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ドラゴンクエスト・ファイナルファンタジー小説投稿掲示板


ここは小説投稿掲示板だ。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーまたはその他(アニメ、ドラマ)などでも、楽しそうな小説やストーリー、
詩、日記などがあったらとにかく書き込もう。
他人が見ておもしろいと思った内容、自分が思いついた内容があったら、とにかくどんどん投稿してみてくれい。

(注)最近ここをチャット代わりに使われている方がたくさんいます。
チャット代わりに使われますと、せっかく一生懸命小説等を書いた方の内容がすぐに流れて見れなくなってしまいます。
ここは小説やストーリー、詩、日記などを書くところですので、チャットはこちらにてお願いいたします。

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  願いごと - 希望 (男性) - 2009年12月21日 (月) 13時48分 [1089]   
  ■苦しい時
■泣きたい時
■心から相談できる人がいない時
■絶望を感じている時
■誰かを憎んでいる時
■頭の中が狂いそうな時
■死にたい時
■恋愛関係の悩み
■家族の悩み
■金運上昇
■人気上昇


  参加大歓迎! - 収入アップ↑ (女性) - 2009年12月05日 (土) 17時18分 [1087]   
  この中で、あなたにマッチしたお話しが見つかるかも?!

もちろん、参加は無料なので安心して下さいね〜


  こんなシンデレラの夢は叶わなくていい - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月10日 (月) 13時57分 [997]   
  シ「ねえねえ、いい悪魔は見つかったの?」
魔「ええ。アスタロト様って言うの!! 魔界ナンバー2よ、ナンバー2!!」
シ「すごいじゃな〜い!! それじゃどんな魔法も使えるの?」
魔「な〜〜んでもできるわよ!! 何がして欲しい?」
シ「あのね〜、かくかくしかじかなのぉ〜」
魔「そう〜、かくかくしかじかなのね〜」
シ「そうなの〜。かくかくしかじかなのよぉ〜。なんとかして偉大なる大魔法使い様〜!」
魔「偉大なる大魔法使い様がなんとかしてあげるわ〜!」
 魔女は杖を取りだし、振り始めた。
魔「フロイデシェーネルゲッテルフンケントホテルアウスエリージウム!!」
 すると突然シンデレラの服はロイヤルなドレスに変わり、突然馬車と馬が現れた。
シ「すっご〜い!! さすが世界一の大魔法使いね!!」
魔「それほどでもあるけどっ!! それじゃレラ、がんばって!!」
シ「おっしゃ殴り込みにいってやらぁ〜!!」
魔「がんばって! レラ〜!」
 シンデレラは馬車の窓から手を振りつつ
シ「ありがとぉ〜、メグちゃ〜ん!!」
魔「名前で呼ばないでよ〜!! ・・・違った! 愛称で呼ばないで〜! あたしの名前はマーガレット〜!!」
 魔女っこ○グちゃん?
 当然魔女の叫びはシンデレラには届かなかった。

  こんなシンデレラに夢はない - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月10日 (月) 14時10分 [998]   
シ「ホ〜ッホッホッホ! おどき〜!!」
 シンデレラはぶとー会会場の立食パーティーで人をおしのけながらがっついていた。
姉「なんか品のない人がいるわねえ〜・・・」
母「放っときなさい。所詮王子様に見向きもされないかわいそうな人なのよ」
姉「全くね・・・・・・い!?」
母「どうしたのよ!? びっくりした〜!!」
姉「いや、なんか・・・何でシンデレラがいるのかと思っちゃって・・・」
母「は? シンデレラ? いるわけないじゃない、あの馬車馬が。他人の空似よ」
姉「そう・・・よね。はは・・・は」
 キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン
姉「ちょっとこの時報やめてよ!! 学校思い出すじゃない!!」
母「あんた成績悪かったものねえ・・・。王子様にお馬鹿がバレないようにうまく取り入るのよ」
姉「分かってるわよ!!」
大臣「王子様の、おな〜〜〜り〜〜〜」
 大臣の言葉とともに幕が開いた。中で豪奢な衣装の若い男性が椅子に座っている。
王子「・・・・・・」
大「これより王子ダニエルよりお話がございます。心して聞くように。それでは王子様、どうぞ」
王子「・・・・・・」
大「王子様?」
王子「・・・・・・か〜・・・くか〜・・・・・・」
大「はっはっは。王子はただいま緊張していらっしゃる様子。どうぞお許し下され」
 大臣は側にある紐を引っ張り、タライが王子の頭に直撃する。
王子「痛っ!! なんだ!? 何があった!?」
大「王子、お言葉を」
王子「あ? ああ、あ〜あ〜あ〜、はいはいはい。皆の者、舞うように闘え。そして優勝した者を私の妃に迎える。以上だ」
 し〜ん
大「・・・あの・・・舞踏会では?」
王子「うん。舞闘会。踊りながら闘うの。話通しただろ?」
大「コホン。そういうことだそうだ。あとはテキトーにやっててくれ。では健闘を祈る」
 ドソミド〜♪
 し〜ん
 ざわざわざわ

  はい - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月10日 (月) 14時16分 [999]   
魔女の呪文はなぜかベートーヴェンの第9。気づいたかな〜?

ではレス返し

天使様>

今までのシンデレラのイメージを払拭します^^
メルヘン方面も
グロ方面も。(原作とか解釈本とかってグロいですからね〜)
ちなみに魔女のメグちゃん(ぁ)は学生時代の同級生みたいです。
魔女ならイギリスに行けばた〜くさんいますヨ☆

追伸:次の書き込みの方、1000ゲットおめでとうございます^^

  1000GET! - 翼無き天使 (男性) - 2009年08月10日 (月) 14時50分 [1000]   

いや〜記念すべき1000!
いただきました^^

しかしなんという会^^;
踊りながら闘うって^^;
弱肉強食がここの国是なんですかね。


  実益を兼ねたオハナシ - インフォー・guss (女性) - 2009年09月03日 (木) 01時31分 [1052]   
こりゃ〜、タイヘンだぁー!
モニターが参加して、すべての人が結果を残したと言う商品です。
これは、ある「お金儲け」への参加権なんですが、その実体は?
⇒凄いシステム!なんですね!
さぁ、乗り遅れちゃダメですよ〜〜♪

  甘辛さん、良いものは手で抱きしめて、悪いものはキックオフ - 自由人 (女性) - 2009年11月27日 (金) 01時33分 [1076]   
お金に興味のある方は?私も然り!
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面白いと思いますよ〜!!

  甘辛問答 あなたはどっち? - 自由人 (女性) - 2009年12月03日 (木) 01時30分 [1081]   
お金に興味のある方は○⇒私も然り!
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  参加大歓迎! - 収入アップ↑ (女性) - 2009年12月05日 (土) 17時17分 [1086]   
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  こんなシンデレラは夢を持たなくていい - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月10日 (月) 19時08分 [1001]   
   かくして舞闘会は始まった。
シ「華麗なる大円舞曲!!」
 シンデレラはワルツのリズムに合わせて回りながら相手に連続キック。一人目を倒した。その後も
シ「剣の舞!!」
 どこからか取りだした剣を持って舞いながら二人目、
シ「仮面舞踏会!!」
 仮面を被って扇子で三人目、
シ「ハンガリー舞曲!!」
 エキゾチックに四人目とノしていった。ちなみにこの時代少なくとも真ん中二つの作曲者であるハチャトゥリアンはまだ生きていない。
姉「なんでアンタがこんなところにいるのよおおおおう!?」
 勝ち進んできた姉と対峙。すでに決勝まで進んでいた。
シ「王子様は渡さねえぜ!! ワルキューレの騎行!!」
 シンデレラはどこからか馬を召喚し、それに乗って姉に突進する。最早舞っていないと言うのは野暮なこと極まりない。
 しかし
姉「グラン・ジュテー!」
 義姉は軽やかにバレエのステップで馬の大群をかわした。
シ「何ですって!? 私の奥義・ワルキューレの騎行がかわされたですって!?」
姉「ほっほっほほほ!! アンタの技など見切ったわ!! どれだけやられ慣れてると思ってるのよ!! もうアンタに勝ち目はないわ!! 諦めることね! 家で名前の通り灰でもかぶって働・・・」
シ「スワン!!」
 しかしその義姉も、シンデレラの跳び蹴りに撃沈した。
シ「アタシお喋りは嫌いなの。死ね」
姉「無念・・・がくっ・・・」
大「優勝、シンデレラ〜!!」
 ワーワーワー
 シンデレラは優勝カップを手に有頂天であった。そのとき
 どろん
シ「わ!! びっくりした〜!! ・・・何だあんたか」
魔「言い忘れてたけど、魔法は惑星の干渉が弱くなったり、守護する惑星が変わる時間―――今日は12時ね―――になると解けちゃうから気をつけてね。それじゃ」
 どろん
 ワーワーワー
シ「んなこたもっと早よ言わんかい!! え〜! あと5分もねえじゃねえか!! 帰る!!」
 帰ろうとするシンデレラを王子が追ってくる。
王子「ああ! シンデレラ!! どこへ!?」
シ「もう帰らないといけないのよ!!」
王子「そんな!! 戦国BASARAはもう終わってるのに!! あれもっと遅い時間だったっけ?」
シ「あ〜も〜!! 構ってられないのよ!!」
 シンデレラは急ぎすぎた余り階段に靴を落としてしまった。
シ「あ〜も〜!! 鬱陶しい!! 拾ってられっか!!」
王子「待って!! 見失った・・・。ん? あれは・・・」
 王子はガラスの靴を拾った。

 シンデレラがなんとか家に滑り込むと同時に魔法が解けた。シンデレラは疲れ切り、玄関で倒れ込む。
シ「あ〜、もう動けない〜」
 そして義母と義姉が帰ってくるも
母「ちょっとあんた!! どういうつもりよ!!」
姉「よくも玉の輿の邪魔をしてくれたわね!?」
シ「くか〜・・・・・・」
 すでに眠っていた。義母と義姉がそのスキにシンデレラをボコろうとしたものの、シンデレラの睡拳の返り討ちにあい、できなかったという。

  こんなシンデレラは夢を持つな - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月10日 (月) 19時21分 [1002]   
シ「ん〜・・・ふえ?」
 翌朝シンデレラが目を覚ますと、外が妙に騒がしかった。なんと、王子がシンデレラを探しにきていたのだった。
王子「この靴のサイズにあう者を妃に迎える!!」
シ「ゲッ!! そこまでするかフツー・・・」
 見ると義母が靴を履こうとしていた。しかし足がムクんで入らないらしい。
大「失格!! 次の者!」
 義姉も履いてみるが、元々彼女の靴のサイズは一般女性平均よりも大きいため、全く入らなかった。
王子「あれ〜? どこに・・・」
シ「あ。そういえば洗濯物干してなかった」
 シンデレラは急いで洗濯が終わった自分の服だけを取りに行った。そして干していると
王子「まだそこにいるじゃん!! お〜い、君〜!!」
 王子に呼ばれた。
 当然ながら靴はすっぽりとシンデレラの足にはまった。沸き上がる歓声。
シ「まあ、そりゃそうだけどサ・・・」
母&姉「キーッ!! 悔しーっ!!」
王子「やっと見つけた・・・! よかった・・・」
 シンデレラもよかった、と思っていた。これであのババアどもを処刑出来るわ、と。
王子「それじゃ、城へ一緒に行こう」
シ「はい」
 王子に馬車まで連れられ、ふと見ると王妃らしき女性が立っていた。ああ、あの方が私のお母様になるのね、と思っていると
妃「早くいらっしゃ〜い。私のかわいいダニエルちゃん♪」
王子「は〜い☆ ママ♪」
 ぴし
 シンデレラは凍り付いた。
シ「え? 今、何て?」
王子「あのね、あれ、僕のママなんだよ☆」
 ぴしぴしぴし
 シンデレラは更に凍り付いた。そしておもむろに先ほどのガラスの靴を持つと
シ「ガラスの・・・カ〜ツ!!」
王子「ぶほぅっ!!」
 王子のどたまを殴りつけた。

  こんなシンデレラは存在をやめろ - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月10日 (月) 19時30分 [1003]   
王子「シンデレラぁ〜、何が気にくわないの!?」
シ「近寄らないでよこのマザコン!! おねえ、夢の玉の輿よ。良かったわね」
姉「あたしだってイヤよこんなマザコン!!」
シ「結構お似合いよ!!」
王子「僕だってこんなオバサン一歩手前イヤだ!!」
姉「だれがオバサンよ!! マザコンのあんたに言われたくないわよ!!」
シ「それじゃお義母さんは!?」
母「何であたしに話を振るのよ!? っていうかあんたがお義姉ちゃんを吹っ飛ばして勝っちゃうからでしょ!? 身から出た錆じゃない!!」
シ「それじゃ・・・メグちゃ〜ん!! メグちゃ〜ん!!」
 どろん
魔「あたしはマーガレットだってば!! 無理よ。あたしアスタロト様と結婚したようなものなんだから!」
王子「僕だってこんな怪しいオカルト女願い下げだよぉ〜!」
魔「死! 殺! 呪! 滅!! 永遠に呪ってやる!!」
王子「ママ、怖いよぉ〜」
妃「ああ可哀想なダニエルちゃん! この子はあなたに一目惚れしてるんだから。ねえ、ダニエルちゃん♪」
王子「ねえ、ママ♪」
シ&母&姉「たゃーぎゃーにしとけ!!」
 シンデレラと義母と義姉が初めて意気投合し、王子に張り手をくらわせた。

 めでたくなしめでたくなし

 完

  終わった - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月10日 (月) 19時37分 [1004]   
はい、とうとう終わりました。一発ネタシンデレラ編。
次は白雪姫ですね。ハイ。あ〜、過去に書いたヤツを改めて書くのってラクですね。ちょこっと改変するだけでいいし。
っていうか中途半端に台本形式にすると結構面倒だな〜・・・。ちょっと考えよ。

あ、ちなみに魔女の呪文にはもう一パターンありました。

「サラダあぶ〜ら メンチカツ〜だ ビンでかびてる〜」

はい、某ネズミーをもじった危険なネタでした。のでボツに。

ではレス返し。

天使様>

おめでとうございます☆

本当は自分で「あげ」とか書いて1000ゲットして、その書き込みを削除して「実は1001でした〜」という悪戯をしかけようと思ってたんですけど、流石に性格悪いと思ったのでやめました☆

実は王子様がマザコンなだけでちっとも役に立たないので、自立した強い女性と結婚させようと思ったみたいです。でも強いだけだといけないので優雅さも欲しいということで王妃が王子に注文つけて結果あの大会、とww

それでは次の白雪姫で会いましょう〜☆

  甘辛問答 あなたはどっち? - 自由人 (女性) - 2009年11月26日 (木) 06時24分 [1072]   
お金に興味のある方は○⇒私も然り!
良い、悪いを徹底的にレビューしたサイトだから
面白いよ〜!!

  参加大歓迎! - 収入アップ↑ (女性) - 2009年12月05日 (土) 17時17分 [1085]   
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  アークブレード - 漆黒の騎士 (男性) - 2009年08月11日 (火) 16時17分 [1005]   
   彼奴、アレン=エクスターにはまだ聞きたい事があるのに非常警報で遮られるなんて最悪。ま、でもアレンの実力を確認出来るチャンスって考えるのも悪くないわ。
「フン!どうやら奴が今回の元凶のようだな。」
暫く進むとアレンは岩肌の蛇の様な生物を指差しそう言っているけどあれは一人で敵う相手じゃないし彼がいてくれて助かったと思う。
あの岩肌の蛇はよく見たら人間の胴の二回りは太く体の色は白色でくねくね動いて気持ち悪い。そして周りに一般人が居なくてホッとしたわ。もし居たら避難させながらだから面倒だったわ。

「…見てみろ。奴は岩肌で剣や槍の攻撃は効かない。だが関節は岩肌じゃないから俺達の武器も効きそうだ。そこで俺は奴を惹き付けるからクレアは上手く回り込んで奴の関節を狙って攻撃してくれ。」
冷静な観察眼で分析して有利な状況に導く、流石はソルジャー。アレンは剣を振り回し岩蛇を挑発して見事に惹き付けていた。私もこっそりと背後から迫り距離を詰めて行く…そして渾身の力で関節を突き刺した。槍が深々と刺さり岩蛇が体を左右に揺さぶり悶え苦しむ。そして一旦槍を抜き距離を取った。
岩蛇は興奮していて尻尾で薙ぎ払ったが私もアレンも余裕で回避できたけど今度は尻尾を地面に叩きつけている。アレンも少し離れた所から挑発するけれど余りにも興奮していて挑発すら効かないみたい。

「…彼奴尻尾を地面に叩きつける事で気合いを入れているのか。最初に見た時よりも動きが軽いな。クレア、こいつは先程よりも動きが速くなっているから気を付けろ!」
「OK!」
確かに、少し落ち着いて挑発に気を取られているのに後ろから近づいているのに気付くタイミングが早くなっている気がする。
だったら囮の囮でアレンが挑発して私が近づいて気が付かれたら私が注意を惹き付けてアレンに攻撃して貰うのも悪くないわ。
アレンが剣を振り回し奴はそっちに気を取られている。少し様子を伺いながら近付いて尻尾の薙ぎ払いを回避して奴の体の上に乗り槍で突き刺そうとしたが動きを読まれているのか体をクネクネと捩らせて的が絞れない。動きが大人しくなるのを待っても一向に大人しくなる気配はなく更に体を激しく揺さぶり始め、必死に掴まっていなければ振り落とされるのは言うまでもない。しがみつく事で精一杯で気が付かなかったが不気味な鳴き声がし何時の間にか遊園地のアトラクションに乗っている感覚が無くなっていた。よく見るとアレンが頬から出血し両手にナイフを握った状態で其所に立っていた。

「アレン、アンタ剣はどうしたのよ!」
「…落とした。けどな、拾いに行く必要はない。今はこいつを倒す事だけに専念しろ!」
「分かったわ!」
私は武器が手元から離れただけでも取り乱しそうになるのに何で彼奴は武器を落としたのにあんなに冷静で居られるの。それに折角取りに行ってあげようかなと思ったけどああも真剣に言われたら目の前の敵に専念するしかないと思うわ。

クレアはまだ岩蛇の体の上にいた。岩蛇は急所を攻撃されて相当痛かったのか息の根は止まってはいないが大人しくなっている。今の内にと言わんばかりに槍で刺した。先程よりも深々と刺さり再び不気味な鳴き声が木霊した。槍を抜こうとしたら竜巻が起こっている風景が眼前に飛び込んで来た。偶然にも発生したものだろうかそれとも誰かが意図的に発生させたものだろうか考える暇はなくアレンの声がした。

「早くそいつから離れろ!」
訳も分からず言われるままにクレアは槍を抜くと岩蛇の体から降り急いで竜巻の進路とは全然違う方向に回避した。回避し様子を伺っていると竜巻が岩蛇まで数十センチと言う所まで迫っている。岩蛇は必死に逃げようとしているがもう手遅れで体の一部が竜巻に取り込まれていて遂には舞い上げられ落下し再び竜巻の中心部に戻され物凄い断末魔を上げながら身体中を竜巻によって切り裂かれた。そしてその破片は細かく小石程度のもので四方八方に飛散したが幸い誰にも当たらず竜巻も小さなサイズになり吸い寄せられる様にアレンの掌の中へ戻って行った。

「ふっ、やったか…」
「お疲れの所悪いんだけどあの竜巻って…」
「見られてしまっては仕方無い。そうだあの竜巻は俺の詠唱で発生させたものだ。」
「へぇ、あれが魔法の威力か…恐ろしいわね。ってアンタさっき頬から出血してなかった?」
「ああ、あれか。あんなかすり傷ならこの通りだ。」
アレンは頬を指差しそう言ってるけど傷は塞がっているしおまけに傷口すら見えない。此も魔法の力だと言うのか。

「俺は見せ物じゃない。さぁ行くぞ。」
アレンは剣を拾い鞘に戻しそう言った。
「行くって何処に行くのよ。」
「ツァイベルを車の中に待たせてある。彼奴に黙って買い出しに行ったきりだったからそろそろ心配している頃だろうから戻るぞ?」
行くぞって言うからこの流れでデートかなと思ったのに。アレン見たいなイケメンで腕の立つソルジャーとだったらデートしてもいいかなと思ったのにホント空気読めないのね。いや、ツァイベルが居なかったらもしかして…
せめて彼奴の車に戻るまでの僅な時間を楽しもう。手なんて繋げたら最高なんだけどそんな事したら怒るか。

「…どうした、何かつまらなさそうな顔しているな。」
つまらなそうってアンタがデートしてくれないからつまらないに決まっているじゃないの!このバカアレン。なんて言える訳ないよね。
「アンタさぁ…」
「何だ。」
「女の子とデートした事無いでしょ?」
「無い。」
そんな顔で聞くな。あんなに淋しそうな顔で言われたら必死にうつ向いて冷静なふりをしていても直ぐに顔が真っ赤になる。
けどそんな事聞くって事はよっぽどデートがしたかったのだろうか。クレアとは親しい訳ではないが横に居るだけでも緊張するし、それにこう言う時は何を話せばいいのか分からないな。
「何話せばいいか分からなくて困っているでしょ。こう言う時は音楽の話とか後、女の子は髪型とか褒めてもらったら嬉しいのよ。」
「…分かった。今後の参考にする。」
あ〜あ本当に分かっているのかぁ、あれ…

「着いたぞ。ツァイベルー、クレア連れて来たぞ。」
短い間だったが楽しかった。だがそんな一時ともおさらばしなくてはいけない。そう、ツァイベルの車の前に着いたからな。寝ているかと思いきや携帯で誰かと話している様だ。

「はい、彼なら今戻って来たので至急そちらの方に帰らすので宜しくお願いします。はい、失礼します。」
「ツァイベル戻ったぞ。」
ツァイベルが電話を切ると同時にドアを開けて俺とクレアは後部座席に座った。しかも数十センチの隙間を開けてだが。
「おや、クレアも一緒かい?」
「一緒に居ちゃダメな訳でもある〜!」
「そんなに元気なら大丈夫そうだね。それにしてもアレン、君は何処へ行っていたんだい?」
「腹が減ったからコンビニに買い物しに行っていた。」
「はぁ、それでその帰りにクレアと接触したのだね。」
「そうだ。」
「それはそうと君の所のボスがお呼びだよ。何でも西方の紛争している諸外国に対する武装鎮圧の手伝いを頼みたいそうだよ。」
「分かった。車を出してくれ」
そう言うとツァイベルはエンジンを始動させ車を発進させた。

それにしても後部座席からどんよりとした重たい空気を感じるなぁ。電話しながらちらっと見ていたけど二人とも先程までバカップルみたいに楽しそうにしていたのに今じゃそれも嘘みたいにお通夜状態、此方まで気分が滅入りそうだよ全く。

「あのさ、アンタこれから戦争に行くけど怖いとかって思った事ある?」
「禺問だな。怖がっている余裕があればそれは確実に死へ繋がるだけだ。」
クレアが言っているのは総司令やソルジャー仲間が社交辞令で言う言葉とは違って心配して言ってくれているが素直になれそうもない。本当の事を言った所でただ彼女の不安を煽るだけだし、それにあの日に俺は誓ったんだ「俺は強くなるんだ!」と。

「アンタさぁ、クールを装っているけど凄い不安だと言うオーラ出ているわよ。」
やはりな見透かされていたか…怖くない筈がないだろう。今まで数々の戦場で勝利を上げて来たが一番怖かったのは仲間が皆負傷して戦えるのが俺一人しか居なかった時だな。あの時は戦車や戦闘機が通常よりも大きい気がしたが何時の間にか訳の分からない内に終結していたな。あの戦いは"トレントの奇跡"として歴史書に書かれるだろうがあれよりも酷い戦いはそれ以降ないとは言い切れない。かと言って此所で戦いを止める訳にはいかないんだ。俺は親父が嫌いだった。いつも偉そうにしていて母さんが亡くなった時も彼奴は戦争をしていた。その親父も15年前に戦地で消息を絶ったと言うがそれは胡散臭い。消息を確める為にも俺は5年前にソルジャーになった。そして親父が生きていればこの手で倒すのだったな。

「クレアそっとしてあげたまえ。」
「分かったわよ…」
クレアは知らないとは思うのだが実はアレンがソルジャーになったばかりの時に反政府グループが武装してデモ活動していてソルジャーは総動員で鎮圧にあたったんだったな。その時アレンも駆り出されていたが何よりも彼にソルジャーを薦めた祖父が当時の反政府グループのリーダーでアレンは特別に彼の息の根を止めると言う任務を命じられていたそうだ。そんな辛い任務だったが彼はやるしか無く彼の祖父も彼に殺される事が本望だと言っていた…
けれど、はいそうですかと言ってできるものではなく最後まで躊躇っているアレンに泣きながら「ワシはこう言う運命だったのじゃ。さぁ、早く殺れ!」と鬼気迫る表情でそう叫んでいてアレンは銃を乱射させ祖父を射殺した…
その後アレンは「俺に力があれば…」と呟き暴走してその後はどうなったかは知る由もない。僕はこんな惨い惨劇をテレビの画面で目の当たりにして今そのアレンが後部座席に座っている。かける言葉が見つからなくこの空気を変える程の力も無くああ何て無力なのだろうか…

 ぐうぅ…

「…誰か空腹の様だね。もしもアレン君が空腹なら言わせてもらうけれど『腹が減っては戦はできぬ』と言う諺の通り空腹では勝てる戦いも負けてしまうよ。そうならないないように僕と君の出会いの証の鯨の缶詰を好きなだけ食べるといい。
僕に言えるのは此くらいだな。

「アンタ、"僕と君の出会いの証"とか自分で言っていて恥ずかしくないのか。」
出会いの証しか。悪くないな…
それにしても鯨は美味いな

「は、恥ずかしいに決まっているだろう。」
「ったくクレアだってそんな事言わないぞ。」
「其所で何で私が出てくるのよ。」
「悪い悪い。二人共何か気を遣わせたみたいだな…」

「困った時はお互い様だろう。」
「困った時はお互い様よ。」
どいつもこいつも馬鹿が付くくらいのお人好しだな…とアレンは思った。

そんな三人を乗せ車は颯爽と街道を走り抜ける。


  ほむほむ - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月14日 (金) 17時39分 [1008]   
身内を殺すハメになった暗い過去。
強く生きて欲しいと思う今日この頃ですが、とりあえず無事でなにより。

では☆

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