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森の悪魔 - ベールゼブブ (男性) - 2007年09月30日 (日) 14時12分 [713]
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「ご苦労様、パント。そしてようこそお越し下さいました。」 少年と同じ山羊の足、山羊の角を持った少女がゆっくりと4人にお辞儀した。 「私はこのサテュロスの森を管理しているホーナといいます。こちらは弟のパント。」 パントは笑顔で笛を吹き鳴らした。 すると辺りに不思議な色の蝶が現れ、4人の前でひらひらと舞ったと思うと、虚空に消えていった。 4人はその蝶の美しさに暫くみとれていた。 「実は皆様をお呼びしたのは他でもありません。実はこの森は大変な事態に見舞われているのです。」 はぁ、と4人は相づちを打った。 「あなた方もご覧になったでしょう?あの大きな獣を。あれはこの平和な森を狙う悪魔のけしかけた魔獣なのです。今まで何人ものサテュロス一族があの魔獣に喰い殺されました。そして・・・先ほども・・・。」 「あれ、サテュロスだったんですか!?」 ホーナは目を丸くしながら、ええ、と答えた。 マゼンダは何か損をしたような顔をした。 かといって「ケイト達じゃなくてよかった」と言うこともできなかった。 「でもあなた方ならきっと、あの悪魔を倒すことが出来るはずです。私達サテュロス一族は戦うことは出来ませんが、手伝うことは出来ます。パント!」 パントは姉の隣へ踊るように来た。 「この子の笛をお役に立てて下さい。攻撃は出来ませんが、足止めはできるはずです。パント、皆さんのお役に立つのよ。悪魔のいる所まで案内して差し上げなさい。」 「でもねーちゃん、まだこの人達『いい』って言ってねーぜ?」 きょとんとした弟の顔に、それもそうね、とホーナはため息をついた。 だが、ルークが剣を鞘から出さずに高々と掲げた。 「その話、断るわけにもいきません!!例え種族が違えど、困っている人民を放っておくことはできません!必ずやその悪魔とやらを倒してきますとも!!」 マゼンダはふっと笑い、アーサーは肩をすくめ、ルルは乾いた笑いをした。 「ありがとうございます!!」 長老の少女は笑顔で頭を下げた。
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うわ!!短!! - ベールゼブブ (男性) - 2007年09月30日 (日) 14時38分 [714]
うわ!!思ったより短かった!! ルーヌは正義感が人一倍強いということで、グースの王女がさらわれたことなど最早そっちのけです。 あと、前のカキコでサテュロスを「鹿の足」と間違って書いてしまいましたが、正しくは「山羊の足」です。訂正は済んでいます。
ではレス返し >天使様 う〜んと、サテュロスとケンタウロスは違います。 ケンタウロスは上半身人間で下半身が馬。そして弓を使って狩を行い、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスの先生も彼らの中の一人です。 サテュロスは同じくギリシャ神話に出てきますが、人の上半身に山羊の足を持ち(下半身じゃないのがミソ)、山羊の角が頭から生えていて、葦で作られた笛を吹いています。「パニック(混乱)」の語源となった「パン」がここに含まれます。 詳しくはギリシャ・ローマ神話参照。 因みに作中の「ホーナ」は角(horn)から、「パント」は「パン」から来ています。
そうですよ〜ご自分でお作りあそばしてくださいよ〜! って・・・私がお祝いに作ってやるって言ったんだった!! 約束は果たさなきゃ〜☆ じゃ、さっき作ったばかりの・・・えっと・・・リンゴとミカンとパインとバナナとマンゴーとライチをミックスしたジュースを差し上げます♪ 安心して下さい☆他には何も入ってませんから♪ え?まだ信用できないから要らない?? じゃ、私が自分で飲みま〜す☆ ゴクゴク・・・・。 あ〜おいしかった♪
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新学期始まりました^^ - 翼無き天使 (男性) - 2007年10月02日 (火) 12時30分 [715]
今日も授業受けてきましたよ〜。 めっちゃ眠かったです^^;
おぉ、次の敵は悪魔ですか^^ ティックですか。なるほど。彼らがアルトたちを救ってくれるんですね!? ふぅ〜、助かった〜^^ 頑張れルーヌ!ティックは強いぞ!
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