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元気です!
今晩は、佐藤先生。 ご心配おかけしました、無事です、大丈夫です。先日の震度6強はタテ揺れでやや長く肝が冷えましたが、再びさっさと停電。懐中電灯のもと、まずは水の確保です。お風呂、ポリタンク、ずん胴なべ等々をいっぱいにして就寝。翌朝、電気は点きましたが案の定断水です。やっと復旧したJRも再び運休、三歩進んで二歩下がる…けど、一歩は前進してますよね?先日の書き込みの後、被災者支援で宮城県南部の沿岸部へ行く機会がありました。道路の両側に積み重なる瓦礫の山、根っこ丸ごとの防風林の松の木や車が飛び込んだ家屋、土台だけを残した家の跡地、これからが旬だった仙台苺のビニールハウスの残骸。胸を痛めながらさらに南下した私達が目にしたものは、…いちめんの砂浜でした。なにもない、白い砂浜。道路の両側には普通に会社や住宅があったのに、瓦礫さえも遠く西の方に押し流され、ただ砂浜と道路だけがある。その辺りは堤防が一部決壊していて、もの凄い勢いで水が流れ込んだのだと思います。今まで道路沿いに海なんて見えなかったのに、何もなくなった景色は水平線まで鮮やかです。涙がこぼれてしかたありませんでした。そして、不謹慎にも美しい光景をみつめながら『悪意しかもたない』のではなく、『善も悪も超えた』ところにあるのではないか、と考えていました。太古からの八百万の神、荒ぶる神。昔話の村人のように、受け入れてあきらめず、何度でも立ち上がらないと。 P.S 11日の震災2日後、給水の列に並ぶ私のポケットには『しゃべれどもしゃべれども』がしのばせてありました。読書の余裕がまったくなく、給水待ちの間なら!と苦肉の策でしたが、頁をめくり活字をおっていくのは、心に水が沁みこむような至福の時間でした。佐藤先生、素敵な小説をありがとうございます。どんなときでも、本は人生の喜びです。 P.S2 今回の震災で実感したのは、個人商店の強さと大手ショッピングモールの弱さです。いち早く店先で営業を始めた地元スーパーや商店街に、どれほど助けられたか。これからは売上にもっと貢献しなければ、と深く反省しました。 2011/04/10(Sun) 01:38[1583]
よかったです! 書き込み、ありがとうございました。 まずは、ご無事で何よりです。 深夜に震度6強の地震は、本当に恐ろしかったと 思いますが、冷静な対応ですね。 すごいです。 停電と断水の間にタイムラグがあるのですね。 まず、水を確保。 覚えておきます。 三歩進んで二歩下がる、 そう表現できることが、本当にすごいと 思います。 何もない白い砂浜。 丁寧に描写してくださったので、はっきりと 脳裏に浮かびました。 書いてくださって、ありがとうございます。 直接見たのではないですが、私も、ここを 読んでくださった皆様も、心に深く刻まれた と思います。 こんな厳しい時に、本を手にしてくださって、 ありがとうございます。 自分が迷ったり、怠惰になったり、揺らいだり した時に、必ず思い起こすことにします。 個人商店が強い! これは、まさに、その時にならないと わからない事実ですね。 色々書きたいことがあるのですが、 細切れの言葉になってしまって、 すみません。 応援しています。 気持ちだけでなく、もっと形に できるように考えていきます。 2011/04/10(Sun) 22:54[1584]
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