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光明掲示板・第三

 

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「讃嘆」 (68)
日時:2014年09月03日 (水) 03時26分
名前:伝統

このスレッドでは、生長の家七つの光明宣言4条で掲げられている言葉の力としての
「讃嘆(ほめことば)」について、続けて紹介してまいります。


【言葉はすべて自分に返ってくる】

        *メルマガ「人の心に灯をともす(2013年04月16日)」より
   
   (医学博士、佐藤富雄氏の心に響く言葉より…)

   ほめ言葉というものは、口にするだけで気分が高揚してきます。

   その反対に、悪口は言えば言うほど気分が滅入ってくるものです。
   悪口をさんざん言ったあとで、あたかも悪口を言われた人のような気持になり、
   重苦しい嫌悪感を抱いてしまうことがよくあるでしょう。

   それもこれも、自律神経が言葉の内容をそっくりそのまま、
   話者にフィードバックするからです。

   つまり、言葉はすべて自分に返ってくるのです。
   誰かを「きれいだ」とほめると、言った本人がきれいになっていける
   という不思議な現象が起こりえるのです。

   直接その当人に向ってほめるのはもちろん、
   当人のいないところで別の人に話すことでも効果があります。


   「今日のそのブラウス、すごくいい色だね」

   「○○ちゃんはいつ見てもきれいだなあ」

   「あの人は本当にセンスがいい」

   こういうほめ言葉が脳に栄養を与え、思考パターンが柔軟になっていきます。
   そして、顔の表情も柔らかくなります。
   これは、意識の変化が引き金となって引き起こされる生化学反応のひとつです。

   自律神経は、言葉における自他の人称を解しません。
   自分のことを語っていても、誰かほかの人について話していても、
   すべては言葉を発した当人のこととして受けとめます。

   そして、自分の発した言葉を意識のなかに取り入れ、
   自分の姿や人生に反映させるようなシステムを持っています。

         <『脳から若返る「ときめき」の魔力』KKベストセラーズ>

       ・・・

誰かを、感情にまかせて怒ってしまったときは、
後で苦い気持ちがわき起こってくることが多い。

それは、人を怒っているつもりが、自分を怒っているのと同じ状況になるからだ。

自分の口に一番近い耳は、他人の耳ではなく自分の耳。

だから、自分の吐いた言葉は、自分が一番よく聞いている。


人に…

「きれいだね」と言えば、自分がどんどん「きれい」になる。

「やさしいね」と言えば、自分がどんどん「やさしく」なる。

「勇気があるね」といえば、自分にどんどん「勇気」がわいてくる。

人をほめることは、自分をほめているのと同じ。

「言葉はすべて自分に返ってくる」

人を、ほめて、ほめて、ほめまくりたい。

・・・

<関連Web>

(1)「光明掲示板・第一」内のスレッド「讃嘆(ほめる) (1532)」
   → http://bbs5.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou&mode=res&log=339

(2)「光明掲示板・第二」内のスレッド「讃嘆 (897)」
   → http://bbs7.sekkaku.net/bbs/?id=koumyou2&mode=res&log=232

         <感謝合掌 平成26年9月3日 頓首再拝>

神を称(ほ)め讃えましょう (319)
日時:2014年09月13日 (土) 04時47分
名前:伝統

        *『眞理』第九巻生活篇(P76)より

神は無限であり、その無限の供給の流れが、
既にあなたに「実相」に於いて与えられているのであります。

現象の乏しさを憂えることを止めなさい。
そして、「実相に於いて既に与えられてる豊かさ」に対して感謝しなさい。

神を称賛(ほめ)讃えなさい。

真にあなたが「実相に於いて既に与えられてる豊かさ」に対して
神を褒め称へ徹底的に感謝できるようになられたときに、
物質の乏しさの鉄壁は打ち破られることになるのです。

物質を固定した塊だと考えてはなりません。

外形はそのような形に見えましても、現象界全体が大いなる霊的実在の投影なので
ありますから、その霊的実在を完全に映し出すように神を褒め称えることによって
心の波長を合わしたとき、現象界の物質的現れも自然的秩序を通して変化しまして、
乏しきは豊かになり、病める者は健やかになるのであります。

         <感謝合掌 平成26年9月13日 頓首再拝>

お父さんのほめ言葉 (568)
日時:2014年09月23日 (火) 04時43分
名前:伝統

          *「心が安らぐ魔法のことば」山崎房一・著(P189) より

「妻を口先だけでいいからほめてごらんなさい。奇跡が起こりますよ」

そう言われた山本部長。

考えてみると、山本さんは、結婚して以来、
文句を言ったりどなることはあっても、
ほめたり、「ありがとう」と言ったことがなかった。

日曜日にゴルフへ行くのをやめ、久しぶりに家族と食事をした夜のこと。

しらふではとても駄目、酒の勢いを得て、息子と娘にこう言ったそうだ。

「お父さんのお母さんに対する態度は悪かったと思う。
しかし、お父さんはお母さんが好きなんだ。料理も上手だし・・・」

お母さんは目を白黒。
すると、息子と娘が、胸のうちにあることをみんな話しはじめた。

山本さんはびっくりした。
いつもなら食事がすむと、二人は部屋に引っ込んでしまうのだから。

そのときの奥さんの笑顔に、山本さんはあらためて惚れなおしたそうである。

         <感謝合掌 平成26年9月23日 頓首再拝>

ほめ上手になって幸運を手に入れる (683)
日時:2014年09月29日 (月) 04時13分
名前:伝統

      *「たった3年で楽しいお金持ちになる方法」佐藤富雄・著
       (P180〜183)より抜粋。

人にほめられて悪い気がする人はいません。
むしろほめられることのよって、「さらにやる気が湧いてくる」というのが、
人間として普通の感覚ではないでしょうか。

あなたは、相手が思わず嬉しくなるような、ちょっとしたほめ言葉を
毎日の生活の中でどれだけ使っているのでしょうか?

多くは、あまりほめ言葉を使っていないのではと私は思います。
なぜなら日本人というのは、基本的に「ほめ上手」「ほめられ上手」な
民族ではないからです。

日本人の深層心理には、「謙譲の美学」という考え方が根づいており、
「奥ゆかしさ」が美徳とされています。

しかし、「言葉の法則」をしっかり身につけてきた人ならば、
人をほめる言葉や励ます言葉が、”楽しいお金持ち”を志す上で、
良い効果をもたらすことは気づくはず。

また「ほめ上手」になるような言葉の使い方を意識すれば、
あなたの印象が大きく変化するとともに、
「話の達人」に近づく実践的なレッスンにもなります。

例、

 ×「彼は営業では使いものにならなかったけれど、
   総務に異動したらイキイキと仕事ができるようになったね」

 ○ → 良いところだけに焦点を絞ることが正解です。
  「彼は総務に異動して見違えるようにイキイキしている。センスも抜群だ」

 * 悪い部分を交えたり、曖昧な表現を使っていては、相手の脳もさることながら、
   ほめている自分も”快”の状態になることができません。


「話の上手な人」と同様に、仕事ができる人というのは、
たいていの場合が「ほめ上手」な人です。

そしてそうした人は、人をほめることで自分の脳をいつでも”快”の状態に保ち、
より多くの「運」や「ツキ」を手に入れているのです。

「ほめ言葉のご利益」は、相手のポテンシャルを向上させるだけでなく、
それを口にした自分に対しても大きなリターンがあることを忘れないでください。

         <感謝合掌 平成26年9月29日 頓首再拝>

人の功績を認めよ (867)
日時:2014年10月07日 (火) 04時32分
名前:伝統

          *『生活の智慧365章』(P158)より

現象的には、まだ其の人が色々の善き徳や行いや善き性質をあらわしていないように
見える時にも、その人の生命の実相には無限の善徳や善き性質や善き行為が宿っている
のである。

それを引き出すのが称讃の言葉の力である。

讃められれば讃められた方向に、その人の行動力が動き出して活動を始めるのである。

それゆえに子供を教育する場合などには、特にその子供に欠けていると思われる徳目が
既に本当にあるかのように讃める言葉を使うならば、その子供にやどる実相の完全さが、
その讃められた方向に浮かび上がって来て、その子供が本当に立派になって来るのである。

しかし子供ばかりではない。
無数の大人が如何に称(ほ)められることを欲しているかは、文化勲章や
藍綬褒章(らんじゅほうしょう)や、黄綬(おうじゅ)褒章を貰うことを
如何に光栄に考えられているかで明らかである。

人を使う秘訣も、従業員各員の功績をみとめて
称める言葉を如何に巧みに使うかにかかっているとも言い得るのである。


・・・

以下は、Web「経営者のためのビジネスマナー」からの紹介です。


経営者として、社員に気持ちよく働いてもらうためには、褒めなければいけません。
子供は褒めて育つと言われますが、大人にとっても同様で、
褒められると単純に嬉しいものです。

なぜなら誰もが持っている"承認"してもらいたいという欲求が満たされるからです。
自分のことを気にかけてくれている、そして認めてくれているという思いがあれば、
社員はこれまでの数倍の働きをしてくれるでしょう。


褒めるのは、些細なことでいいのです。

 例えば、

☆資料の出来を褒める 「この間の資料、わかり易くてよくまとめられていたよ。」

☆勤務態度を褒める 「いつも朝早くから、熱心にやってくれているね。」

☆服装を褒める 「ピシッと決まっていて、清潔感があるね。」

☆面倒見の良さを褒める 「後輩に親切に指導してくれているね。」

☆電話応対を褒める 「丁寧な受け応えが評判いいよ。」

☆挨拶を褒める 「こっちまで元気になる挨拶だね。」

その気になれば、褒める材料はいくらでもみつけられるはずです。

http://www.innovations-i.com/column/muse2/5.html

            <感謝合掌 平成26年10月7日 頓首再拝>

【ほめ言葉は、自分をも高める】 (1081)
日時:2014年10月15日 (水) 04時21分
名前:伝統

      *メルマガ「人の心に灯をともす(2013年09月24日)」より

   (医学博士、佐藤富雄氏の心に響く言葉より…)

   脳のコンピュータは、言葉の意味を読み取る機械です。
   考えていることも、しゃべっていることも、全部、言葉の意味を読み取り、
   体を使って表現しようとします。

   ここで覚えておかなければならないのは、
   このコンピュータには人称がなく、言葉の意味を全部、
   自分のこととして読み取ってしまうということです。

   人称がないということは、意志も主語もないということです。
   つまり、内容にかかわらず、
   言葉を使った人にすべてが反映されるようにできているのです。

   ですから、どこかで見てきた、とてもつらい話をしていると、
   自分がつらい体験をしたわけでもないのに、
   脳のコンピュータは、それを読み取って、話している人を悲しくさせます。

   他人の話でも、話をしている当事者の出来事として読み取ってしまうからです。

   また、けんかをすると腹が立つのは、相手の言葉によってではなく、
   自分が発した言葉に腹を立てているということになります。

   これがわかっていれば、
   争いごともそれほどおおごとにならずにすむに違いありません。


   さて、このような脳のコンピュータの特徴を、もう少し具体的に考えてみましょう。

   たとえば、女性が二人で話をしていたとします。

   そこでAさんがBさんに、「Bさん、いつもきれいねえ」といったとしたら、
   この言葉に誰が反応するのでしょうか。

   「きれいねえ」といわれたBさんに反応するように思われますが、実は違います。
   Bさんのことをほめているにもかかわらず、その言葉にAさんが反応するのです。

   つまり、言葉を発したAさんの脳が
   「きれい」という言葉を読み取り、体に表現するのです。

   ということは、ほめられたBさんよりも、
   ほめたAさんのほうが、美しく、きれいになるということです。

   このように考えると、言葉は使った人にご利益があるということがわかります。

   これは、どのような場合にも、どのような内容にも当てはまります。

   ですから、美しくなりたいと思うのなら、まわりにいる人をほめまくればよいのです。


   逆に、人を傷つけるような言葉や、呪うような言葉を使えば、
   それもすべて自分にはね返ってきます。


   日ごろからいい意味をもつ言葉を使うように心がけましょう。
   自分がいい気持ちになれる言葉こそ、自分を高めてくれるのです。

   こういうふうに、どんなことであっても、
   言葉に出したことは、すべてそれを発した人間に返ってくるのです。

   そう考えると、言葉というのは実に怖いものだということがわかります。


   ここでもうひとつ大事な点は、
   ほめられたBさんにも、実は少しだけご利益があるということです。

   それはどういうときかというと、
   ほめられたBさんが、その言葉を本気にしたときです。

   ここが大事です。
   本気にして信じると、Bさんにも3割ぐらいのご利益があるのです。

   言葉のもつ重要性が、これで少しはおわかりいただけたでしょうか。

       <『運命は「口ぐせ」」で決まる』三笠書房>

            ・・・

自分が大声で怒ってしまったようなときは、
それが、どんどんとエスカレートしてしまうことが多い。

言わなくてもいいようなことまで言ってしまい、あとでひどく後悔する。

つまり、自分の発した言葉に自分が反応してしまい、
冷静ではなくなり、もっと腹を立ててしまう状態。


自分の発した言葉は、相手に向かって言っているというよりも、
むしろ自分に向けて発信している。

なぜなら、人間の脳は、人称や、主語や、否定語か肯定語かも認識しないから。


「病気にならない」と言えば、病気だけを認識する。

「お前はバカだ」と言えば、バカだけを認識する。


だから…

相手の成功をたたえれば、自分が成功する。

「素敵だね」と言えば、自分が素敵になる。


人を高めれば、自分も高めることになる。

            <感謝合掌 平成26年10月15日 頓首再拝>

称めることの功徳 (1276)
日時:2014年10月24日 (金) 04時54分
名前:伝統

          *「神真理を告げ給う」(P97〜98)より

人を称讃する言葉を与える功徳も無限に伸びる功徳であるのである。

称(ほ)められることによって、その人が自信力を得、
そうでなかったら困難に面して倒れてしまったかも知れない人が
再び起(た)ちあがる勇気を恢復し、捲土重来の力をもって、

何かの事業に成功し、その事業がまた多くの人々の為になる善き事業であり、
救われる人々が無数に出るような場合には、あなたに撥ね返って来る功徳も
また無限に増幅して尽きる事がなくなるのである。

この世界を称讃の善き言葉で満たすことは、この世界ぜんたいを明るくすることになり、
称讃の一つ一つの言葉は、相手を生かすだけではなく、全人類を光明化し、
あなた自身を生かすことになるのである。


称める事の功徳は、単に現象の相手の外形や外貌を観てほめるに止(とど)まらず、
相手の実相たる“神の子”を観じてそれを称め讃えるならば
更に大なる功徳を積むことになるのである。

つまりそれは神想観を修して
「心の世界」で相手の実相が完全円満なることを観て称め讃えるのである。

その時、相手が不良の子供であれば、優秀善良なる摸範児童に一変し、
相手が病気の人であれば、その病気が癒えることになるのである。

            <感謝合掌 平成26年10月24日 頓首再拝>

「心の闇にともる励まし 〜 褒める行為が感化に実を結ぶとき」 (1474)
日時:2014年11月04日 (火) 04時50分
名前:伝統

       *「致知」2013年12月号(P126)より
        〜中村学園大学教授・占部賢志教授


筆者(中村先生)の手元に古びた一冊の本があります。
学生時代に先輩から紹介されて求めたもので、
死刑囚島秋人(しまあきと)の『遺愛集』という歌集です。

彼の名はペンネームですが、ここではこの名前を使うことにします。


島は昭和9年に生まれました。
満州で幼少期を過ごし、終戦後、両親と共に新潟県に引き揚げます。
ところが母が結核で死去。

本人も病弱で結核やカリエスをわずらい、7年間もギプスをはめて育ったと言います。
小中学校での成績は最下位だったようです。

そんな風でしたから、周囲からはうとんじられ、しだいに荒れが目立つようになり
転落の一途を辿るのです。一時期は少年院に入れられたこともあると言います。

その彼が昭和34年雨の夜、飢えに耐えかねて農家に押し入り2千円を奪い、
争ってその家の人を殺し死刑囚となります。

獄中で島は悔恨にさいなまれながら、みずからの薄幸の人生を振り返る毎日を送るのです。
振り返れば振り返るほど、真っ暗だった人生に絶望感が募ります。


そんな拘置所生活でのある日、記憶の彼方にたった一度だけ人からほめられたことがある
のを思い出すのです。それは中学時代の図工の授業中の事でした。

級友の前で、先生から

「君は絵は下手だが、構図がいい」

とほめられたのです。

先生の名は吉田好道(よしみち)先生、美術の先生でした。
島は、そうか、こんな俺でもほめてくれた人がいたんだ、と心底嬉しくてたまりませんでした。

こうして、彼は矢も盾もたまらず、吉田先生に手紙を書きます。

すると先生ご夫妻から刑務所に返事が届いたのです。
島の感激が目に見えるようです。

実はこの時の経緯を先生の奥様が、昭和63年にNHK教育番組で放送された
『こころの時代』のなかで回想されていますので、紹介しておきましょう。

     ◆   

 島からの手紙が届いたのは秋の彼岸の中日だったようです。

 吉田先生は部屋で手紙を読んでいましたが、奥様が覗くとだんだん頭が垂れ、
 背中を丸めたまま動かなくなってしまったといいます。

 奥様は心配になって何の手紙か訊ねたところ、
 先生は黙って教え子島の手紙を渡されたそうです。

 文面には自分の身の上とともに、かつて先生にほめられた思い出と、
 もう一度先生の絵が見たいとの願望が綴られていました。
 
 先生は大変胸を打たれた様子で、画材を持って海に絵を描きに出かけたそうです。
 こうして出来上がった絵と一緒に返信を出しています。

 この時、奥様も手紙を同封しましたが、結びに短歌を添えられたのです。


 獄中の島は感激に浸りますが、とりわけ、奥様の短歌に心がひかれ、
 自分でも作るようになり、新聞の歌壇欄に投稿するまでの身の入れようでした。

 新聞歌壇に彼の短歌が載るのをきっかけに、
 選者の窪田空穂(くぼたうつほ)氏から指導や助言を受けるようになりました。
 後には死刑囚ながら毎日歌壇賞を受賞する栄に浴しています。


 以下、日々の獄中生活の中で詠まれた彼の歌です。


   やさしき旧師の妻の便り得て
          看守に向くる顔の笑みたり

   日に二通厚き封書をたまはりて
          素直に昏(くれ)る灯の下に読む

   初夢に中学の師のあらはれて
          ホイッスル吹くにわれ走りたり


 
 けっして洗練された巧みな歌ではありません。
 しかし、暗闇に生きる孤独な死刑囚にも、一条の光が射す様子が
 惻々(そくそく) として伝わってきます。

 彼はこうして犯した罪を悔い改め、昭和42年の晩秋、小菅刑務所にて処刑されます。
 享年33歳でした。


 人生を無軌道に突っ走り、挙句に死刑囚となり果てた男すら変えてしまう根源の力、
 ―― それが吉田先生が言った「君の絵は構図がいい」という千鈞の重みをもつ
 評言だったのです。

 この時、吉田先生は気休めに劣等生だった生徒を持ち上げたわけではないでしょう。

 吉田先生は図工の先生、絵や彫刻などの実物教育に毎日当たっていたのです。
 その鍛え抜かれた目が見逃さなかった。
 うむ、この絵は構図が良い。そう見て取ったのです。

 教育の場での「ほめる」とは、こうありたいと筆者は切望してやみません。

            <感謝合掌 平成26年11月4日 頓首再拝>

ポジティブ・ポストイット・デイ (1555)
日時:2014年11月08日 (土) 04時37分
名前:伝統

「ネガティブ」を「ポジティブ」に
 〜ある意外な方法で相手の良いところをほめている、カナダの女子高校生

「人と上手く付き合うには相手の良いところを見つけてほめてあげることが大事」と
言われておりますが、意外な方法でそれを実行しているカナダの女子高生の話題の紹介です。


カナダ・アルバートシティ南部の町、エアドリーでケーティン・プレーター・ハッキ−
(Caitlin Prater-Haacke)さんという女子高生が「ポジティブなポストイットを貼る」
ことを始めたところ、徐々にその動きが世界中に広がりつつあります。

以前ケーティンさんは、フェイスブック上でいじめっ子から死を促すようなメッセージを
投げかけられたことがありました。
そのメッセージは、彼女の母親が吐き気をもよおすほどの恐ろしい言葉だったといいます。

にもかかわらず本人は、返信する代わりにペンとポストイット(付箋)を手に取り、
学校中のロッカーに「あなたって美人!」「笑顔がステキ!」など、
ポジティブなメッセージを書いたポストイットを貼っていったのです。

当初、彼女の通っていた高校では、
それらのポストイットを単なる「ポイ捨て」とみなしていました。

しかし、町の役所が彼女の行動に賛同し、
10月9日を正式に「ポジティブ・ポストイット・デイ」として認定したのです。

現在、彼女の高校ではポストイットがそこら中に貼られ、
今ではその「カラフルなメッセージ」を学校側も認めているのだとか。

さらにその動きは校外へと広がり、町のオフィスでも活用する人々が増えているそうです。

ソーシャルネットワークの世界でも「ポジティブ・ポストイット・デイ」の
フェイスブックページが開始され、ツイッターでは多くの人がこの動きを拡散しています。


以下が「ポジティブ・ポストイット・デイ」が紹介されたニュース動画です。
→ https://www.youtube.com/watch?v=0zLteIn7IS0&feature=youtu.be

            <感謝合掌 平成26年11月8日 頓首再拝>

ほめ言葉で、死の恐怖をも乗り越える (1753)
日時:2014年11月17日 (月) 04時15分
名前:伝統

        *「ほめ芸王」中谷彰宏・著(P163)より

人は、ほめ言葉を求めている。

ところが、それだけ、ほめ言葉は少ないということだ。

「われわれも、女房にも子供にでもそうだけれども、ほめられてなんぼですね。ほめられる
から頑張れる。あいつにほめられるから、あんまりみっともないところは見せられない。

子供とか女房にあまりみっともないところを見せるよりも、お父さんのおかげと思われたい。
『あの人は立派に、よくああいうものと向き合って最後まで頑張った』と言われたい。
そういうことを期待しながら頑張れる」

ほめ言葉は、死の恐怖をも、乗り越えさせるのだ。

「死を乗り越える勇気や、死と向き合える勇気を持つことができる。
自分を評価して、ほめてくれる人の存在ということに尽きるんですね」

            <感謝合掌 平成26年11月17日 頓首再拝>

ほめられて気持ちの悪い人はいない (1998)
日時:2014年11月27日 (木) 04時54分
名前:伝統

           *『眞理』第5巻女性篇(P239〜240)より

与える愛は相手を生かすのである。

だれでもほめられて嬉しくない人はないのでありまして、
髯のはえた大人だって文化勲章などもらうことは嬉しいらしい。
嬉しいからその日、わざわざもらいに行くのであります。

すべてほめられて気持ちの悪い人はない。
これは「人をおだてるな」と思っても、それでも悪口を言われるよりはいい。

そうしてあまりほめられると今度は悪いことはできなくなってしまうのです。
悪いことをしようと思っても、「ほんとうに君は立派な男だ。悪いことなどをする男ではない」
といつも言われておりますと、ジャン・バルジャンのような立派な男になるのです。

・・・

ジャン・バルジャン【Jean Valjean】

フランスの作家ユゴーの小説《レ・ミゼラブル》(1862)の主人公。


            <感謝合掌 平成26年11月27日 頓首再拝>

おとなもほめよう (2201)
日時:2014年12月08日 (月) 04時45分
名前:伝統

おとなもほめよう (全国キャンペーン)

         *テレビCM(ACジャパン)より

(1)テレビCM

(2)ラジオCM

   (ファミレス)

   パートのおばさん   「いつも、頑張ってるね!」
   バイトの女性     (その一言で、やる気になった。)


   
   (材木現場)

   棟梁         「うまくなったなあ。」
   若い大工       (その一言が、自信になった。)

   ナレーション     ほめられると嬉しいのは、ちゃんと見てくれているって、
              気づくからだと思う。

   (家庭)

   夫          「いつも、おいしいね。」
   妻          「あっ…ありがとう!」

   ナレーション  おとなをほめるのって、照れくさいけど、
              素直に伝えてみませんか。

              そばにいるあなたのひと言だから、チカラになる。
              おとなも、ほめよう。

   ♪:ACジャパン


(3)新聞広告

   【おとなも、ほめよう。】


   「いいね」って言われると、自信になる。

   「よくやった」って言われると、次もがんばれる。

   ほめられて嬉しいのは、
   ちゃんと見てくれているって
   気づくからだと思う。

   おとなをほめるって、ちょっと照れくさいけど。

   一生懸命な姿や、いいところを見つけたら、
   素直に伝えてみませんか。


   【そばにいる あなたのひと言だから、チカラになる。】

    (https://www.ad-c.or.jp/campaign/self_all/self_all_01.html

            <感謝合掌 平成26年12月8日 頓首再拝>

ほめることで、二人が幸せになる (2394)
日時:2014年12月18日 (木) 04時15分
名前:伝統

        *「ほめ芸王」中谷彰宏・著(P241〜244)より

《ほめることで、二人が幸せになれる。一人は相手。もう一人は、あなた自身。》

ほめるとは、相手を語ることではない。
ほめるとは、自分を語ることだ。

相手をほめることで、自分自身を見つめることができる。

同じものをほめるにしても、ほめる人が違えば、違うほめ方になる。
あなたのほめ方は、あなたしかできない。

相手をほめることで、自分自身の存在を確認することができるのだ。

自信がなければ、ほめることができない。
けなすのは、自信がない証拠だ。

ほめるには、余裕がなちといけない。
言い換えれば、ほめることで、余裕が生まれるのだ。

神様の心にならなければ、ほめることはできない。
ほめることで、神様の心になれるのだ。

ほめる時、人は誰でも、神様になれるのだ。

ほめるとは、感動である。
ほめるとは、感謝である。

ほめることで、二人の人が幸せになる。
一人は、相手。そしてもう一人は、あなた自身なのだ。

            <感謝合掌 平成26年12月18日 頓首再拝>

自分の心に賞(ほ)められる人間となれ (2521)
日時:2014年12月27日 (土) 04時40分
名前:伝統

        *「人生読本」(P177〜178)より

人間は自分が「神の子」であり、自分の心に神の心が宿っているのですから、
自分の心で自分自身を、少しも依怙贔屓(えこひいき)なしに賞(ほ)められるように
なることが第一です。

自分を本当に「偉い」と思うことは、
自分の心で自分自身を振り返って見て、賞(ほ)められるようになることです。

他(ひと)に見て貰って賞(ほ)められたいと思うかわりに、
自分の心で見て、自分自身を賞(ほ)められるようにおなりなさい。

「誰も見ていないのに、自分はよく仕事に精出して偉いなア」と思えるようにおなりなさい。
「誰も見ていないのに、自分はこんなに勉強できて偉いなア」と思えるようにおなりなさい。

自分の心に神の心が宿っているのですから、
自分の心に賞(ほ)められるのは神様に賞(ほ)められるのも同じことです。

だから自分で自分が賞(ほ)められるようになったら、世の中でこんな楽しい事はありません。

今まで、世界で偉くなった人はみんな、自分の心が本当に賞(ほ)めるような、
立派なことをするよう心がけて来た人ばかりです。

            <感謝合掌 平成26年12月27日 頓首再拝>

「褒め方、叱り方の極意」 (2718)
日時:2015年01月07日 (水) 03時22分
名前:伝統

       *「致知」2013年12月号(P126)より
        〜中村学園大学教授・占部賢志教授
     
《人を介してほめる》

筆者には若い時から実践してきた指導法があります。

叱るときは本人を直接、
ほめる場合は誰かを介して伝えるというものです。

もちろんいつもそうとは限りませんが、
基本的にはこれが長年のスタンスです。


面白いもので、たまに間接的にほめますと、
生徒は驚くような反応を見せることがあります。


或る高校の男子クラスの担任を
していた時のことです。
割と明るい性格の生徒がいました。
ただ一面、そそっかしくて調子がいいところがあり、
一度筆者から叱られてシュンとなってしまったのです。


そんな状態がしばらく続いた頃、
皆勤だった、くだんの生徒が
発熱で2日ほど休んだのです。
珍しいことでした。


ちょうどその時、
PTAの役員会のため母親が来校し、
会議の合間に子供の様子を報告に来てくれたのです。


結局、用心のためもう一日
休ませることにしたのですが、
会議に戻る母親に一言こう付け加えたのです。


「あなたの息子は最近落ち着きが
 見えるようになりましたよ」と。


たったこれだけでしたが、
帰って寝ている息子に、


「今日学校で占部先生に会ったら、
 あんたに落ち着きが出てきたと
 おっしゃっていたわよ」


と話したらしいのです。


すると、これを聞いた生徒は
布団から跳ね起きて、
制服に着替えて登校してきたのです。


もう授業は終了し、
部活動の時間になっていましたが、
それでも彼はやってきたのです。


これが生徒です。
あの学校一怖い我が担任が
最近の僕をほめてくれた。


もう嬉しくて嬉しくて、
熱など吹き飛ばして
学校に来てしまったというわけです。


こういう事例ならいくらでもあります。


ほめ言葉であれ、悪口であれ、
直接聞くよりも人を介して間接的に耳に入ってくる方が
インパクトは遙かに強いものです。


ですから筆者は、生徒に問題があれば
フェイス・トゥ・フェイスで指導に当たり、
ほめてやるときは周囲の関係者にそっと伝えておく。

あなたはどんなふうに生徒をほめますかと問われたら、
そう答えることにしています。


            <感謝合掌 平成27年1月7日 頓首再拝>



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