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ドラゴンクエスト・ファイナルファンタジー小説投稿掲示板


ここは小説投稿掲示板だ。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーまたはその他(アニメ、ドラマ)などでも、楽しそうな小説やストーリー、
詩、日記などがあったらとにかく書き込もう。
他人が見ておもしろいと思った内容、自分が思いついた内容があったら、とにかくどんどん投稿してみてくれい。

(注)最近ここをチャット代わりに使われている方がたくさんいます。
チャット代わりに使われますと、せっかく一生懸命小説等を書いた方の内容がすぐに流れて見れなくなってしまいます。
ここは小説やストーリー、詩、日記などを書くところですので、チャットはこちらにてお願いいたします。

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  コキリ族の兄弟勇者 - 修羅神 竜華 (女性) - 2012年07月11日 (水) 16時13分 [1350]   
  第三話「必殺呪文、メラとヒャドの合体技!?」

マルス「いっくよー!」
リンク「焦らすな。」
マルス「はいはい…」
竜王「我は誰にも負けん!」
マルス「それはどうかな?」
竜王「何ッ!」
マルス「メドローア!」

ドゴォッ!

ロト「直撃かよ……」
竜王「グォォ…こんな馬鹿な…我が…人間に負けるとは………今度こそ…必ず倒してくれるわ……」
マルス「いいよ〜また戦おうね〜」
リン「マルスすごーい!」
ロト「見事だ……」
エイト「あらま…カッコイイv」
ナイン「キモイ、やめろ。」
エイト「仕方ないなぁ……」
リンク「しかし…此処が知られてしまった以上……旅にでも出るか……」
ダーク「俺もか……?」
リンク「そういう事だな」
リン「……もう…お家に帰れないの…?」
リンク「魔王を倒したら…帰れるから……」
リン「分かった」

やはり…7年間育った家から離れたくない…か…分かる気がする……
しかし…何故魔王が蘇ったのかは…まだ…謎のまま…
そして…竜王は倒せたが…他の魔王を倒せるか…他の地方の者たちは大丈夫だろうか…私は、他の仲間たちの安全を願うばかりだ………

ロイ「俺も一緒に行く…疲れたら…俺の上に乗せてやれるから…」
マルス「僕も行くよ、回復役もいないとね…」
ロト「私も行こう…」
エイト「俺も行くぜ!」
ナイン「オレも行く!」
リンク「皆…来てくれるのか……?」
ロイ「当たり前だろ!俺等仲間だろ!っな!ゴルベーザ!」
ゴルベーザ「私も行きたいが…セシルに許可を取らないと怒られるのだよ……」
ロイ「……そうなのか…」
リンク「皆…ありがとう……」
ダーク「…………………。」
マルス「何か言ったら?」

………まぁ、一致団結して私達は旅に出る事になった訳だ……皆で頑張っていこう…仲間割れはしないようにしないとな……


  コキリ族の兄弟勇者 - 修羅神 竜華 (女性) - 2012年07月09日 (月) 16時59分 [1349]   
  小説の書き方を変えます。
随分、勝手な事ですが申し訳ありません。
―――――――――――――――――――――――

第二話 「魔王達の企み」

リン「竜王っておっきな竜なんだね……」
リンク「そうだな…ロイよりでかいな。」
ナイン「呑気に話してる場合じゃないでしょう。」
エイト「先制攻撃ィィ!」
ダーク「はぁ?何だよ、あんた剣持ってないじゃん。」
エイト「あらま…リンク君の家に忘れてきちゃったww」

………オカマスイッチON。
本当にバカですね…エイトは……
その前に…竜王を倒さないとな……

ダーク「チッ……こうなったら……行くぞ王竜!」
竜王「我の名は“竜王”じゃい!“王竜”ではない!」
リン「どっちでもいいよ…どうせ竜なんだから……」
ダーク「“ドラゴン切り”!」
リンク「“回転切り”」
エイト「頑張って〜ww」
ナイン「笑うな!」
リン「僕誰か呼んでくるね!」
竜王「虫けら共が集まっても我は倒せん!焼き払ってくれるわ!」

ゴオォォォ!

竜王が火をはいた……
………此処までか……?

【ヒャダイン】!

氷が竜王の火を破った!?
……この高威力の魔法は………
まさかッ!

竜王「ッ!誰だ!?」
マルス「よーし、間に合った〜…」
ロイ「スゲェッ!俺よりでかいッ!」
ゴルベーザ「………さっさと倒す……」
マルス「ゴルベーザァ〜もっとトークしようよww」
ゴルベーザ「やらん。」
ロイ「よーしッ!俺も行くぞ!」
リン「僕も援護攻撃するよ!」

過半数…というかほぼ全員集合…か……
パーティは4人までだけどな……
とりあえず、形成逆転…というところだな…。

マルス「へへ…僕、新しい呪文思いついたから、竜王……だっけ…?『実験台になってもらおうか……(黒笑)』
マルス以外の皆さん(竜王も)「ッ!?(驚+怯)」
ロイ「マ…マルス?」
マルス「右にメラ…左にヒャド…からの〜……くっつけて……」
ロイ「へ?」
ダーク「呪文をくっつけやがった……」
ロト「どんな呪文なんだ?」


  コキリ族の兄弟勇者 - 修羅神 竜華 (女性) - 2012年04月10日 (火) 16時12分 [1348]   
  前回の投稿にたくさんミスがあったため、訂正します。
まず、男性ではなく女性です。
ロト視点です。
修羅神コメント有。
―――――――――――――――――――――――
第一話 「勇者達と魔王の復活」


ここは、ハイラル地方のコキリの森…その森に二人の
ハイリア人が住んでいた、その二人は兄弟でハイラルを救った勇者リンクとその弟、リン
二人の日常風景を見てみよう。


「リン起きろ!朝だぞ!」
「ふにゅう…後5分……」
「駄目だ、早く起きろ。」
「はーい……」

兄のリンクが弟リンを起こす。
微笑ましい光景だな。

その前に、私はエイトとナインに引きずられています。
何処に行くのやら………まさか……

ピンポーン♪

「誰だ?こんな朝早くから……」
「おはよーう!」
「………おはようございます…」
「……バンダナレッドうるさい。」
「ナイン君酷いわ!」
「やめなさいエイト、気持ち悪い……」
「すいません………」

まったく、エイトもナインも私がいないとボケまくりだな。
って、リンク若干引いてるぞ……
まぁ、エイトはオカm…もとい、女々しい時がある、気もち悪いな……
オカマーHey!by修羅神
……修羅神、私語を慎め……

「お兄ちゃんお腹すいたー!」
「すぐにいくから待っとけ、……飯作るから入れ。」
「いいのか?こんなうるさい連中……」
「いいから入れ。」

リンクはよくOK出したな、私にしたらうるさいだけの奴ら……

「エイト君トーポ見せて。」
「リン君ならいいよ。」
「ならってなんだし……」
「眠いです。」
「ロト寝るな、起きろ」

いや本当に眠いんだけど……お前等が起こしたんじゃないか……
まぁいいや、あーだこーだしているうちに飯ができたようだ……

「美味そう…V」
「ロト君?ねぇ君本当にロト君?(汗)」
「失礼なッ!私はロト以外の何者でもない!」
「エイト君酷いね。」

いきなりだった、ダークがインターホンを押さずに入ってきた。

「ダ、ダーク!不法侵入……」
「それどころじゃないぞエイト!空を見ろ!」
「空……?」

空が……黒い…?
どういう事なんだ……?

「オイッ!どういう事だダーク!」
「魔王達が復活したんだ!」
「た…ち…?」
「達って…まさか……ッ!」
「恐らく、ラダトームもトロデーンも…」

なんだと…?ハイラルの他に私達の世界も……

「グアォォォォォォォ!!」
「ッ……!この声は……!」
「お兄ちゃん……今の声何…?ロイ?」
「いやぁ…ロイじゃないだろ…ロイはもっと声小さいし…」

兄弟でトークしないで……と、言いたい所だが…
あれは…

「こんな所にいたのか“勇者ロト”よ!」
「う…嘘だろ…?」
「どなた…?」
「竜……王……」



  コキリ族の兄弟勇者 - 修羅神 竜華 (男性) - 2012年04月09日 (月) 14時08分 [1347]   
  何か題名から意味不明ですが、気にしないでもらえると嬉しいです。
キャラ崩壊が激しいですが、荒らしなどは止めてください

・この小説は二次創作です。

・原作のイメージを壊しています。

・任天堂Xスクエニ(ドラクエも含)コラボです。

・一応オリジナルです←(一応とは何だ。

まず、メインのキャラクターの設定と紹介です。


〜登場人物設定〜


リンク(14)※原作は17歳
ハイラルを救った時の勇者。
剣術・馬術・武道に長けている。
暇があれば弟と戯れてる。
たまに鈴で遊んでる。
セシルと駄弁ってるところも…
少しだけ冷たい時もある。


子供リンク(7)※原作は10歳
ハイラルのコキリの森に兄と住んでる。
なぜか“リン”と呼ばれている。
少々気が弱く兄であるリンクの後ろにいる。
暇があったら兄と戯れたりお昼寝をしている。
たまにスライムで遊んでる。

ダークリンク(14)※原作は不名
リンクの戦友、水の神殿に住んでいる。
銀髪に赤い目。
嫌われているのであまり好んで外には行かない。

マルス・ローウェル(17)
のほほんとしているマイペース王子。
竜族のロイの飼い主。
王子のくせに回復・攻撃呪文を使う。
怒るとゴルベーザも腰を抜かす。

ロイ・フェレ(15)
人間と氷竜のハーフ。
青い角、エメラルドグリーンの羽、青紫の瞳、赤髪。
マルスに懐いてる。
竜なので強いけど半竜なので本気を出せない。

ピット(15)
パルテナ親衛隊・隊長。
ブラックピットの双子の兄。
ナスがキライ。
子供リンクとよく合唱してる。

ブラックピット(15)
ピットの双子の弟。
ひねくれツンデレ君。
ナスが好き。
リンクと駄弁るのがお気に入り。

セシル
ゴルべーザの弟。
やんちゃで明るい人。
リンクとよく駄弁る。
子供リンクを連れ回す。

ゴルベーザ
セシルの兄。
無口で暗い人。
マルスとよく一緒にいる。
ロイの羽をいじるのが好き。

ロト
ドラクエ1の勇者。
必要以上に喋らない無表情。
怖いくらいに静か。
ロイとは名前が似ているので仲がいい。

エイト
ドラクエ8の勇者。
リンクの親友。
ペットのトーポをポケットに入れている。
ロイをよく狩ろうとする。

ナイン
ドラクエ9の勇者。
天使だけど腹黒い。
ピットと仲のいい方。
女っぽい男。



こんな感じで書こうと思います。
他にも増えるかもしれません。
とっても更新は遅いので、他の小説を書きたい人はお構いなく投稿してください。
よろしくお願いします。


  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年2 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月22日 (金) 17時02分 [1330]   
  前回UPした『ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年』の続編です。
本編の前に、メインキャラクターを紹介します。
近々に、人気女性キャラの発表もありますので…ご期待下さい。
それでは、行きます。


引き続き、ピット視点です。
彼なりに、頑張ろうと思います。
※この小説は二次小説ですが、完全にオリジナルです。
※荒らし、文句を言う方はお断りします。
※一部のキャラのカップルは変更ですが、それ以外のキャラのカップニングは変わりませんのでご注意して下さい。



〜登場人物紹介。〜
リンク(20)※原作では17歳
ハイラル地方の勇者。
剣と飛び道具とで、多彩な攻撃が可能な戦士。
秩序の神・コスモスの召喚を受けた戦士で、光の勇者・ウォーリア・オブ・ライト達と共に旅を続けている。
弟を可愛がる、優しい一面を持つ。
探求の心を持つ旅人・バッツとは、仲良し。
最後の切り札は、トライフォースラッシュ。
CV:檜山修之



子供リンク(13)※原作では10歳
リンクと同じく、ハイラル地方に住むコキリ族の少年。
剣と飛び道具とで、多彩な攻撃が可能な若き戦士。
幼馴染のサリアからオカリナを貰い、7年間の眠りに付く。
伝説の称号を持つ少年・玉葱とは、大の仲良し。
7年後の成長期・リンクの弟で、兄に可愛がられている。
出演作は、ゼルダの伝説・時のオカリナと大乱闘スマッシュブラザーズDX(隠しキャラとして登場)
CV:瀧本富士子



ピット
剣にもなる称号を駆使する、「パルテナの鏡」の主人公。
仲間思いの優しい一面を持つ少年で、子供リンクを陰から見守っている。
コスモス側の戦士として召喚され、バッツ達と共に旅を続ける。
最後の切り札は、パルテナ親衛隊。
CV:高山みなみ



アイク
グレイル備兵団団長。
両手剣を片手で振るう、豪腕の持ち主。
好物は、肉。
最後の切り札は、大天空。
CV:萩 道彦



ピカチュウ
おなじみのポケモン。
身軽な上に、電撃による攻撃はパワフル。
言葉使いは汚いが、仲間を勇気付ける優しい一面を持つ。
最後の切り札は、ボルテッカー。
CV:大谷育江




ポケモントレーナー
ポケモンを育成し、バトルを行う人々。
ポケモンに、指示を出す。
現在持っているポケモンは、リザードン ゼニガメ フシギソウの3体。
最後の切り札は、さんみいったい。
CV:半場友恵



リュカ
超能力を持つ少年。
PK(サイコキネシス)を使った攻撃は、強力。
最後の切り札は、PKスターストーム。
CV:レ二・ミネルラ




アイスクライマー
2人一組の時間差攻撃で活躍、青い服のポポと赤い服のナナ。
コスモスに召喚され、リンクやバッツ達と共に旅を続ける。
最後の切り札は、アイスバーグ。
CV:小林早苗



ピクミン&オリマー
ピクミン達と協力して戦う、ホコタテ運送のベテラン宇宙飛行士。
最後の切り札は、1日の終わり。
CV:若井 はじめ(オリマー)



フォックス
戦闘機アーウィンのパイロット。
地上でも、そのスピードは一級品。
最後の切り札は、ランドマスター。


ゼルダ
ハイラル王国の王女。
ゆるやかな動きから放つ、魔法攻撃は強力。
最後の切り札は、光の弓矢。
生まれながらに魔導の力を持つ少女・ティナを勇気付ける、優しい王女様。
CV:水沢 潤



シーク
ゼルダのもう1つの顔。
俊敏かつ華麗な体術で、接近戦を制す。
最後の切り札は、弓矢。
CVは、ゼルダと同じ。




ドンキーコング
ジャングルの王者。
巨漢のわりに、素早いパワータイプ。
最後の切り札は、タルコンガビート。
CV:山寺宏一




ディディーコング
ドンキーコングの相棒、軽やかな動きで相手を翻弄。
最後の切り札は、バレルジェットパニック。
CV:林原めぐみ





メタナイト
カービィのライバル的存在、マッハの剣速で相手を圧倒。
最後の切り札は、ギャラクシアダークネス。




カービィ
空を舞い、変幻自在のコピー能力を持つプププランドの人。
最後の切り札は、コック。




ヨッシー
生息地は、ヨッシーアイランド。
脅威のジャンプ力で、飛び回る。
最後の切り札は、スーパードラゴン。



サムス
豊富な飛び道具を操る、銀河屈指のバウンティハンター(賞金稼ぎ)。
最後の切り札は、ゼロレーザー。



ゼロス―ツサムス
スーツを脱いだサムス。
常人をはるかに超える、身体能力を発揮。
最後の切り札は、パワードスーツ装着。





マリオ
スタンダードで使いやすい、おなじみ赤い帽子の配管工。
趣味は、ギャンブル。
最後の切り札は、マリオファイナル。
キノコ王国の姫・ピーチを助け出し、彼女に好意を抱く。




ピーチ
キノコ王国のお姫様。
空をふわふわ、復帰力は抜群。
赤い帽子の配管工・マリオに助けられ、彼に好意を抱く。
最後の切り札は、ピーチブラッサム。




バッツ・クラウザー(20)
風の「探求」の心を持つ旅人。
3年前に元暁の戦士だった父・ドルガンを、病気で亡くす過去を持つ。
相棒のチョコボ・ボコと共に宛てのない旅をしていたが、旅の途中・生まれながらに魔導の力を持つ少女・ティナに出会う。
彼女に出会った事から好意を抱き、結婚。
CV:保志総一朗




オニオンナイト(14)
伝説の称号を持つ少年。
通称は玉葱と呼ばれ、親しんでいる。
大人びた口調を言う時もあるが、コスモスの戦士でもある。
タイクーンの王女・レナの騎士として、バッツ達と共に旅を続ける若き戦士。
CV:福山 潤



このようなメンバーが、登場します。
引き続き、宜しくお願いしますね。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年2 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月22日 (金) 18時00分 [1331]   
第1話「目覚めの朝。」



此処はリンクさん達の故郷、ハイラル。
今日も一日、彼等の日々が始まります。
彼の名はリンク、ハイラル地方に住む勇者です。
いつも弟想いの優しいお兄さんで、彼の傍を離れません。



どんだけ仲が良いんでしょうか、この2人は。
先に起床したリンクさんは、子リン君の為に朝食を作っています。
卵2個と、砂糖を少し加え…フライパンで調理をしています。
これってもしかして、卵焼きですね。



「おい子リン、そろそろ起きろー」
「ふぁーあ、おはよう兄ちゃん」
「おう!もうすぐ飯出来るからさ、顔洗って来な」
「はーい!」




遅れて起きて来た少年の名は、子供リンク。
リンクさんの弟で、彼の過去の人物です。
リンクさんの指示に従い、子リン君は顔を洗います。
2回程洗った後、タオルで顔に付いてる汗を拭きます。




彼と向かい合わせになり、一緒に朝食を食べるんですね。
お兄さんのリンクさんは、以前一緒に戦った仲間・バッツさんと仲良しなんですよ。
旅人と勇者のコンビですか、悪くないですね。
逆に子リン君は、玉葱君と大親友なんですよ。




「兄ちゃん!食事が済んだら、どうするの?」
「ん〜!特に予定はないけど、お前のDDFFをやるつもりかな」
「今度こそ勝ってよね、CPUに」
「ああ!お前にアドバイスをしたピットの言葉を思い出しながら、必ず勝ってみせるぜ」
「そっか!今ね兄ちゃん、スクエニには色んなソフトが発売されてるんだよ」
「へ〜!例えばどんなゲームがあるんだ?」
「FFXIIIの続編や、今年の夏に発売する零式とかあるんだよ」
「凄いな!俺達は、任天堂会社だけどな」
「うん!今じゃ会社だと、スクエニの方が人気あるんだ」
「うっ……、完璧に負けたぜ」
「あははっ!」




流石に悔しいですよね、負けてると聞けば。
僕の方も任天堂ですし、差があって勝てませんよ。
旅はまだ始まりませんが、明日には2人供旅に出ると思います。
また、ハイラルとは暫くお別れになるんですよね。



故郷を離れると、寂しくなりますね。
この旅は、仲間との再会を喜ぶ物なんだと思います。
僕との再会までは、少し掛かりそうですね。
それまでに僕は、パルテナ様から地上界行きの許可を貰わないと行けないので焦りますよ。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年2 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月23日 (土) 07時21分 [1332]   
第2話「弟・子リンの涙と、支える兄・リンク。」



おはようございます、気持ちの良い朝を迎えましたね。
僕はピット、パルテナの鏡の主人公をやっています。
引き続き僕が語って行きますので、この文が僕だと思って最後まで読んで下さい。
それでは、行きます。



チュンチュン




小鳥の泣く気持ち良い朝を迎え、リンクさんは先に起床。
弟の子リン君をもう少し寝かせ、自分は下に行く。
今彼は、子リン君と2人で暮らしています。
彼が朝食を作ってる頃、誰かが来ました。




「こんな朝早くから誰だろう?ちょっと待ってくれ」
「ようリンク、久し振りだな」
「バッツ!どうしたんだ、此処に急に来てくれるなんて」
「親父の遺言なんだ!世界を旅して回れって言われてるんだぜ、子リンの奴はまだ寝てんのか?」
「ああ!今は俺が、あいつと2人分の飯を作ってたんだ。
あんたも食べてくか?」
「じゃあ、お言葉に甘えるぜ」
「待ってろ!すぐ作ってやるからな」
「此処がリンク達の家か、良い場所だな」
「ああ!俺達は此処で育った、コキリ族なんだ」
「へぇー!そういう種族もあるんだな、驚いたぜ」
「ファングが以前言ってたのを思い出してさ…『半分いかれちまったが、あんたと同じルシだ』って聞いた」
「下界(パルス)のルシか………」
「ライトは元コクーンの女軍曹らしいし、本名の名を捨てたみたいだ」
「ああ!その話は聞いてるぜ、何でも妹を守る為に…閃光の異名を取ったらしいな」
「閃光の異名を取る女戦士・ライト二ング、か」
「俺さ…幼い頃にお袋を亡くし、その後暫く親父と長い旅に出てたんだ」
「えっ……」
「そして親父もさ、3年前に病気で亡くなったんだ」
「両親を失って、寂しくないのか?あんたは」
「寂しかったよ最初は、でも俺…相棒のチョコボが傍に居てくれるお陰で寂しさなんか気にしなくなったんだ」
「そのチョコボの名は?」
「ボコ!親父が付けてくれた名前なんだ、オスのチョコボだけどな」
「よし出来たぞ!リンク特製、スペシャル卵焼きだ。食べて見てくれ」
「うおっ!美味そうだ」
「先に食べてくれ!子リンを起こして来る」




バッツさんと久し振りに再会し、仲間の事を話すリンクさん。
ファングさんも、ルシだったんですね。
バハムートの使い手が、信じられませんよ。
僕は気になって仕方なかった、彼女が何故ルシにされたのかを。



詳しい事情は分かりませんが、それは無事に再会してからにしましょう。
その頃リンクさんは、子リン君を起こしに行ってました。
彼の手作りは、とても美味しいんですよ。
今だに眠気が収まりませんが、子リン君もやっと起床しました。



「バッツさん、おはようございます」
「おう!寝癖が凄いぞ、子リン」
「今起きたとこなので…済みません」
「子リン!飯の前に顔洗って来な」
「はーい!」
「すっかりママさん気分だな、リンク」
「弟を手放したくない想いは、変わらないさ」
「兄ちゃん!顔洗って来たよ」
「よしっ!俺達も飯にしようぜ」
「うん♪」
「席はちゃんと決まってんだな、お前達は」
「ああ!遅れての報告だけど、結婚おめでとう」
「リンク………、サンキューな」
「ティナさんはどうしてます?」
「元気だぜ!今はセリスの所に出掛けてるけどな」
「そうですか………」
「どうした、子リン」




急に子リン君の表情が変わりました、何かあったのでしょうか。
彼を勇気付けようと、バッツさんは子リン君に話し掛ける。
戦いを恐れ、その場で子リン君は震え出してしまいました。
確かに誰だって、戦いは好きじゃないんですよ。




子リン君はティナさんの過去を語り出し、覚えてる範囲までバッツさんに話しました。
ティナさんは長年間、帝国に心を凍らされたんですね。
魔導の力をそんな風に使うだなんて、許せませんね。
ケフカ……特に貴方は、僕達が倒さないと気が済みません。



「僕…怖い……」
「子リン…もうそれ以上話すな、大体の事は分かったから」
「兄ちゃん…………」
「お前は1人じゃない、俺達が居るんだ」
「そうだぜ子リン!皆を探して、一緒にケフカを倒そうぜ」
「戦いが終わったら僕達、離れ離れになっちゃうよ」
「その為に俺が居るんだ、安心しただろ?」
「うん♪」
「やれやれ…お熱い兄弟だな、お前達は」




バッツさん、半分呆れてますね。
それは無理もありませんよ、子リン君が泣くのも。
リンクさんが傍に居ますから、大丈夫ですよ。
その頃天界では、ようやくパルテナ様から地上界行きを命じられました。



やっとバッツさん達に会えます、待ってて下さい。
この階段を登れば、地上界です。
皆さんに会える日を、どんだけ待ち侘びた事なんでしょう。
今行きますよ、バッツさん…そしてコスモス軍の皆さん。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年2 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月23日 (土) 10時09分 [1333]   
第3話「玉葱と再会、子リンとの親しき友情。」



此処はリンクさん達の故郷、ハイラル。
バッツさんと再会した彼等は、彼を泊めてあげました。
翌朝、リンクさんと一緒に寝ていた筈の子リン君が居ません。
朝目を覚ましたリンクさんは、子リン君を探しに行きました。



バッツさん、よく気持ち良さそうに寝れますね。
こんな肝心な時だって言うのに、この人は。
僕でさえも、呆れて物も言えませんよ。
その頃リンクさんは、コキリの森を抜け…子リン君を探していました。



「子リン君!久し振りだね」
「玉君!あの時以来だね、こうして会うのは」
「うん!ウルの村に戻ったけどね、アルクゥったら何て言ったと思う?『ライトさんに会いたいよー』って泣いてたんだよ」
「あははっ!泣き虫なとこは、変わってないね」
「全くだよ!ルーネスったらすぐ、ムキになっちゃったからね」
「懐かしいな〜!皆に、会いたいよ」
「そうだと思って、こうして僕が迎えに来たんだ。行こうよ?子リン君」
「でも…僕には、兄ちゃんやバッツさんを置いて行けれないよ」
「えっ……バッツが来てるの?君の家に」
「うん!昨日来てくれたんだ、ティナさんとは幸せそうに暮らしているって」
「そっか!僕は寂しいよ、ティナに会えないのが」
「君の前には僕が居るじゃないか、それで良いでしょ?」
「子リン君……そうだよね、僕の親友は君だけだもんね」
「子リン!こんな所に居たのか、随分探したんだぞ」
「兄ちゃん…血相かいて、どうしたの?」
「突然俺に何も言わずに居なくなるな、心配しただろ?」
「ごめんなさいリンクさん、子リン君を呼んだのは僕なんです」
「玉葱…じゃあお前が、子リンを呼び出したのか?」
「はい!子リン君と、久し振りに話したかったので」
「こんな所で立ち話もなんだしさ、俺の家に来いよ」
「では、お言葉に甘えます」




玉君…君はすっかり、成長しましたね。
僕はその頃、ティーダさんの世界に来ていました。
彼と無事に再会し、リンクさん達の事を話していました。
ユウナさんも相当、寂しかったようですね。




僕に話し掛けてくれたのは、彼女の親友・リュックさん。
僕の事覚えてくれてたなんて、凄く嬉しいです。
子リン君やリンクさんの事を、僕は彼女に話しました。
2人が兄弟だと言う事を、リュックさんは知っていたんです。



「あたしにも君と同じ、コスモス軍だからね。仲間の気配を感じ取ることが出来るんだ」
「そうだったんですか……」
「ジェクトさんはどうしてるの?」
「今は会っていませんが、いずれお会いする予定です」
「パルテナ親衛隊隊長・ピットか、良い称号だね」
「そうですか?」
「子リン君とリンクさんの事も理解したし、2人が無事ならそれで良いの」
「リュックさん……」
「あたしはユウナを守りたい、誰にも文句なんて言わせない」
「………」
「勿論ピット君、君の事もあたしが守るよ」
「嬉しいです…僕の事、そんなに良くしてくれて」
「泣かないで!君が泣いたら、あたしだって悲しいよ」
「リュック…君はピット君を、支えているのね」
「天界から来たんだって!凄いよね、彼って」
「ピット…お前は立派な天使ッスよ、俺達もまた一緒に戦うッス」
「ティーダさん…ありがとうございます」



初めて僕は、彼から勇気を貰いました。
守るべき人の為に、僕達は前に進むんです。
今夜はこの世界で、泊まりましょうか。
リンクさん達とは明日、再会出来るかも知れません。




その頃ハイラルでは、子リン君と玉葱君がDDFFをやって盛り上げていました。
彼等がやっているのは、13回目の戦いのジタンさん編です。
レポート集めも、苦労するんですよね。
カオスを倒しに行く時、メンバー全員が集結なんですよね。



「すっかり馴染んでしまったな、あいつらは」
「あの戦いからずっと仲が良かったんだよ、子リン達は」
「子供同士の会話も良いけどさ、大人同士って言うのも悪くないな」
「そうだな!」
「それでよリンク、お前は今後…どうするんだ?」
「俺もまた旅に出ようと思う、皆と会えるのを楽しみにしてるからな」
「子リンを1人にするのか?」
「そうじゃない!あいつの傍からは一生、離れたくないからな」
「見ない内に変わったんだな、お前は」
「あんただってそうだろ?ティナの事、ちゃんと守ってるみたいだし」
「しょ…しょうがねぇだろ、すげぇ好きなんだからなティナの事(真っ赤)」
「その想いはきっと、彼女に届いていると思うぜ」
「だろうな!待ってろよティナ、すぐに迎えに行くぜ」
「子リン…玉葱、そろそろ出発するぞ」
「「はーい!」」
「また一緒か〜!宜しくな、リンク」
「ああ!こちらこそ宜しくな、バッツ」




旅人と勇者…2人の絆はずっと、忘れません。
子リン君も同じように、玉君と握手をしています。
本当に仲良しさんなんですね、貴方達は。
僕にもこれ位、良い友情があったら良いですけど。




再びカオスを倒す旅が、始まるんです。
あれから2年が過ぎましたけど、真のカオスはこの程度では敗れません。
この世界を、破壊させる訳には行きません。
世界は崩壊しませんが、戦いは終わらないんです。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年2 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月24日 (日) 06時47分 [1334]   
第4話「子リンの想い。」



玉葱君とも無事に再会し、昨夜は大騒ぎでしたね。
ティーダさん達の世界は、こんなに広かったんですね。
僕の居る天界とは、全然違いますよ。
ユウナさんは召喚士で、リュックさんは技師さん。




良い仲間達ですね、貴方達は。
お兄さんを大切に思っていますし、安心しました。
僕の故郷の事を話し、ティーダさんはすぐに納得してくれました。
陽気な所もありますけど、仲間を勇気付けているんですね。



「そうッスか?俺はユウナの為に、戦っているんッスよ」
「君の会社は任天堂でしたよね?どんな所なんですか、天界って」
「………今は、話す事出来ません」
「どうして?私達はもう仲間でしょ、聞きたいの」
「いつかは話します、それまで待ってて下さい」
「ピット君………」
「一刻も早く、残りのメンバーとも再会しないと行けませんから」



ユウナさんを傷付けるって訳ではありませんけど、女性には言えない事情だってあります。
カオスとの戦いが終わったら、また皆とも別れてしまう。
それが怖いんですよ、僕は。
だから…ユウナさんに、お話し出来なかったんです。




せっかく再会しても、カオスを倒したら皆…元の世界に帰ってしまいます。
ああ…、僕はまた1人ぼっちですよ。
焦る事暫くが過ぎ、僕はティーダさんに勇気付けられました。
優しいのですね、貴方は。



「そんなに落ち込むなよ、ピット」
「ティーダさん……」
「誰にだって別れは辛いんだ、お前もそうだろ?」
「………」
「カオスは何としても倒さないと行けないけど、それはコスモスの願いなんだぞ」
「えっ……」
「10のクリスタルが揃った時、最後の戦いが始まるんッス」
「それが、カオスへの道なんですね」
「ああ!12回目の戦いの時俺、ユウナと再会したんだ。あの時は…済まないと思ってる」
「そうですか……」
「カッコ付けんなよピット、お前だけじゃないんだぞ。皆考えは一緒なんだから…そう無理すんなって」
「そうですね…此処で、諦めたら行けませんよね」
「やっと笑うようになったんッスね!それでこそいつものお前ッスよ、ピット」



時々空気は読めない彼ですが、いつも僕に優しく支えてくれます。
陽気で明るくて、彼女想いの優しい夢想。
ジェクトさんの息子さんなのに、彼はコスモス側なんです。
僕達の役に立つかも知れませんね、彼なら。



その頃、ハイラルでは。
玉君といっぱい話した子リン君は、幸せそうに眠っていました。
彼の寝顔を優しく支えていたのは、リンクさん。
子リン君に取って貴方は、実のお兄さんですからね。




「子リン……大丈夫だぞ、お前は俺が守るからな」
「ん…どうしたの、兄ちゃん」
「ああ…起こしてしまったな、ごめん」
「ううん!兄ちゃんの声が、聞こえてたから起きてたんだよ」
「そうか……」
「ねぇ、兄ちゃん。どうしてコスモス様は改めて…僕達を呼んだのかな?」
「世界を守る為…だろうな、あの世界に呼ばれて時々、ムズムズしてくるんだよ」
「どんな風に?」
「俺はこれからもお前を守ってやれるのか、そう思うとたまにムズムズしてくるんだ」
「僕は何回も兄ちゃんに助けられてるから、それで良いんだよ」
「子リン……」
「昨日玉君と話してたのは、兄ちゃんの事だったんだ」
「俺の事?」
「うん!兄ちゃんはいつもこんな僕を守ってくれるからね、だから僕も安心して…皆と一緒に戦えるんだ」
「そうか……」
「それに…怖い!戦う事、大好きなんだよ」
「大丈夫だ!お前は俺が守る、絶対に約束は守るから」
「兄ちゃん………」
「今はこのままにして欲しいんだ!俺は決してお前を、手放したりしないと誓うよ」
「ありがとう、兄ちゃん。大好きだよ」
「俺も同じだぞ、子リン」




あははっ!何処までお熱いんでしょうか、この2人は。
アイスクライマーって程じゃないのに、全くもう。
でも…離れたくないって思いは、分かりますよ。
僕も同じなんです、仲間を手放したくないって言う気持ちが。



パルテナ様!この世界は必ず、僕が守って見せます。
それまで、部下達の面倒をお願いしますね。
心強い仲間と一緒に、カオスを倒して行きます。
この戦いの真の終わりというものを、カオスに見せてやりましょう。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月25日 (月) 06時43分 [1335]   
第5話「バッツと玉葱、親しき友情。」



僕はピット、パルテナの鏡の主人公です。
僕の使っている剣は、上司であるパルテナ様から頂きました。
この武器のお陰で、僕は戦う事を決意したんです。
お互いそれぞれの戦士達が、秩序と混沌の神に呼ばれたら…最後までその人に使えるのが普通なんです。



12回目の戦いの時、ティーダさんはユウナさんの物語で再会しました。
あの頃の彼は、ジェクトさんと戦った事を覚えていますけど…それ以外の記憶を無くしていました。
元の世界に帰る為にも、失われた記憶を取り戻した方が良いと僕は思います。
2人の恋は、いつだって続きますよ。



「ピット君…君は分かっていたんだね、ティーダの事」
「ええ!子リン君にアドバイスをしたのは、僕なんです」
「どうして彼に?」
「あの子は僕と同じで…少し臆病な所があるんですよ!戦いたいと言う思いは、忘れていませんが」
「子リン君が怯えるのは、どうしてなの?」
「戦ったらまた…誰かを傷付けると彼は言っていました、そのせいなんです。子リン君が怯えてしまうのは」
「リンクならあいつの思いを受け止められるんじゃないか?」
「ですけど、リンクさんは……」
「ピット!俺がお前を呼んだのはその為じゃないんだぞ、お互い別世界の人間だけど…そんなのは関係ない」
「ティーダさん……」
「一緒に乗り越えて行く仲間だから、お前を呼んだんだ。子リンやリンクともまた…何処かで再会出来るッスよ」
「そっか、そうですよね……」
「私はルールー、貴方がピットね?」
「はい!宜しくお願いします」
「この世界の事…もう少し知りたいなら私達と一緒に居なさい、どうするかは貴方自身で決めるのよ」
「………」



ルールーさんの言ってる事は、間違いじゃありません。
確かに僕達は、お互い故郷が違う人間ですし。
だからと言って、他の仲間を放って置く訳には行かないんです。
彼女の気持ちに、従うしかありませんね。



このまま迷っていても、僕の気持ちは伝わりません。
子リン君…ごめんなさい、僕はもう少しこちらに居ます。
本当はすぐにでも貴方に会いたいですが、ティーダさん達から離れる訳には行きません。
僕の小さな我が儘を、許して下さい。



「………」
「今日も来ないみたいだな、ピットは」
「きっと忙しいんだよ、彼も」
「天界と地上界を行き気するって言うのは、大変だろうな」
「その為に彼には翼があるんだよ、あの羽根が無かったらピット君…元の世界に帰れないし」
「子リン……」
「やっと全てのクリスタルが埋まったよ!此処からはいよいよ、最終決戦だ」
「って言うかバッツの奴、もうマスターしてるぞ」
「本当だ!僕が鍛え過ぎたかな?」
「多分…な」
「パーティーを組めだって、どうする?兄ちゃん」
「ひとまず今回は、ティナとバッツで行こう」
「うん!」




13回目の戦いも、残り僅か。
コスモス様が完全に居なくなり、皆はカオスと戦う。
この戦いが本当に、最後の戦いになるんですね。
カオスを倒したら、皆は元の世界に帰ってしまいます。




寂しいですが、それは決まりなんです。
僕だって寂しいですよ、子リン君と再会出来ないのが。
でも…、待ってて下さいね。
必ず僕が、貴方の所に飛んで行きますから。




「そっか!あんたは元々、リンクさんと親しかったんだね」
「ああ!あいつと話してるとさ、仲間の事を思い出すんだよ」
「ジタン達には会えたの?バッツは」
「いや、まだ会っていない」
「そっか!彼等はきっと、僕達が来るのを待ってると思うよ」
「そうだろうな!ティナもきっと、俺の事を待っててくれてる気がするぜ」
「本当にあんた達は、羨ましいよ」
「何言ってんだよ!お前には、レナが居るじゃないか」
「そうかな?」
「彼女はお前に興味があるし、俺よりお前の方が向いてると思うぞ」
「あんたの頭の中って、ティナの事でいっぱいなんだね」
「わ…悪いかよ?」
「そうじゃないけど、あんたのように強い騎士に慣れたらなーって思うんだ」
「そうか!その気持ちがあれば、お前だって立派な騎士になれるさ」
「バッツ………」
「リンクには子リンが居るし、あいつらの兄弟愛はそう簡単に離れないと思うぜ」
「そうだろうね!」
「良くティーダが言ってた事を、思い出すな」
「何て言ってたの?」
「『カッコ付けんなって!ただ会いたい、それで十分ッス』って、あいつが言ってたんだ」
「ティーダらしいけど、その気持ちには答えるよ」
「おっ!やっと元気が出たな、子供は笑顔の方が似合うんだぞ」
「な…何だよそれ、バッツだって中身は子供の癖に」
「そうムキになるなって、玉葱」
「はははっ!」






お互いが微笑み合うと、こちらも何だか嬉しい気持ちになりました。
僕は彼等を見守りながら、前に進もうと思います。
パルテナ様!必ず貴方の所に戻りますので、もう少しだけ辛抱して下さい。
僕にも守るべき人は居ます、だからと言って諦める訳には行きません。






僕達は、コスモス軍の戦士です。
この想いがある限り、僕は強く慣れます。
旅は続きますが、この戦いを最後にしようと思います。
混沌の神・カオス!貴方だけは絶対に、許しませんよ。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月25日 (月) 19時15分 [1336]   
本編の前に、コスモス側とカオス側に分けようと思います。
勿論、音楽も一緒に決めて置こうと思います。
それでは、どうぞ。




〜コスモス組(スクエニ・スマブラ組編)〜
ウォーリア・オブ・ライト(28) テーマソング:シド(7)のテーマ
フリオニール(18) テーマソング:宇宙への夢
マルス テーマソング:カエルのテーマ
オニオンナイト(14) テーマソング:ヴァニラのテーマ
ロイ テーマソング:ジタンのテーマ
セシル・ハーヴィ(20) テーマソング:赤き翼
フォックス テーマソング:スターフォックス メインテーマ
カイン・ハイウィンド(21) テーマソング:疑惑のテーマ
シーク  テーマソング:シルバード〜時を渡る翼〜
バッツ・クラウザー(20) テーマソング:ルッカのテーマ
リンク(20) テーマソング:愛のテーマ
ティナ・ブランフォード(18) テーマソング:クロノとマール〜遠い日の約束〜
プリン テーマソング:Tell Me
クラウド・ストライフ(21) テーマソング:FF7 メインテーマ
ヨッシー テーマソング:エンディングストーリー
ティファ・ロックハート(20) テーマソング:ティファのテーマ
カービィ  テーマソング:サリアのテーマ
スコール・レオンハート(17) テーマソング:The Oarh
アイク テーマソング:シド(9)のテーマ
ジタン・トライバル(16) テーマソング:ジタンのテーマ
ピット テーマソング:Love Grows
ティーダ(17) テーマソング:ティーダのテーマ
ソニック テーマソング:ロボのテーマ
ラグナ・レヴァール(27) テーマソング:クロノトリガー 〜メインテーマ〜
ファルコ テーマソング:サラマンダーのテーマ
ユウナ(16) テーマソング:ユウナのテーマ
ゼルダ  テーマソング:エピローグ〜親しき仲間〜
ヴァン(17) テーマソング:ガルディア城〜勇気と誇り〜
子供リンク(13) テーマソング:My Mind
ライト二ング(21) テーマソング:ライト二ングのテーマ
ピーチ  テーマソング:ホープのテーマ




〜カオス組〜 ※此処では、テーマソングはありません。
ガーランド  CV:内海賢二 
皇帝     CV:掘内賢雄
暗闇の雲  CV:池田昌子
ゴルベーザ CV:鹿賀丈史
エクスデス   CV:石田太郎
ギルガメッシュ CV:中井和哉
ケフカ    CV:千葉 繁
セフィロス  CV:森川智之
アルティミシアCV:田中敦子
クジャ(24) CV:石田 彰
ジェクト
ガノンドロフ
ミュウツー
ウルフ
デデデ
タブー
クッパ

※後スネークは、コスモス組なのでご了諾下さい。
※引き続き、宜しくお願いします。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年2 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月26日 (火) 07時43分 [1337]   
第6話「コスモスに呼ばれし戦士達。」



また近々に、学パロ編を再開しようと思います。
学パロ編・おまけ編では、リディアさん視点に変わりますのでご了諾下さい。
その前に、このナレーションを聞いて下さい。
僕も上手く伝わるか不安ですが、やって見ます。




――――――混沌の神・カオスと戦う為、僕達は…調和の神・コスモスから力を与えられた。
この力は戦いを得る事で僕達の意思に馴染み、やがてクリスタルに形を変えるのだと言う。
カオスの戦士達と戦い…クリスタルを得て、混沌の神・カオスへと挑む。―――――――――



緊張しましたけど、僕なりには上手く伝えられた気がします。
何しろ今は、僕視点ですからね。
今回はアルティミシアさん 暗闇の雲さん ジェクトさん ゴルベーザさんが、調和の神の戦士です。
カオス側に息子が居る為、ジェクトさんは戦います。



「天使の兄ちゃん、これから宜しくな」
「はい!僕も貴方達と同じ、コスモス側です」
「スネーク…あやつも、同じ側のようじゃな」
「そうですね!」
「サムスとゼロスーツサムスもまた、私達の側でしょう」
「彼女は賞金稼ぎですからね、手強いですよ」
「ピットよ…そなたは誰の為に、戦っているのだ?」
「僕は……」
「ピットは子リンや俺の為に、戦っているんだぞ」
「リンクさん!」
「コスモスがお前を選んだのは、そう言う事さ」
「………」
「皆を守ると言う事は、コスモスの願いを守ると言う事になるのと同じだ」
「リンク!それ、僕の決め台詞なんだよ」
「ごめんセシル、一度使って見たかったんだ」
「仕方ないけど、許すよ」




セシルさんはこう見えても、光と闇の2つの力を持っています。
仲間思いの優しい聖騎士さんで、恋人のローザさんの事を一番愛しています。
元の世界に大切な人が居るから、その為に戦うんですね。
バッツさんは風の心を持つ旅人さんで、ティナさんの旦那さん。



結婚してからも2人は、同じ道を歩むんですね。
僕には両親は居ませんけど、上司のパルテナ様に育てて貰いました。
今回のカオス討伐が、僕達の最後の戦いになります。
ぼ〜っとしてたら僕は、リンクさんに声を掛けられました。



「ピット!お前は何か知ってるのか、この世界の事」
「いえ!ほとんどは知っていませんけど、この場所は秩序の領域と呼ばれています」
「秩序の領域?」
「はい!以前博士が此処で見張っていた時、カオスの戦士が此処へ来ました」
「重い鎧や盾を背負っていたんだよな、そいつは」
「その戦士の名はガプラス、ヴァンさんの強敵ですよ」
「あいつが…シャントット達の所に来たのか?」
「はい!彼を倒したシャントット博士は、素晴らしい魔道士さんでした」
「全ての魔法がマスター級だったからな、プリッシュも女の癖に…言葉使いが悪いんだぜ」
「ええ!それこそが、彼女なんですよリンクさん」
「ピット……」




プリッシュさんもまた、コスモス様に呼ばれた戦士の1人です。
さまざまな格闘技を使いこなす女性ですが、言葉使いは乱暴な方。
ピカチュウもそう言う時、ありましたからね。
彼の強敵は、ミュウツー。




こちら側に居るのは、ピカチュウとピチュー プリンさん達が居ます。
マリオさん達もこちら側として、一緒に戦います。
弱っているコスモス様を支えるのは、光の戦士様の役目です。
今は彼に、任せるしかありません。




「ピットさん!この剣は、貴方のですか?」
「これは…確かに、僕の剣です。でもどうして貴方が?」
「落ちていました!此処に来たけど、ティーダの姿はなかったんです」
「俺も此処に着いた時には、ティナの姿がなかった」
「クラウドとティナちゃん、ティーダの3人はカオス側なんだよ」
「クジャさんも、同じですよね?」
「ああ!今回の旅は、スコールと一緒に行く」
「兄弟同士の腐れ縁は、続きそうですね」
「そう言う事になるな!同じガイアで育った兄弟なんだよ、俺達は」
「ピット君!今回は僕と一緒に行かない?」
「えっ……」
「君が傍に居てくれれば、僕は迷えずに戦えるよ」
「玉葱君……」
「本当は子リン君を誘おうと思ったけど、リンクさんに先手取られてしまったんだ」
「リンクさんはこのまま、彼を手放したりしませんよ」
「えっ……?」
「彼等は同じ夢を持つ兄弟として、此処に居ます。僕はそんな彼等を見守りますよ」
「ピット君……」
「見て下さい!あそこにあるのは、コスモス様の館です」
「あれが、僕達の家になるんだね」
「そうですね!それでは皆さん、行きましょう」




僕の指示に、皆が後を付いて来てくれます。
僕はこう見えても、パルテナ親衛隊の隊長です。
リンクさんや子リン君を守るのは、僕の役目です。
この戦いは、今始まったばかりかも知れません。




僕はもう、1人じゃありません。
あの時の子リン君は、僕にこう言ってくれました。
『誰かを助けるのに、理由なんか必要ないよ』って、言ってくれました。
ありがとう子リン君、あの時の僕は…君に助けられましたよ。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月26日 (火) 16時41分 [1338]   
第7話「ピットの涙。」



子リン君はその頃、コキリの森に行ってオカリナと剣を磨いていました。
それから一週間後、僕達の家に残念なお知らせが来たのです。
そんな、子リン君が死んでしまったなんて。
あまりのショックを受け、僕は部屋に引きこもってしまいました。



こんなの、リンクさんには知らせたくないですよ。
誰かが何回も、扉をノックしていました。
今は1人になりたいので、ほっといて下さい。
子リン君の事を一番知ってたのは、僕の方ですから。




「ピット君は?」
「駄目だ!部屋に引きこもったまま、出て来ない」
「よほどショックだったかも知れないね、子リンが死んだ事を聞いて」
「何!?あいつが…」
「うん!鉢に刺されて死んだらしいんだ」
「………ッ子リン……」
「一番悲しいのはリンクの方だ、あんなに弟を可愛がってたんだぜ」
「子リンは良い奴だった、ピットと同じ位に…仲間を信じて戦ってくれた奴だからな」
「クラウド……」
「リンク!今更あんたが此処で弱気になっては、あいつの決意が無駄になるぞ」
「えっ……」
「子リンは言ってた…『僕にもしもの事があったらクラウドさん、兄ちゃんをお願いします』っと」
「………」
「あいつを復活させるには、レイチェルの力が必要だ」
「フェニックスの洞窟はティナ様の世界にあると、バッツ様から聞いています」
「エリア…」
「私達水の神は、ティナ様の世界を守って来ました」
「奇数の世界には、クリスタルがあるんですよリンクさん」
「クリスタル?」
「確か…WoLさんの世界と僕の世界、バッツの世界にクリスタルがあるんです」
「バッツの世界には、クリスタルのかけらがあると聞いたぞ」
「それは…砕けたクリスタルなんです」
「………」
「リンク様!此処で泣いてしまっては、子リン様に合わせる顔がありませんよ」
「後でピットの部屋に行く、じゃあ…お先に」
「リンクの奴も、苦労してるんだな」
「子リン君が居なくなって、相当ショックみたいだからね」



今度はリンクさんが、近付く気配を感じました。
彼の気持ちもありそうなので、鍵かけを解除しました。
彼は何も言わないまま、僕の部屋に入って来たのです。
リンクさんが僕の部屋に来るなんて、珍しいですね。



僕達は何も言わないまま、時間を過ぎていました。
どうしたら良いんでしょうか、この場合は。
僕が話し掛けようとした瞬間、リンクさんの口が開きました。
それは、亡くなった子リン君の話です。



「ピットは既に気付いてるよな、俺があいつの兄貴だって事を」
「はい、初めて会った時から…そんな感じがしました」
「俺とあいつは、同じハイラルで育った兄弟なんだ」
「そうですか…」
「あの時俺が、あいつの傍に居てやれれば…こんな事にならずに済んだんだ」
「リンクさん……」
「俺達に両親は居ないけど、村の皆が俺達を良くしてくれたんだ」
「ガノンさんを倒せるのは、貴方しかいませんからね」
「ピット……」
「貴方の強さを見て、気付いたんです。リンクさんはそんなに弱い勇者ではないと」
「……………」
「リンクさんに取って子リン君は弟ですが、僕に取って彼は大切な仲間なんです」
「クラウドにも、同じような事を言われたな」
「何て言ってたんですか?クラウドさんは」
「『今更あんたが弱気になったら、あいつの決意が無駄になる』って、言ってたんだ」
「クラウドさんも心配なんですよ、子リン君の事」



クラウドさんの言ってる事、僕には理解出来ます。
今までだって貴方は、仲間を信じて此処まで来てくれました。
それは、とても素晴らしい事だと思います。
迷いもありましたけど、貴方は1人じゃありませんよ。




ティファさんが傍に居ますし、僕達が付いています。
思いを伝えられるのは、言葉だけではないんですよ。
行動で示すときだって、あるんですから。
貴方が悲しむなら、僕だって悲しいですよ。




「……ッ」
「ピット……、泣くな」
「リンクさん………」
「子リンはとても良い奴だった、俺の為に戦ってくれた」
「本当に、それで良いのですか?」
「えっ!?」
「リンクさんは平気かも知れませんけど、僕は悲しいのですよ」
「明日!皆と一緒に、フェニックスの洞窟へ行こう」
「そうですね……」




いつまでも、泣く訳には行きません。
僕はそう、心から願いました。
心強い仲間と共に、僕は一緒に生きて行きます。
たまには、天界にも帰らないと行けませんからね。




休息の時に、天界に帰りましょうか。
黙って帰ってしまったら、皆が心配してしまいますよね。
ちゃんと伝言を残して、行くしかないですね。
リンクさん!それまでは、泣かずに頑張りましょうね。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年2 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月27日 (水) 06時49分 [1339]   
第8話「元カオス側の戦士・ゴルベーザと時の勇者・リンク。」



僕達はその頃、フリオニールさん手作りの料理を食べていました。
リンクさんの料理も美味しいですけど、フリオニールさんも上手ですね。
彼は反乱軍の戦士で、両親を帝国に殺されてしまいました。
彼にも、元の世界に大事な人が居るんですよね。



僕達より遅れて起床したのは、ダンガン流格闘技を使いこなすモンク僧・マッシュさん。
彼は僕達と同じコスモスの戦士で、エドガーさんの双子の弟。
ブラコンなのは、リンクさんだけでは無かったんですね。
今彼の話をするのは、諦めましょう。




「どうしたピット、元気ないぞ……」
「………」
「マッシュさん…言いにくい事ですけど、今はそっとして上げて欲しいんです」
「何故だ?」
「子供の僕が亡くなったんです、鉢に刺されて」
「何…!?そんな」
「そのせいでピット君は元気がないんです、なので今はそっとして上げて下さい」
「そうだったのか…済まなかったな、お前を傷付けたりして」
「マッシュさんのせいではありません!仲間を守れなかった、僕が行けないんです」
「ピット!お前はあいつの大切な友達だろ、こんなとこで弱音吐くんじゃねぇよ」
「リンクさん……」
「お前だって気持ちは同じだろ?仲間を助けたいって、しっかり思っているんだ」
「皆君の仲間なんだよ、ピットだって既に僕達の仲間じゃないか」
「マルスさん……」
「時々調子の良い事を言う時もあるけど、あれはね…君の為に言ってるだけなんだよ」
「そうよ!子リンを助けたいなら、男として強いとこを見せなさい。子リンだってきっと…そう思ってるわ」
「ポポさん…ナナさん……」
「アイスクライマーの言う通りだ、仲間を守ると言う事は…コスモスの願いを守る事になるのと同じなんだ」
「そうですね…皆、ありがとうございます」



ポポさんにナナさん、そしてマルスさん達に勇気付けられました。
皆はもう、大切な仲間なんです。
ポポさんの言ってる事は、本当なんです。
時々僕は、調子の良い事を言ってしまうから。




自分でも分かっていました、これ以上言っては行けないと。
僕の手元には、子リン君のオカリナがある。
フェニックスの洞窟か…あそこへ上陸するには、2つのPTに分けないと行けないんですよね。
僕だって行きますよ、仲間を助ける為なんですから。



「皆!フェニックスの洞窟に着いたぞ」
「今回はリンクさんを残して、残った僕達で行くって言うのはどうかな?アイク」
「それは良い提案だ、そうしようぜ」
「だったらさ、ゴルベーザも置いて行くッスよ」
「どうして?」
「あいつにだって仲間の事を理解してるし、リンクの慰め役にもなるかも知れないだろ?」
「確かに…そうだね!」
「よしっ!じゃあ決定、さあて…2つのグループに分けますか」
「考えた結果ですけど、マルスさんは第1のリーダーって言うのはどうですか?」
「そうだね!その方が皆を指示出来るし、先導出来るよ」
「FE組の3人を第1に入れて、その中にライトとアルクゥを入れようか」
「今回大僕には…留守番して貰うよ、船の見張り役が居ないと困るからね」
「トゥーン……」
「リンク!そんなにしょげんなよ、俺達なら大丈夫だからさ」
「バッツ!ダンジョン内の敵はかなり強敵だぞ、気を付けろ」
「ああ!一緒に行こうぜ、トゥーン」
「はいっ!」




残ったメンバーは、船番なんですね。
僕が指名されたのは、第2メンバー。
そこにはバッツさんとクラウドさん、トゥーン君が一緒に居ます。
仲間と一緒に戦うって言うのは、悪くないですね。



コスモス様の事も気になりますが、今は子リン君を助ける事に専念しましょう。
待ってて下さいね、子リン君。
僕達が必ず、貴方を助けますからね。
絶対に僕は諦めませんよ、貴方の事は。




「………」
「思い悩んでいるようだな、リンクよ」
「あんたは…ゴルベーザ」
「子リン、と言ったか?あの小僧は」
「……俺の過去の人物なんですよ、彼は」
「そなたには、弟を守る力が備わっている。誰もその判断には…否定はしない」
「えっ……?」
「クリスタルは決意の先に輝く物、そなたは既にその光を手にしているではないか」
「俺は……」
「私はどんな時でも、セシルの傍に付いてやらねばならない。そなたとて…それは同じ事だ」
「そうですね……」
「以前ライトはこんな事を言っておった…『前だけ見てろ、背中は守る』っとな」
「『前だけ見てろ、背中は守る』…か」
「弟を守りたい思いがあるならば、今度はそなたが強くなれば良い」
「ありがとうゴルベーザ、あんたと話したお陰で…少し元気が出て来ましたよ」
「そうか!私のお陰だな、今回は」
「そうですね!」




やっとリンクさんが笑いました、もう…何も心配する必要は無くなりましたね。
ティーダさんが言ってた事は、間違いではありませんでした。
ゴルベーザさんを残し、リンクさんを励ます。



この作戦は、成功ですね。
後もう少しで戻りますので、彼の事をお願いしますよゴルベーザさん。
トゥーン君を鍛えるのも大変ですけど、皆さんが傍に居ます。
諦めませんよ!僕達はもっと、強くなりますから。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年2 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月27日 (水) 15時52分 [1340]   
番外編「それぞれの目標。」



此処は、過去のカオス神殿。
今回はコスモス組の皆に、集結して貰ったの。
10数人も仲間が居て大変だけど、頑張って語るわ。
ちなみに私も、同じコスモス組よ。




それでは、行くわね。
私の担当は、番外編と学パロ編だけよ。




「時が来れば…全て実ります!究極の死闘」
「完全なる終焉…掴めぬ物があるとすれば、神の気まぐれ位か」



ピット君の言葉使いは、とても丁寧ね。
エッジもこれ位、見習って欲しいわ。
ちなみに本編だと、ピット君がアルティミシア ジタンが皇帝なの。
分かりにくくて、ごめんなさいね。



次の番外編は、終盤位に更新するわ。
早く、子リン君が復活しますように。
これ以上、リンクさんやピット君の悲しむ姿は見たくないの。
幻界の皆、私に力を貸してね。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年2 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月28日 (木) 06時20分 [1341]   
第9話「仲間探しの旅、開催。」



秘宝は、星型の山に隠した。
それが…フェニックスの洞窟へ行く、ヒントです。
ガストラ皇帝は前半の世界で、ケフカに全ての魔法を放ちましたが…駄目でした。
世界は本当に、バラバラになってしまったんですね。



そして、現在に至ります。
世界が引き裂かれた後、僕はシドさんの小屋で目を覚ましました。
彼は3日間ずっと、何も食べていなかったのです。
僕を開放してくれた彼に感謝を伝えながら、一番美味しくて早い魚を沢山取って食べさせました。



「もう完全に回復したよ!この通りじゃ…ありがとうよ、ピット」
「どうしたんです?」
「ピットよ…わしの夜鍋の成果がこの下にある、降りて見なさい」
「……シドさん」
「ピットよ!外の世界に出ろ、仲間は生きている筈じゃ」
「ええ!僕…行きます、そしてきっと此処に戻って来ますよ。皆と一緒に」
「子リンとやらもな!」
「はいっ!」




シドさん手作りのイカダに乗って、僕はこの小屋を脱出しました。
流れ着いた先は、アルブルク周辺。
此処の町に着くと、僕を探していたと言う仲間の情報を聞きます。
金髪に、モンク僧…。それってまさか!



村の人達からの情報を頼りに、僕はツェンの町に向かいました。
辿り着くと、崩れかけた家の間にマッシュさんの姿があったんです。
5分のタイムリミットの間…、僕は急いで先へ進んで行きました。
子供を無事救出し、何とか脱出しました。



「マッシュさん!生きていたんですね」
「当たり前よ!例え世界が砕かれようとも、俺の力でねじ開ける」
「もう皆死んでしまったかと思っていた…希望は絶たされてしまったかと思っていたけど、諦めては行けませんよね。
生きているかも知れません、皆を探して…そして」
「ああ!ケフカを倒し、世界に平和を取り戻す」
「…………」
「そうそう!子リンの情報を聞いたぞ、あいつはフェニックスの洞窟に居るらしいんだ」
「えっ……?」
「ロックの亡き恋人・レイチェルがあいつを復活させ、フェニックスの洞窟へ移動したらしいんだ」
「そうですか……」
「あそこへ行くには2つのPTが必要だ!その間に、他の仲間を探そうぜピット」
「はい、そうですね」



マッシュさんが加わり、僕はホッとしました。
彼のレベルは、29.
僕のレベルは59、何か強くなってる気がしますね。
まぁ気にしないで、旅を続けましょうか。




港町二ケアに着き…盗賊さん達から、リンクさんの情報を聞きました。
酒場の外に行くと、リンクさんの姿がありました。
そんな…記憶を無くしてるなんてあんまりですよ!でも僕は、簡単に諦めたりしませんよ。
彼の後を追い…城の最深部まで行くと、目の前にはモンスターが居ました。



「俺が引き受けてる間にお前等が…」
「ボス!危険ですぜ」
「いいから行け!」
「リンクさん!」
「何ボケっと突っ立っているんだ!ピット、手伝ってくれよ」
「やっぱり、リンクさんですね」
「この敵は触手だ…リンクは既に、ヘイスト状態だぞ」
「僕達も同じです、これなら囚われたりしませんよね?」
「ああ!俺の真空派とリンクの回転斬り、そしてお前の最後の切り札・パルテナ親衛隊があれば圧勝だ」
「流石はダンガン流格闘技の使い手・モンク僧だな、マッシュ」
「はははっ!仲間の言う事は、聞くもんだぜ」
「それ…、ティーダさんの台詞ですよ?マッシュさん」
「うっ………、済まねぇ」




再会したリンクさんのレベルは、76.
僕より強いと聞いた時は、驚きました。
僕はイカロス達を呼び、全ての触手に攻撃していました。
戦いは無事に終わった後、リンクさんはこれまでの事を話してくれました。



あの盗賊さん達は、お宝の情報を知ってたんですね。
だからこの道へ案内する為に、隠してたんですか。
水臭いですよ、リンクさん。
盗賊さん達が出て来たので、僕達は慌てて隠れました。



――――――宝など何の価値も無い、本当の悪はケフカだ。奴等に罪なんかないよ―――――――――――



そうでしたか、ごめんなさいリンクさん。
忘れる所でした、僕は何かを思いつき…リンクさんに伝えたんです。
子リン君の話をした瞬間、リンクさんは気合いを入れました。
次の仲間は、ギャンブラーのセッツァーさんですね。



確か彼は、コーリンゲンの村の宿屋に居ます。
僕が居れば、彼を説得出来そうですね。
子リン君と再会する為にも、多くの仲間と再会しないと行けませんからね。
マッシュさんのお兄さん・エドガーさんは一体、何処に流れ着いてるんでしょうか。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年2 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月28日 (木) 11時07分 [1342]   
第10話「セッツァー、フォックスと再会。決戦!デュラハン戦。」



エドガーさんとマッシュさんの故郷・フィガロ城は砂に潜り、コーリンゲン村前に移動しました。
敵とのエンカウントもありましたが、3人で力を合わせて戦いました。
此処で僕のレベルが、59〜60に上がりました。
何か、少しだけ強くなった気がします。




コーリンゲンの村に到着した僕達は、宿屋に向かいました。
中に入ると、そこにはセッツァーさんとフォックスさんの姿がありました。
彼は僕とリンクさんの事を、覚えていてくれたんですね。
だけどセッツァーさんは、弱音を言います。




「世界が引き裂かれる前に…貴方は僕達と必死に戦ってくれたじゃないですか!あんな辛い戦いに」
「もう俺は…夢を無くしてしまった」
「こんな世界だからこそもう一度…夢を追うんじゃないですか!世界を救う夢を」
「ふふっ!あんたの言う通りだぜ、付き合ってくれるか?俺の夢に」
「はいっ!」
「ありがとう…行こう、ダリルの墓に」
「どうしたんです?」
「蘇らせる…もう1つの翼を」
「もう1つの飛空艇・ファルコン、か」
「えっ……?」
「俺達が今まで乗っていた飛空艇・ブラックジャックは、世界崩壊前の乗り物だったんだ」
「そうでしたか……」
「ダリルとは一体、何者なんだ?マッシュ」
「セッツァーの親友で、良きライバルだった女性だ」
「……ロックとティナが来た時、あいつはそんな事を言ってたんだな」
「ああ!俺はその頃、帝国首都・ベクタに残っていたからな」
「僕はサマサの村で子リン君と再会しましたよ!彼の傍には、トゥーン君が居ましたからね」
「トゥーンリンク…風のタクトの主人公か?」
「ええ!そうですよ、マッシュさん」




コーリンゲンの村を後にした僕達は、ダリルさんの墓を目指しました。
フォックスさんのレベルは、65.
セッツァーさんはLv.34でした、フォックスさん…高過ぎですよ。
此処にも、ボスが居るんですね。



子リン君と再会する為にも、負ける訳には行きません。
一番会いたがっているのは、リンクさんの方です。
今回は、彼に譲りますか。
これも彼の為なので、仕方ないですよ。




「ここの敵は皆、アンデッド系のモンスターだらけだ」
「回復系でも通用するんですか?」
「ああ!メンバーにストラゴス爺さんが居たら、臭い息を習得出来るぜ」
「詳しいのですね、マッシュさん」
「俺が兄貴達と再会したのは、コルツ山だ」
「僕とはいつ会いましたか?」
「ナルシェを死守する時!あの時のお前は、そんな言い方じゃ無かった」
「……ごめんなさい、あの時は」
「気にするなよ!気が付かなかった俺も、悪かったし」
「マッシュさん……」




今は此処のボスを倒す事を、考えましょうよ。
子リン君と再会したいですけど、今の僕達は5人しかいません。
他のメンバーの事も気になりますし、先へ進みましょうか。
ダリルさんの像を調べると、ボスとのエンカウントが来ました。




これが、デュラハン。
僕にも、魔封剣はありました。
これで魔法を、どんどん吸収して行きましょう。
リンクさんは回転斬り マッシュさんは爆裂拳 メテオストライク 鳳凰のまい、セッツァーさんはセブンフラッシュ
 フォックスさんは最後の切り札を使って攻撃しました。



やっと倒せましたね、皆さん。
此処からはイベントに入り、いよいよ仲間集めですよ。
子リン君はそうですね…、ファルコさんの後にしますか。
待ってて下さいね、子リン君。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年2 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月29日 (金) 06時39分 [1343]   
第11話「仲間集め、開始。」



デュラハンを倒した僕達は、最深部に向かって進んでいました。
そこからは、ダリルさんとセッツァーさんの過去が流れて来たのです。
お互い夢を語り合う親友だったのですが、ダリルさんは帰らぬ人となってしまいました。
そして1年が過ぎて、この船を大地の下に眠らせていたんですね。




彼の決意と共に、ファルコンと呼ばれる飛空艇が動き出しました。
今度は、僕達の夢を叶える番です。
いえ、夢を作り出せます。
その時!鳥が飛ぶのを、僕は見ました。




「セッツァーさん!追って下さい」
「どうした?」
「分かりません…けど、あの鳥の行き先に仲間が待っている感じがします」
「カイエンは最初、マランダの町からゾゾ山に向かったんだ」
「子リンはフェニックスの洞窟なのか…今のメンバーでは、厳しいな」
「リンク……」
「兄貴はモブリズに居るぜ!先に兄貴を探しに行くか?」
「エドガーは後回しだ!今は、カイエンと再会しよう」
「そうだな!」




リンクさんの決意と一緒に、僕達はマランダの町の前に船を止めました。
ローラさんに手紙を書いていたのは、カイエンさんだったんです。
モブリズにいた兵士さんも一緒に、ケフカの裁きの光を受けて死んでしまいました。
悲しい物語なんですね、これは。




彼への手紙を届ける為、僕達はローラさんの想いに答えました。
ゾゾ山に到着すると、サビトレールを持っている男性が居ました。
その人からお金は取られましたけど、1000ゴールドなら安いと思って購入しました。
サビで取れなかった扉が、開いたのです。




「こんなに役に立つなんてな……」
「カイエンは此処の山に居るんだろ?早く行こうぜ」
「リンク!そんなに焦る必要はないぞ、仲間を探す旅はまだ始まったばかりなんだ」
「……………」
「お前が早く子リンに会いたい気持ちは分かるけど、今は落ち着いて行こう」
「マッシュ………」
「リンク、俺達は仲間…だろ?」
「そうだな!ごめん、俺がちょっと焦り過ぎたよ」
「沈んでないで前に進もうぜリンク、子リンだってそう思っているからな」
「ああ、そうだな」




少しラグナ様の台詞と被ってましたけど、貴方らしいですねフォックスさん。
仲間を勇気付けると言うのは、とても良い事なんですよ。
僕も貴方のように、強かったら良いですけど。
無理するなと、僕はマッシュさんに支えられました。




ゾゾ山を通り過ぎると、そこにはカイエンさんの姿がありました。
あの手紙を、伝書鳥に運んでいたんですね。
カイエンさんと呼ぶと、彼はこちらに振り向きました。
そして自分も一緒に行くと、決心してくれたんです。




「これは…いや…その、ちょっとした趣味の1つでござるよ」
「カイエンさん!この造花、結構上手ですよ」
「むむーっ!お主等ーーーー」
「うわっ!」
「本当でござるか?」
「あはははははははははっ!」
「いつぞやの娘が気になってマランダに行って見た、娘は手紙が来ないと信じながら…それでも毎日手紙を書き続けてたのでござる」
「そうだったんですか…それでもローラさんに、想いを伝えると良いですね」
「ピット殿………」
「仲間を探す旅は始まったばかりなんだ、一緒に行こうぜカイエン」
「そうだぞ!あんたはドマ王国の一流剣士なんだ、俺が保証するぜ」
「マッシュ殿…リンク殿」
「行きましょうカイエンさん、僕達と一緒に」
「………かたじけない」




僕の説得と一緒に、カイエンさんは納得してくれました。
迷いはあっても、出来る事はあるんですよ。
今は、その時なんです。
自分がこれからどうすればいいのかを、自分で考えるべきなんですよ。



えっと、次はライトさんを探しに行きましょうか。
彼女はモグさんと一緒に、モーグリの洞窟に居るんですよね。
アルクゥさんは、アナザーさんの屋敷。
それってジドールの町じゃないですか、その屋敷は。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年2 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月29日 (金) 20時00分 [1344]   
第12話「リンクの想い。」



僕達は今、ナルシェに向かっていました。
此処は…、ちょっと悲しいですね。
まさにこの場所は、魔物の住処と呼ばれています。
敵との遭遇もあるので、焦らずに行きましょう。




僕の気持ちに、皆は大賛成してくれました。
マッシュさんに頭を撫でられたのは、初めてです。
ああ…これが信頼出来る、仲間って事なんですね。
行きましょうリンクさん、此処は慎重に進んで行かないと駄目なんです。



「そうだな!今は子リンと再会する為にも、それしかないよな」
「そうだぞ!俺だってあいつには感謝の気持ちを伝えたいんだ、あいつと一緒に居られて…ホッとしてるんだ」
「フォックス……」
「こんなの耐えられない、俺もピットも…あいつが居なきゃ変わらなかった」
「『誰かを助けるのに、理由なんて必要ないよ』って、子リン君が言ってました」
「ほぼジタンと被ってるな、あいつは」
「あははっ!」
「ピット…フォックス、今まで済まなかったな」
「謝るのは皆が揃ってからですよリンクさん、その時に言いたいだけ言えば良いんです」
「ピットの言う通りだ、今は先を進もう」



少し調子に乗りましたけど、これは仲間の為に言ったんですからね。
子リン君に会いたい気持ちは分かりますけど、他のメンバーと合流しないと駄目なんですからね。
ライトさんとモグさんを見付けたら、アルクゥさんを探しに行きましょう。
彼女はアルクゥさんの騎士なんですよ、リンクさん。



何故って聞かれても…、そこまでは詳しくありませんが。
多分…初めて会った時から、2人の恋は決まってたんですよ。
お互いに、手放したくないと思っていますから。
もしかしたらあの2人は、再会したらハグハグするかも知れませんね。



「あー!それはあり得るな、ピット」
「でしょ〜!」
「作品別だろ、絶対あり得ない」
「僕の予想はこれまでだって、外れた事はないんですから」
「……そうだよな」
「仲間の言う事は聞く物ですよ、バビューっと行くのが最高なんですから」
「何かその台詞、ティーダと被ってる気がするぞ」
「気にしないで下さい、僕の悪い癖ですから」
「いい加減自重しろよ、ピット」
「済みません、マッシュさん」




あ〜、今のは最高にカッコ悪いです。
リンクさんを勇気付ける筈が、逆に僕が最低じゃないですか。
振り返って見ると、彼は笑っていました。
あれ?何故怒らないんでしょうか、リンクさんは。




僕は今、最低な事をしたのに。
マッシュさんにとばっちりを喰らって、大慌てなんですよ。
どんな辛い時でも、笑顔は欠かせませんよね。
分かりますよ、リンクさんの気持ち。




「何か安心した、お前達と一緒に居られて」
「どうしたんです?リンクさん」
「俺は今までこんな風に、賑わった事が無かった気がするんだ」
「そうだったのか……」
「いつも子リンと2人で、愛馬であるエボナと一緒に旅をしてたからな」
「馬さんの名前ですか?エボナって」
「ああ!俺達の愛馬だ、今は故郷に残して来てある」
「寂しくないのか?故郷から離れて」
「寂しいさ!でも…この戦いを終わらせる為に、こうして一緒に居るんだ」
「リンクさん……」
「ケフカを倒し…この世界に平和が戻ったら、お前達ともお別れになるな」
「何か…、寂しいですよね」
「だけどさ、ケフカを倒しても俺達の旅が終わるって事はないんだ」
「えっ……?」
「俺達は確かに別の世界から来たけど、こうして会えたのも何かの縁かもしれないじゃないか」
「確かにそうだな…お前達に会うまで俺は、アーウィンの戦闘機でパイロットをやっていた」
「僕は天界で、地上界の様子を見てましたからね」
「皆行こうぜ、仲間が俺達を待っている」




結局最後は、リンクさんに決められましたけど。
信じて待っていてくれる仲間の為にも、負ける訳には行きません。
子リン君 カービィさん トゥーン君 マリオさん、そしてこの世界の人達。
ティナさんはバッツさんと結婚しましたし、ロックさんはエアリスさんと幸せな生活をしています。



お互いに愛する者が居るから、戦えるんですよね。
パルテナ様!僕が何としても、皆の力に慣れるように頑張って来ます。
イカロス達…それまでの間、パルテナ様の事頼んだぞ。
彼女を泣かしたら、僕が許さないからな。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年2 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月30日 (土) 06時01分 [1345]   
第13話「ライト二ングとモグ、シャドウと再会。」




此処には何もない、か。
確かに此処は以前より、寂れていますよね。
一匹狼さんは僕達にそう言った後、そのまま何処かへ去ってしまいました。
こちらから行きましょう、皆さん。



僕が見付けたのは、小さな洞窟の様な物。
この場所から行けば、ライトさん達に会えます。
敵との遭遇もありましたが、皆さんで力を合わせて戦って行きました。
中にはかとん すいとん、雷神を落とすモンスターが居ます。



「この3つの技は、シャドウの投げるで使用されるんだ」
「ティナさんの世界では、既に職業は決まっているんですね」
「ああ!セシルの世界も同じだ、だが戦闘シーンが違う」
「どう言う事ですか?それは」
「あいつの世界の場合、5人PT編成なんだよ。こっちは丁度5人いるしさ…前例を3人出さないと行けないんだ」
「僕とリンクさん、フォックスさんを前に出してみてはどうでしょう?
マッシュさんの場合、後列でも必殺技は使えますからね」
「俺もピットの提案に賛成だ、その方がガードも固くなるぜ」
「そうだな…、じゃあそうするか」
「パイロットの力を、此処で見せる時だな」
「ええ!ライトさん達はこの奥に居ます、急ぎましょう」
「モルルのお守り……このアクセサリーは、モグ専用だ。他のメンバーには装備不可能なんだ」
「何でもその雌モーグリは、モグさんの彼女だと聞いてますよ」
「うわっ!あいつに彼女が居たなんて、気付かなかった」
「何言ってるんですかリンクさん、貴方には子リン君が居るでしょ?」
「………そうだったな、ごめんピット」
「いいえ!さぁ、先へ進みましょう」




これでも僕は、パルテナ親衛隊の隊長なんです。
仲間を誘導し、道を示すのが僕の役目なんです。
リンクさんの想いは、変わりません。
あの時から一緒に居た子リン君と、離れ離れになってしまいましたからね。



僕も会いたいですよ、子リン君に。
でも今は…此処に居る仲間と再会することが、先なんですよ。
焦らないで前に進みましょうよ、リンクさん。
これ以上僕は、彼の悲しむ顔は見たくないんです。




「ピット…、気持ちは分かるぞ」
「リンクさん……」
「いつもクラウドやバレット達が言ってたのを思い出した…『俺達が乗ってしまった列車は、途中下車出来ないんだ』ってな」
「列車のルールには、逆らえないんですよ」
「そう言う事になるな、きっと」
「子リン君はフェニックスの洞窟に居ます、あそこの敵はかなり強いですから…気を付けて行きましょう」
「そうだな!」
「ピット…リンク、もうすぐだから頑張ろうぜ」
「行くぞ、ピット」
「はいっ!」




マッシュさんとフォックスさんも、僕達の事を心配してくれたんですね。
何か嬉しいです、仲間に心配されたのが。
本当はカッコ悪かったと思いましたけど、マッシュさんはそんな事無いと言ってくれました。
仲間の言う事は聞く物なんですよね、ティーダさん。



今頃皆は、どうしているんでしょうか。
凄く貴方に会いたいですよ、ティーダさん。
再会したらまた、貴方の世界を教えて下さい。
それまで僕も頑張って貴方を探しますからね、ティーダさん。



「ピット!皆、無事だったか」
「ライトさん、モグさん」
「皆…良かったクポ、生きてたクポー」
「ライトさん……」
「私達も行くぞ、世界をこのままにはして置けないからな」
「この人が、ライトか」
「お前は…戦闘機アーウィンのパイロット・フォックスか、久し振りだな」
「貴方も、ご無事で何よりです」
「そうだピット、トゥーンの情報を手にしたぞ。あいつはゴゴの洞窟に居るらしいんだ」
「そこへ入る為にも、入口を探さないと行けませんね」
「今回はガウが獣ヶ原の洞窟だ!それからマランダでシャドウにあったぞ、『ケフカを倒す為…強くなる』と言っていた」
「彼が居るのは、獣ヶ原ですね」
「ああ!私が行けば、会えるだろう。後1人を決めるぞ」
「俺が行きます、子リンに会う為にも傍に居たいんです」
「どうだピット、リンクの提案に意見はないか?」
「ありません!行きましょうリンクさん、獣ヶ原に」
「ああ!待ってろよ子リン、今行くからな」




こうして3人のメンバーを無事に決め、ライトさん リンクさんの2人を連れて行く事にしました。
この時の彼女のレベルは、84.
リンクさんより更に高いんですね、ライトさんは。
こう見えても彼女は元、コクーンの女軍曹。




最愛の妹・セラさんを守る為に、彼女は閃光の異名を取ったんですね。
親から貰った名を捨てれば、子供じゃ無くなると思ったんですね。
分かりますよライトさん、貴方の気持ち。
フォックスさん!僕達が不在の間、マッシュさん達をお願いしますね。

  DFF012 ハイラル地方に住むコキリ族の兄弟と旅人&少年2 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年07月30日 (土) 07時05分 [1346]   
第14話「ピットとライト二ング、天使と元女軍曹の親しき友情。」




僕達はファルコンに乗って、獣ヶ原を目指していました。
そこは世界中のモンスターが集まると言われる、危険な場所です。
もしかしたら一度戦った相手も、そこに来るのではないでしょうか。
もし来たとしても、僕は諦めませんよ。



子リン君と再会する為には、負ける訳には行きません。
リンクさんは先に熟睡し、僕達で今後の計画を立てていました。
他の皆が居る場所は、バラバラなんですね。
スコールさんが今回、ウーマロさんと同じ場所ですからね。



「そうだな!だが私達は1人じゃない、このファルコンの中には仲間達が居るじゃないか」
「そうですね!」
「結局バッツ達はモブリズか、どう説得すれば来てくれるだろうか」
「問題はそこなんですよね、とても難しいです」
「リディアは……、サウスフィガロの酒場か」
「エッジさんは何処に居るんです?」
「竜の首コロシアムだ、正宗を手にして置けばそれを賭けて戦える筈だ」
「彼に勝てば、仲間になりますね」
「ああ!そろそろ獣ヶ原に着くな、私はリンクを起こして来る」
「お願いします!」



目的地まで、あと少し。
この場所での敵は、ランダムで来ますからね。
どんなに手強い相手でも、僕は負けませんよ。
此処で負けたら、子リン君に会わせる顔がありません。




「準備は出来たか?ピット」
「はいっ!」
「よしっ!行くぞ、獣ヶ原に上陸だ」
「……なぁライト、この血塗られた盾って何だ?」
「これはリボンを装備していた方がよさそうだな、この世界には3つあるぞ」
「先程いたモーグリの住処と、フェニックスの洞窟。そして…瓦礫の塔ですね」
「ああ!世界崩壊前では、ロック編でしか通れなかった場所があった」
「サウスフィガロの町か……」
「ああ!そこへ戻るにもまずはシャドウを探そう、ガウの事はその後だ」
「アサシン・シャドウ、あいつもまた金で動く暗殺者だな」
「心配か?」
「いや、そいつがどんな奴なのか…確認したかっただけさ」
「そうか…」



確かにシャドウさんって、少しだけ要注意ですよね。
元々は金で雇われている人ですから、今回は正式な仲間だと思いますよ。
ある程度敵と戦えば、出て来ますから。
言った傍から、シャドウさんが出て来ました。




この時は何も動かずに、じっと待ちます。
彼は僕達の仲間になり、一度ファルコンに乗って此処を離れます。
何とか2つのPTが組めそうなメンバーになりましたね、ライトさん。
次はフェニックスの洞窟ですね、やっと来ましたよ。



「最初の第1PTだが、私とピット リンク フォックスで行こうと思う」
「俺はモグと同じ班か、子リンと合流したらさライト…兄貴を迎えに行こうぜ」
「エドガーか、あいつは何処に居る?」
「ドマ城だ、かなり離れてる城だけどな」
「どうだピット、行けそうか?」
「選択肢に入れて置きます、今はフェニックスの洞窟を目指しましょう」
「それもそうだな!悪いがマッシュ、その話は後だ」
「………」
「あんたの気持ちは分かるけど、今は皆…子リンの事で必死なんだ。分かってやって欲しい」
「リンク………」
「フェニックスの洞窟に上陸だ、2手に別れるぞ」




此処に、子リン君が居るんですね。
モンスターを倒して行くのは厳しいですが、彼を助ける為なんです。
やるからには、全力で向かわないと行けませんね。
今行きますからね、子リン君。




レイチェルさん、貴方にしか子リン君に伝えられないんです。
どうか彼に、想いを伝えて下さい。
ロックさんなら心配ないですよ、エアリスさんが付いていますから。
………ちょっと調子に乗り過ぎましたね、僕は。



「良い判断だぞ、ピット」
「ライトさん……」
「お前もそう呼ぶんだな、私の事」
「皆がそう呼んでますからね、僕だってそう呼びたいですよ」
「臆病では亡くなったな、お前は」
「……忘れて下さいよ、それは」
「済まない!気を使ってしまったな」
「良いんです!早く子リン君とリンクさんを、再開させたいのですから」
「ピット……」



一番不安なのは、リンクさんの方です。
子リン君と再会して、お互いがまた良い友情に戻れるのか心配なんです。
これまで2人はずっと、仲の良い兄弟でした。
僕のせいで人が死ぬのは、何か嫌ですよ。




気が付くと僕は、皆の前から泣いていました。
今頃になって泣くなんて、カッコ悪いですね。
そんな僕を見て優しく支えてくれたのは、リンクさん。
子リンと合流してから…いっぱい泣けば良いと、彼は優しく僕にそう言ってくれました。





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