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一瞬の風になれ
はじめまして。 今年、長男が高校3年生にして初めて、4継でインターハイに行きました。中学から数えて六年目。中学では県大会にも出られなかった彼がかなえた夢でした。 中学のとき『一瞬の風になれ』を読んで、毎年夏休みの感想文はあの本を書いてましたっけ(笑) あの話の続きを読みたい!という声が多いようですが、あんなに好きなのに彼は一度もそういいません。ちょっと不思議でしたが、インターハイにいってわかったような気がしました。 新潟のビッグスワンスタジアムの立派なグラウンドに立つ我が子をみながら、新二や連のことを思っていました。きっと、彼らは毎年ここで走っているのでしょう。毎年、何人もの新二や連が走り、根岸や守屋さんがスタンドから応援しているに違いありません。あの物語はきれいに終っているというか、きれいに続いているのではないのでしょうか。 現在の高校生はやたらに速い子が何人もいて、100メートルなんか正直、勝ち負けなど気にしていたらやってられません。でも、かなわない才能に明るくちょっとおバカに立ち向かう彼らが好きでした。長男がいた短距離陸上部は上下の関係もなく、先生も適当で、よくインターハイにでられたもんだと思います。でも、自分達で工夫して悲壮感なくがんばった結果でしょう。 長男はなんというか天然で大変面白い男の子でして、喜怒哀楽が激しく小さい頃は手がかかって大変でしたが、明るい短距離ランナーに育ちました。リレーは予想通り予選落ちでしたが、いつもはぴりぴりしてるスタート前、いつになく落ち着いたすがすがしい表情をしていたのが印象的でした。 スタート前、メールで「今まで育ててくれてありがとう。かっとばしてくるぜ!」と送ってきました。 大学で続けるかはわからないそうです。かわいい彼女が欲しいので、陸上部なんかに入って大丈夫か、と心配してます(笑) 2012/10/30(Tue) 14:11[1755]
「一瞬」を、親子で読んでいただき、 ありがとうございます。 話がきれいに続いている、という言葉、 すごく嬉しかったです。 読者の中で、あの話がそれぞれに続いて くれれば……というのが、確かに作者の願いです。 息子さんのお話、ありがとうございます。 色々、実感あります、取材していた時の。 よくわかります。 大学の体育会の陸上部は、かなり競技的な 野心がないと行かないという印象です。 明るい日々が続きますように。 2012/11/16(Fri) 13:13[1760]
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