【広告】Amazonからポイントアップキャンペーン5月6日より開催

ドラゴンクエスト・ファイナルファンタジー小説投稿掲示板


ここは小説投稿掲示板だ。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーまたはその他(アニメ、ドラマ)などでも、楽しそうな小説やストーリー、
詩、日記などがあったらとにかく書き込もう。
他人が見ておもしろいと思った内容、自分が思いついた内容があったら、とにかくどんどん投稿してみてくれい。

(注)最近ここをチャット代わりに使われている方がたくさんいます。
チャット代わりに使われますと、せっかく一生懸命小説等を書いた方の内容がすぐに流れて見れなくなってしまいます。
ここは小説やストーリー、詩、日記などを書くところですので、チャットはこちらにてお願いいたします。

166530


ホームに戻る
ログ管理


お名前:
メールアドレス:
題名:
ホームページ:    性別:  
メッセージ:
色:                        
  パスワード(8文字以内):       クッキー: 

こちらの関連記事へ返信する場合は上のフォームに書いてください。

  企画もの:春仕様 - ベールゼブブ (男性) - 2009年04月07日 (火) 21時01分 [904]   
   春。
 受験期を終えた元中学生は新しい制服に身を包み、「高校生」という新たな肩書きを胸に背伸びを始める季節。そして受験期地獄を終えた元高校生は制服を捨て去り、大学という、夢と希望と自由に溢れていると期待している新しい環境に幻想を抱く。もちろん、たいていは幻想ではない。ここでの生活を幻想通りにしていくのか、あくまで幻想で終わらせるのかということが本人次第なのは当然のことである。
 また、この季節は上級生にしてみても、部活動紹介という名の後輩勧誘活動にいそしまなければならない。そのための手段を選ぶのは野暮なこと極まりない。手段を選んでいる暇があれば目の前にいる人間に手当たり次第、ビーチのナンパ男のように口説き落としたほうが格段に早いのである。そのために、ある部ではランチ、あるいはディナーに誘い、口説く。またある部では実際に活動を見せ、「体験」と称して本人を適当に遊ばせたところで
「うまいね。経験あるの?」
 などと甘い言葉でその気にさせ、言葉巧みに引き込む。
 そう。
 「大学」という「学びの広場」も、春限定で大規模な「集団ナンパ会場」と成り得るのである。
 ところが、ナンパがなかなか成功しない者がいるように、なかなか新入生が入ってくれない部も時々あるわけで。そうなると事前に入念な会議が必要となる。
「今年は来るかな」
 某大学の農学部農学科4年生で、「愛の相談室・薔薇部」の部長にしてユーレイ部員・中村政志がため息をついた。彼は見た目はかなりの美貌の持ち主で、服装もかなり洒落てはいる。が、掴み所のない気まぐれな性格と破天荒な発想の持ち主であり、全てを煙に巻いて迷惑をかけている。
「なんとか対策を考えないといかんな。このままじゃ廃部になっちゃうじゃん? どうしよ?」
「どうしようもなにも」
 工学部工学科3年、牧野裕がふっと笑いながら口を挟んだ。
「まずこの怪しい部の名前をなんとかしたほうがいいんじゃないですか?」
 彼は中村に無理矢理入部させられたものの根は真面目で、ほとんど活動しない部長のかわりに部を仕切っている。そんな彼の異名は「黒縁眼鏡のツッコミ鬼」
「何かいい方法はないかな」
「人の意見完全無視ですか。ユーレイ部長のクセに」
 ふと、中村は他に目をやった。
「真田はどう思う?」
 真田幸浩。外国語学部英米科3年。未だ高校生と間違えられるくらい童顔で、時折子供っぽい言動が目立ち、時々部長とつるんで部をサボることがある。しかしどこから仕入れてきたのか不可解な知識が豊富で、時折鋭い意見を出すことも。
「ん〜、例えば今流行のものを取り入れてアピールするとか」
「正直に答えなくていいから!! っていうかこのミーティング自体もうギリギリだから!」
「流行のものか」
 中村はじっと考え込む。そこへまた別の声が聞こえた。
「やっぱここはサブカルチャーにモノを言わせるか?」
 人文学部心理学科4年、岸田陽二が笑顔で提案した。彼の性格は中村が立ち上げたこの部に「面白そう」と言ってついてきたということから推測がつくだろう。
「サブカルチャー、つまりはいわゆるオタク文化に乗っかろうというわけだな!」
 そう言って中村は、勝手に「研究室」と呼んでいる隣の教室に入り、ぶつぶつと呟きながらパソコンのキーボードの音を立てていた。
「どうするつもりだか」
 文学部英文学科4年、金城咲耶が鼻で笑いながらぼそりと呟いた。

  因みに題名は考えてません - ベールゼブブ (男性) - 2009年04月07日 (火) 22時59分 [905]   
 部長は突然研究室から出てきて、声高に言った。
「『男女』と『ウマウマ』、どっち踊ったらいいかな?」
『今更かぁぁぁぁぁぁあああ!!』
 部員からの激しいツッコミが入る。
「そんなことしたら余計に部員集まりませんよ!! 何考えてるんですかあんたは!?」
「いや、何気なく『踊ってみた』ってググったら『男女』がニコ動で出てきて、でも俺ニコのアカウント取ってないからつべで見てたら横でつながってた」
「・・・・・・何の脈絡もない言葉でググるその発想、流石中村だな」
 岸田が感嘆の声を漏らす横で牧野が手を振りつつ金切り声で抗議した。
「感心するところじゃないです先輩!! っていうかもう本当真面目に考えましょうよ!! 部を潰す気ですか!?」
「潰す気はねーよ。俺達がこの『愛の相談室・薔薇部』を存続させている限り、この世に悪は栄えないんだ!!」
 真顔でガッツポーズをとる中村の言葉を、牧野が白い目で潰した。
「たかだか悩みを抱えた人にカウンセリングするだけの部活に、そんな壮大なことできるわけないじゃないですか。しかもその怪しい名前のせいで人が寄りつかないんじゃないですか」
「そうかな? でも『相談室』って言うよりは『愛の』ってつけたほうが思いやりが籠もってるじゃん?」
「それじゃその後の『薔薇』ってのはなんなんですか? 明らかに怪しさ爆発じゃないですか」
 その通りです、と真田が珍しく牧野の肩を持った。
「『薔薇』の花言葉は色によって変わりますが、『愛』が主です。従って『愛の』をつけて『薔薇』を後につけるということは『愛の相談室・愛部』となるわけで、間接的に重複が見られます」
 そうじゃねえだろ! と牧野は真田の胸部に水平チョップをかました。真田は痛む胸部を押さえてうずくまった。
「だって俺、薔薇が似合うじゃん?」
「先輩、寒気がするんで止めて下さい」
「そうだ」
 今度は金城が口を挟んだ。
「薔薇が似合うのは俺のほうだ。だからここに入って俺の美を知らしめようと思っていたんだ」
「あ? 何言っちゃってんの?」
 牧野は大きくため息をつきながらうなだれた。
「もう、薔薇薔薇言うの止めて下さい。なんかキモいんですよ」
「そうですよ」
 痛みから復活し、真田が牧野の肩をまた持った。
「『薔薇』は今やホモソーシャルを表す言葉です。古代ギリシャ、あるいはギリシャ神話の『薔薇の木の下』の故事から名前をとった昔の映画や雑誌の名前からそのようなイメージが定着してるんです。ついでにこれお返しね」
 そう言って真田は牧野に肘鉄を食らわせ、牧野は胸部を押さえてうずくまった。
「仕方ない。ここはみんなでアレだ!!」

「おかしい!! 何で誰も来ないんだ!!」
「当たり前でしょう!? 何でボーカロイドのコスプレチョイスなんですかっ!! そりゃ関わりたくないでしょうよ!!」
「五月蠅いぞレン!」
「誰がレ・・・・・・」
 そのとき、牧野の抗議を邪魔する声が聞こえた。
「あの、いいですか?」
 長い黒髪の、綺麗な女の子が近づいてきた。流れるような目と、白い頬。暫く二人は見とれていた。
「あの、えっと・・・・・・」
「入部希望ですか?」
 こくり、と彼女は頷いた。

  魔が差した - ベールゼブブ (男性) - 2009年04月07日 (火) 23時54分 [906]   
春。新学期が始まった所が多いと思います。
私ももうすぐです。部活に入ってないので私は新入生の勧誘をしなくていいわけですが。

えっと、何気なくつべで男女とウマウマとヒャダイン見てたら思いついたネタです。ただ単に部長の「『男女』と『ウマウマ』、どっち踊ったらいいかな?」を書くためだけにこんなに長々と。

色々ややっこしいので軽く登場人物紹介及び用語説明をしようと思います。

中村 政志(なかむら まさし) カウンセリングを目的とする部活、愛の相談室・薔薇部の部長兼ユーレイ部員。顔は特上ながら性格に問題があり、結構周りを振り回している。実は高校時代二浪、その上大学で一年留年している。

牧野 裕(まきの ゆう) 愛の相談室・薔薇部の部員で苦労人。なんだかんだで入ったきっかけは中村の拉致監禁のような勧誘。当時はまだウブだったため断りきれず在籍を決めたものの、今では専ら激しいツッコミ役で、実質上の部長。極度の近眼。

真田 幸浩(さなだ ゆきひろ) 愛の相談室・薔薇部の部員で、中村の半腰巾着。見た目は大学三年目になるのに未だに高校生と間違えられるほどの童顔。時々ガキっぽい行動に出る(やられたらすぐにやりかえす、いきなり泣く、悪戯する、など)が、実は日本語以外七カ国語を喋る天才マルチリンガル(英語、フランス語、ロシア語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語)

岸田 陽二(きしだ ようじ) 中村に「面白そう」とついてきた、愛の相談室・薔薇部の副部長。中村と違い現役で入学したため、中村より年下になるわけだが、当然の如くタメ語。中村と牧野の漫才を楽しんでいる。
 やや影が薄い。

金城 咲耶(かねしろ さくや) 金持ちのボンボンでやや世間知らずなところもあるが、実はホストクラブでバイトしている。シェイクスピアやアーサー王物語、マザーグースの詩などを更に研究するためと称して大学院志望だが、単に実家の家業(大会社社長及び会長)を継がず、ホスト業を続けたいだけだったりする。何故か中村をライバル視している。

愛の相談室・薔薇部(あいのそうだんしつ・ばらぶ) かつて文学研究部のユーレイ部員だった中村が、同じ部にいた岸田や金城を引っ張り込んだ挙げ句、新入生だった牧野と真田を無理矢理入部させて発足した準公認団体名。なかなか部員が集まらないのはこの名前の怪しさという説がある。活動としては比較的真面目で、主に悩める学生の相談を、話を聞くのがうまい現役ホストの金城が担当。その話を元に工学部の牧野が「処方箋」と呼ばれる、簡単に言えば相談内容を紙に書いたものを「研究室」にいる心理学科の岸田が心理分析。場合によっては農学部の中村がリラクゼーション効果を狙ったハーブティーを勧めたりすることもある。また、海外からの留学生も意外に多いので、ヨーロッパ言語ならほとんどペラペラの真田が通訳に回ることもある。
 しかし、大学の部活は高校までと違い、週に一度しか全員が揃うことはまずないため、その場その場で担当を変えねばならない。それ以前にカウンセリングは保健室の方に行く人のほうが多く、まずほとんど誰も来ないといった問題点もある。

  いや〜 - 翼無き天使 (男性) - 2009年04月09日 (木) 23時12分 [908]   

お久しぶりです。
実はパソコンの調子が悪くて修理に出してました^^;
今日無事に帰ってきました。

そして新しい話ですが。
かなりウケました^^
特に真田くんの豆知識(笑)

私も部活には所属していないので新入生勧誘は他人事ですね〜。
今日学校に行ったら勧誘されました(笑)




Number
Pass

このページを通報する 管理人へ連絡
SYSTEM BY せっかく掲示板