[273] 精神分析による心の研究 |
- 明鏡 - 2014年11月11日 (火) 16時42分
新編 『 生命の實相 』 第11巻 ( 202頁 〜 203 頁 )
谷 口 雅 春 先 生
それは 相手の打明話(うちあけばなし)を導き出すように誘導する代(かわ)りに
単刀直入 その婦人の心の秘密に貫(つらぬ)き入(い)ったことと、
一切の 「 内心の障り(インナー・コンプレックス) 」 を溶(と)かし去るのに
聖典を読んで得(う)る 「 唯(ただ)もう有難(ありがた)い 」 という
感謝の念(ねん)を以(もっ)て したからである。
「 唯 もう有難い! 」 という感謝の念は 一切の 「 内心の錯綜(インナー・
コンプレックス) 」 を溶かし去る力があるのである。
だから、心の悩みを暴露された人が 「 天地一切のものと和解せよ 」 との
聖典巻頭の神示に触(ふ)れるならば、
分析によって抉(えぐ)り出された自己内心(じこないしん)の葛藤(かっとう)の傷が、
直(ただち)に温(あたたか)い 神愛(しんあい)の被覆(ひふく)を受けて、
痕型(あとかた)もないように 癒(い)えてしまうのである。
( 『 生命の實相 』 全集 第一巻 巻頭 参照 )
http://www.komyoushisousha.co.jp/11kan.html
|
|