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ドラゴンクエスト・ファイナルファンタジー小説投稿掲示板


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  ハロウィン企画 - ベールゼブブ (男性) - 2008年10月01日 (水) 20時16分 [766]   
   私がこの家に来て何年になるだろうか。もう500年経ったのではと思うほどあまりに多くのことが起きた気がする。
 ことの発端はドイツ皇帝を占ってさしあげたときに
「特に何のトラブルもなくすごせるでしょう」
 と申し上げた矢先に皇帝の大事な皿が割れてしまい、監獄に押し込まれてしまい、皇帝が代わって恩赦が払われたと思ったら追放されたことによる。ああ納得いかない。別に皿が割れたことぐらい大したトラブルでもないだろうに、投獄ましてや追放か。どこまで気が短いんだうちの皇帝は。
 申し遅れたが私はウルスラ・フリードリヒ。元ドイツ帝国皇室専属占い師、今はシュトラウス侯爵家のもとで居候をしながら占い師の仕事に励んでいる。というのも、城を追い出されて途方に暮れている私の側を馬に乗って通りかかり、うちに住み込みで働きなさいと言われ、口車に乗せられて(?)のこのこと付いていってしまったのである。
 今思えばこれが全ての間違いだった。常識の通用しないこの家で常識を語るのは野暮というものだが、常識的に考えたらここで丁重にお断りするべきであったろう。
 とにかく侯爵家についた我々は馬から降り、私は侯爵に付いて屋敷に歩いていった。白壁が太陽の光を反射し、眩しい。窓はほとんどがステンドグラスなのだが、描かれているのが蝙蝠だったり蛇だったり雷だったり、果ては蝿だったりするのがどうも頂けない。
 なんていうか・・・清潔感を出したいのか出したくないのかよく分からない屋敷だと思った。とりあえず侯爵について入らなければならない。私はとりあえず屋敷に入っていったわけだが、どういうわけか侯爵のお姿が見えない。50メートルも離れていなかったはずだが。私が不審に思いながらエントランスを見渡していると、ふと二階の廊下に二つ結びの女の子がじっとこちらを見下ろしていた。白く華奢な体に纏った黒い服に、白いレース。きっと侯爵のお嬢さんだと思った私は軽く会釈をした。彼女は何も言うことなく、私から見て右の方に歩き出した。
 そのときである。彼女の足下が大きな音をたてて崩れ、哀れ少女は甲高い悲鳴とともに落ちていった。
 「大丈夫ですか!?」
 私は慌てて駆け寄った。だがあるのは瓦礫の山。その間から生えた透き通るような白い腕は、もう二度と動くことはないだろう。だが私は瓦礫をどけようとし、その手をふと見た。
 ・・・あれ? 本当に透き通ってる・・・?
 すると少女は瓦礫の山をすり抜けて立ち上がり、呟いた。
「あたし・・・飛べたんだっけ・・・」
 そういって少女はすうっと宙に浮かび、そのまま二階の通路を通っていった。
 私は頭が混乱した。何が何だか分からないでいると、侯爵が黒髪の美女を連れて戻ってきた。侯爵は瓦礫の山を見るや、
「大丈夫か、フリードリヒ殿!?」
 と走ってきた。
「あ、あの、侯爵閣下! 今女の子が落ちて通り抜けて透明で浮いて・・・!」
 こんな支離滅裂な言葉でも、侯爵には通じたようだった。
「またあいつか! 何度言っても分からんな!」
 と上を睨んだ。
 あいつ・・・?
 私が首を捻っていると、女性が声をかけてきた。
「ご機嫌あそばせ、フリードリヒ様。主人からお話は伺っておりますわ。お部屋にご案内いたします。どうぞ、こちらへ」
 私はご夫人の後を、未だ上を睨んでいる侯爵を後にして歩いていった。

 歩きながら私はふと、夫人に声をかけた。
「あの・・・さっき侯爵の仰ってたあいつって・・・?」
「申し遅れました。私、アルフレートの妻でクラウディアと申します」
「あ、はい。ご丁寧にありがとうございます。で、あいつって?」
「今日はお疲れのご様子。ゆっくりとお休み下さいオホホホホ」
 ・・・喋る気0か。
 ふと向こうから足音が聞こえたので見てみると、十歳ぐらいの少年が両手に何かを大事そうに持って走って来ていた。
「母様、母様! 見て見て! こんな大きい蝿捕まえたんだよ!!」
 その時、少年の顔から何かが落ちた音がした。ふと床を見ると・・・
 ・・・どう見ても目玉だった。
 すると夫人はいきなり少年の腕を掴み、右側の部屋に押し込んで落ちた物を後ろ手に隠しながら息を切らせ、
「なんでもありませんわ、フリードリヒ様」
 うそつけぇぇぇぇええええぇえぇぇ!!!
「あの・・・今目玉が・・・!」
「私は何も見てません聞いてません存じ上げません!! きっとお疲れなのですわ! フリードリヒ様のお部屋はこちらです。ごゆっくりどうぞ!」
 私は左側の部屋に押し込められた。バタンと扉が閉められ、私は暫く立ちつくしていた。そっと耳をそばだてると、夫人と少年の声が聞こえる。
「ハインっ!! お部屋にいなさいって言ったでしょ!!」
「でも母様〜・・・」
「ああもう! ここのところ腐ってるじゃない!! 来なさい! 油塗ってあげるから!」
 腐ってる? 何が? 性根が?
 ああ、さっき落としたのは飴玉かあ。ってことは腐ってるのは飴玉・・・
 すみません。どう考えても無理がありました。

  因みに題名は「魔術日記」 - ベールゼブブ (男性) - 2008年10月01日 (水) 21時27分 [767]   
 あれこれ混乱していると、侯爵が入ってきた。
「やあフリードリヒ殿。色々大変だったそうだが、大丈夫かね?」
 私は侯爵にすがるように飛びついた。
「侯爵!! いや、すみません。何か色々と幻覚が・・・。私疲れてるんでしょうか?」
「気にすることはない。きっと皇帝に国を追い出されたショックで見えない物が見えてしまっているんだろう」
 それ、すでに末期じゃないすかね?
 するといきなり侯爵は私の体を反転させた。
「よく見れば女のように綺麗な肌だな」
 ・・・は?
 侯爵は首筋に当てた手を下に滑らせ・・・・
 って ええええええ!? 侯爵そういうシュミぃぃいいいぃぃ!?
「何も考えるな。ただ身を任せればいい・・・」
 いや・・・そんな甘い声で囁かれたら・・・その気になっちゃうじゃないですか・・・。
「お前も仲間にしてやろう」
 ・・・やめてくださいよ・・・そんな・・・・
「本当はもう少し若い子がいいのだが・・・仕方あるまい」
 あの、侯爵・・・私(当時)まだ25・・・・。
「さあ、目を閉じろ・・・」
 私は侯爵にもたれかかり、首を傾け、ふとそれが目に入った。
「どわああああああっ!!」
「おぶうっ!!」
 勢い余って私は侯爵に肘鉄を食らわせてしまった。
「何をする! フリードリヒ殿!!」
「それはこちらの科白でしょうが!! 侯爵、どうして鏡に映らないんですか!?」
 侯爵は静かにため息をつき、
「もうこれ以上はごまかせないな」
 と、大きく手を叩いた。すると、夫人と少年、更には浮遊した少女までもが部屋に入ってきた。
「実はだな、フリードリヒ殿。私たちは本当の家族ではないのだよ」
「はあ・・・。で?」
 一瞬時間が止まった。
「で?・・・とは?」
「いやいやいやいや」
 私は左手で顔を支えながら右手をバタバタ振った。
「いや、鏡に映らない理由に家族がどうとか関係無いでしょうよ! 何適当なこと言ってお茶を濁そうとしているんですか!!?」
「冗談だよ、冗談」
 侯爵は朗らかに笑いながら手を振った。
「だが、知ってしまったからにはこの家から出られないと思いたまえ」
 うっ・・・そう来たか・・・。
「じゃあいいです。このまま帰ります。短い間でしたがお世話になりました」
「どこに?」
 う
「忘れないでほしいね。国を追い出された君を拾ってあげたのだよ?帰る場所なんてないよねえ?」
 ぐっ・・・
「別にこちらは構わないんだよ?」
 このやろ・・・脅迫か・・・っ!
「それじゃよろしくお願いしますっ!!」
 私はただ心で泣きながらそう請うしかなかったのであった。

「改めて紹介しよう。私は吸血鬼(ヴァンピール)のアルフレート・シュトラウス。妻役の蛇女、クラウディアに、息子代わりのゾンビ、ハインリッヒ。そして娘役の幽霊(ガスト)カタリナだ」
 吸血鬼?蛇女?ゾンビ?幽霊?・・・吸血鬼!?
「あの〜・・・ちょっとよろしいでしょうか?」
「なんだね?」
「侯爵閣下、普通に太陽の下を闊歩なさってたじゃないですか。それに普通に教会に入って寄付なさってましたし・・・。吸血鬼ってそういったものが苦手なんじゃないですか?」
 侯爵ははっはと笑った。
「あんなのは知ったかぶりクリスチャンの妄想に過ぎん。元々敬虔なクリスチャンだったのだから十字架だって平気に決まっている」
 はあ・・・そういうもんですか・・・。
「それより、カタリナ」
 ふと、侯爵が幽霊の少女にやや怒声を浴びせる。
「また床を壊したのか! あれほどするなと言っておいただろう!!」
「ごめんなさい・・・。でも死ぬかと思ったわ」
 いや、すでに死んでるって。
「全く・・・、もう二度と・・・いや、もう二度は終わったな。これ以上家を壊すなよ」
「はい・・・。私・・・もう死にたい」
 だから! 隣のお兄ちゃん共々もう死んでるから!!
「もう死んでるでしょ? 馬鹿なこと言ってないで戻りなさい。ハインも!」
 ナイスクラウディア夫人!!
「ちぇ〜。もっと色々聞きたかったのに」
 夫人と子供達はそのまま部屋を出ていった。
「ところで」
 私は続いて出ていこうとする侯爵を呼び止めた。
「侯爵は私の血を吸おうとしてたんですよね?」
「そうだが、他に何をされると思ったのかね?」
 その嫌な笑み・・・。分かってて言っとらっせるな・・・。銀の弾丸を持ってこようか。
「まあ、私は両刀使いだから男でも構わないんだがね。期待に添えなくて申し訳ない」
 ・・・心臓杭で刺してもいいですか?
「ああそうだ」
 去り際に侯爵が仰った。
「君さえ良ければ愛人役なんてどうかね?」
「一生、死んでもお断りします」
 廊下中を大きな笑い声が響いた。
 エラいところに来てしまったっ!!

  ぼへ - ベールゼブブ (男性) - 2008年10月01日 (水) 21時28分 [768]   
もうこのネタは出版できんな^^;

えっと、ハロウィンが近いのでゴシックネタっぽいのを一つ。
や、もう・・・同時掲載がこんなネタでやや申し訳ない・・・。

では気を取り直してレス返し

>天使様
オヒサです〜^^/元気してた〜?

活動はなんとかがんばりたいところですがどうかな〜・・・。忙しいからな〜・・・。

なんかテンション下がってきたのでこの辺で^^;
では☆

  また新しいのが^^ - 翼無き天使 (男性) - 2008年10月11日 (土) 00時46分 [769]   
いやはや、ハロウィンですか。ハロウィンっていつだっけ^^;?
なんかもう終わってしまっている気が・・・。

化け物と幽霊の疑似家族、その目的が気になるところです。
しかし文字通り、とんでもないところに逝って(笑)しましましたね^^



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