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ドラゴンクエスト・ファイナルファンタジー小説投稿掲示板


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  第8章 12節 月下の再会 - 翼無き天使 (男性) - 2007年09月29日 (土) 00時22分 [704]   
  「天峰、半分任せていいですか?」
アルトが2人を取り囲むようにして陣取るDICたちを見ながら言う。
今日は満月だった。大きな月に照らされ、視界は極めて良好だ。
「お前こそ、半分も任せていいのか?」
天峰が千鳥一文字を鞘から抜き放った。白銀の刃が妖しく輝く。
「楽勝ですね」
「ふん、死にそうになっても今度は助けないぞ」
「了解です」
「おいおいおい、まさかお前ら2人で俺たちに勝とうなんて思ってんじゃねぇだろうな?」
DICの1体がゲラゲラ笑い出す。
「はい、そのつもりですよ」
アルトが微笑で返す。天峰はただ一際大きなため息を出すだけだった。
しかしため息が出終わるや否や、天峰はアルトの視界から消えていた。
「グァアッ!」
DICの1体が突然倒れ、塵となって消えた。
「なんだ!?」
DICたちの中にどよめきが奔る。
倒れたDICの後ろに立っていたのは天峰だった。刀から滴り落ちる真っ黒な血を振り払う。
「…まず1匹」
アルトは天峰のあまりの高速移動に眼を見張った。常人を遙かに凌駕したスピードだった。
「野郎…!殺せ!ぶち殺せ!」
DICが天峰に群がる。天峰は刀を鞘に収めた。
「――『空牙・烈風刃』」
高速の抜刀。放たれた衝撃波は5体のDICを跡形もなく斬り飛ばした。
「なんか、とっても取り残された感が……」
アルトが1人ポツンと立って呟く。
「死ねぇ!」
DICの1体がアルトの背後から仕掛けてきた。アルトはそれを回避し、核に照準を合わせて撃った。
キィンという固い物が弾かれる音が響く。
「うげ、固っ!」
「ヒャハハァ!そんな攻撃効くか!」
容赦なく鋭い爪が振り落とされる。
「おい、こいつらは仮にもそこそこの高レベルDICだ。なめてかかるな」
天峰が腕を振りかぶったDICを細斬りにしながらアルトに言う。
「そうでした」
アルトは体勢を立て直して再び銃を構える。
ハードブレット、弾速Lv.3。
「『ハード・ショット』!」
超硬質の弾丸。今度は確実にDICの腹部を穿った。
「グゥッ!」
しかしDICが腹部を押さえながらも立ち上がる。
「タフですね〜」
バーストブレット、弾速Lv.3。
DICが攻撃しようと腕を振り上げた瞬間、アルトはハード・ショットを撃ち込んだ傷口に寸分違わず今度はブラスト・ショットを撃ち込む。
DICは内部から発生した爆発で木っ端微塵に吹き飛んだ。
アルトと天峰は次々にDICを撃破していく。DICたちはあるいは撃たれ、あるいは斬られながら消えていった。
やがて広場に残ったのは、2人の人間だけとなった。
「ふぅ、こんなもんですかね」
アルトは辺りを見回す。
「骨のない奴らだ」
天峰は刀を鞘に収めた。
一時の静寂。それを破ったのは乾いた拍手の音だった。
振り向くアルトと天峰の視線の先にいたのはスーツ姿で眼鏡をかている痩せた男。そして夜でもはっきりとわかる深紅の瞳が特徴的な若い男だった。
「あなたは、あのときの……!」
アルトは銃を構える。
「いや〜、少年たち。よくぞ生きてた」
若い男は拍手をやめると諸手を広げて喜んだ。
「おい、敵の生存を喜ぶな」
眼鏡の男がジロリとアルトたちを睨みながら言う。
「ふん、こんな子供が俺の魔法陣を突破するとはな」
「そうそうそれそれ。どうやったんだ?少年たち」
アルトは知らないし、天峰は黙ったまま2人を見ていた。獲物を狩るような鋭い眼で。
「まぁ、俺の予想じゃそっちの目つきの悪い方の少年の仕業だな」
天峰は刀を抜く。そして鞘を腰から外して放った。鞘が弧を描きながら落ちていく。
「…教えてやるよ」
カラン、と鞘が地面にぶつかったとき、天峰は若い男の背後にまわっていた。
鋭い斬撃。しかし天峰の刀は、男の掌で止まっていた。蒼い光を帯びた掌で。
「やるね〜、少年」
男は口笛を吹きながら楽しそうに言う。
天峰は思わぬ防御にやや驚いたようだったが、素早く距離をとった。
「なるほど、肉体超活性か」
眼鏡をかけた男が呟く。
「なかなかのスピードだったぜ今のは。それがあのビルを抜け出した理由か」
「ちっ」
天峰が再び刀を構える。
「その歳でそんな荒技使いこなすとは、ククク、面白くなってきたぜ」
男は無邪気な笑みで笑い出す。
「おいデュート、約束だからな。少年たちと戦るのは俺だぜ」
「ふん、勝手にしろ。俺は戻る」
デュートの足下に光る文様が現れた。そこからは光が溢れ出し、光とともにデュートの姿も消えた。
「あの眼鏡の男がデュート……」
「前も言ったっけ?堅物なんだこれが。愉しむって事を知らない」
1人残った若い男は歩き出し、アルトたちの方に振り返る。
「少年たちよ、残ったのは俺たちだけだ」
月明かりに照らされたその顔には、不敵な笑みがこぼれていた。
「さぁ、始めようか……」



  やっと書きました^^; - 翼無き天使 (男性) - 2007年09月29日 (土) 00時26分 [705]   
いや〜、ちょっと遅れてしまいましたね。
もうすぐ夏休みが終わっちゃうんで、ペースが落ちるかもしれませんが、まぁ頑張りたいですね。

いよいよティックとの戦闘が始まりますね^^;
どうしたらいいんだろう。
アルトと天峰はボロ負けの運命にあるのがちょっぴり悲しかったり^^;
そして絶体絶命のピンチをどう乗り切るんですかね〜。
まぁ神のみぞ知るってやつですか?(ォィ)

ではでは

  ぶっふぁ!! - ベールゼブブ (男性) - 2007年09月29日 (土) 12時51分 [706]   
先を越された!!(阿呆)
やはりBGMはワルキューレの騎行で!!(もういい)

といいつつ中島みゆき歌ってみたり。

そらふねはぁ〜 いまどこにぃ〜♪(あ。そういえばこれほとんどTOKIOで通ってたっけ)



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