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MoDoKiのしりとりブログ

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ユリ・ゲラー
【担当】 はしもと 【作成日】2008年01月11日 (金) 12時05分

超能力を信じるかい?
はい、信じます。
どうして?
だって、スプーン曲がったから。

というレベルである。
マリックさんの超魔術も、本当は超能力じゃないの?
なんて思う。
江原さんやジュセリーノさんも信じる。
だってスゴイもん。
でも、美輪さんは信じられない…。何故だろう?顔のせいか?

たぶん、ボクは騙されやすいのだろう。と自覚している。
たとえテレビであっても、面と向かって言われた言葉や、見た映像は
まともに受け容れてしまう。
良い言葉で言うと、性善説の立場ということか…。

まあ、このへんの理屈は置いておくとして、
超能力は存在するように思う。
例えば、小学生の頃、前のほうに座っているちょっと気になる女の子に
「振り向いて」「振り向いて」って念じてたら「振り向いた」り、
どうしても晴れて欲しいとき、うーんって祈ったら、ちょっと晴れ間が覗いたり、
トンカツが食べたいって思ったら、食卓にトンカツが出てきたり。
まあ、スプーン曲げのように、物体をどうにかしたり、
時空を移動したり、透明人間になったり…というのはあまり信じられないけど、
「念」のようなものが人間にはあるように思うのだ。
多分に「言葉」の作用によるところが大きいとは思うけれど…。

ユリ・ゲラーさんは超能力者ではないということは、テレビを通じて知っている。
機会があれば本人に会って確認したいものだ。
多分ボクは、彼の超能力をを信じるだろう。
(223)

【担当】 豊田 【作成日】2008年01月07日 (月) 12時56分

 粥。今回はいうまでもなく、七草粥について書こうと思っている。また都合の良い日に回ってきたものだ。みなさまあけましておめでとうございます。
 七草粥とは1月7日に食べる、春の七草を入れたお粥のことである。春の七草とは、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロの7種類の野草のこと。以前にもここで書いたが、私はこれを子供の頃に呪文のように覚えたため、今でもそらんじて言うことができる。
 数ある年中行事の中で、七草粥の風習は我が家ではかなり大事にされている習慣である。実際、今日も母親が朝から作ったので、私も早起きをして食卓を囲んだ。一年の無病息災を願うとか、おせち料理に疲れた胃を休めるとか、様々な由来や効能がささやかれる七草粥であるが、単に母親や私が粥好きだ、というのが我が家で七草粥を食べる一番の動機である。
 昔は野辺に摘みに行っていたのだろう七草であるが、最近ではそうそう頻繁に生えているものでもなくなってきた。詳しい人がいないと同定も難しいと思う。しかし、よくしたもので、最近では「七草セット」なるものがパックになってスーパーに売られている。今朝の我が家の七草粥に入っていたのもそれである。
 そういうものを売り出すようになったのがいつなのかは分からないが、京都での学生時代、下宿近くのスーパーに並んでいたのを見かけたのを覚えている。浮かれて買い求め、わざわざ自分で作って部屋で食べた。1月7日といえば大学生は実家に帰省していても良さそうなものであるが、あいにく私の通っていた大学はこの頃が後期試験の時期だったのである。なので地元での成人式にも出席しなかった。
 閑話休題。粥好きで七草粥を食べる我が家は、1月15日には小豆粥を食べる習慣もある。その由来についてあまり考えたことはなく、成人式に関係しているのだろうと勝手に思っていたのだが、どうやらこの小豆粥も七草粥の仲間になるらしい。大辞林で『七草粥』を引くと、二番目の説明に、「正月十五日に米・小豆・粟など七種の穀物を入れて炊いた粥。後世には小豆だけを入れた『小豆粥』になった。」と出てくるのである。
 しかしこの習慣、以前会社で話してみたら、ほとんどの人が知らなかった。七草粥はさすがに知っているが、小豆の粥なんか食べたこともない、という。地域性なのか、我が家が単なる粥好きなのか、理由は分からないが、ちょっとしたカルチャーショックを受けたものだ。ナンシー関さんが「焼きそばには牛乳がついてくるものと信じていたのにそれが我が家だけの習慣と分かってびっくりした」と書いていたことがあるが、それに似ている。もっとも、焼きそばに牛乳に比べれば、辞書にも載っている小豆粥の風習は、かなり一般的なものではあると思う。
 七草粥に入れる七草を刻むときには歌を歌う風習もあるという。現在母親がやっている訳ではないが、彼女が子供の頃、実家では本当に歌っていたらしい。まな板を叩きながらリズムをつけて歌うものだそうで、母親は全てを覚えている訳ではなかったが、調べてみると
 唐土の鳥と日本の鳥と渡らぬ先に七草薺(なずな)
 と、唱えるのもののようだ。なかなかひょうきんで面白いが、意味としてはどうやら、昔は中国大陸と日本とを行き来する渡り鳥によって疫病がもたらされると考えられていたため、その前に七草粥を食べて厄払いしよう、ということらしい。
 ともかく七草粥は美味しくいただいた。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(222)

ぼちぼち いこか
【担当】 いろは 【作成日】2008年01月05日 (土) 00時46分

あけまして おめでとうございます。本年も、どうぞよろしく!

ぼちぼち いこか・・・というのは今年の抱負ではなく、絵本の題名です。かば君が主人公で、作:マイク・セイラー、訳:いまえ よしとも と、なっています。
息子が幼稚園だった頃、音楽教室の先生が「読み聞かせ」をして下さったのでそれで知りました。男の子が喜ぶ絵本を探すのも、結構難儀だった記憶があります。まぁ、それもずいぶん昔になるのに、簡単に本棚から引っ張り出しました。
関西弁で書かれていて、要はかば君の一人称スタイルです。
いろんな職業に就こうと、彼はチャレンジするのですが、なかなか消防士にも、手品師にも、カウボーイにもバレリーナにも飛び込みの選手にも、やる気はあるのになれへん・・・なんでなれへんのかは絵を見て、という手法でした。
で、そういう時はいろいろ考えてもわからへんので、ゆっくり寝てからぼちぼち いこか・・・となる。

今はとても「うつ」に悩む人が増えているそうです。自分のまわりや知り合いにも結構聞くので、とても他人事ではありません。結果が出ないことへの焦りとか、他人と比べて自分は負け組だとか、休みも取らず働き続けるとか・・・真面目一点張りでは活路が見出せない時、この呪文は有効かも・・・と気づきました。
関西弁の肩肘張らない言い方と、かば君の愛嬌とが妙にマッチして、ちょっと応援したくなる、そんな楽しい絵本です。
字がそんなに多くないので、寝る前の読み聞かせにうってつけだったなぁ。
もう今は、読み聞かせもいらなくなってるんですけどね。




(221)

ジャンボ
【担当】 はしもと 【作成日】2008年01月05日 (土) 00時43分

年末ジャンボ宝くじは夢で終わり、平和な新年を迎えた橋本です。
今年もよろしくどうぞ。
さてさて、ジャンボ。ジャンボ・ハバリガニ!

ジャンボといえば鶴田のボクであるが、昨秋見た新型ジャンボ機の映像には驚いた次第。
なんせ、2階建て!スイートルームみたいなのまである!
これは、ボクの物理学の知識をもってしても、ありえない物体であった。
もともと、飛行機がなんで飛ぶのかわからないが…。

たくさんの人が同時に飛ぶ。縁起の悪いことかもしれないが、落ちたらひどいことになるよなあ。
よく交通事故の確率より飛行機事故の確率のほうが低いなんて言われるけど
きっと飛んでいる実感さえないような、そんなばかでかい物体に、ボクは乗るつもりはない。

とはいえ、飛行機なしでは成り立たないこの世の中。
せめて小さな島国へ出かけた時に乗る、飛んでる実感のあるプロペラ機に乗っていたいものである。

なんだか浮ついているボクの、2008年の戒めとしたい。
(220)

一年を表す漢字
【担当】 豊田 【作成日】2007年12月31日 (月) 16時43分

 今日で2007年も終わる。年末にも仕事があって仕事はとうとう納まらないが、これはいつものことといえばいつものことだ。
 さて、今日のお題、一年を表す漢字だが、これは正式には「今年の漢字」という言い方をするらしい。日本漢字能力検定協会が定めるもので、その年の日本や世界の世相を表した漢字一字を、毎年12月12日の「漢字の日」に発表しているのだという。
 実は、12月12日に発表していることや、それが漢字の日であることは今年まで知らなかった。しかし今年は、「そういえば一年を表す漢字ってのがあったな」と考えて調べてみたのが、ちょうどその日だったのである。なので2007年を表す漢字が何だったのかも、それが漢字の日であることもすぐに分かり、非常にすっきりした。
 今年を表す漢字は、もう皆様ご存じの通り、「偽」である。
 偽装の「ギ」、偽物の「ニセ」。今年の漢字について考えた人は、大抵言い当てたのではないだろうか。私も、「やっぱり『偽』だろうな」と思ったらその通りだった。
 いろいろな偽装事件が発覚した中で、やはり個人的にショックだったのは「赤福」であった。最初は「冷凍してたくらいいいじゃん」と、全面的に赤福の味方をしていた私だが(私はことに食べ物に関してはMOTTAINAI支持派です)、まきなおしやら再販売やら、いろんな事実が露見してくるにつけ、そうも言ってられなくなり、凹んだ。
 思うに、伊勢の名物赤福っていうのは、普段は意識しないにしろ、県民からちょっと誇りに思われているようなところがあった。なので、あの赤福さんが、という驚きと落胆が、県民の胸中にうずまいたのだろう。老舗は老舗である以上、その責任と努めというものがやはりあるのだ。
 しかし、どうやら赤福は近く営業が再開されるらしい。めでたいことである。来年こそは三重の名物和菓子を平和に味わいたい。

 ところで、歴代の今年の漢字を見ると、意外に「悪い意味」を表す漢字が多い。平たくいって、常識的な人なら子供の名前につけないような字。2005年の「愛」とか2006年の「命」は違うが、第1回、神戸の大震災があった95年は「震」だし、2004年は「災」、98年にいたっては「毒」なのだから恐れ入る。しかし、いずれもなかなか世相を言い当てている。なので、今年の漢字を踏まえつつ一年を振り返るというのは、一興かも知れない。

 私個人の2007年の漢字を考えてみると、これはもう間違いなく「謝」。感謝の謝である。春に父が倒れてものすごく大変な思いをしたが、半分は助からないと言われたものが奇跡的に助かったので、結果的には感謝しているし、いい芝居も沢山観に行けた。この間のMoDoKiの公演も、皆様のおかげで団体の実力以上のことができたと思うので、本当に感謝している。

 という訳で、今年もお世話になりありがとうございました。来年もどうぞ劇作家集団MoDoKi、そしてこのしりとりブログをよろしくお願い申し上げます。
(219)

もったいない
【担当】 いろは 【作成日】2007年12月28日 (金) 14時19分

MOTTAINAI・・・は昨今、逆輸入語であるそうな。
MOTTAINAIにぴったりマッチする英語もないらしい。
よく言われた言葉。そりゃ考えてみれば、親以上の世代はもののないのが当たり前。即ち、ものが捨てられない。ものにあふれた世代を理解しようがない。

旦那のおばあちゃんは、「もったいなくて」贈答用のあき箱が捨てられなかった、今は、少しは簡易包装になったが。よくお中元お歳暮が届くと、箱を階段奥のデッドスペースに積み上げていた。箱はかさばる、おまけに時々地崩れを起こす。ちょうどその地点がダイニングスペース、しかも舅の席だったから、よく晩酌の最中に背後がナダレになって怒っていた。「いつか、全部捨ててやる!」・・・ついにその日は来なかった。

母は、食べ物が捨てられない。よく子供達の残り物を「もったいない」とかたづけていた。結果は体重計に出る。あと古い物も捨てられない。賞味期限とか全く意に介さない。あてにするのは、日付の数字ではなく、己の嗅覚それのみである。時々実家に行ってご馳走になる時、気をつけてチェックしないと、グラタンにかける粉チーズが3年前のものだったりする。瓶詰め・缶詰などは空恐ろしい。冷凍庫はほとんど遺跡である。これはいったい何年前のもの?というシロモノが掘り起こされる。あまりに古いと、さすがにこっそり捨てる。何か言うと渋るのがわかっているから。それでもお腹をこわさないのだから凄い。

子供は現代っ子なので、賞味期限をとても気にする。納豆でも、三日過ぎるともう嫌がる。どうせ腐らせてあるのだからと、私は一週間くらいなら許せる。さすがにそれを過ぎるとニオイがちょっと、ね。同級生の中には、コンビニのおにぎり、賞味期限時間を少し過ぎただけで、捨てようとした輩もいたらしい。さすがに子供もそれは見かねて譲り受けたそうである。あの、午前だか午後2時35分とかって、何なのさ?

賞味期限ってデジタル。確かにプリンでもお菓子でも、やっぱり以内だとホッとする。だけど、毎日毎日御飯を作る身で、いちいち気にしてたらやってらんない、ってとこもある。毎日の生活ってアナログでもいいじゃん。己の嗅覚を鍛えるのも、生物としてすごく真っ当だし。そういえば今年は、賞味期限改ざんですごく揉めた1年だった。「もったいない」ということと、「そもそも賞味期限って?」ってコト、もっと考えてもいいよなぁ。
(218)

ごはんの友
【担当】 橋本 【作成日】2007年12月26日 (水) 21時44分

ごはんには、たくさんの友達がいる。
佃煮、納豆、生卵、海苔、漬け物、ハンバーグ、焼き肉、トンカツ、野菜炒め…。

言い換えれば、ごはんの相方は誰でもよいのである。
ラーメンライス、焼そば定食、うどんセット、果てはお好み焼きに小ライス…。
大好きである。
そんなに穀物を食べてどうなるものか?満腹になるのである。

ただし、いただけないのはパスタにライスである。
町の喫茶店などで、Aランチとか頼むと、こういうことが起こる。
パスタにはパンである。あたり前だが…。
日本人がうどんとごはんを食べている隙に、イタリア人はパスタとパンを食べているのである。穀物バンザイ!

ちなみに、僕は牛乳が飲めない。お腹がゴロゴロいうのである。
但し、いちごミルクとコーヒー牛乳はその限りではない。
なぜ、牛乳の話を持ち出したかというと、いるのである強者が…。

僕の小学生時代の給食には牛乳がつきもので、
ヨーク(飲むヨーグルトですね)以外の日は牛乳だった。
パンではなく、ご飯の日もである。
僕はこっそり洗面所へ出向き、牛乳の三角パックをチューっと絞って捨てていた。
今だと考えられないが、捨てるしかない…と思い詰めていたのである。
だって、気持ち悪い上に、お腹がゴロゴロするから。

その日も、こっそり牛乳を捨てに行こうとしたが、見てしまったのである。
いわっち(同級生)が、牛乳をごはんにかけているところを!!!
気持ち悪い気分を抑え込み、僕はいわっちに牛乳をあげた。
彼は、とてもうれしそうだった。

今にして思うと、ドリアのような雰囲気なのかとも思うが、
思うだけで気持ちが悪い。

うどんをすすりながら、ごはんをパクつく僕には言う資格はないのかも知れない。
しかし、あえて言う。
ごはんにはお茶だよ、いわっち。
(217)

落語
【担当】 豊田 【作成日】2007年12月24日 (月) 11時13分

 本日は珍しくリアルタイムでのお話。

 数年前、仕事を通してある落語家さんと知り合いになった。三重県出身の方で、きいてみればなんと出身小学校、出身中学校が同じ。もっとも途中で引越しをされたので、ご実家は我が家より北部の町にある。
 さらにきくと、友人の弟と小学校で同じクラブ活動をしていたことも分かった。ちなみに放送部だったそうである。さすが落語家というべきか、記憶力がある人で、昔のこともよく覚えてみえる。私は社交的な子供ではなかったので、違う学年の男の子と遊ぶということもそれほどなかったが、それでも話していると見知った名前がぽつぽつ出てくるのが面白かった。
 さて、その落語家さんを中心に、本来の仕事とは別のところで新しいコミュニティが広がることになった。津あけぼの座での落語会『落語の逆襲』がそれである。あけぼの座はMoDoKiもお世話になっている劇場。昨年こけらおとしの落語会があり、以来定期的に開催されている。
 私は今まで、落語をまともに聞いたことはなかった。確かに『笑点』は好きで、小さいときからよく見ていたし、見ながら「あーあ、日曜日が終わってしまう」と、ユーユツな気分になっていたのも世の小学生と同じ。しかしそれはもっぱら「大喜利」部分であり、じっくりと落語をきくような機会はなかった訳である。
 が、その落語会に出かけるようになって、落語をきく機会は格段に増えた。落語は昔の笑い話というイメージが強いが、間合いや声色、表情などで面白さが全然違ってくるし、笑いのみならず、なかなか奥の深いものだなあという気がする。で、気が付けば私、とある落語の主催団体の理事になっていた。実はこれ、事後承諾の形で「理事だかんね」と言われたのである。しかし今のところはさしたる仕事もないので、「理事でございます。わはははは」と言ってればいいだけ。ありがたい役職である。

 リアルタイムと書いておきながら前置きが長くなった。実はクリスマスイブの本日、あけぼの座で落語会が開催される。クリスマスなんてしゃらくせえ、という企画な訳で、今回のテーマは現代落語。この落語家さんの創作落語を聞いたことがないので、楽しみである。ちなみに開演は午後9時からと遅めで、当日券も販売するそうなので、ご興味のある方はどうぞ。このサイトのトップにある「リンク」から津あけぼの座のホームページへ飛べます。

 実はこのクリスマス企画、昨年も開かれた。寂しい男性が多いだろうという予想により、艶笑話、いわゆる少しばかり下品な下ネタが題材になっていたのだが、予想に反して観客は女性が多く、本人が思うほどの大爆笑とはならなかったらしい。
 下ネタがきつくて観客をひかせてしまった、と、落語家さんはかなりな勢いで落ち込んでいたのだが、私は全然きつい下ネタとも思わず面白かったし、他の女性も内心は充分楽しんでいたと思う。ただ、女性というのは社会的な制約がいろいろあって、面白いからと言ってすぐに大口開けて笑う訳にはいかないのである。そこら辺は何度も説明しているのだが、やはり男性には理解しかねる部分らしい。
 今年の秋、その落語家さんが出演する別の落語会にも行ってきた。客層は割とお年を召した方が多かったが、まあお客さんの笑うこと笑うこと。ドリフのコントの効果音かと思った。
 しかし、こういう笑いの方が、演じる方もノレることだろう。ちなみにその会場は恵比寿さんの奉られている神社で、神主さん曰く、恵比寿さんは人の笑い声をなにより喜ぶ神様だそうだから、よい企画になった。
(216)

忠臣蔵
【担当】 いろは 【作成日】2007年12月21日 (金) 21時08分

12月14日は討入りの日。そう何をかくそう私、忠臣蔵ファンなのです。

この間何気なく新聞のテレビ欄を見ていたら、大昔の(30年くらい前!)連続物の「大忠臣蔵」、再放送やってました。三船敏郎が大石内蔵助で、尾上菊之助(先代)が浅野内匠頭。年末恒例の前後編モノだと端折るところが多すぎて、どうしてもサブキャラの描き方がイマイチになってしまう。その点これは半年間、サブキャラも深く掘り下げてくれたので楽しかった。渡哲也が堀部安兵衛、わ、若い!義父の堀部弥兵衛もいいなぁ・・・有島一郎サンだもの。それにしても、吉良上野介の憎たらしい顔!ぴったりだ。この人が最終回に誅されるのを待ち望むほど、その悪役ぶりは見事だった。ところが残念なことに、この歌舞伎役者さん、ラスト目前でナント急死されてしまい、全然感じの違うお爺さんに代わってしまって、とても悲しかった。その憎たらしい吉良さん・・・改めて見直すと、立ち居振る舞いがそれはそれはお見事。さすが高家筆頭の旗本…と思わせる。

この忠臣蔵、時代遅れと言うなかれ。さすがは近松門左衛門、東洋のシェイクスピア。
場面場面がとても考えぬかれている。前半のハイライト・シーンは春爛漫、松の廊下に衣装は烏帽子大紋・・・老体の白髪+こげ茶系と若者の黒髪+淡水色が松の緑に映える。そして刃傷という対立構図。次、桜の舞い散る中での切腹シーン。今度は白裃+ポニーテール-髷を落とすとそうなる。介錯役の刀が振り下ろされた後に、桜がひとひら、はらりと散る。ラストは前半と対照的な、雪の純白と浪士達の火消しのモノトーンの衣装。大雪をついて四十七士が歩く音+陣太鼓、そして静寂。ストイックに削ぎ落とす冬の情景。成就する本懐、歓喜の声がこだまして、大団円。ハッピーエンドのようでいて、それだけではなくて。

「お軽勘平」「天野屋利平は男でござる」…名シーンは数々あれど、わたしのイチオシは「南部坂雪の別れ」
内蔵助が内匠頭の未亡人、瑶泉院に別れを告げに行くシーン。侍女の中にスパイがいることを察知した内蔵助。『いよいよ、その日か!?』そのひと事を聞きたい侍女頭の戸田が内蔵助に迫る。決意をつげぬまま今生の別れとなる。失意のまま仏壇に向かう瑶泉院、連判状がそこに隠されているのを知り、愕然となる彼女。その連判状を右→左へ、パラーッとすべらせるところがいいのです。驚き、気づき、もう生きて会えぬ内蔵助にわび、涙にくれる瑶泉院。しんしんと降り積もる雪。最近では勘九郎(現、勘三郎)と宮沢りえのコンビが印象に残っている。

子供にはわかるまい、と思うなかれ。たとえ、その心情のすべてはまだわからなくとも、いいものはいいと心に残るものなのです。そして長じてから『そうか。』と腑に落ちる。
それでいいではありませぬか・・・
(215)

きもっち
【担当】 橋本 【作成日】2007年12月19日 (水) 22時03分

よきパパである僕は「きもっち」のファンである。
教育テレビでやっている、紙コップのあれ。
なんせ、あれが出てくると、うちの息子たちはすぐ泣きやむ。
まあ、ワンワンには負けるけどね。
大人の僕としては、ワンワンのファンであると公言するわけにはいかないので
きもっちなのである。

子ども向け番組というのは非常にしっかり作られている。
有名な俳優さん、声優さんの声もさることながら、
そのデザインたるや特筆ものである。
有名なのは「にほんごであそぼ」の文字デザインであるが、
僕のおすすめは「クインテット」である。
あのタイトルバックは、お遊びの要素も入って大好きである。
あと、10本アニメもおすすめ。

再放送や再編集が多いのだろうけど、ものすごく作り込まれている。
うん、作り手だから、わかる。

平日、暇なときがあれば、教育テレビを見るべきである。
ものすごく勉強になるプロの仕事である。

しりとりブログ再出発です。
いよいよ年の瀬、皆様ご自愛ください。
(214)

大根の月
【担当】 豊田 【作成日】2007年12月17日 (月) 23時18分

 大根、だとお題が終わってしまうので、大根の月、としてみた訳だが。
 睦月、如月、弥生などの聞きなれた月の異名の他にも、5月の菖蒲月(あやめづき)とか9月の菊咲月(きくさづき)など、季節にはさまざまな異名があって、大根の月というのにもそれに当てはまりそうな風雅さがただよっている。当てはめるならやはり大根の旬である冬だろうか。ちょうど今時分の、風呂吹き大根やおでんなんかが非常に美味しい季節である。
 しかし、ここでいう大根の月とは季節の月ではない。向田邦子の短編小説に描かれる、空に浮かぶ月のことだ。
 その名も『大根の月』というその短編は、読むよりも前にテレビドラマで見た。私は中学生くらいだったのではないかと思う。原作が向田邦子であることはまだ知らなかった。
 大根の月とは、昼間の月を指している。大根を薄切りにするとき、薄く切りすぎて円にならず、片側がかけることがある。その有様が、昼の空に浮かぶ月のようだというのだが、これは本当によくできた形容だと思った。
 美しい形容ではあるが、欠けた大根は失敗だ。主人公はそういう大根ができたとき、慌てて口に入れて食べてしまう癖がついている。少女時代、それを祖母に見つかるのが嫌だったからだ。少女の祖母は台所仕事が器用だったが、母親は苦手。祖母は「あの人は手がっけだから」と、母親の陰口を言い、少女の失敗も、あの人の血を引いているからだというようなことを言う。自分のことに加えて母親をかばう気持ちもあって、少女は大根を見つからないように食べてしまうのだが、たったこれだけのことに人の立場とか心情が細かく描かれていて、とても引き付けられるものがあった。
 少女は祖母のしつけもあって、料理が得意な女性に成長し、結婚する。夫は女手ひとつで育てられた人である。姑とは同居。子宝にも恵まれ、うまくいっているかに見えた家庭だが、やがてその料理上手が大変な災厄をまねくことになり、主人公は夫や子供とも離れ、不幸せな生活を強いられることになってしまう。
 しかし、最後には、救いが訪れる。戻ってきてくれという夫。戻ろうとする家には苦しい思い出も残っているのだが、町を歩きながら主人公は、空を見上げて大根の月が出ていたら帰ろうと思う。だが、もし出ていなかったらと思うと見上げることが出来ず、ただ、町を歩き続ける。
 このラストも、大変印象的である。全てを書ききらないことで描き出す余韻がいい。それでも一応の決着はついている訳で、そこには一筋の希望が見えている。
 この『大根の月』は、短編集『思い出トランプ』に収録されている。直木賞をとった三作品も収録された、非常に秀逸な短編集である。
 こういう物語を作りたいなあと思う。
(213)

『しおかげん』終了しました
【担当】 MoDoKi 【作成日】2007年12月14日 (金) 23時05分

 12月9日に第2回リーディング公演『しおかげん−料理人ピエールをめぐる物語−』が無事に終了いたしました。リーディング形式とはいいますものの、団体の実力からいえばかなり無謀な企画でしたが、皆様のおかげをもちましてなんとか形にすることができました。心よりお礼を申し上げます。
 ありがとうございました。

 さて、公演準備に追われていたこともあり、このしりとりブログも更新の遅延がかなり目立っております。そこで、誠に勝手ではありますが、公演前後1週間にお休みをいただいた形にし、17日に正式な再開とさせていただきたく思います。ご覧いただいている皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承下さい。
 今後とも劇作家集団MoDoKi、しりとりブログをよろしくお願い申し上げます。
(212)

もち肌
【担当】 いろは 【作成日】2007年12月03日 (月) 10時18分

もち肌の人って、いいですねぇ。
あったかくって、白に少しクリーム色が混ざってて、ぷるぷるで、張りがあったり、ボヨンとしてたり・・・少し甘めのニオイもして、きめの細かいそれを飽きずにながめてさわっていたい、セザンヌの絵みたいに豊満な…。

『やは肌の 熱き血潮にふれもみで さびしからずや 道を説く君』と詠ったのは与謝野晶子。やは肌がさめ肌だったら、興ざめだ、引く!世の中みんなスリムにスリムに・・・って言うけれど、行き過ぎダイエットはお肌の大敵。女性の健康状態、及び精神状態はまず、お肌に表れます。ガサガサじゃつまりません。肌状態がいいとお化粧のノリがゼンゼン違う。高い化粧品使えばいいか・・・ってそんなことはないんですよ。食べ物も勿論関係します。あまりコンビニもの、インスタントもの、肉系に偏るとロクなことはありません。くだものと野菜はやっぱり必須アイテムでしょう。あとは、睡眠と・・・好きな殿方をつくりませう。心に想って精神状態を良くして、ひがまないと、たぶん女性ホルモンが活発に出て、お肌もしっとり、つやつや。ヨン様効果ってあると思うな。

男の人でも、もち肌の人はもちろんいます。人格とお肌は関係ないので、性格の悪い奴がキレイなもち肌ってこともあります。逆に、顔もまぁまぁ二枚目で性格も悪くないのにサメ肌だと、なんだか最後の最後で「ハズレ」を引いたような気分に・・・なりません?
かといって、性格歪んでて、お肌しっとりハグ得意・・・どっちを選びましょうねぇ。難。
中村雅俊の往年のヒット曲に「ふれあい」がある。3フレーズ目の「・・・なぐさめも 言葉も いらないさ ぬくもりが ほしいだけ・・・」あれは、けだし名言です。
さめ肌族は、せいぜい自覚してオイルでも塗るか?

(211)

じゃがいも
【担当】 橋本 【作成日】2007年12月03日 (月) 09時02分

準備中
(210)

活字
【担当】 豊田 【作成日】2007年11月26日 (月) 23時08分

投稿準備中
(209)





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