「童謡」よく聞きました。 日本の童謡はよくできていると思う。メロディも歌詞も可愛いし♪ 子供さんにあんまし小さいウチからゲーム三昧やらすよりも、こういうの聞かせたほうが情緒の安定によっぽどええと思う。お父さん、お母さんの生ウタがいいけど、自信がないんなら好みのCDでも、もちろんいい。時間も場所もとらんし…でも今や親たちが「桃太郎」も「浦島太郎」も知らんというのですから、ちょっと嘆かわしいかも。もっとも、日本の風景が歌とマッチしなくなってきたのは否めんな。
さて、オススメを少々。 「雨降りお月さん」「さっちゃん」「富士山」「小さい秋みつけた」「たき火」なんかいいですよ。 もちろんその子の好みがあるので、まぁ、親がいいなぁ〜と思うものをシャワーのように聞かせれば、おのずとコドモは好きなのを選び出していくものですが…。 私としては、湿っぽいの短調モノよりは、長調の方がどっちかというと好み。 「花嫁人形」とか「十五夜お月さん」なんて、キャ〜と叫びたいほどクライもん。
あと、なんだかわからないけどちょっとコワ〜イのってありません? 「かごめかごめ」「通りゃんせ」「めぇめぇ子山羊」ナド。 この、わけがわからなくコワ〜イのってわたしの、ある意味ありがたくないツボでした。 「うしろの正面だぁれ?」だとか「行きはよいよい、帰りはこわい」だの、子山羊に至ってはものすごく可愛〜くキターと思ったら、サラッとラストには首っコが折れて…そこで子山羊はメェ!となァく・・・ですよ!なんなの、これ!? 幼稚園児だったトシコちゃんは気になってしかたがなかった。 「ねぇセンセイ、どうして帰りはこわいの?うちへ帰る、って用事じゃないの?」 「犬のおまわりさん」でも、それからあの場はどうなるのか、気になって気になって…。 センセイはおっしゃいました。 「あのネ、トシコちゃん、これは歌なのヨ。心配しなくても大丈夫。」 センセイはワタシの「コワガリ」を気にしてらっしゃたでしょうね。でも、そういう歌も聞いて、世の中はなんだか得体の知れないこわいものもあると、ある意味脅しの要素もあったのでしょう、恐るべし、オトナ。子守唄がある種、恨みのエッセンスが少し入っているように。
|