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ドラゴンクエスト・ファイナルファンタジー小説投稿掲示板


ここは小説投稿掲示板だ。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーまたはその他(アニメ、ドラマ)などでも、楽しそうな小説やストーリー、
詩、日記などがあったらとにかく書き込もう。
他人が見ておもしろいと思った内容、自分が思いついた内容があったら、とにかくどんどん投稿してみてくれい。

(注)最近ここをチャット代わりに使われている方がたくさんいます。
チャット代わりに使われますと、せっかく一生懸命小説等を書いた方の内容がすぐに流れて見れなくなってしまいます。
ここは小説やストーリー、詩、日記などを書くところですので、チャットはこちらにてお願いいたします。

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  アークブレード - 漆黒の騎士 (男性) - 2009年08月08日 (土) 15時54分 [977]   
  今度はアレンの視点で行きます。


車は市街地へ入り駐車場に停車している。朝の日差しが眩しい時間帯だがツァイベルは疲れているのか静かな寝息を立てて眠っている。

「やれやれやっと市街地まで入ったか。それにしてもツァイベル、彼奴は俺が寝ている間に何か熱弁を奮っていたような気がするが気のせいか…」

俺は車から降り体を伸ばしながらそう言った。

「目覚めの一杯はやはりあれしかないな。自販機、自販機自販機は何処だ。」

ツァイベルももう少し気の利いた所に止めて欲しいと思うぞ。

「仕方無い、コンビニで買うか…」
俺は仕方無く2〜30メートル離れた所にあるコンビニまで歩く事にした。車の中に非常用の缶詰や水があるけれどもバカスカ消費する訳にもいかないだろう。それに彼奴も相当疲れている筈だ、此所は俺の奢りで何か買いに行くとしよう。

朝のこの時間帯はサラリーマンや学生やらが通勤通学する時間帯だな。俺はこう言うのは苦手だ、人混みを避けながら行った。その中に一瞬集団から浮いている服装をしたピンクのワンピースを着た女とすれ違った様な気もするが気のせいだろと思いさっさとコンビニの中に入る事にした。


それにしてもコンビニは夏は涼しいけれど朝から冷房がきき過ぎて肌寒い。

(そんな事より缶コーヒーと栄養ドリンクはと…)
俺はかごを取り中へ進むと飲料を取り扱うコーナーに寄り缶コーヒーと栄養ドリンクをかごに入れた。そして次は弁当のコーナーで手頃なものを二つかごに入れた。

「合計で大体1500ギルか…」
コンビニの弁当は様々なレパートリーがあるがスーパーマーケットに比べればやはり高いな…。と思いつつレジカウンターに並び会計を済ました。
だが高いだけあって弁当類温め、買った商品を袋に入れてくれ、笑顔の接客が付いてくるのだから仕方無いか…。

会計を済まし店を出たが出た所で先程見掛けたピンクのワンピースを着た女が待ち伏せていた。よく見ると髪の色はメイプル色だったがどうせツァイベルの事だ態々女装して迎いに来たとしか思わずシカトしそのまま行こうとしたが…

「貴方が噂のアレン大尉ですよね?」
何だこの女は、馴れ馴れしいな。それでも俺はシカトを決め込もうとしたが…

「アンタ、無視するなんてヒドイんじゃない!」
ったく面倒臭いな。仕方無いから振り向いたはいいが振り向き様に回し蹴りはないだろう。
俺も一応ソルジャーだからあんな民間人の回し蹴りは回避できたが悩殺されて一瞬よろめいた。あれはただの回し蹴りじゃない!"悩殺回し蹴り"に違いない。

「流石、ソルジャー。いいわ!剣を抜きなさい!」
「嫌だな。」
別に魔物を斬る訳でもないしましてや狂暴女とは言えど女を斬り刻む趣味等持ち合わせてはいない。だがそんな事はお構い無しに女は槍を構えて襲って来やがった。

所詮民間人、動作的には熟練した動きを見せるがかわすのは容易だ。けどたまにやる回し蹴りは勘弁して欲しい、そろそろ回避するのも限界に達しそうだ…
だがよく見ると女の方が大分疲れている様に見える。

「俺はアンタと戦う気は無い!俺が悪かった!」
シカトした俺にも落ち度があるが何よりも女に気を使って言っているのに聞く耳すら持たないだと!

「仕方無い…」
仕方無く俺は剣を抜き構え様子を伺い攻撃を掻い潜り女に接近し距離を縮めて行く。しかし武器を使えば勝負が着かないしできれば女は斬りたくない。精々薙ぎ払う程度で終わらせれればいいのだがなかなか隙を見せないから難しい。いや、待てよ。相手が隙を見せないなら此方が隙を見せればいいまでか…
俺は早速構えず剣の切っ先も下に向けた状態で呆然と立ち尽くした。と言うか空腹だから気を抜いていたら自然とこの姿勢になりそうだ。案の定女は用心する事なくそのまま向かって来やがった。よし!来い、来い来たー!今だ!

俺は女が薙ぎ払おうとした時に斬り上げ攻撃で槍を吹っ飛ばした。金属同士がぶつかり凄い衝撃と乾いた音がし、手が痺れている。そして女は吹っ飛ばされた槍を眺めたかと思うと再び向かって来た。

「さっきも言ったが俺はアンタと戦う気は無い!」
「まだ、これからよ!」
はぁ、まだやるってのか。普通、武器が手元から離れたら大人しく降参するだろう。
仕方無い、剣を収めて俺も素手で戦うか。最も突き飛ばす為にな…

「よし!来い!」
距離を取り構えると何故か分からないが柄にもない台詞を吐いたな。女は挑発に乗ったのか乗っていないのか不明だが膝蹴り、回し蹴り、ハイキック、飛び蹴り等の蹴り技でラッシュをかけて来た。回避できるものは回避してできないものは防御してやり過した。けど攻撃が止む気配等なく再び蹴り技のラッシュが続き膝蹴りが来た。やるなら今しか無い!其処だ!
俺は膝蹴りをガードすると今だと思い腕を突き出し力強く女を突飛ばした。見事に上手く行ったのか女はよろめいたかと思うと体勢を崩し後方に倒れた。全く手間を掛けさせやがって…
よく見ると女は起き上がりまだやるつもりらしい。しかしタイミング良く誰かの腹の鳴る音がしたが俺のものではなくどうやら女の腹の音だ。

「アンタ腹減っているだろう。コンビニ弁当で良ければ食べるか?」
左手に持っている袋を差し出しそう言ったが黙っていた。はぁ、襲って来なきゃ今度は黙りか…

「…いらない!ってか、いきなり襲って来たのに何で親切にするのよ!アンタ馬鹿?」
何で親切にするのと言われてもな、死んだ親父に口癖の様に『可愛い娘なら何があっても助けてやれ』と言われていたから体が自然にそうしてしまっていた。それに放っては置けない気がしたしな…

「こんな所では難だ、詳しい事は落ち着いた場所で聞いてやる。さぁ、来い!」
俺はそう言い槍を拾い、先に行こうとしたが女は付いて来ない。不本意だが女の手を引き落ち着いて話が出来る場所を探す事にした。これがデートだったらどんなに良かったか。けれど実際にデートしていたら緊張して手を握るなんて出来ないだろうな…
暫く行くと広い公園がありベンチだけでなくテーブルも備えられてある。そう言えば此所の公園は若いカップルがよく使うデートスポットの一つだったな。俺としたことが…
又々不本意ではあるが女をその公園のベンチに座らせ、そして俺は向かい合う様に座った。

「アンタが正真正銘クレア=カトレーンか。さっきは済まなかった。また何処ぞのツァイベルが変装しているかと思って…」
「ツァイベル!アンタ彼奴と知り合いなの!?」
泣きそうな顔をしていたかと思えば急にその態度か。

「知り合いと言ってもたった数時間前に知り合ったばかりだから彼奴の事はよく分からない。食べながらでいいから話聞かせてくれないか。」
やはり空腹だったんだな。弁当のビニールを剥がして蓋を開けたら貪る様に食べ始めやがった…
しかも口一杯に頬張って慌てて飲み込んで喉詰まらせたか。世話が焼けるな。

「ったく、しょうがねぇな。」
見るに見兼ねて缶コーヒーを開けて渡してやると具に流し込み安堵の表情を浮かべていた。

「私はクレア=カトレーン。この御時世働き口が無くてツァイベルがやっている探偵事務所に拾って貰ったんだけど彼奴はただの経営者じゃないみたいで何処かの大企業の御曹子らしいのよ。だから当然金も暇も有り余っていて金持ちの道楽でやっているかと言えばそうじゃなくて皆の役に立っているって言うからビックリよ。」
「御曹子…か。あまり興味をそそらないな。」
「感想はいいから続けるわよ。ただの御曹子じゃなくて兵器開発会社『アルティメットウエポナー』の御曹子で父親は創始者にして文武両道の器を持つリッチマン。その父親からツァイベルに武器を支給されているから私達は情報収集だけでなく悪いカメリカ兵や魔物を撃退する事も可能よ。」
親子連携プレーか…。羨ましいな、そう言うの。そう言えば親父は戦争に行ったまま帰って来なかったな…

「遠くを見つめてどうしたの。」
「いや何でもない。」
「そう。じゃ続けるわよ。ツァイベルはカメレオンみたいに変装は完璧で知識も相当なもので私はよく分からないけど『魔法』の事には詳しいらしいのよ。」
「確かにそうかもしれないな。俺もアンタのもどきを魔物から守った時にそのもどきがツァイベルで風を発生させて攻撃している所を見られた。そして先程も魔物と戦闘したのだが魔物に手も足も出せない所に彼奴が登場して魔物を足止めしながら俺に魔物の弱点教えてくれたから俺はリジェネと言う継続回復魔法を使い何とか倒す事ができた。」
「ってアンタ魔法使えるの。ってか何で使えるのよ。教えなさい!」
魔法を使える事は言ったら面倒なのは百も承知だが今言わなくてもいつかは話さないといけないからな。
と言うかいつの間にか使えてたから何故使えるか正直分からないし。

「何故使える様になったかは分からないが使えた時は全身に力が湧いてくる感じがして掌が仄かに光り次の瞬間風が発せられた。」
「そう、でも何故アンタだけ使えるのか不思議よね。」
「…嘘か本当か知らないが一説には太古の昔、人は魔法と言うものを編みだし火を起こしたり怪我を治療したりするのに使い始めたがやがてそれを私利私欲の為に使い支配しようとした者が現れ戦争になった。戦争が終結した時にそこに残っていたのは焼け野原と死骸の山だけだったと言う。そして魔法は過ちの産物だと言う事に気が付いた人々は未来永劫使われる事の無いように何等かの方法で魔法そのものを封印し存在自体も封印したと言われている。現代で使えるとすれば俺は何かに選ばれたのか或は誤って古代人がかけた魔法の封印の一部が解かれたのかも知れないな。」
「長かったけどそんな説があるんだねぇ。」
「あくまでも仮説の域だがな。けど封印の解除が出来ればアンタやツァイベルも魔法を使えるかもな。それに使えたらこれから魔物との戦闘が楽になる筈だ。」
「これからってまだ彼奴らいる訳!?私相当数倒したのよ。」
「いいから落ち着け。自称魔物研究の第一人者ルイナート=ケビンの話によれば遥か昔に空から降って来た侵略者がいてそれは人々によって倒されたがそいつは完全に死んでいなくて何処からか魔物を呼び寄せているのではないかと言っていた。それで更にルイナート=ケビンは人間が魔物の親玉である侵略者を探し出す為にある実験を日夜行っているようだ。」
「ある実験って何よ。」
「とてもグロテスクな内容になるがそれでもいいなら話すがどうする。」
「そう言われたら気になるなぁ。話して。」
「所でアンタは魔物に変化する人間と戦った事はあるか。」
「え?いきなり何よ。ってかそんな奴いるの?」
はぁ、やっぱりな…

「無いみたいだな。ある実験と言うのは魔物を探査できる人間を確保する為に死んだ兵士や囚人をベースに魔物の細胞を埋め込み生き返らせて魔物の殲滅を図る事が目的らしい。しかしリスクがあって実験で生き返った人間は感情が高ぶり極度の興奮状態になると覚醒と言って心身共々魔物になる現象を引き起こし物凄い力で見境なく命あるものを滅ぼそうとしてくる。」
「じゃ、リスクさえ無かったらそのルイナートって言う人は凄いじゃないの。」
「だが奴の実験は何れも失敗に終わっている。結果俺達ソルジャーは奴の傑作を何体始末した事か…。先程ツァイベルに助けられた時も戦ったのは奴の傑作の一つだ。アンタも気が付かない内に奴の傑作の一つを魔物に変化しない内に始末しているかも知れないぞ。」
「悪いカメリカ兵や荒くれ、魔物は始末しているけど更に面倒なのを増やされたって事!?」
「そうだ。だからアンタが心配で俺とツァイベルは急いで此所まで戻って来たが大丈夫そうだな。俺はてっきり魔物の大群が街に襲来したと思った。勘違いならいいけどな。」
「そんな事ある訳無いよ。」
「いや、俺は昨日の夜にルイナートの研究所を見学しに行き先程話した事を聞いた。そしてその帰り道に奴はヘリコプターで来て強力な魔物を置いて帰った。その魔物は俺とツァイベルを足止めするかのような強さで此が囮で別の何かひた隠しにしていたものを披露する為の時間稼ぎのような気がしたからそう言っているのだ。」
「そう。でもアンタや仲間のソルジャーがいっぱいいるから大丈夫よ。」
「…だといいけ……」

 ウゥゥゥ……

此は役所の緊急時の警報の音…一体どうした。しかしこのタイミングで鳴るとはもしや又魔物か。

「行くぞクレア!」
「えぇ、行くわよ!」


  はい - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月08日 (土) 18時34分 [979]   
なかなか複雑になってきましたね。
一時期雲隠れしてた時のは改めて眺めました。
魔法か〜・・・。いつだって夢見なかった日はなかったっ!!

  おお。 - 翼無き天使 (男性) - 2009年08月09日 (日) 01時46分 [983]   

新たな戦いの始まりですかね。
そして置いてけぼりのツァイベル……(笑)
アレンにはクールな印象を持ってたんですが、意外に女にも興味あるんですね^^


  お久し振りです。 - ティファ・ロックハート (女性) - 2009年08月09日 (日) 07時12分 [987]   
コンビニの値段は、それぞれですからね。
私は安い方しか興味ないので、勿体ないですが…。

これからの話にも期待してます。
頑張って下さい!

  ありがとうございます - 漆黒の騎士 (男性) - 2009年08月09日 (日) 10時01分 [988]   
どうも漆黒の騎士です。
皆さんこんなにも感想を寄せていただいてありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。


  リメイク版・テレビショッピング1 - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月08日 (土) 18時52分 [980]   
  女「あら、佐藤さん、何ですか? それ」
男「鈴木さん、実はあのドラえもんのポケットが出来たんですよ!」
女「本当ですか!?」
男「何でも出して見せますよ!! 何を出しましょうか?」
女「そうねえ〜・・・どこでもドアをお願いします」
男「見てて下さいよ、どこでもドア〜!」
女「まあ、このピンクの一枚板の・・・ってミニチュアじゃないのよ!?」
男「でもちゃんと開くんですよ?」
女「開けばいいってもんじゃないわよ! しかもこれ中身チョコレートじゃない!?」
男「ほら、南極のペンギンがかわいいでしょ?」
女「ペンギンが可愛かろうが入れなきゃ意味無いじゃない!! しかも絵! 絵!」
男「南極よりも北極ですか?」
女「裏向けた! 裏!!」
男「フランスはパリの都・花です」
女「手品かいっ!! これはこれですごいけど!! ってか逆! 逆! 花の都・パリ!!」
男「これはタケコプターですね?」
女「それは竹トンボよ!! 絶対人間空を自由に飛べない!!」
男「これはスモールライトですね」
 カチ
 ビー
 ちゅどーーーーーん
男「・・・ほ〜ら、机が塵と同じ大きさに・・・」
女「違う!! 合ってるけど違う!! 今のは破壊レーザーが机を粉・・・」
男「これは通り抜けフープですね」
女「どうやって入ってんのよ!? ってか何で『危険・取っ手以外に手を触れない』って書いてあんのよ!? 何で取っ手がついて・・・」
 じゅうううううううう・・・・・・
女「!!!!!!!」
男「なるほど!! 超強力な硫酸で壁を溶かすということですね!? この超実用的なドラえもんのポケットが今ならたったの560万円!!」
女「高っ!! いや、ある意味納得のお値段よ!!」
男「更に今なら大人気のワニガメもおつけしてお値段据え置き564万円(ころしまんねん)! 下記の番号までお間違いなく!」
女「私この番組降りるわ・・・」

  - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月08日 (土) 19時11分 [981]   
男「鈴木さん、今回もすごい物ができましたよ!!」
女「・・・ああ・・・そう・・・。どうせ今回も大した物じゃないんでしょ?」
男「何言ってるんですか! あのドラミちゃんのポケットですよ!?」
女「前のと一緒じゃない!?」
男「前のは兄の方じゃないですか。ほら、チェック模様が可愛いでしょ?」
女「ンなの何も変わってないのと同じじゃない!? どうせロクなものが入ってなくて560万円のボッタクリ価格! 更には今人気のワニガメもおつけしてお値段据え置き564万円(ころしまんねん)でしょ!?」
男「ちっちっちっ。分かってないなあ鈴木さん。さすがにあれ以来私も反省したんですよ。どこにでも行けるけど臨場感のないどこでもドアとか、飛べるけど頭に装着できないタケコプターとか、塵と同じ大きさにしかできないスモールライトとか、硫酸がちょっと危険な通り抜けフープとか・・・」
女「・・・何かあんたが言うとどんな大きな問題も些細な問題に聞こえるわ」
男「そこで! 制作者は真面目になって考えたのです!」
女「・・・要するに真面目じゃなかったのね・・・」
男「鈴木さん! 私にポケットから出して欲しい物を言って下さい!」
女「ああそう・・・。やる気に水差しちゃ悪いわね・・・。じゃ、もしもボックスをよろしく」
男「・・・あの〜、そういうマイナーなのはちょっと・・・」
女「ちょっと待て。マイナー!? 魔界大冒険では重要アイテムじゃない!!」
男「他の物をお願いします」
女「・・・仕方ないわね・・・。アンキパン・・・なんてないわな」
男「アンキパンは3人下痢を起こしました」
女「あるんかい!! そっちのほうがマイナーでしょうが!! じゃあ、あれは? タイムテレビ!!」
男「タイムターナーならございますが」
女「ちょっと待てストップストップストップ!! 全然関係ないじゃないハリポタ!! ・・・どうせこれもバッタもんなんでしょ?」(半回転)
男「タイムターナーならございますが」
女「・・・?」(半回転)
男「タイムターナーならございますが」
女「・・・・・・」(半回転)
男「タイムターナーならありますが」
女「『ありますが』? なんで『ございますが』が『ありますが』になってんのよ?」
男「未来は変わるのです」
女「ふ〜ん・・・(ビンタ)」
男「痛!! 何す・・・」
女(半回転)
男「タイムターナーならありますが」
女「・・・ホホが赤いわよ。バッタもんなのね? そうなのね?」
男「・・・誰も時間が戻るなんて言ってませんが?」
女「・・・・・・」
男「・・・・・・」
女「・・・あたし、あんたとはやっていけないわ。さようなら(銃を構える)」
男「わっ!! ちょっと待って!! 落ち着いて話し・・・」
 ずきゅーーーん
女「・・・フッ・・・つまらなかったわ・・・。は〜い☆ こちらのトカレフが今ならたったの30万円! 抽選で一名様に弾丸のセットもおつけしま〜す☆ 下記の番号にどうぞ♪」

  はい、リメイク版です - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月08日 (土) 19時19分 [982]   
翼無き天使様のリクにお応えして、まずラクに書けるこちらからリメしました。
まさに「天の一声」そのものですなww

ではレス返し

>天使様

実はあの話にはモチーフがあったりします。詳しくは「大人の一ページ心理学」とか「セクシー心理学」で検索かけると分かるかも知れません。名前は怪しいですけど、真面目な心理学の話はたまにありますのでよろしければどうぞ☆ ついでにスーパーリアルRPGもオススメです。

そう言えば天使様がいらっしゃるより大分前に書きましたね。全部。
まあ、どうせネタ切れだし、全部リメイク公開しますかね。

それでは☆

  - 翼無き天使 (男性) - 2009年08月09日 (日) 01時53分 [984]   

トカレフください!!
そういえば、『空想科学読本』という架空の道具や設定を現実世界の物理法則で解釈するとどうなるか、という本が一昔前に流行ってました。
それにタケコプターも登場してましたが、結果はかなり悲惨でしたね〜^^;
映像化したら確実にR指定(笑)

もしもボックスって、今思うと果てしなくすげぇアイテムだよなぁ〜……。


  - ティファ・ロックハート (女性) - 2009年08月09日 (日) 07時08分 [986]   
テレビショッピングでドラえもんの会話ですか…。
読んでて、面白かったです。

私…最近ドラえもん見てないのですよ。
どこでもドアか…、何か懐かしいですね。
頑張って下さい!


  こちら超常現象対策室! - 翼無き天使 (男性) - 2009年08月07日 (金) 20時27分 [975]   
  【第5話】二界堂煉治の初陣!

 「源田さん!?晴ちゃん!?」
 「……美言か!?」
俺と美言が爆発現場に着くと、そこには工場の「残骸」があった。
かつては工場を形成していたであろうその瓦礫の山は全体をすっぽり半球状の結界で囲まれ、その外では黒いスーツの男たちが物騒な物を持って騒然としている。
喧騒、マシンガン、舞う砂埃。そこはさながら戦場のような光景だった。
そしてちょうど今、その結界の中から二人、これもスーツ姿の男が担架で運ばれてくるところだった。
一人は2m近い身長に筋骨隆々のモヒカン頭の男。左手にはごつい武器が装着されてる。もう一人は細見で髪の長い20代の若い男。
爆発に巻き込まれたのか?美言はそれを見るなり一目散に駆けだしていった。
全くわけがわからない俺。現状理解不能ってやつだ。
――いや、一つだけわかる。
ここに悪霊がいるのは、どうやら間違いなさそうだ。
 「源田さん!晴ちゃん!いったい何があったの!?」
美言は担架で運ばれる二人に駆け寄るとそう言った。
 「よぉ美言、久しぶり。なに、ちょいとしくじっただけさ。いってぇ〜」
晴ちゃんと呼ばれる若い男が腰をさすりながら苦笑いする。
 「火車と戦ってたんだが、安倍の水の方術で縛り上げたらあの化け猫、水を一気に蒸発させて水蒸気爆発を起こしやがった」
源田と呼ばれるモヒカン大男が頭を押さえながら苦々しげに言う。
 「身体は?ケガはないの?」
 「ちょいと爆発で吹っ飛ばされただけだ。あの化け猫もくたばっただろ」
 「そう……」
担架で運ばれた二人は、結界の外に駐車された黒のワゴン車の前まで運ばれると、そこで降ろされた。
 「源田さん、安倍さん。大丈夫ですか?」
担架で運んでいた男の一人が聞く。
 「なに、大したことない。ちょっとフラフラするけど、時間が経てば治る」
晴ちゃんこと安倍は、どっこいしょとワゴン車のタイヤに寄り掛かる。
 「まぁ、ちと際どかったが、なんとか片付けたな」
源田もドカッとあぐらをかいて地面に座る。
 「お前ら、撤収準備にかかれ」
源田は地面に座り込んだまま、大声で結界を解くように工場の周りにいる男たちに指示を出す。
 「さてさて。色々聞きたいことはあるが、とりあえず美言」
安倍はタバコをスーツの内ポケットから取り出して火を点け、俺の方をチラッと見る。
 「そこにいる少年は誰だ?」
ですよね〜。ふつうそう思いますよね〜。
 「えっと、彼は、街で知り合った……」
 「街で知り合った?一般人なのか?」
どうやら美言とこの黒スーツの武装集団は知り合いらしいのだが……。誰か!この状況を説明してくれ!
誰なんだこいつらは!そして美言って何者!?
つーか悪霊は!?もう倒しちゃったの!?じゃあ俺の役目も晴れて終わり!?もう帰宅していいのかな!?
様々な疑問が脳内で渦巻いて、もう少しでショートする寸前、俺の悩に強制シャットダウンをかける轟音が響く。
崩れた工場の瓦礫が吹き飛ぶ音と、男の叫び声だった。

 「火車だっ!!まだ倒れてないぞっ!!」

 「なにっ!?」
 「バカなっ!?」
安倍と源田が同時に叫ぶ。俺も音のする方へ目線がパッと動いた。
――瓦礫の山の上に、そいつはいた。
そいつは俺がこれまで見てきたどんな幽霊より禍々しく邪悪で、その身から燃え上がる炎とは対照的に、背筋が凍り付くような殺気を放っていた。

な、なんだ、あの化け物……!!

声が出ない。足が震える。目の前の光景に、全く全然少しだって可笑しくないのに口元が笑みを形作ってしまう。
 「……なんだよ。アレ……」
猫なんて可愛らしいもんじゃない。ライオンの2倍も3倍もある巨体。ギョロッとした眼。口から覗く鋭い歯。瓦礫に突き刺さる爪。
そしてその身から猛々しく燃え上がる地獄の火炎。
レベルが、違う。
俺はジリジリと後ずさっていた。
 「まずい、結界はもう……!」
安倍は舌打ちする。
そう、結界はすでに解かれた後だった。火車はバスケットボールより二回りも大きい溶岩のような玉を吐き出す。
玉は爆風と火炎を撒き散らしながら辺りを焼き払い、周りにいた男が吹き飛ばされる。
黒スーツの男たちはすぐにマシンガンで応戦するが、あまり効果があるようには見えない。
 「ちっ!なんてしぶといヤツだ!とっととくたばればいいものを!」
源田は立ちあがろうとするが、足元も覚束ないらしく、地面に手をついてしまう。
 「源田さん!ケガしてるんだから無理しないで!あたしが行く!」
え?あたしが行くって。
……――はぁ!?
あの化け物と戦う気か!?
 「くっ、すまん」
 「美言、相手は手負いの獣だ。油断するなよ」
 「うん」
源田の横に座ってる安倍までそんなことを言う。
あんたら正気か!?こんな女の子とあんな化け物を戦わせる気か!?
 「お、おい、美言」
俺は美言に声をかける。なんとも情けない声だったと思う。
 「煉ちゃんはここで待ってて。約束通り、煉ちゃんはあたしが守るから!」
こんな状況でも、美言は俺に笑顔を向けた。
それが嬉しくて。悲しくて。悔しくて。
俺は拳をギュッと握りしめた。

彼女は肩に背負ってる布袋の紐をほどく。中から出てきたのは日本刀。目測だが刃渡り三尺(約90cm)はある長刀だ。
こんな長刀、扱えるのか?大の大人でも使いこなすのが難しい長さだ。
美言はそれを慣れた手つきでスッと抜く。
 「あ――……」
俺は思わず息を呑んだ。
その刀の放つ妖しい光。見る者の心を捕らえて放さない、恍惚とさせる鋭い美しさ。
俺がこの刀に持った印象は、そう。
言葉にするなら――「妖艶」だ。
 「行くよ、連舞鴉……」
美言は刀に呼びかけると、火車に向かって疾走した。
ただ呆然と立ち尽くす俺。足が震える俺。何もできない俺。情けない俺。無力な俺。
いったい何やってんだ!美言を助けるのが男として当然だろ!?
でも足手まといじゃ!?幽霊が見えるだけで何の力もないただの高校生が、あんな化け物相手に突っ込んで何が出来る!?
美言はみるみる火車との距離を縮めた。
 「黒飛燕!」
彼女のヒュッと空を斬る横薙ぎから、影の様に黒く薄い何かがいくつも飛び出す。
最初は形のなかったその影たちは、やがて小さな鳥を形取り、火車に向かって一直線に突き進んだ。
しかし火車はその攻撃を避けると、美言には目もくれず彼女の上を飛び越えた。
 「――えっ!?」
火車は俺の方に向かって電光石火で猛進してくる。
――いや、奴の標的は俺ではなかった。
 「しまった!狙いは俺たちか!」
源田が舌打ちしてグッと立ちあがる。
 「嫌だねぇ、悪霊の恨みなんて」
安倍もなんとか身体を立てた。
 「晴ちゃん!源田さん!逃げて、煉ちゃん!!」
美言も急いで火車の後を追う。
ヤバイ!ヤバイ!ヤバイ!悪霊がこっちに来る!どうする!死ぬぞ!
 「おい少年。ヤツの狙いは俺たちだ。足止めすっから、その間に逃げろ」
安倍がスーツの中から札の束を取り出しながら言う。
そうだ、逃げるんだ。逃げないと。でも――。
 「なに言ってんだ!あんたらケガしてんだろ!?」
 「悪霊から市民を守るのが俺たちの仕事だ。命に代えてもお前は逃がす。なぁに簡単にはくたばらん。心配するな」
源田も左手の武器を構える。
 「…………っ!!」
くそっ!くそっ!ケガ人を囮にして逃げられるかよっ!
そうだよ!俺はあんたらとは何の関係もないただの一般人だよ!あんたらが何者か知らないし!美言が何者なのかも知らない!
幽霊なんて大っ嫌いだし、悪霊見て滅茶苦茶ビビってる!ぶっちゃけもう今すぐ速攻で家に帰りてぇよ!
――でも!でもな!

ケガ人放って一人で逃げ出すほど、この二界堂煉治は腐ってねぇ……!!

武器!武器はどこだ!何でもいい!あの化け物に一撃与えられるだけの!この二人と、美言を助け出せるだけの!力を!
俺が目に留めたのは、すぐ後ろのワゴン車。その後部に積んでるマシンガンの中に紛れる、一振りの刀。
咄嗟にそれを引っ掴み、気が付いたら源田、安倍と火車の間に割って入っていた。
 「煉ちゃん!?」
火車はもう十数mの距離まで迫っていた。
 「お前、何やってんだ!」
安倍が俺の肩を掴む。俺はそれを振り払って刀を左手に持ち、腰を沈め、抜刀の構えを取った。
もう逃げても間に合わない。火車は燃えさかる爪を振り上げて俺の前に飛び上がる。ゴオッっという音をあげて火車の腕が落ちる。
――あぁ、まるで隕石みたいだ。
 「煉ちゃんっ!!」

     ◇

――それは、幼い頃の記憶。
 「煉治。例えどんな名刀でも、想いの込められていない斬撃は何も斬ることはできん」
 「想い?」
 「そうだ。誰かを、何かを、大切なものを守りたいという想い。それが自分と、自分の刀に力を与える」
 「ふーん」
 「お前にもいつかわかるときが来る。人は誰かを守ろうと決めたときに、真の強さを発揮する」
 「父さんは誰を守りたいの?」
 「ん?内緒だ。人に話すと想いが弱くなるからな」
 「なにそれ」
 「はっはははは。強くなれ、煉治。誰かを守るために――」

     ◇

 「うおぉぉぉぉりゃあぁぁぁああっ!!」
俺は無心で刀を振り抜いた。振り下ろされる火車の腕に交差法で刀を振り上げる。
ガッと刃が腕に食い込み、やがて肉を裂き、骨を断ち、火車の腕は宙に舞い、鮮血が飛び散る。
全てがスローモーションのようにゆっくりと流れ、その情景は血の一滴一滴まで克明に脳裏に焼き付く。
火車は右腕を斬り飛ばされ、のたうち回る。
 「この小僧……!やりやがった!」
源田の驚嘆の声が背後から聞こえた。
 「美言!とどめだ!」
安倍が美言に叫ぶ。
 「うん!」
美言の刀に、さっきと同じ影が螺旋状にまとわりつき、ドリルのように高速回転する。
 「乱鴉!」
美言の漆黒の一閃は火車の胴体を上下に真っ二つにし、火車は断末魔の声を残して粉々に消滅した。

 「煉ちゃん!大丈夫!?」
美言は刀を納めると飛び付くような勢いで俺に駆け寄ってきた。
 「し……」
 「し?」
 「死ぬかと、思った……」
手の力が抜け、俺は刀も鞘もガシャンと地面に落としてしまう。
 「なかなか度胸があるじゃねぇか小僧。俺はてっきり民間人かと思ってたぜ」
源田は俺の頭を掴んでガシガシなでまわす。俺はされるがままに頭をグラングランさせていた。
頭が働かない。こんどこそ完全にショートした。
だってほら、脳の中で音が聞こえる。シューって。
 「お前、どこの霊退師だ?」
源田がなおも俺の頭を掴んだまま尋ねる。
 「あ、あのね、源田さん。彼は、その、霊退師じゃないの」
美言があたふたと弁解めいたことを言う。
 「あぁ?じゃあやっぱ民間人なのか。なら、ますますたまげたな」
 「美言、お前、この少年とは街で出会ったって言ってたな。この2週間いったい何やってたんだ?室長も心配してるぞ」
 「晴ちゃん。ごめんなさい……」
あの、いったい何が何だかなんですけど。誰か説明してくれます?
 「とにかく、詳しい話は後だ。まずはこの場を片付けて対策室に引き上げるぞ」
そう言って源田は、周りの者にケガ人の救護や現場の事後処理などの指示を出し始めた。
 「美言、家でなにがあったのか、詳しいことを聞いたりはしないが、取りあえず対策室に行って室長を安心させてやれ」
 「……うん」
 「それから少年。君も一緒に来てくれるかな」
安倍は俺の肩をポンと叩く。
 「はい?」
 「どんな経緯で美言とここに来たのか知らないが、民間人である以上、今の出来事を口外しないよう誓約書を書いてもらいたいんだ」
 「はあ」
 「ごめん煉ちゃん。一緒に来てくれる?向こうに着いたら詳しい話をするから」

こうして俺は、生まれて初めて悪霊退治を経験し、謎の組織によって「対策室」なるところへ連行された。
――今日の朝の占いで、俺の星座は堂々の第1位だった。
 「今日は素敵な出会いがあなたを待ってます!ただそんな幸運にも思わぬ落とし穴があるかも……。そんな危機を救ってくれるラッキーアイテムは骨董品!」
なるほど。
これは占いに対する考えを改めねばなるまい。
     (第5話完)


  あぁ〜レポートやらなくちゃ〜 - 翼無き天使 (男性) - 2009年08月07日 (金) 20時37分 [976]   

もうすぐ締め切りだ……。はやくやらないと。
というわけで?だい5話です。
そういえばオレの話って、今までみんな主人公強かったな〜。
最初ヘッポコなのはこれが初ですね。

>ベールゼブブさん
後々話に含める予定なんですが、安倍くんは安倍晴明の末裔って設定です。
方術の詠唱はいちおう真言ですが、微妙にゴロがいいように不純物を混ぜてあります(笑
ぶっちゃけものすごいテキトーなんで、あぁどっかの知らない呪文だなって感じで読んでください^^;

では

  - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月08日 (土) 18時26分 [978]   
占い当たってるww

なるほど。晴明の子孫ですか。
確か真言で「お金持ちになれる」っていうのを聞いたことがありますが、確か何千回か唱えないと効果がないとかなんとか・・・。
それなんてヴェクサシオン??(あれは840回か)

色々次回が気になりますなww

では☆


  ネタ切れ企画:うちの女帝 - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月07日 (金) 17時23分 [971]   
   人生最大の汚点とはいつでも手に入りうる。いや、手に入りうるどころか、人生を歩むにつれて否が応でもついて回る不可避なもの。一度かかれば、二度とは戻らない栄光の日々が懐かしく感じるようになるが、後の祭りと笑い飛ばすより他はない。
 私にとっての最大の汚点は何と言っても
「つ・よ・し・ちゃ〜ん? ちょっといい?」
「何? 雅」
「暑いからアイス買ってきて〜♪ 5分以内にね」
 今の妻と結婚したことだ。
 昔はこんなんじゃなかった。会社でお茶をくんでは楚々と差し出してくれて、礼を言えば上品にはにかみながらお辞儀を返してくれていたのに。それが! その仙女が! いつからこんな夫を顎で扱き使う悪女にっ!
「今何か失礼なこと考えてなかった?」
 ヤツは黒い笑みで俺の顔を覗き込む。
「・・・考えてません」
「言ってる間にさっさと買ってきなさい!」
 ・・・自分で引き止めといて・・・!
 俺は慌てて車のキーを取りだしたが、その手を捕まれてビンタを喰らわされる。
「何で車で行くのよ!! 車の中ってコーラが破裂するぐらい暑いのよ!! せっかくのアイスが3秒で溶けちゃうじゃない!! 自転車で行ってよ自転車!!」
「はい・・・」
 ・・・何も言えねえ自分ももどかしい。
「ほらもうあと3分!!」
 すでにカウントスタートしてたんですね・・・。俺は自転車の鍵を持って外へ逃げた。
 全く情けない話だ。俺は4兄弟の3男で、しかも長男から順番に「質実剛健」から文字を一つずつ取って名付けられたから剛。これって強そうな名前なのに、俺は妻に口答えすらできない。親父、すまん。
 でもそれも関係のない話で、というのも妻の名前が「雅」なのに、ちっとも雅じゃない。顔は美人なのに。彼女に求婚する大勢の男達を押しのけてまで結婚にこぎ着けたのに、「結婚は人生の墓場」というのはこのことか。
 とりあえず俺はスーパーで指定のアイスを購入。急いで自転車を走らせ帰った。スーパーが家のすぐ前で助かった。
 と思って
「ただいま。買ってきましたよ」
 声をかけてみたら
「あ、お帰り」
 雅さんは何故かアイスを頬張っていました。
「・・・アイスあったの?」
「あったわよ。すっかり忘れちゃってた。あはは」
 いや、あははって・・・・・・。
「んじゃそれ冷凍庫入れといて」
 ・・・気が済みましたか、このアマ。

 近々離婚を考えている。

  ふう - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月07日 (金) 17時38分 [972]   
とりあえずネタ切れのときはこういう一発ネタでごまかす! それが私のやりかた!
というわけで、これまで様々な一発ネタをここで書いてきましたねえ。テレビショッピングコント「ドラえもんのポケット編」に「ドラミちゃんのポケット編」とか、「こんなシンデレラは嫌だ」とか、「こんな白雪姫はいやだ」とか。

というわけでこれまでに書いた一発ネタをもう一度見たい! っていうかどんなのか知らない! という方でリメイクリクエストがおありの方、リクお願いしますm(_ _)m
なけりゃないでまあ、楚々と皆様の作品のコメだけに徹しますが。

・テレビショッピング 「ドラえもんのポケット」&「ドラミちゃんのポケット」 (それぞれ短編)

・こんなシンデレラは嫌だ (中編? 内容結構酷い)

・こんな白雪姫は嫌だ (中編? 内容滅法酷い)

・題名忘れたので新たにつけるけど、何か学園ホラーっぽいやつ。でもそんなに怖くない (中編)

・っていうか「シンデレラ」とか「白雪姫」だけじゃなくて、もっと他の童話をいじってくれ

・別にどれも微妙そうだからやめてくれ

以上の選択肢よりお選び下さい☆
あ、「その他」の項目作っとくの忘れてた!!

  あの…。 - ティファ・ロックハート (女性) - 2009年08月07日 (金) 18時46分 [973]   
私も更新中なんですが、何故コメントしてくれないんですか。
何か、寂しいです(しゅん)

  どーもー^^ - 翼無き天使 (男性) - 2009年08月07日 (金) 20時14分 [974]   

よくある話ですね〜。
結婚後、豹変する女。しかも強い。あぁ恐ろしや(笑

え〜と、テレビショッピングもシンデレラも白雪姫もオレの記憶にはないんですが……、そうとう前ですか?
まぁ取りあえず知らないので読んでみたいです^^
期待してまずぜ!


>ティファ・ロックハートさん
差し出がましいようですが、コメントを他人に強要するものではありませんよ。
ティファ・ロックハートさんも他の人の作品にコメントするときとしないときがありますよね。
ベールゼブブさんがあなたの作品にコメントしたときだったあったはずです。
コメントは本人の自由が原則だとオレは解釈しています。
どうしてもコメントが欲しいのであれば、自分も他の作品にコメントをちゃんと残すようにするべきです。
そうすればみんなもあなたの誠意に応えてくれるはずです。


おっと、ベールゼブブさんのところに長々と^^;
失礼しました。


  こちら超常現象対策室! - 翼無き天使 (男性) - 2009年08月06日 (木) 17時01分 [967]   
 
【第4話】熟練コンビ!源田と安倍!

「う〜ん、ここはハズレっぽいね」
俺たちはまずは地下下水道から捜索に入った。人気のない場所でマンホールの蓋を適当な金属の棒を差し込んで持ち上げる。
美言は慣れた風だったが、俺は地下下水道に入るのは実は初めてだった。まぁ、ここに用があるような高校生もそうはいないだろう。
地下を静かに流れる下水、その横を走るコンクリートで舗装された測道。この臭い。なるほどいかにもって感じのジメジメ感と薄気味悪さ。
怨念や幽霊が溜まるのも頷けるってもんだ。
「そうだな。特別嫌な感じもない」
20分ほどブラブラ歩いてみたが、悪霊は発見できなかった。
「つーか、その悪霊ってどんなのなんだ?一度戦ってるんだろ?」
「うん。火車(Kasya)っていう化け猫の悪霊なんだけど」
化け猫ねぇ。
「火の玉みたいにユラユラ浮かんでる炎を見かけたら注意してね」
「そういう事は探し始める前に言えよ!」
「えへへ、忘れてた♪」
どうもこいつはまだ俺を霊退師として認識してる節があるな。
カシャなんて聞いたことない上にどんな漢字が当てはまるのかもわからん。
「……はぁ。じゃあ次は廃工場だな」
「うん、案内よろしく!」

     ◇

すでに使用が放棄され、古びた廃工場。
電気も通わず、機能を停止した機械が鎮座され、普段は物音一つたてない静かなそこは、今日に限っては異常な騒音に満ちていた。
爆発音。崩壊音。銃声。そして燃え上がる炎。割れるガラス。
工場の周りには結界が張られ、さらにその外で武装した黒スーツの男たちが待機し、異常の原因が逃げ出さないよう厳重な包囲が完成している。
その工場の中には、源田勝征と安倍明晴、そして紅蓮の化け猫「火車」がいた。

「くそっ!デカイくせにすばしっこい化け猫め!」
源田は撃ち出した霊退式パイルバンカーを引き戻しながら舌打ちする。
「おっさん!火車に直線的な攻撃は駄目だ!俺が式神でやつの動きを止める!」
安倍が手に持つ札に呪文を唱える。安倍の手から放られた札は、みるみる宙に集まって、巨人の上半身を作り上げた。
札で出来た巨人は、その大きな手で火車を捕らえようとする。
しかし火車は、巨人の手が近づくと自身の体から炎を燃え上がらせ、札でできた巨人を焼滅させた。
「ちっ、相性最悪だな。いくら耐火耐水加工した札の式神でも、この程度じゃB級悪霊には分が悪いか」
安倍は燃えカスになって舞い落ちる札を手で払いのける。
「まさに俺たち2人の弱点を集めたような悪霊だな」
「ああ。あの速さじゃおっさんのパイルバンカーは避けられるし、俺の式神はあいつの炎で燃やされちまう」
「どうする」
「札が駄目なら他の手段をとるまで!この安倍明晴を舐めてもらっちゃ困るぜ。ちょいと時間がかかるから、足止め頼むぜ、源田のおっさん」
そう言って安倍は、ベルトにつけたホルダーから新たに札と数本の金属の杭を取り出す。
「ったく。上司を足で使いやがって。しくじるなよ!」
源田は左手にパイルバンカー、右手にマシンガンで火車と対峙する。
「さぁ行くぞ化け猫!」
源田はマシンガンを乱射しながら火車に突っ込み、安倍は右手の人差し指と中指を立てて呪文の詠唱に入った。
「――開。ノウマク・サラバ・タタギャテイ・ビヤサルバ・ナン・タツマシラ――」
「ちっ、やっぱマシンガンじゃ大したダメージにならんな!」
火車は再び身体を燃え上がらせ、口から朱くたぎる溶岩のような玉を吐き出す。
「うおっ!」
源田は2m近い巨体を機敏に動かし、横に飛び退いてそれを回避したが、スーツの端が黒く焦げ付いた。
「くそったれ!新調したばかりのスーツを!」
「――ビヤサルバ・タタッタ・センダン・マカロシャナ・ウン・ギャカン――」
安倍の詠唱は続く。
「弾切れだ!安倍!まだか!?」
火車はここぞとばかりに巨体を飛び上がらせて源田に襲いかかる。コンクリートさえ引き裂いてしまいそうな化け猫の爪が源田を捉えた。
「ええい!南無三!」
源田はマシンガンを放り投げ、真上から振り下ろされた火車の爪を、左手に装着されたパイルバンカーで受け止めた。
「ぐぅっ!」
源田の足がコンクリートにめり込む。それほどの重量がかけられているのだ。
「安倍ぇ!急げ!もう保たんぞ!」
「――サルバビナン・ウン・タタラ・ウン・タタラ・カン・マン。オン!マニ!ハツ!メイ!ウン……!」
安倍の持つ札と杭が光を放つ。
「避けろよおっさん!」
「ぬぅぅえいっ!」
源田は力を振り絞って火車を弾き飛ばす。そこに間髪入れずに安倍が術を発動させた。

「方術!水天印・金剛結界呪縛殺!!」

安倍の放つ札は杭に巻き付き、杭は火車を空中で取り囲んでザッと火車の肉に突き刺さる。
それをさらに縄状の水の帯が杭に絡みながら火車を何重にも締め上げ、動きを封じられた火車は地面に転がり落ちた。
「どうよ!俺様必殺、混合二重結界!抜けられるもんなら抜けてみろっての!」
火車は必死に藻掻くが、杭はさらに深く刺さり、水の帯は強く火車の身体を締め付ける。
「おっさん今だ。一気に決めちまおう」
「おうよ。これで終わりだ!」
源田がとどめのパイルバンカーを構える。
しかし火車は、最後の足掻きとばかりに身体を一気に燃え上がらせた。
「!!!」

     ◇

「13外区は、郊外なだけあってベッドタウン的な機能が強いんだよ。実際マンションばっかだし。だから拡張当初にあった工場は排煙とかが出るから閉鎖になったってわけ」
俺は工場に向かう道がてら、その工場がどうして廃棄されたのかの背景を掻い摘んで説明していた。
「ふ〜ん、煉ちゃん詳しいね」
「まぁ自分んちの隣接区だしな。そう言えばお前はどこに住んでるんだ?」
「あたし?」
はっ!自然な会話の流れとはいえ、知り合って間もない女の子の住所を聞くのってやっぱ不味いか!?
「あたしの家は内郭区だよ」
「へぇ〜」
ほう、どうやら特に気にされてはいないらしい。
「……って、内郭区!?」
「うん」
内郭区はそれ以上に区分けのない、面積的に外郭区の10分の1程度の円型地域で、国会議事堂、最高裁判所に始まる重要施設など政府の中枢が集まる。
つまりは日本の中核だ。
住人でもない限り、高校生はもちろん一般サラリーマンくらいじゃ足を踏み入れる機会は滅多にない。
「マンション?」
「うん?え〜と、持ち家かな」
「……マジ?」
内郭区に土地持ち……!!
こいつ、もしかしてものすごい良家のお嬢様!?
確かに世間的常識の欠落が時折鑑みられるあたりはそれっぽい気がするが。いや、それにしても。
未成年のくせに日本刀持ってたりするのはそういうことか?政府特別待遇みたいな。
そうすると父親は高級官僚?いや、法的拘束力を持つ東京市条例をかいくぐって許可をもらうんだから大臣クラスかも。天宮なんて大臣いたかな。
はっ、天宮の名字が嫌いなのはそういうことか?大臣の娘として見られたくないから?
しかし、なんで霊退師?お嬢様なのに?
仮にそんな危なっかしい仕事を未成年の娘に許可する気の狂った大臣がいたとしてもだ、いくらなんでもボディガードの一人や二人や三人……。
色々矛盾してる。
ここで聞いてみたいが、除霊が完了するまでは何も聞かない約束だ。
信じると言った以上、それは守らねば。家の場所聞いちゃったけど。ま、グレーゾーンってことで。
「それがどうかしたの?」
「え?いや、ずいぶん良いとこ住んでるんだな」
「う〜ん、そう?あたしはあんまりあの街好きじゃないな」
「なんで?」
「だって全然娯楽がないんだもん。ゲームセンターとか、カラオケとか、遊園地とか。東京タワーも飽きちゃったし」
ゲ、ゲーセン?また庶民的だな。そう言えば、服装にも全然お嬢様ぶったところがない。つーかそこら辺の女子高生と大差ない。
ますます謎だ。謎の女その1だ。
「まぁ、行政区画だからな」
「あたしはこっちの方が断然好き。煉ちゃんにも出逢えたしね♪」
キラースマイル着弾!心拍数上昇!落ち着け!落ち着くんだ二界堂煉治!
「そ、そろそろ工場に着くぞ」
「本当?今度はいるかな」
「どうか――」

俺の最後の「な」は、耳をつんざく様な爆音に遮られ、美言の耳にも俺自身の耳にも届かなかった。

「なんだ……!?」
「工場の方だよ!」
「爆発!?いったい、何が……」
「行こう!煉ちゃん!」

このとき俺はまだ、自分はあくまで一般人だって、信じてた。
美言のやってることは俺には他人事で、これが終わればまた平和な日常に戻れるって、思ってた。
――でも、気付いてなかった。
俺はもう、一線を踏み越えていたんだって。
     (第4話完)


  どうも - 翼無き天使 (男性) - 2009年08月06日 (木) 17時08分 [968]   

今まで何一つとして物語を完結させたことのない翼無き天使です(笑)
彼らの戦いに終わりなんてないのさ!と開き直れたらどんなに素晴らしいでしょう。

なんて言いつつ第4話です。
筋肉ムキムキの源田と陰陽師・安倍が活躍する回ですが、煉治たちのしょうもない会話と文量が五分五分っていう(笑)
ではまた次回!


  はいはいはい〜☆ - ベールゼブブ (男性) - 2009年08月07日 (金) 16時45分 [970]   
安倍君のモデルは安倍晴明ですな☆
しかも何げに真言唱えてます?
ヤバい。素敵すぐる。
私もこういうの書いてみようかな〜☆(突然のパクり宣言!?)







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