【広告】楽天市場から大感謝祭を開催中エントリーお忘れ無く

ドラゴンクエスト・ファイナルファンタジー小説投稿掲示板


ここは小説投稿掲示板だ。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーまたはその他(アニメ、ドラマ)などでも、楽しそうな小説やストーリー、
詩、日記などがあったらとにかく書き込もう。
他人が見ておもしろいと思った内容、自分が思いついた内容があったら、とにかくどんどん投稿してみてくれい。

(注)最近ここをチャット代わりに使われている方がたくさんいます。
チャット代わりに使われますと、せっかく一生懸命小説等を書いた方の内容がすぐに流れて見れなくなってしまいます。
ここは小説やストーリー、詩、日記などを書くところですので、チャットはこちらにてお願いいたします。

168187


ホームに戻る
ログ管理


お名前:
メールアドレス:
題名:
ホームページ:    性別:  
メッセージ:
色:                        
  パスワード(8文字以内):       クッキー: 

こちらの関連記事へ返信する場合は上のフォームに書いてください。

  Caro mio ben - ベールゼブブ (男性) - 2007年10月12日 (金) 23時28分 [722]   
  一体どれぐらい寝ていたのだろう?
ずっと僕を呼んでいた声がどんどん遠ざかって、聞こえなくなって・・・。
それからずっと意識が無くて・・・。
でも真っ暗な世界の中で感じたんだ。
暖かくて柔らかい感触を・・・。

青年はゆっくりと目を開けた。
体が重い。
何かがのしかかっているようだ・・・。
ふと顔を起こしてみると、胴体にのしかかる顔があった。
―――ルー・・・ヌ・・・?―――
少女は珍しく幼い少女のような顔で静かに寝息を立てて眠っていた。
青年はくすっと笑ってその頭を撫でた。
この子は一体どのくらいここにいて、じっと僕を見守ってくれたんだろう?
少女ははっと目を覚ました。
思い切り顔を上げたために仰け反ってしまい、アーサーの寝ていたベッドに膝をぶつけた。
「!!!!・・・・っつ〜・・・!」
「大丈夫!?ルーヌ!?」
アーサーはベッドの上から心配そうな顔で見下ろした。
ルーヌは顔を伏せたまま肩を振るわせた。
膝を押さえた手に滴がぽつりぽつりと落ちていた。
「こん・・・なの・・・っ!!辛い・・・もんか・・・っ!!」
膝を押さえた手を握りしめ、目から零れた涙を拭い去り、一気にアーサーに抱きついた。
アーサーはうまく状況が飲み込めず、目の前で泣く少女の涙にただひたすら狼狽えていた。
「三日も寝たっきり全然起きないし!・・・一体どれだけ心配したと・・・っ!!『大丈夫!?』はこっちの科白だろ!?」
青年ははっとした。
三日も少女は自分を看病してくれていた。
涙をこらえて。
彼はそっと少女の体を抱きしめた。
「・・・ごめん・・・。ありがとう・・・。」
大声で騒ぎ立てるルーヌの声に、マゼンダとルルも急いで駆けつけてきた。後からホーナとパントも来る。
ルルはうっすらと涙を浮かべながら兄の首に飛びつき、マゼンダも目頭を押さえて微笑んだ。
「さあ、ルーヌ。準備はいいわね?」
ルーヌは真剣な顔になってこくりと頷いた。
「・・・アーサー・・・。話がある。」
ルーヌはアーサーの腕を取ってベッドから下ろした。
そしてゆっくりとドアの外に出ていく。
そのドアが閉められるのを待ってから、マゼンダ達は一斉にドア越しに聞き耳を立てた。

「・・・話って・・・何?」
青年は子供のように首を傾ける。
「アーサー、私の言うことを聞けるな?」
「やだ。」
いきなりの返答にルーヌは戸惑い、マゼンダ達は目を見張った。
「聞きもしないうちから嫌がるな!!」
「だって、絶対嫌なこと言うに決まってる!!絶対やだ!!」
「子供かお前は!!・・・まあいい。アーサー、今から国へ帰れ。」
ドア越しに聞き耳を立てている連中も含め、全員が息を呑んだ。
「違うでしょルーヌ!!貴女が言いたいのはそんなことじゃないでしょ!?」
マゼンダは小声で呟きながら手を振っていた。
「・・・やだ。」
やがて青年が口を開いた。
「なおさらやだ。」
「ワガママを言うんじゃない!!これ以上お前を巻き込んだらどんな危険な目に遭わされるか分からないんだぞ!!いいから四の五の言わずに帰れ!!」
「い・や・だ!!」
青年の態度に負けじと少女も口調を真似る。
「か・え・れ!!」
「い・や・だ!!」
「か・え・れ!!」
立ち聞きをしていた連中ははあ、とため息をついた。
ふと少女までため息をついた。
「・・・キリがないな・・・。分かった。私がルドンまで送ってやる。早く荷物をまとめろ。」
「だから嫌だって言ってるだろ!?何でそこまでして追い出したいんだ!?」
「お前が居ると私は男になりきれない!!」
また、しんと静まり返った。
マゼンダ達も固唾を呑んで聞き耳を立てている。
「・・・え・・・?」
アーサーは少し赤くなった。
ルーヌは背を向ける。
「・・・それだけだ・・・。」
「それは・・・、」
青年は語尾を弱くしながら尋ねた。
「愛の告白と受け取っていいのかな・・・?」
ルーヌの顔も急激に赤くなる。
が、なんとか威儀を正した。
「なんとでも取れっ!!」
マゼンダ達も安堵のため息を洩らす。
ようやっとこの瞬間少女は女になれた。
16年間女を否定し続けた少女がようやっと。
「じゃもっとやだ。そうと分かった以上は側に居てやらなきゃ、寂しいだろ?」
「誰が!!私はちっとも・・・っ!!」
「どっちにしても絶対帰らない!!そう決めたんだから!!生半可な気持ちでここまで来てるんじゃないんだからね!!」
意外にもひ弱そうに見えていた青年が、強情に言い放った。青年はつんとした表情で天井を眺めた。
ルークははあと盛大にため息をついた。
「・・・分かった。お前を説得しようとしても無駄だということがよく分かった。いいだろう。そこまで言うのなら試してやる。・・・私にどこまでついてこられるか。」
青年はやんわりと微笑んで言った。
「お望みならば、どこまでも。」
マゼンダはドア越しでガッツポーズをとり、他もそれに続いた。

  うわ - ベールゼブブ (男性) - 2007年10月12日 (金) 23時35分 [723]   
珍しく三つ以上連続スレです。
いや〜・・・気は引けたんですがふっと浮かぶものですから・・・。
でも一週間ぐらい空きましたね^^;
いや〜、ようやっとルークがルーヌになりましたが、すぐに元に戻ります^^;
もう・・・ある意味前作のフォールとシェラよりラヴいです。

ではレス返し
>天使様
ルーヌは尽くす女です。なんだかんだいって^^;
ここで意外にもアーサーからメッセージが届いてます。

「あげないから!!」

だそうです^^;

  あ〜… - 翼無き天使 (男性) - 2007年10月20日 (土) 16時32分 [724]   
一向に続きが描けてないです^^;
最近忙しいので…などと言い訳をしてみたり^^;

もう〜完璧夫婦じゃないですか〜。
ルーヌったらやっさし〜、っていうかかわいい〜。
あげないとか^^;
お父さん!ボクにルーヌをください!



Number
Pass

このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板