現金派というのは、つまり・・・ 私はカードが嫌いなのだ。カードの方が便利、スピーディ、店側にとってもラクというのがわかっていても、財布を出したり、おつりのやり取りに少々時間をくってもやっぱり現金派なんだなぁ。 つい何年か前までは、カードはそれほどでもなかった。いろいろ書かされたり、暗証番号を打つ機械がどこいったの、けっこうモタモタしてた。でも、今は・・・早いし。 以前は、まとめて忘れたころに、銀行引き落としがかかるので、総合計に「エッ!?」とかなってる人もいたが、今は明細もわかるらしいのでむしろ、家計簿派にもありがたいようである。ちなみに、私は家計簿をつけない。三日坊主になる。 カードにするとポイントが貯まって還元されたり、何かと店側も特典、サービスを設けている。「落としたりしたら大変でしょ。」と反論を試みても、すぐ連絡すればストップできるし、めったにそんなことはないという。 じゃ、使いもしないのに年会費を取られるのがイヤだ・・・と言うと、使わなければ確かにそうだが、よく使うやつなら、この問題もやはりクリアできるという。むう。 カード嫌いの私とて、さすがに海外旅行はカードにする。でも、それは期間限定、特殊事情だからだ。第一このところ全く行っていない。 カードでこれだから、おサイフ携帯なんてとんでもない。 それと、鉄道もいまや、「Suica」だ「PiTaPa」だ「ICOCA」である。 これは確かに、簡単でありがたくて、ホントーに、楽だ♪ 大阪も名古屋も、あの地下鉄の切符売り場に並ぶ手間を考えれば・・・。 ポリシーを曲げて、引き落としのPiTaPaではなく、チャージのICOCAを使っている。さぁて、これは明細がわからん。いつの間にか減っていて、愕然。 現金派に不利なのは、お店が両替をしてくれなくなったこともある。 どこのお店で1万円札をくずすか・・・というのも、結構頭の隅にいれておかねばならない問題で、カードならこんな心配もいらない。
世の中がだんだん、キャシュレス化に向かってるな〜、というのはのんびり頭の私でもわかる。けど、なんで、こう時代に抵抗するのか?わたしの中のジイサマ根性か? 何のことはない、怖がりだからだ。便利という名の怖さ、ラクをするともう、手間ひまかけて・・・に、戻れないよというおそれ。慣れて、暗算能力もなくなるバカな私、やだね。 あと、お金を使うという重み、というか実感を忘れたくないのも、ある。
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