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MoDoKiのしりとりブログ

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水戸光圀
【担当】 いろは 【作成日】2007年10月20日 (土) 08時31分

「このお方をどなたと心得る!おそれおおくも先の中納言、水戸光圀公にあらせられるぞ、頭が高い!」という、日本人なら誰もがおそらく知ってるでしょう名ゼリフ。今は「先の副将軍」て言うのかな?当のご本人は、諸国漫遊はなさらなかったとか、それにしても長いね、脚本書く人、何人いらしたんでしょう。

病院にお見舞いとか行って、PM4時になると各部屋から一斉に「水戸黄門」の主題歌が流れるそうで、それはもう圧巻とか。
TVの連続放送がはじまった第1回目━それまでにも何回も映画とかになって好評を博していたそうですが、内容をなんとなくうろ覚えに覚えております━主演−東野英次郎、助さんー杉良太郎、格さんー横内正(敬称略)。初回というのは強烈にインプットされるもので、未だに他の人が演じているとニセモノに見えるくらいです。助さんは、女好きで二枚目でお茶目の独身♪格さんは、お固くて朴念仁で超真面目で奥方一筋と好対照。(アレ?)東野黄門様はあの「カッ、カッ、カッ。」次の間付きの哄笑がトレンドマーク、小柄で、威厳があって、シャッシャッと歩いて。
例の印籠を出さないと、視聴者からクレームが来るそうですからアレなんですが、今も昔も脚本家さんはアイデアに詰まる→マンネリにならないように敢えてハズす。昔はたまに印籠を出さない回があったんです。誰に聞いても「え〜?そんなのあったっけ?」と言うのですが、ありました。「ウルトラマン」で言えば、ウルトラマンが助けに来ないようなもの。
やっぱり、印象に残ってるんです。どうしても印籠を出すと、そこからお決まりのスタイルになるので、ここからは殺陣師さんの見せ場、と言ってしまえばそれまでなんですが。要するに「水戸光圀」というカードを切らなくても、人柄だけでまわりに頭を下げさすだけのものを演技で出さなきゃいけない…敢えて何かを封じるっていうのもイケます。もちろん御一行が去ったあとで知らせの早馬とやらが来たり、御主人だけは知っていたが、敢えて知らんふりをしていたというオトナのやり方・・・という細部のこだわりも必要。でもその回はやはり、「何で印籠を出して、スカッとさせてくれなかったんだ。」と案の定クレームの嵐だったそうです。病院で4時を楽しみにしている患者さんは「ハラハラ」よりたぶん「ホッ」としたいのでしょう。
自分が書きたいものを書くか、視聴者の望む「売れる」ものを書くのか、プロの表現者はいつの時代も二者択一ではないところで悩むのでしょう。
(193)

ゴミ
【担当】 はしもと 【作成日】2007年10月19日 (金) 10時18分

すいません、がんばって追いつきます
(192)

月見団子
【担当】 豊田 【作成日】2007年10月15日 (月) 23時42分

 今年の中秋の名月は9月25日であった。ちょうどスーパーへ買い物に行く日だったのだが、和菓子のコーナーに月見団子が売られていた。ピラミッド型のパックケースに入り、すでにピラミッドの形にきれいに盛られている。そのままお供えができるという代物らしい。
 月見に関しては、我が家ではそれほど力を入れている年中行事ではなかったと思う。なのでわざわざ団子を丸めてこしらえたという記憶はないのだが、あれは単なるお団子だと認識していた。みたらし団子のたれが付いてないやつである。
 しかし、その売られている団子はどうも様子が違っていた。団子の奥からうっすらと、あんこの兆しが見えるのだ。そして、多分月に見立ててのことだろう、一番上の団子には黄色く色がついていた。
 売れ筋を考えて、月見団子ひとつにもいろいろ工夫があるのだなと思って見ていたら、母が買うという。ススキをと一緒に今晩窓辺に飾るのだそうだ。いつの間にそんな行事をするようになったのか、と驚いたのだが、去年もやっているらしい。やはり家族に小さな子供ができたことが影響している様子だった。
 月見団子は買ったので、今度はススキである。庭の隅にでも生えていないかと思ったが、どうやらないらしく、夕刻、母が近所へ自生しているススキを探しに出かけた。しかし、結局持って帰ったのは葉っぱのみだった。ススキというより菖蒲である。なんでも、穂は川べりの斜面にしかなかったということで、危なくて取りに下りられなかったそうだ。ケガをされても困るので、葉っぱのみで充分ということになった。
 月はそれほど大きくなかったが、きれいに登った。居間の障子を開けて団子とススキを供え、電気を消して月を眺めた。あちこち手抜きではあるが、月見は月見である。なかなか情趣があって良かった。姪も喜び、お団子を食べる段になったらはりきって黄色いのを取っていた。

 後日、雑用などで母親を車に乗せて走っていると、やたらススキが目についた。あそこにもあるここにもある、と、母が残念そうに言う。なので今のうちに取りやすい場所に目処をつけて、来年は穂付きのススキを飾ろうか、と考えている。
(191)

ワイシャツ
【担当】 いろは 【作成日】2007年10月12日 (金) 18時42分

さて、ワイシャツである。英語のホワイトシャツがそう聞こえたところから発生した和製英語、ミシンと同じだ。
サラリーマンの必須アイテム、なんせホワイト・カラーだもん。何はなくても、クリーニングした背広とワイシャツだけは確保しとけよ、みたいな。昔はホントに判で押したみたいに白一色だったけど、今やブルーあり、クリームあり、グレーあり…今年の流行色はピンクみたいだ。時代も変わった…昔だったら男がピンクなんて、頑固爺にぶん殴られてるよ。
夏は、ウチの会社、カジュアルエブリデーとかで、省エネ(古っ!)もとい、エコ対策という大義名分で、ストライプだのチェックだのと、ノーネクタイ、開襟、カジュアルシャツというのが定番になりました。涼しげでいいデス♪蛇足ながら、省エネルックは酷かったね。
ま、長年見慣れてるからか、背広を格好良く着た男は、仕事ができるように見える。ポイントはやはり襟元か、昔から「矜持」という言葉があるくらいだもの。人は顔、顔と言うけど、頭(ヘアスタイル)から、襟元までがおそらくワンセットでまず、目に入るんじゃない?あくまで第一印象だけど。開襟シャツとジャケットでキメられれば、その男はかなりお洒落の部類に入るだろう。そんなコーディネートが面倒臭いという男達には、うっとーしくてもとりあえず、ワイシャツにネクタイ…をそつなくしていれば、礼は失しないとなるわけだ。このカジュアルデー、小柄な課長が開襟柄ものシャツで、長身体育系の課長代理がスーツだと笑える。裏切りだよ、課長代理^^どっちが偉いのか分からん、要打合せ。
ワイシャツは、家事の中でも嫌われるアイロンがけの難物!ズボンは、ズボンプレッサーなるものの助けもあるけど、ワイシャツはね〜、毎日クリーニングなんか出していると高くつく、独身者なら、いざしらず。衿口と袖口には苦心惨憺…なんでこんなに落ちないのよ!!となる。洗濯機にほうりこめばCMのように真っ白になる、わけがない。業務用の洗濯石鹸を調達してきてお湯でゴシゴシとつけ置きのつまみ洗い+漂白剤。その後も糊付けをしてアイロンかけて手間かかる。だから、ちょっと意地悪な見方をすれば、ワイシャツのお手入れ度で、奥方の点数がつく…女はコワイつーか、見方が細かい。そういや、一度入院した時、主治医の先生の白衣がヨレヨレなのを見咎めた同室の患者さんが「奥さんは何をしてるのよ。」と憤ってみえたが、それは病院側の問題デハ?いくら奥方でも、誰の血だかどんな薬品だかわからんのものの付いた衣服は、家庭用洗濯機に入れんでしょー。
昨今は自分で「アイロンがけ、しまぁ〜す♪」という殊勝な旦那サマもおるそうな、お、いいねぇ〜。
(190)

るすばんでんわ
【担当】 橋本 【作成日】2007年10月12日 (金) 11時39分

投稿準備中。
(189)

トノサマガエル
【担当】 豊田 【作成日】2007年10月08日 (月) 13時10分

 トノサマガエルはとてもよく知られた蛙である。割と大ぶりで、独特の模様がある。考えてみればカエルにトノサマというのも不思議な命名だが、背筋をピンとのばして殿様のように悠然としている姿から付けられたとう説が有力らしい。
 そもそもカエルは、好き嫌いが分かれやすい動物のようだ。つまり、好きな人はかなり好き、嫌いな人は大っ嫌い、というやつである。私の従妹はカエルが好きで、ハンドルネームにもそれにちなんだものをつけているし、カエルのキャラクターグッズも沢山持っている。一方、学生時代の学芸員実習で出会った女の子は、キャラクターはおろか、カエルという言葉までもを忌み嫌っていた。『動物のお医者さん』という漫画に、ネズミが大嫌いな二階堂という人物が出てくるが、彼がネズミを嫌うくらい、彼女もカエルが嫌いだったと記憶する。
 家族でいえば、次兄は自然科学系のもの全般が好きなので、カエルも割と平気である。しかし長兄はそういうものが苦手なクチだ。特にトノサマガエルは大っ嫌いで、あの独特の文様を見ると虫酸が走るという。一度、クーラーの室外機の下からかなり大きなやつが現われたときは、ネズミを見つけた海外アニメの奥様みたいな金切り声を上げていて、なかなか面白かったものである。
 しかし、彼がトノサマガエルを嫌いになったのには、一応の理由があるという。いわゆる幼年期のトラウマというやつである。ここであまり詳しく書くと新たなトラウマが生まれそうなので控えるが、狭い場所に群れる沢山のトノサマガエルを見たことがあるのらしい。親が生んだ卵がいっせいにおたまじゃくしになり、そしてカエルとなったのだが、狭い上にヘリが深い場所で、外へ出て行けない状態になってしまったとみえる。あの模様がうじゃうじゃ一箇所に集まっている様子はものすごく、兄は幼稚園児だったらしいが、尻から煙をふいて家に逃げ帰ったということだった。
 幸い私はそんな経験はしていないので、トノサマガエルへのトラウマはない。しかし、わざわざ触ってみたいとも思わない。家は時期になるとトノサマガエルよりも小さなアマガエルを見かけることが多く、どこで孵化しているのかは不思議であるにしろ、割とかわいいと思ったりもするのだが、トノサマガエルはさすがにかわいがるには大きすぎる。

 ところで、季節の訪れを告げる代表的な動植物というのがある。それをめやすに生物季節観測というものも行なわれる。地域によって違うと思うが、サクラ、タンポポ、ウグイスなどがそれで、トノサマガエルもそれに含まれている。
 以前、仕事で、その生物季節観測の表を作ったことがあった。その動植物のイラストをひとつずつ描かなければいけないのだが、当時は資料なしでの発注は当たり前、自分でトノサマガエルの写真を探して描き起こさなければならなくなった。
 とき同じくして、大学時代の先輩に連絡する用があったため、それのついでに「ただいまトノサマガエルの資料を探している」と伝えたところ、なんでなんだ、と非常に面白がられた。確かに、トノサマガエルの資料を探してイラストを描くなんてこと、一般的な大人にはそうそうない訳である。
 参考資料はいいのが見つかったので、それをもとにイラストを描いた。トノサマガエルと分からせるために模様も入れたが、コントラストはあまりきつくならないようにした。
(188)

奇跡の人
【担当】 いろは 【作成日】2007年10月05日 (金) 18時59分

「奇跡の人」━過去何回いや、何十回となく舞台に映画に再演されてきた、まさに金字塔の如き演目。
舞台も見たことあります。大竹しのぶさんが何回もサリバンを演じてますが、今日取り上げたいのは映画版。ヘレンを弱冠16歳のパティ・デューク、アニーをアン・バンクロフトが演じ、見事、アカデミー助演+主演女優賞とも取ったそれです。

映画の良さは、何といっても見直せるところでしょう。老いも若きも同じ映画について語ることができる。昔は“リバイバル”なんて、街の映画館でしょっちゅうやってくれたものだけど・・・今の人は『風と共に去りぬ』のあの迫力映像を見る機会はないのかなぁ・・・あ、今は、ホーム・シアターか?
「ガラスの仮面」の劇中劇で取り上げられ、月影先生はアン・バンクロフト演じたサリバン先生がモデル・・・とあって、そこからリンクして、その映画を見ました。今だったら名作DVDとして、安く手に入るのでは?もちろん、レンタルも。モノクロです。
もう、「奇跡・・・」と言えば「ウォーター・・・」というほどそのシーンは有名だけれど、決してそればかりではありません。出番は少ないけれどヘレンの家族━父・母・兄、このキャラもみんな立ってます。「紳士とはかくあるべき」が強く、保守的で頑固だが、気弱で優しい父、逆に気弱そうで、じつは芯の強い、アニーにヘレンを取られまいとする葛藤を表す母。父が自分を認めないことで斜に構え、それからアニーに感化され、父に立ち向かう青春期の兄。そして監督の映画としてのセンス、脚本の良さも際立っていると思います。
わたしの好きなシーンは「ウォーター・・・」よりもむしろ「D・O・L・L・・・ドール。」ヘレンVSサリバンの戦いの幕が切って落とされる静かなるスタート。それと、「T・E・A・C・H・E・R・・・先生。」戦いの終わり、安堵感が漲ります。
それまでのサリバン役は、いかにも教育者らしい、理知的な感じだったみたいですが、ヘレンの家庭教師というこの仕事を引き受けたサリバンの21歳という年齢・生い立ちを調べ、決して、清く正しく・・・だけではないだろうという考えになったそうです。経験の無さ、若さと気負い、北部から南部という伝統社会へ切り込んでいく孤独感。そして、ユーモア。
のち、パティ・デュークはサリバンを演じることになります。『奇跡の人』というのが、ヘレンではなく、アニー・サリバンだったこと。主役もヘレンではなく、アニーだったことも長じてから知りました。

それにしても、『ガラスの仮面』はいつ、終わるんだろ・・・?
(187)

【担当】 はしもと 【作成日】2007年10月05日 (金) 08時42分

準備中
(186)

クラス替え
【担当】 豊田 【作成日】2007年10月01日 (月) 13時08分

 小学校や中学校にはクラス替えというものがある。あまりに遠い記憶なので忘れていたが、1年を一緒に過ごしてきた友達と来年また同じクラスになれるのか? というのは子供にとってけっこう重要な問題だったはずだ。特に女の子というのは少人数で群れる習性があるので、深刻さもより大きかったのではないかと思う。
 全国的な常識なのかどうかは知らないが、小学校のクラス替えは通常、低学年、中学年、高学年で1回ずつ、つまり、2年に1回だろうと思う。しかし私が過ごした小学校の学年の場合、なんやかんやでクラス替えが多く、実質1年に1回のペースになった。
 思えば一番謎なのは、低学年の時だった。1年生の1学期が終わったらクラス替えがあり、いきなり担任の先生が変わってしまったのである。しかしクラス替え後も、3クラスの担任の構成は変わっていなかった。つまり教師の産休や転勤があった訳ではないのだ。教育委員会に何か不手際でもあったのだろうかなどと余計なことまで考えてしまうが、今となってはそれも藪の中である。
 担任としては、1学期の先生の方がお年も召していて優しかった。提出した絵日記をよく褒めてもらい、表現がいいところには傍点のように丸をつけてもらったりしていた。それが楽しみではりきった記憶は特にないのだが、潜在的には励みになっていたと思うし、そうするとやはり、子供を褒めるというのは大切なことなのだろうなあと思う。
 2年進級ではクラス替えがなく、3年進級で、転任してきた先生が担任の構成に加わった。よく知らない先生であることと、なぜかそのクラスだけ教室が旧校舎で古いということで、そこへ行くのは嫌だなあと思っていたら、まんまとそのクラスに入ってしまった。
 しかし、その担任は大変いい先生だった。私はその先生が好きになり、教室が古いのなんか全く気にならなくなった。怒ると怖かったし、特別な評判があった訳でもないし、どこが気に入ったのかはうまく説明できないのだが、6年を通して一番好きな担任である。私はその先生に過剰になついた。
 4年になってまたクラス替えが行なわれることになった。これは多分、クラス数が変わったからではないかと思う。私の好きな先生も担任陣に含まれていた。
 そのクラス替えの様子は、よく覚えている。体育館に集合し、各教師に名前を呼ばれた児童から、その列に並んでいくのだ。私は、友達よりも何よりも、その先生のクラスになることだけを願ってドキドキしていた。
 ハリー・ポッターの映画の中に、魔法の帽子が各生徒のクラスを決めるというシーンがある。生徒が帽子を被ると、帽子が、その子に該当するクラス(寮)の名前を叫ぶのである。大抵の子に対し、帽子は迷わず宣告をするが、ハリー・ポッターの番になると、かなり迷う。
 ハリーが行きたかったのはグリフィンドール寮である。行きたくないのはスリザリン。ハリーは一心に祈り、ついに帽子は「グリフィンドール!」と叫び、仲間からは歓声が舞い起こる。
 私の場合もそんな感じだった。他の先生が名前を呼んでいるときは、「呼ぶな、呼ぶな」と願った。そしてそれを通り過ぎ、その先生の番になると逆に、「呼べ、呼べ」と、とひたすら祈った。
 先生はなかなか私の名前を呼ばなかった。私は待ちくたびれてしまった。実際、くたびれるほど長い時間であろうはずもないが、子供の時間はゆっくり流れて長いのである。もうダメだ、と思ったとき、先生はやっと私の名前を呼んだ。私は大喜びで立ち上がった。

 クラス替えとは、出会いの一種であり、大げさに言えば子供の運命を決めるものである。しかし、その運命は誰にも分からないし、誰にもその責任は問えない。子供をめぐる問題が多い昨今、みんなが良い運命に巡り合えるよう、祈るのみである。
(185)

タータンチェック
【担当】 いろは 【作成日】2007年09月28日 (金) 08時56分

タータンチェック・・・スコットランドで氏族を表す紋章、儀式用の飾り章などに用いた織物、多くの色糸を使った大柄の格子縞文様と、辞書にありました。文字で書くと、なんだかわかりにくいけど、見ればわかります。白地に赤や緑、グレーの配色のもあれば、紺地に白、赤、黄色とか鮮やかな柄とか・・・。あれって、パターンがあって、配色とかも決まっているらしいです。スコットランド人に知り合いが一人いるので、少し教えてもらいました。紺地のはたしか、スチュアート家の文様とか聞いた覚えがある。

タータンチェックで思い出すのは、ベイ・シティ・ローラーズ。
う〜ん、古い!・・・と、いってもはやった頃、そんなに子供ってワケでもなかったような気がする。はっきり覚えてないのは、誤魔化してるからじゃなくて、それほどファンでもなかったから。でもうろ覚えでメンバーの名前はいえる、おそろしい。イアン・ミッチェルとかパット・マッグリンとかいうのがいた。イアンが辞めてパットが入ったのだ。それと言うのも、必ず女の子でクラスに一人以上は、相当なファンがいたからだ。彼女達は、透明下敷きの間に明星だか平凡だか、セブンティーンだかの雑誌のページを切り抜いて挟み、後生大事に持っていたのだ。どれもこれも目立つその制服のようなタータン・チェック!!別にバカにするつもりはない。「Saturday Night」だの唄ったし、確かシングルレコードも一枚買ったような気がする。そんなに上手いともいい曲だとも思ってなかったクセに、何でだろう?つきあいかな?その時代の風に当てられたようなものかな?
タータンチェックは、ベイ・シティ・ローラーズに関係なく、わりと好きだった。ピアノの発表会、緊張してるタータンチェックのジャンバースカート姿の、わが小学生時代スナップ写真もある。また、プレゼントにもらった本場スコットランド製の、スチュアート家文様のウールマーク・マフラーは飽きがこなくて暖かく、長く重宝している。
ただ、伝統のタータンのキルトをお召しになって、バグパイプを演奏するスカート姿の貴公子・・・というのは申し訳ないが、ずっと引いていた。でも、その知り合いが演奏している写真を見せてもらってからは、認められるようになった。
こっちの視点で見てヘンだと思われることでも、長年培われたあっちの想いに気持ちをはせると、やや受け入れられることも少なくないような気がした。
(184)

ギター
【担当】 はしもと 【作成日】2007年09月26日 (水) 12時18分

ギターを弾けない僕は、ギタリストに憧れる。
ギターだけでなく、楽器全般に弱い。いや音楽全般に弱い。
唄えない、演奏できないの二重苦である。

神さまは、僕に音楽の才能を与えなかったけど、聴いて楽しむことはできるので、もっぱら聴いている。
特にチョイスして聴いている訳ではなく、仕事中はFM放送だし、車の中はヨメさんのJ-POP、自宅では童謡やクラシックっぽいヤツ(←なんだそれは)を聴く。なんでもいいのである。

とはいえ、朝から聴くゴンチチは心地よく、ドライブに行くときに聴くJUDY AND MARRY はわくわくして、仕事中に聴くクラシックは集中できるし、帰り道に聴くBEGIN は、夕ご飯のニオイがする。

まあ、それなりに聞き分けているのであって、自然な楽しみ方かと思う。

高校時代、バンドやってる子たちを見て、いいなあと思った僕は、ギターに少し手を出した。出したが、右手が動かない。ベンベンするほうである。
左手はコードを押さえているのだが、抑えているだけで、まともに弾けない。
諦めがいい僕は、すぐに飽きた。

もしもギターが弾けたなら…、西田敏行ではないが、想いのすべてを歌にして布袋さんのように弾けた人生になったかもしれない。
いや、チチ松村のような変なおっちゃんか? はたまた堺すすむか?

人生に後悔は尽きない。が、神様が決めたことである。
音楽以外の才能があることを信じてみようと思う。
(183)

うさぎ
【担当】 豊田 【作成日】2007年09月24日 (月) 13時01分

 子供の頃に読んだ志賀直哉の短編にとても好きなものがあって、作品名は『兎』という。末娘の貴美子さんが飼っている兎の観察記のような内容だが、どこが好きなのかと言えば、娘さんとの最初のやりとりである。
「兎、飼っていい?」
「大きくなったら食うよ。それを承知なら飼ってもいい。」
「それでもいい。…飼ってしまえばお父様、きっとお殺せになれない。だから、それでもいい。」
「いや、殺して食ってしまう。きっと食う。」
 父親の脅しを平気で見透かしている娘と、反発するようになおも脅かす父親。志賀直哉の茶目っ気がなんとも微笑ましく、それでいて父の威厳を決して失っていないところがいい。娘さんの直哉への信頼も伝わってきて、心が上品な家庭とはこのようなものかと、子供心に非常に好もしく思った。
 この兎がどうなるのかというと、やはり食われることはない。娘と同じく自分にもそれは最初から分かっていた、と、この短編は結ばれるが、読者にもそれは分かっているのだ。娘の飼う小動物に寄せる客観的かつ確かな愛情が込められた筆の運びは、流石だなとうならざるを得ない。

 さて、うさぎを食う、というのは現代の日本人にとってはなじみのないことではないかと思う。前述の短編では食うと普通に言っているし、鳥に見立てて食べるために兎を一羽、二羽、と数えるようになったのもよく知られた話だから、明治頃には日常的な食料だったのだろうが、現在ではフランス料理店にでも行かなければうさぎの料理もないだろうし、兎肉のコーナーがあるスーパーも見たことはない。実はこの加工品に使われているんですよ、なんてのは別として、私も今まで一度も口にしたことはないと信じる。
 これも子供の頃、『アリスの国の不思議なお料理』という本を読んだ。童話ではなく、イギリス人男性が著したレシピ本の翻訳で、レシピ名は『不思議の国のアリス』にちなんでつけられている。「チェシャー猫のひげ風チーズ棒」「糖蜜井戸のタルト」「バタツキパン蝶プティング」など、ユニークかつ興味をそそられるものが多かったのだが、中に「三月兎のミルクつぼ煮」というものがあった。
 三月兎とは、アリスのお茶会に登場する、ちょっとおかしな兎のことである。私が美味しそうだと魅かれたのは、当然「ミルクつぼ煮」の部分であった。そして当然「三月兎の」というのは「鉄人シェフのカレー」とか「おばあちゃんのぽたぽた焼き」とかと同じ意味の「の」だと考えたのである。
 しかし、材料の一行目を読んで驚いた。
「兎(行きつけの肉屋で肉を切り、血抜きしてもらう)…1羽」
 えー? うさぎぃー?
 うさぎを食べるという考えがはなからなかったうえに、行きつけの肉屋である。血抜きである。さらにそのレシピでは抜いた血さえ材料に加えられていた。
 今でこそ、世界各地の食習慣の違いも少しは理解できるようになったが、当時の私は、その本が翻訳本だということすらよく分かっていなかったのではないだろうか。その衝撃は、ちょっと忘れられない。

 うさぎがフランス語で「ラパン」だときいたのは、フランスに留学していた友人からである。彼女の友人宅で飼われていたフレンチブルドッグが「ルパン」という名前だったのだが、耳が長かったため「ルパンというよりラパンだね」なんて話をしていたのだそうだ。当然私は見たことはないが、愛らしい犬だったときいて印象に残っていたところ、日本の自動車で「ラパン」があるというのを知った。
 ちょうど車の買い替えを考えていた時期で、候補にもあがっていたのだが、結局私自身は見送った。しかし、しばらく経ってから父が購入することになり、今、家に白いのが一台ある。
 この車の「ラパン」も、そのままうさぎという意味であるが、周知の通りの角ばった軽自動車で、別に耳がある訳でもない。よく見ると前面のエンブレムやキーにデザイン化されたうさぎが載っているという程度である。
 しかし、姪っ子は、このラパンを「おじいちゃんのぴょんぴょん」と呼ぶ。誰かが教え諭したのではなく、どうやら目ざとくエンブレムのデザインを見つけたのらしい。幼児の割に鋭い、と、孫バカの両親はすっかり喜び、私たちも面白がってそう呼ぶようになった。
 という訳で、我が家には今一台、白い「ぴょんぴょん」がいる。
(182)

暴風警報
【担当】 いろは 【作成日】2007年09月23日 (日) 09時36分

9月といえば台風シーズン・・・と言っていたのはムカシの話?
今年はまた、特に早いうちから発生したな・・・って、もとい、発生してるのはべつに例年通り、やけに早いのから上陸してクダサイマシタネ、というハナシなのね。
暴風警報・・・このゾクッと身震いする予感と、休校になるかもしれへん♪という甘い甘い期待感のこもった言葉★☆★もはやそれも、昔の話だ。

それにしても、最近特に甘くなった、暴風警報でるのが。
昔の人は、何事にも厳しかったのか、そんじょそこらじゃ出しませんでした。
も、いいかげんにしろ!からやっとこさで出たような気がする。解除も早い!それだけに暴風警報出ると、まるで鬼の首でも取ったみたいに『どんなもんだい!』といばりたくなったような、妙に興奮した小学生時代を懐かしく思う。「
コドモは非日常がトテモ、好き。大人がいつもと違って右往左往してるのを見るのが面白いノダ。子供の嫌うのはなんてったってタ・イ・ク・ツ・・・暴風警報サマサマだ。
今、自分が右往左往する立場になったから、やっぱりコドモがうらやましい。ラジオの電池は?だの、懐中電灯、ろうそく、食料の買い込み・・・それと、オトナは暴風警報出てても、一応会社に行かなきゃならない!!ここが大きく違うトコ。そのくせ、交通機関がストップになってから俄然、早帰りしてクダサイ・・・とのたまわれ、ストップになる前に言ってよ〜、駄目?
地元の昔の上司達は台風経験豊富なため、情報→対策→指示がとても早く的確だった。
ところが、私と同じか年下になってくると、俄然ユルイのだ。特に東日本圏の上司。
やはり、台風でエライ目にあった経験、緊張感が圧倒的にないのだろう、あと交通機関が都会はいくらでもなんとでも代替がきくが、こちらはそうはいかない。その違いが実感としてわかっていない。なんせ、この辺はその昔『伊勢湾台風』なる大物が来た歴史がある、1959年9月26日、台風15号だったと聞いている。この台風、経験した人は一人のこらず『絶対忘れられない。』とおっしゃる。
(181)

ツボ
【担当】 はしもと 【作成日】2007年09月21日 (金) 09時23分

僕は腰痛持ちである。腰が痛いのである。
で、月に1回程度は整体に行くのだが、整体を待ちきれないくらい腰が痛い日がある。
たいてい、横になってカラダをぐううっと伸ばし、脱力を繰り返すことによって
多少改善された気になるのだが、そんなものは気のせいで、立ち上がるのさえツライ。
逆立ちがいいとか、横になって足をぐうっと上げて後転みたいにするといいとか、いろいろあるのだが、いかんせんカラダが異常に硬いので無理。で、下記のツボである。

命門(めいもん)
古来より腰痛に効き、精力減退にも効果があるらしいツボ。ヘソの真後ろにある。
押してみるのだが、効いているのだかどうか…。一応信じて押し続けている。

昔、ハリ治療を受けたことがある。この時も腰痛だったが、これなぞは効果ありって感じがした。
急激に楽になったような気がしたものだ。気がしたのだが、怖いのでやめた。
お灸にも手を出したことがある。これは熱いばかりで、果たしていいものかどうか疑問である。
シップ薬もいいような悪いような感じで、次の日にはシップしたことさえ忘れて、貼ったまま銭湯へ行ったりする。気まずい。おじいさんじゃないんだから…。

もう何年も、こんな感じで腰痛とつきあっている。
普段の生活・姿勢に、腰痛の原因があるのは明らかである。明らかであるが、ちゃんとできないのでツボ関係のお世話になるのである。

まだやったことがない、太極拳や気功、ヨガに手をだそうかと思っている。
ダンスなんてどうだ! 逆にテニスとか、ゴルフ?
ほんと、腰痛さえも節操がない…。

ツボなのかどうかわからないが、
かかと上のアキレス腱の根っこみたいなところをつまむと痛い。
ここが痛い人は、肝臓が悪いらしく、痛いと訴えると
らしいというだけで酒を控えろって怒られたりするから、いやだ。
(180)

グレープフルーツ
【担当】 豊田 【作成日】2007年09月17日 (月) 23時58分

 グレープフルーツがダイエットによいと聞いたのはかなり前のことになる。噂の出どころが何だったのかはまったく覚えておらず、ひょっとして、データ改ざんが問題化して番組終了となった『あるある大辞典』だったのかも知れないが、あの番組だって嘘ばかり放送していた訳でもあるまいし、たとえそうだったとしても、それによって今さら何かが自分の中で変わるということはない。
 ダイエットによい食べ物というのは、カロリーが低かったり、繊維質が多かったり、脂肪分解ポリフェノールを含んでいたりと、様々な売りがある訳だが、グレープフルーツが取り沙汰されたのはその「香り」だったというのが、少々変わった点であったと思う。グレープフルーツの香りが交感神経を活性化させ、それによって脂肪が燃えるというしくみなのらしい。
 もともと果物全般は好きだったにしろ、皮が少々固いかんきつ類ということもあって、それまで大して口にすることもなかったグレープフルーツにも、そうなると俄然興味が湧いてくる。当時の私は、さっそくグレープフルーツを買って食べ、特集されている雑誌を読むという、見え透いた事態に陥った。
 それによって本当に痩せたのかと言われれば、他の様々なダイエット法と同じく、特に実感することはなかった。しかし、グレープフルーツの香りというのは確かに清々しくていいものであるし、これに痩せる効果がある、と思って匂えば、一石二鳥の気分になれるから、精神衛生的にはかなりよかったのではないかと思う。
 部屋に置く芳香剤にも、グレープフルーツの香りをつけた商品があった。購入する動機がはっきりしているのだから、その香りを選ばないはずはない。さっそく買って置いてみたところ、実にさわやかで、非常に満ち足りた気分になった。
 しかし、芳香剤にもいろいろある。すっかり気をよくして別の製品を買ったところ、全く気に入らなかったのだ。グレープフルーツですと言われれば、納得できないことはないかも知れない。しかし、香りがきつすぎて押し付けがましいし、やたら人工的な香りなのである。いや、気に入った方の製品だって人工的には違いないはずなのだが、なんというか、決定的な差がある。こんな香りのする部屋には少しだって居たくない、という気分にさえなり、気に入らない製品はとうとう廊下の方へ追い出してしまった。
 そんな訳で、その気に入った製品だけを選んで買うようにしていたのだが、いつのまにかグレープフルーツだけを見かけなくなった。おかしいなと思いつつ、どうしても欲しければネットで買えばいいだろうとたかをくくっていたところ、どうやらその香りは廃盤になってしまったのらしい。さわやかで気に入っていたのに何故だ、とブログに書いている人を見つけ、まったく同じ気持ちになった。だって、廃盤の理由が本当に分からないのである。いつか、元のままの香りで復活してくれることを願うのみである。

 さて、今日の帰り道は久しぶりに本物のグレープフルーツを買ってきた。ちょうど風邪を引いて喉が痛いので、まあ、本当はゆずやみかんの方がいいのかも知れないが、香りを楽しむと同時に、ビタミンをとって養生することにしよう。
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