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聖夜
こんなに感情移入したのは『一瞬の風になれ』(野球部所属の臨時陸上部員として100mのスタートラインに立った記憶が蘇った時)以来です。 プログレ。キーボード。高1の音楽の時間の発表で、ELPの1stに入っていた「石を取れ」に影響されてでっち上げたインプロなるものをピアノでやったこと。ピアノの腕は学年の男の中では3番目だった(まともに弾けるのが3人しかいなかったということだな)こと。一番うまかったA君は学祭でELPのコピー(「ホウダウン」だけ覚えてる)をやったこと。 思い出があふれでて、なかなか読み進めませんでした。1960年生まれだと「深井」のような奴は(自分を含め)クラスにごろごろいて(甲子園に出た野球部のエースですら同じぐらいのロックの知識は持ってた)そんな70年代後半の高校時代。 でもそのあと(深井が登場してからあと)は一気読みでした。 不器用だけどこつをつかむとあるレベルまですっといく…自分がそうだったので(多分レベルが全然違うのだろうけど)天野(の描写)にも心惹かれました。 結末のところで感じたのは…『一瞬の風になれ』と同じような「いさぎよさ」です。独立した長編なら「もうちょっと続きを読ませて!」という読者の声が殺到しそうな気もしますが、中短編集の中の、掉尾を飾る(長い)中編なのだから、このタイミングで終わるのがベストなのかな、と(読者として)納得しようとしています。 うだうだと駄文書きました。これぐらいでやめにします。それではまた。 2010/12/21(Tue) 14:31[1532]
ありがとうございます! プログレをリアルで体験している世代は、思い入れが濃いですよね。私は、その世代なのですが、当時は流行以外は日本の音楽しか聴いていなかったので、「どっぷり体験」の夫に詳しく教えてもらいました。 ELPは、大好きです。 2010/12/22(Wed) 21:11[1535]
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サマータイム
今、読み終わりました。 先月、中一の娘に会った際に よかったよと言われて・・・ ニュータウン、5月のつつじ、 まさに私の育った横浜の光景 そして、登場人物は娘の心境? 懐、リアル、複雑の絡み合った不思議な感覚 を覚えました。 1冊の本を通じて娘との心の対話が出来たことに 感謝いたします。 1972生まれ 2010/12/20(Mon) 23:46[1531]
ありがとうございます! 横浜の風景とマッチするのですねー。サマータイムの舞台は、1970年代の大阪の千里ニュータウンなんです。私は62年生まれで、従妹が住んでいたので、よく遊びに行きました。あの当時、あの規模の団地のニュータウンは、草分け的な存在でしたね。 親子で読んでいただけて、本当に幸せです。 2010/12/22(Wed) 21:07[1534]
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「第二音楽室」感動!
「しゃべれども しゃべれども」を最初に読んで、 その前の作品を読み、新刊が出るたびに読んでいます。「一瞬の風になれ」も息子と二人で「すごい、良いよね!」と絶賛しながら読んでいました。「第二音楽室」は自分の若かりし頃を思い出して、いじめとかはなかったけど、気になる男の子はいたよなあとか。うまく言えないんだけど、はまってます。だいすきです! 2010/12/20(Mon) 20:51[1530]
ありがとうございます! 新刊の感想、嬉しいです!! 小学校から高校まで、自分の時代から、今の時代まで、学校の中の音楽シーンを思い出したり、尋ねたりしながら、書きました。一つひとつ違うものを書くのは大変ですが、楽しかったです。 2010/12/22(Wed) 21:04[1533]
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はじめまして
『一瞬の風になれ』を高校生の時に読んでから、長らく佐藤さんが書く作品の世界観の虜になっている大学生です。 ちひろと申します。よろしくお願い致します。 『夏から夏へ』までの作品はすべて読ませていただいているのですが、新刊が出ているのですね!近日中に必ず読みます・・・! 『一瞬の〜』を読んだときになぜ自分が陸上をやっていなかったのかと後悔し、近くのグラウンドまで走りに行った人間なので、今回はなぜ音楽をやっていなかったのかと考えることになりそうな予感です。 就活中ですが、読んだらまた感想書きに参ります。 2010/12/10(Fri) 17:28[1526]
色々読んでいただいていて、本当にありがとうございます。新刊は、お時間のある時にでも、ゆっくりご覧ください。 就職は、相変わらず厳しそうですが、ご自分で納得できる道に進めるといいですね。ファイト! と、応援を。 2010/12/10(Fri) 21:22[1528]
読みました! 私の人生の中で、佐藤多佳子さんからメッセージをいただける日が来るとは思ってもいませんでした!(感涙) 就活、戦い抜きます・・!! 『聖夜』 気づいたら読み終わっていました。 佐藤さんの作品には、いつもどこかに希望があると感じながら、私は読んでいます。 苦しみや挫折の中でも、その先にある希望が見えました。 そしてたとえ夏でも、冬の朝のような澄んできらきらした空気が作品全体に満ちていて・・ 読んでいる時も、読み終えた後も、すっきりとした気持ちになることができました。 幸せな時間と素敵な作品をありがとうございました。 次作も楽しみにしてます。 2010/12/13(Mon) 21:54[1529]
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久しぶりです
本日「聖夜」フラゲ(な〜んて若者言葉を使ったりして)しました。明日地元の本屋さんに入る保証はないしな〜と思い、でもどうしてもこの、街中がキラキラしているこの時期に読むことにこそ意味がある!と、銀座の本屋さんに平積みされているのを見てガッツポーズでレジに向かいました。帰りの電車でちょっとだけ読みました。大切に読みます。 2010/12/10(Fri) 00:25[1525]
わざわざ買いに行っていただき、ありがとうございました!! フラゲという言葉は、この前、文春の敏腕編集者三人とも知らなくて、自分、ちょっといい気になりました(笑) 街がキラキラしてますねえ。 私も、昨日、バスから外を見て、そう思ったところです。 2010/12/10(Fri) 21:17[1527]
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らじゅ
佐藤 多佳子さんが僕にとっての『らじゅ』です。 人生は楽しい事ばかりじゃない。 でも、だからこそ それ故に、人生は素晴らしい。 佐藤 多佳子さんの小説にはそんな人生の機微がギュッと濃縮されているような気がします。 スッと心に入ってきて、さわやかに駆け抜けていく。少しのほろ苦さと、心地よい爽快感を残して。 裸樹の歌詞を読んだ時、その印象と佐藤 多佳子さんの小説がピッタリとに重なりました。 これからも佐藤 多佳子さんの紡ぎだす物語を心待ちにしています。 らじゅの新曲を心待ちにする望のように 2010/12/06(Mon) 22:10[1523]
ありがとうございます。 すごい剛速球を投げていただいて、しっかり受け止めないと、と、思いました。 一作、一作、全力で取り組んでいますし、創作の仕事のスタンスに迷いはありません。 それでも、出来不出来はあるでしょうし、読者の方の受け止め方や好みも色々あると思います。 これでいいのかな?と自問自答する時は、やはり、私にもあります。 いただいたコメント、胸に刻んで、これからも、頑張ります。 2010/12/06(Mon) 23:53[1524]
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夏から夏へ 続編を
日本4継のその後、書いていただけませんか?今年アジア大会で男子4継はバトンミスして予選落ちになりました。でも失格ではありません。テイクオーバーゾーンに戻ってバトンパスをやり直しゴールしました。バトンはつながったのです。決勝進出はだめとわかりながら敢えて走った彼らを追っかけていただけないでしょうか? 2010/11/25(Thu) 19:39[1521]
「夏から夏へ」は、北京のあと、取材のできない状況にあります。半端な形で書きたくなかったので、待機していましたが、だいぶ時間もたってしまったので、どうなるかわからないですね。 アジア大会の男子四継のバトンミスは、残念でした。最後まで走ったことは、本当に素敵でしたね。 改めて、北京のメダルの重みを感じます。 2010/11/25(Thu) 21:00[1522]
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お気楽に
新刊の感想、ありがとうございました。 読後のコメント、ほんと、一言でも十分です。 読者の方が、読んでよかったと思っていただけたのか、本当に知りたいのは、そこなので。 もちろん、あれこれ語っていただくのも、とても嬉しいですよ。 なんにつけ、お気楽に、お好きなように、書き込んでくださいませ。 もともと、当人のブログがあんなんですから(爆) 2010/11/22(Mon) 00:33[1517]
ツイッターのほうにリプライして、ここを放っておくのも、なんだかなーなので、しばらく、レスつけさせていただきますね。 2010/11/22(Mon) 22:20[1520]
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第二音楽室
ずううううっと以前、同人誌「ももたろう」のHPとリンクをはらせてくださいとお願いいたしましたepoです。おひさしぶりです。 「第二音楽室」読ませていただきました。 「サマータイム」や「九月の雨」を読んだときと同じように、物語の背後で静かに音楽が流れ続けているような気がしました。 忘れてました。 最近は、ブログもスポーツに関する記述が多いし、「一瞬の風になれ」とか「夏から夏へ」とかばかり読んでいたので、すっかりスポーツものの佐藤さんみたいな気になってました。 そうだ、そうだ。こんな風に、ピアノの調べが聞こえてくるようなお話を書く人だった。うなずきながら読みました。 佐藤さんの書く小、中学生はうそっぽくなくて好きです。どうしたら、こんなにリアルに心模様を書き表すことができるのでしょう。 私も物書きの端くれなので、佐藤さんを目標にがんばります。 2010/11/22(Mon) 21:53[1518]
お久しぶりです。 嬉しい感想、ありがとうございました。 音楽もスポーツも、自分の中で、大きな存在 なのだなと思います。 あこがれに近い感覚ですが。 2010/11/22(Mon) 22:17[1519]
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