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ドラゴンクエスト・ファイナルファンタジー小説投稿掲示板


ここは小説投稿掲示板だ。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーまたはその他(アニメ、ドラマ)などでも、楽しそうな小説やストーリー、
詩、日記などがあったらとにかく書き込もう。
他人が見ておもしろいと思った内容、自分が思いついた内容があったら、とにかくどんどん投稿してみてくれい。

(注)最近ここをチャット代わりに使われている方がたくさんいます。
チャット代わりに使われますと、せっかく一生懸命小説等を書いた方の内容がすぐに流れて見れなくなってしまいます。
ここは小説やストーリー、詩、日記などを書くところですので、チャットはこちらにてお願いいたします。

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  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と金髪の少年 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年01月18日 (火) 11時17分 [1158]   
  今回は、ロクジタ兄弟設定の話です。
この頃ジタンは16歳で、高校1年生。
この作品では、デュオデシム参戦キャラやスクエニキャラを取り扱っています。
その前に、注意事項です。

※この小説は二次小説ですが、完全にオリジナルです。
※今回は、ロクジタオンリーで行きます。
※荒らし、意味不なコメントはお断りです。

第1話「旅立ち。」

最初はロック視点です、しばらくしてからはクルル視点に行きますのでご了諾下さい。
それでは、行きます。


チュンチュン…。
気持ちの良い朝を迎え、俺は朝早く起床する。
高校1年になった弟・ジタンを起こしに行ったのは良いが、相変わらず惨めな寝方をしている。
ったく、この寝ぼすけが。

「おいジタン、そろそろ起きろ」
「ん……やべっ!今日はあいつが迎えに来る日じゃねぇか」

彼の言うあいつとは、1つ年上の友人・クロノ。
俺と同じ背の高さの青年・ティーダと、同じクラス。
つーか、いつの間に仲良くなったんだよ…。
呆れて、言い返す勇気がなかった。

彼もようやく起床し、俺特製の朝食を食べ始める。
こんなに笑うジタンを、俺は初めて見た。

ピンポーン

「ジタン、迎えに来たぞ」
「ああ…じゃあな兄貴、行って来るぜ」
「道中、気を付けろよ?」
「ああ!」

インターホンを鳴らしたのは、彼の友人・クロノ。
残された俺は、少し寂しかった。
頑張って来いよ、ジタン。
俺は、そう願う事しか出来ない。

レイチェルが俺の中に居る以上、一刻も早く恋人を見付けよう。
そうだ!カズスの娘・レフィアなら、気が合うな。
ティナ…君は今頃、どうしてるかな。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と金髪の少年 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年01月18日 (火) 17時20分 [1159]   

第2話「同じクラスメイトと隣室。」


その頃、ジタンの通っている高等部は。
新学期を、迎えていた。
高等部の校長はカオス、彼は2回生のクロノに弱い神様。
ふーん、あのカオス校長か。

校長先生の話も終わり、生徒達は自分達のクラスに戻る。
クロノとは教室で別れ、ジタンは自分の席に座る。
彼の前に現れたのは、同い年で金髪の少女・マール。
彼女は大学部に通う少女・ルッカの親友で、学園の第2アイドル。

「ジタンは、何の部活に入るか決めたの?」
「俺…、運動系はあまり好きじゃないんだ」
「そっかー、だったら演劇部に来ない?」
「演劇部?」
「うん!3回生に姉が居るんだけど、彼女が部長なんだ」

マールには、2つ年上の姉が居る。
彼女の名はセリス、俺やティナと共に戦った仲間。
彼女が所属する演劇部は、演技の上手い人を募集している。
だけどジタンの表情は、すぐに曇ってしまった。

これからの進路の事もあるし、今はそんな時間がない事を彼は思っている。
表情は変わらないまま、彼女の誘いを断るジタン。
そんな彼が向かったのは、2年生の教室。
教室の中を覗くと、仲良く話す3人の姿があった。

「おっジタン、俺等の教室に何か用ッスか?」
「クロノに、用があってさ」
「おーいクロノ、ご指名ッスよ」
「ったく…声がでけぇんだよ、ティーダ」

ティーダの明るさに、彼は少々呆れていた。
ジタンは彼をティーダ達から遠ざけ、廊下に誘う。
そう言えばティナも、同じだったな。
あんまり、人が多い所は好きじゃないからな。

クロノと話中の間、ジタンは笑顔を見せない。
朝家を出る時は、普通に笑ってたけど。
そんな彼を気使う、クロノ。

「ごめんな…ティーダの奴がうるさくて」
「良いんだ、お前との仲は俺が一番分かるからさ」
「それでどうした?俺に話って」
「なぁクロノ、俺と一緒に弓道をやらないか?」
「え…弓道?無理だ!俺には、そんな難しい事に慣れない」
「心配すんなよ!あそこの部活はさ、フリオニールが部長をやってんだよ」
「……初心者の俺でも、出来るかな?」
「ああ…俺も一緒に習うからさ、頑張ろうぜ」

さっきまで曇ってたが、フリオニールが所属する弓道部の話をし…ジタンはだんだん笑顔を取り戻す。
演劇部は、終了時刻が長いから止めたのか。
ま、お前らしいけどな。
さてと、あいつが帰るまでに飯の支度でもするか。

今日の夕飯は、あいつの好きな物。
あいつがディシディアに参戦し、その続編にも出て来る。
これは絶対、役に立たないと行けないな。
ユウナが続編に参戦した情報を読み、俺は少しショックを受ける。
畜生ー!俺もその続編に、出たいぜ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と金髪の少年 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年01月18日 (火) 20時23分 [1160]   
第3話「ロックと共に戦った少女・ティナと再会。」


もうすぐ、あいつが高等部から帰って来る時間だ。
俺は張り切って、玄関を綺麗にする。

ピンポーン

インターフォンが鳴るのを聞こえ、家のドアを開ける。
ドアを開けると、そこには高等部3年の少女・ティナが居た。
懐かしいな、ティナ。

「こんにちは、ロック」
「おうティナ、久し振りだな」

元の世界以来だよ、君と再会したのは。
彼女を家に招待し、ジタンの帰りを待つ。
まぁあいつから見れば、知ってる人…だな。
なんたって2人は、コスモス側の戦士。

俺のティナに怪我でも負わせたら、許さんぞ。
特にジタン、お前が一番危険だ。

「ただいま〜!」
「お帰りなさい、ジタン」
「……ティナちゃん」

やっぱり、知ってる人だった。
彼女とジタンは同じ戦士だが、続編になるとまた離れる。
今回はヴァンが、ティナと行動するのか。
ティファやラグナ親父も参戦が決まったし、俺も早く出たい。

今は、今後の更新情報を待つしかないな。
俺が参戦決まると、俺を担当してくれる人は誰だろう。
ザックス役の、鈴村健一さんになるだろうな。
ラグナ親父は普通に、バルフレアだったし(笑)

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と金髪の少年 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年01月20日 (木) 15時58分 [1162]   
第4話「クラウドと再会、幼馴染への想い。」


此処は、俺の家より2つ違いの家。
ティナは兄貴と、この部屋を借りている。
彼女の夫である兄貴は、DFF学園大学部の2年生。
今も、相棒のチョコボ・ボコと一緒に出掛ける時が多い。

今日は珍しく、大学部は休みだった。
家事に熱心のティナを見守りながら、彼は一安心。
高等部も、今日は休み。
凄いなーティナは、あまり無理をしないと良いけど。

「いつも家事とかやってくれて、助かるな」
「ふふっ!いつ新しい命が誕生するか、分からないからね」
「今日はさ、クラウドが家に遊びに来る日だって言わなかったか?」
「その為に掃除してるじゃないの、バッツ」

本当にこの2人は、お熱いよな。
俺も兄貴に負けないように、新しい恋人を作ろう。
口で言っても、どうしようもないんだよなー。
たまには、弟と一緒に平和な生活を送るか。

ピンポーン

インターフォンが鳴り、ティナは家の扉を開ける。
彼女の目の前には、クラウドが居た。
兄貴め!羨ましいぞ、畜生。

「いらっしゃい、クラウド」
「ありがとう、ティナ」

彼を家に招き、リビングに行く。
相変わらず兄貴は、本を読んでいる。
客が来た時位、あんたが出迎える筈なんだぞ。
本を読むのを止め、クラウドを椅子に座らせる。

ティナは2人から離れ、自分の部屋に戻って行った。
成程、男同士で話をさせたいからか。
ティナもそこには、気付いていたんだな。

「……何か、緊張するな」
「ティナはきっと、俺達の為に気を使っていると思うが」
「そうだ!バッツは気付いてるよな?俺とティファの事」
「ああ、覚えてる」
「俺さ、彼女と結婚する事になったんだ」
「!マジで!?」
「こんな良い情報を話せるのは、あんたとザックス位なんだ」
「………(あいつが知ったら、固まるだろうな)」

まさに、予想外な情報だな。
大学部だと、クラスは隣同士。
ティファは兄貴やセシルと同じ、2年生。
クラウドは3年で、今年卒業を控えている。

近所に住んでるからな、2人は。
彼のクラスには、ライト二ングさんやカインが居る。
あと…ファリスも、兄貴と同じ2年生。
レナはルッカやローザと同じ、1年生。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と金髪の少年 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年01月20日 (木) 18時50分 [1163]   
第5話「ティナとセリス、幼馴染同士の会話。」


今日はいつも通り、高等部は登校時間。
大学部は高等部とは、開始時間が少し遅いんだ。
ジタンはマールやアルス、ユフィと同じ1年生。
セルフィやリノアは、スコール達と同じクラスメイト。

恋人関係に、あいつは未だに慣れていない。
ティーダには、ユウナと言う彼女が居る。
あいつはリノア、クロノには大学部に通う幼馴染・ルッカが居る。
畜生!お前等の方が、一番羨ましいぞ。

「そう言えばさクロノ、ルッカにはちゃんと会ってるんッスか?」
「ああ!今は俺達、モブリズの村で暮らしているんだ」
「……ルッカの怒りは、エアリス譲りだな」
「髪形はお互い違うッスよ、スコール」

滅多に話さないあいつが、クロノ達の会話に入って来た。
話す時位、素直になれよ。
家に残された俺は今、ジタンがいつでも帰って来れるように家事を行っている。
今朝もあいつは、喜んで俺の作った料理を食べてくれた。

9個違うだけなのに、あいつは良い奴だな。
何しろあいつには、尻尾が付いている。
リルムなら、「尻尾男!」って呼ぶだろうな。

「ティナは、バッツお兄ちゃんの事…どう思ってるの?」
「勿論好きよ!今は、とっても幸せだから」
「そうだったな!俺なんか、弓道部の部長だぞ」
「大変ね、フリオニール」
「はぁ、参ったぜ」
「そう言えばフリオニール、貴方はティーダやマリアさんと暮らしてるんだよね?」
「ああ!あいつの空気読めないとこは、誰かに似たぜ」

ははっ!きっと、ヴァンの事だろうな。
あいつが呆れているのも、少し分かるぜ。
ライト二ングさんの世界の皆は、結構年上が多いんだよな。
スノウ達が、年上のような感じがする。

俺も、あんた等みたいにカッコ良くなりてぇな。
あー畜生、俺の方が最低だぜ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と金髪の少年 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年01月21日 (金) 15時23分 [1164]   
第6話「休息。」


「なぁ兄貴、今日は誰が家に来るんだよ〜?」
「ライト二ングさんとファングさんだ、騒いだりすんなよ」

今日は13の世界から、2人が来る日。
どちらも女性だが、ジタンに取って初めて会うファングさんにはヴァニラが居る。
言葉使いはお互い悪いけど、良い大人なんだよ。
よしっ!掃除は、この辺にすっかな。

全てのやる事を1つにまとめるのは、結構難しい。
こんな時、家政婦が居たらなー。

ピンポーン

俺が弱音を吐いてると、インターホンの音が聞こえて来た。
家の扉を開けると、俺が呼んだ女性2人が来てくれた。

「邪魔するよ、ロック」
「私達を呼んでくれて、感謝するぞ」
「いえいえ!では、お上がり下さい」

ライト二ングさんとは、4つ違い。
だけど、年上って感じがするんだ。
これでも彼女は、セラの姉。
実の姉妹なのに、何で甘くなったりしないんだろう。

そう考えると、俺はファングさんに声を掛けられる。
彼女の言葉に気付き、何もないと告げる。
リビングへ案内すると、ジタンが笑顔で出迎えてくれた。
ライト二ングさんはな、弱い男が嫌いな方なんだぞ。

「あんたがジタンかい!私はファングだ、宜しくな」
「はい!俺はジタン ジタン・コールと言います…以後お見知り置きを」
「負けず嫌いなとこは、あんたに似てるな」
「……そうですね!」
「あの子は元気なのかい?」
「ええ!今は兄貴と暮らしてるそうです」
「バッツとか…、寂しいな」

俺とファングさんの会話に入って来たが、ライト二ングさんは少し表情を曇らせる。
続編で共に戦う仲間なのに、寂しいんだな。
俺だって、本当はその続編に出たいぞ。
俺を担当してくれる人は、誰になるかは分からない。

少し落ち込むライト二ングさんを、ジタンは勇気付ける。
その間俺はファングさんと一緒に、お互いの世界を話しあっていた。
彼女達の世界には、コクーンと言う敵が居るんだな。
俺は未だにやった事はないが、貴方達を応援します。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と金髪の少年 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年01月21日 (金) 17時49分 [1165]   
番外編「彼女達の不満。」

「やっぱ、ずるいわ」
「そうですね!」

事の始まりは、2人のこんな言葉だった。
何がずるいのかと、俺は2人に聞いて見る。
先に気付いたのは、ティファの方。
彼女はエアリスと話し合い、俺に声を掛ける。

ロクに手入れもしてない奴が、髪を綺麗にさせる事だった。
誰だっているだろ、そう言う奴は。
そう思いながら、俺は少し呆れている。
だが2人の視線が、俺に行く。

「?どうしたんだ、2人供」
「髪よ!綺麗で、さらさらなんだもん」

ちょっ、エアリス。
何もそんなに、羨ましがる程ないだろ。
2人には、これ以上付き合い切れない。
俺はそう思い、彼女達の傍から離れた。

部屋に戻ると、ザックスが俺に声を掛けられる。
お前まで、彼女達と同じ事を言うつもりか?
頼むから、寝かせてくれっつーの。
彼女達2人の言う事を、信じようとした俺が馬鹿だったぜ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と金髪の少年 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年01月22日 (土) 15時08分 [1168]   
第7話「隣の子と俺。」


時間は、朝の8時。
今日は高等部や大学部も、休みなんだ。
俺は気持ちの良い朝を迎え、起床する。
今日位は、ジタンをゆっくり寝かせて置くか。

「おはよう、ロック」
「おっ、ティナ」

部屋が2つ違いだけど、俺達はお互い挨拶を交わす。
彼女の家は、兄貴と2人暮らし。
ジタンの友人・クロノは今、七番街に住んでいる。
勿論、家が近所馴染みのルッカと一緒にな。

それは、クラウドの友人であるザックスから勧められたんだ。
あいつは今、エアリスと幸せに暮らしている。
ザックスは元ソルジャー・クラス2nd、アンジールを倒し…1stに昇格した。
俺とは10cm違いだけど、性格はあいつの方が陽気なんだ。

「ロックも大変だね、家事とかやってて」
「まぁな…ジタンが居るし、たまに2人でやってるよ」
「そっか!私のとこもね、バッツがまだ起きてないよ」
「お互い寝ぼすけだな、まるで」
「ふふっ、本当ね」

他愛のない話をしてると、彼女の家からは兄貴の声が聞こえて来た。
俺達の悪口が、聞こえちまったのかな。
俺もそろそろ、自分の家に戻るか。
ティナと別れ…自分の家に戻ると、ジタンが目の前に立っていた。

つーかお前、その態度は怖いな。
もしかして、さっきの声…聞こえたのかな。

「ふぁーあ、おはよう…兄貴」
「寝癖すごいぞ、ジタン」
「さっき起きて来たばかりだからな、俺」
「クロノはどうしてるんだ?」
「あいつのとこも大変だって!ルッカちゃんの怒りが、よほど怖いらしいんだよ」

そりゃあ、そうさ。
彼女の怒りは、エアリスやファリス以上に怖いんだぞ。
俺だってこの間、ティナに怒られたけどな。
あの時の彼女は、マジで怖かった。

何とかして、恋人を見付けよう。
……合うにしても、お互い連絡を取り合わないと駄目なんだよな。
こう言う事は、あいつに任せるか。
エブラーナ城の王子、エッジに。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と金髪の少年 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年02月05日 (土) 17時48分 [1173]   
内容がごちゃごちゃになったので、最初からリセットします。
バツティナ前提、ロクティナです。
ロック25歳 ティナ18歳と言う設定です。
バッツと付き合う前の話なので、ご注意下さい。

それでは、1話から行きます。
コスモスに召喚されたと言う設定ですので、ご了諾下さい。

第1話「コスモスに召喚された戦士達。」


調和を司る神・コスモス、混沌を司る神・カオス。
次元の彼方に君臨する2柱の神は、数多の世界から招いた戦士達を率いて・・・熾烈な戦いを繰り広げていた。
コスモスとカオスの力は等しく、激しく闘争を続けていた。

――――――コスモスに召喚された戦士達。――――――

此処は、秩序の聖域。
俺の居た世界と、全く違う場所だ。
目の前に居るのは、見た事のない綺麗な女性。
彼女の名は、コスモス。

俺達を呼んでくれたのは、この人なんだな。
しかしどうしたんだろう、何か弱っている。

「私は敗れたのです・・・世界を、守れなかった」
「コスモス・・・我々は既に、貴方と共にあります」
「あんた・・・名前は?」
「分からん・・・人は私を称号の名でこう呼ぶ『ウォーリア・オブ・ライト』とな」
「ライトさんか、俺はロックだ」

俺より少し年上だけど、冷静なとこもある。
この人こそ、俺達をまとめてくれるリーダーだ。
必ずカオスを倒し、ティナと一緒に元の世界に帰ろう。
今は、それしかない。

しばらく、ロック視点です。
最初〜5話は、出会い編。
6話からは、本編に行きます。
引き続き、宜しくお願いしますね。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と金髪の少年 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年02月07日 (月) 10時07分 [1174]   
第2話「コスモスの館。」


此処が、コスモスの館か。
それにしても、かなりでかいな。
俺はライトさんと知り合い、他の皆の事を教えてくれた。
デュオデシム発売まで、あと1ヶ月。

エアリスがアシストとして参戦なら、ティナ達の助けになるな。
俺は、参戦希望だけどな。
ティーダの世界からは、ユウナが決まった。
スコールの世界からは、ラグナ親父が来る。


「あんたが、ロックだな」
「おう!宜しくな」
「俺はスコールだ、共に戦おう」


こいつが、スコール・レオンハート。
クラウドやライトさんのような、冷静な判断を持つ獅子の戦士。
彼には、リノアと言う恋人が居る。
成程な、こいつの笑顔は彼女限定って事か。


俺はその間、彼と一緒に話していた。
ジャンクションシステムや、G・Fと言う機能がある事を教えて貰っていた。
俺達の世界だと、ラムウが雷なんだよな。
シヴァやイフリートは、戦って入手したんだぞ。


「幻獣や召喚獣と呼ばれているんだ、イフリート達は」
「……イフリートと戦うのは、どの世界でも一緒だな」
「まぁな!姿が、違うだけさ」
「おいスコール!何ロックと熱く語ってんだよ」
「紹介する…彼はジタンだ」
「宜しくな、ロック」

小柄なのに、盗賊なのか。
俺はトレジャーハンターだ、宜しくなジタン。
彼の後に来たのは、ティナと同い年の青年・フリオニール。
彼の傍には、ブリッツのエース・ティーダが居る。


可笑しいな、ティナが居ないぞ。
スコールの話に依ると、ティナは今20歳の旅人と眠っているらしい。
探求の心を持つ青年、バッツ・クラウザーか。
暁の戦士の1人・ドルガンさんの息子で、高い所が苦手な戦士。
皆、これからも宜しくな。

  救いようがねぇんだよ - はぁ (男性) - 2011年02月07日 (月) 22時51分 [1175]   
だから来るなって言われてんだろ
迷惑なんだよ
恥知らずが!!
脳みそ腐ってんだろ


  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年12月28日 (火) 07時45分 [1149]   
  第10話「アルスとマリベル。」


ロック先生の誕生日は、11月24日。
あの先生は今も、ティナさんに想いを寄せている見たい。
でも、良いのかな。
ティナさんには、バッツさんが居るのに。


「どうかしましたか?アルスさん」
「ううん、何でもない」
「あっ…マリベルさんから、伝言を預かってましたよ」
「マリベルが?」
「はい!『授業が終わったら、校門の所に来て』だそうです」
「……」


マリベルが僕を呼び出すなんて、久し振りだな。
これでも僕は、コスモス側の皆と上手く行っている。
ファリスさんの言う通り、僕には漁師になると言う大切な夢があるんだ。
ですが名無し様、僕の小説はお休み出来ませんよ。



僕は僕のままに、更新を続けて行きます。
勝手な事を言って、申し訳ありません。



「アルス、久し振りね」
「マリベル……」
「朝…貴方の所に行ったけど、いなかったの」
「先生に呼ばれてたからね、その時は」
「2組担任のロック先生でしょ?彼、カッコ良いね」
「……ティナさんの、元恋人なんだって」
「元って……、今は誰が好きなの?」
「同じクラスのルッカさん、あの人の面影にレイチェルさんが居るらしいんだ」
「そっか……」


嫌だ、こんな話は。
これ以上話すと、彼の悪口になってしまう。
僕とマリベルは、同じ村で生まれた幼馴染。
少しだけ姉的存在のとこもあるけど、わがままお嬢様。




コスモスの館に戻ると、セリスさんが笑顔で僕達を迎えてくれた。
今日の食事当番は、アイラさんだ。
キッチンから、良い匂いが漂って来る。
リビングに行くと、兄貴はルッカさんに膝枕をして貰っていた。


「あっ、お帰りなさいアルス」
「はい、ただいま」
「聞いてくれよールッカ、玉葱がさ…ジタンの話をして来たんだよ」
「あー、女の子の話ばかりって言ってたよね?彼」
「あいつは多分、ガーネット姫様に一目惚れなんだよ」
「同感だわ、それは」


成程ね、彼の性格はエドガーさんと似ている。
僕だってそこには結構、呆れてるけどね。
何で今は、こんなに耐えてるのかな。
学園で僕は、セオドアさんと同じクラスになれた。



それがきっかけで、僕は変わったんだね。
明日彼にあったら、感謝しないとね。
こんな僕と良くしてくれて、ありがとう。
君と僕は、大切な親友だよ。


〜エンドトーク〜
ジタン「あの名無しとか言う野郎、マジうぜぇよ」
クロノ「(言ってる事が、良く分からないな)」
ジタン「どうしたんだよ、クロノ」
クロノ「……別に」
マリベル「私、このエンドトークに出るの久し振りだわ」
アルス「そう言えば、僕もそうだ」
ルッカ「ふふっ、良かったわね」
アルスマリベル「はい!」
エドガー「そこの紫髪のレディ、もし良ければ私と…」
ルッカ「波動よ(ファイガ>エドガー)」
マール「何か、唱え方がティナちゃんみたいだね?ロックさん」
ロック「……だな(大汗」
クラウド「特にマール、あんたも気を付けた方が良い」
マール「(相手は女性を口説く男、か)」
エイラ「マール どうした?」
マール「ううん、何でもないわ」
エイラ「ルッカ 怒ると 怖い」
マール「エドガーさんがいつまでもあんなだから、皆は呆れているのよ」
エイラ「マール……」
リルム「私より、魔力の高い子が居たわ…お父さん」
シャドウ「彼女はルッカ、クロノの幼馴染だ」
リルム「私も、負けてられないね」
シャドウ「ああ!応援してるぞ、リルム」
リルム「うん、お父さん」


引き続き、宜しくお願いします。
皆様も、体調管理に気を付けて下さいね。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年12月28日 (火) 09時04分 [1150]   
第11話の前に、おまけです。

〜スクエニキャラが、カラオケにやって来た。〜


こうやって、他の皆とカラオケするのは良いですね。
僕のパートナーは、親友のセオドアさん。
同い年なのに、彼には白魔法がある。
僕の世界とは、少し違う。



セオドアさん達の世界では、ブリザドと呼ばれるけど。
僕の世界では、マヒャドと呼ぶ。


「なぁクロノ、お前は…どの曲を入れたんだ?」
「俺か?俺は、歌いたい歌さ」
「とか言って、派手な歌だろ?クロノ」
「に……兄さん」
「……」



良かった、いつもの兄貴だ。
ロックさんの前だと、ああやって恥ずかしがる。
でも兄さんは、ティナさんの前だと笑わない。
何でなのかな、兄さん。


僕達兄弟にも、笑顔を見せて下さいよ。
貴方だけ、酷過ぎます。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年12月28日 (火) 11時52分 [1151]   
第11話「ロックとエドガー、大喧嘩。」


「ふざけんなよ、この馬鹿国王」
「お前のその態度は、何だ?」



何で、喧嘩してるんですかー。
教師同士で、喧嘩だなんて。
僕が傍に行ったら、大ピンチの予感。
今は、そっとしとこう。



僕はそのまま、自分のクラスに戻って行った。
こんな事態の件、他の先生には言いづらい。
エドガーさんは、美術部の顧問だし。
何で喧嘩になったのかな、あの2人は。




「元気ないぞ、アルス」
「兄貴……」
「しっかし、若いもんは良いよなー」
「えっ……」



兄貴に指摘され、僕が目撃したのはカインさんとセリスさん。
あの2人、あんなに仲が良かったのかな。
2人が出会ったのは、この学園の入学式。
彼女は笑顔で、カインさんは彼女のペースに合わせている。



竜騎士と、元帝国の女将軍。
セシルさんは既に、ローザさんが居るからね。
この2人が、一番羨ましいよ。



「ねぇアルス、ローザは居るかい?」
「ティナさんと出掛けてますけど、どうしました?」
「何、ティナと?」
「ええ!」
「おいティナー、俺に一言も言わずに行くなよー」
「………焦り過ぎですね、バッツさんは」
「そうだね……」


流石の僕等も、完全にフリーズでした。
バッツさんがティナさんの事を思うのは、誰だって知ってます。
でも、クラウドさんがどう決断するかが分かりませんね。
バッツさんは素早さや行動力も良いし、高い所だって上手く使いこなしている。


何か、不思議だなー。
あ〜先生、どうか喧嘩が長く続きませんように。
皆様も、体調管理には気を付けて下さいね。
それでは、失礼します。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年12月28日 (火) 18時12分 [1152]   
第12話「女同士の会話。」



冬休みって言っても、他の皆は部活。
兄貴はジタンさんと出掛けてるし、スコールさんは任務に出掛けてる。
一体、何の任務に行ったんだろう。
僕も彼の行動を、調べよう。



此処は、スコールさんが良く来ると言うバラムガーデン。
DFF学園から、かなり離れた場所にあったんだ。
彼の傍には、リノアさんが居る。
彼女の前じゃないと、スコールさんは笑わないんですね。



「アルス、こんな所で何をしてるの?」
「しーっ!」
「成程ね、スコールが何処へ向かってるのか気になってたの」
「はい……」
「休み期間だって言うのに、彼は忙しいのよ」
「えっ……」
「彼…リノアを守る為に、必死だからね」


キスティスさんは、元バラムガーデンの女教官。
生徒さん達をまとめるのは、彼女の役目。
だけど彼女は、教官を失格。
生徒達を厳しくする為だったけど、指導力不足。



数分後、僕は彼女と別れた。
コスモス様の館に戻ると、そこにはティナさん達が話しあっていた。
その中には、兄さんの幼馴染・ティファさん。
ルーネスさんの幼馴染・アルクゥさんの騎士、ライト二ングさんが居る。


「これから、どうしよっか?」
「そうね、もうすぐ正月も来るし」
「皆でカラオケはどうだ?」
「うーん、それって何か…今後の行事に使われそうだけど」
「駄目か……」
「じゃあ、皆でお祭りはどうかしら?」
「「絶対に、そう言うのはやらない」」
「……だよね」


来年に向けての、計画みたいだね。
女性達だけで集まるのは、初めて見た。
僕もああいう風に、強い戦士になるんだ。
漁師になるのも大事だけど、僕には強い仲間達が居る。



僕達に取って、越えられない壁はない。
行こう、僕達の信じている道へ。
これが僕の、一生の願いだ。
マリベルの為に、強くなって見せる。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年12月28日 (火) 20時39分 [1153]   
第13話「ティナの想いとバッツの決意。」



「ティナ、探したぞ」
「バッツ!」
「そっか!ティファ達と、今後の企画を話してたのか」
「ええ!女同士の、作戦会議だったからね」
「あのさティナ、ルッカを見てないか?」
「アンジェロの散歩だと思うよ、この時間は」


アンジェロって確か、リノアさんのパートナー。
飼い主さんが彼女なのに、女性に弱いのかな。
噛み付かれないと、良いですけど。
数分後、ルッカさんが帰って来た。



館に帰還したが、アンジェロはルッカさんの顔を舐め始めている。
あはは、噛まれてないですね…。
心配して、損しましたよ。



「クゥン!」
「あはは、くすぐったいわ…アンジェロ」
「アンジェロはね、私のパートナーだけど…優しい女の子が好きなの」
「優しい女の子?」
「ええ!そうだ…、ティナも触って来たら?」
「大丈夫かな…」
「ルッカに懐いてるなら、ティナにもきっと懐くと思うよ」



リノアさん、スコールさんの恋人なのにやりますね。
僕も貴方の様な、優しい少年になりたかった。
でも僕は、何処か抜けている気がする。
はっきりとは分からないけど、何かを恐れている。



困ったな、何なのか…思い出せないよ。
マリベルを傷付けさせたくないし、自分で答えを見付けよう。
それが、僕の出来る事なんだ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年12月29日 (水) 10時02分 [1154]   
本編の前に、簡単な登場人物を紹介します。


〜登場人物紹介〜


アルス・ストライフ(17)旅人 男 145cm
小さな漁村に住むごく普通の少年。
やがては父の後を継ぎ、立派な漁師になると期待されている。
ちょっとお人好しな性格で、幼馴染のマリベルに振り回される事もあるクラウドとクロノの弟。
CV:岡村明美


マリベル・シェール(20)旅人 女 154cm位
元帝国の女将軍・セリスと、ガルディア城の子孫・マールの妹。
現在はフィッシュベルの網元、アミットさんの1人娘。
何にでも首を突っ込みたがる性格で、内緒で船に忍び込もうとしたことが数多くある。
世界は自分を中心に回っていると思っている、典型的なわがままお嬢様。
CV:川田妙子


ロック・コール(26)冒険家 男 175cm 11月24日生まれ
さすらいの旅人、古代を求め…世界を股に掛けるトレジャーハンターの称号を持つ陽気な青年。
昔…かつて愛していた恋人・レイチェルを帝国の攻撃により2度亡くし、彼女を守れなかった過去を持つ。
今はクロノの姉的存在の幼馴染・ルッカと一緒に、過去を繰り返さないと誓っている。
CV:浪川大輔


ティナ・クラウザー(19)魔導戦士 女 160cm 10月18日生まれ
生まれながらに、魔導の力を持つ少女。
長年帝国に操られ、沢山の罪のない人々を殺してしまった過去を持つ。
秩序の聖域で、探求の心を持つ青年・バッツに出会い…彼に好意を抱いている。
CV:福井裕佳梨


バッツ・クラウザー(21)旅人 男 176cm 8月5日生まれ
風の『探求』の心を持つ若き青年。
高所恐怖症だが、愛する少女・ティナの為に高い所を克服しようとしている。
父・ドルガンの遺言で、相棒のチョコボ・ボコと一緒に宛てのない旅を続けている。
幼かった頃に母・テラを亡くし…更に3年後、父を病気で亡くす過去を持つ。
CV:保志総一朗


このようなメンバーが、登場します。
引き続き、宜しくお願いしますね。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年12月29日 (水) 18時57分 [1155]   
第14話「ティナとロック 親しき友情。」


ガラガラー


「ロック、久し振りね」
「おっ、ティナ」
「DFF組の皆は元気よ、特に玉君はマールちゃん一筋だったからね」
「ははっ!俺達はお互い、同じ世界で生まれた仲だからな」
「ロック先生、そろそろ職員会議を始める時間ですよ」
「はい…分かりました、ごめんなティナ」
「ううん、大丈夫よ」
「会議が終わったら、1組に行くから」
「ええ、待ってる」


今のは、DSFF3組担任のロックさんとDFF組の生徒・ティナさん。
彼女は一体、ロック先生に何の用で来たのかな。
ますます気になるなー、貴方達の仲には。
後を追おうとした時、同じクラスのヴァンさんに声を掛けられる。


何ですか、こんな時に。
僕は彼から、今までの事情を聞く。



「ロック先生はさ、ティナに一目惚れだったんだ」
「どうして別れたんですか?あの2人は」
「セリスの話に依ると、同じクラスのルッカの中に…レイチェルの面影が入ってるらしいんだ」


僕の席で、ヴァンさんは語り出す。
それで2人は、別れたんですね。
お互い大切な人の為に、離れたんだ。
僕はもう、彼のようにはなりたくない。




昼休みに入ると、先生が職員室から出て来るのを確認した。
これからティナさんと、お昼なんですね。
同じ世界での仲間って事は、故郷も同じって事。
僕は何て、臆病な息子なんだろう。



「知ってるか?クロノ達の世界の事」
「ええ!ルッカ姉さんから、話は聞いてるわ」
「ルッカの奴、何で兄の俺には一言も言わないんだよ」
「余計に心配を掛けたくないって、言ってたわ」
「……もしかして、俺の為に?」
「多分、ね」



良かった、2人供笑ってる。
こうやって近くで見ると、2人は仲が良い見たい。
一緒に旅をした事もあるし、愛し合った仲かも知れない。
でもティナさんには、バッツさんが居ます。



彼と一緒に居ると、愛情が何なのか分かるかも知れません。
僕も必ず、その愛情を探します。
そしてロックさん、貴方はちゃんと…あの人を守って下さいね。
ルッカさんを泣かしたら、許しませんから。

  バカハゲさんへ - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年01月17日 (月) 19時47分 [1157]   
意味不なコメントは、お断りします。

  何度も何度も - 星屑 (男性) - 2011年01月21日 (金) 23時44分 [1166]   
ティファさん・・・いえ、ナミさん?それともルッカさんでしょうか。

アナタ、散々あちこちで注意されていましたよね?
裏FF同盟では、『逃げずにアナタの意見をしっかりと書いて下さい』って書いてあるのに、
逃げてそしてここで堂々と小説を書いている・・・。

アナタは無神経なんですか?

アナタの小説を見て『不快』って言ってる人が多くいるんですよ?
『不快』と言われている物なのに、何故続きを書こうとするのですか?
少しずつ変わろうと思っている、そう言っても何一つ変わっていない。変わってるのは名前だけ。
変える気がないのなら書かないで下さい。みんな迷惑していると言う事が分からないんですか?
ましてや、アナタのファンなどどこにもいない。誰もアナタに味方はしていません。

注意された記事に返信したように見せかけて、全然内容を読んでいないような返信ばかりし、
何もなかったようにまた続きを書く・・・。

やっぱりアナタは、一回・・長期間、何も書かずにネットマナーをじっくりと学ぶべきだと思います。
じっくり学んで、他の人は何故こんな事を言っているのかを理解してから書いて下さい。
それが分からないなら、どれだけ書いても批判しか来ないと思います。

  星…(何て言う方でしたっけ?) - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年01月22日 (土) 14時43分 [1167]   
貴方も気持ちは、分かります。
ですがあちらに居ても、追放されてしまうんです。
私は自分のして来た過去から遠ざける為に、此処で書いています。
残念ながら、私はあちらには戻りません。

今まで、お世話になりました。
私はこれからこちらの方で、↑の注意書きに同意しながら続けようと思います。
味方が居なくても、私はやって行けれますから。

  “何故”を理解して下さい - 星屑 (男性) - 2011年01月23日 (日) 01時21分 [1169]   
何度も何度も言って、何度も何度も見当違いの答えが返ってきて・・・。
絶対にコメント読んでいませんよね?
適当に返信していますよね?
何故追放されたか分かってないようですが、自分のやって来た事を改めて考えてみてください。
キャラの扱いがひどい、そのせいでそこにいる人達に不快な思いをさせている。
それを親切に言ってくれてる人がいるのに、あなたは無視し続けて小説もどきを書き続けたため、追放されたんですよ。
返信も適当、『とりあえず返信しておけばいいだろう』という気持ちでしか返信してないのが丸見えです。
ネットマナーと日本語を理解して下さい。というか、ネットから身を引いて頂けませんかね。

多分、言っても無駄でしょうけど。



後、ざっと読みながしましたが
やっぱり内容は変わってませんね何一つ。
変える気ないなら書かないで下さい。何も。
それから、内容が薄っぺら過ぎで、そして1話が短すぎです。
小説の描き方もネットマナーと一緒に学んでから出直して下さい。
それか、誰の目にも付かない所で書いて下さい。
ネットは多くの人の目につく所です。不快な物があっては、みんな気分を悪くしますから。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年01月23日 (日) 08時34分 [1170]   
いえ、身を引くつもりはありません。
私は此処から、絶対に去りません。
貴方に何を言われても、此処で書き続けます。

これ以上文句を言うなら、此処から去って下さい。
さようなら、星さん

  小学生からやり直しては? - 星屑 (男性) - 2011年01月23日 (日) 22時26分 [1171]   
ふ〜ん・・・
“意見”や“アドバイス”を“荒らし”と見ますか。
やはりアナタは“人としての常識”が相当欠けているみたいですね。

『人に迷惑をかけてはいけない』

って、小学生の時教わりませんでしたか?
もしかして、まだ小学生で教わってないんですか?
平気で人に迷惑を掛けている時点で、人として終わっていますね。

身を引かないのなら引かないで構いません。
ネットと言う不特定多数の人が見る所で、恥を晒す事になるのはあなたですから。
まぁ、アナタはそれすらも分からないまま言い訳ばかりして行くんでしょうけど。
ホントに恥ずかしい人ですね。

まるでアナタは指名手配犯みたいですね。
他を追放されたからここで書き込む、と。ここの人も迷惑しているでしょうに。

謝ることもできないアナタは、何処に行っても受け入れられる事はないでしょう。


漢字も読めないようなヤツが、何小説もどきを書いて偉そうにしているんだか。
見苦しいですね。いや、見にくいと言うべきでしょうか。

  追加で - 星屑 (男性) - 2011年01月24日 (月) 02時52分 [1172]   
おっと、誤字があった。

×見にくい ○醜い

だった。


  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と金髪の少年 - ティファ・ロックハート (女性) - 2011年01月19日 (水) 10時09分 [1161]   
  本編の前に、簡単な登場人物を紹介して置きます。
〜メインメンバー編〜

ロック・コール(25)冒険家 男 175cm 11月24日生まれ
さすらいの旅人、古代を求め…世界を股に掛けるトレジャーハンターの称号を持つ若き青年。
9つ下の弟・ジタンと、2人暮らしをしている。
DFF学園高等部3年のティナに、好意を抱いている。
CV:浪川大輔

ジタン・コール(16)盗賊 男 153cm 9月9日生まれ
2つの顔を持つ盗賊団「タンタラス」の一員。
コスモス側の戦士だが、ロックの弟。
女性を勇気付けるのは、彼の役目。
1つ年上の青年・クロノと行動することが、多い。
CV:朴 瑠美

ティナ・クラウザー(18)魔導戦士 女 160cm 10月18日生まれ
生まれながらに、魔導の力を持つ元帝国の兵士。
長年帝国に心を凍らされたが、氷漬けの幻獣と出会い…反帝国組織・リターナーのメンバーの1人、ジュンに保護される。
記憶喪失だったが、ガード達に追われている所をロックに助けられる。
現在は、DFF学園大学部に通う旅人・バッツの妃。
CV:福井裕佳梨

セリス・シェール(18)ルーンナイト 女 172cm 3月10日生まれ
帝国の英才教育を受け、人工的に生み出された元女将軍。
今はDFF学園高等部3年で、ティナの幼馴染。
ティナを守ると言うのが、彼女の本音。
彼女の所に悪い虫が来たら、得意のブリザガで凍らせると言う怖い女性。
CV:松岡由貴

バッツ・クラウザー(20)旅人 男 176cm 8月5日生まれ
DFF学園大学部2年。
探求の心を持つ若き青年だが、暁の戦士・ドルガンを父に持つ。
幼い頃に母・ステラを亡くし、長い間父に連れられ…長い旅に出ていた。
3年前にドルガンを病気で亡くし、それ以降は相棒のチョコボ・ボコと共に旅を続けている。
同じ学年のセシルとは親友で、DFF学園高等部3年の少女・ティナの夫。
CV:保志総一朗

クロノ・ストライフ(17歳)戦士 男 168cm
ジタンと同じく、DFF学園に通う高校2年生。
同じ学年のティーダ・スコールとは仲良しで、ジタンと良く行動している。
4つ年上の兄・クラウドと、1つ下の弟・アルスと3人で暮らしている。
DFF学園大学部1年の少女・ルッカとは、幼馴染。
心の属性は天、サンダーやサンダガなどの雷魔法を覚える。
CV:平田広明

このようなメンバーが、登場します。
引き続き、宜しくお願いします。


  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年10月29日 (金) 07時11分 [1096]   
  皆様…1年ぶりです。
ティファと言います、覚えてますか?
これからはこちらの方で、どんどん更新を続けて行こうと思います。
前作のDQ&FFの小説ですが、私の気分次第で更新しようと思います。

その前に、注意事項を書いて置きますね。

〜注意事項〜
※この小説は二次小説であり、完全なオリジナルです。
※この小説でのカップルは、アルマリ バツティナを扱っています。
※二次小説を読んで下さる方のみ、歓迎です。
※誤字やアドバイスなどのコメントでも、OKです。

第1話「旅立ち。」

チュンチュン
気持ちの良い朝を迎え、1人の男は目を覚ます。
彼の名前はロック・コール、以前はティナと共に戦った仲間。
そんな彼の日常な日々が、始まろうとしている。

「さて、今日もトレジャーハントに行って来るか?」

一流のトレジャーハンターになる為、彼は今日も修行に出掛ける。
此処は彼の故郷、コーリンゲンの村。
昔…彼が最も愛していた女性・レイチェルを帝国に殺され、彼女の想いを胸に…強く生き続けている。
そんな時だった、ロックの前に現れたのは緑色の帽子を被った少年。

ドカッ

「いてててててて…」
「ごめんなさい、大丈夫ですか?」

この少年の名は、アルス。
漁村の村「フィッシュベル」に住む漁師、ボルカノの1人息子。
性格は穏やかで、幼馴染のマリベルとは仲が良い。
アルスと名乗る少年は、精一杯ロックに謝罪をしていた。

「良いんだ、それより君…名前は何て言うんだい?」
「僕はアルス、貴方は?」
「俺はロック、これから宜しくな」
「ロックさんか〜良い名前ですね、あの…僕も一緒に行っても良いですか?」
「……そうだな、仲間は多い方が楽だしな」

彼は微笑みながら、アルスを仲間に加える。
漁師の息子と一緒に、彼の旅は始まった。
2人の先には、どんな出会いが待っているだろうか。

次回「サス―ン王国の兵士・イングズ登場。」
次の話は、FF3からあの方が登場します。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年10月29日 (金) 07時47分 [1097]   
第2話「サス―ン王国の兵士・イングズ登場。」

皆、1年振りだな。
俺はロック、トレジャーハンターだ。
これからしばらく、俺がナレーションを担当する事になったんだ。
まぁ…覚えててくれる人が居れば、嬉しいけどよ。

「………」

漁師の息子・アルスと出会ったのは、俺の故郷だったな。
何か、初めてだよな。
男同士で、旅をするのは。
俺は最初…、同じリターナーの仲間であるジュンさんからティナを助けに行けって言われた事がある。

初めてティナに会った時、俺は内心ドキドキしていた。
こんな可愛い子が、元帝国の兵士だなんて…。
昔死んだレイチェルに似てたし、手放したくないって思った。
よしっ!まずは、新しい仲間を探しに行こう。

「!!」
「どうした、アルス」
「ロックさん…、目の前に城がありますよ」
「あれはフィガロ城だ、行って見るか?」
「はい!」

こいつの明るい性格を見ると、アルクゥにそっくりだぜ。
彼は確か、ルーネスと同じウルで育ったって聞いたぞ。
あの馬鹿…レフィアにしばしば喧嘩売ってるらしいが、大丈夫なのか?
いずれあいつらとは、何処かで会う筈だ。

フィガロ城に入ると、目の前に現れたのはイングズ。
何でお前が、此処に。

「ロック様…お待ちしていました、どうぞ」
「今の人…誰?」
「彼はイングズ、サス―ン王国の兵士だ」

あいつ……、自分の故郷に戻って居なかったのか。
サラ姫が心配してるって事を、少しは自覚して欲しいぜ。
彼の後に続き、王の間へ行く。
エドガーじゃない、王の座に座っているのはアルス王。

お久し振りです、アルス王。
この者は俺の故郷で出会った、漁師の息子です。

「私と同じ名前ですね、貴方は」
「へっ?」
「おいアルス!王の前だぞ、少しは場を弁えろ」
「良いんですよロックさん、そんなにキツく言わなくても」

今この国は、彼のお陰で平和になった。
元はエドガーが納めていた城だったが、あいつの性格は最低だ。
神管長様を口説いた癖に、懲りないよな…。
そうか!イングズは、彼の護衛兵士だったのか。

アルス王の故郷・サロニアには、4つの城下町がある。
中にはチョコボを研究している所もあり、ドラゴンの塔が建てられている町もある。
あの時は、グルメスって奴が先代の王様を操っていたんだな。
ルーネス達のお陰で、彼の故郷は平和な日々を過ごしている。

兄貴は恐らく、その王国に行ってる筈だ。
俺の兄の名はバッツ・クラウザー、探求の心を持つ青年で…現在はサロニアの王。
兄貴…俺が居ない間、ティナの事宜しくな。
1回でも彼女を泣かしたら、切り落とすぞ。

――――――その夜、俺は彼女の事を考えていた。
城の景色を見ると、昔此処で…エドガーとマッシュがコインを投げた事を思い出すな。
あの時はマッシュが勝って、あいつは今じゃ…自由に修行している。

「ロック様、まだ起きていたんですか?」
「……懐かしい城だからな、此処は」
「貴方と一緒にやって来た少年の事ですけど、王と何処か似ている気がしました」
「あいつは漁師の息子だ、でも…性格はちょっと違うけど」
「こんな事言うのも申し訳ないのですが、私も一緒に同行しても宜しいでしょうか?」
「馬鹿を言うな!お前は、この城の護衛兵士だぞ」
「分かっています…ですが貴方達と出会い、私も強くなろうと誓ったのです」
「……イングズ」
「お願いです…ロック様!私を、貴方達の仲間に加えて下さい」

イングズのその目は、真剣だった。
俺達は別に良いけど、お前が抜けたら誰がこの城を守るんだよ。
いや、この城には沢山の兵士達が居る。
明日…王に、お前の事を話そう。

翌朝…
俺は今までの事情を、アルス王に伝えた。
彼はかなり落ち込んでいたが、1人の兵士が王を支えてくれた。
これで良いんだな、イングズ。

アルス王、私達は必ずこの城に戻って来ます。
それまで皆さんと一緒に、頑張って下さい。

次回「サロニア王国へ出発。」
ティナ!、君は俺の事…覚えててくれると良いな。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年10月30日 (土) 08時21分 [1098]   
第3話「サロニア王国へ出発。」


「ロックさん……必ず、ティナさんと再会して下さいね」
「アルス王も、お元気で」

フィガロ城を旅立つ前に、俺達はアルス王に声を掛けられた。
元はサロニアの王子だった方が現在、この城の王になっている。
エドガーの奴、たまにはたくましくなってると良いけどよ。
行こう!俺は早く、元の世界の仲間と再会したい。

城の外に設置してあったのは、飛空艇・ブラックジャック。
本来ならこの船は、セッツァーの船だ。
一体誰が、この船のオーナーなんだろう。
船の中に入ると、そこにはカズス出身の少女・レフィアが居た。

「皆!待ってたわよ」
「レフィア、何で君が此処に?」
「この船を改造してたの、あの方のようには上手く行かなかったけどね」
「……パイロット・シドさん、か」
「行先はサロニアだったわね、皆…しっかり捕まって」

嘘だろ、彼女がオーナーだったなんて。
皆…この1年で、変わって行くんだな。
今まで高い所が苦手で、ティナにしがみついていた兄貴は現在…サロニアの国王。
あいつは…クラウドは俺と同じ位、ティナを愛している。

エドガーは恐らく、フィッシュベルに居るな。
散々マリベルを口説き続け、村の少年に怒られてる。
その場にセリスが居たらお前、ぶん殴られるぞ。
あの村は此処に居る、アルスの故郷だ。

――――――その頃、サロニアでは。

緊張気味で、今も高い所を克服しようとしない兄貴。
彼の傍には、王妃であるティナが居る。
1年振りに再会出来るから、ワクワクするな。

「クラウド様!フィガロ城から伝書鳥が」
「……そうか、もうすぐ兄貴達が此処に来る。全員開門の準備を」
「了解しました!」

あいつは今、サロニアの護衛兵士。
元は兄貴やティナと一緒に共演し、暴走時の彼女を助けた事があるそうだ。
来年に発売される続編では、セリスが参戦決定になった。
カオス側は間違いなく、ガストラ皇帝。

――――――何でだよ、何でティナがカオス側なんだ。

懐かしいな、此処がサロニアか。
船を降りると、そこには1人の兵士が俺達を出迎えてくれた。
王の間に呼ばれ、いよいよ兄貴とご対面。
だが…肝心のティナの姿が、見えなかった。

「久しいな、ロック」
「兄貴こそ…、国王様の板に着いてるな」
「バッツ王…、お久し振りです」
「よぅイングズ、元気そうで良かったぜ」

サロニアに着いたのは良いけど、アルスは震えていた。
そんなに緊張するなよ、アルス。
彼は、この城の国王なんだ。
俺の言葉は、アルスには届かなかった。

きっと彼は、マリベルの事を思っているんだな。
故郷の事を思うのは分かるけどさ、今は王様に挨拶しようぜ。
彼女に合う為にもさ、頼むよ。
あぁ〜、早く彼の緊張感を治さないとな。

〜エンドトーク〜
バッツ「ティナ…結局、出て来なかったな」
クラウド「仕方ないさ、風邪を引いたんだ」
バッツ「……全部、俺のせいだ」
クラウド「サロニアの国王たるあんたが、そんなとこで弱音を吐くな」
レフィア「……今も諦められないのね、彼女の事」
アルス「そうですね!」
ロック「しかし驚いたな、お前がフィガロ王であるあの人と同じ名前だったなんて」
アルス「名前は一緒でも、性格は別です」
イングズ「確かに、性格は違っていたな」
ロック「次は、何処に行くんだろうな〜俺達」
イングズ「……アルスの故郷、じゃないか」
アルス「……何か、怖いです」
レフィア「……アルス」

ごめんなさい、アルスが切なげになってしまいました。
次からは、もう少し明るくしようと思います。

次の話ですが、本編の前に登場人物を書いて置きますね。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年10月30日 (土) 08時56分 [1099]   
では予告通り、登場人物を書いて置きますね。
※今回は、CV付きです。

〜登場人物紹介〜

ロック・コール(26)冒険家 男 175cm 11月24日生まれ
さすらいの旅人、古代を求め…世界を股に掛けるトレジャーハンターの称号を持つ本作の主人公。
原作では、生まれながらに魔導の力を持つ少女・ティナを助け…彼女を外の世界に連れ出す。
一度守ると決めた女性を、手放さないと誓う男。
CV;浪川大輔

アルス・ストライフ(17)旅人 男 145cm
漁師の村「フィッシュベル」に住むごく普通の少年。
お人好しな性格で、幼馴染のマリベルに振り回されている。
CV;岡村明美

イングズ(22)
サス―ン王に忠誠を誓う有能な兵士。
サス―ン城の異変の時には城に居なかった為、ジンの呪いには掛からなかった。
メンバーの中では一番冷静で、お兄さん的存在である。
CV;古谷 徹

レフィア(18)
容姿端麗でかなりの自信家ではあるが、根は優しい少女。
カズスの鍛冶屋・タカに育てられた。
明るく活発で、他者にも積極的に意見することからルーネスと衝突することもしばしばある。
CV;池澤春菜

バッツ・クラウザー(21)旅人 男 176cm 8月5日生まれ
風の「探求」の心を持つ若き青年。
原作ではチョコボの相棒「ボコ」との旅の途中でタイクーンの王女・レナ、記憶喪失の老人・ガラフと出会い…クリスタルを守る為の旅に巻き込まれていく。
コスモスに召喚され、秩序の領域で出会った生まれながらに魔導の力を持つ少女・ティナに好意を抱いている。
CV;保志総一朗

ティナ・クラウザー(19)魔導戦士 女 160cm 10月18日生まれ
長年帝国に操られ、生まれながらに魔導の力を持つ元帝国兵士。
原作では「操りの輪」で意思を封じられ、ガストラ帝国に長い間…その魔力を利用されていた。
支配から逃れた後は、旅をしながら自分の正体を模索するサロニアの若き国王・バッツの王妃。
CV;福井裕佳梨

このようなメンバーが、登場します。
引き続き、宜しくお願いしますね。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年10月30日 (土) 16時01分 [1100]   
第4話「ティナの風邪。」


俺達は何とか、サロニア王国に着いた。
姿を現さなかったサロニアの王妃・ティナは、38度と言う高い熱を出し…倒れてしまう。
彼女を愛する国王で俺の兄貴でもあるバッツは、心配そうにティナの傍から離れる事はなかった。
どう言う事だ、何でティナが熱を出す。

――――――その夜、俺は他の皆の事を考えていた。
皆にも早く会いたいけど、ティナの体調が不安定のまま…城を旅立つ訳にも行かない。
もう少し、彼女の様子を見よう。

「眠れないのか?」
「クラウド……」
「……イングズからあんたの事を聞いた、昔…レイチェルと言う女を無くした過去を持っていたそうだな」
「………」

知っていたのか、あいつからその話を。
あれは、1年前の話だ。
俺はいつものようにレイチェルを連れて、コルツ山に出掛けた。
あいつだけだった、俺を冒険家と認めてくれた女は。

もうすぐであいつの物に、俺はなろうとした。
彼女は俺を庇い、落とし穴にに落ちてしまう。
彼女の後を追い、俺も落ちる。
数分後が立ち、レイチェルは意識を取り戻した。

「レイチェル…気が付いたか?」
「………えっ?何も思い出せない」

俺は彼女の父親から、家を追い出された。
レイチェルと話をしようとしたが、彼女は俺の気持ちを受け入れようとしなかった。
それから1年後、俺があの村に戻った頃には。
レイチェルは帝国の攻撃を受け、この世を去ってしまった。

「………」
「そうか、だからあんたもそれ以来…俺と同じような気持ちだったんだな」
「……良く似ていたからな、レイチェルに」
「ティナの事は心配するな、バッツが傍で看病をしている」
「そうだな…サンキューな、クラウド」
「(兄貴……あんたはただ、仲間を信じれば良いんだ)」

いつまでも、過去を引き摺る訳には行かない。
レイチェルは今、俺の中で生き続けている。
新しい人生を見付ける為には、守るべき人を見付けよう。
カズスの娘は…、どうだろうな〜。

あの子に直接聞かなきゃ、俺でもどうしようにもない。
ティナ!君の事は、兄貴に任せるよ。
でもな、俺はまだ君の事を諦めたりしないからな。
兄貴ならきっと、俺の分まで君を守ってくれるぜ。

次回「ロックの想い。」
レフィア…俺の想いを、受け取ってくれ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年10月30日 (土) 22時03分 [1101]   

第5話「ロックの想い。」


次の朝、ティナの表情は少しずつ良くなって来た。
傍で眠っている兄貴を起こし、自分の状態を見るように声をかける。
完全に復活し、彼女に抱き付く兄貴。
そこまで泣くか、普通。

「ティナ…良かった、本当に良かったぜ」
「な…泣かないでよバッツ、王様が泣くなんて可笑しいわ」
「へへっ、そうだな」

やっぱ、2人はお熱いな。
俺も心配したんだぞ、ティナ。
もう…君の事は諦めるけどさ、俺の想いは諦めていないぜ。
これ以上…、兄貴に心配をかけるな。

俺達はもう、この城を旅立たなければ行けない。
新たな旅が、俺達を待っている。
クラウド!2人の事、宜しく頼むな。
近い内にまた、様子を見に来るからよ。

「ああ…兄貴達も道中、気を付けてくれ」
「クラウド様と共に、我々もバッツ様達をお守りします」
「……また会いに来ると、彼等に伝えてくれ」
「了解しました、イングズ様」

本当に、俺達の兄ちゃん的存在だよ。
飛空艇に辿り着くと、ピンク色の髪形をした戦士が居た。
この人って、まさか。

彼女の名は、ライト二ング。
召喚獣・オーディンを操る、女戦士。
貴方も、コスモス様に呼ばれた戦士なんですね。
女性なのに……、強い魔力を感じる。

「ロック達か、待ちわびたぞ」
「今ね…彼女に操縦法を、教えていました」
「済みませんが…俺とレフィアの2人だけに、して貰っても良いですか?」
「重要な話なら…仕方ないな、貴方達も行こうか」

話の分かる方で、良かった。
あの冷静さは、イングズに良く似ていた。
ティナに取って彼女は、母親的存在だ。
俺も少しは、彼女を見習おう。

――――――その夜、俺達は船の先頭で話していた。
俺は自分の想いを、レフィアに伝える。
どう判断するかは、彼女次第だ。

「……つまり貴方は、過去から逃れたいんですね」
「ああ…、俺を支えてくれるのは…君しかいない」
「私の力で何処まで出来るか分かりませんが、良いですよ」

レフィアはすぐに、俺の想いを受け止めてくれた。
彼女はクリスタルに呼ばれた、光の戦士。
ルーネス達と共に戦った、仲間の一人だ。
彼女を守ればきっと、俺はもっと強くなる。

ライト二ングさんは元々、心優しき少年・アルクゥに好意を抱いている。
ルーネスの幼馴染なのに、何故彼を好きになったのかは分からない。
2人が仲間になってくれると、心強いな。
これから宜しくな、レフィア。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年10月31日 (日) 14時35分 [1102]   

第6話「学パロ編;新学期。」

本編ではロック視点ですが、学パロ編はリルム視点とします。
スクエニ同士のキャラを扱っているので、クラスはこの通りの結果になりました。
1組;DFF組 2組;DSFF3 3組;スクエニ組
年齢別として担任は1組がコスモス 2組はロック 3組は英語担当のアルティミシア先生です。

※この学パロ編では、スクエニ共同の話です。
※クロノ・トリガー ドラゴンクエストは同じ作品なので、スクエニ組とします。
※本編ではバツティナですが、学パロ編ではクロティナカップルです。
※二次小説に興味のある方のみ、コメント可能です。

――――――学パロ編:新学期。――――――

チュンチュン
今日は、待ちにまった学園登校の日。
私の住んでいるサマサの村は、学園から少し離れた場所。
身支度を整え、私は村を飛び立つ。
今…一緒に暮らしているのは、私の夫であるガウ。

「じゃあガウ、留守番宜しくね」
「ああ!ティナに、宜しくな」

ティナか〜、あの子…クラウド達と共演してるらしいんだよね。
だからもう、クラスは決められていた。
私はスクエニ組のクラスメイトだし、ティナはDFF組。
2クラス違うのね、私達って。

ポンポンっ

深く溜息を付いてると、誰かに支えられていた。
この温かい温もりは、もしかして。

「な〜にしてるッスか、リルム」
「ティーダ…どうしてあんたが、此処に居るの?」
「俺はユウナの顔を見に来たんッスよ、一緒に入ろうぜ」

そっか、ユウナさんは私と同じクラスなんだね。
他には…赤い髪形に、鉢巻をしている若い青年・クロノ。
こう見えても彼は、ティーダと同い年みたい。
彼と話しているのは、ティーダと同じクラスの少年・ジタン。

素早さが早いのに、2人はいつもああいう風に話す事が多い。
ちょっとだけ、憧れるな〜。

キーンコーンカーンコーン

「ほらジタン…ティーダ、そろそろ自分のクラスに戻りなさい」
「じゃあなクロノ、また後で」
「ああ…、気を付けて行けよジタン」
「皆さん…入学おめでとうございます、私はこのクラスの担任を任される事になったアルティミシアです」
「(魔女様が…、私達の担任になったんだね)」

彼女は英語担当の教師、アルティミシア先生。
時を操る力を持っているけど、現代文担当の暗闇の雲先生とは仲が良い。
元はカオス側の戦士だったけど、今は私達コスモス側の仲間。
初めから、私達の仲間になっていたのね。

朝のHRが終わり、私は彼女の後を追った。
私は自分の事を彼女に話した後、先生から事情を聞く。

「さっき居たジタンの事ですね?彼は、クロノとは一番中が良いんですよ」
「ティナと同じクラスメイトなのに、仲良いんですね」
「リルムは?友達とか作らないんですか」
「これから作ります、時間を取らせてすみません」

良かった、思ったより優しい先生見たい。
これなら一年間、頑張って続けられるわ。
あぁー、チャイムが鳴っちゃった。
大変だー、急いで戻らないと。

今日は登校初日、授業とか普通にないから…良いよね。
明日はもう少し、時間を大切に使おっと。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年10月31日 (日) 18時15分 [1103]   

学パロ編の前に、登場人物の続きを書いて置きます。
※前回書いた登場人物の続きだと思って、読んで下さい。
※この作品はスクエニ共同なので、あの作品も登場します(本編と学パロ編に)

〜登場人物紹介 後編〜

アルクゥ
ルーネスの幼馴染であり、ルーネスと同じく長老トパパに育てられた。
思考は後ろ向きで自分から一歩を踏み出せない、ちょっぴり臆病者。
外遊びより読書が好きで、その博識ぶりは誰もが認める所。
少しやんちゃな性格であるルーネスとは違って、女性に優しい性格の少年。
CV;釘宮理恵

セリス・ハイウィンド(19)ルーンナイト 女 172cm 3月11日生まれ
帝国の英才教育を受け、人工的に生み出された元女将軍。
生まれながらに魔導の力を持つ少女・ティナの幼馴染で、彼女とは少し違った魔力を持つ。
処刑寸前、バロン王国竜騎士団隊長である青年・カインに助けられ…彼に好意を抱いている。
CV;松岡由貴

ルーネス(18)
ウルの長老であり、養父であるトパパに育てられた孤児の少年。
好奇心旺盛で前向きな思考の持ち主だが、何処か少し抜けていて…周囲に支えられて力を発揮するタイプ。
少しやんちゃな性格だが、肉が好き。
CV;竹内順子

クロノ・ストライフ(18)戦士 男 168cm
現代で母親と2人で暮らす少年。
リーネ広場の鐘の前で走って来た少女・マールにぶつかり、落ちていたペンダントを拾い…彼女に届ける。
ひょんなことから、時空を超えた冒険をすることになる。
CV;平田弘明

ティーダ(18)ブリッツのエース 男 175cm
ブリッツボールの選手で「ザナルカンドエイブス」のエースとして活躍。
魔物「シン」との襲撃をきっかけにスピラと言う世界に辿り着き、
そこで出会った召喚士の少女・ユウナの旅に同行する。
CV;森田成一

前半と違い、少なめなメンバーで済みません。


  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年10月31日 (日) 20時30分 [1104]   

第7話「甘々な2人。」


登校2日目、校門を呑気に歩いてたらバッツに声を掛けられた。
何の騒ぎって彼に聞くと、普段一緒に居るティナの姿が見えないとバッツは言う。
そんな……、ティナは何処に行ったの。
事情は分からないけど、私も一緒に探す事にした。

1組の教室を覗き、バッツは指定されていた席に鞄を置く。
ティナの事を仲間に聞いたけど、誰も彼女の姿を見た者は居なかった。
何処に行ったのかな、ティナ。

――――――あんなにバッツ想いだったのに、何かあったのかな。

「バッツ……見付かりそう?」
「う〜ん、俺の勘だとこの辺りなんだよなー」

私は一瞬、誰かの話声を感じた。
何処にも居ないと思っていたティナは、クロノと一緒に行動していた。
私の傍で見ていたバッツは激しく怒り、超特急で彼等の後を追う。
別に取られたって訳じゃないんだから、落ち着いてよ。

ったく、しょうがないわね。
私も…慌てて飛び出したバッツの後を、追う事になった。

「待て!クロノ」
「どうしたんだ、そんなに息切らして」
「うるせぇ!ずっと探してたんだ、ティナを」
「可笑しいな〜、クラウドに伝言を入れたけど」
「………マジで?」
「うん!彼にね『クロノと校内を回って来る』って言ったら、バッツには内緒にしとくって言ってたの」
「……あんの、ツンツン頭が」

そんなに、落ち込まなくても。
私から見るとクロノは、ティナのお兄さん的存在。
背も高いし、本物の兄妹って感じに見える。
ほらっ!彼女は無事だから、教室に戻ろうよ。

私はそのまま、落ち込んだまま顔を伏せているバッツを連れて逆の道を通る。
何処まで彼女思いなのかは知らないけど、少しは我慢して。
廊下で私達は別れ、バッツは1組のクラスに戻って行った。
早く、元気になって。

〜エンドトーク〜
バッツ「本当に口説いてないんだな?クロノ」
クロノ「ったくバッツは…、何処まで心配症なんだよ」
バッツ「言っとくけどな、ティナは俺のもんだぞ」
クロノ「あのな〜、それ位俺だって分かってるぞ」
ジタン「結局、戻って来たらこう風になってたんだな?リルムちゃん」
リルム「うん!2人供…別に仲が悪いって感じには見えないけど、いつもこうだから」
セリス「もしかしてお兄ちゃんは、ティナをクロノに取られたくないから心配してるのよ」
クラウド「それは一理あるな、セリス」
セリス「でしょ?これからティナは、彼との行動が多くなるの」
ルッカ「クロノ…私以外の女性に手を出したら、切り落とすわよ」
クロノ「……(流石に怖いな、ルッカは)」

今回は未だに出て来てないメンバーを含めての、エンドトークでした。
引き続き、宜しくお願いします。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年10月31日 (日) 23時43分 [1105]   

学パロ本編に入る前に、座談会に行きます。
これは、更新記念の日記なので…ご了諾下さい。

――――――座談会。――――――


ジタン「そう言えば俺達、学パロ編しか出番がないぞ」
クロノ「俺なんかさ、ティナと校内を回ってるだけなのに…あいつに見付かっちまったぜ」
ジタン「バッツ……、相当キレてたな」
セリス「本当に何もしてないんでしょうね?クロノ」
クロノ「そうだって言ってるじゃないか、あんたまで信じないつもりか?セリス」
イングズ「止めろ!此処で言い争っては、読者の皆様の気分を悪くしてしまう」

イングズ……、貴方は良く分かっていたわ。
書いている私の気持ちを重ねて、セリスとクロノの喧嘩を止める。
素敵な男性だわ、貴方は。

……… ……… ………

ティーダ「ふぁーあ、俺…そろそろ寝るッスよ」
アルクゥ「僕もです」

そう言えば私も眠いわ、今回は短めで済みません。
この座談会は、まだまだ続きます。
引き続き、宜しくお願いします。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月01日 (月) 06時52分 [1106]   
※済みません、引き続き座談会の続編です。
今回は、あの方達をゲストに迎えています。


――――――座談会 後編。――――――


アルティミシア「私は英語担当で、3組の担任になりました」
暗闇の雲「そうか……じゃがミシアよ、そのクラスの中に要注意的な人物はいないか?」
アルティミシア「大丈夫ですよ!皆、とてもいい子ですから」

そう言ってられるのは今の内ですよ、アルティミシア先生。
続いては、簡単な教師を紹介します。

カオス;DFF学園の校長、3組の生徒・クロノには甘い。
クジャ;音楽担当の教師、いつもジタンに近付いている。
セフィロス;世界史担当の教師、少しセクハラ…と言うかクラウドを毎度追いかけるストーカー。
暗闇の雲;日本史担当教師、アルティミシアとは仲良し。
コスモス;保健室担当の先生、DFF組の担任。

―――――― ――――――――――― ――――――

クジャ「僕って毎回、しつこかったっけ?」
ケフカ「何で僕ちんが紹介されてないのさ?」
クジャ「ここの執筆者さんは、君の事を嫌っているんだよ」
ケフカ「僕ちんの人形は、あの娘しか考えられん」
ジェクト「お前もしつこいねぇ、いい加減諦めたらどうだ?」
カオス「確かにわしは、あの青年には甘いな」
ガーランド「クロノの事ですね、彼はクラスの中では勇敢な少年です」
皇帝「だが…ジタンとの行動が、結構あるぞ」
クジャ「少し空気を読んでくれないかい?皇帝」

***********************************:


クロノ「……俺だけ弱いの?あの校長は」
ジタン「そうじゃねぇ?お前はいつも、クラウドの事心配してるだろ」
クロノ「まぁな!血の繋がった兄弟だし、兄さんも少しはルッカの傍に居て貰わないとな」
ルッカ「お兄ちゃん……私の言う事、全然聞かないもの」
リディア「何かあったの?ルッカさん」
ルッカ「彼が2組の担任になってから、様子が変なの」
マール「……まだ気にしてるんじゃないかな、レイチェルさんの事」
ルーネス「それでだったのか、彼の様子が変だったのは」
イングズ「昔…その女性を帝国に殺されたって話を、聞いた事がある」
アルクゥ「僕達で説得しても、無理だろうね…きっと」
レフィア「皆…初めから弱気になっては駄目、今は私達でロックさんを勇気付けなくちゃ」
イングズ「そうだな、今はそれが優先だ」
ルーネス「ああ!あの先生に何かあったら、ライト二ングさんに怒られるからな」
アルクゥ「か…彼女は僕の騎士なんだよ、ルーネス」
ルーネス「あはは、ごめんごめん」

**************************************

ティーダ「って言う事は本編だとロック視点で、学パロ編はリルム視点って事になるッスね」
フリオニール「そう言う事だ、ティーダ」
セシル「僕もその2つに、出て来れたら嬉しいな」
ライト「私もまだ、出番が来ていないのだ」
スコール「俺もさ……、本編だと何処で出て来るか」
クラウド「そう言えば、ジタンはどうした?」
セリス「クロノの所じゃない、あの2人結構仲良いから」
リルム「引き続き私が語るのね、何か面倒だわ」
玉葱「最初から諦めちゃ駄目だよリルムちゃん、誰にだって不安な事はあるよ」
リルム「うん、そうだね」
バッツ「俺……、二度とティナの傍から離れないからな」
ティナ「ふふっ!バッツったら」

(((((((((少しは空気を読め、このチョコボイーターが)))))))))
バッツ「誰がチョコボイーターだ、お前達」
ティナ「………(この際、どう突っ込めば良いのかしら)」

**************************************

今回は、長く書き過ぎました。
でもこの座談会は、まだまだ続きます。
予告としては、10話終了後の予定です。
それでは、応援宜しくお願いします。


  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月02日 (火) 06時41分 [1107]   

第8話「ティナの誕生日 一か月遅れの祝い。」


此処からは再び、本編に戻ります。
引き続き、宜しくお願いしますね。


俺達は旅の途中、調和を司る神・コスモス様からの伝言を聞く。
彼女はきっと、体力を消耗しているんだな。
あんなに弱った体で、俺達を呼ぶなんて無茶だよ。
彼女の傍には、最上級の魔法を操る魔道士・シャントット博士が居る。

――――――ティナ……、俺はもっと君と一緒に居たかった。

『私は敗れたのです、世界を…守れなかった』

コスモス様はきっと、カオスと必死に戦ったんだな。
俺が傍に居ても、同じ事なんだな。
シャントット博士、俺達が不在の間…彼女の事お願いします。
その志を胸に、俺達は前へ進む。

そんな時だった、俺達の前に姿を現した奴が居た。
だが相手には、殺気を感じない。
どう言う事だ、これって。

「僕は元々…コスモスに呼ばれた戦士だからね」
「貴方は、クジャさん」
「僕を含め…元カオス側の5人が、何処かに居る」
「では暗闇の雲も、その中に入っているのだな?」
「そうだロック!君は知ってるかい?ティナの誕生日を」

あ……、祝い損ねた。
仕方ねぇ、他の皆にも知らせよう。
でも…メンバーを多く集めてもさ、彼女の誕生日を祝う場所がないんだよなー。
深く悩む俺に、アルスはある場所を提案した。

コスモスの館、か。
そこなら全員が、一緒に住めそうだぜ。
サンキューなアルクゥ、あんたのお陰で助かったぜ。
俺はセシルから授かったひそひ草を取り出し、皆に連絡を取る。

―――――――クジャがそう言わなかったら、俺は完璧にティナの生まれた日を忘れていた気がする。

「此処が…、コスモスの館だね」
「ああ!アルクゥ、私達は先に一緒に住む部屋を探そうか?」
「はい、ライト二ングさん」
「………本当に彼女って、アルクゥの何処が良いんだか」
「いい加減にしてルーネス、そんな事言ったらライト二ングさんが怒るわ」

不安なルーネスと、彼等を庇うレフィアの良い争いは始まる。
お前……、主人公の癖に生意気だな。
イングズは初めから、俺やアルスと共に行動する事を選んでいた。
この1年で、彼は変わったんだな。

兄貴達もこれば良かったけど、城の事情で行けないと言う伝言を聞く。
病み上がりだからな、ティナは。
しっかり兄貴が傍に居ないと、彼女はまた無理をする。
さてと、残った俺達で飾り付けをするか。

次回「ティナの誕生日 当日。」
1ヶ月遅れたけど、誕生日おめでとう…ティナ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月02日 (火) 14時21分 [1108]   

第9話「ティナの誕生日 当日。」

1ヶ月遅れでごめん、でも…君に来て欲しいんだ。
そう思い、俺は伝書鳥を飛ばした。
この気持ちが、ティナに届くと良いけど。
でもな兄貴、俺はまだティナの事は諦めていないぞ。

「突っ込みで済みませんけど、いい加減諦めたらどうですか?ロックさん」
「誰が諦めるもんか、彼女の事」
「…………」

はっ!しまった、つい調子に乗り過ぎてしまった。
ごめんアルス、別にあんたを困らせたつもりはないぞ。
イングズ……、その顔はやばいって。
分かったよ、謝れば良いんだろ?謝れば。

済まねぇアルス、俺が悪かった。
この通り反省してる、だから許してくれ。

「………何やってんだ、あんたは」
「兄貴……ティナ」
「おい、俺まで呼ばない気か?兄貴」

怖い、流石にその表情は怖いぞクラウド。
落ち着け…落ち着くんだ、俺は今心中はクール系なんだ。
ライトさんやスコールのようになれるかは、分かんないけど。
さぁティナ、俺が君をエスコートして差し上げよう。

ドカッ

………。
兄貴の蹴りは、ライトさん以上に強い。
他の皆が集まって来て、ティナにプレゼントを渡していた。

結局俺は、何もしないまま…終わってしまうな。
いつも俺は、兄貴にとばっちりを受けてるし。
引き続き、俺達の話を読んでくれよな。
予告言うのめんどくさいから、今日は保留にするぜ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月02日 (火) 19時20分 [1109]   

第10話「クロノとジタン 親しき友情。」


「………」


あれは、クラウドを慕っている青年・クロノ。
性格はあいつとほぼ一緒だけど、彼には俺の妹であるルッカが居る。
彼女に取ってあいつは幼馴染、俺の愛する妹でもある。
両者想いって言うのは、ちょっと恥ずかしいけどさ。

――――――今分かったんだ、俺がルッカを愛すると誓った理由を。

彼女の微笑みを見ると、昔死んだレイチェルに似ている。
それでも彼女は、誰これ構わず声を掛けられていた。

「ルッカさん、僕と一緒に魔法の練習をしましょうか?」
「良いけど…、急にどうしたの?」
「僕……貴方の親友であるマールちゃんの騎士だけど、彼女は最近、セリスさんと一緒に居る事が多いんです」
「それは、姉妹愛って言う事じゃないかしら」
「姉妹愛?」
「お互い故郷は離れてても、血は繋がっているの」
「そう言えば2人供、髪形が金髪でしたね」

確かに、そうだな。
エドガーやマッシュも、あの2人と同じ髪色。
特にあの馬鹿国王には、呆れるぜ。
俺のルッカに手を出したら、切り落とすぞ。

俺の怒りは、限界を超えていた。
周りにいる仲間達を戸惑わせてしまったが、ライト二ングさんは彼等を連れて引き離してくれた。
彼女は心強いし、頼りになる人だな。
ライト二ングさんの笑顔は、アルクゥ限定かも知れない。

「ロック!」
「ティナか、兄貴の傍に居なくて良いのかい?」
「彼は今、エアリス姉さんと出掛けてて居ないの」
「ザックスが心配するだろ?」
「彼も居ないの、クラウドやセシル達を連れて修行に出掛けてるから」

ジタンやクロノ、俺達以外は居ないのか。
此処に残ってるのは、ライト二ングさんやアルクゥ達だけ。
俺は、自分が情けなくて溜まらない。
クロノ達はきっと、喧嘩はしないさ。

あんた達の熱い友情が、一番憧れるよ。
ルッカは笑いながら俺に抱き付き、笑顔で飛び込んで来た。
そう言うのはやめろっていつも言ってるけど、仕方ないよな。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月02日 (火) 21時54分 [1110]   
第11話「アルスとセオドア 大喧嘩。」


「いい加減にして下さい、セオドアさん」
「それはこちらの台詞です、何ジタンさんと親しくなっているんですか」

事の始まりは、彼等のこんな言葉だった。
俺とルッカは何があったのか、あまり知らされていない。
何で……何で、こんな事になった。
今までの親しさは、一体どこに。

2人の争いは、翌日になっても収まらなかった。
セオドアはきっと、ジタンがアルスと親しいのが気に入らなかったらしい。
俺だったら逆に、あの馬鹿国王にルッカを口説いた時だな。
妹に手を出したら、ファイガで丸焼きにしてやるぞエドガー。

「……(私の事、一番に考えてるのね…お兄ちゃんは)」
「そう言えばライト二ングさん、バッツさん達は」
「………今はお熱くなっている、邪魔をするとバッツは激しく怒るのでな」
「………(考えただけでも、彼の殺気を感じます)」

完璧に鳥肌立ってるな、マールは。
玉葱……、彼女が怯えてるぞ。
マールを勇気付けられるのは、お前しかいない。
俺の想いは、彼に届いたようだ。

それでこそ、彼女の騎士だ。
後は頼んだぞ、玉葱。

「バッツ……、愛してるわ」
「俺もさ、絶対ティナを1人にしない」
「あぁバッツ、私…幸せよ」
「うぐぐぐぐぐぐぐぐ…………」
「此処は、落ち着いて?ザックス」

ザックスの奴、相当キレてんな。
2人が甘くなってるのが、気に入らないらしい。
エアリスー、しっかり彼をフォローすんだぞ。
セリスも今頃、カインとこんな感じになってんだろうな。

どんだけお熱いかは知らんが、エドガーには気を付けろよ。
あいつは、一番最低な馬鹿国王だからな。

「「ヘックシュン!」」

チッ、聞こえちまったか。
とにかく2人供、その手を離すんじゃないぞ。
俺はルッカと一緒に、幸せになるからさ。
暫くした後、彼等はアルス達はクロノに怒られた。

ジタンのフォローを効かずに、あいつは物凄く怒っている。
まさに、ライトさんそのものだな。
光の戦士譲りの怖さには、とても耐えられん。
ジターン、あいつの暴走を止めてくれー。

〜エンドトーク〜
アルス「こうなったのは、セオドアさんのせいですよ」
セオドア「どうして僕ですか?」
アルス「そもそも僕に喧嘩を吹っかけて来たのは、貴方の方です」
セオドア「何だと〜!」
クロノ「お前等……終わったことで、いつまでも言い争うな」
ジタン「俺達はさ、お前等にも仲良くなって欲しいんだよ」
アルスセオドア「何で僕達が…」
クロノ「良いから聞け!良いか?セオドアはセシルの息子、アルスはボルカノさんの1人息子なんだぞ」
アルスセオドア「………」
クロノ「今回は俺が止めたけど、今度同じような事をしたら…切り落とすぞ」
アルスセオドア「……(流石は、ライトさん譲りの怒り」
セリス「私達……、くしゃみして終わったね」
カイン「クロノには近付かない方が良いぞ、お前まで…巻き込まれるからな」
セリス「そうね、カインさん」
ライト二ング「……(とにかく貴方達、今は頭を冷やせ)」
アルスセオドア「………(ライト二ングさん、妙に冷静ですね)」
ロック「まっ、彼女の気持ちに一理あるな」
ルッカ「そうだね、お兄ちゃん」
クラウド「俺の居ない間に、何があったんだ?これは」
セシル「……厳しい喧嘩、だね」

クラウド達の出番、次からは乗せよっと。
次は本編をお休みして、座談会に行きます。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月03日 (水) 09時34分 [1111]   

では、予告通り座談会に行きます。

――――――座談会。――――――――

昨日更新の予定でしたけど、眠気に襲われて出来ませんでした。
ごめんね、皆。

ジタン「結局更新は、この時間って事になったのかい」

本当に眠たかったの、それよりジタン…あんたまさか、ルッカの台詞読んでないって言うんじゃないでしょうね。
彼女はね、私が一番気に入ってるキャラなの。

ジタン「……あの発言聞くと、ガーネットが言いそうになって来たな」
リルム「まぁまぁジタン、此処は執筆者さんと仲良くやっていこーよ」
ジタン「そうだな、リルムちゃん」

リルム、私の変わりに言ってくれてありがとう。
貴方の優しさには、憧れるわ。

クラウド「……所詮、小悪魔だろ」
リルム「何か言ったか〜、ツンツン頭」
セシル「………(リルム、別の意味で怖いね)」

私は、バツティナが一番気に入ってるの♪
このまま2人が、上手く言ってくれるだけで嬉しいから。
カオス側で最も嫌いなのは、ケフカ。

ジェクト「へぇ〜、嬢ちゃんもあいつが駄目なのか」

駄目とは言えないけど、DFFやFF6本編だと毎回しつこいからね。
今すぐぶちのめさないと、私の気は収まらないから。

クロノ「……確かにあの野郎なら、やりそうだな」

(良かった、同意キャラが居たわ)
さて…気を取り直して、皆に聞きたい事があるの。

セシル「何だい?」

皆はスクエニ音楽で、一番気に入ってるのは何かな?

ローザ「私はクロノの世界の曲で気に入ってるのは、ルッカのテーマかしら」
リディア「あれ、カエルさんより短いわよ」
ローザ「彼女なりに明るくて、クロノに一目惚れって感じがするわ」
ルッカ「……(そっか、原作だと…そうなるわね)」

私は……、セリスのテーマね。
音楽自体は優しいし、彼女のテーマって感じがするの。
くっつくとしたら、マシュセリね。

クロノ「それって後半の世界からだよな、セリスが旅立つのは」
セリス「確かに…、私は最初マッシュと合流するからね」

ドラクエではアルマリ、FFだったらセシロザ&バツティナよ。
幼馴染コンビと言っても、お互い好意を抱いてるって感じがしたの。

マール「……そう言えば私、いつの間に玉葱君の騎士になったの?」
玉葱「僕が決めたんだよ、マールちゃん」
マール「私の気持ちを考えずに、勝手に決めるってのはどう言う事よ〜」
スコール「………(流石は、ガルディアの子孫だな)」
ルーネス「玉葱の奴、彼女に何したんだ?一体」

マールが暴走したので、そろそろ失礼します。
あんた達、彼女の怒りに巻き込まれたら危ないわよ。
では、私はこれで……(逃走)

ジタン「俺等も逃げるか、クロノ」
クロノ「そうだな、ジタン」

次は、本編を再開します。
引き続き、宜しくお願いします。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月04日 (木) 07時57分 [1112]   

第12話「ロックのプレイ日記 〜マリオカート編。〜」


「懐かしいな、マリオカートは」
「僕もやった事ありますけど、結構吹き飛ばされました」

俺とアルスは今、マリオカートに夢中だった。
結構難しかったのは、ワリオスタジアム。
あれってすげぇ難しかったよなー、ゴールに辿り着くまでの間は。
たまには兄貴達にも、甘くなって欲しいし。

ザックス、少しはあいつらの事…分かってやりな。
その頃彼は、兄貴達の部屋に入り込もうとするエドガーを必死で止めていた。
そういうとこだけは、俺と似てるなー。
彼もきっと、呆れていると思う。

「ったくエドガーよ、お前さ…自分で懲りないと思ってないのか?」
「何故だ…何故私の邪魔をするんだ、ザックス」
「クラウドに頼まれてんだよ『バッツとティナの見張りを、しっかりやってくれ』ってな」
「そうそう!だからクラウドは、頼れる私達を選んで、バッツ達の見張りをお願いしてくれたの」
「君も実に美しいな、レディ…」
「俺のエアリスに触るな、変態国王」

ま〜た始まったか、あいつの女性口説きが。
そんなんだからお前は、恋人とか出来ないんだぞ。
クロノは必死であいつを殴りたいそうだが、ジタンが彼を抑えている。
俺達の応援をしてるのは、ルッカとマリベル。

その時、セオドアが俺達の所に来たんだ。
ごめん!もうちょっとだけ、待っててくれよな。

「やったぞー!俺の勝ちだ」
「僕のキノピオでさえも、勝てなかったな〜」
「ロックさんはルイージを選んでたからね、アルスも頑張ったわ」
「その程度では、私の兄を追い越す事は不可能なのよ」
「………一言多いぞ、ルッカ」
「……………」

流石に、言い過ぎたか。
落ち込むルッカを、マリベルは必死で支えている。
アルスの幼馴染なのに、中々やるな。
セオドアは、俺じゃなくて…アルスに話しかけて来た。

――――――やっぱ、気にしてたんだな。

2人はやっと、仲直りすることが出来た。
二度と喧嘩なんかするんじゃないぞ、2人供。

〜エンドトーク〜
クロノ「エドガーの奴、今度エアリスを口説こうとしたら只じゃ済まさないぞ」
ジタン「落ち着けクロノ、今はザックスに任せておけば良いんだ」
シスネ「何かあったの?ジタン」
ジタン「あっシスネさん、クロノがさ…エドガーの事で怒ってるんですよ」
シスネ「クロノ…気持ちは分かるわ、これは彼自身の問題なの」
クロノ「………」
シスネ「貴方がザックスの役に立ちたいって思う気持ちは、誰だって同じなの」
バッツ「あのクロノが、黙っている」
ティナ「これは、シスネさんのお陰ね」
セシル「確かにシスネさんの言う通り、これはエドガー自身の問題なんだよ」
バッツ「散々女性を口説いて来たのに…、懲りないよな」
ティナ「何か私、怖くなって来たわ」
バッツ「大丈夫さ!ティナは俺が守る、絶対に約束は守るぜ」
ティナ「ありがとう…、バッツ」
クラウド「……お熱いな」
フリオニール「若さじゃないか、これは」

少しクラウドが、暗く見えて来ました。
次からはもう少し、明るくしようと思います。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月04日 (木) 14時18分 [1113]   

第13話「ライト二ングの妹、セラ登場。」


ガチャッ

「お姉ちゃん、久し振り」
「………何で此処に居るんだ、セラ」
「どうしても会いたかったの、お姉ちゃんに」

セラって、ライト二ングさんの妹だったんだな。
俺とアルスは彼女達を、陰から見守っていた。
そう言えば2人供、髪形が似てるな。
エドガーに口説かれないように、今のうちに言って置くか。

俺は彼女に、事情を話した。
ライト二ングさんの笑顔は、アルクゥ限定だ。
その頃マールは、未だに落ち込んでいる。
何故自分が玉葱の騎士なのか、気にしているんだな。

「マールちゃん、元気出して」
「どうして……どうして私が、貴方の騎士なの」
「それは……、僕が君と一緒に居たいと思ったからなんだよ」
「………そうだったのね」
「マールちゃん?」
「ごめんね玉葱君、私…貴方の事今まで知らなくて」

やっと、彼女に笑顔が戻ってきた。
玉葱!これからはしっかりと、マールを守って行けよ。
決して!俺のようには、絶対になるな。
お前はお前のやりたいように、彼女を守れば良いんだ。

本当に、リーネ王妃様の生きうつしだな。
彼女に、良く似てる。

――――――レイチェル、お前はこのまま…空から見ていてくれ。

少なめな文で悪いけど、これからはもう少し長く書こうと思う。
引き続き、宜しくな。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月04日 (木) 20時49分 [1114]   

第14話「セリスが怒った?」


「おのれジェクト、わしの大好物を食べたじゃろ?」
「済まねぇ…済まねぇ……あっ!」
「なぬっ!?」
「あ〜あ、これ…あの嬢ちゃんが大事に集めてる絵本だぞ」
「ど…どうすれば良いんじゃ、これは」

お前達が暴れるから、こうなったんだぞ。
彼等の前に来たのは、ザックスとエアリス。
エアリスは呆れ顔で、ザックスは驚いている。
その場を見られた暗闇の雲達は、セリスの前で慌て始めた。

2人はひそひそ話しながら、セリスの事を考える。
だが彼女の怒りは、相当キレてるみたいだった。

「誰…?誰が、破ったんですか?」
「「ひぃぃぃぃぃー(めっちゃ、怒っとるーーーー)」」

暗闇の雲とジェクトさんの事を考えて、2人を庇うザックス。
だがセリスは、簡単に許してはくれなかった。
彼女の涙には、誰も敵わなかった。
いきなり門限変更や、ライト二ングさんを保護者側に付けるなと言うセリス。

(うっ…済まない、それはザックスじゃなくて…私から申し出たんだ)

ライト二ングさんは少し困った表情をし、自分のしてしまった事に後悔していた。
新しい本が来るまでの間、セリスはティナの真似をする。
ザックスはきっと、すぐに許してくれると思っていた。
彼は身代わりになっている間、信頼感のあるクロノに新しい本を用意するよう…頼んでいた。

次の朝、彼女の元に新しい本が入って来た。
新たな本を見て、セリスは笑顔。

「良かったな、セリス」
「ええ…ありがとう」
「だけどさ、古い本はどうすんだ?もう…使い物にならないと思うけど」
「使えないけど、大事に取って置くわ」

悲しいんだな、セリス。
君の気持ちは、カインに届いていた。
カインが取った行動は、彼女の役になる為。
あんなにボロボロだった本が、1日で治っていた。

セリスは、手を怪我したカインをじっと見る。
それはライトさん同様、小人さんが治したと発言した。
嬉しくて溜まらないセリスは、カインに抱き付く。
彼女を傍で見ていたジェクトさん達は、号泣。

今回は、俺とルッカの出番じゃないようだな。
本を大切にしろよ、セリス。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月05日 (金) 07時15分 [1115]   

第15話「それぞれのバレンタイン。」

※今回の話は、カイセリ&スクエニオンリーでお送りします。
※出番遅れのカインとセリスの、微笑みな感じのお話です。

――――――2009年、2月14日。

この日は普通、女の子が男にチョコを上げると言う決まりがある。
既に誰かが、セリスの傍にやってきたようだな。

「セリスさん!僕セリスさんが大好きです…ぼ、僕と付き合って……ぐえっ(ティーダに踏み潰される)」
「セーリースー!いつも一緒に話してくれてありがとッス、大好きッスよ」
「俺も!トラ型フィギィアチョコ…作って来た」

最初はセオドア、その後にティーダとクロノだな。
お前…ティーダと同い年だったのか、驚きだな。
何かタイミングが、幼稚だな。
セリスが目を付けたのは、ゴルベーザ。

彼女はゴルベーザにお礼を言うと、彼は慌てる。
クロノはセリスにくっついたまま、へらへらと笑う。
セシルとジタンに囲まれ、セリスは万面の笑顔。
その後に来たのは、スコール。

「セリス…あまり用意してなくて済まないが、受け取ってくれないか?」
「スコール!ううん…気を使わなくて良いのに」
「皆渡してるしな、気持ちって事で」
「ありがとう、頂くわ」

今回のライトさんからの贈り物は、でかい。
剣で固い奴を斬ると、セリスをアレンジして出来上がったチョコレートが現れた。
流石にスコールとセリスは、予想外な表情。
傍で見ているルーネスは、呆れ顔。

出番が遅れ、1人離れた場所で大泣きしている者が居た。
俺は初めから、好きな相手に渡すって決めてたからな。
ルッカも微笑みながら、俺に抱き付いて来る。
ったく……、何回も止めろって行ってるのに。

「カインさん!」
「あっ…セリス」
「しーっ!姿が見えないから、どうしたんじゃないかなって思ったの。もしかしてカインさん…それは私に?」
「ああ……あまり上手くなくて、出来なかったが」
「今、頂いても良いかな?」
「あ…ああ、勿論」

すげぇ照れてるな、カインの奴。
自分の愛する者の前では、照れるのか。
それ以外は普通に冷静だが、セリスの前だと表情を変える。
セリスから渡されたチョコを見て、カインは真っ赤。

皆に配って来ると言い残し、カインはショックを受ける。
ティーダ達皆、黒いラッピングだな。
カインにも、幸せな日々を。
っていつの間にか、俺達にもチョコが配られていた。


〜エンドトーク〜
ティーダ「そう言えばさ、バッツ達出て来なかったッスね」
クロノ「バレンタイン直前に、風邪でも引いたんじゃないか」
クラウド「いや!出掛けてたんだ、あの2人は」
リディア「まさか、私まで貰えるなんて…」
エッジ「固い事言うなよリディア、気持ちだ…気持ち」
レナ「私と姉さんも貰ったの、とても嬉しいわ」
ファリス「本当はね、女の子から男の子にチョコを渡す行事なの」
エアリス「ちょっと待って!私達も、出て来てないのよ」
ザックス「俺等……、最後まで出て来てなかったよな」
エアリス「本当!バッツ達って、何処まで、お熱いのかな」
ローザ「……(彼等の悪口を言ったら貴方達、とばっちりを受けるわよ)」

エアリス…ザックス、本編に出すの忘れてごめんなさい。
次からは、出番を増やすように心掛けるわ。
ローザ……、中々良い台詞だったわ。

ローザ「そ…そうかしら」

ええ、大人の女性って感じだったわ。
これからも、引き続き頼むわ。


  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月05日 (金) 16時03分 [1116]   

第16話「ホワイトデー ティナとセリス 親友同士の友情。」


今度は俺達が、チョコを返す番なのか。
ルッカから配られたチョコは、フェニックスをイメージしたチョコレート。
彼女の面影に、レイチェルを感じていた。
妹を思わない兄なんて、何処にも居ない。

クラウドもきっと、俺と同じ事を考えている。
アルスやクロノと言う、2人の少年を育てるのも苦労してるしな。
あいつは結局、ソルジャーに慣れなかった。
はぁ…、お前まで抱えてんのか?何か失った過去を。

「兄貴!」
「どうした、クラウド」
「ちょっとあんたに話があってな、向こうで話さないか?」
「ああ、良いぞ」

これはきっと、男同士の友情だ。
俺は元の世界で何回も、ティナを離したくないって思ってた。
今の俺と一緒に居ては、過去を思い出してしまう。
レイチェルを2度失い、やる気を無くした俺を…ルッカが助けてくれた。

彼女には、一流の発明家になると言う大きな夢がある。
あれ程の力ならきっと、夢だって叶う筈だ。
俺の最愛の妹、ルッカ。
彼女に出会って、俺は少しずつ変わって来た気がする。

「ルッカを失いたくないって顔をしてるな、兄貴は」
「……何で、分かったんだ?」
「そう顔に書いてあったんだぞ、あんたは」
「………俺は、彼女と居ると凄く穏やかな気分になるんだ」
「そうか…俺はな、サロニアでバッツ達を守る護衛騎士になったんだ」
「護衛騎士か、カエルみたいな職業だな」
「あいつはクロノの世界の仲間だ、魔王の呪いで…蛙にされたらしい」

中世の魔王、か。
その正体は…、古代のジール王国で見た少年・ジャキ。
12000万年の時代って事は、クロノの世界は時間を旅する場所なのか。
クロノは元々雷系の魔法を得ているし、ルッカは炎系の魔法を得ている。

ファイガやフレア ケアルガやサンダガは、俺達の世界にもあるぞ。
だが、アルスの世界にはそう言う魔法はない。
メラやメラミは、ファイアやファイラみたいなものだ。
今のアルスは、セオドアと仲が良い。

―――――――その頃、ティナは。

「♪〜♪〜♪」
「もしかしてそのチョコレート、お兄ちゃんに渡すの?」
「うん、彼…私に一目惚れだから」
「本当ね!ロックとは逆だし、良い人よ…彼は」
「セリスは?誰に渡すか決めたの」
「私はカインさんに渡すわ、彼からチョコレート貰ったし…今度は私がお返しをする番だからね」
「優しいな〜、セリスは」
「そ…そうかしら?」
「ええ!私達よりも、そっちの方が羨ましいよ」
「ティ…ティナ!」

珍しいな、セリスが真っ赤になってるなんて。
俺とクラウドは、彼女達を陰から見守っていた。
セリスにはカインが居るし、ティナには兄貴が付いてる。
お互い…守るべき人の為に、必死だと気付いたんだ。

今回は、彼女の慌てた姿を見れたのが良かったな。
俺達は微笑みながら、愛する者の傍に行く。
クラウドはティファ、俺にはルッカが傍に居てくれる。
もう君を離したりはしないよ、ルッカ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月05日 (金) 21時53分 [1117]   
済みません、ちょっと本編をお休みしてランキングに行きます。
お題「コスモス組で、一番背の高い登場キャラランキングベスト30。」
勿論、女性も入ってますよ。
それでは、発表します。

まずは第26位;カエル 137cm
これは、クロノトリガーからの登場キャラです。

ジタン「137cmって、セオドアやアルスより低いんだな」
クロノ「まぁな!成長期は、俺より背高かったし」

第25位;アルクゥ 143cm
一瞬女性じゃないかって思ったけど、男の子でした(笑)

アルクゥ「僕って、こんなに低かったっけ?」
ライト二ング「私より低いからな、貴方は」

第24位;セオドア&アルス&ルーネスor玉葱 145cm
FF4続編の主人公 ドラクエ7の主人公 FF3の主人公が初のトップ30入り。
まぁ、カエルやアルクゥもそうだけどね。

カエル「何故だ…何故私は、彼等より低い」
アルス「ルーネスさんの世界に居る王様って、アルクゥさんより低いんでしょうか?」
アルクゥ「うん、元は王子だけど…仲が良いんだ」
セオドア「……僕、初めて呼ばれた気がします」

第23位;ジタン・トライバル 153cm
尻尾が目印の盗賊だけど、女性に弱い。

ジタン「簡単過ぎじゃね?説明が」
クロノ「そう文句言うな、俺の方が背高いし」
ジタン「………(ずーん)」
クロノ「お…おい、落ち込むなよジタン」

第22位;クルル 154cm
FFシリーズ初のヒロインが、トップ30入りです。

第21位;リディア&マール&リュック 158cm
FF4のヒロインと、クロノシリーズのヒロイン FFXのヒロインが夢の第21位。

リディア「私…そんなに高かったのね」
マール「でもね、肝心のリルムちゃんが入ってないわ」
リュック「多分、行が問題じゃないの?マールちん」
マール「あと、セルフィさんが入ってないわ」
リディア「細かい事は気にしなくて良いわ、執筆者さんに怒られるから」

第20位;ティナ&ルッカ&ユフィ 160cm
FF6の主人公ティナと、クロノの幼馴染・ルッカ 忍者娘のユフィが同時にランクイン。
皆、背の高さが一緒ね。

クラウド「………」
クロノ「………」
セリス「何黙ってるの?あんた達は」
カイン「今は、そっとして置こうか?セリス」

第19位;レナ・シャンロット・タイクーン 161cm
タイクーンの王女様で、動物を労わる優しさを持つ。
FFVの第1ヒロインで、クルルや姉のファリスとは仲が良い。

第18位;ローザ&ユウナ 162cm
セシルに好意を抱く白魔道士・ローザと、ティーダに好意を抱く召喚士の少女・ユウナが初登場。
う〜ん、大人っぽくて可愛い。

セシル「……確かにローザは、僕に一目惚れだったからね」
ティーダ「そういえば、ユウナも一緒ッス」

第17位;ガウ&エアリス&リノア 163cm
野生児ガウ、セトラの生き残りエアリス ティンバーのレジスタンスのリノアが初のランクイン。
ガウは言い方がエイラに似てるけど、心強い。

ガウ「……」
エアリス「そんなに、落ち込まないで?同じ背だけど、年は、貴方の方がリルムより、少し上なの」
リノア「私……、スコールに一目惚れだったかな?」
エアリス「少し、空気を読んだら?リノア」

第16位;ティファ・ロックハート 167cm
モンクっぽい体形だけど、本人は美少女格闘家。
クラウドの幼馴染だけど、彼と同じくセフィロスに故郷を燃やされた過去を持つ。

ティファ「あいつのせいで、村の皆が」
ライト「それは、許せない事だな…ティファ」

第15位;クロノ&エイラ&ゼル 168cm
あの3人が、同じ身長だとは思えない。

クロノ「………確かに」
エイラ「クロはともかく ゼル一緒 納得 不可」
ゼル「……(何言ってるか、分からんな…この人は)」

第14位;ファリス&セリス&キスティス 172cm
女船長ファリスと元女将軍・セリス、バラムガーデンの元女教師・キスティスが初のランクイン。

ファリス「コスモス様って…、もっと高いかしら」
セリス「えっと……」
キスティス「まぁまぁ、続きを見てみましょ」

第13位;クラウド・ストライフ 173cm
私の中では、一番カッコいいキャラ。
ティナと組んだら、もっと強くなりそう(笑)

クラウド「確かに、その通りだな」
クロノ「……(まさに、本気の目)」

第12位;ロック&ティーダ&ロボ 175cm
冒険家やエースはともかく、人型ロボットが一緒とはあり得ない。
まぁ、同じスクエニ社だから仕方ないよね。

第11位;バッツ・クラウザー 176cm
DFFで良く使う、高所恐怖症。
何で……、高い所は苦手なのかな。

バッツ「……聞くな、それだけは」
ティナ「相当、苦労してるのね」

第10位;スコール・レオンハート 177cm
冷静沈着で、リノアには甘い存在。

スコール「……(何故、分かってしまうんだ)」

第9位;セシル&カイエン・シャドウ&シド 178cm
あの50歳児の侍が、そんなに高いなんて…思えない。

第8位;ラグナ・レヴェール 181cm
スコールの父親で、元ガルバディア軍の兵士。

第7位;カイン&エドガー&フリオニール 183cm
あんの色男め、許さん。

アルティミシア「……流石に、怖いですね」

第6位;ヴィンセント・ヴァレンタイン 184cm
まさに予想以上の、クールな性格。

第5位;ザックス・フェア&アーヴァイン・キニアス 185cm
えぇー、あの銃男が……。

第4位;サイファー・アルマシー 188cm
スコールの、一番のライバル。

第3位;ウォーリア・オブ・ライト 189cm
伝説の称号を持つ戦士、コスモスに弱い。

第2位;マッシュ・レネ・フィガロ 193cm
ダンガン流格闘技を持つ、モンク僧。

第1位;バレット・ウォーレス 197cm
元アバランチリーダー、マリンを娘のように可愛がる優しい一面を持つ。

バレット「まぁ、原作でも彼女を育ててたからな」
マッシュ「あんたのその銃は、その時の…」
バレット「おう、まぁな」

これで、終了です。
皆、長い時間の間…ありがとうございました。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月06日 (土) 07時44分 [1118]   

第17話「アルクゥの死。」


『ねぇライト二ングさん、僕が見えますか?』
『ああ…さっきは済まなかったな、アルクゥ』
『気にしない方が良いですよ!セフィロスの事…僕に任せて下さい、そして貴方は自分の事だけを考えて下さい』

「夢、か」

彼女が見た夢は、アルクゥと別れた時の夢。
だが、それは夢ではない。
ライト二ングさんの部屋にノックをする、レフィア。
物音を聞き、彼女は起き上がった。

レフィアからアルクゥの事を聞き、一緒に連れて行く仲間を起こす。
彼女が選んだメンバーは、ジタンと親しき青年・クロノ。
元バラムガーデンの女教師、キスティス。
そして船は、ハイウィンドを選んだ。

「アルクゥの奴…、何考えてんだよ」
「もしかして彼は、あの場所に……」
「あの場所?それは何処だ、キスティス」
「別名;古代種の都…忘らるる都に行くには、ルナハープと言う武器が必要なんです」
「ボーンビレッジで、発掘するしかないよ」

確かにな、そこを通らないと…アルクゥの所には行けれない。
後は、あんた達に任せるよ。
俺も一緒に行きたいけど、ルッカの傍を離れる訳には行かないんだ。
クロノ!お前がしっかり、彼女達を守るんだぞ。

―――――――俺は、二度とルッカの傍から離れないと決めた。

最愛の妹を残して行くなんて、俺には出来ない。
兄貴達の事は、俺に任せな。

「アルクゥ!」
「……ライト二ング、さん」
「貴方を迎えに来た、さぁ私の元へ…」
「ホワ―ホッホッホ、それは困りますねぇ」
「お前は…ケフカ!」
「この少年はもう、僕ちんの人形なんだよ」
「アルクゥは……、彼は私の大切な騎士だ」

これが女戦士、ライト二ングさんの力。
出会えた仲間・アルクゥに心を引かれ、彼に好意を抱いている。
ケフカを彼女に任せ、クロノ達はアルクゥの元へ行く。
だが…、ケフカの攻撃は収まらなかった。

キィィン

そんな時、誰かがクロノ達の前に現れた。
この金髪の青年は、クラウド。

「俺の弟には、指一本触れさせないぞ」
「カァーッ、しつこいんだよお前も」
「クラウドさんを侮辱した者は、僕が許さない(フレア>ケフカ)」
「お願い、シヴァ(ダイヤモンドダスト>ケフカ)」

すげぇ……、流石は元魔人。
あのフレアは、ルッカの最上級魔法だ。
クラウドを侮辱したケフカを、アルクゥの怒りで戦う。
まさに、エアリス譲りの怖さだな。

戦ってしばらくが立ち、ケフカは敗れた。
アルクゥはライト二ングさん、クラウドはクロノを受け止める。
まさに兄弟愛だな、これは。
お前は最初から凄い奴だったけど、強かったぜ…クロノ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月06日 (土) 12時11分 [1119]   
第18話「アルクゥの涙とライト二ングの微笑み。」


此処からは、ルーネス視点です。
彼なりに、頑張ろうと思います。

―――――――貴方の心の中の、その人を愛して上げて。

レイチェルさんは一体、何を伝えたかったのかな。
クロノ達と無事この館に帰還したけど、アルクゥの様子が変だった。
何かあった?って聞こうとしたけど、イングズに止められてしまう。
俺達…、心配してたんだぞ。

「お帰りなさい、クラウドさん」
「ああ…済まないなレフィア、あんたに留守を任せて」
「良いんですよ!少しでも私は、貴方の役に立ちたかったのですから」

良く言うぜ、最初はアルクゥの事心配してた癖によ。
確かに今は、そっとしといたほうが良いな。
アルクゥ……、もう何処にも行くな。
お前には、ライト二ングさんが居る。

―――――早まっては行けませんよ、アルクゥ。

帰って来たと言っても、アルクゥは大粒の涙を流していた。
今はライト二ングさんと同じ部屋だからな、お前は。
今回は…親友である俺の出る幕じゃない、よな。
彼の事…任せますよ、ライト二ングさん。

「ぐすん…ぐすん」
「アルクゥ…私がどれほど貴方を心配したか、分かるか?」
「……えっ?」
「私はな、貴方ともっと一緒に居たいんだ」
「無理ですよ、僕と一緒に居たら…今度は貴方を傷付けます」
「はぁ〜貴方は何も分かってないな、アルクゥ」
「……ぐすん」
「私の好きな貴方は、そんな事で弱音を吐かない筈だ」
「……ライト二ングさん」
「何の為に私が居ると思っているんだ!私はもう、正式にアルクゥの騎士だぞ」
「う う う うえ〜ん、ライト二ングさーん」
「今はしっかり泣くんだ、私が貴方の悲しみを受け止めてやるぞ」

こんなにアルクゥが泣くなんて、初めて見たよ。
これほど涙を流したのは、レフィア以来だな。
俺の世界でも、そうだった。
一度仲間になって一緒に戦ってくれた…ドーガとウネを亡くし、レフィアは凄く泣いていた。

アルクゥ…お前は、俺の大切な幼馴染なんだ。
お前はもう1人じゃない、彼女が傍に居る。
だからさ、何も迷う事はないんだ。
お前に何かあったら、俺達が守って見せるぜ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月06日 (土) 16時37分 [1120]   

第19話「ロックとルッカの結婚式。」


俺はその頃、皆に黙って故郷の村に帰って来ていた。
本当はアルクゥに一言声をかけたかったけど、昨夜は凄く泣いていたからな。
今はライト二ングさんと一緒に居るし、心配ない。
じっちゃん…俺さ、この1年間皆と一緒に頑張って戦って来てるんだよ。

皆に出会って、俺も少しずつ強く慣れた気がするんだ。
コスモス側の戦士で、本当に良かったよ。
でも、また皆に会いたくなったな。

「ルーネス、探したぞ」
「イングズ…クロノさん」
「ったくお前なー、行き先位は俺達に一言言えっていつも兄さんに言われてるだろ?」
「……邪魔したくなかったんだ、彼等の幸せを。」
「良い知らせだ!ロック殿がついに、ルッカ様と結ばれる事になったぞ」
「えっ……」
「場所はバロン城だ、俺達と一緒に行こうぜ」

そうか、やっとあの人にも幸せになれる時が来たんだ。
今までは普通の兄妹だったけど、これからはコール夫妻だ。
ルッカさんを愛するロックさんの想いは、今も変わらない。
俺も一緒に連れてってくれ、2人に感謝の気持ちを伝えたいんだ。

故郷の村を後にすると、外にはシルバードが置かれていた。
これが……、クロノさんの世界にある飛空艇なのか。
3人乗りって事は、俺達が丁度合うな。
行こうぜ2人とも、バロン城に。

――――――その頃、バロン城では。

「大臣!ちゃんとルーネスに、伝えたのか?」
「はい!もうすぐ、こちらに来ると思いますが…」
「エドガー様!イングズ様 クロノ様 ルーネス様がお見えになられました」
「そうか、3人をお通ししろ」

俺達の入場と共に、バロン城を開門。
この城は、セシルの世界にある建物だ。
俺の世界にあるサス―ン城や、サロニアとは違う。
城なら、3つの王国があるからな。

エドガーは元、フィガロの若き王様。
キスティスさんの話に依ると、彼は子供から老人まで口説くらしい。
俺の大事な人は、レフィアしかいない。
彼女に手を出したら、許さないぞ。

――――――ロックさんとルッカさんの退場曲は、クロノさんの世界の曲・遥かなる時の彼方へ。

本編の曲とは違うが、とてもいい音楽だな。
クロノさんはショックを受けるが、ジタンが彼を支えている。
初めからこの2人は、恋に落ちていたからな。
貴方には、ガーネット姫様が居ます。

「皆…俺達の為に集まってくれて、サンキューな」
「気にすんなよロック、お前が決めた事だからさ」
「大丈夫!兄貴ならきっと、ルッカを幸せにしてやれる」
「クラウド…お前、泣いてるのか?」
「済まない………、泣かないとあれほど誓ったが」
「こっちに来い…、新たな王の命令だ」
「……変わってないな、俺は」

子供のように、大いに泣くクラウドさん。
例え生まれ故郷が違っても、2人は兄弟。
俺には、兄的なイングズが居るけど…彼は冷静だ。
こんなの、頼めれない。

弱音を吐いては駄目なんだ、俺は。
レフィアを守る騎士として、俺は進む。
彼等のように、強くなりたいんだ。
コスモス様…引き続き俺達の事、見守ってて下さい。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月06日 (土) 18時34分 [1121]   

第20話「ティナ 失踪。」

「ティナさん!」
「ティナ様ー!」
「可笑しいですね、何処に行ったんでしょうか」
「私も、何も聞いていない(しょぼん)」
「わしも見て来たが、向こうには居なかったぞ」

何故だ、何故急に彼女は居なくなった。
つーか……バッツも、居ないし。
だけど、ティーダは気付いていた。
彼が初めから、居ないって事を。

――――――その頃、バッツを。

自分の勘でティナを探し、森の奥へ進んでいた。
彼が見たのは、幻獣と話しているティナの姿。

「じゃあねティナ…また会いましょ、お迎えが来たようよ」
「うん…ありがとう、シヴァ」
「………(俺が居なくても、彼女は悲しんでいない)」

おいおい、そこで納得すんなよバッツ。
いつ彼女に危険が迫るのか、分からないんだぞ。
あんたがしっかり見張っていないと、彼女を危険にさらすはめになるぞ。
そこだけは気を付けろよ、バッツ。

2人はそのまま、表情を変えずに俺達の所に帰って来た。
イングズは今までショックを受けていたが、ティナの無事を確認し…笑顔に戻る。
まさに、アルクゥ並の行動力だな。
俺はこれから、レフィアを守ろうと思う。

〜エンドトーク〜
アルクゥ「……ぐすん、ぐすん」
ライト二ング「大丈夫だ、私が付いてる」
アルクゥ「ありがとう、ライト二ングさん」
セリス「彼に弱いみたいね、ライト二ングさんは」
カイン「ああ、俺達も…負けてられないな」
セリス「愛してるわ、カインさん」
カイン「俺も…お前をエドガーには、近付けさせない」
ジタン「………(すげぇ、自信満々だな)」
クロノ「カインなら、セリスを守れそうだな」
ジタン「そうだな、クロノ」
ファリス「あんた達…、そんな呑気な事言ってて大丈夫なの?」
ジタン「……何か、心配事でも?」
ファリス「ロック達の事よ、どうするの?あの2人は」
イングズ「私が守ろう、2人を」
ファリス「でも貴方は、サラ姫様を守らないと行けないのに」
ベアトリクス「心配には及びませんよファリス船長、サラ姫様の事は…私が責任を持ってお守りします」
ファリス「……貴方がそう言うなら、大丈夫ね」

ファリス…、貴方が不安なのは分かるわ。
今は……ベアトリクスの気持ちに、答えて上げて。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月06日 (土) 20時46分 [1122]   

第21話「ティナの暴走。」

本当にお熱いな、あの2人は。
ロック達が結婚して、暫くが過ぎた。
コスモスの館に戻ってきたのは良いけど、何か微妙に足りないメンバーが居た。
そう言えば、ティナの姿が見えない。

「どうしたのルーネス、顔色が悪いわ」
「……ティナが、居ないんだ」
「あの子なら大丈夫よ、今はお兄ちゃんが傍に居るから」

セリスさんはいつも、気楽で良いですね。
俺なんか、そんなんじゃないけど。
レフィアを残して行く訳には、行かないんだ。
今は……、黙って彼等を見届けよう。

―――――――おいぃぃぃ、まだ甘くなってたのかよ。

余計な心配をしてたようだな、俺は。
あんた達が幸せなら、それで良い。

「………」
「大丈夫だって、俺が傍に居るんだ」
「でも……、力が怖くて」
「まさか、これは……セリス!セリス―」
「どうしたの、お兄ちゃん」
「ティナの様子が変なんだ、助けてくれ」
「い…嫌、力が」
「波動よ(ファイガ>ティナ)」
「行くぞ…ん〜、輝きの世界よ(魔法剣ブレイブブレイド>ティナ)」

バッツとセリスさんのコンビは、合っている。
セリスさんは魔法で援護し、バッツは必殺技でティナの暴走を止める。
彼女の力は、少しずつ収まって行った。
良く頑張ったな、2人供。

後は、目を覚ますのを待つだけだ。
俺達を置いて死ぬな、ティナ。
貴方には、まだまだ話したい事が沢山ある。
バッツ!お願いだ…ティナを、守ってやってくれ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月07日 (日) 19時55分 [1123]   
第22話「バッツの涙。」


昨夜から、ティナの目覚める気配はない。
やっぱりあの時は、やり過ぎだと思うんだ。
いくらティナの暴走を止める為とは言え、あんなに攻撃したら…駄目だ。
今は、ティナの回復を待とう。

――――――俺には、やることがある。

レフィアは今もロックさんに好意を抱いてるらしいけど、彼は君ではなく…ルッカさんを選んだ。
大切な妹を、受け止めるのは兄の役目だ。
イングズには引き続き、バッツ達を守らせて置こう。
後は頼んだぜ、イングズ。

「バッツ様…後は、私にお任せ下さい」
「済まないな、イングズ」
「サス―ン王国の兵士であるので、心配はいりません」

確かにな、まるで彼に忠誠を誓っているように見えるよ。
この1年で、彼は逞しくなったんだ。
俺は……、お前のようにはなれない。
それどころか、なす術がないんだ。

ジタンを見ていると、あいつは微笑む事が多くなった。
彼を変えたのは、クロノさんのお陰だ。
もう……、彼の傍を離れるんじゃないぞジタン。
あんたに取って彼は、大切な人だからさ。

「うっ……」
「気が付きましたか?ティナ様」
「バッツは?」
「今は席を外しています、私が呼んで参りましょう」
「お願いね、イングズ」

良かった、彼女は正気に戻っている。
きっとティナは、自分のした事を後悔しているんだ。
――――――散々バッツやセリスに、迷惑をかけたのは私。
彼女は今、こう思っている。

バッツが来たら、ちゃんと謝りなよ。
これからはずっと、君が彼を守らないと行けないんだ。

「おっティナ、気付いたか?」
「イングズがずっと…、私の看病をしてくれたのね」
「ああ……昨夜はごめんな、ティナ」
「良いの!貴方やセリスのお陰で、力は収まったから」
「情けないよ…俺は!あんなに、ティナを大切にするって誓ったのに」

バッツの目から、大粒の涙が零れて来た。
馬鹿だな、あんたが泣くのは変だぞ。
大丈夫さ、ティナなら許してくれる。
今更あんたが、彼女の前で弱音を吐いては行けないんだ。

ティナはしっかり、バッツの悲しみを受け止めていた。
バッツを自分の胸に抱き寄せ、2人は甘くなった。
今度はあんたが、彼女を守る番だぞ…バッツ。
ティナを一生懸命に守り切り…、彼女の暴走を止めてくれ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月08日 (月) 12時37分 [1124]   

第23話「ティナとクラウド 遠い約束。」


「………」

その日の夜、クラウドは元気がなかった。
新たなバロン王を迎えてから、2日が立った。
何を考えてるのか分からないけど、俺はただ…黙って見守る事しか出来ない。
あんたでも、気にしているからな…ティナの事。

今もティナは、愛と言う感情を知らない気がする。
一時の眠りから覚めたから、その感情がないんだな。
2人が再会したのは、星の体内。
俺のもう一人の人物・玉葱と離れ、その場所にやって来た時に…彼女の暴走は始まった。

―――――――助ける為にも、戦うしかなかったのか。

俺なら、そんな痛い目に合わせたくない。
レフィアが瀕死になった時は、俺が彼女を守る。
タカさんの1人娘だからな、俺が責任を持って彼女を守ろう。
この気持ちに、嘘はない。

「クラウド!」
「ティナか、どうした?」
「何か…星が見たくなってね、それで此処に来たの」
「バッツの奴、泣いていたらしいな」
「あれは元々、私が悪いの」
「!何があったんだ」

彼女の言葉に驚いたクラウドに、ティナは今までの事を話す。
何でだろう、ケフカが来た訳でもないのに…暴れるのは可笑しいぞ。
ティナでも、その力をコントロールするのは難しい。
彼女には幻獣と、人間の血がある。

ティナの故郷・幻獣界は、とても穏やかな世界だった。
嵐の日に人間の女性が倒れ、1人の幻獣は彼女を助ける。
目を覚ました女性は、幻獣から今までの事を話した。
その時に言った言葉は、こんな言葉だった。

――――――人と幻獣は、相容れない生き物。

それでティナは、2人の間に生まれたんだな。
だからティナの魔力は、生まれた時から得ていたんだ。

「……許せないな、それは」
「ケフカは、私の力を利用して…魔導帝国を作ろうとしているの」
「そんな事、絶対にさせない」
「クラウド?」
「あんたをケフカに渡したら、俺はバッツに責任を問われる」
「………」
「ティナ…安心しな!あんたの事は、俺とバッツが必ず守るから」
「ありがとう、クラウド」

ティナの目から、涙が零れる。
クラウドの一言が、相当嬉しかったんだな。
君はバッツの妃で、俺達の大切な仲間だ。
ティナは1人じゃない、俺達が一緒に居る。

いつケフカが現れるかは分からないけど、恐れずに俺達と一緒に戦おうぜ。
ティナは今、サロニア王国の王妃だ。
愛する国王・バッツを守りながら、一緒に戦って行こう。
お前の好きにはさせないぞ、ケフカ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月09日 (火) 07時14分 [1125]   

第24話「モブリズの村。」

あの戦いから何年か立ち、クラウドは弟のクロノ アルスと一緒にモブリズの村に住む事になった。
アルスはカタリーナさんと話していたり、クロノは子供達の面倒 そしてクラウドは…皆の洗濯物を干していた。
――――――ティナ、こんな大変な事を続けるとは…羨ましいな。
あんたが羨ましがって、どうすんだよ。

カタリーナさんの恋人・ディーンさんはすぐ、アルスの存在を認めてくれた。
彼は突然、ティナの事を聞かれた。

「なぁアルス、ティナは元気なのか?」
「ええ!今はバッツさんと一緒に、サロニア王国に居ます」
「そうか…お前達が、彼女を支えているんだろ?」
「ほとんどは僕達ではありません、兄さんはいつもティナさんの事を考えるから」
「アルスー大変だ、兄貴が…」

クロノの悲鳴を聞き、彼の元へ駆け付けるアルス。
ったく、無茶するからだよ。
クラウドは38度の高熱を出し、寝たきりになってしまう。
彼の傍には、クロノが居る。

貴方もあまり、無理をしないでね。
離れてても、俺達は仲間だから。

「ねぇアルスお兄ちゃん…大丈夫だよね?クラウドお兄ちゃんは」
「大丈夫だよ!今は兄貴が傍に居るし、2人にさせようか」
「は〜い!」

少しはお兄さんらしくなったな、アルス。
そんな彼を変えたのはきっと、セオドアだろうな。
あいつとお前は、出会う度に喧嘩する。
兄弟同士で喧嘩したとこは、一度も見た事がない。

――――――その夜。

クラウドはそれから、長時間位眠っていた。
起き上がると、そこには熟睡中のクロノの姿があった。
――――――そうか、俺の為に看病してくれたんだな。
彼はそう思い、クロノの髪を撫でて外へ行く。

「………」

クラウドは何も言わないまま、俺達の事を考え始める。
俺も今すぐあんたに会いに行きたいけど、レフィアの傍を離れる訳には行かないんだ。
あとな、クロノがあんたの事…凄く心配してたんだぞ。
あんまり弟に、心配をかけるな。

今は何も考えず、自分の体の事を考えろ。
一日安静にしてないと、こっちが困るからな。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月09日 (火) 08時56分 [1126]   
第25話「クラウドとティファ 夜の底にて。」


翌朝、クロノは目をこすりながら起床。
だが…目の前に眠っていたクラウドの姿が、なかった。
クロノが手にしたのは、自分宛てに届いた一通の手紙。
そこには、別れの様な文章が書かれていた。

――――――クロノ、そしてアルスへ。
済まない…あんた達に心配を掛けたくないと思い、俺はこの手紙を書いた。
あんたのお陰で、すっかり体調は良くなった。
今回はクロノ、あんたに助けられたよ。

皆には悪いが、俺はやっぱりティファの事が気になって仕方なかったんだ。
幼い頃から同じ村で育ち、実の姉のように親しくして貰ったからさ…彼女には。
しばらく俺は、皆から離れる事にした。
バッツ達には、後で謝って置いてくれ。 クラウド―――――――

「……何カッコ付けてんだよ、兄貴の馬鹿」

全ての内容を読み終えたクロノの目から、涙が零れて来た。
確かにな、俺達に黙って行く事は可笑しいぞ。
俺達は仲間なんだ、どんな時でもあんたを探す。
そう決心したクロノは、セシルから託されたひそひ草を手に取り…モブリズの村に来るようにと伝える。

最初に来たのは元バロン王国竜騎士団隊長・カインと、元帝国の女将軍・セリスの2人。
っていーか、2人の身長が微妙に違うように見えるのは…俺だけか?
その後に来たのは、俺とレフィア イングズの3人。
アルクゥはきっと、ライト二ングさんと一緒に来るはずだろうな。

「珍しいな、お前から呼び出すなんて」
「………」
「そっか、クラウドが居なくなったのね」
「何故分かるんだ、セリス」
「私達を呼ぶ時のクロノの声は、何か悲しい感じがしてたの」
「俺達の時も、そんな感じだった」
「後は、他の連中だな」

イングズ、いつもあんたは冷静だな。
少しは、こっちの事を考えてくれよ。
俺達より遅れて来たのは、ロックさんとルッカさん。
相変わらずの兄妹愛だな、あんた達は。

時を操る魔女・アルティミシア 俺達の世界で一番の強敵だった暗闇の雲は今、コスモス側の戦士。
玉葱がきっと、俺達の為に戦ってくれたんだと思う。
全員がこの村に揃ったら、クラウドを探そう。
絶対に諦めないぞ、あんたの事。

――――――その頃、クラウドは。
幼馴染であるティファさんが経営している店・セブンスへヴンで、俺達の事を話していた。
1年振りの再会を果たした2人は、満面の笑顔。
それでだったのか、俺達に黙っていたのは。

「………」
「1年振りに再会したのに、そんな顔しないで」
「俺…、皆にどうしても謝りたい事があるんだ」
「何も言わずに飛び出して来たって事?それは、良くないわ」
「……ティファ」
「今頃ルーネス達は、貴方の事を心配している」
「昨夜はモブリズの村に居たけど、急に体の様子がおかしくなって…高熱を出してしまったんだ」
「それでもクロノはずっと、最後まで看病してくれたのね」
「………皆と再会したら、何を話せば良いんだろう」
「とにかく今は此処に居なさい、明日は皆がこの店に来ると思うから」
「ああ…そうするよ!ありがとう、ティファ」
「ふふっ!どういたしまして」

やっぱり、ティファさんは知ってたんだな。
俺達が、クラウドの事を探しているのを。
へへっ!貴方には、敵いませんね。
俺も今…、同じ事を考えていた。

彼女はきっと、俺達の為に叱ってくれたんだと思う。
クラウドとティファさんの故郷は、どんな所だろうな。
再会したら、一度そこへ行って見たい。
2人の故郷なら、今も残っている筈だ。

〜エンドトーク〜
ジタン「また、俺の出番がなかったよ」
クロノ「俺は出て来たぞ、一番初めに」
ジタン「お前でも、悲しむ時はあるんだな」
クロノ「ジタン?」
ジタン「お前がどんなに、クラウドの事を思ってんのかは分からないけど…兄弟としての絆は重要なんだ」
リルム「……お父さんとの絆も、大事なのかな?」
ジタン「ああ!親子の絆は、俺達以上に強いんだぜリルムちゃん」
リルム「そっか…そうだよね、ありがとうジタン」
カイン「ったく、あの馬鹿は」
セリス「………きっと大丈夫よ、クラウドなら」
イングズ「あと本編に出て来てなかったのは、バッツ殿達だな」
レフィア「大丈夫よ!彼等が来たら、出発なんだから」
ルーネス「……そう言えば、ライト二ングさん達は?」
レフィアイングズ「あっ………」
セリス「次の話で全員集結…か!いよいよ、クラウドを探す旅が始まるんだわ」
カイン「そうだな、セリス」
セオドア「……(次で、僕も参戦だ)」

セオドアまで、スコールの真似をしなくても。
執筆者の私がこう言うのもなんだけど、ルーネスの後に続いた2人の台詞が面白かった。

ジタン「完全に忘れた!って顔してたよな、あいつら」
クロノ「本人達の前で言う事か?ジタン」
ジタン「す…すまねぇ、クロノ」

クロノ…今回はあんたの泣くシーンを初めて書いたけど、どうだった?
台詞にしては、問題なかったでしょ。

クロノ「ああ!あれは本当に、泣けたよ」

と言う事で、そろそろ時間が迫って来ました。
次の更新時間は、9時半の予定です。
引き続き、宜しくお願いします。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月09日 (火) 17時09分 [1127]   

第26話「再会。」


ガラガラー

「いらっしゃい、クロノ」
「兄貴ー探したぞ、畜生ーーーーーー」
「く…クロノ」
「ふふっ!やっぱり2人は、仲が良いのね」

おいおい、いきなり飛び付くんですか?クロノさん。
彼はずっと、寂しかったんですね。
無事クラウドと再会して、良かったです。
言った傍から、アルスも泣いている。

何故泣いているんだ、このストライフ3兄弟は。
次男のクロノはジタンと仲が良いし、末っ子のアルスはマリベルに弱いからな。
そう言えば、身長も違うよな。
3cm位違うし……ってえぇー、マリベルの方が背高い。

「久し振りね、ロック」
「ああ!俺…やっぱりルッカを守る事にするよ、1年前まで君に甘えてばかりだったからさ」
「良いの!面倒見る位なら、いつでも私がするわよ」
「こ…今回は、遠慮して置くぜ」

流石にロックさんも、慌てている。
ティファさんの予想外な返事に、言葉が出て来なかったんだ。
ロックさんは175cm、ティファさんは167cmか。
身長差に依ると、2人は8cm違う。

ティナとロックさん比べると、15cm違うからな。
セリスさんはカインさんと、11cm違う。
レナさんやローザさんと比べて見ると、10cm違う事に気付いたんだ…俺は。
な…何だ?今何か、凄く鋭い殺気を感じるような気配がする。

「ルーネス……あんたは少し、黙っていなさい(スリプル>ルーネス)」
「あ〜セリスさん達の身長の話を、するからだよ」

た…玉葱ー、その言葉…そっくりそのまま返してやるぜ。
今はいかん、此処は黙って眠って置こう。
このスリプルは、敵や味方1人を眠らせる効果がある。
敵からの攻撃を受けると、目を覚ますのか。

最近…平和な世界に戻っているし、旅はこのまま順調に進みそうだな。
結構手間取ったけど、クラウドと再会出来て良かったな。
あんまり、クロノに心配をかけるんじゃないぞ…クラウド。
彼はな、ずっとあんたの事を探していたんだ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月10日 (水) 07時15分 [1128]   

第27話「クロノの決意。」


―――――――こうして俺達は、クラウドとティファさんが育った村・ニブルヘイムに着いた。
本当に誰もいないけど、此処は彼等に取って大切な故郷。
セフィロスに焼き払われたけど、何故家が建てているのかが不思議だった。
何とかして俺が、クロノの笑顔を取り戻してやりたい。

「………」
「どうした、ルーネス」
「……俺、これからは皆を守りたい」
「急に…どうしたんだ?」
「何でか分からないけど、感じるんだ…じっちゃんの想いが」

俺とアルクゥが育った故郷・ウルの長老、トパパ。
俺達がみなしごだった時、俺達はじっちゃんに育てられた。
そして母さんにも出会って、平和な日々は続いていた。
レフィアはカズス、イングズはサス―ン王国で育った仲間だ。

そう言えば、様子がおかしい…って思ってたらロックさんが何故か暗い。
話し掛けようとするが、イングズに止められてしまう。
彼にもきっと、忘れたくない過去があるんだな。
今も分かるよ、あんたの気持ちは。

「ロック様は昔、亡き恋人であるレイチェル様と共にトレジャーハンティングに出掛けてた事があるんだ」
「………」
「もうすぐで彼は正式なトレジャーハンターになれると思った…だが、レイチェル様はロック様を庇い…落ちてしまった」
「それで…今まで一緒に居たロックさんの事も、忘れてしまったんだな?」
「ああ!あれから1年後…ロック様がコーリンゲンの村に着いた時、
レイチェル様は帝国の攻撃を受けてお亡くなりになった
そうだ」
「(それで、今もその過去を引き摺っていたんだな)」

だからロックさんはいつも、亡き恋人・レイチェルさんの面影であるティナに一目惚れだったんだな。
ごめんな、ロックさん。
貴方の悲しみに、気付いて上げられなくて。
今は彼女の想いを解き放とうぜ、ロックさん。

――――――貴方の心の中の、その人を愛してあげて。――――――

この言葉はきっと、今も一緒に居る人の事を言っている気がするんだ。
その人は今も、貴方の傍に居る。
一流の発明家を目指す、クロノさんの幼馴染。
彼女の名はルッカさん、貴方の…最愛の妹さんです。

「お兄ちゃん…元気出して」
「………ルッカ」
「私はレイチェルさんのように上手く行かないけど、私が一生懸命にお兄ちゃんを守るわ」
「………ごめんな、ルッカ」
「おいおい…バロンの国王たるあんたが、泣いてどうすんだよ」
「……………クロノ?」
「俺はさ…あんたに幸せになって欲しいんだよ!今も好きなんだろ?ルッカの事」
「……そうさ!彼女は、俺の大切な妹だ」
「これ以上俺から言う事はないけど、ルッカの事…頼んだぜ」

その一言、カッコ良いです。
今まで言おうと、我慢してたんですね。
この1年間、諦めずに貴方は強く生きられました。
何かカッコ悪いな、今更俺が泣くなんて。

俺が悲しみの涙を流すと、イングズに支えられた。
あんたは本当に、実の兄貴そのものの存在だよ。
今度は俺が、皆を勇気付ける番だな。
ドーガとウネの想いを胸に、俺達は進み続ける。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月10日 (水) 16時49分 [1129]   

本編の前に、ランキングに行きます。
今回は、年齢編です。
TOP15の、発表とします。

第15位;リルム・アローニィ 10歳

魔力トップの魔道士だけど、少々生意気な女の子。
好きな物は、背の高い男性。
得意技;スケッチ

第14位;モグ 11歳

モーグリ族のリーダーで、幻獣ラムウから人間の言葉を習う。
踊り中心で、恋人であるモルルの指輪を持っている。

第13位;オニオンナイト セオドア・ハーヴィ ガウ 13歳
伝説の称号の名を持つ少年・玉葱と、セシルの1人息子・セオドア 野生児ガウの3人が初のトップ15入り。
特にガウは、機械音痴の侍・カイエンに懐いている。

バッツ「くくく…あんたって、機械が駄目だったのか?」
カイエン「……恥ずかしいでござるぞ」

12位;ルーネス クルル 14歳
DSFF3の主人公ルーネス、ガラフの孫娘クルルがランクイン。
ルーネスは少しやんちゃな性格だけど、肉が好き。

11位;ユフィ・キサラギ ジタン・トライバル アルス・ストライフ  マール 16歳
マテリアを愛する忍者娘・ユフィ タンタラスの一員である盗賊・ジタン、
そして漁師の息子・アルス ガルディアの王女・マールがランクイン。
ジタンの性格はほぼ、エドガーに似ている。

10位;スコール・レオンハート ティーダ クロノ・ストライフ 17歳
獅子の心を持つ青年・スコール ブリッツのエース・ティーダ 
日本刀を使いこなす青年・クロノが初のトップ10入り。
特にクロノは本作だと、一部のエンディング以外は話さない。

スコール「……(一部のエンディングって言うと)」
ティーダ「『反省会?』の時だけッスよね、クロノが話すのは」
クロノ「……ああ」

第9位;フリオニール ティナ・ブランフォード セリス・シェール 18歳
反乱軍の戦士・フリオニール 生まれながらに魔導の力を持つ少女・ティナ 元帝国の女将軍・セリスがランクイン。
私から言えるのは、フリオニールが18だとは思えない事。

フリオニール「………」
ティナ「私も、その一言に一理あるわ」
セリス「本当ね、彼は何か…20に見えたから」

第8位;ローザ・ハーヴィ レナ・シャンロット・タイクーン ルッカ・コール マリベル 19歳
セシルを愛する白魔道士・ローザ タイクーンの王女・レナを含め…4人の女性陣がランクイン。
レナの怒りはきっと、セリス譲りじゃないかな。

第7位;セシル・ハーヴィ リディア バッツ・クラウザー ファリス・シェルヴィッツ ティファ・ロックハート 20歳
……言う言葉が、見付かりません。
特に、同年代の女性陣が多い。

第6位;カイン・ハイウィンド クラウド・ストライフ 21歳
元バロン王国竜騎士団隊長・カイン 反神羅組織「アバランチ」の一員である青年・クラウドがランクイン。
DFFに参戦した時、ティナの暴走を食い止めた張本人でもある。

カイン「……本当なのか?↑の文は」
クラウド「……本当だ」

第5位;エアリス・ゲインズブール 22歳
セトラの生き残りで、古代種の末裔である少女。
亡き母・イファルナから、ホーリーのマテリアを見に付けている。

第4位;ザックス・フェア 23歳
元ソルジャー・クラス1stの肩書きを持つ、若き青年。
ゴンガガ村出身の兵士で、クラウドとは一番の友人。

第3位;エイラ 24歳
恐竜人の村、イオカの女酋長。
好きな物は、強い男と女。

エイラ「ははは エイラ トップ3入り 嬉しい」
セオドア「……(お酒に弱い人が、上位なんて)」

第2位;ロック・コール 25歳
自称;トレジャーハンター、さすらいの旅人。
一度出会った女性を守ると言う、心強い信念を持つ。

ロック「……俺が、エイラより上?」
ルッカ「私は19だもん、本編だと20だけどね」
ロック「って事は、俺が26になるのか?それって」
ルッカ「……そうみたいね」

第1位;エッジ 26歳
エブラーナ出身の、若き忍者。
ミストの村の召喚士・リディアに、好意を抱いている。
忍者の腕は、誰もが認める一人前の存在。

エッジ「……俺が、1位」
リディア「おめでとう、エッジ」
エッジ「リディアって結局、後の方なのか?」
リディア「私は7位だったわ」

はいはい、喜ぶのはそこまでよ。
次の更新は、18時30分の予定です。
引き続き、宜しくお願いします。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月10日 (水) 20時56分 [1130]   

第28話「ルッカの想い。」


その夜、ロックさんは宿屋に戻ってきた。
だが、ルッカさんの姿が見えず…彼女を探し始める。
息を切らしながら、村の周辺を探す。
窓から見上げ、彼が見たのは給水塔の台に座るルッカさんの姿。

心から笑顔を取り戻し、彼女の元へ急ぐ。
兄妹同士の友情が、始まろうとしていた。

「ルッカ………」
「どうしたのお兄ちゃん、息切らして」
「突然居なくなった君を、必死で探していたんだ」
「……前に言ってたよね『妹を思わない兄はいない』って!私、その言葉が嬉しかったの」
「当たり前だろ!俺はいつも、ルッカの事一番に考えてるからさ」

兄妹と言うより、夫妻愛だな。
彼等が結婚して暫くが過ぎたけど、2人の想いは変わっていない。
これはきっと、正式な恋だって思うんだ。
俺には、そう言う感情はまだ生まれないと思う。

レフィアに想いを寄せても、またいがみ合うだけだ。
イングズならきっと、彼女を守ってくれる筈だ。
本当は、俺が幸せになりたいだけなのに。
何で俺には、そう言う幸せが来ないんだよ。

「泣いているのか?ルーネス」
「……聞いていたんですね」
「お前が何を持って泣いているのか、俺には分かるよ」
「………」
「今は焦らずに、自分で立ち向かって行く道に突き進めば良いんだ」
「ですが、俺1人では何も出来ません」
「お前は1人じゃない、俺達が一緒に居るんだ」

彼の笑顔は、ルッカさんだけかと思っていた。
ロックさんが元の世界に居た時は、沢山笑っていたんですね。
一緒に戦ったティナや、傍に居るルッカさんにも笑顔を見せている。
そして、俺にもその表情を見せてくれた。

ありがとう、ロックさん。
こんな俺に、勇気を与えてくれて。
今頃アルクゥは、ライト二ングさんと甘くなっている筈だ。
あいつは女性に優しいが、どんな反応をするか楽しみだ。

「ルーネス〜!」

こ…怖ぇよ、アルクゥ。
頼むから、マジで怒るなって。
俺が悪かったからさ、許してくれ。
ライト二ングさんは俺の為に、アルクゥを支えてくれた。

ふぅ〜、間一髪だったぜ。
次はこう言う風に、許してくれないな。
とにかく今は、黙って見守ろう。
俺までとばっちりを喰らうのは、ゴメンさ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月11日 (木) 07時43分 [1131]   

第29話「ティナの失踪。」


ルッカさんが見付かったのは良いけど、またティナが居なくなってしまった。
俺達を含め、数人のコスモス組で彼女を捜索している。
バッツは今、息を切らしながらも彼女を必死で探していた。
村の周辺を探しても、ティナの気配は見付からない。

「居たか、バッツ」
「いや、何処にも居ねぇ」
「仕方ないな!私とアルクゥでニブル山の方まで探してみる、
レフィアはルーネス イングズを連れてコーリンゲンの村に行ってくれ」
「分かりました!二手に分かれて、ティナさんを探すんですね?」
「ああ!これを、渡して置こう」

ライト二ングさんから手渡されたのは、ひそひ草。
これで、仲間と連絡が取れるのか。
セシルの世界や、バッツの世界にもあったな。
シドさんの話に依ると、彼等の世界にはPHSと言う機能が付いている。

最近は、携帯に変わっているのか。
俺達には、まだみたいだな。
その頃バッツは、迷いの森に来ていた。
一体何処に行ったんだよ、ティナは。

「ハァハァ…此処にも居ない!何処に行ったんだよ、ティナは」
「わん!」
「ん?どうしたインターセプター……ってこのシュッシュはティナの」

いつもティナが見に付けていた、お守りのような貴重品。
ついにバッツは、ティナの気配を感じ取った。
恐らく彼女は、モブリズの村だ。
彼女と会えるのを楽しみにしながら、バッツは迷いの森を抜ける。

モブリズの村に着くと、ほとんどがケフカの攻撃で半分になってしまった。
嘘だろ、武器や防具屋がないなんて…。
きっとこの村は、大人達が子供達を必死で守っていたんだな。
子供達の命と引き換えに、彼等は死んでしまった。

「あっ!バッツお兄ちゃん」
「……ティナは、此処に居るのか?」
「凄い息を切らしてる、とにかくこっちに来て…ママが大変なの」

1人の子供が現れ、バッツを家に案内する。
本当に此処は、子供だらけだな。
ディーンやカタリーナは、彼等の兄と姉っと言う事か。
バッツが目にしたのは、うなされているティナの姿。

心配したんだよ、ティナ。
俺達に何も言わずに何処か行くなんて、あんまりだぞ。

「うぅ……」
「何で、こんな事になったんだ?」
「バッツか!実は彼女がこの村に来た時、突然倒れたんだ」
「えっ……」
「今も貴方の名前を出しながら、ティナは戦っているの」

カタリーナから事情を聞き、バッツは一晩ティナの傍に居る事を決意した。
ディーンとカタリーナは子供達を連れて、この家を離れる。
残されたバッツはずっと、ティナが目を覚ますのを待っていた。
俺達が此処に到着した時、ディーンに足止めされる。

――――――頼む、今は2人にさせてやってくれ。

今の一言は、彼らしくなかった。
仕方ないよな、バッツが息を切らしてまで彼女を探していたからさ。
今夜は、このままにして置こう。
俺達は彼等を残し、この村を後にした。

「………」
「どうした、アルクゥ」
「バッツさんは凄いな、どうしてあんなにティナさんの事を思っていたんだろう」
「私が言うと彼に怒られてしまうからな、今は内緒だ」
「教えて下さいよ、ライト二ングさん」
「駄目だ!いくら君の頼みでも、その願いは叶えられん」

冷静だな、彼女は。
流石はアルクゥの騎士、バッツ達の事を一番に考えている。
残された俺達は、モブリズの村の前で野宿をする事になった。
此処なら、敵の気配もない。

クラウドはクロノ、アルスを抱えて眠る。
本当の兄弟みたいだな、あの3人は。
皆……、此処に来るまでに体力を使い過ぎたんだな。
今は十分に、体を休めた方がよさそうだな。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月11日 (木) 10時57分 [1132]   

第30話「クロノとエアリスのデートイベント。」


翌朝、俺達はバッツとティナを残し…ゴールドソーサーに辿り着いていた。
本当なら2人にも此処へ連れて行きたかったけど、ティナが正気に戻らない時点で連れて行く訳には行かない。
クラウドから事情を聞き、俺達は各部屋に泊まる事になった。

いよいよ、デートイベントが始まる。
まず最初は、クロノ&エアリス組。
身長が5cm違いだけど、良い感じになると俺は思う。
ザックスの事は、俺に任せな。

コンコンコン

ノック音を3回聞き、振り向くクロノ。
そこには、エアリスさんが居た。

「えへへっ!」
「どうしたんだ、エアリス」
「ねぇクロノ、これからデート、しない?」
「はぁっ?」
「デ・−・ト・−、したこと、ないの?」
「……やった事ないんだ、そう言うイベントは」
「ふーん!まぁ良いわ、行きましょう」
「お、おい……」

完璧彼女のペースに合わされてるな、クロノさんは。
そこが、エアリスさんらしくて良いけどよ。
2人が最初に向かったのは、イベントスウェア。
カップル同士で入ると、お祝いされる。

俺とレフィアの場合もきっと、同じような事になりそうだ。
今は、用心しなければ。
この舞台では、クロノさんが伝説の勇者の役になる。
エアリスさんは、囚われの姫役なのか。

「お助け下さい勇者様!……こんな感じ?」
「(せっかくのイベントだ、此処は盛り上げよう)」

やっと、事の重大さに気付いたようだな。
クロノはせっかくのイベントを、盛り上げると決意する。
彼は迷わず魔法使いを助手に選び、姫に真実の愛を告げた。
エアリスさんは彼の名を出そうとしたが、役名の勇者で我慢。

悪魔王は、愛に弱かったらしい。
こうして最初のイベントは、無事終了。

「ふぅ〜楽しかったね、ねぇ、次はゴンドラに乗りましょ♪」
「……高いとこが、苦手なんだ」
「あのね〜今は2人の為に、楽しむイベントなの。これが済んだら、バッツ達を、迎えに行きましょう」

少し呆れた表情を見せるエアリスさんだけど、すぐに仲間の事を考えて笑顔に戻る。
本当に彼女は、何でも出来る人だな。
彼女にはザックスが居るんだ、エアリスの笑顔を曇らせないように気を付けろよ。
一回でも泣かしたら、ザックスが黙っていないんだ。

クロノは本当に、少しだけ高い所が苦手らしい。
お前…ルッカさんの幼馴染なのに、情けないぞ。

「…綺麗だね、初めはね、そっくりだったから気になってたの」
「俺が…ザックスに?」
「うん!でも…全然別人なんだけど、そっくり。歩き方、手の動かし方、貴方の中に彼を見ていたの」
「……」
「でも、全然違うの…今は、違う」

『ねぇクロノ、私…貴方を探してる』
『………?』
『貴方に会いたい』
『俺は此処に居るよ』
『(ううん、分かってる…でも)貴方に、会いたい』

ほとんどは、クラウドの様なポーカーフェイスだった。
クールで、誰よりも冷静な存在の青年・クロノ。
スコールやティーダと同い年で、別名;18歳トリオと呼ばれている。
18って事は今…、1年後の設定だな。

ルッカさんは20で、ロックさんは26歳。
6歳違うのに、結婚している。
これで恐らく、正式な兄妹となったみたいだ。
リディアさんとティナは、姉妹だと思う。

「クロノ……もし、バッツ達に何かあったら、どうすればいいの?」
「何も迷う必要はないぞエアリス、あんたにはザックスが居るんだ」
「うん…そうだね!ありがとう、クロノ」

凄い!彼は、分かっていたんだ。
エアリスさんの悲しみをクロノは受け止め、彼女を支える。
多分彼女は、クロノさんから離れたくない気がする。
もう少し一緒に行動し、彼から色んな事を学びたいんだな。

ごめん……もう少し続けさせたいけど、このイベントは終わりなんだ。
明日は皆で、バッツ達を迎えに行こうぜ。
バッツ……俺達が来るまでの間、ティナの事任せた。
あんたも、あまり無茶するなよ。

〜エンドトーク〜
ザックス「クロノは、初めから分かっていたんだな」
ロック「ああ!エアリスの悲しみに気付き、優しく支えたんだろう」
ザックス「はぁ〜、俺もこう言うイベントがしたかったぜ」
ロック「多分…この企画は、交換条件じゃないか?」
ザックス「へっ?」
ロック「俺がティファとデートする事になるとすれば、クラウドはルッカに変わると思うんだ」
クラウド「確かに、そうなるな」
セリス「私ってもしかして、アルクゥと当たるの?」
ライト二ング「そうだな、私がカインと当たる気がする」
セリス「冗談じゃありません!彼…、凄く背低いし」
ティーダ「背の高さとかは、関係ないッスよセリス」
ジタン「そうだぞセリスちゃん!続きは、バッツ達と合流してからだ」
セリス「……そうね、私頑張るわ」

クロエアイベント、初めて書いたけど楽しかった。
感情表現も忘れずに書けたし、次は再会になると思います。
引き続き、宜しくお願いします。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月11日 (木) 14時42分 [1133]   
第31話「ティナの復帰とクラウドの涙。」


「さてと、ティナちゃんの様子でも見に行くか」
「そうですね、ジタンさん」
「おっアルス、お前は本当に大した奴だな」
「そんな事ないですよー!僕の故郷は、普通の村ですから」
「(家が近所だって言うのは、言わないようにしてるのね)」
「どうしたんッスか?マリベル」
「ううん、何でもありません」

たまにマリベルさんは、スコールの真似をする事がある。
2人が同じ村で生まれ育ち、家が近所なんて皆には言えない秘密なんだ。
彼の父・ボルカノさんと、マリベルさんの父・アミットさんは一番の仲良し。
何でも冒険に突っ込みたがる性格は、マールちゃん譲りだけど。

ジタンがそう言ってくれなかったら、俺は病んでいた。
皆、別の世界から来た仲間だからな。
クロノさんとルッカさん、マールちゃんはトルース村出身の現代組。
俺とアルクゥはウル、レフィアはカズスの村出身。

「ねぇ皆、誰かバッツさんの代理をしましょうよ」
「そうッスね、本来ならバッツが決断してくれるけど…いないからさ」
「その事で迷ったんだけどさ、今回のリーダーをよ…セオドアに任せるって言うのはどうだい?」
「へっ?………僕ですか?」
「うむ!それは良い提案だ、君の頑固さはローザ譲りなのでな」
「ちょっ…ライトさんまで」
「お願いセオドア、オイラ達のリーダーになってよ」

レッドXIII…、いつの間に居たんですか。
彼のこの名前は、本名ではない。
実験台サンプルとして使われて来たが、今は俺達の仲間。
その数字は恐らく、宝条にやられたらしい。

新たなリーダー、セオドアの解任はバッツ達と再会してからだ。
とにかく皆、モブリズの村に行こうぜ。
それにバッツも、ぶっ倒れたんじゃないかって心配だからよ。
俺の気持ちは、消せないんだ。

「あっ、クラウドお兄ちゃん達だ」
「それで、ティナの様子はどうだ?」
「ママなら心配ないよ、バッツお兄ちゃんが一生懸命に看病してくれたんだ」
「……ティナー!」
「お…おい待てよ、兄貴」

先に突っ走って行くクラウドの後を、クロノが追って行く。
お前等……、何処か似てんな。
村の中に着くと、ティナは完全に復活したが…バッツは彼女の背中で眠っている。
やっぱり、無茶をしてたんだな。

ティナの無事を確認したクラウドの目から、涙が溢れ出た。
シドさんは彼女の背中で眠っているバッツを下ろし、自分の背中に背負わせた。
少女と兵士の再会を果たし、2人は抱き合う。
こう言うのは何か、感動の再会だな。

「く…クラウド、力が強いわ」
「馬鹿野郎…心配したんだぞ、ティナ」
「……えっ?」
「あんたがこのまま治らなかったら俺は、あんたまで失う所だったんだぞ」
「そんなに、私の事を…心配してくれたのね」
「あんたの居ない間…凄く大変だったんだぞ!バッツがな、とっても…。でも……俺だって同じさ」

一部ルッカさんの台詞と被ってたが、彼女は先日に許可してくれた。
一体何を話して、ルッカさんに許しを貰ったんだろう。
きっとこれは、皆に言えない秘密がある気がする。
とにかく……無事で良かったな、ティナ。

暫く2人は離れることなく、その場を動こうとしなかった。
頼むからさティナ、何処かに行きたい時は俺達に一言言ってからにしろよ。
黙ったまま居なくなると、バッツやクラウドが心配するからな。
そこだけは、肝に命じて欲しい。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月11日 (木) 18時08分 [1134]   

第32話「それぞれの日々。」


「モブリズを思い出すわー!」
「まいっか、ティナが喜んでくれて」

あんなに熟睡だったバッツは目を覚まし、ティナと2人で楽しそうに子供の遊具を楽しむ。
流石にバッツは今まで、宛てのない旅を続けて来たからなー。
これでも彼は、物真似マスター。
ロックさんから、兄のように慕われてて羨ましいな。

ライトさんが参戦すると、急に重くなった。
これじゃあ2人の体重では、持ち上げられそうにないな。
そこへエイラさんが加わるけど、動かなかった。
その場を目撃したのは、ライト二ングさんとアルクゥ。

「アルクゥ 手伝え」
「えっ?ライトさんが邪魔して、持ちあがれないですって」
「(妙な事になって来た)」

ちょっ…まだ、動かない。
どんだけ重いんだよ、その鎧は。
今度はロックさん ザックスさんが来て、ライト二ングさんから事情を聞く。
ザックスさんが加わったけど、重さは変わらない。

ロックさんは何かを閃いて、持ち上げようとした。
今度はライトさんの素手でシーソーを抑え、持ち上げを下ろす。
えぇー、皆が吹き飛ばされたー。
バッツはバレットさんがキャッチし、アルクゥはこける。

あれで、修練になったんですか…ライトさんは。
皆がボロボロになり、バッツは彼に『使うな!』と言う。
何時から手を添えていたかと言う話を、エイラさんとアルクゥが話し合う。
遊具……思いっきり、壊れてるなー。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月12日 (金) 19時06分 [1135]   

第33話「ティナ編;誰か為の力。」


此処からは、ティナ視点です。
彼女なりに、頑張ろうと思います。

魔導の力を宿した少女、ティナ。
彼女は、風の探求の心を持つ青年・バッツと共に…クリスタル探求の旅を続けている。
一時の眠りから覚めた少女に、青年は多くを語らなかった。

――――――誰かための力。――――――

此処は、月の渓谷。
フリオニールの物語は、私がケフカと戦った場所から始まったの。
そしてこの場所は、セシル編の最後の場面でもある。
兄弟同士で戦わなきゃ行けないって思った時は、凄く怖かった。

でも、今回は誰が私の暴走を食い止めてくれるのかな。
ティーダが、助けに来るかも知れない。

「ティナ!どうした?」
「ううん…、何でもないの」
「セリスが言ってた事だけど、本当なのか?」
「何か言ってたの、セリスは」
「『三闘神は幻獣界に置いて、魔法を司る神様』って言ってたんだ」
「その言葉は本当なの!三闘神との戦いが終わったら、幻獣…そして魔法が消えてしまう」

どうしてかしら、元の世界の事を思うと…怖くて溜まらない。
私、震えているんだわ。
怖い……、また暴走するって事になると震えが。
もう、誰も傷付けたくないのに。

そんな私を、バッツはいつも優しく支えてくれた。
貴方にはいつも、助けられているね。
私を愛してくれて、本当にありがとう。
いつまでも守られる訳には、行かないわ。

私の物語は、此処から始まるの。
ケフカに、今までの罪を償わせなきゃ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月14日 (日) 07時11分 [1136]   

第34話「待機中のメンバー。」


本編の前に、それぞれの流れる曲のパーティーを書いて置きます。
二次小説に興味のある方は、こちらからどうぞ。

バッツ:クロノのテーマ
ティナ:クロノとマール 〜遠い日の約束〜
クラウド:ファンファーレ1〜ルッカのテーマ
フリオニール:カエルのテーマ
ファリス:エイラのテーマ
ティーダ;ロボのテーマ

アルス;カイエンのテーマ
リルム;ティファのテーマ
ガウ;バレットのテーマ
ルーネス;セッツァーのテーマ
アルクゥ;ロックのテーマ
レフィア;リルムのテーマ
イングズ;シド(7)のテーマ

他は、後程お教えします。
引き続き、宜しくお願いします。

――――――待機中のメンバー。――――――

私とバッツが旅立ち、他の皆は。
私の事を一番に考え、中々落ち着きがないクラウド。
私達が結婚してからも、彼はいつも一緒に居てくれた。
そんな落ち着きのない彼を支えてくれたのは、イングズ。

貴方は、とても優しい兵士さんなのね。
今も必死で、サス―ン王に忠誠を誓っているんだわ。

「クラウド様、此処は冷静に」
「あんたは何故、そこまで冷静で居られるんだ?」
「……サス―ン王国の、兵士ですから」
「俺だって元一般兵士だ、性に合わないな」
「ティナ様に何かあった時は、あの方に任せてあります」
「………ライト二ング、か」
「アルクゥも一緒に、彼女の傍に居ます」

そっか、アルクゥはライト二ングさんの傍から離れたくないのね。
クラウドとイングズ、お互い兵士同士の会話も悪くないわ。
クロノから聞いた時は、本当にショックだった。
彼はルッカ姉さんを守る為に、一度死んでしまったのね。

残されたルッカ姉さんは、クロノの為に死の山を登った。
彼にそっくりなドッペル人形がないと、復活出来ない。
それは、時の卵イベント。
まるでそのイベントは、レイチェルさんの時みたいな感じだった。

――――――その頃、私達は。
お互いの夢に向かって、一歩ずつ進んでいた。

「……心配してるかな、クラウド」
「大丈夫さ!イングズならきっと、俺達の事を考えてくれる」
「流石は、サス―ン王国の兵士さんね」
「ああ!彼にはいつも、助けられたからな」

バッツが傍に居てくれると、私の不安は何処かに消えて行くような感じがするの。
でも、力まではそう簡単に行かない。
何としてもクリスタルを見付けて、カオスを倒さなきゃ。
あんな想いは、二度としたくない。

今回は誰が、私を助けてくれるのかな。
イングズが言ってた女戦士って、ライト二ングさんの事かな。
彼女はきっと、アルクゥと一緒に来るわ。
お互い愛し合ってるから、離れたくないのかもしれない。


〜エンドトーク〜
ジタン「俺等、最近本編出てないな」
クロノ「今はティナ編なんだ、我慢しろ」
アルス「でも意外だったな―、僕の流れる曲があの人のテーマなんて」
リルム「私は、穏やかなテーマだよ」
マリベル「私の予想だと、サラさんのテーマになりそうね」
バッツ「後は、ケフカを倒すだけか」
ティナ「ライト二ングさん、早く来ないかな」
バッツ「……そうだな、まだ出て来ていないし」
クラウド「……どうせ俺は、頼りない兵士だ」
イングズ「最初から弱音を吐いては行けません、私達には夢があるじゃないですか」
玉葱「よほどショックみたいだね、バッツ達と行けなかった事が」
マール「そうね!今は暫く、イングズさんに任せましょう」

玉葱…そしてマール、これからも彼等を守ってね。
私も頑張って、執筆を続けるわ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月15日 (月) 08時42分 [1137]   

第1話「コスモスに呼ばれた数人の戦士達。」


最近、内容がぐだぐだになってしまったのでやり直します。
今回の舞台は、秩序の領域。
その前に、この小説に出て来る登場人物を書いて置きます。

〜登場人物紹介〜

アルス・ストライフ(16)旅人 男 145cm
小さな漁村に住むごく普通の少年。
やがては父・ボルカノの後を継いで、立派な漁師になると期待されている。
ちょっとお人好しな性格で、幼馴染のマリベルに振り回される事もある。
現在は、元ソルジャーの青年・クラウドと日本刀を使いこなす青年・クロノの弟。
CV;岡村明美

マリベル・シェール(19)旅人 女 154cm 
現在は、行動力抜群の王女・マールの妹。
フィッシュベルの網元、アミットさんの1人娘。
何にでも首を突っ込みたがる性格で、内緒で船に忍び込もうとしたこと数知れず。
世界は自分を中心に回っていると思っている、典型的なわがままお嬢様。
CV;甲斐田裕子

ロック・コール(25)冒険家 男 175cm
さすらいの旅人、古代を求め・世界を股に掛けるトレジャーハンターの称号を持つ青年。
現在は、現代の村「トルース」に住む少女・ルッカの兄で…一度守ると決めた女性を手放さない性格。
愛する妹と共に、トレジャーハンティングを続けている。
CV;浪川大輔

リノア・ハーティリー(17)レジスタンス 女 163cm
ティンバーのレジスタンス「森のフクロウ」のメンバー。
愛犬・アンジェロを呼び、強力な技を出す謎の少女。
バラムガーデンのダンス会場で、SeeDに就任した青年・スコールと出会い…彼に好意を抱いている。
CV;川田妙子

このようなメンバーが、登場します。
少し少なめですが、他は後頃紹介します。

――――――コスモスに呼ばれた数人の戦士達。――――――

「ロック…ロック、起きて」
「ん……、此処は?」

俺を呼ぶ、可愛い声。
その声を頼りに目を覚ますと、目の前にはリノアが居た。
どうやらこの場所は、秩序の領域らしい。
どう言う事だ、此処は見た事ないぞ。

俺は今まで、元の世界で戦っていた筈だ。
ケフカを倒し、俺はティナを助け…それで一緒に暮らす筈だった。
もしかしてこの辺りには、俺達以外にも誰か居るって事だな。
とにかく進んで見ようぜ、リノア。


「私もね、この場所の事知らないの」
「……話は後だ、今は先に進もうぜ」
「そうだね!……見て、前に人影が」

リノアの指示に従い、先へ進む。
俺達が見たのは、緑の帽子をかぶった少年と…茶髪の女の子。
コスモス様は初め、此処へ呼んだのは俺達4人らしい。
どっちも知らないが、此処で寝ては風邪を引く。

リノアは女の子を起こし、俺は緑の帽子を被った少年を起こす。
俺達の呼ぶ声に、2人は目を覚ました。


――――――ロック…そして異世界の戦士達よ、私の声が聞こえますか?

「貴方は…?」

――――――私は調和を司る神・コスモス、貴方達を呼んだのは私です。

この神様だったのか、俺達を呼んだのは。
彼女は俺達の事を知ってるし、何を伝えようとしているのかは分からない。
きっとこの世界は、コスモス側とカオス側で戦わなければ行けないらしいな。
彼女の話に依ると、セシルの1人息子・セオドアが相手側に行ってしまったらしい。

セオドア……かつて、赤き翼に属していた若き一般兵士。
位は大体、クラウドと同じだな。
他の仲間は、此処の何処かに居ると言う。
彼女は一度姿を消し、俺達にその仲間を探すようにと命じた。

――――――もしかしたらこの先に、ティナが居る。
俺は早く、彼女と再会出来る事を望んでいた。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月15日 (月) 11時20分 [1138]   

第2話「風の旅人・バッツと、魔導戦士・ティナ登場。」


「うわーん、置いてかないでくれよティナー」
「ったく、何子供みたいな事を言ってるの?貴方と私はコスモスに呼ばれた戦士なのよ」
「んな事言ったって、俺…高いとこマジで苦手なんだよ」

あれで、20歳児か…あいつ。
どうやら彼等は、陰から降りて来る途中みたいだ。
ったく、見損なったぞ兄貴。
俺はあんたとは違って、高い所は平気だぞ。

まっ、克服するのは当分先になるけどな。
俺達はただ、黙って見守るしかなかった。

「あっ!ロック」
「ティナ、久し振り」

久し振りに再会した彼女は、全然変わっていなかった。
クラウドが言うには、2人は付き合ってるらしい。
こんな高い所を怖がる兄貴の、何処が良いんだよ…ティナ。
そうだった…、俺の家族構成はルッカだけだ。

彼女は一体、何処に居るんだろう。
必ず再会する事を、願うしかないな。
あぁルッカ……、無事で居てくれ。
わりぃ、短めですまんな。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月15日 (月) 16時49分 [1139]   

第3話「セシル カイン セリスと再会。」


残りの仲間を探し始めて数時間後、見覚えのあるメンバーがそこにいた。
1人離れている奴は、光と闇の2つの力を持つ騎士・セシル。
いつもセリスと一緒に行動してるのは、バロン王国の竜騎士・カイン。
あの2人って、いつから仲良くなったんだよー。

そんな弱音を吐いていると、相手に気付かれてしまった。
まずい…まずいぞ、これは。

「あらティナ、久し振りね」
「セリス!この世界で会えるなんて、以外ね」
「お兄ちゃんが傍に居るって聞いたから、驚いたわ」
「ふふっ!」


ティナとセリスの微笑みは、元の世界から変わっていない。
あの2人はああやって、笑いあっている。
でも俺はティナの事を諦め、ルッカを守ると誓ったんだ。
大切な妹だし、俺が傍に居ないと気が済まない。

ルッカ、きっと何処かで会えるよな。
その時は、俺が探しに行くから。

ポカッ

「何すんだよ、ルッカ」
「あんたが行けないのよ、コスモス様に呼ばれたからって良い気になってんじゃないわよ」
「仕方ねぇだろ、俺だって方角位は間違えるさ」
「何ですってー!」

ルッカ……、何でそんなにムキになってんだよ。
頼むからさ、俺の前では喧嘩すんなよ。
俺の言葉に反応したルッカは、我に返った。
今までの事情を彼女から聞き、俺はクロノに剣を向ける。

お前がもう少ししっかりすれば、彼女に被害を加える事は無かったんだぞ。
どうしてくれるんだ、このツンツン頭が。

バシッ

これは、まさか…クラウド。
何でだよ、何でこいつを庇うんだよ。

「それ位にして置いて欲しいんだ、兄貴」
「……認めんぞ、俺は絶対に認めんぞ」
「気持ちは分かるが、今はルッカの事を考えてやって欲しいんだ」


今…、思った。
ルッカは俺の為に、クロノの事を厳しくしていると言う事に気付いた。
ごめんなルッカ、君の気持ちに答えてやれなくて。
俺……ちょっと悔しいけど、もう少し落ち着いて見るよ。

これからはずっと、俺が傍に居るからな。
何かあったら、俺に話しな…ルッカ。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月16日 (火) 07時50分 [1140]   
第4話「ロックとルッカ、〜遠い日の約束。〜」


俺は皆と、1年振りに会ったけど…全然分かってないな。
特にルッカは相変わらず、技師としての技術を使いこなしているからな。
アルス達の世界には、ホイミと言う回復魔法がある。
俺やクロノ達の世界でも、ケアルやケアルガはあるけどな。

一体、何処が違うんだろう。
レイチェルはあの時…、何を俺に伝えたかったのかな。


――――――貴方の心の中の、その人を愛してあげて。―――――――


この言葉はきっと、傍に居る女性を好きになれば良いと思う。
ティナは今も、愛と言う感情を知らないからな。
俺はあの時、ティナを守りながらモーグリ達と一緒にガードリーダーを倒したのを覚えている。
久し振りに彼女と再会したが、ティナは既に兄貴に心を開いていた。


「ロック!ルッカが、貴方の事を探していたわ」
「………ティナと兄貴の事、頼んだぜセリス」
「………ロック」


済まない、セリス。
愛する恋人だったレイチェルを、俺は守れなかった。
こんな表情じゃ、あいつに顔向け出来ない。
でも嫌だ!失ってしまった過去を、俺は引き摺りたくない。


そうだ、俺はこれからルッカに想いを伝えれば良い。
彼女の面影にあいつを感じるなら、ずっとルッカの傍に居たい。
一緒に行動して、沢山笑いたいんだ。
よし!この気持ちを、彼女に伝えよう。


「お兄ちゃん…来てくれたのね」
「ごめんな、少し遅れて」
「ううん!きっとお兄ちゃんは、来ないんじゃないかって思ってたの」
「来ない訳ないだろ!俺は君の、たった一人の兄貴なんだ」
「……どう言う事?」
「妹を思わない兄なんて、この世に居ないんだよ」


馬鹿だ、俺は。
俺が言いたいのは、この言葉じゃない。
せっかくあれだけ必死に練習したのに、何を守っているんだ俺は。
可愛い妹の前だぞ、落ち着け…俺。


俺が慌て始めたせいか、ルッカは俺を心配そうに見つめている。
か…、可愛い過ぎる。
もう……、我慢の限界だ。
俺はとうとう、ルッカを抱き締めてしまった。


「お兄ちゃん?」
「ごめんな…俺、ずっと前からルッカの事が好きだったんだ」
「えっ?」
「一緒にこうやって過ごして行く内に、俺の迷いは消えて行くんだよ」
「ずっと……見ててくれたのね、私の事」
「言っただろ?『妹を思わない兄なんて、この世に居ないんだよ』って」
「……そうだったね」
「もう離さないからな…ルッカ!俺がずっと、君の傍に居るから」
「ええ、愛してるわ…お兄ちゃん」


俺はやっと、自分の気持ちを彼女に伝える事が出来た。
俺達を呼んでくれたコスモス様に、お礼を言わなきゃな。
今度は私達が、貴方をお守りします。
なので、あまり無理をしないで下さい。


私はもう、1人ではありません。
大切な妹が出来て、私はとても嬉しいです。
まだ何処かに、俺達の仲間が居る筈だ。
一緒に探そうぜ、ルッカ。

〜エンドトーク〜
クロノ「結局最後は、兄妹揃って甘くなるのか」
クラウド「そうだな!俺は結局、出て来なかったが…」
クロノ「落ち込むなって…兄貴、次はジタン達と再会だからさ」
クラウド「そうだな、クロノ」
マリベル「あの2人、本当に仲が良いのね…アルス」
アルス「うん!彼等には、僕達以上に強い絆を持っているからね」
マリベル「ねぇアルス、私の事…好き?」
アルス「な……、ななななななな何を言い出すんだよマリベル」
マリベル「そんなに慌てなくても良いじゃない!どうなの?私の事」
アルス「……好きだよ」
マリベル「やったー!ありがとう、アルス」
セリス「ちょっとマリベル、それ位にして置きなさい」
マリベル「え〜っ!何でなの?お姉ちゃん」
セリス「とにかく、何でもよ」
バッツ「………そう言えばロックの奴、コスモスの前で第一人称変えてたな」
ティナ「きっと感謝をしてるのよ、コスモスに」
セシル「ねぇカイン、例の台詞…言ってよ」
カイン「例の台詞って?」
セシル「ほらっ!バロン城を旅立つ時の台詞だよ」
カイン「……行くか、セシル」
セシル「宛てにしてるぜ、カイン」
カイン「フッ、任せておけ」
バッツ「………(どんな繋がりなんだ、こいつらは)」

何か、バッツが呆れてしまったようなので強制終了です。
次からは、もう少し明るめなバッツを書こうと思います。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年11月17日 (水) 07時50分 [1141]   

第5話「ティナとクラウドのデートイベント。」


また、他の仲間達を探すのも嫌だしな。
とりあえずこのメンバーで、デートイベントを行うか。
まずは、クラウドとティナからだ。
兄貴……ティナは大丈夫だよ、何も心配ないって。


その頃ティナは、控室で待機していた。
雷が苦手なティナは、震えながら外を見上げる。


コンコン


誰かが、ドアのノックをする。
彼女の前に現れたのは、クラウドだった。


「………」
「どうしたの?クラウド」
「ティナ…これから俺と、何処かに出掛けようか」
「えっ?」
「良いから、行こうぜ」


強引に引っ張って行くとこは、リノアみたいだな。
スコール……、あんた達は無事なのか。
このイベントが終わったら、君達を迎えに行くよ。
今は、無理なんだ。


ゴーストホテルから出て来ると、乗り物点検所の人が今夜のアトラクションが無料と言う事を知らせる。
彼等が最初に向かったのは、イベントスウェア。
ティナは伝説の勇者で、クラウドは囚われの姫君。
緊張してないと、良いけど。


「お助け下さい勇者様!……こんな感じか?」


ティナは迷いもなく、クラウドの方へ向かった。
彼女の傍には、魔法使いが傍に居る。
悪魔王は愛の力で倒し、このイベントは終了。
ターミナルフロアに戻ると、2人は微笑んだ。

何か、デートっぽくなって来たな。
この調子だぞ、2人供。
最後に彼等が選んだのは、ゴンドラ乗り場。
ティナはクラウドの言葉を待ちながら、じっと見つめる。

(心配ないぞティナ、クラウドは君を傷付けたりはしないから)


「……綺麗、だな」
「私達…今はサロニアで、暮らしてるのね」
「ああ!あそこの兵士達は、俺達の事を受け止めてくれてるさ」
「そうだけど……私やっぱり、愛と言う感情が分からないの」
「ティナ………」

彼は突然立ち上がり、ティナにキスをする。
おいおい、こんなやり方で良いのか?お前は。
現にティナは、兄貴の妃だぞ。
ゴンドラから降りると、彼等はゴーストホテルに戻り…クラウドの部屋で甘くなる。

彼等を黙って見守っているのは、リノア。
俺はルッカから離れる事はなく、一緒の部屋で眠っていた。
温かい……、彼女の温もりを感じる。
ルッカ、絶対に君を1人にしないからな。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年12月22日 (水) 17時31分 [1142]   
第6話「マールと再会。」


皆様、お久し振りです。
1ヶ月振りの、更新です。
最近別サイトで小説を書いていましたけど、追い出されました。
暫くの間、こちらのサイトで頑張ろうと思います。


※この小説は二次小説ですが、完全にオリジナルです。
※スクエニキャラ全般を、取り扱っています。


ったくルッカの奴、何も俺の為にあんな事言わなくても良いだろ。
後はスコール達か、一体何処に行ったんだよあの馬鹿は。
俺達はな、あんた達と一緒に戦いたいんだよ。
はぁ〜、何で分かってくんないのかね〜。



「ロック!」
「!ティ…ティナ」
「ごめんね?驚かせちゃったかな」
「そ……、そんな事ないよ」
「誕生日ネタの事で、話があったの」
「誕生日ネタか〜、俺はあれが良いな」
「あー!クラウドの、あのネタね」



何か久し振りに話すな、ティナと。
最近彼女は、兄貴と上手く行ってるらしい。
俺はそれで、凄く嬉しいんだ。
でも、久し振りに再会したけど…何でこんなに心配してるのかな〜。



彼女の事、もっと支えてやりたいけど…。
兄貴が黙ってるとは、限らない。
今頃どうしてっかなー、他の皆は。



ギュっ


「えへへっ!久し振りね、ロックさん」
「マール!」
「じゃあ私は、これで」
「待ってティナちゃん!せっかくだから、私も行くわ」
「どうして?」
「まだね……、玉君が見付かってないの」
「『旅は道連れ』って訳だね、それは」
「あーティナちゃん!バッツさんの決め台詞、使ってるー」
「ちょっ!茶化さないでよ、マールちゃん」



あはは、兄貴の名前を出されると…ティナも呆れるよな。
君が笑顔で居てくれると、俺は嬉しいんだ。
こっちは君達よりって訳じゃないけど、上手く行ってるぜ。
でもな、俺はまだ…君の事を諦めた訳ではない。



また、新しい旅が始まるんだ。
それまでに、皆を探さないとな。
セリスにはカインが、ティナには兄貴が居る。
これで良いんだよな、レイチェル。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年12月22日 (水) 23時07分 [1143]   
本編の前に、座談会に行きます。


皆、久し振りね。
私の事、覚えてる?


ジタン「勿論さ!レディーが居ない1ヶ月間、凄く寂しかったぞ」
セシル「僕も!風邪でも引いたんじゃないかなって、心配だったんだ」


ありがとう、2人供。
でもね、まだまだ寒さは続くわ。

バッツ「まぁ…一番震えそうなのは、ヴァンだな」
ティナ「ティファ姉さんも、寒そうな格好してるし…」


ティファヴァン「ヘックシュン!」


2人供、参戦決定した見たいね。
あまり、2人の文句を言わないように。
ふぁーあ、そろそろ寝るわ。
また明日、更新するね。


バッツ「俺達も寝るか?ティナ」
ティナ「バッツのふかふか髪、気持ち良いわ」
セリス「………(相変わらずね、ティナは)」



引き続き、宜しくお願いします。
皆様も、体調管理に気を付けて下さいね。

  ?ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子? - 名無し (男性) - 2010年12月24日 (金) 20時00分 [1144]   
皆様、お久し振りです。
1ヶ月振りの、更新です。
最近別サイトで小説を書いていましたけど、追い出されました。
暫くの間、こちらのサイトで頑張ろうと思います。


あなた余所で迷惑をかけたからここに来たんですか?
なにをしたかしりませんが、そういうのは反省していない証拠ですよ?
というか、これあなたですよね?
http://bbs.surpara.com/article.php/13171
相当他人様に迷惑をかけてるみたいですが、
ここで書くならせめて反省くらいでもしてくださいよ!

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年12月25日 (土) 13時09分 [1145]   
では、この場を借りて名無し様へ。
あの説は本当に、申し訳なく思っています。
裏FF同盟の方へ行き、私自身を変えればと思いました。
散々迷惑を掛けていたのは、私です。
これ以上迷惑を掛けないように、努力したいと思います。


第7話「学パロ編:冬休み期間。」


本編ではロック視点ですが、学パロ・おまけ編はアルス視点にします。
今回の学パロ編はロックが教師、アルスがスクエニ組の生徒と言う設定で行きます。
教師と生徒の仲を、ご期待下さい。
最初は、あの方が友情出演してくれます。



季節は冬、窓を眺めていると…外はすっかり雪だらけ。
こんなに寒いのは、冬だけだろうね。
もう少し温かい天気だったら、楽なんだけど。
そうやって落ち込んでいると、誰かが僕に話し掛けて来た。



「アルスさん、先生が呼んでますよ」
「えっ……」



僕に話し掛けて来たのは、同じクラスのセオドアさん。
彼の身長は、玉君と同じ145cm。
彼と同い年で、セシルさんの1人息子。
父の後を継いで、白魔法を得ている。



幼馴染のマリベルの話に依ると、彼の頑固さはローザさん譲りだと聞く。
頑固さは母親譲りで、負けず嫌いな所は父親譲りか。
変わった人なんですね、貴方は。
驚いたなー、先生が目の前に居たなんて。



「何ですか先生、僕に話って?」
「実はさ…今日の夕方、空いてるか?」
「特に用事はないですけど…」
「全クラスでクリスマス企画をやろうと思うけどさ、アルスは参加しないのか?」
「……したいですけど、僕…高い所はあまり好きではないんです」
「心配すんな!飾り付けの件は、アルクゥとライト二ングさんに頼んどいてあるぜ」
「本当ですか?」
「ああ!」


良かった、別の人がやってくれるんだ。
それを聞いた僕は、安心して来た。
最初は不安だったけど、僕には心強い仲間が居る。
幼馴染のマリベルと、親友のセオドアさん。



彼の職業に、僕は憧れている。
僕もいつか、彼みたいに慣れたら良いな。
その為には、自分自身を強くしないと行けない。
時間は掛かるけど、待ってて下さいね。



〜エンドトーク〜
ロック「つーか俺、いつの間に2組の担任になったんだ?」
ザックス「俺が知るか!まぁ学パロって言えば、そういうもんだろ」
クラウド「俺はその時、DFF組の生徒だしな」
バッツ「お前は完璧に、スコールと隣同士だけどな」
クラウド「良いだろ別に、スコール…とても寂しそうだったからさ」
ティナ「……私って、バッツと同じ席だったよね?」
バッツ「ああ!俺達は、同じクラスの仲間だ」
セシル「オニオンは普通に、ジタンと同じ席だよね」
ジタン「まぁな!あいつの話は分かりやすくて、良いぜ」
玉葱「ジタンなんかさ、女の子の話ばかりだからね」
ジタン「だからごめんって言ってるだろ?玉葱」
スコール「(玉葱を困らせるなよ、ジタン)」


引き続き、宜しくお願いします。
3日間小説更新をお休みして、済みませんでした。

  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年12月25日 (土) 17時22分 [1146]   
第8話「バッツとファリス。」


※私のスレで書いてるファリスは、女性口調設定です。
※荒らし、文句などはお断りします。



チュンチュン
うーん、今日は気持ちのいい朝。
今日から僕達の学園は、冬休み期間に入りました。
クリスマス企画では、どんな事をするのかな。



「ねぇバッツ…あんた、ちゃんとティナの事守ってるの?」
「も…勿論さ!」
「今の彼女を勇気付けれるのは、あんただけだからね」
「……」
「ファリスさん、落ち着いて下サイ」
「あっ丁度良かったわロボ、レナが貴方の事を探してたのよ」
「レナサンガ、私ヲ?」
「ええっ!ライトさんの部屋に居る筈だから、行って上げなさい」
「分かりマシタ」



彼は兄貴の世界の仲間、ロボさん。
元は僕達人間を殺す任務を与えていたらしいけど、ルッカさんのお陰で心を入れ替えた人型ロボット。
ティーダさんやロックさんと同じ身長だけど、性格が違う。
ロック先生…、今日も帰りが遅いのかな。


ファリスさんは何て、カッコ良い人なんでしょう。
僕は男ですけど、貴方の優しさに憧れています。



「ちょっ…どうしたの?アルス」
「僕も…貴方のような、立派な大人になれますか?」
「……無理に強がっては行けない事だってあるのよ、アルス」
「えっ……」
「貴方には、お父さんの後を継いで…立派な漁師になるって言う大切な夢があるの」
「…………」
「ボルカノさんはいつでも、貴方の事を見守っているわ」
「ファリスさん……」



初めて彼女から、勇気を貰いました。
貴方の言う通りですよ、ファリスさん。
確かに、夢を諦めては行けないんですよね。
貴方の言ってた事、絶対に忘れません。




今は自分自身を変える為に、強くならないと行けない。
ファリスさんの言葉を聞いて、僕はそう思った。
僕には…父さんの後を継ぎ、立派な漁師になるって言う夢がある。
その夢を、諦めては行けないと言う事を理解した。


  ディシディアファイナルファンタジー 冒険家と漁師の息子 - ティファ・ロックハート (女性) - 2010年12月25日 (土) 20時12分 [1147]   
第9話「大雪の1日。」


カオス校長、何で兄貴に弱いのかな。
僕だって彼に負けない位、頑張ってるんですよ。
なのに兄貴ばっかり、優しくするなんて…。
そんな事、僕は納得しない。



「どうかしたのか?アルスよ」
「暗闇の雲さん……」
「わしはお主と同じ…コスモス側の戦士じゃ、あの小僧のお陰で…正気に戻れたわい」
「来年のデュオデシムでは、ユウナさんが参戦するらしいですね」
「ラグナも決まったからのぅ、後は…あやつが来れば」
「どなたです?」
「世界一の冒険家、ロック・コールじゃ」
「……決まると、良いですね」


何故僕は、こんな話をすると曇るのかな。
別に兄貴達が羨ましくて、曇ってる訳じゃない。
でも、何か悔しいんだ。
僕は彼のように強くはないけど、いつか皆を助けられる時が来るんだって思うんだ。


コスモス様、次の続編ではロック先生を呼んで下さい。
あの人ならきっと、ティナさんを守れるかも知れません。
これは、僕の一生のお願いなんです。
お願いします、コスモス様。



「アルス…、そんな顔しないで」
「コスモス様……」
「私は…貴方の願いを受け入れられるかは分かりませんが、やってみましょう」
「詳しくは、今後の情報ですね」
「それしか、良い用がありません」


初めて僕は、秩序の神様と話をした。
こんなに素敵な方なのに、カオスに敗れた人だなんて可哀想です。
僕で力になれる事があれば、何でも言って下さい。
僕も貴方側の戦士として、共に戦います。



仲間が増えても、カオスに勝てるかどうかなんて分からない。
でも、やるだけ…やってみたいんです。
皆の想いが詰まってる以上、それを成し遂げるんです。
父さん…見てて下さい、僕の本当の力を。

  しばらく - 名無し (男性) - 2010年12月26日 (日) 12時28分 [1148]   
では、この場を借りて名無し様へ。
あの説は本当に、申し訳なく思っています。
裏FF同盟の方へ行き、私自身を変えればと思いました。
散々迷惑を掛けていたのは、私です。
これ以上迷惑を掛けないように、努力したいと思います。

謝る人が違うんじゃないですか
その裏FF同盟という方々に謝るのが筋です。
自分自身を変えればという抱負を持ってそのサイトにお邪魔して
結果追い出されたのなら、あなたは全く変わってないと言えます
しばらくお休みしてはいかがですか
また、自分の書いた小説を自身で読み返してみて下さい
反省するべき点が見つかればそれであなたは成長をすることができます
反省するべき点がないというのであれば、それでもいいです
兎に角今は2ヶ月ほど休養してください。
或いは人目のつかないところで自身の小説の方向性を見つけて下さい
僭越ながら今のあなたからは反省の気持ちが伝わりませんでした


  試練:炎 - ベールゼブブ (男性) - 2010年04月01日 (木) 22時30分 [1093]   
   巨大な虹孔雀は嘴で襲いかかってきた。ルークはすんでのところでそれを避けつつ、剣を振り下ろした。剣は音を立てて弾かれた。
「硬!!」
 ルークはそのまま回転し、後ろへ滑り込んだ。
「おらっ!!」
 そしてその尾を両断する。気づいた虹孔雀が振り返り、鉤爪で空を穿つ。
「マヒャド!!」
 アーサーの放った冷気が孔雀の足を止めた。怒り狂った孔雀は、手羽に閃光を集め、一気に放つ。
「うぁっ!」
 閃光は巨大な炎のように広がり、4人を包み込んだ。
「巫山戯んじゃないわよ!!」
 マゼンダが鞭に氷の力を込め、振り回しながら駆け出す。
「クエェっ!?」
 氷の鞭に巻き付かれ、虹孔雀はじたばたと巨体を暴れさせる。
「バギクロス!!」
 手で印を結んでいたルルも、見上げるばかりの肥えた竜巻を放ち、孔雀の体を切り刻む。
 ルークが顔で合図すると
「バイキルト!」
 アーサーが答え
「いくぞこの鳥!!」
 増強された力で斬りかかる。孔雀は更に怒りを露わにした。
 グギャアアアアアア……
 孔雀は大きく胸を膨らませて息を吸い、そのまま4人に吐き出した。
 ただの息ではない。激しく燃えさかる炎が辺りを這っていく。
『うあぁっ!!』
 最中、ルルが炎の中で印を結び
「ベホマラー!」
 全員の傷を癒す。
「マヒャド!!」
 辺りの炎をうち消しながら、アーサーの放った氷の魔法が孔雀を貫いていく。
「鳥のクセに、火で焼こうなんて10年早いわ!!」
 マゼンダの鞭がまた、孔雀を凍らせた。そしてそのまま鞭が孔雀を巻き付けたまま振り回され、
「そぉ〜……れっと!!」
 地面に叩きつけて離れた。骨の折れる嫌な音がした後、孔雀はぴくりとも動かなくなった。
 奥の方の壁がそれと共に動き、ぽっかりと口を開ける。そっと中に入っていくと、竜を模したような兜が台座の上に見て取れた。
「これは……!」
 台座には「サラマンダー」の文字。ルークはその兜を手に取り、被った。
 辺りをすさまじい光が照らし、一同は目をつぶる。光が消えたのを確認し、恐る恐る目を開けた。
「これは……。認められた、ってことか……?」
「きっとそうよ! なんだかあたしもスッキリした感じ」
 ルルも大はしゃぎで拍手をした。
「ですが、あと3つですね」
 アーサーの言葉と共に、一同は頷き、その場を後にした。

  うっわ - ベールゼブブ (男性) - 2010年04月01日 (木) 22時35分 [1094]   
久々の投稿過ぎてもうド忘れ状態です。

っていうかスパムが多いんで、ほとぼりが冷めるまでブログに専念しちゃってたりともう・・・・・・。

でもまあ、ちょくちょく見に来れたらな、と思います。

因みにブログについては、よろしければ「水島 恍」あるいは「Damas y caballeros」で検索かけて下さい。本日はエイプリルフール仕様ですが。

 久々過ぎるので、今回はレス返しはナシです。

 それでは。







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