、婚約破棄されてん、と紹介してましたけど、まさか本当だったとはね。(笑)
弥太郎の発言に、全く動ぜず、完全無視、何事もなかったかのように会話を続ける文さん、役者が何枚も違いすぎるね。
なんせ、文さんの醜い部分なんて、みじんも見せないもんね。(笑)

そして、なんと、みんなして、厨房にずかずかと入り込みましたよ。
止めようとする希、あんたも同じことをしたんだからね。(笑)
そりゃあ、大悟が怒って、閉店する気持ち、よく分かります。(笑)
でも、陶子さんが、圭太に一目惚れって、どうして、そんなキャラになっちゃったんだろうね。

で、天中殺に移動しても、全く悪びれない文さん。(笑)
大悟のケーキは、絶賛しますが、無駄にこねくり回す製造法には、納得していないよう。
シンプル・イズ・ベスト、吊すだけの干し柿が、文さんの、ものさしなんだね。
この発想が、希のケーキ作りのヒントになるわけないか。(笑)

弥太郎さんも、大悟のケーキの、大胆さと繊細さの見事なバランス、に驚嘆し、自分が目指す輪島塗もこうだ、と自分にいい聞かせます。
なんでも、自分の仕事に結びつけるのが、職人だよね。
弥太郎によると、今回の展示会のテーマは、輪島塗の敷居の高さをぶっ壊すことだそうで、和食・洋食・中華、いろんな食文化をアレンジした家庭料理を、輪島塗で食べてもらうんだそうです。

この発言に食いついた大悟は、輪島塗の器を見て大興奮、自分のケーキとのコラボを提案し、展示会の最終日に実現することになりました。
和・洋・中の料理は、誰が作るんだろ。
和は、やっぱり石川県のコネを活かして、道場先生だよね。(笑)
道場先生は、いしるとか、能登の食材も、よく使うからね。
中華は、まさかの珍さんでした。(笑)
陳さんに頼んでいたけど、断られたのかな。(笑)

そうだ、天中殺には、冷やしタンタン麺を始めた、という紙が、貼ってありましたね。
私、冷やしタンタン麺て、食べたことないのよね。
どうしても、おいしいイメージが、湧かないのよ。(笑)
それはともかく、予想どおり、主人公の希が、コラボを担当することになりました。

で、なんとその晩、文は、希の部屋に泊まることになりました。
元治さんには、「弥太郎さんと、旅に、出ます」という書き置きを残して、出てきたんだね。
たまには、刺激を与えないとマンネリになるって、ホント、さすがは魔性の女だね。(笑)
暗い部屋で落ち込む元治さん、テレビが砂嵐だったのが、寂寥感を増していましたね。(笑)
しかし、文さん、よく、徹と同じ部屋で寝られるなぁ。(笑)

美南ちゃんは、大輔とのことは、すっかり吹っ切れた様子で、希を応援しています。
とはいえ、美南ちゃんは、帰国したら希と付き合うかも知れない、と大輔から聞かされた、といってましたけど、振っといて、義妹の気持ちを知ってて、よく、そんなこといえるなぁ。
こういうところが、大輔のだめなところなんだよね。

大悟と能登組、そして希は、漆器会場に向かいました。
会場は、赤レンガ倉庫なんだね。
でも、建物の中は、全然違ってたけど。(笑)
弥太郎と文さんは、仲良く食事へと消えていきました。
漆器を写真に納める希。
この写真は、すばらしかったね。
もしかしたら、市橋さんが撮影したものなのかな。
蒔地を必死にピーアールする圭太が、かわいかったです。(笑)

で、希が撮った写真を見ながら、大悟が、ケーキに合う器を決めていきます。
はぁー、順番が完全に逆じゃん。
天中殺で輪島塗の現物を手に取った時に、普通、そういうことを決めるもんでしょ。
ただ、天中殺じゃ、全部の器を見られないから、大悟も、わざわざ、会場の赤レンガ倉庫まで、足を運んだんじゃないの。
それなのに、どーして、現物じゃなくて、写真を見て決める必要があるのよ。
私には、脚本家の考えていることが、さっぱり分かりません。

大悟は、箸で食べられるケーキを一品、出すことにし、そのアレンジを陶子に任せました。
相棒は、井田さん、というわけで、陶子は、露骨にテンションが下がってしまいました。
こういう陶子さんを見せられると、こっちも、露骨にテンション下がっちゃうのよね。(笑)
謝る井田さんが、気の毒だったなぁ。

都内のIT企業『LIVE GATES』(ライブ ゲイツ)では、徹が、社員に会社の将来計画について、熱く語っています。
共同経営者的な位置づけなのか、社員を前に語れるって、相当、偉いんだね。
やれば、できるのね、きっと。(笑)
本人も行ってたけど、飽きっぽいだけなのね。

そこへ、文さんが一人で乗り込んできました。
よく、会社の場所、分かったね。(笑)
で、二人で、近くの公園に移動しました。
ちなみに、9月の中旬、という設定なんだよね。
希の部屋のカレンダーには、9月15日に赤丸して、大輔帰国、って書いてあったもんね。

でも、画面からは、全く、そんな季節感が伝わってこないのよ。
本来は、まだ残暑で、蝉が鳴き、汗をかいているころだよね。
ところが、桜は咲いているし、カーディガンを羽織った文さんや、しっかりジャケットを着た徹からは、肌寒さしか伝わってこないのよ。
春先にロケしたのが見え見えだし、それをそのまま放送するって、視聴者をなめてるぞ。(笑)
それを夏の情景に見せるのが、プロなんじゃないの。(笑)

徹は、夢を見ることが楽しくて、夢が形になるころには、次の夢に興味が移るんだね。
これは、なんとなく分かるなぁ。
文さんが、つまりは、結局、藍子のせい、と総括したのも、うなずけます。
この、公園での二人の会話は、なかなかよかったんじゃないでしょうか。
やれば、できるじゃん。(笑)

その藍子さんは、輪子さんと電話中。
輪子さんは、藍子さんが、どんな人か、興味があるから、一度来て、と話しかけました。
そうか、水晶には、藍子さんの姿が、映し出される訳じゃないのね。(笑)
でも、引き出しは、映ったようです。
藍子さんが、引き出しから取り出した缶の入れ物には、未提出の離婚届が、入っていました。
これは、大方の予想どおりだったんじゃないでしょうか。
私も、離婚でもめたときに、そう予想しましたが、覚えている人、いませんよね。(笑)

希は、圭太と蒔時に合うケーキの担当になりました。
希は、最初は、地味な器にやる気が起きませんでしたが、蒔地に自分を重ね合わせる圭太を見て、フィエルテ(誇り)を合わせることを思いつきました。
このケーキも、輪島塗同様、失敗しても見た目はごまかせるけど、味、つまり本質は、ごまかせない、ということでがんすな。

この話題の時に書いたけど、別に輪島塗に限らず、ごまかそうと思えばそうできるものなんて、それこそ、山ほどあるのよね。
でも、みんな、そうせず、真面目に取り組んでいるわけで、そんなもんプライドでもなんでもない、ただのモラル、社会人としての常識の一つに過ぎないのよね。
そんな、社会人にとって、当たり前のことを、さも宝物かなにかのように、どうだ、ありがたがれ、と大上段に振りかざされても、心を打たれないのよね。(笑)

圭太が、希に好きだ、といったところへ、モラルも社会人としての常識もない、大輔が、帰国しました。
みんな、なんでこぎたない服装で、厨房に入ってくるんだろうね。
荷物も、どーんと置いたりして。
こんな場面を目撃したら、もう、そこでは、買う気になれないな。

なぜか、美南ちゃんが兄をアシスト、圭太を天中殺の玄関先まで、引っ張っていきました。
せめて、店に入れてあげればいいのにね。(笑)
で、厨房では、希の方から、うちと付き合うてください、と気持ちを伝え、カップル成立。
まだ、一子のことが好きな圭太のため、彼を忘れるために、大輔に告白した、ということなんでしょうね。
このあたり、それぞれの気持ちを丁寧に描いてくれていれば共感できたかもしれないけど、ご都合主義の行き当たりばったりじゃねぇ。(笑)

天中殺では、みんなが能登の食材を前に大興奮。
こんなの見せられると、能登は、美食家にとっては、楽園みたいな場所になっちゃうよね。(笑)
実際は、いしるとか、このわたとか、珍味が多いのよね。
あっ、いしるは魚醤、食べ物じゃなくて、いわば調味料でがんすな。
このわたは、なまこの内臓でがんす。
ちなみに今日のアオサは、海藻ですね、冬が旬じゃないかな。
これは、能登ならでは、というわけじゃないね。
それはともかく、珍味好きの酒飲みには、いいところかもね。

天中殺の2階では、希が、蒔地と合わせるフィエルテを、圭太と高志に試食させています。
二人で一個って、せこ過ぎ。(笑)
高志が、大きい会場でライブするっていってたけど、普通のライブハウスみたいね。
ただ、ワンマンライブなのね。
バンド名は、『little voice』だったね。
高志のことかな。(笑)
しかし、ライブの日が、9月14日になってましたけど、大輔の帰国日が、さっきも書いたとおり9月15日だから矛盾しちゃうのよね。(笑)

そういえば、能登に移住したシタール演奏の京極ミズハさん、全然、出てこないね。(笑)
高志と、コラボでやってほしいなぁ。
ケーキの試食中に、大輔が希を迎えに来ました。
希は、二人に、大輔と付き合うと宣言しました。
圭太に聞かせたかったんだろうね。

そして、弥太郎の漆器展が始まりました。
弥太郎さんのところの職人は、みんな、ケーキコラボに、かかりきりになっていたんじゃなかったんだね。(笑)
ちゃんと、和・洋・中のシェフとも、メニューや器について、綿密な打ち合わせを行った、ということなんだろうな。
とても、常人には真似できない、スーパープレーですね。(笑)

そこへ、なぜか、一子がやってきました。
一子が肩に提げてるトラか何か獣の顔を象った金ピカのカバン、いかにも大阪らしいね。(笑)
圭太のことを巡って、希と一子は、言い争いに。
そして、出ました、今週の踊るヒット賞は、一子が希に放った、うちは時々、希のこと大っ嫌いやってんわいね、です。
これを聞いて、スッキリした視聴者も、多かったんじゃないでしょうか。(笑)

希は、圭太への思いを口に出し、それを聞いた美南ちゃんの怒りを買ってしまいました。
自分の中の、嫌なもう一人の自分に気づき、部屋で落ち込む希。
どっちの自分も、十分、嫌な奴だと思うぞ。
文は、自分にも汚い心があると、希を慰めました。
で、希は、大輔に、付き合い解消を申し入れました。

そして、コラボ当日、なんと、浅井が、フィエルテを運搬中に落としてしまい全滅。
しかも、もうチョコがない。(笑)
どうなる、圭太の蒔地、っていいたいところだけど、どうでもいいや。
もっと、おもしろい話にしておくれ。

さて、第12週の関東地区の最高視聴率は、希が、電話で、文さんや藍子さんから、それぞれのジュテーム・モワ・ノン・プリュの解釈を聞かされた19日(金)の21.1%で第2位、第1位は、サッカーW杯予選の22.0%でした。

月曜から土曜までの詳細は、18.3%、19.0%、18.3%、20.0%、21.1%、20.8%で、第12週の週平均は19.58%、『ごちそうさん』の第12週の平均は23.48%、『花子とアン』の第12週の平均は21.63%、『マッサン』の第12週の平均は20.75%でした。
第12週までの全平均は19.54%、『ごちそうさん』は22.24%、『花子とアン』は22.21%、『マッサン』は20.23%でした。

関西地区の最高視聴率は、サプライズで、一子の職場を訪れ、輪島塗の箸置きペンダントを渡そうとして失敗した圭太が、逆ギレして、俺と付き合いたいなら夏の成人式に戻って来いと言い放った19日(金)の20.0%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、圭太主催の成人式が行われたが、一子は戻ってこなかった20日(土)の19.1%で第5位と撃沈、第1位は行列の23.6%でした。

『花燃ゆ』の第25回は、関東地区が11.0%でした。
ちなみに、八重の第25回は12.9%、官兵衛の第25回は16.4%でした。
第25回までの全平均は、花燃ゆ12.18%、官兵衛15.68%、八重15.24%です。
関西地区は12.0%でした。

♪もしかしてだけどー、もしかしてだけどー、この作品、大河を愚弄してるんじゃないのー(笑)
大島さんに非があるわけじゃない、主人公の文を立てるには、こうならざるを得ないのは、よーく分かります。
きっと、大島さんも辛いんだろうな、と同情もします。
でもね、それでも、もう少し、緊迫感のあるドラマにすることは可能だと思うのよね。
久光と慶喜に、お笑い芸人を起用して、話題性を募るのは、違うと思うぞ。
最後に、文が、玄瑞に見せた、あの笑顔、これがプロの技なんだからね。
素人に、引っかき回してもらいたくない訳よ、私としてはね。

晋様が、野山獄に、それも、寅次郎が収監された獄に入れられました。
福川犀之助さん、まだ勤めているのね、誰か、出世させてあげてぇー。(笑)
高須久子も、相変わらず、元気いっぱい、妖艶さを漂わせています。
そりゃそうだよね、出たり入ったり、ほとんど自由気ままに振る舞えるんだからね、病気になんてならないよね。

ただ、晋様に、お若い方、と話しかけたのは、ちと疑問。
晋様も、何度も、獄中の寅次郎を訪ねていたし、久子が彼を知らないはずが、ないのよね。
見違えるほど、立派になっていた、ということなのかな。
雅は、妊娠していましたね。
晋様、やることはしっかりやってるんだから。(笑)

今回のメインは、久米次郎の養子でしたね。
寿が、親子三人で暮らせるよう、美鶴さんに口をきいてもらい、借家の見取り図を持ってきました。
うーん、なんか、このあたりが、現代目線なんだよね。
この時代は、庶民は、間取りなんて関係なくて、部屋の広さ、とか、場所くらいしか、興味ないんじゃないかな。
実際は、その目で見るわけだし、間取りで四の五のは、いわないと思うぞ。

京では、薩摩が、国に戻ることになりました。
実は、横浜港を閉鎖するかどうかで、慶喜と意見が対立し、すったもんだの末に帰っちゃったんだけど、そんなことは、全く、触れられませんでした。
これで、薩摩の公武合体運動が暗礁に乗り上げ、アンチ幕府へと舵が切られていく契機となった、割と重要な出来事だったんだけどね。(笑)

で、今が、長州復権のチャンスとばかり、玄瑞は、山口に戻り、文に会いたいと手紙を出しました。
長州の命運が掛かってるこの大事な時に、何、暢気に手紙なんて出したんでしょうね。(笑)
で、久米次郎と二人で、山口へ向かうわけです。
再三書いてますけど、今みたいに、車でちょっと隣町まで、というのとは訳が違うんだけどね。
でも、簡単に、行き来しちゃうのよね。

杉家の面々は、ここぞとばかり、玄瑞に手紙を書きました。
もしもし亀よ、亀さんよ、二階の押し入れの建付けが悪いから何とかしてって、それは、こんな時に書くことじゃないと思うぞ。(笑)
一方、出立の時、久米次郎が、嫌がった演出は、よかったんじゃないでしょうか。
武家に生まれた者の宿命とはいえ、そんな簡単に割り切って、他家なんて行けないよね。
人間味あふれる、いい場面でした。

長崎に周布の身代わりで飛ばされた伊之助は、玄瑞の兄とグラバーに最新の武器調達を依頼しますが、50万ドルと、軍艦5隻分の値段をふっかけられてしまいます。
これが、龍馬が登場し、活躍する伏線なのよね、おそらくは。

山口では、御前会議が、開かれます。
周布主導の割拠派による会合かと思いきや、進発派の来島もいるのね。(笑)
軍で脅して復権を図ろうとする割拠派と、戦争したい進発派の利害が一致、目的は正反対ながらも、協力して注進しました。
嫡男、元徳は、来島がいるのに、進発を叫ぶ者も今日に向かえば気が晴れる、と大胆発言。(笑)
最後は、敬親のお決まり、そうせい、です。(笑)

そして、池田屋事件を迎えます。
このドラマでは、近藤勇の古高俊太郎への手ぬるい拷問に業を煮やした沖田が、もう何人か、ひっ捕まえてくると、池田屋に向かう、という大胆ストーリーになっていました。(笑)
土方の、常軌を逸した拷問が、この場面の見所だったんですけどね。
で、古高が、祇園祭の前の風の強い晩に、御所に火を放ち、孝明天皇を奪還する、という長州の策をゲロしちゃうのよね。
でも、今回のドラマでは、新選組が流布したデマ、陰謀だ、ということになっています。

この池田屋事件が、またぬるかった。(笑)
階段落ちはないとは思ったけど、ここまで中途半端とは。
よくこれで、今回の売り物にしたなぁ。

近藤、沖田、永倉らは、少人数で斬り込んだんだから、悠長に、御用改めだ、なんていってる余裕ないっしょ。
ちなみに、このとき、土方は、大勢の隊士を率いて、別ルートを探索中なんでやんすな。
合流までには、まだ、時間がかかる状況なのよね。
そのことは、十分に承知していたからこそ、近藤たちは、決死の覚悟で飛び込んだはずなのよ。

ところがなんと、二階では、浪士たちが、部屋の中で、新選組を待ち構えていたもんね。(笑)
奇襲だから、少人数でも新選組が勝てたんで、浪士たちが待ち伏せしてたら、歴史が変わっちゃうじゃんね。(笑)

それはともかく、入り口からは、沖田曰く、ひときわ逃げ足の速い桂小五郎が、その本領を発揮して、見事逃げ出しました。(笑)
稔麿も、逃げ出しましたが、池田屋に戻る途中、会津の者に斬られました。

『新選組!』では、沖田役の藤原竜也さんが、喀血するんですけど、本作では、元気いっぱいでしたね。
あと、近藤勇役の中村昌也さん、香取さんと雰囲気が似ていましたね。(笑)
『龍馬伝』では、土佐藩浪人の望月亀弥太さんが、殺されるというか自害するところが、クローズアップされていましたよね。
神戸の海軍操練所が、閉鎖される原因を作っちゃったのよね。
やっぱり、この両作品は、おもしろかったなぁ。
ちなみに、望月亀弥太役だった音尾琢真さんが、今作では、品川弥二郎を演じているのよね。(笑)

稔麿が死んだ割に、みんな、悲壮感がなかったなぁ。
玄瑞のわざとらしい嘆きだけだったような。
こんな時こそ、妹ふさの悲しみを描かないと、せっかくの前週の今生の別れが、生きないじゃん。

入江兄弟は妹のすみと、文は、玄瑞と久米次郎と、それぞれ川の字になって寝ました。
悲劇の前の、心安らぐ一時、なんですよね。
ところで、入江兄弟の二つに割った鍔のエピソードって、やってませんよね。
誰の刀の鍔なんだろ、池田さん、ナレーションよろしくです。(笑)
そして、今生の別れと知ってか知らずか、玄瑞と入江は、京に向かいました。

本来なら、次週に向けて、わくわくするところなんですけどね。
今の楽しみは、7月12日から登場する石橋杏奈さんだけでがんす。(笑)
次回も、期待せずに、観ることにします。

それでは来週も、愚かな私を友と思うてくれる人がおるならば、私の友も同じように大事にしてほしいと願い、すぐれた才能の持ち主は時代を危うくし、巧妙な策略は多くの人をもてあそぶと肝に銘じ、立派な志を貫き、新入りは謙虚に学び、汚名を雪ぐため今この機会を逃さず、一時の情につられず、熱くて、頑固で、誠実で、志高く真っ直ぐに国を思い、最後まで仲間を思い、弱い者と同じ目の高さで国をよくしたいと願いながら、こぴっと仕事がんばれば、親子三人の暖かいマイホームを夢見ることができるじゃんね。

「僕は、先生に背を向けたんです。あれが先生との最後やった。ずっと負い目があった。やから、僕は、表舞台には出んと、皆に見えん風でええと。じゃが、それは、しまいじゃ。僕はもう逃げん」
「待て」
「桂さん、あなたは新しい国をつくる人です。後を頼みます」
CATCH A DREAM!!

[7346]あたたかい未来たちが 投稿者:まっくん

投稿日:2015年06月19日 (金) 18時22分

みなさん、こんばんは。
こちらも、今日、ようやく梅雨に入いりました。
でも、週間予報は、お日様マークが並んでいるのよね。
今日を逃したら、梅雨なしの年になると思ったのかも。(笑)

さて、今週の『まれ』は、相変わらずの、どーでもいい恋愛話が続いていますが、大悟が、クレーム・パティシエールの作り方を披露してくれて、ちょっと得した気分。(笑)
早く、ドラマの本筋で、お得感を味わいたいなぁ。

ところで、先週の土曜日は、総集編の前編が、放映されましたが、バレンタインのくだりは、完全カット、このエピソード、放送する意味、あったのかな。(笑)

とはいえ、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
希は、美南ちゃんに、自分は恋なんかしたくない、ケーキの修行だけしていたい、といいました。

輪子も、希に、無理に恋なんかしなくていい、といいました。
恋は、コントロール不能だと。
そんな、当たり前のことを、今さらいわれてもね。(笑)
輪子が、大悟のお菓子作りに付き合って、途中で寝てしまい、朝、目覚めたら、おはようといわれたとのこと。
その刹那、この人と結婚して、毎朝、このおはようを聞く、ってピンときたのね。
この時に、占い師としての自分の才能に開眼したのかな。(笑)

その後、美南ちゃんが、希のところに、塩チョコの作り方を教えてもらいにきて、わだかまりは、チョコよりあっさり溶けちゃいました。(笑)
こんな簡単に仲直りできたら、この世に殺人事件なんて起きないかも。(笑)
世界平和を説く人間が、ゴミ出しのトラブルで近所の人を憎んでる、なんて皮肉な例が、そこら中に落ちてるもんね。(笑)

そして、運命のバレンタイン・デー、お店には、お客が殺到します。
でも、実際は、バレンタイン前の土日がピークなんじゃないかな。(笑)
当日は、だいたいOLが、義理チョコをまとめ買いする日だと思っています。(笑)
とはいえ、テレビ効果か、お客が、殺到しました。

能登では、その日、何のひねりもなく、一子は、やってきませんでした。
結局、調子っぱずれで歌う圭太が、道化役となって、落ち込んでいたウミネコ座の合唱も、無事に行われました。
正論じゃ人が動かない場合も、正論じゃないと人が動かない場合もありますしね。
だから、人間関係は、難しいのよね。(笑)

バレンタインが終わった夜、来年の私がんばれ、という陶子さん、よかったですね。
応援したくなりました。(笑)
それに比べ、図々しく浅井にテンパリングをやらせろと頼む希が、鼻につきます。(笑)
で、さらにエスカレートして、食事中の師匠、大悟にまで、テンパリングを見て欲しいと直訴です。
いつか、すてきな恋をして、シェフのように愛でお菓子を作る、といった希は、菓子は技術だ、徹底した反復練習だ、と大悟に一喝されました。
確かに、愛も必要だけど、まずは技術だからね。
両立させろ、とはいったけど、愛で菓子を作れ、とは、いってないもんね。(笑)

で、徹底した反復練習を行う希。
ちゃんと、基本は、教えてもらったのかな。
自己流じゃ、どれだけやっても、悪い癖がつくだけなんだけどね。
そのうち、いつの間にか眠ってしまった希。
目を覚ますと、大輔がおはよう。
それで、希は、右脳が動かされたのよね。
大輔は、希の訛りに右脳を動かされたんだったよね。
その割に、無理矢理キスする前からすきだった、なんて、よくもいけしゃあしゃあと。(笑)
それはともかく、大悟と大輔、親子二代で、おはようで口説き落とすのかな。(笑)

で、バレンタインも終わり、店は通常運転に、希も少しずつ仕事を覚え、任せてもらえる作業も増えてきました。
ということは、バレンタインから、しばらく経過した、という設定だよね。
なのに、浅井は、お客からもらった手作りチョコを持っているってことは、食べずに、毎日、持ち歩いている、ということなんだね。(笑)
恋愛ボケしているから、高級アーモンド当てクイズで、希に負けちゃうんだよね。

それにしても、パティシエに手作りチョコを渡す浅井の彼女って、なかなかのチャレンジャーだね。(笑)
もっとも、既製品をあげるといっても、他店のものをあげるわけにはいかないし、マ・シェリ・シュ・シュのものってわけにもいかないでしょうから、やっぱ、オリジナル作品って結論になっちゃうのかも。

美南ちゃんは、ちゃんと大輔に気持ちを伝えたので、すっかり吹っ切れたみたいです。
自分に遠慮しなくてもいいから、なんて希にいったりして、そんな簡単にわだかまりがなくなるものかな。(笑)
その美南ちゃん、とうとう、希を真似て、ライフプランを作っちゃいましたよ。(笑)

店の厨房では、なんと、あの色ボケの浅井が、モンブラン作りを任されていることが判明。
えー、スーシェフの陶子さんを差し置き、そんなことが許されるのか。(笑)
これが意味するものって、あの大悟の手が、全く入らないまま、商品として、ショーケースに並ぶってことだよね。
他店ならいざ知らず、あのこだわりの男、大悟が、そんな恐ろしいことするわけないじゃんね。
何があろうと、自分の店で出す商品は、自分が手がけて責任を持つ、それが、大悟のキャラなんじゃないの。

なんてことを考えた刹那、さらなる衝撃が、待ち受けていました。(笑)
なんと、大悟が、希に、ケーキ作りを託しちゃいましたよ。(笑)
しかも、「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」を。

で、早速、なんとお店の電話を使って、能登の藍子さんに報告。(笑)
輪島市役所で、博之から、あれだけ公私混同は慎め、と注意されてきたのにね。(笑)
ケーキの意味は、愛してる、俺も愛してない、ということなんだそうです。
それにしても、希さは、最近は、分業ばかりで物足りないと感じていた、と、よくもまぁ、そんな図々しいことが、例え藍子さんが相手でも、いえるもんだわね(笑)

その希は、輪子から、ケーキの名前の由来を教えてもらいました。
なんと、シャンソンのタイトルでした。
ブリジットバルドーが、ある日、恋人の作曲家に、最高の愛の歌を私に書いて、とおねだりして、できたのが、この曲なんだとか。
つまりは、映画の劇中歌ってことなのかな。
輪子の解説によると、愛してるよなんていわれたら、そこで女は満足しちゃう、愛してないって言われるからこそ、執着するんだとか。
愛はね、支配した方が勝ちなの、さすがは輪子さん、大人だねぇ。

ケーキ作りを任され、張り切る希でしたが、陶子さんからは、クレーム・パティシエールすら作れないんじゃないの、と挑発されます。
クレーム・パティシエールとは、カスタードクリームのことなんだそうです。
ここで、出ました、陶子と視聴者をいらつかせる脳天気な一言が。
カスタードクリームなら作れますけど。

そりゃそうでしょうよ、チャーハン作れる人は、多いと思うけど、プロが作るさらさらごはんにふんわり玉子、といった絶妙な食感が、出せないのと同じだよね。
カスタードクリームだって、自分や友達・家族で食べるのと、お店に商品として出すとじゃ全然違うのと、一緒だよね。
あのメレンゲ作りから、何一つ教訓を学んでいなかったのね。(笑)

で、案の定、大悟からは、速攻ダメ出しでがんす。
その師匠のありがたいお言葉に対し、希は、本に書いてあるとおりにやった、と子供のような反論を口にしちゃいましたよ。(笑)
それなのに、優しい大悟は、自分で感じろ×3、と、わざわざ3回も極意を伝えてくれました。

そして、にゃんと、大悟流、クレーム・パティシエールの実演まで、やってくれました。(笑)
大悟によると、クレーム・パティシエールは、菓子職人のクリームという意味の、基本のクリームなんだそうで、これで、職人の上手・下手が、一発で分かるんだとか。
希には難しすぎる、という陶子さんに、大悟は、俺の店に簡単なケーキなどない、と希を擁護してくれました。
陶子さんは、どんなケーキを任されてるんだろうね。(笑)

1000回練習します、出ました、希の根性論。
だから、基本を教えてもらわないと、何千回やっても、だめなものはだめなのよね。
まだ、テンパリングもできてないのに、次々に新しいことをやらせても大丈夫か。
そもそも、メレンゲだって、偶然うまくいっただけで、コツも掴んでいないかもしれないのにね。(笑)
それにしても、いきなり高級な玉子で練習する気が知れん。
できたクリームは、また、近所のトンカツ屋さんにあげるのかな。(笑)

部屋で、希は、見れば見るほど難しいわ、って、陶子さんからもらったルセットかと思えば、ジュテーム・モワ・ノン・プリュの訳詞のことでした。(笑)
そこへ、徹が帰ってきました。
時間は、朝の4時。
仕事帰りってことは、タクシーで都内から戻ったということね。
何万円もするじゃん。(笑)
それとも、近所で飲んでたのかな、それにしては、素面だけど。
その徹が作ってくれたホットミルクは、クリーム作りのヒントとは、無関係でした。(笑)

その徹に、愚痴る希。
自分は小さいときから、ケーキを作ってきたから自信があったし、メレンゲもカスタードクリームもできる気になってたけど、プロは、全然違った、と。
やっと気づいたか、という世間の声が聞こえます。(笑)
ところが、ケーキの名前にフランスの歌の名前付けるとか、想像したこともなかった、自分は、何も知らないし、何もできなかった、って、これは違うでしょ。(笑)
ケーキの名前にフランスの歌の題名を付けなくても、おいしいものは、おいしいですから。(笑)

次の休みの日、店の厨房に大輔が現れ、練習しようとする希を連れ出しました。
赤いオープンカーで、運転は、高志。
これって、誰の車なんだろ、会計士をしている友人かな、それともレストランのオーナーなのかな。
希の部屋に飾られたカレンダーによると、まだ3月という設定なのに、ドライブする山道には、桜が咲いていましたね。(笑)
まあ、桜といっても、ソメイヨシノとは限らないし、早咲きの品種だった、ってことにしておきましょう。(笑)

最初は嫌がる希も、いつの間にかノリノリに。
これって、キス事件と同じ流れじゃんね。(笑)
カーラジオから、偶然に『ジュテーム・モワ・ノン・プリュ』が流れてきたのは、上野駅から再び春子を乗せた、正宗が運転するタクシーのそれから、転校生はつらいよさんからのリクエストで、『潮騒のメモリーズ』が流れてきた、あの場面へのオマージュだね。

到着したのは、養鶏場『花鳥風月』、オーナーの浜田さんは、泉谷さんでした。
ゲゲゲで、妖怪小豆洗いの声をやって以来だね。
何か、重要な役回りがあるんだろうな。
ただ、養鶏場が似合うから、選ばれた訳じゃないよね。(笑)

この養鶏場は、鶏がストレスをためないよう、放し飼いなんですね。
うらやましい、と思った人も多いでしょうね。(笑)
大悟も、ときおりやってきて、小一時間ぼーっとして、生気を取り戻して帰って行くとのこと、それも分かるなぁ。(笑)
希は、久しぶりに空を見た、といったけど、ホント、仕事に追われると、うつむいて足下を見ることが多くて、上の方を仰ぎ見たりしないもんね。
目線を上げろ、だよね。

で、翌朝、希は、徹と二人で、浜田さんとこの玉子を、玉子かけご飯にして食べました。
1個100円という玉子が、高いのか安いのか、普通は1個あたりいくらくらいなのか、全く検討が付かない自分が情けないです。(笑)
で、この玉子、昨日、養鶏場でもらってきたものだよね。
まさか、お店の玉子、ちょろまかしたわけじゃないよね。(笑)

なんか、急に勉強がしたい、と燃え出す希。
そういうことも大切だけど、今は、テンパリングとクレーム・パティシエール作りをマスターするのが、先決だと思うけどなぁ。
大悟も陶子も珍さんも、みんな日頃から、自分の仕事に役立つことをいろいろしているんだね。
輪子さんは、一番勉強になるのは、おいしいものを食べに行くことだ、といいました。
浅井が、彼女と高級フレンチにいったのは、ちょっと違うけどね。(笑)

と、そこへ大輔が来て、希を高級フレンチに誘います。
だいたい、高級フレンチなんて言葉、日常会話で使うかな。
なんか、成金趣味的な感じがして、そんなこといわれたら、女性は引いちゃうんじゃないでしょうか。
おいしいとか、おしゃれな雰囲気とか、ちょっとオブラートに包めばいいのに。
もっとも、これは、高級フレンチをごちそうするなんて、とてもできない私の、ひがみ根性がいわせるのかもしれませんが。(笑)

で、結局、行っちゃうんだよね。
高級という言葉に、つられちゃうんだよね。(笑)
朝から、服装に力入れてましたけど、あれで出勤したんだよね。
どーせ着替えるのに、ばっかじゃないの。(笑)
近くなんだから、仕事が終わってから着替えればいいじゃん。
休みの日に、夜が待ちきれずに朝から出かけた、といえないこともないけど、それなら、完全に恋だね。

その頃、能登では、青年団の集まりって、あれ、みんなそのメンバーなのかな。(笑)
元治さんも青年団なら、旧外浦村には、青年しかいないじゃん。(笑)
そこで、圭太は、夏の成人式を発案し、賛同が得られました。

一子は、大阪で、すっかりスポイルされていました。(笑)
店の仲間たちと、青春を謳歌しているね、うらやましい。
六甲の有名人がお忍びで行く店には、三瓶がいました。
全然、お忍びじゃないじゃん。(笑)
そして、その後、初めて里帰りした一子と圭太は、ギクシャク模様。

横浜の高級フレンチレストランで、コースを堪能する希。
感想は、まんでうまい、だけ、これじゃグルメリポーターには、なれないぞ。(笑)
デザートの苺に反応、能登の苺だ、と断言しちゃいましたよ。
アーモンド対決で浅井に勝って、自信をつけたのかな。
確かに、能登といえば、赤崎いちごが有名だけど、味で見分けることは、難しいんじゃないかな。
結局、この希の舌が、正しかったか否かは、最後まで、明かされませんでした。
つーか、苺って、ケーキの付け合わせじゃん。
ケーキ職人なら、ケーキの味を、一番初めに確かめんかい。(笑)

そのケーキを食べる場面は、映ることなく天中殺に帰ってきた二人、自室に入ろうとする希を、大輔が、自分の部屋に誘いました。
希は、うまく逃げましたが、大輔が、言い訳しないところをみると、まんま、そういう意図だったのかな。
それなら、レストランを出たところでやれし。(笑)

希は、徹以外の男性に、初めてかわいいといわれたとのこと。
嘘でしょ。
元治さんも、慎一郎さんも、真人さんも、浩一さんも、きっと、いってくれていると思うぞ。(笑)
本人が、ときめくかどうかは、別問題だけどね。(笑)

その頃、能登では、一子とみのりとマキが、女子会トーク。
BGMは、『木綿のハンカチーフ』、一子のことを象徴しているんだよね、きっと。(笑)
一子は、あれだけ好きだった圭太の真面目さ、一途さ、が、つまらんものに思えてきました。
一方、圭太は、年下の一徹から、女性への接し方を教えてもらいました。
小さいことはどれだけでも聞いてやればいいけど、ここという時に、これは譲らんという姿勢を見せることが大事、女性には、厳しい言葉と甘い言葉の両方が必要、圭太に足りないのは、ときめきだ、といった具合です。(笑)
さすがは、一徹だね。

圭太は、あの箸置きじゃなくてペンダントを、まだ渡せませんでした。
バレンタイン、バレンタインとスキップしていた圭太に戻って、早く渡せばいいのに。(笑)
一子から、バレンタイン用に圭太に似合うセーター見つけた、といってたけど、それを渡してくれるのを待っているのかな。

希は、大輔ショックで、地に足が付いていません。
洗い物を手に持ってぼーっとしたり、砂糖か小麦粉か分からないけど、ぼっーとして入れすぎたりするのはいいにしても、シロップを煮詰め過ぎて、浅井に向けて投げつけたのは、どうかと思うぞ。
一歩間違えば大けがだしね、こういう描写は、視聴者に不快感を与えるだけで、笑わないと思うけどなぁ。

天中殺では、大輔を見る度、パブロフの犬状態で、手に持っている物を落としまくる希。
輪子もいるのに、高級フレンチに行った話や、かわいいねという言葉にやられた話、おまけに部屋に誘われた話までしちゃいましたよ。
みんなと一緒に話を聞いて楽しんでる輪子、血が繋がってないと、こんなもんなのかな。
美南ちゃんが、男に部屋に誘われた、といったら、さすがの輪子さんも、やっぱり、冷静じゃいられないだろうな。
嫌いな人にかわいい、といわれても気持ち悪いだけ、と珍さんはいってたけど、恋愛初心者の希にとっては、誰にいわれても嬉しいんじゃないかな。

徹が、大悟に大輔のことでクレームをつけたり、浅井が、厨房で、彼女に頼まれ、自撮りしている、って話は、どうでもいいですね。(笑)
浅井に悲劇が待ち受けていることだけは、間違いないでしょう。(笑)
浅井の振り見て、我が振りを直した希は、クレーム・パティシエールの練習にひたすら励み続け、とうとう、大悟から、合格をもらいました。
ほんまかいな。(笑)

これで、もう色ボケとはいわせない、そう思った希でしたが、歯ブラシが持てなくなってしまいました。
練習のし過ぎで、腱鞘炎になってしまいました。
それでも、大悟からクレーム・パティシエールの仕込みを頼まれ、左手で作りますが、あえなく失敗、帰されました。
だから、さっきも書いたけど、浅井に煮詰まったシロップの入った鍋を投げつけた時点で、自宅謹慎でしょ。

大阪では、不器用な圭太が、おそらくは考え抜いたんでしょうね、サプライズ企画として、アポなしで、一子の職場を訪ねました。
驚きながらも喜ぶ一子を想像しながら、あれをいおう、これをいおう、と想定問答を重ねてきたんでしょうね。
ところが、一子の反応は、芳しくなく、それらはすべて吹き飛んじゃったんだろうな。
同僚が、ドリフを口ずさみながら階段を降りてくるので、何かと思えば、温泉に行くところでした。(笑)

圭太は、俺と別れたくなかったら、夏の成人式に帰ってこい、と一子に言い放って、帰って行きました。
不器用だけど、こんな男が好き、という人もいるんでしょうね。
きっと、一子は、圭太や帰るんだろうな。(笑)

落ち込んだ希は、桶作家に電話しました。
今度は、公衆電話でしたね。(笑)
ジュテーム・モワ・ノン・プリュを巡る解釈が、よかったですね。
文さんは、女の求める愛と男の愛は違う、女は確かめたがるし、男は、肝心なことは口にしない、と。
藍子さんは、言葉だけじゃダメ、行動がすべて、と。
大輔の口先に惑わされるな、ということかな。

よく、分かりませんが、この電話で、希は、何かを掴みました。
希が作ったジュテーム・モワ・ノン・プリュは、小学生の初恋の味、と大悟にダメ出しされながらも、半額で、店に出すことを許されちゃいましたよ。
あの、こだわりのシェフが、信じられん。(笑)
だいたい、クレーム・パティシエールは、基礎の基礎で、ジュテーム・モワ・ノン・プリュを作るまでには、まだまだ覚える技術があるんじゃないのか。
こんな、あっさり、ケーキが作れるようになるって、辻口さんも、忸怩たる思いなんだろうな。

個人的には、初恋の味と指摘されたのを聞いて喜び、半額で店頭に出せという指示を聞いて、がかっりした、人間らしい陶子さんが、好きです。(笑)
来週以降、もっと、もっと、わくわくさせる展開を待ってます。

さて、第11週の関東地区の最高視聴率は、天中殺に電話した藍子さんが、電話に出た美南ちゃんにキス事件のことをしゃべってしまった11日(木)とせっかく美南ちゃんの誤解が解けた希のところに、大輔が告白の答えを聞きに来た12日(金)の20.1%で第2位、第1位は、イッテQ!の20.3%でした。

月曜から土曜までの詳細は、19.9%、20.0%、17.8%、20.1%、20.1%、19.1%で、第11週の週平均は19.50%、『ごちそうさん』の第11週の平均は24.03%、『花子とアン』の第11週の平均は23.28%、『マッサン』の第11週の平均は19.13%でした。
第11週までの全平均は19.53%、『ごちそうさん』は22.13%、『花子とアン』は22.26%、『マッサン』は20.18%でした。

関西地区の最高視聴率は、徹から美南が自分のことを好きだ、と聞かされ、正念場だ、傷つけないようにうまくやれ、とアドバイスを受けた大輔が、姿を隠そうとした12日(金)の19.6%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、大輔のおはように、希の右脳が動かされた13日(土)の19.1%で第3位、第1位はイッテQ!の22.0%、第2位は行列の19.7%でした。

『花燃ゆ』の第24回は、関東地区が10.7%でした。
ちなみに、八重の第24回は14.8%、官兵衛の第24回は17.5%でした。
第24回までの全平均は、花燃ゆ12.23%、官兵衛15.65%、八重15.34%です。
関西地区は12.8%でした。

前々回でしたか、下関(馬関)での外国商船打ち払いの時に、最初に砲撃したのは、史実は米国船なのにフランス船になっていたと書いたら、今週の週刊ポストが、そのことを指摘していますね。
といっても、記事を読んだわけじゃなく広告の見出しだけなので、詳細は不明ですけど。
でも、ポストの記者も、私の文章を読んで、勉強したのね、感心、感心。(笑)

今回も、またまた大島さんの脚本でした。
もしかして宮村さん、周布のようなプロデューサーに、視聴率低迷の責任を押しつけられちゃったのかな。(笑)
それにしても、今回は、タイトルバックまでの時間が長かったですね。
10分近くあったような。
これも視聴率対策なのかな、効果はないと思うけど。(笑)

そういえば、今回、百合之助、滝、梅太郎、亀の杉ファミリーが、登場しませんでしたね。
おそらく、開始以来、はじめてなんじゃないかな。
百合之助も、敬親も登場しないので、タイトルバックの最後を飾ったのは、なんと椋梨さんでした。
内藤さんも、出世したもんだねぇ。(笑)

今回のメインは、久米次郎の養子取り、ということになるんでしょうね。
この風雲急を告げる、ピリピリした社会情勢の中、ちょっと、暢気すぎるぞ。(笑)

玄瑞に会うため三田尻を訪れた文は、衝撃の告白を聞いても、そこに留まったのね。
当時は、側室も公認だった世の中だし、女もある程度の覚悟は出来ていたでしょうし、多少気まずくはなっても、こんなことで、女房がそっぽ向くなんて、なんとなく現代的な視線を感じます。
もっとも、NHKで、そんなこといえるはずないし、この描き方は、仕方ないよね。

で、奇兵隊の飯炊きを頼まれます。
適材適所だね。(笑)
そこへ、ふさとすみが、タイミングよく、やってきました。(笑)
すみが、勝手気ままにうろついているということは、利助は、まだ、イギリスに留学中なんだね。
そこで、三人で、奇兵隊の賄いをすることになりました。
いくらなんでも、あの人数を相手に、三人だけで料理を作るって、相当、きついよね。(笑)
もう、どうせはちゃめちゃなんだから、雅も、暇つぶしでやってきて、賄いを手伝って欲しかったなぁ。(笑)

文は、京菓子である八つ橋のルセット(笑)、レシピでがんすな、それを受け取りました。
といっても、材料と分量が記載されているだけ、それで未知の八つ橋を作り上げちゃいましたよ。
寿が、まだ、美鶴さんに取り入っているときに、香の会で出すお菓子を請け負って、文に作らせたことがありました。
あのときも、文は、江戸で有名な船橋屋の本を読んだだけで、そのまんじゅうを再現しちゃったのよね。
希と違って、お菓子作りの才能、半端ないよね。(笑)
伊之助は、どうしてそれを実美に食べさせなかったんでしょうね。
不味いと思ったのかな、こぴっと義妹を信用しろし。(笑)

三田尻では、稔麿が、ふさに別れを告げます。
どう見ても、今生の別れなんですけど、今回は、文之進父子の場合と違って、そういったナレーションは、ありませんでした。
次回は、池田屋で、風になる友だもんね。
風になって情報を集める、と語ったのも稔麿だしね。

長州藩では、進発派と割拠派が対立、進発派の晋様が、進発派の来島を説得することになりました。
毒を以て毒を制す、という奴でがんすな。
でも、結局、晋様は、来島から、一方的に文句を言われまくりました。
よく、耐えたよね。(笑)
今までの晋様なら、ぶち切れてたよね。
紀行では、必死に説得を試みた、みたいなことをいってましたが、ドラマでは、全然、来島に、なされるがままでした。(笑)

その紀行によると、船で京に向かった晋様の行動が、脱藩行為と認定されたとのことで、それは、彼の本意ではなかったようです。
ところが、ドラマでは、自らの意志で脱藩してやったぜ、みたいなことになっています。
史実と違うと、紀行に正されるシナリオって、いかがなもんなんでしょうかね。(笑)

それにしても、玄瑞と沖田が出会う場面は、ひどかった。
新撰組が、あんな馬鹿丁寧に誰何するわけないじゃんね。
疑わしきは斬る、だからね。(笑)
どうしても、沖田とアンの憲兵がダブっちゃうのよね。
どーも、どちらも、甘っちょろいのよね。

ところで、ひときわ逃げ足の速い桂小五郎は分かるけど、玄瑞が、ひときわ背の高い美男子って。(笑)
美男子も、相手を特定するための条件なんだね。(笑)
それを、美男子剣士として名高い沖田にいわせると、普通は皮肉になるんだけど、今回は、どうもね。
なんか、人選ミスなんじゃないの。(笑)

で、玄瑞と沖田が対峙していると、偶然、晋様、そして九一に稔麿まで通りかかっちゃいましたよ。
九一の弟、野村は、いないのね。(笑)
玄瑞の後をつけていたとしか思えない展開ですね。
晋様は、なんで、空に向けてピストルを放ったんでしょうかね。
どうせなら、沖田の頭をぶち抜いて、逃走すればよかったのに。
その方が、他のメンバーは、沖田の介抱を選ぶだろうし、たやすく逃げられたんじゃないかな。(笑)

そして、メインの養子のお話。
これは、玄瑞と伊之助との間で、すでに成立したのよね。
でも、それに納得できなかった、寿と文の杉シスターズ。
結局、文が、納得して、小田村家に、改めて養子のお願いに行き、寿も、それに同意して、やっと養子縁組が、正式に決まりました。

これって、すごいことですよね。
自分の夫が決めた行為を、覆しはしなかったけど、認めなかったんですからね。
妻の私たちの了解なしの養子縁組は、絶対に認めない、そういったも同然ですからね。
夫たちの立場が、ないじゃん。(笑)
いくら、自立した女性を描きたいからって、これはどうかと思いますぞ。(笑)

どうかと思うといえば、周布さん、酔っ払って、伊之助に長崎行きを命じるって、それはないんじゃないの。
人の運命を左右する命令を酔っ払って伝えるって、しかも、自分が取るべき責任の身代わりとしてって、どうなのよ。
これ自体が、散々批判している現代目線なのかな。(笑)

玄瑞とは、なぜか、和解したみたいですね。
手紙が届きましたが、今回は、日付けがありませんでした。(笑)
希と美南ちゃんと一緒、そんなに簡単には、元の鞘に収まらないと思うぞ。

次回は、池田屋事件で、視聴率を稼ごうというのが見え見えの予告編でした。
どーせ、中途半端にしか、描かないのにね。
次回も、期待せずに観ます。(笑)

それでは来週も、生きるか死ぬかの瀬戸際に、猟や湯治やキノコ狩りにうつつを抜かさず、周りをよく見、感情のままに動かず、抱えていることは何でも話し、ふがいない自分を恥じ、仲間の助けを求め、決死の覚悟で敵の謀略を見抜き、志を分かち合える相手を選び、進発派をもって進発派を制し、上っ面だけの行動は無意味であると、また、菓子で政は動かないと悟り、命の重さを知り、家族を守り、自分が必要とされていると信じ、居場所を見つけ、母として父として強くなり、殺せずとも稽古に役立つ木刀として人を育て、表舞台に立たなくても風のように情報を集め、暴れ牛のように世の中は俺が動かすという気概を持って、こぴっと仕事がんばれば、生きるため、父としての務めを果たすことができるじゃんね。

「松陰先生が果たさんとした志を、我らで」
「猛々しく」
「猛々しく」
「乗った」
CATCH A DREAM!!

[7345]そっと開いてみてね 投稿者:まっくん

投稿日:2015年06月12日 (金) 19時01分

みなさん、こんばんは。
梅雨本番を迎えましたね。
でも、こちらは、今日入るといってたのに、予想は外れたみたいね。
そんななか、沖縄は梅雨明け、日本列島は、ホント南北に長いねぇ。

さて、今週の『まれ』は、あいかわらず、くだらない恋愛にかまけてますね。
パティシエとしての成長物語かと思えば、ただのドタバタ劇だね。
我ながら、ウイスキー造りの物語だと期待してしまった前作の後悔が、反省として活かされていないことに、忸怩たる思いでがんす。
それにしても、このドラマ、実は、って情報の後出しが多すぎるぞ。

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
ついに、料理の巨人が、始まりました。
そうそう、私の記憶が確かならば、っていってましたねぇ、思い出しましたよ。
それは、ありがたいんですけど、少しは台詞、変えるもんでしょ、普通は。(笑)

審査員は、向かって左から、元横綱大乃国、辻口博啓、服部幸應、友吉鶴心の4人。
辻口さんは、自分で自分の料理を審査するのね。(笑)
服部さん、よく出てくれたなぁ。
台詞のなかった友吉さん、大河の芸能監修として有名なお方、『平清盛』には、出演もしちゃっています。
でも、なんで、審査員を引き受けたんでしょうね。(笑)
大乃国さんは、甘党なのかな。
そして、司会は、ファイヤー福澤さん、主催者の山口馬木也さんといい、豪華すぎる。(笑)

絶対勝ちます、とカメラ目線で微笑む陶子さん、恐れていたキャラブレをおこしちゃいました。
小麦粉を手の感覚で量り、豆腐を素手で握りつぶす大悟。
さっきまでトイレに閉じこもっていて、ちゃんと手を洗ったのか、と不安視した人、多かったんじゃないでしょうか。(笑)
私も、とても食べる気にはなりません。

一方、一真は、魅せる料理を展開中。
スカイパウダーって、飛び散って、無駄なだけのような気が。(笑)
福澤さん、青い炎、まさにブルーローズ、なんて絶叫していたけど、赤かったですね。(笑)

大悟は、残り13分で、6品目に突入、客席の希を呼び、メレンゲを作らせます。
陶子に作らせればいいじゃん、と多くの方が思ったことでしょうね。(笑)
美南が子供の時に、作ってあげていたパンケーキを作りました。
希が、夜、天中殺でメレンゲの練習をしていたのを見て、思い出したんでしょうね。
美南に、途中まで、メレンゲをかき混ぜさせたりして、一緒に作っていたんじゃないかなぁ。
だから、手練れの陶子さんじゃなく、素人の希にメレンゲを作らせた、ということにしておきましょう。(笑)
もし、あの真剣勝負の場で、希にメレンゲの作り方を指導しようとした、となれば大したもんですが、あがり症の大悟に、それを求めるのは、無理だよね。(笑)

できれば、審査員の評価を聞いてみたかったですね。
ただ、問題は、品名を聞かれて、メレンゲ入りパンケーキと答えたことなのよね。
お題は、柚子だからね。
それを使っていないと、失格じゃんね。
付け合わせも、リンゴと苺、そしてオレンジ、柚子は使われていませんでした。
パンケーキの中には、柚子の果汁も入っているんでしょうけど、それが活かされていなかったら、パンケーキ自体は、どんなにおいしくても、0点のはずなのよね。

とはいえ、無事に、勝つことができました。
災厄と幸運は西からやってくる、という輪子の占いは、なんだったんでしょうね。(笑)
桶作家は、大喜びでしたが、せっかく仕込んだクラッカーが、使われずじまいに終わりましたね。(笑)
後ろの方で、クラッカーの紙テープが、微かに飛んだようにも見えましたけど、それだけでした。(笑)
それにしても、あんなに小さいテレビを、あの人数で、よく観られましたね。(笑)
そういえば、希がメレンゲを作るシーンを映し出すテレビの画面を、洋一郎がケータイのカメラで、写真に撮ってましたね。(笑)
みんな、録画してなかったのか。(笑)

桶作家のテレビには、番組終了後、韓国ドラマ?『愛のエチュード』が始まりました。
これって、希が横浜に来て、最初に大悟が閉店を決めて、天中殺で夕食を食べているときに観ていたものですよね。
なるほど、そういう場面を映すことによって、大悟が、巨人を観ていた、ということを暗に説明しているわけね。(笑)
そういえば後日、希は、このドラマを観て、男が去って行くのに理由はない、という台詞をメモしていましたね。(笑)

マ・シェリ・シュ・シュ、まんで愛しい人、今では、大悟の家族のことを意味しているんですね。
で、なんと、メレンゲだけで、弟子入りが認められちゃいました。
たしかに、ロールケーキ選手権の時、才能じゃなくて努力だ、といってましたもんね。
というわけで、修行が、始まりました。

眠気にカツオの目覚まし音が鳴ったとき、自分家の何かが、鳴りだしたのかと思っちゃいましたよ、人騒がせなんだから。(笑)
とりあえず、5時を指していましたね。
しつこいけど、高校生の時は、毎日、もっと早く起きて、野菜の収穫をしていた設定なんだからね。
もっと、はつらつとしてほしいなぁ。
りんごの皮をむきながら寝るなんて、ありえん。(笑)

陶子さんや浅井の部屋も、同じフロアだったんだね。
どうでもいいけど、なんで、大輔が希の部屋に入ったのか、未だに謎なのよね。
どうやら、大輔の部屋も同じ階にありそうだけど、昨日の回を観ても、部屋のレイアウト全然違うし、酔って単純に間違えた、というより、若い女性のにおいを嗅ぎ付けた、変質者の匂いがプンプン。(笑)

出勤した希は、ようやく、パティシエのユニホームを身にまといますが、いきなり前髪出してちゃダメじゃんね。
厨房に入った時は、前髪は、さすがに隠してたけど、後ろ髪は、出しっ放しだしね。
陶子さんのように、髪の毛が落ちないようにしなきゃ、不衛生なんだから。
不衛生といえば、ケーキを作っている最中に、コロコロはないよね。
埃がたって、ケーキに降りかかっちゃうよ、一真のスカイパウダーみたいにね。(笑)
辻口さんも、そのあたりをしっかり指導してほしいなぁ。

しかし、ド新人が、いきなり仕上げを任されるって、洋菓子業界って、そんなに大胆なところなのか。(笑)
テレビで、みんなで料理を作った後、総料理長が、仕上げのソースをかけて完成、なんてのを観ているせいか、仕上げって、一番重要なところなんじゃないのかな。
あの、こだわりの大悟が、そんなところを希に任せるって、ちょっと腑に落ちないなあ。

それどころか、テンパリングを任されちゃいましたよ。
月9ファンの方なら、松潤のテンパリングを思い出しますよね。
彼は、チョコレート職人でしたけど、やっぱり、テンパリングは、重要な作業工程の一つでしたもんね。

大阪の一子、雰囲気変わっちゃいましたね。
都会の絵の具に、染まっちゃったんちゃう。(笑)
圭太との遠距離恋愛も、順調なんだよね、多分。
一子は、バレンタインには、輪島に戻る、圭太に似合うシャツを見つけた、と電話で伝えました。
バレンタインと浮かれまくってスキップする圭太、もう、ここまでキャラブレさせちゃって、ファンの子は、ついていけるのかな。
こんな賢人なんか観たくないって、悲鳴あげてるんじゃないの。(笑)
会えない時間が愛を育てるって、川端さんは、新御三家世代なのね。(笑)

キャラブレといえば、顔パック中の陶子さん、また人の恋愛のために疲れ果てる、むなしい季節ね、って、ためいきつくのはいいけど、浅井の友達と合コンしたり、宅配のあんちゃんの厚い胸板をチェックしちゃだめじゃんね。(笑)
しかも、妻帯者と分かった途端につれない態度。(笑)
どんどん、おかしな方向に行ってるぞ。(笑)

美南ちゃんは、毎日、マ・シェリ・シュ・シュでバイトすることに決めました。
大輔は、おめでたいよね、あんなスピーチ一つで納得しちゃうんだからね、っていってましたね。
珍さんには、夜釣りに行ってて観てなかった、興味ない、って素振りでしたけど、本当は、観ていたのかな。
それとも、録画してたのを観たのかな。
美南ちゃんが、大輔に、釣り行くなら厚着しなよ、すぐ風邪ひくんだから、といってましたけど、これって恋心の伏線だったのかな。

希は、パティシエへのコツコツ道に続く第二弾、一流パティシエへの道、を天中殺のみんなに公開しました。
22才で一人前、25才でスーシェフ、に陶子さん激怒。(笑)

今は、恋愛より仕事、という希に、乱入してきた大悟が、一人前になりたきゃ愛に溺れろ、と、のたまいましたよ。
何かを得るためには、何かを捨てろ、といっていた、あの大悟が。(笑)
で、バレンタインまでに恋をしろ、と命じました。

それを受けて、希は、今度は結婚への道を作成、女性の初婚平均年齢27.4才から逆算すると、20才で恋する必要があるとのこと。(笑)
夜景のきれいなところで散歩中に手を握られ、デスティニーランド(笑)で初めてのロマンティクなキッス、とかなんとか書いてありましたね。
それが同棲して、彼氏の実像を知って別れ、新しい彼氏とは早い段階で同棲、と大胆に変身。(笑)
徹が見たら、卒倒しちゃうね。(笑)
文さんの感想が、聞きたいなぁ。
そうそう、新婚旅行は、フランスって書いてありましたね。

右脳か左脳かはともかく、恋を求め、希は、珍さんに合コンを依頼しちゃいました。
で、3対3プラスなぜか珍さんでの、おしゃれな船上合コンが、始まりました。
相手の三人組は、みんなイケメン揃い、珍さんの人脈恐るべし。(笑)
一方、女性陣は、希、美南、そして我らが陶子さん。
あの孤高のスーシェフ陶子さんが、どんどん壊れていくよー。(笑)

希の理想の結婚相手は、公務員だったんだね。
なら、輪島市役所の人と合コンすればいいのに。
変人として名前が売れちゃったから、誰も相手してくれないか。(笑)
ところで、共稼ぎで暮らしていけるぐらいの収入があって、っていってたけど、これどういう意味なんだろ。
共稼ぎでいいなら、ほとんどの社会人に資格あるんじゃないの。(笑)
要は、自分が夢を追って好き勝手しても暮らしていける収入、という身勝手な意味なんだろうね。(笑)

合コンで浮きまくった希に、美南は、チョコを一緒に作ってほしいと頼みました。
得意げに、請け負う希。
あんたねぇ、ケーキの下準備と仕上げを任されただけで、チョコ作ったことないじゃん。
ケーキ以上の、究極のド素人じゃん。(笑)

輪島では、圭太がこっそり箸置き、じゃなくてペンダントを作っています。(笑)
箸で、失敗しているからね。
これは、喜んでもらえそうですね。

厨房では、希が、テンパリングの練習中。
大悟は、基礎くらい教えてあげたんだろうね。
なんか、ただ、掻き回しているだけって感じがしますけど。
松潤は、テンパリング用の鉄板?の上でやってたけどなぁ。
ケーキの粉に続いて、チョコを顔や服に付けまくる希、ホント、前にも書いたけど、こんなわざとらしい演出やめてほしいなぁ。
そういえば、『あまちゃん』の再放送で、お座敷列車に向け、潮騒のメモリーズの看板を作ったヒロシ、種市、菅原さんも、顔にわざとらしくペンキを付けていたけど、それは不快に感じなかったのよね。(笑)
やっぱり、食べ物をあんな風に粗末に扱われるから、嫌な気分になるのかな。

天中殺で、希が取ってきたアンケートを元に何を作るか検討しているときに、バンド帰りの高志と、夜釣り帰りの大輔が、帰ってきました。
動揺する美南ちゃん。
美南ちゃんが、チョコをあげたい人は、大事にしているペンダントをくれた人とのこと。
もう、この時点で、高志じゃない、大輔だって分かるよね。
なのに、厨房でラーメンを作る高志と大輔、そして美南ちゃんを見て、希は、美南の相手が高志だと早合点してしまいました。

で、早速、みのりに高志の好みをリサーチ。
そのことを、あっさりと高志に報告するみのり。
最初のキャラ設定からすると、こんな口の軽い子になるわけないのにね。
高志との間には、特別なホットラインがあって、お互いに何でも話し合っているのかな。
横浜での希の行動も、高志からみのり経由でみんなに広まったからね。
みのりも高志も、交換し合った情報は自分の胸にだけ秘め、誰にもいわない、そんな子のような気がするけどなぁ。
結局、脚本家には、登場人物に対する愛情がない、ということに尽きるんだけどね。(笑)

その高志は、美南ちゃんに話しかけちゃいましたよ。
大悟さんに続き、二人目だね。(笑)
高志が、声を出して話す基準が、よくわかりません。(笑)
美南ちゃんが、思わず、しゃべった、といっちゃったときの表情、好きです。(笑)

それより、高志が好きな、かなわない相手って、誰なんでしょうね。
本命は、みのりでしょうけど、インパクトがないよね。
対抗は、音楽つながりで、マキさんかな。
大穴は、輪子さんか藍子さん、といったところでしょうか。
希の線もあるけど、かなわない相手ってわけじゃないしね。
かなわない、ということは、もしかして珍さんか。(笑)
個人的には、陶子さんとお似合いだと思うけどなぁ。

能登では、とと楽の浩一と真人が、娘の写真を見ながら腑抜け状態。
はるさんも、虚脱感に襲われたよう。
みのりから高志のことを聞いた洋一郎は、自分だけ浮いた話がないことに愕然。
せっかく、携帯電話を買ったのにね。
その洋一郎は、漁協のおばちゃん、ジュンコさんからの電話を彼女からのように、思わせぶりに対応。(笑)
母親、高畑淳子さんを連想したひとも、多かったんじゃないでしょうか。

横浜では、希が、美南がチョコを贈る相手は、あまいものが苦手、と聞いて、甘さ控えめ、能登の塩チョコを作りました。
試食し絶賛した美南は、高志じゃないことを希に打ち明けました。
そこへ、夜釣り帰りの大輔が登場。
なんと、美南に、新しいネックレスを贈りました。
ようやく、希は、美南の好きな人は、大輔だと分かりました。
大悟の息子なのに、甘いものが苦手なんだね。

しかし、大輔は司法書士だけど、好きなときに好きなだけ働いて自分の時間を大切にする、って、いったい何様?
そして、こういうタイプにありがちな、実はものすごく優秀だ、という設定、あまりにも現実味がなさ過ぎるから、そんなのいらないって。
たまに着るスーツ姿が、あこがれの対象になるようじゃだめ。
有能な社会人なら、スーツが身体の一部になってなきゃね。
それにしても、冒頭にも書いたけど、実は何々でした、とか、そんな脚本家やプロデューサーの、視聴者を無視した身勝手な後出し情報、なんとかならんのか。

一子は、バレンタインに輪島に戻ることを連絡しました。
わざと、そっけない振りをするはるさん、かわいいね。(笑)
当日は、圭太の計らいで、うみねこ座が歓迎会を開くことになりました。
高志の歌を、練習していましたね。(笑)
恋愛と仕事は、分かりませんけど、うみねこ座とデートくらい両立できるんちゃう。(笑)
最も、どうやら、バレンタインには戻れないみたいで、浩一とはるさんの落胆する姿が、目に浮かびます。(笑)

その頃、希は、重大な秘密を知ったと、頭を抱えます。
ちょうど同じ日の再放送、アキは、ミズタクとユイが東京行きを計画していることを知ったのよね。
重大な秘密、というのは、こういうものをいうのよね。(笑)
結局、希は、自分一人じゃ抱えきれず、魔女姫に語りかけるところを徹に聞かれる、というベタすぎる展開に。

ところが、徹は、全然茶化さず、まじめな悩みとして、受け止めたのよね。
やっぱり、父親なんだねぇ。
希には関係ないから、首を突っ込まず、美南からのSOSを待て、というしごくまっとうなアドバイスを与えました。
でも、おせっかい、が、朝ドラヒロイン共通の性(さが)だからね。(笑)
徹も、ここでやめときゃよかったのにね。(笑)

藍子さんは、希採用のお礼をいうため、天中殺に電話し、美南ちゃんが出る、という、これまたベタな展開です。
お礼なら、マ・シェリ・シュ・シュに電話するのが筋ってもんでしょ。
しかも、大悟の所在を確かめないまま、最初に、輪子に話があるって、藍子さんは、そんな非常識な人じゃないんだからね、脚本家さん。(笑)
おまけに、兄が迷惑かけた、という話をキス事件のことと勘違いするって、普通は、ありえないっしょ。
で、結局、藍子さん、美南ちゃんにゲロしちゃったのね。(笑)

一方、非常識の権化、希は、たった一人で、大輔の部屋に入っちゃいましたよ。
無理矢理キスされた相手の部屋だよ、ありえないっしょ。
そこで、大輔から愛を告白され、また、キスされそうになりますが、今度は、うまくかわしました。
やれば、できるじゃん。(笑)
俺、酔っぱらってても好きだと思わなきゃキスしないよ、なんて大輔は、いけしゃあしゃあといってましたけど、自分が好きだからって、相手の同意もなしにキスするのは、犯罪だからね。
そんなことも分からない司法書士って、怖すぎる。

大輔の部屋を脱出した希が、下に降りると、キスのことを聞いた美南ちゃんが激怒し、希を外に投げ飛ばしました。
実は、太極拳を修得していた、という、得意の後出し情報でがんすな。(笑)
だいたい、警察まで呼んで大騒動になったキス事件、同じ建物に住む美南ちゃんだけが知らないって、これまた無理ありすぎです。
そこへ、大輔が、告白の返事を求めて、大輔の気持ちも、美南ちゃんの知れるところとなりました。

おまけに、この様子を見ていた徹は、娘には、あれだけ首を突っ込むな、といいながら、大輔に美南ちゃんの気持ちを伝えたことから大混乱。
美南は、大輔と希の会話を聞いて、希がバラしたと思い込みました。
美南ちゃんの気持ちを中学の時に知って、一人暮らしを始めた、という大輔は、この修羅場を逃れるため、何年か旅に出ることを決意しました。
仕事は放棄して、友人の司法書士に迷惑をかけるのかな。
そもそもあてにしていないか。
どうせ、旅に出ない幕切れでしょうけど、正直、どーでもいいや。
早く、パティシエの修行の様子を見せておくれ。

さて、第10週の関東地区の最高視聴率は、取材に来たマガジンホームの坂本が、フランス菓子と洋菓子の違いを知らないことに、大悟が激怒した2日(火)の20.8%で第2位、第1位は、イッテQ!の20.9%でした。

月曜から土曜までの詳細は、18.2%、20.8%、18.6%、18.6%、19.4%、19.0%で、第10週の週平均は19.10%、『ごちそうさん』の第10週の平均は23.40%、『花子とアン』の第10週の平均は21.98%、『マッサン』の第10週の平均は19.65%でした。
第10週までの全平均は19.54%、『ごちそうさん』は21.94%、『花子とアン』は22.16%、『マッサン』は20.28%でした。

関西地区の最高視聴率は、希が、男子トイレに入り込み、個室に閉じこもったあがり症の大悟に、料理の巨人に出て、覚悟を見せるよう迫った5日(金)の20.5%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、大悟の華麗な経歴が明らかになり、それがプロデューサーの目に止まって、料理の巨人出演のオファーが届いた3日(水)の21.1%で第2位、第1位は、イッテQ!の21.9%でした。

『花燃ゆ』の第23回は、関東地区が10.4%でした。
ちなみに、八重の第23回は15.0%、官兵衛の第23回は16.0%でした。
第23回までの全平均は、花燃ゆ12.29%、官兵衛15.57%、八重15.37%です。
関西地区は11.6%でした。

今回も、続けて大島さんの脚本でした。
まさかの、タイトルどおり、まんま、浮気の告白でした。(笑)
雨が降る萩と京、いずれも同じ花が咲いている、という必殺技は健在でした。(笑)
それにしても、大河で、玄瑞と文の恋の行方を気にしている人は、少数派でしょう。(笑)
せっかくの8月18日の政変という食材が、全く活かされませんでしたね。

八重における8月18日の政変の描き方、覚えている人が、まだまだ大勢いるんですから、手抜**い加減にせい、といいたくなりますよ。
本当は、大和行幸に行きたくない市川染五郎演じる孝明天皇、その心中を慮り、苦悩する容保、本当にすばらしかったですよね。
会津と薩摩が手を組み長州を排除、容保は、孝明天皇から感謝状である御宸翰を賜って、君臣揃って、感涙にむせび泣いたのよね。
まさに、会津藩の絶頂、これがあっという間に、朝敵として追われることになる悲劇、いやぁ、今思うと本当におもしろかったなぁ。

もう、浮気話に現を抜かしている場合じゃ、ないのよ。
京では、こんなすごいことが行われていたんだから。
こんな甘っちょろい展開じゃ、大河初心者は、本当に何が起きたのか、全く分からないんじゃないかな。
それもこれも、長州の目でしか、描かないからだよね。

番組の冒頭では、まだ、女(おなご)台場という名の砂遊びに興じています。
こける久米次郎、あわてて助け起こす寿、こんな甘っちょろい母親じゃなかったはずなのにね。

杉家では、晋様からスカウトされた敏三郎が、奇兵隊入りを希望しました。
晋様から敏三郎に宛てられた手紙の日付は、8月11日、政変の一週間前でした。
絵心が、認められました。
敏三郎は、前にも、兄の意を汲み、京で雅楽を暗殺しようとして、寅次郎に止められたんでしたよね。
寅次郎は、肉親には甘い、という印象を視聴者に与えたのよね。

なんとなんと、あの、せわあない、の滝さんが、反対しちゃいましたよ。(笑)
で、後ろから、棒で叩こうとしますが、気配を察知した敏三郎が受け止め、安心して送り出すことに。(笑)
文は、なんとなんと、あのボタオを勝手に敏三郎に与えちゃったけど、いいのか。
完全に、私物化しているよね。
寅次郎の大事な遺品を勝手に処分して、塾生たちに知れたら、ボコボコにされちゃうぞ。(笑)

京では、辰路が、薩摩藩士阿久根の意を受けて、玄瑞に近づきます。
文から玄瑞に届いた手紙は、8月2日付けでした。
やっぱり、萩から京まで、1週間はかかるんだね。(笑)
で、この大河だけを観た人は、8月18日の政変は、玄瑞からの情報が辰路経由で薩摩藩に漏れたことが原因で起こった、と思っちゃいますよね。
テレビって、こわいですね。(笑)

長州では、文が、敏三郎を下関の奇兵隊の屯所まで送り届けます。
もう、萩と下関は隣町、そんな感覚で描かれています。(笑)
なんで、文が付いていくのかと思いきや、下関に到着した途端、政変の知らせが届きました。(笑)
そういうことだったのね。(笑)
いきり立つ晋様たちの前に、飄々と姿を現し、京で血は流れていない、と観てきたようにいう伊之助。
どこからやってきて、いつ、どうやって政変の情報を掴んだんだろ。(笑)

萩に戻った文が、滝さんに渡した敏三郎から預かった、寅次郎を模した家計簿のような手紙は、8月19日付けでした。
どうみても、前日に買ったものが、書き並べられていましたよね。
下関に着いたその日にまんじゅうとかを買ったとしても、それを整理して手紙に書くのは、どんなに早くても、到着した翌日だよね。
文も、下関で一泊あるいは数泊して、それを預かって萩にもどった、と考えるのが自然ですよね。

で、何がいいたいかというと、この手紙が書かれたのが下関到着の翌日だと仮定すると、文たちが到着し、晋様が戦じゃといきりたち、伊之助がなだめたのが、8月18日、つまり政変が起きたその当日ということになっちゃうんだよね。
文たちが到着したとき、まだ、太陽は高い位置にあったので、伊之助や晋様は、ほとんどオンタイムで、遠く離れた京の情報を入手していたということになるのよね。
さらに、まだ、政変の真っ最中、といった時間に、玄瑞の安否を問う文に、伊之助は、血は流れなかったようだ、とまでいっているのよ。
明らかに、時の流れが、矛盾しちゃうのよね。
伊之助が、文を安心させるため、でまかせをいった、そう解釈するしかないのよ。(笑)
それでも、晋様や伊之助が、どうやってオンタイムで情報を掴んだかは、説明不能なのよね。

何気ない手紙の日付が、ストーリー展開の矛盾を呼ぶなんて、スタッフは、考えだにしなかっただろうな。(笑)
例えば、手紙の内容を、無事、下関に着きました、くらいにしておけば、文たちの到着した日を8月19日だと解釈できたのにね。
へんな小細工をするから、墓穴を掘るのよね。(笑)

それはともかく、伊之助から、藩の政(まつりごと)に加われ、といわれた晋様は舞い上がり、奇兵隊はお前たちに任せた、とあっさり切り捨てちゃいました。
晋様の奇兵隊への思いって、この程度やったんかい。(笑)

辰路と玄瑞の、殺して、いや殺さぬ、という茶番はさておき、三条実美ら七卿とともに、長州藩士2,000人が、長州の三田尻に到着しました。
三田尻といえば、伊之助が、越氏塾の塾頭として暮らしたところですが、このエピソードも、完全宙ぶらりんのまま、物語は進んでいます。(笑)

萩の文の元には、どこで書いたものかは分かりませんが、8月23日付けの玄瑞からの手紙が届きました。
久米次郎を養子にしたい、と書かれていました。
その文面から、玄瑞の死ぬ覚悟を読み取った文は、三田尻に玄瑞を訪ねました。
そこで、京で女と情を通じた、と告白され、ショックのあまり、玄瑞の元を去りました。

もっともっと、濃厚な政治ドラマが観たいけど、無理なんだろうね。

それでは来週も、寅次郎の残した村塾の双璧が力を発揮し、日本国が一致団結、一丸となり、気落ちしている暇はなく、食べていくためには何でもし、何度転んでも立ち上がり、大らかに構え、仲間がいることを忘れず、いい人と出会い、役に立ちたいと願い、こまい家に閉じこもらず、ただヤジを飛ばすだけではなく、やるべきことをなし、くじけず、胸を張って、こぴっと仕事がんばれば、心の本当の真ん中に触れることができるじゃんね。

「高杉晋作、奇兵隊総督を免じ、政務座役専任とする。この危機に藩の政(まつりごと)にお前を加えるとの、お殿様のお達しじゃ」
「おもしろい。ならば、俺が、藩を動かしちゃる」
CATCH A DREAM!!

[7344]どうか希望の地図を 投稿者:まっくん

投稿日:2015年06月05日 (金) 18時24分

みなさん、こんばんは。
6月らしい天気になってきましたね。

さて、今週の『まれ』は、なにやら完全にコメディーになっちゃいましたね。
でも、笑えないのが、悲し過ぎる。
特に、今日は、いらないよね。
再放送中の『あまちゃん』のすばらしさを、こんなことで再認識させられるとは思いませんでした。(笑)

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
藍子さんは、自分は輪島に残る、徹は東京で夢を追いかけろ、と突き放しました。

そして、1月4日に一徹とみのりの婚約パーティーが行われました。
大輔が村を去ってから数日後、という魔女姫のナレがありましたけど、これは違うよね。
大輔が、桶作家を辞したのは、彼の言葉のとおりなら、1月3日ということになるからね。

しかし、みんな正装しているから、てっきり結婚披露宴かと思っちゃいましたよ。(笑)
婚約というか、結納は、もっと厳粛な儀式だと思うけど、それは1月3日にやっちゃった、ってことなのかな。
それとも、パーティーだけを先走ってやっちゃった、ということなのかな。
とにもかくにも、よく分からないパーティーです。(笑)

また、希だけは、相変わらず、カジュアルなのよね。
彼女が正装したのって、輪島市役所の面接と採用の日くらいじゃんね。(笑)
その希のつくったケーキは、フランス菓子じゃ使用しない、と浅井に教えてもらったマジパンのオンパレード。
本当に、大悟をリスペクトしているのかな。(笑)

そうそう、この婚約ケーキも、前の大悟のクリスマスケーキも、苺にヘタが付いたままなのよね。
辻口さんのケーキって、そうなのかな?
みんな、希をさすがプロ、と持ち上げてるけど、まだケーキづくりを教えてもらっていないから、はっきりいって、ド素人なのよね。(笑)
それにしては、見事な出来だよね。(笑)

一子は、何をトチ狂ったか、大阪のおばさんのところに行く、と宣言しました。
どこへ行くか、じゃなくて、何をやるか、だと思うけど、せっかくの美容学校はやめるってことだよね、きっと。
まじめに通っているふうには見えないけど、でも、もったいないなぁ。

そして、圭太に別れを告げました。
一子が好きだ、と抱き寄せる圭太、みんなの前でこんなことをいい、するなんて、全く誠意が、感じられません。(笑)
まじめそうで、ただのいい加減な男、ってことになっちゃうけど、それでいいのかな。
何か2回失恋した気がする、という希も、救いようもないね。(笑)

徹は、藍子さんに離婚届を渡しました。
このあたりも、完全に正宗さんだね。(笑)
藍子さんは、そのまま、箪笥の引き出しにでも、入れておくんじゃないでしょうか。
でも、徹は、後悔していましたね。
徹も、周りの人も、みんな離婚したとおもっているみたいけど、実は、って展開なんだろうな。

希が、不合格になったことは、藍子さんも、文さんも分かっていたようです。
そりゃそうだよね、荷物をまとめて戻ってきて、何もない方が、おかしいよね。
大悟に、何かを得たいなら、何かを捨てろ、といわれたことを藍子さんに話しました。
それは、覚悟をしろ、ということなのかもしれない、と希は、感じ取ったようです。
前に進むための覚悟を決めて、希は、再び、横浜に行く決意を固めました。
希らしさは忘れるな、夢を応援する気持ちは捨てるな、と藍子さんは、励ましてくれました。
この言葉は、とってもよかったです。

で、結局、桶作家に掛かってきた無言電話は、誰だったんでしょうね。
高志だったのかな?
でも、もしそうなら、これまでの展開からしても、みのりの携帯電話にだよね。
ということは、大輔なのか。
でも、電話番号を知っているとは思えないし、無言電話ってタイプじゃないしね。
ストレートにライブゲイツの社長だった、という線もあるけど、こちらの方が、もっと無言のまま切ったり、しないだろうしね。
よく分かんなかったな。

そして、やってきました山下公園。
背景の、よこはまコスモワールドの観覧車の時計は、7:27と表示しています。
金沢から、横浜行きの夜行バスで来た、という設定ね。
この後、マ・シェリ・シュ・シュの厨房でメレンゲ対決をするとき、右手の白板には、1月6日と書かれていました。
従って、婚約パーティーの翌日、1月5日に金沢に出て、夜行バスに乗った、というのが、時の流れのようです。

で、覚悟を決めた希の格好は、じぇじぇ、前と全然変わってないじゃん。(笑)
前に、黄色いリュックを抱えて、背中には巨大な荷物、左肩からは、あいかわらず、ほうきが伸びています。
明らかに、ため撮りと分かっちゃうじゃんね。(笑)
大切な魔女姫人形は、前に抱えたリュックにひもでつり下げられて、ぶらぶら揺れてるけど大丈夫なのか。
人混みを歩いていたら、すぐに何かに引っかかって、ちぎれてなくなっちゃいそう。(笑)
赤い靴はいてた女の子像を相手に、再修行のお願いの練習をして、子供に気味悪がられるところは、笑えないし、いらないよね。

で、お店に行くと閉店の貼り紙、中から、信用金庫の職員が、もう融資できない、と出てきました。
理由は、クリスマスケーキが、採算割れしたからって、そんな訳ないじゃんね。
能登大納言も、元治さんの塩も、おそらくは好意で、ただなんだろうしね。
気が向いた時しか、お店を開けないからだよね。
それにしても、何の伏線もなく、よく、唐突に借金ネタに持って行けるよね。(笑)

天中殺に行った希たち、珍さんの賄い料理、激辛えび餃子をずうずうしく要求する希。
店が傾いているときに、人を雇うところなんてあるはずないのにね、輪子のいうとおり、別の店を探すのが筋だと思うけど、でも、抵当に入っている建物の部屋は、また貸してもらえることになっちゃいましたよ。(笑)
ていうか、天中殺、もうお店開けてるのに、高志は、のんびり輪島にいて大丈夫なのか。(笑)

能登では、寺岡家と津村家が、家族ぐるみのお付き合い。(笑)
希は、今度は、ちゃんと連絡先を電話してきましたね。(笑)
そして、一子は、明日、つまりは1月7日だね、大阪に発つことになりました。
反対しつつも、旅立つ娘のために、髪を切ってあげ、いつの間にか大人になった鏡の中の娘に向かって、いつのまにか、こんな娘さんになってしもて、という場面は、よかったです。
そう、これが、共感してくれる母親像なんだよね。
突き放す藍子さんと、愛情をストレートに表現するはるさん、この対比は絶妙、このあたりの脚本は、すばらしいのに、なんでヒロインが絡むとだめになっちゃうのかな。

図々しくマ・シェリ・シュ・シュに入り込んだ希は、練習中の陶子と浅井に、試作づくりを宣言。
百億年早い、という陶子に、ナッペ・しぼり・メレンゲは、子供の頃からやってきたから、陶子よりキャリアが長い、とのたまわっちゃいましたよ、こやつは。
どうしよう、怒りのあまり手が震える、この陶子の台詞、お茶のほとんどの人が、共感したことでしょう。
朝ドラで、ヒロインを視聴者の敵役にするって、その神経が分からん。
私が辞めたらシェフが困るけど、あなたはお荷物になるだけよ、さっさとよそに行きなさい、陶子さん、よくぞいってくれました。
脚本家は、陶子を敵役に設定したつもりなんでしょうけど、ヒロイン級の賞賛を浴びてますよ。
嘉納伝助さんと、一緒だね。

天中殺に戻ると、徹が、国士無双を輪子に振り込んでいました。
輪子は、再チャレンジで横浜に来た希が天中殺を訪ねた時には、滅多に出来ない役満、緑一色(リューイーソー)を上がっていたし、次に来る牌を、透視しているんだね、きっと。(笑)
国士無双も緑一色と同じ役満、点数は同じなんだけど、これは意外に作りやすいのよ。
私も、二度、振り込んだことがあるのよね、って、それじゃだめじゃん。(笑)

徹は、希を待ち構えていた、といっていたけど、いつ来たんだろ。
もしかして、1月4日、婚約パーティーの日に金沢に出て、夜行バスで1月5日、希の一日前に、東京に着いたのかな。
しかし、激辛五目チャーハンをごちそうになったり、すっかり溶け込んでいるところが、徹のすばらしいところだよね。
彼なら、どこに行っても、生きていけるよ。(笑)

そこへ大悟が、戻ってきました。
美南といった銀行回りは、失敗に終わったようです。
事業の力になるという徹に、大悟は、金を貸せ、と言い放ちました。
初対面の人に、金貸せ、と命令調でいう人間は、ほとんどいないっしょ。
ケーキ馬鹿イコール社会的常識ゼロって、あまりにもステレオタイプすぎるじゃんね。

希は、店員でもないのに、天中殺の部屋を、3万円で借り続けようとしました。
確かに、希はずうずうしいと思うけど、あの部屋を6万5千円も払って借りる人は、いないと思うなぁ。
夕食も付いてないんだし、3万ですらボッタクリって気がするよ。
徹の部屋代半分払ってやるよ、は、同居してやるよ、という意味だったのね。(笑)
それなら親だもん、全額払ってやれし。(笑)

ところで、徹の会社、東京のどこなんだろ。
中華街からだと交通費がかさむけど、大丈夫なのかな。
企画開発担当だから、自宅でもできるのかな。
ホームページを作ったり、そうしたIT関連の知識は、6年間の東京での生活で身につけたのかな。

桶作家では、藍子さんが、文さんに、文さん反対け? 徹さんと別れたこと、と尋ねました。
でも、さっきも書いたとおり、私は、出さずに引き出しにでも入れていると思うなぁ。
徹にそう思わせるため、自分も、そう思い込もうとしているんだね。
文さんの、私なら、もっと早よ縁切っとるわ、ほんでも、いっぺん切ったもんをちゃ、またつなぐがは、案外難しいもんやさけ、という意見、いい味を出していますね。

私、土の人になりたい、という藍子さんに、根っこなんか、いくらでも引っこ抜いて運べる、気張らんと、それくらいに思っているのが一番いい、と諭しました。
そこへ、漆塗りの修繕の御用聞きに来た圭太は、文さんから、輪島の二股男、輪島塗の箸、女に配りまくっとる、といわれ放題。
核心を突いているよね。(笑)

徹の話を聞いて、マ・シェリ・シュ・シュをグルメ雑誌で紹介してもらうことに。
固定客が、あれだけいるんだから、毎日地道に商売を続ければ、何とかやっていけると思うけどね。(笑)
大悟はおろか、陶子までもが、部外者希の持ち込み企画に乗るとは、信じられません。(笑)
取材に合わせるように常連客が現れたのは、輪子あたりの仕込みかな。(笑)

取材にやってきたのは、坂本さん。
この後、彼から徹に電話が掛かってきたときに、携帯電話のディスプレイの表示から、マガジンホームという雑誌社と判明しました。
パッとしない名前だね。(笑)

陶子さんは、取材に、この店のケーキの売りは、伝統的なフランス菓子、日本の洋菓子との違いに、徹底的にこだわったお菓子作りをしている、と答えました。
載せてやる感満載の上から目線記者に、フランス菓子と洋菓子の区別もつかんやつに、うちの記事など一行たりとも書かせん、と大悟はキレちゃいました。

ケーキを食べることもせず、記事用の資料を求める居丈高な記者も記者だけど、私だって、フランス菓子と洋菓子なんてつかないよ。(笑)
そういうところを丁寧に答えることによって、フランス菓子へのこだわりが、読者に実感を伴って伝わるのにね。
分かる奴だけ分かればいい、といった花巻さん的な発想じゃ、客商売で大きく当てることは難しいぞ。

それにしても、フランス菓子と洋菓子の区別がつかない希に出て行けといわれて、記者は、かわいそうだったね。(笑)
ところが、何やいね、あの男、ケーキの話ろくに聞かんと、と怒る希を、大悟が、お前、初めていいこといったな、と褒めちゃいましたよ。(笑)

その後、雑誌の代替案として、希は、お店のホームページ作成を提案。
なんとあの陶子さんが、希の企画にノリノリじゃんね。(笑)
大悟の経歴を作成するための協力依頼にも、二つ返事。
そこまではよかったけど、その希が、マ・シェリ・シュ・シュの意味を聞いて、陶子さんと浅井は唖然。(笑)

店名は、能登の言葉で、まんで愛しい人、という意味なんですね、知らんかった。
みんな、天中殺で賄いを食べているのに、希と徹だけは、自炊なのよね。(笑)
さっき、夕食なしなので3万円でも高い、と書いたけど、この場面で、食事が付いていないことが分かるのよね。

大悟の経歴、すごかったですね。
その場面での、学生服姿やジーンズをはいてのジャンプ姿の写真の方が、もっとすごかったんですけどね。(笑)
46才の時、クープデュモンドで優勝していたのね。
希の解説によると、パティシエのワールドカップみたいなもんやそうでして、ワールドカップではないんやね。(笑)

そこに、これまたさっきも書いたけど、マガジンホームの坂本さんから電話が。
あら徹さん、輪島市役所では、公衆電話を掛けていたのに、携帯電話を買ったのね。(笑)
MHKテレビ『料理の巨人』のプロデューサーが、大悟のことを、マジ痛くて笑えるね、っておもしろがってくれて、出演をオファーしてきたとのこと。
この動機を知ったら、大悟は、怒って出ないだろうね。(笑)
まぁ、予告編を見たときから、パロってるとは思いましたけど、これほどストレートなタイトルとは、、、(笑)

対戦相手は、若手パティシエの西園寺一真。
希の持っている『KANAKO』という、これまたまんまの雑誌にも載っているイケメンでがんす。
『あまちゃん』の『週刊マスト』や、梅ちゃんの『週刊明日』を思い出します。(笑)
もう、番組的に、西園寺一真のスケジュールは押さえてあって、対戦相手を探していたときに、大悟にヒットしちゃったんでしょうね。(笑)

で、予想どおり、大悟は、出演を断ります。
料理通を気取った素人審査員の舌なんか信用できん、って、岸朝子さんのこと!?(笑)
きっと、ゲスト審査員のことだね。
でも、こんなこと知ってるってことは、大悟も、この番組観たことあるんじゃん。(笑)
家族を路頭に迷わす気か、と説得する徹に、あんたがいうな、と一徹なら突っ込む、と大輔が、ナイス・ツッコミ。(笑)
ようやく、高志も戻ってきたけど、賄い食べてる場合か。(笑)

天中殺の厨房では、希が、メレンゲの練習中。
勝手に、電気・ガス・水道使ってるけど、その後、輪子が、黙認していたし、まあいいっか。(笑)
メレンゲの材料、玉子の白身は、てっきりお店の玉子を勝手に拝借したんだと思ったら、とんかつ屋からもらっていたのね。(笑)
とんかつって、白身は使わないんだ、知らんかった。
そこへやってくる大輔、もうすっかりキス騒動は、なかったことになってるね。(笑)
一子と圭太は、ラブラブになっちゃったんだね。
それを聞いて安心する大輔、見え見えの伏線でがんすな。(笑)

信用金庫からは、返済計画が立てられなければ、一か月以内に全額を返済しろ、と最後通牒。
貸しはがしだ、と怒る陶子さん。
ところが、全額って、たったの300万円。
土地・家屋を抵当に入れて借りるには、いくらなんでも、少なすぎでしょ。(笑)
まぁ、高額すぎると、巨人の賞金200万円を獲得しても焼け石に水、ってことになっちゃうし、お店がなくなっちゃ希も修行できないし、ドラマが続かないもんね。(笑)

そこへ、徹が、マガジンホームの雑誌を持ってきました。
大悟のケーキを食べた西園寺一真の感想が、載っていました。
過去の栄光、生きた化石、8,000万年前の琥珀、最後のは違うけど、番組を盛り上げるための挑発企画だね。
プロレスで、対戦相手の試合に殴り込みをかけて、因縁を煽る、という定番のやつですね。(笑)
で、大悟さんも、一真を叩きつぶすと、すっかり、その気になっちゃいました。
勝負服を身にまとい、厨房に駆け込みました。
ケーキの材料、この前の雑誌取材用の分だけ、かろうじてかき集めたんじゃなかったっけ。(笑)

お題は、ゆずに決まりました。
事前に教えて当たるんだ。
道場六三郎さんは、テーマの食材は、教えてもらえないけど、打ち合わせをしているうちに、なんとなく読めてくる、というようなことをおっしゃっていたような気がします。
事前に教えてもらったら、ルセットは準備できるから、本番は、作るだけなんだね。
確かに、持ち時間1時間でルセットから考えるのは、きついよね。

必死に試作品を作る大悟を見て、希は、プロっちゃ、こんだけ苦しむもんねんね、と感心しました。
あなたも、たまには苦しんだら、陶子さん、ナイス・ツッコミでがんす。
浅井が、自分にいわれたと思い、首をすくめましたけど、明らかに、まれにいってますよね。(笑)

天中殺で、希が、徹にお礼をいうと、役に立ったことを藍子さんに電話で話すよう、催促されました。
じぇじぇ、希まで、携帯電話持ってるじゃん。(笑)
これは、徹と家族割りじゃないよね。
横浜に出てくるとき、148,148円の通帳を藍子さんからもらったけど、ケーキ食べ歩きして、
天中殺の宿代、2か月分6万円払って、輪島まで帰って、もう、残金が少ない状態で、携帯電話料金なんて、払えないっしょ。(笑)

藍子さんは、弥太郎さんのところでアルバイトをしていました。
弥太郎さんは、スナック崖っぷちのママから乗り換えたのか、もう藍子さんにデレデレ状態。(笑)
藍子さんファンもやってきて、アイドルかマドンナ状態です。
藍子さんも、そんな状況を、めいっぱい楽しんでいます。

対決の前夜、メレンゲ練習中の希のところに、美南ちゃん、陶子さんが現れ、女子会トークに。
陶子さんが、ホームページの原稿を渡すとき、希さん、と敬称をつけていたのにびっくり。
店とは関係ない人だから、社会人としての常識的な対応をした、というところね。(笑)

そして、対決の日、テレビ局廊下に貼られた模造紙のスケジュール表には、1月16日(木)と書かれていました。
ナイツに手を振る陶子さん、いやーん、またキャラブレが、始まるんじゃないでしょうね。
陶子さんは、いつまでも陶子さんのままでいて。(笑)
陶子さんと浅井は、助手として帯同するのは当然だけど、なんで希まで、くっついてくんの。(笑)
あいかわらず、代わり映えのしないカジュアルな服装だしね。(笑)

桶作家では、みんなが集まり、クラッカーを配っています。
部屋の目覚まし時計は、16:30あたりをを指し示していました。
収録は19時からになっていました。
結果を知らない様子からすると、生放送でやるんですね、すごすぎる。
藍子さんを抱きしめる元治さん、すっかりただの祭り好きじじいになってるじゃんね。
それを見ても、微動だにせず、余裕のほほえみを浮かべる文さん、さすがです。(笑)

スタジオでは、手を差し伸べる一真に、叩きのめしてやる、と言い放ちました。
ここまではよかったのに、カメリハで、いきなり固まる大悟。
あがり症だったんだね。
ボウルを取ろうとしますが手に付かず、とっちらかしちゃいました。

大悟は、控え室に閉じこもってしまいました。
部屋の前には、眠れる巨匠と書かれていましたね。
失礼な、私ならその時点で、帰っちゃうぞ。(笑)

そして、大悟の過去が、明らかになりました。
輪子とは再婚同士、大輔は大悟の、美南は輪子の連れ子だったんですね。
それなら、池畑家が家族揃ってクリスマスパーティーをすることを夢見ていた、という設定の意味合いが、大きく変わっちゃいますね。(笑)

トイレに籠もる大悟を追いかけて、ズカズカと男子トイレに入る希って、なんだかなぁ。
急遽、大悟の代役が立てられたり、希の覚悟を見せろという説得に、30秒前に出演を決意したりするのも、不自然だしね。
しかし、急に呼ばれて、30秒前にマントをはぎ取られた代役シェフが、気の毒でした。
『あまちゃん』の再放送で、今、お座敷列車のところをやっているので、アキの代役に呼ばれたトシちゃん似の男と、重なっちゃいましたよ。(笑)

桶作家では、みんなが、テレビの前に集まりました。
二時間半も宴会していたら、対決が放送される時には、みんな酔いつぶれていると思ったけど、意外にちゃんとしていましたね。(笑)
慎一郎は、しっかり、ビールの入ったコップを手にしていましたね。(笑)
明日は、やっぱり、大悟が勝って、借金を返すのかなぁ。

さて、第9週の関東地区の最高視聴率は、徹が希に、夢を追っても、あきらめても、藍子さんに叱られることを愚痴った26日(火)の19.6%で第3位でした。

月曜から土曜までの詳細は、17.2%、19.6%、18.4%、18.9%、17.6%、18.3%で、第9週の週平均は18.33%、『ごちそうさん』の第9週の平均は23.18%、『花子とアン』の第9週の平均は23.02%、『マッサン』の第8週の平均は19.88%でした。
第9週までの全平均は19.58%、『ごちそうさん』は21.77%、『花子とアン』は22.18%、『マッサン』は20.35%でした。

関西地区の最高視聴率は、一徹が、高校を卒業したら大学に行かずデイトレードを行い、みのりと結婚する旨を宣言した27日(水)の20.1%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、祭り好きの元治さんが、アマメハギの装束を風呂敷に包み、嬉しそうに桶作家を飛び出した26日(火)の20.3%で第2位でした。

『花燃ゆ』の第22回は、関東地区が11.0%でした。
ちなみに、八重の第22回は13.3%、官兵衛の第22回は16.6%でした。
第22回までの全平均は、花燃ゆ12.38%、官兵衛15.55%、八重15.38%です。
関西地区は12.2%でした。

今回は、大島さんの脚本、まあまあよかったんじゃないでしょうか。
何といっても、美鶴さんを登場させてくれた、それだけで感謝感謝でがんす。

しかし、たったこれだけで外国を打ち破ったかのような周囲のもてはやしぶりと、玄瑞たちの大いなる勘違いが、滑稽に描かれていました。
全くの予告なし、しかも相手は、軍艦じゃなくて、丸腰の商船ですからね、勝って当然の戦いだったんですよね。
浮かれた玄瑞は、お月さんがきれい、お文もきれい、って完全に頭のネジが、吹っ飛んじゃってますね。(笑)
嬉しそうに、膝枕までさせちゃってますよ。(笑)

稔麿なんて、玄瑞のことを称え、もう誰も医者坊主なんて呼ばん、とかいってましたけど、そもそも最初に、医者坊主と侮蔑していたのは、稔麿だからね。(笑)
どの口が、って感じです。

そして、翌6月、あぶらぜみが鳴いて、真夏のような演出の中(笑)、汗まみれの文が、にぎりめしをつくっています。
汚い、不潔、と思うのは、今の感覚、当時は、そんなこと当たり前、全く気にしていなかったことでしょうね。(笑)

その時、米・仏艦が、報復攻撃を仕掛け、下関は、壊滅的な被害を受けました。
砲台の周りに、外国の兵がうろつくだけ、被害の様子は描かれず、光明寺に運ばれた兵が一人死ぬだけ、八重のときのような野戦病院的な描写もなく、物足りませんでした。
もう少し、CGを駆使して、壊滅する場面を描いてほしかったなぁ。
後の薩摩もそうですけど、この壊滅的被害が、軍備の近代化へと舵を切るきっかけとなる、重要なシーンなんだけどなぁ。

下関にいた文は、危ないからと、萩へ帰されました。
今度は、正真正銘の一人旅、よく無事に戻って来られたなぁ。(笑)
で、いきなり杉家のみんなに、軍艦が全滅した、と最高軍事機密を、そうとも認識しないまま、あっさり口にしちゃいましたよ。
誰も口止め、しなかったんかい。(笑)

長州藩のお歴々が、攘夷失敗の責任を、玄瑞一人に押しつける場面は、生々しかったなぁ。
いつの世でも、こうした場面が、毎日、日本中で、繰り広げられているんでしょうね。
みんな、権力や権限は、ほしいけど、責任は取りたくないもんね。(笑)

そして、自分たちもお台場づくりに参加したい、と百合之助に直訴、亀さんに滝さんまで、その気になりました。
百合之助の答えは、主君の口癖、そうせい、かと思いきや、好きにせい、でした。(笑)
かくして、文が発起人となって、女(おなご)台場が作られる、という歴史のねじ曲げが、行われちゃいました。(笑)

雅の参加は想定内でしたが、寿は想定外、これまでに描かれたキャラなら、絶対にやらないところですよね。(笑)
美鶴さんに、萩の瀧山殿こと?園山殿まで、参加しちゃいましたよ。
梅ちゃんで、下村医院の看護婦をしていた相沢さんでがんすな。

最初は取り締まらなかったくせに、美鶴さんたちが参加したところで、取って付けたように、役人が登場。(笑)
ある程度の役職にある役人なら、美鶴さんを見たら、そんなこといえないだろうし、きっと、向こう見ずの下級役人、という設定なんでしょうね。
文が突き飛ばされて、切れた美鶴が、寿と文を連れて、小忠太のところへ直談判。
夫のところじゃなかったのは、今は、権力の中枢にいないからなのかな。

で、おなごの普請も認めろ、という要求までは、まともでしたが、着物はおなごの好きなものを、とすごい展開になりました。
紀行によると、着飾る機会があまりなかったおなごに、そういう機会を与えたんでがんすな。
要は、みんなが、絹の着物を身にまとった、ファッションショーみたいなものだったのね。
それじゃ、ふさの母親が、着物がないから、と尻込みするのも、よく分かります。

でも、この感覚は、確かに、男には分かりません。
せっかくのきれいな着物が、汚れちゃうんだからね。
美鶴さんのいった、おなごの性(さが)、この一言に尽きますね。
まあ、そんな動機ですから、実際は、ほとんど役に立たなかったんでしょうね。(笑)

奇兵隊も、ようやく産声を上げました。
自分にだけは銃口を向けるな、と相変わらずわがままの晋様に、うまくまとめられるのかな。(笑)
次回は、辰路との仲が文にしられちゃうのか、それともミスリードで別の告白がなされるのか、どちらにしても、あまり期待できません。(笑)

それでは来週も、沿岸防備を強化し、付け焼き刃の戦いを避け、戦う志のある者を集めて決起させ、一人で急くことなく今できることをなし、誰に何を言われようと、できることがたかがしれていようと、前代未聞で型破りであろうと、それを成し遂げ、志をともにし、お家のため、公のためにつくし、自分の力を何かに使うことにうずうずしている者たちを鼓舞し、上の者の命令で人形のように戦うのではなく、一人ひとりが隊長となって、すぐさま指揮を続け、己の頭で考え、己の志で戦い、現実を見、無謀じゃろうと、見込みがなかろうと、捨て駒になろうと、この命なげうって国をうごかさにゃならん、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、みんな安心して幸せに暮らして、働いて、一人ひとり、どう命を使うか考える、そねな世の中をつくれるじゃんね。

「正面から勝てぬ相手ならば、奇策をもって戦う兵を作ります。名付けて、奇兵隊」
CATCH A DREAM!!

[7343]出会うべき人のことを 投稿者:まっくん

投稿日:2015年05月29日 (金) 18時33分

みなさん、こんばんは。

一昨日、希ちゃんが、輪島警察署の一日署長を務めました。
見に行きたかったなぁ。
で、今朝の地元紙には、ロケの記事が大きく載っていました。
記事は読まなかったけど、ロケシーンの写真が、しっかり目に入ってしまいました、がっかり。

さて、今週の『まれ』は、ゴンタくんに癒やされた、ただそれだけでした。(笑)
みのりが、徹の部屋に閉じこもったときの、ゴンタくんのお願いポーズで、ピンときちゃいましたよ。
はなの養女、美里がかわいがっていて、軍用犬として徴集されたテルじゃないですか。
連れ去られるときに、立ち上がって悲しげに鳴いた顔を思い出しちゃいましたよ。
それで、オスと分かっちゃったんだよね。(笑)
これまで、はるの店内などでよく見かけましたが、全く気づきませんでした。
テルの話の時、ももちゃんもいたから、太鳳ちゃんは、二度目の共演ということね。(笑)

それでは、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
場面は、クリスマスイヴの夜、店じまいして、池畑家のクリスマスを祝った後の、うだぁーとした天中殺の店内から始まりました。
これも、おそらくは、毎年恒例のことなんじゃないの。
ここでも、池畑家のメンバーは、しっかり揃っているし、毎年、無理しなくても家族でクリスマスを祝えるじゃん。(笑)

陶子さんのあくびが、印象的でした。(笑)
希の椅子の上での船漕ぎは、わざとらしすぎ。(笑)
ガクッとなった時点で、普通、目は開くものでしょ、そのあと、すぐまた眠り込むにしても。

美南ちゃんから、家族でクリスマスを祝えたお礼をいわれた浅井さん、罪の意識に耐えきれず、みんなに、ルセットは、希が考えたものだと正直に話しました。
おまけに、クリスマスケーキのルセットを盗まれたのも自分のせい、と告白。
でも、これに反応したのは、陶子だけでしたね。(笑)
で、このエピソードも、あっさり終了、あいかわらず中途半端でしたね。

希は大悟から、ルセットは、パティシエの命、それを他人に自ら差し出すのはクズだ、といわれ、不合格を言い渡されました。
外へ出た大悟を追いかけた高志は、希はクズじゃない、と、ついに歌声以外の声を発しました。
これが、全く中途半端で、これまで声を出さなかった効果が、ほとんどありませんでした。
何のために、ここまで、ひた隠しにしてきたんでしょうね、もっと劇的な場面で、発声させてあげれば、よかったのに。(笑)
それにしても、天中殺でのみんなの様子を見ると、真夜中みたいでしたけど、大悟と高志が外に出たときの中華街は、どう見ても、20時から22時といった感じでした。

その頃、能登では、年忘れパーティーの真っ最中。
一子からダメ出しされていた看板は、赤地に白字でToshiwasure Partyと書かれた、おしゃれなものになっていました。(笑)
一子を外に呼び出す圭太。

この行動は、全く理解不能。
こっそりならまだしも、みんなの前で誘っておいて、しかも、雪が降る外へ連れ出すなんて。
ホワイトクリスマスを意識するなら、もっと景色のいいところまで誘うよね。
雪も白い粉を風に流すだけ、あまりにも、ちゃちい演出でした。
だいたい、雪は、強い風に流されていたけど、外に出てきた連中の髪は、全く揺れてなかったじゃんね。(笑)

圭太からプレゼントを受け取る一子、あの包装じゃ、持った瞬間に箸だって分かるはず。(笑)
これは、圭太がひどすぎる。
後で、洋一郎もいってたけど、女心が、全く分かっていないんだね。
徹以上のダメンズじゃん。(笑)

その洋一郎も、外に出てきて、希に励ましの電報を送ったことについて、圭太をなじりました。
この情報は、どうやって入ったんだろうね。(笑)
高志がみのりにいったのかな。

そのころ、室内では、うみねこ座による『切手のないおくりもの』の合唱。
飲んだくれて酔いつぶれていた慎一郎も、最前列で殊勝に聴いています。(笑)
ステージ前のスペースの脇に置かれたダンボール箱には、『GOD NOODLE』の文字。
このカップ麺も、『あまちゃん』に登場していたんだよね。
このドラマは、ウォーリーを探せか。(笑)

そこで、いきなり、夢あきらめ宣言をする徹と、無理に夢をあきらめる彼は嫌、という藍子さんが口論に。
無理矢理、合唱を続けさせる文さん。
なぜか、室内に戻ってきて、殴り合う圭太と洋一郎、まさにカオスでがんすな。(笑)

マシェリ・シュ・シュの厨房では、希が、大悟に、ルセットを浅井に渡した言い訳をします。
何かを得たいなら、何かを捨てろ、と大悟は、希に言い放ちました。
これって、監修している辻口さんの言葉なのかな。
ケーキの道を究めるために家族を捨てた幸枝さんも、そうだったんでしょうね。
今風にいえば、トレードオフというやつですね。
辻口さんは、捨てる必要のない、ほんの一握りの天才を、フランスで見てきたのかな。

大悟が、お怒りモードのところに、なんと厨房の電話が、鳴りました。
だいたい、こういうこだわりのお店は、作業が中断される電話を厨房になんて置かないよね。(笑)
置いても、内線的な使われ方をして、電話番号は、公開しないだろうし、一徹が掛けてくるのは、不自然だよね。
番号は、百歩譲って希が一徹に教えたとしても、あの大悟が、しかもお怒りモードの大悟が、自ら電話を取るわけないじゃんね。(笑)
それはともかく、一徹からの電話は、両親が離婚する、というものでした。

マシェリ・シュ・シュを不合格となった希は、荷物をまとめて、輪島に逃げ帰ってきました。
元治さんや文さんは、暖かく迎えてくれました。
戻ることは、連絡したけど、不合格になったことは、いえなかったんだね。
藍子さんと徹も、笑顔で仲良く迎えてくれましたが、表面上、取り繕っているだけでした。(笑)
実態は、またしても、家庭内別居状態でした。(笑)
それも、やがて自然消滅しちゃいましたけどね。(笑)

要するに、夢をあきらめきれんお父さんに愛想尽かしたっちゅうことけ、って希、それは違うんじゃないの。
夢をあきらめる、と宣言して、己をだまし続ける徹に、愛想が尽きたんだよね。

まいもんでは、殴り合って傷だらけの洋一郎と圭太を見た希は、びっくり。
みのりが箸の件や、一子が、圭太はまだ希が好きじゃないか、と疑っている、といったことをぶちまけました。
荒療治だけど、元の鞘に収めるには、いい方法だよね、さすがはみのり。

希は、圭太に告白してフラれた、と話しますが、一子は、自分が希の気持ちを確認して、好きじゃないというから、アタックしたのに、嘘つき、となじりました。
このあたりは、脚本家も混乱しているね。
確かに一子は、希の気持ちを確かめたけど、それは希がフラれたあと、つまり一子が圭太と付き合ったあとだから、嘘つきじゃないんだよね。
箸を受け取った希の行動も批判しますけど、それは八つ当たりだね。
希も、恋愛話をオーディションの話にすり替えるのは、いかがかと思うぞ。
そんな訳で、女性同士のけんかには立ち入らない、それが一番だね。(笑)
希は、圭太への気持ちを、このやりとりで、気づかされたみたいですね。

そして年の瀬、唐草模様の、あまりにもベタすぎる風呂敷包みを抱えた元治さんが、嬉々として家を飛び出してきました。
集会所では、みんなが集まって、お面をつけています。

アマメハギ、いわば、なまはげでがんすな。
『あまちゃん』では、ナモミが出てきましたよね。
『てっぱん』では、ベッチャーでしたね。
みんな、ルーツは一緒なんだろうな。
アマメというのは、くるぶしあたりにできるタコのことでがんすな。
冬にぬくぬく、火鉢や囲炉裏にあたって、座ってばかりいるとできるとかで、なまけものの象徴なんでがんすな。
そのアマメを剥ぎにくるから、アマメハギというんでがんす。
以上、一口メモで、がんした。
結局、ここでも、元治の祭り好きという設定なんでしょうね。

桶作家では、藍子さんが、希に、採用試験の結果が楽しみ、合格したらおいしいものを持って、横浜まであいさつにいく、とノリノリです。
希は、不合格をいいだせなかったのね。
ていうか、あれだけ希の横浜での個人情報が輪島に流出しながら、なんでこの情報だけ伝わってこないんでしょ。(笑)
さすがの高志も、気の毒で、伝えることができなかったのかな。
だいたい、荷物まとめて戻ってくれば、横浜から撤退してきた、と普通なら分かるじゃんね。(笑)
一徹だけは、感づいているみたいね。(笑)

徹は、希を自室に呼んで、夢追っても叱られて、夢諦めても叱られて、と愚痴ります。
以前、弥太郎さんの作業場に長崎みかんの箱があって、他の生産地への配慮も必要では、と書いたら、徹の部屋に有田みかんの箱が、置いてありましたね。
スタッフは、ちゃんと私の文章をチェックしてるんだね。(笑)

そこへお重を探しに来た文が、幸枝が藍子さんに、徹を駄目にしているのは藍子さん、どんだけ失敗しても待っとる、逃げ道を作るから、駄目になるんだ、といったことを教えました。
それを聞いた徹は、藍子さんに、でっかい夢より藍子と希と一徹と、お前たちの方が何倍も何百倍も大事だ、といいました。
一緒にいよう、一緒にいてください、そういって手を握る徹、そして和解成立、と思いきや、IT企業の社長から電話があり、再起したので、一緒にやろう、と誘われた、と上機嫌になってしまい、すべてご破算に。

そして、2002年の大晦日、テレビからは、紅白歌合戦でのBEGINの『島人ぬ宝』が流れる中、一徹は、徹にIT企業の情報をプリントアウトして差し出しました。
業務内容は、ホームページの作成代行、会社名は、ライブゲイツになっていましたね。(笑)
行かないという徹、行けという藍子さん、二人が言い合う中、一徹は、二人して東京に行けば、といいました。

一徹は、大学に行かず、デイトレードで、生計を立てていくとのこと。
それを聞いて驚く徹と藍子さん、なんという放任主義な家庭なんだ。
大晦日まで、息子の進路について、ほとんどノータッチだったわけ?
希の時は、進路希望調査票のようなものに、輪島市役所福祉課とかなんとか、輪島市役所ばかり三つ書いていたよね。
親子との進路相談もあるけど、一徹は、学校にも関東の大学に進学、といい続けてきたのかな。

そして、さらには、高校卒業後のみのりとの結婚宣言。
予想がズバリ的中しましたけど、このドラマを見続けた人は、大方そう思ってたでしょうから、自慢はできませんね。(笑)
一番しっかり者のみのりが、一番とんでもない行動に出る、というのは、『ちりとてちん』の順ちゃんをかなり意識していますね。(笑)

そこへやってきたアマメハギ一座、って大晦日の夜の9時過ぎだよ、そんな時間に一般家庭を回ったら、はっきりいって迷惑でしょ。(笑)
元治さんが、うちで一杯飲んでいけ、とみんなを誘ったのかもしれませんね。
そのメンバー真人は、娘の結婚話にボーゼン。(笑)

そりゃ、反対しますわな。
高校卒業したばかりの未成年が、デイトレードという、いわばバクチで生計を立てていく、というんですから、そんなところに娘を喜んで嫁がせる親は、いないよね。
結婚だって、もう少し、自立できるめどが立ってからでも、十分じゃんね。
浩一の、徹の息子だから、彼が藍子さんを不幸にしたように、一徹もみのりを不幸にする、という発言、ロジックはめちゃくちゃですが、妙に説得力があったのよね。(笑)

で、反対されたので、みのりは、徹の部屋に立てこもり、そのまま夜が明け、元旦を迎えました。
このあたりは、父、剛三に抗い、真知子さんが、陽子と一緒に須藤家の便所に立てこもったことを思い出しました。(笑)
里やに立てこもった、純愛の天野巌さんを思い出した人も、いたでしょうね。(笑)
部屋の中の荷物を取らせろ、とみのりに頼む徹が、昨日と同じパンツをはいている、といったのは、アドリブですね。(笑)
あれから風呂に入った人もいないだろうし、みんなそうだよね。(笑)

真人のゴンタ作戦も、文さんのおせちの匂い作戦も、みのりには通用しませんでした。
ていうか、真人は郵便局員だろ、元旦に年賀状配達しなくてもいいのか?(笑)
一子もやってきて、希との間に気まずい空気が流れたとき、高志と大輔が、現れました。
元旦だよ、元旦、お正月の朝なんだから。
このタイミングで来るって、おかしいでしょ。
夜行バスで、朝到着したんなら分からないこともないけど、横浜からのは、金沢止まりだからね、早朝に輪島は、ありえないのよね。(笑)

それはともかく、大輔は、ちゃっかり居座って、おせちのお相伴に預かりました。
そこで初めて、希との関係を大輔に問う徹。
あんたが、希のファーストキッスの相手か、とストレートに大輔に問う文さん。
ゴン太、塩田体験さしてやる、となぜか希のファーストキッスの相手に、お怒りモードの元治さん。(笑)
結局、塩田体験、させたのかな。(笑)

したわいね、確かにキッスは、と逆ギレ状態の希。
希まで、年寄り臭くキッスといっちゃいましたよ、って、突っ込むところは、そこじゃありませんね。(笑)
問題は、した、と能動態の表現を使っていることよね。
これって、自分自身も、キスする意思があった、と認めてるってことよね。

そうじゃないでしょ、酔っ払いに無理矢理された、っていわなきゃ。
相手が覚えていようといまいと、初めてだろうとそうじゃなかろうと、19歳だろうと何歳だろうと、犯罪は犯罪だからね。
なんかもう、希は、心の中で許しちゃってるし、まわりも、希が自分の意思でしたと、思い込んじゃってるもんね。
もし、この先、大輔と結びつけるつもりなら、この出会いのエピソードは、朝ドラ史上に残る汚点だね。
圭太も洋一郎も、殴り合いしてないで、こぴっと大輔をぶん殴れし。(笑)

希は、みのりと一徹のために、水ようかんとお茶を持って、2階に上がりました。
この時は、ちゃんとお盆の上には、お茶碗も二つあるのよ。
ところが、みのりに差し出した時には、背の高い方のお茶碗が、消えちゃってるのよね。
このあたりが、あまりにもずさん、ドラマがつまらないからスタッフもだれるのか、こういうスタッフだからつまらないのか、って、そんなことどっちでもいいよね。(笑)
『カーネーション』や『あまちゃん』の微に入り細にわたっての行き届いた演出、こぴっと見習えし。

みのりは、希に、一徹との馴れ初めを語りました。
きっかけは、ゴンタを散歩中のみのりが、一徹が、6年振りに東京から帰ってきた父親への怒りをはき出すところを目撃したことでした。
父親の代わりになって、藍子さんと希を、津村家を自分が支えよう、としている一徹の姿に、惚れたのね。
捨蔵師匠の代わりに、西門家を自分が支える、と頑張った通天閣を思い出します。

そして、夏祭りの準備をしているときの会話で、地元で結婚して、ここで暮らすというみのりの夢が好き、と一徹が、いってくれたことで、好きになったとのこと。
なんか、今一つ、盛り上がりというか、説得力に欠けるエピソードだなぁ。

その晩、外に出ている大輔に、晩ご飯だと声を掛ける希。
結局、泊まることにしたんだね。
4,200円払うんだろうね。(笑)
高志は、どこにいったんだろ、実家に戻ったのかな。(笑)
桶作家に泊まる、ということは、宿を確保せずに来た、ということだし、最初は、高志が、自分の家に泊めるつもりだったのかもしれないね。
ていうか、二人旅を決意して実行したってことは、大輔も、高志と言葉なしで意思の疎通ができるってことだよね。
珍さんもできるし、それができない幼なじみ連中って、本当に高志と仲がいいのか。(笑)

希は、大輔に、大悟のケーキへの熱い思いと、みのりと一徹を応援する決意を述べました。
そして、おそらくは翌朝、1月2日ですよね、多分、希が応援団となって、みのり、一徹とともに、真人さんたちと直談判することになりました。
いきなりの、あけましておめでとうには、ガクッ。(笑)
はるは、年中無休といっていたけど、こんなところにいて大丈夫なのか。(笑)

しかし、一体どういう会議なんでしょうね。
津村家と寺岡家だけでいいと思うけど、桶作家はまだしも、蔵本家に高志を含む幼なじみたち、大輔までいるって、それだけで、真剣味が感じられないんだけど。
しかも、結果を見る限り、みんな、みのりたちの応援団だった感じがするし、無責任というか、ストーリーに一貫性がないというか、なんだかなぁ。(笑)

一徹は、3年間経ってもものにならなかったら、デイトレードをやめる、という妥協案を提示しました。
逆に3年待って、その間にものになり、生計を維持できる見通しが立ったら結婚すればいいじゃん、と思ったし、同じ思いを抱いた人も多かったでしょうけど、すぐに文さんがそういってくれてすっきり。(笑)

ところが、みのりは、9人子供を産みたいから、3年も待てない、と反論。
実は、母親の久美が、みのりの弟となる男の子を流産して、悲しみにくれた経験があり、そのときに、チビみのりちゃんが、男の子をたくさん産んで、野球チームを作る、と約束したのでした。
もしかすると、流産した子供の代わりにゴンタを飼ったのかもしれませんね。
ちびゴンタも、かわいらしかったですね。

で、この話を聞いて感涙にむせぶ、は大げさですけど、涙を流す久美さん。
真人も、不幸にしたら絶対許さん、二人で必ず幸せになれや、と結婚を許しちゃいました。
ここは、やっぱり視聴者も、感動すべき場面なんでしょうね、ホントは。
でもね、私は、全然、感動できなかった。

だって、男を連続9人って、奇跡だし、女の子を入れて10人以上、産まなきゃいけないんだよ。
その間、みのりは、産休と育休で、給料は、よくて現状維持、でも年々、生活費は、膨れあがっていく。
とても、彼女の給料だけじゃやっていけないし、地道にこつこつといっても、高校卒業後3年間、定職についていなかった一徹を雇ってくれるところは、限られるぞ。
得意の村人みんなが里親、みたいに育ててくれることを期待しているのかな。
とにかく、あまりにも、非現実的で、話に入っていけないのよね。

希は、二人の婚約パーティーのために「みのり&一徹おめでとうエンゲージケーキ」の試作に入りました。
希にまとわりついていた大輔は、明日、桶作家を出、北陸をまわって帰る、と伝えました。
藍子さんは、東京には行かない、と宣言しました。
一子は、両親に頼みごとをしようとしています。

明日で、決着がついて、希は、再び、横浜をめざすのかな。
腹をくくるんだろうね。

さて、第8週の関東地区の最高視聴率は、大悟が、能登大納言と元治さんの塩を使って、クリスマスケーキを完成させた22日(金)の20.8%で第1位でした。

月曜から土曜までの詳細は、18.0%、20.3%、19.4%、19.2%、20.8%、20.7%で、第8週の週平均は19.73%、『ごちそうさん』の第8週の平均は22.35%、『花子とアン』の第8週の平均は22.58%、『マッサン』の第8週の平均は19.33%でした。
第8週までの全平均は19.74%、『ごちそうさん』は21.60%、『花子とアン』は22.07%、『マッサン』は20.41%でした。

関西地区の最高視聴率は、閉店後、大悟がつくったクリスマスケーキで、池畑家初の家族揃ってのクリスマスパーティーが行われた22日(金)の20.5%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、大悟のクリスマスケーキが完成するも、駅の近くのミニョン・ミニョンで、そっくりのケーキがつくられていることが判明した19日(火)の20.2%で第2位、第1位は大相撲の20.5%でした。

『花燃ゆ』の第21回は、関東地区が10.8%でした。
ちなみに、八重の第21回は14.1%、官兵衛の第21回は14.8%でした。
第21回までの全平均は、花燃ゆ12.44%、官兵衛15.50%、八重15.48%です。
関西地区は12.1%でした。

今回は、金子ありささんの脚本でした。
今回は、思ったほど、悪くはありませんでした。

ドラマは、文久3年(1863年)4月、吉田家が復権され、梅太郎の長男、小太郎が吉田家の家督を継ぐところから始まりました。
予想どおり、前回のラスト英国大使館の焼き討ちは、紀行をもって打ち止め、今回は、全く触れられませんでした。(笑)

京都では、辰路が、玄瑞に急接近、前回の二重スパイのことなど、全くなかったかのように話は進みます。(笑)
そういえば、滝さんは、玄瑞を着た切り雀だから、と心配していましたけど、着た切り雀って言葉は、この頃には、もう存在していたということなのね。
でも、実際は、糸をかみ切ってもらったり、よろしくやっておりました。(笑)

その京には、家茂公が、天皇と会うために来ておりました。
家茂といえば、和宮と結婚した、いわば、先に長井雅楽も唱えていた公武合体作の象徴なのですが、そのあたりに関するコメントは、一切ありません。(笑)
そういえば、新撰組のメンバーも、誰一人として、登場しませんね。(笑)

長州では、なんと利助とすみが結婚。(笑)
本人たちが言い出すまで、誰も知らないってどうよ、ありえる?(笑)
あれだけなんでも話し合っていたすみが、文たちに何もいわないなんて不自然でしょ。
寿も、怒るかと思いきや、利助にきれいといわれて、にこにこ喜んじゃいましたよ。(笑)

京では、晋様が、寅次郎の遺骸を移すときに、将軍しか渡れない橋を渡ったり、攘夷祈願に詣でる家茂公に、よっ征夷大将軍と声を掛けたりやりたい放題、とうとうあの桂小五郎さんにまで、ちゃんちゃらおかしい、といわせちゃいましたよ。(笑)
周布に、10年待て、といわれて、暇をもらい、西行をもじり東行と名乗り、萩の山中で出家しちゃいました。
これを聞いた小忠太は、激怒したと思うんですけど、そこを描いてほしかったなぁ。(笑)

亀は、わざわざそこに行ったのか、偶然出会ったのか、その情報を杉家にもたらし、文が、あわてて駆けつけます。
よっ、文と片手を上げる雅、どうしちゃったんでしょう、キャラぶれまくり。(笑)
官兵衛で、糸が出てくるたび感じた脱力感を、今度は、雅に味あわされることになるのね。(笑)
おまけに、辰路のことを、文にチクっちゃいましたよ。(笑)

京では、攘夷に消極的な家茂公が、二条城に閉じこもります。
そこへ押しかけ、警護を名目に、城を取り囲む玄瑞たち。
この絵柄が、あまりにもショボイ。(笑)
どう見ても、押し込み強盗に入る盗賊団としかみえないものね。
征夷大将軍なんだから、それなりの警護はしているはずだし、あんなたった十数人の者たちのいいなりになるって、ありえないっしょ。
本当にあれだけの人数なら、あっという間に亀太郎状態にさせられちゃってるよね。(笑)

でも、ドラマだと、彼らのこの行動のおかげで、攘夷決行の日が、5月10日に決まった、としか思えない流れでしたね。(笑)
それを聞いた敬親公が、伊之助の前で、まだ、攘夷実行に迷いを見せています、本当に優柔不断なんだから。(笑)
京では、成功を喜ぶ長州の面々、周布さん、また乾杯したりして、飲みまくってますよ。(笑)
長州では、攘夷決行を前に、藩庁が、萩から山口に移されました。
そして、玄瑞たちも、萩には寄らず、山口に向かいました。

それを聞いてショックを受けた文は、伊之助相手に、愚痴る、愚痴る、愚痴る。(笑)
おかげで、都美姫の世話役になれるかも、と山口に連れて行くことになりました。
なんと、あの基本的に機嫌が悪いか、ひどく機嫌が悪いしかない、春子さんのような寿が、文を後押し、塾は自分が守る、と力強いお言葉。
息子が塾に入ると、愛着が湧くものなのね。
というか、この際、文から奪っちゃえ、って感じなんでしょうか。(笑)

最初は、女一人旅なのかと思っちゃいましたよ。
それが、伊之助との二人旅とは。
普通は、重臣だもん、伊之助には、供回りの者たちが付くよね。
文からすれば、かつてのあこがれの人との二人旅、玄瑞なんてどうでもいいんじゃないの。(笑)
こんな旅行を許す寿は、文の気持ちを知らないのかな。
子供しか眼中になくて、夫のことなんて、もうどうでもいいのかも。(笑)

玄瑞は、念願の武士、25石取りの藩士に取り立てられました。
その彼は、下関で光明寺党を結成、攘夷実行を誓います。
そうとは知らない文が、山口に着きますが、玄瑞とは会えません。

そこへ都美姫が登場。
高橋英樹さんや松坂慶子さんが登場すると、絵面が大河になっちゃうから不思議ですよね。(笑)
何の脈略もなしに、玄瑞の妻か、と問いかけます。
これだけでも、不自然なのに、初対面の小娘に、何を血迷ったか、いつ戦が終わるか、勝てるか、と質問しちゃいましたよ。(笑)
それに動じることなく持論を語る文、すごすぎる。(笑)

戦う前から負け戦という者もいる、という文の発言に、都美姫は怒りますが、敬親は、よく分かる、といい、何と一対一での面会が叶います。
百合之助さんも、寅次郎のことで、迷路のようなところを歩かされた挙げ句、やっと会えたのに、小娘があっさり、それも正式に畳の上ですからね。(笑)

とどめは、近こう、という殿様の声に、ズカズカと立ち上がって、畳5枚分も歩いちゃいましたよ。
普通は、顔を上げることはできないし、近こう、といわれても形だけ這い進む、そんな感じですよね。
こんな、めちゃくちゃな展開は、どこにでも顔を出しまくった江以来じゃないでしょうか。(笑)
堂々と殿と語り合う文の姿を見たら、百合之助さん、卒倒しちゃうんじゃないでしょうか。(笑)
滝さんは、へらへら笑って、せわあない、というんでしょうね。(笑)

結局都美姫から世話役を断られ、下関の光明寺を訪ねた文は、玄瑞と再開しました。
玄瑞さん、文が贈った羽織を着ていてよかったね。(笑)
そして、下関で、フランス国旗を掲げた外国人商船に発砲、攘夷の戦端を切りました。
あれれ、史実では、最初は、アメリカ商船だったはず、いいのか時代考証は。(笑)
ついでに、下関海峡といってるけど、当時は、馬関海峡の方が、一般的だったんじゃないのかな。
それはともかく、次回も、この緊迫したラストとは全く結びつかない、のどかな展開が、繰り広げられそうですね。(笑)

それでは来週も、己を捨てて公のために生き、色事に血迷わず、攘夷を立身出世の方便とせず、世間に向けて、その気運を高め、でくの坊にならず時代を転覆させ、道なきところに道をつくる英断をなし、捨てられんものが多い奴ほど動けん、身軽が一番と悟り、戦う覚悟を心に刻み、士気を高め、この国を、民を守るとの決意で、外威には決して屈せず、ないものは得、志を成し遂げることを誇りに思い、いつか、この国を俺が変えてみせる、そんな気概で、こぴっと仕事がんばれば、ようやく我が家にも春が来るじゃんね。

「志ある者の邪魔立てだけは、すまいと決めておる。なぜなら、誰しもその命ついえる刹那、生き切った、そう思うて欲しいからじゃ。背中を見送るときは常に願うておる。行け、輝け、と」
CATCH A DREAM!!

[7342]風が強く冷たいほど教えてくれる 投稿者:まっくん

投稿日:2015年05月22日 (金) 21時49分

みなさん、こんばんは。

先日、『あまちゃん』の再放送を観てびっくり。
春子がアキに、屋根裏部屋で、自分がアイドルになりたかったことを話し、百恵ちゃんからのアイドル史を語る場面、があるんですけどね。
そこで、聖子ちゃんについて、ブリっ子って言葉の語源は聖子ちゃんだからね、みたいなことを春子が語ったのを覚えていませんか。
なんと、その部分が、再放送では、そんぐりカットされちゃってるのよ。
こんなことが、あるんですね。
何らかの大人の事情が、働いたということなのね。

さて、今週の『まれ』は、横浜での修行開始、というわけで、本当ならおもしろくなるところなんですけど、あまりにも現実味がなくて、つまらなくなる一方。
前作もそうでしたけど、何より、脚本家に主役への愛情が感じられないところが、残念でなりません。

それでは、気を取り直して、いつものごとく、先週の土曜日から、振り返っていきましょう。
野宿した希が、そのまんま、制服に着替えちゃいましたよ。(笑)
そもそも、その制服というのは、やめたアダチさんの?それとも、予備で置いてあったやつかな、美南ちゃんのではないよね。(笑)
いずれにしても、サイズピッタリすぎ、純愛の再生したサザンアイランドホテルのことを思い出しちゃいましたよ。(笑)

アダチといえば、ロールケーキ甲子園で、優勝した、あのお姉ちゃんが、確か安達さんでしたけど、原則、姓が被らないのが朝ドラなので、もしかしたら、そうなのかも。(笑)
希は、当然のことながら、フロア担当として、掃除雑用一般、そして、ケーキ販売を任されることになりました。
なんか、そういう仕事を一段低く見下すような表現が気になるなぁ、NHKとしては、それで大丈夫なのか。

輪島の桶作家には、高志からサクラサクの電報が、届きました。
電報の日付は、11月16日になっていましたね。
幸枝を巻き込んだ徹と藍子さんの結婚20周年記念パーティーが、11月10日でしたから、わずか1週間の出来事だったんですね。
逆算すると、ミシマの面接が15日、壮行会が14日、ミシマに電話したのが13日、役場に退職願を出したのが12日、藍子さんにパティシエになる決意を伝えたのが11日ってとこですかね。
しかし、希は、見習いになれたことに夢中になって、実家に電話することを忘れちゃったのね。
希の就職が決まって、徹さん、さみしそうでしたね。

陶子さん、いい味を出してきましたね。
希みたいな、ただ威勢のいいだけの小娘に、何度も煮え湯を飲まされてきたのね。(笑)
でも、ケーキを作ったあとのボウルとかを洗わせるのは、甘いなぁ。
希だからと油断したのかもしれないけど、普通は、その残った材料から味を盗むのよね。
そういうチャンスに恵まれているなんて、希は、思いもしないんだろうな。

マキは、やっぱり歌手になりたくて、上京したんですね。
役者志望の男と一緒に暮らすって、ありがちな展開だけど、朝ドラじゃ、あまり描かれないですよね、なんてったって、ヘビーすぎるもんね。(笑)
このエピソードは、気に入りました。(笑)

仕事を終えたあと、天中殺で、激辛サンラータン麺をおいしそうに食べる希、無邪気だね。
でも、ホントおいしそうな笑顔でした。
天中殺の上の階が、寮になっていると説明するりょうさん、これってやっぱり、狙いだよね。(笑)
浅井さんや陶子さんも、住んでいるのかな。
高志は、別のところみたいね、よく分からんけど。(笑)
で、結局、大悟と輪子が夫婦だということを、希もようやく知りました。
輪子さんの姓を全く隠していないから、視聴者としては、今さら感が、否めません。(笑)

弥太郎の塗師屋では、オーディションに落ちたグチをいう一子が、煮え切らない態度の圭太に、塗り箸を希にあげたことを責めました。
いきなり、抱きついて、一子にキスをする圭太、なんか男らしくないね。

で、天中殺の希の部屋には、なぜか息子の大輔が入ってきて、いきなりキス。
酔っ払っているとはいえ、初対面の女性にこんなことするのは、申し訳ないけど、人間のクズだね。
ファーストキスか慣れているかは問題じゃなく、行為そのものが、立派な犯罪だからね

希も、隣に座った男の雰囲気を察しないとね。
なんで、唯々諾々と、なされるがままになるかな、おぼこじゃないんだから。
とはいえ、これは、100%大輔の責任だね。
こういう男は、何度でも同じことしでかすから、他の被害者を出さないためにも、被害届を出さなきゃ。
でも、警察を呼んだのは、誰だったんだろうね。(笑)

そんなごたごたがあって、ようやく希の修行が、始まりました。
希の仕事を手伝ってくれるのが、大悟の娘、つまりは大輔の妹でがんすな、美南ちゃんということで、クリスマスの忙しい時期だけのバイトのようです。

朝の6時から仕事って、高校生時代は、もっと早く起きて、野菜の収穫をしていたから、平気だよね。(笑)
あの頃は、いくつもの仕事をこなし、学校にも行っていたよね。
子供の頃も、家族で一番しっかりしていたもんね。
それが、どうしてケーキを落としまくるドジッ子になっちゃうのか、訳が分かりません。
主役のキャラがブレたら、ドラマそのものまでが、揺らいじゃうのよね。

おまけに、渡し忘れがあって、家までケーキを届けました。
ケーキを買ったのが岸川節子さん、普通は、お会計の前に、購入したケーキを並べて見せてくれるからね、彼女も確認漏れしたってことだよね。

ガーン、みのりと高志は、てっきりメールだと思ったのに、電話で意思の疎通を図っていたのね。(笑)
珍さんならまだ視覚があるけど、みのりは聴覚だけで、高志の意思を察しているのね、すごい。(笑)
で、キス騒動のことを、みのりは、テレパシーで高志から引き出したのね。笑)
でも、それをべらべら他人にしゃべるって、みのりらしくないよね。
ここでも、キャラ変なんだよね。
高志は、ごめんと希に伝言を残しました。

そのキス騒動が、伝言ゲームでゆがめられ、結婚し、出産することになっちゃいました。
でも、これって、結構、まともなゆがみ方ですよね。
普通は、もっと、とんでもない話になるもんだけどね。(笑)
計算が合わん、という一徹の冷静さが、目立ちました。(笑)
陶子さんがぼそりとつぶやいた、キスしたの何年前だっけ、もよかったですね。
このキャラは、いい感じですね、期待できそう。

美南のおかげで、圭太のことを思い出した希は、地道にこつこつ、修行に励みます。
で、大悟の今年のオリジナル・クリスマスケーキが完成しました。
大悟が、ルセットを早口で説明します。
これは、どういう意図なんでしょ。
その材料を揃えろ、ということなのか、陶子と浅井にも作らせるということなのか。
大悟が、他人に任せるとは思えないし、単に、材料の購入だけを指示すればいいだけじゃないの。
もっとも、それじゃ、盗作騒動にならないから、仕方ないのよね。(笑)

フロア見習いの希にも、ルセットを聞かせる、ということも、後の展開に必要なのよね。(笑)
それを、道を歩きながら、呪文のように唱え続ける希、カカオが60%になってますけど、ここは、突っ込むところなのか、本当に間違えたのかがビミョー。(笑)

浅井さんは、希と同じくノートにいろいろ書きためて、勉強してるのね。
でも、上手にならないと、美南ちゃんに突っ込まれてました。(笑)
陶子さんにも、抜かれちゃったのね。
でも、希のよき相談相手になってくれそうですね。

天中殺に戻った希は、入り口のドアに泥棒センサーを取り付け、希の部屋を訪ねようとした大輔に、防犯スプレーを浴びせかけました。
みのりと一子の差し入れが、こんなふうに役立ったという展開なのね。
でも、役立たない方が、よかったね。(笑)

輪島では、圭太とのキスに浮かれた一子が、UAの『甘い運命』を口ずさみながら、上機嫌で、『まいもん』にやってきました。
そして、みのり、洋一郎に、能登かってお盛ん、と圭太とのキスをほのめかす一子。
みのりも、キスの経験を告白しました。
高志とそんなことするとは思えんし、洋一郎も消えたとなると、やっぱ、みのりの彼氏は、一徹しかいないね。(笑)

『はる』では、とと楽メンバーが会合、酔っ払った慎一郎から、希のキスを忘れるために、夢を見ろ、といわれ、つい、徹は、能登フレンチレストラン計画を読み返してしまいました。
考えるだけ、考えるだけ、といいながら、夢は、再び、膨れていきます。
魔女姫人形の、はい、こういう展開もう飽きましたね、というナレは、ドラマに対する自虐ネタということなのかな。
そのとおりだし、全然笑えないところが、悲し過ぎる。

クリスマスケーキの予約日、一番にやってきたのは、岸川節子さんでした。
毎年、家族で食べるのを楽しみにしている、といってましたけど、本当は、一人暮らしってパターンだと、ドラマ好きな人なら思いますよね。
渡しは、てっきり、希が、家族との橋渡し役を買って出る、なんて展開だと思ったんですけどね。
多分、今日のクリスマスケーキ受け取りで、このエピソードは終わりだよね。
これも、必要なかったんじゃないの。
途中で、大悟親子にシフトしちゃったのかな。

ところが、駅近くのミニョン・ミニョンが、そっくりのブッシュドノエルを、500円安く販売していることが、来店したお客が持っていたチラシで判明しました。
怒った大悟は、予約をキャンセルし、閉店してしまいました。

天中殺では、陶子が犯人捜し、というか、完全に希を疑っています。
ルセットだけでは意匠までは分からないから、デザインというか外観まで真似ることはできないのよね。
従って、ケーキを描いた浅井のノートから漏れた、と考えるのが自然なのよね。

ただ、このドラマ、そういう論理的思考では理解できないことばかり起こるので、今回も、とんでもない犯人がいるのかと思っちゃいましたよ。(笑)
例えば、希がカカオ60%を口ずさみながら歩いていたときに、すれ違ったお坊さんとか。
坊主にクリスマスケーキというオチもありうるかと思いましたが、さすがにそれは、勘ぐりすぎでした。(笑)

疑われて落ち込んだ希を、高志は、臨港パークに連れて行き、ギターをかき鳴らして励ましてくれました。
でも歌わないのね。(笑)
なんか、高志が敏三郎に見えてきて、希まで文かと思うようになってきましたよ、あっ、もちろん能登の文さんじゃなくて萩の文ね。(笑)
このまま、無口キャラで、通すつもりなのかな。

それから、天中殺に戻って、公衆電話からみのりのケータイに電話を掛けました。
みのりは、みんなと年忘れパーティーの準備中。
とても、東京には及ばない、センスの悪い飾り付けの看板。(笑)
うみねこ座は、合唱の練習に余念がありません。
藍子さんも文さんも、希からの電話嬉しそうでしたね。

みのりは、圭太に濡れ衣事件のことを話しましたけど、これも、高志からの情報だよね。
結局、ミシマを断ったときに連絡してから、一度も電話していないということよね、ひどすぎる。
クリスマスに戻って来いという文さんに、希は、クリスマスは無理だけど正月に、といってましたけど、クリスマス前にお試し期間が、終わっちゃうんですけどね。(笑)

美南は、希に、家族でクリスマスを過ごしたことがないと語ります。
希のおせっかいに、火を点けちゃいましたね。(笑)
でも、中途半端でしたよね。
これについては、後で、また触れるかもしれません。

美南は、大悟に新しいクリスマスケーキを考えるように頼みますが、命削って考えてんだ、そんな簡単にポンポン浮かぶか、と、にべもありません。
これは、一流のパティシエの台詞じゃないよね。
一流なら、多くの引き出しを持っていて、何パターンでも考えられるんじゃないかな。
一流は、常に己の最高傑作を乗り越えるべく、挑んでいくものなのよ。

で、それじゃ、自分がルセットを考える、と地雷を力一杯踏んづける希。(笑)
ほんと、何様って感じだよね。
そして、もちろん、できるものならやってみろ、できなかったら全員クビ、というお定まりのパターンでがんすな。
陶子と浅井からも、なんでそんな約束をした、と責められる希、これまた定番の展開ですね。(笑)

輪子は、占いで、浅井がミニョン・ミニョンにノートを忘れたことを突き止めました。
あんなリアルな映像が、水晶玉に浮かび上がったのかな。(笑)

希は、市内で訛りフェチだということが判明した大輔と遭遇。
訛りを聞いて、キスのことを思い出すって、どんな記憶やねん。
そして、嫌よ嫌よも好きのうち、なんと、二人して象の鼻パークを歩いてるじゃんね。
希の神経、全く理解できません。
最悪の出会いから互いに惹かれ合う、という展開は、ドラマの王道だからね、この二人もそうなるのかな。

天中殺に戻ると、圭太から希に電報が届いていました。
負けるな、目指せパティシエ世界一。
負けるな、は、みのりから聞いた濡れ衣のことだね。
これを読んで元気が出た希は、力強く立ち上がります。
この時、猫が、天中殺の床に足を滑らせて、こけそうになったところが、かわいかったです。(笑)

新作ケーキのルセットづくりを始めた希は、おとろしいほどアイデアが湧いて止まらん、となぜか自信満々。
で、最初の作品が、サンタの顔って、あんた、大悟じゃなくても、ふざけるな、といいたくなりますよね。(笑)
浅井さんは、やさしいから、やんわりと否定してくれました。
その浅井さんによると、スポンジ生地に生クリームというケーキは、フランスにはない日本人仕様のものだったんですね、びっくり。
で、アイデアは思いつくけど、基本的なことを何も知らない、と否定されても、相変わらずおめでたい希は、浅井に一緒に伝統的なフランス菓子を考えようと持ちかけました。

能登では、年忘れパーティーの準備中。
浩一が、徹が夢を見始めたことを藍子さんに告げますが、彼女は、なぜか嬉しそう。(笑)
自室で、その話をする藍子さんに、徹は、畑とかワカメとかをこつこつやって、暮らしていく、といいました。
能登でワカメって、ピンと来ないのよね。
夏ばっぱと被せたかっただけなんじゃないの。(笑)
それより、最近、毎晩遅い一徹、やっぱ、みのりとできてるね。(笑)

あれだけ大輔に痛い目に遭わされたのに、簡単に浅井を部屋に入れる希、もう、つける薬がないね。(笑)
ありがちですね、大したアイデア出ませんね、って浅井さん、よくぞいってくれました。
視聴者としては、この台詞を陶子に吐かせたかったなぁ。(笑)
で、浅井から、大悟が、世界的に有名なフランス帰りの巨匠と聞かされ、急に自信喪失、そんなことも知らんと弟子入りしとったんかい。(笑)
浅井も、パティシエをあきらめ、故郷に帰る決意をして、希の部屋でふて寝状態。

大悟は、働かざる者食うべからず、と輪子に店員をやらされています。
あんな横柄な店員、嫌だけど、やったということは、輪子には、頭が上がらないということなのね。(笑)
私としては、輪子に、おまえも働け、といいたいところだけど、占い専門なのかな。

ショックを受けて外出した希は、夜釣り帰りの大輔とばったり。
で、彼の言葉を受けて、希は、能登のケーキを作ることにしました。
しつこいけど、もう一度いわせて、ばかなのか、希は、本当にばかなのか。
フランスの伝統的なお菓子、というのが、絶対条件じゃん、それを能登のケーキって、正真正銘のばかなのか。(笑)
部屋に戻って、リュックをひっくり返し、小豆を取り出しました。
浅井が、まだ部屋でふて寝しているところは、やっぱり、突っ込んであげた方がいいんでしょうね。(笑)

天中殺の厨房を勝手に使って、ケーキづくりを始める希。
希がスポンジ生地に塗ったクリームをなめ、大輔が、芋とキウイフルーツは合わない、と指摘しました。
希も、なめてみて顔をしかめ、それを取り除いて、今度は、小豆ベースのクリームを塗り始めました。
味見もせずに、生地にクリームを塗っていたということだよね、考えられん。(笑)
顔中に生クリームを塗りたくってケーキづくりに集中する希、もう、こういう、ベタすぎる、しかも、あまりにも嘘っぽい演出、もうやめませんか。

で、できたケーキが、マジパンで作った家族がクリスマスを祝うという、美南ちゃんのためのものでした。
幼稚園か、と激怒する大悟の口に無理矢理押し込む希。
さすがは、巨匠、一瞬にして、素材の違いに気づきましたね。
素材の味を殺している、ということは、ケーキとしては全然ダメ、その材料が気に入られただけだからね。
パティシエとして、評価されたところはゼロなのに、喜ぶ希の気持ちが理解できん。(笑)

能登大納言という小豆と元治さんの塩を使って、大悟が、クリスマスケーキを完成させました。
オーダーメイドで、クッキーを使ってそれぞれの家族を表現、希のアイデアだけは、かろうじて採用されました。
でも、私は、クッキーがないほうが、好きだなぁ。(笑)

おかげで、どさくさに紛れて、希は、厨房でクッキー作りを手伝いました。
マスクくらいしてほしかったなぁ。
さらに、お試し期間も過ぎて、クリスマスイヴまで採用され続けたから、本採用ということでいいのかな。(笑)
最後は、池畑家のクリスマスケーキを作って、みんなでお祝いしてハッピーエンドってことでいいのかな。(笑)
美南ちゃん嬉しそうだったし、大悟さんも笑ってましたね。(笑)
輪子さんや珍さんたちも手伝ってたけど、天中殺は、休業なんでしょうね。(笑)

来週は、正式採用されて、パティシエへの道を歩き始めるのかな。
もう少し、地道にこつこつ、脚本を書いてほしいな。

さて、第7週の関東地区の最高視聴率は、横浜編がスタート、ミシマの採用を断った希が、高志のバイト先、天中殺で目指すケーキと出会った13日(水)の21.3%で第1位でした。

月曜から土曜までの詳細は、18.2%、18.8%、21.3%、19.3%、19.9%、19.1%で、第7週の週平均は19.43%、『ごちそうさん』の第7週の平均は21.72%、『花子とアン』の第7週の平均は21.90%、『マッサン』の第7週の平均は20.38%でした。
第7週までの全平均は19.74%、『ごちそうさん』は21.49%、『花子とアン』は22.00%、『マッサン』は20.57%でした。

関西地区の最高視聴率は、横浜に旅立つ希に、文さんが、いつでも帰ってくればいい、私らは、いつでもここにおるさけな、という言葉を贈ってくれた12日(火)の22.2%で第1位でした。
名古屋地区の最高視聴率は、希が、村のみんなに壮行会を開いてもらい、藍子さんたち家族に見送られながら、バスで横浜に向かった12日(火)の21.0%で第1位でした。

『花燃ゆ』の第20回は、関東地区が9.4%でした。
ちなみに、八重の第20回は13.7%、官兵衛の第20回は15.0%でした。
第20回までの全平均は、花燃ゆ12.53%、官兵衛15.54%、八重15.55%です。
関西地区は12.6%でした。

今回は、私の好きな宮村さんの脚本でしたが、正直、おもしろくありませんでした。
ちょっと、話をはしょりすぎていて、大河初心者の方には、幕末の動きが、まったく見えてこなかったんじゃないでしょうか。
権謀術数を凝らした駆け引きが見られる、おもしろい時代なのに、残念です。
主役の文にフォーカスを当てようとするあまり、こういう悲惨な結果を招いちゃうんですよね。

冒頭から、いきなり破約攘夷ですもんね。
視聴者は、玄瑞が、周布に決断を迫ったら、こうなったとしか分かりませんしね。
どうやって、周布たちが、藩是を覆したのか、その過程こそが、ドラマなのに残念です。

雅も、完全にキャラ変、文にすっかりなついちゃいました。(笑)
晋様も、上海から戻ってきましたが、このドラマを見る限り、観光旅行に行って、これみよがしにお土産を買ってきた、としか見えません。(笑)
せめて、ナレーションで、彼がなにをしてきたのか、説明してくれても、バチは当たらないと思うけどなぁ。

その土産物の一つ、スワトウのハンカチーフが、今回のキーアイテムでした。
雅は、ピストルに興味を持ちます。
晋様、弾もちゃんと買ってきたんでしょうね。(笑)
そういえば、勝手に軍艦を買ってきた、と小忠太は怒ってましたけど、多分、史実なんでしょうね。
今の世の中じゃ、こんなこと、とてもできないでしょうけど、当時なら、藩を代表している、といって、そんな買い物ができたのかも。

そして、遅ればせながら、文は、小忠太に追い出されちゃいました。(笑)
ハンカチーフは、なぜか文がもらったようです。
杉家では、雅が、組紐の内職、ってありえないっしょ。(笑)
そもそも、あれほど杉家を忌み嫌う小忠太が、その杉家への雅の出入りを許すとは思えませんけどね。(笑)
そういえば、もう、かまぼこの内職はやめた、ってことなのよね。(笑)

勉強に興味を持ち、寅次郎の本を漁る篤太郎、この勉強好きなキャラは、将来への伏線なんだろうな。
その篤太郎を探しに、杉家にやってきたヒステリー全開の寿さん。
この人、このドラマにいる?
少なくとも、優香さんのような有名な女優が演じる必要は、ないんじゃないかな。
だいたい、三田尻の越氏塾にいっているはずなのに、こんなに簡単に杉家に来られる?
伊之助も、相変わらず、重臣顔で、萩のお城に出入りしているけど、何の説明もないまま、城下に戻ってきた、ということなのかな。
このあたりも、説明がないので、全く分からないのよね。

稔麿は、いつの間にか、復活していました。
でも、松陰先生が死んで、と弟子とは思えない口ぶり、やっぱりわだかまりがあるんだろうな。
普通は、やっぱり、亡くなって、というところだよね。
それとも、当時は、死が身近で、こうした使い分けは、なされていなかったのかな。

その稔麿もいる京の料亭で、玄瑞と晋様が口論。
亀太郎が死んだのは、おまえのせいだ、といわれ、鴨居を叩いて泣く玄瑞、ちょっと子供じゃないんだから。(笑)
それを見ていた辰路さん、色気というか艶っぽさがなくて、なんかいまいちだね。(笑)
でも彼女、今のところ、二重スパイなんですね。

そして、玄瑞たちは、三条実美と謁見しますが、これも、どんなツテを頼ったのか、その経緯は、全く語られないまま、口の中のおできだけが、視聴者の頭の中に、印象強く、すり込まれていきます。
この二人の出会いも、今後の大きな鍵となるんですけど、そんなことはおかまいなし、といった感じです。(笑)
あれだけ毛嫌いしていた医者坊主を、玄瑞は、自らネタにしました。
ようやく、コンプレックスを克服できたみたいですね。(笑)

その頃、伊之助は支藩の助力を得ることを敬親から許され、奔走します。
当時の長州には、長府、徳山、清末、岩国、の4つの支藩があったとのこと。
岩国は、藩主が、吉川経幹、吉川元春さんの系譜なんでしょうな、家格が一番下なのは、勘兵衛を観た方には、なんとなく察しがつくんじゃないでしょうか。(笑)

椋梨さん、伊之助の動きに不快を示しました。
椋梨にとって、雅楽は、自分の敵である周布の敵だからね、そちらにつくよね。(笑)
そんなことより、しつこいけど、美鶴さんを出してあげて。(笑)
椋梨の妨害を乗り越え、伊之助は、その家格を引き上げることを条件に、破約攘夷への協力を取り付けました。
そりゃ、岩国はいいよ、岩国は、家格が上がるんだからね、でも、それを聞いた他の支藩は、反発するんと違うかなぁ。(笑)

杉家では、学ぶ子供の数が増え、文は、雅に手伝いを頼みました。
雅は、江戸の晋様の元に行く、と断りました。
文は、江戸に行っても、あるのは晋様の夢で、雅とは関わりない、と引き留めました。
で、雅は、翻意して、手伝うことになりました。
ちょいちょい、男の夢を手伝うのが、文の夢じゃなかったの。
夫の夢は、妻の夢じゃないって切り捨てるなんて、自己否定とちゃう。(笑)
まあ、引き留めるための方便、ということにしておきましょ。(笑)
雅が、子供は、わがまま、自分勝手、あまのじゃく、何一つこちらの思うようにならない、といってましたけど、あそこは、視聴者に、それはおまえのことだ、と突っ込んでほしかった場面なのかな。(笑)

杉家にやってきた小田村は、文から、ハンケチーフを見せられます。
異国の技術を自ら高め、異国人もまねできないほどのものに改良した、と文は、伊之助にいいました。
村の女が異人に勝った、ということだな、と感心する伊之助。
これまた、ひどい展開。
だって、この上海の話は、開国して、異国の技術を取り入れて、国力を引き上げよう、ということだからね。
破約攘夷を目指す長州藩の動きと正反対なんだから、伊之助が、感心しちゃだめじゃんね。(笑)

伊之助の尽力で、岩国と長府が、破約攘夷を受け入れたことから、そのほうびに、殿から寅次郎の復権を認めてもらいました。
大喜びする杉家。
泣くな、新しい門出だ、と抑さえつつ、喜びを隠せない百合之助。
で、そのあとにナレーションが。
その後、正式に松陰の復権が認められた、と。
ということは、あの喜びは、伊之助から、もたらされた速報だったわけね。
そん不確かな状況で、あんな大喜びして、アンチ松陰派の巻き返しで、ひっくり返ったら、どうするつもりなんだろ。
口の軽い伊之助は論外として、杉家も、ちょっと喜びすぎだったんじゃないの。
結果オーライで、よかったですけどね。(笑)

そうそう、玄瑞から文に届いた手紙には、一言、「無事」とだけ書かれていました。
昔、『おひさま』で、陽子から便せん2枚以上書けといわれた育子が、大きな文字で、1枚目に「元気」、2枚目に、「です 育子」と書いて送ってきたのを思い出しました。(笑)

晋様と玄瑞は、塾生と英国公使館の焼き討ちに向かいました。
完全に、火付け盗賊集団ですね。
利助さん、なんで用意したのこぎりを、あんなとこに入れておいたのかな。
大工たちに見つかって、どこかにやられるかもしれないのにね。(笑)
紀行によると、犯人は、捕まらないまま、うやむやになったみたいね。
ということは、次回の本編では、もうこの焼き討ちには触れない、ということよね。
あっさりしているなぁ。(笑)

予告編には、幾島が映っていましたね。
何の役なんだろ、楽しみです。

それでは来週も、男は夢という言葉に弱いことを肝に銘じ、もはや一刻の猶予もないと急ぎ、決然と立ち上がり、学問は人たる所以を学ぶものと知り、足下を固めてから、というありきたりなやり方を捨てて思惑を遙かに超えたものに挑み、民のためを最優先し、すべての支藩から強く助力を仰ぎ、寅次郎の言葉は、それを求める人に触れてもらいたいと願い、やぶさかでないといってもらうためには、例え高くついても、梅干しと焼いた茄子のへたで口の中のおできを癒やし、一人ひとりと話し合い、相手を説得して仲間を増やし、霧に覆われようと、その上に青空があると信じ、恨まれてこそ、惜しみなくお役を生きたかいがあろうというもの、悔いはない、そういえるよう、こぴっと仕事がんばれば、活路を開き、新しい門出を迎え、さすがはおまえじゃ、そういってもらい、一世一代の誉れを得ることができるじゃんね。

「分からん奴だな。やらんとゆうたら、やらんのじゃ」
「分からんそか」
「分からん」
「日本をひっくり返すんぞ。おまえなしで、できるか」
CATCH A DREAM!!




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